ダイ ワハウスの 快 適 防 音 室 ゴゴゴゴ ウィーン カンカン ワンワン ワイワイ ゴォォォォ ブルルン プルルル カタカタ トントン ブォォォ タラララ ジャーン ザザザ ザーッ ブーン カチャカチャ 暮らしには 音 があふれています カーカー 外から届く音、家の中で響く音……。 暮らしのなかに本当の静寂はなく、 音があふれています。 日常に静寂が欲しい、最適な環境で音を味わいたい、 そんな想いをダイワハウスは叶えました。 2 3 感じる静 寂 、 心 地よい響き。 PM 2 : 00 PM 11 : 00 子どもを 育 む 大胆な演奏を お だ や か な ひ とと き 気 兼 ね な く楽 し む PM 8 : 00 静寂の空間が 集 中 力 を 高 め てくれ る AM 1 : 00 疲 れ た 心 身 を 癒 し てくれ る 深 夜 の ホ ー ム シアター それがダイワハウスの 快 適 防 音 室 「 奏 でる家」 4 5 Kanaderuie 01 Mind 自社研究所から 生まれる想い ダイワハウスは、より快適な住環境を実現したいという 足音などの生活音を伝えにくくする「マルチプレックス遮 想いのもと、1973年から本格的に 生活の中で生じる音 音床」など、暮らしのなかで気になる音を軽減する技術を に着目し、研究や開発に取り組んできました。 実用化してきました。 1994 年には、 「総合技術 研究 所」を奈良市内に開設。 こういった長年の研究の積み重ねによって誕生した防音 この研究所内には、音の響きを測定する無響室をはじめと 室 が「奏でる家」なのです。大好きな音楽を、ご自宅で する音の研究施設もあり、専任研究員が日々、研究開発を いつでも楽しんでいただきたい、という想いを実現させま 続けています。 した。 こうした取り組みを通じて、排水音を抑える「配管防音 高い防音性能と、豊かな響きにこだわった「奏でる家」 。 材」 、隣室の音を伝えにくくする「防音間仕切壁」 、階下に 私たちが形にした想いをぜひ体験してみてください。 音 の 響きを 求 め て 4 0 年 以 上 、日々 研 究 Column 音環境が 子どもたちに 与える影響 無響室で 音 の 響きを 幼い頃から美しい音楽を耳にした 研 究して い ま す り、楽器を奏でることによって、子 どもの感性は豊かに育まれると言わ れています。音楽に合わせて踊った 独 自 で 開 発し た 音 響アイテ ム コ ー ナ ー チュ ー ン 詳細はP12へ り、トイピアノやタンバリンを鳴ら して音を出す楽しさを発見したり。 こうした経験をすることで、音に込 められた美しさや想いを感じ、自分 の感情も豊かに表現できるようにな るのです。 子どもの成長にとって、音楽が欠 かせないと言われるのもこうした理 由から。家族で一緒に楽しむことか Profile 総合技術研究所 らはじめれば、子どもが音楽に親し む第一歩になります。 げん はる お 玄 晴夫 1993 年入社。大学では建築 音響学を専攻。住まいの騒音 問題から音楽を楽しむ空間の 提案まで、住宅の音に関わる 幅広い技術を研究している。 「奏でる家」の技術開発では 中心的存在であり、最新技術 「コーナーチューン」の生み の親。趣味はコンサートホー ル巡りとピアノ演奏。 6 7 Kanaderuie 02 Merit 快適防音室「奏でる家」 の 魅力 Point 1 建物と同時に設計するので さまざまなこだわりに対応 Point 2 広い・高い・明るい 目指したのは、快適な空間 Point 3 防音室をもっと身近に ローコストを実現 コンサートホールのような吹 き抜けをつくったり、リビン グ横にガラス張りの防音室を 設けるなど、お客さまの用途 やこだわりに応じた防音室を ご提案できます。 防音室のイメージと言えば 「狭い・低い・暗い」が一般 Point 天井・窓のある明るさ」を実 現。豊かな音環境と快適な住 空間を共存させました。 防音室は価格が高くて、手が 届かないと思っていません か? 「奏でる家」は、xevo (ジーヴォ)という防音性能に 優れた建物をベースに設計・ 施工するため、低価格でお届 けすることができます。 保証プログラムがそのまま適 用されます。その保証期間は 最長 50 年 ※。長年にわたり 安心してお使いいただけます。 建物と同じ保証期間、 最長50 年という安心 Point 的でした。しかし、 「奏でる 家」では、 「広い部屋・高い 4 「奏でる家」は、xevoの点検・ 5 ※当社の指定する定期的な診断と メンテナンス(有料)を行っていた だくことで、最長50年まで延長す ることができます。 詳しくは P 1 0へ 標準で高い防音性能を備えた xevo。 「奏でる家」ではその 壁の防音性能をさらに強化し ました。ピアノやギターだけ ドラムにまで対応する 防音性能 Point 6 でなく、ドラムなどの音量が 大きい楽器にも対応します。 詳しくは P 1 2へ 室内の広さや天井の高さによ って生まれる豊かな響き。さ 独自の技術で叶える 美しい響き 「コーナーチューン」 らに独自で開発した音響アイ テム「コーナーチューン」が 美しい響きをつくります。 ※「奏でる家」 「コーナーチューン」は大和ハウス工業株式会社の登録商標です。 8 9 Soundproofing 03 Kanaderuie ドラムの大音量にも 対応できる防音技術 S o u n d p ro o fi n g 用途 別で選べる防 音 室の仕 様 2 「奏でる家」は、楽器や用途に合わせて、3つの防音仕様が 書斎・寝室などに適した「ライト防音」のラインナップ ピアノやヴァイオリンなどに合う「スタンダード防音」 、 じて異なるグレードの組み合わせにも対応します。 あります。大 音 量の 楽 器 向けの「ハイグレード防音」 、 防音室にとって、最も基本的で大切な防音性能。 外部への音漏れ、 外部から入る音も、 しっかり防ぎます。 ハイグレード防音 スタンダード防音 ライト防音 防音性能 55dBA 防音性能 45dBA 防音性能 35dBA ドラムや金管楽器など、 特に音の大きな楽器に適した仕様 S o undproofi ng 1 「奏でる家」の防音設計 ピアノやヴァイオリン などに適した標準的な仕様 アコースティックギターや 音の小さな楽器、 書斎などに適した仕様 [ 目安となる用途 ] [ 目安となる用途 ] [ 目安となる用途 ] ドラム エレキギター トランペット サックス ピアノ ヴァイオリン フルート 声楽 ホームシアター アコースティックギター 書斎 寝室 [ 防音性能 ] [ 防音性能 ] [ 防音性能 ] [防音外壁の構造(スタンダード防音)] 防音パネル xevo 標準の「外張り断熱通気外壁」には、断熱性や耐久 室内で サックス (100dBA) を 吹くと 外張り断熱通気外壁 「外張り断熱通気外壁+防音パネル」 の高い防音性能 性を高めるための「高性能グラスウール」 「高密度グラス [室内] [外部] 性能を発揮しています。この外壁の室内側に、振動を吸収 90dBA 45dBA 室内で 45dBA ピアノ 減音 (90dBA) を 弾くと 減音 室内で ギター (80dBA) を 弾くと (dBA) 防音性能の一例 防音外壁 (スタンダード防音の場合) 45dBA減音 合板 石膏ボード 遮音シート 35dBA減音 通気層 外壁 高密度グラスウールボード 石膏ボード グラスウール吸音材 防音換気扇 (天井付) 外壁の他に、防音の弱点になりやすい窓やドアにも、防音 減音 図書館と同等の静けさに 楽器・音楽の場合 生活音の場合 非常に うるさい 120 細部にまでこだわった 「奏でる家」 の防音仕様 35dBA ▼音の大きさによる防音グレードのめやす さらに防音性能を高めています。 xevo標準外壁 55dBA 減音後 45dBA ウールボード」 「通気層」などがあり、そのままで高い防音 する「防音パネル」を追加することで、 「奏でる家」では です。また外壁と間仕切壁の仕様を変えるなど、状況に応 高性能グラスウール ハイグレード 防音 防音外壁 スタンダード 防音 [外部] [隣室] ライト防音 仕様を施しています。さらに、換気扇やコンセントなど細 部に至るまで配慮しています。なかでも高い防音性能を有 するハイグレード防音(1階)の場合は、床をコンクリー トで囲って床の振動が他に伝わるのを防ぐことで、さらに 防音 間仕切壁 高い効果を得ることができます。 110 ドラム 100 トランペット 90 ピアノ 車のクラクション エレキギター 80 ヴァイオリン ギター 電車のガード下 サックス うるさい 声楽 オーボエ フルート ホームシアター 犬の鳴き声 70 テレビ 60 話し声 50 昼の住宅地 図書館の中 日常の音 静か 40 防音二重窓 防音ドア 「d B」 とは 「dB」は「デシベル」と読み、音の強さや音圧を表す単位です。人の感じる音の大きさを表す際には「dBA(デシベ ルエー)という単位が使われます。なお、音は10dBA強くなるごとに倍の大きさに聞こえます。 ※数値はシミュレーションをしたものであり、室内における音環境を保証するものではありません。 ※大和ハウス工業 総合技術研究所調べ。 10 11 Kanaderuie 04 Acoustics 響きの豊かさ・美しさを 独自の技術で追求 高い防音性能のみならず、 音の響きの良さを追求した 「奏でる家」。 Acoustics 2 さらに良い響きを追 求した「コーナーチューン」 生み出すのは理想的な響き さらに良い響きを求めて、ダイワハウスは独自に「コーナ ーチューン」という音響アイテムを開発しました。部屋の 角に設置する三角形の吸音材で、低音から高音までのバラ ンスを整え、美しい響きをつくり出します。 コーナーチューン ダイワハウスが独自に開発した技術「コーナーチューン」により、美しい響きを実現します。 A c ous t i cs 1 化粧パネル 吸音材 空間の広がりを響きに活かす 「奏でる家」は防音はもちろん、 「響きの良さ」にこだわった 空間づくりが特長です。そのために欠かせないのは、室内 の 広さや天井高を確保することでした。良い響きには、 ゆとりのある空間が必要なのです。建物と一体設計の 「奏でる家」なら、居住性と豊かな響きを同時に叶えるこ コーナーチューンの吸 音材にはペットボトルの 再生材を使用。層状に加 工することで、高い吸音 効果を発揮します。表面 は化粧パネルで覆います。 とができます。 Po i nt 1 広さから生まれる豊かな音響 2 1 広い空間により音の波が豊かに広がり、安定 した音響が得られます。 Po i nt 3 2 美しい響きを生むのに 欠かせない天井高 最大で3mの天井高が可能で、吹き抜けや屋 根裏空間をとり込んだ設計もできます。 Po i nt コーナーチューンの特 徴 3 窓や家具のレイアウトも より良い響きのために 厚みの変化で吸音 コーナーチューンの最大の特 徴は、断面が三角形というこ と。厚い部分が低音を、薄い 部分で高音を吸音。厚みが連 続的に変化するこの形だから、 バランスよく吸音できます。 角にたまる音を吸 音 高音を吸音 音の集まる角に置くことで 音のバランスを調整します。 音は部屋の角にたまる性質が あります。効果的に音の響き をコントロールするため部屋 の角に配置。 エコーの発生 を抑え、伸びやかな高音と輪 郭のはっきりとした低音の響 きが得られます。 低音を吸音 設計段階から開口部や家具配置までも配慮し、 響きを調整します。 データで見る音の響き 長い ライブとデッドのバランスで音 響 調 整 吸音しない防音室 B 従来の吸音材 C コーナーチューンの響き A 吸音しない防音室 L IV E ライブ ピアノ、ヴァイオリン向き デッド 響きは少ない ドラム、金 管 楽 器向き 短い 響きは豊か DEAD 響き 音の響きを表 現 する 言 葉 として 「ライブ(残響時間が長い) 」 「デッド ( 残 響時間が短い) 」があります。 ライブ過ぎるとうるさく感じ、デッ ド過ぎると物足りなさを感じるもの です。 「奏でる家」では、吸音と反 射を調整して、ライブとデッドのバ ランスをとることにより、用途やご 要望に応じた音響を提案します。 A 低音 B 従来の吸音材 コーナーチューンの響き C 音の高さ 高音 音のエネルギーが外に逃げないため、音が部屋の中に留まって しまい、響きが長くなりすぎます。 素材によって吸音できる音の高さが違うため、響きにムラが出 てしまいます。 低音から高音まで、あらゆる周波数をムラなく吸音。特定の周 波数の音だけが響くということがないため、心地よい音の響き を実現します。 ※大和ハウス工業 総合技術研究所調べ。 12 13 Example of Kanaderuie 夜 中まで 集 中できる 楽器練習室 Ca s e C ase 37 1-7 「奏でる家」 の 設計に 私たちが求めたこと Ca s e 47 「テューバが自由に吹ける 日常を手に入れたいんです」 Kさま(愛知県) 「音楽家にとって響きの良い 防音室は欠かせません」 Kさま(京都府) 詳細は P. 20 作 曲と演 奏 の た め の 上質な空間 詳細は P. 22 オーナーさまが 「奏でる家」 をつくるとき、 音に対するそれぞれの想いや願いを抱かれていました。 共通していたことは、 音楽は趣味のひとつではなく、 かけがえのない人生の一部 という想いです。 57 ここでは、 そんなオーナーさまの想いが、 「奏でる家」 でどのように実現されたのかを、 ご紹介しましょう。 光 降り注ぐ 吹き抜けのある音楽室 C ase 17 「開放感のある 明るい音楽室が理想です」 Nさま(岡 山 県) 27 詳細は P. 16 「自分だけのスタジオが 長年の夢でした」 14 Sさま(三 重 県) 「演奏の悦びを感じられる 音楽教室を作りたいんです」 岡本さま(千葉県) Ca s e 67 「日常を離れ、音楽に向き 合えるひとときを求めてます」 ジャズ バーのような スタジオ C ase 生 徒で 賑わう 3つの音楽教室 Ca s e Tさま(東京都) Ca s e 77 「息子のピアノを身近に 感じられる空間が希望です」 詳細は P. 18 Kさま(埼玉県) 詳細は P. 24 仲間と演奏も楽しめる オーディオルーム 詳細は P. 26 リビングと繋がる ガラス張りのピアノ室 詳細は P. 28 15 Case 岡山県 4 3 防音室 吹 じさせないNさま邸の音楽室。大学のオーケストラ き抜けの明るい空間が、防音室であるということを感 1. 忠 さんと真理 子さん、彩音 ちゃん、 百合香ちゃんのご家族。 2. 南 側 に 面 す る 明 る い LDK。 防音室も同じく南側に。 1 16 5 1F コーナーチューン 2 3. 吹き抜けに十分な採光。 防音室とは思えない 広々とした空間。 4. 吹き抜けを活かし、南 側の壁の高い位置にふ たつのスリット窓を設 けることで、部屋の奥 まで日射しが注ぎます。 N さま 音楽が家族の生活の一部になっているからこそ 吹き抜けの広い空間が、 そんな充実したひとときを与えてくれます。 楽器を奏でる場で過ごす時間は心地よくありたいもの。 吹き 抜けの窓から 陽が注ぐ 開 放 感あふれる 音 楽 室 17 防音室/ 16 帖 仕様/スタンダード防音 けというスタイルに、これは、と思いました」 また、楽器の音にひときわ敏感なご夫妻にとって、音の で出会ったご夫妻は、忠さんがピアノとヴィオラ、真理子 響きはとても大切なポイントのひとつ。そのため、音の響 さんがチェロを弾かれます。さらに長女の彩音ちゃんも きを最適に調整するコーナーチューンを導入しました。ご ヴァイオリンを始めているという音楽一家です。 夫妻は奈良にある総合技術研究所を訪ね、ダイワハウスの ご夫妻は共働きですが、仕事と子育てで忙しいという理 音に対する技術をご覧になり、当時まだ試作段階だった 由で音楽をあきらめるのではなく、子どもと一緒に音楽を コーナーチューンの効果を体感して、 「奏でる家」に確信 楽しむ空間をつくることを考えました。 を得たと言います。 防音室をつくるにあたって、忠さんがこだわったことの 床材にはコンサートホールにも使われるカリン材を採用。 ひとつが天井の高さです。 ヴィオラやチェロの弦楽器に合わせて素材を決めるとい 「普通に考えればリビングを南にとって、防音室のような うこだわりぶり。 余分な部屋 は北に追いやられるものです。私もそれは いずれ次女の百合香ちゃんもヴァイオリンを弾くように 制約上仕方なく、音が外に漏れずに音楽ができれば良いと なれば、この部屋で、家族4人がカルテットを奏でるとい 思っていました。それが南側に面していて、しかも吹き抜 う夢も膨らむことでしょう。 6 5. 2010年10月の竣工時、ダイワハウスで初めての施工となった コーナーチューンをふたつ、部屋の対角線上に設置。 6. 北側には楽器や楽譜を収納できる、約2帖の納戸を併設して います。 太陽光発電システムを 搭載したNさま邸。1階 南 西側に音楽室をレイ アウトし、玄関ホールか ら直接出入りができる設 計になっています。音楽 仲間が訪れても、スムー ズに音楽室にお招きでき ます。 総合技術研究所からのひとこと 吹き抜けを活かしたつくりです。 部屋の半分を占める吹き抜けを活かした響きの設計が ポイントでした。天井が高いと音が良くなる反面、響 きが長くなりがちです。そのためコーナーチューンを 吹き抜け空間に2列配置。結果、音の良さを最大限に 活かした豊かな響きが得られました。 17 作曲からレコーディン グまで楽しまれる浩磁 さん。防音室をつくる ことで楽器の種類が増 えたと言います。 1. 右手の壁面はジャズバーをイメージして、濃いブラウンのアクセント壁 に。音楽仲間とお酒を飲むときに雰囲気を盛り上げてくれます。 2. 床を低くして床から伝わる振動をなくし、防音性能を高めています。 3. 録音のブースでは、ときにはお子さまの歌も録音して編集します。 C ase 三重県 4 1 S さま 学生時代に気心の知れたジャズバンドの仲間と過ごした時間。 そんな、 音楽に熱中した頃の想いを実現したスタジオは、 単なる防音のための部屋ではない、心地よい空間を実現しています。 仲間と演奏を楽しむ 夢のプライベートスタジオ 27 5 4. 演奏会の前になると浩磁さんはサックス、真紀子さんは ファゴットと、 それぞれのパートの練習に余念がありません。 5. リビングとの間にはスリット状の窓があり、防音ガラスを 採用しています。写真4右上の窓からリビングの様子がわ かるようになっています。 6. 部屋の角にはコーナーチューンを設置。部屋のテイストに 合わせてブラウンのカバーを採用しています。 2 コーナーチューン 防音室 録音ブース 1F 防音室/ 13.5 帖 仕様/ ハイグレード防音 3 防 語らいの 場として 活用されている S さまご夫妻。 音室を楽器の演奏のためだけでなく、音楽仲間との 18 6 います。 そして週末には音楽仲間を呼んで、一緒に演奏を楽しむ 「大学時代にはジャズのサークルに入っていました。とて という、充実したスタジオライフを満喫しています。 浩磁さんはサックスを、真紀子さんはファゴットを演奏さ も落ち着いた空間で仲間とワイワイやりながら音楽を楽し また、スタジオには録音ブースが設けられているので、 れ、おふたりで市民吹奏楽団に参加されています。 んでいた思い出があります。そんな仲間を呼べるスタジオ 自分の演奏を録音してコンピュータで編集し、新しい曲を ただ、以前はアパートにお住まいだったため、自宅で練 をつくりたかったんです」 。こうした想いから、S さま邸 作ることもできます。ときにはその録音した演奏をバック 習することはできませんでした。そのため、 「家を建てる の防音室はジャズバーや、レコーディングスタジオのよう に友人の結婚式などで生演奏をすることもあるそうです。 ならスタジオを」という想いを持っていたおふたり。特に な雰囲気に仕上がりました。平日は仕事で帰りが遅いこと 「いま、少しずつ演奏を録りためているんです。いずれは 浩磁さんは学生時代からバンドをやっていたこともあり、 もあり、帰宅後はスタジオの照明を落としてジャズのレコー その録音した演奏をまとめて自分のアルバムを一枚作って プライベートスタジオをつくることが長年の夢だったと言 ドをかけ、静かにお酒を楽しむ浩磁さん。 みたいですね」と夢を語ってくれました。 古い街並みの中に建てられたSさま 邸。それだけに音漏れには気を遣っ たと言います。スタジオは道路に面 した位置にありますが、音量の大き なサックスを吹いていても、外では ほとんど聞こえないそうです。 総合技術研究所からのひとこと 納得の響きが実現しました。 Sさまに聴かせていただいたサックスの音量は非常に 大きいものでした。そのため、窓は小さめにして雨戸 を追加するなど、防音設計に気を配りました。その上 で、コーナーチューンを配置した結果、研究所で納得 していただいたとおりの響きになりました。 19 Case 愛知県 ドアを閉じるだけで 心おきなく 練 習できる 場 所 K さま 時間をかけて練習に通っていたことも。 管楽器の中でもひときわ大きな音量を奏でるテューバ。 休日のたびに往復 ﹁奏でる家﹂ の防音室は、 自宅での練習を可能にしてくれました。 3 37 2 1 1. 2か所の窓によって明るい楽器練習室。コーナーチューンの 他、カーテンなどで音の響きを調整しています。 2. ハイグレード防音のため約30cm床が低くなっています。 3. 北側と対角線の角にもうひとつのコーナーチューンを施工。 4. 二重窓は、防音性を高めるため内側に厚さ18mmのガラスを使用。 5. リビングダイニングとの間には二重の防音ドアがあります。 コーナーチューン 防音室 1F 防音室/ 7.5 帖 仕様/ ハイグレード防音 3 市 文子さんがフルートとピッコロを担当されているK 民吹奏楽団に所属して、博之さんがテューバを、 博之さんは夜勤明け の時は仮眠をしてか ら、夜中の 2 時 3 時 まで吹くこともあり ます。 20 下げられません。大きな音を出す練習を想定すると、ピア ノが前提とされた防音では不十分なんです」 さまご夫妻。博之さんは、以前は仕事でもテューバを吹い そのため防音室はハイグレード防音を選び、隣家のない ていましたが、楽器とは縁のない部署に異動することにな 北東側に配置。2か所ある二重窓の内窓を、厚さ18mmガ り、毎日練習することができなくなってしまいました。 ラスにするなど、音漏れには特に配慮しました。 そのため、休日には往復3時間かけて吹奏楽団の練習場 また、防音性能によって部屋に閉じ込められた音が響きす に通っていたそうです。テューバは音量が大きく太い低音 ぎないよう、床にはカーペットを敷き、コーナーチューン が特徴のため、練習場所を探すのにも苦労されたと言います。 は2か所に配置するなど、テューバという楽器の特性を踏 そんな日常から博之さんは、 「もう一度楽器が自由に吹け まえた防音と音響の対策を施してあります。 る毎日を取り戻したい、楽器のない暮らしは考えられない」 家を建ててからは、毎日すぐに練習できる環境を得るこ という想いが強くなり、防音室のある家を新築することに とができ、とても満足されています。いまでは練習時間や 決めたのです。 音漏れを気にすることもなくなりました。 「テューバには弱音器もありますが、楽器全体が空気を震 「新築とともに練習室ができたことで、楽器を毎日でも吹 わせて音を鳴らすため、楽器そのものを囲わないと音量を けるという日常がようやく戻ってきました」 4 5 住宅地の一角に建つKさ ま邸。練習室側は隣家と の距離があり、公園と林 に隣接しているという環 境。しかし、テューバと いう楽器の音量はとても 大きいため、防音にはひ ときわ気を遣ったと言い ます。 総合技術研究所からのひとこと 住宅地でも安心の防 音 性 能です。 テューバの低音に合わせて現場で窓ガラスの厚みの調 整を行いました。響きについてもKさまに音を出して いただきコーナーチューンの数と配置を選定しました。 その結果、住宅地の中にありながら、深夜まで快適に 練習していただける空間になりました。 21 3 4 5 3. 2台のピアノを置き、作曲や練習に使うピアノ室。 4. 天井高がより広さを感じさせるレッスン室。ミニコンサート にも使える広さです。 5. 時間を気にせず曲作りに集中できると英郎さん。 Case 47 6 7 京都府 Kさま いつでも音が生まれる 音楽家が求めた空間 防音室 1 防音室 2 1F 防音室 1 / 11 帖 防音室 2 / 27.5 帖 仕様/ともに スタンダード防音 8 9 6. 換気扇は熱交換タイプを採用。ダクトからの音漏れを防ぐ防音仕様です。 7. 掃出し窓はピアノを搬入するために設計。もちろん防音仕様の二重窓。 8. レッスン室の防音ドアと階段手すりは葉子さんがデザインにこだわったポイント。 9. 折りたたみ椅子なども収まる大きな壁面収納により、部屋を広々と使えます。 ゲストを招いてのミニコンサートも開けるような開放感あふれるレッスン室。 音を紡ぎ出すプロの演奏家の拠点に相応しい響きと防音性能をもった環境が実現しています。 ひで お アニストの英郎さんと声楽家の葉子さんが住居兼仕 2 1. ピアノ室壁面には楽譜やCDがびっしり。 2. 日本と韓 国を拠 点に 演奏活動をしている 英郎さん。CDも数多くリリースしています。 1 22 ピ 事場として、ふたつの防音室を備えた新居を建てら この設計を採用しました。その結果として天井高が 2m れたのが2010年8月。それまでのお住まいでは、近隣へ りました。 の配慮から、音楽家として思うように日頃の練習や作曲活 また、防音とともに大切なのが音の響き。ご夫妻揃ってダ 動ができない環境だったと言います。 イワハウスの総合技術研究所を訪ね、モデルルームで葉子 「メロディーを思いついた時にすぐにピアノに向かえない さんが実際に歌ってみたり、シミュレーションを行ったり と、それが消えていってしまいます。自宅に防音室をもつ した上で、内装材などを決めました。そうしたこともあり、 ことで、いつでも気兼ねなく弾けるようになりました」と 音の専門家であるおふたりが聞いても、とても自然な響き 英郎さん。 になっていると満足していただいています。 Kさま邸の防音室の設計でポイントとなったのは、ピア 英郎さんのお父さまから受け継いだ50年以上前のグラ ノを置く床を基礎レベルまで下げたことでした。というの ンドピアノを、開放的な空間で奏でる特別なひととき。ご も、ピアノの音は振動として床からも伝わっていくため、 夫 妻にとって大切なピアノがある大きなレッスン室で、 より防音性能を高める場合には、床を直接基礎の上に置く いずれはセミナーや、ミニコンサートを開くことも考えて ような構造が必要となるのです。ふたつの防音室ともに、 いるそうです。 90cmとなり、防音室とは思えない開放感のある空間にな 1階はピアノ室とレッ スン室、ゲストルーム とし、2階を居室など のプライベートなスペ ースとした K さま邸。 背後では高速道路を建 設中ですが、部屋の中 では工事の音はほとん ど聞こえません。 総合技術研究所からのひとこと 防音室とは思えない広さも実 現できました。 スタンダード防音でありながら、床レベルを下げる設 計としたことで、大きな掃出し窓があるにもかかわら ず、防音性能は約55dBAを確保できました。さらに 天井が高くなることで、バランスの良い響きが得られ ました。 23 Case 57 3 千葉県 岡本さま 高さにこだわった ゆったり天井の音 楽 室 閑静な住宅街の中に つのレッスン室をもつ音楽教室。 早朝から夜まで続く楽器の音を漏らさない防音性能と、 美しく響く音色を楽しむ環境が両立しています。 3 1. 防音室を感じさせない開放的な空間です。窓も二方向にあります。 (防音室2) 2. チェンバロをはじめ、弦楽器や管楽器の練習も行います。 (防音室3) 3. 照明は可動式ライティングレールを採用しています。 4. レッスン室は隣り合っていますが、音の影響はほとんどありません。 4 2 階は家族がくつろぐ プライベートスペース。 階下からの音漏れは ほとんどありません。 2 防音室 2 1 1F 店舗 防音室 1 防音室 3 か?」と尋ねられるほど。弦楽器を中心に、金管・木管楽 備えたxevoを新築されました。それまでは賃貸店舗に防 器、ピアノのレッスンを行っていますが、特に音量が大き 音ユニットを置いて音楽教室を運営されていたのですが、 な金管楽器やサックスは、新築してからレッスンを設ける 周囲への音の配慮、逆に目の前の幹線道路の騒音などに苦 ことができたそうです。 ィオラ奏者であると同時に音楽教室を営む岡本さま。 道路に面した南西側には、弦楽器がずらりと並ぶ専門店「レッド マジコ」を併設。ここでレッスンを行うこともあります。 レッドマジコHP:www.magico.co.jp 24 近隣の方々からは「本当に音楽教室をやっているんです ヴ 2011 年 3 月に住居と兼用で防音室 3 部屋と店舗を 労されていました。また音だけでなく、防音ユニットでは 「防音室でありながら窓がふたつもあって明るく開放的な スペース面での制約もあったそうです。 空間になっていて、レッスン環境がいいと生徒さんや先生 「どうしても天井が低くなってしまう防音ユニットでは、 方には喜んでいただいています。防音だけでなく音響の面 弦楽器のボウ(弓)が天井に当たるため、椅子に座ったり でも、特にクラリネットやフルートの生徒さんは、響きが 中腰で弾いたりしなければなりませんでした。 奏でる家 いいと言ってくださいますね」 の防音室なら高さが通常の部屋と同じなので、まったく気 外に音を漏らさないだけでなく、楽器を弾く人にとって にせず演奏することができます」 心地よい響きを実現する「奏でる家」の防音室は、演奏家 生徒を200人以上抱える音楽教室は、早朝から夜までレ である岡本さまご自身の練習をする場としても、充実した ッスンがびっしり。教室は閑静な住宅街の中にありますが、 環境だと満足されています。 防音室 1 / 10 帖 防音室 2 / 6 帖 防音室 3 / 5 帖 仕様/すべてスタンダード防音 1 階を 3 つのレッスン室と店舗、2 階を住居とした岡本さま邸。南東側 の部屋にはグランドピアノを置き、 壁にはスピーカーを設置。北東側の 部屋にはアップライトピアノ、南側 の部屋にはチェンバロを置いていま す。1〜2階を結ぶ階段室には、廊下 側に防音ドアを備え、プライベート な空間との分離を図っています。 総合技術研究所からのひとこと 隣り合う防音室が実 現しました。 閑静な住宅地での音楽教室。複数のレッスン室からな り、隣り合う部屋で弦楽器と金管楽器が同時にレッス ンできるようにという、当社の防音室の真価が試され る事例でした。結果、防音性と開放感が両立したレッ スン室ができました。 25 Case 1 さま 26 3 1. 廊下とは防音ドアで仕切られ音を逃しません。 2. 掃出しの二重窓を開けるとバルコニーへ。 バルコニーを通して3階の窓から見える景色は 防音室の中にいるということを感じさせません。 3. 換気扇も、外に音が漏れにくい防音仕様のもの を採用しています。 T 4 5 4. 4畳分の畳敷きスペースには 押入れもあります。 5. 仲間とお酒を飲みながら 音楽を楽しめるバーカウンター。 3 6. 落ち着いた色調で統一された Tさま邸のオーディオルーム。 両側の大きなスピーカーがシンボル になっています。 6 照 ックの音色。夜遅く仕事から帰って、このオーディ なされています。 オルーム・音楽室でグラスを傾けながら、お気に入りのレ で防音室をオーディオルームにも、と考えていました。そ コードを聴いたり、ホームシアターとして映画を観る時間 んな時以前から探していたという英・タンノイ社のオート は、Tさまにとって至極のひとときです。 グラフという、名作のスピーカーの出ものがあり、一も二 小児科医のTさまはクラシックとジャズが好きで、自ら もなく購入を決めました。クレーンでつり上げて窓から運 もヴァイオリンを演奏される音楽人。忙しい日常の中でも、 び込んだほど大きなこのスピーカー、いまではこの部屋の 日々の練習は欠かせません。そんな、さまざまな音楽の楽 シンボル的存在になっています。 しみを叶えるための防音室を、Tさまは新居の3階につく 休日ともなると、大勢の仲間が集まって音楽談義に花を りました。 咲かせます。ときにはご子息が趣味のギターの練習や映画 Tさま邸の防音室は、音楽仲間が来た時には、お酒を飲 を観るのにも使われているそうです。 みながら語らう場としても使えるよう、Tさまたってのご 「ここは日常の生活にはなくてもいい部屋。でも、日常の 希望でバーカウンターを設置。さらに一段上がった畳の間 連続性がないからこそ、私や友達、息子も含めて、音楽を を設けることで、ゲストが自由にくつろげるような配慮が 心から楽しめるのだと思います」 明を落とした薄暗がりの中で、部屋を満たすクラシ 室内楽のアンサンブル で、モーツァルトやブ ラームスを演奏するT さま。深夜でも毎日の 練習は欠かせません。 2 東京都 珠玉のスピーカーが紡ぎ出すクラシックの調べ。 自らもヴァイオリンを奏でる音楽好きにとって ここは日々を忘れて音に浴する非日常の空間なのです。 音 楽 という 共 通の楽しみで 仲 間 とグラスを交わす空 間 67 また、オーディオもTさまのご趣味のひとつ。設計段階 3F 防音室 防音室/ 17 帖 仕様/ スタンダード防音 都内の住宅街の中に建つTさま邸。 1階に夫人が経営する医院を併設し、 2〜3階がご家族の住居となってい ます。オーディオルームは3階にあ り、バルコニーに面しています。招 いた友人の方々だけでなく、知人の オーディオの専門家にも室内の音の 響きは評判が良く、とても満足され ています。 総合技術研究所からのひとこと 新たなイメージの防 音 室です。 畳コーナーやバーカウンターといった、通常の防音室 では採用しないようなプランニングでしたが、これら のスペースを音響設計に組み込むことで、自然な響き の空間になりました。オーディオ用のコンセントには ホスピタルグレードという専用のものを用いました。 27 コーナーチューン 防音室 1F 防音室/ 6.7 帖 仕様/スタンダード防音 1 3. 二方向に窓があり十分な採光を確保。部屋の角には音の響き を調節するコーナーチューンが設置されています。 4. 間仕切り壁と同程度の防音性能を持つサウンド・シャット・ スクリーン。防音と採光の両立が可能です。 C ase 77 埼玉県 Kさま 家族の暮らしに欠かせない ピアノ室からの音色 2 1. ヤマハのC5のピアノがちょうど収まる広さ。 2. ピアノ室は、リビングの一部のような形でひとつの空間となって、 室内の広さを演出するのに一役買っています。 4 3 防音室といえば音を外に漏らさないために壁で囲うものですが、 ここKさま邸では少し違います。 ご次男が弾くピアノを、 ガラスを通じて見守ることができる、 家族の中心にある防音室なのです。 K 時間を気にすることなく練習に集中できるようになった崚さん。 普段からピアノの屋根(上部の蓋)を開けて弾いても大丈夫です。 28 さまのご家族はご夫妻とお2人の息子さんの4人家族。 こうしたご夫妻のお考えに沿って、ダイワハウスでは 高校2年生の次男・崚さんは小学1年生からピアノ 「サウンド・シャット・スクリーン」という防音ガラス を習っていて、その腕前はコンクールの全国大会に出場す 引き戸を提案。適度な防音性能と採光や空間の広がりを得 るほど。毎日、夕食前後の練習は欠かせません。しかし、 られるようにしました。 以前はマンション住まいのため、練習は夜8時までとし、 「このガラスの引き戸があるおかげで、練習しているピア 一時はピアノに消音器を取り付けていたそうです。そこで ノの音がちょうどいい音量で聞こえてきます。息子の上達 ご夫妻は、崚さんが気兼ねなく練習できる環境を望まれ、 も日々わかります。何より、家族が普通に暮らすことと、 新築に際し、防音室のある家を建てることにしたのです。 息子の練習が共存できるのがうれしいです。そして息子が 「これまでリビングで息子がピアノを弾くのを見ながら暮 独立したあとは、オーディオルームなどの趣味の部屋とし らしてきました。防音室ができるのはいいのですが、一方 て活用したいですね」と秀東さん。 で息子の練習する音が聞こえなくなる、姿が見えなくなる、 夕方、崚さんが練習する様子を見ながら、その演奏を聴 というのは残念でした。そこで以前、ある有名なピアニス きながら、睦子さんが夕食の支度を、そして仕事から帰っ トの自宅レッスン室で見たような、防音室をガラス張りに てきた秀東さんは、リビングでくつろぐ毎日の光景。ピア できないものかと思い、相談しました」と睦子さん。 ノ室ができて以来、家族の絆が深まりました。 静かな住宅街の中にある Kさま邸は、隣家がとて も接近している環境にあ ります。1階の道路側に 配置されているピアノ室 ですが、隣家や前面道路 でピアノの音が聞こえる ことはありません。 総合技術研究所からのひとこと これぞ防音室の新 境 地です。 今回のKさまのようなご要望は以前からありました。 それに応えるべく開発したのが「サウンド・シャット・ スクリーン」で、遮音性と気密性に優れた大開口の ガラス建具です。全国でも初めての施工例ですが今後 このようなニーズは増えていくのではと感じています。 29 おわりに More Information for Kanaderuie ダイワハウスからの メッセージ 人 生 はもっと豊 かに、 奏 でられる。 1 ダイワハウスの研究施設「総合技術研究所」 奈良市郊外の関西文化学術研究都市にある「総合技術研究所」で 「奏でる家」で、私たちダイワハウスがお届けしたかったのは 単なる 防音室 のご提案ではありません。 好きな音楽に心がふるえ、 愛着のある楽器の演奏に時を忘れる、 大 和 ハウス工 業 総合技術研究所 は、さまざまな研究開発や評価試験を行っています。研究所の中 D'ミ ュ ー ジ ア ム、 テクノギャラリー、 石橋信夫記念館など を見学できます。 を見学していただく事もできます。 ※見学のご予約については、 ホームページをご覧ください。 (所要時間90〜120分) 奈良県奈良市左京6-6-2 TEL 0742-70-2111 www.daiwahouse.co.jp/lab 受付時間:月〜金曜日(祝日除く)9:00 〜 17:00 休館日:日曜日・祝祭日・夏期休日・年末年始 この豊かな響き。 仲間との熱いセッションに興じる、 この広い空間。 そこから生まれるのは、 音楽を体感できる歓びと響きに心委ねる満ち足りたひととき。 2 「奏でる家」 を体験できる住宅展示場 下記の展示場に防音室を設置しています。実際に音を出してその 防音性能や音の響きを体験できます。ぜひ楽器を持ってお越しく ださい。 ※営業時間、定休日は各展示場にお問い合わせください。 楽しみに変わった、その瞬間。 暮らしはより深まり、より鮮やかになる。 人生はもっと豊かに、奏でられるということ。 それが、ダイワハウスの「奏でる家」。 KTNハウジングギャラリーin喜々津展示場 神奈川県横浜市港南区港南台4-23 TEL 045-836-2161 長崎県諫早市多良見町市布1473 KTNハウジング ギャラリー in喜々津ダイワハウス展示場 TEL 0957-43-6661 39坪+32坪の二世帯住宅の住まい。 2階にスタンダード防音のホームシアター。 これまであきらめかけていたことが お届けしたいことは、 港 南 台 x e v o展 示 場 バルコニー側から光が差し込む、スタンダード 防音の楽器練習室。 渋谷展示場 浜松第一展示場 なんば 展 示 場 xevo幕張展示場 東京都渋谷区神宮前5-53-7 TEL 03-6418-6795 静岡県浜松市南区青屋町 400SBSマイホームセンター内 TEL 053-468-1730 大阪府大阪市浪速区敷津東1-1-1 <お問い合わせ先> 大阪中央支店 住宅営業所 TEL 072-925-2401 千葉県千葉市花見川区幕張町 5-417-7 幕張ハウジングパーク内 TEL 0120-522-333 川崎住宅公園展示場 岡崎竜美南展示場 西宮北口展示場 久留 米 h i t 展 示 場 神奈川県川崎市川崎区日進町22-7 TEL 044-200-4728 愛知県岡崎市竜美南1-1-28 TEL 0564-81-1315 兵庫県西宮市高松町2-29 西宮北口ハウジングギャラリー TEL 0120-411-240 福岡県久留米市旭町58番地 イーストステージ TEL 0942-39-9660 熊 本 TK U展 示 場 熊本市北区室園町847 (TKU住宅住まいランド内) TEL 096-345-6731 30 「奏でる家」 のオフィシャルウェブサイト 奏でる家 検索 31 ダイワハウスの 快 適 防 音 室 ※掲載の画像・イラストは実物と多少異なる場合があります。 また一部CG合成処理を行ったものがあります。 ※商品改良のため、仕様・デザインを予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。 ※掲載の画像・イラスト・項目には、標準仕様以外のものが含まれています。 〈 戸建住宅 〉 東京本社 住宅事業推進部 東京都千代田区飯田橋 3 丁目13 番 1号 〒102-8112 Tel 03-5214-2172 Fax 03-5214-2176 本社 住宅事業推進部 大阪市北区梅田 3 丁目 3 番 5 号 〒530-8241 Tel 06-6342-1300 Fax 06-6342-1593 www.daiwahouse.co.jp 商品カタログについてのお問い合わせ 0120-590-956 営業時間:9:00 ~ 21:00 /年末年始 除く 大和ハウスグループの経営のシンボルである「エンドレスハート」は、日本およびその他の国における登録商標または商標です。 © Copyright 2014 DAIWA HOUSE INDUSTRY CO., LTD. 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