増田聖哉の『TEAM MEGABASS JAPAN監督日記』・・・・・No:T363 ページ 1 増田聖哉の『TEAM MEGABASS JAPAN監督日記』 タックルボックスの熱対策 長かった梅雨も明け、今年もいよいよ「夏真っ盛り」となってきたが、皆さん いかがお過ごしでしょうか?さて、この時期、特に注意したいのが熱中 症!僕も真夏の釣りでは、上着の襟を立てたり、濡れタオルで体を冷やし たり、冷たい飲み物を欠かさず摂ったりと熱中症には気を付けているが、 それでもダメージは残りやすい時期である。体調を崩さぬよう熱中症対策 は、お忘れなく…。この真夏の暑さ、実は人間だけではなく、ロッドやル アーといった、タックルにとっても実はキツ~イものである。某テレビ番組で 炎天下の車内が70℃を超えると言う報道を見たのだが、例えば、その車 内にタックルを放置した場合どうだろう?普通に考えられるのは、樹脂系 製品であるプラグ類の変化、ワーム類の熱による軟化、変質などだが、実 はロッド&カーボン製品の製造時の焼入れ温度は、80℃前後と言うのが通 常であり、再焼入れの様な状態となってしまうのだ!最悪の場合、曲がり癖が付いたり、折れやすくなったりする可能性も高 い。タックルボックスの熱対策も考えてあげたい物である。 【 Megabasist/ 増田聖哉 】 ”タックルの熱対策”としてまず大切なのは、「熱くなる所に置かない事」これが原点であ る。ただ釣具であるが故に炎天下で使用しなくてはならないもの事実。そんな時は放熱 性の高いモノで保管するが大切になる事。中でもオススメしたいのは、タックルボックス では”アサイラム ” だろう。放熱対策として考えうる要素がこれほど揃っているタックル ボックは他にはまず無いと言える。また、ルアー類より、更に熱に弱い編光グラス類を僕 は、アイバンクで保管しているのだが、以前から中に入れた物の温度が低いのを感じ ていた。今回、それを検証すべく、炎天下の車内と屋外に10円玉を入れたIバンクと普通 のメガネケースを放置し、約一時間後に非接触式温度計で10円玉の温度を計測してみた。 結果は、表の通りだったが、車内、屋外ともにアイバンクの方が3~5℃程低く、熱対策 として、効果の高さがはっきり出る結果となった。3~5℃差と言ってもピンと来ない方は、 数値を半分にして、人間の生活温度に合わせると解り易いだろう。例えば、ダッシュボー ド上の計測値を2で割ると26℃と24℃と言う事になる。同じ部屋でエアコンの設定を2℃ 変えた場合どれだけ違うか…想像してみて下さい。今回は、熱対策としての”アサイラ ム&Iバンク”の優位性を紹介したが、人間&タックル共に真夏の暑さに負けないように夏 の釣りを楽しみましょう! ● 2006.08.09 日本 http://www.megabass.co.jp/topics_detail_pdf.php?keyid=363 その他 ● ASYLUM ● ASYLUM i-BANK 2006/09/02 10:36:02
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