株高・円安のトレンド継続も短期的な調整を意識 今期最終黒字を見込む

Weekly Market Research Report
2015年6月8日号
今週の
POINT
国内株式市場
株高・円安のトレンド継続も短期的な調整を意識
今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 -
西松建設【東証1部 1820】ほか
テーマ別分析
MERS禍の拡大が顕著、関連銘柄を探る
話題のレポート
向こう3ヵ月間の中小型株有力銘柄リスト
スクリーニング分析
スクリーニングからモレがちな銘柄への見直し
今期最終黒字を見込む銘柄
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Market
1
展望
今週の市場見通し
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
国内株式市場
マーケット概観
3
新興市場
4
米国株式市場
2
3
マーケットを読む
今週の分析銘柄
5
為替市場
米ドル/円予想レンジ
6
債券市場
債券先物・長期国債利回り予想レンジ
6
今週のポイント
7
日経平均株価
8
FISCO Selection
西松建設〈1820〉東証 1 部
9
三重交通グループホールディングス〈3232〉東証 1 部
10
テックファーム〈3625〉JASDAQ
11
エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート〈3850〉東証マザーズ 12
読者の気になる銘柄
テクニカル妙味銘柄
4
5
カテゴリー考察
連載コラム
フマキラー〈4998〉東証 2 部
13
アドベンチャー〈6030〉東証マザーズ
14
新電元工業〈6844〉東証 1 部
15
ワイヤレスゲート〈9419〉東証マザーズ
16
ダイワボウホールディングス〈3107〉東証 1 部
17
楽天〈4755〉東証 1 部
17
ジグソー〈3914〉東証マザーズ
18
フォトクリエイト〈6075〉東証マザーズ
18
テーマ別分析
19
スクリーニング分析
20
先週の話題レポート
21
信用需給動向
22
ゴルフと相場
23
1
2
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今週の市場見通し
国内株式市場 マーケット概観
株高・円安のトレンド継続も短期的な調整を意識
■ギリシャ問題や米雇用統計を控えこう着
先週の日経平均はこう着。注目された日経平均の連騰記録は
12 日間で途絶えたが、今年に入って 3 日続落がないなど、と
リシャの財政破綻とユーロ離脱のリスクは増大した格好。先送
りではあるが月末まで延長したことで、目先的には落ち着きを
見せてきそうだが、上値の重石となる。
にかく下げない相場展開となった。ギリシャの債務問題に対し
ては 5 日の国際通貨基金(IMF)への融資返済期日が債権国と
の支援合意の期限となるなか、
欧州市場の重石になった。
また、
■短期的に調整意識、週末にメジャーSQ
米雇用統計が通過したことにより、仕切り直し的な動きに向
米国では雇用統計の発表を控えているなか、全体としてはこう
かう可能性はありそうだ。しかし、日経平均は足元で高値圏で
着感の強い相場展開は想定されていた。しかし、欧米市場の大
のこう着が続いており、テクニカル的には短期的に調整入りが
幅な下落に対しても、日経平均は小幅な下げにとどまってい
意識されるところ。シカゴ先物にさや寄せする格好で上昇を見
た。また、利益確定の流れが強まる局面に対しても、相対的に
込むが、20400-20650 円処のボックスを抜け切れないと、こう
出遅れているセクターや銘柄への物色が続いており、日本株に
着感の強い相場展開が続きやすい。週末には 6 月の先物オプシ
対する物色の強さがうかがえた。
ョン特別清算指数算出(メジャーSQ)を迎えるため、手掛けづ
らさもありそうだ。
■円安・株高のトレンドは継続
こう着感が強まる局面においては、個人主体によるテーマ株
今週は 5 日の米雇用統計の結果を受けた、利上げの時期に対
などの材料銘柄中心に値幅取り狙いの動きが活発化するだろ
する思惑等が相場の変動要因になりそうである。失業率は前の
う。韓国では中東呼吸器症候群(MERS マーズ)と呼ばれる感
月より僅かに悪化したが、市場が注目する農業分野以外の就業
染症が流行しているが、管理の甘さが問題視されており、隔離
者数は前月比28万人増と市場予想平均の20万人を大幅に上回
対象者は一気に倍増する可能性なども伝えられている。感染症
って増加した。この結果を受けて、米連邦準備理事会(FRB)
対策の関連銘柄への物色は続きそうである。また、韓国旅行を
が早ければ 9 月の FOMC(連邦公開市場委員会)に利上げを開
予定していた外国人 1 万人余りが予約を取り消したとの報道
始するとのコンセンサスを維持した格好である。
がされている。9 割が中国人とみられ、訪日につながる可能性
堅調な米雇用統計で雇用市場の改善が示されたことから、為
替市場ではドルは全面高となり、円相場は NY 時間で一時 1 ド
がある。そのため、改めてインバウンド消費関連などへの物色
も期待されそうだ。
ル 125 円 80 銭レベルに。シカゴ日経 225 先物清算値は大阪比
120 円高の 20580 円となり、週明けの日経平均はこれにさや寄
せする格好からのスタートになろう。
■中国の経済指標、A 株の MSCI 採用に関心
なお、経済指標では 8 日に 1-3 月期の国内総生産(GDP)改
引き続き、5 月労働市場情勢指数(LMCI)など雇用関連の経
定値、4 月の国際収支、5 月の中国の貿易収支などの発表が予
済指標の結果等を受けて、利上げ開始の時期対する思惑から上
定されているほか、ドイツの主要国首脳会議(G7 サミット)
下に振れやすいと考えられる。もっとも米国との連動性は薄れ
が閉幕する。9 日には 5 月の中国の消費者物価指数、10 日に 4
ており、一方で緩和政策が継続することで、円安・株高のトレ
月の機械受注、11 日には中国で 5 月の鉱工業生産、小売売上
ンドは継続するとの見方は不変。金融セクターや輸出関連など
高、固定資産投資が発表されるほか、米国でも 5 月の小売売上
への物色が意識されやすいであろう。
高が発表される。とりわけ中国の経済指標の発表が多いが、モ
ルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)
■ギリシャ問題は上値の重石
は 9 日、A 株として知られる中国本土株をその世界的なベンチ
また、想定内ではあるが、ギリシャ政府は IMF に対し、6 月
マーク(運用指標)に採用するかどうかを決める。採用される
中に期限を迎える数件の債務約 17 億ドル(約 2100 億円)をま
ようだと、グローバルな資金の流れにも影響を与えることにな
とめて一括返済する計画を申し入れた。一括支払いは IMF の規
るため、市場の関心は中国に向かいやすいだろう。
則で認められているが、支払い先送りはあまり前例がなく、ギ
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今週の市場見通し
国内株式市場 新興市場
6 月 IPO に向けた換金売りが重しだが底堅い展開に
■引き続きテーマ株・材料株物色は活発に
マザーズ指数
今週の新興市場は、6月IPO案件の上場日が迫ってきたこと
による換金売りが需給面の弱材料となるものの、相対的な出
遅れ感を手掛かりとした中小型株物色の継続で底堅い展開
となることが想定される。短期の値幅取り狙いの物色も多
く、値動きの荒い銘柄が多いことには注意が必要となるが、
引き続きテーマ株・材料株物色は活発となるだろう。
情報セキュリティ関連や衛生品・感染症対策関連のテーマ
については、問題の収束に時間を要するとみられることか
ら、市場での関心も継続しそうだ。
■モルフォやラクーン、シーシーエスの決算に注目
また、今週は8日にストリーム<3071>、9日にアスカネット
<2438>、10日にラクーン<3031>、シーシーエス<6669>、11日
にテックファーム<3625>、12日にファーマフーズ<2929>、
Hamee<3134>、モルフォ<3653>、エニグモ<3665>、フリービ
ット<3843>、サンバイオ<4592>、スリー・ディー・マトリッ
クス<7777>、日本テレホン<9425>と、週末にかけて多くの決
算発表が予定されている。好業績で躍進するモルフォに加
え、ラクーンやシーシーエスに注目したい。
モルフォ<3653>
IPO関連では、ヘリオス<4593>の公開価格が決定している。
ブックビルディングはやや低調と観測されていたが、仮条件
の上限となった。また、先週実施されていたブックビルディ
ングでは、スマートバリュー<9417>やマーケットエンタープ
ライズ<3135>が人気を集めていた。今週は2件のブックビル
ディングが継続するほか、新たに中村超硬<6166>など5件が
開始される。なお、先週は富士山マガジンサービス<3138>な
ど3件の7月IPOが発表された。
円
シーシーエス<6669>
円
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今週の市場見通し
米国株式市場
経済指標を受けた利上げ見通しの変化に注目
(11 日)
、
5 月輸入物価指数
(11 日)
、
5 月生産者物価指数(PPI)
■先週の動き
(12 日)
、6 月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(12 日)
週初は、中国の製造業指数が低調となり追加金融緩和観測
などの発表が控えている。小売売上高は前月比 1.2%増と予
が拡大、中国株が上昇した流れを受け、買いが先行。5 月 ISM
想されており、個人消費が堅調であることが確認されれば、
製造業景況指数や5 月建設支出が予想を上振れたことも好感
利上げ観測が一段と強まるだろう。輸入物価指数は低調な値
され、緩やかに上昇する展開となった。週半ばに入り、ギリ
が続いているが、原油価格は上昇したものの、引き続きドル
シャ債務問題で国際債権団が同国政府への「最後通告」とな
高が進んでおり、大幅な改善は考えにくい。
る合意文書の起草を開始したことが報じられ、先行き懸念か
8 日から 12 日にかけてアップルの世界開発者会議 (WWDC)
ら下落したが、5 月 ADP 雇用統計が市場予想をやや上回った
の開催が予定されている。OS X や iOS などソフトウェアの最
ことから、週末に発表される雇用統計への期待感が高まり上
新版に関して、新たな機能やサービスが発表されるのが恒例
昇に転じた。4 月貿易赤字が縮小したほか、欧州中央銀行
となっているが、アップルは昨年、ヘッドフォンや音楽スト
(ECB)総裁発言を受けた堅調な欧州の株式相場を受け、米
リーミングを手掛けるビーツ社の買収を発表しており、新し
国株も連れ高となり、上げ幅を拡大した。週末にかけては、
い定額制音楽サービスについて何らかの言及があるかに注
世界的な長期金利の上昇に加え、ギリシャ債務問題への根強
目したい。また、携帯端末向け次期基本ソフト「iOS 9」の
い懸念から欧州株が全面安となったことや、堅調な雇用統計
発表が確実視されており、地図アプリに交通機関の乗り換え
を受けた早期利上げ観測の拡大が嫌気され下落した。結局、
案内機能が加わるとの思惑が広がっている。
週を通じて主要株価指数は下落した。
先週、石油輸出国機構(OPEC)は生産枠を現行の日量 3000
万バレルで据え置くことを決定した。原油の市場価格が緩や
かながら回復基調にあることで、価格よりも市場シェアを確
■今週の見通し
保することを優先したようだ。今月末には、核問題の包括的
先週の雇用統計は、16-17 日に開催される連邦公開市場委
解決に向けた枠組みでイランと欧米などが交渉期限を迎え
員会(FOMC)前に公表される最も重要な経済統計であったが、
る。最終合意に至った場合には 2000 万バレルともいわれる
景気動向を反映する就業者数や平均時給の伸びの加速を受
イランの備蓄原油が輸出に向かうことになることから、原油
け、年内の利上げ観測が強まったことから株価下落の要因と
価格は暫くの間、低調に推移することになりそうだ。イラン
なった。年内の利上げを予想する見方が多いが、今週も大幅
国内の石油産業は未だ投資余地が残されており、複数の石油
に良好な経済指標が発表された場合、9 月の FOMC での利上げ
関連会社が制裁解除後に可能となる投資機会について興味
が意識され、株価下落に繋がる可能性がある。
を持っていることから、各社の動向にも注視したい。
経済指標関連では、4 月卸売在庫(9 日)
、5 月小売売上高
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今週の為替/債券市場見通し
為替/債券市場
為替市場
米ドル・円 予想レンジ
今週のドル・円は強含みか。米労働市場の改善によって今月
16-17 日の連邦公開市場委員会(FOMC)を含めた早期利上げへ
の思惑が台頭しており、リスク選好的なドル買いは継続する可
能性がある。
中東やウクライナにおける地政学的リスクの増大、ギリシャ
の債務問題は投機的なドル買い・円売りを抑制する要因となる
が、為替相場が円高に振れる局面では本邦機関投資家による外
債投資などに絡んだドル買いが着実に入ることが予想されて
いる。現時点でドル安・円高が急速に進行する可能性は低いと
みられる。
【米国下院での大統領貿易促進権限(TPA)法案採決】
オバマ米大統領に環太平洋経済連携協定(TPP)の早期妥結
のための大統領貿易促進権限(TPA)を与える法案は、上院で
可決された後、下院で審議されている。下院予算委員長は法案
成立へ自信を示しているものの、民主党議員などの反対により、
124.00
127.00
円
【米国の雇用関連指標】
8 日には 5 月労働市場情勢指数(LMCI)
、9 日にはイエレン
FRB 議長などが注目している 4 月求人労働異動調査(JOLT)が
発表される。JOLT(求人件数)が大幅に増加した場合、6 月を
含めて早期利上げの思惑はさらに高まることが予想される。
【米国の 5 月小売売上高】(11 日)
5 月小売売上高は、前月比+1.1%と予想されており、4 月の
0.0%からの増加が見込まれている。4-6 月期国内総生産(GDP)
の算出に使用されるコア小売売上高(自動車、ガソリンスタン
ドの売上、建材を除く)も増加する見込み。予想通りならば、
ドル買い材料となりそうだ。
長期国債利回り予想レンジ
■先週の動き
先週の債券相場は軟調に推移した。欧米諸国などの長期金利
が上昇したことや円安が進行したことを嫌気して、債券先物 6
月限は 4 日の夜間取引で 146 円 74 銭まで下落した。10 年国債
入札と 30 年国債入札はまずまず無難な結果となったが、外部
環境の悪化を意識して一部投資家による長期債の売りが観測
されており、債券相場の上値は重くなった。債券先物 6 月限は
147 円 01 銭でこの週の取引を終えた。
なお、2 日に行われた 10 年国債入札における最低落札価格
は 99 円 49 銭、平均落札価格は 99 円 52 銭、応札倍率は 2.71
倍。最低落札価格は事前予想をやや上回った。また、4 日に行
われた 30 年国債入札では最低落札価格が 101 円 35 銭、平均落
札価格は 101 円 49 銭、応札倍率は 3.07 倍となった。
~
成立するかどうか予断を許さない状況となっているようだ。
ただし、TPA 法案が米国議会で可決された場合、TPP 交渉が
進展することで、ドル高・円安要因になるとの見方が多い。
債券先物予想レンジ
債券市場
円
146.30
円
~
147.00
円
0.42
%
~
0.52
%
■今週の見通し
今週の債券相場は伸び悩みか。11 日に行われる 20 年国債入
札の結果を見極める展開となるが、利回りの絶対水準を重視す
る投資家の需要は期待できないとの見方は多い。円安継続の可
能性があることも 20 年債の需要を抑える一因となりそうだ。
20 年国債入札が低調な結果となった場合、債券先物 9 月限は
146 円台前半まで売られる可能性がある。
ただし、20 年債入札が好調な結果となった場合、10 年債な
どの利回り水準は低下し、債券先物は堅調推移となる可能性が
ある。
なお、債券先物の中心限月は 11 日までに、6 月限から 9 月
限に移行する。5 日時点で 9 月限は 146 円台後半で推移してい
る。
6
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マーケットを読む
今週のポイント
マスクやサミット関連など個別株物色が中心か
今週は週末に 6 月限オプション SQ 値清算を控えていること
で、先週よりは指数への関心が高まりそうだ。先物、オプション
の商いは足元盛り上がっていないが、オプションの権利行使価
格を意識した思惑的な商いは入りやすく主力株は手掛け難い
状況となろう。
そのようななか、米雇用統計通過後、為替市場でドル買いが
加速したことから、円安メリット銘柄の一角に引続き買いが向かう
と想定。このほか、週末に 16 年夏のサミット開催都市に志摩市
が決定したことから、三重基盤の企業は関心が高まりやすい。イ
オン、岡三証券といったメジャーな大型株より、百五銀行、第三
銀行、三重銀行といった地銀や、三重交通、近鉄、柿安本店、
井村屋など人の流れが活発化することで恩恵を享受できそうな
銘柄が動意付くかも。また、韓国での MERS 感染者数が増加し
ていることから、先週買われたシキボウ、ダイワボウなどマスク関
連銘柄には引続き高い関心が向かおう。一方、韓国への旅行が
敬遠されることで、訪日外国人数が増加する可能性もある。政府
が 20 年 2000 万人の目標を前倒しで実現するプランを策定した
こともあり、ラオックス、コメ兵といったインバウンド関連は再び動
きそうな気配。新興市場では、直近 IPO 銘柄の一角に見直し買
いが向かっている。6 月 IPO が来週からスタートすることで換金
売りを警戒といった声も聞かれるが、新興市場の主力株は足元
さほど買われていなかったことで需給面は良好と見る。
日経平均の連騰記録は 12 営業日で途絶えたが、その後も底
堅い動きが続いた。みずほや東電などを中心とした活発な商い
は鳴りを潜め、為替の円安推移を材料とした円安メリット銘柄
や、韓国でのMERS感染者拡大に伴う銘柄などに投資家の関心
がシフトした。日経平均の連騰が途絶えても、投資家心理は冷
え込むことなく、大型株を売却した資金を中小型株やテーマ株
に振り向ける格好となった。業種別では、10 年国債の利回りが
今年初の 0.500%台乗せとなったことから保険株が強い動きを
見せた一方、不動産や足元買われていた銀行がさえない。
個別では、韓国 MERS 感染者拡大を受けて、日本エアーテッ
クが急騰したほか、シキボウ、ダイワボウなどマスク関連も買わ
れた。サクセス HD は筆頭株主による TOB 実施を受けて上昇。
決算発表が一巡したことで投資判断が変更される銘柄が続出
し、大阪チタニウム、東邦チタニウム、V テクノロジー、ダイヘ
ン、サンデン、JR 東日本、日本触媒、ダイフク、中部電力などが
ポジティブ。一方、スクリーン、ブリヂストン、大東建託がネガテ
ィブな動きとなった。ボルテージは短期資金の流出入で乱高
下。前 4 月期業績予想の上方修正を発表した gumi は大幅高と
なったが買いは続かず失速。第 1 四半期の減益決算が嫌気さ
れた積水ハウスが売られたほか、指数に絡んだ商いが減少した
ことで日経平均インパクトが大きいソフトバンク、F リテイもさえな
い。
先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く)
上昇率上位銘柄
コード
銘柄
下落率上位銘柄
終値(円)
騰 落 率 ( %)
コード
銘柄
925.0
47.53
4465
ニイタカ
6291
日本エアーテック
3639
ボルテージ
2,720.0
43.99
7735
SCREEN HD
6065
サクセス HD
1,488.0
24.52
2695
くらコーポレーション
6274
新川
1,142.0
22.93
1878
大東建託
7897
ホクシン
163.0
22.56
2174
GCAサヴィアン
5727
東邦チタニウム
1,645.0
17.84
7968
8237
松屋
2,281.0
14.57
4755
3656
KLab
1,677.0
14.55
8275
2685
アダストリア
4,040.0
13.80
7717
ブイ・テクノロジー
4,640.0
13.45
2183
リニカル
1,217.0
2168
パソナグループ
949.0
7609
ダイトエレクトロン
931.0
12.44
5108
3903
gumi
1,674.0
12.27
6794
2301
学情
1,391.0
12.09
7715
長野計器
業種別騰落率
終値(円)
騰 落 率 ( %)
上位セクター
騰 落 率 ( %)
1,612.0
-12.34
パルプ・紙
2.08
845.0
-11.70
金属製品
1.85
4,305.0
-8.70
ガラス・土石製品
1.78
12,670.0
-8.49
保険業
1.71
1,403.0
-7.64
精密機器
1.50
TASAKI
2,955.0
-7.51
石油・石炭製品
1.12
楽天
1,896.0
-7.20
非鉄金属
1.08
フォーバル
1,666.0
-6.98
8771
イー・ギャランティ
2,197.0
-6.91
ゴム製品
-4.95
9424
日本通信
430.0
-6.72
海運業
-3.46
13.10
3141
ウエルシア HD
5,340.0
-6.64
空運業
-2.40
12.71
8229
CFSコーポレーション
1,057.0
-6.54
不動産業
-2.24
ブリヂストン
4,854.5
-6.21
銀行業
-1.65
フォスター電機
2,889.0
-6.05
鉱業
-1.48
825.0
-6.04
輸送用機器
-0.79
下位セクター
7
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マーケットを読む
日経平均株価
仕掛け的な売りが入っても 25 日線で下げ一服へ
■連騰記録途絶えるも下値は限定的に
前週(6 月 1 日-5 日)の日経平均は週間ベースで、102.25 円
の下落となった。日経平均、TOPIX の歴史的な連騰記録は 12 連
騰で止まったが、売り崩すような動きは手控えられ底堅い推移
に。ただ、主力株への買いが一服したことから 20500 円を挟ん
だこう着相場となった。週半ばからは、6 月メジャーSQ(特別清
算指数)算出を意識した期近と期先のロールオーバーの商いが
先物市場で増加。
5 月の米国の雇用統計やギリシャ債務交渉の進
展など見極めたいとする材料が多かったほか、こうしたロール
オーバーも日経平均の方向感を奪う要因となった。
12 連騰後の日経平均は方向感に乏しい展開が続いているが、
過熱感を伴わない上昇だったことから連騰に対する反動は限定
的となっている。とはいえ、5 日移動平均線は下向きとなってお
り、日経 JASDAQ 指数や東証 2 部指数と比べると弱いトレンドと
言えよう。とりわけ東証 2 部指数は連日で年初来高値を更新し
ていることから、投資資金は主力株から中小型株にシフトして
いる様子だ。
5 月の米国の雇用統計通過後、
為替市場ではドル高が加速して
いる。週明けの東京市場は、円建て CME 先物の終値 20580 円に
サヤ寄せする格好となろう。パラボリックの SAR 値が 20408 円
まで上昇していたが、なんとか「途転」は回避へ。ただ、過度
な円安進行に対する警戒感が政府要人の間で高まっていること
から、かつてのような円安進行に絡んだ先物買いは見送りとな
ろう。円安メリット銘柄のみ買われ日経平均の上値は引続き重
くなりそうだ。
週末に 6 月限メジャーSQ の算出が控えているが、
先物市場はロールオーバー中心で方向感に乏しいと想定。
先物市場で仕掛け的な売りが入らない限りは 20500 円を挟ん
だ静かな推移を想定するが、チャート形状では 25 日移動平均線
20065 円を意識した調整が入りそうな格好に。
売り仕掛けが入る
きっかけとしては、上海総合指数の急落やギリシャ債務問題な
どが挙げられる。とりわけ、上海株の動向は注意しておきたい。
前週は上海株が急落したタイミングで売り仕掛けが先物市場で
観測された。ロールオーバー中心でも、主力株の商いが減少し
ている地合いであれば思いがけない下げとなる可能性も。
一目均衡表(日経平均)
■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲)
円
8
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Vol. 121 Weekly
2015 06 08
今週の分析銘柄 -1-
西松建設〈1820〉東証 1 部
好業績見通しを見直しで選別物色への期待
■建設業界では選別物色の動きが進む
建設業界は、決算発表後に清水建設<1803>が大幅上昇となる
など、セクター内での選別の動きが進んでいる。中堅建設会社
においても東急建設<1720>が大幅高となっているが、こうした選
別物色の主因は、今期の業績見通しにあると考えられる。総じて
保守的な見方が強い建設セクターだが、清水建設は今期営業利
益 26%増益、東急建設は 33%増益を予想している。同社も今期
の営業利益は 21%増益と高い成長を見込んでいる。目先、選別
物色の対象となってくる可能性も高いと考えられよう。ちなみに、
先週は同じリニア関連と位置づけられる大豊建設<1822>が強い
動きとなっており、刺激材料として捉えられよう。
売買単位
1000
株
6/5 終値
455
円
目標株価
500
円
業種
建設
■評価引き上げの動きなども支援材料
いる。香港事業における工事損失引当金の追加計上のリスクは
一巡したとの見方は、買い安心感につなっていきそうだ。PBR は
0.8 倍台と株価の割安感は依然として強いほか、配当性向 30%
を意識した増配の動きなども評価出来る。心理的な節目となる
500 円レベルを目先の目標値としたい。
先週末には、一部の証券会社で建設セクターの「強気」を再確
認としており、同社に対しては目標株価引き上げの動きを行って
★リスク要因
高水準の信用残など需給面。
1820:日足
ボトム形成後のリバウンドで 25 日線が
支持線に変わる。75 日線とのゴール
デンクロス示現でトレンド強まる。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
263,928
2.4%
2,651
3,420
49.1%
2,732
9.85
2013/3連
253,250
-4.0%
2,666
4,307
25.9%
3,411
12.31
2014/3連
314,638
24.2%
4,738
6,106
41.8%
5,586
20.16
2015/3連
342,989
9.0%
8,710
9,938
62.8%
9,220
33.29
2016/3連予
330,000
-3.8%
10,500
10,500
5.7%
10,000
36.11
9
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Vol. 121 Weekly
2015 06 08
今週の分析銘柄 -2-
三重交通グループホールディングス〈3232〉東証 1 部
志摩でのサミット開催決定で急動意へ
■三重を基盤にバス事業などを展開
16 年夏に日本で開催される主要国首脳会議(サミット)を三重県
志摩市で開催すると決定したことで注目したい。同社は三重県を
基盤にバス事業などを展開している。15 年 3 月期は伊勢神宮の
式年遷宮効果が無くなったことから減収減益となり、16 年 3 月期
もさえない会社計画となっていた。ただ、サミット効果で集客力が
増すことが想定されることで会社計画は上振れる可能性がある。
サミット開催は来年だが、開催に向けてインフラ整備なども進む
と思われることから人の流れが活発化しそうだ。
■値動きの軽い中小型株には資金が向かいやすく
株価は 4 月に上場来高値 500 円に到達した後はさえない推移
となっている。25 日移動平均線も下向きとなっていることで調整
局面入りが懸念されていたが、週明けはこれらの水準を一気にク
リアする展開を期待したい。上場来高値を更新することから需給
売買単位
100
株
6/5 終値
438
円
目標株価
600
円
業種
不動産
面は良好となろう。今週はメジャーSQ 週のため、先物中心の思
惑買いで主力の大型株は手掛け難い地合いとなる可能性があ
る。値動きの軽い中小型には資金が向かいやすいと想定。短期
資金を巻き込んだ買いで節目の 600 円をターゲットとする。
★リスク要因
短期資金の流出入。
3232:日足
25 日線に上値を抑えられる形状だ
が、440 円処での値固めの流れに。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
106,724
-1.3%
4,389
3,630
37.2%
1,349
15.32
2013/3連
104,812
-1.8%
3,270
2,743
-24.4%
2,040
23.17
2014/3連
117,497
12.1%
4,751
4,370
59.3%
2,562
28.66
2015/3連
105,843
-9.9%
4,484
4,188
-4.2%
2,792
30.52
2016/3連予
104,000
-1.7%
4,000
3,650
-12.8%
2,600
27.67
10
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2015 06 08
今週の分析銘柄 -3-
テックファーム〈3625〉JASDAQ
訪日外国人向け情報配信サービスが順調に伸びる
■イータブ・プラスの導入部屋数の増加に期待
インバウンド消費関連の出遅れとして注目する。同社はミライト
<1417>と業務提携し、訪日外国人向け情報配信サービス
「ee-TaB*(イータブ・プラス)」を展開している。ホテルや旅館の
客室設置型タブレットによる情報配信サービスであり、順調に導
入部屋数が増加。6 月からは「ベストウエスタンホテル名古屋」に
導入を開始し、中部地方に進出している。政府は観光立国推進
閣僚会議で、訪日外国人を 2000 万人に増やすための新たな行
動計画をまとめるなか、導入ホテルの増加が期待される。
売買単位
100
株
6/5 終値
2106
円
目標株価
2500
円
業種
情報通信
てきている。インバウンド関連として位置づけられるようだと、関
連テーマとしては相対的に出遅れ感も意識されるところ。目標株
価としては、4 月の乱高下の時の陰線を吸収する流れを想定し、
2500 円とする。
■カジノ関連からインバウンド関連へ
株価はカジノ関連として動意をみせていたが、昨年 9 月高値を
ピークに調整が続いている。ただし、足元では 2000 円処での底
堅さが意識されるなか、先週末にはこのもち合いレンジを上放れ
★リスク要因
資金の逃げ足の速さ。
3625:日足
こう着が続いていたが、25 日、200 日
線レベルを一気に捉える。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2011/7単
2,688
-
246
257
-
70
3100.40
2012/7単
2,745
2.1%
258
260
1.2%
133
5311.74
2013/7単
3,496
27.4%
136
134
-48.5%
51
1729.00
2014/7連
3,498
-
133
130
-
-8
2015/6連予
-
-
-
-
-
11
-
-
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2015 06 08
今週の分析銘柄 -4-
エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート〈3850〉東証マザーズ
NTT グループがマイナンバー対応支援を活発化
■引き続きマイナンバー対応の需要顕在化に期待
年金情報流出問題を受けてマイナンバー法改正案の国会審議
が停滞していることがマイナス視され、関連銘柄は足元で利益確
定の流れとなっている。ただ、企業の制度対応は依然進んでお
らず、引き続き関連需要の顕在化が期待されるとみてよいだろ
う。調整局面には押し目買いのスタンスで臨みたい。こうしたな
か、マイナンバー制度への対応で、NTT<9432>がグループを挙
げて企業の支援を活発化していると一部専門紙で報じられたこと
から同社に注目した。
■マイナンバー関連アプリを10月リリース
同社は 4 月 28 日、従業員・取引先のマイナンバーを効率的に
収集・利用可能なパッケージアプリケーションを 10 月から提供す
ると発表しており、株価は急動意を見せた。関連サービスの拡大
に加え、NTT グループの顧客基盤を活用したサービス拡販にも
売買単位
100
株
6/5 終値
2075
円
目標株価
2328
円
業種
情報通信
期待したい。16 年 3 月期の会社計画は 2 ケタ増収・営業増益を
見込んでおり、業績期待も高まっている。当面の目標株価は 5 月
11 日高値 2328 円とする。
★リスク要因
マイナンバー活用機運の後退。
3850:日足
急伸後の調整も上昇する 25 日線が支持
線として機能し、三角もち合い上放れへ。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
3,416
13.8%
342
345
25.5%
182
7903.91
2013/3連
3,601
5.4%
371
377
9.3%
223
9012.00
2014/3連
4,302
19.5%
202
178
-52.8%
95
19.33
2015/3連
4,430
3.0%
225
112
-37.1%
0
0.19
2016/3連予
5,000
12.9%
350
350
212.5%
200
40.36
12
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2015 06 08
今週の分析銘柄 -5-
フマキラー〈4998〉東証 2 部
デング熱を警戒するシーズンに
■6月から都がキャンペーン開始
大手殺虫剤メーカーの一角。電気蚊取り「ベープ」ブランドで有
名。昨年、70 年ぶりに日本で感染者が確認されたデング熱が、
今年は昨年を上回るペースで拡大している点に注目。東京都は
デング熱対策のため今月を「蚊の発生防止強化月間」として、1
日からラッピングバスを運行するなどキャンペーンを展開してい
る。感染予防には蚊に刺されないことが重要であり、携帯型電池
式虫除け器「どこでもベープ プレミアム」などデング熱対策を意
識した新製品を市場投入(6 月中旬予定)する同社に注目した。
■海外で更なる収益機会も
5 月 11 日に発表した 2015 年 3 月期の業績は、国内で殺虫剤
の売上が 2 ケタ増、海外では殺虫剤の需要が通年続く東南アジ
アを中心に円ベースで 3 割増と好調だった。今期は、国内では
デング熱の拡大可能性、海外では足元で続く円安などが業績拡
売買単位
1000
株
6/5 終値
706
円
目標株価
800
円
業種
化学
大要因に。「将来的には売上高の半分以上を海外で稼ぐようにし
たい」との社長コメントも報じられている。株価はデング熱の感染
拡大が思惑視され 5 月から右肩上がりを継続、次の大台となる
800 円を目標としたい。
★リスク要因
キャンペーンが奏功しデング熱関連消費が下火に。
4998:日足
上昇トレンドラインが継続。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
21,273
-9.4%
-961
-908
-242.3%
-838
2013/3連
22,556
6.0%
-312
-309
-66.0%
142
4.33
2014/3連
28,494
26.3%
655
612
-298.1%
258
8.05
2015/3連
33,308
16.9%
1,447
1,562
155.2%
852
30.60
2016/3連予
35,000
5.1%
1,520
1,650
5.6%
870
31.28
13
-
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2015 06 08
今週の分析銘柄 -6-
アドベンチャー〈6030〉東証マザーズ
MERS の拡大で訪日客が一段増へ
■訪韓外国人が続々キャンセル
オンライン旅行会社。国内外の航空券をインターネットで横断
検索するサイト「スカイチケット」のほか、多言語対応のアクティビ
ティ予約サイト「ワナトリップ」を運営する。韓国で MERS 禍の拡大
により、訪韓外国人観光客が続々とキャンセルしていることに注
目。中国人(昨年の訪韓観光客の 4 割、約 612 万人)を中心に、
一定割合の訪韓外国人が韓国から日本へと旅行先を変更すると
想定し、同社のようなインバウンド関連銘柄に物色が集まると予
想した。
売買単位
100
株
6/5 終値
7110
円
目標株価
8000
円
業種
サービス
の達成確度も高まる公算。日本の景気回復による国内旅行の伸
張も考慮し、期待感から株価は上場来高値を突破する展開を想
定、節目の 8000 円を目指す。
■第4四半期の業績拡大に期待
★リスク要因
PER、PBR での割高感。
5 月 15 日に発表した第 3 四半期累計(2014 年 7 月-2015 年 3
月期)業績では、売上高の進捗率が 78.9%と高い。一方、営業利
益は同55.7%と低いものの、第4 四半期が繁忙期であることに加
えて、前述した要因で訪日外国人の急増が重なれば、通期計画
6030:日足
4 月以降のもち合いレンジを上放れて
下り、上方へのトレンドが強まりやすい。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2011/6単
217
-38.0%
-
-19
-
-18
-
2012/6単
204
-6.0%
-
-6
-
-18
-
2013/6連
635
-
-1
-8
-
10
20,560
2014/6連
893
40.6%
30
25
-
21
4656.00
2015/6連予
1,350
51.2%
176
170
580.0%
130
64.30
14
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2015 06 08
今週の分析銘柄 -7-
新電元工業〈6844〉東証 1 部
円安ドル高の恩恵を享受へ
■今期はASEAN市場で売上拡大へ
足元の為替市場では、1 ドル 125 円台半ばまで円安ドル高が進
んでいる。円安メリット銘柄には追い風の地合いとなっていること
から、上期想定為替レートを 1 ドル 115 円で設定している同社に
注目したい。15 年 3 月期は、タイ政情不安で減益となったが、16
年 3 月期は増益を見込んでいる。モビリティ分野で、二輪車市場
において ASEAN 地域を中心に自社製デバイスを搭載した ECU
(電子制御ユニット)の売上拡大が見込まれ、電装事業とデバイ
ス事業とのシナジー効果が発揮される見通し。また、新エネルギ
ー分野では、蓄電システムやパワーコンディショナなどのライン
アップ拡充により多様な市場ニーズに対応できる体制を整え、ス
マートコミュニティ関連市場の新規開拓を図るとのこと。
売買単位
1000
株
6/5 終値
647
円
目標株価
710
円
業種
電気機器
を下抜けていることから調整継続も意識されそうだが、日足の一
目均衡表の基準線がサポートとして機能。反発が期待できそうな
チャート形状と言えよう。1 月につけた年初来高値レベルをター
ゲットに。
★リスク要因
為替の円安推移一服。
■基準線をサポートに反発へ
足元の株価は 2 日連続で陰線を残している。25 日移動平均線
6844:日足
支持線として機能していた 25 日、200 日
線を下回る。75 日線辺りからのリバウン
ド意識。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
82,561
-5.5%
5,023
3,699
-39.4%
1,502
13.73
2013/3連
88,426
7.1%
3,333
3,317
-10.3%
4,009
38.06
2014/3連
104,564
18.3%
11,313
10,960
230.4%
12,129
117.71
2015/3連
108,255
3.5%
7,673
7,861
-28.3%
5,252
50.98
2016/3連予
109,000
0.7%
9,500
9,300
18.3%
6,300
61.15
15
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今週の分析銘柄 -8-
ワイヤレスゲート〈9419〉東証マザーズ
東証 1 部への昇格候補銘柄として注目
■2月に申請取り下げも市場変更準備は継続
6 月中にも東証 1 部への市場変更を申請すると報じられたガン
ホー<3765>が、足元で強い上昇を見せている。東証 1 部への昇
格候補銘柄への関心が高まるなかで、従前より準備を進めてい
た同社についても見直しが進むことが見込まれる。今年 2 月、同
社株式に係るインサイダー取引事件を受けて本則市場への変更
申請を取り下げているが、市場変更準備は今後も継続していくと
表明している。
■訪日外国人増へ国を挙げて通信環境整備の機運も
また、訪日外国人客数の年間 2000 万人という目標を前倒し達
成すべく、政府が環境整備を急ぐ方針であることも同社にとって
追い風となるだろう。Wi-Fi 整備は訪日外国人客からの要望が強
いといい、独自に導入を進める商業施設なども多いようだ。ま
た、20 年の東京オリンピックに向けて、次世代高速通信技術
売買単位
100
株
6/5 終値
3310
円
目標株価
3765
円
業種
情報通信
「5G」の実現を目指す機運も高まっている。株価は直近で 25 日
線を割り込んでいるものの、3200 円レベルが下値メドとして意識
されている。4 月 27 日に付けた年初来高値 3765 円を再度目指
す展開を想定する。
★リスク要因
戻り待ちの売り圧力。
9419:日足
足元調整も 75 日線が支持線として意識
されており、リバウンド狙いのタイミング。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2011/12単
3,440
198.1%
386
386
241.6%
279
13545.90
2012/12連
5,500
-
597
575
-
423
190.48
2013/12連
7,055
28.3%
785
784
36.3%
483
97.70
2014/12連
9,105
29.1%
794
789
0.6%
499
49.28
2015/12連予
12,472
37.0%
1,350
1,348
70.8%
856
84.53
16
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2015 06 08
読者の気になる銘柄
ダイワボウホールディングス 東証 1 部〈3107〉/韓国 MERS 感染者拡大でマスク需要の思惑が先行
韓国での MERS 感染者拡大を受けて
マスク関連銘柄の一角が急騰してい
る。ウイルス性感染症の MERS 感染者
は、5 月 20 日の感染者確認以降、次々
と感染者が増え、
6 月 6 日時点では 50
人まで増加し三次感染者数も拡大中。
韓国ではマスクが飛ぶように売れて
いるとの話も聞かれており、
マスク需
要の拡大への期待感から短期資金が
流入した。2 日に 287 円まで上げた後
は上ヒゲを残したことから、
徐々に値
幅が狭くなり利益確定売りが先行。
た
だ、
韓国での感染者数は拡大の一途を
辿っていることから、
感染者数増加の
ニュースが伝われば思惑的な買いが
入ろう。
先週末は切り上がる 5 日移動
平均線が追いついたことから、
週明け
は仕切り直しで買いが集まる可能性
も。SQ 週で手掛け難い相場展開とな
れば、
こうした高いテーマ性を持つ銘
柄には相対的に資金が流入しやすい
と思われる。
円
(株)
楽天 東証 1 部〈4755〉/公募増資実施を受けて希薄化を嫌気へ
公募増資実施が嫌気されている。4
日に国内外の投資家から約 2000 億円
を調達すると報じられた。今年の公募
増資では最大規模となる。成長戦略を
進めるうえで長期の安定資金を確保
するとされている。発行済株式数は約
7%増える計算となることから、寄付
きから売り優勢の展開となった。寄付
き後、最大 1880 億円規模の公募増資
実施を会社側が発表。金額規模が 1 割
ほど減少したものの、発表後もじりじ
りと下げ幅を広げるなどさえない展
開となった。5 日も売られたことで、
3 日の終値比 8.8%の下落率と希薄化
を超える下げに。ただ、75 日移動平
均線や 100 日移動平均線ともに割り
込んでいるが、26 週移動平均線がな
んとかサポートとなっている。増資を
材料とした下げは一巡か。
円
(株)
17
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Market
ジグソー
展望
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
今週のテクニカル妙味銘柄
東証マザーズ 〈3914〉
大陽線を残し5 月26 日以来の6000 円
台を回復している(点線・四角A)。出来
高を伴っていることから反発基調は続
くと見る。日足の価格帯別売買高では、
6500 円レベルの商いが非常に多い(点
線・丸B)。6 月 IPO も近いことから、こ
の水準では戻り待ちの売り圧力が強ま
る可能性も。一方、この水準を一気にク
リアできれば上場来高値 8300 円を意識
した展開も視野に入る。
フォトクリエイト
-5
B
A
東証マザーズ 〈6075〉
出来高はさほど増加していないが、足
元陽線連発で 4 月 27 日の戻り高値 1762
円を上抜いている。日足の一目均衡表で
は、雲上限を上放れている(点線・四角
A)ほか、遅行スパンも実線をクリア(点
線・丸B)。上へのバイアスが強まること
で、年初来高値 1952 円更新を意識した
展開を想定する。
基準線 転換線 遅行スパン 先行スパン1 先行スパン2
B
18
A
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展望
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
カテゴリー考察
テーマ別分析
MERS 禍の拡大が顕著、関連銘柄を探る
■感染症予防からインバウンドまで
重篤な肺炎などを引き起こす「中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)
」のコロナウイルスの感染者が、韓国で顕著に増加している。
5 月 20 日に韓国初の感染者が確認されてから、6 月 6 日時点の感染者は死者 4 人を含む計 50 人となった。5 日時点で韓国の小中学
校などの休校措置は 1300 校を超えたほか、5 日時点の隔離者数は 1820 人にまで拡大している。ソウル市内ではマスクが売り切れ
る店が出たと報じられるなど、パニックに陥っているもよう。
また、韓国を訪れる外国人観光客では、1-3 日の 3 日間に 1 万人超が訪韓旅行予約をキャンセルしたと報じられるなど、既に経
済面での影響が出始めている。一連の対応に関して政治への批判も高まっており、5 日に発表された朴大統領の支持率は、前週比
6 ポイント減の 34%に急落。
経済的関係性も深い隣国での感染拡大とあって、日本市場でも先週に入ったころから MERS 関連とみられる銘柄が動意づいた。
そこで今週は、改めて関連銘柄を探ってみたい。
まずは日本で感染者が確認される可能性が考えられる。その場合、韓国と同様にマスクや感染予防商品の売上げが伸びるだろう。
また、韓国を訪れる外国人観光客が減り、その観光客が日本に流れるパターンも考えられる。ちなみに、2014 年の訪韓外国人観光
客は過去最高の約 1400 万人だったが、そのうち中国人が約 612 万人と最多で、外国人観光客全体の 4 割強を占めた。これら訪韓
外国人のうち何割かが日本に向かうという展開が想像でき、訪日インバウンド関連銘柄が改めて注目される公算も。
また、MERS とは直接的関係はないが、昨年、70 年ぶりに日本で感染者が確認されたデング熱の感染者数が、今年は昨年を上回
るペースで広がっている点にも注意を向けておきたい。国立感染症研究所によると、デング熱の患者報告数として、昨年は 5 月 5
日~11 日の 1 週間に 54 人が確認されたが、今年は 5 月 4 日~10 日の 1 週間に既に 80 人に達している。昨年動意づいたデング熱
の関連銘柄を今から仕込んでおく手も。
■MERS・デング熱の関連銘柄
コード
1975
2483
3088
3161
3179
3328
3625
3681
3727
4005
4527
4557
4574
4583
4689
4755
4951
4998
6030
6040
6097
6897
6946
7419
7432
7447
7829
7834
7963
7980
8120
8202
8256
9419
9616
9729
銘柄
朝日工業社
翻訳センター
マツキヨHD
アゼアス
シュッピン
BEENOS
テックファーム
ブイキューブ
アプリックス
住友化学
ロート製薬
医学生物
大幸薬品
カイオムバイオ
ヤフー 楽天 エステー
フマキラー
アドベンチャー
スキー場開発
ビューホテル
ツインバード
アビオニクス
ノジマ ダルトン
ナガイレーベン
サマンサJP
マルマン
興研 重松製作所
大木 ラオックス
プロルート
ワイヤレスG
共立メンテ
トーカイ
市場
東証1部
JASDAQ
東証1部
東証2部
マザーズ
マザーズ
JASDAQ
マザーズ
マザーズ
東証1部
東証1部
JASDAQ
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
マザーズ
マザーズ
東証2部
東証2部
東証2部
JASDAQ
JASDAQ
東証1部
マザーズ
JASDAQ
JASDAQ
JASDAQ
JASDAQ
東証2部
JASDAQ
マザーズ
東証1部
東証1部
コメント
感染症対策のためのクリーン化技術など
訪韓を敬遠した外国人が増加し翻訳ニーズ増加へ
マスク拡販、訪日外国人増加など恩恵多数
防護服・環境資機材事業など
訪韓を敬遠した外国人が増加しインバウンド消費が伸張へ
「転送コム」や代理購入サービス「Buyee」などが増加も
訪日外国人向け客室設置型タブレットサービス
多言語通訳サービス「V-CUBEトランスレーター」を開始
インバウンド向け「おもてなしビーコン」など
デング熱防除向け業務用殺虫剤「スミプロ」開発
高機能マスク「アルガード抗菌・花粉マスク」
病院や検査センターを対象に臨床検査薬の研究など
二酸化塩素を用いた感染予防製品「クレベリン」
ADLib(R)システムで大規模感染症の抗体研究
感染発覚後は外出が減り検索やECが伸張へ
感染発覚後は外出が減りECが伸張、インバウンド関連も
デング熱関連として「虫よけアロマプラグ」
主力の殺虫剤が売上の7割強。「スキンベープ」など
訪韓から訪日へ外国人旅行客がシフトへ
訪韓を敬遠した外国人が増加しインバウンド消費が伸張へ
訪韓を敬遠した外国人が増加しインバウンド消費が伸張へ
空気清浄機やサーキュレーターなど
赤外線サーモセンサー
訪韓を敬遠した外国人が増加しインバウンド消費が伸張へ
ラボ環境の構築など、研究関連事業を展開
医療白衣で国内シェア60%超のトップメーカー
訪韓を敬遠した外国人が増加しインバウンド消費が伸張へ
訪韓を敬遠した外国人が増加しインバウンド消費が伸張へ
防じん・防毒マスク、オープンクリーンシステムなど
産業用防じん・防毒マスクや呼吸器など
医薬品卸業者。衛生医療・介護用品などに注力。
訪韓から訪日へ外国人旅行客がシフトへ
訪韓を敬遠した外国人が増加しインバウンド消費が伸張へ
訪韓を敬遠した外国人が増加しインバウンド消費が伸張へ
安価なホテル「ドーミーイン」を展開
手術着のネクサージ等リネンサプライを手掛ける
6/5終値(円)
446.0
3,560.0
5,050.0
1,080.0
1,760.0
2,400.0
2,106.0
1,663.0
1,288.0
765.0
1,810.0
540.0
1,909.0
1,007.0
533.0
1,896.0
1,099.0
706.0
7,110.0
5,640.0
2,135.0
393.0
263.0
2,574.0
269.0
2,314.0
1,241.0
256.0
1,920.0
856.0
477.0
373.0
438.0
3,310.0
6,910.0
4,590.0
時価総額(億円)
151.64
59.96
2,759.12
65.72
210.67
294.39
138.51
156.31
164.27
12,664.16
2,134.51
140.71
259.28
221.01
30,354.08
25,220.95
252.77
232.83
158.71
225.60
205.90
35.48
74.42
622.45
38.19
884.78
438.02
31.30
97.99
61.63
67.12
2,476.27
85.85
338.24
1,254.21
827.14
売買代金25日平均
(百万円)
12.19
11.45
1,226.09
499.06
105.41
169.85
247.87
135.84
105.81
5,793.93
1,181.11
16.85
466.48
634.03
9,459.06
9,049.59
24.83
171.30
159.61
556.94
45.71
13.89
481.29
314.70
118.45
42.01
206.21
694.89
131.32
71.54
0.66
8,654.87
3,345.22
550.07
1,111.83
47.04
出所:フィスコ作成
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カテゴリー考察
スクリーニング分析
スクリーニングからモレがちな銘柄への見直し
■今期最終黒字を見込む銘柄
日経平均が高値圏でのもち合いをみせるなか、利益確定の流れをみせながらも、出遅れ感のある金融株などへの循環物色がみら
れる。先高期待が強いなか、出遅れ感の強い銘柄などには値ごろ感からの見直しなども含めて、関心が向かいやすいだろう。また、
これまで増収増益や高 ROE、増配といった条件からの抽出が多く、それら条件にあった銘柄への投資家の関心も高い。ただ、これ
ら条件で人気化している銘柄等も、利益確定の対象になりやすい。そこで、業績面に着目するものの、増益ではなく、
(1)前期最
終赤字から今期黒字転換を予想(コンセンサス含む)
、
(2)年初来高値からの下落率が 10%以上の銘柄を挙げている。
■今期黒字転換を見込み、高値から 10%超押している銘柄
コード
銘柄
市場
6/5株価
(円)
年初来高値
日付
株価(円)
騰落率
(%)
決算期
予想
純利益
(百万円)
前期
純利益
(百万円)
9478 SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ
JASDAQ
231.0
2015/1/6
436.0
-47.0 16年3期
120
-26
3328 BEENOS
マザーズ
2,400.0
2015/2/13
4,385.0
-45.3 15年9期
550
-450
-129
6840 アドテック
JASDAQ
271.0
2015/2/4
437.0
-38.0 16年3期
50
9385 ショーエイコーポレーション
JASDAQ
278.0
2015/3/3
430.0
-35.3 16年3期
150
-30
1724 シンクレイヤ
JASDAQ
374.0
2015/1/5
557.0
-32.9 16年3期
110
-682
6330 東洋エンジニアリング
東証1部
313.0
2015/1/5
456.0
-31.4 16年3期
3,000
-20,965
7312 タカタ
東証1部
1,352.0
2015/1/9
1,951.0
-30.7 16年3期
20,000
-29,558
5199 不二ラテックス
JASDAQ
275.0
2015/4/15
390.0
-29.5 16年3期
320
-159
3358 ワイエスフード
JASDAQ
361.0
2015/4/13
508.0
-28.9 16年3期
19
-33
5104 日東化工
東証2部
100.0
2015/3/4
139.0
-28.1 16年3期
10
-103
4651 サニックス
東証1部
384.0
2015/5/11
520.0
-26.2 16年3期
2,820
-4,966
4736 日本ラッド
JASDAQ
373.0
2015/3/26
483.0
-22.8 16年3期
176
-1,212
9826 JEUGIA
東証2部
165.0
2015/2/26
213.0
-22.5 16年3期
58
-54
4824 メディアシーク
マザーズ
527.0
2015/3/24
679.0
-22.4 15年7期
27
-110
7878 光彩工芸
JASDAQ
264.0
2015/1/27
338.0
-21.9 16年1期
54
-66
5282 ジオスター
東証2部
613.0
2015/1/5
775.0
-20.9 16年3期
390
-267
3121 マーチャント・バンカーズ
東証2部
153.0
2015/4/15
193.0
-20.7 16年3期
35
-646
2788 アップルインターナショナル
東証2部
228.0
2015/2/16
287.0
-20.6 15年12期
197
-1,030
7920 三浦印刷
東証2部
137.0
2015/2/27
171.0
-19.9 16年3期
230
-62
9723 京都ホテル
東証2部
915.0
2015/4/27
1,135.0
-19.4 15年12期
57
-345
9640 セゾン情報システムズ
JASDAQ
1,298.0
2015/3/9
1,610.0
-19.4 16年3期
2,080
-4,707
4364 マナック
東証2部
509.0
2015/6/3
630.0
-19.2 16年3期
240
-290
7600 日本エム・ディ・エム
東証1部
534.0
2015/2/2
659.0
-19.0 16年3期
700
-391
6090 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ
マザーズ
1,128.0
2015/2/20
1,379.0
-18.2 16年3期
12
-34
9969 ショクブン
東証2部
495.0
2015/3/16
600.0
-17.5 16年3期
237
-313
7867 タカラトミー
東証1部
707.0
2015/4/13
851.0
-16.9 16年3期
1,300
-1,817
3604 川本産業
東証2部
381.0
2015/6/4
457.0
-16.6 16年3期
190
-1,053
6022 赤阪鐵工所
東証2部
171.0
2015/3/26
204.0
-16.2 16年3期
100
-226
6064 アクトコール
マザーズ
1,845.0
2015/4/9
2,199.0
-16.1 15年11期
170
-1
2467 バルクホールディングス
セントレックス
194.0
2015/4/17
230.0
-15.7 16年3期
30
-15
3160 大光
東証2部
845.0
2015/1/8
989.0
-14.6 15年5期
240
-144
9475 昭文社
東証1部
876.0
2015/2/24
1,025.0
-14.5 16年3期
500
-7,042
2664 カワチ薬品
東証1部
1,878.0
2015/4/15
2,197.0
-14.5 16年3期
2,500
-4,673
3627 ネオス
東証1部
687.0
2015/3/2
777.0
-11.6 16年2期
100
-982
7733 オリンパス
東証1部
4,190.0
2015/3/19
4,730.0
-11.4 16年3期
56,000
-8,737
7916 光村印刷
東証1部
267.0
2015/3/17
298.0
-10.4 16年3期
210
-42
6779 日本電波工業
東証1部
981.0
2015/3/27
1,093.0
-10.2 16年3期
1,200
-569
出所:FISCO アプリ、QUICK のデータを元にフィスコ作成
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展望
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
カテゴリー考察
先週の話題レポート
向こう 3 ヵ月間の中小型株有力銘柄リスト
■MUMSS では最新の JEFF モデル上位銘柄を更新(クオンツ)
MUMSS では、中小型株のスクリーニングモデル Japan Explorer Focus-list Finder (JEFF モデル)の最新リスト(2015 年 6 月分)
を更新した。直近 3 ヵ月の JEFF スコア上位 20%のパフォーマンスは、+8.2%とユニバース平均(+7.5%)を上回ったとしている。
足元の日本株市場は大型株中心の相場展開となっており、中小型株にとってはやや厳しい展開になったと指摘。当該モデルのスコ
アに基づく分位別パフォーマンスを見ると、第 1 分位と第 5 分位の差が出ており、モデルに基づく銘柄選択は有効であったとして
いる。なお、当記事では、JEFF モデル上位スコアリスト 420 銘柄のうち、上位 30 銘柄をフィスコにて抜粋して掲載した。
■2015 年 6 月の JEFF スコアリスト(上位 30 銘柄を抜粋)
順位 コード
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
6155
5017
4047
5456
4080
1879
3653
7264
3738
7298
7968
4992
3742
9438
9969
7820
3388
1930
7421
5727
3103
4611
5999
6413
6476
6920
3237
4572
6507
3649
銘柄名
高松機械工業
富士石油
関東電化工業
朝日工業
田中化学研究所
新日本建設
モルフォ
ムロコーポレーション
ティーガイア
八千代工業
TASAKI
北興化学工業
ITbook
エムティーアイ
ショクブン
ニホンフラッシュ
明治電機工業
北陸電気工事
カッパ・クリエイトHD
東邦チタニウム
ユニチカ
大日本塗料
イハラサイエンス
理想科学工業
富士テクニカ宮津
レーザーテック
イントランス
カルナバイオサイエンス
シンフォニア テクノロジー
ファインデックス
東証33業種
機械
石油・石炭製品
化学
鉄鋼
化学
建設業
情報・通信業
輸送用機器
情報・通信業
輸送用機器
その他製品
化学
情報・通信業
情報・通信業
小売業
その他製品
卸売業
建設業
小売業
非鉄金属
繊維製品
化学
金属製品
機械
機械
電気機器
不動産業
医薬品
電気機器
情報・通信業
株価
(¥;5/29)
1,140
425
918
1,181
442
569
6,390
1,357
1,727
1,073
3,195
474
1,642
796
494
1,650
1,334
1,156
1,180
1,396
59
188
1,025
2,461
781
1,754
314
1,269
250
1,639
時価総額
(¥mn)
12,563
33,228
52,827
8,503
6,564
34,914
31,619
8,883
136,561
25,798
12,079
14,213
26,112
47,616
5,857
20,130
16,098
28,865
64,936
99,494
34,074
27,928
14,350
116,667
10,711
41,345
11,659
10,561
37,236
42,593
ORNリ
H営業 アセッ H出来
JEFF
ORN成 予想
H信用
ビジョ
マージ トグ 高回転
買い
スコア
長率
ROE
ン
ン
ロース
率
5.00
5
5
5
5
5
5
5
4.82
5
5
4
5
5
5
5
4.71
5
5
5
5
4
4
5
4.53
5
5
5
3
5
5
4
4.15
5
4
5
2
5
4
4
4.06
5
3
5
5
5
4
1
3.95
5
5
5
5
5
3
-1
3.60
4
4
4
5
0
5
5
3.55
3
-1
5
5
5
3
3
3.53
5
4
1
5
5
3
2
3.52
5
2
2
4
5
4
3
3.52
4
4
3
5
4
2
2
3.42
5
5
5
5
0
5
1
3.39
3
4
5
5
2
2
2
3.38
5
3
2
2
5
3
4
3.34
5
3
4
5
1
2
4
3.32
4
3
3
3
4
5
2
3.32
5
4
5
5
-2
5
4
3.30
5
5
5
3
5
-4
1
3.28
5
5
4
4
0
4
3
3.27
2
5
4
5
5
2
-2
3.24
4
1
4
5
3
2
3
3.22
2
2
4
3
2
5
5
3.21
3
2
2
5
3
2
5
3.19
5
-1
5
5
0
5
5
3.17
2
2
4
5
3
5
1
3.16
5
5
4
2
0
3
5
3.14
5
5
2
3
0
5
5
3.13
4
4
1
5
3
4
2
3.13
1
4
5
3
5
-2
2
出所:日経 NEEDS-BULK/FDS、AstraManager、Bloomberg、FactSet より三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券が作成。
注意:2015 年 6 月の月初時点の JEFF スコア上位銘柄 420 銘柄のうち上位 30 銘柄をフィスコにて抜粋。
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展望
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
カテゴリー考察-信用需給動向
Market Data
評価損益率は買い方改善・売り方悪化
信用残高 金額ベース 単位:百万円
5 月 29 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、金額ベー
スで買い残高が 11 億円減の 2 兆 8866 億円、売り残高が
420 億円増の 8683 億円だった。買い残高が 2 週連続で減
少、売り残高は 3 週連続で増加した。買い方の信用評価
損益率は前週の-6.94%から-6.56%に改善、売り方の評
価損益率は-7.06%から-7.85%に悪化している。
この週(5 月 25-29 日)の日経平均は前週末比 298.74
円高の 20563.15 円だった。米国の早期利上げ観測の再燃
によって円相場が円安に振れて推移するなか、日経平均
は連日で 15 年ぶりの高値水準を更新している。ギリシャ
不安などを受けた海外株安の流れから、利益確定の売り
が先行する局面がみられたが、出遅れているセクターへ
信用倍率(倍)
の物色が強まっていた。
個別では日ダイナミク<4783>の信用倍率が 3.07 倍から
1.02 倍に厚みを増している。連日ストップ高をつける強
い値動きとなり、売り買いともに信用残が積み上がって
いる。ロイヤルHD<8179>は 0.42 倍から 0.16 倍に。足
元で調整していたインバウンド関連を見直す流れに。ヤ
フー<4689>は 9.62 倍から 3.72 倍に取組みが大きく改善。
アリババとの提携を手掛かりに急伸するなか、売り買い
ともに積み上がっている。
取組みが改善した銘柄
コード
市場
銘柄
6/5終値
(円)
4783
JASDAQ 日ダイナミク
1,684.0
8179
東証1部 ロイヤルHD
4689
東証1部 ヤフー
2281
東証1部 プリマハム
5411
信用買残
(5/29:株)
信用売残
(5/29:株)
信用倍率
(5/29:倍)
信用買残
(5/22:株)
信用売残
(5/22:株)
125,600
40,900
信用倍率
(5/22:倍)
1,075,000
1,054,300
1.02
2,116.0
109,900
686,900
0.16
136,000
324,500
0.42
533.0
10,843,900
2,913,900
3.72
8,270,600
859,500
9.62
344.0
4,912,000
9,621,000
0.51
1,063,000
874,000
1.22
東証1部 JFEHD
3,015.5
994,600
416,900
2.39
1,431,400
272,900
5.25
2651
東証1部 ローソン
8,670.0
31,700
145,800
0.22
62,400
136,000
0.46
6326
東証1部 クボタ
2,064.5
794,000
610,000
1.30
985,000
371,000
2.65
6861
東証1部 キーエンス
67,650.0
55,900
36,400
1.54
71,600
23,700
3.02
8163
東証1部 サトRS
912.0
770,900
1,962,000
0.39
1,900,900
2,488,400
0.76
9502
東証1部 中部電
1,929.0
371,700
579,500
0.64
537,200
429,800
1.25
9983
東証1部 ファーストリテイ
50,960.0
68,900
417,400
0.17
110,400
341,400
0.32
9201
東証1部 JAL
4,145.0
591,800
454,800
1.30
695,900
289,600
2.40
5108
東証1部 ブリヂストン
4,854.5
1,109,500
409,000
2.71
2,041,100
414,700
4.92
6740
東証1部 JDI
523.0
9,302,300
2,597,000
3.58
11,614,100
1,795,600
6.47
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展望
ゴルフと相場
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
連載コラム
ゴルフと相場
(332) 国際保安官
[1] 冷戦とスポーツイベント
■ 第 1 次冷戦時代のオリンピック
■ 米国:国際保安官
1979 年にソ連がアフガニスタンに侵攻した時、カーター米第39 代
アメリカ合衆国憲法は、第8条10項において、「公海上で犯された
大統領は、1980 年のモスクワオリンピックへのボイコットを主導
海賊行為および重罪行為ならびに国際法に違反する犯罪を定義
し、冷戦下での戦術として国際的なスポーツイベントを利用する
し、これを処罰する権限」を米国議会に与えている。そして、1977
悪しき前例を作った。
年に施行された「連邦海外腐敗行為防止法」では、米国企業、米
1984 年、ソ連は米国のグレナダ侵攻を非難して、共産圏に対して
国事業を展開する企業が、政府関係者に賄賂を払うことを違法行
ロサンゼルスオリンピックへのボイコットを主導した。
為として禁じている。
基軸通貨である米国ドルの国際的な送金は、スイフト(SWIFT:国
際銀行間通信協会)網を経由して、ニューヨーク連邦準備銀行の
■ 第 2 次冷戦時代のワールドカップ
2014 年、ロシアがウクライナのクリミアを併合した時、欧米は、
口座振替で決済される。
ロシアに対して経済制裁を課し、欧州諸国は、2018 年のロシアで
米国商務省傘下のアイキャン(ICANN)は、インターネットを経由
のサッカーワールドカップへのボイコットを計画している。
する情報を監視している。
2015 年5 月、リンチ米司法長官は、スイスのチューリヒ州警察に
米国国家安全保障局は、エシュロン(Echelon)で世界の通信を傍受
対し、FIFA の関係者を巨額賄賂事件で身柄を拘束し、訴追のため
している。
に米国に身柄を引き渡すことを要請した。
スイス当局と米国当局は、ワールドカップの開催国として、2018
■ 米国 対 国際サッカー連盟(FIFA)
年ロシアと 2022年カタールがFIFA 視察団の調査報告書で最下位
2015 年 5 月、米国司法省は国際サッカー連盟の幹部を巨額増収
だったにも関わらず決定された理由を調査している。
賄事件で訴追したが、その理由は以下の通りかと推定される。
プーチン・ロシア大統領は、ブラッター氏に対して 2018 年のサッカ
1)米国企業が贈賄に関与した可能性、米国の金融機関が関与し
ーW杯のロシア開催をやめさせるよう圧力があったと指摘し、米
たマネーロンダリングの可能性があること。
国の捜査の狙いがロシア大会の中止にあると批判した。
2)ロシア制裁として、2018 年のロシアワールドカップ開催を阻止
すること。
[2] 米国名門クラブでの女人禁制解禁
3)クリントン第 45 代米大統領誕生に向けて、欧州主導の FIFA へ
ゴルフの総本山としてルールを統括してきた英国の R&A は、米
反感を抱くヒスパニック系有権者の票を獲得すること。
国のオーガスタナショナル GC による「女人禁制」解禁という新し
4)欧州諸国のアジアインフラ投資銀行への参加を牽制する意味
いルールを、「グローバルスタンダード」として受け入れた。
で、世界最大のグローバルスポーツであるサッカーの総本山の
ブラウン元英首相は、「オーガスタナショナル GC が女性を受け入
牙城分断(欧州 対 新興国)。
れるのになぜ R&A は受け入れないのか。米国南部の州でできる
2015 年 5 月 29 日、汚職事件を抱える FIFA の第 65 回総会での会
ことを、なぜスコットランドではできないのか。我々はこの国の差
長選挙で、ブラッター会長は、加盟全 209 協会中 133 票の支持を
別について真剣に考えなくてはならない」と非難していた。
獲得して 5 期連続の当選を果たしたものの、6 月 2 日に辞意を表
■ オーガスタナショナル GC (会員:約 300 名)
明した。
「サッカー界における世界最大の汚職組織は FIFA。スイス当局は
卑怯者の巣に入り込み、何人かのサッカー界の高官を逮捕した。
多くの詐欺師や泥棒がサッカーに害を及ぼしている」(元ブラジル
1933 年に球聖ボビー・ジョーンズが設立した名門クラブであり、
毎年 4 月にマスターズ・トーナメントが開催される。
2012 年、女性会員の受け入れを発表し、80 年余りに及ぶ女人禁
代表ロマーリオ氏)
制に幕が下ろされた。
「汚職に手を染めた FIFA 幹部は透明性を憎み、いかがわしい取
■ R&A(ロイヤル・アンド・エンシェントクラブ)(会員:約 2400 名)
1754 年に設立されゴルフのルールを統括してきたゴルフの総
引と嘘を重ねてきた」
(元アルゼンチン代表マラドーナ氏)
本山。
2014 年、女性会員の受け入れを発表し、260 年余りに及ぶ女人
禁制に幕が下ろされた。
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Market
1
2
3
展望
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
スケジュール
レーティング
投資主体別売買動向
資料編
今週のMarket Data
経済カレンダー
2-4
決算カレンダー
5
格上げ・買い推奨
6
格下げ・売り推奨
7
総括コメント
8
市場別データ
9
4
新規上場銘柄
結果とスケジュール
10
5
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証 1 部)
11
雲下抜け銘柄(東証 1 部)
12
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Vol. 121 Weekly
2015 06 08
経済カレンダー - 1
Market Data
6 月 8 日~6 月 14 日 ※全て日本時間で表示
内容
日付
曜日
時間
6月8日
月
08:50
国際収支(4月)
08:50
GDP改定値(1-3月)
08:50
貸出・預金動向(5月、日本銀行)
08:50
対外債務・資産負債残高(3月末一次推計、日本銀行)
13:30
特定サービス産業動態統計(4月)
13:30
企業倒産(5月)
14:00
景気ウォッチャー調査(5月)
15:00
独・貿易収支(4月)
15:00
独・経常収支(4月)
15:00
独・鉱工業生産指数(4月)
15:30
榊原経団連会長が定例記者会見
20:00
ブ・ FGV消費者物価指数(IPC-S)(6月7日まで1カ月間)
20:25
ブ・週次景気動向調査
23:00
米・労働市場情勢指数(5月)
23:20
ブ・自動車販売台数(5月)
27:00
ブ・貿易収支(週次)(6月7日まで1カ月間)
決算発表 LIXILグループ
中・貿易収支(5月)
米・アップル、2015年の世界開発者会議(WWDC)(サンフランシスコ、12日まで)
独・G7サミット(7日から)
独・安倍首相がG7サミット後記者会見
6月9日
火
08:50
マネーストック(5月、日本銀行)
10:30
中・消費者物価指数(5月)
10:30
中・生産者物価指数(5月)
11:50
石破地方創生担当相が会見「地方から創生するわが国の未来」
12:00
スポットLNG価格調査(5月)
14:00
消費動向調査(5月)
14:00
移動電話国内出荷(4月)
14:45
スイス・失業率(5月)
15:00
工作機械受注(5月)
16:15
スイス・消費者物価指数(5月)
17:30
英・貿易収支(4月)
18:00
欧・GDP改定値(1-3月)
20:00
ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(5月)
23:00
米・卸売在庫(4月)
23:00
米・JOLT求人件数(4月)
安倍首相がG7サミットから帰国
2
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展望
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
経済カレンダー - 2
Market Data
6 月 8 日~6 月 14 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
時間
6月10日
水
08:50
機械受注(4月)
08:50
国内企業物価指数(5月)
08:50
機械受注(4月)
08:50
企業物価指数(5月、日本銀行)
08:50
貸出約定平均金利(4月、日本銀行)
10:00
佐藤日銀審議委員が講演(13:30から記者会見)
内容
11:00
中古車販売台数(5月)
16:00
トルコ・GDP(1-3月)
16:30
フェイルの発生状況(5月、日本銀行)
16:30
タイ・タイ中央銀行が政策金利発表
17:30
英・鉱工業生産指数(4月)
20:00
米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
21:00
ブ・IBGEインフレ率IPCA(5月)
27:00
米・財政収支(5月)
中・マネーサプライ(5月、15日までに)
中・元建て新規貸出(5月、15日までに)
中・経済全体のファイナンス規模(5月、15日までに)
印・貿易収支(5月、15日までに)
6月11日
木
06:00
NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
08:01
英・RICS住宅価格(5月)
08:50
法人企業景気予測調査(4-6月期)
08:50
対外対内証券売買(先週)
08:50
マネタリーサーベイ(4月、日本銀行)
10:30
豪・失業率(5月)
11:00
オフィス空室状況(5月末)
14:30
中・固定資産投資(5月)
14:30
中・鉱工業生産指数(5月)
14:30
中・小売売上高(5月)
15:00
投信概況(5月)
17:00
ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(6月7日まで1カ月間)
20:00
ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(6月)
20:30
ブ・COPOM議事録公表
21:30
米・小売売上高(5月)
21:30
米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30
米・輸入物価指数(5月)
22:45
米・消費者信頼感指数(先週)
23:00
米・企業在庫(4月)
25:00
米・家計純資産(1-3月)
韓国・韓国銀行(中央銀行)が政策金利発表
6月12日
金
10:00
営業毎旬報告(6月10日現在、日本銀行)
11:00
発受電速報(5月)
13:30
第3次産業活動指数(4月)
17:00
日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
17:00
日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額
18:00
欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(4月)
21:00
印・鉱工業生産(4月)
21:00
印・消費者物価指数(5月)
21:30
米・生産者物価コア指数(5月)
23:00
米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(6月)
株価指数先物・オプション、特別清算値(SQ)算出
露・株式市場は祝日のため休場
6月14日
日
中・海外直接投資(5月、18日までに)
3
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2015 06 08
スケジュール
日米主要経済指標のポイント
■(日)4 月経常収支
8 日(月)午前 8 時 50 分発表
(予想は、+1 兆 6874 億円) 参考となる 3 月実績は+2 兆 7953 億円の大幅黒字となった。貿易収支の改善が寄与した。4 月に
ついては貿易赤字額が前年同月比で大幅に減少していることや第1次所得収支の黒字が高水準を維持することから全体として
も大幅な黒字となる見込みだが、黒字額は 3 月実績を下回る見込み。
-------------------------------------------------------------------■(日)1-3 月期国内総生産改定値
8 日(月)午前 8 時 50 分発表
(予想は、前期比年率+2.8%) 参考となる速報値は+2.4%。先日発表された 1-3 月期法人企業統計では、設備投資額が前期比
+5.8%の高い伸びを記録しており、改定値(2 次速報値)は上方修正される見込み。民間在庫と公共投資の伸びはやや鈍化し、
個人消費はやや伸び悩むことが予想されているが、市場予想は妥当か。
-------------------------------------------------------------------■(米)5 月小売売上高
11 日(木)午後 9 時 30 分発表
(予想は、前月比+1.2%) 参考となる 4 月実績は 0.0%。自動車や家具などの販売減少が影響した。5 月については自動車販
売が回復していることから、大幅な伸びとなる見込み。高級品の販売増加も見込まれており、市場予想は妥当な水準か。
-------------------------------------------------------------------■(米)6 月ミシガン大学消費者信頼感指数
12 日(金)午後 11 時発表
(予想は、91.0) 参考となる 5 月確定値は 90.7 で予想を下回った。雇用環境は特に改善していないが、先行きについては 84.2
で悪くない。6 月の数字は 5 月実績をやや上回る可能性があり、市場予想は妥当な水準か。
--------------------------------------------------------------------
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2015 06 08
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
6月8日
6月8日
6月8日
6月8日
6月8日
6月8日
6月8日
6月8日
6月8日
6月8日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月9日
6月10日
6月10日
6月10日
6月10日
6月10日
6月10日
6月10日
6月10日
6月10日
6月10日
6月10日
6月10日
6月10日
6月11日
6月11日
6月11日
6月11日
6月11日
6月11日
6月11日
6月11日
6月11日
6月11日
6月11日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
コード
1873
2163
2301
3071
3246
4627
5938
7856
8142
9636
1405
1844
2373
2438
2910
2923
3169
3180
3658
4238
6097
6898
9632
9692
9743
1766
3031
3161
3248
3458
3811
4026
4358
4924
6669
6905
7614
8842
2751
2830
3421
3625
4989
5218
7827
7850
8077
8925
9681
1383
1758
2159
2929
3038
3134
3159
3318
3320
3361
3524
銘柄
東ハウス
アルトナー
学情
ストリーム
コーセーアールイ
ナトコ
LIXIL G(06/08)
萩原工業
トーホー
きんえい
サーラ住宅
大盛工業
ケア21
アスカネット
ロックフィール
サトウ食品
ミサワ
Bガレージ
イーブック
ミライアル
日ビュホテル
トミタ電機
スバル興
シーイーシー
丹青社
東建コーポ
ラクーン
アゼアス
アールエイジ
シーアールイー
ビットアイル
神島化
TYO
DR.シーラボ
シーシーエス
コーセル
オーエムツー
楽天地
テンポス
アヲハタ
稲葉製作
テックファーム
イハラケミカル
オハラ
オービス
総合商研
小林産
アルデプロ
ドーム
ベルグアース
太洋基礎
フルスピード
ファーマフーズ
神戸物産
Hamee
丸善CHI
メガネスーパ
クロスプラス
トーエル
日東網
上場部名
東証1部
ジャスダックS
東証1部
マザーズ
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証2部
東証2部
ジャスダックS
マザーズ
東証1部
東証2部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証2部
マザーズ
東証2部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証1部
ジャスダックG
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
マザーズ
マザーズ
東証1部
マザーズ
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
時刻
13:00
日付
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
6月12日
コード
3653
3662
3733
3770
3843
3903
4355
4592
5971
6091
6336
6656
7777
7831
7899
7968
8013
8079
8927
8979
9425
9734
銘柄
モルフォ
エイチーム
ソフトウェアサー
ザッパラス
フリービット
gumi
ロングライフ
サンバイオ
共和工業
ウエスコHD
石井表記
インスペック
3Dマトリックス
ウイルコHD
MICS化学
TASAKI
ナイガイ
正栄食
明豊エンター
スターツPR
日本テレホン
精養軒
5
上場部名
マザーズ
東証1部
ジャスダックS
東証1部
マザーズ
東証1部
ジャスダックS
マザーズ
ジャスダックS
東証2部
東証2部
マザーズ
ジャスダックG
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証2部
ジャスダックS
東証REIT
ジャスダックS
ジャスダックS
時刻
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
レーティング
格上げ・買い推奨
格上げ・買い推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
6月1日
6月2日
証券会社
6月4日
6月5日
社名
レーティング
目標株価(円)
3401
帝人
NEUTRAL→BUY格上げ
いちよし
2484
夢の街
A新規
みずほ
3281
GLP
中立→買い格上げ
9437
NTTドコモ
UNDERPERFORM→中立格上げ
岩井コスモ
1944
きんでん
A新規
三菱UFJ
2168
パソナ
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
680→1300
5007
コスモ石
UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ
125→188
6473
ジェイテクト
NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ
2000→2800
9437
NTTドコモ
UNDERPERFORM→NEUTRAL格上げ
1900→2100
5105
洋ゴム
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
2600→3300
9502
中部電
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
1390→2500
9505
北陸電
UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ
1360→1700
SMBC日興
5012
東ゼネ石
2→1格上げ
モルガン
6806
ヒロセ電
UNDERWEIGHT→EQUALWEIGHT格上げ
岩井コスモ
7609
ダイトエレク
A新規
CS
JPモルガン
6月3日
コード
UBS
430→550
140000
2000→2150
-
1100→1500
13333→18500
-
野村
6586
マキタ
NEUTRAL→BUY格上げ
6000→8000
CS
1803
清水建
NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ
880→1200
大和
8316
三井住友
3→2格上げ
東海東京
3668
コロプラ
OUTPERFORM新規
野村
2002
日清粉G
NEUTRAL→BUY格上げ
5726
大阪チタ
BUY新規
4000
5727
邦チタニウム
BUY新規
1700
3100
1320→1900
9437
NTTドコモ
REDUCE→NEUTRAL格上げ
1910→2300
JPモルガン
8801
三井不
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
3700→4200
シティ
8227
しまむら
3→2格上げ
8500→13900
8729
SONYFH
1新規
3040
8750
第一生命
1新規
3600
8795
T&DHD
1新規
2780
みずほ
4044
セ硝子
UNDERPERFORM→中立格上げ
500
大和
6371
椿本チ
3→2格上げ
-
8028
Fマート
4→3格上げ
-
8270
ユニー
4→3格上げ
-
いちよし
9956
バロー
A新規
シティ
6444
サンデンHD
2→1格上げ
780→800
みずほ
6622
ダイヘン
中立→買い格上げ
580→760
大和
8227
しまむら
3→2格上げ
6
-
-
株式会社フィスコ
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
レーティング
格下げ・売り推奨
格下げ・売り推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
6月1日
6月2日
証券会社
SMBC日興
6月5日
レーティング
目標株価(円)
丸紅
1→2格下げ
880→790
8031
三井物
1→2格下げ
1850→1800
9409
テレビ朝日HD
1→2格下げ
2850→2450
7775
大研医器
A→B格下げ
-
みずほ
8984
ハウスレジ
買い→中立格下げ
290000
岡三
9503
関西電
強気→中立格下げ
1390
三菱UFJ
6632
JVCKW
NEUTRAL→HOLD格下げ
330
6773
パイオニア
NEUTRAL→HOLD格下げ
250
6816
アルパイン
NEUTRAL→HOLD格下げ
2050
8136
サンリオ
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
4300→3400
9413
テレ東HD
NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ
2160→1640
大和
4507
塩野義
2→3格下げ
JPモルガン
5108
ブリヂストン
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
5200
5110
住友ゴム
NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ
1900→1850
-
9504
中国電
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
1680→2000
5334
特殊陶
EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ
3400→3300
6971
京セラ
EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ
6300→6500
6976
太陽電
OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ
1800→2050
6996
ニチコン
EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ
1050→1000
岩井コスモ
4527
ロート
A→B+格下げ
三菱UFJ
7269
スズキ
NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ
3600→3640
9404
日テレHD
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
2050→1960
-
野村
3402
東レ
BUY→NEUTRAL格下げ
-
UBS
5711
三菱マ
BUY→NEUTRAL格下げ
450→550
いちよし
7722
国際計測
A→B格下げ
岡三
3407
旭化成
強気→中立格下げ
-
岩井コスモ
6395
タダノ
A→B+格下げ
-
3099
ミツコシイセタン
3→4格下げ
-
4521
科研薬
2→3格下げ
-
大和
6月4日
社名
8002
いちよし
モルガン
6月3日
コード
-
CS
1878
大東建
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
16000→14000
JPモルガン
8830
住友不
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
5000→4800
SMBC日興
5232
住阪セメ
1→2格下げ
5463
丸一管
1→2格下げ
3400→3500
7731
ニコン
2→3格下げ
1310→1000
ゴールドマン
8031
三井物
中立→売り格下げ
シティ
9843
ニトリHD
1→2格下げ
岡三
7769
リズム
強気→中立格下げ
三菱UFJ
7735
SCREEN
NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ
大和
1332
日水
2→3格下げ
JPモルガン
7269
スズキ
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
SMBC日興
3407
旭化成
1→2格下げ
1380→1200
4062
イビデン
2→3格下げ
1700→1900
5700→7000
ゴールドマン
大和
430→480
1550
8400→9600
900→740
3950
4324
電通
1→2格下げ
4634
洋インキHD
1→2格下げ
4536
参天薬
強い買い→買い格下げ
1800→1950
4581
大正薬HD
中立→売り格下げ
7200→7100
4503
アステラス薬
1→2格下げ
7
660→570
株式会社フィスコ
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2014/12/8
-1000
8
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
2015/5/25
2015/5/18
2015/5/11
2015/5/7
事業法人
2015/5/25
2015/5/18
2015/5/11
2015/5/7
2015/4/27
2015/4/20
信託銀
2015/4/27
2015/4/13
2015/5/25
2015/5/18
2015/5/11
2015/5/7
2015/4/27
2015/4/20
2015/4/13
2015/4/6
2015/3/30
2015/3/23
2015/3/16
2015/3/9
2015/3/2
2015/2/23
2015/2/16
2015/2/9
2015/2/2
2015/1/26
2015/1/19
2015/1/13
2015/1/5
2014/12/29
2014/12/22
外国人
2015/4/20
2015/4/13
2015/4/6
2015/3/30
2015/3/23
2015/3/16
2015/3/9
2015/3/2
2015/2/23
2015/2/16
2015/2/9
2015/2/2
2014/12/8
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
2015/4/6
2015/3/30
2015/3/23
-600
2015/3/16
-400
2015/3/9
-200
2015/3/2
400
2015/2/23
600
2015/2/16
800
2015/2/9
単位:億円
2015/2/2
-500
2015/1/26
-300
2015/1/19
-200
2015/1/26
-100
2015/1/19
2000
2015/1/13
100
2015/1/13
2500
2015/1/5
200
2015/1/5
-6000
2014/12/15
2000
2014/12/29
-4000
-8000
2015/5/7
2015/5/11
2015/5/18
2015/5/25
4000
0
2014/12/22
-6000
2015/4/6
2015/4/13
2015/4/20
2015/4/27
6000
2000
2014/12/29
単位:億円
2014/12/8
-2000
2015/3/9
2015/3/16
2015/3/23
2015/3/30
4000
2014/12/15
0
-4000
2015/2/2
2015/2/9
2015/2/16
2015/2/23
2015/3/2
8000
2014/12/22
2015/5/25
2015/5/18
-2000
2015/1/5
2015/1/13
2015/1/19
2015/1/26
単位:億円
2014/12/15
2015/5/7
2015/5/11
2014/12/8
2014/12/15
2014/12/22
2014/12/29
6000
2014/12/8
2015/5/25
2015/5/18
2015/5/11
投信
2015/4/27
生・損保
2015/5/7
2015/4/20
2015/4/13
2015/4/6
2015/3/30
2015/3/23
2015/3/16
2015/3/9
2015/3/2
2015/2/23
2015/2/16
2015/2/9
2015/2/2
2015/1/26
2015/1/19
2015/1/13
2015/1/5
2014/12/29
2014/12/22
個人
2015/4/27
2015/4/20
2015/4/13
2015/4/6
2015/3/30
2015/3/23
2015/3/16
2015/3/9
2014/12/8
2014/12/15
展望
2015/3/2
2015/2/23
2015/2/16
2015/2/9
2015/2/2
2015/1/26
2015/1/19
2015/1/13
2015/1/5
2014/12/29
2014/12/22
2014/12/15
週刊相場観測誌
Market
投資主体別売買動向 - 1
総括コメント
外国人投資家は総合で買い越し継続
継続となった。また、個人投資家は 4511 億円と売り越し継続となった。
5 月第 4 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 6584 億円と買い越し継続となった。現物についても買い越し
その他、事法は 665 億円、信託は 343 億円と買い越し継続となった。投信は 1140 億円、生・損保は 171 億円、都地銀は 271 億
円と売り越し継続となった。自己は現物買いの、TOPIX 先物、225 先物売りで 798 億円と売り越しに転じた。この週の裁定残は、
ネットベースで 2657 億円増加の 3 兆 5318 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 1.47%の上昇へ。
単位:億円
単位:億円
0
1500
1000
500
-500
0
-400
-1000
-1500
-2000
1200
単位:億円
1000
1000
800
200
600
0
400
200
-200
0
-800
-400
株式会社フィスコ
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
投資主体別売買動向 - 2
市場別データ
単位:億円
日付
自己
15/02/16
現
物
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
6,615
▲6,692
1,538
▲110
▲179
▲365
▲241
434
15/02/23
2,960
▲4,464
2,682
▲243
▲233
▲395
▲80
599
15/03/02
▲393
▲1,167
2,100
▲234
287
▲273
▲45
▲34
15/03/09
▲1,027
▲1,421
3,062
▲316
141
▲176
181
▲355
15/03/16
752
95
1,334
▲212
▲261
▲176
▲81
▲1,346
15/03/23
357
1,429
▲1,191
▲493
▲175
▲419
▲211
509
15/03/30
1,155
▲2,929
4,454
53
▲300
▲225
▲655
▲1,194
15/04/06
342
▲3,642
5,910
▲103
▲200
▲300
▲75
▲1,379
15/04/13
1,366
▲3,468
3,084
86
124
▲298
13
▲598
15/04/20
1,734
▲6,010
7,080
▲805
▲174
▲303
▲6
▲987
15/04/27
329
822
▲574
▲503
▲68
▲29
68
▲150
15/05/07
▲484
▲393
584
386
21
▲2
9
▲111
15/05/11
1,473
▲1,820
1,025
175
▲118
▲91
▲9
▲274
15/05/18
2,841
▲5,959
4,376
▲65
492
▲55
▲179
▲636
15/05/25
834
▲4,659
3,971
▲279
676
▲178
▲190
585
単位:億円
日付
T
O
P
I
X
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/02/16
▲6,377
▲9
6,330
▲40
▲0
167
117
▲53
15/02/23
▲2,845
54
2,717
37
▲8
162
▲296
▲13
15/03/02
209
17
▲384
104
▲0
▲16
▲221
293
15/03/09
▲298
13
883
▲71
4
▲299
▲57
▲94
15/03/16
▲690
32
778
151
3
68
▲513
208
15/03/23
▲251
▲75
▲1,259
488
3
112
▲1,093
2,071
15/03/30
▲1,457
25
▲124
384
▲39
▲33
953
298
15/04/06
▲925
11
818
▲754
▲2
13
663
115
15/04/13
▲497
▲98
▲71
109
6
41
602
▲30
15/04/20
▲441
▲26
299
20
26
73
56
▲28
15/04/27
313
▲36
473
▲60
▲9
▲27
▲56
▲480
15/05/07
365
▲48
▲160
▲15
8
▲46
30
▲5
15/05/11
200
129
▲682
105
5
158
▲14
106
15/05/18
▲1,990
69
1,519
▲17
3
▲46
1
426
15/05/25
▲1,139
8
1,450
▲125
▲13
28
▲46
▲95
単位:億円
日付
日
経
平
均
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/02/16
1,287
▲276
2,802
▲3,183
3
42
▲66
▲719
15/02/23
▲1,029
412
2,571
▲1,593
▲19
36
▲63
▲233
15/03/02
1,191
197
▲953
▲121
1
41
▲138
▲158
15/03/09
1,107
182
▲1,072
208
27
31
▲296
25
▲650
15/03/16
1,213
310
▲2,068
624
37
19
344
15/03/23
▲468
▲853
120
886
▲14
0
▲47
266
15/03/30
▲1,228
286
▲712
1,509
▲11
0
324
▲115
15/04/06
1,536
312
▲408
▲1,959
▲10
▲12
62
558
15/04/13
▲1,037
150
1,439
52
44
0
▲73
▲624
15/04/20
▲222
▲148
386
399
▲22
▲15
▲105
▲276
15/04/27
341
▲407
▲1,991
1,801
14
▲10
106
268
15/05/07
▲259
819
▲2,480
1,797
13
0
▲221
81
15/05/11
▲70
64
▲1,229
1,126
▲28
▲1
154
15
15/05/18
377
▲497
3,528
▲3,491
▲91
▲15
63
313
15/05/25
▲493
140
1,163
▲736
2
▲21
▲35
▲147
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週刊相場観測誌
Market
※
展望
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
新規上場銘柄
結果とスケジュール
データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。
証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。
銘柄名
ヘリオス
コード
市場
上場日
仮条件
(円)
4593
東M
6/16
1,100~1,200
公募株数
(株)
売出株数
(株)
6,060,000
909,000
公募価格
(円)
初値
(円)
1,200
主幹事
6/5終値
(円)
-
野村
-
大和
-
事業内容: 眼科手術用染色剤の開発・販売、iPS細胞由来網膜色素上皮細胞の再生医療用途の研究・開発・製造
スマートバリュー
9417
JQ S
6/16
1,500~1,580
280,000
60,000
-
-
230,000
-
- SMBC日興
-
- SMBCフレンド
-
事業内容: 自治体向けクラウドサービス等の提供及び移動体情報通信機器の販売
マーケットエンタープライズ
3135
東M
6/17
1,430~1,500
200,000
事業内容: ネット型リユース事業(販売店舗を有さない、インターネットに特化した多種多様なリユース品の買取及び販売)
3916
デジタル・イ ン フォ メーショ ン ・テクノロ ジー
JQ S
6/18
1,200~1,300
250,000
230,000
-
事業内容: 業務系システム開発、組込み系システムの開発及び検証、システム運用サービス、自社開発ソフトウェア販売及びコンピュータ販売事業
中村超硬
6166
東M
6/24
1,640~1,700
600,000
1,353,000
-
-
野村
-
-
-
岡三
-
事業内容: 電子材料スライス周辺事業、特殊精密機器事業、化学繊維用紡糸ノズル事業
エコノス
3136
事業内容:
冨士ダイス
札ア
6/24
550~600
100,000
60,000
古物商、電気器具・住宅設備機器・各種ソフト・楽器及びこれ等に関連する物品の販売、書籍及びこれ等に関連する物品の販売、インターネット
を利用した物品の販売、カーボン・オフセット・プロバイダー事業、環境コンサルタント事業
6167
東2
6/25
500~530
0
4,415,000
-
-
野村
-
事業内容: 超硬工具(耐摩耗工具)、超硬合金の製造販売
メニコン
7780
東1・名1
6/25
-
1,500,000
800,000
-
- 大和、MUMSS
-
6/25
-
300,000
706,000
-
- SMBC日興
-
300,000
100,000
-
- SMBC日興
-
事業内容: コンタクトレンズ等の製造販売
ファンデリー
3137
東M
事業内容: 健康食宅配事業及び企業向けマーケティング支援事業
ナガオカ
6239
JQ S
6/29
-
事業内容: 石油精製・石油化学プラント用の内部装置、取水用スクリーン、水処理装置の製造販売、高速海底浸透取水システム装置の研究開発
富士山マガジンサービス
3138
東M
7/7
-
50,000
129,800
-
-
みずほ
-
191,000
213,900
-
-
MUMSS
-
みずほ
-
事業内容: 自社Webサイトを用いた、雑誌の定期購読斡旋サービスの提供
クレステック
7812
JQ S
7/8
-
事業内容: 国内外における取扱説明書等の各種ドキュメントの企画・制作・翻訳・印刷事業および梱包資材設計・BPOサービス事業
平山
7781
JQ S
7/10
-
260,000
160,000
-
-
事業内容: 製造コンサルティング事業、ファクトリーアウトソーシング事業、人材派遣事業、有料職業紹介事業
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 121 Weekly
2015 06 08
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証1 部)
雲上抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
1721
コムシスHD
1885
東亜建
2580
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1885
1846
1722.5
1824
前田建
890
886.25
215
190.25
209.5
1890
東洋建
476
462
427
コカ・コーラE
2343
2181.25
2335.5
3109
シキボウ
140
135.75
132
3175
APカンパニー
1879
1868.5
1807.5
3366
一六堂
450
437.5
447.5
3656
KLab
1677
1615.5
1485.5
3756
豆蔵HD
661
656.75
594
3834
朝日ネット
526
503.25
523.5
3864
三菱紙
102
87
101.5
4406
日理化
253
237
251.5
4743
アイティフォー
4975
JCU
5110
5086.25
4470
6140
旭ダイヤ
6284
ASB機械
2420
2405.5
2214
6361
6395
タダノ
1727
1722.75
1615
6444
サンデンHD
634
613
574
6675
サクサ
262
251.5
250.5
6779
7213
レシップHD
7261
マツダ
7504
高速
8425
8706
788.5
480
459.75
466.5
1469
1368
1379.5
荏原製
623
579.5
616.5
6409
キトー
1312
1285.5
1202
6513
オリジン
462
451.75
410
日電波
981
952
969
862
843
800
7245
大同メタル
1308
1301.5
1190.5
2725.5
2721
2648.5
7305
新家工
185
183.5
175.5
901
900
898
7897
ホクシン
163
140.5
145
興銀リース
2685
2566
2666.5
8584
ジャックス
極東証券
1844
1839
1832
8871
ゴールドクレ
620
589
549
2416
2064
2373
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2015 06 08
一目均衡表雲抜け銘柄
雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
2009
鳥越粉
715
740.5
716.5
2485
ティア
629
666.25
636
3284
フージャース
509
517.5
618
6309
巴工業
1687
1766.75
1734
6460
セガサミーHD
1729
1742.5
2142
8732
マネパG
9130
共栄タ
224
225
225
9413
テレ東HD
389
433.25
394
2004
2200.75
2009.5
12
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萩
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呉
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