プロジェクト型授業成果報告書 『ジュニアスポーツ ジュニアスポーツ支援 支援プロジェクト ジュニアスポーツ 支援プロジェクト』 プロジェクト 天野フレッシュマンセミナー 天野フレッシュマンセミナー ソフォモアセミナー 1.大学生のビジネスアワードへの参加 2.競技別の動体視力(周辺視)調査 1.本年度の活動報告 ①大学生のビジネスアワードへの参加 ②競技別の動体視力(周辺視)調査 ③身体の見方勉強会 特に肩関節の異常をチェックする検査法について学んだ 夏休みから継続中 ④中高女子バスケット選手のジャンプ能力測定支援 ✓12 名の生徒に対して日本体育大学で行われた測定を手伝った ✓左図:ジャンプ評価指数 Rjindex の結果 ⑤ジュニアエアロビック選手の体力測定支援 学会発表のための集計を手伝った 第 22 回日本バイオメカニクス学会(8 月、札幌) 日本体育学会第 63 回大会(9 月、神奈川) 第 25 回日本トレーニング科学会大会(12 月、滋賀) 2.ゼミメンバー フレッシュマンセミナー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 学籍番号 21212056 21212059 21212060 21212062 21212063 21212064 21212066 21212067 21212068 21212076 学生氏名 佐川 吉春Jr 佐藤 彩 佐藤 広基 佐藤 貴仁 佐藤 三友紀 真田 佳祐 三本松 吉成 塩澤 奈津美 志賀 将斗 関田 優子 ソフォモアセミナー 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 学籍番号 21112005 21112027 21112034 21112041 21112049 21112058 21112069 21112077 21112084 21112087 21112092 21112109 21112132 21112158 学生氏名 秋山 実咲 大川 将平 小平 浩崇 神沼 大祐 京谷 明徳 甲田 希美 佐藤 亜音 清水 大地 高荷 諒 髙村 日和 滝原 沙貴 箱守 沙織 松村 歩 和田 紗弥佳 3.大学生のビジネスアワードへの参加 (1)概要 「大学生のベースボールビジネスアワード」とは、 読売新聞社が主催しているもので、若者や団塊の世 代の集客に結びつくビジネスモデルを大学生が考え て提案するというものです。私達の先輩も 2 年前に 参加したそうです。私たちは次のような企画を作成し、 応募しました。 テーマは、野球場が立地している場所という視点 から野球場に行くということを考えてみました。 すなわち、伝統的スポーツである野球の競技場は、 都市の中心にあることから、そこには、歴史的な意味 があると考えられます。そこで、単に野球の観戦だけ に留まらず、野球場に行くと言うことを、その地を訪 ねるということと組み合わせた、ビジネスモデルを提 案いたしました。 今回は特に団塊の世代向けの企画にしました。 同時に、すべてのツアーは、孫と一緒にまわるツアーにもしたててあります。 (2)事業説明 ①野球観戦前のミニツアー 開場前 3~4 時間前に集合し、ミニツアー後、東京ドームに入場する。 1.野球という最も国民的なスポーツが栄える基盤としての 平和について、世代を超えていっしょに 考えるツアー (2 時間程度) 東京ドームが建っている土地は、もともとは陸軍東京砲兵工廠があったところである。この工場自 体は太平洋戦争の前に閉鎖されたが、太平洋戦争との関係は深い。そして大戦のという多くの犠 牲を払った歴史の上に、今の平和が築かれているのである。また、多くの野球選手が戦争によりそ の貴重な命を失っている。私達は、野球を大いに楽しみたい。この平和を永遠に守っていく決意を 込めて、楽しんで、楽しんで、楽しみたい。野球にはその力があると信じている。これらを胸に刻む ツアー。 ①礫川(れきせん)公園 東京都戦没者霊苑 (休憩所:遺品展示室) 諸工伝習所跡記念碑 (小石川陸軍工科学校跡) 小石川トンネル射撃場跡 ②小石川後楽園 東京砲兵工廠跡地記念碑 弾丸製造器部品 ③東京ドームホテル 東京砲兵工廠の基礎煉瓦 ④鎮魂の碑 ⑤野球博物館 「戦没野球人」モニュメント 礫川公園 小石川後楽園 『明治4年(1871年)に建設された旧日 本帝国陸軍東京砲兵工廠跡の基礎レン ガ昭和12年(1937年)旧後楽園球場建 設の際は、基礎のあまりの強固さにグラウ ンド部分は取り除くのを見合わせていたが、 平成12年(2000年)竣工の東京ドームホ テル建設を進めるにあたり、地下5M の深 さより出土、採取。現在地は旧後楽園球 場のセンター位置にあたる』だそうです。 東京ドームホテルの裏手、プリズムホールとの間に 展示されている煉瓦のかたまり。 追悼と題された碑には、遺族代表 石丸 藤吉氏の戦死した弟さんの無念さが刻ま れています。涙なくして読むことはできな いこの文章に、本当に平和の尊さが刻み 込まれていました。 私達は、平和を当たり前と思わず、永遠 に楽しく野球ができる社会を築き、守って 行きたいと思います。戦争ではないけれど も、いじめもなども楽しい社会ではありませ ん。この碑を、もっと多くの人に知ってもらいたいし、訪れてもらいたいと思います。この企画が実現 し、子ども達にも、大好きな野球を通してもっと平和について考えてもらえたらいいですね。 戦争に散華した選手の霊を慰めるために建立されたものです。プロ野球創設時から、大東京の 代表、あるいはリーグの指導者として、その目で選手を送り、また、戦死の悲報を受け止めた、セン トラル・リーグ鈴木龍二会長(当時)の悲願が、下田コミッショナー(当時)をはじめ、有志各位の協 力を得て、1981年4月に旧後楽園球場脇に建立されました。1988年3月に東京ドームの完成にと もない現在の場所に移設されました。 野球博物館ホームページより 2.スポーツを行う前提としての健康、特に養生について考えるツアー(2 時間程度) 次に、スポーツを行う前提としての健康、特に養生について 考えるツアーの企画です。東京ドー ムが建っている場所は、かつての小石川養生所と隣接しているという縁(えにし)から、養生としての 健康を考えるツアーを考えました。 私たちのゼミでは、養生についての勉強もしていますので、このような発想も取り入れてます。 この企画でも、小石川気功院院長の羽根先生にお世話になりました。本企画のメインターゲットが 団塊の世代であることから、養生について考えるという提案はなじみやすいと思います。 3.野球の故郷(ふるさと)を訪ねるツアー (4 時間程度:ウォーキングツアー) 神保町・学士会館敷地内 「日本野球発祥の地」の碑 最後に、日本野球発祥の地などをたずねる、野球の故郷(ふ るさと)を訪ねるツアーもあります。 ②事業内容の第二番目は、先の養生ツアーに組み合わせて行うもので、赤ひげ養生弁当の提供 です。野球場のボリューム満点のお弁当は団塊の世代の人々には重たいと思います。さらに、時間 の関係で詳しく説明できませんが、図にありますように赤ひげ養生弁当の位置づけは極めて複合 的でおもしろいものだと考えます。 1.赤ひげ養生弁当 東京ドーム内で販売されている弁当は、 多種多様で魅力的である。しかしながら、そ の多くは若者向けで、高齢者に適した弁当 は少ないと思われる。今回の企画のターゲ ットが団塊の世代であることから、先の養生 ツアーとも絡ませて、高齢者向けという範疇 を飛び越えて、養生に結びつけた「赤ひげ 養生弁当」の提供を企画した。 赤ひげ(小川笙船)先生の没後 250 年(2009 年)を記念して、小石川気功健康会が企画し、赤ひ げ養生会が制作した赤ひげ養生弁当のパッケージ。赤ひげ先生の小遣い帳載っている食材が用 いられた和漢養生弁当となっている。 2.お子さま養生ランチ 先の「赤ひげ養生弁当」は、大人向けである。しかし、本ツアーには子ども(孫)も参加するので、 子ども向け(小学校低学年を想定)の養生弁当の制作を考えた。そこで、羽根先生から食材の提案 をいただき、私達で試作してみた。ネーミングも子どもになじみやすいように「お子さま養生ランチ」 としてみた。 左上 右上 ノンフライ大学芋・黒糖スティック 野菜あんかけ豆腐 韓国海苔巻きまぐろ ウズラの卵添え 2 食のプチトマト添え 左下 右下 豆乳寒天 海苔巻き(韓国風) いなり寿司、ひじきと青菜入り
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