IRONCAD XG 動作環境について 1 IRONCAD XG 動作環境 必須環境 OS 推奨環境 Microsoft Windows XP Professional (32bit) SP3 Microsoft Windows XP Professional x64(64bit) SP2 Microsoft Windows Vista Business 又は Ultimate 32bit&64bit Microsoft Windows 7 Professional 又は Ultimate 32bit&64bit CPU Intel Core,Xeon シリーズ Intel Core,Xeon シリーズ AMD Athlon,Opteron シリーズ AMD Athlon,Opteron シリーズ デュアルコア 1.6GHz 以上 デュアルコア 2GHz 以上 2GB 以上 8GB 以上 グラフィックカード DirectX9 または OpenGL 対応 DirectX9 または OpenGL 対応 (チップセット内蔵や CPU グラフィックメモリ 128MB 以上 グラフィックメモリ 256MB 以上 内蔵等の統合グラフィッ NVIDIA 製または ATI 製の独立した NVIDIA Quadro シリーズ グラフィックカード ATI FireGL,FirePro シリーズ メモリ クスは動作保証外) HDD 空き容量 1.5GB 以上 モニタ 周辺機器 XGA(1028*768)以上 WUXGA(1920*1200),1080i(1920*1080)以上 ホイール付マウス ホイール付マルチボタンマウス 日本語キーボード 日本語キーボード 3Dconnexion 社製 3D マウス インストールメディア DVD ドライブ アプリケーション インターネット環境 Adobe Flash Player 10 右記に追加して (動画チュートリアル再生用) Microsoft Excel 2003 以降 Microsoft Internet Explorer 6 以降 (部品表、パラメトリック連携で使用) ライセンスアクティベーション時にインターネット接続環境が必要ですが、メールでの ライセンス発行も可能。 その他 (1) OS について Home エディションについては動作保証外です。 (一部環境において動作する可能性はあります。) Windows7 の XP モードは 3D アプリケーションに対応しておりませんので動作保証外です。 (おそら くまともに動きません。 ) (2) CPU について レンダリング等の一部の機能を除き、マルチスレッドには対応しておりませんが、他の常駐ソフト 類による負荷を避ける意味でデュアルコア以上の CPU を推奨します。コア数の多いマルチコア CPU を選択するよりもクロックの高い(シングルスレッド能力の高い)デュアルコアを選択する方が賢 1/4 IRONCAD XG 動作環境について 明です。 Intel ハイパースレッティング機能で不具合が出る場合があります。BIOS 設定で OFF にすることを 推奨します。特に Pentium4, Xeon , Core i7,i5,i3 を使用する場合に注意してください。 (3) メモリについて 昨今の Windows 環境ではアプリケーションを起動していない状態でも多くのメモリを消費しま す。特に Viata,7 では一昔前では考えられない程のメモリを消費しています。メモリは出来るだけ多 く搭載することをお勧めします。 32bit OS では一つのアプリケーションが使用できるメモリ領域が 1GB という制約があります。 (Windows の仕様です) 仮に 2GB 以上のメモリを搭載していても IRONCAD の使用メモリ量が 1GB を超えるとメモリエラーが出ることがあります。これを解消するためには Windows 側の設定でアプ リケーションのメモリ使用可能領域を増やす必要があります。詳細はここでは省きます。インター ネットで「3GB スイッチ」と検索し、その方法に従って設定を行ってください。 メモリ使用量の目安としては、保存時の容量の約 10 倍を見ておいてください。例えば保存時の 容量が 100MB の場合、約 1GB のメモリを使用します。また、IGES,STEP 等の中間ファイル等のデ ータ変換時にはそれ以上に大量のメモリを消費します。自動車のボディデータ等、変換するデータ が大きい場合は 64bitOS&8GB メモリが必要になることがあります。 IRONCAD で使用メモリを節約する方法の一つは、パーツやアセンブリを外部保存(外部リンク) することです。外部保存することでメモリ上のデータを一部 HDD に自動退避させることができます。 特に Sub-Assy やユニット等の大きなデータの外部保存はメモリ節約に有効です。 (4) 64bitOS の必要性について 64bitOS を使用しても PC の処理速度はほとんど変わりません。使用できるメモリ量が増えるだ けと考えてください。 IRONCAD のメモリ使用量が 2GB を超えない場合は 32bitOS でも問題ありません。メモリ使用 量が頻繁に 2GB を超えそうな場合や自動車部品、家電部品等の大容量のデータを扱うことが多い 場合は 64bitOS の使用を検討してください。 64bitOS を使用する際には現在使用している周辺機器の対応状況を確認してください。特に古い プリンタのドライバ等には注意が必要です。 (5) グラフィックカードについて オンボードグラフィックス(チップセット内蔵、CPU 内蔵等の統合グラフィックス)については動作保証 外です(特に Intel 製)。問題なく動作することもありますが、データ量が増えてくると非常に動作 が重くなり、確実に実務に支障をきたします。 グラフィックカードは 3D-CAD の命ですので、それなりの物を選択するようにしてください。 IRONCAD.LLC 社としては OpenGL 用グラフィックカード(Quadro,FirePro 等)を推奨しており、 通常の DirectX 用グラフィックカードは動作保証外としています。しかし弊社にて DirectX カードに 2/4 IRONCAD XG 動作環境について て動作確認を取れている物もいくつかありアドバイスも可能ですが、完全な動作保証は出来かねま すのでご了承ください。 IRONCAD2011 ではグラフィック表示エンジンに米国 Tech Soft 3D 社(http://www.techsoft3d.com/) の HOOPS テクノロジーを使用しています。各グラフィックカード型式、ドライバーの対応につい ては別資料をご覧ください。(HOOPS 3D グラフィックカード対応表 2011) グラフィック表示がおかしい場合、グラフィックドライバが正しくインストールされていないか、 ドライバのバージョンによる相性かと推定されます。お使いの PC メーカーのサポートページか、NVIDIA および ATI のホームページから複数のバージョンのドライバをダウンロードし正しく動作する物を インストールしてください。最新バージョンのドライバが基本ですが、いくつか前の古いバージョ ンにすることで解消される場合もありますので注意が必要です。グラフィックドライバの入手につ いては Windows Update からではなく、各メーカーホームページよりダウンロードしてください。 グラフィックドライバをインストールする際は前のドライバを削除してクリーンな状態にしてから 再インストールしてください。正しいドライバインストールの仕方はネットで検索願います。 最近の ATI(AMD)製および nVidia 製グラフィックカードの一部の型式、ドライバーバージョンによ っては画面が突然ブラックアウトする等の不具合報告があります。これは IRONCAD に限らず、他 社 CAD でも発生しており、カードメーカー側の問題と考えられます。対策についてはグラフィック カードメーカーへお問い合わせください。 (6) 推奨 PC について(デスクトップ) 一般の事務処理向けの PC はグラフィック能力が貧弱であるため推奨いたしません。独立したグ ラフィックカードが搭載されている物を選択してください。できればワークステーションクラスの ハイスペックなモデルを使用してください。 具体的には HP,DELL 社製のワークステーションシリーズを推奨します。 PCI Express x16 スロットの有無状況によってはあとからグラフィックカードを追加することも 可能です。(PC 購入店に相談ください) (7) 推奨 PC について(ラップトップ) デスクトップと同様、独立したグラフィックチップが搭載されたモデルを使用してください。 HP,DELL 社製モバイルワークステーションシリーズを推奨 特にノート PC の場合は後からグラフィック機能の追加・変更は不可能です。慎重に選択してくだ さい。 (8) 高機能な 3D-CAD を快適に使用いただくために、また様々なトラブルを回避するために、導入時に は PC を新調されることをお勧めいたします。弊社では高パフォーマンスで低価格な IRONCAD 専 用 PC をご準備できますのでご相談ください。 3/4 IRONCAD XG 動作環境について 2 既知の不具合について (1) インストールの不具合 Windows のユーザーアカウント名が全角文字の場合、Visual C++のインストールでエラーが出る場 合があります。半角文字の管理者権限ユーザーアカウントを作成し、そのアカウント環境でインス トールしてください。 (詳細は“Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable エラー”で検索してく ださい) (2) 起動の不具合 ① PC の推奨スペックを満たしていないと起動できない場合があります。 ② Windows の不具合(レジストリエラー等)で起動できない場合があります。Windows を再イ ンストールすることで解決できる場合が多いです。 ③ 何らかの常駐ソフトと衝突して起動できない場合があります。この場合、原因を特定するのは 困難です。原因が特定できない場合は OS 再インストールか別 PC,又は別の HDD,パーティシ ョンを準備いただき、OS がクリーンな状態でインストールしてください。 ④ ライセンスの不具合で起動できない場合があります。体験版試用期間中に PC の時計(日時、 時間)を変更するとライセンスエラーが発生します。また、製品登録後も時計が狂うとエラー が起こることがありますので PC のバックアップ電池の寿命にも注意してください。 ⑤ Vista,7 で起動する場合には“管理者として実行”してください。 ⑥ XP において“msvcr80.dll”のエラーで起動できないことがあります。解決法についてはお問い合 わせください。 ⑦ 一部のジャストシステム製品(一太郎等)、筆まめ、筆ぐるめ等でソフト衝突による起動不可 の報告がございます。(この場合、一太郎アンインストールで起動可能になったとの報告。 ) (3) グラフィック表示の不具合 ① 前項 1-(5)をご覧ください。 ② メニューのツール-オプションから“レンダリング”項目を指定して、 “レンダラー”の設定を 変更してみてしてください。(デフォルトでは“高機能 OpenGL/DirectX”になっています。) この時何もファイルが開いていない状態(グレーの背景に IRONCAD ロゴ表示状態)で行い、 変更後は IRONCAD を再起動してください。 ③ Vista,7 では Aero 設定をオフにすると解消される場合があります。 4/4
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