大きく育ってほしい サンゴの里海 2011年1月 オンナソン 植樹資金に取り組んできた「味付け糸もずく」の産地・沖縄恩納村から、サンゴの様子の フォトレターが届きました。 2010年 5 月に組合員と職員が恩納村を訪れて、サンゴの植え付けをおこないました。 この年は、想像以上の猛暑で海水温の上昇によるサンゴの白化(サンゴが死ぬこと)が心 配されましたが、小さなサンゴは約半年経ちサンゴらしくなるまで元気に成長しています。 この小さなサンゴが、自分の力で産卵するまでに約 2 年かかります。産卵した卵が違 う場所に着床して成長し、少しずつサンゴ礁になっていきます(気が遠くなるほどの時間 がかかりますが...)。 海温上昇により、タイやマレーシアなどでは 2010 年にサンゴ白化が確認されていま す。また、宮古島では、海中観察施設整備に伴う海底の掘削工事の影響でサンゴが白化し たという報告もあります。 サンゴは、地球温暖化や環境の影響を受けやすい生き物です。今後も身近な環境活動に 取り組むと同時に、サンゴの海を守る取り組みも続けていきます。
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