平成27年度事業報告書

2015(平成 27)年度
事 業 報 告 書
(平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日まで)
学校法人 関西外国語大学
Ⅰ.学校法人の概要
1.建学の理念・精神
Mission【 建学の理念 】
「 国際社会に貢献する豊かな教養を備えた人材の育成 」
「 公正な世界観に基づき、時代と社会の要請に応えていく実学 」
本学の歴史は、第二次大戦が終結した直後の 1945(昭 20)年 11 月、大阪市東住吉区に創立さ
れた谷本英学院に始まる。
創立者は、戦後日本の復興と国際社会への復帰を「外国語教育」に託した。その思いは、国際
人の育成と実学重視を謳う「建学の理念」に結実し、本学の過去、現在、未来をつなぐ行動原理
となっている。
【 将来に向けてのビジョン 】
○ 関西外大ルネサンス 2009
本学教職員で構成された理事長の諮問機関「将来構想検討委員会」(委員長・谷本義高大学学
長)は、2009 年 10 月、少子化とグローバル化が進み、大学間競争が激化する中で、社会と時代
の変化、ニーズを的確にとらえ、より魅力ある、個性あふれる大学として存在感を高めていくた
めに、中・長期ビジョン「関西外大ルネサンス 2009」を策定答申し、理事会で決定した。
具体的な今後の指針となる「外大ビジョン・6 つの柱」を中心に据え、キャッチフレーズは「キ
ャンパスは“ちきゅう”
」を掲げた。また、本学に集う全員が常に心がけるべき「関西外大人行
動憲章」を制定した。
< 外大ビジョン・6つの柱 >

国際通用力を保証する言語教育の実践拠点

高度な専門職業人育成へのアプローチ

国際人にふさわしい人間力の涵養と、全人教育の推進

「キャンパスは“ちきゅう”」 ―― 学びのフィールドを広げ、深める

地域はパートナー ――「グローカリズム」の実践

大学力の強化と充実 ―― 力強い未来のために
-1-
< 関西外大人行動憲章 >
・学の研鑽
わたしたちは、専門の語学、言語はもとより、多様な学問分野にお
いて常に研鑽を積み、知識基盤社会の構築、発展に寄与します。
・国際人としての自覚 わたしたちは、地球社会の一員であることを常に自覚し、異なる文
化の尊重と共存、相互理解を推進します。
・国際貢献
わたしたちは、国際社会の平和と安全、繁栄と共生に向け、地球規
模の課題克服に取り組みます。
・人間力の涵養
わたしたちは、個としての健全なる自我の確立とともに、社会的存
在として全人的な資質の向上を図ります。
・地域参画
わたしたちは、自らの知識や能力、ならびに大学の教育資源を生か
し、拠って立つ地域の文化的、教育的発展に貢献します。
2.沿 革
1945(昭 20)年
谷本英学院創設
1947(昭 22)年
関西外国語学校設置
1953(昭 28)年
関西外国語短期大学設置
設置者 学校法人万代学園(大阪府大阪市住吉区万代 3 丁目 6 の 34)
1960(昭 35)年
短期大学米英語科第二部設置
1963(昭 38)年
学校法人関西外国語学園に法人名称変更
1966(昭 41)年
関西外国語大学外国語学部設置 法人本部位置変更(大阪府枚方市小倉 333)
1972(昭 47)年
国際文化研究所設置
1973(昭 48)年
関西外国語大学大学院外国語学研究科(修士課程)設置
1975(昭 50)年
短期大学第二米英語学科第一部設置
1976(昭 51)年
留学生別科設置
関西外国語大学大学院外国語学研究科(修士課程)言語文化専攻増設
1977(昭 52)年
関西外大ハワイ校を開設
1979(昭 54)年
関西外国語大学大学院外国語学研究科(博士課程後期)設置
1980(昭 55)年
関西外大ハワイカレッジ開校
1984(昭 59)年
短期大学第二米英語学科の位置変更
穂谷学舎開く
1986(昭 61)年
関西外大ニューイアラ整備計画発足
1992(平 4 )年
学校法人関西外国語大学に法人名称変更
関西外国語短期大学を関西外国語大学短期大学部に名称変更
短期大学部学科名称変更 米英語学科を英米語学科へ
第二米英語学科第一部を米英語学科第一部へ
第二米英語学科第二部を米英語学科第二部へ
-2-
1994(平 6 )年
人権教育思想研究所設置
1996(平 8 )年
国際言語学部国際言語コミュニケーション学科設置
1998(平 10)年
関西外大ハワイカレッジをトランスパシフィック・ハワイカレッジに名称変更
1999(平 11)年
短期大学部英米語学科昼夜開講制導入 米英語学科第二部を募集停止
2000(平 12)年
短期大学部米英語学科を国際コミュニケーション学科に名称変更
2002(平 14)年
中宮学舎開く。法人事務所所在地、大学、短期大学部、大学院の位置変更
(大阪府枚方市中宮東之町 16 番 1 号)
2003(平 15)年
教職英語教育センター設置
2005(平 17)年
短期大学部英米語学科夜間主コースの学生募集停止
中国交流センター設置(2010 年に廃止)
2007(平 19)年
谷本貞人学長が退任し、谷本義高大学学長・谷本榮子短期大学部学長が就任
2008(平 20)年
短期大学部国際コミュニケーション学科を募集停止
谷本貞人理事長が退任し、谷本榮子理事長が就任
トランスパシフィック・ハワイカレッジ閉校
2009(平 21)年
中長期ビジョン「関西外大ルネサンス 2009」を策定
関西外国語大学孔子学院設立
2010(平 22)年
短期大学部国際コミュニケーション学科廃止
アジア・太平洋交流センターを設置(中国交流センターを廃止・統合)
イベロアメリカ研究センターを設置
2011(平 23)年
英語キャリア学部英語キャリア学科設置
2013(平 25)年
英語キャリア学部英語キャリア学科に「小学校教員コース」設置
穂谷キャンパスを「学研都市キャンパス」に名称変更
アジア・太平洋交流センターを廃止(国際交流部に業務移管)
2014(平 26)年
英語国際学部を設置(国際言語学部の改組転換)
国際言語学部の学生募集停止
2015(平 27)年
御殿山キャンパス・グローバルタウン(仮称)用地取得
学研都市キャンパスの英語国際学部を 2018(平成 30 年)年 4 月移転予定
3.設置学校等
(2015 年 5 月 1 日現在)
【学校法人関西外国語大学】
○
理事長 谷本榮子
【設置校】
○
関西外国語大学(英語キャリア学部、外国語学部、英語国際学部、大学院、留学生別科)
所在地 大阪府枚方市中宮東之町 16 番 1 号
学長
○
谷本義高
関西外国語大学短期大学部(英米語学科)
所在地 大阪府枚方市中宮東之町 16 番 1 号
学長
谷本榮子
-3-
4.役員及び教職員に関する情報
(2015 年 5 月 1 日現在)
(1) 理事・監事一覧(理事定員 7~8 名 現員 8 名。 監事定員 2 名 現員 2 名)
氏
職名又は担当職
常勤・
名
非常勤
理事
理事長
谷本 榮子
常勤
理事
理事
学長
谷本 義高
常勤
理事
理事
法人担当
宮崎 道朗
常勤
石田 一雄
常勤
岡田 伸夫
常勤
理事
学研都市担当
教学担当
理事
(英語キャリア学部)
氏
職名又は担当職
教学担当
(英語キャリア学部)
教学担当
(外国語学部)
理事
学務担当
(外部役員)
監事
監事
(外部役員)
常勤・
名
非常勤
小寺 正一
常勤
大庭 幸男
常勤
田村 幸男
非常勤
岩永 充夫
常勤
宗吉 勝正
非常勤
(2)評議員一覧 (定員 17 名 現員 17 名)
氏 名
氏 名
氏 名
氏 名
氏 名
氏 名
谷本 榮子
石田 一雄
安岡 重人
小寺 正一
宮下 國生
福嶋 正義
神田 修悦
吉崎
誠
遠藤 幸治
谷本 義高
石濵 昌宏
矢野 義博
宮崎 道朗
谷本 和子
岡田 伸夫
大庭 幸男
角野 茂樹
(3)教職員数
(単位:人)
専
(1) 教 員
教
授
任
准教授
内
女性
講 師
内
女性
非常勤
助 教
内
女性
内
女性
合
内
女性
計
内
女性
関西外国語大学
104
18
85
32
78
30
3
3
232
126
503
(172)
209
(47)
関西外国語大学
短期大学部
20
1
22
10
6
2
2
0
46
33
96
(20)
46
(7)
125
19
107
42
84
32
5
3
278
159
599
(192)
255
(54)
計
(注)
(2) 職 員
専
任
臨
内
女性
中宮キャンパス
学研都市キャンパス
計
(3) 教職員
合
計
内
女性
121
48
9
7
130
55
34
17
8
8
42
25
155
65
17
15
172
80
専 任
臨 時
内
女性
[(1)+(2)]
合 計
時
内
女性
480
162
合 計
内
女性
295
( )は外国人教員内数
174
(4) 業者委託
内
女性
775
-4-
336
内
女性
計
176
75
5.学部・学科等の学生数の状況
(2015 年 5 月 1 日現在)
入学定員
大
学
院
外
国
語
学
研
究
科
大
学
編入定員
収容定員
在籍者数
定員比
英語学専攻
15
―
30
7
△8
言語文化専攻
20
―
40
17
△3
英語学専攻
3
―
9
2
△1
言語文化専攻
3
―
9
6
4
41
―
88
32
0.36
120
―
480
510
1.06
30
―
90
99
1.10
150
―
570
609
1.07
英 米 語 学 科
1,170
300
5,310
6,008
1.13
スペイン語学科
250
25
1,050
1,134
1.08
1,420
325
6,360
7,142
1.12
700
―
1,400
1,538
1.10
―
100
1,600
1,660
1.04
2,270
425
9,930
10,949
1.10
計
2,311
425
10,018
10,981
1.10
留 学 生 別 科
400
―
400
347
0.87
英 米 語 学 科
800
―
1,600
1,870
1.17
短
800
―
1,600
1,870
1.17
3,511
425
12,018
13,198
1.10
博 士
前 期
課 程
博 士
後 期
課 程
大学院
英
語
キ
ャ
リ
ア
学
部
計
英語キャリア学科
英語キャリア学科
小学校教員コース
計
外
国
語
学
部
計
英語国際学部
英語国際学科
国際言語学部
国際言語コミュニケーション学科
学
大
短
期
大
学
部
3 年 次
総
部
学
大
計
合
合
計
※ 外国語学部英米語学科
計
平成 24 年度まで入学定員 1,200 人(平成 25 年度から 30 人減)
※ 国際言語学部
平成 26 年 4 月学生募集停止(3 年次編入学は平成 28 年 4 月から学生募集停止)
※ 英語国際学部
平成 26 年度開設(3 年次編入学は平成 28 年 4 月から学生募集)
-5-
6.文部科学省経常費補助金交付額の推移
(単位: 千円)
一般補助金
特別補助金
大学
短大
合計
大学
短大
2011(平 23)年度
378,734
106,923
485,657
91,355
2012(平 24)年度
376,202
124,042
500,244
2013(平 25)年度
307,080
100,147
2014(平 26)年度
298,030
2015(平 27)年度
271,625
経常費補助金合計
合計
大学
短大
合計
13,890
105,245
470,089
120,813
590,902
101,374
22,111
123,485
477,576
146,153
623,729
407,227
95,760
17,567
113,327
402,840
117,714
520,554
68,712
366,742
96,083
34,139
130,222
394,113
102,851
496,964
80,897
352,522
103,287
41,915
145,202
374,912
122,812
497,724
-6-
Ⅱ.事業の概要
1.当該年度の主な事業の概要
(1)主な事業の目的・計画及びその進捗状況
①
御殿山キャンパス・グローバルタウン(仮称)整備
・
準備委員会を設立し、平成 30 年 4 月の英語国際学部移転準備。
・ 700 人規模の国際交流セミナーハウスを建設し、一大国際交流拠点とする。
・ 近畿財務局より北ヶ丘合同宿舎一部の購入準備
【進捗状況】
①-1 御殿山キャンパス・グローバルタウン(仮称)基本設計を完成
中宮キャンパスに近い国有地を購入し、2018 年の開学をめざし、御殿山キャンパス・グロ
ーバルタウン(仮称)を建設。新キャンパスには、学研都市キャンパスにある「英語国際
学部(収容定員 3,000 人)
」を移転させるほか、約 700 人が入居できる外国人留学生と日
本人学生が学・食・住を共にする多文化共生型の国際交流セミナーハウス(仮称)を設け
る。学内で綿密な議論を重ね、新キャンパスのコンセプトと基本設計完成後、公正・厳正
な入札により施工業者を選定。
①-2 準備委員会の設立
今回のキャンパス集約を機に、メインキャンパスである中宮キャンパスと、それに近接
する御殿山キャンパス・グローバルタウン(仮称)構想を、一体感のある一大国際交流拠
点としてさらなる充実・発展を目指す。スムーズな移転と統合後の円滑な運営ために、
各部門間での情報共有を図ると共に、統合準備委員会を設立し具体的な協議を開始。
①-3 近畿財務局より、北ヶ丘合同宿舎の一部を購入
平成 28 年 3 月、近畿財務局より北ヶ丘合同宿舎の一部(3,416.45 ㎡)を購入。将来はグ
ランドとして使用予定で、現在解体工事を進めている状況。
②
創立 70 周年記念行事
・ 11 月 11 日に創立 70 周年を迎え、全学で記念行事を実施
【進捗状況】
②-1 70 周年記念の交流行事 協定校関係者らが出席して 11 月 7 日に開催
11 月 7 日、創立 70 周年記念式典のために来学した協定校の代表と本学の学生、留学生ら
が交流するイベントが開かれた。協定校からは 17 カ国 27 大学の約 50 人、留学生、本学
の学生、教職員らも合わせて計約 200 人が参加し、留学生別科の留学生と本学の学生計 4
人が留学体験や日本文化などについてディスカッションした。
②-2 創立 70 周年記念感謝の集い 1,800 人が参加し盛大に挙行
11 月 8 日、本学の創立 70 周年を祝う記念式典・祝賀会を「感謝の集い」として、文部
科学省高等教育局の戸松幹孝・私学部参事官、日本私立大学協会・小出秀文事務局長、
伏見枚方市長をはじめ、英国総領事、本学が単位互換協定を結んでいる米国などの大学
-7-
関係者、国内の大学、高校などの教育界、官公庁、企業の代表、教職員、在学生、留学
生ら総勢約 1,800 人が出席して、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開催した。式典会場
では和太鼓集団「倭」がダイナミックに演奏、本学吹奏楽部、混声合唱団「ラベリテ」
とのセッションも披露し、出席者から大きな喝采を浴びた。同日開催のホームカミング
デーに参加の卒業生たちも、同窓会総会の会場から式典に合流。午後からは 3 カ所で祝
賀会が行われ、多くの参加者で賑わった。
②-3 「関西外大×JAL エアラインフェア」 70 周年記念事業として開催
11 月 28 日、創立 70 周年記念事業の「関西外大×JAL エアラインフェア」が開かれた。
エアラインを志望する約 400 人の学生が参加し、一般参加もできる「航空教室」には家
族連れの市民約 100 人が訪れた。日本航空の大川取締役専務執行役員と本学卒業生の現
役 CA(客室乗務員)が学生を相手に講演。
「航空教室」の後は、本学 OG の CA を囲んで
の特別相談会や JAL への就職内定者とエアライン志望者との座談会等が行われた。
③
自己点検評価(中間)準備
・ 内部質保証体制強化へ向けた取り組み
【進捗状況】
③-1 「大学評価・IR室」を設置
2015 年 8 月に「大学評価・IR室」を設置、2012 年から 2014 年度の「自己点検・評価報
告書」を作成するとともに、2015 年度以降は、毎年自己点検・評価報告書をまとめ改善
結果の客観化を図るという基本方針を策定した。併せ「大学評価・IR室」を中心に事業
計画から事業報告に至る各部門事業の遂行を支え、整合性を高める各部門業務の P・D・C・
A サイクル再構築へ向けた取り組みを開始した。なお、前回認証評価に際して公益財団法
人大学基準協会から指摘された諸事項にかかわる「改善報告書」は、2016 年 7 月に同協
会に提出の予定である。
③-2 大学の内部質保証体制の確立・強化へ向けた取り組み
日常的な自己点検・評価活動を前提として 3 つのポリシーをふまえた教育課題の推進状況
を教学面の到達点として客観化し、以後の改革に正しく反映できる体制を教職共同の取り
組みとして強化する必要性から、2016 年度に「大学評価・IR室」の機能向上をはかる
こととし、体制強化と施設整備の方針を策定し、大学評価・IR活動、自己点検・評価活
動に関する規程整備(2016 年度内)を準備中。
④ 教育の質向上
・
GPA(Grade Point Average)制度の導入
・
コース・ナンバリングの導入
・ 「ラーニング・コモンズ」新設と「学習支援センター」の更なる充実
【進捗状況】
④-1 新たに Grade Point Average(GPA)を制度化
学生が自らの学修成果を検証できるよう、成績評価の素点に対して、対応する Grade Point
付与基準を設定したうえで、新たにGPAを算出。英文の成績証明書における成績表記に
-8-
ついて、素点に対応する新たな Letter Grade を用いることを明記すると共に、GPAの
活用に関しては、当面、アカデミック・アドバイザーによる留年者面談時の退学勧奨の判
断基準や奨学金の支給基準等に用いる。
④-2 コース・ナンバリングを導入
履修規程において、教育課程表の授業科目に科目履修の順序や学問分野の分類等を表す
科目番号を付し、学生が学修したい分野に関して、科目番号を勘案し、主体的かつ体系
的に学修計画を立てることができるようコース・ナンバリングを導入。
④-3 ラーニング・コモンズの新設
本年度、能動的学修(アクティブ・ラーニング)への転換を促進するため、図書館学術
情報センター内に「ラーニング・コモンズ」を設置し、既存の図書館との相乗効果を引
き出す“学びの環境”を整備。図書館学術情報センター運営委員会が中心となり内容の
最終確認と教職員への周知及び工程表を作成し 2016 年 3 月に完成、4 月より運営を開
始する。また、デジタルサイネージシステムを活用した “インフォーメーション・ボ
ード”を設置し、イベント情報や施設利用情報等を一覧表示でリアルタイムに配信し、
効率的な利用促進を図った。
④-4 学習支援センターの充実
英語力の向上などをはじめ就学全般にわたりサポートを希望する学生のために、中宮・学
研都市両キャンパスに開設している学習支援センターを更に充実。高等学校での指導経験
を持つベテラン教員が、
「英語力を高めたいが、その方法がわからない」
「大学での学習に
不安がある」などの学生に、学休期もフル活用し、年間を通じて個別対応・少人数対応で
学習支援に取り組んでいる。
⑤
国際交流部改革の推進
・ グローバル・インターンシップの推進
・
ジョイント・プログラム(アラバマ大学)の拡大
・ 海外提携校、カリキュラム・留学プログラム、業務・組織の見直し
【進捗状況】
⑤-1 「グローバル・インターンシップ・プログラム」を開始
本学が受け入れている外国人留学生が、国内の企業などで就業体験する「海外留学生グロ
ーバル・インターンシップ」を 6 月から開始。アメリカ、カナダ、中国、シンガポールな
ど 9 カ国からの留学生 28 人が、10 社の企業や金融機関、及び、枚方市内を中心とした小・
中・高校計 11 校で就業体験し、慣れない日本語を操りながら、ビジネスや教育の現場で
「日本」の一面を学び取った。この規模での留学生向けインターンシッププログラムの実
施は本学がパイオニアであり、海外協定校からの期待も極めて高く、今後ともさらに拡充
していく。
⑤-2 ジョイント・プログラム(アラバマ大学)の拡大
ノーステキサス大学に続くジョイント・プログラムの提携校として、米国アラバマ大学と
の交渉を進め、2017 年 4 月より同プログラム開始協定を締結すべく準備を進めている。
2016 年 9 月からは、同大学より担当教員 1 名を本学で受入れ、教鞭をとる傍ら本学のカ
-9-
リキュラムや学生についての理解を深め、当該プログラムの最終調整を行う予定。
⑤-3 「早期留学直結プログラム」を開発
高度な英語運用能力とアカデミック・スキルズの基礎を固めるため、米国ノーステキサ
ス大学(University of North Texas)と協働し、海外への留学および学位取得への架
け橋となる「早期留学直結プログラム」を開発。2014 年度から外国語学部で導入し、
2015 年度より本格運用を開始。英語キャリア学部(2017 年度)、英語国際学部(2018
年度)の教育目的・規模など応じて、国際通用性のある英語教育プログラムを各学部教
務委員会と海外大学の教育ユニットで協働開発を行い、順次各学部の教育課程への導入
を検討。
⑤-4 海外留学派遣の推進
本学の教育課程での学修を基盤に、さらに高度で実践的な学修や異文化理解を促進す
るため、本学が協定を締結している 54 か国・地域 382 大学(2016 年 3 月末現在)への
短期・長期の海外研修・留学派遣を積極的に進めている。
⑥
留学生別科改革の推進
・ 提携大学のサバティカル・リーブ教員受入による研究・教育力の強化
・ サマープログラムの推進
【進捗状況】
⑥-1 サバティカル・リーブ教員受入
留学生別科の研究・教育力の強化を目的として、2015 年度秋学期から 2016 年度春学期
の 1 年間、提携大学よりサバティカル・リーブ教員 3 名を受け入れ。
⑥-2 初の「留学生別科サマープログラム」開催
留学生別科春学期終了後に、日本語を勉強したことのない外国人学生を受け入れる、初の
「留学生別科サマープログラム」を 6 月 15 日から実施。受講生はアメリカ 4 人、メキシ
コ 3 人、香港 2 人、フランス1人の計 10 人で、7 月 25 日まで 6 週間、日本語や日本史な
どを学んだ。
⑥-3 「留学生別科共同開講科目」を開講
年間約 700 人の外国人留学生が在籍する留学生別科とのジョイント授業「留学生別科共同
開講科目」を開講し、日本にいながら留学体験できる環境を提供。授業以外にも、外国人
留学生との異文化交流を深めるための特別プログラム(スピーキングパートナー、ホーム
ビジット、エクスペリエンスジャパン、ルームメート等)を開設。
⑦
株式会社関西外大ICCの事業活発化
・ 株式会社関西外大ICCの事業に関し、貸衣装、水販売、洋服店との提携等による活発化
【進捗状況】
従来の貸衣装、水販売、洋服店との提携業務に加え、6 月より学内の業務用印刷物の請負
業務を開始する等、事業を拡大・活性化した。
-10-
⑧
広報戦略の見直し
・
「企画広報室」に入試広報の一本化を検討
・
ホームページの見直し
・
創立 70 周年関連、御殿山キャンパス・グローバルタウン(仮称)関連広報
【進捗状況】
⑧-1 入試部と広報室を再編・統合
2015(平成 27)年 5 月より入試広報、高校訪問、入試実務など入試業務の肥大化に伴い、
従来の入試部と広報室を再編・統合し、入試広報企画部に改編。これにより、大学広報、
入試広報、学生募集、入試業務を一体化運営できる体制を構築。ブランド戦略を統一する
と共に、競争原理を働かせることによる無駄な経費の削減も実現。
⑧-2 ホームページをリニューアル
7 月 24 日、創立 70 周年を機に本学ホームページのリニューアルを実施。
(a)情報の優先度・重要度を明確化したことによる見やすいデザイン、(b)スマートフォン
対応の最適化、(c)迷わないナビゲーション誘導構築を軸に、ユーザーフレンドリーなサ
イト設計を実現させた。
⑧-3 御殿山キャンパス・グローバルタウン(仮称)関連広報を積極的に展開。
御殿山キャンパス・グローバルタウン(仮称)関連広報を積極的に展開。完成時の大型模型
を作成し記念講堂に展示すると共に、ホームページで特設サイトを設け、広く学内外への
周知を図った。
⑧-4 オープンキャンパス参加者 15,480 人
今年度のオープンキャンパスは、両キャンパス同日開催を含め 9 回実施。参加者総数は、
約 15,480 人で、昨年度を 573 人上回った。
⑨
利用者サービスの向上、及び事務効率化のため、引き続き情報環境整備
・
Web出願システムの導入(H28 年度)準備
【進捗状況】
・入試体制の変革とシステム構築
公募制推薦入試、一般入試(前期日程・後期日程)、センター試験利用入試(前期日程・
後期日程)を、2016 年度より全て Web(インターネット)で出願するに当たり、今年度入
試体制の変革とシステム構築を完了。インターネットに接続されたパソコンやスマート
フォン等で簡単に出願できる等、大幅に利便性を高めた。
⑩
同窓会事業への支援
・ 同窓会の活動を支援し、志願者増加と就職先拡充に努める。
【進捗状況】
⑩-1 中部地区初の同窓会設立総会と第1回同窓会開催
2015 年 6 月 7 日、関東・関西に続き国内 3 番目の同窓会支部となる中部支部の設立総
会、及び第1回同窓会が、名古屋市の東急REIホテルで開かれ、約 100 人の同窓生は
旧交を温めるとともに世代を超えた交流を深めた。設立総会終了後は懇親会を実施。
-11-
⑩-2 関東地区同窓会開催
第 3 回関東地区総会および第 5 回関東地区同窓会が 11 月 29 日、シェラトン都ホテル東
京で開かれ約 100 人が交流を深めた。今年度のトピックとして、(a)御殿山キャンパス・
グローバルタウン(仮称)の建設、(b)海外留学生グローバル・インターンシップの実
施、(c)英語キャリア学部1期生の就職希望者全員が就職-などを紹介した。
⑩-3 ホームカミングデー開催
11 月 8 日、卒業生や家族ら計約 310 人が来学。同窓会総会では事業報告のほか、
「平成
27 年度決算報告」
「平成 28 年度予算案」を原案通り承認した。
【その他特記すべき事項】
①
2015 年度入学式
・2015 年 4 月 2 日、70 周年の節目となる今年、大学院、大学、短期大学部の入学式が、谷
本記念講堂(中宮キャンパス)で行われ、新入生総勢 4,038 人が入学した。
・大学院博士課程(前・後期課程)22 人、英語キャリア学部 190 人(英語キャリア学科 150
人、英語キャリア学科小学校教員コース 40 人)、外国語学部 1,626 人(英米語学科 1,350
人、スペイン語学科 281 人)
、英語国際学部 801 人、短期大学部 918 人。また、3 年次編
入学は外国語学部 356 人(英米語学科 340 人、スペイン語学科 16 人)
、国際言語学部 120
人の合計 476 人。
②
2015 年度学位記授与式
・2015 年 3 月 12 日、2015 年度の大学院、大学、短期大学部の学位記授与式が谷本記念講堂
(中宮キャンパス)で行われ、総勢 3,335 人に学位が授与され巣立っていた。
・卒業生・修了生の内訳は、大学院 6 人、学部 2,507 人(英語キャリア学部英語キャリア学
科 99 人、外国語学部英米語学科 1,474 人、同スペイン語学科 245 人、国際言語学部国際
言語コミュニケーション学科 689 人)、短期大学部 822 人。
③
企業の人事担当者から見た大学のイメージ調査 「対人力」全国 1 位
日本経済新聞社と日経 HR が行った、上場企業 3577 社の人事担当者が採用学生から見た出
身大学に関するイメージ調査で、本学は「対人力」で 1 位に輝いた。「独創性」で 6 位、
「行動力」では 7 位で、総合ランキングでも 19 位に入った。本学が1位となった「対人
力」は、「コミュニケーション能力が高い」「ストレス耐性が高い」「柔軟性、適応力があ
る」を得点化したもので、本学は「コミュニケーション能力が高い」が 8.50 点と群を抜
いて高く 1 位、
「ストレス耐性が高い」「柔軟性、適応力がある」も 20 位以内に入り、留
学を柱とした実践的な学びが、
「対人力」に対する高い支持につながった。
④ 「留学生派遣」と「キャビンアテンダント採用」で大学ランキング1位
2016 年版大学ランキング(朝日新聞出版)で、
(a)海外への留学生派遣数、
(b)キャビン
アテンダント採用者数(2014)
、
(c)キャビンアテンダント採用者数累計(2010-2014)
、の 2 項
目 3 点でトップに、2.3 年次編入学者数(2014)でも 2 位にランクされた。
⑤
教員採用選考テスト 最多の 169 人合格
2016 年度の公立学校教員採用選考テストの最終合格者は、教職教育センターの集計で延
べ 169 人と、過去最多となった。
-12-
2.教育研究の概要
(1) 教育研究上の基本となる組織に関する情報
(2015 年 5 月 1 日現在)
○ 学部・学科、研究科・専攻ごとの名称
大 学 等
学部・研究科等
関西外国語大学
英語キャリア学部
学 科 等
課程等
備
考
英語キャリア学科
英語キャリア学科
小学校教員コース
外国語学部
英米語学科
スペイン語学科
関西外国語大学
短期大学部
英語国際学部
英語国際学科
国際言語学部
国際言語コミュニケーション学科
外国語学研究科
英語学専攻
博士課程
(前期・後期)
言語文化専攻
博士課程
(前期・後期)
英米語学科
(2) 教員組織及び教員数並びに教員の保有学位、業績に関する情報
(2015 年 5 月 1 日現在)
○ 教員組織及び教員数
専
任
非常勤
教
授
准教授
内
女性
内
女性
専任講師
内
女性
合 計
助 教
内
女性
内
女性
内
女性
内
女性
英語キャリア学部
29
5
14
1
12
4
3
0
0
0
9
3
38(8)
8(2)
外国語学部
174
56
63
12
52
19
53
22
3
3
168
95
342(119)
151(30)
英語国際学部
61
19
24
5
17
6
20
8
0
0
34
18
95(38)
37(12)
国際言語学部
7
3
2
0
4
3
1
0
0
0
8
3
15(5)
6(2)
研究所等
3
0
1
0
0
0
1
0
0
0
10
7
13(2)
7(1)
274
83
104
18
85
32
78
30
3
3
229
126
503(172)
209(47)
3
0
3(0)
0(0)
大
学
計
大学院
外国語学研究科
短期大学部
合
計
51
14
20
1
22
10
6
2
46
33
97(20)
47(7)
325
97
124
19
107
42
84
32
278
159
603(192)
256(54)
※ ( )は外国人教員数で内数
○ 教員の保有学位および職務上の業績等
※
各教員の業績(学歴、学位、職歴、役職、専門・研究分野、著書、学術論文等)は、本学
ホームページに掲載している。
※ 本学ホームページ『学内サポート』➔『教員情報』から検索することができます。
https://rapport2.kansaigaidai.ac.jp/syllabus/GUSW3000Login.do
-13-
(3)学生に関する情報
(2016 年 3 月 31 日現在)
○ 入学試験及び入学者の状況(2015 年度入学試験)
学
部
学
英語キャリア学部
外国語学部
科
志願者数
受験者数
合格者
入学者数
英語キャリア学科
120 人
2,228 人
2,206 人
297 人
133 人
英語キャリア学科
小学校教員コース
30 人
354 人
350 人
78 人
31 人
1,170 人
7,594 人
7,517 人
2,407 人
1,323 人
スペイン語学科
250 人
1,839 人
1,822 人
613 人
273 人
英語国際学科
700 人
4,159 人
4,129 人
1,805 人
768 人
2,270 人
16,174 人
16,024 人
5,200 人
2,528 人
英米語学科
英語国際学部
入学定員
計
【3 年次編入学】
学
部
外国語学部
学
科
入学定員
英米語学科
スペイン語学科
英語国際学部
英語国際学科
計
志願者数
受験者数
合格者
入学者数
300 人
672 人
663 人
392 人
348 人
25 人
15 人
15 人
15 人
12 人
100 人
120 人
119 人
108 人
99 人
425 人
807 人
797 人
515 人
459 人
【短期大学部】
学
部
短期大学部
学
科
入学定員
英米語学科
計
志願者数
受験者数
合格者
入学者数
800 人
1,713 人
1,697 人
1,365 人
926 人
800 人
1,713 人
1,697 人
1,365 人
926 人
【大学院】
課
程
博士前期課程
博士後期課程
専
攻
入学定員
志願者数
受験者数
合格者
入学者数
英語学専攻
15 人
7人
7人
7人
7人
言語文化専攻
20 人
11 人
10 人
5人
5人
英語学専攻
3人
1人
1人
1人
1人
言語文化専攻
3人
2人
2人
2人
2人
41 人
21 人
20 人
15 人
15 人
計
※ 学部、研究科等における人材養成目的およびアドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)
は、本学ホームページに掲載している。
※ 『大学案内』➔『情報公開』➔『教育情報の公開』➔ 『教育研究上の基礎的な情報_(2) 学
部、研究科等における人材養成目的および 3 つのポリシー』から閲覧することができます。
http://www.kansaigaidai.ac.jp/info/disclosure/publication/
-14-
○ 就職状況 (平成 26 年度卒業者)
学
部
学
科
英語キャリア学部
英語キャリア学科
外国語学部
英米語学科
国際言語学部
就職希望者数
就職者数
就職率
84 人
80 人
80 人
100.0%
1,528 人
1,219 人
1,190 人
79.8%
スペイン語学科
278 人
224 人
216 人
78.3%
国際言語コミュニケーション学科
814 人
632 人
621 人
98.3%
2,704 人
2,155 人
2,107 人
98.3%
867 人
226 人
190 人
84.1%
大 学
短期大学部
卒業者数
計
英米語学科
* 短期大学部では、就職希望者数 238 人で、非就職者数 637 人である。非就職者の内訳は、進学者(3 年
次編入学、留学等)456 人、その他 181 人(ワーキングホリデー、受験準備など)である。
【 就職者の主な就職分野・就職先等 】
(学部学生)
①
卸・小売業界
オンワード樫山、JTB商事、ルイヴィトン・ジャパン、サマンサタバサ・ジャパン、ユニク
ロ、レナウン、大塚商事、阪急阪神百貨店、近鉄百貨店、ユナイテッドアローズ等
②
サービス業界
JTB西日本、近畿日本ツーリスト、日本旅行、エイチ・アイ・エス、帝国ホテル大阪、リー
ガロイヤルホテル、ホテルニューオータニ、ヒルトンホテル、ホテル日航大阪、インターコン
ティネンタルホテル大阪、京王観光、パソナ、日本経営等
③
製造業界
久光製薬、クラレケミカル、アース製薬、小林製薬、ゼリア新薬工業、日本メナード化粧品、
テルモ、ローム、マンダム、P&Gマックスファクター、マツダ、スズキ、コマツ、ヤンマー、
旭化成工業等
④
教員・教育業界
各都道府県教員(高等学校・中学校・小学校)
、ヒューマンアカデミー等
⑤
運輸・倉庫業界
日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)
、JALスカイ、Kスカイ、ANAウィングス、A
NA関西空港、大韓航空、スカイマーク、エミレーツ航空、エティハド航空、日本郵便、東日
本旅客鉄道、日本通運、福山通運、コマツ物流、近鉄グループ、鈴与、上組等
⑥
金融・保険業界
三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、関西アーバン銀行、野村證券、SMBC日
興証券、みずほ証券、岡三証券、日本生命、第一生命、ゆうちょ銀行、あずさ監査法人等
⑦
公務員
各道府県警察本部、警視庁、東京消防庁、大阪府庁、枚方市職員、日本年金機構等
⑧
その他
楽天、積水ハウス、大和ハウス工業、マイナビ、トランスコスモス、三井不動産等
-15-
(短期大学部学生)
①
卸・小売業界
ミキハウス、ザラジャパン、JR西日本伊勢丹、クロスカンパニー、ユニクロ、ヨドバシカメ
ラ、三陽商会、資生堂販売、エービーシー・コート、サマンサタバサジャパンリミテッド等
②
金融・保険業界
紀陽銀行、伊予銀行、但馬銀行、大同信用組合、損保ジャパン、観音寺信用金庫等
③
サービス業界
エイチ・アイ・エス、日旅サービス、京阪アーバンシステムズ、近鉄ホテルシステムズ、ホテル
ユニバーサルポート、リゾートトラスト、日本通運、東海旅客鉄道、JR東海パッセンジャー
ズ、羽田エアポートエンタープライズ、関西エアポートエージェンシー、広島エアポート等
④
製造業界
タカラスタンダード、P&Gマックスファクター、ナルミヤインターナショナル、江綿グルー
プ、岡田紙業、ファブリカ、サンユウ、長岡香料、あみだ池大黒、イプサ等
⑤
その他
KDDIエボルバ、テレックス関西、長岡京開田郵便局、和泉市立図書館、姫路経営者協会等
(4) 教育課程に関する情報
各学部・学科等とも、当該学科のビジョン(人材養成目的、学科の特色など)、教育目標、
カリキュラムの特色、カリキュラムの内容をはじめ、授業科目、授業の方法および内容ならび
に年間の授業計画など教育課程に関する情報は、本学のホームページに掲載している。
※ 各学部・学科などのビジョン等については、本学ホームページ『学部/大学院』から閲覧す
ることができます。
http://www.kansaigaidai.ac.jp/contents/academics/
※ シラバスについては、本学ホームページ『学内サポート』➔ 『学生・教職員サポート』➔
『シラバス』から閲覧することができます。
http://www.kansaigaidai.ac.jp/info/disclosure/publication/
(5) 学修の成果に係る評価及び卒業の認定に当たっての基準に関する情報
各学部・学科等の学修の成果にかかる評価(成績評価)および卒業の認定にあたっての基準
(卒業・修了の要件ならびに学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に関する情報は、本学
のホームページに掲載している。
※ 本学ホームページ『大学案内』➔ 『情報公開』➔『教育情報の公開』➔ 『教育研究上の
基礎的な情報_(2) 学部、研究科等における人材養成目的および 3 つのポリシー』から閲覧
することができます。
http://www.kansaigaidai.ac.jp/info/disclosure/publication/
-16-
大 学 の 名 称
関西外国語大学
修 業
年 限
学部等の名称
科目区分ごとの修得単位数
必要修得
単 位 数
必修
選択
学位または名称
自由
年
単位
単位
単位
単位
4
4
124
130
20
20
104
110
学士(英語キャリア)
英米語学科
4
124
24
100
学士(英語学)
スペイン語学科
4
124
32
92
4
124
20
104
学士(英語国際)
4
124
16
108
学士(国際言語コミュニケーション学)
英語学専攻
2
34
12
22
修士(英語学) 他
言語文化専攻
2
34
12
22
修士(言語文化)他
英語学専攻
3
16
8
8
博士(英語学) 他
言語文化専攻
3
16
8
8
博士(言語文化)他
英語キャリア学部
英語キャリア学科
英語キャリア学科小学校教員コース
学士(教育)
外国語学部
学士(スペイン語学)
英語国際学部 (※1)
英語国際学科
国際言語学部 (※2)
国際言語コニュニケーション学科
大学院外国語学研究科
博士前期課程
博士後期課程
大 学 の 名 称
関西外国語大学短期大学部
学部等の名称
科目区分ごとの修得単位数
必修
選択
自由
修 業
年 限
必要修得
単 位 数
年
単位
単位
単位
2
65
25
40
英米語学科
学位または名称
単位
短期大学士(英語学)
※1 国際言語学部を改組転換し、英語国際学部を設置。
※2 平成 26 年 4 月学生募集停止(3 年次編入学は平成 28 年 4 月学生募集停止)
(6)学習環境に関する情報
大学等
(2015 年 5 月 1 日現在)
キャンパス
学部・研究科
英語キャリア学部
外国語学部
関西外国語大学
中宮
(含、片鉾)
大学院
外国語学研究科
所在地
主な交通手段
大阪府枚方市
中宮東之町 16
番1号
大阪府枚方市
中宮東之町 16
番1号
京阪電鉄枚方市駅からバス
で8分
京阪電鉄枚方市駅からバス
で8分
【 キャンパスの概要 】
①
校地面積:242,989.55 ㎡、校舎面積:125,945.97 ㎡
②
本館、谷本記念講堂、図書館学術情報センター、国際交流センター、
教室棟 1~2 号館・7 号館、厚生北館、厚生南館、第 1~4 国際交流
セミナーハウス、ICC
-17-
【 運動施設の概要 】
①
運動場面積:57,609.25 ㎡
②
中宮体育館・クラブ館、片鉾総合体育館、第 1~3 グラウンド
中宮テニスコート、片鉾テニスコート、片鉾アーチェリー場
【 課外活動の状況 】 (2016 年 3 月 31 日現在)
クラブ数は体育系 27、文化系 27、独立団体 2 の計 56 グループ。
サークル数は体育系 19、文化系 8 の計 27 グループ。
外国語大学だけに ESS や通訳ガイド部、スペイン語会話部をはじめ語学系クラブの活動も活発。
年間行事として、新入生歓迎祭(4 月)、文化系クラブが成果を発表する文化博覧祭(6 月)に
続いて学友会がフレッシュマンキャンプ(6・7 月)を催し、秋には外大祭を行った。
大 阪 府 枚 方 市 JR 学研都市線津田駅からバ
英語国際学部
穂谷 1 丁目 10 スで 15 分
国際言語学部
番1号
【 キャンパスの概要 】
①
学研都市
②
校地面積:177,549.26 ㎡、校舎面積:43,122.20 ㎡
本部棟、穂谷図書館学術情報センター、A教室棟、B教室棟、C教
室棟、研究室棟、厚生棟、コミュニティーセンター、穂谷セミナー
ハウス、穂谷講堂、穂谷第 1、2 国際交流セミナーハウス
【 運動施設の概要 】
①
運動場面積:83,099.95 ㎡
②
穂谷体育館、穂谷総合グラウンド、ゴルフ練習場、スポーツ施設
【 課外活動の状況 】 (2016 年 3 月 31 日現在)
クラブ数は体育系 10、文化系 10 の計 20 グループ。
サークル数は体育系 7、文化系 2 の計 9 グループ。
年間行事として、新入生歓迎祭(4 月)
、文化フェスタ(7 月)
、フレッシュマンキャンプ(8
月)
、体育祭、穂谷祭(10 月)などの行事を行った。
英米語学科
中宮
関西外国語大学
短期大学部
(含、片鉾)
大阪府枚方市
中宮東之町 16
番1号
京阪電鉄枚方市駅からバス
で8分
【 キャンパスの概要 】
関西外国語大学・中宮キャンパスと同様。
【 運動施設の概要 】
関西外国語大学・中宮キャンパスと同様
【 課外活動の状況 】
関西外国語大学・中宮キャンパスと同様。(2015 年 3 月 31 日現在)
(注)上記の他、2015(平 27)年 3 月に取得した御殿山南町の土地(50,285.83 ㎡)がある。
(7)学生納付金に関する情報
区
分
入学金
授業料(年額)
教育充実費(年額)
学部学生
250,000 円
750,000 円
270,000 円
大学院学生
250,000 円
500,000 円
150,000 円
短期大学部学生
250,000 円
720,000 円
250,000 円
※ 本学学部から本学大学院博士前期課程に入学する者の入学金は 150,000 円。
※ 本学短期大学部からの 3 年次編入学学生の入学金は 150,000 円
-18-
※ 本学ホームページ『大学案内』➔ 『情報公開』➔『教育情報の公開』➔ 『教育研究上の
基礎的な情報_(5) 入学料、授業料その他の大学等が徴収する費用』から閲覧することがで
きます。
http://www.kansaigaidai.ac.jp/info/disclosure/publication/
(8)学生支援と奨学金に関する情報
< 学生支援組織 >
組
織
名
機
能
入試支援・広報
入試広報企画部
広報全般、各種入試説明会、オープンキャンパス開催。
就職・進学支援
キャリアセンター
学生の就職(進路)指導および支援、求人検索ナビ、就職情報
提供、各種就職セミナー・説明会開催、企業情報収集など
修学・履修支援
教務部(学務課)
教育課程、履修指導の支援、入学・休学・留学・退学・卒業等の
学生の身分、試験および成績、教務関係諸証明など
国際交流部
留学に関する相談、留学派遣、留学生の受入支援、留学中の学
生の相談、セミナーハウスの使用管理など
学生・経済支援、
図書館学術情報センター
教育等に必要な学術情報の提供、ラ-ニングコモンズ運営他
学習支援センター
英語力の向上をはじめ就学全般にわたる支援
ライティングセンター
海外で通用するライティング力を身につけるための支援
教職教育センター
本学の教職課程履修者を中心に教員養成に関わる支援
学生部(学務課)
学生の生活指導、課外活動、学生相談、学生関係諸証明、学内
保健・衛生・メンタ
施設の使用運営、学生マンションの紹介、学費の延納・分納、各
ル等
種奨学金の取扱いなど
学生相談室
専門の職員を配し、カウンセラーや心理学担当の教員並びに診
療内科医を委嘱し精神的ケアを含めた学生生活全般にわたる支
援など
研究・研究センタ
庶務部(庶務課)
学内警備、災害防止、学内整備、学生納付金の収納など
国際文化研究所
文化人類学に関する調査研究及び比較研究し、世界諸民族の
ー等
友好親善に貢献。
人権教育思想研究所
人権問題・人権教育思想の研究・調査、「人権問題研究会」開
催、「人権教育思想研究」刊行。
イベロアメリカ研究センター
イベロアメリカに関する教育と研究及び交流支援。
研究支援センター
科学研究費補助金、個人研究費に関する事項、国際文化研究
所、イベロアメリカ研究センター等の事務全般。
( )内は学研都市キャンパスの組織名
-19-
< 奨学金 >
種
類
関西外国語大学入学時支援奨学金
要
給付
件
等
入学予定者を対象に設けた制度で、優秀な成績で合格したものの、
経済的な理由で入学が困難な者に対し、入学金と春学期の授業料・
教育充実費をそれぞれ半額に減免。
関西外国語大学同窓会奨学金
給付
学業・人物共に優れ、経済的な理由で修学が困難な者。
関西外大谷本学業継続緊急支援奨学金
給付
家計の急変した学生に対し、学業が継続できるように授業料の半額
を給付。
関西外国語大学短期大学部シニア奨学金
給付
特別入試社会人 B 方式による入学者の入学金・授業料・教育充実
費の半額を本学が負担。
関西外国語大学課外活動支援奨学金
給付
原則、学内の課外活動において顕著な活動をし、大学の名誉を高め
た者あるいは団体の交通費・食費・宿泊費等必要経費の一部または
全部
関西外国語大学谷本国際交流奨学金
給付
成績優秀な本学派遣留学生あるいは受入外国人留学生の留学費
用の一部を給付。
関西外国語大学短期大学部活性化奨学金
給付
短期海外留学を希望する短大学生の留学先の授業料相当分を本学
が負担。
関西外大・荒川化学・戸毛敏美奨学金
給付
中国語を履修、かつ成績優秀者で、経済的困窮者への奨学金。年
間 20 万円給付。
受入私費留学生奨学金(メリットスカラーシップ)
給付
留学生別科に在籍する成績優秀な私費外国人留学生に対し、本学
の留学生別科授業料の半額を免除。
英語国際学部 3 年次編入学中国人留学生
給付
奨学金
中国の提携校からの推薦を受け経済的に困難な者の入学金と授業
料の半額を免除。
大学院博士課程中国人留学生学費減免制
給付
中国の提携校からの推薦を受け、経済的に困難な者の入学金全額
と年間授業料 150,000 円を免除。
度
独立行政法人 日本学生支援機構 第一種
貸与
奨学金(無利子貸与)
独立行政法人 日本学生支援機構 第二種
上)
貸与
奨学金(有利子貸与)
その他奨学金
家計状態・人物・健康状態・学力(高校調査書の評定平均値 3.5 以
家計状態・人物・健康状態・学力(高校の成績が学年の平均水準以
上)
貸与/
地方公共団体、民間の育英団体による各種奨学金のうち、本学に推
給付
薦依頼があるものを取扱っています。
※ 本学ホームページ『学生生活』➔『奨学金・教育ローン』から閲覧することができます。
http://www.kansaigaidai.ac.jp/campuslife/scholarship/detail/
-20-
3.管理運営の概要
【ガバナンス改革】
(1) 『理事会』
本学の基本的な方針や施策を決定する最高議決機関である。
その構成は理事長を含む理事 8 名。理事会はほぼ毎月開催され、平成 27 年度の出席率は毎回
全員出席と高く、活発に意見交換が行われている。
理事会は、事業計画、予算・決算、学則・諸規定の改正、次年度学費の決定、校舎移転等の
管理運営上の重要案件については、必ず評議員会や教授会に趣旨を十分説明し、それぞれの
意見を聴取した上、理事会として最終的に意思決定している。
(2) 『評議員会 』
評議員会 は 17 名で構成される。
理事長は、予算、借入金、基本財産の処分、事業計画、寄附行為の変更、合併、目的たる事業
の成功の不能による解散、その他この法人の業務に関する重要事項で理事会において必要と認
めるものについて、あらかじめ評議員会の意見を聞くことにしている。
また、理事長は、決算及び事業の実績を評議員会に報告し、その意見を求めている。
さらに、評議員会は、法人の業務もしくは財産の状況又は役員の業務執行の状況について、役
員に対して意見を述べ、若しくはその諮問にこたえることができることとしている。
(3) 『 監事 』
監事は、理事の業務執行を監査する機関であり、学校法人の管理運営を適正に行うために極
めて重要な役割を果たす。本学では 2 名を置き、(a)法人の業務監査、(b)法人の財産の状況
を監査、(c)法人の業務又は財産の状況について、毎会計年度、監査報告書を作成し、当該会
計年度終了後 2 ヶ月以内に理事会及び評議員会に提出をする。
また、監査の充実を図るため、常勤監事は、学内諸会議へ出席し学校法人運営の状況につい
ての様々な情報を得ている。
理事長等から監事に対する報告は、原則月 1 回実施される監事監査日に行われている。
監事のうち少なくとも 1 名は、必ず理事会・評議員会に出席し、3 ケ月ごとに実施される公
認会計士監査にも、監事が立会い意見交換をする。理事会と教学組織との意思疎通を図るた
め、毎月開催の理事会にて、中宮・学研都市の各キャンパスの教学組織を代表する理事から
の意見を吸収し、施策に反映させている。今後も理事会と教授会とのコミュニケーションの
円滑化を一段と推進していく。
(4) 大学評価
学校教育法第 109 条で規定されている認証評価については、7 年に一度、大学では公益財団
法人大学基準協会で、また短期大学部では一般財団法人短期大学基準協会で認証評価を受審
している。
大学では、公益財団法人大学基準協会による 2012 年度大学評価(認証評価)を受け、2013
年 3 月大学基準に適合していると認定された。また短期大学部では、一般財団法人短期大学
-21-
基準協会による 2012 年度第三者評価(認証評価)を受け、2013 年 3 月に適格と認定された。
いずれも 2020 年 3 月末までの有効期間となっている。
併せて、2013 年度には、大学基準協会及び短期大学基準協会の評価結果ならびに自己点検・
評価報告書を本学ホームページに掲載している。
※
認証評価結果および自己点検・評価については、本学ホームページ『大学案内』➔『情報
公開』➔『認証評価結果及び自己点検・評価』から閲覧することができます。
http://www.kansaigaidai.ac.jp/info/disclosure/assessment/
(5) 情報公開
私立学校法および学校教育法の規定に則して、本学では財務情報および教育情報の公表につ
いてホームページなどを介して情報の公表を行っている。
財務情報については、2003 年度からホームページ・関西外大通信(広報誌)に、法人の概要・
事業の概要・財務の概要等を掲載し、主要項目について平易な説明を加えている。2005 年度
からは閲覧用として、資金収支計算書、消費収支計算書、貸借対照表、財産目録、事業報告
書、監事監査報告書を開示している。また、2010 年度からは、事業報告書の内容を改定し、
より分かり易いものとして公開した。
教育情報については、2007 年度から「教育情報の公開」を、集約一元化して本学ホームページ
上に掲載し、高校生や保護者にも分かり易いようできるだけ平易な表現で公表している。
さらに、本学ホームページでは、ニュース、イベント、トピックスなどの情報も随時掲載し、
大学で日々どのような研究・教育活動が展開され、学生たちがどのようなキャンパスライフ
を送っているかも伝えるようにしている。
※
財務情報については、本学ホームページ『大学案内』➔『情報公開』➔『財務情報』から
閲覧することができます。
http://www.kansaigaidai.ac.jp/info/disclosure/financial/
※
教育情報については、本学ホームページ『大学案内』➔『情報公開』➔『教育情報の公開』
から閲覧することができます。
http://www.kansaigaidai.ac.jp/info/disclosure/publication/
【施設・設備整備】
(1) 障がい者支援設備
障がい者用トイレをほとんどすべての建物に備え、これらのトイレには非常押しボタンを設
置している。また、点字表示のある障がい者用エレベーターをすべての建物に配備し、車椅
子での移動に備えスロープを設置しバリアフリー化し、教室や講堂にも車椅子用のスペース
を設けている。さらに、車椅子用机も増設している。
学生の自動車通学は厳禁(除く、学研都市キャンパスの学生で講習受講者)しているが、障
がい者用の駐車スペースを各キャンパスに設置している。
-22-
【SD活動】 (職員の資質向上・職能開発にかかる活動)
事務職員の研修として、採用時の新任職員研修会、情報化への対応及び業務の効率化を図る
ための学内パソコン講習、個人情報保護委員会や情報セキュリティ委員会が主催する研修会、
その他学外で実施される文部科学省や私学団体等の各種研修会にも必要に応じて職員を出席
させるなどし、知識、スキルの向上を図っている。
上記の研修に加え今年度は、大学を取り巻く環境の変化、それに伴う業務の基本となる知識
や考え方等の理解を深めると共に、創造的な発想力、課題発見・解決力、協働する力の向上
を目的として、各階層別に、7 月 11 日~12 日と 8 月 1 日~2 日の 2 回に分け、職員のSD宿
泊研修を実施。全員で同じテーマについて積極的に意見交換をし、グループ毎に提言をまと
める等、充実した研修を実施した。
4.その他特色のある取組の概要
【教育活動にかかる取組】
(1) FD活動(教育内容等の改善のための組織的な研修等)
本学では、授業の内容および方法の改善を図るための組織的な研修および研究を実施するため
にFD委員会を設置し、当該委員会を中心にさまざまな活動を行っている。また、これらの成
『高等教育研究論集』を年 1 回以上刊
果については、機関紙『FD Newsletter』を年 4 回、
行している。本年度の主な活動内容等は以下のとおり。
① 授業公開を実施
5 月 1 日から 6 月 30 日までの約 2 ヶ月間に亘って、2015(平 27)年度春学期の授業公開を中
宮、学研都市両キャンパスで実施した。秋学期は、11 月 2 日から 12 月 24 日までの 2 ヶ月間
にわたり実施した。
②
FD教員研修会開催
今年度も「魅力ある授業を目指して~学生を惹きつける授業のあり方」をテーマに、FD教員
研修会が 5 月 2 日、中宮キャンパスで開かれた。学研都市キャンパスと遠隔授業システムで結
ばれ、新任教員を含め約 70 人が参加。新任の教員やネイティブ教員から多くの質問や意見が
出され、活況ある研修会となった。
③
FD講演会 講師は本学卒業生の山田剛史・京都大学准教授
FD委員会主催の第 5 回FD講演会が 9 月 9 日、中宮キャンパスの多目的ルームで開かれた。
講師は本学の卒業生で京都大学高等教育研究開発推進センターの山田剛史准教授。
「大学生の
学びと成長を促進するために何が出来るか―高等教育質保証の実践的展開に関する各種デー
タを踏まえて―」と題し、大学での教育の質保証や学生の側からみた授業改善などについて、
データをもとに説得力のある解説を展開し、充実した講演会となった。
④ FDワークショップ 3 教授が学研都市キャンパスで発表
ベストティーチャー賞の受賞者が発表する第 8 回FDワークショップが 10 月 29 日、学研都市
キャンパスで開かれ、教員ら約 50 人が参加。英語キャリア学部の丹羽隆昭教授、英語国際学
部の中野誠教授、外国語学部の井尻直志教授が、自らの授業実践に関する発表を行った。
-23-
⑤ 第 5 回授業実践研究フォーラム開く FD委員会が主催
FD委員会主催の第 5 回授業実践研究フォーラムが 1 月 6 日、中宮キャンパスのICCで開か
れた。ICCホールで開会式に続いて、尚絅学院大学の合田隆史学長が「結果を出すアクティ
ブ・ラーニングの実現のために」と題して、基調講演を行った。
⑥
溝上慎一・京大教授を迎え第 8 回FDシンポジウム開く
「学びが深化し、学ぶ意欲が高まる授業を目指して」をテーマに、第 8 回FDシンポジウムが
2 月 3 日、教員ら約 60 人が参加して中宮キャンパス・多目的ルームで開かれた。第 1 部は京
都大学高等教育研究開発推進センターの溝上慎一教授が同じタイトルで基調講演。第 2 部は本
学の二人の教授が、それぞれ授業の工夫などを発表した。
⑦
K.G.C.ベーシックスFD研修会を実施
短期大学部の必修科目である「K.G.C.ベーシックスA~D」の担当者を対象に「K.G.C.
ベーシックスFD研修会」を実施した。毎回、
「K.G.C.ベーシックス」にかかるテーマを採
り上げ発表・討論などを行った。今年度は 9 月 10 日、1 月 7 日、2 月 10 日、3 月 10 日、3 月
26 日の計 5 回実施した。
(2) 授業評価
FD委員会が実施している授業評価は、学生の立場から見た本学の「授業白書」で、詳しい資
料と分析結果をまとめ、両キャンパスの図書館学術情報センターで公開をしていた。2015 年
度分からは、「授業評価集計結果・分析」およびそれに関する各教員の所見および改善点を、
「本学ホームページ」→「学内サポート」→「シラバス」で学内の教職員および学生に対して
公開。また当該「授業評価集計結果・分析」およびそれに関する各教員の所見および改善点に
ついては、今後の授業改善に役立てていく。
(3) 小学校英語活動指導者養成研修(ベーシック・アドバンスト講座)開講
英語の使える小学校教員への社会的ニーズへの高まりを受け、教職課程を履修している学生を
対象とした小学校英語活動指導者養成研修(ベーシック・アドバンスト講座)を、今年度も各
3 回の講座を開講した(ベーシック講座: 3 回(4 月、5 月)、アドバンスト講座: 3 回(9
月、10 月)
)
。同研修は、2011 年度から全国の小学校 5、6 年生で実施されている「外国語活動」
や、小中一貫英語教育を推進することができる指導的な役割を担う人材を養成することを目的
としている。
-24-
【研究活動にかかる取組】
(1) 科学研究費補助金
本学では、科学研究費小委員会を設けて、申請書作成にかかるセミナーなどの取組実施により、
年々採択件数・受入金額も増加している。2015 年度科学研究費助成事業(補助金・基金)に
おいては、大学、短期大学部合わせて 38 件が採択された。
【科学研究費補助金採択研修・受入金額の推移】
大
採択件数
学
短期大学部
受入金額
採択件数
受入金額
2011(平 23)年度
14 件
30,550 千円
3件
4,550 千円
2012(平 24)年度
13 件
22,880 千円
3件
2,860 千円
2013(平 25)年度
27 件
38,730 千円
3件
2,300 千円
2014(平 26)年度
32 件
35,000 千円
4件
2,300 千円
2015(平 27)年度
36 件
36,800 千円
2件
1,500 千円
(2) 科研費新規採択数 「英語学」で全国 4 位 「国際関係論」は 9 位
文科省がまとめた分野別の科学研新規採択数で、本学は「英語学」が 6 件で全国 4 位(2014
年度 5 位)となったほか、8 件が採択された「国際関係論」でも 9 位となり、ベスト 10 入り
を果たした。
(3) 研究成果の公表等
本学教員を中心した研究成果を公表するため、『関西外国語大学研究論集』を刊行している。
この『研究論集』も 1956 年の刊行以来、103 号を発刊するに至った。
また、本学が設置している国際文化研究所、人権教育思想研究所、イベロアメリカ研究センタ
ーにおいても、当該研究所・センターにおける研究成果を刊行物として発行するなど、本学に
おける研究活動の成果を積極的に公表している。
【研究成果の公表媒体・発行状況】
研究所・センターなど
研究成果の公表媒体・発行状況
論集委員会
「研究論集」102 号(2015.9)
、103 号(2016.3)
国際文化研究所
「Newsletter」6 号(2016.3)
人権教育思想研究所
「人権を考える」19 号(2016.3)
イベロアメリカ研究センター
「イベロアメリカ研究センター・ニューズレター」5 号(2016.2)
(4) 岡田伸夫教授に日本学術振興会から「科研費」審査委員表彰 本学初
日本学術振興会の科学研究費助成事業(科研費)の審査委員を務めた岡田伸夫・英語キャリア
学部教授が 2015 年度の審査委員表彰を受け、11 月 19 日、谷本義高・大学学長から賞状と記念
品を手渡された。科研費審査委員の表彰は本学で初めてとなる。
-25-
【国際交流にかかる取組】
(1) 国際交流ネットワークの拡充
①
単位互換提携校の拡大
2016 年 3 月末の単位互換提携大学は、54 ヵ国・地域の 382 大学。
国・地域別のトップ 5 は、アメリカ 172 校・2 大学連合、カナダ 36 校・1 大学連合、オース
トラリア 22 校、中国 18 校(うち 4 校は香港)
、スペイン 11 校となっている。今年度は、新
たに 5 校と新規の提携を結んだ。
② 交流実績数
2015 年度においては、海外から年間 744 人の留学生を受け入れ、年間 2,432 人の学生を本
学から海外へ派遣した。
(内訳は長期 525 人、短期 1,907 人)
。
③
国際交流団体での活動
米国を拠点とする国際教育交流団体 NAFSA の年次大会が 5 月 24 日~29 日、アメリカのボス
トンで開かれ、本学からは国際交流部職員及び教員 4 人が出席。また、ヨーロッパの国際教
育交流団体 EAIE の年次総会が 9 月 15 日~18 日、スコットランドのグラスゴーで開かれ、
本学からは国際交流部職員 4 人が出席。共に単独ブースを出展し、留学生別科の広報活動を
行う一方、協定校など多くの大学関係者と留学生の派遣などについての意見交換を行った。
(2) 外国人留学生の受入等
①
留学生別科の修了
留学生別科(Asian Studies Program)の 2014/2015 年度修了式が、5 月 30 日中宮キャンパ
スで行われ、34 ヵ国・地域、347 人が飛び立った。
②
留学生別科入学式 35 ヵ国・地域の 373 人の秋学期始まる
留学生別科(Asian Studies Program)の 2015/2016 年度入学式が、9 月 1 日、中宮キャン
パスで行われた。今年度の入学生は、春学期から引き続き受講する 41 人を含め、35 ヵ国・
地域の 373 人が秋学期の学びをスタートさせた。
③
97 人が巣立った 8 月学位記授与式・43 人を迎えた 9 月入学式
2015 年度の 8 月学位記授与式が 9 月 5 日、中宮キャンパスのマルチメディアホールで行わ
れた。この日学位記を手にしたのは、英語キャリア学部 11 人、外国語学部 53 人(英米語学
科 49 人、スペイン語学科 4 人)、国際言語学部 18 人、短期大学部 15 人――の計 97 人。
③
春派遣留学生の壮行会 181 人に留学認定証・留学合格証書
2016 年春派遣留学生壮行会が 12 月 25 日、中宮キャンパス・マルチメディアホールで行わ
れた。谷本榮子理事長、山梨正明・留学生別科長、森川長俊・国際交流部長や留学生別科の
準備教育担当教員、留学生選考面接委員の教員ら約 50 人が出席。専門留学-リベラルアー
ツ留学、英語&リベラルアーツ留学、スペイン語留学-の計 181 人が対象で、各プログラム
の代表に谷本義高・大学学長が留学認定証・留学生合格証書を授与した。
-26-
【社会貢献・連携活動にかかる取組】
(1) 公開講座
①
英語劇「ヴェニスの商人」
イギリスの劇団「インターナショナル・シアター・カンパニー・ロンドン(ITCL)
」に
よる英語劇「ヴェニスの商人」が 5 月 21 日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で上演された。
国際文化研究所主催の公開講座で、一般市民や本学の学生、教職員、留学生など約 800 人が
日本語字幕付きの舞台を鑑賞、有名なシェイクスピアの喜劇を楽しんだ。
④
フラメンコを通してスペイン文化を学ぶ
短期大学部でスペイン語を履修する学生が、フラメンコ部(アンダハレオ)との交流を通し
てスペイン文化を学ぶ授業外学習が 7 月 13 日、中宮キャンパスのマルチメディアホールで
行われた。参加した約 70 人の短大生とサマープログラムに参加している留学生 5 人とも、
仲良くフラメンコのステップに挑戦していた。
③
「関西外国語大学吹奏楽部サマーコンサート」
公開講座「関西外国語大学吹奏楽部サマーコンサート」が、7 月 5 日、中宮キャンパスの谷
本記念講堂で開かれ、約 70 人の部員が迫力ある演奏を披露、市民ら約 600 人が鑑賞した。
東日本大震災の復興支援のために作られた「陽はまた昇る」や豪華客船タイタニック号の乗
組員の一人に寄り添って日本人作曲家が手がけた「マードックからの最後の手紙」の計 4 曲
が披露され、いずれも本格的な吹奏楽となった。
④ スペイン語教授法研究会「異文化能力の育成について考えよう」
イベロアメリカ研究センター主催の第 8 回スペイン語教授法研究会が 7 月 11 日、中宮キャ
ンパスで開かれた。本学のスペイン語教員や学生、大学院生ら約 20 人が参加し、早稲田大
学文学学術院の四宮瑞枝講師が「異文化能力の育成について考えよう―スペイン語教育にお
ける文化リテラシーと異文化トレーニングのアイデア―」をテーマに、異文化を尊重し合う
精神を外国語教育によってどれだけ育てることができるのか語った。
⑤
「出雲神話」テーマに佐古和枝教授が講演 学研都市 8 大学連携「市民公開講座」
英語国際学部の佐古和枝教授が 9 月 4 日、国立国会図書館関西館(京都府精華町)で開かれ
た関西文化学術研究都市 8 大学連携「市民公開講座」で、「考古学から探る出雲神話の謎~
なぜ“出雲”なのか~」をテーマに講演した。約 200 人の市民に、佐古教授は出身地の鳥取
を含む出雲文化圏の視点から、日本の神話や古墳の話をわかりやすく話した。
⑥
「子どもの心とつながる教育とは」ひらかた市民大学
枚方市内 6 大学でつくる学園都市ひらかた推進協議会が主催する「ひらかた市民大学」の今
年度 2 回目の講座が、10 月 24 日、本学中宮キャンパスのICCで開かれ、明石一朗・短期
大学部教授が「子どもの心とつながる教育をめざして」のテーマで講演した。聴講した約
40 人の市民は、同教授のユーモアあふれる講演を和やかに聞き入った。
⑦
スペイン語に「役割語」はあるのか スペイン語公開講座講演
イベロアメリカ研究センター主催のスペイン語公開講座講演。11 月 12 日、NHK ラジオ講座
の講師でもお馴染みの神戸市外国語大学の福嶌教隆教授を迎え、
「スペイン語の『役割語』
」
について語っていただいた。教授は、マンガなどの事例をあげながら、特定キャラクターの
特徴ある架空の言葉遣いで日本の「役割語」が、スペイン語にも存在するかを解き明かした。
-27-
⑧
豪サザンクロス大学の「イザベラ・ア・カペラ」が来学
豪・ニューサウスウエールズ州の本学協定校・サザンクロス大学から、混声合唱団「イザベ
ラ・ア・カペラ」のメンバー12 人が訪れ、11 月 18 日午後、中宮キャンパスのマルチメディ
アホールでコンサートを開いた。本学のアカペラサークル「杏慈(アンジー)」が 3 曲歌っ
た後、約 10 曲にわたり美しいハーモニーを響かせた。
⑨
読売新聞・わいず倶楽部との連携講座
本学と読売新聞大阪本社・わいず倶楽部が連携した特別シニア講座「ドイツ音楽の魔力~モ
ーツァルトとワーグナー」が 12 月 12 日、中宮キャンパスのICCホールで開かれ、近代ヨ
ーロッパ文化が専門の谷本愼介特任教授が講演した。わいず倶楽部は 55 歳以上を対象にし
た読売新聞の会員組織で、約 140 人が参加し、今回が第 2 弾。講演の後、
「ドイツ歌曲の夕
べ」と題して、ソプラノ歌手岩井豊子さんのコンサートが開かれ、美しい音色を聴かせた。
⑩
創立 70 周年記念 IRI言語・文化コロキアム
国際文化研究所主催の創立 70 周年記念第 2 回IRI言語・文化コロキアムが 1 月 9 日、
「言
語と文化を豊かにする文字の働き」をテーマに中宮キャンパス・多目的ルームで開かれた。
インドやアジアの漢字文化圏で、文字が文化をどう導いてきたか、3 人の専門家が発表し、
パネルディスカッションも行われた。本学教員ら約 30 人が参加し熱心に聞き入った。
(2) 地域社会との連携活動
①
「夏期リフレッシャーコース」を開講 英語教員ら 50 人が受講
授業力のブラッシュアップをめざして「英語教員のための夏期リフレッシャーコース―英語
教育の理論と実践の統合をめざして―」が 8 月 17~21 日、中宮キャンパスのICCで開講
された。本学大学院主催の公開講座(大阪府教委、大阪市教委、枚方市教委後援、大阪府高
等学校英語教育研究会協力)で、昨年に続く 2 回目の開催。大学院の担当教員ら 14 人が 21
日までの 5 日間、研究成果を紹介しながら講義を行い、中学・高校の現役教員や教員志望の
学生ら約 50 人が受講。最終日には出席者全員に修了証が手渡された。
② 子ども大学探検隊 開催
枚方市と市内 6 大学でつくる「学園都市ひらかた推進協議会」が主催するイベント「子ども
大学探検隊」が 10 月 24 日、中宮キャンパスのICCで開かれた。市内の小学 4~6 年生 60
人が参加し、<関西外大で「英語を使ってみよう!試してみよう!ガイダイ・ワールドへい
らっしゃい!」>をテーマに、英語によるゲームなどを楽しんだ。
③
小学生を対象にした「学びングキャンパス@関西外大」
大阪府教育委員会と本学主催の「学びングキャンパス@関西外大英語村」のイベントが 31
日、中宮キャンパスのICCで開かれた。枚方市と周辺各市から小学 5、6 年生 60 人が参加
し、ハロウィンをテーマにしたゲームなどで英語だけの学習を体験した。
④
中学生サマー・セミナー開催 28 人が参加
中学生同士が英語漬けになって 1 泊 2 日でさまざまな課題をこなしながら英語を使う楽しさ
を体感する「大阪中学生サマー・セミナー」
(英語脳を作る!!English Talent Show‼)が
8 月 10、11 日、中宮キャンパスのICCで行われた。大阪府内から応募があった約 500 人
の中から選ばれた 28 人が参加した。
-28-
⑤
高大連携事業 春期・夏期プログラム
高校との教育連携を推進し、多様な学びの場の提携を目的とした高大連携事業 春期・夏期
プログラムを、2015 年度実施した。5 つのプログラムに関西の高大連携指定校などから、2,
3 年生 205 人が受講した。
ア.TOEFLスキルアッププログラム(51 人)
イ.メディア英語の達人養成プログラム(53 人)
ウ.中国通育成プログラム
(38 人)
エ.アミーゴプログラム
(52 人)
オ.OBFプログラム
(11 人)
(3) 大学間の連携
①
大学コンソーシアム大阪・大阪経済大学との単位互換制度
大学コンソーシアム大阪・大阪経済大学との単位互換制度には、2015 年度は 4 名の学生が
参加した。本学へは、大阪経済大学から 1 名、大学コンソーシアム大阪から 4 名の計 5 名の
学生を受け入れている。大学コンソーシアム大阪(大阪府内、加盟大学数 37 校) は、2006
年度から、大阪経済大学は 2003 年度から、それぞれ単位互換制度を実施してきている。
②
海外提携大学と単位互換協定
海外大学との間では、54 か国・地域 382 大学と単位互換の協定を行い、学生の派遣・受入
れを積極的に展開している。本学の学生が海外の単位互換提携校などで取得した単位の認定
については、60 単位を限度に認定している。
(4) 産官学間の連携等
① 学園都市ひらかた推進協議会への協力
枚方市と市内 6 大学は「学園都市ひらかた推進協議会」として諸事業を実施している。
2015 年度の事業では、ひらかた市民大学、こども大学探検隊、学生インターンシップ、枚
方市まちづくりワークショップ、ひらかた多文化フェスティバル、枚方市立小中学校「まな
びング」サポート事業、男女共同参画計画策定事業を実施した。
②
産学官連携「けいはんな地域産業活性化協議会」への参画
公益財団法人 関西文化学術研究都市推進機構が主催する「けいはんな地域産業活性化協議
会」に参画し、関西文化学術研究都市サードステージ・プランを推進。広域的な交流連携や
市民との交流を通じて、産学官の連携に注力。2015 年度からは、サードステージ・プラン
を更に発展させ、新たな「けいはんな学研都市・新たな都市創造委員会」の立ち上げにも積
極的に参画、より一層産学官連携を推進していく。
(5) その他
①
7 外大がラグビーW杯 2019 組織委と協定締結 通訳ボランティアなどで協力
関西外国語大学など全国 7 つの外国語大学で作る全国外大連合は、2019 年に日本で開催さ
れるラグビーワールドカップ(W杯)に協力する協定を大会組織委員会と結んだ。協定は、
人的分野、教育・研究分野での連携・協力体制を構築することを盛り込んでいる。
-29-
②
米総領事館主催の英語スピーチコンテスト開催
駐大阪・神戸米国総領事館主催の英語スピーチコンテスト「第 4 回 A O-K Speech Contest」
が 12 月 4 日、中宮キャンパスのICCホールで開催された。関西、中国エリアの 15 大学か
ら選考された 15 人の学生が出場した。
③
孔子学院主催「第 1 回大阪府内中国語スピーチ・朗読コンテスト」開催
関西外国語大学孔子学院は 1 月 27 日、大阪府在住の中国語学習者を対象にした第 1 回大阪
府内中国語スピーチ・朗読コンテストを学研都市キャンパス 7 階会議室で開いた。本学学生
16 人、一般人 2 人、他大学の学生 2 人の計 20 人が出場し、中国語の能力を競い合った
【 就職支援 】
① インターンシップ
2015 年度のインターンシップ参加者は、夏期 209 社 540 人であった。
②
主な就職支援活動
4月3日
外資系航空会社 5 社の先輩との懇談会
4月7日
資格フェスタ
4 月 14 日
学部・短大 会社説明会(日本航空会)
4 月 16 日、17 日
みずほ銀行枚方支店見学会
4 月 17 日
短大 会社説明会(日本通運)
4 月 17 日
短大 会社説明会(日旅サービス)
4 月 20 日~22 日
3 年次編入生対象就職ガイダンス
4 月 25 日
2 年生キャリアガイダンス
5月7日
マカオ航空CA会社説明会
5 月 16 日
第 1 回就職ガイダンス
5 月 29 日
学部・短大 みずほフィナンシャルG会社説明会
5 月 20 日
CKTS会社説明会
5 月 20 日
帰国留学生就職ガイダンス
5 月 11 日~13 日、19 日 夏期インターンシップ説明会
6月3日
短大 会社説明会 富士通ISサービス
6月6日
学部 1 年生 保護者進路就職懇談会
6月8日
海外インターンシップ説明会(アメリカ短期)
6 月 11 日
春期インターンシップ体験報告会
6 月 13 日
学部 3 年生 第 2 回就職ガイダンス
6 月 13 日
帰国留学生就職ガイダンス
6 月 17 日
学部・短大 会社説明会 資生堂
6 月 20 日
短大 1・2 年 保護者進路就職懇談会
6 月 24 日
帰国留学生就職ガイダンス
6 月 26 日~29 日
合同企業説明会東京バスツアー ディスコ(日経)
7 月 3 日~6 日
合同企業説明会東京バスツアー
-30-
7月8日
帰国留学生就職ガイダンス
7 月 8 日~22 日
短大 他大学指定校推薦受付
7 月 11 日
学部 3 年生 第 3 回就職ガイダンス
7 月 14 日
帰国留学生就職ガイダンス
7 月 17 日
短大 編入推薦決定者ガイダンス
7 月 18 日
学部 2 年 保護者進路就職懇談会
7 月 21 日、22 日
短大 編入志望ガイダンス
7 月 28 日、29 日、31 日
夏期インターンシップ派遣事前研修
7 月 14 日、15 日
留学直前ガイダンス
8月4日
第 2 回他大学指定校推薦決定
8 月 10 日
企業見学会(日本通運関西空港支店、大阪コロナホテル)
8 月 11 日
企業見学会(パナソニック)
8 月 24 日~29 日
ANAキャビンアテンダント講座@関西外大
8 月 25 日~28 日、31 日 短大 2 年 3 年次編入対象夏期集中講座
8 月 28 日
ANA空港インターンシップ事後研修
9 月 2 日~4 日
短大 3 年次編入対象夏期集中講座
9月4日
ANA空港インターンシップ事後研修
9月9日
1 年 第 2 回アドバイザー懇談会
9 月 12 日
3 年次編入 他大学指定校推薦の選考及び推薦決定
9 月 14 日~10 月 9 日
2 年生秋学期必須面接
9 月 16 日
3 年次編入 合格内定者ガイダンス
9 月 26 日
学部 3 年 保護者進路就職懇談会
9 月 28 日
TOEIC スコアアップセミナー
9 月 24 日
キャリア講座(近畿日本ツーリスト)
10 月 1 日
キャリア講座(日本航空)
10 月 3 日、24 日
短大 1 年 就職ガイダンス
10 月 8 日
キャリア講座(サンコーインダストリー)
10 月 12 日~11 月 13 日 1 年 秋学期必須面談
10 月 13 日
第 3 回指定校推薦編入学追加募集選考・決定
10 月 15 日
キャリア講座(NHK)
10 月 20 日
就職情報サイトセミナー「業界・仕事研究」
10 月 22 日
キャリア講座(ECC)
10 月 23 日
編入推薦決定者ガイダンス
10 月 26 日
海外インターンシップ説明会
10 月 29 日
学内ミニ企業セミナー
10 月 29 日
キャリア講座(日本通運)
10 月 13 日
大阪新卒応援ハローワーク出張相談開始
11 月 5 日
キャリア講座(伊藤忠)
11 月 7 日、21 日
短大 1 年 就職ガイダンス
-31-
11 月 9 日~24 日
4 年 進路状況の捕捉強化(電話調査実施)
11 月 12 日
キャリア講座(岩谷誠氏)
11 月 14 日
第 4 回指定校推薦編入学追加募集選考・決定
11 月 16 日、17 日、18 日 春期インターンシップ説明会
11 月 18 日~12 月 18 日 春期インターンシップ募集
11 月 19 日
キャリア講座(三菱東京 UFJ 銀行)
11 月 21 日
学部 3 年 就職ガイダンス⑤
11 月 25 日
編入学最終ガイダンス
11 月 25 日
編入学合格内定者ガイダンス
11 月 26 日
キャリア講座(トリドール)
11 月 28 日
関西外大×JALエアラインフェア
12 月 1 日
英語キャリア エアライン志望者勉強会、2 年生留学直前ワークショップ
12 月 1 日、2 日
2 年 キャリガイダンス
12 月 3 日
海外インターンシップ説明会 Azusa、キャリア講座 ロイヤルホテル
12 月 5 日
短大 1 年 就職ガイダンス⑤
12 月 10 日
キャリア講座 オプティックス
12 月 11 日
外大通信により学部 3 年生就職活動の「早期立ち上がり」の意識啓蒙
12 月 12 日
学部 3 年 就職ガイダンス⑥
12 月 12 日
指定校推薦決定者編入学前ワークショップ
12 月 17 日
キャリア講座 日本通運
12 月 19 日
英語キャリア学部 学習成果報告会参加企業対応
1 月 8 日、20 日
留学帰国生ガイダンス
1 月 17 日 学部 3 年
就職活動最終準備と早期立ち上げ要請 就職ガイダンス
1 月 27 日
学部/短大 就職ガイダンス
1 月 28 日
第 2 回指定校推薦決定者のための編入学前ワークショップ
1 月 28 日~2 月 5 日
学内業界研究会
1 月 28 日
U・I・J ターンセミナー
1 月 29 日
神戸空港見学会
2 月 17 日
大学 3 年 就職ガイダンス
2 月 29 日
短大 1 年 就職ガイダンス
2 月 10 日
会社見学会(パナソニック)
2 月 12 日
会社見学会(日本通運)
2 月 15 日
会社見学会(コマツ大阪工場)
2 月 15 日~19 日
三井住友銀行インタ-ンシップ
3 月 3 日~10 日
学内合同企業セミナー
3 月 11 日
ANAグループ会社説明会
3 月 15 日
JALグループ会社説明会
-32-
Ⅲ.財務の概要
1.財産目録
単位:百万円
科 目
平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
一 資産
(一) 基本財産
(1) 校地
(2) 校舎
(3) 構築物
(4) 図書
(5) 教具・校具・備品
79,452
81,988
81,923
83,006
82,052
(413,817.82 ㎡)
(413,817.82 ㎡)
(413,817.82 ㎡)
(470,824.64 ㎡)
(474,241.09 ㎡)
43,057
43,057
43,057
45,549
45,826
(148,808.65 ㎡)
(158,041.82 ㎡)
(169,068.17 ㎡)
(169,068.17 ㎡)
(169,068.17 ㎡)
27,224
29,158
31,145
30,023
28,919
(487 点)
(524 点)
3,216
(543,807 冊)
(546 点)
3,323
(555,708 冊)
2,344
(20,853 点)
(519 点)
3,128
(569,991 冊)
2,406
(19,748 点)
(550 点)
2,740
(577,830 冊)
2,479
(25,082 点)
2,388
(585,248 冊)
2,521
(25,715 点)
2,560
(25,958 点)
1,329
1,381
1,254
1,102
1,044
1,728
1,911
19
317
750
554
753
842
754
565
101,143
104,748
110,862
115,846
122,459
(1) 預金現金
14,446
15,685
17,555
19,665
20,634
(2) 積立金
86,569
88,948
93,126
96,014
101,597
128
115
181
167
228
180,595
186,737
192,785
198,852
204,511
862
865
877
895
901
0
0
0
0
0
862
865
877
895
901
8,775
8,624
8,729
9,004
9,239
0
0
0
0
0
7,962
8,165
8,213
8,359
8,482
813
459
516
645
757
9,638
9,488
9,607
9,899
10,140
170,957
177,249
183,179
188,954
194,371
(6) 建設仮勘定
(7) その他の基本財産
(二) 運用財産
(3) その他の運用財産
資産総額
二 負債
(1) 固定負債
① 長期借入金
② 退職給与引当金
(2) 流動負債
① 短期借入金
② 前受金
③ その他の流動負債
負債総額
正味財産(資産総額―負債総額)
○
解説
①
2014(平 26)年度に枚方市御殿山他に土地(57,006.82 ㎡)及び、2016(平 28)年 3 月に中宮北
町の土地(3,416.45 ㎡)を取得している。
-33-
2.貸借対照表
単位:百万円
資産の部
科 目
固定資産
平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
166,034
170,957
175,067
179,036
183,662
78,898
81,235
81,081
82,253
81,487
土地
43,057
43,057
43,057
45,549
45,826
建物
27,224
29,158
31,145
30,024
28,919
構築物
3,216
3,323
3,128
2,740
2,388
教育研究用機器備品
1,118
1,199
1,091
963
926
その他の有形固定資産
4,283
4,499
2,661
2,977
3,428
86,570
88,949
93,127
96,014
101,597
第 2 号基本金引当特定資産
41,824
40,641
42,158
41,919
43,768
第 3 号基本金引当特定資産
25,033
27,593
30,241
33,350
36,417
第 4 号基本金引当特定資産
0
0
0
0
661
18,850
19,850
19,850
19,850
19,850
その他特定資産
863
1,045
878
895
901
その他の固定資産
566
773
859
769
578
ソフトウェア
532
733
823
737
550
34
40
36
32
28
14,561
15,780
17,718
19,817
20,849
180,595
186,737
192,785
198,852
204,511
有形固定資産
特定資産
減価償却引当特定資産
その他固定資産
流動資産
資産の部合計
負債の部
科 目
固定負債
長期借入金
退職給与引当金
流動負債
前受金
その他の流動負債
負債の部合計
平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
862
865
877
895
901
0
0
0
0
0
862
865
877
895
901
8,775
8,624
8,729
9,004
9,239
7,962
8,165
8,213
8,359
8,482
813
459
516
645
757
9,638
9,488
9,607
9,899
10,140
純資産の部
科 目
基本金
平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
168,480
173,768
179,294
185,328
191,321
第 1 号基本金
101,073
104,873
106,235
109,397
110,475
第 2 号基本金
41,824
40,641
42,158
41,919
43,768
第 3 号基本金
25,033
27,593
30,241
33,350
36,417
-34-
第 4 号基本金
550
661
661
661
661
2,478
3,481
3,884
3,626
3,050
2,478
3,481
3,884
3,626
3,050
純資産の部合計
170,958
177,249
183,178
188,954
194,371
負債び純資産の部合計
180,595
186,737
192,785
198,852
204,511
繰越収支差額
翌年度繰越収支差額
○ 解説
①
2015 年度の資産の部合計は 2,045 億 1,100 万円で、前年度末に比べて 56 億 5,868 万円の増加と
なった。これは主として、流動資産(普通預金等)と第 2 号基本金・第 3 号基本金への繰入れに
伴う「特定資産」の増加によるものである。
②
2015 年度の負債の部合計は 101 億 4,019 万円で、前年度末に比べて 2 億 4,149 万円の増加とな
った。
⑤
2015 年度の基本金の部合計は 1,913 億 2,115 万円で、前年度末比 59 億 9,360 万円の増加となっ
た。内訳は、第 1 号基本金が 10 億 7,789 万円、第 2 号基本金が 18 億 4,885 万円、第 3 号基本金
が 30 億 6,686 万円それぞれ増加した。
⑥
2015 年度末の減価償却累計額は 284 億 2,476 万円である。
3.収支計算書
(1)資金収支計算書
単位:百万円
収入の部
科 目
学生生徒等納付金収入
平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
14,031
13,872
14,043
14,041
14,059
手数料収入
395
458
475
491
469
寄付金収入
3
16
12
25
29
補助金収入
609
637
535
509
526
資産売却収入
0
0
0
1,351
0
付随事業・収益事業収入
4
4
3
3
2
1,211
1,264
1,291
1,286
967
202
136
179
141
322
借入金収入
0
0
0
0
0
前受金収入
7,962
8,165
8,213
8,359
8,482
その他の収入
2,112
3,057
1,393
3,309
1,336
△8,192
△7,980
△8,211
△8,261
△8,471
前年度繰越支払資金
13,418
14,446
15,685
17,556
19,665
収入の部計
31,755
34,075
33,617
38,810
37,387
受取利息・配当金収入
雑収入
資金収入調整勘定
-35-
支出の部
科 目
平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
人件費支出
4,787
4,625
4,801
4,659
4,766
教育研究経費支出
2,334
2,542
2,687
2,944
2,904
管理経費支出
1,187
1,119
1,126
1,113
1,254
借入金等利息支出
1
0
0
0
0
借入金等返済支出
100
0
0
0
0
施設関係支出
2,689
3,605
1,391
2,846
788
設備関係支出
703
739
524
307
284
資産運用支出
5,507
5,072
5,161
6,897
6,234
その他の支出
534
898
573
619
729
△532
△210
△201
△240
△207
次年度繰越支払資金
14,445
15,685
17,555
19,665
20,634
支出の部合計
31,755
34,075
33,617
38,810
37,387
資金支出調整勘定
○ 解説
①
2015 年度の資金収入の合計額は、373 億 8,667 万円(予算比 6 億 137 万円増)となった。
②
2015 年度の主な収入は、学生生徒等納付金収入 140 億 5,906 万円(予算比 5 億 3,506 万円増)、
手数料収入 4 億 6,927 万円(同 1,273 万円減)、寄付金収入 2,907 万円(同 507 万円増)
、補助金
収入 5 億 2,568 万円(同 432 万円減)
、付随事業・収益事業収入 230 万円(同 70 万円減)
、受取
利息・配当金収入 9 億 6,737 万円(同 2,237 万円増)、雑収入 3 億 2,153 万円(同 1 億 553 万円
万円増)
、前受金収入 84 億 8,237 万円(同 12 億 6,437 万円増)
、その他収入 13 億 3,581 万円(同
12 億 4,089 万円減)となった。
③ 2015 年度の主な支出は、人件費支出 47 億 6,596 万円(予算比 8,804 万円減)
、教育研究経費支
出 29 億 435 万円(同 4,565 万円減)
、管理経費支出 12 億 5,369 万円(同 631 万円減)、施設関係
、設備関係支出 2 億 8,435 万円(同 1 億 8,965
支出 7 億 8,795 万円(同 29 億 6,105 万円減…※1)
、その他の支出 7 億 2,945 万円
万円減)
、資産運用支出 62 億 3,397 万円(同 7 億 3,397 万円増)
(予算比 1,566 万円減)となった。
(※1→減少要因は、御殿山の土地・建築費等の支払が 28 年度に繰り越したことによるもの。)
-36-
(2)事業活動収支計算書(旧・消費収支計算書)
単位:百万円
大項目
科
目
平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
14,031
13,872
14,043
14,041
14,059
教育活動
学生生徒等納付金
収支
手
数
料
395
458
475
491
469
寄
付
金
27
40
36
51
57
経 常 費 等 補 助 金
609
637
535
509
499
付 随 事 業 収 入
4
4
3
3
2
入
202
136
179
141
321
教 育 活 動 収 入 計
15,268
15,147
15,271
15,236
15,408
費
4,749
4,627
4,814
4,677
4,772
教 育 研 究 経 費
3,664
3,930
4,237
4,617
4,551
管
費
1,530
1,501
1,513
1,521
1,650
教 育 活 動 支 出 計
9,943
10,058
10,564
10,815
10,973
教育活動収支差額
5,325
5,089
4,707
4,421
4,435
教育活動
教育活動外収入計
1,211
1,264
1,291
1,286
967
外収支
教育活動外支出計
0
0
0
0
0
教育活動外収支差額
1,211
1,264
1,291
1,286
967
経 常 収 支 差 額
6,536
6,353
5,998
5,707
5,402
雑
収
人
特別収支
件
理
経
特
別
収
入
計
0
0
0
81
30
特
別
支
出
計
74
62
68
13
15
特 別 収 支 差 額
△74
△62
△68
68
15
0
0
0
0
0
基本金組入前当年度収支差額
6,462
6,291
5,930
5,775
5,417
基本金組入額合計
△5,694
△5,288
△5,527
△6,033
△5,994
当 年 度 収 支 差 額
768
1,003
403
△258
△576
前年度繰越収支差額
1,710
2,477
3,481
3,884
3,626
基 本 金 取 崩 額
0
0
0
0
0
翌年度繰越収支差額
2,478
3,480
3,884
3,626
3,050
事 業 活 動 収 入 計
16,479
16,411
16,562
16,603
16,405
事 業 活 動 支 出 計
10,017
10,120
10,632
10,828
10,988
(予
備
費)
(参考)
○
①
解説
2015 年度の教育活動収入合計は 154 億 768 万円(予算比 5 億 9,868 万円増)
、教育活動支出合計
は 109 億 7,288 万円(予算比 4,585 万円減)で、教育活動収支差額は 44 億 3,480 万円(予算比
6 億 4,453 万円増)
、経常収支差額は 54 億 217 万円(予算比 6 億 6,690 万円増)となった。
② 2015 年度の事業活動収入合計は 164 億 498 万円(予算比 6 億 5,098 万円増)
、事業活動支出合計
は 109 億 8,779 万円(予算比 3,094 万円減)となった。
-37-
4.財務比率の推移
(単位:%)
比率名
経常収支差額比率
教育活動資金収支差額比率
算
式
経常収支差額
経常収入
教育活動資金収支差額
教育活動資金収入
学生生徒等納付金比率
人件費比率
教育研究経費比率
管理経費比率
学生生徒納付金
経常収入
人 件 費
経常収入
教育研究経費
経常収入
管理経費
経常収入
流動資産
流動比率
流動負債
総 負 債
負債比率
自己資金 ※2
自己資金構成比率
基本金比率
自己資金
総 資 金 ※3
基 本 金
基本金要組入額
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
27 年度
39.2
38.3
35.8
34.7
33.0
34.9
33.6
30.8
29.0
28.8
85.1
84.5
84.7
84.5
85.9
28.8
28.1
29.0
28.1
29.1
22.2
23.9
25.5
27.8
27.8
9.2
9.1
9.1
9.1
10.1
165.9
182.9
202.9
220.0
225.7
5.6
5.3
5.2
5.2
5.3
94.6
94.9
95.0
95.0
95.0
100.0
99.7
100.0
100.0
100.0
※1 経常収入=教育活動収入+教育活動外収入
※2 自己資金=基本金+当年度収支差額
※3 総 資 金=負債+基本金+当年度収支差額
○ まとめ
「18 歳人口」の減少が私学経営に与える影響は深刻で、本学でも学納金や検定料など主要な
収入の減少を招くことが十分考えられる中、将来の展望を見据え、枚方市御殿山にキャンパス用
地を取得。2018 年度の新キャンパス完成と、現在学研都市キャンパスにある英語国際学部を移
転・集約し、一体感のある一大国際交流拠点として、更なる充実・発展を目指している。
経営環境は、人件費や教育研究経費、管理経費などの増加が続き厳しいものはあるが、学生の
夢と希望を育む大学として、教学面でより一層の充実を図ると同時に、教育環境のさらなる整
備・充実を進め、健全な財政運営を継続していく方針である。
○ 監事監査報告書
私立学校法第 37 条第 3 項第 4 号により作成された監査報告書はホームページに掲載している。
※ 『大学案内』➔『情報公開』➔『財務情報』➔『監事監査報告書』から閲覧することがで
きます。
http://www.kansaigaidai.ac.jp/info/disclosure/financial/
-38-
◎
ご参考
○学部・学科等の入学定員、学生数の状況
(2016 年 5 月 1 日現在)
入学定員
大
学
院
外
国
語
学
研
究
科
大
学
編入定員
収容定員
在籍者数
定員比
英語学専攻
15
30
12
0.40
言語文化専攻
20
40
29
0.72
英語学専攻
3
9
3
0.33
言語文化専攻
3
9
9
1.00
計
41
88
53
0.60
英語キャリア学科
120
480
519
1.08
30
120
127
1.05
150
600
646
1.07
前 期
後 期
英
語
キ
ャ
リ
ア
学
部
英語キャリア学科
(小学校教員コース)
計
英 米 語 学 科
1,170
300
5,280
5,998
1.13
スペイン語学科
250
25
1,050
1,138
1.08
1,420
325
6,330
7,136
1.12
700
100
2,200
2,351
1.06
―
―
800
939
1.17
計
2,311
425
10,018
11,125
1.11
留 学 生 別 科
400
400
323
0.80
英 米 語 学 科
800
1,600
1,846
1.15
短
800
1,600
1,846
1.15
12,018
13,294
1.10
外
国
語
学
部
計
英語国際学部
英語国際学科
国際言語学部
国際言語コミュニケーション学科
大
短
期
大
学
部
3 年 次
総
学
大
合
合
計
計
3,511
425
以上
-39-
学校法人関西外国語大学
中宮キャンパス(法人、英語キャリア学部、外国語学部、大学院、短期大学部)
〒573-1001
大阪府枚方市中宮東之町 16 番 1 号
電話 072-805-2801
http://www.kansaigaidai.ac.jp
学研都市キャンパス(英語国際学部、国際言語学部)
〒573-0195
大阪府枚方市穂谷 1 丁目 10 番 1 号
http://www.kansaigaidai.ac.jp
-40-
電話 072-858-0021