三菱商事株式会社 個人投資家セミナー (証券コード 8058) INNOVATION2009 「持続的成長を目指して」 2009年6月 代表取締役社長 小島 順彦 (注)本資料にて開示されているデータや将来予測は、本資料の発表日現在の判断や入手可能な情報に基くもので、種々の要因により変化することがあり、これらの目標や予想の達成、及び将来の業績を保証す るものではありません。また、これらの情報が、今後予告なしに変更されることがあります。従いまして、本情報および資料の利用は、他の方法により入手された情報とも照合確認し、利用者の判断によって行って 下さいますようお願い致します。本資料利用の結果生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負うものではないことをご認識いただくようお願い申し上げます。 三菱商事の株主構成比率の推移 80.0% 70.0% 個人株主 持ち合い解消 60.0% 安定株主 50.0% 海外機関投資家 40.0% 外国人株主 比率の上昇 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 90.3 91.3 92.3 93.3 94.3 95.3 96.3 97.3 98.3 99.3 00.3 01.3 02.3 03.3 04.3 05.3 06.3 07.3 08.3 09.3 個人 (2009年3月末) 発行可能株式総数 14.4% 25億株 発行済株式総数 1,696,046,684株 株主数 © 2009 Mitsubishi Corporation 281,707名 海外 機関投資家 30.3% 自己名義株式 3.1% 安定株主 26.5% 国内 機関投資家 25.7% 22 本日のトピックス 1 三菱商事とはどのような会社か? 1. 2 ビジネスモデルの変革 2. 3 INNOVATION 2009を通じた中長期的成長への体制作り 3. 短期的課題 中長期的課題 © 2009 Mitsubishi Corporation 事業環境の変化に対する緊急対応 持続的な成長に必要な事業展開・社会との共生 33 三菱商事とは? © 2009 Mitsubishi Corporation 44 三菱商事はどのような会社か ; 6つの営業グループ(世界中に約1万社の取引先) ; 世界中に200以上の拠点 ; 500を超える関係会社 ; 6万人以上の社員(三菱商事本体 約6,000人) ; 年間約22兆円の売上(2008年度実績) ; 2008年度の連結純利益は3,699億円 © 2009 Mitsubishi Corporation 55 三菱商事の組織体制 取締役社長 監査部 コーポレート コーポレートスタッフ部門 営業グループ 総務部/法務部/コンプライアンス総括部 人事部/HRDセンター 業務部 コントローラーオフィス/トレジャラーオフィス/リスクマネジメント部/ PM委員会事務局 業務改革・内部統制推進部 新産業金融事業グループ 金融、不動産開発、物流など エネルギー事業グループ LNG、原油、石油製品など 金属グループ 原料炭ほか金属資源など 機械グループ 自動車、海外電力事業など 化学品グループ 石化製品など 生活産業グループ 食料・繊維資材など 経営企画部/連結経営推進部/ 経営企画本部 国際戦略研究所/広報部/IR部 全 社 開 発 部門 情報企画部 ITサービス事業開発本部 新エネルギー・事業開発本部 ※2009年4月1日付け組織改編 環境・水事業開発本部 ①全社開発への取組みを強化するため、イノベーション事業グループを 発展的に改組し、「全社開発部門」を設置。 ②全社開発や連結経営管理を含む経営施策に関する総合調整機能を 強化する視点から、「経営企画本部」を新設する。 © 2009 Mitsubishi Corporation 66 業績の推移とビジネスの転換期 MC 2003 INNOVATION 2007 経営システムの変革 INNOVATION 2009 (資産の優良化/選別経営推進) 転換期 ビジネスモデルの変革 緊急危機対応 次代の成長の柱となる 事業の取組み強化 5000 連結純利益 4500 4000 3500 3000 金融危機 2500 2000 1500 1000 500 0 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 (見通し) © 2009 Mitsubishi Corporation (年度) 77 ビジネスモデルの変革 © 2009 Mitsubishi Corporation 88 経営システムの改革(2001~2007年度)① 収益力や将来性を測る、全社共通のものさしを作り、経営陣が全ての事業を共通のものさしで分類、 事業を推進するか撤退するかを決定する体制を確立。 新機能事業グループ* リスク・リターン 成長ユニット エネルギー事業グループ 金属グループ 機械グループ 事業ごとに 約190 全社共通の ものさし* で 組織を編成 ビジネスユニット 分類 拡張ユニット 化学品グループ リスク・リターン 生活産業グループ *新機能事業グループは2007年4月1日付組織改編に おいてイノベーション事業グループと新産業金融事業 グループに再編しました。 © 2009 Mitsubishi Corporation 再構築ユニット *MCVA (Mitsubishi Corporation Value Added) =連結事業収益-リスク調整後資本コスト EXIT(撤退) 99 経営システムの改革(2001~2007年度)② BU制度とMCVAによる事業管理の効果 (億円) 5,000 赤字BUの赤字額合計 4,000 黒字BUの黒字額合計 事業収益合計 3,000 3,761 3,597 4,396 4,102 5,000 4,392 4,205 2,581 2,000 1,416 1,597 1,866 POINT 3,000 黒字BUの 黒字額が増加 2,193 2,000 1,497 1,000 4,000 1,057 650 1,000 0 -1,000 ▲ 766 -2,000 2001年度 100% 25% ▲ 369 ▲ 388 2002年度 2003年度 189 BU 181 BU 187 BU 164 BU 20% 27% 25% 23% 2004年度 44% 50% 36% 29% 2001.4.1 2002.4.1 ▲ 164 2005年度 149 BU ▲ 294 2006年度 ▲ 187 0 2007年度 -1,000 138 BU 138 BU 21% 20% 22% 成長 59% 65% 66% 68% 拡張 25% 18% 14% 14% 10% 2003.4.1 2004.4.1 2005.4.1 2006.4.1 2007.4.1 POINT 75% 50% ▲ 540 赤字BUの 赤字額が減少 44% 0% © 2009 Mitsubishi Corporation 再構築ユニット の割合が減少 再構築 10 10 ビジネスモデルの変革 以前は・・・ 仲介(貿易)事業者でした。 メーカーとの関係を 強化し、同社製品の 拡販に更に関与 販売代理店との関係を 強化し、同社を使って 拡販を図る 投資 取引拡大のための投資 取引 メーカー 金融 投資 仲介手数料 商社金融 信用供与 販売代理店 取引先の間に立ち、仲介手数料・金融手数料を得ることが中心。投資によって手数料の拡大を狙いました。 © 2009 Mitsubishi Corporation 11 11 ビジネスモデルの変革 現在は・・・ 総合事業会社です! 人材派遣 経営支援 製品販売・マーケティング ・多種サービス提供【業務改革支援等】 ・競争力ある原料納入 etc 取引先・投資先の競争力強化・企業価値向上 ビジネスモデルの変革:バリューチェーンビジネス 取引 川上(原材料) 金融 投資 サプライチェーンマネジメント 高度な金融サービスの提供 戦略投資化(配当・連結収益) 原料・素材 メーカー 川 下(製品) 小売業 製品メーカー 販売代理店 バリューチェーン全体を見渡し、取引先、投資先の競争力強化・企業価値向上を支援、サービス対価を得るとともに、 投資先からの配当、連結収益の拡大を狙います。 © 2009 Mitsubishi Corporation 12 12 ビジネスモデルの変革(生活産業グループ) 食料ビジネスのバリューチェーン 調達(集荷・物流) 穀物 砂糖 油脂 畜産 水産 コーヒー豆 ほか 投資 取引 製造 小売 流通販売 子会社 関連会社 戦略パートナー 重要顧客 投資 マーケティング 販売促進 情報システム ほか 取引 菱食 明治屋 商事 地方卸 投資 加工食品 スーパー (ライフ 他) 全国卸 コンビニエンスストア (ローソン 他) 取引 外食産業 (ケンタッキー フライドチキン他) 投資 MFG (三菱商事食品グループ) 金融 © 2009 Mitsubishi Corporation 13 13 ビジネスモデルの変革(生活産業グループ) 食品卸売業界の売上高ランク 順位 企業名 本社所在 連結売上高(億円) 1位 国分 東京 14,715 2位 菱食 東京 14,023 3位 日本アクセス 東京 13,678 4位 加藤産業 兵庫 6,415 5位 伊藤忠食品 大阪 6,047 6位 三井食品 東京 5,013 7位 日本酒類販売 東京 4,589 8位 旭食品 高知 3,673 9位 明治屋商事 東京 3,585 10位 ヤマエ久野 福岡 2,644 11位 フードサービスネットワーク 東京 2,511 12位 イズミック 名古屋 1,910 13位 マルイチ産商 長野 1,579 14位 トーカン 愛知 1,569 15位 カナカン 石川 1,388 (2009年5月現在・当社調べ) © 2009 Mitsubishi Corporation 14 14 INNOVATION 2009を通じた 中長期的成長への体制作り © 2009 Mitsubishi Corporation 15 15 INNOVATION 2009を通じた中長期的成長への体制作り 短期的課題 事業環境の変化に対する緊急対応 内外環境の劇的な変化を踏まえ、 2009 年度を「事業環境の変化に対する緊急対応の年」と位置付ける。 健全性を最優先課題とし、トップ主導のもと、スピード感をもった対応を進める。 中長期的課題 持続的な成長に必要な事業展開・社会との共生 全社開発の 既存ビジネスでの 社会貢献活動を通じた 取り組み強化 取り組み 取り組み © 2009 Mitsubishi Corporation 16 16 短期的課題 現在の事業環境についての認識 事業環境の変化に対する緊急対応 ~内外環境の急激な変化~ • 世界経済の悪化 -米国に端を発する金融危機が世界の実体経済に急速に波及し、世界的な景気 低迷は長期化の様相 収益の悪化、不良資産償却の増加 -2008年度決算では多額の上場有価証券の減損や固定資産の減損が発生 -2009年度の連結純利益は2,200億円と▲41%の減益見通し グローバルな構造変化の中で新しい産業ニーズが生まれる環境 -中長期的成長に資する機会を見逃さず、積極的に対応(「新エネルギー事業」、 「環境・水事業」、「IT事業開発」、「インフラ・プロジェクト」等、全社開発の取り組みを 強化 © 2009 Mitsubishi Corporation 17 17 短期的課題 事業環境の変化に対する緊急対応 現在の事業環境下における弊社の経営の方向感 ~事業環境の変化に対する緊急対応の年~ • 緊急対応の年 - 2009年度を「事業環境の変化に対する緊急対応の年」として、全社一丸となって スピード感をもって経営課題の解決に当たる • 緊急対応策 (1) 投資計画の見直し (2) 上場株式の管理制度の導入 (3) 低採算事業、赤字事業の改善 (4) 経費削減策の実施 © 2009 Mitsubishi Corporation 18 18 通期業績と配当の見通し 2008年度の連結純利益は3,699億円(配当見込額は52円/株) 2009年度の連結純利益(見通し)は2,200億円(配当見込額は34円/株予定) (円)(%) (億円) 60.00 6,000 当期純利益 配当金 ROE(%) 50.00 5,000 40.00 4,000 30.00 3,000 20.00 2,000 15% 10.00 1,000 0.00 0 03年度 04年度 03年度 05年度 04年度 06年度 05年度 07年度 06年度 08年度 07年度 09年度 08年度 09年度 (見通し) 当期純利益(億円) 1,176 1,866 3,567 4,193 4,709 3,699 2,200 配当金(円) 12.00 18.00 35.00 46.00 56.00 52.00 34.00 ROE(%) 10.9 13.7 18.6 15.9 16.3 14.1 8.7 本資料では、米国会計基準の規定に従い、2007年度以前の実績については、遡及的な調整を行っております。 © 2009 Mitsubishi Corporation 19 19 中長期的課題 持続的な事業展開に必要な社会との共生 全社開発の取り組み強化 激変する経営環境下で選択と集中を徹底しながら、全社的見地から新たなビジネスチャンスを迅速に 捉えるため、4つの全社開発機能を強化します。 機能開発 当社の経営・営業活動の高度化を支える ITの強化 地域開発 グローバルベースの中長期の インフラ需要への全社的対応 © 2009 Mitsubishi Corporation 分野開発 次世代の収益の柱として 期待される事業の強化 顧客開発 世界経済のパラダイムの変化の中で 当社に求められる総合機能の発揮 20 20 中長期的課題 持続的な事業展開に必要な社会との共生 全社開発の組織体制 営業部門 コーポレートスタッフ部門 生活産業 化学品 機械 情報企画部 ITマネジメント委員会 ITサービス事業開発本部 資源・エネルギー 戦略 新エネルギー事業開発本部 資源・エネルギー戦略推進委員会 環境・水事業開発本部 消費市場戦略 食料資源戦略 顧客 開発 地域 開発 © 2009 Mitsubishi Corporation 金属 ITサービス 事業開発 分野開発 社長室会 全社開発部門 機能開発 全社開発 取締役社長 エネルギー 事業 新産業 金融 経営企画本部 食料資源総合政策委員会 消費市場戦略委員会 (地域戦略会議 等) 21 21 全社開発部門のビジネス① ~太陽光発電事業~ 川上 川中 川下 原材料調達 太陽電池セル・モジュール の製品製造 発電事業開発 太陽光発電コストを低減し、現在の補助制度に依存せざるを得ない市場を変革するべく、欧州向け製 品取引をベースとしたトレーディング機能の強化、原料および製造分野への投資など、バリューチェー ン全体で優良企業との連携を図っていきます。 TOPICS スペイン・アクシオナと提携 ~ 世界最大の太陽光発電事業へ参画~ 2009年3月、スペインに本社を置く世界最大級の総合新エネル ギー事業会社・アクシオナが開発した、太陽光発電事業に参画 することで合意しました。同社の子会社で、ポルトガルに本社 を置くアンパーセントラルソーラーの株式34%を取得し、ポルト ガル南部のモーラ地区にある世界最大の太陽光発電所を共同 で運営します。 今回三菱商事が運営に参画する発電所 の出力は、太陽光発電所では世界最大と なる45.8メガワット。日本の一般家庭2万6 千世帯分の年間電力消費量に相当し、年 間約8万9千トンのCO2削減が見込まれて います。 © 2009 Mitsubishi Corporation ポルトガル・モーラ地区の発電所。出力は45.8メガワットと太陽光発電所 では世界最大の規模を誇る。約250ヘクタール(東京ドーム53個分)の敷 地内に、約26万枚の太陽光パネルが並ぶ。 22 22 全社開発部門のビジネス② ~リチウムイオン電池~ 社会のニーズ 環境対応社会の実現 環境に配慮した自動車産業への対応 (電気自動車、ハイブリッド車への期待の高まり) TOPICS ≪三菱商事の取り組み≫ ・ リチウムイオン電池製造販売会社への資本参加 ・ 自動車産業対応 → 自動車メーカー、自動車部品メーカー、 自動車周辺産業に対して事業の効率化、 企業価値向上のソリューションを提案 大型リチウムイオン電池開発・製造・販売会社設立に資本参加 2007年12月、ジーエス・ユアサコーポレーション、三菱自動車工業、三菱商事の3社は、 大容量かつ高性能なリチウムイオン電池の製造・販売の合弁会社『リチウムエナジー ジャパン』を設立。 世界に先駆けて大型リチウムイオン電池の量産に着手すべく、2008年に滋賀県草津市 に量産工場(滋賀事業所)を開設しました。 今後、電気自動車やプラグインハイブリッド車など環境対応車への供給、さらには電力 貯蔵など一般産業用途への展開も予定しています。 © 2009 Mitsubishi Corporation 同社が量産を予定しているリチウムイオン電池 LEV50は、三菱自動車が今夏発売を予定して いる、次世代電気自動車「i MiEV(アイ・ミーブ)」 にも搭載される予定です。 23 23 全社開発部門のビジネス③ ~水事業~ 薬品調達 施設整備 エンジニアリング 浄水場や下水処理場、 工場や商業ビルの 排水処理用 水処理設備の 調達 浄水場や下水道の プラント設計・建設、 監理 運転・保守 (O&M) 浄水場や下水処理 場の運転管理、 メンテナンス 管路管理 検針 顧客サービス 配水管等の 管路管理、 漏水調査 水道メーターの検針、 料金徴収、 システム運用、 窓口業務 グローバルで持続可能な水循環社会の構築に貢献するため、水道事業への参入、水処理設備や薬品の調達、 水道施設のエンジニアリングから設備・更新にいたるまで、それぞれの分野で事業を展開しています。 TOPICS 海外水道事業 ~マニラウォーター~ TOPICS ジャパンウォーター 三菱商事の水事業は、1997年のフィリピン・マニラ東地域(給水人 口500万人)の水道事業民営化に向けた取り組みから始まりました。 国内水道事業 総合水道会社 50% 当時、同地区の24時間給水率は26% でしたが、2007年には99%まで引き 三菱商事 上げることに成功、水の安定供給に 海外水道事業への参画実績 大きく貢献しています。 50% 日本ヘルス工業 全国最多・最長の水道施設 管理実績 規制緩和により自治体専管であった水道事業が民間開放される時代を 見据え、2000年7月に設立。現在、浄水場の維持管理受託を中心に 実績を伸ばしています。 © 2009 Mitsubishi Corporation 24 24 中長期的課題 持続的な事業展開に必要な社会との共生 既存のビジネスにおける取組み 三菱商事は、健全なグローバル・エンタプライズとして、「地球環境に配慮しない企業は存続しえない」との認識に立ち、 あらゆる面での企業活動を通じて地球環境の保全と改善に努力し、持続可能な発展を目指す。(環境方針 基本理念) パルプ事業 【 アルパックフォレストプロダクツ (カナダ) 】 持続可能な森林管理で地域社会と共存 アルミ事業 【 モザール (モザンビーク) 】 「モザール地域発展基金」の設立 教育支援、健康のための環境整備や衛生教育の支援など 石炭資源事業 【 MDP (オーストラリア) 】 緑を大切に育て、生態系の再生に努める © 2009 Mitsubishi Corporation 25 25 中長期的課題 持続的な事業展開に必要な社会との共生 社会貢献活動を通じた取組み 継続的な分野 自ら考え、社員が汗を流し、 ● 母と子の自然教室 継続する社会貢献活動 ● アジアの子供たちのための絵本製作 ほか 国際的な分野 世界各地域における国際貢献活動 ● マレーシアでの熱帯林保全プロジェクト ほか 福祉・教育分野 福祉、教育分野での社会貢献活動 ● 海外留学生への奨学金制度 ほか 文化・芸術分野 文化・芸術分野での社会貢献活動 © 2009 Mitsubishi Corporation ● アート・ゲート・プログラム ほか 26 26 中長期的課題 持続的な事業展開に必要な社会との共生 <企業理念>三綱領について し ょ き ほ う こ う 所期奉公 ・事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、 かけがえのない地球環境の維持にも貢献する。 し ょ じ こ う め い 処事光明 ・公明正大で品格ある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。 りつぎょうぼうえき 立業貿易 © 2009 Mitsubishi Corporation ・全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。 27 27 参考資料 © 2009 Mitsubishi Corporation 28 28 マクロ経済と三菱商事の業績推移 純利益 名目GDP ( 兆円 ) ( 億円 ) 1,000 5000 連結純利益 単体純利益 名目GDP 4500 4000 3500 2000 1500 800 バブル経済下で 民間設備投資が 急増。MC業績も 同一歩調で急伸 3000 2500 900 ・重工業を主体とした高度 成長期 ・MC売上高、収益もGDP 成長と同一歩調で伸びて いた時代 経済構造が変化 (軽薄短小、製品 輸入増大) 経済のサービス化 進展 700 アジア危機 デフレ進行 600 リーマンショック 500 プラザ合意 円高不況 バブル崩壊 300 連結経営強化 1000 200 バブルの後始末 500 100 INNOVATION2007~09 0 0 -500 400 資産の優良化 選別経営推進 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 MC2000 © 2009 Mitsubishi Corporation MC2003 -100 (年度) 29 29 「INNOVATION 2009」の基本骨格 INNOVATION 2009 ~未来を拓く~ <ビジョン> 世界の更なる変化を捉えて、新しい時代の流れを創り出し、社会と共に成長を 続ける 新・産業イノベーター <基本コンセプトサマリー > 成長戦略の 推進 (1) グローバルな成長の取り込み 人材の 育成と活用 © 2009 Mitsubishi Corporation 変化を捉えて未来を拓く (2) 新分野等のイノベーション推進 (3) 成長を支える体制・制度 人を活かし人を育てる 経営基盤の 継続的強化 足場を固める (1) 連結・グローバル人材の育成・活用 (1) 連結経営の高度化・深化 (2) ダイナミックな人材の再配置 (2) 連結経営を支える内部統制整備・業務改革・IT (3) 活力ある組織・風土作り 整備 30 30 2008年度決算の総括<P/L>① 当期純利益が21%の減益、営業利益・基礎収益は史上最高益を更新 <営業利益、当期純利益、基礎収益の推移> (億円) 10,000 当期純利益 営業利益 8,000 基礎収益 6,000 4,000 2,000 0 2004年度 2005年度 2004年度 2006年度 2005年度 2007年度 2006年度 2008年度 2007年度 2008年度 営業利益 1,852 3,522 4,103 3,551 5,889 当期純利益 1,866 3,567 4,193 4,709 3,699 基礎収益 3,369 5,493 6,864 6,285 8,558 ※本資料では、米国会計基準の規定に従い、2007年度の実績については、遡及的な調整を行っております。 © 2009 Mitsubishi Corporation 31 31 2008年度決算の総括<P/L>② 「金属」以外は、すべてのセグメントで大幅減益 (億円) 4,500 セグメント別増減要因 セグメント別増減要因 イノベーション事業 11 242 新産業金融事業 942 828 3,500 2,500 1,500 エネルギー事業 1,582 金属 2,167 機械 681 347 500 177 268 328 386 ▲ 412 ▲ 43 510 394 ▲ 500 2007年度実績 資源価格の推移 資源価格の推移 化学品 生活産業 消去又は全社 2008年度実績 2007年度 実績 2008年度 実績 増減 油価(ドバイ)($/BBL) 77.4 81.8 4.4 銅価格($/MT) 7,584 5,864 ▲1,72 0 アルミ価格($/MT) 2,624 2,227 ▲397 © 2009 Mitsubishi Corporation ○ ○イノベーション事業(53億円の減益) イノベーション事業(53億円の減益) 業容拡大に伴う営業費、新規投資の増加による先行費用 業容拡大に伴う営業費、新規投資の増加による先行費用 の増加ほか の増加ほか ○新産業金融事業(654億円の減益) ○新産業金融事業(654億円の減益) 株式評価損の計上、及びファンド投資関連収益・不動産 株式評価損の計上、及びファンド投資関連収益・不動産 関連収益の減少 関連収益の減少 上場株式評価損△241億円(三菱UFJリース△222億円ほか) 上場株式評価損△241億円(三菱UFJリース△222億円ほか) ○エネルギー事業(12%減益) ○エネルギー事業(12%減益) 年度前半における原油価格上昇に伴う海外資源関連投資 年度前半における原油価格上昇に伴う海外資源関連投資 からの受取配当金、持分法損益の増加があったものの、 からの受取配当金、持分法損益の増加があったものの、 海外資源関連子会社での固定資産減損損失の発生等に 海外資源関連子会社での固定資産減損損失の発生等に より減少 より減少 ○金属(37%増益) ○金属(37%増益) 株式評価損、資源価格下落による受取配当金の減少、 株式評価損、資源価格下落による受取配当金の減少、 メタルワン減益等があったものの、豪州資源子会社 メタルワン減益等があったものの、豪州資源子会社 (原料炭)における販売価格上昇等により増加 (原料炭)における販売価格上昇等により増加 上場株式評価損△304億円(JFEホールティングス△73億 上場株式評価損△304億円(JFEホールティングス△73億 円、新日本製鐵△67億円 円、新日本製鐵△67億円 ほか) ほか) ○機械(74%減益) ○機械(74%減益) 傭船料収入の増加があったものの、株式評価損や固定資産 傭船料収入の増加があったものの、株式評価損や固定資産 減損、海外自動車事業での販売減や為替の影響等により 減損、海外自動車事業での販売減や為替の影響等により 減少 減少 上場株式評価損△163億円(いすゞ自動車△75億円ほか) 上場株式評価損△163億円(いすゞ自動車△75億円ほか) ○化学品(23%減益) ○化学品(23%減益) 前年度石化事業関連会社の持分上昇による税メリットの 前年度石化事業関連会社の持分上昇による税メリットの 反動減、及び現地法人における取引利益の減による利益減 反動減、及び現地法人における取引利益の減による利益減 ○生活産業(36%減益) ○生活産業(36%減益) 株式評価損の計上、及び資材関連会社での販売低調による 株式評価損の計上、及び資材関連会社での販売低調による 利益減ほか 利益減ほか 上場株式評価損△128億円(北越製紙△65億円 上場株式評価損△128億円(北越製紙△65億円 ほか) ほか) 32 32 2008年度決算の総括<B/S> 株主資本が4,901億円減少 (億円) (倍) 40,000 35,000 30,000 34,219 30,609 29,184 28,735 3.0 36,500 35,512 27,000 2.0 23,834 25,000 20,000 15,000 主な株主資本増減要因 主な株主資本増減要因 (2008年3月末比) (2008年3月末比) 1 .5 1. 4 1 .2 1.0 1 .0 ①当期純利益の積み上がり ①当期純利益の積み上がり (( 3,699億円 3,699億円 )) ②配当金支払 ②配当金支払 (( ▲1,084億円 ▲1,084億円 )) ③未実現有価証券評価益の減少 ③未実現有価証券評価益の減少 (( ▲2,832億円 ▲2,832億円 )) ・・・株価下落による保有上場株式 ・・・株価下落による保有上場株式 の含み益の減少 の含み益の減少 ④為替換算調整勘定の悪化 ④為替換算調整勘定の悪化 (( ▲3,732億円 ▲3,732億円 )) ・・・米ドル、豪ドル、泰バーツ等 ・・・米ドル、豪ドル、泰バーツ等 での円高の影響 での円高の影響 10,000 5,000 0.0 0 2007年3月末 2008年3月末 有利子負債(NET) 2009年3月末 株主資本 2010年3月末 有利子負債倍率(NET) 格付情報 格付情報 通貨種類 2008年 3月末 レート 2009年 3月末 レート 為替換算調整 勘定への影響額 (概算:億円) 米ドル 100.19 98.23 △ 900 豪ドル 91.74 67.01 △ 1,700 格付機関名 長期/短期 (長期見通し) ユーロ 158.19 129.84 △ 300 R&I AA-/a-1+ (Stable) ポンド 200.11 140.45 △ 300 Moody‘s A1/P-1 (Stable) バーツ 3.18 2.76 △ 150 S&P A+/A-1 (Stable) © 2009 Mitsubishi Corporation 33 33 INNOVATION2009 投資実績 【分野別の投資金額】 「INNOVATION 2009」計画 (1)資源・エネルギー分野 エネルギー 5,000億円 ~ 8,000億円 金属資源 2008年度第3四半期決算 2008年度第4四半期決算 累計(グロス投資額) 新規投資実績(グロス投資額) 豪州原料炭事業関連投資 (Saraji East等)、西豪州ウラン プロジェクト、北海 等E&P事業 など 2,300億円 豪州原料炭事業関連投資、 CAP社、ウェダベイニッケル プロジェクト など 400億円 2008年度 累 計 2,700億円 (2)全社推進分野(注) 金 融 医療周辺、 新エネルギー・環境 2,000億円 ~ 4,000億円 三菱UFJリース、三菱航空機 リース用航空機 など 1,200億円 ファンド関連投資 リース用航空機 など 100億円 1,300億円 (3)機械・化学品・生活産業ほかの分野 既存事業の拡大 バリューチェーンの発展 グローバル展開 3,000億円 ~ 5,000億円 千代田化工建設、ロバートソン イオンなど 2,500億円 最大 1兆5,000億円 程度(*) (*)計画値は資産削減を加味したネットの増加額。計画値の グロス増加額は、約1兆8,000億円程度となる。 2008年度第3四半期累計 6,000億円 イオン、伊藤ハム など 500億円 2008年度第4四半期合計 1,000億円 3,000億円 累計 7,000億円 (注) 2009年4月1日付けで、「新エネルギー」、「環境・水事業」、「IT事業開発」、「インフラ・プロジェクト」等への取組みを強化すべく、全社開発部門を設置しました。 これに伴い、従来の“全社推進分野”の呼称を取り止めました。 © 2009 Mitsubishi Corporation 34 34 2. わが社の現況と環境認識 ② セグメント別業績推移(資源/非資源) セグメント別業績推移(資源/非資源) 純利益 (億円) 6,000 5,000 4,000 非資源関連 資源関連 その他(調整・消去) 1,791 318 1,638 3,000 1,576 2,000 1,000 0 -1,000 974 585 2,605 2,106 479 616 940 03.3 04.3 05.3 2,995 2,524 1,334 06.3 07.3 08.3 非資源関連セグメント純利益は、 318億円(全体の約10%) 資源関連セグメント純利益は 、 2,995億円(全体の約90%) 09.3 (注)非資源関連=イノベーション事業グループ、新産業金融事業グループ、機械グループ、化学品グループ、生活産業グループ 資源関連 =エネルギー事業グループ、金属グループ (億円) 2003年3月期 2004年3月期 2005年3月期 2006年3月期 2007年3月期 2008年3月期 2009年3月期 非資源関連 585 974 1,334 1,576 1,638 1,791 318 資源関連 479 616 940 2,106 2,605 2,524 2,995 © 2009 Mitsubishi Corporation 35 35 資源関連ビジネスの世界展開 エネルギー資源 日本向け総輸入量(Million ton)及び我社シェア *我社シェアに関しては、我社がトレーディングにのみ関与しているものも含む 鉄鉱石 LNG MC 7% MC その他 41% 68.3 140 59% その他 93% (FY2007) 石炭(Coking Coal) (CY2008) 銅 MC19% MC 27% 金属資源 1.5 64 その他 その他 73% 81% (CY2008) 石炭(Thermal Coal) (CY2008) アルミ MC MC 20% 19% 2.2 105 その他 81% © 2009 Mitsubishi Corporation その他 80% (CY2008) (CY2008) 36 36 エネルギー資源事業 (万㌧/年) タングー* LNG持分生産能力 800 サハリンⅡ* 705万㌧ 700 600 434万㌧ 500 471万㌧ 485万㌧ 497万㌧ カルハット (オマーン) オマーン 534万㌧ 497万㌧ 西豪州T5* 400 西豪州* 300 マレーシア3* 200 100 マレーシア2 0 マレーシア1 2003年12月末 2004年12月末 2005年12月末 2006年12月末 2007年12月末 2008年12月末 2009年12月末 ブルネイ (見通し) 石油・ガス上流持分生産量(年平均値) (*) 持分生産量 20 03 20 06 価格 天然ガス (千バレル/日) 200 180 160 140 120 100 80 60 40 20 0 * 上流権益も保有 原油・コンデンセート 90 84 82 49 45 40 24 35 37 2003 2004 2005 63 39 ドバイ価格 76 © 2009 Mitsubishi Corporation 140 130 120 110 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 84 48 42 36 41 42 2006 2007 2008 (*) 石油換算。会計上の非連結先も含む。 (**) 権益保有見合い。算定基準はSEC基準によるものではなく一部当社独自の基準による。 (ドル/bbl) 2009 (見通し) 天然ガス 天然ガス 10.5億バレル 10.5億バレル 原油・コンデンセート 原油・コンデンセート 2.9億バレル 2.9億バレル 当社保有埋蔵量 合計13.4億バレル (*)(**) (2008年12月末時点) 37 37 LNG(液化天然ガス)ビジネスのバリューチェーン 川上(資源) 資源保有国 ブルネイ マレーシア オーストラリア ロシア(サハリン) 川下(市場) 上 流 液化設備 物流(LNG船) 販 売 日本 韓国 中国 探鉱開発 LNG生産 傭 船 投資 投資 取引 輸入 船舶運航 取引 取引 資機材調達 投資 受入基地 米国 取引 インドネシア(タングー) オマーン © 2009 Mitsubishi Corporation 金 融 38 38 石炭事業 MDP 年間販売量の推移 (千トン) 強粘結炭 非微粘炭 35,000 30,000 25,000 20,000 26,700 7,300 3,300 28,000 7,200 3,100 一般炭 29,900 30,400 6,800 6,300 28,700 27,800 5,400 5,000 3,100 3,300 3,600 2,900 20,000 20,800 19,700 19,900 15,000 10,000 16,100 17,700 日本向け豪州一級強粘結炭指標価格推移 (US$/トン) 400 5,000 0 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 300 *BMA以外の一般炭持分生産量も含む *2006年度以前は1~12月累計、2007年度以降は4~3月累計販売量 200 BMA 年間生産量(50%ベース)推移 1Q (千トン) 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 24,659 22,018 5,959 2Q 3Q 4Q 100 26,127 25,715 5,972 6,478 4,232 5,165 6,441 6,106 6,138 6,781 6,693 6,657 5,917 6,384 23,729 24,838 5,263 5,395 6,184 5,591 6,231 5,769 6,285 7,021 6,474 7,442 6,508 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 5,000 0 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 *年度:4月-3月 出典: The Australian Bureau of Agricultural and Resource Economics (ABARE) “Australian commodity statistics 2008” 0 *4~3月累計生産量 © 2009 Mitsubishi Corporation 39 39 その他金属資源事業 持分生産量 (百万トン) 10.0 鉄鉱石 (注)持分生産量グラフに於ける年度=1月~12月 年次価格 (米ドル/トン) IOC 8.0 6.0 CMH 5.4 6.0 2.2 100 6.6 6.9 2.4 2.5 4.2 4.4 7.0 6.3 2.6 2.3 4.0 80 2.9 60 40 2.0 3.8 3.1 3.7 4.1 20 日本向け豪州鉄鉱石(粉鉱)価格 0.0 持分生産量 2003年度 (万トン) 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 銅 月次平均価格 20.0 2003 2004 2005 2006 2007 2008 (米ドル/トン) Escondida 15.0 10.0 0 10.2 1.7 2.5 5.0 6.0 Antamina 13.7 1.8 13.8 1.7 3.6 3.6 8.3 8.5 Los Pelambres 14.8 14.1 1.5 1.7 3.2 3.7 13.8 1.7 10.1 8.8 8.7 10,000 3.3 8,000 6,000 4,000 LME銅地金価格 2,000 0.0 持分生産量 2003年度 (万トン) 35.0 2006年度 2007年度 2008年度 2003 Boyne 2005 2006 2007 2008 2009 3,500 23.0 23.0 24.0 24.0 23.2 3,000 19.0 3.3 2.9 3.7 3.6 3.3 2,500 2.8 6.3 6.3 6.3 6.3 6.5 2,000 6.0 10.2 2004 (米ドル/トン) その他 1,500 10.0 5.0 0 月次平均価格 Mozal 25.0 15.0 2005年度 アルミ 30.0 20.0 2004年度 13.4 13.8 14.0 2005年度 2006年度 14.1 13.4 0.0 © 2009 Mitsubishi 2003年度Corporation 2004年度 2007年度 2008年度 1,000 LMEアルミ地金価格 500 0 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 40 40 鉄鋼分野におけるバリューチェーン 川上(原材料) 川下(製品) 資 源 製 鉄 1次流通 取引 取引 (メタルワン他) 投 投資 資 電炉メーカー 電炉メーカー 鉄スクラップ 鉄スクラップ 取引 取引 取引 取引 投 投資 資 取引 取引 投 投資 資 2 3 取引 取引 投資 投資 部 材 メー カ ー 鉄鉱石・ その他原料 (BMA,IOC他) 取引 取引 ・ 次 加工・流通 原料炭 高炉メーカー 高炉メーカー 原料サプライヤー 最終需要家 加工・流通販売 ゼネコン 自動車メーカー 機械メーカー 取引 取引 家電メーカー 製缶メーカー 造船メーカー 取引 取引 取引 取引 石油・ガス 金 金融 融 © 2009 Mitsubishi Corporation 41 41 自動車関連ビジネスの世界展開 (三菱自動車関連) ポルトガル MMP Distributor イタリア ① 217万台 ② MMC 1.2万台(0.6%) ① 213万台 ② MMC 2.3万台(1.1%) ① 343万台 ②MMC 2.7万台(0.8%) CCC MCEB 販売金融 Distributor SDS 販売金融 生産 Distributor ドイツ 英国 ① 28万台 ② MMC 0.5万台(1.7%) MFTBC 0.1万台(0.5%) 2009年4月時点 ポーランド スペイン ① 32万台 ② MMC 0.5万台(1.7%) ① 117万台 ②MMC 1.0万台(0.8%) MFTBC 0.1万台(0.0%) Distributor 中国 ① 938万台 ②MMC 4.5万台0.5%)※ MFTBC 210台(0.0%) MCP MMSCN(上海) Distributor SAME(沈陽) エンジン 生産 長豊汽車(長沙) 日本からの輸出 DAE(ハルピン) エンジン 生産 Distributor・組立 輸出・販売 販売金融 その他 (2008年1-12月) ① 市場規模 ② わが社取扱いメーカー販売台数 (自動車総需要に占めるシェア) 星馬汽車(安徽省) 日本からの輸出 MMCE Distributor MMAI ロシア Distributor ① 203万台 ②MMC 11.2万台(5.5%) ROLF 日本からの輸出 日本 ① 508万台 MALH 販売金融 ① 62万台 ②MMC 4.5万台(7.2%) インドネシア ① 61万台 ②MMC 4.2万台(6.9%) MFTBC 4.5万台(7.4%) NIKO KTB 日本からの輸出 Distributor ウクライナ トルコ ① 50万台 ② MFTBC 0.8万台 (1.6%) TEMSA 日本からの輸出 南アフリカ ① 53万台 ②MMC 0.9万台(1.7%) MFTBC 0.2万台(0.3%) KRM 組立 インド イラン ① 154万台(乗用車のみ) ② MMC 0.4万台(0.3%) ① 120万台(予想値) ② MMC 48台(0.0%) HML Bahman 日本からの輸出 日本からの輸出 MKM MBSA ベトナム エンジン・プレス部品生 産 ① 6.4万台 ② MMC 0.1万台(1.8%) MFTBC 0.2万台(2.7%) TAF 販売金融 VSM 販売金融 日本からの輸出 Distributor・組立 マレーシア ① 55万台 ② MMC 0.7万台(1.3%) ※ 中国のMMC台数は三菱ブランド車の台数を使用 MMM DSF BAS 台湾 ① 23万台 ② MMC 3.2万台 (13.8%) MFTBC 0.6万台(2.6%) CMC Distributor・生産 ペルー ① 9.2万台 ② MMC 0.2万台(2.2%) MFTBC 0.1万台(0.2%) MCAP Distributor チリ ① 25万台 ② MMC 0.8万台(3.1%) MFTBC 0.1万台(0.5%) MMCC Distributor ブラジル ① 270万台 ② MMC 4.4万台(1.6%) MMCB 日本からの輸出 中古販売・レンタカー BSI ITシステム販売 Distributor © 2009 Mitsubishi Corporation 42 42 自動車関連ビジネスの世界展開 (いすゞ関連) ドイツ ISD ドイツ・オーストリア 輸入・販売 P-UP 1.0千台 小型 0.1千台 (08年) ドイツ IAE 欧州全域 マーケティング P-UP 12.8千台 小型 5.3千台 ※欧州全域 (08年) フィリピン メキシコ IPC IMEX 輸入・組立・販売 輸入・販売 P-UP他 8.9千台 中・大型 1.2千台 (08年) ベネルクス Distributor 生産 Distributor・組立 輸出販売 販売金融 サービス マーケティング その他 いすゞ販売台数 (08年実績) 中型 3.6千台 (08年) IBX スペイン IBA スペイン・ポルトガル向 輸入・販売 P-UP 0.9千台 小型 0.5千台 (※スペイン・ポルトガル合計) (08年) ベルギー・オランダ・ ルクセンブルグ向輸入・販売 P-UP 0.6千台 小型 0.2千台 (※ベルギー・オランダ ・ルクセンブルグ合計) (08年) マレーシア IMSB 小型商用車・補用部品の 輸入・組立・卸売 P-UP 5.2千台 (08年) タイ(輸出) タイ(国内) IOT オーストラリア IUA オーストラリア向 輸入・販売 P-UP 1.1千台 (08年) 輸出・販売 輸出台数(完成車) P-UP 52千台 (※主な仕向先は中東・ 欧州・中南米 etc.) (08年) TIS TAS IMCT 輸入総販売代理店 販売金融 生産統括会社 TISCO ictus IEMT いすゞ車のサービス 及び部品販売 ソフトウェア開発、 維持・管理業務 ディーゼルエンジン 製造 AUTEC バス・トラックメンテナンス、 GM車の販売・サービス いすゞ自動車との協同事業は50年の歴史を有するタイ国内 © 2009 Mitsubishi Corporation 車体ドライバー派遣 TID 金型・プレス部品の 製造・販売 IAS ディーラー 向け事業を中心に発展し、タイで生産するLCVの全世界向輸 出・販売や資源国等向けCVの拡販へと展開しています。 PTB P-UP 中・大型 112 千台 7千台 43 43 三菱自動車 三菱自動車2008年度決算のサマリー 2007年度 実績 ① 売上高 (単位:億円、千台) 差 ②-① 2008年度 実績 ② 26,821 19,736 -7,085 15,000 営業利益 1,086 39 ‐1,047 300 経常利益 857 ‐149 ‐1,006 150 当期利益 347 ‐549 ‐896 50 1,360 1,066 -294 932 販売台数(小売) 注:販売台数はOEM供給台数を除く。2008年度販売台数実績は速報値。 (億円) 2009年度計画 4/27公表値 (三菱自動車2008年度決算資料より) わが社リスクエクスポージャー わが社リスクエクスポージャー 約4,650 5,000 4,000 3,000 約4,200 約4,000 約3,700 三菱自動車本体を除いた関連事業への エクスポージャー 2,500 2,150 1,850 1,500 約4,100 2,400 株式含み益 2,000 2,150 2,200 1,000 三菱自動車本体へのリスクエクスポージャー 2,150 2,050 1,700 0 07.3月末 © 2009 Mitsubishi Corporation 07.9月末 08.3月末 08.9月末 09.3月末 44 44 三菱商事のCDM案件一覧(2009年3月12日現在) 排出権ビジネスの世界展開 ウズベキスタン ポーランド 中国 ロシア 31 ウクライナ 中東欧 32 33 34 35 36 37 1 10 15 20 25 30 4 11 16 21 26 40 7 8 9 12 13 14 17 18 19 22 23 24 27 28 29 46 ~ 64 韓国 エジプト ① 中国 山東東岳HFC23破壊プロジェクト 2006年 3月13日 10,110,900 ②フィリピン Absolut社メタンガス回収プロジェクト 2006年10月 1日 95,900 ③パキスタン Pakarab社N2Oプロジェクト 2006年11月 5日 1,050,000 ④ 中国 河南晋開N2Oプロジェクト 2007年 4月 7日 349,800 ⑤ 韓国 Hanwha社N2Oプロジェクト 2007年 5月 3日 281,300 ⑥ チリ Enaex S.A 社N2Oプロジェクト 2007年10月13日 822,800 ⑦ 中国 広東育茗水力プロジェクト 2008年 4月18日 42,000 ⑧ 中国 広西柳州N2Oプロジェクト 2008年 5月 9日 930,000 ⑨ 中国 四川鴻昌水力1号プロジェクト 2008年 6月12日 89,000 ⑩ 中国 四川陳家河20MW級水力プロジェクト 2008年11月11日 83,000 ⑪ 中国 中国福建省莆田市LNG発電プロジェクト 2009年 1月14日 2,305,000 ⑫ 中国 福建省寧后垄 40MW水力発電プロジェクト 2009年 1月26日 113,000 ⑬ 中国 福建省屏南后垄渓48MW水力発電プロジェクト 2009年 2月 9日 121,000 ⑭ 中国 雲南省雷打灘 108MW水力発電プロジェクト 2009年 2月 9日 373,000 ⑮ 中国 四川省緑葉 60MW級水力発電プロジェクト 2009年 2月13日 229,000 ⑯ 中国 四川省康定巴郎口96MW水力発電プロジェクト 2009年 3月 4日 340,000 ⑰ 中国 麗紅市玉龍県龍巴河水力発電プロジェクト 2009年 3月 4日 計17件 18 ~ ベトナム 3 国連登録年月日 (世界数量シェア6.4%) B.ホスト国政府/日本政府から承認済で 国連登録手続中のCDM/JIプロジェクト 5 フィリピン 排出権削減量 (トンCO2e/年) A. 国連登録済のCDMプロジェクト 64 57,000 17,392,700 国連登録年月日 排出権削減量 (トンCO2e/年) 手続中 計約8,966,000 計47件 C. 上記以外に現在検討中のCDM/JIプロジェクト30~40件 計α インド 38 42 43 44 2 メキシコ パキスタン 45 マレーシア 41 39 シンガポール コロンビア エルサルバトル タイ 6 ブラジル チリ 南アフリカ © 2009 Mitsubishi Corporation インドネシア 45 45 利益と株価の推移 (当期純利益:億円) (株価:円) 当期純利益 PER PBR 5,000 (PER、PBR:倍) 株価(年平均) 25 4,709 4,500 4,193 4,000 3,699 3,567 20 3,500 3,110 3,000 13 2,500 15 2,371 10 2,000 10 2,042 10 14 11 11 2,299 10 1,866 1,500 1,740 1,176 1,202 1,000 5 966 500 0 2,200 1.3 1.2 03年度 04年度 1.5 1.4 1.8 1.6 05年度 06年度 07年度 08年度 1.1 0 09年度見通し (09年度株価は6月24日終値) PER 株価収益率 ・・・ 一株あたりの株価と収益の関係 PBR 株価純資産倍率 ・・・ 一株あたりの株価と純資産の関係 (注)上記PER及びPBRは、年度平均株価に期末発行済株式総数を 乗じた時価総額から算出したもの © 2009 Mitsubishi Corporation 46 46
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