2016年11月 月次レポート - ベイビュー・アセット・マネジメント

投資者の皆さまへ
1
-1-
-1-
B
Baayyvviieew
日本
本株
株式
式ロ
ロン
ング
グシ
w日
ショ
ョー
ート
トフ
ファ
ァン
ンド
ド
追加型投信/国内/株式/特殊型(ロング・ショート型)
【月次レポート】 作成基準日: 2016年12月30日
ベイビュー・アセット・マネジメント株式会社
ファンドの特色

20年超の日本株式運用実績を持つファンド・マネージャー、佐久間 康郎率いる運用チームが担当

10年以上のトラック・レコードを有する、日本株式ロング・ショート運用
(買い持ちであるロングと、売り持ちであるショートを組み合わせた運用)

Bayview日本株ロングショート マザーファンドを通じて、新たなステージを迎えた日本株式市場で、
資産保全を最優先しつつ、積極的に収益を追求
運用状況 (2016 年 12 月 30 日現在)
<基準価額の推移: 日次>
(百万円)
20,000
16,000
分配金込み基準価額(左軸)
15,000
18,000
TOPIX配当込み(左軸)
日経225(左軸)
14,000
16,000
純資産総額(右軸)
14,000
13,000
12,000
12,000
10,000
8,000
11,000
6,000
10,000
4,000
9,000
2,000
8,000
2013/7/31
0
2014/1/31
2014/7/31
2015/1/31
2015/7/31
2016/1/31
2016/7/31
注記: 上記グラフは、設定日の前営業日を10,000として指数化したグラフです。上記の指数化した分配金込み基準価額の推移は、分配金を非課税で再投資したものとして算出した、信
託報酬及び実績報酬控除後の価額を用いて計算しております。従って実際の投資家利回りとは異なる場合があります。また、換金時の費用・税金等は考慮しておりません。
TOPIX配当込み及び日経225は、ブルームバーグのデータを使用しております。当ファンドはTOPIX配当込み及び日経225をベンチマークとするものではありません。過去の実績
は将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
<パフォーマンス・サマリー>
2013年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
Bayview
TOPIX配当込み
日経225
7月
8月
9月
10月
11月
12月
年間
0.13%
-1.47%
-1.30%
-2.24%
2.70%
8.68%
-2.95%
0.02%
-0.19%
5.40%
0.77%
3.60%
-0.92%
14.33%
-1.45%
-2.04%
7.97%
-0.88%
9.31%
4.02%
17.46%
2014年
Bayview
TOPIX配当込み
日経225
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
年間
-0.59%
-6.26%
-8.45%
-0.94%
-0.71%
-0.49%
1.09%
0.20%
-0.09%
-0.54%
-3.36%
-3.53%
1.69%
3.36%
2.29%
2.25%
5.27%
3.62%
-0.01%
2.13%
3.03%
-1.59%
-0.86%
-1.26%
1.51%
4.51%
4.86%
0.92%
0.56%
1.49%
1.85%
5.75%
6.37%
-2.91%
-0.07%
-0.05%
2.61%
10.27%
7.12%
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
年間
1.77%
0.54%
1.28%
3.42%
7.71%
6.36%
0.35%
2.06%
2.18%
-2.18%
3.22%
1.63%
2.55%
5.08%
5.34%
-1.14%
-2.42%
-1.59%
3.67%
1.79%
1.73%
-1.43%
-7.36%
-8.23%
-4.30%
-7.51%
-7.95%
-1.28%
10.42%
9.75%
0.08%
1.42%
3.48%
-1.51%
-1.93%
-3.61%
-0.32%
12.06%
9.07%
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
年間
2015年
Bayview
TOPIX配当込み
日経225
2016年
設定来
年率
リターン
Bayview
-2.86%
-2.10%
1.63%
-3.14%
0.63%
-1.07%
-1.25%
-1.15%
0.48%
1.01%
3.09%
-0.09%
-4.89%
-1.07%
TOPIX配当込み
-7.44%
-7.96%
-9.34%
-8.51%
4.83%
4.57%
-0.49%
-0.55%
2.93%
3.41%
-9.59%
-9.63%
6.18%
6.38%
0.55%
1.92%
0.34%
-2.59%
5.31%
5.93%
5.49%
5.07%
3.47%
4.40%
0.31%
0.42%
10.72%
9.82%
日経225
注記: パフォーマンスの計測には、分配金を非課税で再投資したものとして算出した、信託報酬及び実績報酬控除後の価額を用いております。従って実際の投資家利回りとは異なる場合が
あります。TOPIX配当込み及び日経225は、ブルームバーグのデータを使用しております。当ファンドはTOPIX配当込み及び日経225をベンチマークとするものではありません。過去の
実績は将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
1/9
投資者の皆さまへ
<分配実績>
<基準価額・純資産総額>
2016/12/30
前月末
前月末比
基準価額
9,004円
9,012円
-8円
純資産総額(百万円)
1,002
1,078
-76
直近の分配実績(円)
基準価額
分配実績
決算日
(分配落ち後)(円) (税引前)(円)
第1期~第5期 累計
10,129
330
2013/7/31~2014/11/25
第6期~第10期 累計
9,057
365
2014/11/26~2016/2/25
第11期 2016/5/25
8,832
0
第12期 2016/8/25
8,545
0
第13期 2016/11/25
9,005
0
設定来累計
695
注記: 基準価額は、分配金、信託報酬、及び実績報酬控除後です。過去の
実績は将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありませ
ん。
<基準価額の騰落率>
過去1ヶ月間
過去のパフォーマンス
TOPIX
ファンド
日経225
配当込み
-0.09%
3.47%
4.40%
注記: 累計期間の基準価額は、それぞれ期末のデータを使用しています。
<運用資産構成比>
過去3ヶ月間
4.03%
14.95%
16.20%
運用資産
比率
過去6ヶ月間
2.04%
23.15%
22.72%
Bayview 日本株ロングショート マザーファンド
98.17%
過去1年間
-4.89%
0.31%
0.42%
コール・ローン等、その他
1.83%
過去3年間
-2.72%
23.96%
17.33%
合計
100.00%
設定来
-3.61%
41.72%
37.81%
注記: 比率は純資産総額に対する比率です。
注記: 決算期に収益分配があった場合のファンドのパフォーマンスは、分
配金を非課税で再投資したものとして算出した収益率です。従って
実際の投資家利回りとは異なる場合があります。TOPIX配当込み及
び日経225は、ブルームバーグのデータを使用しております。当ファ
ンドはTOPIX配当込み及び日経225をベンチマークとするものでは
ありません。過去の実績は将来の運用成果を示唆あるいは保証す
るものではありません。
<設定日・決算日>
設定日
2013/7/31
決算日
毎年2月、5月、8月及び11月の25日
(該当日が休日の場合は、翌営業日)
マザーファンドの運用状況 (2016 年 12 月 30 日現在)
マザーファンド純資産総額:3,257.0 百万円
<基準価額の推移: 月次>
22,000
マザーファンド
TOPIX配当込み
日経225
20,000
18,000
16,000
14,000
12,000
10,000
8,000
6,000
2002/7/12
2004/6/30
2006/6/30
2008/6/30
2010/6/30
2012/6/29
2014/6/30
2016/6/30
注記: 上記グラフは、マザーファンドの設定日(2002年7月15日)の前営業日を10,000として指数化したグラフです。上記の指数化した基準価額の推移は、マザーファ
ンドの信託報酬及び実績報酬控除前の価額を用いて計算しております。TOPIX配当込み及び日経225は、ブルームバーグのデータを使用しております。マ
ザーファンドはTOPIX配当込み及び日経225をベンチマークとするものではありません。過去の実績は将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではあり
ません。
<パフォーマンス・サマリー>
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
-2.57%
-11.01%
-4.00%
-6.44%
-2.21%
12.99%
13.36%
-11.11%
-40.62%
7.62%
0.96%
-17.00%
20.86%
54.41%
-42.12%
19.04%
-3.01%
-17.34%
22.94%
56.72%
Bayview
(マザーファンド)
-0.38%
10.97%
19.17%
22.97%
7.51%
TOPIX配当込み
-16.91%
25.19%
11.34%
45.23%
3.02%
日経225
-19.08%
24.45%
7.61%
40.24%
6.92%
-11.13%
2014年
2015年
2016年
設定来
リターン
Bayview
(マザーファンド)
5.81%
3.55%
-2.79%
80.96%
TOPIX配当込み
10.27%
12.06%
0.31%
90.84%
日経225
7.12%
9.07%
0.42%
80.30%
注記: パフォーマンスの計測には、信託報酬及び実績報酬控除前の価額を用いて計算しております。TOPIX配当込み及び日経225は、ブルームバーグのデータを使用しておりま
す。当ファンドはTOPIX配当込み及び日経225をベンチマークとするものではありません。過去の実績は将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
2/9
投資者の皆さまへ
<ショート(売り)ポジション TOP10>
<ロング(買い)ポジション TOP10>
コード
銘柄名
業種
比率
業種
比率
6367
ダイキン工業
自動車・機械
2.90%
情報・通信
1.62%
7974
任天堂
テクノロジー
2.34%
小売・サービス
1.57%
4739
伊藤忠テクノソリューションズ
情報・通信
2.33%
建設・不動産
1.51%
9684
スクウェア・エニックス・ホールディングス
情報・通信
1.83%
テクノロジー
1.40%
4901
富士フイルムホールディングス
基礎素材
1.77%
テクノロジー
1.37%
1.31%
7730
マニー
テクノロジー
1.75%
小売・サービス
9432
日本電信電話
情報・通信
1.72%
小売・サービス
1.31%
6503
三菱電機
テクノロジー
1.70%
小売・サービス
1.29%
7867
タカラトミー
テクノロジー
1.68%
小売・サービス
1.29%
5108
ブリヂストン
自動車・機械
1.60%
小売・サービス
1.22%
注記: 比率は純資産総額に対する比率です。尚、業種は、東証33業種をベースにした当社独自の分類を使用しております(後述の対照表をご参照下さい)。
<ロング及びショート エクスポージャー>
90.0%
エクスポージャー 組入れ銘柄数
70.0%
ロング
50.0%
58.71%
56銘柄
株価
指数先物
0.00%
-
30.0%
10.0%
58.71%
株式
ショート
-10.0%
-30.0%
-50.0%
ロング
ショ ート
ネット
-70.0%
2016年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
-37.52%
株式
-37.52%
36銘柄
株価
指数先物
0.00%
-
グロス
96.24%
ネット
21.19%
注記: ロング及びショート エクスポージャーは、当月を含む過去12ヶ月間の推移を表示しております。グロス・エクスポージャー:ロング・サイド及びショート・サイドの組入れ比
率を合算した、株式及び株価指数先物取引等の総組入れ比率。株価指数先物取引等を活用する為、信託財産の純資産総額を超える場合があります。ネット・エクス
ポージャー:ロング・サイドの組入れ比率からショート・サイドの組入れ比率を差し引いた、ネットの株式及び株価指数先物取引等の組入れ比率。
<セクター別 エクスポージャー>
テクノロジー
情報・通信
ヘルスケア
小売・サービス
自動車・機械
建設・不動産
基礎素材
金融
運輸・公益事業
株価指数先物
<時価総額別 エクスポージャー>
ロング
ショート
ネット
14.62%
10.73%
0.71%
10.59%
9.87%
2.63%
4.44%
2.68%
2.43%
0.00%
8.85%
2.12%
0.00%
13.54%
3.07%
5.00%
1.76%
1.19%
1.99%
0.00%
5.77%
8.61%
0.71%
-2.94%
6.80%
-2.37%
2.67%
1.50%
0.44%
0.00%
ロング
ショート
ネット
2,000億円未満
17.51%
7.70%
9.81%
2,000億円以上
1兆円未満
17.82%
22.05%
-4.23%
1兆円以上
23.38%
7.77%
15.61%
株価指数先物
0.00%
0.00%
0.00%
加重平均
時価総額
1兆8,594億円
8,048億円
注記: 比率は純資産総額に対する比率です。
注記: 比率は純資産総額に対する比率です。尚、業種は、東証33業種をベースにした当
社独自の分類を使用しております(後述の対照表をご参照下さい)。
<ご参照:東証 33 業種と当社独自分類の対照表>
<リスク・リターン>
幾何平均
リターン
標準偏差
マザーファンド
4.18%
TOPIX配当込み
日経225
週次リターン
当社業種分類
東証33業種
テクノロジー
電気機器、精密機器、その他製品
情報・通信
情報・通信業
シャープ・
レシオ
最大値
最小値
平均値
ヘルスケア
医薬品
8.29%
0.49
4.63%
-4.00%
0.08%
小売り・サービス
水産・農林業、食料品、小売業、卸売業、サービス業
4.57%
21.50%
0.21
16.45%
-18.36%
0.09%
自動車・機械
ゴム製品、機械、輸送用機器
4.16%
22.23%
0.18
15.94%
-19.04%
0.08%
建設・不動産
建設業、不動産業
基礎素材
鉱業、繊維製品、パルプ・紙、化学、石油・石炭製品、
ガラス・土石製品、鉄鋼、非鉄金属、金属製品
注記: リスク・リターンの計測には、週次リターンを使用しております。幾何平均リターン及び標準偏差は、設定来のデータを
年率換算しております。シャープ・レシオの計測には、リスク・フリー・レートとして日本政府短期証券の利率を使用して
おります。TOPIX配当込み及び日経225は、ブルームバーグのデータを使用しております。
3/9
金融
銀行業、証券・商品先物取引業、保険業、その他金融業
運輸・公益事業
電気・ガス業、陸運業、海運業、空運業、倉庫・運輸関連業
投資者の皆さまへ
運用担当者のコメント
◆市場動向
当月の株式市場は上昇しました。前月末のOPEC(石油輸出国機構)減産合意を受けて、月初から原
油高となったことや、米国の長期金利上昇を背景に円安が進展したことが好感され、日本株は強含ん
でいます。中旬にFRB(米国連邦準備制度理事会)が利上げを決定した後は、利上げペースが加速すると
の見方が広がり円安が一段と進み、株価は続伸しました。年末にかけて、利益確定売りに押され上値
の重い展開となりましたが、最終的にTOPIX(配当込み)は+3.47%、日経平均は+4.40%となっています。
◆運用状況
当月の当ファンドの基準価額は-0.09%となりました。個別銘柄動向を分析すると、ロング・サイ
ド(*)では、製品販売が好調に推移するヤーマン(6630)、在庫削減が進み業績拡大が見込まれるマニー
(7730)、業績底入れ期待や円安を背景に買われたジャパンディスプレイ(6740:個別銘柄投資事例に別
記)が上昇しました。しかし、巨額減損損失が報道された東芝(6502)や、人気ゲームの新作「スーパー
マリオラン」がユーザーの期待に届かなかった任天堂(7974)が下落し、同サイドの寄与度(*)は+1.66%
に留まりました。ショート・サイド(*)では、運営するサイトに不適切な記事を掲載したと批判された
ディー・エヌ・エー(2432)や、利益確定売りに押された船井電機(6839)が値下がりしてプラスに寄与
した一方、米国のインフラ投資拡大に伴う建機需要の増加見込みと円安が株価を押し上げたタダノ
(6395)、タイ金融事業会社の転換社債引受による含み益が期待されたJトラスト(8508)、業績は低調な
がら配当利回りの高さが評価されたオンワードホールディングス(8016)が値上がりして足枷となり、
同サイドの寄与度は-1.57%となりました。
尚、前月の相場急騰を経て当月は過熱感が強まっていたことから、短期的な調整リスクを警戒し
てショート・サイドを積み増し、ネット・エクスポージャー(*)を引き下げました。また個別銘柄の入
れ替えについては、ロング・サイドでは、商船三井(9104)や野村ホールディングス(8604)の利益確定
売りを実施する一方、液晶事業の拡大やコスト削減効果が期待されるシャープ(6753)、ファンダメン
タルズが良好ながら株価の出遅れ感が強いと判断したラオックス(8202)やペプチドリーム(4587)を新
規に組入れています。ショート・サイドでは、値下がりしたクックパッド(2193)を買い戻して利益を
確定した他、事業基盤の強化により業績回復が予想されるJトラストをカバーしました。他方、上述し
たディー・エヌ・エー、パチンコ機の販売台数が伸び悩んでいるSANKYO(6417)、業績回復への期待が
過度に織り込まれていると判断したエイチ・アイ・エス(9603)を新規に組入れています。最終的に、
ネット・エクスポージャーは前月末の27.60%から当月末に21.19%に低下し、グロス・エクスポージャ
ー(*)は同89.90%から96.24%に拡大しました。
◆2016年の総括
2016年の日本株式市場は小幅上昇でした。年初は、中国株の暴落や原油安を背景に投資家心理が
悪化し、世界的な株安となりました。1月下旬に、日銀が史上初のマイナス金利導入を発表すると株価
は一旦反発したものの、その後は円高の進展により企業業績への懸念が強まり、また欧州金融機関に
対する信用不安や英国のEU(欧州連合)離脱決定を受けて、株価は軟調に推移しています。しかし夏場
以降は、投資家のリスク回避姿勢が緩和し、株価は反発を始めました。そして11月に米国の大統領選
挙でトランプ氏が勝利すると、同氏が掲げる政策への期待から米国株が急騰、日本株も大幅に値上が
りして年前半の下落分を取り戻し、最終的に年間でTOPIX(配当込み)は+0.31%、日経平均は+0.42%とな
っています。
年間の当ファンドの基準価額は、-4.89%でした。2016年は、総じて海外マクロ動向及び株式需給
によって株価が大きく変動し、特に年央は物色動向が激しく入れ替わりました。こうした状況下、フ
ァンダメンタルズ分析に基づく銘柄選別が機能せずアルファの獲得に苦戦し、ロング・サイドでは、
ジャパンディスプレイやペプチドリーム等の貢献はあったものの、年間寄与度は+0.05%に留まりまし
た。ショート・サイドでも、トクヤマ(4043)やじげん(3679)等が足枷となり、同サイドの年間寄与度
は-2.80%となっています。最終的に、ファンド全体ではマイナス・リターンと、不本意な結果になり
ました。
◆今後の運用方針
日本株式市場については、1月20日のトランプ新大統領就任を前に調整売りが出る可能性はありま
すが、その後は決算発表が本格化し2017年度業績予想が織り込まれる5月上旬にかけて上昇基調が続く
と予想しています。当ファンドでは、日経平均は循環物色を続けながら21,000円程度まで上値余地が
あると考えています。ドル円を約115円と仮定すると、2017年度予想EPS(*)は1,300円程度となり、
PER(*)16倍としても21,000円は十分に射程圏内です。
2016年度は、円高やマイナス金利に苦しめられた企業が外需・景気敏感セクター(*)を中心に多く
みられましたが、足下では状況が反転しており来期の大幅増益が期待できます。従って、外需・景気
4/9
投資者の皆さまへ
敏感株が内需・ディフェンシブ株(*)よりも選好され易い状況が続くでしょう。但し、事業構造改革や
資本政策に対する企業姿勢により選別物色が進み、同一セクター内でもパフォーマンス格差が広がる
とみており、ファンダメンタルズ分析に基づく銘柄選別を行う当ファンドにとってはアルファ獲得機
会が増加すると予想しています。
株式需給面では、足下で外国人投資家が日本株への投資を積極化しています。外国人投資家はア
ベノミクス相場での買い越し分の大半を2016年前半に売却した後、米国大統領選後は一転して買い越
しに転じました。11月第2週から当月第2週までに約2兆円を買い越していますが、2016年は約3兆7,000
億円を売り越しており、まだ買い余力はありそうです。
こうした環境下、当ファンドではロング・サイドで来期に向けて業績改善が見込まれる外需・景
気敏感株を中心に個別要因で業績を拡大できる銘柄を組入れる方針です。ショート・サイドでは、高
い業績成長が期待し難い内需・ディフェンシブ株等に着目します。また、トランプ次期米国大統領の
発言等により株価が大きく調整する局面では、ショート・サイドで株価指数先物も活用して機動的な
エクスポージャー・コントロールを行う考えです。
◆個別銘柄投資事例 (ロング・サイド)
ジャパンディスプレイ (6740)
当ファンドでは、9月中旬に150円近辺で、ジャパンディスプレイへ投資を開始しました。同社は
産業革新機構主導の下、ソニー(6758)、東芝、日立製作所(6501)の中小型ディスプレイ事業が統合し
て設立されたディスプレイ・メーカーで、2014年に東証1部へ上場しました。売上高の8割以上がスマ
ートフォン向けであり、売上高の5割以上がApple社向けの液晶ディスプレイです。
上場後、スマートフォン市場全体の成長鈍化により同社の業績は急速に悪化し、今期も最終赤字
となる見通しです。更に、Apple社が来年発売する新モデルに、ジャパンディスプレイの商品化目途が
ついていない有機ELディスプレイを全面的に採用するとの見方が強まっており、液晶ディスプレイに
特化している同社の経営は行き詰まるのではないかとの思惑が高まりました。一時的な業績不振に留
まらず、技術革新の致命的な遅れや資金繰りに対する懸念が広がり、年初に約350円だった株価は、当
ファンドが投資する直前の8月には140円を割り込む水準まで下落しました。ほぼ全てのセルサイド・
アナリストが事実上の「売り」推奨で、株価は経営破綻リスクを織り込む状況でした。
しかし、目まぐるしいスピードで技術革新が進むテクノロジー業界において、2~3年先の業界環
境を正確に予想することは困難ですが、今後1年先を見た場合、産業革新機構が同社をあっさりと見放
して資金繰りが破綻することはあり得えないと、当ファンドは考えました。また、Apple社の新モデル
で有機ELディスプレイが全面採用されるという見方についても、当ファンドは懐疑的です。現在、ス
マートフォン向け有機ELディスプレイの量産化に成功しているのは、韓国のサムスン電子だけです。
初めて採用する有機ELディスプレイの調達をサムスン電子1社に依存するのはリスクが高く、現実的で
はないでしょう。また、巷では低消費電力、広視野角、曲面ディスプレイが作れるといった有機ELの
液晶に対する優位性ばかりが強調されていますが、現時点で、消費電力について液晶に対する優位性
はありません。そして、製品寿命、そして何よりコスト面では液晶が圧倒的に優れています。有機EL
が液晶を凌駕する為に解決すべき技術的課題は多数あります。更に、同社が開発したフルアクティブ
型液晶ディスプレイは、画面を折り畳むことができるなど技術面で優位性があり、近い将来において
有機ELが液晶に全面的に切り替わる可能性はほぼないと言えるでしょう。こうした理由から、経営破
綻リスクを織り込んだ株価水準は割安と判断し、同社への投資を行いました。
その後、11月に発表された中間決算では、有機ELを採用していた中国スマートフォン・メーカー
が、性能やコストに不満を持ち同社の液晶に切り替える動きが広まっていることも確認できました。
また、Apple社の「iPhone7」の販売も底堅く推移しており、同社の受注や売上に追い風が吹いている状
況です。更に、2年前より注力してきたリストラの効果発現や円高修正が加わり、これまで低迷を続け
ていた業績は2016年度上期をボトムに、来期にかけてV字回復を達成できる可能性が高まっています。
こうした期待を織り込み、同社の株価は中間決算発表から当月末までに約74%高騰して、リターンに貢
献しています。
当月、同社は筆頭株主の産業革新機構から転換社債や劣後債で750億円の支援を受けました。この
資金を活用し、パナソニック(6752)とソニーの有機ELパネル事業統合会社であるJOLEDを連結子会社化
して、今後の成長に向けて有機ELの事業化も加速させる考えです。株価急騰を経て、転換社債の転換
価格や希薄化リスクが意識され上値はやや重くなるかもしれません。しかし、当ファンドでは業績回
復が鮮明になるに連れてもう一段の上昇余地があると考え、継続保有する方針です。
※ (*)については、[用語解説]をご参照下さい。
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投資者の皆さまへ
[用語解説(五十音順)]
・ EPS: 1株当たり利益
・ PER: 株価収益率
・ 外需・景気敏感セクター: 自動車株や機械株等、海外事業の収益が大きい業種の株式や、
素材株等、景気動向に左右され易い業種の株式
・ 寄与度: リターンへの損益貢献を示す指標(マザーファンド・ベース)
・ グロス・エクスポージャー: ロング・サイドの組入れ比率+ショート・サイドの同比率
(マザーファンド・ベース)
・ ショート・サイド: 売り持ちポジション
・ 内需・ディフェンシブ株: 食品株や医薬品株、公益株など主な事業基盤が国内にある銘柄や、
景気動向に左右され難い業種の株式
・ ネット・エクスポージャー: ロング・サイドの組入れ比率-ショート・サイドの同比率
(マザーファンド・ベース)
・ ロング・サイド: 買い持ちポジション
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投資者の皆さまへ
お申込みメモ
購入単位
購入価額
購入代金
換金単位
換金価額
換金代金
申込締切時間
換金制限
購入・換金申込受付の中止
及び取消し
信託期間
繰上償還
決算日
収益分配
信託金の限度額
公告
運用報告書
課税関係
販売会社が別に定める単位 ※詳しくは販売会社までお問い合わせください。
購入申込受付日の翌営業日の基準価額
販売会社が指定する期日までにお支払いください。
販売会社が別に定める単位
換金申込受付日の翌営業日の基準価額から信託財産留保額を控除した額
換金申込受付日から起算して、原則として5営業日目からお支払いします。
原則として申込受付日の午後3時まで
信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口の換金申込には制限を設ける場合があり
ます。
委託会社は、金融商品取引所等における取引の停止、その他やむを得ない事情がある
ときは、購入・換金申込受付を中止することができます。
平成30年11月26日まで(平成25年7月31日設定)
委託会社は次のいずれかの場合、事前に受益者の意向を確認し、受託会社と合意のう
え、信託契約を解約し、信託を終了させること(繰上償還)ができます。
・ 受益権口数が10億口を下回った場合
・ 信託契約を解約することが受益者のために有利であると認めるとき
・ やむを得ない事情が発生したとき
毎年2月、5月、8月及び11月の各25日(休業日の場合は翌営業日)
年4回の決算時に収益分配方針に基づいて収益分配を行います。
ただし、分配対象額が少額の場合は分配を行わないこともあります。
※販売会社との契約によっては、収益分配金の再投資が可能です。
100億円を上限とします。
電子公告の方法により行い、ホームページ【http://www.bayview.co.jp/】に掲載します。
6ヶ月毎(5・11月の決算後)及び償還後に交付運用報告書を作成し、原則として、あらか
じめ届出を受けた住所に販売会社よりお届けいたします。
課税上は株式投資信託として取扱われます。
税金の取扱いの詳細については、税務専門家等にご確認されることをお勧めします。
ファンドの費用
投資者が直接的に負担する費用
購入時手数料
信託財産留保額
購入申込受付日の翌営業日の基準価額に申込口数を乗じて得た額に、3.78%(税抜
3.5%)を上限として販売会社が定める手数料率を乗じて得た額です。
※詳しくは販売会社までお問い合わせください。
換金申込受付日の翌営業日の基準価額に対して、0.3%の率を乗じて得た額をご負担い
ただきます。
投資者が信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用
(信託報酬)
成功報酬
その他の費用・手数料
日々の信託財産の純資産総額に対して年率2.2356%(税抜2.07%)を乗じて得た額としま
す。
※配分(税抜)については以下の通りとします。
委託会社
販売会社
受託会社
1.25%
0.75%
0.07%
ハイ・ウォーター・マーク超過分の21.6%(税抜20%)
監査費用ならびに組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料を信託財産で
ご負担いただきます。これらの費用は運用状況等により変動するため、事前に料率・上
限額等を示すことができません。
※ 運用管理費用、諸費用等は日々計上され、毎計算期間末または信託終了のときに信託財産中から支払われます。売買委託手
数料はその都度信託財産から支払われます。
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投資者の皆さまへ
投資リスク
当ファンドは、マザーファンド受益証券への投資等を通じて、株式などの値動きのある有価証券
に投資し、有価証券先物取引等を活用することがありますので、ファンドの基準価額は変動します。
従って、投資者の皆さまの投資元金は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を
被り、投資元金を割り込むことがあります。ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆さまに帰
属します。また、投資信託は預貯金と異なります。ご投資をされる際には投資信託説明書(交付目論見
書)をお渡ししますので必ず内容をご確認の上、ご自身でご判断下さい。
◆ファンドの主なリスク
ファンドは、主に国内の株式に投資しますので、以下のような要因の影響により基準価額が変動
し、下落した場合は、損失を被ることがあります。下記は、ファンドにおける基準価額の変動要因の
すべてではなく、他の要因も影響することがあります。
株価変動リスク
ロング・ショート戦略
固有のリスク
信用リスク
一部解約による資金流出等
に伴うリスク
その他の留意事項
一般に株価は、個々の企業の活動や一般的な市場・経済の状況、国内および国際的な
政治・経済情勢等に応じて変動します。従って、当ファンドに組入れられる株式の価格
は短期的または長期的に下落していく可能性があり、これらの価格変動または流動性に
予想外の変動があった場合、重大な損失が生じる場合があります。
当ファンドは売建て(ショート・ポジション)取引を行いますので、売建てた株式等が値上
がりした場合、基準価額が下落する要因となります。また、ロング・ポジションおよびショ
ート・ポジションの双方で損失が生じた場合、通常のファンドにおける損失よりも大きくな
る可能性があります。
組入れられる株式や債券等の有価証券やコマーシャル・ペーパー等短期金融商品は、
発行体に債務不履行が発生あるいは懸念される場合には価格が下がることがあり、ま
た、投資資金を回収できなくなることがあります。
大量の解約があった場合、解約代金を手当てするため保有有価証券を売却しなければ
ならないことがあり、その際には市場動向や取引量等の状況によって、基準価額が大き
く変動することがあります。当ファンドはマザーファンドの受益証券への投資を通じて運
用を行いますので、同じマザーファンドに投資するベビーファンドに追加設定・解約等に
伴う資金変動があり、その結果マザーファンドにおいて売買等が生じた場合等には、当
ファンドの基準価額に影響が及ぶ場合があります。
システムリスク・市場リスクなどに関する事項
証券市場は、世界的な経済事情の急変またはその国における天災地変、政変、経済事
情の変化、政策の変更もしくはコンピューター・ネットワーク関係の不慮の出来事などの
諸事情により閉鎖されることがあります。このような場合、一時的に換金等ができないこと
もあります。また、これらにより、一時的にファンドの運用方針に基づく運用ができなくな
るリスクなどもあります。
※ 基準価額の変動要因(投資リスク)は、上記に限定されるものではありません。
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投資者の皆さまへ
販売会社情報一覧表
ファンド名称:Bayview 日本株式ロングショート ファンド
商号
登録番号等
加入協会
金融商品取引業者
日本証券業協会/
関東財務局長(金商)第 181 号
一般社団法人日本投資顧問業協会
水戸証券株式会社
金融商品取引業者
島大証券株式会社※
日本証券業協会
北陸財務局長(金商)第 6 号
金融商品取引業者
ふくおか証券株式会社
日本証券業協会
福岡財務支局長(金商)第 5 号
金融商品取引業者
田原証券株式会社※
日本証券業協会
東海財務局長(金商)第 15 号
日本証券業協会/
一般社団法人金融先物取引業協会/
金融商品取引業者
楽天証券株式会社
日本商品先物取引協会/
関東財務局長(金商)第 195 号
一般社団法人第二種金融商品取引業協会/
一般社団法人日本投資顧問業協会
※ 取次契約に基づき、株式会社だいこう証券ビジネスから募集及び販売の取扱い等に係る業務を受託しています。
本資料にかかる留意事項
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本資料は、投資信託の運用状況を開示する為に、運用会社であるベイビュー・アセット・マネジメント株式
会社が作成したものです。
本資料は弊社が信頼性が高いとみなす情報等に基づいて作成しておりますが、その正確さを保証するも
のではなく、本資料に記載された情報を使用することによりお客様または第三者が被った損害等を補償す
るものではありません。
本資料に記載された内容は表記時点でのものであり、将来変更されることがあります。
本資料で示した運用実績は過去のものであり、将来の運用成果をお約束するものではありません。
当ファンドの投資信託説明書(交付目論見書)のご請求・お申し込みは、販売会社までお願いいたします。
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