ハローハウス英語研修

ハローハウス英語研修
Harrow House International College
大英帝国の礎を築いた英国は、その植民地経営のために英語が属する親族関係のヨーロッパ語圏とは全く異
なる言語域の人々に英語教育を施すことが絶対不可欠でした。従って英語が母国語ではない国の人々に英語
を教えるノウハウに関しては、英国自体が最も優れたものを持っていると世界中から認められております。
その結果、エジプト、インド、パキスタン、アフガニスタン、マレーシア、シンガポール、香港など、第二
次大戦後に独立した諸国では英語が現在でも公式な第二言語として重要視されています
1. ハローハウスの沿革
このように英国は英語教育に絶対の自信をもっており、この伝統と教育方法は英文学としての英語ではなく、
社会的、経済的に日常生活における生きた会話を中心にした英語であり、その教育方法は、現代に至るまで
継続し続けており英国内においては多数の英会話学校が存在しています。
英語だけを教えるのなら、物理的に机と椅子を並べた教室があればどこでも可能であり、ビルの中の一部屋
か二部屋を借りて、単なるネーティブスピーカーの教師と名乗る人を配置して、堂々と『英語学校』を名乗
り、学習者を募集し、生徒たちが理解しようがしまいが勝手に一方通行の授業を行い、時間が来れば借りた
教室に鍵をかけて教師も帰ってしまうようなやり方で、あまりの杜撰さに呆れて授業料の返還を求めても一
切返却に応じないようないい加減な学校も多々存在しているようです。
しかしここにご紹介する『ハローハウス』は、広大なキャンパスと学習棟、寄宿舎棟、カフェテリア、温
水プールなどのスポーツ施設を持ち、創立以来 45 年の実績とともにブリティッシュ・カウンセル、English
UK,
Education UK を始めとする英国政府の各種教育機構の認定を受けた、英国内の名門校の一つに数え
られています。ロシアやハンガリー、ポーランド、バルト三国、また東ヨーロッパの旧共産圏諸国、ドイツ、
フランス、イタリア、スペインなどの西ヨーロッパ諸国、湾岸諸国、またアジア諸国の生徒もおり、学生た
ちの国籍は 60 ケ国以上に及んでいます。参加学生お互いが初心者同士の英語力による他にコミュニュケー
ション方法がないのですから、共に Harrow House で学生生活を過ごすことによって会話力が飛躍的に向上
することは間違いありません。
2. 学習指導体制
英会話学習の強い意志さえお持ちならば、いかなる学力であろうと完璧な学習指導体制を実施しています。
すなわち先ず入学にあたり、英語力の診断テスト(筆記・ヒアリング)を行い、これに基づいて先ず 8 段階
のレベルに分け性別、年齢、国籍などとは一切関係なく、同じ英語のレベル同士のクラス(5 人、10 人~
15 人)にて学習を開始します。
初級クラスレベルにも到達出来なかった生徒には教師と生徒の 1 対 1 の特別学習授業を行い、進度に応じ
てクラス変更・上級クラスへの進級が担当教師によって指示されます。
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3 ホームステイ
宿泊に関しては、キャンパス内に寄宿舎もありますが、Harrow House としては主として、寄宿舎利用はホ
ームステイが困難な中学生クラスの Junior を優先的に利用させており、一般の高校生以上の方々にはホー
ムステイをお勧めしています。
ホームステイは英国政府指導の『英国留学促進プログラム』の国家プロジェクトで、留学生の滞在費の軽減
と身近における日常会話の習得を目的とし、当局の呼びかけに応じた家庭を審査し、資格を与えたもので非
常に低価格で留学生に提供される宿泊手段です。午前 9 時~午後 3 時、または 5 時までの Harrow House
での生活と比べ、放課後より翌朝までの生活の場がこのホストファミリー宅ですので、学校では教師一人に
生徒 10~15 名に対し、ファミリー宅では、ご主人、夫人、ステイ先によっては、お子さんやご近所の方々
と、学校とは比較にならないほどの多くの英国人に囲まれ、英国人の風俗・習慣など生活様式を習得できる、
生きた英会話の絶好の勉強場所です。プライバシー確保の寝室、その他滞在に必要な諸設備の完備、月~金
曜日の朝食と夕食の提供、週末は全食供与。また麻薬犯罪を含む犯罪歴のない健全な家庭など、当局の審査
に合格した家庭から選ばれます。
4 構内寄宿舎
ジュニアー(日本の中学生の年齢まで)はホームステイではなく、学校の寄宿舎に宿泊します。男子棟、女
子棟に分かれ、一部屋に各国の同世代の生徒たちと 4 人~6 人部屋で共同生活をします。国籍は違っても英
語が唯一の共通コミュニケーションの手段ですので、授業で学習をした英語を実践に移し訓練をする最高の
環境で、食事は三食とも構内カフェテリアで摂りますがこの費用も全て参加費用に含まれています。コイン
ランドリータイプの洗濯室、コンピュータールームも完備しており学生は自由に使用できます。
5 INTENSIVE COURSE と JUNIOR COURSE
Harrow House の授業は高校生以上の成人の受ける Intensive Course と中学生の Junior Course とに分けら
れます。この場合年齢(生年月日)によって区別しますので、たとえ高校生でも満 16 才になっていない方
は、Intensive Course を受講できません。寄宿舎生活の特徴は世界各国の同世代の学生達と寝食を共に毎
日を過ごすので、常に英会話によってコミュニケーションを図る必要性に駆られ、知らず知らずのうちに英
会話能力が向上します。また、スポーツ学習も含まれていて、各種スポーツもチームメートや、相手チーム
との会話を楽しみながら英会話能力が向上していきます。高校生でも満 18 才未満ならば Junior
Course
を選択する事も可能です。
6. スポーツレッスン (Sports Lesson)
Harrow House は創立当初からスポーツを取り入れたユニークな授業を行っております。Junior Course は
現在でもカリキュラムの中に各種のスポーツを取り入れています。Intensive Course の高校生、成人もオ
プションとしてゴルフ、乗馬、テニスのレッスンをそれぞれの専門のコーチから受けることが出来ます。
7 校外学習(Field Trip)
Junior Course 参加者は2週間の滞在中の真ん中の土曜日に世界各国の学生たちと貸し切りバスで近郊の著
名な街を訪問し、英国の歴史や風物に触れる体験をします。候補地はローマ時代の温泉保養地バース、英国
海軍発祥の地ポーツマス、学術の都オックスフォード、世界遺産の巨石文化遺跡ストーンヘンジ
英国一の教会の尖塔の高さを誇るソールズベリーなどの中から候補地を選んで訪問します。2週間以上参加
の場合は、校外学習の回数が比例して追加されます。
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