1/2 ARENA活動2007近況　【ARENA ＨＰへ戻る】【3月20日】 ●北アフリカ研究センター＆北アフリカ・地中海連携センター特別セミナー開催３月２０日，北アフリカ研究センターの３年間を総括するために，同センターならびに本学の海外拠点である北アフリカ・地中海連携センターの主催で，特別セミナー「北アフリカ地域の発展と安定のための日本の知的パートナーシップ」が開催されました。同セミナーの第一セッションでは，「北アフリカ研究の成果と今後の課題」をテーマとし，北アフリカセンター教員より，過去３年間の北アフリカ研究センターの活動成果や将来展望が報告され，「北アフリカ学の創設」の将来構想が提唱されました。「北アフリカ地域の発展と活性化」をテーマとする第二セッションでは，Jemaiel Ben Brahimチュニジア・カルタゴ１１月７日大学長，Ahmed Noureddine Hellalチュニジア・スース大学長，Manef Abderrabbaチュニジア・ボルジュセドリア・テクノパーク所長，森晃憲文部科学省研究振興局学術機関課長，吉田潤外務省中東アフリカ局中東一第課地域調整官，築野元則国際協力銀行（JBIC）開発第四部長及び村瀬達哉国際協力機構（JICA）経済開発部第Iグループ中小企業チーム長から報告がありました。第三セッション「北アフリカと日本のパートナーシップ」では，岩崎学長のご挨拶の後，北原保雄日本学生支援機構理事長（前筑波大学長），小野安昭前駐チュニジア日本大使，塩尻宏中東調査会常任理事（前駐リビア日本大使），Salah Hannachi 在日チュニジア共和国大使，Abdelkader Lecheheb在日モロッコ王国大使，Assia BenSalah Alaouiモロッコ王国特使，Sid Ali Ketrandji在日アルジェリア民主人民共和国大使，Benali Benzaghouアルジェリア・ホウアリ・ボウメディン科学技術大学長及びJarr Ould Inalla在日モーリタニア・イスラム共和国臨時代理大使一等参事官が演説しました。同日，上記の各国要人に加えて，在日モロッコ大使に同伴したEchhab Abdelatifモロッコ国会議員を招いて，岩崎学長主催の昼食会も開かれました。また，特別セミナー終了後の懇親会には，学外から徳永保文部科学省研究振興局長（元筑波大学事務局長），磯田文雄文部科学省私学部長（前筑波大学財務担当副学長）の出席があり，盛況のうちに終了することができました。写真1：特別セミナー開催風景写真2：演説するAlaouiモロッコ国王特使写真3：演説する岩崎学長写真4：演説する北原前学長【3月19日】　【ARENA ＨＰへ戻る】 ●チュニジア・スース大学長，ボルジュ・セドリア・テクノパーク所長が学長表敬訪問本学の協定校であるチュニジアのスース大学のAhmed Noureddine Hellal学長，ボルジュ・セドリア・テクノパークのManef Abderrabba所長が，３月１９日に岩崎学長を表敬訪問しました。同表敬には，辻中豊学長特別補佐，安部征雄北アフリカ研究センター長，塩尻和子教授（人文社会科学研究科），都築智前国際課長が同席しました。Hellalスース大学長より，同大学の日本語教育課程で１００名ものチュニジア人学生が学んでいること，Abderrabba所長より，ボルジュ・セドリア・テクノパークと北アフリカ研究センターの連携が活発であること，本学への国際協力機構（JICA）研修生の派遣を積極的に行っていることについて説明がありました。また，日本政府の対チュニジア円借款事業の一環として，今秋より，生命環境科学研究科の博士後期課程に１５名のチュニジア人が，国際協力銀行（JBIC）の奨学生として留学する予定であることも説明されました。両 2/2 機関と北アフリカ研究センターの緊密な関係が約束され，岩崎学長にはチュニジア訪問を期待する旨伝えられました。【2月19-20日】　【ARENA ＨＰへ戻る】 ●北アフリカ研究センター代表団がモロッコ王国訪問北アフリカ研究センターの礒田博子准教授及び柏木健一研究員は，国連アフリカ経済委員会（United Nations Economic Commission for Africa）のKarima Bounemra Ben Soltane委員長の招聘により、２月１９日－２０日にモロッコのマラケシュで開催された「北アフリカにおける成長と雇用創出のための貿易」フォーラムに出席し，北アフリカに関する研究成果の報告を行いました。同時に，北アフリカ研究センターの活動内容を紹介し，北アフリカ諸国に対して積極的な学術交流活動を行いました。２月２３日，北アフリカ研究センター長の安部征雄教授，西村繁夫教授（生命環境科学研究科），礒田准教授，柏木研究員は，モロッコのムハンマド５世アグダル大学Hafid Boutaleb Joutei学長を表敬し，本学との学術交流協定書を手交しました。 Joutei学長は同協定書に署名し，同大学との間で学術交流協定が締結されました。安部教授，西村教授，礒田助教授，中村徹教授（生命環境科学研究科），上條隆志講師（生命環境科学研究科）及び柏木研究員は２月２２日，Assia BenSalah Alaouiモロッコ国王特使と会談し，訪日の要請，共同研究等について協議しました。また，２月２３日には，Habib Ben Yahiaアラブ・マグレブ連盟事務総長（元駐日チュニジア大使，元チュニジア外相）と北アフリカ研究センター長の会談が成立し，今後の北アフリカ研究センターとアラブ・マグレブ連盟の間の高等教育・研究面での連携の可能性について話し合いました。