事業報告 - 東京都道路整備保全公社

第1
1
概要
公社経営方針
公社は、
「安全・快適な道路環境の創出」、
「総合駐車対策の推進」を通じて、首都東京の都市再生と
都市機能の維持増進、都民生活の向上に寄与する。
また、道路空間等の有効活用による新たな価値の創出を常に目指し、事業収益は広く都民・社会に
還元することにより、全事業において一貫して公共性・公益性を追求する。
2
各事業の取組
平成 24 年度は、
上記経営方針に基づき積極的に事業に取り組み、
以下のとおり着実に成果をあげた。
① 道路事業(公1事業)
東京都内の道路ネットワークの早期完成と防災機能の向上等に向け、都道 4 路線やマンション敷地
24 棟などの道路用地取得事業や、都道 41 路線に加え、5 区 4 市から 21 路線を受託し、無電柱化推進
事業に取り組むなど、道路の早期整備に貢献した。
また、円滑な道路交通の確保と地域環境の向上等に向け、環状八号線井荻・練馬トンネル等の重要
道路施設等の安全・安心な管理と道路空間の付加価値向上に取り組んだ。さらに、都民とともに進め
る様々なみちづくり支援の取組として、都民の道路に対する関心や愛護意識を醸成するため、都内の
道路工事現場等を見学する道路見学ツアーを企画・実施するなど、安全・快適な道路環境の創出、首
都東京の都市機能の維持増進に貢献した。
② 駐車対策事業(公2事業)
違法路上駐車の削減及び環境負荷軽減に資する調査・研究の成果を、都民・社会に積極的に発信・
提案するとともに、都営駐車場の指定管理者として東京都八重洲駐車場ほか 5 場の適正な管理運営を
行った。
また、電気自動車用充電インフラの設置運営など、都市の環境負荷軽減に向けた取組の充実を図っ
た。さらに、調査・研究により得られた知見に基づき、駐車場で展開可能な先駆的施策を都と連携し
積極的に実践していくとともに、これらの先駆的施策を広く普及するため様々な事業者支援に取り組
んだ。
都内全域の総合駐車場情報を駐車場案内サイト「s-park」で提供し、都内駐車場の利用促進を図り、
都市の環境改善、首都東京の都市再生に貢献した。
③ 自主経営事業(収益事業)
新宿駅西口広場において、公共空間にふさわしい公共性・公益性の高い事業を展開するとともに、
道路高架下などの都有財産等を有償で借り受け、駐車場として適正に管理運営した。
また、駐車場においては、より一層のサービス向上に取り組むとともに、30 分未満駐車料金無料化
や荷さばき可能駐車場の設置、社会的要請の強いオートバイ駐車場の設置拡大など、公益的・先駆的
施策を展開した。
これらの事業で得られた収益・知見を、公益目的事業を通じて広く都民・社会に還元した。
-1-
第2
道路事業(公1事業)
事業総括表
事業区分
道路事業
事業項目
事業費
Ⅰ
道路の早期整備への貢献
Ⅱ
道路施設等の安全・安心な管理の推進
Ⅲ
都民とともに進めるみちづくり支援
5,331 百万円
Ⅰ 道路の早期整備への貢献
都内の道路ネットワークの早期完成と都市防災機能の向上等に向け、都市計画道路の整備に必
要な道路用地の取得、無電柱化推進等の事業を実施するとともに、講習会を開催し、事業実施に
より蓄積した知見を社会に還元している。
1
道路用地取得事業
(1)都道用地取得業務の受託
首都東京の再生のため整備が急がれる骨格幹線道路のうち、都道の新規事業認可路線の一
部の用地取得及び測量業務、路線にかかるマンション敷地の取得業務を受託し、東京都の道
路行政に貢献している。
平成 24 年度は、都道 4 路線を受託し、2,430 ㎡(契約 114 件)を取得した。
また、路線にかかるマンション敷地取得業務においては、新規 7 棟を含む計 24 棟を受託し
た。そのうち 7 棟について管理組合総会決議を得るとともに、計 6 棟の敷地を取得した。
● 平成 24 年度受託実績
・ 都道用地取得業務
4 路線
環状第 5 の 1 号線(神宮前)
補助第 26 号線(目黒中央町)
国分寺 3・2・8
環状第 4 号線(富久町)
・ マンション敷地取得業務
・ 測量業務
24 棟
4 路線
(2)区道用地取得支援業務の受託
平成 23 年 9 月から、骨格幹線道路とのネットワークを形成する区道路線のうち、用地取得
の支援が特に必要な区道路線について、事業主体である区から業務を受託している。
平成 24 年度は、大田区と江東区から計 2 路線を受託し、実施した。
● 平成 24 年度受託実績
・ 区道用地取得支援業務
2 路線
大田区 補助第 43 号線
江東区 補助第 115 号線
(3)用地相談窓口の設置
補償契約、税務、生活再建など用地取得に関する問題や不安を解消するため、ファイナン
シャル・プランナーの資格を併せ持った税理士による用地無料相談を 17 件実施した。
-2-
2
無電柱化推進事業
(1)東京都無電柱化事業の受託
「2020 年の東京」など都の施策に基づき推進する無電柱化事業に協力するため、センター・
コア・エリア内の約半分にあたる都道無電柱化事業を受託している。
平成 24 年度は、計 41 路線を受託し、そのうち 28 路線で工事を施工し、うち 3 路線におい
て工事を完了した。
● 平成 24 年度受託実績
・ 継続受託
41 路線
整備延長
約 69.0 ㎞
(2)区市町村無電柱化の技術支援
東京都が策定した「無電柱化推進計画」に基づき区市町村が実施する無電柱化事業の業務を
受託するほか、事業に対する相談への対応など総合的な支援に取り組んでいる。
平成 24 年度は、昭島市の 3 路線、三鷹市の 3 路線を新規追加した計 21 路線を受託し、そ
のうち 10 路線で工事を施工した。
● 平成 24 年度受託実績
・ 江 東 区
2 路線
(継続 2 路線)
整備延長
約
1.1 ㎞
・ 武蔵野市
2 路線
(継続 2 路線)
整備延長
約
0.7 ㎞
・ 調 布 市
1 路線
(継続 1 路線)
整備延長
約
0.5 ㎞
・ 墨 田 区
3 路線
(継続 3 路線)
整備延長
約
4.7 ㎞
・ 港
区
5 路線
(継続 5 路線)
整備延長
約
2.3 ㎞
・ 新 宿 区
1 路線
(継続 1 路線)
整備延長
約
1.7 ㎞
・ 品 川 区
1 路線
(継続 1 路線)
整備延長
約
0.4 ㎞
・ 昭 島 市
3 路線
(新規 3 路線)
整備延長
約
0.5 ㎞
・ 三 鷹 市
3 路線
(新規 3 路線)
整備延長
約
1.3 ㎞
整備延長
約 13.2 ㎞
9
区 市
21 路線
(継続 15 路線、新規 6 路線)
-3-
3
鉄道連続立体交差事業に係る側道整備等事業
中央線及び南武線の鉄道連続立体交差事業に係る側道等の整備を受託し、測量、詳細設計及
び盤下げ工事等を実施した。また、事業に係る借地等の管理、借地契約の更新や借地料の支払い
を行った。
4
工事監督の支援事業
安全で高品質な道路を都民に提供するため、都道工事における現場の施工管理や品質管理等の
工事監督の支援業務を受託している。
平成 24 年度は 5 班 12 名体制で 95 件の受託業務を着実に行った。
● 平成 24 年度受託実績
・ 東京都第一建設事務所管内
受託工事件数
11 件
・ 東京都第二建設事務所管内
受託工事件数
16 件
・ 東京都第四建設事務所管内
受託工事件数
20 件
・ 東京都北多摩南部建設事務所管内
受託工事件数
32 件
・ 東京都北多摩北部建設事務所管内
受託工事件数
16 件
計 95 件
5
土木材料試験事業
(1)試験業務
都、区市町村等で実施する公共工事で使用されるアスファルト、コンクリート等の土木工
事用材料の品質を確保するため、事業施工者等の委託を受け、土木工事用材料の圧縮・曲げ・
抽出・ふるい分け等の試験業務を実施した。
●平成 24 年度試験実績
・アスファルト類
・金属類
3,049 件
17 件
・コンクリート類
・ その他
3,004 件
・石材類 60 件
6件
(2)ISO9001 の認証維持
試験・検査の信頼性を保証するため、平成 13 年度に ISO9003 を取得し、平成 15 年度に
ISO9001 に移行した。 ISO9001 の認証を維持するため、年間を通して試験業務の質の向上に
努め、平成 25 年 2 月に定期審査を受審し、適合の判定を受けた。
-4-
6
講習会事業
道路整備に係る様々な事業の実施により蓄積した知識・ノウハウを社会に還元し、道路整備技
術のさらなる発展に貢献するため、講習会を実施した。
(1)マンション用地取得に関する研究、講習会の開催
用地取得に係る人材育成をサポートするため、公社の事例を基に東京都建設局と共同で検
討作成したマニュアルを活用し、都・区市町・公社の用地担当職員を対象としたマンション
敷地取得業務に係る講習会を平成 25 年 3 月に開催した。
(2)無電柱化の技術講習会等の開催
区市町村の電線共同溝整備に関する技術の底上げを図るため、区市町村の無電柱化業務に
係る職員を対象に、公社が事業実施から蓄積したノウハウを基にした技術講習会を平成 24 年
8 月に実施した。
(3)工事の安全講習会の開催
工事現場の安全性向上のため、労働基準監督署と連携し、建設関係者等を対象とした工事の
安全講習会を平成 24 年 11 月に開催した。
Ⅱ
道路施設等の安全・安心な管理の推進
円滑な道路交通の確保と道路施設の防災機能強化等を図るため、重要道路施設等の安全・安心
な管理及び道路空間の付加価値の向上に取り組んでいる。
1
道路管理事業
利用者に安全で快適な道路空間を提供するため、重要道路及び道路施設の管理業務を実施す
るほか、管理する道路・道路施設をより安全・快適な環境に改善する取組を実施した。
(1)道路管理受託事業
・新宿副都心西口広場等 8 箇所の運用管理業務
・環状八号線井荻・練馬トンネルの運用管理業務
・新橋地下自動車道等 9 箇所の設備管理業務
・上野中央通り地下歩道設備管理業務
・都道管理の連絡業務
(2)総合案内情報提供システムの運営
新宿副都心西口広場に設置した総合案内情報提供システム(TIS)において、広場利用者の利
便性を向上するため、行政情報、地図情報、災害情報等を提供した。
(3)路上工事情報の提供
工事による渋滞を緩和するため、東京都から都道 34 路線の路上工事情報の提供を受け、迂
回経路の利用等に役立つ道路工事情報を公社ホームページ上において提供した。
(4)プロムナード・ギャラリーの運営
新宿、銀座及び新宿駅西口の 3 箇所においてプロムナード・ギャラリーを運営し、芸術作品
の展示(34 団体)により、明るく快適で潤いのある歩行者空間の創出に取り組んだ。
-5-
(5)道路空間の有効活用に向けたユビキタス技術のモデル事業への協力
東京都が実施する「ICT を活用した道路空間の高度利用に関するモデル事業」に協力し、
IC タグ等を活用した道路管理にかかる民間活用方策及びシステム等について検討を行った。
平成 24 年度は、建設局が都道新宿副都心四号街路の歩道上に設置した IC タグを有効活用
し、道路利用者に周辺の公共施設、店舗、災害時の避難場所など、その場所に応じた情報を
提供する「IC タグを活用した民間活用モデル事業の実証実験」の実施に向けた課題整理や検
証を行った。
2
都有地管理事業
都有未利用地が行政需要に供されるまでの間、維持・保全業務等の財産管理業務を行うとと
もに、都市環境の改善に向けた都有未利用地の積極的な有効活用を図っている。
(1)未利用地管理受託事業
財務局が保管する保有財産や建設局が所管する「都市基盤整備事業の先行取得用地」等の
未利用地の財産管理に係る維持・保全業務や取得・移管業務、運用に関する業務を行った。
①
財務局所管財産管理業務
・
保有財産の管理
304 件
1,846 千㎡
・
処分保留財産の管理
228 件
13 千㎡
・
管理不適正財産の管理
6件
6 千㎡
・
長期貸付財産の管理
1,248 件
123 千㎡
②
建設局所管財産管理業務
・
先行取得用地の管理
15 箇所
7 千㎡
・
事業用代替地の管理
94 箇所
32 千㎡
(2)都有地環境改善事業
都有未利用地の積極的な有効活用を図るため、公社が管理する都有地を活用し、環境に配
慮した最適な管理工法の実践的な検証を行っている。
平成 24 年度は、前年度に実施したイワダレソウ植苗実証実験の結果をもとに、環境に配
慮した管理工法の実践的な検証を実施した。
-6-
3
道路アセットマネジメント支援事業
橋梁等の予防保全型管理への転換によって都内の安全・安心で快適な道路環境の創出に寄与
するため、道路アセットマネジメントを活用し、橋梁等道路施設の長寿命化に向けて、区市町
村が行う様々な施策について技術支援を行っている。
(1)
「橋梁長寿命化修繕計画」策定等に係る業務の受託
橋梁の長寿命化に向けた予防保全型管理への転換を行うため、「橋梁長寿命化修繕計画」
策定に係る支援事業について、引き続き区市町村へ説明を実施した。
平成 24 年度は、立川市から橋梁点検関連業務を受託した。
(2)区市町村に対する橋梁アセットマネジメント支援
区市町村の技術者の技術力向上を支援するため、技術相談窓口を設置し、3 区市に助言等
を行ったほか、区市町村職員を対象とした橋梁専門技術研修を実施した。
(3)インフラメンテナンス及びブリッジサポーター講習会の開催
講習会の参加者を「ブリッジサポーター」として認定し、道路施設への関心を高めるとと
もに、道路施設に異常がある際には公社に連絡する仕組みづくりに必要な一般都民向けの講
習会を開催した。
(4)道路施設情報提供システムに関する共同研究の実施
「道路アセットマネジメントシステム」の更なる向上・充実につながる、東京都における
IC タグを活用した道路施設管理などの取組を踏まえて、情報技術を活用した都民参加型道路
保全支援システムの研究を東京大学と共同で行った。
4 「かちどき 橋の資料館」案内等事業
都市施設として、歴史的にも貴重な重要文化財の勝鬨橋をはじめとする隅田川橋梁の貴重な
資料を公開し、橋梁技術の紹介を行っている。
(1)
「かちどき 橋の資料館」案内等業務の受託
都市基盤施設を活用した施設公開事業として、勝鬨橋等の橋の資料を都民に公開するため、
来館者案内等の業務を行った。平成 24 年度の入館者総数は、19,437 名であった。
(2)
「かちどき 橋の資料館」見学ツアーの実施
勝鬨橋が開閉していた当時のままの橋脚内の機械施設や橋の歴史、開閉の仕組みを説明す
る「かちどき橋ミニツアー」や工業高校や専門学校等を対象として構造等について専門的な
内容を取り入れた「テクニカルツアー」を実施し、759 名が参加した。
-7-
Ⅲ 都民とともに進めるみちづくり支援
道路整備及び道路管理に係る様々な事業の実施により蓄積した知識・ノウハウを活用し、道路
環境改善活動を行う団体への支援や、道路の重要性・必要性の PR など、安全・快適な道路環境
の創出に向けた取組を、都民と協働して実施している。
1
道路に関する助成支援事業
地域住民・企業、NPO や行政などが相互に連携しながら活動に参加する仕組みを構築し、安
全・快適な道路環境の創出に寄与することを目的として、道路の環境改善活動に取り組む団体
に対する様々な支援を行っている。
(1)
「東京ふれあいロード・プログラム」への支援
道路の清掃や美化活動を地域の住民や企業などの団体と東京都が協力し推進していく「東
京ふれあいロード・プログラム」に協力し、82 団体に対し活動費用の助成を行った。
(2)TR みちづくりサポート
東京都の「東京ふれあいロード・プログラム」制度における認定団体を対象に、軍手やゴ
ミ袋等の活動に用いる用具の支援を 66 団体に行うとともに、認定から 3 年経過した団体を対
象に、ジャンパーの提供支援を 17 団体に行った。
さらに、地域の道路美化活動等の活性化を促進するため、公社ホームページ上で都内の道
路に関するボランティア活動を紹介する情報サイト「TR みちづくりサポート WEB」を運営し、
都内で道路の花植え・清掃などを行う団体の紹介、活動告知、公社の支援制度の情報提供な
どを行って、団体間の連携強化に貢献した。
2 道路見学ツアー事業
首都高速中央環状品川線工事現場や環七地下調節池の見学ツアーのほか、学生を対象とした
環二工事現場ツアー、ロードスイーパー体験試乗や水上バス「カワセミ」で日本橋川・神田川・
隅田川に架かる橋梁を見学する親子体験ツアーなど、都内で行う道路建設工事現場や道路関連
施設等を見学する「道路見学ツアー」を 11 回実施し、あわせて 323 名が参加した。
3 道路に関する普及啓発事業
・
「夢のみち」事業 2012
都民が道とふれあい、道に親しみをもち、道が日々の生活に身近な施設であることを実感
してもらうことを目的として、道路愛護・交通に関する参加型イベントである「夢のみち」
事業を東京都等の協力を得て、公社が主催し、新宿駅西口プロムナード・ギャラリーでの「み
ち」に関する標語・絵画展示、新宿駅西口広場イベントコーナーでのパネル展やイベント等
を行った。
加えて、都内で道路に関するボランティア活動を行う団体の相互交流・連携を目的とする「夢
のみち」フォーラムを開催し、ボランティア団体の活動発表等を行い、225 名の参加があった。
また、平成 24 年度は「第 29 回全国都市緑化フェア TOKYO」と連携し、道路の緑化を PR し
たほか、体感・体験を意識した都民参加型イベントを通じてにぎわいを創出し、道路の重要
性を広く PR した。
-8-
第3
駐車対策事業(公2事業)
事業総括表
事業区分
事業項目
事業費
Ⅰ 都市の環境改善に資する調査・研究
駐車対策事業
Ⅱ 都内駐車場への普及支援
1,341 百万円
Ⅲ 駐車場情報の提供
Ⅰ
都市の環境改善に資する調査・研究
違法路上駐車削減や環境負荷軽減など、都市の環境改善に資する調査・研究を行い、その成果
を広く社会に発信・提案を行った。
① 東京都路外時間貸駐車場実態調査
東京都内全域の時間貸駐車場(四輪車、自動二輪車、原付自転車、大型バス)を対象とした
実態調査を実施し、統計データとして取りまとめるとともに、「s-park」の都内時間制駐車
場カバー率ほぼ 100%の継続に向け、収集データの反映を行った。
② EV カーシェアリングの普及・拡大に向けたモデル事業の検証
EV カーシェアリングの普及・拡大に向け、都庁前駅駐車場において社有 EV を活用し、
「昼
間は社有車、夜間・休日は一般都民に開放する」といったビジネス利用を中心とする新たな
モデル事業実現の可能性を検証した。
③ 提案公募型研究
都内の駐車対策や環境対策に関する研究テーマについて、大学や民間企業から幅広く提案
を募集し、6 件の応募があった。研究テーマは、学識経験者や有識者を委員とする選定委員
会により選定を行い、
「公共駐車場を利用した都心部のコミュニティサイクル展開の可能性の
研究」1 件を選定し、実施した。
-9-
Ⅱ
都内駐車場への普及支援
違法路上駐車の削減及び都市の環境負荷軽減に寄与する先駆的施策を都内駐車場に広く普及す
るため、指定管理者駐車場をフィールドとした施策の実践、環境改善の強化と、駐車場事業者へ
の支援を行った。
1
指定管理者駐車場の管理運営
東京都駐車場の役割と効果を最大限発揮させるよう適切な管理運営を行った。また、周辺地
域の駐車需要に迅速かつ柔軟に対応し、さらなる利用向上を図るとともに、一層の効率的運営
を行った。
駐車場名
収容台数
・ 東京都八重洲駐車場
265 台
・ 東京都日本橋駐車場
190 台
・ 東京都宝町駐車場
190 台
・ 東京都新京橋駐車場
220 台
・ 東京都東銀座駐車場
180 台
・ 東京都板橋四ツ又駐車場
200 台
計 6場
1,245 台
(1)公益的施策の実践
① 30 分未満駐車料金無料化及び荷さばき車両受け入れの実施
短時間違法路上駐車や路上での荷さばきにより発生する道路の渋滞緩和を図るため、警視
庁及び中央警察署と連携し、駐車料金の 30 分未満無料化と荷さばき車両の受け入れを八重
洲・昭和通り 5 場で実施した。
② オートバイ駐車スペースの設置運営
絶対数が不足している自動二輪車の受け入れを東京都八重洲駐車場で実施した。
③ 電気自動車用充電インフラの設置運営
「東京都EV・pHV普及促進プロジェクト」の連携パートナーとして、電気自動車の早
期実用化と普及を促進するため、電気自動車用充電インフラの運営を八重洲・昭和通り 5 場
で実施した。
④ パーク&ライドの実施
公共交通機関への転換による自動車利用の抑制を図るため、パーク&ライドを東京都板橋
四ツ又駐車場で実施した。
⑤ カーシェアリングの普及に向けた支援
都市部における渋滞を緩和し、排気ガスの抑制等の交通環境の改善に効果が期待されてい
るカーシェアリングの普及を支援するため、カーシェアリング車両の受け入れを八重洲・昭
和通り 5 場で実施した。
⑥ 駐車場地上部の緑化
東京都が「2020 年の東京」に基づき推進する、都市空間における緑化への協力として、東京
都八重洲駐車場上部の都道中央分離帯部分を緑化した。
⑦ 低公害車割引の実施
環境にやさしい低公害車の普及を促進するため、低排出ガス車等に対する「低公害車割引」
を指定管理者駐車場全 6 場で実施した。
- 10 -
⑧「駐車場ユニバーサルデザインガイドライン」の反映
高齢者、障害者など誰もが利用しやすいユニバーサルデザイン(UD)の駐車場づくりに
向け、指定管理者駐車場全 6 場で取り組みを反映した。
宝町駐車場においては、モニター調査の結果等を踏まえ「誰もが公平に利用でき、情報や
設備が分かりやすく、身体への負担が少なく安全に利用できる快適な施設」として、場内案
内の改善など施設のユニバーサルデザイン化改修工事を実施した。
⑨ 身体障害者割引の実施
障害を持つ方の社会活動への参加の促進により、福祉の増進に寄与するため、身体障害者
の方を対象とした割引を指定管理者駐車場全 6 場で実施した。
(2)安全・安心、快適性の確保
① 防犯・防災対策の強化
警察署の指導のもと、駐車場内で実践的な防犯訓練を実施するとともに、警察署・地元の
町会と連携した防犯パトロール等の地域の防犯活動に積極的に取り組んだ。
また、平成 16 年 12 月に都内初の「東京防犯優良駐車場」に認定された八重洲・昭和通り
5 場については、平成 25 年 12 月の認定の再更新に向け、防犯カメラ等防犯設備の適切な運
用や保守等を実施した。
防災対策としては、消防署と連携して駐車場内で防災訓練を実施し、消火活動の実践的な
対応を習得するとともに、自衛消防集合訓練など、地域における防災訓練にも参加した。
② お客様満足度向上のための安全・安心、快適な駐車場づくり
安全・快適で利用しやすく高い満足度を与える駐車場づくりを目指し、利用頻度の高いお
客様をモニターとし、接客マナーの向上や施設の改善等に資する意見・要望を継続的に把握
する調査を実施した。
③ 設備を良好に保つための維持管理の徹底
公社が指定管理する都営駐車場 6 場において、指定管理者中規模修繕計画に基づき、東京
都宝町駐車場および東京都東銀座駐車場における駐車場内壁面塗装工事、中央監視設備更新
工事等を実施し、より使いやすく快適で、安全・安心な駐車場づくりを推進した。
④ LED 照明の導入
節電対策として、LED 照明を東京都日本橋駐車場及び東京都宝町駐車場に導入した。
2
公社駐車場を通じた環境改善の強化
公社駐車場において実施可能な都市の環境改善に資する先駆的施策を総合的に展開している。
(1)電気自動車用充電インフラの設置運営
「東京都EV・pHV普及促進プロジェクト」への協力として、電気自動車の普及に必要不
可欠な急速充電器の運営を、引き続き西新宿第四駐車場等計 10 場で実施した。また、200V ス
タンド等充電設備については、新たに花小金井駐車場等 3 場に設置し、計 22 場に拡大した。
(2)駐車場緑化の推進
東京都が「2020 年の東京」に基づき推進する、都市空間における緑化への協力として、ガーデ
ンパーク六本木等計 14 場で駐車場の緑化を実施した。
- 11 -
3
民間駐車場等への支援
違法路上駐車の削減及び都市の環境負荷軽減に寄与する先駆的施策を都内の駐車場に広く普
及するため、駐車場整備基金果実を活用し、民間事業者等への支援を行った。
(1)自動二輪車用駐車場整備助成
自動二輪車の違法駐車の削減を図るため、自動二輪車専用駐車場の新設及び自動二輪車専用
駐車スペースの整備に対する支援として、10 場 145 台分の助成を行った。
(2)環境に配慮した駐車場整備助成
都内におけるヒートアイランド現象の抑制を目的とした、エコ照明、緑化、遮熱性・保水性
舗装等の環境に配慮した駐車場整備の支援として、13 場に助成を行った。
(3)満空情報発信端末設置支援
違法駐車を削減し、地域交通の円滑化を図るため、地域商店街や民間事業者に対し、駐車場
空き情報を提供する「満空情報発信端末」を無償貸与で 14 場に設置した。
(4)駐車場名入り P 看板設置助成
駐車場探しによるうろつき交通を削減するため、駐車場名・料金など駐車場特性を表示した P
看板 19 基の設置を支援した。
(5)各区駐車・駐輪対策への支援
各区が先進的に取り組んでいる駐車・駐輪対策への支援として、駅周辺駐車場マップや都内
オートバイ駐車場 MAP'13 を作成し、東京都、23 区、警視庁本部及び各警察署等を通じて配布
した。
4
駐車場整備基金利子補給事業
・ 特別融資あっせん分
・ 利子補給額
2件
34,559 千円
- 12 -
Ⅲ
駐車場情報の提供
先駆的施策を都内駐車場に普及し、都市の環境改善を図るため、総合的な駐車場情報の提供を
通じて、都内駐車場の利用を促進している。
1
駐車場案内サイト「s-park」の運営
「s-park」において提供している駐車場情報は、都内路外駐車場実態調査により、都内全域の
ほぼ 100%をカバーしており、駐車場位置情報約 19,000 場、満車空車情報約 5,500 場(平成 25
年 3 月 31 日現在)の情報をインターネット及び携帯電話等を通じて提供した。
2
自動二輪車駐車場案内サイト「s-park for riders」の運営
「s-park」システムを活用したオートバイ駐車場案内サイト「s-park for riders」において、
駐車場位置情報約 420 場(平成 25 年 3 月 31 日現在)の情報を提供した。
また、ライブカメラ映像による満空情報の提供を 11 場(平成 25 年 3 月 31 日現在)で実施した。
3
各種イベント等での PR 活動
東京都が主催する駐車対策・道路交通イベントや地域催事等への出展・協力を通じ、
「s-park」
を始めとする駐車対策の PR を行っている。平成 24 年度は、
「WE RIDE 三宅島 エンデューロレ
ース」に出展参加し、
「s-park」等の公社の取組を都民に PR した。
- 13 -
第4
自主経営事業(収益事業)
事業総括表
事業区分
自主経営事業
事業項目
Ⅰ
新宿駅西口広場活性化事業
Ⅱ
駐車場事業
Ⅲ
その他事業
事業費
2,173 百万円
Ⅰ 新宿駅西口広場活性化事業
新宿駅西口広場において、地下道路空間を活用し、イベントコーナーの運営、ブライトサイン
の掲出等を実施することにより、にぎわいの創出を図り、明るく快適な歩行空間を確保するとと
もに、公益目的事業を実施するための原資を確保している。
1 新宿駅西口広場イベントコーナーの管理運営
新宿駅西口広場に賑わいや人々の交流の場を創出し活性化を図るため、東京都から占用許可
を受けて新宿駅西口広場イベントコーナーの管理運営を行っている。
平成 24 年度は、東日本大震災による原発事故で被害を受けた被災地を支援するため、
「復興
支援イベント~東日本大震災の被災地・被災者を忘れない~」など公共性・公益性の高いイベ
ントを引き続き実施した。
新宿駅西口広場イベントコーナー
4 ゾーン 470 ㎡
2 新宿駅西口広場ブライトサイン(都道上広告物掲出)の管理運営
明るく快適な地下歩行空間を創出するため、照明設備を兼ねた広告物であるブライトサイン
の管理運営を引き続き行った。
壁面 1 面 柱面 35 柱 93 面
総計 94 面
3 環境写真掲出ボードの管理運営
新宿駅西口広場の壁面において、大きな内照式写真掲出ボードを管理運営し、企業の協賛を
得て自然環境の写真等を掲出することにより、新宿駅西口広場の明るく快適な歩行者空間の確
保に取り組んだ。
新宿駅西口広場JR改札正面等
計7基
4 コインロッカーの管理運営
新宿駅西口広場のデットスペースを有効活用してコインロッカーを運営し、利用者の利便性
向上を図るとともに、ロッカーを環境に配慮した写真などでラッピングし、広場の一体的な修
景施設として適正な管理運営を行った。
コインロッカー管理台数
計 6 基 349 台
- 14 -
Ⅱ
駐車場事業
道路高架下などの都有財産等を有償で借り受け、駐車場として適正に管理運営している。駐車
場を「駐車対策事業(公2事業)
」のフィールドとして活用し、公共空間にふさわしい公益的な取
組を実施するとともに、利用者ニーズに対応したサービスの向上により、公益目的事業を実施す
るための原資を確保している。
1 駐車場の管理運営
①
駐車場の管理場数及び管理台数
種
(平成 25 年 3 月 31 日現在)
別
場
数
・自動車専用駐車場
収容台数
131 場
6,064 台
・自動車オートバイ併用駐車場
39 場
1,988 台
・オートバイ専用駐車場
17 場
613 台
187 場
8,665 台
計
(うちオートバイ駐車場)
②
(56 場)
駐車場の新規開発
(1,232 台)
(平成 25 年 3 月 31 日現在)
・自動車駐車場
3場
37 台
・自動車オートバイ併用駐車場
1場
8台
4場
45 台
計
2 駐車場における公益的・先駆的施策の展開
① 30 分未満駐車料金無料化の実施
短時間の違法路上駐車を削減し、道路交通の円滑化を図るため、駐車料金の 30 分未満
無料化を積極的に推進している。平成 24 年度は、新たに駒留駐車場等 15 場で実施し、計
76 場(平成 25 年 3 月 31 日現在)に拡大した。
② 荷さばき可能駐車場の設置
路上での荷さばきにより発生する道路渋滞を緩和するため、荷さばき可能駐車場を設置
している。平成 24 年度は、新たに柿の木坂一丁目駐車場等 19 場で実施し、計 83 場(平成
25 年 3 月 31 日現在)に拡大した。
③ 荷物積み替え駐車場の設置
運送事業者が大型トラックから中型・小型トラックへ荷物を積み替えるための専用駐車
場である荷物積み替え駐車場の管理運営を「板橋山手通り荷物積み替えステーション」及
び「大曲荷物積み替えステーション」の 2 場で行った。
④ カーシェアリング事業への支援
都市部における渋滞を緩和し、排気ガス抑制等の交通環境の改善に効果が期待されている
カーシェアリングの普及を支援するため、カーシェアリング車両の駐車スペースを提供して
いる。また、より環境負荷軽減効果の高い EV カーシェアリングの普及を支援している。
平成 24 年度は、新たに布田三丁目駐車場で実施し、計 23 場 51 台(平成 25 年 3 月 31
日現在)でカーシェアリング支援を実施した。このうち、EV カーシェアリングについては、
丸ノ内鍛冶橋駐車場等計 4 場 4 台(平成 25 年 3 月 31 日現在)で実施した。
- 15 -
⑤ パーク&バスライド及びパーク&ライドの実施
公共交通機関の利用を促進して都心における車利用を抑制し、渋滞緩和及び環境負荷軽
減に貢献するため、東京都第一本庁舎駐車場において新宿駅の東西を結ぶ地域循環バス
(新宿 WE バス)と連携したパーク&バスライドを実施した。
また、パーク&ライドについては、錦糸町パークタワー等 8 場で実施した。
⑥ 低公害車割引の実施
環境にやさしい低公害な自動車の普及を促進するため、低排出ガス車等に対する低公害
車割引を計 113 場(平成 25 年 3 月 31 日現在)で実施し、CO2 削減に貢献した。
⑦ 身体障害者割引の実施
障害を持つ方の社会活動への参加の促進、福祉の増進に寄与するため、身体障害者の方
を対象とした割引を実施している。
平成 24 年度は、
新たに北鹿浜公園駐車場で実施し、
計 9 場で身体障害者割引を実施した。
⑧ 「駐車場ユニバーサルデザインガイドライン」の反映
高齢者、障害者など誰もが利用しやすいユニバーサルデザイン(UD)の駐車場を普及す
るため、ゆったり駐車スペース等 UD ガイドラインを反映した駐車場を計 22 場で継続実施
した。
3 使いやすく快適で、安全・安心な駐車場づくり
① お客様満足度の向上
お客様満足度(CS)向上への取組として、ライダーから要望の多かった満車率の高い駐
車場へのライブカメラ設置による情報提供、ヘルメットを収納するためのロッカーの運営
等を継続した。平成 24 年度は屋根付きバイクボックスを布田三丁目駐車場へ導入した。
② 防犯・防災対策の強化
平成 16 年度に「東京都防犯優良駐車場」に認定された錦糸町パークタワーの認定継続
に向け、防犯用具を携帯しての定期的な巡回、防犯カメラの定期点検等の取組みを継続す
るとともに、防犯カメラモニター9 台及び放送設備のリニューアルを実施した。
③ 高架下駐車場及び隣接区域の管理
道路高架下を良好な状態で維持するため、駐車場外を含め日常的な点検、清掃や巡回等
を行い、高架下駐車場及び隣接区域の適正な管理に取り組んだ。平成 24 年度は、梅島駐
車場等計 3 場でゴミ投込み防止フェンスの設置を実施するとともに、近隣企業と共に隣接
区域の清掃活動に参加した。
④ LED 照明の導入
節電対策として、LED 照明を新たに丸ノ内鍛冶橋駐車場等 6 場に導入し、計 25 場に拡大
した。
4 清涼飲料類自動販売機等の設置運営
① 清涼飲料類自動販売機等の設置運営
駐車場内に清涼飲料水自動販売機を設置し、お客様サービスの向上を図った。平成 24
年度は、新たに芝大門駐車場に 1 台設置し、計 26 場・32 台を運営した。
② コインロッカーの設置運営
観光客等への利用者サービスとして、丸ノ内鍛冶橋駐車場等 3 場にて 3 基(52 台)のコイ
ンロッカーを運営した。
- 16 -
Ⅲ
その他事業
1 防音工事助成の業務受託
「幹線道路の沿道の整備に関する法律」に基づく都道沿道住宅の防音工事助成業務の事務作業を
受託し、環状七号線・環状八号線・笹目通り・中原街道を対象路線として業務を行った。
(平成 24 年度処理実績件数 : 79 世帯)
2 民間都市開発推進機構への借入金償還業務
鉄道連続立体交差事業推進のため民間鉄道会社へ貸し付けられた民間都市開発推進機構の資金
の償還業務を行った。
- 17 -
第5
公益目的事業第三者評価委員会
公益目的事業第三者評価委員会の運営
公社の公益目的事業を客観的に評価し、事業運営の信頼性・透明性を確保するため、収益事業によ
る収益や駐車場整備基金果実等を活用し、公社が事業主体となって実施する事業について、学識経験
者等で構成する公益目的事業第三者評価委員会による評価を行った。また、評価結果は公社ホームペ
ージで公表した。
- 18 -
第6
寄付協賛事業
寄付協賛事業
道路や環境等に係る、公益団体の活動や東京都の重要事業に協賛し、支援を行った。
・支援一覧
建設防災ボランティア支援金
500 千円
- 19 -
第7
1
公社の機関等
公社の機関
(1) 監督機関
評議員会
公社の重要事項を決定し、理事会を
監督する。
(2) 執行機関
理 事 会
公社の業務執行を決定する。
理 事 長
公社を代表し、業務を統括する。
常務理事
理事長を補佐し、担任の業務を執行
する。
(3) 補助執行機関
事 務 局
公社の事務を処理する。
(4) 監査機関
監
法人の財産状況、理事の職務執行の
状況等を監査する。
事
会計監査人
- 20 -
法人の財務諸表を監査する。
2
組
織
(平成 25 年 3 月 31 日現在)
事務局
総務部
総務課
特命担当部長
経営指導担当課長
職員課
理事長
計理課
常務理事
公益事業課
経営改革
本部長
事業部
営業企画担当部長
管理課
営業推進課
(お客様サービス担当部長)
東部営業所
事業調整担当課長
道路部
都営駐車場担当課長
管理課
道路事業推進
担当部長
道路アセットマネジメント
推進室長(橋梁担当課長)
庶務係
文書担当
企画調査係
広報情報係
検査担当
人事係
研修担当
給与福利係
計理係
契約係
出納係
公益事業係
連絡調整担当
駐車対策係
事務係
駐車場係
管理調整担当
企画開発係
運用担当
工事係
調整係
お客様サービス係
駐車場管理係
都営駐車場担当
設備係
管理係
<東部営業所所管>
【直営】
丸ノ内鍛冶橋駐車場
錦糸町パークタワー
西新宿第四駐車場
都第一本庁舎駐車場
都第二本庁舎駐車場
都議会議事堂駐車場
都庁大型車駐車場
健康プラザハイジア駐車場
大久保駐車場 他
【都営】
八重洲駐車場
日本橋地区駐車場
(日本橋、宝町、新京橋駐車場)
東銀座駐車場
板橋四ツ又駐車場
道路アセットマネジメント推進係
みちづくり推進課
工事担当課長
用地課
マンション用地課
道路施設課
土木材料試験センター
- 21 -
調整係
事業係
工事係
用地管理係
企画係
地中化第一係
地中化第二係
地中化第三係
地中化工事係
江東地中化工事事務所
足立地中化工事事務所
工事監督係
調整係
指導担当
測量係
用地係
用地担当
用地担当
用地担当
用地担当
用地担当
用地担当
マンション用地調整係
マンション用地指導担当
マンション用地係
マンション用地担当
マンション用地担当
マンション用地担当
マンション用地担当
マンション用地担当
マンション用地担当
マンション用地担当
マンション用地担当
マンション用地担当
用地支援係
用地支援担当
用地支援担当
営業調整係
施設第一係
施設第二係
業務係
技術係
文書担当
3
職員数
(平成 25 年 3 月 31 日現在)
職
所
属
固有
職員
員
派遣職員
合
嘱託
職員
計
計
都派遣
総務部
31
6
37
2
39
事業部
33
31
64
0
64
道路部
48
106
154
23
177
計
112
143
255
25
280
※ 臨時職員約 200 名は含まない
- 22 -
4
理事会
回
数
開催年月日
第 1 回定時
平成 24 年 6 月 6 日
(本社会議室)
議
事
項
報告事項
報告事項 1
職務執行状況報告
議決事項
第 1 号議案
平成 23 年度事業報告書
第 2 号議案
平成 23 年度決算
第 3 号議案
定款の一部変更について
第 4 号議案
会計監査人候補者の選定について
第 5 号議案
会計監査人報酬額の決定について
第 6 号議案
定時評議員会の開催について
第 1 回臨時
報告事項
平成 24 年 6 月 20 日
報告事項 1
(みなし決議)
議決事項
第 1 号議案
第 2 回臨時
報告事項
平成 24 年 7 月 15 日
報告事項 1
(みなし決議)
第 3 回臨時
平成 24 年 8 月 1 日
(みなし決議)
事
理事長辞任及び後任者の選定方法等について
定時評議員会の開催内容の一部変更について
理事及び監事辞任に伴う後任者の選定方法等につい
て
議決事項
第 1 号議案
評議員選定委員の選定について
議決事項
第 1 号議案
理事長及び代表理事の選任について
第 4 回臨時
議決事項
平成 24 年 10 月 31 日
第 1 号議案
(みなし決議)
役員報酬支給額の決定について
第 5 回臨時
議決事項
平成 24 年 12 月 12 日
第 1 号議案
(みなし決議)
評議員選定委員会委員の再任について
- 23 -
回
数
開催年月日
議
第 2 回定時
報告事項
平成 25 年 3 月 27 日
報告事項 1
(本社会議室)
付議事項
第 1 号議案
項
職務執行状況報告
平成 25 年度事業計画
平成 25 年度収支予算
第 3 号議案
平成 25 年度資金調達及び設備投資の見込みについて
第 4 号議案
公益財団法人東京都道路整備保全公社処務規則を一
部改正する規則について
公益財団法人東京都道路整備保全公社就業規則を一
部改正する規則について
評議員会
回
数
開催年月日
第 1 回定時
平成 24 年 6 月 27 日
(本社大会議室)
議
報告事項
報告事項 1
報告事項 2
議決事項
第 1 号議案
第 1 回臨時
平成 24 年 7 月 15 日
(決議省略)
6
事
第 2 号議案
第 5 号議案
5
事
事
事
項
平成 23 年度事業報告
平成 24 年度事業計画・収入支出予算
平成 23 年度決算
第 2 号議案
定款の一部変更について
第 3 号議案
会計監査人の選任について
第 4 号議案
理事の選任について
議決事項
第 1 号議案
理事の選任について
第 2 号議案
監事の選任について
監事監査
監年月日
平成 24 年 5 月 29 日
監
平成 23 事業年度決算監査
- 24 -
査
事
項
7
評議員選定委員会
開催年月日
8
開
催
目
的
平成 24 年 5 月 8 日
評議員の辞任に伴う後任者の選定について
平 成 24 年 10 月 31 日
評議員の辞任に伴う後任者の選定について
役員等名簿(平成 25 年 3 月 31 日現在)
(1)理事・監事(理事 8 人・監事 2 人)
役 名
氏
現
名
理 事 長
山 口
明
常務理事
林
理
事
飯 田
理
事
坂 本
理
事
仁 科
理
事
小 前
理
事
加 藤
昌 宏
理
事
北本
美江子
監
事
山 﨑
監
事
今 村
職
就任年月日
公社理事長
平成 24 年 8 月 1 日
公社常務理事
平成 23 年 6 月 29 日
帝国繊維株式会社取締役会長
平成 23 年 4 月 1 日
東京都板橋区長
平成 23 年 4 月 1 日
特別区人事委員会委員
平成 23 年 4 月 1 日
福岡都市技術株式会社専務取締役
平成 23 年 4 月 1 日
東京都建設局道路保全担当部長
平成 24 年 7 月 16 日
都市住生活アトリエ主宰
平成 23 年 4 月 1 日
俊 一
森ビル株式会社都市開発事業本部顧問
平成 23 年 4 月 1 日
保 雄
東京都建設局道路管理部長
平成 24 年 7 月 16 日
健 一 郎
時 章
健
和 雄
繁
(2)評議員(13 名)
氏
名
現
職
就任年月日
荒 井
伸 幸
東京消防庁予防部長
平成 24 年 5 月 9 日
池 田
尚 治
横浜国立大学名誉教授
平成 23 年 4 月 1 日
伊 藤
進
社団法人東京駐車協会専務理事
平成 23 年 4 月 1 日
久 保 田
尚
埼玉大学工学部教授
平成 23 年 4 月 1 日
新日本製鐵株式会社顧問
平成 23 年 4 月 1 日
小 峰
良 介
小宮
あんり
東京都議会議員
平成 23 年 11 月 16 日
髙橋
かずみ
東京都議会議員
平成 23 年 4 月 1 日
中 谷
祐 二
東京都議会議員
平成 23 年 11 月 16 日
野上
ゆきえ
東京都議会議員
平成 24 年 11 月 1 日
藤 田
勝 弘
元警視庁交通部長
平成 23 年 4 月 1 日
村 尾
公 一
東京都技監
平成 23 年 4 月 1 日
森 澤
正 範
築地市場関連事業者等協議会会長
平成 23 年 4 月 1 日
吉 倉
正 美
東京都議会議員
平成 23 年 4 月 1 日
- 25 -
(3) 評議員選定委員(5 人)
役 職 名
氏
現
名
職
就任年月日
評 議 員
森 澤
正 範
築地市場関連事業者等協議会会長
平成 23 年 4 月 1 日
監
今 村
保 雄
東京都建設局道路管理部長
平成 24 年 7 月 16 日
公社総務部長
平成 23 年 8 月 1 日
事
事務局員
藤 田
聡
外部委員
太 田
秀 樹
中央大学研究開発機構教授
平成 23 年 4 月 1 日
外部委員
兵 藤
哲 朗
東京海洋大学教授
平成 23 年 4 月 1 日
(4) 退任理事・監事(理事 2 人・監事 1 人)
役
名
氏
名
退任時の職
理 事 長
有留
武司
公社理事長
理
鈴木
昭利
東京都建設局道路保全担当
部長
役
監
事
名
事
氏
浅川
名
退任時の職
英夫
東京都建設局道路管理部長
就任年月日
退任年月日
平成 23 年 4 月 1 日
平成 24 年 7 月 31 日
平成 23 年 4 月 1 日
平成 24 年 7 月 15 日
就任年月日
退任年月日
平成 23 年 8 月 1 日
平成 24 年 7 月 15 日
(5) 退任評議員(2 人)
役
名
氏
名
退任時の職
評 議 員
有賀 雄一郎
東京消防庁救急部長
評 議 員
原 田
都議会議員
大
就任年月日
退任年月日
平成 23 年 4 月 1 日
平成 24 年 5 月 8 日
平成 23 年 11 月 16 日
平成 24 年 10 月 31 日
(6) 退任評議員選定委員(1 人)
役 職 名
監
事
氏
浅川
名
英夫
退任時の職
東京都建設局道路管理部長
就任年月日
退任年月日
平成 23 年 8 月 1 日
平成 24 年 7 月 15 日
※ 平成 24 年度事業報告には、
「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則」第 34 条第 3
項に規定する附属明細書「事業報告の内容を補足する重要な事項」が存在しないので作成しない。
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