Gmail にメールが届かない(添付ファイル付メール) 1. はじめに Gmail ではフィルター機能により、ウィルスの脅威や、迷惑メールから利用者を守っています。Gmail 導入 以前の熊本学園大学内メールサーバでも同様の機能を使用しておりましたが、適用される処理が変更されま す。ここでは Gmail で送受信できない添付ファイルの条件と対処方法を記載します。 2. 送受信できないファイルの種類 Gmail では、ウィルスに対するセキュリティ対策として、危険な実行コードを含む可能性のある実行ファ イル(拡張子が .exe のファイルなど)を送受信できないようになっています。実行可能なファイルは有害 なコードを含む可能性があり、場合によっては、コンピュータに悪意のあるソフトウェアがダウンロードさ れる場合があります。また、Gmail では破損したファイルの送受信もできません。 送受信できないファイルの種類 次の種類のファイルは送受信できません。 .ade、.adp、.bat、.chm、.cmd、.com、.cpl、.exe、.hta、.ins、.isp、.jse、.lib、.lnk、.md e、.msc、.msp、.mst、.pif、.scr、.sct、.shb、.sys、.vb、.vbe、.vbs、.vxd、.wsc、.wsf、.wsh このような種類のファイルが送信された場合、メールは送信者に自動的に返送されます。Gmail では、これらのファイルを圧縮して送信しても、受信することができません。圧縮形式には次のよ うなものがあります。 .zip、.tar、.tgz、.taz、.z、.gz、.rar zip ファイル内の zip ファイル パスワードで保護された zip ファイルを含む zip ファイルを送信することはできません。すべて のファイルを展開するか、可能であればパスワード保護を解除してください。 Mac ユーザーの場合、別の zip ファイルを含む zip ファイルを送信すると、ファイルが破損する 可能性が高くなります。最初にすべてのファイルを展開し、1 つの zip ファイルを作成し直すことを お勧めします。 最大ファイルサイズ 添付ファイルも含めて合計 25 MB までのメッセージを送受信できます。25 MB を超える受信メール は Gmail アカウントには届けられず、送信者に返送されます。 1/2 3. 対処方法 添付できない種類のファイルの一部はファイル名(拡張子)を変更することで添付、送受信できるものもあ ります。ファイルの拡張子を変更し、送信後、受信者側で再度正しい拡張子に変更することでファイルを受 け取ることが可能になります。 ※公式で公開されている手順ではないので、暫定的な対処方法です。 送信側手順 (1) 元ファイルを壊さないために、念のため、コピーを作成します。 (2) 添付したいファイルを右クリックし、名前の変更をクリックします。 (3) ファイル名が「kumagaku –コピー.exe」の場合は「.exe」を「.kgu」等に変更します。 ※拡張子が表示されていない場合は(7)以降の作業を行った後で(2)から再度行ってください。 (4) 「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」と表示される 場合は「はい」をクリックします。 (5) 拡張子を変更したファイルをメールに添付し、送信します。 受信側手順 (6) 受信後に、添付ファイルをダウンロード保存し、(2)(3)を参考に拡張子を変更前の拡張子(今回は 「.kgu」を「.exe」)へ変更し、ファイルを開きます。 4. 参考:Google のサポート情報 添付ファイルの制限は以下のアドレスで公式に発表されております。こちらもあわせて参考にしてくださ い。 一部のファイル形式がブロックされる https://support.google.com/mail/answer/6590?hl=ja 2/2
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