﹁魅力ある会になる努力を﹂﹁魅力ある会になる

 新しい年を迎えました。本年
もどうぞよろしくお願いいたし
ができました。
修会を開催し、絆を強めること
きる私たちには、楽しく学ぶこ
られます。このような時代に生
生きていく姿や、国内はもとよ
ちが互いに助け合い、絆を強め、
の中でも、全てを無くした人た
出来事がありました。しかしそ
故そして放射能汚染と重すぎる
たことのない大震災や、原発事
いと願わずにはいられませんで
伝えし、クラブに参加して欲し
る様子を大勢の会員の方々にお
間が集い、楽しく活動をしてい
ラブの発表会でした。同好の仲
するため永年実施していますク
会員対象の研修会は、本会の
目標「生涯学習の充実」を達成
いると改めて再確認しました。
専門性の内容は、多岐に亘って
てるという超複雑な教育活動の
熱心に学ぶ姿勢から、人間を育
ました。教職経験の浅い方々の
いただき、実りの多い会になり
現職教員対象の研修会は、教
育関係の大勢の方々のご支援を
とが大切ではないかと思います。
り世界中の人々の善意が寄せら
した。
本年度、東京都退職校長会で
は「活動に参加し、心を通わせ
いと思っています。
し、復興再建に頑張っていきた
い年を迎え、国民の総力を結集
ろ学ぶことがありました。新し
人々の幸福を実現するエネル
会 に お い て は、 社 会 を 動 か し
した。現代のような知識基盤社
て位置付けられていると感じま
「学ぶ」ことが重要な要素とし
や地域で生活を送る等の他に、
発表をお聞きし、人が生きる
と言う事の中には、働く、家庭
会員の幸福度が高くなりますよ
ていきたいと思います。全ての
役割を東京都退職校長会は担っ
専門性の一層の向上に貢献する
く変わりつつある今日、教員の
く価値観や生活スタイルが大き
教員には必要です。変化が激し
この点についての見識や技術が
片岡
絆を強めよう」をスローガンに
ギーとして、知識は重要になっ
う、活動を進めますので、よろ
東京都退職校長会会長
揚 げ、 活 動 を 進 め て い ま す。
てきています。即ち、学ぶと働
しくお願いいたします。
や「豊かな心」を感じ、いろい
十一月には現職教員対象の研修
くが一体化してきていると考え
学校内外の多様な教育
敦子 資源をマネジメントの
発想から活用すること
が求められていると思います。
﹁魅力ある会になる努力を﹂
を例に考えてみますと、
専門性の内容を授業
れるなど、人々の「絆の強さ」
ます。昨年は今までに経験をし
〒113-0034 文京区湯島4-12-3 日公連鈴木ビル5F
電話 03−5814−5615 東京都退職校長会ホームページアドレス http://www15.ocn.ne.jp/ ~ totaikou/
会を、十二月には会員対象の研
―
1
―
平成24年1月25日
東京都退職校長会会報
第175号
発行所 東京都退職校長会
発行者 片 岡 敦 子
•••••••••••
•••••••••••
•••••••••••
全
連退関ブロ栃木
•••••••••••
•••••••••••
大会に参加して
•••••••••••
副会長 田野倉訓郎
•••••••••••
•••••••••••
第四十回全連退関東甲信越地
•••••••••••
区連絡協議会栃木大会が、十月
•••••••••••
十三・十四日の両日、栃木県益
られ、大会後は記念写真と共に
ため泊り
と
③ 遠方な
退職校長会のご尽力に感謝した
礼状まで送付された栃木県連合
い。
教育懇
出席する
がけで県
理事会に
本会からは片岡会長が東京都
退職校長会が行っている
④
談会を通
じて日常
からの接
触機会の
増加を図
っている
などが目
を引いた。
次年度は
長野大会と
することが
決まり、各
県とも新会
員加入の増
加をめざし
て散会した。
全連退栃木大会参加者 10 月 13 日
子町で開かれ、片岡会長・小林
③
副会長・田野倉副会長が参加し
た。
① 活動内容の充実を図るため
の方策
② 入会を勧める手順や方法
情報提供
高齢化社会の中で、退職校長
が個人としての貴重な技術や経
④ 健全財政への取り組み
⑤ 入会に興味・関心を寄せた
特に本会の特徴的な現状とし
要因等について発表した。
て
① 近隣県居住者会員の増加
② 居住地での職務経験のない
者の増加
③ 再任用制度の発足から、勧
誘機会を逸してしまうなどを
あげた。
他県の発表では、
① 入会率が %を割るように
なったと嘆く県
② 組織体として広範囲なこと
により連絡調整が取り難いこ
―
2
―
験を個人として、組織として、
社会に生かしている事例が多く
見受けられる。しかしながら、
最近の退職者の中には、退職校
長会への関心が薄い者、再雇用、
再就職等のための未加入者が多
くなりつつある傾向がある。こ
の事は各都県が共通している課
題である。そこで本年の協議題
は『退職校長会の必要性を認識
し組織の充実を図る方策』とし
た。十都県の実践が報告され、
活発な意見交換がなされた。
周到な準備のもと運営にあた
90
第175号
東京都退職校長会会報
平成24年1月25日
第175号
東京都退職校長会会報
平成24年1月25日
••••••••••••••••••••••••••
••••••••••••••••••••••••••
••••••••••••••••••••••••••
平成 23 年 秋の叙勲受章会員
••••••••••••••••••••••••••
栄えのご受章お祝い申し上げます。 計 21 名(敬称略)
••••••••••••••••••••••••••
瑞宝中綬章 1 名
津崎 亮 87 杉 並
羽生 隆昭 77 北多摩中 小貫 隼男 87 神奈川
熊沢 義幸 86 目 黒
瑞宝小綬章 2 名
重松 義登 86 江戸川
森 幸蔵 87 埼 玉
藤野 欣三 86 府 中
鈴木 一正 77 文 京
永井 恒男 86 神奈川
澤井 義明 85 世田谷
瑞宝双光章 18 名
千葉 協治 85 練 馬
神山 敏夫 87 中 野
松日楽敬治 85 八王子
佐久間定吉 85 西多摩
前原 延行 85 千葉中
外川 武 85 千葉西
佐野 和夫 84 北多摩中
山本 清治 82 千葉西
古内 保 81 八王子
中村 昭平 81 西多摩
野口 喜一 80 西多摩
瑞宝双光章
森下 一夫(練馬)
中田 初男(埼玉)
神林 正(杉並)
志村 勲(練馬)
比留間 東(埼玉)
皿井 治(荒川)
竹谷シヅ子(狛江)
••••••••••••••••••••••••••
••••••••••••••••••••••••••
••••••••••••••••••••••••••
高齢者叙勲受章会員
••••••••••••••••••••••••••
栄えのご受章お祝い申し上げます。 計 7 名(敬称略)
••••••••••••••••••••••••••
(会報 174 号以降 支部からの報告による)
••••••••••••••••••••••••••
••••••••••••••••••••••••••
••••••••••••••••••••••••••
高齢者叙勲について
••••••••••••••••••••••••••
••••••••••••••••••••••••••
1、“ 高齢者叙勲
” とは
毎年の “ 春秋叙勲 ” で、叙勲されていない功労者で 88 歳(米寿)になった者を 春秋
叙勲 とは別個に叙勲するもので、毎月 1 日付けで発令される。その趣旨は 春秋叙勲
の対象となる功労を有しながら、諸般の事情等により、極めて高齢になっても、叙勲
されていない者を、改めて 「栄誉を称え、叙勲する」 という制度。
2、“手続き” について
本人が “高齢者叙勲” を希望することを最終勤務校の校長を通して、当該地区教育委
員会に意思表示することから始まる。統廃合等で、最終勤務校が無くなっている場合
が多くなっているが、その場合は、当該教育委員会庶務課に、直接 “高齢者叙勲” の意
志を申し出る。
3、必要とされる書類
戸籍抄本、履歴書、功績調書等で、これらは退職時に作成したものが、最終勤務校
か当該地区教育委員会に保管されているのが通例。
◎ 申請は 満 88 歳・誕生日の 6 か月前 までに申し出ることになっている。
わかりやすく言うと、満 87 歳の誕生日を迎えたら、さっそく、高齢者叙勲を希望する
旨を最終勤務校、又は、当該教育委員会に申し出ておくのが、万全と言える。
―
3
―
恒例の支部役員会・総会に加
えて、茶話会を昨年より実施。両
●支部の親睦連携活動
している。
し、互いに助け合いながら活動
して、少人数なりの方策を見出
で、有意義なものとなった。
更に次回は何処へ…と皆意欲的
全員が歩き通し、反省会では、
相撲博物館迄の約4㎞を参加者
望む隅田川河岸―両国―回向院
央区浜町公園―スカイツリーを
茶話会の話題から早速実行し
たウォーキング。第一回は、中
十一名である。会員の内訳はA
ピークに年々減少し、現在百七
平成七年度の二百五十二名を
品川支部は今年度五十二回目
の総会を開催した。会員数は、
●先ずは公園散策で体力づくり
本支部は都心に位置し、政治
経済・文化・教育の基盤にあり
区の教育研究所や教育センター
会員(品川区の在住者)が四十
支 部 だ よ り
ながら会員数が少なく、多くの
の取組み課題の情報交換、現在
五名、B会員(品川区内校で退
•••••••••••
人
と人との
•••••••••••
繋がりを大切に
•••••••••••
品川支部長 和田 満
•••••••••••
•••••••••••
支部がある中で、本支部だけが
海外でも活躍(ネパール女性教
職し他地区に在住の会員)が百
会•••••••••••
員少数支部の現況と
•••••••••••
相互の親睦連携活動
•••••••••••
千
代田中央支部長 齋藤 盛
•••••••••••
•••••••••••
二支部合併で運営維持している。
員育成活動=写真)している会
維持策へと盛り上がり、和やか
区内在住でなく、区内校退職で
品川区内で勤務の経験があり、
二十六名である。B会員の内、
員の情報等、話題は互いの健康
史的経緯がある。会員のいる限
な雰囲気で親睦を深めている。
もない方々もいる。本区に愛着
をもち、都の会則第五条の条件
をも満たし、品川支部に入会希
望をされた方々は歓迎している。
性と具体的内容を考え、他支部
め、少人数・高齢化なりの方向
今後は、会員数減の傾向にあ
るが、より魅力ある会にするた
ていただくように努力している。
送付し、本会の活動等を理解し
現職の幼・小・中学校の校長に
品川支部では、年四回発行の
「会員だより」を教育委員会・
の運営や実践を学びつつ、当支
中央区浜町公園にて
更に、区内の学校やその施設
の状況を知るために、学校施設
部の充実と発展に努めたい。
―
4
―
昭和二十八年「千代田会」が
当時の有志により結成された歴
り灯を絶やすことなく存続する
ことで、今日に至っている。
●支部の現況
現在会員十二名(千代田五名、
中央七名)の最少人数である。
高齢化・病気療養中や親の介護
等、加えて地域の総合開発のた
めにかかる期間中、当区を離れ
ざるを得ない課題を抱える会員
もいる。このような現況で、他
支部のような活動は望めないが、
退職校長会と退公連会を一つに
「算数の授業」風景
第175号
東京都退職校長会会報
平成24年1月25日
本支部主催の総会後の懇親会
と新年祝賀の会での会費は、記
で連携が図れたらと考えている。
が区内の教育の現況を知ること
の小学校等の見学もした。会員
の介護専門学校・新規建て直し
その他、私立のろう学校や区立
一貫校・四学園の見学をした。
品川区の教育の特色である小中
三月十一日
(東日本大震災当日)
く、これからも期待が持てる。
歴史見学クラブは、健康志向
が高まっているためか会員も多
参加者の減少が課題である。
囲碁クラブは常時活動と年に
二回の大会で盛り上げを図るが、
等様々な理由で減ってしまった。
ていた同好会も会員数減・経費
同好会(クラブ)は現状二つ
が活動している。過去に存続し
ら四地区のままです。会員数は、
生しましたが、活動状況などか
谷市が合併して、西東京市が誕
です。平成十三年に田無市と保
したが、現在は三市四地区構成
保谷・清瀬・東久留米の四市で
北多摩北部支部は、四つの地
区で成り立っています。田無・
す。昨年度は、顧問の丸木先生
三~四十分の講演会が行われま
ています。総会が始まる前に、
この成美教育文化会館で、毎
年、支部総会や役員会が開かれ
いるといえましょう。
そのような活動が基盤になって
三十五年前に結成されたのも、
ていたのです。退職校長会が、
地区合同の諸会議等が実施され
の成美会館でした。その建物で
化会館は、以前は木造二階建て
ている東久留米市の成美教育文
録が残る昭和五十九年度以来、
見学クラブの見学会のさ中に、
現在一七四名ですが、平成八年
の見学会を年二回行っている。
二千円である。座席は退職同期
地震に遭遇した。見学施設の五
•••••••••••
け
やきの大樹堂々と
•••••••••••
•••••••••••
北多摩北部支部長 秋元 宣明
•••••••••••
•••••••••••
の年に近い方を同一のテーブル
か参加者はいつも多い。会員相
よう、工夫している。そのため
つくり、楽しい一時を過ごせる
震災及び原発事故で被災され
た方々の想いは如何ばかりであ
無事の帰宅を確認してくれた。
宅困難者も出た。幹事は全員の
見学会は途中中止としたが、帰
か、この各地区は、以前から学
していった地域です。そのせい
場であった田無を中心に、発展
ぼ中央に位置し、青梅街道の宿
本 支 部 は、 都 心 か ら 北 西 へ
二十数キロの、武蔵野台地のほ
と、会員減は顕著です。
会報は、予算の関係やその他に
き受けていただいております。
ていますが、どの方も、快く引
ど、講師は殆ど会員にお願いし
い話」や「皆既日食の魅力」な
の ほ か、「 原 子 力 の わ か り や す
話でした。先生ご自身が愛媛・
による「秋山兄弟と子規」のお
互が交流を深める機会を活かし、
ろう。
「絆」が今の日本人にとっ
校教育の交流が盛んで、校長会
より、年一回になりました。し
頃の二五〇名を越す時と比べる
会員同士の繋がりを大切にした
て非常に大切だと考える。
をはじめ、教頭・教務・生活指
か し、「 会 員 の ひ と こ と 」 は 限
階で見学中、突然の地震である。
いと考えている。
本会・現職校長会・区教委の
教育懇親会が例年行われ、三者
導等の会議や研修会が、合同で
られた字数ながら、自身の趣味
にする等、話しやすい雰囲気を
腐心し、例年貸し切りバスを利
の意思の疎通が図られている。
実施された地域でした。現在、
や健康、世相に対する感想など、
松山の出身であるとのこと。そ
用して近県を旅する。宿泊行事
教育文化センターとして機能し
支部主催の「しながわ旅行会」
は、幹事が楽しい雰囲気作りに
は、会員の気持ちを一つにする
「人と人との繋がりを大切に
する」を品川支部は目指す。
よい機会であると考えている。
―
5
―
平成24年1月25日
東京都退職校長会会報
第175号
ふだんお目にかかれない、会員
の皆様の状況を理解したり、身
近に感じたりしています。また、
総会の冒頭に、支部結成十周年
を偲ぶ屋敷森」の歌が、ふだん
ある「けやきの大樹堂々と、昔
いて」を歌います。その一節で
あった「西部」を、そのまま新
それまで地域別ブロック名で
離したのが二〇〇一年である。
東京都退職校長会の一支部で
あった千葉県支部が四支部に分
•••••••••••
会
員と共に十周年
•••••••••••
•••••••••••
千葉西部支部長 藤木 三五
•••••••••••
•••••••••••
何げなく、口をついて出てくる
しく誕生した支部が受け継ぎ
に制定された支部歌「われら集
のも楽しいものです。
『千葉西部支部』が誕生しまし
『第一七二号』掲載)
と も で き ま し た。( 本 部 会 報
共有する写真クラブ、囲碁クラ
実施しています。また、趣味を
ブ、カラオケクラブを設けて親
睦を図っているところです。
しかし、こうした企画も、会
員の方々の力強い後押しがあっ
て こ そ 成 り 立 つ も の で す。『 紫
陽花の鑑賞と散策』をテーマと
した本年度の半日研修会でも、
暑い時期でしたが二十四名も参
加してくださいました。
三分の一に及ぶ四十名ほどの参
時期にもかかわらず、全会員の
会を開催しました。当日は寒い
こ れ を 記 念 し て、 去 る 平 成
二十三年一月二十二日に、祝賀
迎えることができました。
二〇一〇年にめでたく十周年を
員の支えのお蔭で、表題の通り
以来、関係各方面・各支部の
ご支援をいただくと同時に、会
・運営にいろいろと知恵を絞っ
える場面をと役員の方々は企画
しかも、参加して良かったと思
く会員が参加できる機会を多く、
いでしょうか。そのため無理な
理念と軌を一にするものではな
見直されている(絆)も、この
日本大震災以来、その大切さが
一同努力をして参りました。東
支 部 で は 発 足 以 来、『 会 員 と
共に歩む活動』を理念とし役員
これからも本部、各支部並び
に会員各位の変わらぬご指導、
く所存でおります。
今後も当支部のモットーを
【会員と共に】として歩んで行
します。
状から、この重要性を痛感いた
会員の人脈に支えられている現
取り上げられる会員増の課題も、
にありません。支部長会で毎回
ただき大切にしていただく以外
た。
加申し込みをいただきました。
ておられます。
支部の存続に最も大切なこと
は、現会員の皆さんに愛してい
いずれにしても、幼小中高の
垣根を取り除き、心も更地にし
また、席上、千葉西部の支部歌
次第です。
ご支援を切にお願い申し上げる
て、昔から続く四地区の協力体
部支旗】を制定、披露をするこ
【ちばにしの歌】並び【千葉西
『乾杯の歌』で乾杯
制を、一層高め築き上げたいと、
北多摩北支部役員会
一例として生涯学習部が中心
となり親睦旅行や半日研修会を
会員一同努力しております。
―
6
―
第175号
東京都退職校長会会報
平成24年1月25日
•••••••••••
時
の流れに従って
•••••••••••
•••••••••••
八丈島支部 菊池 淨
•••••••••••
•••••••••••
変り方がどうも年寄りには優し
みも大きく変わりそうで、その
な気分がなく、子どものかくれ
「あらあな」というおおざっぱ
のでしょうか。玉石混淆、色々
子どもや教師の望んでいるこ
ととはちがう方向になっている
校はどこかし~んとしています。
校庭はにぎやかでしたが今の学
したり、なわとび、ゴムとびと、
計画を立てています。
まっておしゃべりしようかと、
私たちも元気なうちに時々集
世話になっている人もいます。
ます。ホームで自分の教え子の
よぼよぼになっても「先生だっ
島で暮らす宿命みたいなもので、
ちなみに島で暮らすと、一生、
先生という呼名が消えません。
でしょう。
くなさそうで心配です。
家がないというところでしょう
昔の放課後は教師も子どもも
一緒になってキャッチボールを
八丈島の退職校長会は多い時
二十七名もいました。現在は五
か。
データで見る会員状況
○会員数(二三年末 逝去・退会等除外)
総数 四〇九八人
○性別 男 三五一七人(八五・八%)
女
五八一人(一四・二%)
○最終勤務学校の校種
幼稚園
七二人( 一・八%)
小学校
二五三七人(六一・九%)
中学校
一一四三人(二七・九%)
高等学校
二九四人( 七・二%)
特別支援校
四八人( 一・二%)
高等専門校
四人( 〇・一%)
○年齢層
のが楽しみです。皆さん、ほど
明治生まれ
一九人( 〇・五%)
大正生まれ 八六七人(二一・二%)
昭和生まれ(終戦まで)
よく長生きしましょう。
話しています。老人は人に会う
たのに」と言われることがあり
名、日常生活で不自由しないの
「 時 の 流 れ に 身 を ま か せ 」 つ
つ、元気ですごしたいねと時折
今、元気な会員は八十八歳、
―
7
―
今年は自然も世の中も大変な
年でした。人を巡る様々な仕組
は三名となりました。多くは彼
と思いました。
今の先生方はおしなべて優秀、
私のようなものはかなわないな
岸に渡ってしまいました。
昔は島出身が管理職になりま
したが今ではほとんど、東京か
ら来て戻って行くので、島で退
13
職する人がいなくなりました。
12
でも歴史研究、教育委員など
社会とかかわっています。
先日、近くの学校から講師の
依頼がありました。
若い人たちの授業を見てきま
したが、よいものでした。
ただ学校がきちんとしすぎて
いるような気がしました。
二六四四人(六四・五%)
・・・・・・・・・・・・・・・・
・
・
七十八歳あと六十三歳です。・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・昭
・和
・生まれ(終戦以降)
を
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
八十八歳は歴史や方言の本・
・・・・・
・・
・員
・・
・会
・・
・・・・・・・
五六八人(一三・九%)
「・現
職・教
研・修
」
・
・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何冊も出しています。七十八歳
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・二三年末年齢 平均七七・四歳
平
成
・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
は歴史民俗資料館でデータ整理
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・・
本
誌
の
・
ペ
ー
ジ
に
研
修
(最年長一〇五歳、最年少五九歳)
・・・・・・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
をしています。六十三歳は教・
育・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・
○所属している支部
会報告を掲載しましたが、当
・・・・・・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
委員をしながら、様々な行事・
に・・・・・日
東・
京二三区
一五七三人(三八%)
の・
す・
べ・
て・
の・
活・
動・
が・
収・
録・
さ・
れ・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かかわっています。
東
京多摩島嶼 一五〇〇人(三七%)
て
い
る
D
V
D
で
す
。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・
千・
葉・埼玉・神奈川等の県
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お
問
合
せ
は
事
務
局
ま
で
!
今できることを、ほどよく精
・・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
一杯やること、それが地域に一
・・・・・(
・総
・務・
・康
・氏
・の・
・・・・・
一〇二五人(二五%)
部・
長・
塩・
見晴
労・
作・
で・
す)
・・・・・・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○・
干・
支「辰」の年男・年女 三一七人
生かかわり続けたものの生き方
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
貸し出します
平成24年1月25日
東京都退職校長会会報
第175号
平成
年度
第二回会員研修会
・平成 年 月 日(月)
・会場 スクワ―ル麹町
23
12
※絵画クラブ
※写真クラブ
(発表者 塚田 容三氏)
=アナログからデジタルへ=
この十数年間でフィルムカメ
ラからデジタルカメラへ激変・
拡大の時代に入った。本クラブ
新のため、組織改編や通信の発
行・撮影会等を行い、活性化へ
いかに生き
学ぶことが
ています。
活動を挙げ
クラブでの
本会では生涯学習の充実を目
標の一つにし、その機会として
ありがとうございました。
私ども会員が学ぶ機会である
会員研修会にお運びいただき、
事が輪
毎月
当番幹
いている。
が大事であり、ご指導をいただ
がある。どこから描き始めるか
は唯単に描くのではなくかき順
動 し て い る。( 例 ) 年 賀 状 の 絵
芸大出身の先生を講師として活
本クラブは、昭和 年創立。
現在は、駒込の会場で月一回、
れが囲碁の不思議な所である。
囲碁を覚えて夢中になると、
死ぬまで離れられなくなる。こ
また、活動の充実、運営の刷
ので自分の作品を尊重している。
写真には、記録的・客観的・
芸術的・主観的写真等幅が広い
碁会所を借
し、新宿の
等の実施である。
※囲碁クラブ
現在、会員は
大会を開催
りて活動し
本年度
の夏季写
真作品展
の出品作
品の紹介
があった。
名、年二回、
歳で碁
を覚えて八年の女性「百一歳の
氏物語にも囲碁を打つ場面があ
子を表している。平安時代の源
「 橘 中 の 楽 」 と い う 言 葉 は、
仙人が橘の中で囲碁を楽しむ様
「頭と心の健康には囲碁」
と渡り合った。
記念碁」を現役六段に依頼、堂々
(発表者 立谷 博美氏)
=「囲碁の楽しさ」について=
名、平均年
の努力をしている。
ることに繋
番に画
ている。
現在の会員数は
齢は 歳である。
がるか、運
題を選
「爛柯(らんか)」は囲碁の別
称 で あ る。( 碁 を 囲 ん で い て 時
の対応はデジタルアンケートの
営に難しさ
択し、
の移るのを忘れること)
会がクラブ会員の増強の糧にな
会費は年一万八千円。
実施、デジタル研究会・自評会
もあると思
月例会にコピーを提示し、模写
(発表者 荒木 昌己氏)
いますが、
しながら学習する。
ればと思います。
る。絵巻物にも描かれている。
今日の研修
・片岡会長挨拶
・進行………會田生涯学習部長
生き生き人生 ~クラブ活動発表会~
『趣味を生かして』
元気がでる集い 23
年一回作品展を開催、写生旅
行も行っている。
―
8
12
52
100
115
―
77.3
93
第175号
東京都退職校長会会報
平成24年1月25日
※園芸クラブ
になり楽しい
※釣りクラブ
発表者 池田 忍氏
)
久保庭健吉氏
中国の故事に「人生一日を楽
し む な ら ば 酒 を 飲 め 」「 一 生 を
(
作品交換会
は春・秋二回
楽しむならば趣味に釣りを」と
クラブである。
会員数 名、活動場所は内神
田社会教育会館、活動は総会・
開催。会員が
ある。現在会員は
発表者 天野 正忠氏
(
)
三上 英男氏
作品交換会・剪定講習・見学会
育てた自慢の
名、本部は
の他、役員会・名簿発行である。
年の歴史を持つ「千代田会」。
現在
号になる。内容は釣りク
ラブの貴重な記録であり現在の
釣り行のデータ・参考になって
いる。歴史を記す物である。
釣り船の座
席は釣果に影
響がありくじ
※ソフト
作物等に得意な方があり、勉強
講習会・見学会の模様はプロ
ジェクターで紹介。作品の育て
貰う順は抽選。
てにして頑張っている。
魚種はアジ・シロギス・イナ
ダ・イサキ・ヤリイカ等を目当
内二回は一泊の釣り会である。
に成功した作
年十三回の定例会を軸に、海
品のお裾分け等の交換会である。 釣りを楽しんでいる。定例会の
醐味である。
る」釣りの醍
れてやってく
引きで決める。
テニスクラブ
方や体験を語る作品説明会もあ
会報は年五回発行、B4判で
大会では入れ
食い状態。「大
物は笑顔を連
・あちらこちらを彷徨える・過
九月、教
員OBクラ
頼に奔走。
連絡で一時休部、コート借用依
その他良いことは、お金がか
からない・場所をとらない・時
するものと、短歌を勧めたい。
老いをアンチエイジングに貢献
歌を考えていると歳をとらない。
チエイジングに生きること、短
意を挙手
み上げ、
七首を読
プリントの「老いの歌」五首
「自由」
参会者の
練習の再開
で聞く。
できる、などがある。
ぎ去った過去を思い出すことが
・閉会の謝辞 多田副会長
今、中高年の生涯学習が言わ
れている。周到な準備の基に本
会が催されたと感じている。
退職して再度外に出て、年齢
に相応しい活動をされている。
人間関係の豊かさを持ってる。
区市町村のクラブも充実してい
ることは知っている。社会的な
健康が一番重要だと考える。
(文責 会報部 高橋信夫)
間がかかる・常に書物に触れる
ブの好意で
十月の鰺釣り
(発表者 小野 忠氏)
=クラブの現状と今後の展望=
り、楽しい園芸クラブである。
(発表者 武藤 貞子氏)
名、楽しく白球を追っていた。
短歌のよさは、老いて尚且つ
読めると言うことである。アン
※短歌クラブ
作品や増やし
151
東日本大震災前、T社のコー
トを借り月二回活動でき、部員
園芸の活動分野は盆栽・山野
草・こけだま・草花・花木・畑
23
ができた。
―
9
―
35
43
大 震 災 後、 T 社 よ り ス ポ ー
ツ・厚生施設の貸し出し中止の
30
平成24年1月25日
東京都退職校長会会報
第175号
の様子
景や空
度、背
ター速
シャッ
絞りや
つける
に気を
五百人位が見え、作品談義はも
指している。作品展には、毎回
ン操作等での技術の向上等も目
ルでは技法の奥が深い。パソコ
六十八回を迎えている。デジタ
た 写 真 作 品 展 を 開 催 し、 既 に
EROギャラリー』を会場にし
自 一 点 の 出 品 を し て、『 中 野 Z
発表
表と
と鑑
鑑賞
賞・
・学
学習
習活
活動
動 毎年、
発
夏展では各自二点、冬展では各
の他に『さがみ会写真展』を設
神奈川県支部では、支部作品展
り、TKC会員の出品が多い。
増殖
殖す
する
るT
TK
KC
C 支部の作品展
増
等では、大抵写真コーナーがあ
する際
等につ
とより、あちこちで懐旧を語る
T
TK
KC
C入
入会
会の 勧 め 「 写 真 を 趣
味 と し て い ま す か?」「 カ メ
たり、受賞している会員も多い。
会等の対外活動で作品を発表し
日本写真連盟や日本写真文化協
広まったりしている。また、全
野写真クラブというサークルに
部が写真クラブを設けたり、中
展』を設立したり、千葉西部支
員が『フォトクラブひがし写真
けている。TKC東部地区の会
いて丁
輪が広がるのが楽しみである。
する傍らには、機種に応じた個
寧な説明があって初心者にも懇
東京都退職校長会でクラブ活
動を設けたのは昭和四十九年で、 切である。三々五々撮影に熱中
写真クラブは創設時からの歴史
別の手助けやショットに応じた
ラを手にすることは好きです
か?」撮影には頭を使い、被写
体を求めて歩くので、心身の健
康維持と増進に有効とも言われ
ている。加えて、芸術性の探究
植物園での撮影会を紹介する。
も得られる。楽しいTKCの仲
理や整理していく過程でパソコ
や昨今のデジタル化での作品処
愛機や三脚を抱えて集まった
参加者に、園内の撮影 ポイントの
間になって活動されることをお
ン技能が身に付く等の付加価値
案内があり、特に開花し始めた
勧めしたい。
撮
撮影
影活
活動
動 今年度は八回の撮影
会だが、九月に開催した小石川
深める活動をしている。
技術を学び、会員相互の親睦を
学習』等を通して写真の知識や
をもつ。略称「TKC]という
●撮 影 会 8回
●展 覧 会 2回(なかの ZERO で開催 )
●研 究 会 1~2回
●会 費 年 3,000 円
●委 員 長 谷川和彦
TEL 03-3612-4753
助言がある。
写真クラブ
クラブは『撮影』
『発表』
『鑑賞・
ク ラ ブ だ よ り
ヒガンバナ群落をデジタル撮影
―
10
―
第175号
東京都退職校長会会報
平成24年1月25日
入会の勧め
由衛
副会長 小林
会員増強の現状と課題
た勧誘活動が必要である。
夫、人間関係の醸成を基盤とし
お願いしています。
会則・沿革、入会申込・クラブ
配布。一月の支部長会に、本会
入会率はここ数年三五%で推
移していますが、会員の高齢化
④ 会 員 の 意 識 の 多 様 化、 介
護・独居会員の増加、再就職の
加入の申込書を配布して勧誘を
界があり、若い会員の力で会の
促進などを視野に入れての組織
が進む一方で入会率の伸びに限
活性化を図ることが課題です。
④ クラブ活動のお仲間を通
じ入会されたケースもあります。
催にあたり、都・区教育委員会、
校長会から話をさせて貰う。在
② 人間関係の醸成が大切で、
小中最終校長会の機会に、退職
覧ください。
などの紹介をしていますのでご
クラブ活動の様子、支部の活動
ら、支部と本部が連携して、次
ます。あらゆる機会を捉えなが
「入会の勧め」その原点は「現
職校長への発信」であると考え
終わりに
お願いもしています。
五年前の退職者で未加入の方
の名簿を四月に配布し、勧誘の
⑤ 嘱託の勤務終了後の入会
は可能かという質問があります。
平素の交流を進め、人脈を大切
強化の検討が必要である。
集約し、活かしていきたいと思
各支部の取り組みから
十月の支部長会のブロック会
では会員増強の方策という視点
います。
にしていくことだと思います。
会員の増加を図るとともに、会
で、現状についての情報交換を
このような各支部の役員、会
員の皆さんのご努力、ご意見を
員の幅広い年齢層に留意した活
いたしました。
総会で本年度の活動の重点の
一つに、新会員の勧誘に努め、
動を工夫し退会者が無いように
本会の活動を知って
努めることを挙げました。
いただくために
① HPの活用
現職校長会、退職校長会大田支
職中からのPRは効果ある。
お願いしていきましょう。
高齢者へは会の情報を知らせ、
呼び掛け、
話し掛けの必要がある。
① 会員の高齢化への対策とし
て、ウォーキングを始めた。
十一月に五回目の本会主催の
現職教員研修会が開催され多く
の若手教員の方々が参加し、盛
部のご支援を頂きました。
同時に入会後の働き掛けが大
切。
「入って良かった」という
② 会報の配布
十月には現職園長・校長宛に
一月には退職予定の園長・校長
会報の全ページを掲載してい
ます。本部の会務・事業の案内、
そのような関わりの中で、本
会の存在をご理解いただき、絆
思いをもたせたい。支部だより
宛に配布しています。
会裡に終わりました。研修会開
を深める良い機会になったと確
に新会員としての原稿を書いて
③ 支部への情報提供
代を担う会員の入会を粘り強く
信することができました。
いただいています。
退職予定者の勤務地別名簿を
十月に、居住地別名簿を一月に
平成二十四年三月末に退職予
定の園長・校長は二九一名で、
③ 魅力的な活動内容の設定と、
情報提供。多様な勧誘方法の工
減少の傾向にあります。
―
11
―
平成24年1月25日
東京都退職校長会会報
第175号
◇現職教員研修会
「言語力」をはぐくむ
全体会1
会場は体育館
○片岡敦子会長の挨拶
○来賓挨拶
ラウンド1
教科等での「言語力」の
科等で言語活動を展開し、子ど
言語活動は、今回の学習指導
要領改訂の柱である。全ての教
・コーディネーター
・講師 増田 亮先生
(大田区教委統括指導主事)
育成を図るには
さり、事業の委託を受けた。
もたちに思考力・判断力・表現
武田 公夫先生
( 元大田区立調布大塚小学校長)
大田区教育委員会教育長 清水 繁様
本年度も昨年度に引き続き、
「先輩から
力 を 高 め る 指 導 や、 コ ミ ュ ニ
本会が、東京都の教育を支援
するということを高く評価くだ
後輩への
ケーション能力を高める授業を
学習活動のポイントを
探ろう
~言語活動に視点を
メッセー
あてた改善策を~
教育支援活動委員会が中心に
なって計画を進めてきた標記研
動の充実』
がなされているか。また、困っ
ための指導は、どのような工夫
若手の先生方の「言語力」、「コ
ミュニケーション力」を高める
創造していく必要がある。
についてを
て い る 点 は 何 か 等、 二 つ の グ
ループに分かれて話し合った。
冊子として
作成した。
ぜひ活用し
ていただきたい。
本会として、現職
教員を対象にした研
修会は、本年度で五
①学習指導力
回目になる。
当日は、好天に恵
まれ、一七八名の参
②生活指導力・進路指導力
我が国の先生方の教える指導
力は高いが、育てる指導力は弱
東 京 都 の 資 料 の 中 に、「 教 員
に必要な資質」として、
加者であった。
④折衝力
いと言われている。教えること
都公立小学校長会会長代理
与吉様
内訳は
○教員(校長・副校
が挙げられている。これらには、
③学校運営力・組織貢献力
長・ 学 生 を 含 む )
導力をいかに高めていくことが
育てることのバランスのよい指
八二名 ○会員七〇名 ○来賓
・報道二六名
言葉が関わっている。
ジ」『言語活
月 日(土)
26
今後の課題である。
小泉
修会が開催された。
期日 平成 年
11
時~ 時
会場 大田区立田園調布小学校
23
16
研修方法は、本年度もワーク
ショップの形式で行う。
―
12
―
13
第175号
東京都退職校長会会報
平成24年1月25日
ラウンド3
全体会2
ら、協議内容が報告された。
ラウンド2
「言語力」の育成を図るには
R1 樋口のぞみ先生
(大田区立大森第三小学校)
学級経営における
・講師 富永 大優先生
(東京都教委指導主事)
国語科での「言語力」の
育成を図るには
・講師 山村 智治先生
(東京都教委指導主事)
・コーディネーター
田之上禎一郎先生
(大田区立田園調布小学校)
各ラウンドのグループ代表か
・コーディネーター
輿水かおり先生
(前港区立青南小学校長)
藤田翔子先生
(港区立赤坂小学校)
R3 柳田由香先生
(渋谷区立神南小学校)
R2 石野田峰子先生
(江東区立浅間竪川小学校)
桐谷 澄男先生
(元江東区立明治小学校長)
「 学 級 に ど ん な『 言 語 環 境 』
を持ち込めば、子どもたちに言
葉の力がつくか?」が課題。コ
ミュニケーション能力の育成は
話型、言葉遣い。また、環境づ
くりには、学級文庫等の活用。
会場の田園調布小学校では、
校長先生・副校長先生・多くの
[研修会運営と参加者の声]
先生方、主事さん方のご支援、
ご協力をいただきスムーズな会
の運営をすることができた。
参加者では、大田区・江東区
の先生が多かった。
『参加者の声(抜粋)』
○実践的な内容で、得られるも
のが多かった。
○自分の考えをもつことの大切
さを再度体験できた。
○全大会では、他のラウンドテー
ブルの話が詳細に聞くことが
できて良かった
本研修会にご理解をいただき
様々な形で、教員に参加を勧め
てくださった大田区教育委員会
や校長会のご熱意にお礼を申し
上げたい。又、各方面の方々の
説 明 文 を 順 読。 文 章 構 成 を
初・中・終を基にした習得型の
学習。教える内容は、学習指導
ご協力には、大変感謝している。
講師の増田 亮・山村智治・
富永大優の各先生から、講評・
(写真・和田弘・苗村)
紙面をお借りしてお礼とする。
(文・苗村崇伶)
要領で十六項目あるが、どの項
発言を受け止めることの大切さ
まとめの後、閉会した。
目を確認しているか。子どもの
を学んだ。
―
13
―
平成24年1月25日
東京都退職校長会会報
第175号
とっても素晴らしい研修会
☆みんなで子育て
に参加して
考えよう☆
文京支部 高原 泰子
十一月六日(日)台東区立根
岸小学校・幼稚園を会場にして
8
T
R
A
P
「子育て研修会
子
どもとあそぼう 楽しもう 」
が開催された。
遊びが毎
ど、楽しい
輪投げな
大縄とび、
トルボー
ペットボ
飛ばし、
スリッパ
めて昔遊び
になり、改
のほか夢中
遊びに思い
シンプルな
だ。 子どもた
ちは、昔の
びを子どもたちと一緒に楽しん
けんだま、といった昔懐しい遊
じきやあやとり、だるまおとし、
逆風に立ち向かうことで、幼児
幼稚園と保護者が力を合わせて
況に追い込まれている。しかし
少子化や行財政改革等が進む
中、公立幼稚園は年々厳しい状
なっている。
をゆっくり楽しめる仕組みに
会が行われた。三歳以上の子ど
があり、続いて大人のみの講演
よる親子への絵本の読み聞かせ
が、小学校一階の廊下いっぱい
した活動も盛り込まれ、大変充
体験コーナーや区の特徴を生か
ながることは間違いない。
幼児の健やかな成長・発達につ
による預かりがあるため、講演
もは、教員や保護者のスタッフ
年提供さ
の奥の深さに感じ入った。この
期にふさわしい教育が保障され、
リング、
れている。
ほか、警察と連携した交通安全
育委員会の後援をいただいて、
に設けられた遊びコーナーで、
実した、主催者の熱意が伝わる
こ の 日 参 加 し た 親 子 は 一、七
一二名で過去最高とのこと。
当日は一時的に小雨模様とな
り、校庭での遊びが制限された
二〇〇四年から毎年行っている。
大勢の親子が体験を楽しんだ。
「遊び広場」
会が主催し、会場となる区の教
東京都公立幼稚園PTA連絡
協議会と東京都国公立幼稚園長
!
午前中は親子で遊び、午後は
子育てのヒン
き、今回、
ていただ
担当させ
ーナーを
いうテーマ
の世界」と
楽しむ絵本
「子どもと
昼食後の
研修会は
びに満ちた研
とつながる喜
やりとげた
熱い思いや人
園関係者。
母さん、幼稚
であった。
四名の退
で、講師・
修会となった。
楽しい経験をした子どもたち、
頑張って運営したお父さん、お
職校園長
山崎翠氏に
昔遊びコ
が、おは
―
14
―
!
退職校
園長会も
トを学ぶ講演
会等に参加す
る内容である。
準備には公立
幼稚園の保護
者と園長・副
園長・教員が
あたり、豆つ
かみゲーム、
子育て研修会のマーク
第175号
東京都退職校長会会報
平成24年1月25日
かされます。
プには深く感銘を受けました。
故 町 田 好 二 先 生( 参 与 )追 悼
囲碁をご趣味とされ、都、支
部の囲碁クラブで対局された多
元副会長 町田好二先生には、
平成二十三年十月三日御逝去さ くの会員から先生の思い出を聞
れました。
(享年八十七歳)
校の多くの卒業生が進学し、ク
先生の若い頃、勤務された都
本会には、平成十一年から十 四年副会長をされました。当時、 立上野高校に私の勤務した中学
東京都公立高等学校退職校長会
へのかけはし」と記念誌に命名
て取り組み、自ら発案し「未来
会議、一年七か月の時間をかけ
本会の五十周年の記念誌発行
の責任者となり、二十回以上の
りました。
割について多くの助言指導を賜
また、会報部の相談役をなさ
れ、会員の輪を広げる会報の役
高めることに尽力されました。
引き続き高校退職者の入会率を
の多くの方を入会させました。
たことは、高校退職者の未加入
本会の役員として直ちに着手し
たことは誠に残念です。ご冥福
輪を広げることができなくなっ
きました。先生とさらに交友の
してお付き合いをさせていただ
れから二十年後、本会の役員と
されているときは、私が近くの
設間もない学校の興隆にご尽力
先生との最初の出会いは、都
立久留米西高校校長として、新
が偲ばれます。
とから先生の温厚誠実なお人柄
ている先生と異口同音に語るこ
先生、今も高誼させていただい
導をいただきました。敬愛する
会長をなされておりましたので、 ラス担任や数学担当としてご指
されました。本会の五十年の歴史
を心からお祈り申し上げます。
(参与 相田 新太郎 記)
中学校に勤務のときでした。そ
を語る記念誌作成の中心として
尽力され、その際のリーダーシッ
―
15
―
平成24年1月25日
東京都退職校長会会報
第175号
氏 名 年 月 日 支部名 頁 11
11
60
17
67 164 54 163 58 129 154 128 160 18
町田 好二 ・ ・3 練 馬 福田 雅 ・ ・5 神奈川 木村元次郎 ・ ・ 葛 飾 八巻 稔 ・8・ 西多摩 石山 昭二 ・8・ 練 馬 田村 元次 ・9・ 神奈川 93
92
89
77
85
84
22 174
牛島 徹 ・ ・ 埼 玉 荻野 義男 ・ ・ 北多摩中 金満 覚 ・ ・ 千葉中 深澤 虎雄 ・ ・ 北多摩西 80
・ ・
町
目
15
15
52
73 167 149 120 88
30
12 126 24 123 70
98
83
98
89
78
82
79
97
54
84 101 73
塩沢 二郎 ・ ・ 中 野 小池 敏夫 ・ ・ 日 南 芦澤 幸司 ・ ・ 北多摩西 石津 耿介 ・ ・ 千葉北 32
山下 良平 ・ ・ 北多摩西 中川 健二 ・ ・ 世田谷 塩野 保孝 ・ ・ 西多摩 16
佐藤 尭 ・ ・ 目 黒 熊谷 郁夫 ・ ・ 中 野 中村満洲男 ・ ・ 練 馬 21
黒
63
21
11
85
23
11
82
24
13
97
・ ・
18
輿石 定雄 ・ ・8 狛 江 林 壮俊 ・ ・ 足 立 金子 正義 ・ ・ 北多摩北 22
12
22
23
12
23
23
12
89
田
黒井 功 北条 義宣 ・ ・1 日 南 波木井昌嘉 ・ ・6 狛 江 87
10
23
12
93
28
23
11
23
91
29
23
11
12
11
23
12
23
23
12
11
23
12
23
23
12
12
23
12
12
28
13
26
23
23
12
23
24
24
87
83
84
87
22
23
28
83
神奈川
19
93
・5・
横溝 辰美 鈴木 俊 ・6・2 目 黒 薗頭平七郎 ・6・ 豊 島 15
23
編 集 後 記
平成 年度は地震、津波、放
射能の被災に引き続き、台風に
よる大雨、洪水、土砂崩れの災
害にも見舞われました。
今まで、何となく安閑と暮ら
していた自分にとっても、言葉
には言い表せない緊張感に襲わ
れました。
先日、三陸の海岸地方に行く
機会がありました。瓦礫は、大
分片付いていましたが、港々が
見事に何もない光景に驚き、大
川小学校の跡地に涙しました。
子供の頃、空襲に会い、煙の
燻る焼け跡に茫然とした時の記
憶と重なりました。
しかし、毎日毎日の生活は途
切れることなく続いています。
そこで、今自分に出来ること
は、久しぶりに味わった緊張感
を持続し、生きる力として余生
に活用したいと思いました。ま
だまだ呆けてはいられないと改
めて感じた次第です。(佐藤忠三)
―
86 141 108 152 121
86
57 176 13 101 63 118 119 87
30
23
11
天野 文夫 簗瀬 安正 ・ ・ 取手市 田村 勝利 ・ ・2 練 馬 21
23
30
16
28
10
23
11
海老原大作 ・ ・5 葛 飾 21
82
23
西多摩
23
80
23
・7・
10
24
―
10
23
10
31
23
10
23
11
上野 照男 ・7・3 渋 谷 藤田 浩史 ・7・ 大 田 古田 哲一 ・7・ 埼 玉 23
10
23
23
23
23
榎戸 猛 吉村 雅道 ・8・ 埼 玉 23
10
菊地 昶二 ・ ・ 大 田 大澤 清男 ・ ・ 練 馬 上村哲四郎 ・ ・ 文 京 4 会員異動(転居)
年齢
23
10
86
23
田丸 幸夫 ・ ・ 神奈川 中村 久子 ・1・2 江戸川 吉田 静雄 ・1・9 板 橋 P.11-29 池田嘉夫 川崎市高津区久本2-11-7
☎044-857-2179 〒213-0011
12 170
89 105 73
85
23
10
田上 昇 ・ ・ 港 2 青山 裕一 ・ ・ 神奈川 橋本 幸男 ・ ・ 世田谷 会員異動(入会)
43
82
88
23
10
23
P.122-88 長谷川順義 立川市曙町3-19-19
サンクレイドル立川曙町105号
☎042-259-5773 〒190-0012
P.177-46 廣岡六衛 東久留米市滝山2-5-2-106
☎042-472-6922 〒203-0033(北多摩北部)
P.100-93 小村澄生 埼玉県朝霞市へ
P.165-76 森尾久子 横浜市都筑区荏田東3-2-3
☎045-568-3321 〒224-0006
P.155-94 山中昭夫 横浜市泉区和泉町2219-232
☎045-805-3365 〒245-0016
北多摩西部 加納竹文 立川市柏町4-51-6-203
☎042-535-4153 〒190-0004
千葉中部 中村静夫 船橋市上山町3-561-38
☎0474-38-8135 〒273-0046
千葉北部 冨樫勝榮 流山市松ヶ丘5-664-40
☎04-7147-2933 〒270-0141
地 方 立中幸江 土浦市中荒川沖町21-14
☎029-843-4886 〒300-0875
29
80
23
10
23
94 100 83
17
23
10
23
69
28
23
23
23
23
10
23
23
第175号
東京都退職校長会会報
平成24年1月25日