招 集 ご 通 知 - インテージホールディングスは

42 回
第
定 時 株 主 総 会
招 集 ご 通 知
日 時
平成26年6月20日
(金曜日)
午前10時
受付開始時刻
平成26年6月20日
(金曜日)
午前9時15分から
議決権行使期限
平成26年6月19日
(木曜日)
午後5時30分まで
目 次
1
招集ご通知
5
株主総会参考書類
5
第1号議案
剰余金処分の件
6
第2号議案
定款一部変更の件
7
第3号議案
取締役6名選任の件
11
第4号議案
補欠監査役1名選任の件
12
第5号議案
取締役等に対する業績連動型
株式報酬の額及び内容決定の件
15 事業報告書
39 連結計算書類
53 計算書類
61 監査報告書
67 (ご参考)
インテージグループレポート
証券コード:4326
株主各位
証券コード4326
平成26年6月5日
東京都千代田区神田練塀町3 番地
インテージ秋葉原ビル
株式会社インテージホールディングス
代表取締役社長 宮首 賢治
第42回定時株主総会招集ご通知
拝啓 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
さて、当社第42回定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席くださいますようご通知申
しあげます。
なお、当日ご欠席の場合は、以下のいずれかの方法により議決権をご行使いただくことができますので、
後記の株主総会参考書類をご検討のうえ、議決権をご行使くださいますようお願い申しあげます。
【議決権行使書による議決権行使】
同封の議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示いただき、平成26年6月19日
(木曜日)
午後5時
30分までに到着するよう、ご返送ください。
【インターネットによる議決権行使】
後記の
「インターネットによる議決権行使のご案内」
をご参照のうえ、インターネットにより議決権行使サ
イト
(http://www.evote.jp/)
にアクセスいただき、同封の議決権行使書用紙に表示された
「ログイン
ID」
及び
「仮パスワード」
をご利用のうえ、画面の案内にしたがって平成26年6月19日
(木曜日)
午後5時30
分までに、議案に対する賛否をご入力ください。
敬 具
記
日 時
平成26年6月20日
(金曜日)
午前10時
場 所
東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2階秋葉原コンベンションホール
(末尾の会場ご案内図をご参照ください。)
1
目的 事 項
報告事項
1.第42期
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
事業報告の内容、連結計算書類の内
容並びに会計監査人及び監査役会の連結計算書類監査結果報告の件
2.第42期
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
計算書類の内容報告の件
決議事項
第1号議案 剰余金処分の件
第4号議案 補欠監査役1名選任の件
第2号議案 定款一部変更の件
第5号議案 取締役等に対する業績連動型
第3号議案 取締役6名選任の件
株式報酬の額及び内容決定の件
招 集にあたっての決定 事項
(1)
議決権行使書による方法とインターネットによる方法の両方で議決権をご行使された場合は、イン
ターネットによる方法を有効といたします。
(2)
インターネットによる方法で複数回議決権をご行使された場合は、最後の議決権行使を有効とい
たします。
(3)
議決権の不統一行使を行う株主様は、株主総会の日の3日前までに、書面をもってその旨及び理
由をご通知くださいますようお願い申しあげます。
以 上
当日ご来場の際には、同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますようお願い申しあげます。
また、代理人によるご出席の場合は、委任状を議決権行使書用紙とともに会場受付にご提出ください。なお、
代理人の資格は、当社の議決権を有する他の株主1名様限りとさせていただきます。
お知らせ
株主総会参考書類、事業報告、連結計算書類、計算書類につき、修正すべき事項が生じた場合には、当社
ホームページ
(http://www.intageholdings.co.jp)
にて、修正後の内容を開示いたします。
2
インターネットによる議決権行使のご案内
インターネットにより議決権を行使される場合は、下記事項をご確認のうえ、行使していただ
きますようお願い申しあげます。
当日ご出席の場合は、郵送(議決権行使書)又はインターネットによる議決権行使のお手続き
はいずれも不要です。
1.議決権行使サイトについて
1 インターネットによる議決権行使は、パソコン、スマートフォンまたは携帯電話(iモード、EZweb、
Yahoo!ケータイ)※から、当社の指定する議決権行使サイト(http://www.evote.jp/)にアクセスして
いただくことによってのみ実施可能です。(ただし、毎日午前2時から午前5時までは取り扱いを休止し
ます。)
※「iモード」は㈱NTTドコモ、「EZweb」はKDDI㈱、「Yahoo!」は米国Yahoo! Inc.の商標または登録商
標です。
2 パソコン又はスマートフォンによる議決権行使は、インターネット接続にファイアーウォール等を使用さ
れている場合、アンチウイルスソフトを設定されている場合、proxyサーバーをご利用の場合等、株主様
のインターネット利用環境によっては、ご利用できない場合もございます。
3 携帯電話による議決権行使は、iモード、EZweb、Yahoo!ケータイのいずれかのサービスをご利用くだ
さい。また、セキュリティ確保のため、暗号化通信(SSL通信)及び携帯電話情報の送信が不可能な機種
には対応しておりません。
4 インターネットによる議決権行使は、平成26年6月19日(木曜日)の午後5時30分まで受け付けいたし
ますが、お早めに行使していただき、ご不明な点等ございましたらヘルプデスクへお問い合わせくださ
い。
3
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 1ページ (Tess 1.40 20131220_01)
2.インターネットによる議決権行使方法について
1 上記の議決権行使サイト(http://www.evote.jp/)において、同封の議決権行使書用紙に記載された
「ログインID」及び「仮パスワード」をご利用いただき、画面の案内に従って賛否をご入力ください。
2 株主様以外の方による不正アクセス( “なりすまし” )や議決権行使内容の改ざんを防止するため、ご利用
の株主様には、議決権行使サイト上で「仮パスワード」の変更をお願いすることになりますのでご了承く
ださい。
3 株主総会の招集の都度、新しい「ログインID」及び「仮パスワード」をご通知いたします。
3.複数回にわたり行使された場合の議決権の取り扱い
1 郵送とインターネットにより、重複して議決権を行使された場合は、インターネットによる議決権行使の
内容を有効として取り扱わせていただきますのでご了承ください。
2 インターネットにより、複数回にわたり議決権を行使された場合は、最後に行使された内容を有効とさせ
ていただきます。またパソコン、スマートフォン及び携帯電話で重複して議決権を行使された場合も、最
後に行使された内容を有効とさせていただきます。
4.議決権行使サイトへのアクセスに際して発生する費用について
議決権行使サイトへのアクセスに際して発生する費用(ダイヤルアップ接続料金・電話料金等)は、株主
様のご負担となります。また、携帯電話をご利用の場合は、パケット通信料・その他携帯電話利用による
料金が必要になりますが、これらの料金も株主様のご負担となります。
以
上
システム等に関するお問い合わせ
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部(ヘルプデスク)
電話 0120-173-027
(受付時間 9:00~21:00、通話料無料)
4
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 2ページ (Tess 1.40 20131220_01)
株主総会参考書類
第1号議案 剰余金処分の件
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の最重要課題のひとつとして位置づけてお
り、グループ経営の成果であります連結業績をベースに、配当と内部留保のバランスを考慮し
た利益配分を行うことを基本的な考え方としております。配当につきましては、連結配当性向
25%を目安にしており、内部留保資金につきましては、当社グループの成長性と収益性を継
続して高めていくための投資等に活用し、今後の業績向上に努めることで、株主の皆様に還元
させていただく所存であります。
つきましては、剰余金処分を以下のとおりにいたしたいと存じます。
1. (第42期)期末配当に関する事項
① 配当財産の種類
金銭
② 配当財産の割当てに関する事項及びその総額
当社普通株式1株につき金27.50円
(この場合の配当総額は553,106,070円)
③ 剰余金の配当が効力を生じる日
平成26年6月23日
2. その他の剰余金の処分に関する事項
該当事項はありません。
5
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 3ページ (Tess 1.40 20131220_01)
第2号議案 定款一部変更の件
1.提案の理由
法令で定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、補欠監査役に関する規定を
新設するものであります。
2.変更の内容
変更の内容は次のとおりであります。
(下線部は変更箇所を示す)
現
行
変
更
参
考
書
類
事
業
報
告
案
第32条(補欠監査役) 法令または定款に定
める監査役の員数を欠くことになる場合に備
え、株主総会において補欠監査役を選任する
ことができる。
連
結
計
算
書
類
2 補欠監査役の選任決議の定足数は、第30
条の規定を準用する。
3 第1項により選任された補欠監査役が監査
(新設)
役に就任した場合の任期は、前任者の残任期
計
算
書
類
間とする。
4 補欠監査役の選任決議が効力を有する期間
は、選任後4年以内に終了する事業年度のう
ち最終のものに関する定時株主総会の開始の
時までとする。
監
査
報
告
書
以下、条数繰り下げ
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
6
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 4ページ (Tess 1.40 20131220_01)
株主総会参考書類
第3号議案 取締役6名選任の件
取締役全員(8名)は、本総会終結の時をもって任期満了となりますので、取締役6名の選
任をお願いするものであります。
取締役候補者は、次のとおりであります。
1.
ミヤ
クビ
ケン
ジ
宮
首
賢
治
生 年 月 日
所有当社株式数
在 任 期 間
現在の地位・担当
重要な兼職の状況
●略歴
昭和55年 4 月
平成19年 6 月
平成22年 4 月
平成23年 4 月
平成24年 4 月
2.
昭和32年12月10日
21,700株
7年
当社代表取締役社長
該当事項はありません
当社入社
当社取締役 インキュベーションセンター長
当社常務取締役 事業開発本部長
当社代表取締役社長 事業開発本部長
当社代表取締役社長(現任)
ナン
ゴウ
イタル
南
郷
格
生 年 月 日
所有当社株式数
在 任 期 間
現在の地位・担当
重要な兼職の状況
再 任
再 任
昭和27年4月10日
26,500株
9年
当社常務取締役 グループ海外事業担当
株式会社インテージ取締役
株式会社アスクレップ取締役
●略歴
昭和50年 4 月 当社入社
平成17年 6 月 当社取締役 ソリューション本部副本部長
平成18年 4 月 当社取締役 マーケティングソリューションユニットディレクター
平成21年 4 月 当社常務取締役 経営企画部長、人事企画部担当、関係会社担当
平成25年 4 月 当社常務取締役 関係会社担当、グループ人事戦略担当
6 月 当社常務取締役 グループ人事戦略担当
平成26年 1 月 当社常務取締役 社長室長、グループ海外事業担当、グループ人事戦略担当
4 月 当社常務取締役 グループ海外事業担当(現任)
7
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 5ページ (Tess 1.40 20131220_01)
3.
イシ
ヅカ
ノリ
アキ
石
塚
純
晃
生 年 月 日
所有当社株式数
在 任 期 間
現在の地位・担当
重要な兼職の状況
●略歴
昭和57年 4 月
平成18年 6 月
平成20年 4 月
平成21年 4 月
平成23年 4 月
平成25年 4 月
4.
昭和34年1月10日
14,800株
8年
当社常務取締役
株式会社インテージ代表取締役社長
当社入社
当社取締役 営業本部副本部長
当社取締役 ビジネスソリューションユニットディレクター
当社取締役 営業本部長
当社取締役 DCG・サービス事業本部長
当社常務取締役(現任)
ヨコ
タ
ススム
横
田
進
生 年 月 日
所有当社株式数
在 任 期 間
現在の地位・担当
重要な兼職の状況
再 任
再 任
昭和31年10月6日
28,200株
8年
当社取締役
株式会社インテージ専務取締役
●略歴
昭和55年 4 月
平成18年 6 月
平成21年 4 月
平成23年 4 月
当社入社
当社取締役 営業本部長
当社取締役 マーケティングソリューション第2ユニットディレクター
当社取締役 FMCG事業本部長兼カスタマーサービスユニットディレクター、
西日本支社担当
平成24年 4 月 当社取締役 マーケティングイノベーション本部長、西日本支社担当
平成25年 4 月 当社取締役 マーケティングイノベーション本部担当、西日本支社担当
10月 当社取締役(現任)
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
8
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 6ページ (Tess 1.40 20131220_01)
株主総会参考書類
5.
マツ
モト
ススム
松
本
享
生 年 月 日
所有当社株式数
在 任 期 間
現在の地位・担当
重要な兼職の状況
●略歴
昭和48年 4 月
平成21年 6 月
平成23年 4 月
平成24年 4 月
平成25年 4 月
6月
平成26年 4 月
再 任
昭和27年7月3日
8,800株
5年
当社取締役 経営企画部担当、関係会社担当、グループヘルスケア事業担当、グループ人
事戦略担当、危機対策委員会担当、内部統制推進委員会担当
株式会社アスクレップ取締役
株式会社アンテリオ取締役
当社入社
当社取締役 ビジネスソリューションユニットディレクター
当社取締役 ヘルスケア事業本部長
システムソリューション事業担当、医薬品開発支援事業担当
当社取締役 ヘルスケア事業本部長
当社取締役 経営企画部担当、グループヘルスケア事業担当
当社取締役 経営企画部担当、関係会社担当、グループヘルスケア事業担当、危機対策委員
会担当、内部統制推進委員会担当
当社取締役 経営企画部担当、関係会社担当、グループヘルスケア事業担当、グループ人事
戦略担当、危機対策委員会担当、内部統制推進委員会担当(現任)
9
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 7ページ (Tess 1.40 20131220_01)
6.
ウエ
ハラ
ユキ
ヒコ
上
原
征
彦
生 年 月 日
所有当社株式数
在 任 期 間
現在の地位・担当
重要な兼職の状況
●略歴
昭和43年 4 月
昭和45年 7 月
昭和49年 4 月
昭和55年 4 月
昭和61年 4 月
平成16年 4 月
平成20年 5 月
平成21年 6 月
平成22年 5 月
平成25年 1 月
再 任
社外取締役
独立役員
昭和19年4月9日
9,000株
5年
当社取締役
学校法人明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科教授
公益財団法人流通経済研究所理事長
サントリー食品インターナショナル株式会社社外監査役
参
考
書
類
事
業
報
告
株式会社日本勧業銀行入行
財団法人流通経済研究所研究員
同研究所主任研究員
学校法人明治学院大学経済学部助教授
同学部教授
学校法人明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科教授(現任)
公益社団法人日本通信販売協会会長
当社取締役(現任)
公益財団法人流通経済研究所理事長(現任)
サントリー食品インターナショナル株式会社社外監査役(現任)
連
結
計
算
書
類
(注) 1. 各候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
2. 各候補者の有する当社の株式数は、平成26年3月31日現在のものであります。なお、平成25年10
月1日付にて実施した株式分割(1株を2株に分割)に伴い、上記所有する当社株式数は、当該株
式分割後の株式数としております。
3. 上原征彦氏は、社外取締役候補者であり、株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として
届け出ております。同氏が再任された場合は、引き続き独立役員として届け出る予定であります。
4. 上原征彦氏を社外取締役候補者とした理由は、同氏は大学院の教授であり経済分野に精通し、これ
までの経験に基づく専門的な見地から取締役会の意思決定の妥当性、適正性を確保するための助言、
提言をいただくことを期待したためであります。なお、同氏は、社外役員以外の方法で直接企業経
営に関与したことはありませんが、上記理由に基づき、当社の社外取締役としての職務を適切に遂
行することができるものと判断しております。
5. 当社は上原征彦氏との間で、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償
責任を限定する契約を締結しております。本議案が承認された場合、当該契約は継続されることと
なっております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が定める額としております。
以
上
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
10
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 8ページ (Tess 1.40 20131220_01)
株主総会参考書類
第4号議案 補欠監査役1名選任の件
法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、あらかじめ補欠の社外監査役1名
の選任をお願いするものであります。
なお、本選任につきましては、就任前に限り、監査役会の同意を得て、取締役会の決議によ
りその選任を取り消すことができるものとさせていただきます。
本議案につきましては、監査役会の同意を得ております。
補欠監査役候補者は次のとおりであります。
ナカ
ジマ
ハジメ
中
島
肇
生 年 月 日
所有当社株式数
重要な兼職の状況
●略歴
昭和61年 4 月
平成 9 年 4 月
平成14年 4 月
平成16年 4 月
平成17年 4 月
平成19年 3 月
4月
6月
昭和30年12月7日
0株
弁護士
桐蔭法科大学院教授
裁判官任官
東京地方裁判所判事
最高裁判所書記官研修所事務局長
裁判所職員総合研修所研修部長
東京高等裁判所判事
東京高等裁判所判事退官
桐蔭法科大学院教授(現任)
弁護士登録
(注)1. 候補者と当社との間には、特別の利害関係はありません。
2. 候補者の有する当社の株式数は、平成26年3月31日現在のものであります。
3. 中島 肇氏の選任が承認され、同氏が監査役に就任した場合は、株式会社東京証券取引所の定めに
基づく独立役員として届け出る予定であります。
4. 中島 肇氏を補欠の社外監査役候補者とした理由は、裁判官及び弁護士としての長年の経験から、
法律知識に基づいた幅広い見識を有しており、社外監査役として適任であることから選任をお願い
するものであります。なお、同氏は、直接企業経営に関与したことはありませんが、企業法務に精
通しており、企業経営に関する十分な見識を有していることから、当社の社外監査役としての職務
を適切に遂行することができるものと判断しております。
5. 当社は社外監査役との間で、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償
責任を限定する契約を締結しております。中島 肇氏が監査役に就任した場合、当社は、同氏との
間で当該契約を締結する予定です。なお、当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が定め
る額としております。
以
11
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 9ページ (Tess 1.40 20131220_01)
上
第5号議案 取締役等に対する業績連動型株式報酬の額及び内容決定の件
1. 提案の理由及び当該報酬を相当とする理由
当社の取締役の報酬は、基本報酬のみにより構成されていましたが、新たに導入される当
社及び当社グループ会社(注1)の取締役及び執行役員(以下、「当社グループの取締役等」
といいます。)を対象とするインセンティブ制度の導入及びその一環である取締役に対する業
績連動型株式報酬制度(以下、制度全体を「本制度」といいます。)の導入について、ご承認
をお願いするものであります。なお、その詳細につきましては、下記2.の枠内で、取締役会
の決議に一任をいただきたいと存じます。
本制度の導入は、当社グループの取締役等が株価上昇によるメリットのみならず、株価下落
によるリスクまでも株主の皆様と共有することで、中長期的な業績の向上と企業価値の増大に
貢献する意識を高めることを目的としており、導入は相当であると考えております。
本制度に基づく当社の取締役に対する報酬につきましては、具体的には、平成18年6月23
日開催の定時株主総会においてご承認頂きました基本報酬の限度額(年額300百万円以内)と
は別枠で、新たに本制度の導入及びこれに基づき支給する報酬等の額及び内容についてご承認
をお願いするものであります(なお、当社は平成15年6月26日開催の定時株主総会において
役員退職慰労金制度を廃止しております。)。
なお、本制度は、当社グループの取締役等に対し導入することとしており、現時点において
本制度の対象となる当社グループの取締役等の員数は35名(うち当社においては、社外取締
役を除く取締役5名)となります。
(注)1.当社の国内子会社を指し、現時点では、株式会社インテージ、株式会社アスクレップ、株式会社
インテージリサーチ、株式会社インテージ・アソシエイツ、株式会社アンテリオ、株式会社インテ
ージテクノスフィア、株式会社プラメド、株式会社医療情報総合研究所及び株式会社アクセス・
ジェーピーが該当いたします。
2. 本制度における報酬等の額及び内容等
(1)本制度の概要
本制度は、当社が信託に対して金員(その上限は下記(2)のとおりです。)を拠出し、当
該信託が当該金員を原資として当社株式を取得し、当該信託を通じて業績達成度等に応じて当
社グループの取締役等に当社株式を給付するインセンティブ制度です。なお、当社グループの
取締役等が株式の給付を受ける時期は、原則として取締役の退任時です(なお、下記(4)の
とおり、本制度の対象者のうち当社及び当社グループ会社の執行役員に対しては、原則とし
て、年1回本制度に基づく株式の給付が行われます)。
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
12
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 10ページ (Tess 1.40 20131220_01)
株主総会参考書類
(2)当社が拠出する金員の額
当社は、平成27年3月末日で終了する事業年度から平成31年3月末日で終了する事業年度
までの5事業年度(平成31年度以降の制度継続につきましては、改めて株主総会に付議しま
す。)を対象として本制度を導入し、当該期間に関して本制度に基づく当社グループの取締役
等への給付を行うための株式の取得資金として2億1,768万7,500円を上限とする金員を拠出
し、一定の受益者となる要件(以下、「受益者要件」といいます。)を満たす当社グループの取
締役等を受益者とする信託(以下、「本信託」といいます。)を設定します。
本信託は、当社が信託した金員を原資として、当社株式を取引所市場等を通じて又は当社の
自己株式処分を引き受ける方法により取得します。なお、対象期間に本信託が取得する当社株
式数の上限は、161,250株(ただし、当社株式について株式分割、株式無償割当又は株式併
合等が行われた場合には、その比率等に応じて合理的な調整を行った数)とします。
(3)当社グループの取締役等に給付される当社株式数の算定方法と上限
本制度に基づき当社グループの取締役等に給付される当社株式の数は、以下に定めるポイン
ト数に従って定まります。当社グループの取締役等には、対象期間中の各事業年度における役
位及び業績目標達成度に応じてポイントが付与されます。
当社グループの取締役等に付与されたポイントは、下記(4)の株式給付に際し、1ポイン
トあたり当社普通株式1株に換算されます(ただし、本議案の承認後、当社株式について株式
分割、株式無償割当又は株式併合等が行われた場合には、その比率等に応じて換算比率につい
て合理的な調整を行います。)。
当社グループの取締役等に対して付与される年間のポイント数は、当社が定める株式給付規程に
従って、以下の算定式で計算される年間付与基本ポイントに、当社の業績評価委員会による各対象
者の所属会社の業績目標達成度の評価に基づく増減を行い決定されます。
なお、対象期間に当社グループの取締役等に付与されるポイント数の累計数の上限は、161,250
ポイントとします。
(年間付与基本ポイントの算出方法)
各対象者の年間付与基本ポイント=役位別基本ポイント(注2)×業績連動係数(注3)
(注)2.役位別基本ポイントは、各事業年度末時点での所属会社及び役職に基づき、200~1,000ポイント
の間で決定されます。
(注)3.業績連動係数は、決算短信で開示される毎事業年度期初の連結ベースの予想営業利益に対する達
成率により0~1.5の範囲で決定されます。
13
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 11ページ (Tess 1.40 20131220_01)
(4)当社グループの取締役等に対する株式給付
当社グループの取締役等が受益者要件を満たした場合、所定の受益者確定手続を行うことに
より、付与されたポイント数に相当する当社株式について、本信託から給付を受けることがで
きるものとします。
・当社及び当社グループ会社の取締役には、原則として、退任時に当社株式を給付します。
・当社及び当社グループ会社の執行役員には、原則として、毎年1回、当社株式を給付しま
す。
(5)本信託内の議決権行使
本信託内の当社株式に係る議決権は、行使しないものとします。
以
参
考
書
類
事
業
報
告
上
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
14
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 12ページ (Tess 1.40 20131220_01)
(添付書類)
(添付書類)
(平成25年4月1日から平成26年3月31日)
事業報告書
事業報告(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
1.主な事業内容
1 主な事業内容
当社グループでは、
「市場調査 • コンサルティング事業」
、「システムソリューション事業」
当社グループでは、
「市場調査•コンサルティング事業」
、
「システムソリューション事業」
、「医薬品開発支援事業」 、
「医薬品開発支援事業」を展開しています。
を展開しています。
市場調査・コンサルティング事業
メーカーの商品開発や市場分析・販売戦略に幅広く活用
独自に収集した各種データ、
リサーチ技術、
データ解析力などを基盤としたデータ
サービスやカスタムリサーチ、
分析モデルなどを提供しています。
また、
最近ではO2Oや
メディアコミュニケーションを支えるサービスも展開しています。
パネル調査
カスタムリサーチ
パネル調査は、
調査対象者
(人、
世帯、
店など)
を長期間固定して継続
的にデータを収集する調査のことです。
この調査によって、
購買と販売
両方のデータを時系列で把握することが出来ます。
小売店パネル調査
● SRI ● SDI ● SPI
消費者パネル調査
その他パネル
ルソースパネル
● SLI
● Impact Track
● SCI-personal
● インテージシング
カスタムリサーチは、
お客様の多種多様な
マーケティング課題に対して、
テーマごとに最
適な方法で行う
「オーダーメイド」
の調査です。
インターネット
グローバル
CLT
訪問面接
グループ
インタビュー
郵送
● 処方情報分析
サービス
事業会社
株式会社インテージ
株式会社インテージリサーチ
株式会社インテージテクノスフィア※
株式会社アンテリオ
株式会社医療情報総合研究所
株式会社プラメド
株式会社アクセス・ジェーピー
英徳知聯恒市場諮詢(上海)有限公司 INTAGE (Thailand) Co., Ltd.
FTA Research and Consultant, LLC
INTAGE INDIA Private Limited INTAGE SINGAPORE PTE. LTD.
Consumer Search Hong Kong Limited
PT. INTAGE INDONESIA
※株式会社インテージ長野は4/1付で株式会社インテージテクノスフィアに商号変更いたしました
15
15
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 13ページ (Tess 1.40 20131220_01)
参考書類
参
考
書
類
システムソリューション事業
独自のマーケティングノウハウを活かしたITソリューションを提供
システムソリューション事業は、ソフトウェアの開発・販売から、システムの運
用、
維持・管理、
データセンター運用などを主たる業務としています。
インテージグループが開発しているさまざまなソリューション
流通・小売
●
需給計画・SCM・
物流計画ソリューション
AreaManager
図書館支援システム
出版 POS
情報提供システム
JobHunter+s
●
●
営業情報システム
MR 活動支援システム
健康保険組合
インテージグループ
出版・図書
●
●
●
旅行
●
旅行クーポン券等
審査・精算アウト
ソーシングサービス
モバイル・CRM
●
●
iCoPPa!
e- 客再来
●
●
●
すこやかサポート 21
Kenpo 2000CS
健康情報データ分析
サービス
株式会社インテージ
株式会社インテージテクノスフィア※
※株式会社インテージ長野は4/1付
で株式会社インテージテクノスフ
ィアに商号変更いたしました
病気に苦しむ患者さんへ良い薬を早く届けたい 医薬品開発をトータルサポート
医薬開発の流れとサービスラインナップ
基礎研究
非臨床
試験
事業会社
臨床試験
フェーズ
1
フェーズ フェーズ
2
3
申請
市販後
モニタリング
データマネジメント
統計解析
グローバル治療支援
薬事・申請コンサルティング
開発戦略コンサルティング
株式会社アスクレップ
RPSアスクレップ株式会社
阿思克瑞普医葯咨詢(上海)
有限公司
台灣阿思克瑞普生技顧問
有限公司
ASKLEP KOREA Inc.
(ご参考)
レイ
(ご参考)
インテージグループ
レポート
モニタリング
データマネジメント
統計解析
承認
監
査
報
告
書
監査報告書
医薬品開発支援事業は、製薬企業からの委託により、モニタリング業務(治験の
進行状況の管理など)や データマネジメント・解析業務(治験データの分析など)を
実施し、医薬品開発をサポートするCRO(医薬品開発業務受託機関)業務を展開し
ています。
計
算
書
類
計算書類
医薬品開発支援事業
連
結
計
算
書
類
連結計算書類
●
事業会社
製薬
教育
事
業
報
告
事業報告
さらに、
システムの構築・運用による業務プロセス改善の支援だけでなく、
お客様
の業務に関わる膨大なデータ評価、
分析、
コンサルテーションなど、
経営戦略的な側
面への支援まで幅広いサービスを提供しています。
ポン
ーテ
トー
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グ
ル
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プ
16
16
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 14ページ (Tess 1.40 20131220_01)
事業報告
2 事業の経過及び成果
当連結会計年度におけるわが国経済は、欧州の債務問題や新興国・資源国の景気減速といった
世界経済の動向による下振れリスクが存在するなか、政府主導の各種経済政策や日銀の金融緩和
政策等の効果により、個人消費をはじめとする国内需要が堅調に推移いたしました。
経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」によりますと、当社グループが属しておりま
す情報サービス業界では、当連結会計年度の売上高の状況が、各月において概ね前年を上回る水
準で推移しております。
このような状況のもと、当社は各グループ会社の権限と責任の明確化及び機動的かつ柔軟な経
営判断による事業基盤の強化を目的として、平成25年10月1日をもって持株会社体制に移行い
たしました。また、当連結会計年度におきましてはグループ基本方針に「重点領域における圧倒
的競合優位性の確立」を掲げ、各重点課題の達成に向けて取り組んでまいりました。
その結果、事業分野別の状況は次のとおりとなりました。
市場調査・コンサルティング事業は、株式会社インテージにおいてSCI-personal(全国個人消
費者パネル調査)や、インテージシングルソースパネルの売上が前連結会計年度を上回ったほ
か、株式会社医療情報総合研究所の処方情報分析サービスが堅調に推移したことなどにより、増
収増益となりました。
新たな取り組みとしては、株式会社NTTドコモの「プレミアクラブ会員」を基盤とし、株式会
社ドコモ・インサイトマーケティングが管理する調査協力者と株式会社インテージのキューモニ
ターを統合した、業界最大414万人のインターネット調査モニター「マイティモニター」の運用
を本年1月より開始いたしました。
海外においては、平成25年6月にINTAGE SINGAPORE Private Ltd.(シンガポール)設
立、8 月 に Consumer Search Hong Kong Ltd.(香 港) を 子 会 社 化、11 月 に PT.INTAGE
INDONESIA(インドネシア)を設立し、事業基盤の拡大を実施いたしました。
システムソリューション事業は、企業のシステム投資マインドの回復にともなって、株式会社
インテージ及び株式会社インテージテクノスフィアの受注状況が好調に推移したことにより、増
収増益となりました。
医薬品開発支援事業は、株式会社アスクレップにおいて、期初の受注減や国際事業への先行投
資費用を填補するための各種施策を実行してまいりました。これにより、下期はモニタリング業
務、データマネジメント業務ともに改善の兆しが垣間見える状況となったものの、上期の不調を
カバーするまでには至らず、減収減益となりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高42,508百万円(前期比6.5%増)、営業利益
3,505百万円(同5.9%増)、経常利益3,382百万円(同5.3%増)、当期純利益1,642百万円(同
31.4%増)と、増収増益となりました。
17
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 15ページ (Tess 1.40 20131220_01)
参
考
書
類
▶ 事業分野別の状況
売上高
71.9%
市場調査・コンサルティング事業
売上高
305億 72百万円
営業損益
(前期比7.9%増)
30億 21百万円
(前期比5.6%増)
市場調査・コンサルティング事業は、株式会社インテージにおいて
SCI-personal(全国個人消費者パネル調査)や、インテージシングルソ
ースパネルの売上が前連結会計年度を上回ったほか、株式会社医療情報
総合研究所の処方情報分析サービスが堅調に推移したことなどにより、
増収増益となりました。
▎売上高(百万円)
28,327
30,572
平成24年度 平成25年度
第41期
第42期
▎営業損益(百万円)
2,860
3,021
平成24年度 平成25年度
第41期
第42期
売上高
13.3%
システムソリューション事業
売上高
56億 61百万円
営業損益
(前期比14.0%増)
▎売上高(百万円)
4 89
億
百万円
(前期比222.9%増)
4,964
▎営業損益(百万円)
計
算
書
類
151
平成24年度 平成25年度
第41期
第42期
平成24年度 平成25年度
第41期
第42期
売上高
14.8%
医薬品開発支援事業
売上高
62億 74百万円
▎売上高(百万円)
営業損益
(前期比-5.5%減)
▲5百万円
6,638
6,274
連
結
計
算
書
類
489
5,661
システムソリューション事業は、企業のシステム投資マインドの回復
にともなって、株式会社インテージ及び株式会社インテージテクノスフ
ィアの受注状況が好調に推移したことにより、増収増益となりました。
事
業
報
告
▎営業損益(百万円)
296
監
査
報
告
書
(ご参考)
医薬品開発支援事業は、株式会社アスクレップにおいて、期初の受注
減や国際事業への先行投資費用を填補するための各種施策を実行してま
いりました。これにより、下期はモニタリング業務、データマネジメン
ト業務ともに改善の兆しが垣間見える状況となったものの、上期の不調
をカバーするまでには至らず、減収減益となりました。
平成24年度 平成25年度
第41期
第42期
▲5
平成24年度 平成25年度
第41期
第42期
レイ
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招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 16ページ (Tess 1.40 20131220_01)
事業報告
3 設備投資の状況
当連結会計年度に実施いたしました設備投資の総額は、1,181百万円であります。その主なも
のは、各種ソフトウェアの開発及び購入585百万円であります。
4 資金調達の状況
当社は、機動的かつ安定的な資金調達を図るため、平成25年11月に取引銀行3行との間に、
シンジケーション方式によるコミットメントライン契約を更新いたしました。なお、当連結会計
年度末における借入実行残高は5億円です。
5 事業の譲渡、吸収分割又は新設分割の状況
当社は、平成25年10月1日付で吸収分割により当社が営む一切の事業(ただし、グループ経
営管理事業を除く。)を株式会社インテージに承継させました。
6 他の会社の事業の譲受けの状況
該当事項はありません。
7 吸収合併又は吸収分割による他の法人等の事業に関する権利義務の承継の状況
該当事項はありません。
8 他の会社の株式その他の持分又は新株予約権等の取得又は処分の状況
イ.当社は、平成25年8月12日付でConsumer Search Hong Kong Ltd.の株式の
51.0%を取得し、当社の連結子会社といたしました。
ロ.当社子会社である株式会社インテージが平成26年3月31日付で株式会社アクセス・
ジェーピーの株式の全株式を取得したことに伴い、同社を当社の連結子会社といたしまし
た。
19
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 17ページ (Tess 1.40 20131220_01)
9 対処すべき課題
当社は、平成25年10月に持株会社体制に移行し、本年4月にはグループ第11次中期経営計画
をスタートいたしました。この中期経営計画の基本方針として、『"リノベーション & イノベー
ション" -「生活者理解」を最大の武器に、更なる成長加速へ-』を掲げております。また、戦
略シナリオとして、グループ各社の主力事業の成長性・収益性をより一層高めると同時に、更な
る進化に向けた新たな事業領域への挑戦を志向しております。
内閣府の「日本経済2013-2014」によりますと、本年4月の消費税率引上げによる影響や、
海外景気の下振れによるリスクがありつつも、前連結会計年度に引き続き、緩やかな景気回復が
見込まれております。また、総務省の「情報通信白書」においても、「日本の成長の実現のため
には、モバイル・クラウド・ビッグデータ・ソーシャルといったICT(注)の最新トレンドの利
活用が不可欠」と掲げられていることからも、最新情報技術へのキャッチアップがインテージグ
ループ全体の成長に繋がるものと考えております。
これを受け、本年4月には、グループ全体のIT基盤向上、システム開発全般のサービス拡充を
牽引する事業会社として、株式会社インテージ長野を発展的に改組し、株式会社インテージテク
ノスフィアとして営業を開始いたしました。IT技術の進歩に加え、生活者を取り巻く情報の質・
量の飛躍的進化を追い風に、「生活者情報起点」を志向してきたインテージグループならではの
サービス拡充を図ってまいります。
一方、世界経済の潮流としましては、中国、ASEAN諸国における成長率は緩やか、ないし低
成長が見込まれ、国によるばらつきも大きいことから、各国情勢に応じた臨機応変な対応が必要
となっていると認識しております。第10次中期経営計画期間(平成23年度~平成25年度)にお
いて拡充した各海外拠点の事業戦略の統括マネジメントを目的として、INTAGE Holdings Inc.
Regional Officeをタイ(バンコク市)に設立いたしました。国内関係部門とも連携し、営業力
と商品力の両面を更に強化し、「日本発・アジア拠点のグローバルリサーチカンパニー」を目指
してまいります。
昨今、医療環境やニーズの変化が著しいヘルスケア領域においては、この分野に関わるグルー
プ各社の共通ビジョンとして「そして、患者起点の次世代ヘルスケアマーケティングを切り拓
く」を掲げ、引き続きグループヘルスケアのシナジーを追求してまいります。
インテージグループでは、持株会社制という新たな体制のもと、最適化の視点による戦略立
案・推進のマネジメントを強化しつつ、各事業の成長をより一層加速させ、グループ総体として
の更なる企業価値向上を目指してまいります。
株主の皆様には引き続き、一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
(注)ICT:Information and Communication Technology=情報通信技術
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
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20
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 18ページ (Tess 1.40 20131220_01)
事業報告
10 財産及び損益の状況
区
売
上
経
当
常
期
第39期
第40期
第41期
平成23年3月期
36,538
平成24年3月期
36,658
平成25年3月期
39,930
分
高 (百万円)
利
純
利
第42期
当連結会計年度
平成26年3月期
42,508
益 (百万円)
3,438
2,859
3,213
3,382
益 (百万円)
1,915
1,325
1,249
1,642
(円)
95.26
65.93
62.15
81.66
1株当たり当期純利益
総
資
産 (百万円)
24,660
27,730
29,398
33,740
純
資
産 (百万円)
13,757
14,517
15,493
17,171
683.70
721.13
767.29
846.49
1株当たり純資産額
(円)
(注)1.1株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式総数(自己株式を除く)により計算しております。
2.当社は、平成25年10月1日付で株式分割(1株を2株に分割)を実施しましたが、平成23年3月
期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり当期純利益及び1株当たり純資産額を
算定しております。
▎売上高(百万円)
36,538 36,658
▎経常利益(百万円)
39,930
42,508
2,859
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
第39期
第40期
第41期
第42期
▎1株当たり当期純利益(円)
95.26
81.66
65.93
3,438
62.15
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
第39期
第40期
第41期
第42期
▎当期純利益(百万円)
3,213
3,382
▎総資産(百万円) ▎純資産(百万円)
27,730
1,642
1,325
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
第39期
第40期
第41期
第42期
24,660
1,915
29,398
33,740
1,249
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
第39期
第40期
第41期
第42期
▎1株当たり純資産額(円)
683.70 721.13
767.29
846.49
15,493 17,171
13,757 14,517
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
第39期
第40期
第41期
第42期
21
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 19ページ (Tess 1.40 20131220_01)
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
第39期
第40期
第41期
第42期
11 重要な子会社の状況
会
社
名
資
本
金
当社出資比率
主要な事業内容
株 式 会 社 イ ン テ ー ジ
450百万円
100.0%
市場調査・コンサルティング事業、システムソリューション事業
株 式 会 社 ア ス ク レ ッ プ
150百万円
98.4%
CRO(医薬品開発業務受託機関)
株 式 会 社 ア ン テ リ オ
145百万円
100.0%
ヘ ル ス ケ ア リ サ ー チ
株式会社医療情報総合研究所
188百万円
100.0%
医 療 情 報 サ ー ビ ス
12 当社グループの主要な拠点
参
考
書
類
事
業
報
告
①当社
事
本
業
所
名
社
所
在
地
東京都(千代田区)
②子会社等
地
域
国
内
所
在
地
東京都(千代田区、豊島区、西東京市、東久留米市)
連
結
計
算
書
類
大阪府(大阪市)
愛知県(名古屋市)
長野県(長野市)
京都府(京都市)
海
外
中華人民共和国(上海市、香港特別行政区)
計
算
書
類
タイ王国(バンコク市)
ベトナム社会主義共和国(ホーチミン市)
インド共和国(デリー市)
シンガポール共和国(シンガポール市)
インドネシア共和国(ジャカルタ市)
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
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招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 20ページ (Tess 1.40 20131220_01)
事業報告
13 従業員の状況
①
当社グループの使用人数
事
業
分
野
使
用
人
数
市場調査・コンサルティング
1,633名
システムソリューション
166名
医
援
527名
通)
201名
薬
全
品
開
社
発
支
(共
計
2,527名
(注)1.使用人数は就業人員数であり、臨時従業員の人数は含んでおりません。
2.全社(共通)には、総務、人事、経理等の管理部門の使用人数を記載しております。
②
当社の使用人の状況
使
用
人
数
前事業年度末比増減
45名
-
(注)1.平成25年10月1日付の持株会社制移行に伴い、前事業年度末比増減は記載しておりません。
2.使用人数については、出向者45名を含んでおります。
14 主要な借入先の状況
借
入
先
借 入 残 高
株 式 会 社 埼 玉 り そ な 銀 行
2,080百万円
株
行
1,030百万円
株 式 会 社 三 菱 東 京 U F J 銀 行
390百万円
日 本 生 命 保 険 相 互 会 社
100百万円
式
会
社
み
ず
ほ
銀
15 その他当社グループの現況に関する重要な事項
該当事項はありません。
23
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 21ページ (Tess 1.40 20131220_01)
参
考
書
類
2.株式の状況(平成26年3月31日現在)
①
②
③
④
発行可能株式総数
発行済株式の総数
株主数
大株主(上位10位)
74,000,000株
20,808,000株
3,573名
株
主
名
持 株 数(株)
持株比率(%)
ビービーエイチ フォー フィデリティー ロー プライスド ストック ファンド
(プ リ ン シ パ ル オ ー ル セ ク タ ー サ ブ ポ ー ト フ オ リ オ)
2,008,600
10.0
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 エーザイ口
再信託受託者 資産管理サービス信託銀行株式会社
1,800,000
8.9
イ ン テ ー ジ グ ル ー プ 従 業 員 持 株 会
1,282,373
6.4
ビーエヌピー パリバ セック サービス ルクセンブルグ ジャスデック アバディーン グローバル クライアント アセッツ
1,116,800
5.6
株
行
1,004,000
5.0
社
910,000
4.5
ノ ー ザ ン ト ラ ス ト カ ン パ ニ ー (エ イ ブ イ エ フ シ ー)
ア カ ウ ン ト
ノ ン
ト リ - テ イ -
900,300
4.5
ゴールドマン・サックス・アンド・カンパニーレギュラーアカウント
891,081
4.4
株
行
700,000
3.5
社
700,000
3.5
豊
第
式
会
社
栄
式
一
埼
実
業
会
生
玉
社
命
り
株
み
保
そ
式
ず
険
な
会
ほ
株
銀
式
銀
会
(注)1.持株比率は自己株式(695,052株)を控除して計算しております。
2.平成25年10月1日付にて実施した株式分割(1株を2株に分割)に伴い、発行可能株式総数は
37,000,000株増加し、発行済株式の総数についても10,404,000株増加しております。
証券会社
0.4%
外国法人等
26.8%
その他の法人
10.3%
3,573名
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 22ページ (Tess 1.40 20131220_01)
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
自己名義株式
監
査
報
告
書
個人・その他
(ご参考)
3.3%
合計
事
業
報
告
26.2%
金融機関
33.0%
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
24
事業報告
3.会社役員の状況(平成26年3月31日現在)
①
取締役及び監査役の状況
地
位
氏
名
担 当 及 び 重 要 な 兼 職 状 況
取 締 役 会 長
田
下
憲
雄
代表取締役社長
宮
首
賢
治
常 務 取 締 役
南
郷
常 務 取 締 役
石
塚
取
締
役
一ノ瀬
取
締
役
横
取
締
役
取
締
役
格
社長室長、グループ海外事業担当、グループ人事戦略担当
株式会社インテージ 取締役
株式会社アスクレップ 取締役
純
晃
株式会社インテージ 代表取締役社長
裕
幸
特命事項担当
田
進
株式会社インテージ 専務取締役
松
本
享
経営企画部担当、関係会社担当、グループヘルスケア事業
担当、危機対策委員会担当、内部統制推進委員会担当
株式会社アスクレップ 取締役
株式会社アンテリオ 取締役
上
原
彦
公益財団法人流通経済研究所 理事長
学校法人明治大学専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科教授
サントリー食品インターナショナル株式会社 社外監査役
常 勤 監 査 役
坂
本
徹
株式会社アスクレップ 監査役
株式会社医療情報総合研究所 監査役
常 勤 監 査 役
工
藤
理
株式会社インテージ 監査役
社外取締役
征
独立役員
25
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 23ページ (Tess 1.40 20131220_01)
地
監
位
査
氏
名
担 当 及 び 重 要 な 兼 職 状 況
役
社外監査役
髙
木
齊
藤
賢
弁護士
一般財団法人大日本蚕糸会 会頭理事
公立大学法人高崎経済大学 理事長
夫
株式会社アンテリオ 社外監査役
JBCCホールディングス株式会社 社外監査役
独立役員
監
査
役
社外監査役
紀
独立役員
(注)1.上原征彦氏は、社外取締役であり、株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け
出ております。
2.髙木 賢氏及び齊藤紀夫氏は、社外監査役であり、株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立
役員として届け出ております。
3.伊藤喜代司氏は、平成25年6月21日開催の第41回定時株主総会終結の時をもって、常勤監査役
を辞任しております。
4.平成26年4月1日付で取締役の地位、担当等において次のとおり異動がありました。
地
位
氏
常 務 取 締 役
取
締
参
考
書
類
役
南
松
名
郷
本
担 当 及 び 重 要 な 兼 職 状 況
格
グループ海外事業担当
株式会社インテージ 取締役
株式会社アスクレップ 取締役
享
経営企画部担当、関係会社担当、グループヘルスケア事業担当、
グループ人事戦略担当、危機対策委員会担当、内部統制推進委
員会担当
株式会社アスクレップ 取締役
株式会社アンテリオ 取締役
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
26
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 24ページ (Tess 1.40 20131220_01)
事業報告
5.平成26年4月1日付で次のとおり執行役員の異動がありました。
地
位
氏
名
執
行
役
員
池
谷
執
行
役
員
宮
﨑
執行役員(新任)
須
川
執行役員(新任)
宮
内
担 当 及 び 重 要 な 兼 職 状 況
司
財務IR部担当
株式会社インテージ・アソシエイツ取締役
宏
グループシェアードサービス担当
株式会社インテージ・アソシエイツ代表取締役社長
壮
己
グループCIO
株式会社インテージテクノスフィア代表取締役社長
清
美
海外事業アセアン・インド担当
INTAGE Holdings Inc. Regional Office 代表
INTAGE (Thailand) Co., Ltd. 代表取締役CEO
憲
②
取締役及び監査役の報酬等の総額
区
分
支
給
人
員
支
給
額
取
(う
ち
社
締
外
取
締
役
役)
9名
( 1)
180百万円
( 4)
監
(う
ち
社
査
外
監
査
役
役)
5
( 2)
39
( 7)
合
計
14
219
(注)1.取締役の報酬限度額は、平成18年6月23日開催の第34回定時株主総会において年額300百万円
以内と決議いただいております。
2.監査役の報酬限度額は、平成18年6月23日開催の第34回定時株主総会において年額80百万円
以内と決議いただいております。
3.支給額には、平成25年6月21日開催の第41回定時株主総会の終了時をもって退任した取締役1
名及び監査役1名への当期支給分が含まれております。
4.上記報酬等の額のほか、社外役員が当社子会社から受けた役員としての報酬額は3百万円です。
27
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 25ページ (Tess 1.40 20131220_01)
③
社外役員に関する事項
イ.他の法人等との重要な兼職状況及び当社と当該他の法人等との関係
社外取締役である上原征彦氏は、公益財団法人流通経済研究所理事長、学校法人明治大
学専門職大学院教授及びサントリー食品インターナショナル株式会社社外監査役を兼職し
ております。当社と当該法人との間には特別な利害関係はありません。
社外監査役である髙木 賢氏は、一般財団法人大日本蚕糸会会頭理事及び公立大学法人
高崎経済大学理事長を兼職しております。当社と当該法人との間には特別な利害関係はあ
りません。
社外監査役である齊藤紀夫氏は、JBCCホールディングス株式会社社外監査役及び株式
会社アンテリオ社外監査役を兼職しております。当社とJBCCホールディングス株式会社
との間には特別な利害関係はありません。株式会社アンテリオは、当社連結子会社であり
ます。
ロ.当事業年度における主な活動状況
a.取締役会及び監査役会への出席状況
取
締
役
上
原
監
査
役
髙
木
監
査
役
齊
藤
征
紀
取 締 役 会
(18回開催)
監 査 役 会
(14回開催)
出席回数
出席回数
彦
17
-
賢
11
11
夫
16
13
b.取締役会及び監査役会における発言状況
取締役上原征彦氏は、過去の経験や実績に基づく専門的な見地から意見を述べるな
ど、取締役会の意思決定の妥当性・適正性を確保するための助言・提言を行っておりま
す。
監査役髙木 賢氏は、弁護士としての専門的見地から意見を述べるなど、取締役会の
意思決定の妥当性・適正性を確保するための助言・提言を行っております。また、監査
役会においても、業務の適正化を確保するための発言・提言を行っております。
監査役齊藤紀夫氏は、過去の経験や実績に基づく専門的な見地から意見を述べるな
ど、取締役会の意思決定の妥当性・適正性を確保するための助言・提言を行っておりま
す。また、監査役会においても、業務の適正化を確保するための発言・提言を行ってお
ります。
ハ.責任限定契約の内容の概要
当社と社外取締役及び各社外監査役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第
423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害
賠償責任の限度額は、いずれも法令が定める額としております。
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
28
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 26ページ (Tess 1.40 20131220_01)
事業報告
4.会計監査人の状況(平成26年3月31日現在)
①
名称
有限責任 あずさ監査法人
②
報酬等の額
支
払
額
当連結会計年度に係る会計監査人の報酬等の額
61百万円
当社及び子会社が会計監査人に支払うべき金銭その他の財産上の利益の
合計額
69百万円
(注)当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法上の会計監査に対する報酬等の額と金融商品
取引法上の監査に対する報酬等の額とを区別しておりませんので、上記金額には金融商品取引法に
基づく監査の報酬等の額を含んでおります。
③
非監査業務の内容
当社は、会計監査人に対して、公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務であるデュー
デリジェンス調査対応業務等についての対価を支払っております。
④
会計監査人の解任又は不再任の決定の方針
取締役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場
合は、監査役会の同意を得たうえで、又は、下記に掲げる監査役会の請求に基づいて、会計
監査人の解任又は不再任を株主総会の会議の目的とすることといたします。
監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場
合は、取締役会に会計監査人の解任又は不再任を株主総会の会議の目的とすることを請求し
ます。
また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認
められる場合は、監査役全員の同意に基づき、監査役会が会計監査人を解任いたします。こ
の場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会におきまして、会
計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。
29
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 27ページ (Tess 1.40 20131220_01)
⑤
責任限定契約の内容の概要
当社と有限責任 あずさ監査法人は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423
条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責
任の限度額は、法令が定める額としております。
5.業務の適正を確保するための体制
取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他会社の業務の
適正を確保するために必要な体制の整備について、取締役会で平成18年5月12日に決議し、平
成26年4月1日付で改定しております。内容の概要は以下のとおりであります。
①
業務運営の基本方針
株式会社インテージホールディングスでは、以下の「THE INTAGE WAY」を経営の拠
り所としています。
【THE INTAGE WAY】
インテージグループの存在意義:地球社会の明日を拓く「知」の創造
インテージグループのビジョン:私たちは、グループ各社が保有する情報やシステムにつ
いての専門性を背景に、お客様のビジネスの成功に貢献することによって、その先の人々
の暮らしを豊かにし、地球社会の持続可能な発展に寄与します。
基本となる価値観:「まともな企業」であり続けること
▪お客様の満足と競争優位を確立することができる専門性こそ、私たちの成長の原動力で
す。そのためにひたすら、個人と組織のパフォーマンスの向上に努めます。
▪情報とシステムの環境変化に対応して、新しい情報価値の創造のために絶えざる革新を
行います。
▪私たちのサービスへのお客様の信頼の基礎は、データ品質にあります。常にデータ品質
の向上に努め、データの説明責任を果たします。
▪積極的な情報共有と公平な処遇によって、透明性のある経営を実現します。
▪企業は社会的存在であることを認識し、あらゆるステークホルダーの満足と社会の公正
な発展のために貢献し続けます。
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
30
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 28ページ (Tess 1.40 20131220_01)
事業報告
行動原則:プロフェッショナルとしての自立
▪お客様の課題解決のために、ひたむきに努力し、責務を全うします。
▪多様な価値観と個性を尊重し、自由闊達な組織風土を醸成することによって、想像力と
創造力を高めます。
▪お客様の期待と組織の目標を理解することによって、セルフマネジメントを確立し、自
立した個人として組織の発展に貢献します。
▪お客様のビジネスの現場と生活者視点が「知」の創造の原点です。私たちはこれらの現
場を起点に、情報の価値を創造します。
▪グローバルに学びつつ、ローカルへの「棲みこみ」によって、インサイトを探求し、事
業の国際化を推進します。
また、当社では「THE INTAGE WAY」の土台とも言うべきものとして、法令や良識に
従い事業を進めるという当社グループの姿勢を広く社会に宣言するものとして、以下の「イ
ンテージグループ企業倫理憲章」を2003年1月に制定施行いたしました。
【インテージグループ企業倫理憲章】
・私たちは、法令の遵守はもとより高い倫理観をもって自らを律し、良識ある行動をしま
す。
・私たちは、お客さまの事業を総合的に支援し、事業の成功に貢献することによってその
先の生活者を豊かにし、社会の公正な発展に寄与することを企業理念として行動しま
す。
・私たちは、ステークホルダーに適時適切に情報を開示し、信頼され満足していただける
よう誠実に事業活動を行います。
・私たちは、事業活動において公正で自由な競争を行います。
・私たちは、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力や団体とは組織として対
決します。
・私たちは、情報セキュリティ体制の確立を通して個人のプライバシーを保護し、お取引
先との守秘義務を遵守します。
・私たちは、価値ある情報を創造するとともに知的財産権を尊重します。
・私たちは、常に地球環境に配慮して事業活動を行います。
・私たちは、各国の文化や習慣を尊重して事業活動を行います。
31
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 29ページ (Tess 1.40 20131220_01)
・私たちは、公正な評価・処遇を行い、一人ひとりの能力・意欲が発揮される風土づくり
を進めます。
・経営者は、社内外の声を常時把握し、本憲章に反するような事態が発生した時は自ら問
題解決にあたり再発防止に努めます。
参
考
書
類
更に、「インテージグループ企業倫理憲章」に基づき、当社グループの役員、理事、顧問、
社員、嘱託社員、臨時社員、派遣社員等又はこれらに準ずる者(以下「勤務者」という。)
が日常業務を遂行するにあたっての基本的考え方と行動のあり方を「インテージグループ社
員行動規範」として制定施行しております。勤務者一人ひとりの行動が、当社への信頼を確
実にしていくものであることを認識し、この基準を遵守します。また、勤務者の公正な業務
執行を確保するため、「コンプライアンス推進規程」の施行等、コンプライアンス体制の整
備に努めています。
当社グループの事業或いはビジネスモデルの特性上、事業を行う上で個人情報の取り扱い
は大変重要なことと考えております。個人情報保護管理者の任命、「個人情報保護規程」の
整備等、個人情報保護の体制を構築し、実践しています。また、ISO9001(品質マネジメ
ン ト シ ス テ ム)、ISO27001(ISMS : 情 報 セ キ ュ リ テ ィ マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム)、
ISO20252(MRSPC:マーケットリサーチサービス)の認証を取得するなど、品質や情報
セキュリティの質向上にも努めています。
健全で持続的な発展をするために内部統制システムを整備し、運用することが、従来にも
増して経営上の重要な課題と考え、会社法第362条第4項第6号、会社法施行規則第100条
第1項及び同規則同条第3項、並びに金融商品取引法第24条の4の4の規定に従い、「内部
統制システムの整備の基本方針」を決定いたしました。
事
業
報
告
②
取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
イ.取締役は、法令や良識に従い事業を進めるという「インテージグループ企業倫理憲章」
の趣旨に則り、勤務者のコンプライアンス意識の維持・向上を図るため、企業倫理の遵守
及び浸透を率先垂範して行います。
ロ.取締役会は、法令遵守のための体制を含む内部統制システムの整備方針・計画について
決定するとともに、内部統制推進委員会を設置して内部統制システムが有効に機能する仕
組みの構築を推進し、内部統制部門等からは定期的に整備方針・計画の進捗並びに実行状
況を報告させます。
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
32
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 30ページ (Tess 1.40 20131220_01)
事業報告
ハ.取締役は、当社グループの事業に適用される法令等を識別し、その法的要求事項を関連
部署・各グループ会社に周知徹底することにより、当社グループを横断するコンプライア
ンス体制の整備及び問題点の把握と解決に努めます。
③
使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
イ.当社グループは、勤務者の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するため、
「THE INTAGE WAY」、「インテージグループ企業倫理憲章」、「インテージグループ社員
行動規範」等の実践的運用と徹底を内部統制推進委員会を通じて実行します。
ロ.当社グループは、コンプライアンスに関する規程を整備し、電子掲示板への掲示によっ
て勤務者が常時閲覧可能な状態にしております。また、グループ企業倫理憲章、グループ
社員行動規範及びコンプライアンス関連規程の遵守事項を周知徹底するために、e-ラーニ
ング等によるコンプライアンス研修を定期的に実施しております。内部統制推進委員会
は、今後ともこうした活動を通じてコンプライアンス意識の維持・向上を図ります。
ハ.当社グループの勤務者は、グループ各社における重大な法令違反その他コンプライアン
スに関する重要な事実を発見した場合、直ちに上司若しくは危機対策委員会委員長、監査
役会に報告するものとします。
ニ.当社グループにおける法令遵守上疑義のある行為等について、勤務者が直接通報を行う
手段を確保するものとし、その手段の一つとして当社顧問法律事務所を窓口とした「コン
プライアンス専用ホットライン」を設置しています。この場合、通報者の希望により匿名
性を保障するとともに通報者に対して不利益な扱いがないことを確保します。
④
損失の危険の管理に関する規程その他の体制
イ.内部統制推進委員会はリスク管理の全体を統括します。
ロ.事業目的と関連した経営に重大な影響を及ぼすリスクをトータルに認識、評価する仕組
みを整備するとともに、リスク管理に関する規程を整備します。また、リスク管理の実効
性を高めるために、マネジメントシステム委員会を通して事業部門への浸透を図ります。
ハ.当社グループは平時においては、各部門・各グループ会社において、その有するリスク
の洗い出しを行い、リスクの軽減等に取り組むとともに、未然防止に努めます。
ニ.経営に重大な影響を及ぼす不測の事態が発生し又は発生する恐れが生じた場合は、危機
対策委員会が有事の対応を迅速に行い、再発防止策を講ずることとします。
33
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 31ページ (Tess 1.40 20131220_01)
⑤
取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
イ.取締役会は、取締役の職務権限と担当業務を明確にし、重要事項の決定並びに取締役の
職務執行状況の監督等を行います。
ロ.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制として、取締役会規
則に基づき、定例の取締役会を毎月1回開催するほか、必要に応じて適時に開催します。
また、経営方針と諸施策、事業運営にあたっての諸事項に関する報告・審議・決定の機関
として、常勤取締役、常勤監査役及びグループ会社社長が出席するグループ経営会議を毎
月1回開催します。なお、取締役会の機能を支援し、諸事項に関する報告、審議を行い、
経営効率を向上させるため、常勤取締役、常勤監査役及び執行役員が出席する経営連絡会
を毎週1回開催します。
⑥
取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
イ.取締役会、グループ経営会議及び経営連絡会その他の重要な会議の意思決定に係る文書
(電磁的記録を含む。以下同じ。)、取締役が決裁するその他の重要な文書を法令・社内規
程に基づき、それぞれの担当職務に従い適切に保存・管理を行います。
ロ.上記イに定める文書は、少なくとも10年間保管するものとし、必要に応じ関係者が閲
覧できる体制を整備します。
ハ.情報管理については、情報セキュリティに関する規程及びガイドライン、個人情報保護
に関する基本方針及び規程に基づき管理します。
当該株式会社並びにその親会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保す
るための体制
イ.当社グループの企業集団としての業務の適正と効率性を確保するために必要な関係会社
管理の基本方針及び規程を整備します。
ロ.当社グループに属する会社間の取引は、法令・会計原則・税法その他の社会規範に照ら
し適切なものであることを確保します。
ハ.グループ各社が適切な内部統制システムの整備を行うために、コンプライアンス及びリ
スク管理等内部統制の全般を統括・推進する内部統制推進委員会がグループ各社の委員と
の緊密な連携のもと、体制整備に努めます。
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
⑦
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
34
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 32ページ (Tess 1.40 20131220_01)
事業報告
ニ.グループ各社の経営については自主性及び独立性を尊重しつつ、事業進捗の定期的な報
告と重要案件についての事前協議を行うなど、グループ経営の一層の推進を図り、インテ
ージブランドの維持・向上に努めます。
⑧
監査役の職務を補助すべき使用人に関する体制と当該使用人の取締役からの独立性に関す
る事項
イ.監査役の職務を補助すべき使用人(以下「監査役スタッフ」という。)は、監査役の求
めに応じて配置します。なお、監査役と内部監査部門との緊密な連携等的確な体制を構築
いたします。
ロ.監査役スタッフの人事(考課、異動)については、監査役と人事担当取締役が協議いた
します。
⑨
取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制及び監査役の監査が実効的に行われる
ことを確保するための体制
イ.取締役及び勤務者は、会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実やコンプライアンス
に関する事項及びリスクに関する事項、その他内部統制上問題のある事項が発生した場合
は、監査役に対し報告します。
ロ.監査役は、取締役会のほか、重要な意思決定の過程及び業務の執行状況を把握するた
め、グループ経営会議、経営連絡会、内部統制推進委員会、危機対策委員会、マネジメン
トシステム委員会などの重要な会議に出席するとともに、稟議書その他業務執行に関する
重要な文書を閲覧し、必要に応じて取締役又は勤務者にその説明を求めることとします。
ハ.取締役は、監査役の職務の適切な遂行のため、監査役と子会社等の取締役等との意思疎
通、情報の収集・交換が適切に行えるように協力いたします。
ニ.監査役は、その職務の遂行にあたり、当社の会計監査人から会計監査内容について説明
を受けるとともに、情報交換を行うなど連携を図って参ります。
35
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 33ページ (Tess 1.40 20131220_01)
⑩
財務報告の信頼性を確保するための体制
財務報告の信頼性確保及び金融商品取引法第24条の4の4に規定する内部統制報告書の
有効かつ適切な提出のため、内部統制推進委員会を設置し、内部統制の有効性を判断し、内
部統制報告書を作成するとともに、内部統制が適正に機能することの継続的評価、必要な是
正を行い、併せて金融商品取引法及びその他関係法令等との適合性を確保します。
参
考
書
類
事
業
報
告
(参考)コーポレートガバナンス体制図
株主総会
監査役監査
報告
指示
報告
指示
(社内7名、社外 1 名)
連携
内部統制推進委員会
危機対策委員会
マネジメントシステム委員会
代表取締役社長
内部監査室
グループ経営会議
連携
内部監査
推進
有事対応
監査役会
(社内2名、社外2名)
取締役会
経営連絡会
連
結
計
算
書
類
当社及びグループ会社の
事業部門・管理部門
法令違反/コンプライアンス違反の報告
会計監査/財務報告に係る内部統制の監査
法律相談/コンプライアンス違反通報
■
■
■
■
計
算
書
類
会計監査人
顧問法律事務所
THE INTAGE WAY
インテージグループ企業倫理憲章
インテージグループ社員行動規範
内部統制システムの整備の基本方針
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
36
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 34ページ (Tess 1.40 20131220_01)
事業報告
6.会社の支配に関する基本方針
①
基本方針の内容
当社の財務及び事業活動を支配する者には、当社グループの「THE INTAGE WAY」を
十分に理解し、短期的な収益の確保のみならず、中長期的な視野に立って事業の持続的な成
長性を追求し、当社の企業価値と株主共同の利益を維持・向上させていくことが必要であり
ます。
当社は、当社の経営を支配しようとする大量買付者が出現した際には、当社の企業価値と
株主共同の利益の維持・向上のための事業計画、財務計画、資本政策、当社の従業員、取引
先、お客様等の利害関係者の処遇方針等についての十分な情報の提供を受け、当該提案等が
当社の企業価値と株主共同の利益を維持・向上できるものか否かの観点に立ち評価・検討
し、株主の皆様が客観的に判断できるよう情報を適時に開示するとともに、明らかに当社の
企業価値と株主共同の利益を毀損するものである場合には、かかる買付行為に対し対抗措置
を講ずる責任があると考えます。
当社は、以上のような考え方を当社の財務及び事業活動を支配する者の在り方に関する基
本方針としております。
②
取組みの内容
イ.基本方針の実現に資する特別な取組み
当社グループでは、中長期的な視野に立って事業の持続的な成長を実現するため、3ヵ
年に渡る中期経営計画を導入しております。
本年4月からは、新たに第11次中期経営計画(平成26年4月-平成29年3月)がスタ
ートしており、グループ基本方針として『"リノベーション & イノベーション" -「生活
者理解」を最大の武器に、更なる成長加速へ-』を掲げ、下記重点課題に取組むことで、
引き続きさらなる企業価値と株主共同の利益の向上を目指してまいります。
ⅰ)主力事業の再強化による市場価値向上
ⅱ)モバイル&シングルソース、グローバル、ヘルスケア領域の着実な成長
ⅲ)「リサーチ」の枠にとらわれない、新たなビジネスモデルの模索と確立
ⅳ)最適化の視点による戦略立案・推進のマネジメント強化
37
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 35ページ (Tess 1.40 20131220_01)
ロ.不適切な者によって支配されることを防止する取組み
当社は、平成25年6月21日開催の当社第41回定時株主総会において「当社株式の大量
買付行為に関する対応策」の継続を決議いたしました。
上記対応策は、ⅰ)買付者が大量買付行為を行おうとする場合に、当社取締役会が買付
者に対し、事前に当該大量買付行為に関する必要かつ十分な情報の提供を求め、それに基
づいて当該大量買付行為についての評価、検討、買付者との買付条件に関する交渉又は株
主の皆様への代替案の提示等を行っていくための手続(以下「大量買付ルール」といいま
す。)、及びⅱ)買付者が大量買付ルールに従うことなく買付を行う等、大量買付行為が当
社の企業価値・株主共同の利益を害するおそれがある場合に、必要に応じて当社が対抗措
置を発動することを定めるものであります。
③
取締役会の判断及びその判断に係わる理由
イ.前記②イの取組みは、当社の企業価値を継続的かつ持続的に向上させるための具体的方
策として策定されたものであるので、前記①の基本方針に沿い、株主の共同の利益を損な
うものではなく、当社役員の地位の維持を目的とするものではないと判断しております。
ロ.前記②ロの取組みについては、大量買付行為に関する情報提供を求めるとともに、大量
買付行為が当社の企業価値を毀損する場合に対抗措置を発動することを定めるものであ
り、前記①の基本方針に沿ったものであります。またその導入については、株主意思を尊
重するため、当社株主総会での承認をその効力発生条件としております。
さらに、当社取締役会によって恣意的な判断がなされることを防止するために独立委員
会を設置し、当社取締役会は独立委員会の勧告を最大限に尊重して、対抗措置の発動を決
議することとしております。その判断の概要については、適時に株主の皆様に情報開示す
ることとしているため、その運営は透明性をもって行われます。
したがって、当社取締役会は、株主の共同の利益を損なうものではなく、当社役員の地
位の維持を目的とするものではないと判断しております。
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
本事業報告に記載の金額は、表示単位未満の端数を切り捨てております。比率その他の数字は、
表示の数値未満を四捨五入しております。
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
38
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 36ページ (Tess 1.40 20131220_01)
連結計算書類
連結貸借対照表
(単位:千円)
第42期
(平成26年3月31日現在)
科目
第42期
(平成26年3月31日現在)
科目
資産の部
流
動
資
産
負債の部
21,726,335
現 金 及 び 預 金
流
動
債
買
受取手形及び売掛金
9,830,446
短
期
借
仕
掛
品
1,453,724
リ
ー
ス
貯
蔵
12,681,944
掛
金
2,421,006
入
金
3,893,056
債
務
314,165
品
45,682
未 払 法 人 税 等
1,407,293
繰 延 税 金 資 産
1,132,052
賞
金
1,505,417
そ
他
1,321,189
ポ イ ン ト 引 当 金
867,010
金
△519
役 員 賞 与 引 当 金
そ
の
他
3,000
2,270,995
の
貸
固
倒
定
引
当
資
産
12,013,710
有 形 固 定 資 産
器
具
備
土
リ
ー
そ
ス
資
の
固
与
定
引
当
負
長
金
37,000
退職給付に係る負債
3,321,845
品
416,366
役員退職慰労引当金
地
1,998,156
産
720,746
他
0
リ
負
借
3,886,557
1,856,383
ー
入
ス
債
債
29,000
務
498,712
計
16,568,501
合
純資産の部
株
無 形 固 定 資 産
期
債
4,991,652
建 物 及 び 構 築 物
主
2,568,070
資
資
本
本
16,497,746
金
1,681,400
の
れ
ん
1,345,256
資
本
剰
余
金
1,336,688
そ
の
他
1,222,813
利
益
剰
余
金
14,012,756
式
△ 533,097
4,453,986
その他の包括利益累計額
自
527,656
投 資 有 価 証 券
965,748
その他有価証券評価差額金
21,738
繰 延 税 金 資 産
1,373,076
為替換算調整勘定
350,706
投資その他の資産
退職給付に係る資産
そ
の
827,425
他
1,287,736
産
合
計
33,740,045
39
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 37ページ (Tess 1.40 20131220_01)
己
株
退職給付に係る調整累計額
155,211
少 数 株 主 持 分
純
資
負
7,943,759
資
産
合
146,140
計
17,171,543
負 債 ・ 純 資 産 合 計
33,740,045
連結損益計算書
(単位:千円)
第42期
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
科目
売
上
売
上
売
原
上
総
高
42,508,819
価
31,107,494
利
益
11,401,324
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
営
業
業
受
利
外
取
利
息
業
・
外
支
具
品
法
に
る
常
特
別
投
資
損
利
損
業
等
調
税、
人
住
譲
整
民
税
前
税
33,337
66,573
息
51,398
99,910
料
9,855
損
15,957
損
25,262
失
107,200
他
14,047
223,721
3,382,045
渡
当
38,555
損
13,626
期
純
利
益
び
事
業
税
1,851,773
額
△ 152,806
及
等
失
調
整
52,182
3,329,862
1,698,967
少 数 株 主 損 益 調 整 前 当 期 純 利 益
1,630,895
少
失
△ 11,558
益
1,642,453
当
数
株
期
主
純
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
失
損
事
金
他
益
損
減
人
却
の
経
法
除
差
よ
そ
法
数
等
替
分
3,505,855
用
手
備
為
金
当
利
払
器
税
配
費
払
事
業
報
告
益
の
支
持
益
収
そ
営
7,895,468
参
考
書
類
損
利
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
40
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 38ページ (Tess 1.40 20131220_01)
連結計算書類
連結株主資本等変動計算書 (自
平成25年4月1日
至
平成26年3月31日)
(単位:千円)
株
資
当
期
首
残
高
本
金
主
資本剰余金
資
利益剰余金
本
自 己 株 式
株主資本合計
1,681,400
1,336,688
12,873,127
△ 533,056
15,358,159
剰 余 金 の 配 当
‐
‐
△ 502,824
‐
△ 502,824
当
益
‐
‐
1,642,453
‐
1,642,453
自 己 株 式 の 取 得
‐
‐
‐
△ 41
△ 41
株主資本以外の項目の
当期中の変動額(純額)
‐
‐
‐
‐
‐
当期中の変動額合計
‐
‐
1,139,629
△ 41
1,139,587
1,681,400
1,336,688
14,012,756
△ 533,097
16,497,746
当 期 中 の 変 動 額
当
期
期
純
末
利
残
高
そ の 他 の 包 括 利 益 累 計 額
そ の 他 の 少数株主持分
その他有価証券 為 替 換 算 退職給付に係る
包括利益累計額
評 価 差 額 金 調 整 勘 定 調整累計額
合
計
当
期
首
残
高
純資産合計
22,346
52,013
‐
74,359
61,441 15,493,960
剰 余 金 の 配 当
‐
‐
‐
‐
‐ △ 502,824
当
益
‐
‐
‐
‐
‐
1,642,453
自 己 株 式 の 取 得
‐
‐
‐
‐
‐
△ 41
株主資本以外の項目の
当期中の変動額(純額)
△ 607
298,692
155,211
453,296
84,699
537,995
当期中の変動額合計
△ 607
298,692
155,211
453,296
84,699
1,677,583
21,738
350,706
155,211
527,656
当 期 中 の 変 動 額
当
期
期
純
末
利
残
高
41
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 39ページ (Tess 1.40 20131220_01)
146,140 17,171,543
連結注記表
1.連結計算書類作成のための基本となる重要な事項等
(1)連結の範囲に関する事項
・連結子会社の数
24社
・連結子会社の名称
株式会社インテージ
株式会社アスクレップ
株式会社インテージリサーチ
株式会社インテージテクノスフィア
株式会社インテージ・アソシエイツ
株式会社アンテリオ
株式会社医療情報総合研究所
株式会社プラメド
RPSアスクレップ株式会社
株式会社アクセス・ジェーピー
英徳知市場諮詢(上海)有限公司
INTAGE (Thailand) Co., Ltd.
英徳知亞州控股有限公司
英徳知聯恒市場諮詢(上海)有限公司
広州聯恒市場研究有限公司
阿思克瑞普医葯咨詢(上海)有限公司
FTA Research and Consultant,LLC
INTAGE INDIA Private Limited
台灣阿思克瑞普生技顧問有限公司
ASKLEP KOREA Inc.
INTAGE SINGAPORE Private Ltd.
Consumer Search Hong Kong Ltd.
Macao Research Centre Ltd.
Pt. INTAGE INDONESIA
当連結会計年度において、株式会社インテージ(旧会社名 株式
会 社 イ ン テ ー ジ 分 割 準 備 会 社)、INTAGE SINGAPORE Private
Ltd.、Pt. INTAGE INDONESIA及びRPSアスクレップ株式会社を
設立したことにより、連結の範囲に含めております。株式会社アク
セ ス ・ ジ ェ ー ピ ー、Consumer Search Hong Kong Ltd. 及 び
Macao Research Centre Ltd.は、当連結会計年度において、株
式を取得したことにより、連結の範囲に含めております。また、株
式会社インテージ長野は、平成26年4月1日付で株式会社インテー
ジテクノスフィアに商号変更しております。
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
42
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 40ページ (Tess 1.40 20131220_01)
連結計算書類
・主要な非連結子会社の名称等
(2)持分法の適用に関する事項
・持分法を適用した
非連結子会社又は関連会社の名称
・持分法を適用しない
非連結子会社又は関連会社の名称
該当ありません。
株式会社ドコモ・インサイトマーケティング
該当ありません。
(3)連結子会社の事業年度等に関する事項
決算日が連結決算日と異なる場合の内容等
英徳知市場諮詢(上海)有限公司、INTAGE (Thailand) Co., Ltd.、英徳知亞州控股有限公司、英徳知聯
恒市場諮詢(上海)有限公司、広州聯恒市場研究有限公司、阿思克瑞普医葯咨詢(上海)有限公司、FTA
Research and Consultant,LLC、INTAGE INDIA Private Limited、台灣阿思克瑞普生技顧問有限公
司、ASKLEP KOREA Inc.、INTAGE SINGAPORE Private Ltd.、Consumer Search Hong Kong
Ltd.、Macao Research Centre Ltd.及びPt. INTAGE INDONESIAの決算日は、12月31日でありま
す。連結計算書類を作成するに当たっては、同日現在の計算書類を使用し、連結決算日との間に生じた重
要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
(4)会計処理基準に関する事項
① 重要な資産の評価基準及び評価方法
イ.有価証券
その他有価証券
・時価のあるもの
期末日の市場価格等に基づく時価法によっております。
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均
法により算定しております。)
・時価のないもの
移動平均法による原価法によっております。
ロ.たな卸資産の評価基準及び評価方法
・仕掛品
個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によ
っております。
・貯蔵品
最終仕入原価法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方
法)によっております。
43
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 41ページ (Tess 1.40 20131220_01)
②
重要な減価償却資産の減価償却の方法
イ.有形固定資産
定率法によっております。(平成10年4月1日以降取得の建物(建
(リース資産を除く)
物附属設備を除く)については定額法によっております。)
耐用年数及び残存価額については、主として法人税法に規定する方
法と同一の基準によっております。
ロ.無形固定資産
定額法によっております。なお、耐用年数については、法人税法に
(リース資産を除く)
規定する方法と同一の基準によっております。ただし、自社利用の
ソフトウェアについては、社内における見込利用可能期間(3年)
に基づく定額法によっております。
ハ.リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によってお
ります。なお、リース取引会計基準の改正適用初年度開始前の所有
権移転外ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引
に係る方法に準じた会計処理によっております。
③ 重要な引当金の計上基準
イ.貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実
績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能
性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
ロ.賞与引当金
従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額を計上してお
ります。
ハ.ポイント引当金
当社及び一部の連結子会社は、調査モニターへの謝礼ポイントの支
払に備えるため、当連結会計年度末における支払見込額を計上して
おります。
ニ.役員賞与引当金
役員賞与の支出に備えて、当連結会計年度における支給見込額の当
連結会計期間負担額を計上しております。
ホ.役員退職慰労引当金
当社は、役員に対する退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づ
く期末要支給額を計上しております。
なお、平成15年6月に役員退職慰労金制度を廃止しており、役員退
職慰労引当金残高は従前の制度による在任役員に対する支給予定額
であります。
④ 重要な収益及び費用の計上基準
受注製作のソフトウェアに係る
当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められ
収益の計上基準
る契約については工事進行基準(ソフトウェア開発の進捗率の見積
りは原価比例法)を、その他の契約については工事完成基準を適用
しております。
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
44
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 42ページ (Tess 1.40 20131220_01)
連結計算書類
⑤
その他連結計算書類作成のための重要な事項
①消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
②退職給付に係る会計処理の方針
・退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度
までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によってお
ります。
・数理計算上の差異の費用処理方法
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の
平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年~15年)による定額法に
より、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
過去勤務費用は、その発生時に一括処理しております。
(5)のれんの償却に関する事項
のれんの償却については、5年間から10年間で均等償却しております。なお、金額が僅少の場合は当該金
額の生じた期の損益としております。
(会計方針の変更)
(退職給付に関する会計基準等の適用)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」と
いう。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日。
以下「退職給付適用指針」という。)を当連結会計年度末より適用し(ただし、退職給付会計基準第35項本
文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めを除く。)、退職給付債務から年金資産の額を控除した
額を退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債として計上する方法に変更し、未認識数理計算上の差異の
未処理額を退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債に計上しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従っており、
当連結会計年度末において、当該変更に伴う影響額をその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額
に加減しております。
この結果、当連結会計年度末において、退職給付に係る資産が827,425千円、退職給付に係る負債が
3,321,845千円計上されるとともに、その他の包括利益累計額が155,211千円増加しております。なお、1
株当たり情報に与える影響は当該箇所に記載しております。
2.連結貸借対照表に関する注記
有形固定資産の減価償却累計額
6,366,169千円
45
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 43ページ (Tess 1.40 20131220_01)
3.連結損益計算書に関する注記
当連結会計年度において、当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
(1)減損損失を認識した資産
用
途
種
類
場
所
事業用資産
ソフトウエア
東京都千代田区
(2)減損損失の認識に至った経緯
当社の連結子会社である株式会社アンテリオの所有するソフトウエアについて、収益性の低下により投資
額の回収が見込めなくなったため、減損損失を認識しております。
(3)減損損失の金額
ソフトウエア
38,555千円
(4)資産のグルーピング方法
当社グループは、原則として継続的に収支の把握を行っている管理会計上の区分を考量し資産のグルーピ
ングを行っております。
(5)回収可能価額の算定方法
回収可能価額は事業計画を基に使用価値により算定しております。ただし、上記資産については回収可能
価額を零として算定しております。
当期首の株式数
当期増加株式数
当期減少株式数
連
結
計
算
書
類
当期末の株式数
普 通 株 式
10,404,000株
10,404,000株
‐株
20,808,000株
(注)平成25年10月1日付で普通株式1株を2株とする株式分割を行っております。これにより、
発行済株式数は10,404,000株増加し、20,808,000株となっております。
(2)自己株式に関する事項
株 式 の 種 類
事
業
報
告
計
算
書
類
4.連結株主資本等変動計算書に関する注記
(1)発行済株式の総数に関する事項
株 式 の 種 類
参
考
書
類
当期首の株式数 当期増加株式数 当期減少株式数 当期末の株式数
普 通 株 式
347,509株
347,543株
‐株
695,052株
(変動事由の概要)
増加数の内訳は、次のとおりであります。
単元未満株式の買取による増加
34株
株式分割による増加
347,509株
(注)平成25年10月1日付で普通株式1株を2株とする株式分割を行っております。
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
46
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 44ページ (Tess 1.40 20131220_01)
連結計算書類
(3)剰余金の配当に関する事項
① 配当金支払額等
平成25年6月21日開催の第41回定時株主総会決議による配当に関する事項
・配当金の総額
502,824千円
・1株当たり配当金額
50円
・基準日
平成25年3月31日
・効力発生日
平成25年6月24日
② 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生が翌連結会計年度になるもの
・配当金の総額
553,106千円
・1株当たり配当金額
27.50円
・基準日
平成26年3月31日
・効力発生日
平成26年6月23日
5.1株当たり情報に関する注記
(1)1株当たり純資産額
846円49銭
(2)1株当たり当期純利益
81円66銭
(注)1.平成25年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第42期
の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり情報を算定しております。
2.「会計方針の変更」に記載のとおり退職給付会計基準等を適用し、退職給付会計基準第37項
に定める経過的な取扱いに従っております。この結果、当連結会計年度の1株当たり純資産
額が7円72銭増加しております。
6.金融商品に関する注記
(1) 金融商品の状況に関する事項
① 金融商品に対する取組方針
当社グループは、市場調査・コンサルティング事業、システムソリューション事業、医薬品開発支援事
業における事業計画及び設備投資等の計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入)を調達しておりま
す。一時的な余剰資金は、安全性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調
達しております。受取手形及び売掛金に係る顧客の信用リスクは、社内規程に沿ってリスク低減を図って
おります。デリバティブについては、社内規程に従い、実需の範囲で行うこととし、為替の変動リスクを
回避するために利用し、投機的な取引は行いません。
② 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、主に
取引先企業との業務又は資本提携等に関連する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である買掛金は全て1年以内の支払期日であります。借入金及びファイナンス・リース取引に
係るリース債務は主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後、最長で
6年であります。このうち一部は変動金利であるため金利の変動リスクに晒されております。
47
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 45ページ (Tess 1.40 20131220_01)
③ 金融商品に係るリスク管理体制
イ.信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社及び連結子会社は、経理規程に従い、営業債権について、経理担当部署が取引先の状況を定期的
にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸
念の早期把握や軽減を図っております。
デリバティブ取引を利用する際には、カウンターパーティーリスクを軽減するために、格付の高い金
融機関とのみ取引を行っております。
当連結会計年度の連結決算日現在における最大信用リスク額は、信用リスクに晒される金融資産の貸
借対照表価額により表されています。
ロ.市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況を把握し、取引先企業との関係を勘案し
て保有状況を継続的に見直しております。
金利変動や為替変動リスクの低減を目的としてデリバティブ取引を行う際には、取引権限や限度額等
を定めた社内規程に基づき、経理担当部門による稟議申請が行われ、社内承認により、経理担当部門が
取引を実行し、記帳及び契約先と残高照合等を行っております。
ハ.資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部署からの報告に基づき財務IR部が資金繰計画を作成・更新するとともに、手元流動性を
支払予定額以上維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
④ 金融商品の評価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価
額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等
を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
⑤ 信用リスクの集中
該当事項はありません。
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
48
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 46ページ (Tess 1.40 20131220_01)
連結計算書類
(2) 金融商品の時価等に関する事項
平成26年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであ
ります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表に含めておりません。((注2)
を参照ください。)
(単位:千円)
連結貸借対照表計上額
時価
差額
(1)現金及び預金
7,943,759
7,943,759
‐
(2)受取手形及び売掛金
9,830,446
9,830,446
‐
75,313
75,313
‐
17,849,519
17,849,519
‐
(1)買掛金
2,421,006
2,421,006
‐
(2)短期借入金
3,893,056
3,893,056
‐
(3)長期借入金
37,000
37,000
‐
(4)リース債務
812,877
809,202
△3,674
7,163,939
7,160,264
△3,674
(3)投資有価証券
資産計
負債計
(注1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資産
(1)現金及び預金
預金はすべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっておりま
す。
(2)受取手形及び売掛金
これらの時価は、1年を超えて履行される金額が僅少であるため、時価は帳簿価額と近似していること
から、当該帳簿価額によっております。
(3)投資有価証券
株式の時価は取引所の価格によっております。
負債
(1)買掛金、並びに(2)短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額によってお
ります。なお、短期借入金には、1年内に返済予定の長期借入金が含まれております。
(3)長期借入金
長期借入金のうち、変動金利によるものは、金利が一定期間ごとに更改される条件となっているため、
時価は帳簿価額に近似していると言えることから、当該帳簿価額によっております。固定金利によるも
のは、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値によ
り算定しております。
49
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 47ページ (Tess 1.40 20131220_01)
(4)リース債務
リース債務の時価は、元利金の合計額を、新規に同様のリース取引を行った場合に想定される利率で割
り引いた現在価値により算定しております。
参
考
書
類
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
区分
連結貸借対照表計上額
非上場株式
関係会社株式
その他
事
業
報
告
733,371
157,064
上記については市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(3)投資有価証
券」には含めておりません。
(注3) 満期のある金銭債権及び有価証券の連結決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
現金及び預金
7,943,759
-
‐
‐
受取手形及び売掛金
9,793,513
36,933
‐
‐
17,737,272
36,933
‐
‐
合計
(注4) 長期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
(単位:千円)
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
長期借入金
3,136,000
37,000
‐
‐
リース債務
314,165
497,454
1,257
‐
314,165
534,454
1,257
‐
合計
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
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グ
ル
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プ
50
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 48ページ (Tess 1.40 20131220_01)
連結計算書類
7.重要な後発事象
当社は、平成26年4月14日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社アスクレップ
(以下、「アスクレップ」または「分割会社」といいます。)が、平成26年6月2日を効力発生日として、
臨床開発事業及びこれに付随する事業(以下、「対象事業」といいます。)をアスクレップが新たに設立し
た100%子会社であるエイツーヘルスケア株式会社(平成26年5月1日付で株式会社エーケーピーから
商号変更。以下、「エイツーヘルスケア」または「承継会社」といいます。)に承継し、同日、承継会社の
発行済株式の全部を伊藤忠商事株式会社(以下、「伊藤忠商事」といいます。)に対して譲渡することを決
議いたしました。
1.会社分割及び株式譲渡の目的
アスクレップでは、20 年以上にわたって日本国内を中心にCRO(医薬品開発業務受託機関=Contract
Research Organization)サービスを提供してまいりました。この間、他のグループ会社で展開している
ヘルスケア領域サービスとのシナジー獲得を目指して事業をおこなってまいりましたが、当社グループが
掲げる成長戦略を確実に前進させるためには、より発展できる形で事業を再編し、リソースの選択と集中
を行う必要があると判断いたしました。よって、今般対象事業を吸収分割により承継会社に承継させ、伊
藤忠商事に対し、承継会社の発行済株式の全部を譲渡することといたしました。
2.アスクレップによる吸収分割
(1)吸収分割の要旨
① 分割の日程
平成26年4月14日
平成26年5月30日(予定)
平成26年6月2日(予定)
吸収分割契約承認取締役会(分割会社、承継会社)
吸収分割契約承認株主総会(分割会社)
分割効力発生日
② 分割の方式
アスクレップを分割会社とし、エイツーヘルスケアを承継会社とする吸収分割です。
③ 分割に係る割当ての内容
承継会社は、アスクレップの完全子会社であるため、本会社分割に際して株式の割当てその
他対価の交付は行いません。
④ 分割により増減する資本金
分割会社の資本金の増減はありません。
(2)会社分割当事会社の概要
① 名 称
分割会社
(平成26年4月1日現在)
株式会社アスクレップ
承継会社
(平成26年4月1日現在)
エイツーヘルスケア株式会社
② 資 本 金
1億5,000万円
30万円
③ 従 業 員 数
496名
―
51
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 49ページ (Tess 1.40 20131220_01)
(3)分割会社の直近決算期における資産・負債及び売上高
平成26年3月期
資産
4,036百万円
負債
1,420百万円
売上高
6,215百万円
承継会社は、平成26年4月1日に設立されたため、確定した最終事業年度はありません。
(4)分割する事業の内容
アスクレップが営む事業のうち、対象事業を分割いたします。
3.承継会社株式の譲渡
(1)株式譲渡の方法及び内容
アスクレップが新たに設立したエイツーヘルスケア(承継会社)の発行済株式の全部を、伊藤
忠商事に対して譲渡いたします。
(2)譲渡株式数及び譲渡前後の所有株式数の状況
① 譲渡前の所有株式数
1株 (所有割合 100%)
② 譲渡株式数
1株 (所有割合 100%)
③ 譲渡後の所有株式数
0株 (所有割合 0%)
(3)株式譲渡日程
平成26年4月14日
平成26年4月14日
平成26年6月2日(予定)
譲渡に関する取締役会決議(アスクレップ)
株式譲渡契約の締結日(アスクレップ)
株式譲渡期日
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
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ジ
グ
ル
ー
プ
52
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 50ページ (Tess 1.40 20131220_01)
計算書類
貸借対照表
(単位:千円)
科
流
固
目
資産の部
動
資
産
現 金 及 び 預 金
売
掛
金
貯
蔵
品
前
払
費
用
繰 延 税 金 資 産
関係会社短期貸付金
未
収
入
金
そ
の
他
定
資
産
有 形 固 定 資 産
建
物
構
築
物
器
具
備
品
土
地
無 形 固 定 資 産
地
上
権
ソ フ ト ウ ェ ア
そ
の
他
投資その他の資産
投 資 有 価 証 券
関 係 会 社 株 式
関 係 会 社 出 資 金
関係会社長期貸付金
繰 延 税 金 資 産
差 入 保 証 金
そ
の
他
投 資 損 失 引 当 金
資
産
合
計
第42期
(平成26年3月31日現在)
4,099,618
1,061,679
212,836
167
80,969
16,069
2,400,000
315,693
12,202
14,281,062
3,140,578
1,081,866
5,539
55,015
1,998,156
123,313
39,832
57,595
25,885
11,017,170
168,689
6,449,760
2,438,990
77,529
1,883,284
690,408
13,670
△705,164
18,380,680
53
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 51ページ (Tess 1.40 20131220_01)
科
流
固
負
目
第42期
(平成26年3月31日現在)
負債の部
負
債
買
掛
金
短 期 借 入 金
一年以内返済予定長期借入金
関係会社短期借入金
未
払
金
預
り
金
未 払 法 人 税 等
動
定
負
債
役員退職慰労引当金
預 り 保 証 金
債
合
計
純資産の部
株
主
資
本
資
本
金
資 本 剰 余 金
資 本 準 備 金
利 益 剰 余 金
利 益 準 備 金
その他利益剰余金
別 途 積 立 金
繰越利益剰余金
自
己
株
式
評 価 ・ 換 算 差 額 等
その他有価証券評価差額金
純
資
産
合
計
負 債 ・ 純 資 産 合 計
5,400,662
108,183
500,000
3,100,000
1,430,000
67,801
8,212
186,464
627,324
29,000
598,324
6,027,986
12,330,956
1,681,400
1,336,688
1,336,688
9,845,965
40,100
9,805,865
8,000,000
1,805,865
△ 533,097
21,738
21,738
12,352,694
18,380,680
損益計算書
(単位:千円)
第42期
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
科目
売
上
売
上
売
原
上
総
高
13,965,691
価
9,971,495
利
益
3,994,196
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
業
営
業
受
利
外
取
利
息
業
外
支
費
具
品
数
等
除
替
却
差
雑
損
経
常
特
別
関
係
会
引
前
税、
人
当
住
税
期
利
利
社
株
民
等
純
273,367
入
5,001
息
41,705
料
9,705
損
497
損
17,400
失
8
益
益
売
式
期
税
金
278,368
用
手
備
為
当
当
利
払
器
法
配
払
支
人
・
却
純
及
び
調
利
事
整
利
益
24,778
24,778
1,218,620
税
552,846
額
△ 179,791
益
69,317
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
1,193,842
益
業
事
業
報
告
984,791
益
収
営
法
益
収
雑
税
3,009,405
参
考
書
類
373,055
監
査
報
告
書
845,565
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
54
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 52ページ (Tess 1.40 20131220_01)
計算書類
株主資本等変動計算書 (自
平成25年4月1日
至
平成26年3月31日)
(単位:千円)
株
主
資本剰余金
期
首
残
高
益
剰
余
本
金
その他利益剰余金
資本金
当
利
資
資本準備金 利益準備金
自 己 株 式
株 主 資 本
合
計
繰 越 利 益
別途積立金
剰
余
金
1,681,400
1,336,688
40,100
8,000,000
1,571,435
△ 533,056
12,096,567
剰 余 金 の 配 当
ー
ー
ー
ー
△ 502,824
ー
△ 502,824
当 期 純 利 益
ー
ー
ー
ー
845,565
ー
845,565
自己株式の取得
ー
ー
ー
ー
ー
△ 41
△ 41
会社分割による減少
株主資本以外の
項目の当期中の
変 動 額 ( 純 額 )
当期中の変動額合計
ー
ー
ー
ー
△ 108,310
ー
△ 108,310
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
当 期 中 の 変 動 額
当
期
末
残
高
ー
ー
ー
ー
234,430
△ 41
234,388
1,681,400
1,336,688
40,100
8,000,000
1,805,865
△ 533,097
12,330,956
評
価
・
換
そ の 他 有 価 証 券
評
価
差
額
金
当
期
首
残
高
算
差
額
等
評価・換算差額等合計
純 資 産 合 計
22,346
22,346
12,118,913
剰 余 金 の 配 当
ー
ー
△ 502,824
当 期 純 利 益
ー
ー
845,565
自己株式の取得
ー
ー
△ 41
会社分割による減少
株主資本以外の
項目の当期中の
変 動 額 ( 純 額 )
当期中の変動額合計
ー
ー
△ 108,310
△ 607
△ 607
△ 607
△ 607
△ 607
233,780
当
21,738
21,738
12,352,694
当 期 中 の 変 動 額
期
末
残
高
55
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 53ページ (Tess 1.40 20131220_01)
参
考
書
類
個別注記表
1.重要な会計方針に係る事項
(1)資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
子会社株式及び関連会社株式
その他有価証券
・時価のあるもの
移動平均法による原価法によっております。
期末日の市場価格等に基づく時価法によっております。
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均
法により算定しております。)
・時価のないもの
移動平均法による原価法によっております。
② たな卸資産の評価基準及び評価方法
・貯蔵品
最終仕入原価法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方
法)によっております。
(2)固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
定率法によっております。(平成10年4月1日以降取得の建物(建
物附属設備を除く)については定額法によっております。)
耐用年数及び残存価額については、主として法人税法に規定する方
法と同一の基準によっております。
②
無形固定資産
(3)重要な引当金の計上基準
① 投資損失引当金
②
役員退職慰労引当金
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
定額法によっております。なお、耐用年数については、法人税法に
規定する方法と同一の基準によっております。ただし、自社利用の
ソフトウェアについては、社内における見込利用可能期間(3年)
に基づく定額法によっております。
計
算
書
類
関係会社等に対する投資に係る損失に備えるため、当該会社の財政
状態等を勘案し、必要と認められる額を計上しております。
役員に対する退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づく期末要
支給額を計上しております。
なお、平成15年6月に役員退職慰労金制度を廃止しており、役員退
職慰労引当金残高は従前の制度による在任役員に対する支給予定額
であります。
監
査
報
告
書
(ご参考)
(4)その他計算書類作成のための基本となる事項
消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
56
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 54ページ (Tess 1.40 20131220_01)
計算書類
2.貸借対照表に関する注記
(1)有形固定資産の減価償却累計額
3,602,653千円
(2)関係会社に対する金銭債権及び金銭債務
① 短期金銭債権
2,673,837千円
② 短期金銭債務
1,501,386千円
③ 長期金銭債権
77,529千円
④ 長期金銭債務
598,324千円
(3)偶発債務
関係会社の金融機関からの借入金に対して、次のとおり債務保証を行っております。
英徳知聯恒市場諮詢(上海)有限公司
155,946千円
3.損益計算書に関する注記
関係会社との取引高
① 売上高
② 仕入高
③ 販売費及び一般管理費
④ 営業取引以外の収入
⑤ 営業取引以外の支出
1,384,182千円
2,179,151千円
434,916千円
246,795千円
10,476千円
4.株主資本等変動計算書に関する注記
自己株式に関する事項
株 式 の 種 類
普
通
株
式
当期首の株式数 当期増加株式数 当期減少株式数 当期末の株式数
347,509株
347,543株
-株
695,052株
(変動事由の概要)
増加数の内訳は、次のとおりであります。
単元未満株式の買取による増加
34株
株式分割による増加
347,509株
(注) 平成25年10月1日付で普通株式1株を2株とする株式分割を行っております。
57
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 55ページ (Tess 1.40 20131220_01)
5.税効果会計に関する注記
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(繰延税金資産)
未払事業税
13,277千円
役員退職慰労引当金
10,335千円
貸倒損失
16,394千円
投資損失引当金
251,320千円
関係会社株式
1,884,610千円
その他
19,850千円
繰延税金資産小計
2,195,789千円
評価性引当額
△284,626千円
繰延税金資産合計
1,911,163千円
(繰延税金負債)
その他有価証券評価差額金
△11,809千円
繰延税金負債合計
△11,809千円
繰延税金資産の純額
1,899,353千円
(2)法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異
の原因となった主要な項目別の内訳
法定実効税率
38.01%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
0.89%
受取配当等永久に損金に算入されない項目
△7.65%
住民税均等割額
0.43%
評価性引当額の増減額
△1.36%
その他
0.29%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
30.61%
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
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書
(ご参考)
レイ
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58
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 56ページ (Tess 1.40 20131220_01)
計算書類
6.関連当事者との取引に関する注記
子会社等
(単位:千円)
属性
会社等の名称
子会社 株式会社アンテリオ
株式会社インテージ
リサーチ
株式会社インテージ
子会社 テ ク ノ ス フ ィ ア (注
3)
子会社
議決権等
の 所 有
(被所有)
割
合
関連当
事者と
の関係
取引の内容
資金の借入
1,000,000
利息の支払
7,262
役員の
兼任
(注1)
100.0%
役員の
兼任
(注2)
業務委託
100.0%
役員の
兼任
(注2)
業務委託
100.0%
取引金額
(注4)
科
目
関係会社短期
借入金
期末残高
(注4)
1,000,000
―
―
886,631
買掛金
18
704,510
買掛金
―
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注1) 資金の借入については、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)による取引であり、借入金
利率については市場金利を勘案して合理的に決定しております。
(注2) 価格その他の取引条件は、見積額と希望価格等により検討、価格交渉を行い合理的に決定しており
ます。
(注3) 株式会社インテージ長野は、平成26年4月1日付で株式会社インテージテクノスフィアに商号変更
しております。
(注4) 取引金額には消費税等を含めておりません。期末残高には消費税等を含めております。
7.1株当たり情報に関する注記
(1)1株当たり純資産額
614円17銭
(2)1株当たり当期純利益
42円04銭
(注)平成25年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第42期の期
首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定して
おります。
8.重要な後発事象
該当事項はありません。
59
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 57ページ (Tess 1.40 20131220_01)
9.その他の注記
(企業結合等関係)
共通支配下の取引等
1.取引の概要
(1)対象となった事業の名称及びその事業の内容
市場調査・コンサルティング事業、システムソリューション事業
(2)企業結合日
平成25年10月1日
(3)企業結合の法的形式
当社を吸収分割会社とし、当社の100%子会社である株式会社インテージ分割準備会社を承継会
社とする吸収分割方式
(4)結合後企業の名称
株式会社インテージ
(5)その他取引の概要に関する事項
当社グループを取り巻く環境変化に対応し、更なる企業価値向上を図るためには、各事業部門
及び各事業会社の権限と責任の明確化や専門性の追求により、当社グループのガバナンス及び
事業基盤の強化を図るとともに、当社グループ全体の成長を見据えた新たな経営体制の確立が急務
であると考えております。
このような状況を踏まえ、当社は持株会社制への移行により、持株会社が当社グループの戦略立
案機能に特化し、当社グループの全体最適と各事業会社の個別最適の調和、成長分野への資源配分
の最適化を図るとともに、各事業会社間のコラボレーション、人財の育成・交流、グループ共通業
務の集約化・効率化等を促進し、企業価値の向上を目指します。
2.実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成20年12月26日公表分)及び「企業結合
会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成20年12
月26日公表分)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
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報
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(ご参考)
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招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 58ページ (Tess 1.40 20131220_01)
監査報告書
連結計算書類に係る会計監査報告
独立監査人の監査報告書
平成26年5月15日
株式会社インテージホールディングス
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
業務執行社員
富
永
貴
雄 ㊞
守
谷
徳
行 ㊞
当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、株式会社インテージホールディン
グス(旧会社名 株式会社インテージ)の平成25年4月1日から平成26年3月31日までの
連結会計年度の連結計算書類、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本
等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。
連結計算書類に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して
連結計算書類を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚
偽表示のない連結計算書類を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制
を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結計算書
類に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に
重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、こ
れに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が
実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結計算書類の重
要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有
効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際し
て、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結計算書類の作成と適正な表示に関
61
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 59ページ (Tess 1.40 20131220_01)
連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法
並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結計算書類の表示を検討
することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断してい
る。
監査意見
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業
会計の基準に準拠して、株式会社インテージホールディングス(旧会社名 株式会社インテ
ージ)及び連結子会社からなる企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財産及び損益の状
況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
連結注記表の重要な後発事象に記載されているとおり、会社は平成26年4月14日開催の
取締役会において、連結子会社である株式会社アスクレップが、「臨床開発事業及びこれに
付随する事業」を譲渡することを決議した。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利
害関係はない。
以 上
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
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(ご参考)
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プ
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招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 60ページ (Tess 1.40 20131220_01)
監査報告書
計算書類に係る会計監査報告
独立監査人の監査報告書
平成26年5月15日
株式会社インテージホールディングス
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
業務執行社員
富
永
貴
雄 ㊞
守
谷
徳
行 ㊞
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、株式会社インテージホール
ディングス(旧会社名 株式会社インテージ)の平成25年4月1日から平成26年3月31日
までの第42期事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動
計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。
計算書類等に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して
計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬
による重要な虚偽表示のない計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示するために経
営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類及
びその附属明細書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般
に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に
計算書類及びその附属明細書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得る
ために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手す
るための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による計
算書類及びその附属明細書の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用され
る。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査
法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、計算
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招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 61ページ (Tess 1.40 20131220_01)
書類及びその附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査に
は、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評
価も含め全体としての計算書類及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断してい
る。
監査意見
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正妥当と
認められる企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産
及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利
害関係はない。
以 上
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
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書
(ご参考)
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招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 62ページ (Tess 1.40 20131220_01)
監査報告書
監査役会の監査報告
監
査
報
告
書
当監査役会は、平成25年4月1日から平成26年3月31日までの第42期事業年度の取締
役の職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づき、審議の上、本監査報告
書を作成し、以下のとおり報告いたします。
1. 監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果
について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報
告を受け、必要に応じて説明を求めました。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の方針、職務の分担等
に従い、取締役、内部監査部門その他の使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査
の環境の整備に努めるとともに、取締役会その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人
等からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書
類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務及び財産の状況を調査いたしました。
また、事業報告に記載されている取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確
保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして会社法
施行規則第100条第1項及び第3項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容及び
当該決議に基づき整備されている体制(内部統制システム)について、取締役及び使用人
等からその構築及び運用の状況について定期的に報告を受け、必要に応じて説明を求め、
意見を表明いたしました。事業報告に記載されている会社法施行規則第118条第3号イの
基本方針及び同号ロの各取組みについては、取締役会その他における審議の状況等を踏ま
え、その内容について検討を加えました。子会社については、子会社の取締役及び監査役
等と意思疎通及び情報の交換を図り、必要に応じて子会社から事業の報告を受けました。
以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書について検討いた
しました。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視
及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に
応じて説明を求めました。また、会計監査人から「職務の遂行が適正に行われることを確
保するための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管
理基準」(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備している旨の通知を受け、
必要に応じて説明を求めました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る計算書類(貸
借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表)及びその附属明細書並び
に連結計算書類(連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結
注記表)について検討いたしました。
65
招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 63ページ (Tess 1.40 20131220_01)
参
考
書
類
2. 監査の結果
(1)事業報告等の監査結果
一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示して
いるものと認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反する重大な事
実は認められません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めます。
また、当該内部統制システムに関する事業報告の記載内容及び取締役の職務の執行
についても、指摘すべき事項は認められません。
四 事業報告に記載されている会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方
に関する基本方針については、指摘すべき事項は認められません。事業報告に記載
されている会社法施行規則第118条第3号ロの各取組みは、当該基本方針に沿った
ものであり、当社の株主共同の利益を損なうものではなく、かつ、当社の会社役員
の地位の維持を目的とするものではないと認めます。
(2)計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人 有限責任あずさ監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。
(3)連結計算書類の監査結果
会計監査人 有限責任あずさ監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
平成26年5月21日
株式会社インテージホールディングス
監査役会
常 勤 監 査 役
坂
本
徹 ㊞
常 勤 監 査 役
工
藤
理 ㊞
社 外 監 査 役
髙
木
社 外 監 査 役
齊
藤
監
査
報
告
書
賢 ㊞
紀
夫 ㊞
以
上
(ご参考)
レイ
ポン
ーテ
トー
ジ
グ
ル
ー
プ
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招集通知 2014年05月21日 21時01分 $FOLDER; 64ページ (Tess 1.40 20131220_01)
(ご参考)インテージグループレポート
TOPICS
トピックス
01
東証IRフェスタ2014に出展
(開催日:平成26年2月21日・22日)
東京証券取引所主催の個人投資家向けIRイベント
「東証IRフェ
スタ2014」
(会場:東京国際フォーラム)
に出展いたしました。
開催期間中はブースでのミニプレゼンや社長による会社説明
会を実施し、約300名の方々にご参加いただきました。個人投
資家の皆様にご回答いただいたアンケートでは、
「企業名をさら
に皆さんに認知されるよう積極的なIR活動して下さい」、「株主
優待の内容をもっと充実してほしい」といった貴重なご意見をい
ただきました。
アンケート結果のご報告
会社説明会・ミニプレゼンにご参加いただいた個人投資家の皆様にアンケートを実施いたしました。(回答者数305人)
Q1
説明会について
感想をお聞かせください。
無回答
8%
全く
わからな
かった
1%
わかり
にくかった
3%
67
ほぼ理解できた
56%
十分
理解できた
32%
投資対象として
Q3 何を当社に期待されますか?
対象とは
考えられない
1%
どちらとも
いえない
11%
すでに保有
している
6%
対象として
検討したい
67%
女性
20%
男性
80%
投資して
みたい
15%
説明資料について
Q2 感想をお聞かせください。
優待品としてほしいものを下記から
Q4 お選びください
(3つまで)
ほぼ理解
できた
61%
クオカード
70人
図書カード
91人
ギフトカード
33人
米
91人
全国の名産品
10人
生活用品
社会貢献 4人
4人
その他
優待は不要
19人
十分理解
できた
39%
Q5 性別をお答えください
Q6 年代をお答えください
195人
70 代
9%
50 代
13%
60 代
24%
20 代
18%
30 代
21%
10 代
1%
40 代
14%
TOPICS
「インテージグループ ヘルスケアフォーラム2014」
を開催(開催日:平成26年2月12日)
事業報告
インテージグループ初の試みとして、インテー
参考書類
02
ジ、アスクレップ、アンテリオ、医療情報総合研
究所の共催で「インテージグループ ヘルスケア
フォーラム 2014」を開催いたしました。
マーケティングを切り拓く」をテーマに、ミニセッ
ション形式で各社が保有するさまざまなヘルスケ
アソリューションを紹介。特別講演としてドコモ・
ヘルスケア株式会社 代表取締役社長 竹林 一氏を
▲会場の様子
連結計算書類
今回は「そして、患者起点の次世代ヘルスケア
お迎えして、「デジタルヘルスケアが創る顧客視
計算書類
点でのセルフマネージメントの世界」と題した
講演がおこなわれました。
TOPICS
株主優待寄付金についてのご報告
株主優待制度の「寄付」に対し、多くの株主様にご賛同いただきました結果、当期の総額は266,000円でした。
お預かりした寄付金は「株式会社インテージホールディングス株主有志一同」名義で寄付いたしました。誠にありが
とうございました。
(ご参考)
インテージグループ
レポート
03
監査報告書
▲ご挨拶をする宮首社長
68
(ご参考)インテージグループレポート
じ
特
集
.
Vol
6
ん
インテー人 に 聞 く
当社グループの役員・社員(インテ一人)へのインタビュー!
ここでは、当社がどのように社会に関わり、貢献しているかを分かりやすくご紹介します。
今回は、成長戦略のキーワードのひとつ「グローバル」についてご説明します。
「拡大」
から
「深化」
へ
グローバルにおける
競争力を強化
執行役員
宮内 清美
宮内さんの職務(ご担当内容)について
教えて下さい。
中国を皮切りとして、インテージグループはこれま
で海外拠点を精力的に拡大してきました。特に2011年
以降はそのペースを一段と加速させ、今やアジア7か
経歴
昭和34年
鹿児島県生まれ
平成17年
ソリューション本部 グローバルリサーチ部長
昭和58年
平成19年
平成20年
平成26年
インテージ入社 調査部 配属
営業本部 営業9部長
INTAGE (Thailand) Co., Ltd. CEO(現任)
執行役員 海外事業アセアン・インド担当(現任)
INTAGE Holdings Inc. Regional Office 代表
(現任)
国に現地法人を構えるまでに至っています。
私の職務は、各国に点在しているこのような現地法
人のビジネスを繋げていくこと、つまり効率的な相乗
効果を生み出すために必要な施策を発案し、実践して
いくことにあります。特にタイ、ベトナム、シンガポー
ル、インドネシアのアセアン4か国とインドについて
は、私が代表を務めるRegional Officeが一元的に管轄
する地域となっています。ビジネス情報の相互共有は
いうまでもなく、先進的リサーチテクノロジーの現地
69
http://www.intageholdings.co.jp/ir/investor/ なるほど!インテージ
いサービスを海外においても展開していく必要がありま
局面において戦略的な連携を実現し、インテージグルー
す。日本の先進技術を駆使したリサーチソリューション
プ総体としてのビジネス拡大を追求していかなければ
を海外に導入することもアドバンテージになるでしょ
なりません。
う。また各現地法人独自の発想による新商品開発も有効
インテージグループの海外事業戦略
について教えて下さい。
これまで海外事業戦略の中心テーマは、いかに面を拡
大していくかにありました。つまり、まずは海外拠点数
ことができると私は信じています。
最後に、これまでの海外経験の中で最も
印象に残っていることを教えてください。
(グレーゾー
海外で事業を推進するには、曖昧な部分
おいていたわけです。飽和傾向にある日本市場の現実を
ン)を残さないことが非常に重要です。意思決定は明確
踏まえれば、これはまさに合理的な戦略であり、実際
にはっきりと行い、それを的確に相手に伝えることが
2013年度までの数年間で、アジアを中心とした拠点拡
肝要です。さもなければ、誤解や疑念が生まれ、相互の
大をほぼ目標通り成し遂げることができたのです。
コミュニケーションの歯車がたちまち狂い始めること
そし て、2 0 14年 度 か ら の 海 外 事 業 戦 略 は 新 た な
になります。日本人独特の、口に出さなくても分かるだ
フェーズに入ります。従来の戦略が
「面の拡大」
にあった
ろうといった
「あうんの呼吸」
は、まず外国人には全く通
とすれば、これからは
「深化」
。つまり、これまでに設立
用しないということを認識しなければなりません。
していくか、そこに軸足を置いていかなければならない
のです。
事業基盤の強化とは、すなわち競争力の強化のことで
もあります。そのためには、他社が容易に真似のできな
相互理解の促進には、とにかく言葉による率直な
コミュニケーションを実践するしかありませんね。
それから、相手国の文化に対する敬意の念を忘れて
はいけません。この感情は相互の信頼関係の基礎に
なるものだと感じています。
(ご参考)
インテージグループ
レポート
してきた各現地法人の事業基盤をどのように更に強化
監査報告書
きる舞台を、日本国内以外にも創っていくことに主眼を
計算書類
を増やすことにより、我々インテージグループが活躍で
インテージグループが一丸となれば、必ず成し遂げる
連結計算書類
のはずです。道のりは必ずしも平坦ではありませんが、
事業報告
への移植、また有能な人財の開発と配置など、様々な
参考書類
IRサイト・個人投資家様向けサイト
70
(ご参考)インテージグループレポート
特集:中期経営計画
第11次中期経営計画を策定しました
インテージグループでは平成27年3月期を初年度とする第11次中期経営計画を策定いたしました。
本中期経営計画では、
「生活者起点、そして情報への徹底的なこだわり」をキーワードに、新事業領域への投資余力を生み
出すことを視野に含めた各社の主力事業の再点検と強化を行い、より強固な収益の柱とすることを目指します。また、第10
次中期経営計画において重点的に投資をおこなってきた
「モバイル、グローバル、ヘルスケア」領域については、本中期経営
計画の期間中に回収フェーズへのステージアップを図ります。
巻き返し
主力事業の再強化による市場価値向上
「生活者理解」を最大の武器に、
更なる成長加速へ
重 点 課 題
基 本 方 針
“リノベーション&
イノベーション”
結 実
モバイル&シングルソース、グローバル、
ヘルスケア領域の着実な成長
挑戦&創造
「リサーチ」の枠にとらわれない、新たな
ビジネスモデルの模索と確立
加 速
最適化の視点による戦略立案・推進のマネ
ジメント強化
■ 計数計画について
本紙51ページ
「7.重要な後発事象」に記載しておりますとおり、当社の連結子会社である株式会社アスクレップが平成26
年6月2日を効力発生日として、臨床開発事業及びこれに付随する事業を、アスクレップが新たに設立した100%子会社で
あるエイツーヘルスケア株式会社(平成26年5月1日をもって株式会社エーケーピーから商号変更)に承継し、同日、承継会
社の発行済株式の全部を伊藤忠商事株式会社に対して譲渡することを決議いたしました。
このため、平成27年3月期の連結業績予想については、譲渡完了まで譲渡資産等の精査が必要であり、現時点では業績へ
の影響額は未確定であることから、業績予想の見込みが立ちました時点で速やかに開示いたします。
71
参考書類
戦略ポイント
主力事業の再強化による市場価値向上
▶ 各事業会社は基本に立ち返って、主力・既存事業の再強化をおこないます。
▶ ホールディングスは事業ポートフォリオを再点検し、グループフォーメーションや各社ミッション
の再定義をおこないます。
▶ グループをあげてマネジメント力を強化し、収益構造の適正化を追求します。
結 実
モバイル&シングルソース、グローバル、ヘルスケア領域の着実な成長
インテージとドコモ・インサイトマーケティングが主体となって事業基盤の整備・サービス確立を
おこない、さらなる事業拡張を目指します。
【グローバル】
2
計算書類
バンコクにリージョナルオフィスを新設し、ASEAN+インドの事業を一括マネジメント。国別になっ
ていた情報や顧客資産、人財の共有化や、ホールディングスとの連携によりリサーチソリューション
の海外展開を推進します。
【ヘルスケア】
医療環境やニーズの変化に応じた
「患者(生活者)起点」のマーケティングモデルによる市場シェア拡大
を目指します。
挑戦&創造 「リサーチ」の枠にとらわれない、新たなビジネスモデルの模索と確立
▶ ホールディングスは新事業領域の創造においてリーダーシップを持って取り組み、事業価値創造に
向けたシナリオ作りと投資機能の強化を図ります。
▶ 各事業会社は今後の成長ドライバーになる
「新規事業の開発」
を推進します。
最適化の視点による戦略立案・推進のマネジメント強化
▶ 成長戦略に関する中長期ビジョンを設定し、当社グループが今後向かうべき方向を具体化します。
▶ 企業価値向上に向けた各種資本政策に取り組みます。
▶ 海外を含めたグループ全体のガバナンス機能を強化し、リスク排除を推進します。
▶ グループ内の人財流動化に取組み、人財配置の適正化をおこないます。
4
(ご参考)
インテージグループ
レポート
加 速
監査報告書
3
連結計算書類
【モバイル&シングルソース】
事業報告
1
巻き返し
72
(ご参考)インテージグループレポート
Column
コラム
インテージグループのご紹介
ラオス
チェンマイ
第1回 INTAGE (Thailand)(タイ・バンコク)
インテージグループの海外現地法人の様子を駐在員がレポートします。
初回はタイからのレポートです!紹介してくれるのはINTAGE (Thailand) Co., Ltd.
ベトナム
バンコク
に駐在している伊藤さんです。
INTAGE (Thailand) は中国に続く2つめの海外
カンボジア
拠点として、2008年に設立されました。
社員数は158名
(男性41名:女性117名)
、平均
年齢が33歳と若いことが特徴です。
プロ意識の高いメンバー達はフレンドリーで
明るく、協調性やお互いの意見を大切にしながら
▲受付の前で
仕事をしています。
▲執務スペースの様子
タイでの調査業務
マレーシア
者
紹介
タイ人は定量的な厳密さより、その場の感性を大事
INTAGE (Thailand) Co., Ltd.
駐在員
伊藤 澄人
にする傾向があるためか、日本と比較すると定性調査
の割合が多くなっています。
駐在歴:2012年1月より
担 当: 日 系 ク ラ イ ア ン ト 様 を
中心に、タイを含めたASEAN
エリアの市場調査
グループインタビューでは、初対面でも打ち解ける
のが非常に早いため、一人の発言量が多くなるのが特
徴です。インタビュー前の待合室でも会話が弾んでい
る光景をよく見かけます。
日本のお客様にとってますます重要度が高まる
▲インタビュールーム
そのような雰囲気を大切にするためにも、インタビュールームはソファでくつろぎ
ながらインタビューできるような部屋を準備しています。
現地社員から
紹介者
Watchararuethai Thongsandee
タイのランチタイム
オフィスの周りには日系企業も多く、日本
食レストランも充実していますが、週の半分
は現地スタッフとタイ料理を食べに行きます。
毎年4月中旬に行われるタイの旧正月
「ソンクラー
ン」
。多くの外国人にとっては、
「水掛け祭り」として
有名だと思いますが、水を掛ける本来の意味はご存知
でしょうか?私の故郷
(チェンマイ)
では、普段お寺に
安置されている仏像が車に
乗せられて街中を移動します。その仏像に対して、花を
入れたり香りをつけた水を掛けます。これには、
「お清め」
や
「尊敬の念を示す」
といった意味があります。
ASEAN、その中心であるタイにおいて仕事が
でき、非常にエキサイティングな日々です。海
外ならではの苦労も絶えませんが、
「現地目線
と日本品質の融合」をモットーにお客様のビジ
ネスの成功をサポートしたいと思っています。
タイ王国
面
積 51万4,000平方キロメートル
(日本の約1.4倍)
人
口 6,593万人
(2010年)
(タイ国勢調査)
首
都 バンコク
民
族 大多数がタイ族。その他,華僑,
マレー族,山岳少数民族等
言
語 タイ語
宗
G
教 仏教 94%,イスラム教 5%
D
P 3,650億ドル
(名目,2012年)
一人当たりGDP 5,382ドル
(2012年)
経 済 成 長 率 6.4%(2012年)
73
株主還元方針について
参考書類
株主還元策
■株主優待
対象となる株主様 毎年9月30日現在の当社株主名簿に記載された、当社株式を1単元
(100株)
以上保有されている株主様。
所有株数 100株以上199株
(1,000円相当)
所有株数 800株以上3,999株
(4,000円相当)
所有株数 200株以上799株
(2,000円相当)
映画観賞券
江戸前
佃煮
(イオンシネマ)
南州黒豚
詰め合わせ
十勝
スイーツ
プリン
江戸前
佃煮
花とみどり
のギフト券
QUOカード
(2,000円×1枚)
●
財団法人日本ユニセフ協会
●
日本赤十字社
財団法人日本盲導犬協会
(東日本大震災義援金口)
配当および配当性向
松坂牛・
神戸ビーフ
食べ比べ
すき焼き用
江戸前
佃煮
タラバ
海鮮鍋
セット
信州
りんご
活黒 煮魚・
焼魚セット
東京国立
博物館
パスポート
上の最重要課題のひとつとして位置づけ、連結配当性
寄付(任意の一団体を指定)
財団法人C.W.ニコル・
アファンの森財団
● 財団法人日本盲導犬協会
● 財団法人日本ユニセフ協会
● 日本赤十字社
(東日本大震災義援金口)
●
■ 配当金(円/1株当たり)
● 配当性向(%)
20
ンスを考慮した利益配分を行なうことを基本的な考え
方としています。株主の皆様に対する利益還元を経営
QUOカード
(2,000円×4枚)
23.5
25
29.6
25
30.4
25
26.2
25
25
37.9
40.2
27.5
30
(ご参考)
33.7
平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
第36期
第37期
第38期
第39期
第40期
第41期
第42期 第43期(予定)
※当社は、平成25年10月1日を効力発生日として、普通株式1株を2株に分割いたしました。平成25年度以前は期首に当該株式分割が行われたと仮定して、配当金・
配当性向を記載しております。
インテージグループ
レポート
当社は連結業績をベースに、配当と内部留保のバラ
向は25%を目安にしています。
財団法人C.W.ニコル・
アファンの森財団
● 財団法人日本盲導犬協会
● 財団法人日本ユニセフ協会
● 日本赤十字社
(東日本大震災義援金口)
監査報告書
●
財団法人C.W.ニコル・
アファンの森財団
寄付(任意の一団体を指定)
●
所有株数 4,000株以上
(8,000円相当)
寄付(任意の一団体を指定)
●
QUOカード
(2,000円×2枚)
計算書類
北海道
カマンベール
チーズケーキ
信州
りんご
連結計算書類
花とみどりの
ギフト券
信州そば
新潟県産
特別栽培米
こしひかり
事業報告
Kids Smile
Quo カード
74
▶
株主総会会場ご案内図
東京都千代田区外神田1-18-13
秋葉原ダイビル2階
秋葉原コンベンションホール
至上野
〒101-0021
銀座線 末広町駅
地下鉄3番出口
会場
地下鉄
1番出口
三菱東京
UFJ銀行
日本
農業新聞
インテージ
秋葉原ビル
歩道橋
住友
不動産
ビル
昭和通り
中央通り
秋葉原ダイビル
秋葉原
UDX
セブン
イレブン
早稲田塾
万世橋
JR 秋葉原駅
至両国
JR
秋葉原
電気街口
エスカレーターで
至新宿
2階デッキより入口に
お越し下さい。
警察署
地下鉄2番出口
つくばエクスプレス
A3出口
JR秋葉原駅電気街口から撮影
ワシントンホテル
神田川
交通
A3出口
東京メトロ日比谷線秋葉原駅
都営新宿線 岩本町駅
������������� 2番出口 徒歩4分
東京メトロ銀座線末広町駅
���������1番または3番出口 徒歩3分
つくばエクスプレス秋葉原駅
������������� A3出口 徒歩3分
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地 インテージ秋葉原ビル
Tel. 03-5294-7411
靖国通り
至東京
JR線秋葉原駅
������������� 電気街口 徒歩1分
日比谷線 秋葉原駅
駅前広場
ヨドバシ
カメラ
Akiba店