安全データシート 米国 24 時間 緊急連絡先: CHEMTREC – 国内: +1 800 424 9300 24 時間 緊急連絡先: CHEMTREC – 海外: +1 703 527 3887 一般連絡先 : +1 281-504-4700 24 時間 衛生安全連絡先: +1 800 305 1438 欧州 24 時間 緊急連絡先: SGS ECLN: +32 35 75 03 30 弊社ホームページ www.kraton.com をご覧下さい。 Section 1. 製品及び会社情報 製品名 米国本社 Cariflex™ IR Series Products: (備考:この安全データシートは製品名の英数字による末 尾の記号を含む、以下の全ての製品を対象とします。 英数字による末尾の記号は製造場所、製品形状及び新製品 等を識別するものです。) Kraton Polymers LLC 15710 John F. Kennedy Blvd. Suite 300 Houston, Texas 77032, USA General Assistance: +1 281-504-4700 Fax: +1 281-504-4717 Cariflex IR0307 KU, Cariflex IR0310 KU 化学名 ポリイソプレン 一般名/製品群 エラストマー Section 2. 日本法人 クレイトンポリマージャパン株式会社 本社) 〒108-0075 東京都港区港南2-16-2 太陽生命ビル9階 Tel: 03-5461-7430 Fax: 03-5461-8651 クレイトンイノベーションセンター つくば Tel:029-848-2700 Fax: 029-847-1204 危険有害性の要約 保険医療情報システム HMIS 危険有害性分類: 健康障害 (Health): 0, 燃焼性 (Flammability): 1, 物理的危険有害性 (Physical Hazards): 0 人の健康に対する有害な影響: 有害性はありません。 環境への影響: 有害性はありません。 安全に対する影響: 製品の取扱い時に静電気を発生することがあります。ある温度以上で、バルク製品を保管した場合、自然発火の危険性 があります。(項目10参照) 特に粉末品やポリマー微粉末粉塵の蓄積は、粉塵爆発の可能性があります。 特記事項: 本製品はゴム組成物であり、本質的に毒性はありません。また、刺激性もありません。ポリマー粉塵が発生した場合、 目を傷つけたり、呼吸器に若干の刺激を与える可能性があります。 Section 3. 組成、成分情報 本製品の組成分は非有害物質であり分類もされておりません。 Cariflex IR Series Products -JP Page 1 of 9 2012/05/01 Rev: 02 Section 4. 応急措置 徴候及び症状: 一般的な使用条件では、急性の障害を引き起こすことはありません。 吸入した場合: 吸入した場合は、医師の診断を受けて下さい。 皮膚に付着した場合: 流水で皮膚を洗って下さい。必要があれば、医師の診断を受けて下さい。 目に入った場合: 流水で目を洗って下さい。必要があれば、医師の診断を受けて下さい。 飲込んだ場合: 特別な措置はありません。 医師に対する特別な注意事項: 症状に応じて処置して下さい。 Section 5. 火災時の措置 NFPA 704 危険有害性分類: 健康障害 (Health): 0, 燃焼性 (Flammability): 1, 不安定性 (Instability): 0 特定の危険有害性: 引火性はありませんが燃焼します。燃焼時の有害物質として、一酸化炭素や二酸化炭素を発生することがあります。 消火剤: 泡、水噴霧、ドライケミカル粉末、二酸化炭素、砂または土 (小規模な消火)で消火して下さい。 使ってはならない消火剤: ジェット放水は、火災を広げる恐れがあります。 保護具: 完全装備の消防用衣類及び自給式呼吸器。 Section 6. 漏出時の措置 人体に対する注意事項: 特別な措置はありません。 環境に対する注意事項: 特別な措置はありません。 清掃方法-小規模な漏出: シャベルで回収し、国、県または市町村の基準に準拠した安全な廃棄を行うために、ラベルを付けた密閉可能な容器に 入れて下さい。 清掃方法-大規模な漏出: 製品の回収または国、県、市町村の基準に準拠した安全な廃棄を行うため、ラベルを付けた密閉可能な容器に入れて下 さい。 保護具: Cariflex IR Series Products -JP Page 2 of 9 2012/05/01 Rev: 02 漏出時の作業には、適当な保護具を着用して下さい。(項目8参照) 除去方法: シャベル、ほうきまたは工業用バキュームクリーナーで回収して下さい。適切な廃棄方法については、本製品の廃棄処 理にあたっての法令、市町村条例の規制状況などを参考にして検討して下さい。除去作業では水路や下水管などの狭い 場所へ入らないで下さい。(項目13参照) Section 7. 取扱及び保管上の注意 取扱い: 静電気放電予防のため、全ての器機にはアースを設置して下さい。作業エリアには、局所排気を用いて下さい。 クレイトンポリマー製品を加工する際、材料温度がKraton IR の場合には225゚C、火災に注意を払って下さい。 ここに記載の温度は、安全上の理由 (火災の危険性や製品の劣化) に基づくもので、必ずしも加工時の推奨温度を示す ものではありません。 ポリマーの劣化 (ポリマーの分解) は特定の加工条件によっては、より低い温度でも始まります。従って、この温度以 下で加工すれば、製品の劣化が生じないことを保証するものではありません。 加工時の注意事項について、より詳しい情報が必要な場合には、営業担当よりクレイトンポリマーの製品データ資料あ るいは他の技術文献を入手のうえ、ご参照下さい。 静電気の蓄積は、揮発性、引火性蒸気が存在する場所や空気中の粉塵濃度が高い個所での作業において火災の原因とな ることがあります。すべての固形状のクレイトンポリマー製品は摩擦、磨耗、擦れを受けると静電気を蓄積し、アース を設置していない構成材に帯電します。潜在的な引火性の雰囲気下での取扱いでは静電気放電のリスクを考慮し注意深 く評価して下さい。特に袋や容器が空の場合は常に適切な予防をして下さい。アースの設置は蓄積した静電気を分散さ せます。静電気についてより詳しい情報が必要な場合は、営業担当より [the Kraton Polymers Static Electricity Safety Bulletin] を入手のうえ、ご参照下さい。 保管: 製品は乾燥した涼しい換気の良い場所に保管して下さい。すべてのクレイトンポリマー製品は推奨される使用、保管に 対してポリマーの安定性を高める為に酸化防止剤を含んでいます。 長期間の直射日光や高温への暴露は酸化防止剤の消費を早め、自己発熱や熱分解を引き起こす可能性があります。製品 粒子のブロッキングの原因になるので、圧力のかかる状態や高温での保管は避けて下さい。フレコンやパレット積みの 製品を積み重ねないで下さい。 保管温度: 常温で保管して下さい。 製品の搬送: 静電気放電に注意を払って下さい。全ての機器にアースを設置して下さい。 その他の情報: クレイトンポリマー製品は、搬送、取扱いおよび加工時に静電気を帯電する傾向があります。製品の搬送速度を下げる ことにより帯電傾向を低くすることができます。 Section 8. 暴露防止及び保護措置 許容濃度: 本製品に対する許容濃度は特に設定されていません。 設備対策: 局所排気装置を用いて下さい。 呼吸器の保護具: 局所排気の設置が困難な場所や、臭気が検出される場所では、有機ガス防護用のカートリッジを取付けたマスクを使用 して下さい。また、粉塵も認められる個所では、専用のプレフィルターを併用して下さい。 Cariflex IR Series Products -JP Page 3 of 9 2012/05/01 Rev: 02 手の保護具: 必要に応じて手袋を着用して下さい。 目の保護具: 粉塵防護用ゴーグルを着用して下さい。 身体の保護具: 標準的な静電気防止処理された作業服で、必要に応じてエプロン、安全靴またはブーツを着用して下さい。 Section 9. 物理的及び化学的性質 物理的状態: 固形 色: 透明または白色 臭い: 本質的に無臭 引火点: なし 密度: 代表値880~950 kg/m3 (20゚C) 比重: < 1 かさ密度: 代表値 300~400 kg/m3 (20゚C) 水への溶解性: 水に不溶 オクタノール/水分配係数: 該当しません。 その他の性質については該当しません。 Section 10. 反応性及び安定性 安定性: 常温下では安定しています。常温を超える温度では酸化し発熱します。 避けるべき条件: 強力な酸化作用をもつ材料との接触を避けて下さい。大量の製品を空気と接触する高温にさらされる場所に長時間保管 すると、温度が上昇し自然発火の原因になることがあります。高温の場所に長時間保管しないで下さい。 有害な分解生成物: 通常の加工温度及び条件では、加熱した製品から有害なガスを発生することはありません。 常温下で無い場合、温度や環境条件に大きく依存しますが、製品を異常に加熱した場合にはいろいろな熱分解物質が発 生し、燻ったり発火することがあります。代表的な分解物質は、結局のところ一酸化炭素、二酸化炭素です。 Section 11. 有害性情報 評価基準: 本製品に対しての毒性データはありません。情報は類似物質に基づくものです。 急性経口毒性: 毒性は低いと考えられます。LD50 > 2000 mg/kg 急性経皮毒性: 毒性は低いと考えられます。LD50 > 2000 mg/kg 急性吸入毒性: データはありませんが、毒性は無いと考えられます。 皮膚刺激性: Cariflex IR Series Products -JP Page 4 of 9 2012/05/01 Rev: 02 刺激性は無いと考えられます。 目刺激性: 刺激性は無いと考えられます。 皮膚感作性: 皮膚感作性は無いと考えられます。 反復暴露毒性: 反復暴露が毒性に重要な影響を与えることはありません。 変異原性: データはありませんが、毒性は無いと考えられます。 本製品は以下に分類されません。 国際癌研究機関:The International Agency for Research on Cancer (IARC), 米国国家毒性プログラム:The National Toxicology Program (NTP), 米国産業衛生専門家会議:The American Conference of Governmental Industrial Hygienists (ACGIH) その他の情報: クレイトンポリマー製品は毒性のない生物学的に不活性な高分子ポリマーです。 クレイトンポリマー製品に有機スズ化合物あるいはフタル酸類を意図的に添加しておりません。 クレイトンポイマー製品は動物製品或いは副生成物を含まない合成原材料で製造されたものです。 クレイトンポリマー製品は天然ゴム或いは天然ゴムラテックスを含みません。 弊社は食品アレルギーのある天然素材を使用しておりません。 Section 12. 環境影響情報 評価基準: 本製品に対しての環境影響情報はありません。下記記載の情報は類似物質に基づくものです。 移動性: 水に浮遊します。土壌表面に残留します。 残留性/分解性 : 本質的に生物分解性は無いと考えられます。嫌気性条件下で残留します。 生体蓄積性: 生体蓄積性は無いと考えられます。 急性毒性-魚: 実質的に毒性はないと考えられます。 急性毒性-無脊椎動物: 実質的に毒性はないと考えられます。 急性毒性-藻類 : 実質的に毒性はないと考えられます。 急性毒性-バクテリア: 実質的に毒性はないと考えられます。 急性毒性-下水処理: Cariflex IR Series Products -JP Page 5 of 9 2012/05/01 Rev: 02 実質的に毒性はないと考えられます。 Section 13. 廃棄上の注意 製品廃棄物: できれば回収またはリサイクル利用して下さい。さもなければ、焼却または認定業者による埋立て処理をして下さい。 容器・包装材: 回収または廃棄処理のため、全ての包装材を取除いて下さい。 廃棄規制: 廃棄物の処理及び清掃に関する法律、同施行令6条に準拠して埋立てるか、焼却処理後埋立て処理をして下さい。 容器・包材は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、同施行令3条に準拠して処理して下さい。 その他、各市町村の指導・条例に従って下さい。 米国合衆国規制(FEDERAL LEGISLATION) 資源保護回復法 Resource Conservation and Recovery Act – RCRA (40CFR261): 製品の廃棄物は化学的に変化しないので、RCRA(40CFR 261)で規定する有害な廃棄物には該当しません。 緊急事態計画及び地域住民の知る権利法 Emergency Planning and Community Right-to Know Act (EPCRA): 規制されていません。 包括的環境対処/補償/責任法 Comprehensive Environmental Response, Compensation and Liability Act (CERCLA/Superfund): 規制されていません。 スーパーファンド修正条項と再授権法 Superfund Amendments and Reauthorization Act Title III: Section 302 – Extremely Hazardous Substances Section 304 – Hazardous Substances Section 311/312 – Hazardous Communication Standard Section 313 – Toxic Chemical List 規制されていません。 Section 14. 輸送上の注意 米国運輸省 US Department of Transportation (DOT) 49CFR 171-180: 本製品は該当しません。 国際航空運送協会 International Air Transportation Association Classification (IATA): 本製品は該当しません。 国際海上危険物規則 International Maritime Organization (IMDG): 本製品は該当しません。 国際連合UN, 国際海事機関 IMO, 道 路 で の 危 険 物 の 国 際 輸 送 に 関 す る 欧 州 協 定 ADR /鉄 道 に よ る 危 険 物 の 国 際 輸 送 に 関 す る 規 制 RID, 国際民間航空機関 ICAO Code : 本製品は該当しません。 統計関税品目 Harmonized Tariff System (HTS): 統計品目番号 4002.60 輸出管理規則 Export Administration Regulation: Cariflex IR Series Products -JP Page 6 of 9 2012/05/01 Rev: 02 ライセンスを必要としません。EAR99に分類されます。 Section 適用法令 15. 国内法規制 改正労働安全衛生法 (57条の2): 添加剤として使用している酸化防止剤(政令番号262)が該当します。 化管法改正による化学物質排出把握管理促進法改正 (改正PRTR制度及び改正MSDS制度): 該当しません。 消防法: 指定可燃物 (合成樹脂類-数量3,000kg)に該当します。 海外法規制 海外化学物質登録状況 Global Chemical Inventory Status :すべての物質は下記の使用に対する条件に合っています。 オーストラリア – Inventory of Chemical Substances (AICS) カナダ– (CEPA) Domestic Substances List (DSL) 中国 – Inventory of Existing Chemical Substances (IECSC) 欧州– European Inventory of Existing Chemical Substances (EINECS) 日本 – Inventory of Existing and New Chemical Substances (IENCS) 韓国 – Existing Chemicals Inventory (KECI) ニュージーランド – New Zealand Inventory of Chemicals (NZIOC) フィリピン– Inventory of Chemicals and Chemical Substances (PICCS) 米国– Toxic Substances Control Act (TSCA) 本書類は物質及び混合物の分類、表示及び包装(CLP)に関する世界調和システム(GHS)に準拠しています。 EU REACH Article29 (安全データシートの要求)、経済産業省 (METI)、厚生労働省 (MHLW)、環境省 (MOE) EU Directive 67/548/EEC, 1999/45/EC, 91/155/EEC, as amended by GHS (CLP) of substances and mixtures: 該当しません。 OSHA Hazard Communication Standard 29FR 1910.1200: 該当しません。 AUSTRALIAN MSDS LEGISLATION: National Code of Practice the Preparation of Material Safety Data Sheets, nd 2 Edition [NOHSC: 2011 (2003)] under s.38(i) of the National Occupational Health and Safety Commission Act 1985 (Cwlth): 規制されていません。 CANADA Workplace Hazardous Materials Information System (WHMIS): 本製品は管理製品規則の危険基準に従って分類されており安全データシートにすべての必要となる情報が含まれてい ます。これはWHMIS管理製品ではありません。 EU Regulation (EC) 1907/2006 REACH: ポリマーは登録と評価から免除されています。それ故、クレイトンポリマーは登録と評価から免除されています。 付属書Vでは弊社製品で使用されている酸化防止剤、消泡剤、安定剤等の添加剤の登録が免除されています。そして、 化学的に手を加えられていない天然素材も免除されています。(Article2(7)(b)) Council Directive 90/385/EEC of 20 June 1990 and 93/42/EEC of 14 June 1993 and Directive 98/79/ECにより規制され る医療機器に、あるいはDirective 76/768/EECにより規制される化粧品に、あるいはRegulation (EC) No 1935/2004に より規制される食品接触材料用途としての弊社製品の使用に対してもまた免除されています。 International Nomenclature of Cosmetic Ingredients (INCI) ポリイソプレン Cariflex IR Series Products -JP Page 7 of 9 2012/05/01 Rev: 02 EU Directive 2002/95/EC Restrictions of Hazardous Substances (RoHS) in electrical and electronic equipment 規制物質-鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB類、PBDE類: 規制されていません。 EU Directive 2002/96/EC Waste Electrical and Electronic Equipment (WEEE): 規制されていません。 EU Directive 91/689/EEC Hazardous Waste: 規制されていません。 EU Directive 94/62/EC as amended by 2004/12/EC (Packaging and packaging waste): 規制されていません。 本製品は、カドミウム、クロム、鉛、水銀の総量が100ppm未満という要求を満たしています。 EU Directive 2000/53/EC as amended in 2002 (End of life vehicle): 規制されていません。 EU Directive 2037/2000 Ozone Depleters (Class I or II) as defined in Montreal Protocol: 規制されていません。 Article 19g(5) Federal Water Management Act (WHG) of 17 May 1999 (amended in July 2005): 弊社製品はthe Water Hazard Class WGK 1に分類されます。 International Conventions Chemical Weapons, Rotterdam PIC (Prior Informed Concent), Persistent Organic Pollutants (POP), Drug Precursors: 規制されていません。 米国: 連邦規制 UNITED STATES: FEDERAL REGULATIONS Food and Drug Administration (FDA) 21CFR 170-199: 本安全データシートの製品は食品接触用途の成形品あるいはその一成分として食品接触関連法規下での使用に適合す ると考えられます。大部分のクレイトンポリマー製品は食品接触用途に対するthe Food and Drug Administration (FDA) and the European regulatory agenciesを含む世界的な規制に適合しています。個別案件につきましては、弊社営業担当 にお問い合わせ下さい。 Toxic Substances Control Act (TSCA) Section 4, 5(a)(2), (e), (f), 6, 7 or 12(b): 規制されていません。 Clean Air Act Amendments Section 602 (Class I or II) Ozone Depleters: 規制されていません。 Clean Air Act Section 111 Volatile Organic Compounds (VOC): 規制されていません。 Clean Air Act Section 112 Hazardous Air Pollutants (HAP): 規制されていません。 Clean Water Act Section 307 Priority Pollutants: 規制されていません。 UNITED STATES: STATE REGULATIONS Right-to-Know Laws (Massachusetts, New Jersey, New York State, Pennsylvania): Cariflex IR Series Products -JP Page 8 of 9 2012/05/01 Rev: 02 規制されていません。 Coalition of Northeastern Governors (CONEG): 規制されません。 本製品は、カドミウム、クロム、鉛、水銀の総量が100ppm未満という要求を満たしています。 Section 16. その他の情報 版番号 #: 02 改訂日: 2012/05/01 今回の改訂項目: Section 14の更新 医療用機器、ヘルスケア及び化粧品用途への使用及び登録商標の使用 米国FDAの21 CFR 812.3(d)及び21 CFR 860.3(d)で規定する、人体内に埋め込まれる機器あるいは材料にクレイトン ポリマー製品を使用しないで下さい。弊社が事前に文書で同意した場合には、クレイトンポリマー製品を以下の特定の 製品及び用途に使用することができます。 1. 化粧品 (包装材、配送用材を除く) 2. 医薬品及びその他の調合薬品 (包装材、配送用材を除く) 3. 医療用機器; 以下の定義のいずれか一つを満たす医療用機器用途には使用を認めないと定めています。 (a)いかなる米国連邦法、あるいはアメリカ合衆国またはカナダの規制において定められているクラスⅠない し はクラスⅡによって定義される医療用機器或いは(b)いかなる欧州連合の規制に適合またはそのいかな る加 盟国によって定義される医療用機器。 クレイトンポリマーの商品名、商標、ロゴあるいはその特徴を表わすような類似の表示を化粧品、医薬品及び調合薬品 またはその他の医療/ヘルスケア用途や材料或いは医療用機器の製造、販売、広告などに使用しないで下さい。 これらの特定用途へ弊社製品のご使用を検討されるさいには、事前にクレイトンポリマーの営業担当者にご相談下さい。 製品毎の食品容器使用への適合性に関する情報は、弊社にお問合せ下さい。 その他:®Kraton及びKratonロゴは、クレイトンポリマーグループ会社の登録商標です。 免責条項: 本情報は弊社が現在所有する知見に基づくもので、健康・安全及び環境の要求に応えることを目的としたものです。し たがって、製品の特定の性能について保証するものではありません。本文書の情報は、弊社及び関連会社から供給され るクレイトンポリマー製品に対するもので、本製品を加工して他の添加剤等を加えたものについての安全や取扱いに関 する情報は、供給先から別途入手して下さい。 Cariflex IR 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