【臨時レポート】 2007年8月16日現在 国内株式および為替市場の動向と

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投資家の皆様へ
【臨時レポート】
2007年8月16日現在
国内株式および為替市場の動向と今後の見通しについて
【市場の動き】
サブプライム住宅ローン(信用力の低い個人向け住宅ローン)問題への懸念に端を発する投資
家のリスク回避的な投資行動から世界的に株価が軟調に推移し、為替市場も円高に推移してお
ります。また欧米でサブプライム住宅ローンを組入れているヘッジファンドのみならず、ヘッ
ジファンド全体への拡大懸念も浮上するなど、信用不安が高まっている状況です。
8 月 16 日の東京株式市場では、前日の米国モーゲージ最大手のカントリーワイドファイナン
シャルが破綻する懸念が高まり、米国株式の下落が続いたこと、為替が一時 115 円台をつける
など円高傾向が続いたことを受け、日経平均株価は前日比-327.12 円(-1.99%)の 16,148.49
円で引けました。先週末比では、-615.6 円(-3.67%)となっています。東証株価指数(TOP
IX)や新興市場など他の指数についてもほぼ同様の下げとなっています。また、為替は午後
3 時現在で 1 ドル 116.01 円となっております。高金利通貨については、1 豪ドル 93.46 円、1
英ポンド 230.39 円、1 ノルウェークローネ 19.53 円となっております。
(主要金融指標の動き)
8月10日
8月13日
8月14日
8月15日
8月16日
15:00現在
TOPIX
変化率
日経平均
変化率
東証マザーズ
変化率
韓 KOSPI
変化率
米 S&P500
変化率
独 DAX
変化率
日本 10年債
変化幅
ドル円
変化率
ユーロ円
変化率
豪ドル円
変化率
英ポンド円
変化率
ノルウェークローネ円
変化率
1,633.93
-2.96%
16,764.09
-2.37%
767.83
-1.85%
1,828.49
-4.20%
1,453.64
0.04%
7,343.26
-1.48%
1.705
-0.065
118.08
-0.81%
161.62
-1.44%
100.06
-3.25%
238.53
-2.28%
20.26
-2.74%
1,632.64 1,637.46
-0.08%
0.30%
16,800.05 16,844.61
0.21%
0.27%
772.83
777.63
0.65%
0.62%
1,849.26 1,817.89
1.14%
-1.70%
1,452.92 1,426.54
-0.05%
-1.82%
7,474.33 7,425.07
1.78%
-0.66%
1.700
1.695
-0.005
-0.005
118.29
117.94
0.18%
-0.30%
161.67
160.02
0.03%
-1.02%
100.08
99.11
0.02%
-0.97%
239.35
237.42
0.34%
-0.81%
20.32
20.13
0.30%
-0.94%
1,594.15
-2.64%
16,475.61
-2.19%
756.92
-2.66%
1,406.70
-1.39%
7,445.90
0.28%
1.630
-0.065
116.94
-0.84%
157.76
-1.41%
97.8
-1.32%
234.12
-1.39%
19.91
-1.09%
1,567.46
-1.67%
16,148.49
-1.99%
728.89
-3.70%
1,691.98
-6.93%
1.660
0.030
116.01
-0.80%
155.84
-1.22%
93.46
-4.44%
230.39
-1.59%
19.53
-1.91%
○当資料は、ファンドに関する参考データをご提供する目的で作成したもので、投資信託の勧誘を目的とするものではありません。証券取引法
に基づく開示書類ではありません。○当資料の内容は、2007年8月16日における当社の判断ですが、将来の成果や利回り等を保証するもの
ではありません。○投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)は全て投資家の皆様のものと
なります。元本および分配金が保証された商品ではありません。○取得の申込みにあたっては投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししま
すので、必ずファンドの仕組みやリスク等の内容をご確認の上、ご自身でご判断下さい。
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【今後の市場見通し】
サブプライム問題への懸念は行き過ぎであるとの考え方は引き続き変えておりません。米国
の住宅市場については、大幅な改善は見込めないものの、今後も更に大きく悪化するというよ
りは、底打ちをさぐる局面に入るとみています。米国景気全般については、サブプライム問題
の実体経済に対する波及は限定的であり、エマージング諸国を中心にグローバル景気は概ね堅
調であることから米国の企業業績も底堅い状況が続き、良好な雇用環境も継続することから、
景気が大きく後退する可能性は低いと考えております。また日・米・欧金融当局は、金融機関
の流動性不足懸念を払拭するために市場に緊急の資金供給を行っており、信用不安に対する対
策が今後も機動的に行われることが予想されます。
国内株式については、本邦金融機関のサブプライムに対する投資額はさほど大きくないこと
から直接の影響は限定的と考えており、世界景気の堅調さを背景に、企業業績も引き続き堅調
であるとみております。
当面、投資家のリスク回避の動きが一巡するまでは、内外株式・為替ともに大きく乱高下す
る状況が継続する可能性はあるものの、市場が徐々に落ち着きを取り戻すことに伴い、株式市
場は景気・業績等の良好なファンダメンタルズに注目が移り、上昇基調に回帰すると考えてお
ります。また、為替市場についても金利差に着目した緩やかな円安基調に戻っていくと予想し
ます。
以
上
○当資料は、ファンドに関する参考データをご提供する目的で作成したもので、投資信託の勧誘を目的とするものではありません。証券取引法
に基づく開示書類ではありません。○当資料の内容は、2007年8月16日における当社の判断ですが、将来の成果や利回り等を保証するもの
ではありません。○投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)は全て投資家の皆様のものと
なります。元本および分配金が保証された商品ではありません。○取得の申込みにあたっては投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししま
すので、必ずファンドの仕組みやリスク等の内容をご確認の上、ご自身でご判断下さい。