【メカニズム】 ①しわ形成機序 表皮の硬化 乾燥 UV 表皮 皮膚バリアの低下 細胞増殖機 能の低下 炎症 コラーゲン X VII インテグリン ラミニン5 基底膜 コラーゲン IV 基底膜の 真皮 弱体化 活性酸素 フリーラジカル コラーゲン変性・分解 真皮の弾力低下 顔面筋による表情シワ 変性エラスチンの増加 “しわ”の形成 即効性しわ隠し HAS-2 合成促進 ヒアロフィクス GL ②しわ対策 活性酸素消去 マイオキシノール タンパク質合成促進 肌再生力向上(細胞増殖) アビシン スキンエナジウム ユニプロシン PS-18 基底膜の強化 クロノライン アンビューティ LOXL 生成促進 リスラスチン V エラスチン/コラーゲン/セラミド補給 筋肉の痙縮抑制 マイオキシノール ジェリーフィッシュコラーゲン ヒアルロン酸フィリングスフィア クイックリフト コラーゲン X VII インテグリン ラミニン5 コラーゲン IV マトリキシル/ダーマキシル ビタミン A 様作用 ラナブルー コラーゲン生成促進 シムグルカン RonaCare ASC-Ⅲ Retistar、ラインファクター 表皮から真皮までをトータルケア EDP3/IDP5/Rejuline ホメオエイジ・ホメオシールド カルシウム、アミノ酸の補給 エッセンスキン (ロナケア ASC-Ⅲ) ジパルミトイルヒドロキシプロリンがⅢ型コラーゲンを増強し弾力改善 【特長】 老化して薄くなった表皮を、厚く改善し肌弾力復活 肌弾力へ最も関与するⅢ型コラーゲンを産生し若返りを図る 浸透性の高いリポソームへ内包 【コンセプト】 RonaCare ASC-Ⅲは、ジパルミトイルヒドロキシプロリンをリン脂質(大豆由来)の マイクロカプセル(粒経:100-200nm)で包括したリポ ソーム構造物です。ジパルミトイルヒドロキシプロリン はⅢ型コラーゲンを増強させる働きがあり、これを リポソーム化することにより、肌奥で効果を発揮でき るよう設計されています。コラーゲンは皮膚の真皮 に存在しており、皮膚の機能と健康のために重要な ASC-Ⅲ (SEM 写真) 役割を果たしています。 Ratio of Collagen III/I 加齢や外部からのダメージによりコラーゲンが減少すると皮膚の弾力がなくなり、しわ、 たるみの原因となります。老化の過程で見られる細胞外基質の変化が顕著なのは、コ ラーゲン産生の低下です。さらに、一生の間で多数あるコラーゲンの種類の比率も変 わっていきます。 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0 1 2 3 4 5 10 20 40 60 表面 年齢に対するヒトの皮膚中のⅢ型/Ⅰ型コラーゲン比 years 80 年齢 有効成分(ジパルミトイルヒドロキシプロリン) をリポソーム化することにより、角質層への 角質層 浸透性をアップ!! 必要な場所で効果を発揮させます。 2009/9/1 【効果・効能】 ケラチノサイトは外部の信号を受け取る皮膚の“アンテナ”で、繊維芽細胞は皮膚にお ける構造のほとんどを合成する“工場”です。このアンテナが損傷を受けると、繊維芽 細胞は損傷した構造物の再合成を始めます。このとき、損傷を受けたという情報を伝 達 するのが“サイト カイン”と 呼ばれ、インターロイキンなどが知ら れてい ます。 RonaCare ASC-Ⅲはケラチノサイトを刺激し、繊維芽細胞中において、特異的にⅢ型 コラーゲンを合成することが証明されました。また、コラゲナーゼ活性抑制効果も認め られています。 年齢差による繊維芽細胞中のⅢ型コラーゲンの違い 4 歳児 66 歳 66 歳+ASC-Ⅲ処理 (蛍光強度はⅢ型コラーゲンの量に対応しています) 処理前 ASC-Ⅲ(5%)を含むクリーム 処理後(3 週間) これらの試験結果より、RonaCare ASC-ⅢはⅢ型コラーゲンを選択的に増加させる事 で、弾力性を回復します。また、表皮を厚くさせますので、皮膚は柔軟性を取り戻し、 弾性に富んだ、シワの少ない皮膚の若返りを実現させます。 【商品情報】 商品名:RonaCare ASC-Ⅲ(ロナケア ASC-Ⅲ) 表示名称:水、レシチン、ジパルミトイルヒドロキシプロリン、シトステロール、 リノール酸、トコフェロール、アスコルビン酸ナトリウム、マンニトール、 フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、 ブチルパラベン 製造元:メルク株式会社 2009/9/1 エラスチンをつなぐ LOXL の生成促進成分 【特長】 エラスチンを束ねる LOXL に着目した新規原料 LOXL を強く、多くする事で効果的に肌の弾力を回復 エラスチンを強化し、光老化を防ぐ 【コンセプト】 エラスチンファイバー(弾性繊維)は皮膚の弾力及びシワに大きく関連しています。エ ラスチンは肌の弾性を担うと共に、皮膚を3次元的にピンと張り直す「テントの杭」のよ うな役目を果たしています。エラスチンファイバーの機能不全(=弾力性の低下、皮膚 のたるみ、シワの原因)にはLOX1(LOXL:リシルオキシダーゼ類似体)という酵素の 減少が寄与することがわかっています。 エラスチンはミクロフィブリルとト ロポエラスチン(可溶性エラスチ ン)の組み合わせからなります。 ミクロフィブリルとトロポエラスチ ンの加齢による生成量の減少は 見られないものの、LOXL の量 は成年期に入ると急激に減少す ることが分かりました。 リスラスチンVはこのエラスチ ンの各パーツをきれいに架橋 させる接着剤のような働きを するLOXL(リシルオキシダー ゼ類似体)の生成促進成分と して作用し、肌の弾力を保ち シワを改善する効果が期待で きます。 リスラスチンVは、LOXLのmRNA 発現(Mimederm 真皮モデル上)およびタンパク質 LOXL の生成(Mimeskin 三次元皮膚モデル上)を促進することが実証されました。ま た、LOXL量が増加することによって、ミクロフィブリルおよびトロポエラスチンの集合 が促進され、結果として培養皮膚モデルの弾性が改善されることも実証されました。 2009/9/1 【効果・効能】 シワ面積-20% シワ改善 シワ長さ-20% LOXL量を64%増加させます! ・本試験には、真皮モデルの試料(x 36)を使用。 ・試料を、リスラスチンV 1%のない状態(対照)及びある状態 で 28 日間培養。 ・リスラスチンV 1%の添加でのLOXLおよびトロポエラスチン のmRNA生成を、定量的RT PCR法によって測定。 三次元再生皮膚上でLOXL量 +12%実証! エラスチンとLOXLの共存の確 認により、相互作用の実証! ・本試験には、三次元培養皮膚モデルの試 料(x 36)を使用 ・試料を、リスラスチンV 1%のない状態(対 照)およびある状態で28日間培養。 ・免疫標識法を用いてLOXLおよびトロポエ ラスチンを視覚化。組織切片の画像解析に より定量化を実施。 【商品情報】 商品名:リスラスチンV 表示名称:水、イノンドエキス、キサンタンガム 製造元:BASFジャパン株式会社 2009/9/1 無水ミクロ球体ヒアルロン酸が水分吸収し、ハリ・弾力を付与 【特長】 一時間で即時効果を発揮 24 時間効果が持続 夢のようなシワ改善力を持つコンセプト原料 【コンセプト】 しわは、現れる箇所や深さによっていくつかに分類されます。深いしわは主に、額、英 語で「ライオンじわ」と呼ばれる眉間、「ほうれい線」と呼ばれる口元あるいは頬などに 現れます。深いしわは顔の表情と関係があり、コラーゲンや エラスチン、グリコサミノグリカンなどの真皮を構成する物質 の減少に伴って、皮膚がくぼむことが原因です。一般化粧品 を用いて深いダメージを修復するには、細胞間マトリックス成 分の生成を促進しなければなりませんが、真皮の再構築まで には長期間の処置が必要です。 注射せずに深いシワをふっくらさせる? ヒアルロン酸フィリングスフィアはそれを約束します。 ヒアルロン酸フィリングスフィアのメカニズム ヒアルロン酸フィリングスフィア技術は、微小球体の形成に水分吸収剤を使用すると いうもので、まずは球体を脱水し、皮膚のなかで再水和させます。この再水和の過程 で、物質の吸湿性に応じてボリュームが変化します。生物学的作用では効果が現れ るまでおよそ2ヶ月ほどかかりますが、ボリュームが物理的に変化するので即効性が 得られるわけです。 ヒアルロン酸の高分子をフリーズドライして得られた無水ミクロ球体で、皮膚に塗布される とたちまち皮膚の水分を含んで膨潤し、その増加した体積で皮膚表面を滑らかにします。 一般化粧品処置より即時的な効果があります。 2009/9/1 【効果・効能】 Filling Spheres シリーズ コラーゲンなどの高分子や植物性 たんぱく質をベースとした、小じわ ケアのために開発されたフィリング スフィア(マリン及びベジタルフィリン グスフィア)もございます。 処方上の注意点 エマルジョンを作る前に、あらかじめ油相の中で拡散させます。 水分を多く含むゲルや油相が20%以下のエマルジョンには使用しないで下さい。 【商品情報】 商品名:ヒアルロン酸フィリングスフィア 表示名称:パルミチン酸オクチル、ジメチルシリル化シリカ、BG、 ヒアルロン酸ナトリウム 製造元:BASF ジャパン株式会社 2009/9/1 (レチスター) レチノールが光老化や加齢によるシワの改善 【特長】 配合が容易な、安定化ピュアレチノール シワ、シミの改善から保湿、抗酸化機能まで、トータル美容効果を発揮 光老化や加齢によるシワを改善 【コンセプト】 レチノールとは、ビタミン A そのもので、 CH2OH 角質層の保湿性向上、表皮細胞におけ る保護作用等の働きがあり、不足する と、皮膚細胞の角質化不全が起こり、 乾燥肌になるといわれています。化粧品としては、シワ・シミの改善、抗炎症が期待さ れています。また、最近の研究では、活性酸素除去、光老化や加齢によるシワの改 善、表皮細胞の再生促進、線維芽細胞の活性化など、さまざまな効果が発見されて います。 レチノール メラノサイト …メラニンの生成抑制 ケラチノサイト …新しい細胞の産生が 促進。 線維芽細胞 …コラーゲンやエラスチン の産生を促進 しかし、レチノールを配合することは非常に難しく、pH 調整、光・酸化・熱に対する 安定性の確保が困難な成分です。RetiSTAR は、主成分であるピュアレチノールの 他に、ビタミン C・ビタミン E が適切なバランスで含有されているため、配合濃度が 0.03~0.1%でも安定性を保つことができるコンプレックスです。RetiSTAR によって 高い効果が期待されるピュアレチノールを化粧品処方に配合しやすくなりました。 2009/9/1 【効果・効能】 ビタミン C、ビタミン E は、 ある一定の配合範囲に おいて、レチノールの安 定化に有効です。 100.0 90.0 レチノール残存率 [%] 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 0 低い ビタミン C 配合濃度[%] 高い ビタミンE なし ビタミンE の配合濃度の増加 100,0 90,0 90,0 80,0 レチノール残存率 [%] V-C、V-E 配合バランスで 乳化処(O/W 型))へ配合したとき、 レチノールの残存率が 90%以上に 保たれることが確認されています。 70,0 60,0 50,0 40,0 30,0 20,0 10,0 安定化されていない レチノール RetiSTARTM 不適切な ビタミン E 不適切な ビタミン C 0,0 週 *使用上の注意 ・ 酸化チタンとの組み合わせには向きません。 ・ 製造物には、アルミ材などの遮光性にある容器をご利用ください。 ・ よく振ってから、ご使用ください。 【商品情報】 商品名:RetiSTAR(レチスター) 表示名称:レチノール、アスコルビン酸 Na、トコフェロール、トリ(カプリル酸/カプリン 酸)グリセリル 医薬部外品表示名称:お問い合わせ下さい 製造元:BASF ジャパン株式会社 2009/9/1 (ラナブルー) 肌に優しく、ビタミン A 様の効果により、内側から肌を持ち上げ、ハリ、毛穴ケア 【特長】 クラマス国立自然公園からの希少な藍藻エキス ビタミンやアミノ酸など高い栄養価 ビタミン A 様作用により、皮膚を内側から押し上げハリ UP 効果 【コンセプト】 ラナブルーは、アメリカ・オレゴン州の国 立指定公園クラマス自然公園に位置するク ラマス湖にのみ生息する神秘の微少ラン藻 類 アファニゾメンノンフロスアクア(学 名:Aphanizomenon flos-aquae)より抽出し た水溶性エキスです。 このマイクロアルゲは、藻類の中でも希少 な藍藻に属し、自然の生態系維持に重要な存 在として知られています。藍藻の持つ光合成 により、外界に酸素が供給され、地球を酸素 に満ちた青い惑星に変えた植物の祖先に当 たる微細植物です。 指定公園内の Mazama 山の頂に構えるクレーター湖・ア ッパークラマス湖を由来とした湖水が、地層による濾 過、貴重なミネラルやアミノ酸を含み、麓にクラマス 湖を作りました。 アッパークラマスからクラマス湖にかけては、雪解け 水、無数の滝、クレータからの湧き水など豊富な自然から得た神秘に満たされ ており、それらを豊富に含んだのがクラマス湖に息づく藍藻アファニゾメノン です。 ラナブルーは、8-10 月のみ、丁寧にクラマス湖より採取され、 藍藻内に含まれる成分を壊さない特殊な特許取得済み乾燥法 「リフラクタンスウィンドウ TM」を用いることで乾燥体を得ら れる。その乾燥体を水抽出し得た天然のブルーエキスがラナブ ルーとなります。 2009/9/1 その神秘は、内容成分のアミノ酸やミネラル成分にとど まらず、ビタミン A 群は含まれないにもかかわらず、ビ タミン A よりも肌に優しく、皮膚を内側から元気にし、 リフトアップさせ、シワ、ハリ、毛穴の目立ちを抑える 効果が期待できます。 【効果・効能】 ラナブルーのリフトアップ効果により、表皮の内側から肌を持ち上げ、ハリ感 UP、毛 穴の目立ちを抑える効果があることが分かりました。 肌をなめらかに 毛穴、ハリの向上 使用前 使用前 21 日後 使用後 写真:3%ラナブルーを含んだクリームを 21 日使用にて、高いハリ効果 【商品情報】 商品名: Lanablue PF(ラナブルー PF) 表示名称: アルゲエキス(もしくはラン藻エキス)、水、ソルビトール、ソルビン酸 K、 フェノキシエタノール 製造元: UNIPEX INNOVATIONS(カナダ) 2009/9/1 (クロノライン) HGF 様効果により、肌の要の“若返り”を促し、わずか 1 ヶ月の即効シワ伸ばしを体感 【特長】 皮膚の修復に必須な HGF 由来 ヒトオリゴペプチドより安全で、長期的な効果が期待 わずか 28 日から目で見える効果を示し、持続的に効果増加 【コンセプト】 「成長因子 (Growth Factor)」とは、100 程度のアミノ酸で 成長因子 構成されたサイトカインの一種です。現在までに 20 数種 が確認され、体内で細胞の増殖や分化に極めて重要な 働きを持つことが知られています。一部の成長因子は「ヒ トオリゴペプチド」の表示名称で化粧品原料としても登録 され、注目を集めています。しかしながら、現状、安全性 は 100%確実であるとはいえません。 レセプター結合部位 そこで、この成長因子の機能を生かしつつ、安全に使用し スキンファクター てもらうことをコンセプトに開発されたのが スキンファクターはサイトカイン 「スキンファクター(Skin Facteur)」です。 を元に開発された スキンファクターは 10 前後のシンプル なアミノ酸構造であるため、代謝されやすく安 老化肌 全性だけでなく、成長因子より配合量を添加で きるため持続性に優れるという特徴がありま す。 若年肌 【効果・効能】 エイジングは皮膚の内側に様々な弊害をもた らします。例えば、表皮では厚みが減少し、真 皮の乳頭層は起伏を失い、コラーゲンが弱体 化します。これにより柔軟性やハリを失った肌 は、たるみやシワを引き起こします。 スキンファクターを構成する Chronoline(HGF 様 ペプチド)は、基底膜を中心としたこれらのエイ ジングの諸問題のケアに最適で、肌のエイジン 2009/9/1 グの一連の過程を、巻き戻すかの如く作用します。 Chronoline は基底膜構造タンパクである、コラーゲン-7、ラミニ ン-5、ファイブロネクチンの合成を促進することが分かっていま す。これにより、基底膜の構造や形態を若返らせ、深くなってし まったシワを回復に導きます。 Turn Back a Clock! ◎ クロノラインによるクリニカルトライアルにおけるシワの改善効果 健常な 40 – 65 歳の女性 27 名を対象に、をそれぞれ 2.5%Chronoline を 1 日 2 回、 眼の周辺に塗布し、4 週間後に目元周辺の皮膚の状態を観察しました。その結果、わ ずか 4 週間で目元の深いシワが減少しました。 即効性 写真:シワの面積、数は共に顕著に減少している さらに、その効果は 8 週間後にも継続し、縮緬ジワ、深いシワの減少率は 4 週目と比 較し、それぞれ約 2 倍となっています。 4週間後 減少率 () % 縮緬ジワ 深いシワ 8週間後 縮緬ジワ 深いシワ 0 -10 -11% -14%* -20 -20% -30 -27%* グラフ:4 週目に比べ、8 週目ではさらにシワの減少効果が認められた 【商品情報】 商品名: ChroNoLine(クロノライン) 表示名称: カプロオイルテトラペプチド-3、水、グリセリン、デキストラン 製造元: Unipex Innovations 社(カナダ) 2009/9/1 (アビシン) 皮膚免疫を正常化し、肌の自然治癒力を向上! 【特長】 深海 2600m からの希少な成分「海のヒアルロン酸」 皮膚免疫を整えることで、ハリのある表皮へ コラーゲンを真皮へ纏め上げ引き締まった肌へ 【コンセプト】 ABYSSINE(アビシン)は、メキシコの太平洋沖に 浮かぶガラパゴス諸島周辺、N13°(北緯 13 度) の海の奥深く、深淵に潜む神秘の楽園を由来と した貴重なエキスです。その深淵(Abyss=アビ ス)由来の貴重な成分としてアビシンと名づけら れました。1987 年、フランスの海洋研究で最大 の機関 IFREMER の深海研究のプロジェクトに より、深海潜水艇ノーチラス号が N13°近 辺を探索中に非常に不思議な光景に出 会いました。それは、深度 2600m という極 深海、且つ、火山の噴出孔周辺の地下毒 物の多い極悪環境に、数多くの生物がいたことです。 その環境はディープサーマルベントと呼ばれ、正に深海生物の 楽園とも言える場所でした。 IFREMER と UNIPEX は、その強いストレス環境の中で、なぜ多 くの生物が生息できるのかに着目し、研究を重ねました。 その結果、深海生物には、バイオバリアと呼ばれるバリア機能 があることがわかったのです。深海生物は、その表面に特殊な 微生物と共生し、特別なバリアを得ることにより、毒物の多い最 悪の環境下にもかかわらず、深海生物が生息できていたので す。 その1つの微生物が微生物の権威パスツール研究所に登録さ れている「アルテロモナスマクレオディ(ver657)」であり、産生す るバイオバリア成分が新規多糖類である「ディープサン (Deepsan)」です。 2009/9/1 UNIPEX は、このアルテロモナスを発酵し、ディープサンを化粧 品原料として使用できるレベルまで生産・精製することに成功し ました。 長年にわたる研究により、ディープサンを主成分とする「アルテ ロモナス発酵エキス」には、皮膚の正常な免疫機能を高め、肌 の持つ自然治癒力を高めることで、表皮・真皮全体を引き締める効果があることが分 かってきました。 【効果・効能】 肌の柔軟性の向上 90% 以上の患者のアビシン3%塗布後の肌の柔軟性を向上した レチノイン酸 EGF 様 ハリ効果 EGF 0.03%アビシン FGF 様 ハリ効果 アビシン 表皮細胞の再生効果(%) 真皮マトリックスの引き締め効果(%) 表皮、真皮を引き締め、肌の内側からハリや柔軟性を導く 【商品情報】 商品名: Abyssine PF(アビシン PF) 表示名称: アルテロモナス発酵エキス、水、BG 医薬部外品表示名称: お問い合わせ下さい 製造元: UNIPEX INNOVATIONS(カナダ) 2009/9/1 (ホメオエイジ&シールド) EGF 効果&肌バリア修復による表皮の再生 【特長】 ブルターニュ海 UNIESCO 保護海域より採取された褐藻エキス群 コラーゲン、デコリンなど真皮成分を複合的に活性化し真皮でハリアップ 肌バリアを強化し、表皮でハリアップ 【コンセプト】 世界で最も清浄な海の 1 つとして数えられる、フラン ス・ブルターニュ半島を囲むイロワーズ海。 タラソテラピーの発祥地として知られるこの海は、 UNESCO に指定された環境保護区域でもあり、希少 な生物が数多く生息しています。その北西に位置す るウェッサン島は自然の海藻コミュニティーが 300 以 上も形成されている、まさに「海藻の宝庫」です。 ウェッサン島 ブルターニュ半島 本原料は、海藻の宝庫・イロワーズ海ウェッサン島 イロワーズ海保護区 周辺から、許可のもと海藻を採取し大学 や研究機関と連携し、25 種の海藻について研究を重ねてきました。 そこで開発されたホメオスタシー(Homeosta-SEA)はこれらの海藻抽出成 分を最大限に生かした、新しい機能性原料シリーズで、加齢により乱れた 肌のホメオスタシス(生体の生態的・生理的性質を一定に保つ機能)の維 持・修復に総合的にアプローチします。 ① ホメオエイジ(Homeo-Age)は褐藻アスコフィルムノドス ム(Ascophyllum nodosum)の細胞質から得られたエキスで す。60 種以上のミネラル、12 種以上のビタミン、豊富な炭水 化物やアミノ酸を含む、養分の塊といえます。 ② ホメオシールド(Homeo-Shield)は褐藻フカツセラツス (Fucus seratus)から抽出されます。フカツセラツスは欧州の 一部の地域では古くからスキンケアに用いられており、美の 海藻としての由来があります。 【効果・効能】 褐藻 アスコフィルム・ノドスム 褐藻 フカス・セラツス 表皮へ 2010/4/1 トランスグルタミナーゼK インボルクリン コルネオデスモシン デコリン ホメオ シールド Ⅲ型コラーゲン Ⅰ型コラーゲン ホメオ エイジ 真皮へ 0 100 200 300 400 500 皮膚全体へ多角的に育むアプローチをし、ハリや弾力を回復 法令線 ハリ UP ハリ UP 弾力 ハリ 抗シワ 抗シワ 80 70 60 50 40 30 20 0.5%ホメオエイジ 10 0 1%ホメオシールド 目じり 1 ヶ月の抗シワ効果 全体的 抗シワ 口の周り 抗シワ おでこ 抗シワ 105名に対して、あらゆるシワに50% 以上の高い効果!! 【商品情報】 商品名:①Homeo-AGE(ホメオエイジ)&②Homeo-Shield(ホメオシールド) 表示名称:①アスコフィルムノドスムエキス、②フカスセラツスエキス 水、ソルビトール、フェノキシエタノール、ソルビン酸 K、グリセリン 医薬部外品表示名称:(共通)海藻エキス(1)、フェノキシエタノール、ソルビン酸カリ ウム、①ソルビット、精製水、②濃グリセリン 製造元: Unipex Innovations 社(カナダ) 2010/4/1 (EDP3&リジュリン&IDP5) 3GF ペプチドにより、表皮&基底膜&真皮&肌活性化の 4 重の抗シワ効果 【特長】 皮膚に必須の3GF(EGF、FGF、IGF)由来 ヒトオリゴペプチドより安全で、長期的な効果が期待 表皮から真皮まで、皮膚全体から抗シワ導く新規ペプチド MIX 【コンセプト】 「成長因子 (Growth Factor)」とは、100 程度のアミノ酸で 構成されたサイトカインの一種です。現在までに 20 数種 が確認され、体内で細胞の増殖や分化に極めて重要な 働きを持つことが知られています。一部の成長因子は「ヒ トオリゴペプチド」の表示名称で化粧品原料としても登録 され、注目を集めています。 成長因子 表皮 レセプター結合部位 しかしながら、医薬品となっている成長因子もあり、化粧 品としての十分に安全性であるとは言えません。 スキンファクター そこで、この成長因子の機能を生かしつつ、安全に使用し スキンファクターはサイトカイン てもらうことをコンセプトに開発されたのが「スキンファクタ を元に開発された ー(Skin Facteur)」です。 スキンファクターは 10 前後のシンプルなアミノ酸構造であるため、代謝されやすく安 全性だけでなく、成長因子より配合量を添 加できるため持続性に優れるという特徴が EDP3- 表皮ケアあります。 IDP5 -細胞に活力- 基底膜 Rejuline – 真皮ケア- 真皮 【効果・効能】 スキンファクターは明確な機能を持って おり、単体でも特徴的な効果を発揮します。 しかしながら、体内で成長因子が相互補助 的に作用するのと同様に、スキンファクター の組み合わせによって、その効果はさらに 高まります。 (Life Sciences, Vol.31,pp.679-683,1982) EDP3 と Reline はそれぞれ表皮、真皮に主に作用。 IDP5 は細胞を活性化させます。 2009/9/1 ① EDP3(EGF 様ペプチド)は主に表皮に作用 し、加齢により減少する EGF の分泌を促し、肌 の若返りを進めます。また、細胞増殖を促進し、 内側から健全なターンオーバーを導きます。 ② Rejuline(FGF 様ペプチド)は真皮に作用し、 主要な細胞外マトリクス(コラーゲン、エラスチン、 ヒアルロン酸)の合成を促進します。 ③ IDP5(IGF 様ペプチド)は医薬品である hGH (ヒト成長ホルモン)の直下にある IGF に近い働き を持ちます。年齢を重ねることにより hGH および IGF は減少しますが、IDP5 は IGF を 活性化するため、細胞死を防ぎ、衰えた細胞の保護機能を取り戻します。 ◎ スキンファクターによるクリニカルトライアルにおけるシワの改善効果 健常な 37 – 53 歳(平均 45 歳)の韓国人女性 30 名を対象に、EDP3、Rejuline、IDP5 をそれぞれ僅か 1ppm(0.3%)添加したクリームを 1 日 1 回塗布しました。8 週間後、目 元周辺の皮膚の状態を塗布前と比較しました。 試験前 8週後 写真:目の周辺の縮緬ジワや目尻のやや深いシワが減少 【商品情報】 商品名: ①EDP3、②Rejuline(リジュリン)、③IDP5 表示名称: ①オリゴペプチド-24/②アセチルデカペプチド-3/③オリゴペプチド-20、 水、BG 製造元: Caregen 社(韓国) 2009/9/1 (アンビューティエキス) メイド・イン・マダガスカルの強力な真皮、基底膜ケア植物エキス 【特長】 固有種の宝庫、マダガスカル島にのみ生息する希少植物エキス 基底膜成分および結合因子、その周辺成分にもアプローチ 基底膜の構造を若返らせる、強力な抗シワ効果 【コンセプト】 アンビューティ(表示名称:ベルノニアアペンジクラタ 葉エキス)とは、植物名を Vernonia appendiculata と いい、キク科に含まれます。その地理的な背景から 多くの生物が固有種とされる希少種の宝庫、マダガ スカル島。アンビューティもその例外ではなく、島北 東部の高原にのみに生息します。 原料となる葉の採取は自然に与える影響を最小限に抑え るべく、9-10 月の旬の時期にのみ行ないます。数トンにも 上るアンビューティの葉を、一枚一枚丁寧に「手摘み」で 集めています。現地で厳しい品質検査を受け、合格したも ののみを南フランスのバイエルの GMP 工場にて高純度 精製して最終的にエキスとなります。このように原草の採 取から精製、製造、QC と全ての工程でトレーサビリティーを確保しております。 一方で、30 年以上に渡るマダガスカル島への貢献に より 、製造元バイエル社 Serdex 部門は国連組織 UNCTAD 主導で新たに創設されたフェアトレード組織 UEBT(The Union for Ethical BioTrade)に営利組 織として初めて加入を認められました。原料を購入 することは、貧困なマダガスカル島の人々に公平で 平等な利益の配分を約束し、暮らしを支えることに 繋がります。購入する側にとっても、一定の条件を 満たすことによりフェアトレード原料であることを謳える ため、国際貢献に積極的に参加する企業としてアピー ルすることが出来ます。 2009/9/1 アンビューティはコーヒーの主要芳香成分であるクロロゲン酸を含む、ポリフェノール を機能性成分としております。 【効果・効能】 ヒトの皮膚切片を用い、コントロールおよびアンビューティエキスを含む培地上で 10 日間培養し基底膜およびその周辺の成分の発現を測定しました。 表皮基底層に存在し細胞骨格を形成 表皮 サイトケラチン14 基底幕の主要接着因子 ラミニン5 基底膜 ラミニンの働きを助ける ナイドジェン 表皮-真皮の結合強化 インテグリンα6β4 真皮 基底膜の主要構成成分 IV型コラーゲン 真皮の柔軟性や保水機能を担う グリコサミノグリカン 0 100 200 300 % 同様に蛍光免疫染色により、視覚的に変化を確認しました。 IV 型コラーゲン ラミニン 5 インテグリン 試験前 230%UP 133%UP 63%UP 10日後 基底膜の主要構成成分の産生を促進し、その結合因子をも活性化することで 年齢と共に変化する基底膜の構造を若返らせ、シワにも効果を示します。 【商品情報】 商品名: Ambiaty Extract (アンビューティエキス) 表示名称: ベルノニアアペンジクラタ葉エキス 製造元: Bayer Sante Familiale(仏) 2009/9/1 (スキンエナジウム) 活力の源マカが真皮にエネルギーを与え、シワを修復 【特長】 ペルー、アンデス山脈で栽培された滋養強壮マカ由来 老化した線維芽細胞をリバイタライズ 年齢を重ねて深くなったシワに強力にアプローチ 【コンセプト】 フランスでは 50 年という歴史を持ち、4 半世 紀以上も植物油の研究を続ける、「エクスパ ンサイエンス(Expanscience)社」。医薬品も手 掛ける徹底した管理と、優れた技術から生み 出される水溶性原料は、ユニークかつ多岐 に富んだルーツを持つことが特徴です。 ペルーのアンデス山脈、海抜 3500m から 4500m という高山域に生息するマカは、9 月から 10 月に かけて播種が始まり、降雪や強風、強紫外線を 受ける過酷な条件化にて 8-10 ヶ月ほど、昔な がらの方法にて栽培されます。このマカの根を 天日乾燥させ、パウダーにした後、ペプチドおよ び単糖を精製してできたのが「Skinergium(スキ ンエナジウム)」です。 近年、その名が広く浸透してきたマカ。古くはインカ帝 国時代より精力を促進する滋養強壮作用が認められ ており、現在でもその効用は世界中で知られています。 Skinergium はマカのもつイメージに違わぬ効能を有し ており、肌に活力を与える有効成分として、海外では、 既に実績がある男性用化粧品を始め、くすみやシワで 悩む女性をターゲットとした製品など広く応用が可能 です。低分子のペプチドと単糖を主な構成としており、 肌への浸透性も考慮されて製造されています。 2011/4/1 【効果・効能】 ■In vitro 試験 人工的に老化処理を行なったヒト線維芽細胞をコントロールおよび Skinergium 0.01% を含む培地にて培養し、4 日目および 7 日目の増殖率を 1 日目の増殖率と比較した。 4 日で半分、一週間で1/4に 老化細胞の増殖性を向上 20%UP 33% 増殖率(%) 増殖率(%) 37% 継代5回目 継代15回目 【継代を重ねた細胞ほど増殖率は低い】 継代15回目の線維芽細胞 Skinergium 0.01%添加時 Skinergium は老化により増殖率が低下した線維芽細胞を再活性化し増殖率を向上させた。 ■臨床試験 ボランティア19名の女性に Skinergium 2%配合クリームを1日2回塗布し、8週後のシ ワの状態を数値と画像に示した。 【シワのスコア減少率】 数 面積 長さ 【シリコンプリントと3D 解析による構造の比較】 深さ シワ各項目の変化率 -1 -3 -5 試験前 -7 D0 -9 -11 -13 試験後 -15 Skinergium はシワ構造の各スコアを減らし、また顕微鏡下においてその立体構造が D28 減っていることが確認され、シワへの強力な効果が認められた 【商品情報】 商品名:Skinergium (スキンエナジウム) 表示名称:加水分解レピジウムメイエニ根、水、フェノキシエタノール、ソルビン酸、 クエン酸 製造元: Expanscience(フランス) 2011/4/1 (ジ ェリ ー フ ィッ シ ュコ ラ ーゲ ン) 表示名称『コラーゲン』によるアンチエイジング 【特長】 ブルターニュ海岸の保護活動より得たエコロジー原料 唯一のⅤ型コラーゲン、かつ、表示名称も『コラーゲン』 BOTOX 様作用、長寿タンパク誘導による抗老化など幅広い効果 【コンセプト】 およそ 700 万年前、原始の海にてクラゲ に代表される刺胞動物が誕生しました。ク ラゲのゼラチン質な構造には豊富なコラー ゲンが含まれることが知られていますが、 コラーゲンのルーツを辿ると、この刺胞動 物こそがその起源であるとされています。 地中海に漂うクラゲはその生を全うした後、その一部はブルターニュに程近い海岸 に打ち上げられます。このクラゲを回収し、有効的に活用、開発されたのが「Jelly Fish Collagen」です。カサの部分のみより必要部位を丁寧に分別し抽出されたⅤ型コ ラーゲンは若年組織に多く含まれ、Ⅰ型コラーゲン&Ⅲ型コラーゲン繊維を形成する のに必須の分子です。通常、「コラーゲンペプチド」「加水分解コラーゲン」という表記 が用いられますが、Jelly Fish Collagen は「コラーゲン」そのものが表示名称です。 Jelly Fish Collagen CollagenV As p ar tic Th ac re i d on in e G lu Se ta rin m ic e ac Pr i d ol i G ne ly cin Al e an in Va e l C ine y M stei et n hi e o Is nin ol eu e ci Le ne uc in Ph Tyr e en os yl ine al an H ine is tid in Ly e si A ne T r rg i yp nin H yd toph e ro x an H yp e yd ro ro lin xy e ly si ne アミノ酸構成を比較すると、 脊椎動物のⅤ型コラーゲンと 類似しており、グリシン、プロ リン及びヒドロキシリジンを高 含量含みます。また、ヒドロキ シプロリンが少ないことがⅠ 型やⅢ型コラーゲンとⅤ型コ ラーゲンの大きな特徴ですが、 Jelly Fish Collagen はこの特 徴をも有しています。 2011/4/1 【効能・効果】 ヒト線維芽細胞を用いた増殖試験において、Jelly Fish Collagen と牛由来のコラーゲ ンの効果を比較したところ、両者とも control より有意に働き、両者に同様の効果が 認められました。 【線維芽細胞を用いた細胞増殖性の比較】 100 Jelly Fish Collagen 90 牛由来 80 牛由来と同等の 70 増殖効果が認められた 60 50 40 30 20 10 0 24 47 96 144 時間 また、筋線維の収縮効果(ボトックス効果)を神経および筋細胞の共培養により評価 しました。24 時間経過まで、Jelly Fish Collagen は細胞の収縮を完全に抑え、その後 緩やかに効果が改善される傾向が示唆されました。 【ボトックス様効果】 160 Control 140 Jelly Fish Collagen 120 100 即時的に効果を示し、 80 24 時間持続した 60 40 20 0 0h 2h 6h 24h 25h Jelly Fish Collagen はボトックス同様の効果を緩やかに導くことにより、 特に表情ジワの改善に効果を示すことが期待できます。 【商品情報】 商品名:Jelly Fish Collagen(ジェリーフィッシュコラーゲン) 表示名称:コラーゲン、水、フェノニップ 製造元:Javenech 社(フランス) 2011/4/1 (ユニプロシン PS-18) タンパク質合成を促進し、シワを軽減 【特長】 表皮・真皮でのタンパク質合成を促進 角化プロセスをサポートし、肌表面の荒れを改善 【コンセプト】 皮膚のバリア機能に関して最も重要な構造は、角質細胞間にある脂質多重層構造で す。これを恒常的に構築する細胞が表皮ケラチノサイトであり、その最終分化細胞の 角質細胞は、強靭な細胞シート構造を保ち、脂質多重層を柔軟に、かつ強く保持して います。皮膚の最外層を構成する角質細胞を包むタンパク質の膜状構造「コーニファ イドエンベロープ(CE)」が水分蒸散やUV、外部からの刺激に対するバリア機能に重 要な役割を果たしています。このCEの機能を維持するのに、フィラグリンとスモールプ ロリンリッチタンパクといったタンパク質が必要になってきます。 Uniprosyn PS-18バイオ複合体は、CE機能の維持に必要なタンパク質合成能力を促 進し、角化プロセスをサポートするように設計された有効成分の複合体です。タンパク 質合成が促進された肌では、シワが軽減し、また、肌表面の荒れが改善されます。 コーニファイドエンベロープ 脂質外膜 角質細胞間脂 CE(周辺体)構成タンパク質 角層 フィラグリン 顆粒層 スモールプロリンリッチタンパク インボルクリン ロリクリン デスモソーム 有棘層 From 基底層 Madison KC, J Invest Dermatol, 121:231-41, 2003 ~タンパク質合成を促進する 3 つの理由~ 1.タンパク質の素 or 前駆体を肌に供給。 加水分解カラスムギタンパクは、グルタミンとグルタミン酸を豊富に(29%)含み、 タンパク質の素 or 前駆体になります。 2.合成促進させる物質を供給 ナイアシンアミドとアデノシン三リン酸は、タンパク質合成に関連する酵素反応 を増加させます。 3.グルタミン受容体を通じて合成のスイッチを ON グルタミンは、角化細胞の表面にある受容体を活性化して、タンパク質合成 を促進します。 2009/9/1 【効果・効能】 ①皮膚におけるタンパク質合成(In-vitro) +33% Uniprosyn PS-18 1%水溶液を三次元 皮膚モデルにて培養、72 時間後にお けるタンパク質合成(3H-ロイシンの取 込量)は未処理品と比較したところ、 33%増加しました。 Uniprosyn PS-18 1%処理 無処理 ②角化プロセス促進 cDNA マーカーの増加(In-vitro) 三次元皮膚モデルおける cDNA チップ の分析において、Uniprosyn PS-18 1% 処理したものは、フィラグリン、スモール プロリンリッチプロテインなどのタンパク 質を増加させることが 確認されました。 ③シワの改善(In-Vivo) 25 名(女性:37-65 歳、平均年齢:44 歳) Uniprosyn PS-18 3%クリームを 1 日 2 回塗布した とき、28 日後にはプラセボと比べ、シワの深さが 約 50%改善しました。 塗布前 塗布 56 日目 -50% 塗布日数 3D イメージ 【商品情報】 商品名:Uniprosyn PS-18(ユニプロシン PS-18) 表示名称:水、BG、加水分解コムギタンパク、ナイアシンアミド、アデノシン三リン酸 製造元:Induchem(スイス) 2009/9/1 坑フリーラジカル、ボトックス効果より生理的・物理的シワ阻止 【特長】 認知度が高く、栄養価の高い植物であるオクラが由来 複数のデータに裏づけされた、表情シワの改善 【コンセプト】 マイオキシノール LS9736 は、オクラの種子から得られる天然由来タンパク質を特殊 技術により精製した、オリゴプロテイン複合体です。シワ対策の原料としての効果が 期待でき、配合しやすい植物由加水分解オクラ種子エキスとデキストリンの水溶性混 合物です。 オクラは… ・主に南アジアやアフリカに植生する。 ・種子の採取のために栽培される。 ・栄養価が高く、食品として利用されている。 Hibiscus Treeの種子はその高い栄養価のために、食 物としてだけでなく、民間薬としても汎用されている。 【効果・効能】 マイオキシノール LS9736 の効果には、2 通りのメカニズムがあります。 ① 生理的メカニズム 細胞の老化 (代謝低下、老齢) 老齢 酸化 フリーラジカル 微小分子の変性(酸化、糖化など) 組織機能の衰え、皮膚弾力性の低下 代謝低下 皮膚表面構造上の細かい線や しわ の発現 シワの形 フリーラジカルに対する細胞保護(in-vitro) DPPH•等のフリーラジカル 及び HO•, O2• , H2O2 などの活性酸素種に対する抗フリーラジカル効果 を有する。 マイオキシノール LS 9736 はフリーラジカルによ る有害な作用に対する 皮膚本来の防御機能 (reduced glutathione, GSH 等) を高める。 2009/9/1 ② 顔の筋肉の動きなどの物理的メカニズム 顔面の筋による圧力 表情しわの形成 “Botulic Toxin” の美容注射や、 “Botulic Toxin”様 原料の処置 美容注射(Botulic Toxin)は顔面の筋肉の痙縮を 阻害させることにより即効的に表情シワに効果が あるが、起源が毒素であり、注射の必要もあり、 潜在的、長期的副作用については未知である。ま た処置部位が限定される等の制限もある。 神経付随筋細胞の痙縮に対する作用( In vitro ) 痙縮頻度 マイオキシノール マイオキシノール 処置直前 処置直後 処置後培養時間 マイオキシノール LS9736 は優位に筋細胞の痙縮頻度を減少した。陽性対照よりも持続的である。 一方 24 時間後に効果が消滅していることから、効果は可逆的であり長期に渡る有害作用はないも のと考えられる。この結果から“表情シワ“形成を阻害することが伺える シワに対する効果 臨床試験(画像解析) 処置前 処置3週間後 マイオキシノール 1%配合クリーム 目尻にシワのある 12 名の女性に 1 日 2 回適応し、3 週間後に画像分析によりシ ワの深さを定量測定 マイオキシノール LS9736 は、これら 2 つのシワの原因に対して効果を発揮します。 有効性試験により生理的シワの原因となる抗フリーラジカル効果も確認されており、 さらに、物理的シワの原因を阻止するボトックス効果も併せ持っています。美容注射 の代替として、化粧品として安全に局所的に使用する事ができ、細胞にダメージを与 えることなく、表情シワに対して即効的な効果が期待できます。 【商品情報】 商品名:マイオキシノール LS9736 表示名称:加水分解オクラ種子エキス、デキストリン 輸入元:山川貿易株式会社 製造元:Laboratoires Serobiologiques Division de Cognis France(仏) 2009/9/1 (シムグルカン) コラーゲン生成・繊維芽細胞成長を促進し、きめ細かい肌へ 【特長】 古代より薬草として使用された天然カラスムギ由来 真皮まで浸透し繊維芽細胞を活性化、シワの深さ・数を改善 保湿や皮膚軟化能によりドライスキン向け製品にも応用可能 【コンセプト】 カラスムギ(オート麦)由来のβ-グルカン。 カラスムギは、フランス人にとっては穀物とし て親しまれていますが、古代ギリシア・ローマ 時代には薬草としても知られていました。中 世では、カラスムギの粒を砕き、パップ剤(軟 膏、膏薬)状にして、肌本来の機能を調整し、 かぶれや虫さされによる炎症やかゆみを緩 和するために利用されていました。香粧品分 野では、保湿と皮膚軟化(エモリエント)を促 すため、ドライスキン用の製品にカラスムギの 成分が使われています。 【効果・効能】 ①真皮まで浸透 未処理 拡大図 緑に発色しているのが SymGlucan になりま す。真皮まで浸透していることがわかります。 0.5%水溶液 8 時間処理後 2009/9/1 ②コラーゲンの生成促進、繊維芽細胞の成長 プロコラーゲン産生量(ng/ml) 350 300 ⇒ 250 200 コントロール 150 SymGlucan 繊維芽細胞の活性化写真 100 50 0 1% βグルカン 0.1%βグルカン 水 ビタミンC SymGlucan を配合することによってプロコラーゲンの生成量の増加、 繊維芽細胞の成長されていることが確認されます。 ③しわ改善効果(SymGlucan 配合ジェル塗布試験) -20% -15% 最深シワの深さ シワの深さ平均値 シワの数 皮膚の粗さ -10% -5% 0% 5% SymG lucan Placebo SymGlucan 配合ジェル(10%)を 8 週間塗布後の Placebo との比較結果になります。 SymGlucan 配合したジェルではシワの深さ、数が改善され、更に肌の粗さも改善 されきめ細かい肌になったことが確認されました。 【商品情報】 商品名:SymGlucan (シムグルカン) 表示名称:β-グルカン 他 製造元:シムライズ株式会社 2009/9/1 (マトリキシル 3000、ダーマキシル) エラスチンの一部マトリカインとセラミド 2 を含むダーマキシルがシワを改善 【特長】 エラスチン、コラーゲンに作用→皮膚修復 セラミド2補給→バリア機能強化・保水効果 シワ改善のために設計された、強力な抗シワ機能性原料シリーズ 【コンセプト】 シワ、たるみにダブルアタック! 真皮層では、コラーゲン・エラスチンと、その間にあるヒアルロ ン酸が何らかの原因で減少または、変性することで、皮膚の老 化(シミ、シワ、たるみ)が進みます。マトリキシル 3000(水溶 性)は細胞外マトリックスの再生や細胞増殖に関わる遺伝子を 活性化させるマトリカインを含み、ダーマキシル(油溶性)はマ トリカインと角質層を形成し、肌の保水力を高めるセラミド 2 が 含まれるため効果的にシワを改善する事が可能な原料です。 【ダーマキシル】 セラミド2→ 保水・バリア機能 【マトリキシル 3000】 【ダーマキシル】 マトリカイン→ 皮膚のハリ、弾力 マトリキシル3000 マトリキシルに含まれるマトリカインが、メッセンジ ャー分子として、コラーゲンやグルコサミノグリカ ン等の皮膚細胞間物質分子の合成を促進させ、 ふっくらとした弾力のある肌に導きます。 マトリキシル3000 in-vivo ダーマキシル エラスチンの一部のオリゴペプ チドと、角質層を形成するセラミ ド 2 などから成り、皮膚バリア機 能を強化します。 2009/9/1 【試験方法】 39~74 歳の被験者 23 名に、毎日 2 回マトリキシル 3000 3%クリームとプラ セボクリームを顔の半分ずつ塗布し シワの様子を比較しました。 【結果】 テスト前 2ヶ月後 2 ヶ月間マトリキシル 3000 を塗布する ことで、深いしわ(200μm 以上)は 45%改善がみられました。 ダーマキシル in-vivo テスト 年齢 42~66 歳までの 24 名女性被験者に、ダーマキシル2%配合のリキッドファンデーションを 毎日 1 回、2 ヶ月間使用。 プロファイロメトリーでイメージ分析によりシワの改善効果を評価しました。 ファンデーション塗布時 ファンデーション塗布時 ファンデーションなし テスト前 2ヵ月後 平均値 最大値 主なしわのボリューム -13.7% -36% 主なしわの深さ -10.1% -27% 深いしわの占める表面積 -40.3% -98% 中程度のしわの占める表面積 -24.5% -86% 【商品情報】 商品名:Matrixyl 3000 (マトリキシル 3000) 表示名称:グリセリン、水、BG、カルボマー、ポリソルベート 20、 パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルテトラペプチド-7 製造元:CRODA(Sederma(仏)) 商品名:DERMAXYL (ダーマキシル) 表示名称:安息香酸アルキル(C12-15)、トリベヘニン、セラミド2、 PEG10 アブラナ種子ステロール、パルミトイルオリゴペプチド 製造元:CRODA(Sederma(仏)) 2009/9/1 (エッセンスキン) αカルシウムと必須アミノ酸を補給しシワ改善 【特長】 成熟肌にカルシウムや必須アミノ酸を補給 ちりめんジワに効果があり 年齢が出やすい首シワ向けに、デコルテケア素材 【コンセプト】 Essenskin は、くすみやたるみを引き起こす必須栄養素不足に 対応する成熟肌専用の原料です。成熟肌は特に必須栄養素 であるミネラルやビタミン、アミノ酸等の欠乏が問題となり、 その結果、皮膚のたるみやくすみ、表面の凹凸や薄みによる 乾燥等が引き起こされます。 エッセンスキンはカルシウムαヒドロキシメチオニン、ホモタウリン という今までにない相乗的な組み合わせでカルシウムと必須アミノ 酸を補給する新規アンチエイジング用原料です。 【効果・効能】 In VIVO テスト BEFORE AFTER T1 T0 210 210 190 190 170 170 T0 150 T1 150 130 130 110 110 90 90 0 100 200 3 00 4 00 50 0 0 100 200 300 400 500 成熟肌でネックラインにたるみがあり、ホルモン治療をしていない 60 歳女性被験者 29 名へ顔、腕、 首の無作為の半面(首を除く)にエッセンスキン 2.5%配合クリームまたはプラセボを塗布し、テスト 前、当日、2 ヵ月後の状態を測定。 皮膚のちりめんジワが減少し、 より滑らかで若々しくみえる 2009/9/1 入射光 エッセンスキンとプラセボの皮膚反射率比較 正反射 拡散反射 AFTER BEFORE 加齢 屈折光線 YOUNG SKIN 若い肌 OLD SKIN 老化肌 正反射率、拡散反射率、トータル反射率を測定すると、加齢に伴い皮膚はメラニ ン、ヘモグロビンが多くなり反射率が上がり透明感を失う。 エッセンスキン 塗布による 皮膚状態の改善 Specular light Diffuse light Total light 0 -0.3 Variation (%) -1 -0.8 -2 -3 -2,9* -4 -3,2* -3,8* -5 -5,1* Essenskin™ Placebo -6 エッセンスキンとプラセ ボの皮膚反射率の差を 測定した結果、エッセン スキン 塗布に より 、反 射率が減少され、若い 皮膚に特徴的な透明感 のある水分・脂質の豊 富で滑らかな皮膚状態 になった。 Significance: *p<0.05/T0, 【商品情報】 商品名:Essensikin(エッセンスキン) 表示名称:水、ペンチレングリコール、ポリソルベート-20、3-アミノプロパンスルホン酸、 ヒドロキシメチオニン Ca、ヒドロキシエチルセルロース 製造元:CRODA(Sederma(仏)) 2009/9/1 多糖体由来の即効性シワ隠し 【特長】 即効性と持続性のある自然なハリ感を付与 皮膚のスムージング効果を発揮 ベタツキが無く、さっぱりした感触を付与 【コンセプト】 ヒアルロン酸注入やケミカルピーリングなど美容整形業界から生まれたトレンドと対抗 する化粧品業界にとって即効性は重要な課題の一つです。消費者が即効性を実感で きるのは、皮膚への物理的作用です。QUICKLIFT は数種の糖を選別し、重合化によ り得られた成分のハリ効果について試験を行った結果、最も高い有効性を示した多 糖体由来(キサンタン)の重合体です。即効的な効果でハリ感を出し、ベトツキ無くシ ワを目立たなくします。 目に見えないマイクロネットワークを形成し、緩んだ肌を引き上げてシワを目立 たなくし、即効的な効果で美肌へと導きます。 2010/4/1 【効果・効能】 肌の平滑ロングラステイング! 即時的な肌の平滑化! QUICKLIFT は既存のタンパク由来のテンシング剤と比較して、高い平滑性が得られ、 ハリを実感できます。またベタツキが無く、スッキリした感触に仕上がります。 【商品情報】 商品名:クイックリフト 表示名称:水、BG、炭酸水素Na、キサンタンガムクロスポリマー、カプリリルグリコー ル、フェノキシエタノール、ヘキシレングリコール、ヒドロキシエチルセルロ ース 製造元:BASFジャパン株式会社 2010/4/1 高分子量ヒアルロン酸の合成を活性化させる高良姜(ガランガ)葉エキス 【特長】 深いシワを改善するフェイスケア 肌をふっくらさせるセラム 肌の内側でボリュームを生み出す 【コンセプト】 皮膚内部で生成されるヒアルロン酸合成酵素の3種類のうち、HAS-2 のみが高分子量ヒアル ロン酸を生成でき、この高分子量ヒアルロン酸のみが、三次元的に肌のボリュームを増やしま す。ガランガ葉エキスは、HAS-2 を促進する特異な作用をもちます。 【効果・効能】 HAS-2 の合成を増進 HAS-2 のメッセンジャーRNA の発現を 倍増させます。 HAS-2 タンパク質の発現を 3 倍以 上に高めます。 Statistically different from the untreated control(p<0.05) ヒアルロン酸の生成を倍増 2010/4/1 わずか 4 週間でホウレイ線を減少 三次元的にシワを埋め、 影をなくす効果 In vivo 試験 42~65 歳の女性 25 名が対象。 各ボランティアの顔半分に 1 日2回塗 布。 Hyalufix GL(3%)および抗シワ作用を もつペプチド(3%)を塗布し、比較。 ボランティアのホウレイ線を、表面形 状測定法(フリンジプロジェクション) を用いて D1,製品塗布開始から1ヶ月 後および3カ月後に測定 【商品情報】 商品名 :ヒアルフィクス GL 表示名称:ナンキョウソウ葉エキス、水、BG、キサンタンガム、トリ(カプリル酸/カ プリン酸)グリセリル 製造元:BASF ジャパン株式会社 2010/4/1 成長因子 FGF-2 に着目した新規抗老化成分 【特長】 アンチエイジングに新たな提案:成長因子の保護 42日間で肌年齢が10歳若返る 肌の弾力、キメが改善 【コンセプト】 創傷後の皮膚再生(GAGs等の皮膚構成要素の合成など)に重要な役割を担っているFGF-2 (繊維芽細胞成長因子)に対するプロテオグリカンの安定化機能を代用でき、皮膚内のFGFを 保護し、皮膚の再活性化につながる新規有効成分。 Linefactor の作用 ・FGF-2 機能を最大限に活性化 2010/4/1 【効果・効能】 臨床皮膚科医による評価 わずか42日間の処置により、肌密度、キメが10歳若返ります。 GAGsの生成促進 ビタミン C に比べて、GAGs 合成を2倍に、 ペプチド競合成分に比べて、同合成を、 1.5 倍に高めます。 【商品情報】 商品名 :ラインファクター 表示名称:トロロアオイモドキ種子エキス、水、フェノキシエタノール、キサンタンガム、 製造元:BASF ジャパン株式会社 2010/4/1 ラミニン合成を促進する小じわ改善成分 【特長】 ラミニン合成を活性化し、ちりめんじわを伸ばす 特に構造的に弱い顔、手、デコルテに 【コンセプト】 しわ:成熟肌の代表的な問題 小じわの発生は、肌老化の初期の兆候であり、たるみや広範囲のしわは加齢ととも に、多くは成熟期以降に現れる老化現象です。 広範囲のしわは表皮と真皮の接合部である基底膜の構成要素に関係しています。 「バザリン」は、成熟した肌の口もと、目もと、デコルテ、手、腕の内側といった部分に 多く現れる広範囲のしわ改善に的を絞った原料です。 ラミニン 3鎖で構成される膜貫通型タンパク質で、十字型の構造で、真皮を表皮に接合する 役割を持ち、他の基底膜の構成要素であるⅣ型コラーゲン及びⅦ型コラーゲンと結 合して、次の2つの基本的役割を果たします。 ① 表皮に栄養素を供給するという生理学的な役割 ② 表皮を真皮に物理的に結合するアンカーの働きをし、皮膚の弾力性に関係する 物理的役割 この様な働きから、基底膜のラミニン量が減少すれば、表皮と真皮の接合部の乖離 を招き、皮膚のたるみ、小じわの形成の原因となります。 ラミニン全体 基底膜(表皮と真皮の結合部)には、 ラミニンをはじめとする 特異的な成分が存在 バイオテクノロジーを用いて、ラミニンの合成を再活性化する有効成分 「バザリン:加水分解バクガエキス」を開発しました。 ラミニンが不足している組織、すなわち成熟肌の組織にだけ作用しながら、ラミニ ンの合成促進にインテリジェントに採用することを証明しました。 2011/4/1 【効能・効果】 小じわを伸ばす 小じわを改善! in vivo 試験:56 歳~76 歳のボランティア 18 人および 20 人に対して 1 日 2 日 8 週間連用 顔の半分に2%の「BASALINE」を含むエマルジョンを塗布し、プラセボ(対照)と比較 表面形状測定装置(フリンジプロジェクション)によりカラスの足跡を測定 ラミニンの合成促進効果 65%:BASALINEに よる「ラミニン合 成促進効果! 培 養 皮 膚モ デル MIMESKIN (ミメスキン)上での試験:若 い培養皮膚(25~35 歳)と成 熟した培養皮膚(55 歳以上) 経皮吸収性 真皮まで至る 浸透力! Ex vivo 試験 Franz 型拡散セル上で実施さ れた、皮膚組織への浸透試験 【商品情報】 商品名: バザリン 表示名称:加水分解バクガエキス、BG、エチルパラベン、メチルパラベン、プロピルパラベン 製造元:BASFジャパン株式会社 2011/4/1 安定化及び濃縮されたウルソ-ル酸含有のリポソーム 【特長】 コラーゲン線維の直径を太くし、コラーゲンネットワークを 再組織。肌の弾力性を高め、シワを減らす 【コンセプト】 ウルソール酸 植物に含まれるテルペノイド炭化水素に酸素分子が結合した化合物です。 化粧品におけるウルソール酸の研究として、下記内容の報告があります。 ① ② ③ ④ 繊維芽細胞のコラーゲン合成促進作用 炎症物質であるヘパリンの阻害採用 エラスターゼ活性阻害作用 紫外線暴露による表皮細胞の浮腫発生を抑える。 安定化リポソーム技術 リン脂質と水の多層ラメラ構造体を独自のカプセル化技術(アテロコラーゲンとコンド ロイチン硫酸 Na の会合物)で皮膜(カプセル化)するリン脂質二重構造リポソームとカ プセルのハイブリッド技術で、通常の乳化物処方に安定的に配合することが可能。 安定化リポソーム技術を応用し、ウルソール酸を両親媒性リン脂質のベシクル化 し、更にコラーゲンとムコ多糖類であるコンドロイチン硫酸 Na の分子からなる 200 ~800 ナノ程度の安定的ナノカプセル粒子に内包した、安定化高機能性抗老化原 料です。 2011/4/1 【効能・効果】 シワを減少 シワの数-33.5%減少 シワの長さ-11%減少 目尻のしわを SILFLO 皮膚形態による試験 目尻のシワの臨床評価 ボランティア 10 人の2グループに対して試験を実施 ウルソリソームを3%含むエマルジョンを塗布し、プラセボと比較(56日間) 紫外線ダメージを受けた肌の再構築作用 コラーゲン線維の断面 コラーゲン線維の 規則正しい配置 水平配列の修復 ex vivo 試験:培養皮膚モデル MIMESKIN(ミメスキン)上で実施 ・ウルソリソームを5%含むエマルジョンを塗布し、紫外線を計4回照射。 ・毎回照射後にクリームを塗布し、透過電子顕微鏡(TEM)により観察 皮膚弾力性変化結果(URSOLISOME 塗布後) ① テストプローブの食い込み程度(Indentation)はマトリックスの厚み、弾力性の改善を示唆 ② テストプローブの皮膚反発係数の増加(肌弾力性の改善を示唆) ③ テストプローブの力学的反発力を改善(肌弾力性の改善を示唆) ④ テストプローブの反発はテストプローブの皮膚衝突スピードを23%遅くしても確認がとれる 【商品情報】 商品名: ユルソリゾーム 表示名称:水、BG、レシチン、ウルソル酸、エタノール、キサンタンガム、フェノキシエ タノール、アテロコラーゲン、コンドロイチン硫酸Na 製造元:BASFジャパン株式会社 2011/4/1 表皮の再生を促進し厚みを回復・若返り効果 【特長】 細胞レベルのアンチエイジング効果 セイヨウノコギリソウエキスで、表皮を厚く生まれ変わらせる 【コンセプト】 加齢により表皮細胞のターンオーバーは長くなり、ケラ チノサイトにあるペプチド(POMC)の発現は増加するの に、それを受けるレセプター(MC-R2、MOR-1)は減少し ます。その結果、皮膚内の情報伝達は妨げられ表皮は 薄層化し老化します。 ニューロバイオクスはセイヨウノコギリソウの抽出物で、 ペプチド-受容体のバランスを整え、表皮の若返りを促進 します。 バランスの乱れた受容体 加齢により減少する受容体を増やし、 神経と表皮の伝達を強化します。それ により、表皮細胞が若返りの信号を受 け取ることができ、表皮の厚みを約 10%回復します。 バランスのよい受容体 シ ワ 改 善 効 果 2011/4/1 【効能・効果】 表皮の下層部で サイトケラチン 10 の 発現が増加 表皮において フィラグリンの 発現が増加 86μm 厚みが 10%回復 表皮再生を実証 96μm 1 ヶ月 2 ヶ月 1 ヶ月 2 ヶ月 シワ改善データ グリコール酸、プラセボと それぞれ比較 【商品情報】 商品名:ニューロバイオクス 表示名称:水、BG、ペンチレングリコール、セイヨウノコギリソウエキス、キサンタンガム 医薬部外品表示名称:お問い合わせください 製造元:BASFジャパン株式会社 2011/4/1 フィブロネクチンを生成しシワを改善する。 【特長】 細胞の増殖や移動の活性化 真皮および表皮組織の再構築 北海道網走産のトウモロコシエキス由来 【コンセプト】 ディライナーは、ヒーリングのメカニズムを活性化することでシワを改善するトウモ ロコシエキスです。フィブロネクチンを生成促進し、細胞の移動と増殖を活性化し、シ ワを改善し、皮膚表面を滑らかにします。 深いシワと乾燥シワの原因を徹底的に追 究した結果、創傷治癒のメカニズムを促進し、シワを埋める(フィリングする)という、 シワ対策における新しい製品となっています。 <深いシワの原因> 表皮及び真皮生体分子の減少(コラーゲン等) <シワの発生原因> 表情など顔面部の動き 真皮線維状分子の減少や変質 表皮の変化や薄層化 <生物的な減少の関与> 細胞増殖の低下 «壊れた »細胞外マトリックス 細胞外マトリックス分子の合成の低下 細胞外マトリックスの分解が進む <フィブロネクチンとは> フィブロネクチンとは細胞外にネットワーク状に広がり 細胞を覆っており、細胞間を互いに連絡しています。細 胞の接着,増殖,分化,移動に関与する重要な役割をし ています。 このフィブロネクチンを生成し、細胞膜の複数の細胞 接着分子,プロテオグリカン,他の細胞外マトリックス(フ ィブリン,コラーゲン)などと結合し、需要な役割をしてい ます。 フィブロネクチン概念図 2011/4/1 【効能・効果】 フィブロネクチンの合成促進効果 ヒト単層線維芽細胞モデル上で検証 In vitro 研究。ヒト正常線維芽細胞培地。DELINER 溶液, 1%, 2%, 5% フィブロネクチンの抗体にる免疫染色による視角化 光学顕微鏡、倍率:10 倍により確認 本成分の容量依存的なフィブロネクチン合成促進作用 ヒト臨床試験で効果検証 <試験方法>女性5人の臨床被験者 3% DELINER®配合処方を連日単回塗布 テスト期間4週間。 超音波検査による皮膚密度試験. Before After 4 週間処置後 開始時 開始 4 週間後 【商品情報】 商品名: ディライナー 表示名称:トウモロコシエキス、キサンタンガム、水、BG 製造元:BASFジャパン株式会社 2011/4/1 ナノカプセル化βカロチンによる抗酸化作用でシワをケア 【特長】 βカロチンによる抗酸化作用 カプセル化により安定化 内部へ深く浸透し長時間の抗酸化作用を発揮 【コンセプト】 加齢に伴い、角質肥厚や柔軟性の低下が起こると、肌 表面の凹凸が著しくなり、「しわ」が形成されます。また、 光の散乱から透明感が低下し「ハリツヤがなくなった」 など、肌の老化を認識するようにもなります。そのため、 表皮に対する表面的な保湿ケアでは、一時的な効果に 過ぎません。 ニンジンなどに含ま れるβカロチンは、 肌内部でプロビタミ ン A へ変化し、角質 肥厚を抑え、肌表面の柔軟性を維持します。その ため、角質層をケアする他のスキンケア成分の 受け入れも高まり、相乗効果をもたらします。 βカロチンは光や熱により影響を受けやすい サブリテンはβカロチンをナノカプセル化し、安定性を確保 肌の内側から弾力を回復し、しわ・たるみを改善 肌表面のキメが均一になり、明るく若々しい肌を実現します。 2011/4/1 【効能・効果】 安定性の向上 βカロチンは、カプセル化により長時間肌内部へ留まることができ、細胞の老化を防 ぎます。 太陽光照射下 45℃下 安定性 向上!! 透明性と輝きの改善 肌内部の弾力性が向上することで、透明感が認識されます。 サブリテンにより、肌の透明感が 20%改善することが実証されています。 皮膚科医による評価 In vivo 試験: 被験者 10 名×2 グループ SUBLITEN2%配合乳化物を 塗布し、プラセボと比較。 28 日間 被験者の実感 肌の透明感が 実感できる!! 【商品情報】 商品名: サブリテン 表示名称:ダイズ油、キサンタンガム、アテロコラーゲン、カロチン、トコフェノール 製造元:BASFジャパン株式会社 2011/4/1 (ロナケア サイクロペプチド-5) 環状ペプチドが効率的にインテグリンへ結合し、シワを軽減 【特長】 効率的に効果が発揮するよう分子設計された環状ペプチド コラーゲンやラミニンなど基底膜形成に重要なタンパク生成を促進 シワの軽減や、皮膚のなめらかさに効果有 【コンセプト】 皮膚は通常、基底膜にある“表皮と真皮を結合する部位(DEJ)”の機能が活発で、皮 膚のハリや弾力があります。けれども老化に伴い、DEJ の機能は低下し、タンパク質 の発現・分解が滞るようになり、皮膚のハリや弾力性が低下します。 RonaCareCyclopeptide-5 は、ペプチドを 安定的に基底膜にある受容体に運び、効 率的に効果を発揮するように分子レベル でデザイン設計された環状ペプチドです。 R(Arginine:アルギニン)、G(Glycine:グリ シン)、D(Aspartic Acid:アスパラギン酸) は細胞接着タンパク質であるフィブロネク チン、ビトロネクチンに存在する細胞接着 部位のアミノ酸配列で安定的に受容体に 運べる構造となっています。また環状ペプ 分子レベルでデザインを設計 チドの構造をとることにより、効果的に受 容体へ結合し、シワやキメの善に寄与し ます。 R G D ① ② ① 年齢を重ねる毎に、 基底膜の 凹凸がなくなります。 ② ③ ③ 28 歳 69 歳 ① 皮層 ② 基底膜 ③ 真皮層 2011/4/1 【効能・効果】 環状ペプチドが受容体(インテグリン)に結合することにより、細胞へシグナルが伝達。 コラーゲンやラミニンの生成が促進されます。一方で、分解酵素であるコラゲナーゼ やエラスターゼの活性を抑えます。 Cyclopeptide-5 配合(0.3ppm) in vitro -23% +60% -43% +50% Collagen4 LamininA4 Collagenase3 ElastaseA2 in vivo 目 尻 へ Cyclopeptide-5(40ppm) 配 合品を 28 日間塗布。シワの深さが 圧倒的に浅くなりました。 塗布前 28 日間塗布後 28 日間の塗布でキメが改善 皮膚表面のキメの改善 表皮・真皮間の機能を回復させ、 基底膜形成に重要なタンパク生成 を促進。また細胞外マトリックスの 酵素分解を保護することにより、シ ワの軽減・皮膚へ滑らかさを付与 することが出来ます。 in vivo Cycropeptide 無配合 Cycropeptide4%配合 【商品情報】 商品名: RonaCare Cyclopeptide-5 (ロナケア サイクロペプチド-5) 表示名称:水、エタノール、レシチン、エクトイン、シクロテトラペプチド-24アミノシクロ ヘキサンカルボン酸 製造元:メルク株式会社 2011/4/1 Ⅰ型コラーゲンを産生促進するポリアミンを含有したコムギ胚芽エキス 【特長】 生体内アミンであるポリアミンを含有した植物由来エキス 皮膚の弾力に欠かせないⅠ型コラーゲンの産生促進効果が高い 糖化を防ぎ、コラーゲン繊維の架橋形成を抑制する 【コンセプト】 フィトポリアミンは独自の技術により ポリアミンを高濃度に含んだコムギ胚 芽エキスです。 ポリアミンとはアミノ基をもつ直鎖状 脂肪族炭化水素であり、動物、微生 物に広く偏在する生体内アミンです。 ポリアミンは細胞の増殖や成長に不可欠な成分で、人間の体内にも存在しています。 尚、ポリアミンとは、プトレッシン、スペルミジン、スペルミンの総称です。 ポリアミンは表皮に多く含まれており、外的ストレス(紫外線、乾燥、温度変化など)か ら、肌を保護する効果がありますが、加齢に伴い減少します。 体内のポリアミン濃度 ポリアミンは母乳にも含まれており、赤ちゃんの皮膚には多 く存在し、赤ちゃんの肌を守っています。ポリアミンには、 Ⅰ型コラーゲン産生促進、抗糖化の作用があり、皮膚の弾 力には欠かせない成分のひとつです。 2011/4/1 Collagen production (%) 【効能・効果】 ①Ⅰ型コラーゲンの産生促進効果 コ ラ ー ゲ ン 産 生 促 進 : I 型 プ ロ コ ラ ー ゲ ン C 末 端 ペ プ チ ド を 、 Procollagen type I C-peptide (PIP) EIA Kit (TaKaRa社製)で測定 250 ** T-test **; P<0.01, *; P<0.05 ** 200 150 ** * 100 0 Control (Water) 0.1% 0.2% 0.5% 1.0% PHYTOPOLYAMINE ヒト繊維芽細胞を用いた実験からフィトポリアミンには濃度依存的に高いⅠ型 コラーゲンの産生促進作用があることが確認された。 ②糖化反応を抑制し、コラーゲンの架橋を防止 ポリアミンは、肌のハリ・ 弾力低下の原因である 糖化反応に対して、優れ た抑制効果があります。 ポリアミンのアミノ基がグルコースのカルボニル基に結合することでタンパク質 との反応を抑制し、糖化反応を抑制します。 ポリアミン 糖化反応抑制 コラーゲンの架橋形成抑 AGEs(糖化最終産物)の抑制 コラーゲン繊維の弾力性低下によるたるみを抑制 【商品情報】 商品名:フィトポリアミン 表示名称:コムギ胚芽エキス 医薬部外品表示名称:コムギ胚芽エキス 販売元:株式会社マツモト交商 2011/4/1 (リポベルソヤグリコン) ダイズ由来のエストロゲンがお肌を活き活きと美しく 【特長】 ダイズに含まれる自然由来の女性ホルモン 皮膚へ高浸透して、肌全体をリバイタライズ 深く刻み込まれたシワを 5 年分巻き戻す 【コンセプト】 ゲニステイン 紫外線 炎症性サイトカイン (IL1α やTNFα) エストロゲン 受容体 コラーゲン 繊維 受容体 細胞内 シグナル コラーゲン遺伝子 転写因子 女性ホルモン「エストロゲン」 様作用を持つことでよく知られ るイソフラボン。中でも、ダイズ に多く含まれるイソフラボンの 一種であるゲニステインには、 様々な薬理効果が報告されて います。 細胞核 繊維外細胞 年齢が進むにつれて、コラ ーゲンは分解されやすく、また 分解された コラーゲン 産生量も減少します。この状態 を改善するのがゲニステインであり、上記のようなメカニズムにより、美容効果が得ら れることが分かっております。 MMP遺伝子 リポベルソヤグリコンは、ダイズを多く食べるアジア人の食生活にヒントを得、アジ ア人の美の秘訣を解き明かすべく開発されました。ダイズに含まれる不活性型イソフ ラボン(ゲニスチン)から、酵素により活性 型イソフラボンであるゲニステインを取り出 し、その機能を落とさずにいかに肌に届け るかを考えて設計されており、ナノ化製剤 の形をとっています。データ上でも高い浸 透性を確認しており、シワの原因となる肌 深層の加齢変化に働きかけ、真皮や基底 膜成分を高めることで、若返り効果を導き ます。 2011/4/1 【効果・効能】 ■IV コラーゲンの産生 3 次元ヒト皮膚モデルを用い、ゲニステイン 5μM を含む培地で培養したときの、 4 型コラーゲンの発現量を免疫染色法により測定した。 Control ゲニステイン 5μM +53% 基底膜を構成する主要タンパクである、IV 型コラーゲンの産生を促進しました ■臨床試験(抗シワ) 女性被験者 20 名(50 – 65 歳)に Lipobelle Soyaglycone 3%配合クリームを 28 日間、 目元に 1 日 2 回に塗布し、目尻のシワの深さをスコアにて評価しました。 Initial conditions 塗布なし Placebo* Lipobelle Soyaglycone 3%* *after 1 month 4 ← シワスコア( 数)→ 3 55 年の巻き戻し効果 years back 2 1 1 2 3 4 5 6 シワスコア(深さ) → Depth ← of the wrinkles (clinical score) Lipobelle Soyaglycone により、シワスコアは 5 年分の若返りを示しました 【商品情報】 商品名:Lipobelle Soyaglycone (リポベルソヤグリコン) 表示名称:ダイズイソフラボン、ポリソルベート 80、エタノール、レシチン、水 製造元:Mibelle Biochemistry(スイス) 2011/4/1 植物の始まりの細胞が送る、新しいシワケア原料 【特長】 特殊技術フィトセルテック(PCT)によりエキスにした植物幹細胞 (PCT シリーズ) 希少植物由来の高機能成分を濃縮し、肌に届けるナノ処方 肌を生み出すチカラ=幹細胞をケアし、シワを短期で改善 【コンセプト】 PCT(フィトセルテック)とは。。。 mibelle 社(スイス)が生み出した、植物幹細胞を大量かつ安価 に生産する特殊技術。繁殖が困難な植物に用いられるカルス 培養という技術が応用されており、希少な植物の利用をも可能 にします。詳しくは< www.phytocelltec.ch >まで。 幹細胞(ステムセル)とは。。。 表皮においては、基底層に数%存在する始原細胞。 表皮細胞を作り出すために不可欠な母なる細胞で、表皮の ターンオーバーはここから始まります。しかしながら、年齢を 重ねると共に幹細胞の数と機能は低下し、その結果表皮全 体の衰えが生じることがわかっています。 PCT シリーズとは。。。 スイスに数本しか生えていない腐らないリンゴ、ワ インの色づけに使われる実まで紅いブドウ、アルプ ス高山帯に生息する耐寒植物アルペンローゼ、いず れも容易に入手しづらい植物原料を利用できるよう にする発想。 更に、これらの幹細胞エキスを肌に届けることで、 ヒトの幹細胞の機能を高める肌環境<ニッチ>を作 ることが出来るという大いなる発見 をもとに、PCT 技術を用いて作られ たのが、希少植物由来の幹細胞エ キス PCT シリーズです。 2011/4/1 この植物幹細胞がヒトの幹細胞ケアに有益である、という発見 は欧州でも驚きと共に、本原料が公式発表された 2008 年には、最 も革新的な化粧品原料として表彰を受け、その後も各種科学誌に 新規の発見が発表されています。 【効果・効能】 ■加齢によるシワの改善 女性被験者 20 名(34-67 歳)に対し、 PCT リンゴエキス 2%を含む乳液を目元中心に 1 日 2 回塗布し、28 日後のシワの状態を試験前と比較しました。 試験前 28 日後 ■UV によるシワの改善 女性被験者 22 名(20-52 歳)に対し、 PCT アルペンローゼ 0.4%を含むサンケアクリ ーム(SPF30)を顔面に 1 日 3 回塗布し、21 日後(うち7日目からの1週間は強い UV 下の高山帯にて生活)のシワの状態をプラセボと比較しました。 試験前 28 日後 加齢、UV により進行したシワを改善し、短期間で効果を導きます 【商品情報】 商品名:PCT シリーズ (リンゴ、ブドウ、アルペンローゼあり) 表示名称:お問い合わせ下さい 製造元:Mibelle Biochemistry(スイス) 2011/4/1 (パーフェクションペプチド P3) 硬くなった角層を滑らかにし、シワを抑えるペプチド 【特長】 皮膚の最外層に効かせるペプチド 角層の結合に作用し、正しいターンオーバーサイクルを導く 肌を滑らかにし、凹凸を減らすことで、縮緬シワにも効果 【コンセプト】 肌には、約1ヶ月のサイクルで生まれ変わり、常にフレッシュな状態を保つようなサイ クル(ターンオーバー)があります。表皮の深層で生み出されたケラチノサイトは、最 終的には“死んだ細胞”となって最外層に並び、やがて垢と共に排出されます。しかし ながら、老化を重ねるにつれ、ターンオーバーに乱れが生じ皮膚は厚くなります。 若い肌 パーフェクションペプチド P3 に は、こうした厚くなった角層を 健全にする働きがあります。こ のペプチドは、角層の接着因 子である、デスモソーム(デス モコリン、デスモグレイン)に 健全なターンオーバー 競合阻害することで、角層の 結合を緩め、加齢で衰えたターンオーバーを助けます。 老化肌 角層が厚くなってしまう 何よりもこのペプチドの特徴は、角層で機能を発揮するた め、肌深部への浸透性を考慮する必要がない事です。ま た、余分な角層の厚みを減らすことにより、シワを改善す る効果も期待できます。 角層の結合を緩める働きを持つ デスモコリン デスモグレイン パーフェクションペプチド 2011/4/1 【効果・効能】 ■ 肌表面の凹凸改善 被験者 5 名(24 – 63 歳)にパーフェクションペプチド P3 1%を前腕に 28 日間塗布後の 角層の状態を、走査型電子顕微鏡下で観察しました。 過度に厚くなった表皮の凹凸を抑え、滑らかな肌を導きました ■ シワの改善&滑らかさ向上(クリニカル) 被験者女性 20 名(41 – 58 歳)にパーフェクションペプチド P3 1 - 2%配合ジェルを 1 日 2 回 28 日間塗布し、目元のシワの深さと肌の平滑感を測定しました。 【肌の滑らかさの向上】 【目元のシワの改善】 12 10 9 10 7 Increase in skin smoothness [%] Decrease in wrinkle depth [%] 8 6 5 4 3 8 6 4 2 2 1 0 1% 2% [2週後] After two weeks 1% 2% [4週後] After four weeks 0 Control Placebo 1% 1% Perf ectionPeptide P3 2% 2% Perf ectionPeptide P3 シワを減少し、肌に滑らかさを与えることが期待できます 【商品情報】 商品名:Perfection Peptide P3 (パーフェクションペプチド P3) 表示名称:酢酸ヘキサノイルジペプチド-3 ノルロイシン、グリセリン、水、フェノキシエ タノール、レシチン 製造元:Mibelle Biochemistry(スイス) 2011/4/1
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