『Fine 祭り 2011 ひとりじゃないよ!不妊』好評のうち

NPO 法人 Fine(ファイン) ~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~
2011 年 12 月吉日
報道関係者各位
ご案内
不妊当事者や医療関係者・企業などのサポーター、約 600 名が集まりました!
『Fine 祭り 2011 ひとりじゃないよ!不妊』好評のうち終了!
NPO 法人 Fine(Fertility Information Network=ファイン)
http://j-fine.jp/
不妊症患者をはじめ不妊で悩む人をサポートする、体験者によるセルフサポートグループ、
「NPO 法人 Fine
(ファイン)
」は、去る 11 月 3 日(木・祝)に東京・日経ホールで、不妊に関するイベント『Fine 祭り
2011 ひとりじゃないよ!不妊』を開催しました。
◎開催目的
『Fine 祭り 2011』のウェブサイト http://j-fine.jp/matsuri/2011/matsuri.html
不妊当事者と、不妊当事者をサポートする医療者、企業などが一堂に会する場の提供とし、2008 年より
開催している「Fine 祭り」。「こんなに多くの仲間やサポーターがいる」ことを体感し、当事者に元気
や勇気を得てもらうことを大きな目的のひとつとしています。毎年、不妊当事者はもとより、当事者を
応援する医療関係者や企業・団体なども多数来場、今年は約 600 名が集まりました。チケットは 1 週間
前に完売(チケットぴあ)、当日は当日券を求めて朝 7 時から来場された方も。また今回の「Fine 祭り」
は、これまでの実績が評価され、厚生労働省から初めて後援名義使用許可をいただくことができました。
◎不妊専門医の講演やトークタイムなどのプログラム
ホールでのプログラムは、不妊専門医 2 名と臨床心理士による講演、爆笑問題・太田光さん夫人で芸能
プロダクション社長・太田光代さんを招いてのトークタイム。原利夫医師の講演では、不妊原因の約 50%
を占めるとされる男性不妊の現状について、また見尾保幸医師は、精子と卵子が受精し細胞分裂してい
く映像の紹介とともに、生命誕生のメカニズムについて講演、さらに心理の専門家の講演では、大切な
人との関係を見つめることで絆を再認識することの大切さなど。トークタイムでは、約 10 年ぶりに不妊
治療を再開した太田光代さんの、不妊や治療に対する思いなど、他のゲストとともにストレートな意見
が交わされました。またロビーでは協賛企業による展示や販売、相談等の実施のほか、不妊当事者同士
の交流スペース(談話室)を設けました。この Fine 祭りは回を重ねるごとにカップルの来場者が増え、
不妊治療は二人で取り組むもの
という当事者の意識変化が感じられます。
◎来場者からの感想
「不妊治療に関して科学的なことから心理面まで、とても参考になった」
「心のこもった講演で励まされ
た」
「妻の気持ちが理解できてよかった」
(不妊当事者)、
「患者さんの生の声を聞き、決意を新たにした」
(医療関係者)、
「不妊当事者の気持ちに沿った活動をこれからもしていく」
「とても明るい雰囲気のイベ
ントで有意義な時間を過ごせた」「不妊当事者に直接触れ、その気持ちが少しでも理解できた」(企業・
団体)など多くの声が寄せられ、おかげさまで好評のうちに終了することができました。今後も Fine は
不妊で悩む人たちと、医療者をはじめ不妊の人々を支えるサポーターとの橋渡しの活動を続けて参りま
す。
●『Fine 祭り 2011 ひとりじゃないよ!不妊』開催概要●
日時
:
2011 年 11 月 3 日(木・祝)10 時
場所
:
日経ホール(東京都千代田区大手町)
講演1:
∼
16 時 30 分
演者:原 利夫氏(はらメディカルクリニック院長)
座長:大橋 正和氏(荻窪病院泌尿器科部長)
講演2:
演者:見尾 保幸氏(ミオ・ファティリティ・クリニック院長)
座長:石塚 文平氏(聖マリアンナ医科大学産婦人科学教授)
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講演3:
演者:平山 史朗氏(東京 HART クリニック 臨床心理士・生殖心理カウンセラー)
座長:荒木 晃子氏(立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構客員研究員)
トークタイム: 「赤ちゃんがほしい!
その時の妻のキモチ・夫のココロ」
太田光代氏(株式会社タイタン 代表取締役社長)、池上文尋氏(オールアバウト「不妊症」ガイド)
志岐麻子氏(主婦の友社 季刊『赤ちゃんが欲しい』チーフエディター)、松本亜樹子(NPO 法人 Fine)
□NPO 法人 F i n e
これまでの活動実績(抜粋)
◎『Fine 祭り』を 3 年度連続で開催
2008 年(来場者約 500 名)、2009 年(来場者約 550 名)、2011 年1月∼3 月(名古屋・大阪・東京)
※参考:http://j-fine.jp/activity/event/fine_matsuri.html
◎日本初! 不妊ピア・カウンセラー養成講座の運営、カウンセリング事業を展開
日本で初めて、不妊に特化したピア・カウンセラーを養成(2011 年 4 月より第七期を開講中)。
専門家によるカウンセリング、ピア・カウンセラーによる面接カウンセリング(東京・関西・名古屋)、
ピア・カウンセラーによる電話相談、グループカウンセリングなどを実施しています。
※参考:http://j-fine.jp/activity/counseling/index.html
◎日本初! 不妊当事者団体として国会請願を実施!
不妊当事者団体として初めて、不妊患者の経済的負担の軽減を求めて国会請願を実施。
2007 年に第 1 回目、2009 年に第 2 回目、2010 年に第 3 回目、2011 年 5 月の第 4 回目は「助成金拡大」
「不妊治療の保険適用範囲の拡大」の請願項目を掲げ、2 万人以上の署名が集まり、18 名の国会議員にご
協力いただき請願しました。4 回目にして初めて衆議院で採択、内閣に送付されました。
※参考:http://j-fine.jp/activity/act/index.html
◎不妊に関するさまざまな調査を実施
2010 年「不妊治療の経済的負担に関するアンケート」を実施(回答者数/1,111 名)
※参考:http://j-fine.jp/activity/enquate/index.html
◎各種要望書の提出
これまでに、厚生労働省に「新薬認可の要望書」
「保険適用の効能追加の要望書」
「自己注射の要望書」
等を提出・承認。
※参考:http://j-fine.jp/activity/act/index.html
◎学会・研究会への参加・発表
2009 年
ESHRE(欧州生殖医学会)患者部門にてゲストスピーカーとして発表(オランダ)
2010 年 第 28 回日本受精着床学会総会・学術講演会にてセッション座長、患者招待を実現
2011 年 「iCSi(国際不妊患者団体連合)Patient Summit2011」に参加(クロアチア)
2011 年 「家族の<創生と再統合> ∼シンポジウム∼生殖医療と里親・養親∼」を共催
◎媒体関係(取材や協力)
朝日新聞・日本経済新聞・毎日新聞・読売新聞・東京新聞・北海道新聞・京都新聞
他
NHK「クローズアップ現代」「@ヒューマン」「首都圏ネットワーク」、日本テレビ系ニュース番組「今
日の出来事」
、日本テレビG+「医療ルネッサンス」他、雑誌「週刊朝日」
「赤ちゃんが欲しい」
「AERA」
「Domani」「婦人公論」他
◎その他
JISART 施設の認定審査に患者代表審査委員として参加(2005 年∼現在)
「iCSi(国際不妊患者団体連合)2012
JAPAN」(2012 年 9 月)開催準備中
∼Fine 会員は約 1,100 名(2011 年 11 月現在)、さらに SNS も開設!登録者約 1,000 名(2011 年 11 月現在)∼
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