形SRT2-RリモートI/Oターミナル (リレー搭載タイプ) 超小型サイズを実現

SRT2-R
リモートI/Oターミナル
(リレー搭載タイプ)
形
超小型サイズを実現した
8点、16点のリレー搭載タイプ
¡8点タイプでW101×D51×H51mm、
16点タイプでW156×D51×H51mmの超小形サイズ。
¡リレー搭載タイプとパワーMOS FETリレー搭載タイプを品揃え。
¡DINレール取付け、ねじ取付け共用。
47ページの
「■正しくお使いください」をご覧ください。
■種類/標準価格 (◎印の機種は標準在庫機種です)
I/O区別
リレー出力
パワーMOS
FETリレー出力
点数
定格電圧
リレーのコイル仕様
形式
標準価格(¥)
8点
◎ 形SRT2-ROC08
25,000
16点
◎ 形SRT2-ROC16
37,000
8点
DC24V
DC24V
16点
◎ 形SRT2-ROF08
28,000
◎ 形SRT2-ROF16
50,000
搭載リレー形式
形G6D-1A
形G3DZ-2R6PL
注. マスタユニットとの接続性については、15ページの「バージョンアップにともなう接続性」を参照してください。
■一般仕様
■出力部仕様
¡リレー仕様(リレー1点あたり)
通信電源電圧
DC24V +10% −15%
消費電流 *
DC24V 350mA以下
項目
接続方式
マルチドロップ接続
T分岐接続
搭載リレー
接続台数
16台( 8点タイプ)
(マスターユニット1台当たり)
8台(16点タイプ)
定格負荷
定格通電電流
耐電圧
AC2000V 1min (検出電流 1mA)
出力端子一括−電源、通信端子一括間
AC500V 1min (検出電流 1mA)
出力端子一括−電源、通信端子一括間
電源端子一括−通信路端子一括間
耐ノイズ性
IEC61000-4-4に準拠
耐振動
10〜55Hz 複振幅 0.75mm
耐衝撃
誤動作 100m/s
耐 久 300m/s2
取付強度
各方向に50Nの引張力を10s加えて損傷ないこと
端子強度
引っ張り強度 50N 10s加えて損傷しないこと
ねじ締めトルク
0.6〜1.18N・m
使用周囲温度
0〜+55℃(ただし氷結および結露のないこと)
使用周囲湿度
35〜85%
2kV(電源ライン)
形式 形SRT2-ROC08,形SRT2-ROC16
形G6D-1A(1点あたり)
抵抗負荷
AC250V 3A
DC 30V 3A
3A
接点電圧の最大値
*
AC250V、DC30V
接点電流の最大値
3A
開閉容量の最大値
(参考値)
AC730VA
DC90W
故障率P水準
(参考値 **)
DC5V 10mA
2
保存周囲温度
−20〜+65℃(ただし、氷結および結露のないこと)
質量
8点タイプ:145g以下、16点タイプ:240g以下
*全点ON時の消費電流で、形G6Dリレーコイル電流または形G3DZ入力電流を含む値です。
電気的寿命
10万回以上
(定格負荷 開閉ひん度1,800回/h)
機械的寿命
2,000万回以上
(開閉ひん度18,000回/h)
*出力用電源共通端子(COM0〜COM7)の通
電電流は最大3Aです。
**この値は開閉ひん度120回/minにおける値で
す。(使用雰囲気、判定基準はJIS C5442によ
る)
¡パワーMOS FETリレー仕様
(リレー1点あたり)
項目
形式
搭載リレー
形SRT2-ROF08, 形SRT2-ROF16
形G3DZ-2R6PL(1点あたり)
負荷電圧
AC3〜264V
DC3〜125V
負荷電流
100μ〜0.3A
投入電流
6A(10ms)
43
SRT2-R
■参考データ
500
本データは生産ラインの中からサンプリングした実測値を図に表したものであり参考として扱ってください。
これはリレーというものが大量生産されており、多少のバラツキを許容した上で使用することを原則としているからです。
形G6D-1A(DC24V)
寿命曲線
開閉容量の最大値
接 50
点
電 30
流
︵
A
︶
10
寿
命 300
︵
×4
10
回
︶ 100
AC抵抗負荷
DC抵抗負荷
50
5
AC 250V.DC 30V 抵抗負荷
30
3
10
1
5
0.5
AC 250V.DC 30V 誘導負荷
(cosΦ=0.4.L/R=7ms)
3
AC誘導負荷
cosΦ=0.4
DC誘導負荷
0.3
0.1
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
接点電流(A)
0
3
注.形SRT2-ROC□□、形B1T-JRタイプ
実装時の特性を表わしています。
5
10
30
100
250
500 1,000
接点電圧(V)
注.形SRT2-ROC□□、形B1T-JRタイプ
実装時の特性を表わしています。
投入電流耐量 非繰り返し
形G3DZ-2R6PL
負荷電流―周囲温度特性
(繰り返しの場合1/2以下としてください。)
10
投
入
電
流
(A.Peak)8
1
負
荷
電
流
︵
A 0.8
︶
形B1T-JM実装時
6
0.6
形SRT□-ROF実装時
4
0.4
0.3
2
0.2
0
-30 -20
0
20
37 40
55 60
80
100
周囲温度(°C)
0
形G6D、形G3DZ単品での定格については
「プリント基板用商品総合カタログ」
(カタログ番号:SAOO-205)をご覧ください。
5
10
30 50
100
300
500
1,000
3,000 10,000
通電時間(mg)
注.形SRT2-ROF□□、形B1T-JMタイプ
実装時の特性を表わしています。
■内部回路構成
形SRT2-ROC08、形SRT2-ROC16
次のブロック
*
0
(4)
COM0 (COM2)
BS+
BS−
リレー駆動回路
内部回路
リレー
駆動回路
リレー
BDH
2
(6)
3
(7)
駆動回路
リレー
駆動回路
BDL
*形SRT2-ROF08、形SRT2-ROF16の場合には、
この部分に形G3DZ-2R6PLパワーMOS FETリレーが
挿入されます。
44
1
(5)
COM1 (COM3)
SRT2-R
CADファイル のマークは、
この商品の外形寸法の入ったCADファイル名を表しています。
CADデータは、オムロン インターネットホームページ
(http://www. omron. co. jp/ib-info/cad/)
からダウンロードできます。
■外形寸法
形SRT2-ROC08
形SRT2-ROF08
取りつけ穴加工寸法
100
80
(54) 50
2-Φ4.2またはM4
40
40±0.2
21.5
ERR
11.5
80±0.2
16-M3
6
7
(65)
6
CADファイル
50
41
50
31
SRT1̲05
(25)
形SRT2-ROC16
形SRT2-ROF16
取りつけ穴加工寸法
155
2-Φ4.2またはM4
135
50 40
(54)
40±0.2
21.5
11.5
7
6
135±0.2
32-M3
(65)
50
6
CADファイル
50
41
31
SRT1̲06
(25)
■外部接続
■端子配置/出力機器接続例
● 出力用
形SRT2-ROC16、形SRT2-ROF16
3
1
COM1
*
0
ラ
ン
プ
2
ラ
ン
プ
ラ
ン
プ
COM0
ラ
ン
プ
接続
負荷用
電源
NC BDH BS+
+
+
1
COM1 COM3
3
5
7
COM3 COM5
9
11 COM5 COM7
13
15
RS485
BDL BS
−
−
0
COM0 COM2
2
DC24V
供給電源
負
荷
負
荷
電
源
4
6
電
源
負
荷
COM2 COM4
8
負
荷
10 COM4 COM6
負
荷
負
荷
電
源
12
電
源
14
負
荷
負
荷
− +
通信路
負
荷
負
荷
電
源
電
源
負
荷
負
荷
負
荷
負
荷
電
源
電
源
負
荷
負
荷
注.--------は内部接続です。
形SRT2-ROC08/ROF08は0〜7、COM0〜COM3端子しかありません。
*上記は形SRT2-ROC16(形G6Dリレー搭載タイプ)のものです。
形SRT2-ROF08、形SRT2-ROF16については、この部分に形G3DZ パワーMOS FETリレーが搭載されます。
45
SRT2-R
■各部の名称と機能/設定方法
¡LED表示
¡形SRT2-ROC16
形SRT2-ROF16
状態
LED名
PWR
COMM
ERR
ねじ取り付け穴
0〜15(注1)
表示内容
LED表示色
点灯
緑
通信電源供給中
消灯
通信電源未投入
点灯
正常通信中
黄
消灯
待機中 または 通信異常
点灯
通信エラー
赤
消灯
待機中 または 正常通信中
点灯
I/O信号ON時
黄
消灯
I/O信号OFF時
注1.形SRT2-RO□08は8〜15のLEDはありません。
ねじ取り付け穴
出力端子
通信電源供給端子 DC24V電源と接続します
通信用端子 通信用ケーブルを接続します
リレー取りはずし具
ノードアドレス、出力保持/クリア設定スイッチ
注. 各スイッチの設定方法については「CompoBus/Sユーザーズ
マニュアル(No.SCCC-307)
」をご覧ください。
ON
1
2
出力保持/クリア設定(出力タイプのみ)
通信速度設定
3
4
5
ノードアドレス設定
6
¡形SRT2-ROC08
形SRT2-ROF08
ねじ取り付け穴
ねじ取り付け穴
出力端子
通信電源供給端子
DC24V電源と接続します
通信用端子
通信用ケーブルを接続します
ノードアドレス、出力保持/クリア設定スイッチ
46
SRT2-R
■正しくお使いください
¡ご使用上の注意事項などは、CompoBus/Sユーザーズマニュアル(マニュアル番号:SCCC-307)をご覧ください。
警告
正しい使い方
通電中のリレー端子部(充
¡リレー交換について
電部)およびソケットの端
・リレー交換の際は、ねじ端子の左端の
子部(充電部)には触らない
黄色の取りはずし具をご利用くださ
でください。
感電の原因となります。
い。
・電源を入れたままでのリレーの脱着は
しないでください。誤動作の原因とな
ります。
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