小説が生み出されるまで 【ワークフロー編】 (1) 企画 (2) 執筆 (3) 統合

小説が生み出されるまで
(1)
【ワークフロー編】
【作業担当:作家&編集者】
編集者とは、本作りの最初から最後まで、全体に関わる現場監督。
企画
作家にとってはその人が「出版社への唯一の窓口であり、命綱」
。
作家が他の社員と関わる機会はほぼない。
1:こんな小説を作りたいという企画の提案。
2:それについて作家と編集者が話し合う。
3:企画からプロット(話の設計図)を作る。
OKが出たら執筆スタート。(※会議などを通すケースも)
(2)
【作業担当:作家】
執筆
同じ筋書きでも、俳優の演技の仕方で別物に?
作家とは、本作りにおける主演俳優のようなもの。
1:具体的な執筆スケジュールを立てる。
2:取材する。執筆する。
3:必要ならプロットの見直しと修正。スケジュール調整も随時。
(3)
統合
【作業担当:編集者】
原稿やイラストなどの各要素を統合して、流通可能な形にする。
1:原稿チェック(誤字脱字、内容&矛盾点の指摘)
2:デザイン依頼、イラストレーター依頼。
3:原稿の校正作業(作家、校正者、編集者間でやり取り)
4:あらすじ、帯のコピーなどを書く。
5:色校チェック。
6:最終校正原稿チェック。
校了!