平成28年度事業計画書 - 国際草の根交流センター

公益財団法人ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センター
平成28年度事業計画書
平成28年1月1日~平成28年12月31日
平成28年度事業計画について、定款に基づき下記の事業を行う。
1.第 26回日米草の根交流サミット2016・広域アトランタ大会の開催
開 催 地: 米国ジョージア州アトランタ圏
開催時期: 平成 28 年 10 月 4 日(火)から 10 月 11 日(火)
内
容: 第 26 回日米草の根交流サミット大会を、ジョージア州アトランタ市およ
びその周辺都市において開催する。主催は、CIE、CIE-US、ジョージ
ア日米協会。
【 アトランタでの受入れ準備 】
アトランタ市長のカシム・リード氏、アトランタ在日本総領事の須永和夫
氏らの協力を得ながら開催準備を進める。
オープニング式典は、歴史的建造物に指定されているフォックスシア
ターで開催。参加者はオープニング期間中、フォックスシアターの真
向かいに建つ「ザ・ジョージアン・テラス」に2泊する。この「ザ・ジョージ
アン・テラス」では、「風と共に去りぬ」のプレミア上映会が開催され、ビ
ビアン・リーやクラーク・ゲーブル等、俳優陣、監督らが宿泊しており、
現在は歴史的建造物に指定されている。
到着2日目のローカル・ツアーは、以下の6コースを提供すべく準備を
進める。
A:「風と共に去りぬ」コース
B:「アトランタ中心街」コース
C:「公民権運動を学ぶ」コース
D:「自然満喫」コース
E:「アトランタのビジネス」
F:「名門会員制クラブでゴルフ」コース
大会3日目からは、以下のそれぞれの都市で13の地域分科会を3泊
4日の日程で開催する。
- アルファレッタ/ミルトン
- カミング
- ダーロネガ
- デカツール
- ダブリン
- ロズウェル
- ローム
- コロンバス
- ダルース/グゥィネット
- エルバートン
- ゲインズビル
- メーコン
- ピーチツリー・シティ
大会6日目のクロージング・セレモニーとフェアウェル・レセプションは、
ホストファミリーも交えて、アトランタ郊外の「ストーン・マウンテン・パー
ク」で屋外にて開催。(雨天に備えてテントも準備) セレモニーの前に
は、同パーク内で、参加者とホストファミリー、ボランティアらがいっしょ
に楽しみながら時間を過ごしてもらうことで、さらに親交を深めてもらう。
最後の宿泊は、ストーン・マウンテン・パーク内のエバーグリーン・マリ
オットを予定する。
アトランタ周辺での大会後は、ジョージア州サバナでの 2 泊の観光プ
ログラム、マサチューセッツ州フェアヘイブンとテキサス州ダラス近郊で
の短いホームステイ・プログラム提供。さらにジョージアの文化に触れ
てもらう機会、また他地域での友情構築の機会の提供を行う。
【 日本での参加者募集活動 】
アトランタ大会への日本からの渡航参加者について、150人を目標と
して、募集活動を行う。
青少年の参加を促すためには、助成金申請を行う。具体的には、以
下のグループのための助成金を申請。
- 大分市内の上野丘高校の化学部の生徒10名程度と引率者
(上野丘高校は、H27 年度の大分大会期間中、コロラド州から参
加した高校生・大学生を受入れた大分県内唯一のスーパー・グ
ローバル・ハイスクール)
また、以下の各市が姉妹都市提携をしていることから、訪問をするなど
して積極的に参加者募集を試みる。なお、米国側の姉妹都市からは、
できるだけ日本側の姉妹都市に向けて、参加勧誘のレターの送付を
お願いする。
宮城県大崎市(旧三本木町) - ダブリン市
群馬県桐生市 - コロンバス市
富山県黒部市 - メーコン市
静岡県伊豆の国市(旧大仁町) - ゲインズビル市
福岡県福岡市 - アトランタ市
熊本県熊本市(旧植木町) - ローム市
(ジョージア州 - 鹿児島県)
その他、日本国内の過去の大会開催地、地域の国際交流協会に呼
びかけて、募集協力を依頼するとともに、説明会等も全国10~15か
所程度開催する。
2.第 27 回日米草の根交流サミット大会の開催準備
開 催 地: 奈良県内各地
開催時期: 平成 29 年 6 月下旬または 7 月上旬で検討中
内
容: 日本で開催する第 27 回大会は、奈良県実行委員会(H28 年 3 月頃
結成予定)とともに受入れ準備を進める。事務局は、奈良県観光プロ
モーション課。
米国での参加者募集活動については、H28 年 1 月頃にはチラシを
制作し、早めにプロモーションを開始。CIE-US のマーケティング委
員会とともに、米国各地の日米協会の日本語クラス等もターゲットと
する。
なお、直近の広域アトランタ大会には、奈良県からもできるだけ多く
視察およびアトランタ地域でのプロモーションのために参加してもらう
予定。
3.情報の発信
(1) ニュースレター「草の根通信」
28 年度中に4回発行する。財団ウエブサイトに掲載するとともに、必要部数を
製本して、会員、寄付者、次年度開催地の関係者、ボランティア等に配布。ア
トランタ大会の広報や活動報告としての機能も有したものとする。
(2) 活動報告書(アニュアルアクティビティレポート)の刊行
内 容: 第 25 回おおいた大会と、その他の H27 年度中の活動報告
配布先: 財団及び大会関係者、第 26 回、27 回大会関係者
広報資料としても活用。
(3)
電子媒体
① ホームページ・アップデート
現在のホームページは 2007 年度後半から運用しており、年数を重ねるごとに
コンテンツ数が増え、機能面・運用面で課題を抱えていることから、閲覧者に
とってより効果的に情報提供できるものに改訂する。その際、できるだけ最新
のサミット大会情報にアクセスしやすいものとし、参加者募集により直接的に役
立つものとする。
② フェイスブックの利用
フェイスブックへの書込み回数を増やし、アクセス数の増加、およびフェイス
ブックを通したアメリカ人の大会参加者獲得を目指す。
以上