平成26年2月27日 各 位 株式会社みちのく銀行 「新現金管理システム」の稼働について みちのく銀行(頭取 髙田 邦洋)は、営業店窓口における現金の入出金事務の効率化と堅確化 のため、「新現金管理システム」を稼働させました。 「新現金管理システム」は、ローレルバンクマシン株式会社(本社 が提供する出納システムと、株式会社日立製作所(本社 東京都/社長 東京都/執行役社長 池邊 孟) 中西 宏明)が提 供する営業店システム(勘定系システム)をオンライン連携させたものです。 当行は、平成24年4月からスタートした第三次中期経営計画の中における重点戦略のひとつ として、「窓口業務革新」を掲げ、「窓口営業力の強化」を目指しております。 今回の「新現金管理システム」の導入により、現金の入出金に関する事務処理を効率化すること で、窓口を事務処理の場からセールスの場へと転換するとともに、サービス品質・利便性の更な る向上を目指してまいります。 記 1.「新現金管理システム」について 「オープン出納システム(※1)」 、 「自動精査機能付き現金バス(※2)」 、「システムキュ ーブ(※3)」をネットワーク連携で接続するとともに、オープン出納システムと営業店シ ステム(勘定系システム)をオンライン連携させました。 これにより、勘定処理と出納処理との同時処理が可能となり、金額相違などによる現金 事故の発生を未然に防止することができるようになったほか、単独での出納処理が可能と なり、出納事務の効率化・堅確化が図られました。 また、営業店の金庫室に保管していた通帳・証書・現金などの重要物の保管・管理につ いては、「システムキューブ」の導入により、さらに堅確な管理が可能となりました。 (*1)現金の出し入れ、および有高を管理するための機器 (*2)帯封紙幣・包装硬貨を保管し、有高を管理するための機器 (*3)収納庫に電気錠を組み込んだ、セキュリティ機能付キャビネット 2.「新現金管理システム」の導入店と稼働日 (1) 「オープン出納システム」と「自動精査機能付き現金バス」については、営業店システ ムの更改に合わせ、平成25年10月末までに、東京支店と出張所(4ヵ店)を除く全 営業店(97ヵ店)に導入しました。 (2)「システムキューブ」については、二戸支店(平成25年4月導入)、石江支店(平成 25年11月導入)の2ヵ店に導入しており、今後、導入対象店舗を拡大していく予定 です。 3.「新現金管理システム」の主な特徴 (1)「オープン出納システム(SmartAxis[スマートアクシー])」の機能 ①省スペース設計による事務スペースの有効活用 ②待機時に消費電力をカットするエコ機能 ③入金した紙幣・硬貨を出金用としてフルリサイクル ④15インチタッチパネルの採用による視認性・操作性の向上 ⑤自動精査機能付き (2)「自動精査機能付き現金バス」の機能 ①保管した帯封紙幣、包装硬貨の数量を自動精査 ②入出金時に必要な収納庫だけを開錠し、作業後は自動施錠 ③個人認識による開錠で操作者を限定 (3)「システムキューブ」の機能 ①金庫室を不要とし、キャビネットの様な手軽さで高度なセキュリティーレベルを確保 ②オープン出納システムとのネットワーク連携でシステムキューブの有高も一元管理 ③システムキューブには現金のほか、通帳、証書、重要書類等も格納可能 ④現金格納部へはオープン出納経由でアクセスするため現金管理の厳格化が可能 以上
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