3月11日予算特別委員会 - 牛久市公式ホームページ

予
算
特
別
日
時
平成26年3月11日(火)
会
場
本庁舎
委
員
11名
伸
君
諸
橋
太一郎
君
遠
藤
憲
子
君
須
藤
京
子
君
杉
森
弘
之
君
市
川
圭
一
君
村
松
昇
平
君
宮
﨑
智
君
秋
山
泉
君
藤
田
尚
美
君
沼
田
和
利
君
市
副
市
市
長
員
会
午前10時
第3会議室
小松﨑
説明員
委
公
室
長
池
邉
長
野
口
長
川
上
勝
幸
君
憲
君
秀
知
君
総
務
部
長
滝
本
昌
司
君
市
民
部
長
坂
野
一
夫
君
保 健 福 祉 部 長
清
水
治
郎
君
環 境 経 済 部 長
坂
本
光
男
君
建
設
部
長
益
子
政
一
君
教
育
部
長
吉
田
次
男
君
者
高
島
町
子
君
政 策 秘 書 課 長
吉
川
修
貴
君
行 政 経 営 課 長
飯
野
喜
行
君
人 材 育 成 課 長
藤
田
聡
君
総
務
課
長
高
嶋
明
君
管
財
課
長
小
林
和
夫
君
監
理
課
長
中
山
弘
晶
君
税
務
課
長
野
島
貴
夫
君
収
納
課
長
神宮寺
昌
志
君
清
君
会
計
管
理
市 民 活 動 課 長
岡
- 53 -
見
総 合 窓 口 課 長
中
島
情 報 政 策 課 長
斎
藤
交 通 防 災 課 長
中
野
危機管理室 危機管理監
笠
教 育 総 務 課 長
指
順
君
勇
君
祐
則
君
島
昇
治
君
中
澤
勇
仁
君
長
柴
崎
卓
也
君
児 童クラ ブ課長
山
岡
勉
君
生 涯 学 習 課 長
手
賀
幸
雄
君
社 会 体 育 課 長
木
村
光
裕
君
中 央 図 書 館 長
栗
山
裕
一
君
社 会 福 祉 課 長
高
谷
寿
君
福 祉 業 務 室 長
川真田
英
行
君
児 童 福 祉 課 長
橋
本
裕
樹
君
保
長
山
﨑
裕
君
高 齢 福 祉 課 長
植
田
裕
君
健 康 管 理 課 長
中
村
友
子
君
医 療 年 金 課 長
藤
田
幸
男
君
環境経済部次長
八
島
敏
君
環 境 政 策 課 長
梶
由紀夫
君
廃 棄物対 策課長
小
菅
昭
二
君
牛久クリーンセンター所長
吉
田
浩
朗
君
農 業 政 策 課 長
飯
泉
栄
次
君
商 工 観 光 課 長
吉
田
将
巳
君
建
長
加
藤
晴
大
君
都 市 計 画 課 長
川
井
聡
君
施 設 整 備 課 長
山
岡
康
秀
君
道 路 維 持 課 長
太
田
健
二
君
道 路 建 設 課 長
佐
藤
孝
司
君
用
長
山
田
晋
君
緑 化 推 進 課 長
田
中
雅
司
君
農業委員会事務局長
結
速
武
史
君
監査委員事務局長
土
井
清
君
議 会 事 務 局 長
滝
本
仁
君
書
中
根
敏
美
君
飯
田
晴
男
君
導
育
設
課
園
部
課
次
政
(まちづくり推進室長兼務)
地
課
記
〃
- 54 -
平成26年第1回牛久市議会定例会予算特別委員会審議日程表
月
日
等
3月11日(火)
部
課
等
教育委員会
名
審
議
項
目
平成26年度一般会計歳入歳出予算中
・教育委員会所管の歳入
午前10時
・教育委員会所管の歳出
第3会議室
(平成26年度課別事務事業一覧参照)
保健福祉部
平成26年度一般会計歳入歳出予算中
・保健福祉部所管の歳入
・保健福祉部所管の歳出
(平成26年度課別事務事業一覧参照)
- 55 -
午前
○小松﨑委員長
9時58分開会
おはようございます。
これより、前日に引き続きまして予算特別委員会を開きます。
ここで、お願いがございます。議員のほうで体調不良の者が2、3人おりますので、簡潔な答
弁のほうをよろしくお願いをいたしたいというふうに思います。
まず、執行部の説明につきましては、平成26年度の新規事業や制度の改正等を含め、特に説
明を要する内容についての歳入・歳出の順にて御説明をいただきたいと存じます。その後、質疑
応答の方法で審議をいたしたいと思います。
なお、発言をする場合には挙手によって発言を求め、委員長の許可を受けた後、マイクを使用
し、発言するようお願いいたします。また、発言をする際は着席をしたままで結構ですので、あ
らかじめ申し添えます。
これより議事に入ります。
平成26年度牛久市一般会計予算の教育委員会所管を問題に供します。
執行部の説明を求めます。教育部長。
○吉田教育部長
おはようございます。
それでは、ただいまから教育費の予算の概要について御説明申し上げます。
一般会計予算235億5,000万円のうち、教育費の26年度当初予算額は38億1,40
0万円で、一般会計全体の12.6%を占めております。これは、平成25年度当初予算と比較
いたしまして10億7,800万円の増となっております。利子にして39.4%の増です。増
の理由でございますが、中根小学校増築工事3億6,600万円、ひたち野うしく小の第2期校
舎増築実施設計費1,900万円、牛久南中学校体育館大規模改造工事1億3,500万円、文
化財の保護継承、これはシャトーの補助金が主なものでございますが5,600万円、牛久運動
公園野球場改造に3億700万円などでございます。
その他の平成26年度の主な事業を申し上げますと、牛久小学校児童クラブの改修、下根中学
校の校舎大規模改造及び増築の実施設計、牛久第三中学校の体育館の耐震補強工事、牛久第一中
学校体育館の建てかえに伴う基本設計、中学校のパソコン機器の入れかえ、中央生涯学習センタ
ーの空調機更新、さらに放課後子供対策の充実などがございます。
以上が、主な教育費の予算の概要でございますが、御審議のほどよろしくお願いします。
○小松﨑委員長
それでは、これより教育委員会所管について質疑を行います。
質疑のある方は御発言願います。村松委員。
○村松委員
2点ほどお願いします。
ページで言いますと、155ページ中段ほどで0124児童クラブを運営する。牛久の場合、
ひたち野うしくを初め児童クラブの利用がどんどんふえておる状況なんですが、そこで働いてく
れている指導員の方々、ごめん、135ページでした。失礼いたします。135ページの中段0
124の児童クラブ。指導員の関係で、働いている方々の健康管理。それと、新しく牛久にお住
まいの方々、いろいろな考えの方もおいでだと思うんで、地域差それぞれ元からの学校の方、そ
- 56 -
れから元からお住まいの方々のお子さんとか、新しくおいでになった方々でそれぞれのものの考
え方等の落差があるかと思うんで、研修をどのようにされているか。それを、健康管理の状況と
研修状況についてお伺いします。
続きまして、155ページ。項で言うと社会教育の一番下、0115エスカードホールを活用
した文化活動を支援する。この項目なんですが、最近マスコミ等でアンパンマンとか何か無断で
上映されたりしたようなニュースが流れておりますので、もしこの場合、この内容を聞くに当た
って映画等とか想定されているかどうか。2点ほどお示し願いたいと思います。
○小松﨑委員長
児童クラブ課長。
○山岡児童クラブ課長
児童クラブ課山岡です。よろしくお願いいたします。村松委員の2点の
質問についてお答えいたします。
まず、指導員の健康診断の件ですけれども、毎年指導員に対しまして例年ですと11月に健康
診断の受診状況のほうの調査を行っておりまして、個人で受けていない方につきましては、未受
診者の方につきましては、1月末に市のほうで実施します職員向けの健康診断のほうを受診をし
ていただいております。
それと指導員の研修につきましては、全員を対象としました全体研修会というのを年2回実施
しております。そのほかに、新任の指導員につきましては新任指導員研修、また全体的には幼児
教育研修会であるとか、県が主催いたします放課後子供プランなんかの研修に参加をしていただ
いております。また、ここ何年かの取り組みなんですけれども、ほかの児童クラブのほうの実務
体験をして交流を深めながら職務に関する視野を広めるということを目的にしまして、交流研修
というのを実施しております。これは約2週間程度、ほかの児童クラブのほうに実務体験に行き
まして、自分のところとよそを見ていただいて、何か改善とかできるところがあればということ
で一応実施しております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、生涯学習課の手賀です、よろしくお願いいたします。村松委員
の御質問にお答えしたいと思います。
まず、エスカードホールを活用した文化活動を支援するということで、新規事業ということで
今委員ご指摘のとおり、映画の上映会を予定しております。現在、準備会ということで準備を進
めていただいておりますが、年間定期的な映画を上映して集客を図るということで現在準備を進
めております。
以上です。
○小松﨑委員長
○宮﨑委員
村松委員よろしいですか。はい。宮﨑委員。
4点ほどお願いいたします。
まず、134ページ、135ページ。下段のほうなんですが、0126牛久小児童クラブを改
修する。これの工事内容、期間、それから現行児童クラブへの影響などについてお伺いしたいと
思います。
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2点目。140、141ページ。一番下になります、中学校のパソコンを管理する。現行の入
れかえかと思われますけれども、現行のパソコンが何年目なのか、それから台数、それから導入
パソコンの何か特徴的なものがあればお教えいただきたいと思います。
3点目。ページ144、145。真ん中辺からちょっと下のほうですか、0102文化財を保
護継承して活用をする。シャトーカミヤのほうの工事の現況、それから今後の日程等についてお
知らせいただきたいと思います。
最後になりますが、164、165ページです。真ん中辺なんですが、0102給食施設を維
持管理するのところなんですけれども、一番下の備品購入費1,674万5,000円、この内
容についてお聞かせいただきたいと思います。
以上、4点です。
○小松﨑委員長
児童クラブ課長。
○山岡児童クラブ課長
児童クラブでございます。
まず、宮﨑委員の牛久小児童クラブを改修するということにつきまして御説明いたします。工
事内容につきましては、現在1階で運営しております児童クラブなんですけれども、保育園が1
階、2階を使用するという関係で3階に移動するための改装費になります。3階部分に児童クラ
ブの2クラス分の部屋とプレイルーム等の部屋を改装いたします。また、そのほか運営等を行う
に当たりまして、これまで使用していました1階の昇降口とか事務室、トイレ、給湯室などの改
修を行っていきます。それ以外の部分につきましては、駐車場の整備であったり、これまで小学
生が体育館に行くときに通っていたところなんですけれども、保育園の昇降口とかになってくる
関係で、新たに渡り廊下の整備を行うような形になります。期間ですけれども、今の予定でござ
いますと工事の着工は7月以降になる予定でございます。27年3月いっぱいまでの工期となっ
ておりますが、工事自体は2カ月ぐらい前に終わるような予定で現在進めております。
それと、児童クラブへの影響なんですけれども、特に工事期間中は学校内のスペースのほうを
お借りして運営する形になりますので、少なからず不便な部分あると思いますので、この辺は学
校、指導員のほうともよく調整をしまして対応をしていきたいと考えております。
また、新しく児童クラブが3階に移るということで、保護者のお迎えなどもちょっと不便な部
分が出てくるというのも想定されますので、対策としましてはインターホンの設置であるとか、
1階のほうに簡易的な児童の引き渡しなどのできる場所を設けまして、不便解消のほうに対応す
ることで今考えているところでございます。
以上です。
○小松﨑委員長
教育総務課長。
○中澤教育総務課長
教育総務課の中澤と申します。よろしくお願いいたします。
宮﨑委員の御質問の1番でございます。ページ140、141の中段0103中学校パソコン
を管理するでございますが、現行のパソコンにつきましては平成19年度に入れかえを行ってお
りまして、平成26年度に全面的に入れかえを予定しております。こちらのパソコンにつきまし
ては、パソコン教室、これはパソコンの置いてある教室になりますけれども、こちらの生徒さん
- 58 -
用がタブレット220台、ノート5台になります。こちらは今まではデスクトップ型を置いてお
りましたけれども、来年度タブレット型に変更をいたします。
それともう1点、この先生たちが使う公務用のパソコンと呼んでおりますけれども、こちらは
職員室、全中学校の職員室に140台を予定しております。
それから、164ページ給食費の備品購入費の金額的なものでございますが、こちらは大きな
備品になります。特に、真空冷却器や食器洗浄機等の大きなものが、これが大体古いところから
順次交換をしているんですが、今一番古いもので平成13年、こちら牛久一中とか、そういった
ものがございますので、そちらを順次乗せかえるということで金額的に大分大きくなっているよ
うな状況でございます。
以上でございます。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、宮﨑委員のページ145ページ、0102文化財を保護継承し
て活用するの御質問にお答えいたします。
まず、シャトーカミヤの現況ということですが、現在平成25年度で旧醗酵室、神谷傳兵衛記
念館ですね、そちらと旧貯蔵庫レストラン「キャノン」の2カ所のほうはもうほぼ災害復旧工事
が完了ということです。その旧貯蔵庫であるレストラン「キャノン」は、平成26年度中に再開
を予定しているということです。あと旧醗酵室、神谷傳兵衛ですね、こちらのほうは現在消防設
備につきまして消防署と協議中ということで、必要な設備が整い次第ということになると思いま
すが、具体的な再開時期はまだその協議次第ということで未定だということです。旧事務室、本
館ですね、こちらのほうは御承知のとおり被害が一番大きいということで、現在もまだこれまで
の工事のほうではまだ修理はできていない、補強、鉄筋を入れたり補強工事を中心にやっている
んですが、まだ2年ほど本館のほうはまだかかるでしょうという状況ということで伺っておりま
す。
以上です。
○小松﨑委員長
○秋山委員
よろしいですか。はい、引き続き質疑のある方は御発言を願います。秋山委員。
おはようございます。よろしくお願いします。3点ばかりお願いします。
まず初めに、143ページの0104牛久南中学校の体育館を大規模改造する。この工事内容
と、あと期間、詳しいことを教えていただきたいと思います。
それと2点目が、147ページの0109文化公演の開催を支援する。これ1年間のスケジュ
ール内容をお伺いしたいと思います。
最後に、0110青少年の文化芸術活動を助成する。この中の小中学校芸術鑑賞実行委員会補
助金ということなんですけれども、これは昨年の第2回の定例会において私一般質問をさせてい
ただきまして、現在はその平成23年度から小学校5年生と中学2年生を対象に、能と狂言を実
施しています。これに対して、歌舞伎もいいのではないかという質問をさせていただいたときに、
教育部長の答弁の中で今後選定については、この歌舞伎も演目の候補に含めて考えていきましょ
うという答弁をいただきましたので、平成26年度はこの能と狂言と同じ土俵の上に歌舞伎も乗
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せていただいて検討されていくのかどうか。26年度の演目についてお伺いしたいと思います。
以上ですので、よろしくお願いいたします。
○小松﨑委員長
教育総務課長。
○中澤教育総務課長
秋山委員の御質問にお答えをいたします。
143ページ、南中学校の体育館、こちらを大規模改修ということでございますが、期間的に
は7月から10月に、おおよそですけれどもかかりまして、工事内容につきましては主なもので
ございますが、屋根の改修、外壁の改修、それから床の塗装、天井の改修、トイレも洋式化とい
うことで考えております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、生涯学習のほうでページ147ページのまず0109文化公演
の開催を支援するについて、秋山委員の質問にお答えします。
まず、26年の文化公演の予定ですが、現在6公演予定が決定しております。まず、4月に青
島広志氏コンサート、それから6月に鼓童のコンサートです。それから8月に、ザ・ニュースペ
ーパーという漫才ですか、そちらが入っております。11月に高嶋ちさ子さんのバイオリンのク
ラシック系のコンサートになります。1月には、音楽の絵本。これは親子で楽しめるということ
で、ちょっとかぶりものをして音楽コンサートするということで、以前にも行ったのですが大変
好評でしたので、また実施するということです。それと、最後は3月に文楽ということで人形浄
瑠璃の演劇公演という形で6本と26年度は予定してございます。
次に、0110青少年の文化芸術活動を助成するの中の小中学校芸術鑑賞につきましてですが、
こちらのほうは現在見積もり等も能と狂言だけではなくて、歌舞伎のほうも一応徴収しておりま
して、どちらでも開催できるだけの予算の要求はさせていただいておりますが、今月末に作品の
選定の委員会を実施いたしまして、その場で最終的に演目といいますか、それは決定させていた
だきます。事務局としては、その2つのパターンは提案はさせていただきまして、あとは学校の
先生であるとかP連の会長さんであるとか、20名ほどの実行委員の皆様にお集まりいただきま
すので、その中でまた検討をしていただくという段取りになっておりますのでよろしくお願いい
たしたいと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
○藤田委員
よろしいですね。引き続き、質疑のある方は御発言を願います。藤田委員。
お願いします。
135ページ、0125放課後子ども教室を運営するの26年度の計画をお願いします。
その次なんですが、若干同僚議員も質問したのですが、その下の0126牛久小児童クラブを
改修するということで、1階から3階へと2クラスということで、その中の1棟の中には生活大
ルームやPTA会室などが学校側であるんですけれども、そことの安全性とかトラブル等起こさ
ないような、何ていうんですか考えといいますか、そこを教えて。また、このお部屋を移動する
のか、その辺の計画があるならば教えていただきたいと思います。
- 60 -
次に、145ページ。第二幼稚園の園舎を耐震補強するということで、今年度は耐震診断と書
いてあるんですけれども、それのみなのか、またはその後のスケジュールがありましたら教えて
いただきたいと思います。
以上です。よろしくお願いします。
○小松﨑委員長
児童クラブ課長。
○山岡児童クラブ課長
児童クラブ課でございます。藤田委員の質問についてお答えをいたしま
す。
まず1つ目の、放課後子ども教室を運営するの26年度の計画でございますが、これまで同様
毎週土曜日の午前中に各小学校の体育館を使用しましたスポーツ教室と、放課後の時間帯にこれ
までもエアロビクスであるとかミニコンサート、おもしろ工作、国際交流など各小学校とも年2
回程度実施してまいりました。今後は、この放課後子ども教室をさらに充実発展させるために、
今までやってきましたこの放課後子ども教室につきましては、そのまま実施をいたしまして、今
後は放課後の時間帯であるとか土曜日などにも教育支援体制などを図るために、学校の教室を使
用させていただきまして、広く地域の方々に御協力などをいただきながら全児童を対象といたし
ました勉強であるとか、スポーツ、遊びであるとか文化活動などいろいろなプログラムを活用し
て、有意義な放課後を過ごすという取り組みをしていきたいと考えております。
もう1つ、2つ目の牛久小児童クラブの改修ですけれども、どうしても保育園と小学生という
ことでありますので、動線が重なったりするとやっぱり危ないというか、そういったこともござ
いますので、まず昇降口を別々にいたします。これまで1階の場合には、正面の昇降口を児童ク
ラブで使っていたのですけれども、そちらは保育園専用という形で利用することになります。学
校内の児童が体育館に来る場合、裏側の昇降口があったかと思うんですけども、そちらが児童ク
ラブの入り口という形にしたいと思っております。また、児童クラブ3階で保育園2階まで入り
ますので、階段のあたりもちょっとうまくぶつからないようとか、その辺のやつを今ちょっと設
計の中で検討しているところでございます。あと3階なんですけれども、今予定しているのは2
教室つくりまして、その反対側にちょっと大きなスペース、教室2クラス分ぐらいのスペースが
あるかと思うんですけれども、そちらはプレイルームということで大きく使いたいという形で考
えております。また、保育園のイベント、お遊戯会とかそういうイベントの際にも併用で使える
ような形で現在設計のほうを進めているところでございます。
以上でございます。
○小松﨑委員長
教育総務課長。
○中澤教育総務課長
藤田委員の御質問、145ページ中段の第二幼稚園の園舎を耐震補強する
の御質問でございますが、第二幼稚園は平屋建てでございまして、今回の耐震診断につきまして
は安全性をまず確認するという意味で診断をいたします。その結果を受けまして、仮にその値が
低いという場合には対応のほうをしていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
引き続き、質疑のある方は御発言願います。沼田委員。
- 61 -
○沼田委員
4点質問させていただきます。
まず、133ページの0114市教育委員会より学力向上の研究指定校を委嘱する。委嘱先は
どこであるのか。また、研究指定校の目的と期間はどの程度であるのか。
次に、153ページの0104中央生涯学習センターの施設を改修する。それとその下の、0
107三日月橋生涯学習センターを管理運営する。両方のこの工事費、工事請負費の内訳はどう
いうものなのか。
次に、161ページの0116ひたち野うしく小学校プールを開放する。委託料として5,5
45万円計上されていますが、これの算出根拠についてお尋ねします。
最後となります、139ページの0103小学校のパソコンを管理する。これ中学校の件が今
同僚議員のほうから質問ありましたが、同様の内容であるのか。またそれについて、台数はどの
程度なのかお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。
○小松﨑委員長
指導課長。
○柴崎指導課長
沼田議員の質問にお答えいたします。
まず、研究して委嘱先はどこかということに関してのお答えです。平成24年度、平成25年
度の委嘱先は岡田小学校と下根中学校になっておりました。平成25年度から平成26年度は、
中根小学校と神谷小学校になっております。研究指定校の目的と期間はというご質問に関してで
すが、校長先生のリーダーシップのもとで牛久市の教育施策を推進して、確かな学力の定着や生
きる力を育むために2年間各学校が設定したテーマで研究を進めて、その成果を研究発表会とい
う形で公開していただいて、すぐれた事業研究の成果を牛久市内の小中学校全体で共有するため
に市教委として研究して行ってまいります。
以上です。
○小松﨑委員長
教育総務課長。
○中澤教育総務課長
沼田委員の御質問、139ページ中段になりますけれども、小学校のパソ
コンを管理するでございます。先ほど、中学校のパソコンという御質問いただきましたけれども、
小学校の場合には平成21年度に新しいものを入れております。現在、教師用の、これは学校の
パソコン教室の台数になりますけれども、教師用が8校で16台ですから各校2台ずつ。それか
ら、児童用が320台、これは8校分でございますが320台。公務用、これは職員室で先生た
ちがお使いになるパソコンでございますが、全体で219台、8校で219台御利用いただいて
おります。
以上でございます。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、私のほうから沼田委員の153ページ、0104中央生涯学習
センターの施設を改修する工事ということなんですが、現在、中長期の改修計画というものを作
成中なわけなんですが、その中で各電気設備であるとか空調設備の改修を今計画設計とかやって
いただいているのですが、その中で大型の空調機11台、中央の学習センターのほうに入ってい
るんですが、それも全てもうかなり老朽化して、昨年ではそのうちの1台がかなりの水漏れが発
- 62 -
生しまして、階下の天井のほうまでしみたということがありましたので、まずはそのうちの1台
は交換改修しようということで予算計上しております。まだ概算なんですが、全体で11台あり
ますので、ざっくり4億程度の改修費用だけでもというような数字が出ておりますので、ただそ
れも既存のやり方がいいのか、またそのシステムをちょっと変えることも検討に今入れておりま
すので、実際発注する段階ではまた若干の変動あるかもしれませんが、今のシステムのままで入
れかえるということで1台分の変更の値段が計上しております。
それと、その下の0107三日月橋生涯学習センターを管理運営するの工事請負費なんですが、
こちらは実は先般、学習センターの第1、第2、第3研修室という沼側にある研修室3つの部屋
があるんですが、そこをパーテーションで間仕切りをしてございますが、これがやっぱりかなり
老朽化しておりまして、先日そのつってあるつり金具のボルトが経年劣化で破断しまして動かな
くなってしまうというちょっと事故がありまして、1カ月半程度ですか間仕切りが動かせないと
いうちょっと実態がありました。これは、調べてもらったところ経年劣化ということがあります
ので、またほかの部分でボルトが折れたり何だりする可能性が非常に高いですので、全面的に交
換するという内容で計画しています。中身はもう足場の設置、天井解体、既存のレール撤去、間
仕切り取りつけ、また復旧というような内容で見積もりをいただいた内容になっております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
社会体育課長。
○木村社会体育課長
社会体育課の木村です。よろしくお願いします。沼田委員の御質問にお答
えします。
161ページ、0116ひたち野うしく小学校プールを開放するの委託料についてなんですが、
5,545万。こちらの内訳につきましては、講師としましてプール監視業務、プール定期清掃、
トレーニング指導、スポーツプログラム提供とこれらの講師のほうをトータルしまして、この金
額となっております。また、参考までに平成25年度のこちらのプールのほうの毎月の売り上げ
実績といいますか、こちらのほうをちょっと御紹介します。こちらのプールにつきましては、月
平均、人件費委託契約のほうなんですが、月平均450万ほどかかっております。これにつきま
して、2月末までの売り上げとしまして、その人件費のほうを450万を引いたところ、今のと
ころ812万のプラスになっております。あと3月末ということで、こちらも入りますと、冬場
ということで少し落ちてはきているのですが、ほぼ850万円くらいのプラス、人件費だけです
けれどもあくまでも、が見込まれるのかなというところになっております。
以上です。
○小松﨑委員長
説明のほうはよろしいですか。沼田委員よろしいですか。はい。それでは、引
き続き質疑のある方は発言をお願いいたします。市川委員。
○市川委員
おはようございます。よろしくお願いいたします。
まずは、社会体育課長にお聞きします。平成31年の国体に向けて、26年度の取り組みです
か、前の委員会でもちょっと御質問させていただいたのですが、使節団が昨年多分もう1度見学
に来ていると思うんですね。それを踏まえて多分いろいろな御指摘が、今の状況ではこうだとい
- 63 -
う部分があったと思いますので、それを踏まえて26年度としてどのような形で国体に向けてや
っていくのかという点。
あと教育長にこれお聞きしたいのですが、平成26年度の今後の教育方針というか、25年度
1年間取り組んでこられて学び合いということで県内でも学力が既に上のほうに上がってきてい
ると。ただ、やはり地域間、同じ牛久市内でも一般質問等々でもありましたが少人数学級の中で
実際、こういう言い方は失礼かもしれませんが、質の問題もあると思うんですね、先生方の。そ
の中でやはり学力の差が出てきているという中で、ちょうどこれからは先生の確保ということで
今大変な時期かとは思いますが、そういう部分で教員の確保と、その先生の質の向上イコールそ
れが学力につながっていると思いますので、その点。それと学び合いですね、学び合いをいろん
な外部からいろんな先生たちを、また講師の方を呼んで取り組んでいると。前に校長先生に学校
内を見学させていただいたときに、やはり先生が黒板を向いている先生と子供らを向いている先
生、やっぱりこういう部分で差が大変あるなと。そういう中で、各学校に学び合いとしてのその
浸透度合いというんですかね、それが今の段階でどこまで浸透しているのかなというところと、
新規事業で放課後子供対策事業を実施するとあります。やはり、今子供たちの学力差イコール親
の収入の差ということもあります。その中で、今後学校の授業の中ではできない部分のフォロー
を、こういう中でこういう授業を通して取り入れていくのかどうか。その点、お聞きしたいと思
います。
○小松﨑委員長
社会体育課長。
○木村社会体育課長
市川委員の御質問にお答えいたします。
昨年10月及び11月に、国体に向けての中央競技団の正規視察がありました。そのときに、
まず10月に行われました空手のほうなんですが、こちらについては観客席がちょっと少ないと
いう御指摘がありまして、それ以外につきましては特に問題はないという回答を得ております。
また、11月に視察がありました野球場につきましては、数点直していただきたいというところ
がありました。こちらにつきましても、もう設計のほうに組んでいる状態となっております。評
価としましては、現段階では大きな問題はないという評価を受けております。あと、市としまし
て今後どういうスケジュールで対応していくかといいますと、平成26年におきましては国体の
準備委員会の設立を予定しております。また、平成28年には、これは県のほうのスケジュール
なんですが文科省及び日体協の総合視察がありまして、ここで開催の決定と会期の決定が行われ
ます。そして平成29年にはリハーサル大会に向けての準備をし、平成30年には競技別のリハ
ーサル大会が行われます。このリハーサル大会につきましては、全開催地で行うというものでは
ありませんので、手を挙げたところでやるということになっております。また、国体に向けての
毎年2,000万円ずつの積み立てもしておりますので、こちらのほうも含めまして、どの時点
でどういう施設をどういうふうにして整備していくかというのを今後詳細を詰めていきたいと考
えております。
以上です。
○小松﨑委員長
教育長。
- 64 -
○染谷教育長
今年度の結果を受けた来年度の方針ということなんですが、学力ということを考
えますと小学校はそんなに抜きんでて先を走っているという、点数だけでいいますと学校はそん
なないんです。中学校になりますと、1つの中学校がぐっと上がってくるというような状況です。
そういうのがありまして、一番大きいのはやっぱり校長先生の経営方針とか先生方の資質の問題
が大きいなと思っています。今やっておりますが、年度末にかけて多くの学び合いで学んだ先生
たちが外へ出ていき、また初めての先生たちが校長先生初め4月から入ってくるという状況があ
りますので、何よりも大事なことは先生たちが学び合って自分たちの質を向上させるということ
があって初めて、子供たちの学び合いがうまくいくということで、先生たちの質の向上が何より
も大事かなと思っています。そして、子供たちを学び合わせて人間関係をつくって学力を向上さ
せていくというふうな順番になってくるかなと思っています。
先ほど児童クラブの課長が話しましたように、放課後とか土曜日の教育活動ということがあり
ますが、多くは3つあると思うんです。1つは、子供たちの学力を向上するということがありま
す。もう1つは、保護者の若いお母さんたちが子供たちを預けられるので、働きやすくなるとい
う環境をつくるということもあると思います。もう1つは、地域の人やさまざまなものが子供た
ちとつながっていくということで、地域の方々の働き場所になったり生きがいになったりという
のに子供たちがまたかかわっていくというのがあると思いますが、できれば子供たちを丸ごと面
倒見てあげて学力向上にもつながっていければなと思っております。
以上です。
○小松﨑委員長
市川委員よろしいですか。はい。引き続きまして質疑のある方は発言願います。
杉森委員。
○杉森委員
おはようございます。
最初の質問はどこということでもないんですが、小学校、中学校の教員の皆さんの雇用形態と
いうか就業形態というか、正規の雇用の方と非正規の方の人数比について、今資料が特になけれ
ば後でも結構ですのでお示しいただきたいというふうに思います。
それから、児童クラブのことと放課後子ども教室のことに関連してなんですが、教育学習指導
もこれから強化していきたいというふうなお話を聞いたわけですけれども、具体的にどういうこ
とを考えているのか、施策としてその辺今既に決まっていることとか構想していることがあれば
お示しいただきたいというふうに思います。
それから、ページ144、145の項5社会教育費の文化財のことですけれども、この文化財
保護継承あるいは調査をするということとあわせて、それを市民にどう還元といいますか展示と
いうことも含めて、どういうことをこれから考えているのかということについてお示しいただき
たいというふうに思います。
あともう1つ、牛久運動公園プールですけれども、これ耐用年数というのがどういうふうにな
っているのかということと、これからどういう改造を、補修ということも含めてでしょうけれど
も計画されているのか。そのことについてお示しいただきたい。
以上です。
- 65 -
○小松﨑委員長
指導課長。
○柴崎指導課長
それでは、初めの教員の雇用形態に関する御質問なんですけれども、正確な資
料をちょっと今手元に数字あれなんですけれども、大体教員が牛久市内で小中合わせて400人
余りいます。そのうちに常勤の講師が約60名ぐらい、それであと非常勤講師が約10数名とい
う形になっております。今、今年度26年度の講師それから非常勤のほうを見つけておりまして、
まだ見つけきれない部分もあるんですけれども、全体がはっきりした段階で数字を、また正確な
数字をお示ししたいと思います。
○小松﨑委員長
児童クラブ課長。
○山岡児童クラブ課長
杉森委員の御質問にお答えいたします。
先ほど、放課後子ども教室の26年度の計画の中でもちょっとお話をさせていただいたんです
けれども、今行っています放課後子ども教室をさらに充実発展ということで地域の方々に御協力
をいただきながら全ての子供たちを対象に行っていくということなんですけれども、今ちょっと
どういった形で進めるかというのを検討しているところでして、他市の事例ですとかそういった
こともちょっと確認させていただいているところです。地域の中でその、例えばコンピューター
に詳しい方がいたりとか、英語をボランティアで教えてくれるような方がいたりとかということ
も含めまして、放課後であるとか土曜日の日に学校の教室を利用させていただきまして、そうい
う勉強などそういったものも進めていきたいと思っております。現在、ちょっと調査というか方
向性を検討しているところですので。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、杉森委員の文化財の保護継承に関する御質問にお答えいたしま
す。
現在、文化財関係の展示というのは、展示施設としてはございませんので、現在文化ホールの
入り口の1階の部分の2つのコーナーの中に埋蔵文化財等の展示をして、定期的に今ちょっと中
身の入れかえとかもしていきたいと思っておりますが。あとは、歴史リレー講座というのを始め
ておりますので、そういった中でも紹介とかそういうものに触れられる機会といいますか、そう
いうものも考えていきたいと考えています。
それと、現在文化芸術振興審議会の特別委員会という中で、文化分野の今検討をしていただい
ておりまして、その中でもやはり牛久にはそういう文化財の展示施設がないので、そういったも
のの設置に関しての検討もしていただいております。ただ、その中で近隣と同じようにただ古い
ものを並べればいいのかというと、現在の近隣の状況を見ても本当に閑古鳥が鳴いている施設の
維持管理経費だけがかかるという状況も多いと聞いておりますので、ただ単純に古いものを並べ
ればいいだけではなくて、いろいろその自治体の何ていうんですか、個性があらわれるようなも
のを考えたほうがいいんじゃないかというような提言は今その審議会の中で出ております。間も
なくまとまるかとは思いますが、そういったものが出た後、そういう計画のほうにその答申を受
けて検討していきたいと思っております。
以上です。
- 66 -
○小松﨑委員長
社会体育課長。
○木村社会体育課長
杉森委員の御質問にお答えいたします。
牛久運動公園のプールの耐用年数及び今後の改修計画なんですが、まず運動公園のプールにつ
きましては昭和63年に供用開始をしたものになります。その関係で非常に至るところ傷んでき
ているのも事実です。今年度、屋外プールにつきましては予算書の161ページのほうで運動公
園プールを維持管理するということで、工事請負費ということで屋外のプールにつきまして、か
なり塗装面がはがれている状況になっております。こちらの改修ということで予算のほう591
万円予定しております。ちなみに、運動公園のプールのほうなんですが年間の利用者数、これ昨
年度実績なんですが2万2,000人で、収入が約500万円、稼働日数が約100日となって
おります。また、こちらのプールのほうにつきましては、屋内プールにつきましては東日本大震
災の関係で補助を活用しまして、屋内プールのほうについてはクラックが入ってしまいましたの
でそちらの補修ということで、床面などの塗装についてはきれいに直っているという状況になり
ます。
以上です。
○小松﨑委員長
○杉森委員
説明のほうよろしいですね。杉森委員。
児童クラブと放課後子ども教室のことについては、他市の事例というところがまだ
よくわからないのでいまいちイメージしにくいところですけれども、ちょっとこれ私の聞き違い
なのかもわからないのですが、特に児童クラブなどで保護者の方から学習指導の面も一定程度補
強できないだろうかというふうな要望も聞いているところなんですけれども、それと関連してち
ょっとね、この間のお話の中でそういう面もこれからちょっと取り組みたいというふうな話があ
ったやに聞いたものですから、それが具体的に何か考えている、どういうふうなことを考えてい
るのかというところがあれば聞かせていただきたいという意味で質問をいたしました。
それから、文化財のことについては大体スケジュール的にはどういうふうに考えているのか、
その審議会で今検討中というふうなお話でしたけれども、それを受けて大体どの程度の月日をか
けて結論をつけて一定程度のものに仕上げていこうとしているのかということについて、もしあ
る程度の構想があれば聞かせていただきたいというふうに思います。
それから、運動公園のプールについては今のお話ですと、余り大型の改装というふうなところ
までは考えていないというふうに見てよろしいのかどうか、その点だけちょっと確認をさせてい
ただきたいと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
教育総務課長。
○中澤教育総務課長
杉森委員の再度の御質問で、児童クラブの関係についてちょっとお答えを
させていただきます。
まず、児童クラブでございますが、こちらにつきましては基本的には学習の指導というのはし
ない。今現在も学習指導というよりも、お子さんに学習、自習の時間を提供いたしまして、そち
らで自分で学んでいただくという形はとっております。実際、保護者の方から宿題を指導員の方
- 67 -
に教えてほしいとか、そういった御要望もございます。ただ一方で、その指導員が例えば宿題を
教えた場合に、その解き方に間違いがあって、そういうのは困るといった御意見もございます。
児童クラブといたしましては、基本的にはその路線は今のところ崩しておりませんけれども、先
ほど教育的なものをこちらでお話したのは、例えば英語の指導助手というものが学校にはおりま
すし、そういったお子さんに英語をしゃべる機会を持っていただくとか、あるいは理科、今中学
校の生徒さんがたまに児童クラブに来て実験なんかもやっていただいていますので、そういった
ものをもっと広めていきたいなというふうに考えておりますので、実際まず授業と同じ程度のそ
ういった学習の指導というところまではまだ今現在のところは考えておりません。
以上でございます。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、再質問にお答えいたします。
現在のスケジュールということなんですが、現在審議会のほうは間もなく年度末もしくは来年
度頭ぐらいには、その答申がまとまると思いますので、それを受けまして26年、遅くても27
年の前半ぐらいまでにはその文化事業の計画を立てたいと考えております。これは、その文化財
の展示関係だけの話ではなくて、生涯学習で行っています芸術全般も含めましてということで、
美術分野の例えば今ギャラリーですか、そういった専用のギャラリーもほしいというような声も
出ておりますので、そちらのほうの今別途やはり審議会でももんでおりますので、そういった美
術のギャラリーの計画、それからこういった文化財関係の展示施設の計画、それから音楽分野を
今後振興させていくためのそういった具体的なソフト面の計画であるとか、そういったものを文
化芸術の総合的な計画として来年度1年ぐらいかけて計画をまとめたいと考えております。それ
でその中で、具体的なロードマップといいますか、そういうものもあらわしていきたいなという
ふうに現在考えております。
以上です。
○小松﨑委員長
社会体育課長。
○木村社会体育課長
杉森委員の再質問にお答えいたします。
先ほどの牛久運動公園、プールを改修するということの大型なのかどうかということなんです
が、こちらにつきましてはやはり今予定されている中では大型ではないのかなと思います。やは
り利用者ニーズで、どうしても屋内プールのほうがきれいになった関係もありまして、屋外プー
ルのほうが今塗装もはがれているという状況で非常に、ことしもそうだったんですが昨年ですね、
利用者から向こうがきれいなのにこっちが何でこんなにみたいに、利用者から意見がありました。
どうしても塗装がはがれている関係で、プールにちょっとしたぬめりがあったりとか、そういう
改修してもらえないんですかという意見もありましたので、これを最優先ということでことし予
算化いたしました。また、ほかに少しずつ利用者ニーズを反映しながら再整備していきたいと考
えております。
以上です。
○小松﨑委員長
説明のほうよろしいですね。
- 68 -
それでは、ここで暫時休憩をいたします。再開は11時10分といたします。
午前10時56分休憩
午前11時10分開議
○小松﨑委員長
それでは、再開をいたします。
引き続きまして、質疑のある方は御発言を願います。須藤委員。
○須藤委員
それでは、4点質問させていただきます。
まず、131ページ、教育委員会費ということで0101の教育の方向性を協議するというこ
とで、今回需用費が伸びていたり、それからあと教育広報政策ということで新しいのが入ってい
たりしているわけなんですけれども、この辺についてどういうところでのことを予定されている
のかという点についてをお尋ねをいたします。
それから、次に133ページの01019の少人数指導員を派遣すると、先ほど同僚の委員か
らもお尋ねがありましたけれども、今年度県のほうの予算として少人数教育というので拡大をす
るということで、6年生まで拡大するということで方向性が打ち出されているのですけれども、
そういうふうになると県の予算が通った場合、そういうふうな方向性になった場合に、学級数と
かというのがどういうふうになってくるのか。それから、そういう点での教員の方の確保の問題
ですね。それからあと、同じくやはり同僚議員のほうのありましたけれども、雇用の形態がどの
ような形になるのかということで、質の向上等を含めてこの辺のことに早急に対応しなきゃいけ
ないという御苦労大変だと思うんですけれども、その辺についての取り組みということでお尋ね
をいたします。
それから、その次のページの135ページの、先ほどから出ております0127の放課後子供
対策事業を実施するということで、今年度の取り組み等は御説明があったんですけれども、今年
度は負担金ということで社会教育主事派遣負担金950万ということになっているんですけれど
も、25年度はちなみに670万2,000円ということで報酬、それからあと委託料というこ
とでNPOにスポーツ教室という取り扱いで545万6,000円が支出されていたと、これが
大幅に予算が増額になると同時に委託料という形ではなく負担金という形になってくるんですけ
れども、この辺の事業等との内容ですね、との絡みで言うとどうなるのかと、どういうふうに予
算上は違いが出てくるのかということ。先ほどの説明では同じような、プラス拡充していく、前
年度より拡充していくような形になるんですけれども、この社会教育主事との関係も含めて御説
明のほうをお願いをしたいと思います。
それから、もう1点が163ページの0107の牛久運動公園体育館のトレーニングジムを運
営するということで、委託料としてここでは健康相談、それから施設管理ということで予算が組
まれているんですけれども、これももうトレーニングジムが充実して以降、同じNPOにここに
随契で契約がなされているんですけれども、先ほどひたち野うしく小学校のプールのほうでの経
理の件が出ておりましたけれども、人的な意味では一部黒字が出ているというようなお話があり
ましたけれども、こういうふうにNPOに委託しているとその収益で上がった部分をどういうふ
- 69 -
うに社会に還元するかということが、NPOは自分たちの給与というかそれを相場以上にとって
はいけないというか、平たく言えばそういうようなことがあるんですけれども、どういうふうに
社会還元にするかとかというようなこともある。それからまた、一方ではそういうふうにあるん
だったら、委託料そのものを減額するとかという方向性あると思うんですけれども、この辺の積
算等について毎年どのように精査が行われているのかということについて、それから経年で同じ
ところに随契でやっていくということのメリットというのがあるとは思うんですけれども、競争
性という観点からはどうなのか。そういう管理、経費に関する精査がないとやはり馴れ合いの関
係になってしまう可能性があると思うんで、その点についてのお尋ねをいたします。
以上です。
○小松﨑委員長
教育総務課長。
○中澤教育総務課長
須藤委員の御質問、ページ131、0101市の教育の方向性を協議する
のところでございます。需用費が大分伸びているということでございますが、こちらは昨年12
月に牛久の教育ということでカラー刷りで発行させていただきましたものを、平成26年度年6
回を予定をしておりまして、そちらをまた広報を各戸に配付する予定でございます。
以上でございます。
○小松﨑委員長
指導課長。
○柴崎指導課長
それでは、学校少人数指導員に関する御質問でお答えしたいと思います。
学校少人数指導員は、牛久市の場合義務教育のスタートである小学校1年生の生活習慣や学習
習慣の定着がその後の学校教育に大きな影響を及ぼすということで、県の35人学級より少ない
少人数学級指導を実現しということでやっておりまして、今年度5校に5名を配置しております。
牛久小学校、岡田小学校、中根小学校、向台小学校、ひたち野うしく小学校に1人ずつです。2
6年度は、現在今度新入生の数から計算しまして、岡田小学校、奥野小学校、中根小学校、向台
小学校、ひたち野うしく小学校の5校に5名を配置の予定になっております。
それから、先ほどの御質問に県費のちょっと御質問あったかなと思うのですが、県費のほうの
少人数加配というのがございまして、第1次、第2次合わせて18人の配分を、加配を受けてお
ります。現時点で小学校に9人、中学校に、ちょっとまだ埋まっていないと思いますけれども9
人の配分を予定しておりまして、まだ若干埋まっていないところもあるんですけれども、その少
人数の先生でクラスをTTで、あるいは分けてという形で指導をして学力向上を図るということ
で行っております。
失礼しました、1つ抜けました。今まで、5、6年は小学校の弾力化の対象になっておりませ
んでした。今年度から小学校の2、3、4にあわせて5、6年も弾力化の対象になりました。今
年度、26年度ですか、小学校を見ていったときに市内でも何校か対象になるところがありまし
て、そこの弾力化の、これ非常勤ですけれども先生の手配をしております。
以上です。
教室のほうは、弾力化でふえても対応できるということに、ことしはなっております。
○小松﨑委員長
児童クラブ課長。
- 70 -
○山岡児童クラブ課長
それでは、先ほどの須藤議員の質問の135ページ、0127放課後子
供対策事業をするということなんですけれども、こちらにつきましては0125放課後子ども教
室を運営するものと関連してございます。先ほどありました、放課後子ども教室を運営するほう
の報酬につきましては、放課後子ども教室に関しますコーディネーターということで非常勤職員
週1日のほうの勤務ということになっております。今回、放課後子供対策事業を実施するという
ことにつきましては、放課後子ども教室のさらなる充実ということで全児童対象といたしまして、
児童の有意義な放課後を過ごすという取り組みを実施するに当たりまして、常勤職員ということ
で社会教育主事を1名、児童クラブのほうで任用という形になっております。この負担金につき
ましては、県の教育委員会のほうへの負担金という形になっております。
以上です。
○小松﨑委員長
社会体育課長。
○木村社会体育課長
須藤委員の御質問にお答えいたします。
まず、P163ページの牛久運動公園のトレーニングジムを運営するということで、こちら委
託料ということで2,455万1,000円計上しております。内訳としましては、健康相談、
これは整体のほうになります。こちらにつきましても、金額的には108万ということで、年間
90日ほど行っております。1日当たり平均しますと6.8人来られているということで、非常
に人気の高いプログラムとなっております。続きまして、施設管理ということでNPOに委託し
ている2,347万1,000円のNPOの関係なんですが、こちらの業者としましては、ひた
ち野うしく小学校のプールを管理している業者と同じ業者になります。こちらにつきましては、
NPOを使うことによってどういうメリットがあるのかということなんですが、ほかの委託業務
もあわせてそうなんですが、やはり見積もりを取りますとNPOに委託するほうがやはり安いと
いうところで、このNPOを採用しているという。また、いろいろ継続して事業を行っておりま
すので、ノウハウもかなりあるということで利用者からの評判も非常にいいということで、NP
Oを使っているというところです。
また、御質問にありましたように、その社会的還元ということになりますと、ちょっと非常に
難しい御質問なのかなとは思うんですが、1つこれがそうなのかというのはあれなんですが、ひ
たち野うしく小学校などにおきましてはその業務とは別にエンジョイフェスタということで、プ
ールを利用されている方を集めたそういうイベントなども毎年12月に行っているということが
あります。また、競争性ということから言いますと、確かにご指摘のとおり、そういう御質問出
るのも当然だとは思うのですが、見積もりを取った段階ではやはり一般の企業から取ったものと
はかなり安い値段でできるというところが確認できるところとなっております。
以上です。
○小松﨑委員長
○須藤委員
須藤委員。
再質問をお願いします。
まず、教育の方向性ということで、牛久の教育ということで年6回発行ということですけれど
も、この牛久が1回目のカラー刷りできれいなので見させていただきましたけれども、牛久の全
- 71 -
体のこの教育の方向性とかというのを全市民に知っていただくというような意味では、発行する
意義というのはあるかなというふうには思うんですけれども、この定期的な刊行ということでど
こを目指していくのかということについて、教育の中のどういうものを取り上げて、市民の全家
庭に配るわけですから市民の皆さんにどういうところを知っていただきたいということで取り組
まれるのかという点について、もう少し方向性が細かくできたらお願いをしたいと思います。
少人数学級のほうは、ちょっと失礼いたしました。これは牛久の1年生とか30人以上に対し
てのことでございましたので、県費のほうのことをちょっとごっちゃにして質問して大変御迷惑
をおかけしました。少人数指導員ということで、毎年いろんな議員、予算のたびにいろんな議員
の方からこの辺は質問でるんですけれども、やはり一番最初に小学校1年生に今までと違う集団
行動の中で学習するという態勢を整えるという意味では、やはりこれは重要な事業ということに
なってくると思うんですけれども。この通常学級の中に、後でちょっと特別支援のほうで伺いた
いとは思っているんですけれども、通常学級に在籍しているんだけれども少し障害等の疑いがあ
るというような子供について、これはなかなか苦慮されているというふうに思うんですけれども、
その辺の対応というのは少人数学級、いわゆる障害児の指導員という形じゃない中で対応してい
くということについては、今現状としてはどういう点があるのかということについてお尋ねをし
たいと思います。
それから、あと放課後子ども教室これもちょっと私の勘違いも含めて、運営するということと
その事業を新しい新規事業としてやるということがちょっと一緒になっておりまして、申しわけ
ございませんでした。スポーツ教室のほうは、同様な形で0125のほうの教室を運営するとい
うことでは、前年と同じようなNPOに委託という形でこれをなさっていくというふうに理解し
てよろしいのか。それからあと、そうしますとその社会教育主事で枠がふえていくということと、
この上の放課後子ども教室を運営すると、この辺の絡みというのはどういうふうになるのか。同
じような放課後を使う中での子供たちへの授業の拡充という点ではすばらしいことだというふう
に思うんですけれども、社会教育主事の方々とのこの連携という意味ではどういうふうになるの
かということについてを再度お尋ねをしたいと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
○染谷教育長
教育長。
牛久の教育の件ですが、来年度は2月に1回という予算をとっているのですが、
そのペースでできるかどうかはちょっと今考えているところなんですが、牛久の教育が結構価値
ある教育をやっているのですが、これを市民の皆様にお知らせして、まず子供たちや保護者の皆
さんに私たちのやっている教育が本当に価値あることをやってすごいことなんだというのを伝え
ていきたいというのが一番のことでありまして、これは今学校教育がメーンになっていますが、
できれば少しずつ広げていって社会教育等にも広げていければなと思っておりまして、予算的に
は年6回とっておりますが、ちょっとそのペースではどうかなと今思いながら進めているという
状況です。なので今、学校教育及び社会教育にも広げていって、広く教育を市民に知らせていき
たいなと思っています。
- 72 -
次に、先ほどの社会教育主事の件ですが、実は児童クラブというところにOBの先生が2人今
います。1人は今度やめるんです。そこに、社会教育主事といいまして今指導課に指導主事とい
うのがおりますが、同じように現場の先生をこちらに持ってくるという形になります。なので負
担金というのは、そのために県に負担して県から給料を払うみたいな形で進めていきます。それ
で、この現場の先生を1人ここへ持ってきますので、その現場の先生が児童クラブの指導員を指
導したり、実際に児童クラブにいる子供たちを指導したり、それから放課後子ども教室をやると
したときのその企画、運営、学校との連携、子供たちへの指導をしたり、それらは社会教育主事
ですので広く社会教育全般にもかかわっていくというような、いろんなことをやっていただくた
めには常勤職員を現場の先生から持ってきて、3年間という一応ルールなんですがやりながら、
指導課の指導主事みたいな動きができればなというところでこちらに来てもらうという状況です。
○小松﨑委員長
指導課長。
○柴崎指導課長
それでは、先ほどの少人数指導とそれから障害のある児童への対応はというこ
とに関する御質問にお答えしたいと思います。
私どもは、基本的に学び合いを核とした授業で通常学級在籍あるいは特別支援学級在籍にかか
わらず、主に個別に配慮が必要な児童生徒に対して個別支援を行うのではなく、集団の中で意図
的に子供たちをかかわらせながら学びや授業の積み重ねによって開かれた人間関係を築いて、全
ての子供が安心して過ごせる学級と学力の向上を目指すというのが、これは基本にあります。た
だ、そうは言いましても学習活動、教室間移動等に係る介助とか、児童生徒の健康及び安全に関
する確保とか、運動会、学習発表会等の学校行事に係る介助等で個別に対応が必要になってくる
場合が当然あります。そのときは、先ほど申し上げました1年生対応の学校少人数指導員、これ
はもちろん全体対応していますので、もう1つ御存じのように特別支援教育支援員を任用してお
りますので、その方々に今申し上げました介助とか安全確保とかいった点で個別の対応をしてい
ただいて対応をしていただくと、そういった状況にあります。
○小松﨑委員長
児童クラブ課長。
○山岡児童クラブ課長
先ほどお話のありました放課後子ども教室なんですけれども、これまで
行っておりました各小学校で年に2回程度やっております放課後子ども教室とスポーツ教室のほ
うは、引き続き実施してまいる予定でございます。
以上です。
○小松﨑委員長
○遠藤委員
はい、よろしいですね。遠藤委員。
それでは、質問いたします。
ページの131ページです。事務局費の中の0105奨学金条例に基づき就学を支援するとい
う事業ですが、一般質問の中でもありましたが大変やはり家庭の経済的な問題で、非常に子供た
ちに対する学費の云々ということが大変苦慮されているところだと思いますが、所得が低くて成
績優秀な子供が対象ということなんですが、所得との基準はどうなっているのかどうかまず伺い
たいと思います。
それと、この原資が非常に50万4,000円ということで、利子だけでは不足をするので市
- 73 -
費を投入しているという御説明だったのですが、その辺の今後の問題についても伺いたいと思い
ます。
それと、133ページ、今少人数の指導員の問題が大分質問で出ておりましたが、さっき弾力
化のところで5、6年生が対象になっていくというところなんですが、小学校9人、それから中
学9人ということで加配のことを言っているのですが、具体的にこの学校というのはもうわかっ
ているのかどうかそれをお聞きしたいと思います。
それと、同じページの0116の中学生の平和使節を派遣する事業なんですが、前年度に比べ
ましてこれは減っているのかな、106万7,000円ということなんですが、毎年平和の集い
のところで中学生たちの発表があるんですけれど、非常に子供たちが現地に行ってその生の皆さ
んの声を聞いてやっていくというところでは大変意義ある授業だと思いますが、補助金が前年度
に比べて減っているというところ、今後の効果、そしてまた取り組みについて伺いたいと思いま
す。
それと、139ページ、141ページと要保護、準要保護の子供たちの問題です。139ペー
ジでは、教育振興費の中の0102要・準要保護援助する。それと、中学校のほうでは141ペ
ージの要・準要保護援助するというところで、私この予算の委員会に当たりまして資料請求をさ
せていただきました。その中で、大変今までと比べまして大幅に減になっているところがあるん
ですね、小学校、中学校とも。現況と比べなぜ減なのか、本当にこういうことでニーズに対応で
きているのかどうか、その辺を伺いたいと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
教育総務課長。
○中澤教育総務課長
遠藤委員の御質問にお答えをいたします。
初めに、131ページ0105奨学金条例に基づき就学を支援するでございますが、遠藤委員
のお話のとおりこちらは利子によって賄うものでございまして、実際にはそれでは足りず一般財
源を使っているような状況でございます。奨学金につきましては、奨学金条例にうたっておりま
して、家庭の生活事情が経済的に苦しくという文言でうたっておりまして、こちらとしましては
就学援助に準ずるような基準で捉えております。実際には、学校にその旨基準等をお示しして、
該当するお子さんを推薦していただいて、そしてお支払いをしているような状況にあります。人
数的にでは、平成23年度が7名、平成24年度が5名、これは交通遺児と両方含めてですけれ
ども、それで今年度は今まさにその奨学金の手続を学校に投げかけているところでございます。
それから139ページ、141ページの就学援助でございますが、その人数的に減ったという
のは平成23年度ですかね。24年度から確かに減少はしておりますが、これはこちらで直接申
請者の方と、実際にお会いして面談をさせていただきまして、その内容等を詳しくお話をされて
いるとその過程の状況で、何ていうんでしょうね、例えば母子であればいただけるとか、そうい
ったものの考え方の方もいらっしゃいまして、それが大分実際にお会いしてその就学援助の生徒
の説明をして大分人数的には少し減ったような状況でございます。ですから、特段何かをしたと
いうわけではなくて、実際に今まで書類審査等よりも詳しく面談等でその内容状況を確認させて
- 74 -
いただいたということで、減少につながっていると思います。今年度につきましては、今現在、
昨年度と同じ程度の今人数になっているところでございます。
以上でございます。
○小松﨑委員長
指導課長。
○柴崎指導課長
それでは、加配の件と平和使節の件についての御質問にお答えしたいと思いま
す。
加配のほうは、小学校は基本的に1つずつで2人の学校が1つ出てきます。中学校は2人の学
校が3つ、1人の学校が2つ、それでもう1つ枠がありますのでそれに関しては校長先生の御希
望、それから教育長のほうのお考えということで今調整しておりまして、まだ枠のほうが若干動
くこともありますので、どの学校が何人というのはちょっとまだ申し上げられません。
それから、平和使節に関して減っているのはという御質問でしたが、平和使節団は今年度もう
1回終わりまして、やはり先生方からもいろいろ各学校からも御意見を伺っております。それで、
1校当たり5人でというところが出てきまして、男女の比率もあって男女2人ずつで4人のほう
がいいのかなと。それから、小規模校でなかなか5人が集まらないというところも、御意見もあ
りまして、そういったことを考えまして各学校4人ということで当初の目的を損なうことなく4
人でやってみようかなということで、1人減らした形になっております。
○小松﨑委員長
○遠藤委員
遠藤委員。
それでは、再質問します。
奨学金の条例のことなんですけれども、実際にこの条例に基づいて支給される金額が、交通遺
児の方が3万6,000円ですか、それからあとは7万ですね、ということで金額的に大変厳し
い金額がこの対象になって支援をするということになっているんですが、大変この今の、後で別
な質問でちょっとしようかなと思ったのですが、やはり家庭の収入状況によって本当は勉強した
いのに、就学援助とも関係しますけれど、勉強ができる状況が、その家庭の事情によってできな
いという大変子供にとってはこれから学んで社会に出ていく、そういうところでやはり家庭が中
心かもしれませんけれど、そういうところをやはりぜひ応援するということでも、ここのやっぱ
り拡大という問題についてぜひ検討ができないかなということが1つと、それから所得等の基準
ですね、先ほど就学援助等も該当しますって答弁ありましたけれど、じゃあ具体的にどのくらい
なのか、その辺について伺いたいと思います。
それとあと、要保護・準要保護なんですが、確かに今いただいた数字は23、24年度の比較
で、前年度に、23、24年度でマイナス18.2%というところで、非常にやっぱり、いやこ
れはこういう面談をするだけでこれだけの数字が出てくるというところで、果たしてじゃあ今ま
では何だったんだろうというふうに考えてしまったんですが、このことによってもちろん市の税
金なりを使うので、国の税金ももちろん入っていますので、その辺はきちっと精査をしなきゃい
けないというのは当然なんですけれど、非常にやっぱり今貧困と言っていいのかどうか、家庭的
に大変苦しい状況なども実際に私どもも相談を受けることももちろんありますので、その辺の手
厚いというか、その辺をぜひもう一度考えていただきたいのと、それから準要保護のこの援助項
- 75 -
目ですね、その辺は今までと同じなのかどうかを再度伺いたいと思います。この準要保護・要保
護のたしか1.1倍というふうに前伺ったことがあるんですが、その辺に変わりがないのかどう
かを伺います。
それと、中学校の平和使節、確かに小規模校については、小規模というか人数の少ない学校で
はその子供たちを選出するのに大変な御苦労もあると思いますが、男女2人ずつ合計4人ずつで
5校でということで、その辺についてはそれには十分対応等とれるということなんですが、学校
の中でやはり終わった後でも各学校でその発表をされているというふうに聞いておりますので、
その辺とそれとあと平和の集いのところだけでなく、こういう実際に向こうに行って体験をする
ということで子供たちの変化ですね、その辺をどのようにもし学校の中、それとも先生たちのと
ころでも変化が、効果があった内容などがあればぜひ伺いたいと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
教育総務課長。
○中澤教育総務課長
遠藤委員の再度の御質問にお答えをいたします。
まず奨学金につきましては、金額今3万6,000円と7万2,000円の金額の拡大という
ことでございますけれども、今後その辺については御意見としていただいて検討はしていきたい
というふうには考えております。
それから、就学援助でございますが、こちらにつきましては今現在実は検討をしておりまして、
お支払いする項目の拡大、それから基準、その他について今検討中でございますので、ここでは
っきり済みません申し上げることができないので、またこちらでお示しできればそのときにまた
お話したいと思います。申しわけありません。
先ほど1.1倍というお話あったのですが、1.15だったと思います。
○小松﨑委員長
指導課長。
○柴崎指導課長
それでは、追加の質問にお答えいたします。
平和使節に関してです。各校での発表、市全体のときの発表以前に各校の主に文化祭等のとき
に、全校生徒、それから保護者の方、それから地域の方に呼びかけて来ていただいてというのが
大体10月から11月ごろに行われております。平和使節団自体が8月の頭に戻ってきまして、
夏休み中にまた集まって報告書をまとめ、そのほか映像の資料とかをまとめて今言った10月か
ら11月の文化祭等の中で発表して成果と感じてきたことを還元しております。
それから、子供たちの変化ということに関しての御質問ですけれども、やはり教科書等で学ん
だことを実際に行って、原爆ドームを見てくるとか、それから語り部の方の話を聞くとか、そう
いったことを通してやはり自分たちの昔の世代といいますか、親、おじいちゃん、おばあちゃん
の世代がどんな時代を生きてきたのかとか、やはりこう平和を守るといいますか、平和を築いて
いく上で自分たちがどうしたらいいのかとか、そういったことをやはり考えるようになったとい
いますか、口に出すようになったといいますか、そういう成果を感じます。
それから学校で、それから生涯学習センターで発表するという、ああいう場を踏むことで人の
前で自分の考えを堂々と述べるという、そういった面でも非常にいい影響が出ていると思います。
- 76 -
以上です。
○小松﨑委員長
○遠藤委員
遠藤委員どうぞ。
済みません。先ほどの奨学金も準要保護のほうも所得等の基準について、この金額
についても今検討中ということであれなんですね、まだ発表はできないということで、いつごろ
わかりますか。
○小松﨑委員長
説明のほうよろしいですね。遠藤委員、よろしいですか。諸橋委員。
○諸橋副委員長
それでは、4点質問をお願いいたします。
まず第1点目、ページ133ページの0105小中学校に外国人英語指導助手というとこなん
ですが、来年度何名の指導の助手が行くのかということと、この授業の時間数。それと牛久市と
してどのような効果があると考えているのかお聞かせ願います。また、8月にイタリアのほうか
ら、キャンティのほうから留学生が来ると聞いておりますが、この留学生をぜひ国際化の時代、
せっかくですので牛久市の小中学生とぜひ、こういった英語ですとか語学教室を活用して触れ合
いをとってもらいたいと思っているのですが、そのあたりについてどのようにお考えかお聞かせ
願います。
次に、ページ137ページ、139ページの小中学校の図書館についてなんですが、これの机、
椅子等の設備の更新ですとか、あと検索用のパソコンの導入状況をお聞かせ願います。
3点目が、ページ149ページ0129子供会育成会を支援する事業なんですが、これに出て
います補助金が各単位の子供会のほうに補助金として支給されると思うんですが、これの事業に
ついて一部今年度から事業が変更した場合に支給されないというふうに聞いておりまして、やは
り子供会の活性化のためにはそういった事業の縛りをなくすべきではないかなというふうに私は
考えておりますが、この補助金の支給要綱についてどのようにお考えかお聞かせ願います。
それと、ページ161ページ、163ページにまたがって0117、0110、0111とい
うことで、小学校のグラウンド栄町運動広場、女化運動広場の管理についてなんですが、これに
つきまして今年度の委託予定先をお聞かせ願います。
以上です。
○小松﨑委員長
教育総務課長。
○中澤教育総務課長
諸橋委員の小学校図書室の運営と中学校図書室の件でございます。137
ページと139ページでございます。こちらのまず図書室のパソコン、コンピューターでござい
ますが、昨年の秋に実は小中学校13校合わせて全てパソコンの入れかえを行っております。昨
年度まではWindowsXPでしたものをWindows7に変えまして、プリンターもレー
ザープリンター、カラーのインクジェットプリンターと2台、それからパソコンも2台、子供さ
んが使う検索用パソコンと合わせまして2台入れてございます。それに合わせましてパソコンの
ソフトですね、こちら図書管理ソフトのほうもバージョンアップをさせていただいております。
図書室の椅子等については、特に大きな変化はございません。
以上でございます。
○小松﨑委員長
指導課長。
- 77 -
○柴崎指導課長
それでは、ALTの26年度の人数、授業数、イタリア留学生との交流に関し
ての御質問についてお答えいたします。
まず、26年度の人数ですけれども10名ということで、今年度と同じ10名体制で臨んでお
ります。
それから授業数に関してですけれども、小学校5、6年で外国語活動、この授業は年35時間
ありますけれども基本的に全部の授業に対応しております。それから小学校に関しましては、3、
4年生で年間15時間程度、1、2年生で5時間程度の国際理解の授業にも使っております。中
学校に関しましては、基本的に週4時間の授業に活用するわけですけれども、英語の先生が複数
いる関係で毎時間というわけにはいきませんけれども、平成25年度12月末までに中学校では
3,093時間活用しております。
それから、イタリア留学生との交流ということに関しましては、まだ具体的なことがまだ私ど
もも聞いておりませんので、話のほう出てきましたら積極的に対応していきたいなと思っており
ます。
以上です。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、諸橋委員の子供会に関する御質問にお答えしたいと思います。
補助金につきましては、現在こちらの予算書にのっとった額を予定しておりまして、これは一
括して本部のほうに補助をするわけなんですが、この中身を市子連の実施要綱に基づいて分配す
るのは市子連本部の内部の決まりということになっておりまして、現在単位子供会の人数割りで
単位子供会にいく分、それから学校区の活動事業に対して学校区単位に分ける分というふうにな
っております。学校区のほうに対する分のその中身のほうも、これまでは学校区での2、3事業
をやっていただくという形でお配りしていたということですが、今現在さらに再度もっと区分を
してドッジボール大会に参加するための助成金にもということで、金額を区分けしたような計画
を今市子連本部のほうでしているというふうに伺っております。確かに、現在ドッジボールに参
加しない学校区も8学校区のうち3学校区出ておりますので、そうするとそれに参加しない場合
は内部で助成をしないということになりますと、学校区単位での格差が出てくる可能性がありま
すので、市子連本部のほうとももう一度協議はしたいとは思います。ただ、これは子供会にしろ
育成会にしろ社会教育団体、公の支配に属しないということでこちらが一方的に命令をして指導
するという形になると、その組織自体の自主性がなくなってしまってという危険性もはらみます
ので、協議は持ちたいと思っておりますが、こちらの指導といいますか、まではちょっとできか
ねるのかなというところで一応検討はしていきたいと思っています。
以上です。
○小松﨑委員長
社会体育課長。
○木村社会体育課長
諸橋委員の御質問にお答えいたします。
ページ、163ページの栄町運動広場を管理運営するの委託料の件なんですが、こちらにつき
ましては植栽管理ということで、これは入札により一般の業者ということで主に木の剪定及び消
- 78 -
毒のほうの管理となります。また、その施設管理のほうの465万3,000円のほうなんです
が、こちらにつきましては基本的には芝管理ということで、こちらはUFAスポーツクラブ、グ
ラウンド管理は同じNPOのアスクを予定しております。
続きまして、女化運動広場の管理運営するの委託料のほうなんですが、こちらにつきましては
女化のほうはUFAスポーツクラブのほうを予定しております。
以上です。
○小松﨑委員長
諸橋委員。
○諸橋副委員長
再質問させていただきます。
まず、グラウンドの管理についてこのUFAとアスク、2つに分けている理由がわかりました
らちょっとお聞かせ願いたいと思います。
また、子供会育成についてなんですが、やはり地域の事情で参加したくても参加できないとい
う学校区もありますので、そういったところは強制できないというところもわかるんですけれど
も、そういった補助金が支給されないことによって子供会の活動が衰退化するというのは一番あ
ってはならないことだと思いますので、その辺もなるべく前向きに事業を取り組んでいる学校区
については、されど2万という金額になりますので、この金額についてぜひとも強い指導力を発
揮して補助金を支給していただけたらなというふうに思います。
以上です。
○小松﨑委員長
社会体育課長。
○木村社会体育課長
諸橋委員の再質問にお答えいたします。
こちらのどういうふうにして分けているかといいますと、主に芝管理はUFAスポーツクラブ、
主にグラウンドはアスクということで、専門分野ということで分けております。
以上です。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
再質問にお答えいたします。
前向きに善処したいと思っております。よろしくお願いします。
○小松﨑委員長
諸橋委員、よろしいですか。
それでは、ここで暫時休憩をいたします。再開は1時10分といたします。
午前11時59分休憩
午後
○小松﨑委員長
1時10分開議
それでは、再開をいたします。
引き続きまして、質疑のある方は御発言を願います。村松委員。
○村松委員
きょうはページを間違えて動揺しちゃいましたので、簡単な答えで終わっちゃいま
した。改めまして再質問ということで、まず149ページの平和の集い。この平和の集いには、
私も前回も前々回も出ているのですが、前回非常に有名人の山本コータローが来た割には参加者
が少なくて。済みません、平和の集い149からの。149ページですよね。平和の集いの関係
- 79 -
で参加者が少ない理由。それから今後、参加者をふやすためにはどのようなことを検討されるか。
まず1点目質問いたします。
2点目は、きょう最初のエスカードホールのこの新規事業の関係で映画をやりますということ
でしたが、その運営方法、年間の予定がありましたらお示しいただきたいのと、映画等を開催す
る場合幾らぐらいを想定されるか。また、そういう映画を選ぶ場合どのような方々が入って選ぶ
か、その辺の内容をお示しください。
以上です。
○小松﨑委員長
答弁を求めます。生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、村松委員の質問にお答えいたします。
まず、149ページの0122平和の集いを開催するの御質問に関してお答えします。
今、村松委員が御指摘ありましたように、入場者数ですか確かにここ2年ほど300を下回る、
今回は300弱、その前の年は250ということで、大分低迷しておるのは事実でございます。
おととし行ったときが250ということで、このままでも仕方がないだろうということで、今回
山本コータローさんにつきましても、その前の年よりは知名度もあって、現在白鴎大学の教授も
なさっているということでもうちょっと集客力もあるのかなということもありましたし、今まで
動員といいますか声かけを余りしていなかったんですね。広報紙での媒体でのPRぐらいしかし
ていなかったものですから、今回は福祉系の団体であるとか、区長会であるとか、幅広くちょっ
とお声もかけさせていただいたりもしたんですが、やはり300ちょっとということで100も
ふえなかったかなというのがちょっと残念な結果でございました。
要因につきましては、御承知のとおりこれは以前福祉課のほうでやっていました戦没者追悼式
を発展的に解消しまして、子供たちの平和の使節団の体験発表の場、それからこういう講演会を
一緒にしまして平和の尊さとか命の尊さを考える機会を設けるということでやっているわけなん
ですが、いかんせん午前中の質問にも出ていましたが子供たちの報告会というのが文化祭のシー
ズンに、各学校でもまず一旦行ってしまう、それでこの平和の集いで2回目の発表になるという
ことで、ちょっと集客的にも2度目の発表という形になるので少ないのかなと。それから、今回
のいろいろお声かけした中で、例えば福祉系の遺族会のほうにも今回お声をおかけしたのですが、
やはりもう高齢化と人数の激減ということで、ほとんどの参加が実際現実なところもう無理とい
うことで思った以上にはちょっと集まらなかったというのが現状です。
それで今後につきましては、もちろんこれは平和について考える機会というのはなくしたくは
ないと考えておりますので、内容をちょっと見直しを今後指導課のほうともよく協議しながら、
子供たちの発表の場がこういう形でいいのかどうか、それから構成がこういう形でいいのかどう
か、それともほかの発表事業などと一緒にやるような形でするとか。せっかくいい内容をやって
いるつもりですので、多くの人に聞いていただけるような方策をもう一度、従来と同じやり方で
はなくて26年度に当たりましては考えていきたいと思います。それで、講演のこの講師によっ
て大分左右されるということがあるのは事実でございまして、数年前にアグネス・チャンさんを
お呼びしたときには本当に1,000人からのやっぱり、当然講演費用というのは100万単位
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のかなり跳ね上がってしまうということがあります。ただそれだけに頼っていても仕方がないと
思いますので、ちょっと内容の検討はしていきたいと思っております。
続きまして、エスカードの活用をした文化活動を支援するということで、先ほどちょっと答弁
のほうが余りちょっと簡単だったもので、中身がよくわからなくて申しわけございませんでした。
今現在、準備会ということでゆめまちネットさんの有志の方が今準備をしていただいているわけ
なんですけれども、その中で今後はそのほかのボランティアの方も含めまして、ゆくゆくは拡大
していける運営体制になっていくかと思います。映画の選定というのも、入場者の方の意見とか
そういったものも考慮しながら決めていくような形にはなりますが、今念頭に置いているのが、
もちろん最新の映画は上映できませんので、昔の映画を主体に選んでいくことにはなるかと思い
ます。これは今までの決算特別とかいろいろの中で、エスカードの平日の活用を図りなさいとい
うことで御意見をいただいておりますので、土日は今7割ぐらいの稼働率になっていますが、平
日はエスカードホールはもう2割程度ですので、そこに充てまして開催をする予定でいますので、
そうしますと当然学生であるとか、就労している方はちょっと時間的には難しいと思いますので、
高齢者の方とか、それから例えば夏休みは子供向けのものとか、そういったバリエーションは考
えられますが比較的年齢層高い昔の映画という形になるのかなと思います。
それから入場料なんですが、これは映画につきましてはもちろん入場料を取ると貸し出しして
もらえないフィルムも多くありますし、値段もまた違ってきます。1本当たり通常無料で1日1
回上映するだけで10万前後ぐらいフィルム代がかかりますので、シネマクラブという形式をと
らさせていただいて、その限定した会員の方に提供するようなやり方を想定しております。今後、
3月末から4月頭に1度試写会等もまた開催させていただきまして、議員の皆様にも1度見てい
ただければと思っております。その後、シネマクラブの委員会のほうで会員募集をして5月以降、
6月ぐらいから通常の上映をやっていきたいなというふうに考えております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
○宮﨑委員
村松委員よろしいですか。宮﨑委員。
2点お願いします。
ページ140、141上段のほうの0104中学校施設を維持管理する事業なんですが、この
中の18の備品購入費が前年と比較いたしますと倍増しておろうかと思います。この内容につい
てお聞かせいただきたいと思います。
2点目、ページ156、157図書館関係です。真ん中辺に0108図書資料の未返却者への
督促をするというのがございます。未返却の状況とその対応、新年度の対応についてお聞かせい
ただきたいと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
教育総務課長。
○中澤教育総務課長
それでは、宮﨑委員の御質問141ページ、中学校施設を維持管理するの
中の備品購入費が大きく伸びているという件でございますが、こちらにつきましては下根中学校
の椅子と机280セット、こちらを購入を予定しております。こちらにつきましては、県のいわ
- 81 -
ゆる気づかいの補助金が出まして、そちらを利用して購入する予定でございます。
以上でございます。
○小松﨑委員長
中央図書館長。
○栗山中央図書館長
中央図書館の栗山です。宮﨑委員の御質問にお答えいたします。
現在、図書館では資料の未返却者に対して毎月20日以上の者に督促状を発送しております。
さらにそこから10日間、30日過ぎたもの利用者カードの停止を行っております。さらにそれ
でも未返却の場合は、督促状を4回以上、4回以上ですから4回発送したものに対してこちらか
ら訪問回収等を随時行っております。未返却者の状況なんですが、最新のもので、要するに督促
状を発送するものが、2月に督促状を発送しましたがその時には221件、カードの停止が99
件です。それでも訪問回修等を行いまして半年以上未返却のものが約12名、ことしの平均です
とやはり同じく20日以上で213名、30日のカード停止が117名、180日以上が約12
名となっております。来年からもこれを実施していって、未返却者の対策を行っていきたいと思
います。
以上になります。
○小松﨑委員長
○須藤委員
引き続き質疑ある方は御発言を願います。須藤委員。
それでは、質問させていただきます。
まず1点目が、133ページの0107の適応指導教室「きぼうの広場」に関してですけれど
も、現在25年度の途中段階だろうと思いますけれども、その辺の実績と相談指導体制のほうで
どのような状況になっているのか。次年度継続して指導に当たる児童生徒さんいらっしゃると思
いますので、その点に関してお尋ねをいたします。
それからその次のページ、135ページのところで0126の牛久小児童クラブを改修すると
いうことで先ほど来、何人かの委員が質問されておりましたけれども、下に保育園が入るという
ことでの移動ということで、保育園が入るということで、こちらのほうは国からの補助金等が出
てかなり施設としては充実したものが入ってくると。そうすると、児童クラブのほうの財政的な
裏打ちの面からいって、保育園のほうの設備、トイレ等の改修とかも含めて、子供用に改修しな
きゃいけないから充実したものになるんですけれども、児童クラブのそういう施設整備でほかの
ところなんですけれども、保護者の方から、違う施設なんですけれども同じようなことで児童ク
ラブのほうに見劣りがするみたいなことでちょっと御意見いただいたようなこともあったんで、
その点への配慮というか、改修に合わせて子供たちにとっても移動することが楽しみになるよう
なそういうふうな施設改修をぜひお願いしたいと思いますので、その点に対する配慮というか、
そのことについてをお尋ねをいたします。
それから、その次は149ページの先ほど出ておりましたけれども、子供会育成会を支援する
ということで、地域によっては1つの地域から幾つかの学校区に行っているというところで、学
校ごとの子供会をつくることが難しくて解散状態になっているとか、ほかのところでもそうなん
ですけれども役員が回ってくるような状況になると、その役員になるのがちょっと大変だからと
いうことで脱会して子供会の活動には不参加になるとか、そういうふうにその子供たちの育成会
- 82 -
をめぐるいろいろなことから脱会するようなお子さんが出てきたりとかというようなことで、今
のいわゆる登校班とはこれが全然別だということで、昔は登校班と一緒のような感覚でしたので、
親が必ず子供会には入ってその見守り等も含めてやるとかという体制があったんですけれど、今
はちょっとそういう状況にないようなので、この組織率というのを高めるとかというのは市の取
り組みとはちょっと若干違うというふうには思うんですけれども、そういうような状況、その課
題というかそういうのへの支援というか、何かそういうことができているのかどうかということ
について子供会、市子連あたりの充実に向けてのそういう取り組み等についてあったら御説明お
願いしたいと思います。
それからあと、157ページ今図書館のほうの問題が出たんですけれども、その上に0106
NPO法人と協働で図書館を運営するということで、これ毎年質問が出ていると思うんですけれ
ども、リーブルの会の皆さんの献身的な運営によって開館時間、それから利用率も含めてトップ
クラスの運営ができているということに関しては大変頭が下がる思いでおります。それから学校
との連携とか、この辺が牛久の大きな特徴ではないかなというふうに思うんですけれども、今の
リーブルの会の運営の状況おわかりになる範囲で結構ですのでお示しをいただきたいと。それか
らあと、この辺最初にできたときから、いわゆるボランティアみたいな精神でやりますので、い
わゆる報酬とは違うことなんですけれども、常時そこに雇用形態を結んでいるわけではないので
すけれども、それに近い従事しているような形になると最低賃金との関係で、やっぱり少しずつ
そこの辺の報酬単価というかそれを改善していくというのが必要なのかなというふうに思うんで
すけれども、その辺が若干なりとも改善されているのかどうかという点と、最近特定の図書を狙
って毀損するというような悪質なのが東京都か神奈川のほうで出ているというお話がございまし
たので、そういう図書を守るという意味でもこの辺のリーブルの会の皆さんの御苦労というのは
おありになるかなというふうに思うので、その活動状況が充実したものになるような支援が牛久
市としてはとられているのか、その点についてお尋ねをしたいと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
指導課長。
○柴崎指導課長
それでは、
「きぼうの広場」133ページ、0107「きぼうの広場」に関して
の御質問にお答えいたします。
25年度の実績ということで、1月末現在で相談件数は2,025件に上っております。それ
から、
「きぼうの広場」の利用者ということで合計37名、内訳に関しては教育相談のみ行った方
が21名、適応指導教室もあわせて御利用された方16名という形で、合計37名になっており
ます。それから相談指導体制ということで御質問ありましたが、市職が2名、非常勤7名、計9
名のスタッフで対応しております。先ほども申し上げましたけれども、
「きぼうの広場」での教育
相談と適応指導教室の運営、それから定期的な小中学校の訪問、それから発達検査も行っており
ます。現時点で50件実施しております。
以上です。
○小松﨑委員長
児童クラブ課長。
- 83 -
○山岡児童クラブ課長
それでは、牛久小児童クラブを改修するということでの御質問にお答え
いたします。
確かに児童クラブの場所なんですけれども、3階に今度移動するということで、こちらにつき
ましては改修費の補助ということでそれほど大きな補助はいただけません。国、県が3分の1ず
つ出しまして、市が3分の1という形なんですが、改修の場合は上限額といいますか補助金額が
決まっていまして、1クラス当たり700万円という基準がありますので、それの3分の2とい
うことですから2クラスどこへ行っても900万ぐらいの補助金になってしまいます。ただ、先
ほど出ましたように1階、2階だけがよくて3階がちょっと余りよい施設ではないということで
は困りますので、その辺は予算取得の段階でも一体的にということをお願いをいたしまして、ま
た設計の段階でも、今の設計も保育園と児童クラブを一体的に設計のほう組んでいただきまして
進めているところです。ですから、なるべくある程度いいものをということで同じようなレベル
でできるように設計をお願いしているところです。
以上です。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、ただいまの須藤委員の子供会育成会に関してお答えいたします。
委員御指摘のとおり、子供が高学年になってくると役員が回ってくるので退会するという事例
が多いというのは、子供会の方々とお話をした中で伺っております。現在その組織率ということ
なんですが、ここ数年のちょっと状況を見ますと、平成19年の段階では85.6%が加入して
いるという形だったんですが、年々2、3%ずつ減っておりまして、現在平成25年に至りまし
ては70.4%ということで、この6年ぐらいの間に15%ほど下がってきているということで、
これは事務局のほうとしてもちょっと危機的な状況かなというふうには考えております。この近
隣でも、守谷なんかは本当に半分もいかない状況だというふうに聞いています。この牛久の場合
でも、この8学校区見てみますとちょっとばらつきもございまして、奥野、岡田、向台、神谷、
こちらのほうは90%を超える加入率にはなっております。ただ、牛久小は64%、牛久第二小
が72%、中根小は54%、ひたち野うしく小に至っては29%という感じで、特にひたち野う
しく、中根小学校区あたりの加入率が極めて悪い。それから、牛久小、牛久第二小学校もだんだ
ん悪くなっているのかなという感じはしております。
それで、組織率を高めるという、もちろんこれは全国的な、東京なんかでは本当に子供会が壊
滅しているとかというところもありますので、本当に各塾へ行くとかスポーツ少年団に入ってい
るとかという目的別にもう分かれていまして、なかなか昔のように100%入るということが非
常に難しいのかなとは思いますが、中身をもうちょっと、今おっしゃられましたように役員が回
ってくるので退会させるというのも1つの大きな抜けていく事情にはなっていると聞いています
ので、この市子連自体の組織自体も余り役目が多く、負担が親御さんに余りかからないような仕
組みに、フラット化をするとか、事業自体ももうちょっとスリム化していくというような形もも
ちろん市子連本部と協議をしながら、そういうふうに改善をしていこうかなというふうには考え
ております。
- 84 -
それと、今牛久のほうでは地域での子育てということで、今年度行政区のほう全部はまだ回っ
ていませんが、特に子供会と行政区との関係が余りうまくいっていないとか問題があるという意
見が出ていたところを重点的に行政区の訪問をさせていただきまして、子供会とのかかわりを強
めていただけるように今お願いに上がったりしております。それで、モデルケースというわけで
はないのですが、今の他区行政区の区長さんのほうが協力、今も結構協力はしていただいている
のですが子供会事業の親の負担を減らすために区の役員が子供会の活動に参加していけるよとい
うお話をいただいていますので、そういった事例をちょっと事務局のほうでも支援しながら、ど
れだけ加入率が上がっていくか様子を見ていきたいなというふうに考えております。
以上です。
○小松﨑委員長
中央図書館長。
○栗山中央図書館長
須藤委員の御質問にお答えします。
NPO法人リーブルの会なんですが、現在理事長を初め理事が6名、監事2名を含みまして全
体で45名で活動をしております。勤務の形態なんですが、1日3交代制、早番と呼ばれるもの
が8時半から12時30分まで、これが1日平日ですと6名。中番と呼ばれるものが12時半か
ら17時15分、これも6名です。遅番が17時15分から21時15分、これは4名となって
おり、休日の場合は1名等の増になります。1カ月の平均した勤務時間なんですが、大体50か
ら60時間ぐらいになっております。時給なんですが、これは全員会員なので現在一律720円
です。最低賃金との兼ね合いなんですが、やはりリーブルさんのほうもそちらのほうを意識して
いまして、最低賃金が上がった場合は理事会というものを行いまして理事会のほうで上げて、翌
年度の予算のほうに反映しております。
あと、市としての協力なんですけれども、NPO法人リーブルの会に事務局というのが3名お
ります。その3名のうち1名が常時図書館の事務室のほうにおりまして、司書、職員と常に話し
合いながら連携等を図りまして、何かあれば司書と職員のほうが支援のほうを行っております。
図書館からは以上になります。
○小松﨑委員長
○須藤委員
須藤委員。
それでは、再質問をさせていただきたいと思いますが、まず133ページの「きぼ
うの広場」のほうなんですけれども、やはり不登校の子供たちさまざまな要因で相談に来られて、
またここに通うことによってまた元の学校に戻るという重要な役割を担っているというふうに認
識しておりますので、ここの充実というところをぜひお願いしたいと思っております。それで、
こういうその教室に通うようになる子供たちの中で、例えばそのいじめの問題等その要因とか、
その原因が分析できて、それが各学校に共通の問題として広がって改善の方向に行くというか、
そういうような点のフィードバックというか、そういう点での対応というのをどういうふうにな
さっているのかということについてを再度お伺いをしたいと思います。
それから、牛久小のほうの児童クラブの点は、ぜひ今回そういうことでいろいろと御尽力いた
だいているということで、これはぜひそういうことを重ねてやっていただけるようにお願いをし
たいと思いますので再質問はありません。
- 85 -
それから、子供会のほうなんですけれども、今地域との連携ということで新しくその考えてく
ださっているということで、その辺をやっぱり活用していくことがある意味親の負担になるのか
なというのは、ちょっとうちのほうでの行政区のほうでもちょっとそんな話が出ておりまして、
せっかくその地域が、その地域づくりの中で子供を中心に据えた行政区づくりをやりたいと思っ
てもそこに子供たちがいるにもかかわらずコンタクトがとれない状況というのを、どう改善して
いくかというのは、これはどこの行政区でも同じような思いということがあると思うので、そこ
の核になるのがやっぱり保護者である育成会であったりするので、そういう課題抱えているとこ
ろへ特に、そういう課長のほうでも現場としても危機感持っていらっしゃるということで、把握
していらっしゃるということで、これもぜひほかの今田宮のほうでそういう動きがあるというこ
とでしたけれども、広めてっていただけるというかそういうようなことで取り組みをぜひお願い
できたらなというふうに思っております。この点、それ以上のことがなければいいんですが、取
り組みの中でもう少し御説明いただけるようなものがあればお願いしたいと思います。
それからあと、NPO法人のほうですけれども、今最低賃金の件はきちんとクリアするように
いろいろ理事会のほうでも検討されて、それが予算反映されるというようなお話でした。その辺
を、最低賃金だけではなくて市の負担上ということもございますけれども、皆さん方のその労苦
に報いるというような意味では、適正な価格というのは本当にこれ皆さんがこの図書館をよくし
ようと思って活動してくださっているので、必ずしもそれが賃金に値するかどうか、報酬に値す
るかどうかというのは別の話なのかもしれないですけれども、雇用ではないんだけれども雇用形
態に似た形で活動されているということを考えるとどうなのかなというふうに思うんで、この点
はリーブルの会のほうではそういうようなことについて、最低賃金をクリアするだけじゃないよ
うなお話というのは出ているのかどうか、その点を確認したいと思います。
○小松﨑委員長
指導課長。
○柴崎指導課長
それでは、
「きぼうの広場」の不登校対策ということで御質問ありましたのでお
答えいたします。
不登校解消を目指してほしいというのは、私どもも解消をさせたいという思いで取り組んでお
ります。学校に来られないという児童生徒の場合、学校とのやりとりで解消する場合もあります
けれども、基本的になかなかその解消が進まずに学校には行けない、だけど家にいるよりはほか
に出て「きぼうの広場」に来て、
「きぼうの広場」で指導を受ける。やっぱりそこの点が、非常に
学校以外の場所があるということが非常に子供たちにとっても保護者にとっても、非常に有意義
な施設だと私たちでは認識しております。先ほど申し上げましたように、今広場に来られる、で
もなかなか学校には行けないけれども広場で適応指導教室を受けていくという、その中で学校と
のつなぎをしていって登校ができるようになる。もちろん、初めから朝行って夕方帰るという形
じゃなくて放課後だけ行ってくるとか、そういった形で風穴を開けてちょっとずつ行けるように
するというような形をとるのが一番可能性としてはあるのかなとは思っております。
それからもう1つ原因、先ほどいじめ等のとありましたけれども、そういった原因を広場のほ
うで子供たちとの面談、それから普段の様子から見て、感じたときとかわかったときというのは
- 86 -
当然、先ほども申し上げましたように学校訪問定期的に行っております。それを当然臨時的に行
う等で学校に伝えて、そこで学校とのやりとりをして学校で気づいてなかった場合にはその対応
をしていただいて、その様子を、その経過を伝えて安心して、学校に行っても大丈夫なんだなと
いう安心感があればやっぱり足が向くようになるということを思っておりますので、そういった
対応をしております。先ほど言いました、市職2名、非常勤7名でその対応をしております。
以上です。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、再質問にお答えいたします。
子供会に関する具体的な取り組みということなんですが、具体的といいますか今やっていると
いうことは行政区を訪問した際には、先ほど委員おっしゃったように子供がいてもその子供たち
との行政区での接点が持ちにくいという話がございましたが、確かに区長さんのほうでも子供会
の役員すらわからない、ですから例えばかっぱ祭りに子供たちの応援を要請したくても、誰に話
していいかわからないので子供たちに頼めないとか、そういう行政区があるのも現実でございま
すので、まず子供会の役員と話し合う場を設けてほしいと。話し合う場を設けて仕事がふえても
子供会のほうも困るという意見も出ておりますので、それはただ同じ土俵に乗らないと全てが進
みませんので、まず全ての話し合う機会を設けていただきたいということで話は出ております。
それから、先ほども申しました田宮のほうで今具体的に取り組み始めたということなんですが、
これは行政区のほうでもこれは子供会に入っているいないにかかわらず、区の子供たち対象にい
ろんな事業といいますか催し物をやっているわけなんですが、そういった中に区の行事というだ
けじゃなくて子供会と一緒にやっていくような形にちょっと変化させていく。それで子供会のほ
うも現在、これどこの子供会も会費をもちろん取って加入させていただくという方式をほとんど
のところでとっていると思うんですが、他区でももちろん同じ方法なんですが、やっぱり7割ぐ
らいに落ちてきていますので今度発想をちょっと変えてみて、もう会費を取らないで基本的に新
入生入ってきたものはもう基本的に原則加入という形にして、催しの参観の都度、参加費という
ような形で取るような形でいけば、ちょっと意味合い違うかもしれませんけれども加入率として
は上がっていくんではないかとか。あと何ていうんですか、加入しているいないでの格差がちょ
っと薄まっていくんではないかと、そういうちょっとお話し合いをしていますので、これを26
年度から紆余曲折はちょっとあるかと思うんですが、取り組んでいきたいというふうに考えてい
ます。
以上です。
○小松﨑委員長
中央図書館長。
○栗山中央図書館長
再質問にお答えいたします。
最低賃金の話なんですけれども、賃金を決定するときNPO法人リーブルの会は理事会の中で
話し合っていただきまして、その結果が720円ということでうちのほうに提示していただいて
おります。自分が聞いた、理事長などに聞いたところやはりもっと上げてくれとかいう話という
のは出ていないという話です。
- 87 -
以上になります。
○小松﨑委員長
教育部長。
○吉田教育部長
リーブルの会のちょっと補足説明をさせていただきます。2、3年前にこちら
から800円以上どうですかと投げかけたことがございます。そうしましたら、やっぱり理事会
でそこまでは要らない、せめて最低賃金をクリアできる程度でよろしいですよという回答があっ
て現在に至っております。
○小松﨑委員長
以上ですね、よろしいですね。引き続き質疑のある方は御発言を願います。遠
藤委員。
○遠藤委員
それでは、質問いたします。
この今回の予算書ではないのですが、国のこの方針というかそういうのが何か出ていまして、
道徳の教科化に向けた新心のノート、これを小学校、中学校に配付をされると聞いているんです
けれども、このような情報についてどうお考えなのか、まずこの辺を伺いたいと思います。
それと、ちょっとページがめぐってしまってあれなんでしょうけれど149ページの0118
生涯学習講座を開催するとあります。今年度ちょっと金額的にふえているようなんですが、この
辺について伺います。
それと、151ページの0136音楽分野における芸術活動を支援するということで、芸術活
動の補助金が52万円減の計上されておりますが、さまざまな牛久でも音楽のいろいろな団体が
あるようなんですが、この内容について伺います。
それと、図書館のほうです。今、図書館のことが審議をされておりますが、図書司書の方何人
いて、1時間当たりの時給というのはどのぐらいなのか伺います。たしか牛久の図書館は、この
県南でも長時間、夜9時までやっているということで市内だけでなくこの近隣からの来館者も多
いと聞いておりますが、その状況などわかったら教えていただければと思います。
これで、4点ですね。
○小松﨑委員長
指導課長。
○柴崎指導課長
それでは、新心のノートについての御質問です。お答えいたします。
道徳の授業に関しましては、年35時間の授業をきちんと確保して、担任の先生が子供たちの
素直な物言いで、自分が感じたことをきちんと言って、それを仲間が聞いてくれる、そういった
学び合いとも通じる、当然学び合いの中で意見を行っていって、子供たちの心を育てるというこ
とを念頭に置いて今授業を行っております。文科省のほうから新たな心のノートを配られた場合
には、もちろんそれを使って、もちろんそれだけじゃなくて担当の者が、担任の先生が用意する、
あるいは学年で共通して用意するそういった教材も使って授業を進めていくということで、今進
めている道徳の充実にその心のノートも使えればいいなと思っております。
以上です。
○小松﨑委員長
はい、説明のほうよろしいですね。生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、遠藤委員の質問にお答えいたします。
まず、生涯学習講座の予算が来年度若干下がっているんですね。これは下がっているというの
- 88 -
は、ちょっと見直しをさせていただきまして、講師への謝礼とか実績ベースで託児スタッフであ
るとか、そういったもので約50万程度下がっているのが今年度との比較差でございます。それ
で、学習講座自体の内容につきましては、逆に市の主催の講座については今年度と同程度の規模、
やはり90講座以上の講座は開催する予定ではおります。ただ、26年度の特色としましては、
通常の市主催の講座のほかに茨城県の県南生涯学習センターが1年間の施設の改修のためにお休
みになるということで、土浦、つくば、牛久、取手のこの4市で県南生涯学習センターでやって
いた講座を4分割というか、その分を引き受けましょうということで共催で、当市のほうでも県
南生涯学習センターの事業を共催で行います。その分は、市で開催する講座がふえていくという
形になっています。ちなみに現在、15講座程度県南のほうから出てきているのは、14講座で
すね、中央生涯学習センターとリフレプラザ、それからエスカード学習センターの3カ所で歴史
関係のものが多いです、あと音楽関係、そういったものの講座を14講座、大人向けとしまして。
それから子供向けとしまして、マナー講座であるとか元気いばらきっ子育成事業といったものの
2講座。それから、東日本大震災関係のシンポジウム、コンサート的なものも文化ホールのほう
で開催したいということがきておりますので、開催数はかなり増加するのかなというふうに見込
んでおります。
それから、音楽事業なんですが、ちょっと今年度は初年度ということで余りちょっとこちらの
ほうも音楽に詳しい職員もいなかったということで、ちょっと活動が余りできなかったんですけ
れども、来年音楽の専門の職員も採用いたしますので、牛久音楽家協会と連携しましてエスカー
ド等を活用しまして、市民の方に都内までいかなくてもそういうクラシックからいろいろなコン
サートを聞く機会を提供したり、あと今後学校などとも協議いたしまして子供たち対象に出張コ
ンサートであるとか、そういった機会も音楽家協会と連携してやっていきたいなというふうに考
えております。
以上です。
○小松﨑委員長
中央図書館長。
○栗山中央図書館長
遠藤委員の質問にお答えします。
図書司書の数なんですが、平成24年度は14名、25年度に1名増となり15名となります。
時給なんですけれど、大体1,400円前後になっております。図書館の地域別の利用状況なん
ですが、登録者数でお答えしたいと思います。これ24年度末現在の数字なんですが、市内が5
万3,067人、あと市内以外で龍ケ崎の方もお使いにできますのでその方が3,894人、あ
と市外で在勤、在住の方も御利用できますのでその方が7,148人となっております。
以上となります。
○小松﨑委員長
○遠藤委員
遠藤委員。
再質問いたします。
道徳の教科化というふうなことに聞いたものなので、今課長のほうからは35時間のその道徳
の授業はやっているということなんで、今度この新しいノートになるというと、内容も何か大幅
に見直されて100ページ前後の道徳ということで何か配付が行われるということで、内容とか
- 89 -
については先生たちがこれからいろいろと指導の資料とかそんなことが盛り込まれるということ
なんですが、その今までのと何か違うというところ、ちょっと実際に見ていないので私何とも言
えないんですけれど、そういうわざわざこれを打ち出しているということが子供たちにどういう、
またお母さんたちや先生たちにどういう影響があるのかということをちょっと心配するものなの
で、もし内容がわかれば教えていただければと思います。
それと生涯学習講座、済みません講座がふえて予算自体は報償のほうが少し減っているという
ことでありました。それで、県南生涯学習センターが使えないためにエスカード、リフレとか市
のその公共施設を使って、その辺をカバーするということなんですが、そうしますとこの牛久の
施設を使うことによって、牛久の市民ももちろんいろいろなところに参加をできる機会ももちろ
んふえると思いますが、この講座を開設するに当たって使用料とかそういうのは実際はふえるこ
とになるのか、よくそういう講座を開設してもなかなか持ち出しが多くて、非常にメリットとは
違うんでしょうけれどそういう使用料とか賃借料というのをここで82万6,000円は計上さ
れているのですが、市にとって持ち出しばっかりになるんじゃないかとちょっとその辺を危惧す
るので、その辺を確認をしたいと思います。
それと、音楽分野の問題ですが、音楽家協会と共催でということだったんですが、牛久にはい
ろいろな音楽を楽しまれている、実際にやっていらっしゃる方、MUSEの方とかそういう方も
いらっしゃるし、その方たちは御自分たちでよくコンサートなども有料でやっていたり、それか
らあと牛久の市民吹奏楽団なども無料で文化ホール等で演奏などもされている上に、また改めて
この音楽分野に支援をするということが、この辺がどうなのかなというふうにちょっと合点がい
かなかったので再度この内容について、26年度どういうことを考えているのか伺いたいと思い
ます。
それと、図書館のほうは司書さんがいらっしゃるということで、本当に献身的にいろいろと遅
くまでやっていただいて、その中で専門職でいらっしゃるので何か困っていることなど、何か声
かけて何かお探しですかというと、これこれこれの本と言うとすぐ探し出してくれると、すごく
優秀な司書さんだよという話を市民の方からも聞いたことがあるんですね。この方たちというの
は、やはり勤務時間、朝9時から9時のお互い交代勤務等あるんでしょうけれど、その辺の司書
の勤務時間等はどうなっているのか伺いたいと思います。
それで結構です。
○小松﨑委員長
指導課長。
○柴崎指導課長
先ほどの新心のノートの内容、今と違うところという御質問なんですけれども、
詳しく確認してから、ちょっと申しわけございません後日お話させてください。済みません。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
それでは、遠藤委員の再質問にお答えします。
まず、学習講座のほうなんですけれども、使用料賃借料等ということなんですが、これはこの
県南生涯学習センター云々とはまた別でございます。これはあくまでも市主催の講座を開催する
に当たって、例えば熟練大学であるとかそういういろいろ講座をやっていますので、そういった
- 90 -
ときにバスの借り上げ料であるとか、あといろんな学習に出向く先の入場料を賄う費用であると
か、そういったものになっております。それで、先ほどのその県南生涯学習センターこれはあく
までも共催という形でやりますので、施設は市のほうで無償で場所を提供して、あと広報宣伝等
も協力をするという、それで講師の費用であるとか講座を行うための実費の費用とかそういった
ものは県のほうでもつという形になっております。それから、当然今も土浦のほうの県南生涯学
習センターのほうには牛久の市民もかなり参加されているということですので、そういった市民
はもちろん牛久のほうの講座にも来ていただけますし、牛久市民以外の方も大分来ていただける
と思っておりますので、この1年間利用していただいてエスカードのほうの独自の利用のほうに
もつなげていきたいというふうに考えております。
それから、音楽分野の支援のほうなんですけれども、確かに牛久には音楽関係の団体がござい
まして公演等は行っております。現在、今私どもで考えているのが、例えば現美のほうも一番当
初は作家さんの有志だけで始まったというところだったんですが、当然それを市のほうでも活用
して学校への移動美術展であるとか、学校での芸術鑑賞会であるとか、そういうふうにつなげて
いっております。今、午前中の質問でもありましたけれども26年度に文化芸術分野の計画とい
うのを考えておりまして、その中で文化財から美術関係、それから音楽関係のほうの計画もうた
い込んでいくわけなんですけれども、このMUSEとかの融資も大分入っているんですけれども、
この音楽家協会のほうに。こういった方も日ごろ協力をしていただけるというお話も伺っており
ますので、学校の子供たちへの支援等も含めて協力いただけるような形になっていますので、今
の現美のように連携しながらやっていくのに、この音楽家協会のほうを支援していこうというふ
うに考えております。
以上です。
○小松﨑委員長
中央図書館長。
○栗山中央図書館長
再質問にお答えします。
司書の勤務形態なんですが、図書館御存じのとおり朝9時から夜の9時まで行っております。
それでシフト制、早番と遅番の2交代制をしいております。早番の勤務が8時半から5時まで、
遅番の勤務が12時半から夜の9時15分までとなっております。それで勤務日数なんですが、
週5日以内の勤務となっております。家庭等の事情で週4日の方もおりますが、原則週5日の勤
務となっております。
以上になります。
○小松﨑委員長
はい、よろしいですね。ほかに質疑のある方、御発言を願います。簡潔に。杉
森委員。
○杉森委員
2点だけ、ちょっとお聞きします。
150、151の上段の0134郷土かるたを普及するの件で、昨日ちょっと弁護士の話を聞
いていましたら、今裁判というふうなことで報告がありましたけれども、中身がどういうことな
のかちょっとお聞きしたいということなんですが。事実がなければないで、結構ですから。
それと、154、155の上段の0115のエスカードホールを活用したというところの文化
- 91 -
活動の件で、先ほどちょっとあったわけですけれども、エスカード文化活動実行委員会というも
のの趣旨と実際のそれの内容について、もう少し詳しくお聞かせいただければと思います。
その2点だけ、お願いします。
○小松﨑委員長
この件でございますけれども、所管外で昨日杉森委員質問いたしましたけれど
も、よろしいですか。大丈夫ですか、はい。教育部長。
○吉田教育部長
かるたのことですが、裁判ではなくて著作権の問題で弁護士にどうしたらいい
でしょうという相談は来ました。それで、いろんな関係者に事前に承諾書をもらうということに
なりまして、文書でそれぞれの方にお願いをしたという。(「裁判になっているわけではない」の
声あり)違います。こちらから著作権があるんで、どうしたらいいですかという相談をいったと
いうだけです。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
郷土かるたのほうは、今部長のほうからありましたように裁判にはなって
おりませんので、一応念のためにということでそういう承諾を得ているということです。
あと、155ページのエスカードを活用した文化活動ということなんですが、一応これ済みま
せんエスカード文化活動実行委員会という、まだ正直に申し上げますと正式な名称ができていな
かったものですから、こういったエスカードホールを活用して活動していただける実行委員に補
助ということで名称一応使わせていただきまして、先ほど村松委員のほうにもお答えしましたよ
うに、今ボランティア団体のゆめまちネットさんのほうに、市のほうから具体的には提案を受け
まして平日のエスカードの空いているというこれまでの質問もありましたので、協力ができるよ
ということでしたのでこちらのほうからもお願いしまして、実際活動していただこうということ
でお願いしています。具体的にはこれから会員さんのほうも集めさせていただきまして、とにか
く平日のエスカードホールの活用、それから駅前の活性化、そういったにぎわいづくりですね、
そういったものの位置にしようということでの第1弾ですね、という形で始めるということです。
以上でございます。
○小松﨑委員長
○杉森委員
杉森委員。
そうすると、そのエスカードのやつなんですが、ゆめまちネットに委託するという
形になるんですか。それとも、別個の団体みたいのを一応立ち上げはするということになるんで
すか。
○小松﨑委員長
生涯学習課長。
○手賀生涯学習課長
お答えします。
主体が現在ゆめまちさんの方が中心になってやっていただいていますけれども、別組織として
今会則等もつくっていただいておりますので、あくまでも別組織という形でやっていく形になり
ます。
以上です。
○小松﨑委員長
諸橋委員。
○諸橋副委員長
最後に1点、私質問をさせていただきます。
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牛久市の事業において、NPOのほうに委託されている事業が多いんですが、ほとんどのNP
Oが当然委託料が適正に使われていると確信をしておりますが、一部適切な支出かどうかという
限りなく疑わしいというような話を聞くこともありますので、行政側としてこのNPOの資質に
ついて会計監査といいますか、どの程度チェックができているのか。また、そういった疑わしき
事例があった場合、どのように指導していくのかという点をお伺いをいたします。
○小松﨑委員長
社会体育課長。
○木村社会体育課長
今の御質問なんですが、疑わしい事例というのは具体的には何かあったん
でしょうかというのが。
○小松﨑委員長
諸橋委員。
○諸橋副委員長
私のほうに入ってきたことでは、正月に食べた弁当代の領収書がそのNPOの
ほうで会計のほうに支出されていたという例がありまして、それはどうなんだという声が入って
きておりまして、それが一事が万事じゃないんですが、被災地のほうで北海道のNPOが逮捕さ
れたという例もありますので、その辺やはり税金なのできちんとした使われ方をしているかとい
うのは行政側としてチェックしたほうがいいんじゃないかという点でこういった質問をさせてい
ただきました。
○小松﨑委員長
○野口副市長
副市長。
この点につきましては、今諸橋委員さんがおっしゃったように、そういう事案が
あれば市としてもちゃんとした監査をしますし、それについて指導もします。そういうことでよ
ろしいでしょうか。
○小松﨑委員長
よろしいですね。それでは、まだあるの。じゃあ1個だけね。簡潔にお願いし
ます。遠藤委員。
○遠藤委員
短時間でやりますので。
まず第一が、教育委員会が3月3日からこの本庁舎第6会議室に移動というか、こちらのほう
にお見えになったんですけれど、生涯学習センターそれから社会体育が現場のほうに戻ることに
なったんですけれど、市民に直結したこの窓口サービス、業務内容と今後の対応についてはどの
ように考えておられるのか、その点をまず1点。
あともう1つ、きょうこの予算特別委員会で中根小学校、そしてまた牛久運動公園を視察をさ
せていただきまして、内容自体は本当にここの重要施策の中に書いてあるそのとおりだと思うん
ですね。特に、中根小学校につきましては今後、今回上がっているのは校舎の増築工事で、御説
明では27年度中にはできるということだったんですかね、ちょっとこの内容だけでちょっと見
てあれなんですけれど、非常に中根小学校の校舎増築についてあのときに説明を受けたのですが、
再度詳しく、そして今後の方向性について伺いたいと思います。
この2点だけよろしくお願いします。
○小松﨑委員長
教育部長。
○吉田教育部長
教育総務課がこちら本庁舎のほうに移動した件について絡みまして、社会体育
と生涯学習センターがそれぞれ生涯学習センター運動公園のほうに事務室のほうに戻りましたが、
- 93 -
当初のうちはこちらにあるものと思いましてお客様が数人見えるかと思いました。それはみんな
児童クラブ室のほうで対応しまして、向うだよとかあっちだよとか、その場で振り分けるような
ことはいたしておりませんで、電話なりで連絡をとりながらその場で対応しております。大丈夫
です。
○小松﨑委員長
教育総務課長。
○中澤教育総務課長
遠藤委員の御質問ですね、中根小学校の増築について概略的にちょっと御
説明をさせていただきますと、平成25年度の普通教室は今27教室ございまして、平成27年
度にクラスが30クラスを予定しております。そうしますと教室不足が生じますので、平成27
年度の教室不足を解消するために今年度ですね、今実施設計を行っておりまして26年度、実質
この春からですけれども校舎の増築工事を実施していくような運びになってきておりました。春
というよりも26年度工事に入ります。教室数につきましては、普通教室は27から35になる
予定でございます。あと残り2教室は、多目的室として使う予定でございます。3階建てで昨日
ごらんいただきました場所に建てる予定となっております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
はい、よろしいですね。ほかにはございませんね。
それでは、以上で教育委員会所管の質疑を終結をいたします。長時間お疲れさまでございまし
た。ありがとうございました。
それでは、ここで暫時休憩をいたしまして再開は2時35分といたします。
午後2時17分休憩
午後2時35分開議
○小松﨑委員長
それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
まず、執行部の説明につきましては、平成26年度の新規事業や制度の改正等を含め、特に説
明を要する内容についての歳入歳出の順にて御説明をいただきたいと存じます。その後、質疑応
答の方法で審議をいたしたいと思います。
なお、発言をする場合には挙手によって発言を求め、委員長の許可を受けた後、マイクを使用
し発言するようお願いいたします。また、発言の際には着席をしたままで結構ですので、あらか
じめ申し添えます。
これより議事に入ります。
平成26年度一般会計予算の保健福祉部所管を問題に供します。
執行部の説明を求めます。保健福祉部長。
○清水保健福祉部長
それでは、保健福祉部におけます平成26年度予算につきまして御説明申
し上げます。
部全体額で87億401万9,000円の予算計上でございまして、平成25年度当初予算と
比較いたしますと、約9.3%、7億4,209万9,000円の増額となっております。ただ
し、この予算につきましては消費税引き上げの影響緩和のための臨時福祉給付金2億円、それと
- 94 -
子育て世帯臨時特例給付金1億円が計上されておりますので、実質は5.6%、4億4,209
万9,000円の増額となっております。
重点項目といたしまして、社会福祉課では臨時福祉給付金の支給事業や地区社協の活動支援、
障害者総合支援法に基づく障害者施策、生活保護世帯への給付、地域での見守り台帳活用拡充等
を実施してまいります。
また、福祉業務室ではかっぱ号の運行管理や運行ルートの見直しを行ってまいります。
児童福祉課におきましては、子育て世帯臨時特例給付金の支給事業や子育て支援施設としての
子育て広場を運営するとともに、14億円に上る児童手当の適切な支払い事務を行ってまいりま
す。
保育園課では、
(仮称)牛久小学校保育園の建設事業に1億4,000万円を計上し、さらなる
保育定員の拡大を図ってまいります。
高齢福祉課におきましては、超高齢社会に対応すべく介護保険事業の適正な運営に重点を置き
ながら、第6期介護保険計画の策定や介護予防事業に力を注いでまいります。
健康管理課におきましては、生活習慣病ほか各種健診などにより、疾病の早期発見・早期治療
を推進するとともに、小児肺炎球菌等の予防接種を引き続き行い、公衆衛生の向上に努めてまい
ります。
医療年金課におきましては、国民健康保険特別会計の事業、それから後期高齢医療特別会計事
業、マル福・医療福祉支給制度等の安定した運営に努めるとともに健康管理課と連携し、医療機
関での適切な受診指導を行ってまいります。
以上でございます。
○小松﨑委員長
それでは、これより保健福祉部所管について質疑を行います。質疑のある方は、
御発言願います。村松委員。
○村松委員
2点ほど質問させていただきます。
最初、79ページなんですが一番下の段、家庭児童相談。牛久市内で育児放棄というか子供さ
んを面倒見ないケースがあるという実例を幾つか聞き及んでおるのですが、牛久市内における育
児放棄の状況、件数とかふえている様子があるのか、またどのような対応をされているか、これ
を1点目伺います。
2点目でございますが、83ページやはり一番下の公立保育園における給食関係でございます
けれど4,846万4,000円、消費税が来年度3%ふえるはずですが、この積算について1
00万ほど下がっているんですが、これは経営努力なのかそれとも品物を外国製を入れたりいろ
いろやられたのか、この下がった理由等を中心に内容をお示しください。
以上です。
○小松﨑委員長
児童福祉課長。
○橋本児童福祉課長
児童福祉課橋本です。よろしくお願いいたします。
ただいまの御質問で、育児放棄につきましての市内の状況及び対応ということでございますが、
牛久市の家庭児童相談室における相談の状況としましては、平成24年度は相談別実人数合計で
- 95 -
606人の相談を受けています。そのうち、児童虐待と養護相談は95人で全相談の16%が育
児や子育てに関して何らかの困難性を有しているということでございます。今年度も2月末現在、
既に児童虐待と養護相談は97人の相談を受けており、養育力が弱い家庭はさらに増加していく
と見込まれます。養育力の弱い家庭を早期に発見し、どのようにアプローチし適切に子育て支援
サービスを投入していくか、この一連の流れをつくっているのが児童福祉課にあります家庭児童
相談室でございます。児童福祉課では、牛久市要保護児童対策地域協議会を設置し、この協議会
は家庭児童相談室が中心となりまして各機関の役割分担を行い、責任を持った対応の進行管理を
行っております。育児放棄を未然に防ぐ取り組みといたしまして、育児放棄に近い状態の家庭を
継続して支援していく取り組みのため、家庭児童相談室では切れ目のない支援をキーワードに多
くの関係機関と一体となって子育て支援に取り組んでいます。
以上でございます。
○小松﨑委員長
○山﨑保育園課長
保育園課長。
保育園課山﨑です。よろしくお願いします。
村松議員の御質問の保育園で給食を提供する、100万ほど減額しております。この理由は、
まず利用費の中の賄い材料、こちらが70万6,000円で一番大きな減額理由になっておりま
す。食材の量とか質を落としたのではありません。内容としましては、市営の市場を通しての食
材の購入、もう1つが今まで市販の冷凍コロッケとかを提供していたものを園での手づくりで提
供することによって価格が実際は下がった、あともう1つが今度職員の3時のおやつの飲み物、
こちらの提供をやめたという理由です。以上でございます。
○小松﨑委員長
よろしいですね。ここで、審査の途中ですが間もなく東日本大震災により亡く
なられた方々に対し、哀悼の意を表するための黙禱を行います。午後2時46分に庁内放送があ
りますので、暫時休憩をいたします。
午後2時42分休憩
午後2時48分開議
○小松﨑委員長
それでは、審議を再開をいたします。
質疑のある方は御発言願います。宮﨑委員。
○宮﨑委員
それでは、4点お願いいたします。
ページ68、69ページ中段です。先ほども挨拶にあったかと思いますが、0120臨時福祉
給付金を支給する。これの対象者数と実施内容、方法についてお伺いいたします。
2点目、ページ82ページ、83ページ。上段のほうですかね、0114子ども・子育て支援
事業計画に基づき子育て支援をする。これの計画の内容について、全般についてお知らせくださ
い。
同じページ中段ですが、0116子育て世帯臨時特例給付金を支給する。これの対象者、それ
から実施内容についてお聞かせください。
最後になりますが、88ページ、89ページ。中段で0106小児救急輪番制により休日夜間
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における救急診療医療機関を確保する。これについては、前年度対比で9倍増になっておろうか
と思いますが、増額の理由をお聞かせいただきたいと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
社会福祉課高谷です。よろしくお願いします。私のほうからは臨時福祉給
付金についてお答えさせていただきます。
まず、臨時福祉給付金につきましては4月より消費税が5%から8%に上がることに対しての
低所得者に対する配慮を行うということで実施されます。対象者数につきましては、現在のとこ
ろ1万2,000人を見込んでおります。それと、その方に対して1万円給付になります。それ
のほかに障害者年金、それと老齢基礎年金、遺族基礎年金等支給になっている方につきましては、
5,000円の加算が生じます。その方の対象者数は、3,000人と見込んでおります。それ
と、実施方法につきまして、住民税の非課税、均等割もかかっていない方について給付になるん
ですけれども、税の確定が今年度5月末が大体確定になりますので、6月以降に準備も含めまし
て作業を始めまして、7月1日から受け付けが始められるように今検討しております。給付が始
められるのが大体申請受けてから2週間ぐらいで支給ができるようにしたいと思っておりますの
で、大体7月中旬ぐらいから給付が始まります。国のほうの指針によりますと、申請期間につい
ては3カ月をもって申請打ち切りということにきておりますので、そこに従って市のほうで進め
て給付漏れがないように実施していきたいと思っております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
児童福祉課長。
○橋本児童福祉課長
ただいまの御質問の中で、子ども・子育て支援事業計画の計画内容という
御質問にお答えいたします。事業計画につきまして説明になりますと、かなりちょっと時間もか
かってしまいますので概要を説明させていただきます。まず、国が策定する子ども・子育て支援
給付及び地域子ども・子育て支援事業の円滑な実施の確保、その他子ども・子育て支援のための
施策を総合的に推進するための基本的な指針に基づき策定するものでございます。5年を1期と
して、教育・保育提供区域、教育・保育の量の見込み、実施しようとする教育・保育の提供体制
の確保の内容及び実施時期を定めた計画となります。この事業計画は、子ども・子育て支援法に
基づきまして円滑に教育保育の給付を初めとする子ども・子育て支援サービスを実施するため、
潜在的なニーズのみならず将来的なニーズの変化を的確に捉えた実効性、実現性の確保が求めら
れる需給計画となっております。計画策定に当たりまして盛り込む内容といたしましては、教育・
保育の提供区域、それと区域ごとの人口推計、それと教育・保育子ども・子育て支援事業の見込
み量、教育・保育子ども・子育て支援事業の確保の方策、幼児期の学校教育、保育の一体的な提
供、いわゆる認定こども園の普及と必要性となっております。
以上です。
それと、続きまして子育て世代臨時特例給付金を支給するでございますが、こちらにつきまし
ては先ほどの臨時福祉給付金と同じ消費税の増税に伴いまして給付する臨時給付金でございます。
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こちらにつきましては、子供1人当たり1万円の給付となります。対象者につきましては、臨時
福祉給付金の受給者を除く、あと特例給付者、所得オーバーの方ですが、こちらを除いて対象者
としまして9,000人が対象となっております。こちらにつきましては、児童手当につきまし
ては公務員について各省庁からの児童手当の支給になっていますが、こちらの子育て世帯臨時特
例給付金につきましては市町村で公務員分も支給するという形になります。実施方法といたしま
しては、先ほどの臨時福祉給付金と同じ26年1月1日現在の住民票ですね、児童手当受給者で
子育て世帯臨時特例給付金の給付対象者に対しまして申請書を発送するような形になりますが、
こちらについては臨時福祉給付金と同じ時期になりますことから、方法としまして6月に送付す
る現況届と同時に同封するか、臨時福祉給付金と併用してやるかは今後担当する事務課と調整し
てまいりたいと思います。それで、これにつきましては、国のホームページにも掲載されていま
すが、牛久市のホームページ等で掲載して周知を図ってまいりたいと考えております。
以上です。
○小松﨑委員長
健康管理課長。
○中村健康管理課長
健康管理課中村です。宮﨑委員の質問にお答えいたします。
小児救急輪番制のほうの金額のほうなんですが、これは茨城県のほうの保健医療計画に基づき
まして運営しているのですが、事務局のほうが牛久市、龍ケ崎市、稲敷市の3市で交代をしてお
りまして、各構成のほうの市町村からの負担金をまとめております。歳入で入りますので、その
ままこの実績を踏まえまして一括して医療機関のほうに支払うという形になりますので、かなり
の金額になっております。ただ、この小児救急輪番のほうに関しては、6市町村のほうの負担金
があるんですが、半分は県のほうの補助があります。その半分が構成市町村のほうで負担になっ
ております。そんな状況でおります。稲敷地域輪番も同じような状況になっております。
以上です。
○小松﨑委員長
○宮﨑委員
宮﨑委員。
ちょっと確認も含めて、2点再質問なんですけれど、子供子育ての支援事業計画に
ついては新年度中に策定でよろしいでしょうか。
それから、5年計画ということなんですが、いつから5年間なのか。
それから、子育て世帯臨時特例給付金、これの給付の月は先ほどの話ではまだ未定なのかなと
思われるのですが、いつぐらいになるのかわかればお教え願いたいと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
児童福祉課長。
○橋本児童福祉課長
子育て支援事業計画につきましては、平成27年から施行という形になり
ます。それで、27年から5年の計画ということになります。26年度につきましては、施行に
当たりましてそれの今回、24年、25年の12月にニーズ調査を行いました。それのニーズ調
査の結果を踏まえて、今後3月の下旬に県のほうにその結果報告をいたしまして、県から国へそ
の結果を送られるようになります。それで、その国のほうでその量ですね、こちらのほうを国の
ほうから示されてまた市町村におりてきて、その市町村でその見込み量を決定するというような
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形になります。
子育て臨時給付月につきましては、先ほどもお話をしましたが、臨時福祉給付金と同じ給付金
の体系ですので、同時に進めていくような形になります。
以上でございます。
○小松﨑委員長
宮﨑委員よろしいですか。はい。引き続き質疑のある方は御発言を願います。
秋山委員。
○秋山委員
よろしくお願いします。では、1点。
87ページの0109民間保育園の建設を支援するというところです。予算委員会で初日に視
察に2園、保育園伺いました。これによって牛久市の待機児童がゼロになるのかどうか、それち
ょっとお伺いしたいと思います。
それとあと、民間保育園の牛久小学校に上町保育園が入るということなんですけれども、定数
は何人になるのか、また工事内容と期間を教えていただきたいと思います。
それとあと、つばめ保育園の大規模修繕費ということなんですけれども、あそこはまだ建って
10年ちょっとだと思うんですけれども、ここで修繕する内容ですね、それをお伺いしたいと思
いますのでよろしくお願いいたします。
○小松﨑委員長
保育園課長。
○山﨑保育園課長
それでは、最初の御質問のひたち野地区の保育園ですね。こちらですけれど
も、今回2つの保育園、さくら保育園とめぐみ保育園、定員合わせて270人、こちらが4月に
開園いたします。今現在の入園児童数は、135人です。入園率は50%、第2次募集までの集
計ですけれども入園率50%となっております。その結果、ことし26年4月の国の基準での待
機児童数、こちらは今のところゼロという形で見込んでおります。昨年度もゼロでしたけれど、
ことしもゼロになるという見込みです。ただ、申込者での待機児童は今6人います。この申込者
というのは、国ではわがまま待機なんか言っていますけれども、自分の行きたい園に入れない方、
今現在6名います。
あと牛久小の保育園の内容ですけれども、定員は130人で今考えております。こちらは上町
保育園を移管する計画で、上町保育園は今現在90名の定員。40名ほどふえます。今現在実施
設計を行っておりまして、26年度に県の補助を受けて改修工事を行います。27年の4月に開
園するという計画でございます。
最後になります、つばめ保育園の改修工事内容ですけれども、こちら平成11年4月に開園い
たしました。おっしゃるように、まだまだ使えます。今回の改修内容は、ゼロ歳から5歳児まで
の100名を預かっていたつばめ保育園、こちらをゼロ歳、1、2歳のお子様を預かる保育園に
改修します。具体的には、3、4、5歳のお部屋を0、1、2のお部屋に改修しまして、定員を
0、1、2の定員を30名ふやします。3、4、5歳、こちらについては今現在工事をやってお
ります牛久文化認定こども園、こちらがことしの4月に開園します。そちらで3、4、5歳、や
はり定員は30名ふえるという形で4月からお預かりするような計画でございます。
以上です。
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○小松﨑委員長
秋山委員よろしいですか。引き続き質疑のある方は御発言を願います。藤田委
員。
○藤田委員
ページ83ページの0115母子家庭等に高等技能訓練促進費等を支給するという
ことで、この母子家庭の方たちが職業を得るために訓練等行かれているということも伺いまして、
この今実際に行かれている方の世帯というか人数、利用されている方というのは把握はしている
んでしょうか。していない。それで、この金額予算なんですが、そうすると1世帯当たりに幾ら
という考えの金額なのでしょうか。この予算の内容を教えていただきたいのですが。
以上、1点なんですがお願いします。
○小松﨑委員長
児童福祉課長。
○橋本児童福祉課長
今の御質問にお答えいたします。
先ほど言いましたその訓練につきましては、26年度から開始するものでございまして、現在
牛久市のほうからそういう形で行っているかどうかというのはちょっと確認してないです。ただ、
そういったものがありますかという御相談は1、2件ございます。この事業の内容でございます
が、こちらにつきましてはいろいろ条件がありまして、その条件に沿った形で支給する形になり
ます。まず、対象支給額としましては、市民税非課税世帯が月額10万円の支給で、市民税課税
世帯につきましては月額7万500円が支給になります。こちらにつきましては、期間は申請し
た月から上限で2年間という形になります。対象資格、これは国家資格が条件になりますので、
対象資格としましてはまず看護師、これは准看護師も含みます。それと介護福祉士、それと保育
士、あと理学療法士、作業療法士などの資格を取るための就業ということであれば対象になりま
す。募集といいますか、4月1日の牛久広報に一応掲載する予定でおります。それとあと、ホー
ムページ等で周知のほうを図っていきまして、審査をしてその審査が通れば支給という形になっ
ていきます。予算上では2名の予算を計上してあります。
以上です。
○小松﨑委員長
○藤田委員
藤田委員。
実は、母子家庭の方でこれを利用したいということでお話があったんですけれども、
その中でその方が相談された際に、生活保護を受給されている方なんですが、その生活保護を受
給されているとこの対象には値しないというような見解を言われたということで、ちょっとお話
を伺ったのですが、そのような条件の中には受給者だからというような文言的なものは入ってい
ないですよね。入っている。ちょっとそこが定かではなかったのを確認したかったんですけれど
も。
○小松﨑委員長
藤田委員、その1点でよろしいですね。児童福祉課長。
○橋本児童福祉課長
その文言につきましては、入ってはいないです。ただ、審査の中で聞き取
りをしますのでその審査、今までこちらのほうは県で行っていた事業でして、県から各市町村に
おりてきた事業ですので、今その県で行っていたものの指導を受けながら今現在作成していると
ころです。
以上です。
- 100 -
○小松﨑委員長
○沼田委員
よろしいですね。引き続き質疑を。沼田委員。
私から3点、質問をさせていただきます。
まずページで言いますと、67ページの0112高齢者移送サービスモデル事業を実施する。
この項目について、これまで何年続けられているのか。それと、この先モデル事業としていつま
で継続予定なのかお願いいたします。
次に、87ページになります。0101生活扶助費を支給する。26年度における対象人数と
世帯数です。
あと3点目が、125ページになります。0102市営住宅の建物を維持管理する。維持補修
工事に関して、これ場所と内容のほうをお願いいたします。
以上です。
○小松﨑委員長
福祉業務室長。
○川真田福祉業務室長
福祉業務室川真田です、よろしくお願いいたします。
まず、沼田委員の1点目の高齢者移送サービスモデル事業についての御質問なんですが、こち
らは平成18年度、実際には19年の1月に要綱のほうをつくって開始した事業になりまして、
7年と数カ月今実施している状況です。モデル事業ということで、毎年期間を延ばしながらここ
まできているものなんですが、今昨年の実績では大体年間2,000人ぐらいの利用があると、
本年度は若干減って1,700人ぐらいに減る予定かなと。これは、かっぱ号のほうが逆にふえ
ていますので、そういったことで逆に喜ばしいことかなということで考えております。やはり、
こういった個別の輸送に対するニーズはかなり強いんですけれども、これは実費相当分の範囲で
動くといった中で、道路運送法に引っかからない範囲での移送という部分がありまして、モデル
事業として組み立てているものです。これについてなんですが、やはり将来的にはどこまでもこ
れでいくかというものではないと考えます。例えば、現在牛久二小地区などモデルとして買い物
支援などの地域ぐるみでの助け合いの活動なんかも始まっておりまして、またこれからの話なん
ですが都市計画のほうでは、まちづくり協議会のほうも同地区に2月あたりから立ち上げてきた
という話も聞いております。その中で幾つか課題がある中で、当然お年寄りの移動という課題は
大きな問題ですので、その中ではタクシー事業者とも交えた中で住民の足の確保に関する議論と
いうものも今後始まってくるということで聞いております。そういった新たな仕組みができ上が
ってくることで、そちらのほうに移行されてくるものと考えております。
次に、市営住宅のほうの予算の計上なんですが、こちらについては26年度は神谷住宅の改修
でございます。それと、市営住宅全体的なもので工作物の塗装工事。あと、退去した空き部屋に
対する改修ということで、一番大きい神谷住宅の改修が1,650万程度、あと工作物の塗装で
108万、あと退去時の空き室改修ということで4室分で151万2,000円を見込んでおり
ます。これは、全て神谷住宅の改修工事は長寿命化計画に基づきまして年度を割りつけたもので
ございまして、主に鉄筋コンクリートの建物のみを長寿命化しようということで、やる箇所は外
壁と屋根の塗装といったものに特化してここ数年行っているのが状況です。
以上です。
- 101 -
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
私のほうからは、生活扶助費を支給するについてお答えします。
26年度の当初予算見込みは、345世帯490人を見込んでおります。ここまで数年、ずっ
と生活保護については右肩上がりで上がってきたんですけれども、ここ鈍化しています、伸びが。
ですから、先ほど申し上げたような形で、今年度の平均が世帯数で申し上げますと330世帯、
人数で申し上げますと462人が平均値なんです。一番人数で申し上げますと、477というの
がピークでした。現在は461まで減っております。そのような形で見込んでおります。
以上でございます。
○小松﨑委員長
沼田委員よろしいですか。はい。引き続き質疑のある方は御発言を願います。
杉森委員。
○杉森委員
2点ほど、お願いします。
66、67ページの一番下の要援護者台帳を整備するの、今の進捗状況を簡単に御説明いただ
きたいというふうに思います。
それともう1つ、次のページ68、69の地区社協活動を推進するについてですけれども、現
在の設立状況、活動状況、そして新年度の計画というところで新しい内容もあれば説明をいただ
きたい。
その2点です。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
要援護者台帳につきましては、地域の方からいろいろな意見をいただいて、
毎年度そのやり方というか内容を様式も含めまして見直しをしてきました。本年度については、
地域で使っていただく区長さんと民生委員用の名簿と個別個票にしたものと、あと地図に落とし
たものを3点セットでお渡ししております。そのほか、支援をしていただく方について、それよ
り簡略した詳細なものではなくて住所と氏名と地図、その人がどこに住んでいるかというぐらい
と、そういうふうな特化したものの個票を要支援をしていただく方にお渡しできるものを作成し
て、昨年の11月に地域のほうにお渡ししました。現在、それに基づいて支援活動を行っていた
だいております。登録者数なんですけれども、1月末現在で4,285名の方が登録をいただい
ております。この中には、まだまだ元気な方がいらっしゃいまして、本当の、失礼な言い方かも
しれませんが支援が必要じゃない方まで登録されているんです。その方を、普段の見守りが必要
ないということで、ランクづけをしてA、B、C、要はAランクは常に見守りが必要な方、Bラ
ンクはある程度の期間をおいて見守ってほしい人、Cランクの方については要は年に1度ぐらい
確認すればいいような方、というふうにA、B、Cでランク分けをしていただいて地域で活用し
ていただくようにお話をさせていただいております。新しい4月以降に、またそのCランクにつ
いて御本人から今度申し入れをいただいて、自分はまだまだ元気なんで登録はしているけれども
Cなんだというような申し出をいただくように、本人からの申請をいただくように変えていこう
と思っております。
それと、地区社協につきましては、8つ小学校区で地区社協が設立されております。新年度、
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26年度につきましては、各地区社協で活発に動いていただいているんですけれども、その中で
も防災の関係についてさらに力を入れていくような形で計画をしていただいているところが牛久
小学校区、こちらは昨年も防災訓練に参加をしていただいて活動していただいているんですけれ
ども、そのほかにも岡田小学校区では先ほど申し上げた要援護者台帳、これ現在は見守り台帳と
いうふうに言葉をちょっと変えているんですけれども、そちらのほうで力を入れていくような活
動をするということで報告を受けております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
○杉森委員
杉森委員。
登録者が1万4,000幾つということですけれども、4,285ですか、この数
字というのはこちらとしてある程度想定した人数の数字と比べると何割ぐらいの数字というふう
に大体把握されているのか、ちょっとその点お聞きしたいです。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
当初その始まったときに、民生委員を通じてこういう制度をつくりました
ので登録はいかがですかというような形で進めてまいりました。ただ、先ほど申し上げましたよ
うに、まだまだ元気な方がかなり登録されていて、本当に必要な方とえり分けが必要だというこ
とで、先ほど申し上げたランクづけを昨年度からし始めたんですけれども、我々の担当のほうの
見方としては大体半分ぐらい、6割ぐらいの方は本当の見守りは必要ない方がいるんじゃないか
と想定しております。ですから、残り4割の方は地域の方、民生委員の方で見守っていただきた
いと思っております。
以上です。
○小松﨑委員長
○杉森委員
杉森委員。
半分ぐらいは不要だという、言っちゃうとあれですけれども、に感じるというのは
いいんですけれども。必要だと思われる方の人数のうちの何割ぐらい大体登録ができたかなとい
う、アバウトな感じですけれども捉え方をしているのかということなんです。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
感触では、大体7割ぐらいの方は登録されているんじゃないかと思うんで
す。ただ、こちらから民生を通じて登録を呼びかけて、本当に必要な方についても話していただ
いても、私は遠慮するという方がいらっしゃるというのは聞いております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
○市川委員
よろしいですね。引き続き質疑をお願いします。市川委員。
通告はしてないのですが、2点お願いいたします。
ページ数で言うと93ページ、95ページ、任意の予防接種を助成すると、不妊治療費を助成
するの2点です。
まず、部長と課長にお聞きしたいんですけれども、この任意の予防接種について年々定期接種
化されてきて、予防接種費が莫大な金額になってきていると、これは一般質問等々でも聞いては
いるんですけれども、今残された任意接種について今後どうあるべきかというか、この本来定期
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接種化するべきだとは思うんですが、今の限られた予算の中で今後その考え方としてどういうふ
うにしていきたいのかなというのが、部長としての立場もおありでしょうけれども、その点牛久
市としてどう考えているのかなというところをお聞きします。なぜかと言うと、小児科の先生方
のお話なんかの中では、やはりできるだけ予防できるものは予防していこうという中の観点の中
で、やはりおたふく等も今回任意の予防接種を助成するという中ですが、当初では何か定期接種
になるんじゃないかというような話もちらっと聞いてはいたんですけれども、まだちょっとその
旨はまだ先なのかなと。B型肝炎も今回ということだったんですが、私もロタとも言っていたん
ですけれども、どちらかというと緊急性はそちらのほうがあるんじゃないかというふうには小児
科の先生はおっしゃっていたので、その点も踏まえてどう考えていらっしゃるのかと。
あと、不妊治療費ですが、大体がほぼ現段階で皆さん女性の方がほぼ対象だと思うのですが、
昨今テレビ等なんかでは男性のほうに原因があるんじゃないかというふうなのも年々ふえてきて
いると。子供ができないのは女性が悪いという考え方が今までどちらかというと多かったのが、
今は男性のほうが草食系男子というかですね、そういうのが多くてなかなかパワーのない男性が
多くなってきたのかなと。そういうところでは、男性に関しての不妊治療というか、そこら辺の
要請というか男性側からそういうふうな依頼というか、そういうの来ているのかどうか。あと、
今後そういう部分に対しては、男性のも検討していく余地が、今の段階でお答えできる範囲で結
構なんですが、その分お願いいたします。
○小松﨑委員長
保健福祉部長。
○清水保健福祉部長
それでは、予防接種でございますが、委員も御承知のように任意であった
ものが定期に繰り上がってきて、予算が定期のほうが膨らんで来ている。それで定期に入れば当
然交付税算入されているという、国はそういうふうに言って算入はされていますけれど結果的に
牛久の場合はそれが満額来るわけではないという現状があると思います。それと、26年度10
月からまた任意から定期に上がるのもありますし、国のほうでは水ぼうそう、おたふく、それぞ
れもうみんな定期のほうに上がってくるんじゃないかというような話も聞いておりますので、ど
んどん任意から定期に上がってくるものと思われます。もちろん当然そうなれば、市としては手
当していくの当たり前の話でございますので、そういう意味では任意というのは本当に少なくな
ってくると思います。ただ、あくまでも国とすればその定期に上げないものの任意の考え方は各
市町村ということになりますので公衆衛生上、市としてどこまで助成していくかというのは常に
毎年の課題だと思っておりますので、それにつきましては市全体の予算の中の見合いといいます
か、どこまで子育ての中で投入していくかというそういう判断が出てくると思われますので、国
の動向も見ながら任意の、それから近隣市町村の動向とかも見ながら考えていかなくちゃならな
いというふうに考えています。医療機関の先生方からのいろんな御意見も伺っていますし、国の
ほうの審議会等のお話も出てきていますから、それを注視しながら判断していければなというふ
うに、全体としてはそのような考え方持っております。
○小松﨑委員長
健康管理課長。
○中村健康管理課長
予防接種のほうについてなんですけれども、26年度から水ぼうそうのほ
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かにおたふくとか、B型等も入る予定ではいたんですけれども、結果的には水ぼうそうのほうと
成人の肺炎球菌だけが26年度の一応10月から予定ということで来ております。詳細について
は、まだ概要だけなんですけれども、水ぼうそうに関しては今1回だけの任意でやっていますが、
それが2回になるということになっていきます。そういう情報は聞いております。また、肺炎球
菌のほうに関しては、B類疾病ですので高齢者のほうのインフルエンザと同じように一部助成と
いう形はなっているかと思うんですが、今の概要としてはその65歳以上の方、全員ではなくて
経過措置という形で5歳刻みの年齢で5年間かけて周知していくような形でやるようにというこ
とは来ております。また、具体的なことはまだ来ていません。今後のまた予防接種のほうの、定
期に向けてなんですが、国のほうの予防接種部会のほうの会においては、おたふく風邪、B型肝
炎、ロタウイルスについては26年度以降検討していくというふうに聞いております。
以上です。
○小松﨑委員長
説明のほうよろしいですか。健康管理課長。
○中村健康管理課長
不妊治療のほうなんですが、男性のほうに関してはなかなかちょっとまだ
情報が余り得られておりません。ただ、この不妊治療に関して、まずその治療をする前には多分
男性の方、女性の方も当然健康状態、その状態を確認しているはずですので、今の時点ではこの
ままでというふうに思ってはいるのですが、ただ、その相談として直接保健センターのほうには
私は聞いたことはないんですね。大変ちょっと難しい問題だと思いますので、ちょっと気軽には
相談できないという状況もあるかと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
○市川委員
市川委員。
ありがとうございます。本当にこの予防接種は、その地域を選ぶ若いお父さん、お
母さんの1つの今材料にもなっていますよね。余りにもこの地域間格差がこれによって生じるの
は、本来どうなのかなと、本来受けるべきものが地域の財政力によって差が出てしまう、そんな
中で選ぶ材料の1つになっているという矛盾な部分を感じるんですけれども、本当に牛久市では
そういう部分では健康管理課、保健福祉を初め皆さんの御努力のおかげで本当に県内でも予防接
種率の高い地区ということで、医療機関等々では大変よく頑張っているよねというふうなお話も
聞いております。また、保健センターへ行けばスケジュール、大変本当に子供の今の予防接種、
こんなに過密スケジュールなのかというぐらいのスケジュールです。それによって本当にいろん
な部分で大変だと思いますが、できるだけ地域間、逆に勝ち残っていくためにもそこら辺には今
後とも力を入れていただければなと。あと、一般質問でも言ったんですが、やっぱり高齢者の接
種率が低いということで、やはり肺炎球菌はテレビでも散々やっていますけれども、1回打てば
当分、10年以上というかもつということで、打たないよりはやはり打ったほうがいいんじゃな
いかと。特に、肺疾患、インフルエンザ等々で重病化、重篤化するということを防ぐということ
もありますので、ぜひとも、いや俺は普段から医者行っているからいいんだよというのがある程
度高齢の方のおっしゃることかなとは思うんですが、できるだけその部分も早期にやはり打って
いただくような形で、今聞いていると5歳間隔で周知をしていくということなので、その点もや
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はり子供だけではないので予防接種というのは、ぜひともその辺にも、今ももちろんやっていな
いということではないんで、やっていることをさらにまた上乗せしてやっていただければなと。
これは多分、隣で聞いていらっしゃる高齢福祉課のほうにも関知してくると思いますので、ぜひ
ともそういうところは連携をして、接種率向上に努めていただければなと思っておりますのでよ
ろしくお願いいたします。
○小松﨑委員長
○須藤委員
要望ということでいいですね。引き続き質疑をお願いをいたします。須藤委員。
それでは、4点お願いします。
先ほども出ておりましたが、69ページの0117地区社協活動を推進するということで、8
地区の社協が活動を開始しているということで、それぞれの地域の課題、これは住民のほうで課
題と挙げているもの。それからあと、先ほどの高齢者の移送サービスに関連して、いわゆる地区
社協あたりで担い手として事業展開をしていっていただくようなものが今後出てくるやもしれん
というようなことで御説明がありましたけれども、この地区社協の位置づけ、住民の支え合い活
動というような位置づけの部分と、それから行政がその行政課題の活動を解決する手段としての
地区社協というような側面も一方であるのかなというふうに思うので、その辺の課題整理ですね、
どのように行っていくのか、どういうふうな支援をすることで充実させていくのかという点につ
いてお尋ねをいたします。
それから、71ページの0113下のほうですね、高齢者福祉計画を改定するという、これは
介護保険料の改定のほうに向けて今後高齢者のニーズ、それからあとどういうものをサービス提
供していくかというような具体的なものにもつながっていくのかなというふうに思いますけれど
も、この辺の改定のスケジュール、それから今課題として上がっているもの等についてを、御説
明をお願いします。
それから次に、83ページのほうですけれども、先ほど出ておりました子ども・子育て支援事
業計画ですね。これも認定こども園も含めて新たな子育て支援対策というものも国のほうからも
打ち出されているわけですけれども、牛久市の特徴として、国にあげている支給量を含めて国の
ほうで大きな基本的な指針というか方向性というのが決められているわけですけれども、その中
でもニーズ調査等を行い牛久市の中でどういうような課題に向けて施策を手厚くしていくのかと
いう点についてを御説明をいただきたいと思います。
それからあと、87ページの上の段の0110の保育園に通う子供の保護者の負担軽減を図る
ということで、これは県のほうの事業がすこやか保育応援事業ということで、いろんな市町村の
ほうで実施するということで移管されてきているということで、もう既につくば市とか龍ケ崎で
は実施されているようなことも伺いましたけれども、具体的にどういうことで牛久市行っていこ
うとしているのか。2人以上入れている子供の3歳未満の子ということで、市のほうの財政負担
もあるということの中で対象としている方々含めてどのように行っていくのかという点について
をお尋ねをいたします。
以上です。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
- 106 -
○高谷社会福祉課長
地区社協の件につきましてなんですけれども、先ほど委員も申し上げまし
たように、各地域の課題というのがそれぞれの地域で異なるわけですけれども、そこの課題を克
服するのに行政区という単位もありますけれども、地域でまとまって小学校区なりで課題解決し
たほうがスムーズに行くというような形で、小学校校区ごとに地区社協というのを設立したわけ
ですけれども、それに行政のほうの支援と連携を図って各地域でやっていただいている活動の中
で、進んでいる部分がそれぞれの地区社協であります。それを、市のほうと社会福祉協議会のほ
うで各ほかの地区社協に紹介しながら、あそこではこういう事業を積極的にやっているとかいう
のをお知らせしながら、それぞれのいい面を見習っていただいて今後も活動をしていただきたい
なと思っています。中でも、第二小学校区の地区社協では、つつじが丘は第二つつじヶ丘がメー
ンなんですけれども、駅に近い割にはその買い物難民になっていらっしゃるという方がいて、二
小学校区の地区社協ではワゴン車を使ってエスカードのほうまで送っていただいて買い物支援を
していただいているというような事例もありますので、駅にも近いにもかかわらずそういうのが
ありますので、これは要は牛久市内でどこでもあり得ることです。ですから、奥野小学校のほう
でもコープさんが移動販売車で出向いて、奥野小学校区以外にも行っていますけれども、ああい
う活動も支援しながら地区社協と連携を図っていろいろなその課題を克服していきたいと思って
おります。
以上でございます。
○小松﨑委員長
高齢福祉課長。
○植田高齢福祉課長
高齢福祉課の植田といいます、よろしくお願いします。須藤委員の御質問
にお答えします。
高齢者福祉計画の策定ということなんですけれども、今現在、先月ですね、日常生活圏域ニー
ズ調査、アンケート調査ですね、5,500名を65歳以上の方無作為で抽出しまして、今現在
3,970名ぐらい回答上がっています。約72%ぐらいです。これから集計をして分析すると
いうような形になります。分析終わるのが6月とか7月ぐらいになってしまうかと思うんですけ
れども、それ以降運営協議会または策定委員会を開催しまして、来年の3月の議会には新しい計
画また保険料を上程したいと考えております。課題ということなんですけれども、27年度以降
については要支援1、2を地域支援事業、介護給付で訪問介護と通所介護を地域支援事業のほう
で行うということが盛り込まれると思うんですけれども、そちらのほうですね、その地域支援事
業の中でどのように実施していくかというのがまだちょっと全然不透明なところあります。今後、
国の動向も注視しながら、丸投げというわけじゃないと思いますので、指示が来ると思うのでそ
の辺注視しながら計画のほうを策定してまいりたいと考えております。以上です。
○小松﨑委員長
児童福祉課長。
○橋本児童福祉課長
ただいまの御質問にお答えいたします。
先ほども申しましたが、昨年の12月にニーズ調査を行いまして、今そのニーズ調査の解析を
委託しましたコンサルタント会社のほうで解析しております。それが解析が終わりまして、3月
20日に子ども・子育て会議のほうを開催する予定でおります。その中で、子ども・子育てを取
- 107 -
り巻く現状についてということで、解析・分析を行いました牛久市の現状、そして子ども・子育
て支援の現状、市民ニーズの概況などを審議していただくことになっております。それをもって、
先ほど申しましたように県のほうにそれを送りまして、県から国に行きまして、国のほうでその
量の見込みを算出するものが出てくると思います。それに沿って牛久市の必要量が出ますので、
それまではちょっとはっきりしたことはちょっとまだわかりません。
以上でございます。
○小松﨑委員長
○山﨑保育園課長
保育園課長。
最後の御質問、すこやか保育園応援事業補助金について御説明申し上げます。
こちら、委員さんおっしゃるとおり2人目の、2番目の3歳児未満の保育料を補助するもので、
120名想定しています。どちらかというと、所得の低い人の第4階層以下の人が対象になりま
して、既にもう24年度から県の補助金として実施しております。こちらはですね、保育料等完
納しないとこの補助金もらえないんです。これは県の補助要綱で。ですので、最大3,000円
掛ける12カ月で3万6,000円、保育料を1カ月、これで見ると例えば第2階層、1,10
0円払わないと3万6,000円がもらえなくなっちゃうということもありまして、私どもら保
育園課としては保育料をすこやか保育応援事業、この事業の対象になるのには保育料も払ってく
ださいよという形で完納していただくように今のところ進めています。
以上です。
○小松﨑委員長
○須藤委員
須藤委員。
地区社協の件ですけれども、住民の主体的な活動がメーンになろうかと思います。
その中で、今現在のところはその地域のそれぞれの課題にのっとって実施されているという中か
ら、別な行政区での施行事例等を含め、他に働きかけていくというようなことでしたけれども、
行政としてはあくまでもその住民の主体的な活動を側面から支援するというスタイルをとってい
くというふうに認識してよろしいのか。行政が一方で抱えている課題というか、こういうふうに
あったらいいと思うようなところを、インセンティブをかけるような形で指導をしていくみたい
なことが行われるのかどうかと。その点の確認です。
それからあと、高齢者のほうの福祉計画ですけれども、まだ課題分析ということで、それから
回答の中にもありましたけれども、今までとは支給対象の方々等含めてここ変わってくるという
中で、ここでの来期に向けての改定というのはなかなか難しい点があろうかと思います。介護保
険料の額もこれに付随して、連動してその変わってくるというふうに思っておりますので、この
サービス提供の内容と介護保険料のこの、結果として介護保険料のほうに入ってくるということ
で、まだまだ予測というのはつかないというところなのかもしれないんですけれども、この辺の
介護保険料との関係性で危惧されているようなところというのがあるのかどうかということで、
お尋ねをいたします。
それから、子ども・子育て支援事業計画のほうですけれども、これも今ニーズの分析というこ
とで上がってきたところだというところなんですけれども、やはりその牛久市のニーズ調査、ど
こまできめ細かく目配りをしてここに上げていくかという中で、変わってくる部分というのがあ
- 108 -
るかと思うんですけれども、牛久市の中で特徴的なものというのが今の段階で御説明いただける
ようなものがあれば、説明をしていただきたいというふうに思います。
以上です。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
地区社協の再度の質問にお答えさせていただきます。
先ほども申し上げましたけれども、各地区社協で防災関連、それと要援護者見守り台帳関連、
それと地域の住民同士の交流、それに耕作放棄地の活用とか、その地域地域によっていろいろな
その活動をしていただいております。それから先ほども申し上げましたように、そのいい面を吸
収していただいて、その地域地域に合った活動を地区社協のほうでやっていただくという、市と
してはそれを側面から支援して当面は見守っていきたいということで考えております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
高齢福祉課長。
○植田高齢福祉課長
再度の御質問にお答えします。
保険料の予測とかということなんですけれども、改定に際しましては国のほうから給付費の見
込み料シートというのが配付されます。これ全国一緒なんですけれども。その中で、牛久にある
施設、介護施設とかどのぐらいの被保険者がいて、要介護認定の方がどのぐらいいるかというの
を全て入力して数字出すような形になるんですけれども、そこで出た給付費の21%が保険料と
いうふうな形になりますので、介護保険の基金ですね、そちらのほうが約6億円ぐらいあるとい
うことで前にもお話していると思うんですけれども、それを取り崩して保険料を極力引き上げな
いような、最小の引き上げ幅で済むような形で計画をつくっていきたいと考えております。
以上です。
○小松﨑委員長
児童福祉課長。
○橋本児童福祉課長
ニーズ調査で、牛久市の中で特徴的なものということですが、まず児童ク
ラブにつきましては、今現在牛久市では小学校6年生までを対象に行っていますが、他市町村を
見ますとやはり低学年の対象がほとんどでした。今後この子ども・子育て支援事業計画の中では、
小学校6年生までを対象にするということになっておりますので、牛久市としましては最先端の
ほうを行っているのかなというふうに思います。
それと、地域子育て支援の状況ですが、こちらにつきましては保育園がふえたことによりまし
て、私立保育園9園中7園で支援センターを実施しており、公立保育園も同じく子育て支援拠点
の事業を実施しております。12園で行っておりますので、これに対しまして待機児童につきま
しても減少している状況でございます。やはりこちらにつきましては、保護者の交流、それと同
年齢・異齢児の交流等、やはり人気がありまして利用のほうも上がっているというふうに聞いて
おります。
以上です。
○小松﨑委員長
よろしいですね。
それでは、ここで暫時休憩をいたします。再開は4時10分といたします。
- 109 -
午後3時54分休憩
午後4時10分開議
○小松﨑委員長
それでは、審議を再開をいたします。
質疑のある方は御発言を願います。市川委員。
○市川委員
先ほど私の質問の中で、発言に少々問題がありましたので、撤回と訂正をさせてい
ただきます。
不妊治療の中で、女性が悪いというような発言をしてしまいました。これは撤回をさせていた
だきまして、
「女性に原因があったんではないかというふうに言われておった」という形で訂正を
させてください。
以上です。
○小松﨑委員長
○遠藤委員
引き続き質疑のある方は御発言を願います。遠藤委員。
それでは、質問します。
まず、ページの67ページの0110人権擁護活動を支援するとあります。昨年度に比べてち
ょっと金額がふえております。報償費等がありますが、その事業内容を伺います。
それと、69ページの0118成年後見サポートセンターを運営するということなんですが、
センターの運営状況、補助金ということで出しておりますが、運営状況また具体的な事例があれ
ば教えていただければと思います。
その下の0119社会福祉法人の設立認可等を審査するとあります。これは、26年度の新し
い事業ではないかと思いますが、この事業内容を伺います。
それと、ページの71ページ01019の緊急通報システム、これ前年度に比べたら約100
万円の予算が削減をされているのですが、大変緊急通報システム、このシステム欲しいと申し込
んでもかなり条件があると聞いているのですが、26年度どのような計画を持ってやっているの
か。
この4点について、まずお願いします。
○小松﨑委員長
福祉業務室長。
○川真田福祉業務室長
遠藤委員の1点目の質問にお答えいたします。
人権擁護活動を支援するの事業なんですが、ちょっと昨年度に比べ60万円ふえております。
この事業は、人権擁護員さん7名を中心に人権のキャンペーンであったり人権相談、また小中学
生を対象として子供たちのSOSの声を見逃さないということで、SOSミニレターということ
で直接やりとりをしていろんな窮状を察して相談に乗るといった事業なども行われている事業で
すが、来年につきましてはちょうど60万円県からの委託金を10分の10で同額いただきまし
て、人権啓発事業ということで行う予定でおります。内容的には、講演会の開催を中心とした人
権啓発を考えております。
以上です。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
- 110 -
○高谷社会福祉課長
2点の質問にお答えさせていただきます。
まず、1点目の成年後見サポートセンターの関連につきましては、2月末現在で相談件数が2
01件、申立件数が3件、支援中が5件となっております。具体的な内容なんですけれども、2
5年度中に申し立てが完了した件数が3件と申し上げましたけれども、その3件のちょっと具体
的な内容を申し上げます。まず、対象の方は認知症の高齢者で60代の男性の方、申立人が妻、
後見人も妻がなりました。この方については、認知症の関係で親族間の相続トラブルがありまし
て、その方が判断ができないということで奥さんが夫にかわって相続の手続を行うために、成年
後見制度を利用しました。相談から支援についてサポートセンターのほうで、相談から後見決定
の裁判所からの通知まで、最初から最後まで携わったケースです。もう2件は、やはり同じよう
な認知症の方なんですけれども、この方は独居で近所に妹さんが住まわれていて、後見になった
方は弁護士です。こちらは、ひとりで単身で住まわれていたんですけれども、その妹さんの支援
を受けていたんですが、施設入所が必要になってその判断ができないということで後見につなが
ったケースです。それともう1件につきましては、精神障害者の方でやはり両親とその障害の方
と住んでいたんですけれども、申立人は妹さんです。後見も妹さんがなっております。この方に
ついては、入退院を繰り返していて在宅での生活が困難になったということで、施設へ入所する
のに後見制度を利用したということです。
以上でございます。
それと、社会福祉法人の設立認可の関係につきましては、平成25年度より、昨年の4月から
県から権限移譲ということで市内に特化した社会福祉法人については市のほうで認可を許可する
というふうに権限が移譲されました。その関係で、26年当初に法人認可申請が上がる予定の具
体的な例がある予定でした。ただ、県のほうから26年度に入ってからでいいというふうに聞い
ていたんですけれども、ちょっと早まりまして今度の3月の末に急遽認可審査会を開くかどうか
をそこで判断することに県のほうからちょっと指示がありまして、26年度当初予算で予算を計
上していたんですけれども、それが3月に開く必要が出ましたので、予備費対応ということで今
ちょっと検討しております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
高齢福祉課長。
○植田高齢福祉課長
遠藤委員の御質問にお答えします。
緊急通報システムを提供するということで26年度の計画はということなんですけれども、予
算ベースで100万円弱の金額下がっているんですけれども、こちらは2年に1度設置している
装置のバッテリー、電池ですね、電池を交換しているのですが25年度は電池交換の年で、今交
換を訪問してやっているところなんですけれども、来年はそのはざまの年なんでちょっと予算下
がっているような形です。システムの購入についても、例年35台ぐらいを計上していたんです
が、26年度は30台ということで計上をさせていただいております。25年度これまでに今の
ところ10台ぐらいの設置ということなんで、これぐらいあれば足りるかなというところを予測
しております。足りなくなったら補正で対応させていただくような形です。装置の設置につきま
- 111 -
しては、ひとり暮らしあるいは日中独居等で虚弱な方、持病を持っている方などさまざまな方に
設置しているような形になります。計画等はありませんで、民生委員さんにお願いしているひと
り暮らし調査、その中で訪問した中でこの人は必要かなと思われるような方に申請いただいてい
るような状況です。設置するNTTの機器なんですけれども、アナログの電話回線でしか設置で
きないということもありまして、聞き取りの調査でケーブルテレビの電話を使っているとか、光
ケーブルを敷設されているとかということで設置できないというケースもしばしばあります。設
置に当たりましては、在宅介護支援センターを通しまして細かい聞き取り調査を行って決定して
いる状況であります。必要な方に設置できていると認識しておりますので、よろしくお願いしま
す。
以上です。
○小松﨑委員長
○遠藤委員
遠藤委員。
それでは、再質問いたします。
人権擁護講演会を、人権ということで開催予定をしているということなんですけれど、具体的
な例というのは、時期とかはまだ計画にないのかどうか、その辺を伺いたいと思います。それで
あと、その周知ですね、やっぱり今人権意識というの大変重要視していると思いますので、その
辺についての考えを伺います。
それと成年後見のほうでは、これから認知症がふえてくるというところでは大変重要なセンタ
ーだと思いますが、実際どのくらいの人数ですね、やっぱりこのサポートセンターにいらっしゃ
る運営する人数、あと資格とか持っていらっしゃる方、当然法律にもそれからやはり明るい方が
携わっていると思いますが、その辺の運営に当たっている人員、専門の方がいるのかどうかその
辺を伺いたいと思います。
それと、緊急通報システムなんですが、日中独居、ひとり暮らしさまざまなサポートが必要な
人というか、民生委員さんにやはりその辺が重要、聞き取りとかであると思うんですけれど、今
おっしゃられたようにNTTのアナログ回線というところでは、これはここだけではちょっと難
しいのかもしれませんけれど、その辺の改善ですか、その辺については牛久市独自では難しいか
もしれませんが、今ほとんどがデジタルになっていますし、稲広などもそのデジタル化で相当な
費用がどうのこうのとかという話も出てきているようなので、その辺の見通しですね。かなり金
額的な問題も発生すると思いますが、その辺について伺いたいと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
答弁を求めます。高齢福祉課長。
○植田高齢福祉課長
再度の御質問にお答えします。
緊急通報システムにつきましては、稲敷広域消防本部のほうで大もとの機器があって、そこに
対応する機器を各市町村で設置しているわけなんですけれども、その大もとの機器がやっぱり更
新にならないと各市町村単位ではちょっと更新できないということもありまして、見通しなんで
すけれどもちょっと今のところはまだそういう話見えてきて、聞こえてきてはおりません。ただ、
そういう光が本当に普及しているとかというのはもう承知のことだと思いますので、会議等あれ
- 112 -
ばそういう話はしていきたいと思います。
○小松﨑委員長
福祉業務室長。
○川真田福祉業務室長
まず、1点目の時期なんですが、お呼びする講師の先生がまだ未定でご
ざいまして、場所としては文化ホールがいいかなということで考えておりますが、まだ時期につ
いては未定でございます。実は昨年も、これは県のほうで来て講演会、車椅子の花嫁という鈴木
ひとみさんという方で、8月の23日に実施しておりまして900人ぐらい入っている状況があ
りますので、そのあたりもいいのかなということは考えておりますがまだ未定でございます。あ
と、周知というのは講演会の周知ということじゃなくて人権全体のその啓発ということでいきま
すと、この事業で主に人権擁護委員さんに動いていただきまして年に4回キャンペーンを行って
おります。これは、牛久駅東西口等において2回、あとかっぱ祭り、あと福祉部のメーンのお祭
りであります「みんなのしあわせ見本市」ということで、昨年の実績では4回行っております。
また、人権相談等についても広報紙等でお知らせしながらやっていたり、あと学校等に対してミ
ニレターなどを通じて子供たちへもお知らせなども行っているところです。
以上です。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
成年後見サポートセンターの件ですけれども、専任職員は1名です。サポ
ート体制をとっておりますので、社協の中でやっていただいております。それと、専門家につき
ましては運営委員の中に弁護士、それと会計士の方、それと金融関係、それと役所のほうの担当
が入って運営委員会の中で助言を受けながら後見のほうの支援をしております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
よろしいですね。諸橋委員。
○諸橋副委員長
3点お願いします。
まず最初に、ページ19ページ住宅使用料なんですが、市営住宅の滞納者数と金額を、またそ
れの対応をお示しください。
2点目が、ページ71ページの0105シルバー人材センターなんですが、高齢者がふえて登
録者数等ふえてきていると思うんですが、登録者数の推移と仕事有効求人倍率といいますか仕事
の数と、あと仕事の確保をどういうふうに考えてられるかということをお伺いをいたします。
3点目が、87ページの0101生活扶助費を支給なんですが、近隣市町村で空きの多いアパ
ートに大家さんがブローカーと組んで他市からちょっとその生活保護受給者を入れて申請をして
支給しているという例が耳にしまして、牛久市では支給が厳しいということなんで、こういった
例はないとは思うんですが、もしこういった申請があったりした場合の対応策等がありましたら
教えてください。
以上です。
○小松﨑委員長
福祉業務室長。
○川真田福祉業務室長
諸橋委員の御質問の1点目の住宅使用料の関係なんですが、まず滞納の
状況なんですが、24年度の当初ですと1,100万ぐらいありました。それが25年度の調書
- 113 -
ですと820万というぐらいに減らしてきております。人数のほうが当初で24年度が52名、
25年度が51名という状況だったんですが、今1月末で直近のデータですと、24年の前年度
の同期が29名、515万、25年度が26名、378万ということで、昨年よりは人数のほう
も3同期比で3名ぐらい少ない状況。滞納残額についても130万ぐらい減らす形で推移してい
るという状況です。ただ、人数が減ってきていることによって、やはりちょっと困難な滞納者に
集中してきているという状況はありますので、粘り強く説得しているという状況です。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
生活保護についてお答えします。
先ほど委員おっしゃたような事例は、近隣市町村であるそうです。ただ、牛久ではそういうケ
ースはないと思っています。その事例を申し上げますと、要はその家賃目当てにホームレスの方
を引き込んで、生活保護を適用させているというのが隣の市にあるという、2カ所ぐらいあると
いうふうに聞いております。保護費が急増して困っていると担当課長のほうから聞いています。
県のほうで問題視して県議会のほうでも何か取り上げられたということで、そこの課題をクリア
するのに条例改正の動きがあるんではないかと隣の担当課長のほうは申していました。そういう
のは未然に防ぎたいと思っていますので、御理解ください。よろしくお願いします。
○小松﨑委員長
高齢福祉課長。
○植田高齢福祉課長
シルバー人材センターの件についてのお答えをさせていただきます。
登録人数の推移ということなんですけれども、近年、ここ数年は550名ぐらいでずっと人数
変わらないような状況です。シルバー人材センターもちょっと高齢化していまして、登録されて
いる方が70歳を超えているような状況です。若い方がなかなか入ってこないというのが現状で
す。仕事の確保ということなんですけれども、24年度から就業開拓員という方を非常勤で雇用
しまして、その方が市内の企業、年間300社ぐらい回っているということなんですけれども、
就業先を確保に当たっているということです。
以上です。
○小松﨑委員長
諸橋委員。
○諸橋副委員長
市営住宅の件で1点だけ確認なんですが、これ滞納が続くと強制的に出されて
しまうとかということなんでしょうか。
○小松﨑委員長
福祉業務室長。
○川真田福祉業務室長
そのような形になります。過去に退去いただいた例もございます。ただ、
我々とその納付の相談をしながら、ある程度約束を守りながら減らしていくという中で、当然皆
さん低所得者なり母子家庭なりの方が住まわれていますので、そういった市と相談を密にしなが
らふやさない、逆に減らしていくという形でやっていく中で住んでいただいているという現状も
ございます。
○小松﨑委員長
○須藤委員
よろしいですか。引き続き質疑のある方は御発言を願います。須藤委員。
それでは、4点またお願いをしたいと思います。
まず、69ページの先ほども出ておりました成年後見サポートセンターということで、市民後
- 114 -
見人も養成されたというふうに、過去に養成されているわけですけれども、なかなかこの市民後
見人の活用というのは難しい点もあろうかと思いますが、その方々へのフォローアップも含めて
現状はどういうふうになっているのかを御説明をお願いいたします。
それから次に、73ページの0113の障害者からの相談に応じる体制を整えるということで、
委託からこの役務費に変わっているわけなんですけれども、この辺についての御説明をお願いを
いたします。
それから、健康管理課のほうで91ページなんですけれども、予防費のところで0102で生
活習慣病健診などを実施するということで、今年度は3月までこの辺の健診追加で当たられるな
どいろいろと事業の充実図っていらっしゃると思いますが、依然としてなかなか受診率のアップ
というのも急激的に増加をするということにはなっていないようなんですけれども、現在の取り
組み26年度実施の予定。それからあと、これらの予防健診結果をどういうふうに予防へつなげ
ていくのかというような点のデータの活用状況についてお尋ねをいたします。
それからあと、95ページのところで0108の未熟児養育医療費を給付するという、これ2
5年度から県のほうの事業として移管されて今実施されているわけですけれども、25年度の実
績とともにこういうふうに未熟児を養育されている方々の保護者の方、親はなかなか大変であろ
うというふうに思いますので、この辺の負担軽減を図るという意味でどういうような形でフォロ
ーしていく体制が整えられているのかと、医療費の給付とともにその辺のフォローアップ体制が
現状どのようになっているのかという4点についてお尋ねをいたします。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
成年後見のほうの市民後見人につきましては、平成24年度に養成講座を
実施しまして、25名の方に修了していただいております。25年度につきましては、5日間フ
ォローアップ研修というのを実施させていただいております。こちらの市民後見の方をなるべく
活用したいということで、家庭裁判所のほうともいろいろ検討したりしているけれどもなかなか
そこに結びつくのには難しいいろいろな課題もありますので、そこら辺も調整しながら今後も進
めていきたいと思っております。
それと、障害者からの相談に応じる体制の委託費から役務費への変更ですけれども、こちらに
つきましては委託内容は変わっていないんですけれども、役所の内部のほうで委託というより役
務の提供なので役務費に変更ということで変えております。
以上でございます。
○小松﨑委員長
健康管理課長。
○中村健康管理課長
質問にお答えします。
まず、95ページのほうの未熟児の養育医療費のほうなんですが、これに関しては県のほうか
ら移譲がありまして、ことしから始まっております。概要としては、身体の発育が未熟で生まれ
たお子さんなんですけれども、指定医療機関のほうで入院治療した場合においてその治療に要す
る、その医療費ですね、自己負担部分を公費で負担するということになります。ただ、世帯の所
得税によって一部自己負担あるんですけれども、子供の場合は大体2割が自己負担になっていま
- 115 -
すので、その中での公費負担ということになっております。対象としては、やはり体重が2,0
00グラム以下、あるいはその体温が低いとか呼吸状態が荒いとか、そういう身体的に弱いお子
さんに対してやっていくということになります。一応、ゼロ歳児のお子さんに限ります。今回実
績としては、まずは25年度の2月末なんですが実人数としては14名います。延べとしては2
8名、去年までのほうの保健所のほうの報告ですと、24年度は実人数が9名、延べ人数が14
名、おととしの23年は実人数が10名、延べ給付件数が39名となっております。幾分、対象
児はふえているとは思うんですが、多分その身近な場所で申請ができるということでやっぱり相
談しやすいかなというふうに思われます。あと事後フォローとしては、母子のほうとしては当然
全戸訪問もしておりますので、当然入院終わって退院になった場合でも必ず訪問行きまして、保
護者のほうの不安、あるいはお子さんの状態を確認しながら継続的に見ている状況です。これは
もう徹底してやっているような状況であります。
それから、もう1つの質問のほうなんですが、91ページのほうの生活習慣病健診を実施する
のほうなんですが、これはどちらかというと30代の方を中心にやっている健診、あるいはその
骨検診、肝炎検査、超音波ということで、その特定健診以外の検診なんですが、特定健診のほう
が40歳から始まるんですけれども、なかなかその受診率が上がらないということもありまして、
その前の若い世代からやはり健診を受けていただいてもっと関心を持って、さらに継続的に受け
ていただくということでこちらのほうの検査のほうを網羅しております。例えば、超音波検診の
ほうも23年度に初めてやったんですが、そのときにはかなり反響がありまして予定人数を超え
た状況もあります。これがメーンではないんですが、やっぱり検診を少しでも受けてもらうきっ
かけを、いろんな検診の項目も考えながらやっている状況であります。結果に関しては、できる
だけ個別相談ということで、その結果の状況の程度にもよるんですけれども、やっぱり保健指導
が必要な場合には呼び出しという形で連絡をして、結果は送らないでその場で返すという形はし
ていきたいなと思っております。
以上です。
○小松﨑委員長
○須藤委員
須藤委員。
成年後見のほうですけれども、市民後見を受けた人も後見人を受けてその後のフォ
ローアップ研修等も受けた人も、実際問題こう自分たちがやっていくようなことになると、やっ
ぱりなかなかいろんな意味で難しい点があるのかなというのを予測されているんですけれども、
やっぱり今後のその認知症対策であるとかいうところでいうと、やっぱりその費用の弁護士さん
とか、いわゆるプロの人たちへ負担をお願いすると費用がかかるというところで、そういう負担
軽減というんですか、そういうような意味で市民の助け合いみたいな部分も含めてお互いの市民
後見人の活用というのは、これちょっと求められていると思うんで、どこか1つその事例みたい
なものができるとまた広がっていくのかなというふうに思ったりもするんですけれども、ぜひそ
の辺をサポートして担当のサポートセンターのほうでも一生懸命頑張っているところで、家族か
らの申し立てがこういうふうに家庭裁判所の決定までいった事例があるということですので、ぜ
ひ今この市民後見人のほうの活躍というか、それもお願いしたいなというふうに思っております。
- 116 -
これはお願いということで。
それから、未熟児医療のほうなんですけれども、必ず家庭訪問をしそれぞれの次の子供さんの
健やかな成長を願うというような意味で体制が整えられているということですけれども、この退
院された方がまた再び入院をするというか、そういうような状況というのは生まれる可能性があ
るというようなことが、この最初の医療を受けているような方の中には発生しているのかどうか、
その辺の事例、未熟児で生まれて、退院されてまたほかの疾病等に罹患して入院になるようとか
って、そういうようなケースっていうのがあるようなことが、そういうような状況が起こり得る
お子さんが多いのかどうかという、その辺把握されているのかということについてちょっと伺い
たいんですけれども。
それから、生活習慣病のほうで若い方々へのということで理解をいたしました。40歳以上の
特定健診のほうで、それは今課長のほうではちょっと違うんですか担当は。そうですか、済みま
せん。じゃあそちらのほうで伺います。
○小松﨑委員長
健康管理課長。
○中村健康管理課長
再質問にお答えいたします。
今回のこの制度はことしから始まりましたので、ちょっと実際に繰り返し入院していくのかと
いうのはちょっとまだ状況の把握はしていないんですが、ただ今回のケースで低体重で450グ
ラムのお子さんがいました。その方の場合は、かなり大変な状況だと思うんですが、そういう方
はまた転出ということもありましたので、なかなか継続的にはまた見られていない状況がありま
すので、多分その可能性はあると思います。いろんな障害を持っているお子さんもいますので、
その場合は今までもありますのでそれは継続的に支援をしていきたいなと思っております。
○小松﨑委員長
○遠藤委員
よろしいですね。遠藤委員。
それでは、ページの77ページの地域活動支援センター費の障害者地域活動支援セ
ンターを設置するという事業なんですけれど、稲敷市のハートフルのほうに委託ということなん
ですが、利用者の利用状況ですね。牛久市の活動支援センターが、ここに委託となったためにか
なり遠いということで利用者からの声もいただいておりますが、利用者の利用状況の実態把握は
どこまでされているのか伺いたいと思います。
それと、次のページの79ページの0103医療福祉費支給制度市単独により助成するという
ことなんですが、県のほうで通院が小学校6年、入院が中学3年まで年齢が拡大されるという報
道がありました。市の負担額はどのくらいと見ているのかということで、影響について伺いたい
と思います。資料請求をしましたところ、平成26年度の歳入歳出についての金額は載っている
んですが、もう少し詳しく伺いたいと思います。
それと、81ページの0110の子育て広場を運営する。今、2つの子育て広場がありますが、
ひたち野地域が非常にやっぱり若いお母さんたちが多くなっておりまして、このところのやっぱ
り対応がやはり急がれると思います。今、リフレの会議室を利用しているのは存じておりますが、
2014年、来年度、今後の考えについて伺いたいと思います。
それと、91ページがん検診、きょう0103と0104にかかることなんですが、乳がん、
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子宮がん、大腸がんがやっぱり一定年齢の人を対象に今度は受診率向上に向けまして、一部見直
しが予定をされているということが聞いているんですけれど、もしわかる範囲でよければ教えて
いただければと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
障害者地域活動支援センター、いなしきハートフルのほうへ業務委託を行
っているんですけれども、そこの実績を申し上げますと平成21年で延べ人数で1,329、こ
ちらは電話、訪問、それとそちらのほうのセンターのほうへの来所と含めてなんですけれども、
平成21年度で1,329、22年度は1,729、23年度は1,818、24年度が2,0
92となっております。25年度はちょっとまだ集計が済んでいませんので、申しわけございま
せんけれども。
以上でございます。
○小松﨑委員長
医療年金課長。
○藤田医療年金課長
医療年金課藤田です。よろしくお願いいたします。
2点目の医療福祉費支給制度市単独により助成する、79ページの御説明をいたします。委員
御質問のとおり、県のほうでは通院は小学校6年生まで、入院については中学3年生までの改正
を来年度の10月から開始する予定になっております。現時点での見込みでございますが、この
改正によって新たに県のほうでも対象になる方の人数は、まず2,400人程度と見込んでおり
ます。それと、金額的なものですと扶助費、この市単独により助成するのうちの全体では1億4
61万6,000円を今予算計上しているところなんですが、このうち約950万円が補助の対
象となると見込んでおります。26年度につきましては、半年分ということでこの金額。それで
補助金枠の2分の1の約475万円ということで見込んでおります。これは、県の補助制度を確
定して金額の試算をでき上がった段階でまた補正予算ということで計上していきたいと思ってお
ります。来年度以降につきましては、1年間ということで県の補助金は約1,900万円程度が
見込まれると思います。
以上です。
○小松﨑委員長
児童福祉課長。
○橋本児童福祉課長
ひたち野うしく地区に広場の要望という今後の考え方についてでございま
すが、ひたち野うしく地区におきましては平成24年3月にひたち野リフレビルにおいて月2回
出張広場を開館していましたが、利用者がふえたため平成24年10月から毎週1回の開館に変
更しております。現在も人気が高く、多い時で40名近くの利用がある状況です。平成24年度
の出張広場の利用状況につきましては、1,029名。平成25年度が2月現在で1,365名
と毎年伸びている状況です。やはり、リフレビルの会議室ということで狭い状況にありますもの
ですから、ひたち野地区の公共施設を利用して開館できないか、また行政区等の区民会館等を利
用できないかということで今検討調整している状況です。
以上です。
- 118 -
○小松﨑委員長
健康管理課長。
○中村健康管理課長
質問にお答えします。
まず、がん検診のほうなんですが、乳がん、子宮がんのほうの検診なんですが、21年度から
無料のクーポン券が始まっていましたけれども、これは25年度で終了という形になります。新
年度からは、市独自では考えていたんですが、国のほうで今年度の補正予算の中で新たにこの5
年間の未受診者に対してのまた新たに再受診というか、しなさいということで来ております。ま
た、このクーポン券のほうは子宮がんが21歳、乳がんが41歳という年齢で、まず改めてその
新しい年代で啓発普及をしていくということになっております。さらに市独自としては、31歳、
36歳、41歳の方に関しては、全員の方に検診のほうの御案内をしたいなと思っております。
また、大腸がんのほうの検診のほうなんですが、無料クーポンのほうが23年度から始まってお
りますので、ことし、来年度、5年間の期間なりますので、さらにまたその受診のほうは監視を
徹底にしていきたいなと思っております。
以上です。
○小松﨑委員長
○遠藤委員
遠藤委員。
済みません、順不同になって申しわけないんですけれど、今のがん検診なんですけ
れど、乳がん、子宮がんが25年度で無料クーポンが終了ということでいいのかどうかちょっと
確認をします。それで、新たな発行はしないで今度は5年間無受診者に対してこの利用を喚起す
るようなことになるというふうな、今御説明だったと、それでよろしいんですね。はい。
それで、確かに今この子宮がん、乳がんについては罹患率が非常に今ふえているというところ
で、若い人たちに対してのやっぱり啓発活動というのがとても重要だと思うんですね。国のほう
でも今度21歳ということで、若い人を対象にということなんですが、ほかのこれはこの市内で
は確認を今していないのですが、東京都などではもう二十以後、5年ごとだったのを隔年、二十
だったら22とか、24とか、要するに5年では例え発見されてもかなり進んでしまう例が多い
ということで、特に若い方は。要するに、受診率の向上を目指して、もし年齢の拡大というかそ
ういうような考えについてどうなのかというふうに伺いたいと思います。大腸がんについては、
無料クーポン、23年からだから5年なのでまだその辺では対応とれると思いますが、何か健診
手帳を配付をするという話もちょっと聞いているんですが、その辺について確認をしたいと思い
ます。
それと、子育て広場なんですが、今後の考え方でリフレの会議室は確かにあそこの会場では、
会議室ということで手狭だというのは私ども視察をさせていただいてわかっております。ですか
ら、これだけ子供さんを持つお母さんたちが要求が高いというのは、やはりそれにやっぱり市と
してもきちっと応えていくというのは、これはやっぱり市の姿勢として当然だと思います。それ
で公共施設、行政区のというところなんですけれど、これからひたち野東に行政区の会館が建設
をされますけれど、そういうものも含めましてリフレからひたち野東までは、きのうちょっとバ
スというか車で通りましたけれどかなり離れていますよね。ですから、やはりある程度子供さん
を連れて行ける範囲というの、そういうところを考えればまた別の観点も必要じゃないかなと思
- 119 -
います。特にやはり、ひたち野うしくのところって若いお母さんが住んでいるというか、雨の日
でも小さいお子さんを連れて、この子育て広場にやっぱり来るんですよね、ですからそれだけや
っぱり要求が高いというところを、やはり十分認識をいただいてぜひもう一考考えていただきた
いと思います。
それであと、いなしきハートフルのほうは、利用者がだんだんふえてきたということについて
は、やはり地元に活動支援センターがなくなって居場所としての役割が非常に高いというところ
なんですが、利用者からの要望とかそういうようなことの把握とかはされているのかどうか。そ
の辺を確認したいと思います。
それと、医療福祉費のほうでは現在、26年度の10月からということなので、この金額とい
うことはわかりました。26年度については約1,900万円が見込まれるということでは、そ
れだけやはり市の今まで計上していた費用がこの分削減をされるわけですから、やはりこの子供
たちの医療費の問題も含めてこの一部負担、自己負担をなくすという方向について検討はどうな
のかということをお願いします。
○小松﨑委員長
健康管理課長。
○中村健康管理課長
再質問にお答えいたします。
その子宮がん検診のほうなんですが、26年度は21歳の方を対象にということなんですが、
担当としてもこの年代に通知はしたとしてもどれだけ反応あるのかというのはすごくやはり疑問
というか、ふえていくきっかけになるんだろうかというのはあります。こういう形ではまずやっ
ていきますが、どんな検診とかいろんなまだ集団健診もありますので、そういう機会を通して、
また啓発普及のほうも力を入れていきたいなと思っておりますが、また内容のほうは今後またい
ろいろ考えていきたいと思います。
あとその健診手帳のほうは、済みません私ちょっと情報不足で、ちょっと今のところお答えす
ることできません。申しわけありません。
○小松﨑委員長
児童福祉課長。
○橋本児童福祉課長
ただいまの広場の御質問ですが、行政区につきましてひたち野東というお
話が出ましたけれども、ひたち野東以外にも線路沿いにひたち野行政区が公園の隣に最近完成し
てあります。そういったものを含めながら、そこにつきましてはリフレに近いものですから、例
えばリフレの駐車場に置いて行くことも可能となります。そういう観点から、ひたち野地区のさ
まざまな施設をちょっと考えながら決定していきたいと、そのように考えております。
以上です。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
いなしきハートフルの関連につきましての再質問にお答えさせていただき
ます。
まず、相談者のニーズとかそういう利用状況を確認しているのかということですけれども、こ
のいなしきハートフルセンターのほかにも市内に福祉センターのほうに障害者相談支援のエール
というのがございます。それと、うちの精神保健福祉の担当が社会福祉課のほうに2名います。
- 120 -
精神障害の方がいなしきハートフルセンターのほうへ相談したり、エールへ相談したり、また社
会福祉課のほうにっていうふうに電話相談は、その掛け持ちというか1人の方がその3カ所に日
によってかけたり、そういう状況があります。それと、障害者団体のほうから出ているその市内
に地域活動センターを設けてほしいということなんですけれども、その家族の会の方のご自宅の
ほうに訪問をして、その実際の障害がある方に訪問をして面接をしたいということで訪問して行
ったりするんですけれども、なかなか引きこもりで会っていただけないとか、そういう状況が現
実にあります。ですから、ニーズをきちんと把握しようとは努力はしているんですけれども、実
際のところのその本人に会えなくて、どういう支援が必要なのかというのも把握し切れないよう
な状況もありますので、今後とも状況把握に努めていきますのでよろしくお願いします。
○小松﨑委員長
医療年金課長。
○藤田医療年金課長
再質問にお答えする前に、申しわけありません、先ほど私のほうの答えで
27年度以降は1,900万円の補助金ということで申し上げてしまったかと思うのですが、ち
ょっと訂正させていただきます。確認してもう1度、済みません。26年度は950万円が補助
対象で、475万が見込まれると。27年度は1,900万円が補助対象となりまして、その2
分の1の950万円の補助が見込まれるということで、済みません訂正をお願いいたします。
それで、一部負担金についてのお答えをいたします。自己負担の一部負担金については、県の
制度に準じて運用をしております。今、通院は1日600円、同一の医療機関の場合は月2回ま
で、入院につきましては1日300円、月3,000円を限度としております。この一部負担金
をなくした場合の試算ということで、今年度の26年度ベースで試算しましたところ約7,00
0万円の財源が必要となる試算が出ております。この一部負担金につきましては、この医療福祉
制度を継続して安定して今後も運営を続けるためには、御負担いただくことが必要であると考え
ておりますので、今のところこの改正の予定はございません。
○小松﨑委員長
○須藤委員
よろしいですね。引き続き質疑のある方は御発言を願います。須藤委員。
ページで79ページ、社会福祉施設費で総合福祉センター施設維持管理ということ
で、市内のこういう施設の長寿命化計画というのが立てられていると思うんですけれども、福祉
センターのほうではどういうような予定になっているのか。
また、今年度工事請負費で500万上がっておりますけれども、この辺についての御説明をお
願いいたします。
それから、81ページ先ほどから出ております子育て広場のほうですけれども、子育て広場の
運営について、やはりここの利用をしたいという方は結構いらっしゃって、今平日の開館という
ことになっているんですけれども、特に父親の方々が日曜日などで育児をされるというときに、
雨などが降ったときにはやっぱりなかなか家で行き場がないみたいなところから、子育て支援セ
ンターパパさん同士のつながりもあってとかっていうようなことで、土日に関しても開いてほし
いというような要望が出ているようにも聞いている、そういう要望があるんですけれども、その
開館に関しての状況ということについて上がってきているものがあるかどうかをお尋ねをいたし
ます。
- 121 -
それから、83ページのほうの先ほどやはり出ていた母子家庭に高等技能訓練促進費というこ
とで、国家資格を得るための支援体制ということで支給が決定されるということで伺っておりま
すけれども、これ勉強した後を含めてどういうふうに就業につなげていくかという点もやっぱり
重要になってくるのかなと。そうすると、担当だけではなく課内のほかのところとの連携も必要
になってくるかなというふうにも思うんですけれども、特に室蘭市もかなり前に視察に市民クラ
ブで行ったんですけれども、こういうふうなことを事前にやっぱり補助を出して勉強させて、そ
の人たちを市の結局そのいろんな事業の中で活用するみたいなのがやっていたりしたのを聞いた
んですね。あそこはNPOが盛んで寡婦福祉会のほうで1つ市からの委託で事業を受けていて、
そこにそういう勉強をした方々を入れてその事業をやっていくみたいなのがあったんですけれど
も、牛久市の場合、保育園でも看護師さんが必要だったりとか、それから福祉センターのほうで
も社協の高齢者の施設があったりとか、関連のところでいろいろな事業運営をしていると思うの
で、そういうその先を見越した支援というようなことについては今のところ考えはあるのかどう
かという点についてをお尋ねをいたします。
それからあと、125ページの市営住宅を運営するというところで、市営住宅の入居に当たっ
ては福祉的な優先とかというのも活用されていて、いわゆる困窮世帯だけではなくてほかの要因
の方々もこの優先的な順位の中で決定していくとかというような話もあると思うんですけれども、
こういう活用されて入居されているとかという事例があったら御説明をお願いしたいと思います。
以上です。
○小松﨑委員長
福祉業務室長。
○川真田福祉業務室長
須藤委員の御質問、私のほうで2点。
まず、1点目の福祉センターの工事費の関係なんですけれども、まず来年度工事費として上が
っている532万5,000円、こちらについては創造の家の外壁及び屋根の塗装工事、これで
316万4,000円、あと男女浴室の電灯改修工事ということで108万円。あと、ふくしの
森にあります東屋、こちらがちょっと雨漏りしますので108万円ということで乗せてあります。
福祉センター全体的な長寿命化の計画というのは、計画書としては明確なものはつくっておりま
せんが、過去からこれまでに年次計画的に一応考え方を持って行っておりまして、22年度には
まず空調関係のオーバーホールと更新工事、入れかえ工事ですね、新しい機械の入れかえと、裏
のわくわくの部分については既存の空調のオーバーホールということで行っております。これは
環境省のグリーンニューディール、あと本館の屋根の改修工事で雨漏り等については止まった状
態と、それが23年度に行っております。それと、24年度はイベント広場の舗装工事というこ
とで、実はもう昨年度はもうトイレの温水便座の工事100万ちょっとぐらいしか計上していな
いという状況です。主に躯体の関係については、ほぼ済んでおりまして、この創造の家のほうの
屋根の塗装がちょっと気にかかっていたところです。あと、本館のほうの外壁については特定建
築物という関係もありまして、24年度の末にこれ補正対応で全面的に赤外線を当ててタイルの
はがれ等のチェックを行っておりますので、おおむね躯体については完了しているのかなと。あ
とは、中については内装工事を1度全体的な中で壁紙の余りにもはがれちゃってひどいところと
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いうことで、皆さんが一番お風呂上がりに集まる交流の間というカラオケ部屋がありまして、そ
こであったり、あとは老人デイサービスで皆さんが一番集まる談話室、そういったところを中心
に壁紙の工事であったり、あと創造の家のデッキの改修工事、あと身障デイサービスの作業所の
ほうの床の全面張りかえ工事、お風呂場の部分的な外部の目隠し工事等は23年度の工事で行っ
ております。まだ内装について、ところどころ古びたところはありますが、そこは部分的に見つ
けた箇所から行っていこうということで考えています。躯体についての部分についてはおおむね
終わっていて、この創造の家の屋根を塗ればほぼ解決かなということで考えております。
それと、2点目の市営住宅の入居で所得の部分だけではなくて福祉的な優先度での入居という
ことなんですが、これを考慮した入居の仕方をしているのが前山住宅でございまして、こちらに
ついては通常の市営住宅のほかのところは所得の中に合致した中で皆さんで抽選という形でやる
んですけれども、前山住宅に関しましてはポイント制というようなことになっております。これ
については、ポイントのつけ方等については市営住宅のほうの規則で細かい部分が載っているの
ですが、たしか母子家庭であったりとかそういったさまざまな状況、あと過去に何回申し込んで
きたかというのもポイントに加算されるというようなこともなっていたかと思います。そして、
さまざまな状況を、福祉的なその状況を勘案してポイントづけして、同じ部屋に要望した中から
ポイント高い人が入れるというような入居の仕方をしているのが前山住宅です。
以上です。
○小松﨑委員長
児童福祉課長。
○橋本児童福祉課長
ただいまの2点の御質問にお答えいたします。
まず子育て広場の運営に関しまして、広場につきましては、のびのび広場、すくすく広場とも
に月曜日から土曜日まで開館しております。お父さんだけではなくて、おじいちゃん、おばあち
ゃんと来るお子さんもかなりふえてきまして、今は土曜日だけではなくて、お父さんが例えば平
日休みのときなんかにもたまにお父さんと子供が遊んでいる姿を私も見たことはあります。要望
につきましては、その日曜日開館というよりも時間をもうちょっと長く開館してもらえないかと
いう意見が1件か2件ではありますが出ていた記憶があります。時間につきましても、そのアド
バイザーの関係もありますのでその辺は協議をしながら決定していきたいと考えております。
それと、高等技能訓練の就業を長くということだと思うんですが、県の事業で行っていたとき
と、あと今現在各市町村のほうで行っているわけなんですが、その就労状況を何市町村か確認し
ましたところ、やはり就業までいかないで途中でやめてしまう方とか、結びついたんですが長く
働いていないとかという状況があるそうです。やはり資格を取っていただいた以上は長く就労し
ていただいてということもありますので、その辺につきましては、例えば続かなかった市町村に
どういう課題があるのかと、あと県のほうにもちょっとその辺を確認しながら長く就労できるよ
うに結びつけていきたいと、そのように考えております。
以上です。
○小松﨑委員長
○遠藤委員
よろしいですね。簡潔にね。遠藤委員。
それでは、簡潔に質問をいたします。
- 123 -
ページ85ページ、公立保育園と民間保育園のことについて伺いたいと思います。公立保育園、
社協に移管をされる、そういうような状況が進んでいるんですが、現在の公立の定員数、そして
また保育士の正規職員、非常勤の人数について伺いたいと思います。さらに、今後の公立保育園
やはり公立は公立の役割があると思いますが、あり方についてお考えを伺いたいと思います。
その下の0106民間保育園を運営するというところですが、先ほど質問がありましたが2園
がこの4月にオープンするということで、270名の定員がふえるということなんですが、民間
保育園来年度の児童数の見通し、そしてまた今後の方針、それから定員数がこのことによってど
れだけになるのかということについて伺いたいと思います。
それと、ページの87ページ、先ほどから生活保護の扶助費の問題も出ておりましたが、4月
からこの生活扶助の基準が引き下げられるということが言われているんですが、この前年度との
予算書の比較では見るとそれほど数字面ではあらわれていないんですが、実態はどうなのかとい
うところを伺います。
同じページの災害救助費のところの0102災害援護資金を貸し付けをするの中の補助金なん
ですが、多分これは民間アパートに入られている方たちの家賃の補助だと思うんですが、実態は
どうなのかということ。
この4点を伺います。
○小松﨑委員長
○山﨑保育園課長
保育園課長。
遠藤委員の御質問にお答えします。
まず、めぐみとさくらが開園することによりまして、牛久市の定員1,883名になります。
そのうち私立が1,363名、公立保育園が520名となっております。そのうち、公立保育園
の必要とする保育士、フルタイム保育士が81名、短時間の保育士が42名、合わせて123名
です。そのうち正職員は26名となっております。
続きまして、公立保育園のあり方ですけれども、何度も私御質問いろんな方からありましてお
答えしていますけれども、今現在もう公立保育園と民間保育園の垣根というんですか、もうなく
なっております。障害児保育についてももう民間さんのほうでもどんどんやっておりますし、病
後児保育についても民間さんのほうが施設を整備していただいて進んでおります。それで、おっ
しゃるように老朽化した公立保育園は、社会福祉協議会が運営する保育園として整備し、その中
でゼロ歳児保育、また子育て支援センター、一時保育等の特別保育を充実させて、それで要は社
協による保育園ということで進めていく考えです。ただし、これは保護者とか地域の方の意見と
か、また保育士さんがもう既に正職員26名いますので、そちらの方の在職状況というんですか、
も考慮しながら、また統廃合も考慮しながら進めていこうかと、社協に移管という形で進めてい
く考えです。
あと、民間保育園の児童数ですか、園児数の見込み。こちらがですね、定員1,363人のう
ち1,256名で本年予算上算定しております。この人数は、今現在の1,017名と比較して
239名増加するという形で見込んでいます。
以上でございます。
- 124 -
○小松﨑委員長
福祉業務室長。
○川真田福祉業務室長
遠藤委員の御質問の災害援護資金を貸し付けするの中の補助金なんです
が、160万計上している内容なんですが、これについては被災住宅復興支援利子補給金の計上
になります。こちらについては、東日本大震災でお住まいに住宅の被害を受けた方で、牛久市に
当時住んでいた方に対して利子補給を行うもので、1%上限、640万円までの上限に関して1%
までの利子補給ということで年間で最高額ですと6万4,000円という利子補給が5年間行わ
れているというものです。これまでの申請の状況ですが21件ございまして、これについては今
でも受け付けておりますので、本年度新規に5件という形で申請が寄せられております。さかの
ぼって利子補給を行います。
以上です。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
生活扶助費のほうの関連についての御質問にお答えします。
まず、3年かけて引き下げを行うという予定でおります。これに関して、保護を受給している
方から問い合わせとか説明を求められたりしているケースはございません。今後、4月から実際
に1年目、2年目、3年目とかけて引き下げを行うんですけれども、4月から始まります。支給
を開始したときに、問い合わせとかには丁寧に対応をして、こういう理由で引き下げが行われて
いるというような内容を説明させていただいて御理解を得るように今後努めてまいります。
以上でございます。
○小松﨑委員長
○遠藤委員
よろしいですね。簡潔にね。
済みません。今の生活保護のほうなんですが、実はこの引き下げになるって言われ
て4月から実施ということなんですか、もう昨年の10月から起きていますよね。それで、実際
自分がどの程度引き下げられたのか、何か書類をもらうんだけれどもよくわからないという御相
談が受けるんですね。それで、前のいろいろと書類を私なんかも見せていただくと、どの分が下
がっているのかわからないというので、やっぱりこれは直接担当に聞かなきゃだめだというふう
に言っているんですね。だから、確かに年齢が上に、高齢になると理解するのがちょっと時間が
かかるかもしれないんですけれども、その辺の説明はやはり担当のところで十分な説明、もしく
は何ていうんですか、説明の内容を書いた書類というんですか、そういうものというのはやはり
必要じゃないかなというふうに感じておりますので、ぜひその辺はよろしくお願いしたいと思い
ます。
それと、民間保育園のほうなんですけれど、この0106で保育士等処遇改善臨時特例事業補
助金、これをちょっと聞くのを忘れてしまったのですが、前年度はたしかこれが補助金はなかっ
たと思うんですね。それで今年度これがあるということは、やはり今の保育士さんの状況を如実
にあらわしているんじゃないかと思います。介護のほうでもそうなんですけれど、保育士さんも
非常に、せっかく資格を取ったんだけど働く場がない、働ければ働くと非常勤という身分のその
不安定なところになってしまうというところでは、やはりこういう改善のするための補助金なの
かなと思いますが、この辺について説明を求めます。
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○小松﨑委員長
保育園課長。
○山﨑保育園課長
保育士等の処遇改善、こちらは25年度12月からの12月補正で計上いた
しました。おっしゃるように保育士を確保するのが困難な昨今、給与アップ分を助成するもので
県の歳入8分の7の交付を受けます。
以上でございます。
○小松﨑委員長
社会福祉課長。
○高谷社会福祉課長
先ほど4月と申し上げましたが、10月です。失礼しました。それとです
ね、委員さんおっしゃるようなその担当のほうにも何度か聞いているんですけれども、直接の説
明を求められたり、要は相談をかけられたりしたというケースは聞いていないというふうに、そ
ういうのが事実ですので、もしそういう方がいましたら直接聞いていただくと丁寧に説明させて
いただくようにしますので、それは御心配いただかなくても大丈夫だと思います。よろしくお願
いします。
○小松﨑委員長
ほかにないですね。
それでは、以上をもちまして保健福祉部所管の質疑を終結をいたします。
本日は御苦労さまでした。
午後5時27分延会
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