Reflection 2011 へのアップグレード 最終改訂日: 2012 年 10 月 12 日 注意:最新の情報は、まず、英語版の技術ノート 2508 (英語)で公開されます。英語版の最終改 訂日がこの版の最終改訂日よりも後である場合は、英語版に新しい情報が含まれている可能性が あります。 適用対象 Reflection for IBM 2011 Reflection for UNIX and OpenVMS 2011 Reflection Standard Suite 2011 概要 この技術ノートには、Reflection 2011 にアップグレードする際に考慮すべき推奨事項が記載さ れています。 Reflection 2011 R3 の新機能およびリリースノートのリストについては、技術ノート 2631 (英 語)を参照してください。 Reflection 2011 にアップグレードする前に Reflection 2011 または Reflection 2011 の評価版にアップグレードする前に、このセクショ ンの警告をよく読んでください。 * Reflection 2011 は、Microsoft Windows インストーラ (MSI) 技術を使用します。この 技術では、MSI によって配布された (以下のセクションに示されている) 旧バージョン の EXTRA! または Reflection が検出され、自動的にアップグレードされます。 * Reflection 2011 をインストールする場合は、EXTRA! または Reflection が別の場所に インストールされていても、旧バージョンの EXTRA! または Reflection を維持するこ とができません。旧バージョンはアップグレードによって削除されます。注意:ユーザが 作成した構成ファイルは保持されます。 * Reflection 2011 を削除しても 旧バージョンの EXTRA! または Reflection は復元され ません。 * EXTRA! または Reflection のカスタムインストールに戻す予定がある場合は、 Reflection 2011 をインストールする前に、EXTRA! または Reflection の設定およびカ スタム設定を保存しておく必要があります。 * 旧バージョンの EXTRA! または Reflection に戻すには、ワークステーションから Reflection 2011 をアンインストールした後に、EXTRA! また Reflection を再インスト ールする必要があります。EXTRA! または Reflection の設定およびカスタム設定は、 Reflection 2011 にアップグレードする前にそれらの設定が保存されている場合にのみ 適用することができます。 * Reflection コマンド言語 (RCL)、Reflection Basic (RB)、EXTRA! Basic (EB)、および Visual Basic for Applications (VBA) マクロはすべて、Reflection 2011 で対応され ます。アップグレード時に変換する必要はありません。 * Reflection Enterprise Suite 2011 には、Reflection Standard Suite 2011 (この技術 ノートの適用対象) および Reflection for the Web 2011 が含まれます。Reflection for the Web 2011 へのアップグレードについては、技術ノート 2349 (英語)を参照して ください。 旧バージョンの Reflection または EXTRA! からのアップグレード Reflection 2011 製品群には、次の製品が含まれます。 Reflection Reflection Reflection Reflection for UNIX and OpenVMS 2011 for IBM 2011 Standard Suite 2011 Enterprise Suite 2011 Reflection 2011 製品群は、次の製品をアップグレードします。 EXTRA! X-treme バージョン 8.0 ~ 9.x EXTRA! 6530 Client Option 7.x ~ 9.x myEXTRA! Enterprise バージョン 7.0 myEXTRA! バージョン 7.x EXTRA! Enterprise 2000 Reflection for UNIX and OpenVMS 2008 Reflection for IBM 2008 Reflection Standard Suite 2008 Reflection for NonStop 2008 Add-On Reflection for IBM 2007 Reflection for IBM バージョン 8.0 ~ 14.x Reflection for UNIX and OpenVMS バージョン 8.0 ~ 14.x Reflection for the Multi-Host Enterprise Standard Edition バージョン 8.0 ~ 14.x Reflection for the Multi-Host Enterprise Professional Edition バージョン 8.0 ~ 14.x Reflection 2011 の評価版 以下の点に注意してください。 * Reflection Standard Suite 2011 は、Reflection for the Multi-Host Professional Edition 14.x をアップグレードします。注意:アップグレード後は、HP エミュレーショ ンが不要になります。 * アップグレードにより、Reflection 2007 は自動的に削除されます。setup.exe を使用 してアップグレードすると、(上記の) EXTRA! およびその他の Reflection 製品は自動 的に削除されます。.msi ファイルを直接配布してこれらの製品をアップグレードする場 合は、最初に古いソフトウェアをアンインストールするようにというメッセージが表示 されます。 * Reflection 2011 製品は、EXTRA! 6530 Client Option 7.x ~ 9.x および Reflection for NonStop 2008 Add-On を検出して削除します。NonStop/Tandem システムに接続する 必要がある場合は、Reflection for NonStop 2011 Add-On もインストールする必要があ ります。Reflection for NonStop 2011 Add-On の詳細については、技術ノート 2512 (英語)を参照してください。 対応している旧来のファイル Reflection 2011 で対応している旧来の Reflection および EXTRA! ファイルのリストについて は、技術ノート 2193 (英語)を参照してください。 Reflection 2011 は以下の Attachmate 製品がインストールされているワーク ステーションにはインストールされない Reflection 2011 製品は、以下の Attachmate 製品のいずれかがインストールされているマシン にはインストールされません。 INFOConnect Enterprise Edition バージョン 7.0 ~ 9.0 Reflection X バージョン 8.0 ~ 14.x Reflection Suite for X バージョン 8.0 ~ 14.x Reflection for HP with NS/VT バージョン 8.0 ~ 14.x Reflection for the Multi-Host Enterprise Professional Edition バージョン 8.0 ~ 14.x* * Reflection for IBM 2011 および Reflection for UNIX and OpenVMS 2011 は、 Reflection for the Multi-Host Enterprise Professional Edition がインストールさ れているマシンにはインストールされません。ただし、Reflection Standard Suite 2011 は、Reflection for the Multi-Host Professional Edition 14.x をアップグレー ドします。注意:アップグレード後は、HP エミュレーションが不要になります。 Reflection 2011 で、Reflection 2011 のインストールを閉じる必要があることを示すメッセー ジが表示される場合は、(上記の) インストール済みの製品を削除してから、Reflection 2011 のインストールプログラムを再実行してください。 例えば、Reflection Suite for X バージョン 14.1 がインストールされているマシンで Reflection Standard Suite 2011 のインストールを実行すると、次のメッセージが表示されま す。 このコンピュータに Attachmate Reflection Standard Suite 2011 をインストールできません。 注意:Reflection 2011 製品は、現時点では、HP ホストまたは Unisys メインフレームへの接続 を提供せず、PC X サーバ機能も提供しません。このため、これらのリソースへの接続が必要な 場合は、別のマシンに Reflection 2011 をインストールし、現在のマシンにインストールされ ている Reflection 製品を保持する必要があります。Unisys システムへの対応は、将来実装さ れる予定です。 インストールと配布 Reflection 2011 のインストールおよび配布については、(サポートサイトの Reflection 2011 マニュアルのページで提供されている) 『Installation and Deployment Guide』 (http://docs.attachmate.com/reflection/2011/r3/deploy/deploymentguide.pdf) を参照して ください。 Reflection 2011 のインストーラパッケージ (*.msi) ファイルを直接配布する 場合 Reflection 2011 のインストーラパッケージ (*.msi) ファイルを直接配布する場合 (例えば、 サードパーティのツールを使用して更新を配布する場合) は、以下の点に注意してください。 * 最初に、Reflection 2011 をインストールするワークステーションから旧バージョンの すべての Reflection または EXTRA! を手動でアンインストールする必要があります (旧バージョンを削除せずに .msi ファイルを直接配布してこれらの製品をアップグレー ドする場合は、最初に古いソフトウェアをアンインストールするようにというメッセー ジが表示されます)。 * ワークステーションに .NET Framework がインストールされていないときは、最初に、 適切なバージョンの .NET Framework を個別のパッケージとして配布する必要がありま す (下記の「Microsoft .NET Framework を Windows XP ワークステーションにインスト ールする必要がある」を参照)。 * Windows インストーラ 3.1 は、Windows XP には自動的にインストールされません。下 記の「Microsoft Windows インストーラ 3.1 と Windows XP」を参照してください。 * *.msi を使用して Reflection 2011 R2 以降をインストールする場合、VBA に対応する 必要があるときは、VBA 固有のファイルを個別にインストールする必要があります。VBA *.msi ファイルは、インストールイメージに含まれており、\Prerequisites\VB65\ にあ ります。必ず、VBAOF11.msi と言語固有の msi である VBAOF11I.msi (\Prerequisites\VB65\10nn\VBAOF11l.msi にあります) の両方をインストールしてくだ さい。トラブルシューティング情報については、技術ノート 2605 (英語)を参照してく ださい。 旧バージョンの Reflection または EXTRA! の削除 Reflection 2011 setup.exe を実行すると、(「旧バージョンの Reflection または EXTRA! か らのアップグレード」セクションに示されている) 旧バージョンの Reflection または EXTRA! が自動的に削除されます。これは、必要な手順です。 ただし、Reflection 2011 のインストー ラパッケージ (*.msi) ファイルを直接配布する場合 (例えば、サードパーティのツールを使用 して更新を配布する場合) は、最初に、旧バージョンの Reflection または EXTRA! を手動でア ンインストールする必要があります。 Reflection または EXTRA! を手動で削除するコマンドは、製品およびバージョンによって異な ります。 Microsoft .NET Framework を Windows XP ワークステーションにインストール する必要がある Microsoft .NET Framework の要件は、Reflection 2011 のバージョンによって異なります。 * Reflection 2011 R2 には Microsoft .NET Framework 4.0 Runtime (以降) が必要です。 * Reflection 2011 R1 には Microsoft .NET Framework 3.0 SP1 Runtime (以降) が必要 です。 この必須ソフトウェアの 32 ビット版および 64 ビット版はいずれも、Reflection 2011 ととも に配布されています。 注意:Windows Vista および Windows 7 には .NET Framework が付属しています。Reflection 2011 のバージョンに適したバージョンの .NET Framework がインストールされていることを確 認してください。 Reflection 2011 のインストーラ (setup.exe) を使用する場合は、.NET Framework がシステム にインストールされているかどうかをウィザードが確認し、必要であれば自動的にインストール されます。 Reflection 2011 のインストーラパッケージ (*.msi) ファイルを直接配布する場合、ワークス テーションに .NET Framework がインストールされていないときは、最初に、適切なバージョン の .NET Framework を個別のパッケージとして配布する必要があります。 Microsoft Windows インストーラ 3.1 と Windows XP Microsoft Windows インストーラ (MSI) バージョン 3.1 は Reflection 2011 とともに配布さ れます。これは、Windows XP でのみ使用可能です (Windows 7、Windows Vista、および Windows Server 2003 Service Pack 1 にはすでに新しいバージョンが含まれています)。詳細に ついては、『Installation and Deployment Guide』 (http://docs.attachmate.com/reflection/2011/r3/deploy/deploymentguide.pdf) の 「Hardware and Software Requirements」のセクションを参照してください。 追加のリソース Reflection 2011 の『Installation and Deployment Guide』は、オンラインで参照できます (http://docs.attachmate.com/Reflection/2011/r3/deploy/deploymentguide.pdf)。 Reflection 2011 の製品ガイドは、製品に付属しており、オンラインでも参照できます (http://docs.attachmate.com/Reflection/2011/r3/help/en/user-html/)。 技術サポートへのお問い合わせについては、http://support.attachmate.com/contact/ を参照 してください。
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