菩提寺北小学校3年1組 朝読書タイムブックトーク(広野教室) 平成24年2月21日 (①人数以上の冊数を準備する ②書架を設置する) 3年1組のみなさん、おはようございます。みなさんは、学校の図書館で本を選ぶとき、どんなふ うにしていますか? ・・・ (なんとなく) (絵見て) ・・・ なるほど、そんな風にしているんですね。 ・・・ 「先生はどうやってするのか言ってほしい」 (←21日の実際の児童の発言) 先生はね、こんなふうにしています。 ここは図書館です。まず、図書館に入ります。書架の前に立ちます。すると本の題名が見えますね。 その題名を読んだり、色を見たり、字の形を見たりします。ピンときたら本を手に取り、表紙を見ま す。いい感じと思ったら、ページを開いて読んでみます。するともうそのままどんどん読んでしまい そう・・・となったら、カウンターへ行って本を借ります。 そんな具合にして選んだ本を持ってきたので、紹介しますね。 『モンスター・ホテルでパーティだ』 モンスターというところと、パーティというところにピンときました。 今夜はモンスター・ホテル100周年のパーティがあるのですが、そこに集まってくる人が面白い んです。ホテルのスタッフがモンスターなら、お客さんもモンスター。今夜はパーティなので、モン スターたちが特に大勢集まってきます。そこに通りがかったどろぼうが、なぞの大きな足に蹴っ飛ば されてモンスター・ホテルに入ってきてしまいます。さあ、このどろぼうはどうなるんでしょうね。 モンスターよりも怖いものに、幽霊がいます。 『学校の怪談1 先生に会いに来る幽霊』 こちらはちょっぴり辛口です。だから、決心を固めてから読んでくださいね。夜ひとりでトイレに 行けなくなるかも知れません・・・。 『ホラーゾーン小学校』 これは、3本足の椅子が出てくるお話です。怖いお話だけど、最後にはちゃんと解決します。だか ら、最後まで読めた人は怖い気持ちはなくなると思います。 今度はくすっと笑えるようなお話を紹介します。 『あたまをつかった小さなおばあさん』 手にとって表紙の絵を見て、気に入りました。おばあさんはたいへんびんぼうでしたが、頭を使っ て、万事うまくやりました。どうするかというと、そこの部分(P9~)を読みますね。「まず、ぬ れたおるであたまをしっかりしばります。それから、いすにすわり、ひとさしゆびをはなのよこにあ てて、目をつぶるのです。おばあさんは、そのようにして、いっしょうけんめいにあたまをつかいま した。あまりながいことつかったので、しまいにあたまがいたくなりました。でも、おかげでどうす ればいいか、ちゃんとわかりました。」こんなふうです(さし絵P7) 。 『くまの子ウーフ』 この本はわたしが何度も何度も読んだことのある本で、今回もやっぱり手に取りました。ある日の くまの子ウーフの朝ごはんは、パンとはちみつと卵の目玉焼きでした。毎日卵を産むめんどりは卵で できている、と思ったウーフはそのことをツネタに話します。すると「ウーフはおしっこするからお しっこでできている」といわれてしまいます。ウーフは「ほんとうにそうだろうか」と考えました。 おしっこする以外にも、痛いと感じたり涙を流したりいいことを思いついたりする自分に気がつきま す。ついにウーフは自分が何でできているかを、見つけます。 『大阪ずし ひみつの大作戦』 大阪ずし、ああおいしそう!と思いました。ゆうやのうちは、大阪で江戸前のおすし屋さんをして います。江戸、とは今で言う東京のこと。そのことを知ったマイケル先生は、せっかく大阪に来たん だから大阪のおすしが食べたい、とゆうやにいいました。大阪のおすしは何かを知らないゆうやでし たが、マイケル先生が急にアメリカに帰ることになって、ゆうやはなんとかして大阪ずしを食べても らおうとがんばります。ゆうやのがんばりはもちろん、大阪ずしがとてもおいしそうに描かれていま す。 『ちゃっかりハムスター』 ちゃっかり、という言葉に惹かれました。開いてみたら、ハムスターだけではなくて、他の動物に まつわるお話も入っていることがわかりました。それで目次を見たら、お話が10個と、コラムとい って、短いお話が4つ入っていることがわかりました。コラムを1つ紹介しましょう。 (P66冒頭 から少し読む「動物ニュース ゾウのお守りで受かるゾウ」 ) 動物に関して、こんな本もありました。 『これだけは知っておきたい 動物の大常識』 思わずへえ!っと言ってしまうようなことが書かれています。終わりに「動物達人度チェック!」 のページがあります。まず読む前にやってみて、読んだ後にもいちどやってみる。きっとちがいがあ るはず。 人間も動物です。 『学研まんがひみつシリーズ からだのひみつ』 私は自分の体のこと、どれくらい知っているかなと思って、手に取りました。 『病気のひみつ』という本もあって、今流行っているインフルエンザのことについても書かれてい ます。 『新渡戸稲造』 人の名前です。みなさんは読めますか?新渡戸家は青森の辺りにあって、地域のためによく働きま した。そんな家に生まれた稲造は、大人になって世界の平和のためによく働きました。すばらしい日 本人のひとりです。だから、5千円札にお顔を写して称えています。知っていましたか? ブックトークはこれでおしまいです。 今紹介した本のほかに、こちら(書架にした本)も読んでもらいたいと思って持ってきた本です。 どうぞ、選んでください。 (ひとり1冊手に取る。そのまま一定期間、クラスでの貸し出しを継続す る)
© Copyright 2024 Paperzz