科目名 美術論(美術史) 開設学校名 岐阜大学 講師 教育学部 初回予定日 授業時間 主会場 聴講方法 野村 幸弘 教授 2016 年 4 月 12 日 毎週火曜日 岐阜大学 1 時限目 8 時 45 分開始 10 時 15 分終了 柳戸キャンパス 全学共通教育棟 102 教室 ・対面授業 ・eラーニング 科目内容 美術というと、 「絵を描くこと」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ここでは、美術作品を徹 底的に「見ること」を学びます。その意味で、この講義は美術史学の入門的な性格をもっています。 美術作品は、各個人が自由に見ていいのですが、作品には「見方」があります。その「見方」を学ぶ ことで、美術作品がいかに多くのことを語りかけてくるかに気づくにちがいありません。美術作品は、 たんなる趣味や楽しみだけでなく、じつは、宗教や思想、経済、社会状況、情緒・感情などと密接な 関係にあり、人間が世界をいかに認識しているかを示しています。ですから、美術作品の「見方」を 学ぶことは、人間や世界を知ることにつながるのです。そのような考え方で、次の項目に沿いながら、 美術作品の面白さと重要性を理解できるよう、平易に講義します。 注意事項 ・eラーニングには、wmv 形式の映像ファイルを視聴できるパソコン環境が必要です。 ・参考文献:これならわかるアートの歴史 J.ファーマン 東京書籍 西洋美術への招待 田中英道監修 東北大学出版会 授業の開催日程 回 日付 講義テーマ 第 1回 4 月 12 日 比較という方法 第 2回 4 月 19 日 比較の効用 第 3回 4 月 26 日 イコノロジーについて 第 4回 5 月 10 日 建築の様式について 第 5回 5 月 17 日 彫刻の様式について 第 6回 5 月 24 日 絵画の様式について 第 7回 5 月 31 日 時代様式について 第 8回 6月7日 地域の様式について 第 9回 6 月 14 日 かたちの継承性 第 10 回 6 月 21 日 かたちの普遍性 第 11 回 6 月 28 日 遠近法について 第 12 回 7月5日 陰影法について 第 13 回 7 月 12 日 聖から俗へ 第 14 回 7 月 19 日 芸術家と作品の関係 第 15 回 7 月 26 日 作品とその環境
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