地方の郷土パニーノがミラノに殴り込み - モードな街角 - 朝日新聞デジタル＆ｗ TOP fas hion モードな街角記事 Pagina 1 di 3 文字サイズ小中大地方の郷土パニーノがミラノに殴り込み文　高橋恵 2014年5月21日 Recommend オランダの「受験なき教育」とは癒やされた故郷にオリーブで恩返しモクズガニを「ガン汁」に渡辺有子さん　夕暮れ時のごはん会旬を味わう「旅する丸干し」足は１日でコップ半分の汗をかく PR 注目情報中南米が近くなる理由アメリカン航空なら乗り継ぎは1回同日のお昼過ぎに到着可能！ Photo Gallery ミラノにオープンしたベネチア名物のサンドイッチ「トラメッツィーノ」の店、「トラメ」。３０種類のトラメッツィーノをそろえ、ベジタリアンにも対応している石畳が美しい、ミラノ・ブレラ地区のサン・シンプリチャーノ広場。心地よい陽気に誘われてそぞろ歩く私の目に入ったのは、バールのような新しい店。店内をのぞき込むと、そこには不トラメッツィーノはふっくらとした形がかわいい思議な光景が広がっていた。ミラネーゼたちがつまんでいるのは、白くてふっくらとした三角形のもの。「ま…まさか、詰め物をした、はんぺん！」と思わず店内に足を踏み入れると…。 Present & Information それはやはり当然のことながら、はんぺんではなかった。ベネチア名物の「トラメッツィーノ」すなわちサンドイッチである。 Columns 牡丹柄の茶器を１名にプレゼントイタリアでは「口の中をけがする」という事件（？）が頻発するほど固いパンが主流。しかし、ベネチアのトラメッツィーノは、珍しくふわベネチアの代表的なアペリティフ「スプリッツ」ふわのパンを使い、具をたっぷり入れて真ん中をドームのようにふくらませている。マヨネーズをたっぷり塗って２枚のパンを接着するのが造形のコツ。ちなみに「トラメッツィーノ」という言葉は、英語の「サンドウィッチ」を、詩人・作家のダヌンツィオが伊訳したものだと言われている。さて、「Tramé (トラメ) 」というこの店、トラメッツィーノとベネチア名物のアペリティフ「ス「トラメ」は、ミラノのサン・シンプリチャーノ広場にあるプリッツ」が売りだ。トラメッツィーノは「ツナと卵」「ハムとアーティチョーク」など定番ものから、「燻製（くんせい）サーモンと青りんご、ゴマ、クリームチーズ」「トスカーナの炭焼きハムとレタス、マスタード」などのグルメものまで３０種類がそろう。 http://www.asahi.com/and_w/fashion/SDI2014052064431.html 22/05/2014 地方の郷土パニーノがミラノに殴り込み - モードな街角 - 朝日新聞デジタル＆ｗ Pagina 2 di 3 スプリッツとは、白ワインや発泡性白ワインの「プロセッコ」に、苦みのあるハーブ系リキュール、氷、レモンピールを加えたもの。飲んべえの多いベネチアでは、「ランチのアペリティフ」と称して朝から飲んでいる人もいる。店のオーナーはベネチア出身の若い男性４人組。「イタリアは地方色の濃いストリートフードの宝庫。ナポリのピッツァ、ロマーニャのピアディーナ、プーリアのパンツェロッティがどの町家族経営でチームワークばっちり、「パニガッチ」のスタッフでも普及しているのを見て、ぜひ故郷のトラメッツィーノを広めたい！」と開業した。「トラメッツィーノとスプリッツを味わうひとときは、ベネチア人にとって１日のうちの欠かせない儀式のようなものだ」という。ミラノ東部、ファッションのショールームが多いチンクエ・ジョルナーテ地区にある「 Panigacci（パニガッチ）」は、トスカーナ州のルニジャーナ地方で昔から食べられている素朴なパン「パニガッチ」の専門の店。評判を呼んでおり、昼時にはカウンターのみの小さな店に入りきれない人たちが、路上で立ち食いをしている。この店のパニガッチは、店を営む家族の出店の定番、生ハムとスクアックエローネ、ルッコラをはさんだパニガッチ身地特有のレシピで、小麦粉、水、塩にほんの少し酵母を加えて発酵させた生地。注文を受けてから焼く。ルニジャーナでは生ハムとフレッシュチーズの「スクアックエローネ」をはさんで食べるのが定番だ。しかしこの店では、豊富な種類のハムやサラミ、スモークサーモン、オムレツ、グリルドチキンや、ハンバーグをはさんだボリュームのある「パニバーガー」まで、約１３０種類を展開する。中には「こんなのを作ってみたら？」と客がレシピを発案したパニガッチもある。近くに店を持つイタリアで最も有名なパティシエ、エルンスト・クナムも常連で、彼のレシピによるパニガッチ「Monako（モナコ）」もメニューに載って Shopping ＰＣオーディオ、はじめの一歩音質を向上させるUSB-DACとは？女性もハマってしまう「ＤＩＹ」プロ顔負けの電動工具で腕を磨くいる。客が発案したレシピや、有名人からインスピレーションを得たオリジナルのパニガッチは、凝ったグラフィックのメニューで紹介［ＰＲ］「祖母がいつも焼いていたパニガッチを、ヘルシーなストリートフードとしてミラネーゼにも食べさせたい」という若い兄弟がスタート。厨房では、母親が腕を振るう。「イタリアでは、伝統的な食材、ヘルシーな食への関心が高まっている。うちのパニガッチは、その両方を備えたスーパーストリートフードだ」と兄弟は言う。「トラメ」も「パニガッチ」も、故郷への誇りから生まれた店。おらが街のうまいものを「どうだ！　うまいだろ！」と自信をもってミラネーゼに差し出す自慢げな顔もごちそうのひとつだ。ツイート 3 Consiglia 137 1 0 メール印刷バックナンバー地方の郷土パニーノがミラノに殴り込み (5/21) フランス全土に広がる“屋台”ブーム (5/14) こだわりの“天ぷら風”フィッシュ＆チップス (5/7) http://www.asahi.com/and_w/fashion/SDI2014052064431.html 22/05/2014 地方の郷土パニーノがミラノに殴り込み - モードな街角 - 朝日新聞デジタル＆ｗ Pagina 3 di 3 ＮＹで注目、仕事場の新しいかたち (4/30) 食とデザインが接近　「ミラノ・サローネ」 (4/23) たのしいまきばミラノで人気、地方の「郷土パニーノ」リフォーム済み物件をさらに改造ネパール、タイ、そしていま東京で癒やされた故郷にオリーブで恩返しオランダには、大学入試がありません。そのため、塾も受験産業もほとんど見かけません。高等教育機関の卒業試験をクリアすることで大学入学資格を得ることができます。日本の教育と比... 「受験なき教育」　３学年が一緒に学ぶページトップへ戻るサイトポリシーサイトマップ利用規約 web広告ガイドリンク個人情報著作権お問い合わせ・ヘルプ朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 Copyright © 2014 The As ahi Shimbun Company. All rights reserved. N o reproduction or republication wi thout written permiss ion. http://www.asahi.com/and_w/fashion/SDI2014052064431.html 22/05/2014