会社概要 主な製品 設立年月 本社所在地 大阪市 代表者 3,231億円 資本金(2016年3月末) 250億円 連結従業員数(2015年度末) 4,006人 セグメント別売上高比率 (2015年度) 環境・触媒 9% 吸水性樹脂 事業部 機能性 化学品事業部 新エネルギー・ 触媒事業部 酸化エチレン (EO) 基礎 化学品 エチレングリコール アクリル酸 エタノールアミン アクリル酸エステル 高級アルコールエトキシレート 代表取締役社長 池田全德 連結売上高(2015年度) アクリル事業部 EO事業部 1941年8月 機能性 化学品 コンクリート混和剤用ポリマー アクリル酸特殊エステル 水溶性ポリマー メタクリル酸特殊エステル 高吸水性樹脂 無水マレイン酸および誘導品 塗料・粘接着剤用樹脂 光学材料用アクリル樹脂 ジルコニアシート・セル 環境 ・ 触媒 自動車触媒 プロセス触媒 脱硝・ダイオキシン類分解触媒 当社製品の用途例 基礎化学品 機能性化学品 36% 55% 紙おむつ 衣料用洗剤 (高吸水性樹脂) フラットパネルディスプレイ 燃料電池用部材 (酸化エチレン、エタノールアミン、 (光学材料用アクリル樹脂、 (ジルコニアシート・セル) 高級アルコールエトキシレート) カラーフィルター用レジスト樹脂) ※( )内は原材料となる当社製品 アクリル酸、高吸水性樹脂のリーダー 世界展開図 日本触媒は、紙おむつなどに使われる高吸水 性樹脂とその原料であるアクリル酸における 中国 (張家港) 世界トップクラスの化学メーカーです。1970年 に世界で初めてアクリル酸をプロピレンから の直接酸化でつくる製法を生み出し、その優 れた技術は世界の有力化学メーカーで採用 10 6 されています。 10 シンガポール (ジュロン島) ほか塗料や粘接着剤に使われるアクリル酸エ ステルなどがあり、 社内外に安定した需要があ 37 日本 (姫路) 2018年 新設 アクリル酸の川下製品には、高吸水性樹脂の 54 3 ベルギー (アントワープ) 6 6 4 14 米国 (ヒューストン) 9 インドネシア (チレゴン) るため常に高い設備稼働率を維持していま す。 広がる世界展開 米国・テネシー州での高吸水性樹脂生産拠点設立 (1988年)を皮切りに高吸水性樹脂、アクリル酸のコア 事業の世界展開を進めてきました。現在、日本、米国、 ベルギー、中国、インドネシア、シンガポールに生産拠 点を持ち世界規模での安定供給を実現しています。 高吸水性樹脂の強み 日本触媒の高吸水性樹脂は、製品開発力、革新的な製 造プロセス、原料アクリル酸からの一貫生産、世界に 広がる供給体制、技術を有効に守る知財戦略などの強 みを活かし、世界トップレベルのシェアを誇ります。 アクリル酸設備 高吸水性樹脂設備 同(計画中) 同(計画中) 数字は生産能力(万トン/年) アクリル酸生産能力 高吸水性樹脂生産能力 万トン/年 万トン/年 150 60 100 40 50 30 50 0 78 A社 B社 C社 当社 61 20 10 D社 その他 0 当社 A社 B社 C社 D社 その他 出典:当社調べ 1/2 【お問合せ先】 株式会社日本触媒 Email:[email protected] http://www.shokubai.co.jp/ 2016.6.21 社 是 企 業 理 念・経 営 理 念 日本触媒グループ 企業理念 経営理念 人間性の尊重を基本とします 「安全が生産に優先する」 社 会 と の 共 生 、環 境 と の 調 和 を 目 指 し ま す 私たちはテクノロジーをもって 未来を拓く技術に挑戦します 人と社会に豊かさと快適さを提供します 世界を舞台に活動します 沿革 チャレンジの歴史 日本触媒の由来 技術革新の歴史 ヲサメ合成化学工業株式会社設立 1941 わが国で初めて無水フタル酸の工業化に成功 「触媒」は化学製品の製造に不可欠なもの。触媒を自 吹田工場開設 1943 ら開発し、その性能を磨き上げてゆくことで発展しよ 社名を 「日本触媒化学工業株式会社 」に改称 1949 うとの想いが社名に込められています。 川崎工場 (現 川崎製造所千鳥工場) 開設 1959 自社技術によるわが国初の酸化エチレン工業化 自社技術にこだわる 日本触媒の「日本」には自社開発の純国産技術にこだ 姫路工場 (現 姫路製造所) 開設 1960 わるとの想いが含まれています。海外の技術を導入 川崎第二工場 (現 川崎製造所浮島工場) 開設 1967 する化学企業が多い中、創業以来自社技術での製品 1970 プロピレン酸化法による、アクリル酸及び 開発にこだわり続けました。 アクリル酸エステルをわが国で初めて工業化 製造技術力 1974 自動車触媒製造開始 製品だけでなく生産プロセスも自社で作り上げるため、 1985 高吸水性樹脂本格製造開始 現場の地道な改善により日々進化する製造技術力を 1987 コンクリート混和剤用ポリマー製造開始 誇ります。 米国テネシー州に「エヌエイ・インダストリーズ Inc.」 1988 (現 ニッポンショクバイ・アメリカ・インダストリーズ Inc.)設立 世界初の日本触媒法アクリル酸 日本触媒のプロピレン直接酸化によるアクリル酸製造 社名を 「株式会社日本触媒」 に改称 1991 技術は世界に広がっていきました。技術ライセンス先 インドネシアに「 PT. ニッショク・トリポリタ・アクリリンド」 1996 (現 PT. ニッポンショクバイ・インドネシア )設立 の企業は現在有力なアクリル酸メーカーとなってい ベルギーに「ニッポンショクバイ・ヨーロッパ N.V.」設立 1999 ます。 中国に 「日触化工 (張家港) 有限公司」 設立 2000 燃料電池材料事業化 高吸水性樹脂との出会い 2003 無水フタル酸設備の撤去・解体 1985年、年産1万トンプラントで本格生産を開始。紙 シンガポールに住友化学との事業交換により 2004 「シンガポール・アクリリック PTE LTD」設立 おむつという用途を得て、2016年現在では年産61万 トン体制となり、今なお高い成長が続いています。 2006 光学材料用アクリル樹脂製造開始 選択と集中 日本乳化剤(株)および中日合成化学股份有限公司の 2008 株式取得によるグループ会社化 2003年、創業の製品である「無水フタル酸」から撤退 するなど事業の選択と集中を進め、アクリル酸、高吸 水性樹脂、酸化エチレンのコア事業でしっかりと収益 をあげる体質へと進化を遂げてきました。 「ニッポンショクバイ(アジア)PTE.LTD.」が 2013 「シンガポール・グレーシャル・アクリリック PTE.LTD.」を吸収合併 吹田工場閉鎖、同地区は研究開発拠点となる 2015 韓国に「NIPPON SHOKUBAI KOREA CO., LTD.」設立 長期経営計画「新生日本触媒2020」 経営指標と数値目標 当社グループは、2014年度から2020年度の長期経営計画「新生日本触媒2020」 をスタートさせました。 2020 年度長期目標 「安全が生産に優先する」の社是のもと、事故防止策の徹底と安全文化の醸成に努 売上高 経常利益 ROA 5,000 億円 500 億円 9.5% め、社会からより一層信頼される化学会社を目指してまいります。そして、 自社の製品 に自信と誇りを持って製造・販売していくとともに、ニーズに合った新規製品を開発 ※「皆が誇れる会社」 とは、1. 安全で安心して働ける会社 2. 汗を流した人が報われる会社 3. 胸を張って働いているといえる会社 本計画では、安全・安定な生産活動の徹底のもと、売上よりも収益性を重視し、既存 事業・コア事業の一層の強化と新規事業の早期立ち上げ、新規製品の速やかな上市 を目指します。 2/2 5,000 7.3 4,000 3,749 3,000 299 5,000 8.3 343 3,231 2,000 500 6.0 400 300 3,000 250 200 100 1,000 0 500 経常利益︵億円︶ トルを合わせて、 「新生日本触媒」を作り上げてまいります。 売上高︵億円︶ 私たち日本触媒グループの各社が「皆が誇れる会社(※)」 となるよう、社員全員でベク 9.5 売上高 経常利益 ROA(%) し、人と社会に豊かさと快適さを提供してまいります。 2014年度 実績 2015年度 実績 2016年度 予算 【お問合せ先】 株式会社日本触媒 Email:[email protected] http://www.shokubai.co.jp/ 2020年度 長期目標 0 2016.6.21
© Copyright 2024 Paperzz