氏名 高橋 洋 - 愛知淑徳大学

氏名 高橋 洋
所属 メディアプロデュース学部 職名 教授
大学院における研究指導
担当資格の有無(無)
学位 文学士
Ⅰ 教育活動
教育実践上の主な業績
年 月 日
概 要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
2010年4月~
学校側のアンケートだけではなく、僕の側からも、
学生に向けて、どんな映画が見たいか、授業で取
り上げて欲しいか、月に何本くらい映画を見るか、
現在の映画館の入場料金は適正と思うか等々、
アンケートを実施し、授業に反映させた。
2010年10月~
学生のほとんどは名古屋シネマテークの存在自
体を知らないことが判明。シネマテークのスタッフ
と連絡を取り、チラシやニューズレターを配布、少
しでもミニシアターを活用してスクリーン体験をす
るよう促した。
2010年4月~
評価の定まった名作や自分の好きな映画だけを
見るのではなく、なるだけ雑多に色々な映画を自
分の嗅覚で探り当てる訓練が重要であるというこ
とから、そのガイドとなる作品群をリストアップ、図
書館の視聴覚資料にも反映してもらった。また、
シナリオの構成(プロット)を体験するために、
『ロッキー』等の構成が明解な映画を見せ、その
構成を起こす授業を実施、僕なりに整理したプ
ロットを配布した。その他、参考になるシナリオ、
印刷台本の抜粋を配布した。
2010年8月
東京の映画美学校にて、現代ハリウッド映画をめ
ぐるシンポジムを黒沢清、塩田明彦、篠崎誠監督
らと短期集中講座として実施した。
2010年9月
カナザワ映画祭において、横山茂雄奈良女子大
学教授と、文学と映画における表現の限界につ
いて講演。2010年11月には国際交流基金の招
待で、アルジェリア・セネガルにて自作『リング』を
上映し、日本映画の現状について講演。2011年
2月には、僕のシナリオデビュー作をめぐって、東
京のアテネフランセ文化センターにて、シナリオ
の直しの技術について講演。その他、講演はUス
トリーム上の対談など含めると多数。
2010年4月~
僕が講師を担当する東京の映画美学校での実践
と愛知淑徳大学での授業を連携させ、それぞれ
の成果を互いに生かし合おうと考えている。
たとえば、愛知淑徳大学の授業では、「新聞記事
はネタの宝庫」という観点から、新聞記事を題材
にしたシナリオを書かせた。すると学生たちは自
分の知っている半径50メートル以外の世界を書
いて来ることが判った。こうした試みは映画美学
校の授業でもフィードバックさせ、その成果をさら
に大学でも生かしたいと考えている。
また演習の授業では、短編のビデオ作品を撮ら
せているが、初めてキャメラを手にした学生が無
意識に撮ってくるものの自由さは、プロ指向が強
い映画美学校生に見せると、驚きをもって迎えら
れたりする。こうした相互の作品の交流も今後も進
めて行きたい。
2 作成した教科書、教材、参考書
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
4 その他教育活動上特記すべき事項
Ⅱ 研究活動
著書・論文等の
名 称
単著・
共著の別
発行または
発表の年月
発行所、発表雑誌
(及び巻・号数)等の名称
著書
映画の授業 映画美学校の教
室から
共著
2004年5月
青土社
映画の魔
単著
2004年10月
青土社
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
黒沢清、塩田明彦、万田邦 10頁~27頁
敏、たむらまさき、青山真治、 71頁~113頁
白井勝、筒井武文
380頁
論文
「旧支配者のキャロル」について
2012年5月
キネマ句報5月下旬号
その他
【脚本】
巷話百物語 死神或いは七人
みさき
単著
2003年
TMS/東宝
/CBC/RKB/RCC
ヒエロニムスの下僕
単著
2004年
テレビ東京「ウルトラQ dark
fantasy」
楳図かずお恐怖劇場 絶食
単著
2005年
円谷エンターテイメント
松竹
おろち
単著
2008年
東映
怪談新耳袋 庭
2003年
BS-I
ホラ~番町シリーズ ソドムの市
2004年
アット エンターテイメント
狂気の海
2007年
映画美学校
劇場長編商業映画『恐怖』
2010年7月
テアトル新宿他で全国ロー
ドショー
映画美学校実習作品『おそらく
悪魔が』
2010年9月
映画美学校映画祭、ユーロ
スペースなどにおいて上映
「旧支配者のキャロル」
2012年5月
オーディトリウム渋谷、大阪
シアターセブン等で全国順
次公開
映画美学校実習作品『続・おそ
らく悪魔が』
2012年6月
大阪シアターセブン等で上
映
2003年
「呪怨」製作委員会
2004年
パル企画
【監督・脚本】
【監修】
呪怨・劇場版
日野日出志のザ・ホラー怪奇劇
場 地獄小僧
Ⅲ 学会等および社会における主な活動
年月日
学会および活動の名称等