新総合火災共済 ご契約時の共済金額を限度に再調達価額(新価)基準により損害額を全額補償する制度です。こ の商品に加入できる物件は「居住用の建物」および「居住用の建物に収容される家財一式」に限り ます。 ~ 対象物件 ~ 専用住宅、併用住宅(住居および事業に併用される物件) ~ 補償の対象 ~ 建物、家財一式 ~ 新総合火災共済の特徴 ~ ・ご契約時の共済金額を限度に損害額を全額補償!(水災を除く) 従来の火災共済では「時価額」の契約が主体となっていましたが、新総合火災共済では「再 調達価額」として損害額が全額補償され、損害額の再取得が自己資金なしで可能となりました。 建物については、「評価済共済」として、事故発生時には建物の再評価を行うことなく、全 損の場合は協定再調達価額をお支払いし、分損の場合は再調達価額ベースによる損害額をお支 払いすることになります。なお、家財については、再評価を行い損害額をお支払いします。 「時 価 額」とは…共済の対象の再調達価額から使用による消耗および経過年数などに応 じた減価額を控除した額をいいます。 「再調達価額」とは…損害が生じた地および時において共済の対象と同一の質、用途、規模、 型、能力のものを再取得するのに要する額をいいます。 「新価」とも言 います。 ・風、雹(ひょう)、雪災の自己負担額方式の導入 従来の火災共済は、風、雹(ひょう)、雪災の事故発生時は、「損害額が 20 万円以上となる こと」が共済金をお支払いする条件でしたが、この条件を廃止し、損害額から自己負担額を差 し引いた金額を損害共済金としてお支払いいたします。 ※特約により、これまで通り 20 万円以上の損害となった場合にお支払いする方式を選択する ことも可能です。 ~ 補償の内容 ~ 従来の火災共済は補償の内容が決められたものでしたが、新総合火災共済は下記の4つのタ イプからご契約者の希望に合わせて補償の内容を選択することができるようになりました。 建物家財を しっかり補償 風・ひょう・雪 の災害にも 安心の補償 水ぬれ・盗難等 にも備えた 充実補償 洪水などの水災 にも備えた 安心補償 Aタイプ Bタイプ Cタイプ Dタイプ ①火災 火災による損害を補償します。 ○ ○ ○ ○ ②落雷 落雷による建物、ガラス、テレビな どの損害を補償します。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 補償されません ○ ○ ○ 補償されません 補償されません 補償されません ○ ⑥建物外部からの落下,飛来,衝突 航空機の墜落や付属品の落下、車両 の飛び込みなどの損害を補償しま す。 補償されません 補償されません ○ ○ ⑦水濡れ ※2 給排水設備の事故または他の戸室の 事故による水濡れの損害を補償しま す。 補償されません 補償されません ○ ○ ⑧騒擾・集団行動等に伴う暴力行為 デモや集団行動などに伴う暴力行為 による損害を補償します。 補償されません 補償されません ○ ○ 補償されません 補償されません ○ ○ お客さまのニーズに合わせて4つの プランから選べます。 ③破裂・爆発 ボイラーの破裂やプロパンの爆発な どによる損害を補償します。 ④風災・ひょう災・雪災 台風・旋風・暴風などの風災、ひょ う災 または豪雪・雪崩などの雪災 による損害を補償します。 ⑤水災 ※1 台風・暴風雨・豪雨等による洪水・ 融雪洪水・高潮・土砂崩れ等の水災 による損害を補償します。 ⑨盗難 ※3 盗難による盗取や損傷・汚損などの 損害を補償します。 ※1 次のいずれかの場合に補償します。 (ア)建物が対象である場合は、協定再調達価額の30%以上の損害を受けた場合、家財が対象である場合 は、再調達価額の30%以上の損害を受けた場合。 (イ)床上浸水または地盤面より45㎝を超える浸水により損害を受けた場合。 ※2 次の(ア)もしくは(イ)のいずれかに該当する事故に伴う漏水、放水、または溢水(水があふれる ことをいいます)による水漏れによって共済の対象が損害を受けた場合。ただし、④風災・ひょう災・ 雪災または⑤水災の事故による損害を除きます。 (ア)給排水設備に生じた事故。ただし、その給排水設備自体に生じた損害を除きます。 (イ)被共済者以外の者が占有する戸室で生じた事故。 ※3 次のいずれかの場合に補償します。 (ア)建物の盗取・汚損・損傷(建物を対象とした場合) (イ)家財の盗取・汚損・損傷(家財を対象とした場合) (ウ)現金・預貯金証書等の盗難(家財を対象とした場合) ~ 損害共済金のお支払方法 ~ ①から③、⑥から⑨が原因の場合 損害額=損害共済金 風災・ひょう災・雪災および水災以外の補償に対 する損害は、損害額=損害共済金をお支払いしま す。ただし、共済金額が限度となります。 ④風災・ひょう災・雪災が原因の場合 損害額-自己負担額=損害共済金 風災・ひょう災・雪災の補償に対する損害は、左 記の算出によって損害共済金をお支払いします。 ただし、共済金額が限度となります。 自己負担額は「なし」「5 万円」 「10 万円」「20 万 円」の4つからお選びいただけます。 ⑤水災が原因の場合 損害額×縮小割合(70%) 損害割合が 30%以上の場合 1事故につき共済金額を限度 共済金額×支払割合(10%) 1事故 1 敷地内毎に 200 万円 または損害額のいずれか低い額を限度 共済金額×支払割合(5%) 1事故 1 敷地内毎に 100 万円 または損害額のいずれか低い額を限度 床上浸水を被った結果 損害割合 15%以上~30%未満の場合 床上浸水を被った結果 損害割合 15%未満の場合 ~ 費用共済金のお支払方法 ~ 任意に選ぶことができます。 事故に遭われた被共済者の方の仮住まい 臨時費用共済金 費用、住居移転費、出火の際の近隣者へ のお見舞費用など損害共済金で補償され ない出費に充てることができます。 ~ 自動的にセットされる各種費用の補償 損害共済金のほかにその 10%(1事故 1敷地内 100 万円限度)を臨時の費用 としてお支払いします。 ~ 地震、噴火またはこれらによる津波 地震火災費用共済金 (Aタイプは補償されません) を直接または間接の原因とする火災 により建物が半焼以上または家財が 全焼となった場合にお支払いしま 共済金額の5% (1事故1敷地内ごと 300 万円限度) す。 損害共済金をお支払いする場合にお 残存物取片付け費用共済金 いてそれぞれの事故によって残存物 取片付け費用は発生し、実際にかか 実 費 (損害共済金の 10%限度) った費用をお支払いします。 共済の対象が建物の場合 専用水道管が凍結により損壊した場 合に、これを修理する場合の費用を お支払いします。 (パッキングのみに 水道管修理費用共済金 生じた損害は含みません。 )ただし、 区分所有建物の共有部分の専用水道 実 費 (1事故1敷地内ごと 10 万円限度) 管にかかわる修理費用に対して水道 管修理費用共済金はお支払いしませ ん。 火災、落雷、破裂・爆発の損害の発 生および拡大の防止のために必要ま 損害防止費用 たは有益な費用を支出した場合に、 その損害防止費用の実費をお支払い 消火活動のために費消した消火薬剤 等の再取得費用 します。 ~ 共済掛金 ~ 新総合火災共済の掛金は、お選びいただいたプランや補償内容等により異なる掛金が決められて いますので、詳細については当組合または取扱共済代理店までお問い合わせください。 ~ おすすめ特約 ~ 主契約に類焼見舞金補償特約、地震見舞金補償特約、営業用什器備品等損害特約を付帯すること ができます。 特約の内容についての詳細は、「特約のご案内」をご参照願います。
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