毎月2回発行 VOI .520 全肢連情報 全肢連情報 2012年 4月15日発行 □編集・発行 一般社団法人 全国肢体不自由児者父母 の会連合会 ZENSHIREN BULLETIN 〒171−0021 東京都豊島区西池袋4丁目3番12号 皆様からのニュースのご提供を 心からお 待ちしております。 □Publisher ZENSHIREN TEL:03−3971−0666 FAX:03−3982−2913 E-mail:[email protected] URL:http://www.zenshiren.or.jp 全肢連情報はホームページ「響(ひびき)」でもご覧になれます。 「ワッホー」 http://www.wahho.jp 障害児・ 者、肢体不自由児・ 者のフリーフォーラムから生まれた情報・ コミュニティサイト 障がい者制度改革推進会議差別禁止部会が中間整理 障害者差別禁止法(仮称)を検討している内閣府障がい者制度改革推進会議差別禁止部会 は3月16日の会合で、議論の中間的な整理をした。憲法があっても差別禁止法は必要とい う意見や、合理的配慮を提供しなければ障害者に実質的な機会均等を確保することはでき ないという意見があったことなどを確認した。 政府は、障害者権利条約を批准するために整備する国内法の一つに、差別禁止法の制定 を挙げている。平成25年の法案提出を目指すと平成22年6月に閣議決定された。これを 受け部会は平成22年11月に議論を開始。今後の取りまとめに向け今回は、これまでに出 た意見を確認する作業をした。 中間整理によると、なぜ差別禁止法が必要かについては、「憲法や障害者基本法で差別 が禁止されていても裁判規範性は弱く救済手続きもない」「現実に差別事例があり放置し ておくべきでない」などの意見があったことを明記した。 差別禁止法の対象範囲に関しては、障害者を対象とするのか、すべての人を対象にした 上で障害を理由とする差別を禁止するのか、意見はざまざまだ。各国を見ても障害者と障 害のどちらを対象にするか議論の途上という指摘もあった。障害の捉え方も、医学モデル でなく社会モデルにすべきとの方向にあるが、意見はまだ集約しきれていない。 一方、差別の捉え方は、障害の有無で異なる取り扱いをすることが差別だという意見で おおむね一致。同一の取り扱いをするだけでは実質的な平等が保障できない場合もあるた め、合理的配慮が必要になるという考え方も示した。 直接差別、間接差別、関連差別を含む包括的な類型と、合理的配慮の不提供という類型 の二つにまとめられるという方向性もおおむね一致が見られた点だ。 これらの総論に対し、各論では雇用、教育、司法手続き、情報などの分野を取り上げた が、今後はジェンダー(社会的、文化的な性差)や欠格条項の問題、救済の在り方も議題に する。なお、障がい者制度改革推進会議は3月12日に終了。 平成24年度からは、改正障害者基本法に規定された障害者政策委員会が発足し、そこに 障害者制度改革の議論は移行する。 差別禁止部会は、政策委員会の下で検討を続ける形になる。 - 1 - 障害者雇用の研究会、差別禁止事項などを議論 労働・雇用分野における障害者権利条約への対応の在り方に関する研究会の第4回会合 が3月6日の開かれ、雇用分野で取り上げるべき差別、差別禁止の対象となる障害者の範 囲や事業主の範囲などについて議論した。 研究会は、障害を理由とする差別を禁止し、職場における合理的配慮の提供を事業主に 義務付けることを障害者雇用促進法に盛り込む方向で検討している。企業に一定割合の障 害者数を雇用するよう義務付ける雇用率制度については、積極的差別是正措置と捉え、差 別禁止の仕組みと併存させる考えだ。 差別禁止事項については、権利条約が「雇用にかかるすべての事項」としていることか ら、募集・採用、賃金その他の労働条件、昇進・配置(人事)その他の処遇、教育訓練、雇 用の継続・終了(解雇・雇い止めなど)で漏れがないか検討している。 「受援力」の強化を、政府・防災会議が自治体に要請 政府・中央防災会議の「地方都市等における地震防災のあり方に関する専門調査会」は 3月22日、災害時における地方自治体の「受援力」(支援を受ける力)を強化するよう求め る報告書をまとめた。他の自治体からの応援職員、専門家、災害ボランティア等の受け入 れ準備を進めるよう地方自治体に要請するとともに、高齢者や障害者など特別な配慮が必 要な人への対策にも万全を期すよう求めた。 専門調査会は、地震災害発生時の地方自治体の対応に混乱が生じた事例が見られたこと から、平成22年1月に設置。新潟県中越地震や東日本大震災など六つの地震の際の対応状 況などを踏まえ、地方自治体の防災対策のあり方を検討してきた。報告書では「比較的被 災範囲の狭い直下型地震でも、市町村単独の対応では限界があることから様々な支援が必 要となる」とした上で、地方自治体の「受援力」を強化するよう提案。他の自治体からの 応援職員や専門家、災害ボランティア等の受け入れ準備を進めるよう要請した。 また、過去の教訓を踏まえ、①発災時の円滑な対応、②情報発信・広報、③被災者の生 活環境対策、④特別な配慮が必要な人のための対策、⑤孤立集落対策、⑥自助・共助の促 進、⑦ボランティア、民間企業の役割と連携、⑧ライフラインの早期復旧について、地方 自治体が行うべき対応を示した。福祉関係では、情報発信・広報で、障害者などの特性に 応じた情報提供手段を確保すること、聴覚障害者団体などと連携して全国統一の情報提供 ルールを検討することを求めた。生活環境対策では、高齢者・障害者・女性・妊産婦など の配慮が必要な人の特性時応じて、応急トイレなどの設備整備や避難所などのスペースを 確保することに加え、特別な食料やつえなどの物資提供について関係団体・機関と支援体 制を検討しておくことが必要だとした。特別な配慮が必要な人については、あらかじめ対 象となる人の具体像や配慮のポイントを検討しておくこと、社会福祉施設の活用や旅館・ ホテルの協力など支援協定を締結しておくことなどを求めた。自助・共助の促進のうち共 助については、自主防災組織の育成・強化を図るとともに、地域コミュニティにおいて特 別な配慮が必要な人を把握して、平時からつながりを高めておくことが必要だとした。「地 方都市の災害ではボランティアによる支援を遠慮・辞退する傾向が見られる」として、平 時から災害時のボランティア受入について周知するなど「受援力」を高めることや、避難 所における受入ルールを定めることなども必要だとした。 - 2 - 障害者の就労事業所ごとに、工賃向上計画策定へ 厚生労働省は、就労継続支援B型事業所などを利用して障害者が得る工賃を上げるため、 平成24年度から3カ年の「工賃向上計画」を新たに進める。 これまでも平成19年∼23年度の「工賃倍増5カ年計画」があったが、都道府県レベル での計画作成や関係機関・商工団体などとの連携に力点を置いたものだった。 来年度からは、原則として個々の事業所で計画を作成することにし、経営力を育成・強 化する。例えば、農業の専門家などの指導を入れて技術を向上させることなどを重視する。 工賃向上の目標値は、従来のように一律に「倍増」とせず事業所ごとに設定する。例え ば、時間額が最低賃金の4分の1なら、3分の1に上げることを目指して全体の目標値を 設ける。今後、各事業所が目標値を都道府県に報告した後、国が取りまとめて7月頃、計 画の策定状況や目標値などを公表する。 障害者の経済的自立のため、平成19年度から実施されている「工賃倍増5カ年計画」対 象施設の平成22年度平均工賃月額は一人当たり13,079円で、計画開始前の平成18年度 に比べ857円の増加にとどまっていることが、厚生労働省がこのほど公表した実態調査で 明らかになった。 調査は、計画対象の就労継続支援B型事業所・授産施設・小規模通所授産施設のほか、 計画対象外の就労継続支援A型事業所・福祉工場など7,098事業所から回答を得た(回収 率99%)。 調査結果では、計画対象施設の平成22年度平均工賃の1人当たりの月額は、就労継続支 援B型が13,443円、授産施設が12,568円、小規模通所授産施設が9,194円だった。平 均は13,079円で、平成21年度より384円増加しているものの、「倍増」にはほど遠い。 一方、計画対象外事業所の平均工賃は、就労継続支援A型が71,693円、福祉工場が13 2,274円で、計画対象施設との差は大きい。都道府県別の平均工賃を見ると、最も高かっ たのは福井(17,918円)で、次いで徳島県(17,426円)、北海道(16,649円)と続いた。逆 に低かったのは大阪府(9,244円)、山形県(9,911円)、茨城県(10,167円)の順だった。な お、平均工賃を上回った都道府県は23と半数程度だった。 障害者の自立を促進する福祉機器の開発成果を公開 厚生労働省は3月7日、障害者の自立を促進する福祉機器の開発成果を一般公開した。 平成23年度「障害者自立支援機器等開発促進事業」の補助を受けた企業など26社が出展 した。同事業では、障害者向けの実用的な製品開発が進んでいない現状を受け、技術開発 をしてもマーケットが小さくて事業につながらないといった困難を抱える機器の製品化を 進めている。開発には障害者らもかかわり、モニター評価などを行っている。 ある企業が開発するのは、下肢などに障害があり、自力で移動できない子どものための 簡易形移動器だ。姿勢保持装置やいすを乗せられる電動台車のようなもので、普段、大人 に抱えられて移動することが多い子どもに、自分の意志でも動けると実感してもらうこと などが狙い。このほかに、障害変化に対応した電動車いすや、組み立て・収納しやすい介 護リフトなども展示された。 - 3 - 中教審特別委員会、報告書をまとめる段階にはいる 文部科学省の中央教育審議会初等中等教育分科会の特別支援教育の在り方に関する特別 委員会が、報告書をまとめる段階に入った。3月28日、委員長が試案として報告骨子を示 した。特別委員会は平成22年12月に論点整理し、「インクルーシブ教育システムの理念と それに向かっていく方向性に賛成」などとしたが、そのために必要な環境整備や、合理的 配慮の提供の仕方などが検討課題に残っていた。委員長は試案について、「障害者基本法 の改正で一歩進んだ」として、これを踏まえ論点整理の表現も変更したいと説明した。 柱立ての一つを「インクルーシブ教育システム構築に向けての特別支援教育の方向性に ついて」から「共生社会の形成に向けて」に変え、内容の一文に「障害のある子とない子 が共に学ぶことは共生社会の形成に向けて望ましい」と記述。「望ましいと考えられる」 という表現だったものを言い切る形にするという。 ただ、特別委員会は、特別支援学校、特別支援学級、通級、通常学級という多様な学び の場を用意することを重視しており、試案でも強調。特別支援学校と普通学校の間などで 行われる「交流および共同学習」を推進することも明記した。 就学先の決定については、本人・保護者の意見を最大限尊重して教育委員会、学校と合 意形成を図る方針。意見が一致しない場合のため調整する仕組みを検討する必要があると されていた点は、試案では「各教育委員会において第三者的な立場でかかわれるような相 談できる体制を設置する」「行政不服審査制度による調整も考えられる」としている。 また、試案には「障害のある子が十分に教育を受けられるための合理的配慮およびその 基礎となる環境整備」という項目が設けられた。特別委員会の下に設置されたワーキング グループの報告を引用したが、「国の財政措置についてきちんと触れるべきだ。学校と設 置者に対応をゆだねすぎ」などの意見があり、まだ整理が付かない状況だ。 26府県で相互利用を開始 ∼障害者用駐車場 障害者用駐車場に自動車を止める障害者らに自治体が交付する「駐車場利用証(パーキン グパーミット)」が4月1日から26府県で相互に利用できるようになった。 これまでは利用証を持っていても他の県では無効とされる場合があり、佐賀県と京都府 が相互利用を呼びかけていた。 利用証は、障害者用駐車場を必要としない人が車を止めることを防ぐため、本当に必要 な人に自治体が交付するもの。利用証を持たない車が駐車すると、協力駐車場の管理者が その運転手に注意する。 全国に先がけて平成18年7月に導入した佐賀県によると、平成24年1月現在、24府県 で交付された利用証は約20万枚。協力駐車場のある施設は民間・公共合わせて約16,000 カ所に上るという。 相互利用が可能になるのは、岩手・山形・福島・茨城・栃木・群馬・新潟・福井・京都 ・兵庫・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・ 熊本・大分・宮崎・鹿児島の26府県。 なお、交付対象者の範囲や利用証のデザインは統一しない。 - 4 - アニメーション映画「明日の希望∼高江常男物語」のお知らせ 事故で両腕を失いながらも、赤平市内で起業して障害者の自立支援に尽力した故高江常 男さん(1927∼2007年)の人生をテーマにしたアニメーション映画「明日の希望∼高江 常男物語」の制作が進められている。 制作会社現代ぷろだくしょん(東京)は、鑑賞チケットにもなる「製作協力券」を販売し て資金面での協力を呼びかけている。 芦別生まれの高江さんは、10歳で右目を失明する事故にあったうえ、17歳の時に電気 工事中に高圧電線に触れる事故で両腕を失った。戦後、赤平の新聞社で口にペンをくわえ て執筆する記者として働くうちに、不況により障害者が真っ先に失業する事情を知り、起 業を決意した。授産事業としてクリーニング事業を始め、社会福祉法人「北海道光生舎」 を設立して障害者の就労や自立支援にあたった。 映画では、高江さんがいくつもの悲劇や困難を懸命な努力により乗り越え、障害者をは じめとする周囲の人々に希望を与えていく姿を描く。今秋(平成24年10月27日∼11月2 日新さっぽろサンピアザ劇場にて完成記念上映会開催)の公開を目指して制作が進められて いる。監督は、昨年公開された実写映画「大地の詩∼留岡幸助物語」などの作品を手がけ た山田火砂子さん(80歳)。児童福祉や障害者福祉をテーマとする児童福祉文化賞(特別部 門)受賞者でもある山田監督は「大地の詩」制作時に高江さんのことを知った。 山田監督は「両腕を失った後、生きるために努力を積み重ねた上、就労を通して障害者 に光をあて続けた高江さんの生き方を、特に子どもたちに知ってほしいと考えてアニメ作 品にしました」と話す。 現代ぷろだくしょんが販売している製作協力券は1枚1,000円で、100枚以上の購入者 は映画のエンディングクレジットに名前が掲載される。また、障害者が10人以上でグルー プ購入すると1枚当たり500円となる。 問い合わせ先 現代ぷろだくしょん 〒165-0026 東京都中野区新井5-25-5 林ビル2階 TEL03-5380-9871 FAX03-5380-9872 url:http://www.gendaipro.com e-mail:[email protected] 平成24年度「児童福祉週間」実施のお知らせ 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えること を目的に、毎年5月5日(こどもの日)から1週間を「児童福祉週間」と定め、国や地方公 共団体はもとより家庭、学校、児童福祉関係団体、児童福祉施設及び地域社会等が一体と なって、児童福祉の理念の普及・啓発のための各種事業及び行事を行っている。 この度、平成24年度の「児童福祉週間」の標語に、全国公募により選定された、堀山喜 史さん(7歳)の作品「ニコニコは「なかよくしよう」のあいずだよ」が選ばれた。 今回選定された標語を平成24年度「児童福祉週間」(5月5日∼11日)の象徴として、 子どもたちが中心となる中央及び全国各地で実施される各種事業・行事において幅広く活 用される。 - 5 - 「重症児者の防災ハンドブック」発行のお知らせ 『悲しみを越えて小さな希望の種をまきましょう』 人工呼吸器やたんの吸引など「医療的ケア」が、常時必要な重い障害をもつ子ども・人 達が、3.11をどう生き抜いたか。支援の記録と教訓からの災害時の備え、重症児者の防災 マニュアルとして「重症児者の防災ハンドブック」がこの度発行された。 震災の後は人工呼吸器や吸引器の電源、お薬、ガーゼのような衛生物品、おむつなどが 不足してとても大変だった。生活するのに医療が必要な子どもたちやご家庭で、どのよう に備えをすればいいのか、今回の震災の経験をもとに防災ハンドブックがつくられた。 執筆者は、詩人 大越桂さん、石巻の阿部弘樹さん、伊勢知那子さん、新田綾女さん、 仙台の佐々木七恵さん、人工呼吸器や酸素を扱っているアライブの武山さん、仙台つどい の家、石巻ひたかみ園、拓桃医療療育センター田中総一郎先生・落合先生、仙台赤十字病 院の遠藤先生、宮城教育大学の菅井先生など、なじみの深い方々です。 ぜひ、皆さんのご家庭や地域での「災害の備え」に役立てて下さい。 『重症児者の防災ハンドブック』 田中総一郎・菅井裕行・武山裕一編著 定価2,310円(税込み) ◆ 申込・問い合わせ先 クリエイツかもがわ 〒601-8382 京都市南区吉祥院石原上川原町21 TEL075-661-5741 FAX075-693-6605 http://www.creates-k.co.jp e-mail:[email protected] 平成23年度版「療育ハンドブック第37集」好評発売中 平成23年度版療育ハンドブック第37集『強い身体の緊張緩和のための治療の実情』∼ 植松潤治著が発行された。 障害児者の生活のしづらさの一つの要因に「身体の緊張」、自分自身の身体を自由にコ ントロールすることの難しさがある。この「身体の緊張」は、時に子どもたちの発達や成 長に影響を及ぼし、青年期になると強い痺れや痛みをともなうこともある。症状が進むこ とにより二次障害がおきる原因ともなる。この「強い緊張」を示すのは、脳性麻痺の方だ けでなく、交通事故などのよる脳損傷後遺症や脳血管障害を患う方にも共通した症状が、 神経障害などだけでなく精神的なストレスも要因となっている場合もある。 現在では、経 口筋弛緩薬の内服など様々な緩和のための治療が行われている。 平成22年9月に北海道で開催した第43回全国大会で、「強い身体の緊張緩和のための治 療の実情」について医療講演をいただいた植松潤治先生が緊張の原因やその緩和方法、治 療法などを執筆している。 『療育ハンドブック37集』 ∼強い身体の緊張緩和のための治療の実情 植松潤治著 B6版 53頁 ☆定価350円(送料込) ◆お問合せ、ご注文 全肢連事務局まで 〒171-0021 東京都豊島区西池袋4-3-12 TEL 03-3971-6079 - 6 - 第31回グラフィックアートコンテスト ∼作品を募集中 全国肢体不自由児者父母の会連合会では、社会に対する啓蒙活動として「ふれあい運動」 を展開している。その一つに肢体不自由児者が制作したグラフィックアートのコンテスト を開催し、優秀作品を表紙にしたノートを頒布活動している。平成24年度も下記の要項で 「第31回グラフィックアートコンテスト」の作品の募集を開始した。 主 催:一般社団法人 全国肢体不自由児者父母の会連合会 募集期間:平成24年4月1日(日)∼5月31日(木) 対 象 者:肢体不自由児者 応募要項:①1人2点まで(未発表の作品に限ります)②用紙の大きさはA3以下とし、 紙質は自由③額に入れたり、台紙に貼らないこと④題材は自由 各 賞:優秀賞・佳作賞・努力賞 優秀作品は機関誌「いずみ」に発表 応募者全員に記念品を贈呈 注意事項:①応募は「応募用紙」に必要事項を記入いただきますので、ふれあい運動係ま でお問い合せ下さい。 ②作品を送付する際は作品を折らないようにして下さい。 ③原則として応募作品は返却致しません。 ④優秀作品は「ふれあいの輪を広げる運動」のため、ノートの表紙として活用 され全国に頒布されます。 応 募 先:一般社団法人 全国肢体不自由児者父母の会連合会 ふれあい運動係 〒171−0021 東京都豊島区西池袋4-3-12 TEL:03(3971)0666 公益法人移行認可、一般社団法人として新年度をスタート 一般社団法人への公益法人移行が認可され、平成24年4月1日より、「一般社団法人全国肢 体不自由児者父母の会連合会」に名称が改称となり、新執行部で新年度をスタートした。 また、公益法人移行に伴う主要事業の概要は下記の通りとなる。 1.肢体不自由児者が地域で普通に暮らすことができる環境をつくる事業 ア.全国大会並びブロック大会の開催 イ.総会、理事会、専門委員会、研修会など各種会議の開催。関係諸団体との連携 2.肢体不自由児者福祉に関する社会的啓発事業 ア.機関誌、広報誌、指導誌等の発行 イ.インターネットによる情報の集散 ウ.ふれあいの輪を広げるキャンペーン 3.支部父母の会育成強化に関する知識の普及と助成事業 ア.支部父母の会で実施する療育事業等への助成 イ.海外の障害者団体との交流事業 4.肢体不自由児者と家族の生活の質を高める事業 ア.生活の質を高める各種事業 - 7 - : 県 肢 連 便 り : 会長交替のお知らせ ∼ 島根県肢連 島根県肢体不自由児者父母の会連合会では、下記の通り、平成24年4月1日付けで会長 の交替が行われた。 前会長 安達 寛 氏 → 新会長 引野 忠 氏(ひきの ただし) 事務局長交替のお知らせ ∼ 岡山県肢連 岡山県肢体不自由児者福祉協会では、下記の通り、平成24年4月1日付けで事務局長の 交替が行われた。 前事務局長 小野田瑞衣 氏 → 新事務局長 中村 幸枝 氏(なかむら ゆきえ) 事務局移転のお知らせ ∼ 福岡県肢連 福岡県肢体不自由児者福祉連合会では、下記の通り、平成24年4月1日付けで事務局が 移転した。 〒812-0887 福岡市博多区三筑1-7-32 NPO法人福祉フォーラム「こすもす」内 TEL&FAX 092-574-3055 ◆平成24年度全国大会・ブロック大会の開催日程 ◇第45回全国大会(第32回東北ブロック大会 9月8日(土)∼9日(日) ◇第28回北海道ブロック大会 7月7日(土)∼8日(日) ◇第49回関東甲信越ブロック大会 6月17日(日) ◇第47回東海北陸ブロック大会 6月2日(土) ◇第47回近畿ブロック大会 7月14日(土) ◇第43回中国四国ブロック大会 12月8日(土) ◇第28回九州ブロック大会 9月16日(日)∼17日(月) 併催) 宮城県 仙台市情報・産業プラザ 網走市 網走湖荘 埼玉県 大宮ソニックシティ 岐阜県 岐阜都ホテル 和歌山県 和歌山市民会館 山口県 ルネッサながと 熊本県 ホテル熊本テルサ ◆平成24年度総会・理事会の開催日程 ◇平成24年度通常総会(全国会長・事務局長会議) ◇平成24年度第1回理事会 - 8 - 5月19日(土) 〃 豊島区勤労福祉会館 〃
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