観光立国実現に向けた提言 平成28年1月19日 観光立国推進協議会 - 目 次 - はじめに ..................................................................... 3 1.インバウンド新時代に向けた戦略的取組 ................................... 4 (1)色とりどりの魅力を持つ日本の発信と地方への送客 (2)未来を担う若い世代の国際相互交流の促進 (3)欧米からの観光客の取り込み (4)現地における訪日プロモーション基盤の強化 (5)オールジャパン体制による連携の強化 (6)ビザ要件の戦略的緩和 (7)インバウンド・アウトバウンド双方向での交流促進 2.観光旅行消費の一層の拡大、幅広い産業の観光関連産業としての取り組み、 観光産業の強化 ........................................................... 7 (1)訪日外国人による観光消費拡大・地域活性化プログラム (2)幅広い産業のインバウンドビジネスへの参入促進 (3)観光産業の活性化・生産性向上に向けた人材育成等 3.地方創生に資する観光地域づくり、国内観光の振興 ........................ 9 (1)広域観光周遊ルートの形成・発信 (2)来訪者が地域の魅力を体感し、再び訪れたくなる観光地域づくり (3)世界に通用する地域資源の磨き上げ (4)豊かな農山漁村、日本食、食文化の魅力 (5)観光振興による被災地の復興支援 (6)日本の魅力を活かした船旅の活性化 (7)レンタカーによるドライブ観光の活性化 (8)鉄道の旅の魅力向上 (9)テーマ別観光に取り組む地域のネットワーク化による新たな旅行需要の掘り起こし (10)国民の旅行振興に向けた意識醸成・環境整備 -1- 4.先手を打っての「攻め」の受入環境整備 .................................. 12 (1)空港ゲートウェイ機能の強化、出入国手続の迅速化・円滑化 (2)宿泊施設の供給確保 (3)貸切バスの供給確保、貸切バスによる路上混雑の解消 (4)通訳案内士制度の見直しによる有償通訳ガイドの供給拡大等 (5)「地方ブロック別連絡会」を最大限に活用した、地域における受入環境整備 に係る現状・課題の把握と迅速な課題解決 (6)多言語化対応の強化 (7)無料公衆無線LAN環境の整備促進など、外国人旅行者向け通信環境の整備 (8)公共交通機関による快適・円滑な移動のための環境整備 (9)「クルーズ 100 万人時代」実現のための受入環境の改善 (10)外国人旅行者の安全・安心確保 (11)観光案内拠点の充実、外国人旅行者への接遇向上等 5.外国人ビジネス客等の積極的な取り込み、質の高い観光交流 .............. 17 (1)外国人ビジネス客の取り組み強化 (2)MICEに関する取組の抜本的強化 (3)質の高い観光交流の促進 6.リオデジャネイロ大会後、2020 オリンピック・パラリンピック及びその後 を見据えた観光振興の加速 ............................................... 18 (1)オリンピック・パラリンピックをフルに活用した訪日プロモーション (2)全国各地での文化プログラムの開催 (3)オリンピック・パラリンピックを機に訪日する外国人旅行者の受入環境整備 (4)オリンピック・パラリンピック開催効果の地方への波及 (5)オリンピック・パラリンピック開催を契機としたバリアフリー化の加速 -2- はじめに 観光は、少子高齢化、人口減少社会を迎える日本において、内需や雇用機会の拡 大、幅広い産業に波及効果をもたらすとともに、地方創生、地域経済の活性化にも 重要な役割を果たす21世紀の成長産業として大きく期待をされている。 2015年は訪日外国人旅行者数が2000万人まであと一歩となり、大変早い ペースで2020年の目標を達成する勢いである。また、訪日外国人旅行者数が海 外旅行者数を上回るとともに、旅行収支も大幅な黒字を記録した大きな転換期とな る年となったことから、今後はさらなる高い目標へ向けてこれまで以上に官民が一 体となったオールジャパン体制での強力な取り組みが求められている。 さらに、2016年はリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック開催の年 を迎え、東京オリンピック・パラリンピックが間近に迫ることになることから、一 歩先んじてこの絶好の機会を最大限に活用するため、真の国際競争力のある観光立 国政策、戦略をさらに強力に推進することが重要である。 観光立国推進協議会は、昨年6月に観光立国推進閣僚会議で取りまとめた「観光 立国実現に向けたアクション・プログラム 2015」について、協議会委員にアン ケートを行い、観光立国実現に当たっての要望、解決すべき事項など、様々な観点 の意見を集約し、提言として取りまとめた。 本提言は、政府、自治体、関係団体・企業に向けて行うものであり、政府には規 制緩和や観光関係予算の確保、省庁連携、日本政府観光局(JNTO)の機能強化 等、高いレベルでの観光ビジョンや戦略の策定、地方自治体には観光地域づくり、 人づくりへの取り組み強化、また関係団体、企業、国民には観光立国実現に向けた 理解とともに、オールジャパン体制での積極的な参加を求めるものである。 観光立国推進協議会は、本提言活動の他、観光立国推進フォーラムや観光立国タ ウンミーティングの開催、観光立国川柳コンテストの実施や冊子「観光のちから」 の配布等を通じて観光の果たす役割の大きさについて国民の理解を深めるための啓 発を図るとともに、委員一同それぞれが観光立国実現に向けて積極的に取り組み、 地域創生、地域経済の活性化に資する所存である。本提言が世界に冠たる「観光立 国 日本」の実現の一助となることを切に願うものである。 観光立国推進協議会会長 (公社)日本観光振興協会 会長 山 口 範 雄 -3- 1.インバウンド新時代に向けた戦略的取組 (1)色とりどりの魅力を持つ日本の発信と地方への送客 訪日外国人旅行者を地方へ誘客することを目的に7つの広域観光周遊ルー トが国により認定されたところであるが、この広域観光周遊ルートの策定に 当たり、地域特性を十分に考慮し、多面的な魅力を持たせるよう詳細に検討 することが必要である。また、長期的な視野に立って取り組むべきであり、 さらに毎年度、PDCAを考慮し、成果が見える形にしていくなど、広域観 光周遊ルートがどのように推進・定着したかということを官民で随時チェッ クしていくことが必要である。さらに、海外へのPRにあたっては日本政府 観光局(JNTO)の強力なサポートが不可欠である。 日本の魅力の発信については、新たな視点で季節需要・訪日需要の掘り起 こしが重要である。このためには、ビッグデータを最大限活用した科学的な マーケティングが必要であり、国においては可能な限り様々なデータを迅速 かつ積極的に公開すべきである。 (2)未来を担う若い世代の国際相互交流の促進 未来を担う若い世代の国際相互交流を促進するため、関係企業は、若者向け に旅行費用の低減化を進めるとともに、国は、若年層(満18歳までの若者) のパスポート取得無料化や更新手続の慫慂あるいは有効期限切れ防止策の実 施など、大胆かつ大幅な取り組みによる若い世代の相互交流の促進が必要であ る。 また、訪日教育旅行の推進にも注力すべきである。訪日教育旅行において 重要な要素となる学校交流は、受け入れ側の負担も大きいため、特に公立校 においては資金提供やギブアウェイ、通訳手配などの費用について地方自治 体の支援が必要である。都道府県単位の自治体において、学校交流のワンス トップ窓口の設置など受入推進に必要な情報の共有化を図る必要がある。 (3)欧米からの観光客の取り込み 官民が一体となった欧米からの観光客の取り込みに向けた戦略的なマーケ ティングの強化が必要である。具体的には欧米をターゲットとするPR手法 において、欧米圏に効果的かつ可視化可能で、訪日意向効果の高い媒体の把 握と活用が不可欠である。さらに、コンベンションの誘致やファムトリップ の実施なども積極的に展開する必要がある。 -4- (4)現地における訪日プロモーション基盤の強化 訪日旅行者を拡大するためには、海外現地での直接的かつ強力な訪日プロ モーションの推進が不可欠であり、そのためには、その旗手の役割を担う日 本政府観光局(JNTO)の機能の拡充とともに、在外公館やJETRO、 国際交流基金等とのさらなる連携が重要である。 なお、日本政府観光局(JNTO)の機能拡充については、本部の機能強 化とともに、海外事務所の質量双方の大幅な拡充が必要である。 日本を初めて訪れる外国人旅行者が増加することにより、国民性や習慣の 違いにより、受入側との間で様々な問題が生じている。温泉の入り方や鉄道 の乗り方など基本的な日本の慣習・マナーの啓発に関しては、官民が連携し て行うべきである。 (5)オールジャパン体制による連携の強化 オールジャパン体制による連携については、政府内における観光立国に関 わる施策の総合調整機能を一層発揮できるよう、観光庁の体制および機能強 化が不可欠である。また、日本政府観光局(JNTO)については海外事務 所の増設、予算・人員の確保等、機能強化が必要である。 さらに、省庁間や関係機関の連携をさらに密接にし、オールジャパン体制 でこれまで以上に現地における訪日プロモーションに取り組むとともに、地 場産業のPRが輸出、投資につながるよう、産業と観光の連携事業に取り組 む必要がある。 (6)ビザ要件の戦略的緩和 ビザ要件の緩和は、訪日外国人旅行者の拡大に大きな効果をもたらしてい る。国においては、さらなるビザ要件の緩和を図ることが重要である。特に 経済成長が著しいアジア諸国やその他訪日旅行が拡大する可能性の高い国を 優先し、2020年に向けて継続的なビザなし対象国の拡大、およびマルチ ビザ化の拡充も必要である。 -5- (7)インバウンド・アウトバウンド双方向での交流促進 双方向交流の拡大は、雇用創出、経済発展のために大変重要である。訪日 旅行者数が海外旅行者数を上回ることが確実となった中、さらに訪日旅行者 を拡大させるためには、相手国との均衡した交流が不可欠となる。 国においては、新たに海外旅行を盛り上げる施策をより具体的に盛り込み、 双方向での交流促進により一層取り組んでいくべきである。 観光関係団体が主催するツーリズムEXPOジャパン及び国や日本政府観 光局(JNTO)が主催するビジット・ジャパン・トラベルマート及びMI CEマートが連携して、「ジャパン・トラベル・ウィーク」が形成されたが、 さらなる双方向交流の拡大のために官民がさらに連携し、強力に取り組むべ きである。 25年ぶりに日本は国連世界観光機関(UNWTO)の理事国に就任した。 国や日本政府観光局(JNTO)、賛助会員である団体・企業は強力な連携を 図り、世界の観光政策への言及や提言等により、日本のプレゼンスを上げる 必要がある。 -6- 2.観光旅行消費の一層の拡大、幅広い産業の観光関連産業としての取り組み、観 光産業の強化 (1)訪日外国人による観光消費拡大・地域活性化プログラム 国においては訪日外国人の消費拡大のため、さらなる免税手続きの簡素化、 短時間化を図る必要がある。特に、専門店の中には家族経営の店も多く、免 税店の拡大のためには、初期コストの低減や手続の簡素化が不可欠である。 具体的には、免税手続帳票類の簡素化・電子化の推進、1棟の建物内、大規 模小売店舗内、商店街振興組合もしくは事業協同組合の地区内という限定の緩 和による免税手続きカウンターの利便性向上について検討すべきである。 さらに、地方の百貨店を中心とした地域商店の活性化に向けた自治体や観 光関係団体との連携促進や支援体制の構築も必要である。 また、2015年10月に米国アトランタで開催されたTPP閣僚会合で の環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意を踏まえ、今後、輸入品に対す る農林水産物の競争力強化を図る必要がある。日本の農産物や食品は、世界 的に安心、安全、高品質といった定評があり、高い競争力を保持していると 言われているが、さらに官民が一体となり、訪日外国人旅行者に対する消費 拡大を図るとともに、強力な情報提供を行い、世界中に輸出できる機会を創 出していくことが重要である。 国は、CIQの整備、省庁間の横の連携を強化し、市中小売店の負荷、混 乱を最小化する仕組みを構築すべきである。 (2)幅広い産業のインバウンドビジネスへの参入促進 国や日本政府観光局(JNTO)、関係機関、団体は、世界無形文化遺産に 登録され、世界から注目されている日本食の魅力を強力に発信するとともに、 国内の飲食店等に対して訪日旅行者受入の啓発活動を積極的に行うべきであ る。 その他、ITや医療等、日本の優位性の高い先進技術等と観光の融合を図 り、観光分野に幅広い産業の参入を促進すべきである。また、国内企業だけ でなく、海外の企業による対日投資の促進にも取り組むべきである。 その一環として、観光立国推進協議会委員として、伝統的な観光産業のみ ならず、更に幅広い関係者の参画拡大を図る必要がある。 -7- (3)観光産業の活性化・生産性向上に向けた人材育成等 観光による地方創生を担う人材の育成システムの確立、外国語を話す人材 への優遇措置、教育や育成強化プログラムの確立、外国人留学生を積極的に 活躍させる雇用機会の創出等が必要である。具体的には、国において、留学 生の就労ビザの要件緩和、職業実践課程に在籍する留学生の資格外活動許可 手続きの容易化とともに、留学生を対象とした緊急採用・応急奨学金の制度 の創設も検討すべきである。特に、訪日旅行需要の拡大に伴い、宿泊施設の 供給確保や受入体制の整備が不可欠である。外国人宿泊者や利用者の接遇を 維持・向上するためには外国人スタッフの雇用拡充が求められており、また、 中小零細規模をはじめとする宿泊施設での人手不足が深刻な状況であること から在留資格の要件を緩和する必要がある。 さらに、ワーキングホリデー制度については、宿泊施設だけでなく、訪日 旅行需要に連なる幅広い産業分野での外国人人材の獲得の一助となることか ら、対象国の拡充を検討すべきである。 また、観光産業の生産性向上や効率化を図る上でICTの活用は非常に有 効となることから、これを最大限に活用すべく、観光立国推進協議会は、観 光産業とICT業界との連携、協力を図る。 -8- 3.地方創生に資する観光地域づくり、国内観光の振興 (1)広域観光周遊ルート等の形成・発信 各地域の策定主体は、歴史や美術、芸術、伝統・文化、農林水産資源を最 大限に活用し観光地としての魅力を創出するとともに、無料公衆無線LAN 環境の整備や多言語対応、観光案内機能などの受入環境を整備し、世界に通 用する広域観光周遊ルートを形成し、国内外からの交流拡大による地域経済 の活性化を図るべきである。なお、具体的な成果を上げるためには、引き続 き国の強力なサポートが必要である。 (2)来訪者が地域の魅力を体感し、再び訪れたくなる観光地域づくり 国が日本版DMOの推進に予算を配分し、強力に取り組みを推進されてい ることは魅力ある観光地域づくりの形成において大変重要である。引き続き、 長期的な観点から日本版DMOや国内観光振興のための十分な予算を確保す べきである。 特に、全国各地で日本版DMOを主導的に推進できる人材が不足している とともに組織が未成熟であることから、人材育成にあたっては十分な研修予 算を長期的に確保すべきである。また、国や自治体は、主導的な組織の育成 について、地域の観光協会や商工組織等の協力を前提として、組織や財源強 化を強力に支援すべきである。 (3)世界に通用する地域資源の磨き上げ 地域独自の魅力は、地域ならではの様々な体験や生活様式など、地域に根 ざした要因によるところが大きく、そのためには、官民が一体となり、従来 の観光産業だけでなく、地域の特性を持った他産業との連携・協力を図り、 地域資源を磨き上げることによって、国際競争力の高い、魅力ある滞在型の 観光地づくりを推進する必要がある。 国や自治体は、魅力ある空間の形成について、並木や公園など緑ある空間 の整備を促進する施策を検討すべきである。 (4)豊かな農山漁村、日本食、食文化の魅力 豊かな農山漁村の魅力向上については、官民が一体となり、日本食や日本 の食文化について、それぞれの魅力をさらに磨き上げるとともに、海外に対 する強力な情報発信が必要である。 また、国や自治体は、農山漁村の魅力向上を支える人材の活力アップに結 びつく、観光による活性化に向けた支援策や誘導策を検討すべきである。 -9- (5)観光振興による被災地の復興支援 東日本大震災以降、国をはじめ自治体や関係団体・企業により様々な観光 による復興支援の取り組みが行われ、訪日外国人旅行者の被災地への旅行需 要は震災前の水準に回復しつつあるが、依然として日本の旅行者総数から見 ると大変低い割合である。2016年は震災から5年という節目の年を迎え ることから、官民が一体となり、国内外からの旅行者の拡大を図るため、風 評被害を払拭するためのプロモーションの展開、MICEの誘致や被災地ツ アーの造成など次のステップの東北の観光復興に向けて強力に取り組むべき である。 東北地域の中でも特に福島県については中国や韓国など諸外国への食品の 輸出において大幅な制限を受けており、福島県産の食品輸出に関する要件緩 和に関して、諸外国に継続的な要請をすべきである。また、福島第一原子力 発電所の事故に関連して、国内外における放射能に関する正しい理解の促進 と風評被害の払拭に向け継続的に取り組む必要がある。 (6)日本の魅力を活かした船旅の活性化 船旅の活性化には、外国人旅行者の訪日手段及び国内の交通手段の利便性 を確保する必要がある。特に首都圏の玄関口である羽田空港から都心部への アクセスについて舟運の活性化を図り、航路申請の簡略化や船舶整備への支 援、航路維持管理(浚渫等)の推進を図るべきである。 また、定期航路事業者が定期航路の運航を行いつつ、予備船を活用して、 様々な観光クルーズ商品を造成しやすくするための施策を講じる必要がある。 なお、国内の船旅については、船会社や観光関係者の努力により全国で様々 な取組みが行われており、自治体とも連携し、「せとうちサイクルーズ PA SS」のような瀬戸内海海域6県にまたがる広域的な取組も進められている が、さらなる利用促進を図るためには、官民が一体となり強力に取り組む必 要がある。 (7)レンタカーによるドライブ観光の活性化 訪日旅行者の増加に伴い、外国人のレンタカー利用が増加していることか ら、レンタカーによるドライブも増加傾向にある。国は、交通標識の改善等 基本的な設備整備も必要であるが、訪日外国人旅行者向けの国内運転と交通 安全教育ツールの整備、多言語カーナビゲーションシステムの普及促進など 外国人旅行者にとってドライブをしやすい環境づくりにも取り組むべきであ る。 - 10 - (8)鉄道の旅の魅力向上 鉄道の旅については、国や自治体、旅行会社等がJRをはじめとする鉄道 会社との密接な連携を図り、観光列車等の取り組みを一層推進するとともに 海外への情報発信をさらに強力に行う必要がある。具体的には日本政府観光 局(JNTO)のビジット・ジャパン事業により、特徴的な観光列車や観光 パスによる周遊ルートを海外メディアで発信するなど、あらゆる場面を通じ て認知度を高め誘客を促進する必要がある。 (9)テーマ別観光に取り組む地域のネットワーク化による新たな旅行需要の堀 り起こし 国内外に日本の豊かな観光資源の魅力を訴求する際には、いくつかのテー マに分類した切り口を設けて資源を分類することが効果的である。国や自治 体は、世界遺産や産業観光等の歴史的な価値や文化的な意義を共通する地域 をテーマ別に分類し、これらのテーマ別観光に取り組む地域のネットワーク 化によって新たな観光需要を掘り起こすことが必要であり、そのための事業 を推進するべきである。 また、官民が一体となり、陸上ルートだけでなく海上ルートも活用し、新 たな交通アクセスとして位置づけるとともに、民間レベルで組織されている 北前船寄港地フォーラムのようなストーリー性の高い観光ルートの形成、促 進を図るべきである。 (10)国民の旅行振興に向けた意識醸成・環境整備 官民が一体となり、まとまった休暇を楽しむ社会的風土の醸成に取り組む 必要がある。わが国における有給休暇の取得率は先進諸国と比べても低く、 また公休日も完全取得には至っておらず、その代休の消化においては極めて て低いのが現状である。また長期連休の取得もゴールデンウィークやお盆、 年末年始といったピークに偏在し、その結果、公共交通機関、高速道路、観 光地等の混雑や旅行代金の高止まりといった国民が旅行の効用を最大限に享 受できる環境にあるとは言い難い。観光立国実現を掲げる上でわが国の国民 がこうした休暇を活用し、国内旅行を行うことによってわが国の文化、歴史、 自然と触れ合うことは極めて重要である。また20代未満の旅行離れも懸念 されるところであり、官民が一体となり、長期連続休暇の取得促進、取得時 期の分散化、連続休暇取得の頻度向上、公休日の完全消化ならびに有給休暇 以外の目的別休暇(リフレッシュ休暇、永年勤続休暇等)の浸透と消化率向 上、旅行活性化のための制度や風土醸成、長期連続休暇に対応できる観光地 域づくりについて、それぞれの観点から休暇改革・旅行需要の活性化を議論 すべきである。 - 11 - 4.先手を打っての「攻め」の受入環境整備 (1)空港ゲートウェイ機能の強化、出入国手続の迅速化・円滑化 首都圏空港の機能強化という面では、増加する訪日外国人に対応する受け 入れ環境整備をはじめ、さらに訪日外国人を羽田からの国内線ネットワーク を活用し地方へ送客することで地域経済活性化に寄与させることが重要であ る。特に需給が逼迫している羽田空港について、飛行経路をはじめ様々な点 から国において抜本的な見直しが必要である。具体的には、都心部上空通過 を含む飛行経路の見直し、発着枠増に伴う空港処理能力の更なる向上、空港 におけるレンタカー利用の利便性の向上、最先端技術を活用した多言語対応 や各種サービスの充実を検討すべきである。さらに、羽田空港におけるビジ ネスジェットの需要は旺盛でありこの観点からも更なる発着枠の拡充をすべ きである。 成田空港においては弾力的な運用による離発着回数の拡充を図り、将来に 向けた新滑走路の整備も検討していくべきである。 地方空港においては安定的な地方ネットワークの維持・拡充を図る為、補 助金や着陸料の軽減を検討すべきである。 出入国手続の迅速化・円滑化という面では、CIQのさらなる体制強化を すべきである。近年の急激な訪日外国人客の増加により入国手続きのスピー ドが追い付かず、季節によっては非常に時間を要している。また、深夜早朝 発着の航空便が増加していることから、入国者が増える時期は職員を増員す るなど、なお一層の体制づくりを進める必要がある。具体的には、出入国管 理の時間延長、案内・誘導を含む体制の強化、出入国手続きのIT化の推進、 自動化ゲートの対象範囲の拡大、さらに自動化ゲート利用者への免税販売制 度の周知強化についても推進すべきである (2)宿泊施設の供給確保 民泊については、国家戦略特区において施行の動きもあるが、民泊と従来 の宿泊業との共存を図るために必要な法制度やルールを早急に整備すべきで である。その際、民泊の利用者の生命や財産、安全が担保されないこともあ り、さらに不法滞在など犯罪の温床になることが懸念されること、また、騒 音問題やごみの投棄問題などを巡って外国人観光客と近隣住民とのトラブル 発生も想定されることから、国は関係団体をはじめとする利害関係者のコン センサスを得ながら、適切に対応する必要がある。 制度設計に当たっては、上述の利用者の安全・安心を担保するためにも、 民泊を仲介する事業者に対する適切な対策を検討すべきである。 また、地域によっては、宿泊施設が不足している状況もあり、宿泊施設の 新設を促進する規制緩和や制度改正についても併せて検討すべきである。 - 12 - (3)貸切バスの供給確保、貸切バスによる路上混雑の解消 貸切バス車両及び乗務員が不足しており、修学旅行や遠足、大型クルーズ 船の受け入れ等において手配が困難となるケースが散見している。国は貸切 バス車両及び乗務員の確保を図るため、貸切バスの営業区域の弾力化や繁閑 に対応できる柔軟な運用を検討すべきである。さらに、地域によっては外国 人観光客向けをはじめとして貸切バスの需給が逼迫しており、安全性の確保 を前提として車両及び乗務員の確保を促進するような対策が必要である。 加えて、アジアからの訪日バスツアーは数日にわたるものが多く、フェリ ーの利用を行程に組み込むことにより、運転者の休養確保が可能となるとと もに、長距離のバスツアーを催行することが容易になることから、国におい ては、バス運転者についてもトラック運転者と同様、フェリー乗船時間全体 を休息期間とする制度改正について検討すべきである。 また、多数の外国人旅行者が訪れる有名観光地においては、オンシーズン は観光バスによる渋滞が発生していることから、国や自治体においては観光 バスによる路上混雑解消のため、主要駅及び空港等だけでなく貸切バスの乗 降が集中する地域においても、貸切バス専用の乗降スペース等の確保に早急 に対応すべきである。 (4)通訳案内士制度の見直しによる有償通訳ガイドの供給拡大等 国による試験回数や会場の柔軟な対応に加え、地域限定通訳案内士の認定 などの通訳案内士増加促進の取り組みがなされているが、通訳案内士不足を 解消するためには、特区を設けた対応には限界があることから、抜本的な対 策が必要である。 一方で、中国語、韓国語、タイ語の通訳案内士の不足が顕著であり、不足 状態が継続すると外国人添乗員による不適切な案内など通訳案内士の資格を 持たないガイドの増加が想定されることから、通訳案内士以外の案内行為に ついてチェックを強化すべきである。 - 13 - (5) 「地方ブロック別連絡会」を最大限に活用した、地域における受入環境整備 に係る現状・課題の把握と迅速な課題解決 大都市と地方都市では訪日外国人の受入環境整備の状況が大きく異なって いる。この格差の解消を図るためには、国や自治体による各種支援策が必要 である。具体的には、バリアフリー化や無料公衆無線LAN導入地域における 認証連携の簡素化、ピクトグラムの活用を含めた多言語対応の強化などがある。 また、外国人の診療体制の整備については、不慮の事故等に対応できるよう な人材育成・配置と病院や自治体、宿泊施設等によるネットワーク化を早急に 構築すべきである。 (6)多言語化対応の強化 空港、駅・車両、道路、旅客船ターミナルにおける多言語対応について は、「観光立国実現に向け多言語対応の改善・強化のためのガイドライン」に 基づき、国において統一された共通の外国語表示をさらに整備すべきである。 また、官民が一体となり、外国人旅行者と接する現場の従業員の外国語能 力を底上げすべきである。 現在、国や自治体・民間ベースで開発が進められている多言語翻訳アプリ・ ナビゲーションや地図についての活用を一層促進する必要がある。また、民 間ベースで多言語表示が進められているが、予算的な制約から長期的な対応 にならざるを得ない状況にある。この取り組みを促進、加速するため、国や 自治体のさらなる支援が必要である。 (7)無料公衆無線LAN環境の整備促進など、外国人旅行者向け通信環境の整 備 無料公衆無線LAN環境が十分でないことから、外国人旅行者の不満も多 数聞かれる。また、外国人旅行者向けアプリケーションやWebサイトを開 発する事業者においては、無料公衆LANを活用して店舗等の位置情報や商 品情報の発信等もなされていることから、官民が一体となり無料公衆無線L AN環境の整備をさらに促進すべきである。 また、無料公衆無線LANの整備にあたり、各事業者間の連携と統一的な プロモーションを推進すべきである。 加えて、SIMカードやモバイルWi‐Fiルーターについての施策も推 進していくべきである。 - 14 - (8)公共交通機関による快適・円滑な移動のための環境整備 ICカード・企画乗車券の利便性向上を図るとともに、鉄道施設のバリア フリーや多言語表示、案内表示、ICカード等の全国的な普及が急務である。 これについては、基本的に民間事業者が主として整備すべきであるが、企画 乗車券等の設定及び同業他社との連携強化策の実施などについては、国や自 治体が支援協力すべきである。 また、訪日外国人旅行者からは、国内の移動に関わる交通事業者ごとの乗 車券購入の手間や交通費の問題が指摘されており、訪日外国人旅行者向けの 鉄道、飛行機、バスなどの主要交通機関共通のパスなどについて官民が一体 となり検討すべきである。さらに、これらの共通パスの設定については、国 内利用者向けにも検討が必要である。 美術館、博物館、観光施設等と相互利用可能な共通パスの導入については、 英国の「イングリッシュ・ヘリテージパス」やスイスの「スイス・パス」の ようなシステムの導入を検討すべきである。そのため、国が主導してコンソ ーシアム的に連携する協議の場を設ける必要がある。 空港アクセスについては、24時間空港における深夜・早朝のアクセス改 善が急務であり、さらなる国や自治体の支援が必要である。また、一部の地 方空港においては、空港アクセスのための交通手段や運行本数が少ないこと から、訪日外国人旅行者にとっても不便な空港が少なくない。官民が一体と なり空港アクセスのネットワーク化と拡充を図るべきである。 外国人が利用しやすいタクシーサービスについて、米国発祥のスマホアプ リを使ったタクシーサービス「UBER」が話題となっているが、UBER はタクシー事業者ではなく、マッチングサービス事業者であり、運転手の安 全対策などにおいて様々な課題も散見されることから、国において早急に実 態把握すると共に、対応策を検討すべきである。 (9)「クルーズ 100 万人時代」実現のための受入環境の改善 世界のクルーズ人口は2000万人以上と言われ、アジアの需要増大が顕 著である。今後、多くのクルーズ客船に寄港してもらうためには、埠頭など の港湾施設の整備について国や自治体による投資が必要である。 また、羽田空港跡地開発が検討されているが、羽田空港旅客ターミナルか ら船着場までの動線の整備について検討すべきである。 クルーズ人口を拡大させるためには、外航クルーズ客船を誘致するだけで はなく、国内の船会社が国内の産業として、宿泊型のクルーズ客船事業を振 興する施策を強化すべきである。 - 15 - (10)外国人旅行者の安全・安心確保 災害等の対応について正確かつわかりやすい情報を発信するため、国にお いて観光危機管理に関する取り組みを強化するとともに、自治体に対するコ ンサルティングが必要である。 また、外国人旅行者の不慮の怪我・病気への対応について、日本への旅行 時に海外旅行保険への加入を促進するなど、非常時の安全確保について検討 すべきである。さらに、法令遵守、危機管理上の観点から、ランドオペレー ターについて登録制度を検討すべきである。 さらに、ツアーオペレーター品質認証制度はツアーオペレーター業界の品 質を向上させ、旅行商品の質を上げることにより外国人旅行者の満足度を高 めることを目的に導入されたものであるが、国や自治体は各々が実施する招 聘事業において、この品質認証会社をさらに活用すべきである。 (11)観光案内拠点の充実、外国人旅行者への接遇向上等 国や自治体は、地方空港においても観光案内所の設置を推進すべきである。 また従来、観光案内所においては、主に交通機関、宿泊施設、観光施設に関 する案内がなされてきたが、今後は地域の歴史や文化等をきちんと説明でき る体制づくりや人材の配置についても検討すべきである。 - 16 - 5.外国人ビジネス客等の積極的な取り込み、質の高い観光交流 (1)外国人ビジネス客の取り組み強化 国は、CIQにおけるVIP向けの有料送迎サービスやあらかじめ登録さ れた国際会議の参加者等を対象とした専用レーンの設置などのサービスにつ いて、積極的に検討すべきである。 (2)MICEに関する取組の抜本的強化 国による積極的な誘致戦略がとられ、特にCE分野では成果も上がってき ているところであるが、MI分野については、さらに積極的に取り組む必要 がある。また、日本政府観光局(JNTO)による強力なコンサルティング のほか、世界に通用するCMP(Certified Meeting Professional)の人材 育成も必要である。また、インセンティブ部分においては、日本独自のメニ ューを開発する必要がある。 開催場所については、ユニークべニュー活用のため、消防法、食品衛生法 に対する課題の解決策の検討も必要である。 MICE開催には多額の資金も必要になることから、開催費用補助や、特 に誘致競争段階で金額設定等の速やかな判断など、柔軟な運用も必要であり、 主催者への寄付金に対する手続きの簡素化なども検討すべきである。 (3)質の高い観光交流の促進 官民が一体となり、質の高い豊かな日本文化体験ができる観光を目指す必 要がある。日本の各地域においては季節ごとに豊かな食材の料理や祭りをは じめ、イベントや伝統芸能等が数多く存在している。地域色豊かな食や産品、 伝統芸能等の歴史・文化資源を観光に活用し、国内外への情報発信を強化す べきである。 - 17 - 6.リオデジャネイロ大会後、2020 オリンピック・パラリンピック及びその後を見 据えた観光振興の加速 (1)オリンピック・パラリンピックをフルに活用した訪日プロモーション ロンドンオリンピック・パラリンピックは、世界中の約48億人が視聴し たとされる。東京オリンピック・パラリンピックでは国や日本政府観光局(J NTO)が牽引役となり、官民が一体となった強力な訪日プロモーションを 実施すべきである。また、オリンピック・パラリンピック開催効果を地方へ 波及させるためには、事前プロモーションにおいて地方の観光や文化の情報 発信をさらに強化すべきである。 また、2016年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック大会後 から開催されるオリンピック・パラリンピック関連イベントにおいて、官民 が一体となり、2020オリンピック・パラリンピック大会開催国としての 歓迎イメージともに、日本各地の様々な観光魅力を積極的に発信することが 不可欠である。 (2)全国各地での文化プログラムの開催 2019年京都のICOM世界大会(世界博物館大会)など今後各地で文 化プログラムが開催されることから、国や自治体においてもこのような文化 プログラムに対する支援や協力をすべきである。 また、東京オリンピック・パラリンピックに向けて国内外の関係者が参加 するスポーツプログラムが各地で開催されることから、スポーツプログラム に対しても、国や自治体の支援や協力が不可欠である。 (3)オリンピック・パラリンピックを機に訪日する外国人旅行者の受入環境 整備 2016年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック大会後から日 本各地で各種プログラムが開始され、2019年のラグビーワールドカップ を経て東京オリンピック・パラリンピック大会を迎えるというタイトなスケ ジュールとなる。外国人旅行者の受入環境整備を行うにあたり官民がこのス ケジュールに見合ったスピード感、スケジュール感を持って進める必要があ る。 - 18 - (4)オリンピック・パラリンピック開催効果の地方への波及 東京オリンピック・パラリンピック大会の前年より、プレ五輪などの諸イ ベントが開催されることから、期間中の首都圏でのMICE会場不足は現実 的な問題となっている。この機会を好機としてMICEの地方開催を促進す ることが重要であるが、MICE主催者にとって集客面等においてマイナス 面も存在することから、国や自治体は財政面も含めた支援を検討すべきであ る。 海外からの観光客や選手が国内の多くの地域を訪れることが可能となるよ う、都道府県を中心に市町村の情報も含め国内の合宿施設等をデータベース 化し情報を提供する準備が進められているが、国はこうした取り組みに十分 配慮し、合宿等が全国に分散されるよう取り組むべきである。 (5)オリンピック・パラリンピック開催を契機としたバリアフリー化の加速 社会環境のバリアフリー化という側面では、日本は欧米と比較して大きく 遅れを取っている。東京オリンピック・パラリンピック開催を契機として、 官民が一体となり、障害者のみならず、子供からお年寄りまで様々なハンデ ィキャップをもった人々にとって優しいユニバーサルデザインの普及と幅広 い環境整備を強力に推進すべきである。 - 19 - (順不同) 観光立国推進協議会 委員長 公益社団法人 日本観光振興協会 副委員長 全国知事会 副委員長 全国市長会 副委員長 公益社団法人 京都市観光協会 副委員長 日本政府観光局(JNTO) 副委員長 一般社団法人 全国旅行業協会 副委員長 一般社団法人 日本経済団体連合会 副委員長 日本百貨店協会 副委員長 独立行政法人 日本貿易振興機構 副委員長 一般社団法人 日本ホテル協会 副委員長 一般社団法人 日本旅館協会 副委員長 一般社団法人 日本旅行業協会 委員 一般財団法人 アジア太平洋観光交流センター 委員 株式会社オリエンタルランド 委員 一般財団法人 休暇村協会 委員 一般社団法人 九州観光推進機構 委員 九州旅客鉄道株式会社 委員 一般財団法人 国際観光サービスセンター 委員 公益社団法人 国際観光施設協会 委員 一般社団法人 国際観光日本レストラン協会 委員 サービス・ツーリズム産業労働組合連合会 委員 株式会社ジェイティービー 委員 株式会社ジェーシービー 委員 四国ツーリズム創造機構 委員 四国旅客鉄道株式会社 委員 株式会社資生堂 委員 ジャパニーズ・イン・グループ - 20 - 委員 新関西国際空港株式会社 委員 スズキ株式会社 委員 全国観光土産品連盟 委員 一般社団法人 全国空港ビル協会 委員 全国商工会連合会 委員 全国町村会 委員 一般社団法人 全国農協観光協会 委員 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会 委員 一般社団法人 全国レンタカー協会 委員 全日本空輸株式会社 委員 一般社団法人 全日本シティホテル連盟 委員 一般財団法人 地域活性化センター 委員 一般財団法人 地域伝統芸能活用センター 委員 中国地域観光推進協議会 委員 中部(東海・北陸・信州)広域観光推進協議会 委員 中部国際空港株式会社 委員 定期航空協会 委員 株式会社電通 委員 東海旅客鉄道株式会社 委員 東京海上ホールディングス株式会社 委員 公益財団法人 東京観光財団 委員 東京地下鉄株式会社 委員 株式会社東芝 委員 東北観光推進機構 委員 東レ株式会社 委員 中日本高速道路株式会社 委員 成田国際空港株式会社 委員 西日本高速道路株式会社 委員 西日本旅客鉄道株式会社 委員 NPO 法人 日本エコツーリズム協会 - 21 - 委員 一般社団法人 日本オートキャンプ協会 委員 一般社団法人 日本温泉協会 委員 一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会 委員 一般社団法人 日本外航客船協会 委員 一般社団法人 日本観光通訳協会 委員 日本空港ビルデング株式会社 委員 日本航空株式会社 委員 公益財団法人 日本交通公社 委員 公益財団法人 日本交通文化協会 委員 日本国際観光学会 委員 一般社団法人 日本コンベンション協会 委員 公益財団法人 日本サイクリング協会 委員 一般社団法人 日本自動車連盟 委員 公益財団法人 日本修学旅行協会 委員 日本商工会議所 委員 一般社団法人 日本ショッピングセンター協会 委員 日本チェーンストア協会 委員 一般社団法人 日本添乗サービス協会 委員 公益財団法人 日本ナショナルトラスト 委員 公益財団法人 日本博物館協会 委員 公益社団法人 日本バス協会 委員 一般財団法人 日本ファッション協会 委員 日本ヘルスツーリズム振興機構 委員 一般財団法人 日本ホテル教育センター 委員 一般社団法人 日本ホテルバーメンズ協会 委員 一般社団法人 日本民営鉄道協会 委員 一般財団法人 日本ユースホステル協会 委員 一般社団法人 日本旅客船協会 委員 公益財団法人 日本レクリエーション協会 委員 株式会社博報堂 - 22 - 委員 東日本高速道路株式会社 委員 東日本旅客鉄道株式会社 委員 株式会社ファミリーマート 委員 公益社団法人 委員 北海道旅客鉄道株式会社 委員 三井住友カード株式会社 委員 三菱 UFJ ニコス株式会社 委員 ユーシーカード株式会社 委員 一般財団法人 ロングステイ財団 委員 スターツコーポレーション株式会社 委員 日本郵便株式会社 委員 一般社団法人 日本ショッピングツーリズム協会 委員 信金中央金庫 委員 グーグル株式会社 委員 トリップアドバイザー株式会社 委員 株式会社サニーサイドアップ 委員 株式会社セレスポ 委員 株式会社コンベンションリンケージ 委員 東京急行電鉄株式会社 委員 ソフトバンク株式会社 北海道観光振興機構 - 23 -
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