NI RMC-8355 ユーザマニュアル NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2014 年 4 月 373693B-0112 サポート サポート 技術サポートのご案内 ni.com/support 世界各地のオフィス ni.com/niglobal から、お問い合わせ先、サポート電話番号、電子メールアドレス、現在実施中のイベントに 関する最新情報を提供する各国現地オフィスのウェブページにアクセスできます。 日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 〒 105-0012 東京都港区芝大門 1-9-9 野村不動産芝大門ビル 8F/9F Tel: 0120-527196 National Instruments 米国本社 11500 North Mopac Expressway Austin, Texas 78759-3504 USA Tel: 512 683 0100 サポート情報の詳細については、 「技術サポートおよびプロフェッショナルサービス」を参照してください。ナ ショナルインスツルメンツのドキュメントに関してご意見をお寄せいただく場合は、ナショナルインスツルメンツ のウェブサイト、ni.com/jp/info にある Info Code に「feedback」とご入力ください。 © 2012–2014 National Instruments. All rights reserved. 法的情報 保証 NI のデバイスは受領書などの書類によって示される請求日から 1 年間、素材および製造技術上の欠陥について保証されます。 National Instruments Corporation(以下「NI」という)は弊社の裁量により、保証期間中、欠陥があると証明される製品を 修理、交換致します。本保証は部品および労務費に及びます。 NI のソフトウェア製品が記録されている媒体は、素材および製造技術上の欠陥によるプログラミング上の問題に対して、受領書 などの書面によって示される請求日から 90 日間保証致します。NI は、保証期間中にこのような欠陥の通知を受け取った場合、 弊社の裁量により、プログラミングの指示どおりに実行できないソフトウェア媒体を修理、交換致します。NI は、ソフトウェア の操作が中断されないこと、および欠陥のないことを保証致しません。 お客様は、保証の対象となる製品を NI に返却する前に、返品確認 (RMA: Return Material Authorization) 番号を NI から取得 し、パッケージ外に明記する必要があります。NI は、保証が及んでいる部品をお客様に返却する輸送費を負担いたします。 本書の内容については万全を期しており、技術的内容に関するチェックも入念に行っております。技術的な誤りまたは誤植が あった場合、NI は、本書を所有するお客様への事前の通告なく、本書の次の版を改訂する権利を有します。誤りと思われる個所 がありましたら、NI へご連絡ください。NI は、本書およびその内容により、またはそれに関連して発生した損害に対して、一 切責任を負いません。 NI は、ここに記載された以外、明示または黙示の保証は致しません。特に、商品性または特定用途への適合性に関する保証は致 しません。NI 側の過失または不注意により発生した損害に対するお客様の賠償請求権は、お客様が製品に支払われた金額を上限 とします。NI は、データの消失、利益の損失、製品の使用による損失、付随的または間接的損害に対して、その損害が発生する 可能性を通知されていた場合でも、一切の責任を負いません。NI の限定保証は、訴訟方式、契約上の責任または不法行為に対す る責任を問わず、過失責任を含め、適用されます。NI に対する訴訟は、訴訟原因の発生から 1 年以内に提起する必要がありま す。NI は、NI の合理的に管理可能な範囲を超えた原因により発生した履行遅延に関しては一切の責任を負いません。所有者が インストール、操作、保守に関する NI の指示書に従わなかったため、所有者による製品の改造、乱用、誤用、または不注意な 行動、さらに停電、サージ、火災、洪水、事故、第三者の行為、その他の合理的に管理可能な範囲を超えた事象により発生した 損害、欠陥、動作不良またはサービスの問題については、本書に定める保証の対象となりません。 著作権 著作権法に基づき、National Instruments Corporation(米国ナショナルインスツルメンツ社)の書面による事前の許可なく、 本書のすべてまたは一部を写真複写、記録、情報検索システムへの保存、および翻訳を含め、電子的または機械的ないかなる形 式によっても複製または転載することを禁止します。 National Instruments は他者の知的財産を尊重しており、お客様も同様の方針に従われますようお願いいたします。NI ソフト ウェアは著作権法その他知的財産権に関する法律により保護されています。NI ソフトウェアを用いて他者に帰属するソフトウェ アその他のマテリアルを複製することは、適用あるライセンスの条件その他の法的規制に従ってそのマテリアルを複製できる場 合に限り可能であるものとします。 エンドユーザ使用許諾契約および他社製品の法的注意事項 エンドユーザ使用許諾契約(EULA)および他社製品の法的注意事項は以下の場所にあります。 • 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information および <National Instruments> ディレクトリにあります。 • EULA は、<National Instruments>¥Shared¥MDF¥Legal¥License ディレクトリにあります。 • NI 製品とともに作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal Information.txt をお読みください。 商標 National Instruments の商標の詳細については、ni.com/trademarks に掲載されている「NI Trademarks and Logo Guidelines」をご覧下さい。 ARM, Keil, and μVision are trademarks or registered of ARM Ltd or its subsidiaries. LEGO, the LEGO logo, WEDO, and MINDSTORMS are trademarks of the LEGO Group. TETRIX by Pitsco is a trademark of Pitsco, Inc. FIELDBUS FOUNDATION™ and FOUNDATION™ are trademarks of the Fieldbus Foundation. EtherCAT® is a registered trademark of and licensed by Beckhoff Automation GmbH. CANopen® is a registered Community Trademark of CAN in Automation e.V. DeviceNet™ and EtherNet/IP™ are trademarks of ODVA. Go!, SensorDAQ, and Vernier are registered trademarks of Vernier Software & Technology. Vernier Software & Technology and vernier.com are trademarks or trade dress. Xilinx is the registered trademark of Xilinx, Inc. Taptite and Trilobular are registered trademarks of Research Engineering & Manufacturing Inc. FireWire® is the registered trademark of Apple Inc. Linux® is the registered trademark of Linus Torvalds in the U.S. and other countries. Handle Graphics®, MATLAB®, Real-Time Workshop®, Simulink®, Stateflow®, and xPC TargetBox® are registered trademarks, and TargetBox™ and Target Language Compiler™ are trademarks of The MathWorks, Inc. Tektronix®, Tek, and Tektronix, Enabling Technology are registered trademarks of Tektronix, Inc. The Bluetooth® word mark is a registered trademark owned by the Bluetooth SIG, Inc. The ExpressCard™ word mark and logos are owned by PCMCIA and any use of such marks by National Instruments is under license. The mark LabWindows is used under a license from Microsoft Corporation. Windows is a registered trademark of Microsoft Corporation in the United States and other countries. 本文書中に記載されたその他の製品名および企業名は、それぞれの企業の商標または商号です。 National Instruments Alliance Partner Program のメンバーは National Instruments より独立している事業体であり、 National Instruments と何ら代理店、パートナーシップまたはジョイント・ベンチャーの関係にありません。 特許 National Instruments の製品 / 技術を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報 ( ヘルプ→特許情報 )、メディアに含まれている patents.txt ファイル、または「National Instruments Patent Notice」 (ni.com/patents)のうち、該当するリソースから参照してください。 輸出関連法規の遵守に関する情報 ナショナルインスツルメンツの輸出関連法規遵守に対する方針について、また必要な HTS コード、ECCN、その他のインポー ト / エクスポートデータを取得する方法については、「輸出関連法規の遵守に関する情報」 (ni.com/legal/export-compliance)を参照してください。 National Instruments Corporation 製品を使用する際の警告 (1) National Instruments Corporation(以下「NI」という)の製品は、外科移植またはそれに関連する使用に適した機器の 備わった製品として、または動作不良により人体に深刻な障害を及ぼすおそれのある生命維持装置の重要な機器として設計さ れておらず、その信頼性があるかどうかの試験も実行されていません。 (2) 上記を含むさまざまな用途において、不適切な要因によってソフトウェア製品の操作の信頼性が損なわれるおそれがありま す。これには、電力供給の変動、コンピュータハードウェアの誤作動、コンピュータのオペレーティングシステムソフトウェ アの適合性、アプリケーション開発に使用したコンパイラや開発用ソフトウェアの適合性、インストール時の間違い、ソフト ウェアとハードウェアの互換性の問題、電子監視・制御機器の誤作動または故障、システム(ハードウェアおよび / またはソフ トウェア)の一時的な障害、予期せぬ使用または誤用、ユーザまたはアプリケーション設計者の側のミスなどがありますが、 これに限定されません(以下、このような不適切な要因を総称して「システム故障」という)。システム故障が財産または人体 に危害を及ぼす可能性(身体の損傷および死亡の危険を含む)のある用途の場合は、システム故障の危険があるため、1 つの形 式のシステムにのみ依存すべきではありません。損害、損傷または死亡といった事態を避けるため、ユーザまたはアプリケー ション設計者は、適正で慎重なシステム故障防止策を取る必要があります。これには、システムのバックアップまたは停止が 含まれますが、これに限定されません。各エンドユーザのシステムはカスタマイズされ、NI のテスト用プラットフォームとは 異なるため、そしてユーザまたはアプリケーション設計者が、NI の評価したことのない、または予期していない方法で、NI 製 品を他の製品と組み合わせて使用する可能性があるため、NI 製品をシステムまたはアプリケーションに統合する場合は、ユー ザまたはアプリケーション設計者が、NI 製品の適合性を検証、確認する責任を負うものとします。これには、このようなシス テムまたはアプリケーションの適切な設計、プロセス、安全レベルが含まれますが、これに限定されません。 コンプライアンス 電磁両立性に関する情報 このハードウェアは、ハードウェアの適合宣言 (DoC)1 に記載される電磁両立性 (EMC) の制限、および当該する規制基準に基づ いて所定の試験が実施され、これらに適合するものと認定されています。これらの基準および制限は、ハードウェアを意図された 電磁環境で操作する場合に、有害な電磁妨害から保護するために設けられました。たとえば、高感度または高ノイズのハードウェ アが近接する場所で使用されるなどの特別な場合は、電磁妨害が起こる可能性を最小限に抑えるために追加の軽減対策を実行す る必要がある場合もあります。 このハードウェアは当該する EMC の規制基準に準拠していますが、特定の設置において電磁妨害が起こらない保証はありませ ん。ハードウェアによるラジオおよびテレビ受信への電磁妨害が起こる可能性、そして許容できない性能低下を最小限に抑えるに は、ハードウェアのドキュメントおよび DoC1 の手順に厳密に従って取り付け、使用してください。 ハードウェアの電源を切入し、正規の無線通信サービスまたはその他の隣接する電気装置に電波妨害を起こしていると判断した 場合は、以下の措置を取ってください。 • • • レシーバ(妨害を受けているデバイス)のアンテナを再設定する。 トランスミッタ(妨害を起こしているデバイス)をレシーバに対して再配置する。 トランスミッタを異なるコンセントに接続し、トランスミッタとレシーバを異なる分岐回路に配置する。 海中または工業地帯などの特殊な EMC 環境で使用する場合、EMC 基準に準拠するために、金属、シールドケースの使用が必要 な可能性のあるハードウェアもあります。製品の設置要件については、ハードウェアのユーザドキュメントおよび DoC1 を参照 してください。 ハードウェアが試験対象または試験導線に接続されている場合、システムは障害により影響を受けやすくなり、地域の電磁環境 に電磁妨害を起こす可能性があります。 このハードウェアを住宅地域で使用されますと、有害な混信を引き起こすことがあります。ユーザは自己負担で電磁妨害の問題を 解決するか、ハードウェアの操作を停止する必要があります。 ナショナルインスツルメンツによって明示的に許可されていない変更および修正は、地域の取締規則下でハードウェアを操作す るユーザの権利を無効にする可能性があります。 1 適合宣言 (DoC) には、ユーザまたは設置者に対する重要な EMC 準拠および手順が記載されています。この製品の適合宣言を 入手するには、ni.com/certification(英語)にアクセスして型番または製品ラインで検索し、該当するリンクをクリック してください。 目次 このマニュアルについて 関連ドキュメント ...................................................................................................................................xi 第1章 はじめに デバイスを梱包から取り出す .............................................................................................................1-1 使用を開始する前に...............................................................................................................................1-1 NI RMC-8355 の概要 ............................................................................................................................1-2 主な機能 .....................................................................................................................................................1-2 メインボードの機能 .............................................................................................................1-2 CPU..........................................................................................................................1-2 チップセット.........................................................................................................1-2 メモリ ......................................................................................................................1-3 スロット .................................................................................................................1-3 ビデオ ......................................................................................................................1-3 HDD .........................................................................................................................1-3 DVD-R/W...............................................................................................................1-3 オンボード LAN...................................................................................................1-3 オンボード I/O.....................................................................................................1-3 電源 ..........................................................................................................................1-4 ファン ......................................................................................................................1-4 電源管理機能.........................................................................................................1-4 フロントパネル LED...........................................................................................1-4 システム管理.........................................................................................................1-4 NI RMC-8355 の詳細 ............................................................................................................................1-5 アップグレード / オプション機器 ....................................................................................................1-6 メモリアップグレード.........................................................................................................1-6 アップグレードオプション ................................................................................................1-6 ナショナルインスツルメンツのソフトウェア ..............................................................................1-7 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ 安全性について .......................................................................................................................................2-1 シャーシの冷却に関する注意事項 ....................................................................................................2-2 適切な通気を確保する.........................................................................................................2-2 取り付け .....................................................................................................................................................2-3 ケーブル保持用ブラケット .................................................................................................................2-4 アースを接続する ...................................................................................................................................2-4 電源に接続する .......................................................................................................................................2-4 BIOS セットアップ .................................................................................................................................2-5 © National Instruments vii NI RMC-8355 ユーザマニュアル 目次 Main BIOS セットアップメニュー ................................................................................ 2-6 System Overview............................................................................................. 2-6 SuperMicro X8DTU .......................................................................................... 2-7 Processor ............................................................................................................. 2-7 System Memory................................................................................................ 2-7 Advanced セットアップ構成 ........................................................................................ 2-8 Boot Features .................................................................................................... 2-8 Power Configuration..................................................................................... 2-9 Processor and Clock Options .................................................................. 2-10 Advanced Chipset Control....................................................................... 2-13 North Bridge Configuration ....................................................................... 2-15 South Bridge Configuration....................................................................... 2-16 IDE/SATA Configuration............................................................................... 2-17 PCI/PnP Configuration................................................................................. 2-21 Super IO Device Configuration............................................................... 2-22 Remote Access Configuration ................................................................ 2-23 Hardware Health Event Monitoring ...................................................... 2-24 ACPI Configuration........................................................................................ 2-26 IPMI Configuration (Not Supported) .................................................... 2-28 View BMC System Event Log .................................................................... 2-28 Set LAN Configuration.................................................................................. 2-29 Event Log Configuration ............................................................................. 2-30 Security Settings................................................................................................................. 2-31 Supervisor Password...................................................................................... 2-31 Change Supervisor Password.................................................................. 2-31 User Access Level ........................................................................................... 2-32 Change User Password ............................................................................... 2-32 Clear User Password ..................................................................................... 2-32 Password Check ............................................................................................. 2-32 Boot Sector Virus Protection ...................................................................... 2-32 Clear User Password.......................................................................................2-32 Password Check ............................................................................................. 2-32 Boot 構成 ................................................................................................................................ 2-33 Boot Device Priority ........................................................................................ 2-33 Removable Drives .......................................................................................... 2-33 CD/DVD Drives ................................................................................................. 2-33 USB Drives............................................................................................................ 2-34 Network Drives.................................................................................................. 2-34 Exit Options........................................................................................................................... 2-34 Save Changes and Exit ............................................................................... 2-34 Discard Changes and Exit ......................................................................... 2-35 Discard Changes............................................................................................ 2-35 NI RMC-8355 ユーザマニュアル viii ni.com 目次 Load Optimal Defaults .................................................................................2-35 Load Fail-Safe Defaults.................................................................................2-35 BIOS エラービープコード ..................................................................................................2-35 OS の再インストールおよびリカバリ .............................................................................................2-36 掃除..............................................................................................................................................................2-37 外部の掃除...............................................................................................................................2-37 ラックマウント .......................................................................................................................................2-37 内部スライドを取り付ける ................................................................................................2-38 スライド取り付け用ブラケットをラックに取り付ける ...........................................2-39 外部スライドをラックに取り付ける ..............................................................................2-40 シャーシをラックに取り付ける .......................................................................................2-41 第3章 I/O 情報 背面パネルコネクタ...............................................................................................................................3-1 PS/2 ...........................................................................................................................................3-2 ユニバーサルシリアルバス ................................................................................................3-3 シリアル ...................................................................................................................................3-4 VGA ..........................................................................................................................................3-5 イーサネット ..........................................................................................................................3-6 MXI-Express コネクタ ..........................................................................................................................3-7 第4章 構成についての一般的な質問 一般的な質問 ............................................................................................................................................4-1 起動オプション .......................................................................................................................................4-2 シャーシ構成 ............................................................................................................................................4-2 アップグレード情報...............................................................................................................................4-3 第5章 トラブルシューティング 付録 A 仕様 付録 B ハードウェア構成 付録 C Intel ICH10R 用 Intel SATA RAID ユーティリティ © National Instruments ix NI RMC-8355 ユーザマニュアル 目次 付録 D 技術サポートおよびプロフェッショナルサービス 用語集 索引 NI RMC-8355 ユーザマニュアル x ni.com このマニュアルについて この「NI RMC-8355 ユーザマニュアル」には、NI RMC-8355 の取り付 け、構成、使用およびメンテナンスに関する情報が記載されています。 関連ドキュメント 以下のドキュメントには、このマニュアルを使用する上で役に立つ情報が 記載されています。 • 『CompactPCI Specification PICMG 2.0 R 3.0』(英語) • 『PXI Hardware Specification』(Revision 2.1、英語) • 『PXI Software Specification』(Revision 2.1、英語) • ANSI/IEEE Standard 1014-1987、『IEEE Standard for a Versatile Backplane Bus: VMEbus』(英語) • ANSI/VITA 1-1994、『VME64』(英語) • 『NI-VISA User Manual』(英語) • 『NI-VISA Programmer Reference Manual』(英語) • 『はじめにお読みください : 安全対策と電磁両立性について』 © National Instruments xi NI RMC-8355 ユーザマニュアル 1 はじめに この章には、NI RMC-8355 の主な機能の説明、およびナショナルインス ツルメンツが提供するキットの内容とオプションの機器が記載されていま す。 デバイスを梱包から取り出す 梱包および NI RMC-8355 に破損がないか、注意深く点検します。金属部 分に破損がないことを確認します。ハードウェアおよびスイッチすべてに 破損がないことを確認します。出荷中にシャーシが破損したと考えられる 場合は、運搬業者に対して損害賠償を行ってください。点検および / また は再出荷に備えてできる限り梱包を保管してください。 使用を開始する前に NI RMC-8355 キットには、以下のものが含まれています。 ❑ NI RMC-8355 ラックマウントコントローラ ❑ NI RMC-8355 ユーザマニュアル ❑ Windows リカバリ CD/DVD(RT バージョンには含まれない) ❑ ラックマウントキット ❑ 背面ケーブル保持用ブラケット ❑ AC 電源ケーブル(AC 電源ケーブルの一覧は、表 1-1 を参照。) ❑ 23 ~ 36 VDC 3 ピンコネクタ(DC オプションに同梱) 表 1-1 AC 電源ケーブル 電源ケーブル © National Instruments 標準規格 標準 120 V(米国) ANSI C73.11/NEMA 5-15-P/IEC83 220 V(スイス) SEV 240 V(オーストラリア) AS C112 1-1 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第1章 はじめに 表 1-1 AC 電源ケーブル(続き) 電源ケーブル 標準規格 230 V(ヨーロッパ共通) CEE(7)、II、IV、VII IEC83 240 V(北米) ANSI C73.20/NEMA 5-15-P/IEC83 230 V(英国) BS 1363/IEC83 100 V(日本) ANSI C73.11/NEMA 5-15-P/IEC83 ユニットには標準の 120 V (USA) ケーブルが付属しています。間違った AC 電源ケーブルが付属している場合は、ナショナルインスツルメンツま でお問い合わせください。 NI RMC-8355 の概要 NI RMC-8355 は、PXI シャーシをリモート制御するための高耐久性 1U PC ベースコントローラです。このコントローラは、Intel Xeon 5620 プ ロセッサ、ハードウェア RAID サポート、PCI Express 2.0 x16 および x8 スロット、プロセッサあたり最大 48 GB の RDIMM ECC メモリを搭載し てハイエンドな処理能力を実現します。 主な機能 NI RMC-8355 は、コンパクトな 1U ラックマウント可能なフォームファ クタで高性能 PC のパフォーマンスを提供し、ナショナルインスツルメン ツのリモートコントローラを使用して PXI/PXI Express システムを制御し ます。 メインボードの機能 CPU • デュアル Intel Xeon E5620 2.4 GHZ、80 W、LGA1366(2 つめのプ ロセッサのオプションアップグレード) チップセット • NI RMC-8355 ユーザマニュアル Intel 5520 チップセット、5520(ノースブリッジ)および ICH10R (サウスブリッジ)を含む 1-2 ni.com 第1章 はじめに メモリ • • 3 GB RDIMM ECC DDR3 メモリ標準(3 × 1 GB) 対応最大メモリ : 48 GB Registered ECC DDR3-800/1066 (プロセッサあたり 6 DIMM ソケットを使用) スロット • • PCI Express 2.0 x16 スロット 1 つ PCI Express 2.0 x8 スロット 1 つ(カスタム PCI Express ブラケット が必要) メモ x8 背面スロットはカスタムブラケットを必要とし、ハーフハイトのカードのみ に対応します。 ビデオ • Matrox G200eW 16 MB DDR2(最大分解能 1280 × 1024) HDD • 1 × 500 GB または 2 × 500 GB SATA(3 Gbps)ハードドライブ JBOD/RAID0/1 • アップグレードオプション : 1 × 300 GB または 2 × 300 GB SATA (3 Gbps)SSD JBOD/RAID0/1 DVD-R/W • フロントから取り出し可能なスリム型スロットロードディング方式 DVD-R/W ドライブ オンボード LAN • 2 x Intel 82576 ギガビットイーサネットコントローラ オンボード I/O • • • • • • • © National Instruments PS/2 キーボードポート PS/2 マウスポート シリアルポート VGA ポート USB 2.0 ポート(背面)(2 つ) USB 2.0 ポート(フロント)(2 つ) RJ-45 ポート(2 つ) 1-3 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第1章 はじめに 電源 • AC および DC 冗長化電源に対応 ファン • アクセス可能なホットスワップ対応ファン 電源管理機能 • • • • • ACPI/ACPM の電源管理 メインスイッチオーバーライド機構 Wake-On-LAN(WOL)ヘッダ キーボード / マウスでソフト電源切断状態からウェイクする AC 電源のリカバリ後電源投入モードになる フロントパネル LED • • • • • 電源インジケータ 電源シャトルインジケータ LAN 状態インジケータ HDD インジケータ システム温度(過熱)およびファン(故障)警告インジケータ システム管理 • • • • NI RMC-8355 ユーザマニュアル CPU およびシャーシ環境の監視 CPU サーマルトリップサポート +5 V スタンバイ警告 LED ファン速度制御 1-4 ni.com 第1章 はじめに NI RMC-8355 の詳細 図 1-1 は、NI RMC-8355 フロントパネルの主な機能を示します。 NI RMC-8355 の背面パネルについての詳細は、第 3 章「I/O 情報」を参 照してください。 1 2 4 3 5 1 2 3 4 5 6 3 2 6 12 8 7 DVD R/W ドライブ ハードドライブ ハードドライブ取り出しボタン USB ポート ハードドライブアクティビティインジケータ 電源シャトル 1 インジケータ 7 8 9 10 11 12 9 10 11 電源シャトル 2 インジケータ LAN1 状態インジケータ LAN2 状態インジケータ システム温度およびファン警告インジケータ 電源インジケータ 電源スイッチ 図 1-1 NI RMC-8355 の正面図 フロントパネルには、次の LED が装備されています。 • ハードドライブアクティビティインジケータ — ハードドライブが動 作しているときに点灯する。 • 電源シャトルインジケータ — 電源シャトルに電源が投入されている ときに点灯する。 • LAN 状態インジケータ — LAN1 または LAN2 が動作しているときに 点滅する。 • 過熱 / ファン故障インジケータ – – – • © National Instruments 消灯 — 正常 点灯 — 過熱状態 点滅 — ファンの故障警告 電源インジケータ — NI RMC-8355 に電源が投入されているときに点 灯する。 1-5 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第1章 はじめに アップグレード / オプション機器 メモリアップグレード NI RMC-8355 のメモリは、最大 96 GB(プロセッサあたり 48 GB)まで のアップグレードが可能です。 メモ Windows XP Pro 等の 32 ビットオペレーティングシステムでは、最大 4 GB ま で対応します。 NI RMC-8355 は、4 つの 240 ピン RDIMM ソケットで 3 チャンネルの DDR-3 SDRAM レジスタメモリをサポートします。NI RMC-8355 は、 ECC メモリと互換性があります。 メモ サポートされている RDIMM サイズは、1 GB、4 GB、および 8 GB です。 メモ ナショナルインスツルメンツでは、弊社で販売している DDR-3 RDIMM が NI RMC-8355 で動作することを試験および検証済みです。ナショナルインスツ ルメンツから DDR-3 RDIMM モジュールを入手することをお勧めします。その 他の市販の DDR-3 RDIMM モジュールは正常に動作することが保証されていま せん。 アップグレードオプション 表 1-2 は、NI RMC-8355 で使用できるアップグレードのオプションを記 載しています。 表 1-2 NI RMC-8355 アップグレードオプション 製品番号 説明 782116-01 NI RMC-8355 用予備光学ドライブ 782117-01 NI RMC-8355 用予備 250 GB SSD/ ドライブベイ 782314-01 NI RMC-8355 用予備 500 GB HDD/ ドライブベイ 782301-01 PCI Express プラグインビデオカード (デュアルデジタルディスプレイ出力付き) 782302-01 NI RMC-8355 用ラックマウントレール 782544-01 NI RMC-8355 用予備 / 交換 AC 電源 782545-01 NI RMC-8355 用予備 / 交換用 DC 電源 782547-01 NI RMC-8355 用 DC 電源ケーブル NI RMC-8355 ユーザマニュアル 1-6 ni.com 第1章 表 1-2 NI RMC-8355 アップグレードオプション(続き) 製品番号 782546-01 はじめに 説明 NI RMC-8355 用予備 / 交換用ファン 782567-1024 NI RMC-8355 用 1 GB RAM(交換 / アップグレード用) 782567-4096 NI RMC-8355 用 4 GB RAM(交換 / アップグレード用) 782567-8192 NI RMC-8355 用 8 GB RAM(交換 / アップグレード用) 782596-01 デュアル CPU アップグレード、Intel Xeon E5620 ナショナルインスツルメンツのソフトウェア ナショナルインスツルメンツのハードウェアおよびソフトウェアは、PXI Express システムを最大限に利用する上で役立ちます。NI-DAQmx など の主要なハードウェアドライバを LabVIEW、Measurement Studio、お よび LabWindows™/CVI™ アプリケーション開発環境と組み合わせて使 用すると、NI ハードウェアをより高度に制御することができるようにな ります。さまざまなバスと計測器の通信を簡易化する計測器ドライバは、 ni.com/idnet で入手可能です。 LabVIEW は、USB、IEEE 488.2、VXI、シリアル、PLC、およびプラグイ ンボードなどの異なる多くの計測器からデータを集録でき、使用が簡単で 強力なグラフィカルプログラミング環境です。LabVIEW は、強力なデー タ解析ルーチンを利用して、集録したデータを意味のあるデータに変換し ます。アドオンツールは、特化した追加機能を提供します。詳細について は、ni.com/labview および ni.com/toolkits をご覧ください。 Microsoft の Visual Basic、Visual C++、および Visual Studio .NET を使 用するユーザ向けに、Measurement Studio は各言語に対して計測 / オートメーションツールを追加します。詳細については、ni.com/ mstudio をご覧ください。 LabWindows/CVI は、仮想計測器アプリケーションを作成するための対 話式 ANSI C プログラミング環境です。LabWindows/CVI には、ユーザ インタフェース作成用のドラッグアンドドロップ式エディタ、テストプロ グラム論理構築用の完全な ANSI C 環境、自動コード生成ツールセット、 そして自動テストシステム構築、監視アプリケーション、または研究実験 用のユーティリティが含まれます。詳細については、ni.com/lwcvi を ご覧ください。 NI-DAQmx は、アプリケーション開発環境または NI SignalExpress など の対話式環境から呼び出すことができる広範な関数のライブラリを提供し ます。これらの関数は、ナショナルインスツルメンツのマルチファンク © National Instruments 1-7 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第1章 はじめに ション DAQ 製品の直感的な API を提供します。含まれる機能は、アナ ログ入力(A/D 変換)、バッファ型データ集録(高速 A/D 変換)、アナロ グ出力(D/A 変換)、波形生成、デジタル I/O、カウンタ / タイマ操作、 SCXI 信号調整、RTSI または PXI 同期、セルフキャリブレーション、メッ セージ処理、そして拡張メモリへのデータ集録です。詳細については、 ni.com/daq をご覧ください。 ナショナルインスツルメンツのモジュール式計測器は、各製品の機能に適 した専用ドライバを使用します。Express VI ではカスタマイズされた対 話式計測器のプログラミングを 1 つのインタフェースで行うことができ、 ソフトフロントパネルには各計測器の機能テストを行うためのプログラミ ングの必要がないインタフェースが搭載されています。NI スイッチ、 DMM、高速 DIO、高速デジタイザ、およびソースには、高性能なモ ジュール式計測器システム用のカスタマイズされた専用ドライバがありま す。NI-RFSG および NI-RFSA の 2 つのドライバを使用し RF アプリケー ション、そして NI-DAQmx ではダイナミック信号集録を利用できます。 詳細については、ni.com/modularinstruments をご覧ください。 PXI タイミングおよび同期製品で、PXI システムのタイミングおよびトリ ガ機能を拡張することができます。これらの製品は、精確なクロックソー ス、マルチシャーシ同期用のトリガカスタム経路設定、クロック共有など を提供し、NI-Sync を利用してプログラミングすることが可能です。詳細 については、ni.com/pxi をご覧ください。 NI-VISA は、ナショナルインスツルメンツが実装した VISA 仕様です。 VISA は、USB、シリアル、GPIB、PXI、VXI、およびその他の種類の計測 器と通信し、制御するための共通 API です。この API は、移植可能アプ リケーションおよび計測器ドライバの作成をサポートします。NI-VISA で PXI 計測器ドライバを作成する方法については、『NI-VISA ヘルプ』およ び NI-VISA ディレクトリの readme.txt ファイルを参照してください。 詳細については、ni.com/jp/visa をご覧ください。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 1-8 ni.com 取り付けおよび BIOS セット アップ 2 この章には、NI RMC-8355 の取り付け、構成および使用方法が記載され ています。 NI RMC-8355 を電源に接続する前に、この章および NI RMC-8355 に付 属する『はじめにお読みください : 安全対策と電磁両立性について』とい うドキュメントをお読みください。 安全性について 注意 トラブルシューティング、メンテナンスまたは検査手順を行う前に、以下の注 意事項をよくお読みください。 注意 上部カバーの背面にあるきざみ付きつまみネジが、静電気放電(ESD)の影響を 受けると、製品が正しく機能しない場合があります。破損を防止するためには、 取り付け、メンテナンス、操作を行う際に業界標準の ESD 対策処置を必ず実行 してください。 注意 回路の過負荷により、電源配線が破損する可能性があります。電源回路に装置 を接続する際、装置のネームプレートの定格値を上回らないように注意してく ださい。 メモ 毎回取り付け後は上部のパネルカバーのつまみネジをツールで締めます。 注意 爆発の危険性を回避するには、非対応の電池タイプで電池(JBAT1)を交換しな いでください。使用済みの電池は説明書に基づいて破棄してください。 この機器には人命および安全を損なう危険な電圧が含まれているため、使 用する際に負傷を負う可能性があります。 • © National Instruments シャーシの接地 — NI RMC-8355 では、アースからこのシャーシのグ ランドまでの接続が必要になります。感電を最小限に抑えるために、 この機器の使用中はアースに接続されている必要があります。アース 接続の手順については、「アースを接続する」セクションを参照して ください。 2-1 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ • 機械的負荷 — 負荷による危険な状態を防ぐために、ラックに装置を 取り付ける場合は機械的負荷が均等になるように装着します。 • 通電回路 —NI RMC-8355 の操作または修理などの作業を行う際は、 保護カバーを取り外さないでください。内部コンポーネントの調整お よび修理などの作業は、資格を有する技術者が行う必要があります。 この製品の修理などの作業中に、アースから電源プラグへの接続は切 断されている必要があります。特定の状況下では危険電圧が存在する 場合があるため、細心の注意を払ってください。 • 爆発性大気 — 引火性のガスがある環境でシャーシを使用しないでく ださい。このような状況でこの機器を使用すると、ガスまたは煙霧が 発生する可能性があります。 • 部品の交換 — 機器において交換可能な部品は、電気的および機械的 に全く同じ部品のみに限られます。交換用部品に関する詳細について は、ナショナルインスツルメンツにお問い合わせください。異なる交 換用部品を取り付けると、シャーシを操作する際に負傷を負う可能性 があります。また、交換用部品が合わない場合、機器が破損または発 火する場合があります。 • 改造 — NI RMC-8355 を改造しないでください。不適切な改造によ り、安全上の問題が発生する恐れがあります。 シャーシの冷却に関する注意事項 NI RMC-8355 は、作業台または計測ラックの上で使用するように設計さ れています。NI RMC-8355 の使用方法を決定し、適切な取り付け手順に 従ってください。 注意 閉塞されたラックや複数ユニットが取り付けられたラックアセンブリでは、 ラック周辺の周囲温度が部屋の周囲温度より高くなる場合があります。そのた め、装置は付録 A、「仕様」で指定されている最大周囲動作温度に適応する環境 に取り付けてください。 適切な通気を確保する シャーシの前面および背面にある開口では、電源とモジュールの冷却を促 進します。空気は、シャーシ前面の吸気口に入り、背面にあるファンを 通ってシャーシの外に出ます。NI RMC-8355 を作業台または計測ラック に配置する際は、シャーシの前面と背面にあるファン(吸気口)および排 気口の開口で通気が十分に確保されるようにしてください。他の機器を シャーシ背面にある排気口から 76.2 mm(3 in.)以上離して置いてくだ さい。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-2 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ 取り付け 次の手順に従って、NI RMC-8355 をデバイスに接続します。 1. キーボードとマウスを NI RMC-8355 の背面パネルにある適切なコネ クタに接続します。 2. VGA モニタビデオケーブルを背面パネルの VGA コネクタに接続し ます。 3. (オプション)LabVIEW RT を起動するには、ネットワークケーブル を背面パネルの LAN ジャック 1 に接続します。この LAN ジャック 1 の位置については、図 3-1 の「NI RMC-8355 背面パネルの配置」 を参照してください。 4. 必要に応じて USB およびシリアルデバイスを NI RMC-8355 のフロ ントパネルおよび背面パネルのポートに接続します。 注意 感電を最小限に抑えるために、NI RMC-8355 に対して電源を供給するコンセン トに適切なアースがあるかどうかを確認してください。詳細については、「アー スを接続する」のセクションを参照してください。 注意 VDC 入力には DC 電源に付属する DC 電源ケーブルを使用してください。 5. AC 電源ケーブルを背面パネルの AC 吸気口と AC 電源コンセントに 接続します。詳細については、 「電源に接続する」のセクションを参 照してください。 6. 7. 8. © National Instruments DC オプションについては、DC Positronic コネクタを背面パネルの DC 入力に接続して、DC 電源へ配線します。 NI RMC-8355 に電源を投入します。 NI RMC-8355 が起動したことを確認します。起動しない場合は、 第 5 章「トラブルシューティング」の「NI RMC-8355 が起動しない 場合はどうすればよいですか ?」セクションを参照してください。 2-3 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ ケーブル保持用ブラケット NI RMC-8355 には、ケーブル保持用ブラケットが含まれています。図 2-1 で示すように、ブラケットを固定ネジで取り付けます。 1 2 1 固定ネジ(x2) 2 図 2-1 ケーブル保持用ブラケット ケーブル保持用ブラケット アースを接続する NI RMC-8355 は、アースをシャーシのグランドに接続する NEMA 規格 5-15 3P プラグ(米国)を利用するように設計されています。感電を最小 限に抑えるために、シャーシに対して電源を供給するコンセントに適切な アースがあるかどうかを確認してください。 メモ NI RMC-8355 には、シャーシ背面の接地ネジ(8 ~ 32 スレッドサイズのナッ ト)も含まれます。(ナットは NI RMC-8355 には同梱されていません。) 電源に接続する 付属する適切な AC/DC 電源ケーブルを使用して、背面 AC/DC 入力か ら電源を取り付けます。 注意 回路の過負荷により、電源配線が破損する可能性があります。電源回路に装置 を接続する際、装置のネームプレートの定格値を上回らないように注意してく ださい。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-4 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ 注意 電源を完全に取り外すには、AC/DC 電源ケーブルの接続を切断する必要があり ます。 注意 DC 電源には、装置に外付けされた最大 20 A の過電流保護デバイスがありま す。 電源スイッチにより、シャーシの電源を投入する、またはシャーシをスタ ンバイモードにすることができます。電源スイッチが ON でない場合は、 電源スイッチを押してください。ファンが動作を開始して、電源インジ ケータが点灯したことを確認します。 BIOS セットアップ このセクションでは、すべての Main BIOS セットアップのオプションに ついて説明します。 BIOS メニューに入るには、<Del> を押します。上下の矢印キーを使用し て各メニュー内の設定間を移動します。左右の矢印を使用して各設定のオ プションを変更します。 CMOS セットアップメニューを終了するには <Esc> を押します。次のセ クションでは、メニュー間を移動する方法について説明します。 サブメニューにアクセスするには、メニュー項目をハイライトして <Enter> を押します。 © National Instruments 2-5 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Main BIOS セットアップメニュー AMI BIOS セットアップユーティリティを最初に起動した場合、Main BIOS セットアップ画面が表示されます。画面の上部にある Main タブを 選択すると、いつでも Main 設定画面に戻ることができます。Main BIOS 設定画面を以下に示します。(以下の画面のプロセッサおよびメモリの値 は、お使いのシステム構成の値を正確に反映したものではありません。) System Overview System Overview 画面では次の BIOS 情報が表示されます。 System Time/System Date この項目では、システムの時間と日付を表示します。矢印キーを使用して System Time または System Date をハイライトします。日付は MM/DD/YY 形式で表示されます。時間は HH:MM:SS 形式で表示されます。 メモ 時間は 24 時間形式です。たとえば 5:30 p.m. は 17:30:00 と表示されます。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-6 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ SuperMicro X8DTU Version この項目では、システムで使用されている BIOS リビジョンを表示します。 Build Date この項目では、BIOS が完了した日付を表示します。 Processor AMI BIOS は、システムのプロセッサ状態を自動的に表示します。 CPU Type この項目では、マザーボードで使用されるプロセッサのタイプを表示しま す。 Speed この項目では BIOS が検知したプロセッサの速度を表示します。 Physical Count この項目では BIOS が検知したシステムに取り付けられているプロセッサ の数を表示します。 Logical Count この項目では BIOS が検知したシステムに取り付けられている CPU コア の数を表示します。 System Memory この項目ではシステムの使用可能なメモリサイズを表示します。 © National Instruments 2-7 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Advanced セットアップ構成 矢印を使用して Boot Setup を選択し、<Enter> を押してサブメニューに アクセスします。Advanced BIOS 設定画面を下に示します。 Boot Features Quick Boot 有効の場合、このオプションは POST 中に特定のテストをスキップしてシ ステム起動に必要な時間を削減します。オプションは、Enabled と Disabled です。 Quiet Boot このオプションを使用して、起動画面の表示(POST メッセージまたは OEM ロゴ)を選択します。POST メッセージを表示するには、Disabled を選択してください。POST メッセージの代わりに OEM ロゴを表示する には、Enabled を選択します。オプションは、Enabled と Disabled で す。 Add On ROM Display Mode この項目ではオプション ROM の表示モードを設定します。オプション は、Force BIOS と Keep Current です。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-8 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Bootup Num-Lock この機能を使用して Num Lock キーの電源投入時状態を選択します。オ プションは、Off と On です。 Wait for F1 If Error この機能は、エラーが発生した場合、<F1> キーを押すまでシステムが待 機するように強制します。オプションは、Disabled と Enabled です。 Hit Del Message Display POST 中に Press DEL to run Setup を表示するには、Enabled を選択し ます。オプションは、Enabled と Disabled です。 Interrupt 19 Capture Interrupt 19 は、起動ディスク機能を処理するソフトウェア割り込みで す。この項目を Enabled に設定すると、ホストアダプタの ROM BIOS は 起動時に interrupt 19 をキャプチャし、これらのホストアダプタに搭載 されたドライバが起動可能ディスクとして機能できるようします。この項 目が Disabled に設定されていると、ホストアダプタの ROM BIOS は interrupt 19 をキャプチャせず、これらのホストアダプタに搭載されたド ライバは起動可能ディスクとして機能しません。オプションは、 Enabled と Disabled です。 Power Configuration Watchdog Function 有効な場合、ウォッチドッグタイマは 5 分以上非アクティブの場合にシ ステムに再起動を許可します。オプションは、Enabled と Disabled で す。 Power Button Function Instant_Off に設定されている場合、電源ボタンを押すとすぐにシステム の電源が切れます。4_Second_Override に設定されている場合、電源ボ タンを 4 秒以上押し続けると電源が切れます。オプションは Instant_Off と 4_Second_Override です。 Restore on AC Power Loss この機能を使用して、停電が発生した後の電源状態を設定します。停電後 にシステム電源を切ったままにするには、Power-Off を選択します。停 電後にシステム電源を投入にするには、Power-On を選択します。Last State を選択すると、システムの停電前の電源状態を再開します。オプ ションは、Power-On、Power-Off、および Last State です。 © National Instruments 2-9 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Processor and Clock Options このサブメニューを使用してプロセッサとクロックの設定を構成します。 CPU Ratio CPU コアクロックと FSB 周波数間の比率を手動で構成するには、 Manual を選択します。BIOS で自動的に CPU の比率を構成するには Auto を選択します。オプションは、Auto と Manual です。 Clock Spread Spectrum Enable を選択して、Clock Spread Spectrum サポートを有効にしま す。これによって BIOS が部品によって発生する電磁妨害を監視して、必 要に応じて削減を試みます。オプションは、Disabled と Enabled です。 Hardware Prefetcher1 Enabled に設定すると、ハードウェアプリフェッチャがメインメモリか ら前または後のデータと命令のストリームを L2 キャッシュに先読みして CPU の性能を改善します。オプションは、Disabled と Enabled です。 Adjacent Cache Line Prefetch1 このオプションを Disabled に設定すると、CPU は 64 バイトのキャッ シュラインを先読みします。Enabled に設定すると、128 バイトの両 キャッシュラインを CPU が先読みします。 DCU Prefetcher1 Level 1 Data Prefetcher をアクティブ化して、システムパフォーマンス を強化するには、Enabled を選択します。DP サーバのパフォーマンスを 向上するには、サーバにインストールされているアプリケーションの仕様 を参照して、この機能を有効または無効にします。オプションは、 Enabled と Disabled です。 Data Reuse Optimization1 DP プラットフォームのシステム性能を強化して、Data Reuse support を最大活用するには、Enabled を選択します。DP サーバのパフォーマン スを向上するには、サーバにインストールされているアプリケーションの 仕様を参照して、この機能を有効または無効にします。オプションは、 Enabled と Disabled です。 1 このオプションは CPU がサポートする場合のみ使用できます。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-10 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ MPS and ACPI MADT Ordering この機能を使用して、マザーボードのマルチプロセッサ仕様(MPS)お よび ACPI 設定を構成します。マザーボードで Windows XP 以降を使用 している場合は、Modern Ordering を選択してください。Microsoft Windows 2000 以前には、Legacy Ordering を選択します。オプショ ンは、Modern Ordering と Legacy Ordering です。 Intel Virtualization Technology1 Enabled を選択すると、視覚化テクノロジ機能を使用して個別のパー ティションにある複数のオペレーティングシステムおよびアプリケーショ ンを単一プラットフォームで実行し、1 台のコンピュータで複数の仮想シ ステムを作成することができます。オプションは、Enabled と Disabled です。 メモ この設定を変更した場合、変更を反映するにはシステムの電源を切り、再起動 する必要があります。(詳細は Intel のウェブサイト、intel.com を参照。) Execute-Disable Bit Capability2 Enabled を選択して Execute Disable Bit を有効にします。この機能は、 プロセッサがシステムメモリでアプリケーションコードを実行できる領 域、またはできない領域に指定することで、ワームやウイルスの攻撃によ り不正なコードが大量にロードされ、プロセッサの使用率が増大したりシ ステムが破損したりすることを防止します。デフォルト値は Enabled で す。(詳細は Intel(intel.com)および Microsoft(microsoft.com) のウェブサイトを参照。) Intel AES-NI2 この機能が Enabled に設定されている場合、Intel AES-NI は新規の暗号 化機能を追加して、AES ソフトウェアアプリケーションの高速化を図り、 コード認証および署名検証を実行することでシステム性能を向上します。 デフォルト値は Disabled です。(詳細は Intel(intel.com)および Microsoft(microsoft.com)のウェブサイトを参照。) Simultaneous Multithreading1 同時マルチスレッディング技術を使用して CPU のパフォーマンスを向上 するには、Enabled を選択します。オプションは、Disabled と Enabled です。 1 このオプションは CPU がサポートする場合のみ使用できます。 2 このオプションは OS および CPU がサポートする場合のみ使用できます。 © National Instruments 2-11 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Active Processor Cores プロセッサの第 2 コア以上を使用するには Enabled に設定します。(詳 細は Intel のウェブサイト(intel.com)を参照。)オプションは、All、 1、2、3、4、5 です。 Intel EIST Technology 拡張版 Intel SpeedStep テクノロジー(EIST)を使用すると、システム プロセッサの電圧とコア周波数を自動的に調整して、電力消費と放熱を抑 制します。(詳細は Intel のウェブサイト(intel.com)を参照。)オプ ションは、Disable(Disable GV3)と Enable(Enable GV3)です。 Intel TurboMode Technology ターボモードを使用してシステム性能を向上するには Enabled を選択し ます。オプションは、Enabled と Disabled です。 C1E Support Enabled を選択して Enhanced Halt State 機能を使用します。C1E は、 停止状態中に CPU のクロックサイクルと電圧を削減することで、CPU の 電力消費を顕著に減少します。オプションは、Disabled と Enabled で す。 Intel C-State Tech この項目が Enabled に設定されていると、システムは C-State を自動的 に C2、C3、C4 State のいずれかに設定します。オプションは、 Disabled と Enabled です。 C-State Package Limit Setting この項目が Auto に設定されている場合、AMI BIOS は自動的に C ステー トパッケージレジスタに制限を設定します。オプションは、Auto、C1、 C3、C6、C7 です。 C1 Auto Demotion この項目が Enabled に設定されている場合、CPU はアンコア自動降格 情報に基づいて C3、C6、または C7 の要請を C1 に降格します。オプ ションは、Disabled と Enabled です。 C3 Auto Demotion この項目が Enabled に設定されている場合、CPU はアンコア自動降格 情報に基づいて、C6 または C7 の要請を C3 に降格します。オプション は、Disabled と Enabled です。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-12 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ ACPI T State ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)でプロセッ サのスロットルを報告するには Enabled を選択します。オプションは、 Disabled と Enabled です。 Advanced Chipset Control Advanced Settings のサブメニューに含まれる項目は以下のとおりで す。 CPU Bridge Configuration CPU Revision この項目は CPU のリビジョン番号を表示します。 Current QPI Frequency この項目は現在の QPI 周波数を表示します。 Current Memory Frequency for CPU1/ CPU2 この項目は CPU1/CPU2 の現在の CPU メモリ周波数を表示します。 Memory Reference Code Rev. この項目は MRC(Memory Reference Code)のリビジョン番号を表 示します。 QPI Reference Code Rev. この項目は、マザーボードの QPI Reference Code のリビジョン番号を 表示します。 Request Transaction ID1 QuickPath Interconnect(QPI)は、CPU と I/O ハブ(IOH)間の接続 です。QPI での通信を処理するには、エージェント(CPU1、CPU2、ま たは IOH)によって割り当てられたトランザクション ID が必要です。各 エージェントには QPI IO 帯域幅および RTID(Request Transaction ID) 設定(32-24-32 または 32-16-40)に基づいて、複数のトランザクション ID が割り当てられます。トランザクション ID がエージェントに割り当て られると、エージェントはイベントにトランザクション ID を割り当てて QPI で処理できるようにします。32-24-32 設定に基づいてトランザクショ ン ID をエージェントに割り当てるには Balanced を選択します。 1 Intel Xeon 5600 プラットフォームのみで使用できます。 © National Instruments 2-13 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ 32-16-40 設定に基づいて RTID を割り当てるには IO Bias を選択します。 オプションは、Balanced と IO Bias です。 QPI Links Speed この機能を使用して QPI のデータ転送速度を選択します。オプションは、 Slowmode と Full-Speed です。 QPI Frequency この機能を使用して、必要な QPI 周波数を選択します。オプションは、 Auto、4.800 GT、5.866GT、6.400 GT です。 QPI L0s and L1 QPI 電力を低い状態に設定するには、Enabled を選択します。マザー ボードは自動的に L0 および L1 を選択します。オプションは、Disabled と Enabled です。 Memory Frequency この機能はシステムが理想の設定として検知した DDR3 周波数よりも遅 い速度に強制設定します。オプションは Auto、Force DDR-800、 Force DDR-1066、Force DDR-1333、Force SPD(Serial Presence Detect 機能付きメモリモジュール)です。 Memory Mode オペレーティングシステムですべての DIMM を使用可能にするには Independent を選択します。データの安全性を強化するために、同一の 2 つのチャンネル 1 とチャンネル 2 メモリモジュールのすべてのデータを 保持するには、Channel Mirroring を選択します。マザーボードでメモ リの 2 つのエリアを使用して、同じセットの操作を並行して実行するに は、Lockstep を選択します。修正可能なエラーのプリセットしきい値を 使用してフェイルオーバーをトリガするには、Sparing を選択します。ス ペアメモリはオンライン上にあり、機能しないメモリに代わるアクティブ メモリとして使用されます。このオプションは Intel 5600 シリーズのプロ セッサのみでサポートされています。オプションは Independent、 Channel Mirroring、Lockstep です。 Demand Scrubbing このオプションはメモリエラー訂正機能で、プロセッサが訂正したデータ を読み込んだ元のメモリブロックに書き込みます。オプションは、 Enabled と Disabled です。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-14 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Patrol Scrubbing このオプションはメモリエラー訂正機能で、バックグランドでエラーを検 索して修正します。オプションは、Enabled と Disabled です。 Throttling—Closed Loop/Throttling—Open Loop スロットルは信頼性を高め、プロセッサのアイドル状態時に自動的に電圧 制御を行って電力を削減します。オプションは、Disabled と Enabled です。 North Bridge Configuration この機能は Intel IOH 設定の構成に使用します。 NB Revision この項目は North Bridge リビジョン番号を示します。 Intel I/OAT Intel I/O Acceleration TechnologyI/OAT)は、CPU のアーキテクチャ 改善点を利用してリソースを他のタスクのために開放することで、CPU のオーバーヘッドを大幅に削減します。オプションは、Disabled と Enabled です。 Direct Cache Access (DCA) Technology この機能は Intel I/O Acceleration Technology(I/OAT)と一緒に動作 し、TOE デバイスのパフォーマンスを向上させます。この機能が Enabled に設定されている場合、データ転送にダイレクトキャッシュア クセスを提供して全体のシステム性能を強化します。オプションは、 Enabled と Disabled です。 DCA Prefetch Delay DCA Prefetcher は TOE コンポーネントと一緒に使用してデータを先読 みして実行サイクルを短縮し、データを最も効率的に処理します。先読み を頻繁に行うと、キャッシュディレクトリが飽和して、必要なキャッシュ へのアクセスが遅れます。この機能を使用してシステムがデータを先読み する頻度を増加または減少します。オプションは、[8]、[16]、[24]、 [32]、[40]、[48]、[56]、[64]、[72]、[80]、[88]、[96]、[104]、[112]、 [120] です。 © National Instruments 2-15 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Intel VT-d Enabled を選択すると、I/O デバイスの割り当てを DMAR ACPI を介し て VMM にレポートすることで、ダイレクト I/O VT-d の Intel Virtualization Technology サポートが有効になります。この機能は、 Intel プラットフォーム間で完全保護された I/O リソースの共有を提供し、 これによりネットワーキングおよびデータ共有の信頼性、安全性、使用可 能性が向上します。オプションは、Enabled と Disabled です。 Active State Power Management PCI Express LO および L1 リンク間の信号トランザクションの電源管理を 使用するには、Enabled を選択します。PCI Express L0 および L1 リンク の電源状態を構成するには、Enabled を選択します。オプションは、 Disabled と Enabled です。 IOH PCI Express Max Payload Size アドオンボードによっては連合させることで高速で動作しますが、ペイ ロードのサイズは 128 B に制限されます。その他のボードのペイロード サイズは 256 B ですが連合することはできません。設定についてはアドオ ンボードのドキュメントを参照してください。オプションは、256B と 128B です。 Slot SXB2/SXB3 Width この機能を使用して PCI スロットのリンク幅を、ライザまたはスロット にインストールされているアドオンボードに対応する幅に変更します。オ プションは、x4x4、x8、Auto です。 Slot SXB1 Width この機能を使用して PCI スロットのリンク幅を、ライザまたはスロット にインストールされているアドオンボードに対応する幅に変更します。オ プションは、x4x4x4x4、x4x4x8、x8x4x4、x8x8、x16、Auto です。 South Bridge Configuration この機能は Intel ICH South Bridge 設定の構成に使用します。 USB Functions この機能を使用してオンボード USB サポートを有効または無効にします。 オプションは、Disabled と Enabled です。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-16 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Legacy USB Support レガシー USB デバイスを使用する場合は Enabled を選択します。この項 目を Auto に設定すると、レガシー USB デバイスがマザーボードに取り 付けられている場合に、レガシー USB サポートが自動的に有効になりま す。設定には、Disabled、Enabled、Auto があります。 Port 60h/64h Emulation USB デバイスと互換性のないオペレーティングシステムで、60h/64h エ ミュレーションを有効にして完全な USB キーボードサポートを行うには、 Enabled を選択します。オプションは、Enabled と Disabled です。 USB 2.0 Controller1 この機能はマザーボード上の現在の USB コントローラを表示します。 USB 2.0 Controller Mode この設定を使用して、USB 2.0 コントローラモードを選択します。オプ ションは Hi-Speed(480 Mbps)と Full Speed(12 Mbps)です。 BIOS EHCI Hand-Off Enabled を選択すると、BIOS Enhanced Host Controller Interface の サポートによって、EHCI ハンドオフサポートなしにオペレーティングシ ステムに解決策を提供することができます。有効になっている場合、 EHCI インタフェースが BIOS 制御から OS 制御に変更されます。オプ ションは、Disabled と Enabled です。 IDE/SATA Configuration このサブメニューを選択すると、AMI BIOS は自動的に IDE デバイスまた はフロッピーデバイスの存在を検知し、次の項目を表示します。 SATA#1 Configuration Compatible が選択されている場合、SATA#1 はレガシー互換モードに 設定されています。SATA#1 をネイティブ SATA モードに設定するには、 Enhanced を選択します。オプションには、Disabled、Compatible、 Enhanced があります。 1 USB Functions の項目が無効な場合に使用可能です。 © National Instruments 2-17 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Configure SATA#1 As この機能を使用して、SATA#1 のドライバタイプを選択します。オプ ションは IDE、RAID、AHCI です。(RAID が選択されている場合、ICH RAID Code Base が表示されます。AHCI が選択されている場合、SATA AHCI が表示されます。) ICH RAID Code Base1 Intel を選択すると、Intel SATA RAID ファームウェアを有効にして、 Intel SATA RAID 設定を構成できます。Adaptec を選択すると、 Adaptec SATA RAID ファームウェアを有効にして、Adaptec SATA RAID 設定を構成できます。オプションは、Intel と Adaptec です。 SATA AHCI2 シリアル ATA アドバンスホストインタフェース機能を有効にするには、 Enable を選択します。(このオプションを使用するには注意が必要です。 この機能は上級プログラマのみが使用してください。) SATA#2 Configuration3 Enhanced を選択すると、SATA#2 をネイティブ SATA モードに設定し ます。オプションは、Disabled と Enhanced です。 IDE Detect Timeout (Sec) この機能を使用して、BIOS のタイムアウト値(秒)を設定し、システム に取り付けられている ATA および ATAPI を検出します。オプションは、 0、5、10、15、20、25、30、35 です。 Primary IDE Master/Slave, Secondary IDE Master/Slave, Third IDE Master, and Fourth IDE Master これらの設定を使用して Primary IDE Master/Slave、Secondary IDE Master/Slave、および Third and Fourth IDE Master スロットパラメー タを設定します。<Enter> を押すと、これらの項目のオプション詳細を示 すサブメニュー画面にアクセスできます。必要に応じて適切な構成に設定 します。このサブメニューには以下の項目があります。 1 2 3 RAID が選択されている場合に使用できます。 AHCI が選択されている場合に使用できます。 IDE が選択されている場合に使用できます。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-18 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Type この項目を使用して、システムに接続されているデバイスのタイプを選択 します。オプションは、Not Installed、Auto、CD/DVD、ARMD です。 LBA/Large Mode LBA(論理ブロックアドレス)は、ディスクドライブ上のデータにアドレ スを割り当てる方法です。LBA モードでは、ドライブの最大容量は 137 GB です。137 GB を超えるドライブ容量には、システムに 48 ビット LBA モードのアドレス割り当てサポートを装備する必要があります。または、 製造元に連絡するか、48 ビット LBA モードをサポートする ATA/133 IDE コントローラカードを取り付けます。オプションは、Disabled と Auto です。 Block (Multisector Transfer) Block Mode では、データの転送量を増大させることで、IDE ドライブの パフォーマンスを向上させます。Block Mode でない場合、データ転送は 割り込みあたり 512 バイトに制限されています。Block Mode では、割 り込みあたり最大 64 KB を転送できます。Disabled を選択すると、1 セ クタずつデバイスとのデータ転送を行います。Auto を選択すると、デバ イスがサポートする限り、デバイスとのデータ転送を 1 度に複数セクタ ずつ実行します。オプションは、Auto と Disabled です。 PIO Mode IDE Programmable I/O (PIO) Mode では、IDE ドライブとプログラム 可能な IDE コントローラ間のタイミングサイクルをプログラムします。 PIO Mode が増えると、サイクルタイムが短縮します。オプションは、 Auto、0、1、2、3、4 です。 Auto を選択すると、AMI BIOS が PIO Mode を自動的に検出します。 IDE ディスクドライブがサポートする値がわからない場合に、この値を使 用します。 0 ~ 4 を選択すると、AMI BIOS は 3.3 ~ 16.6 Mbytes/s のデータ転送 レートで、PIO Mode 0 ~ 4 を使用できます。PIO Mode のオプション については、表 2-1 を参照してください。 表 2-1 © National Instruments PIO Mode オプション オプション PIO Mode 最大転送レート 0 PIO Mode 0 3.3 Mbytes/s 1 PIO Mode 1 5.2 Mbytes/s 2 PIO Mode 2 8.3 Mbytes/s 2-19 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ 表 2-1 PIO Mode オプション(続き) オプション PIO Mode 最大転送レート 3 PIO Mode 3 11.1 Mbytes/s 4 PIO Mode 4 16.6 Mbytes/s DMA Mode Auto を選択すると、IDE ディスクドライブがサポートする値がわからな い場合に、BIOS は IDE DMA モードを自動的に検出します。オプション は、Auto、SWDMAn、MWDMAn、UDMAn です。DMA Mode のオプ ションについては、表 2-2 を参照してください。 表 2-2 DMA Mode オプション オプション DMA Mode 最大転送レート SWDMA 0 Single-word DMA 0 2.1 Mbytes/s SWDMA 1 Single-word DMA 1 4.2 Mbytes/s SWDMA 2 Single-word DMA 2 8.3 Mbytes/s MWDMA 0 Multiword DMA 0 4.2 Mbytes/s MWDMA 1 Multiword DMA 1 13.3 Mbytes/s MWDMA 2 Multiword DMA 2 16.6 Mbytes/s UDMA 0 Ultra DMA 0 16.6 Mbytes/s UDMA 1 Ultra DMA 1 25 Mbytes/s UDMA 2 Ultra DMA 2 33.3 Mbytes/s UDMA 3 Ultra DMA 3 44.4 Mbytes/s UDMA 4 Ultra DMA 4 66.6 Mbytes/s UDMA 5 Ultra DMA 5 100 Mbytes/s UDMA 6 Ultra DMA 6 133 Mbytes/s SMART for Hard Disk Drives Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology (SMART) は、近 い将来起こりえるディスクドライブの故障の予測に役立ちます。Auto を 選択すると AMI BIOS がハードディスクドライブサポートを自動的に検出 します。AMI BIOS での SMART の使用を防止するには、Disabled を選 択します。Enabled を選択すると、AMI BIOS は SMART を使用してハー NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-20 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ ドドライブディスクをサポートします。オプションには、Disabled、 Enabled、Auto があります。 32-Bit Data Transfer 32 ビット IDE データの転送を有効にするには、Enabled を選択します。 オプションは、Enabled と Disabled です。 PCI/PnP Configuration Clear NVRAM この機能は、システム起動中に NVRAM をクリアします。オプションは、 No と Yes です。 Plug & Play OS Yes を選択すると、OS がプラグアンドプレイデバイスを構成します。 (プラグアンドプレイをサポートする OS を使用しているシステムでは、 このオプションは起動時に必要ありません。)No を選択すると、 AMI BIOS はシステム内のすべてのデバイスを構成することができます。 PCI Latency Timer この機能は、PCI バスに取り付けられた、各 PCI デバイスの待ち時間タ イマを設定します。64 を選択すると、PCI の待ち時間が 64 PCI クロック サイクルに設定されます。オプションは、32、64、96、128、160、 192、224、248 です。 PCI IDE Bus Master この機能が有効の場合、BIOS は IDE ドライブへの読み取り / 書き込みに PCI バスマスタを使用します。オプションは、Disabled と Enabled で す。 SR-IOV Supported Enabled を選択すると、Single Root I/O Virtualization (SR-IOV) が有効 になります。これは Intel Virtualization Technology と一緒に動作して、 1 つのコンピュータで複数のオペレーティングシステムを同時に実行する ことができます。これらのシステムは、ネイティブで共有された PCI Express デバイスを介して実行され、ネットワークの接続性とパ フォーマンスを強化します。オプションは、Enabled と Disabled です。 © National Instruments 2-21 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ PCI Express Slot from SXB1/PCI Express Slot from SXB2/ PCI Express Slot from SXB3 Enabled を選択すると、PCI Express SXB1 スロット、PCI Express SXB2 スロット、または PCI Express SXB3 スロットが有効になります。このオ プションはオプション ROM でこれらのスロットからネットワークイン タフェースを使用して、コンピュータを起動できるようにします。 (SXB1、x16 スロットを 2 つの x8 スロットに構成することができます。 SXB2、x8 スロットを 2 つの x4 スロットに構成することができます。) オ プションは、Enabled と Disabled です。 Onboard LAN Option ROM Select iSCSI を選択すると、iSCSI オプション ROM を使用して、ネットワーク デバイスからコンピュータを起動することができます。PXE を選択する と、PXEI オプション ROM を使用して、ネットワークデバイスからコン ピュータを起動することができます。オプションは、iSCSI と PXE です。 Load Onboard LAN1 Option ROM/Load Onboard LAN2 Option ROM Enabled を選択すると、オンボード LAN1 または LAN2 Option ROM を有効にして、ネットワークインタフェースからコンピュータを起動する ことができます。Load Onboard LAN1 および Load Onboard LAN 2 のオプションは、Enabled と Disabled です。 Boot Graphics Adapter Priority この機能を使用して、システム起動用の Graphics Adapter Priority を選 択します。オプションは、Onboard VGA と Offboard VGA です。 Super IO Device Configuration Serial Port1 Address/Serial Port2 Address このオプションは、シリアルポート 1 とシリアルポート 2 ベース I/O ポートアドレスおよび割り込み要求アドレスを指定します。シリアルポー トがシステムのリソースにアクセスできないようにするには Disabled を 選択します。このオプションを Disabled に設定すると、シリアルポート は物理的に使用不可になります。3F8/IRQ4 を選択すると、シリアルポー トは I/O ポートアドレスとして 3F8 を使用し、割り込みアドレスとして IRQ 4 を使用します。シリアルポート 1 のオプションは、Disabled、 3F8/IRQ4、3E8/IRQ4、2E8/IRQ3 です。シリアルポート 2 のオプション は、Disabled、2F8/IRQ3、3E8/IRQ4、2E8/IRQ3 です。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-22 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Serial Port 2 Attribute この機能を使用して、COM 2 を Serial Over LAN (SOL) 用の標準シリア ルポートまたは仮想 COM ポートとして設定します。オプションは、SOL と COM です。 Remote Access Configuration Remote Access この機能を使用して、リモートアクセス機能を有効にします。オプション は、Disabled と Enabled です。リモートアクセスを Enabled に設定す ると、次の項目が表示されます。 Serial Port Number この機能を使用して、コンソールリダイレクションに使用するシリアル ポートを選択します。オプションは、COM 1 と COM 2 です。 Serial Port Mode この機能を使用して、コンソールリダイレクション用のシリアルポート モードを設定します。オプションは、115200 8, n, 1、57600 8, n, 1、 38400 8, n, 1、19200 8, n, 1、9600 8, n, 1 です。 Flow Control この機能を使用して、コンソールリダイレクション用のフロー制御を設定 します。オプションは、None、Hardware、Software です。 Redirection After BIOS POST Disabled を選択すると、電源投入時セルフテスト(POST)後にコン ソールリダイレクションがオフになります。Always を選択すると、 POST 後もコンソールリダイレクションが常にオンになります。 メモ オペレーションシステムによっては、この設定をサポートしないものがあります。 Boot Loader を選択すると、POST 中およびブートローダの起動中に、 コンソールリダイレクションをアクティブに保ちます。オプションには、 Disabled、Boot Loader、Always があります。 Terminal Type この機能を使用して、コンソールリダイレクションのターゲット端子タイ プを設定します。オプションは、ANSI、VT100、VT-UTF8 です。 © National Instruments 2-23 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ VT-UTF8 Combo Key Support Enabled を選択すると、端子キーボードを有効にしてリモートコンソー ルからコマンドを送信できます。オプションは、Enabled と Disabled です。 Sredir Memory Display Delay この機能は、メモリ情報を表示する時間を秒で定義します。オプション は、No Delay、Delay 1 Sec、Delay 2 Sec、Delay 4 Sec です。 Hardware Health Event Monitoring この機能を使用して、システムの状態を監視し、表示された各項目の状態 を確認します。 CPU Overheat Alarm 注意 CPU の製造元が事前に定義した CPU しきい値を超える温度は、CPU の過熱ま たはシステムの不安定性の原因になります。CPU の温度がこの事前に定義され たしきい値に達すると、CPU とシステムの冷却ファンが最大速度で回転します。 システムの過熱を防ぐには、システムへの十分な通気を確保してください。 このオプションは、CPU Overheat Alarm の設定を選択します。この設 定は、CPU が過熱した場合の警告を出すタイミングを決定します。 以下のオプションがあります。 Early Alarm— この設定を選択すると、CPU の温度が CPU 製造元が 事前に定義した過熱しきい値に達すると、すぐに CPU 過熱警告 (LED とブザーを含む)がトリガされます。 • Default Alarm— この設定を選択すると、CPU の温度が CPU 製造元 が事前に定義したしきい値を約 5 ℃ほど超えたときに、CPU 過熱警 告(LED とブザーを含む)がトリガされます。これは、CPU とシス • テムの冷却に必要な追加時間を与えるためです。両警告とも、次に説 明されている動作を直ちに実行します。 CPU 1 Temperature/CPU 2 Temperature/System Temperature この機能は現在の CPU とシステム温度の読み取り値を表示します。次の 項目はあくまで参考のためのみに提供されています。 CPU1 Temperature/CPU2 Temperature Intel の最近のプロセッサでは、CPU の温度技術の向上により、絶対温度 (摂氏 / 華氏)を上級機能に報告するようになりました。この基本概念は、 マザーボードが読み取れる一意の温度情報を、各 CPU に組み込むという NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-24 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ ものです。この温度しきい値または温度限界は、出荷時に割り当てられた ものです。CPU の異なる温度状況下(CPU ファン速度を上げる、過熱警 告をトリガするなど)で、マザーボードが動作を行う基本値です。CPU がそれぞれ異なる温度限界を持つため、マザーボードが CPU にではな く、インストールされた CPU がそれぞれの温度限界をマザーボードに送 ることができます。その結果 CPU の温度管理が向上します。 ナショナルインスツルメンツでは、この機能を利用して温度状態をプロ セッサの特定の温度条件(低、中、高など)に割り当てています。これに よって、25 ℃などの温度読み取り値を目で確認するよりも、CPU の温度 状態を容易に確認できます。CPU Temperature の機能は、BIOS が検出 した CPU 温度状態を表示します。 • • Low— このレベルは、標準の動作状態です。この CPU 温度は CPU 温度限界を大きく下回ります。マザーボードのファンと CPU ファン は BIOS(Fan Speed Control)で構成された通りに実行されます。 ユーザの操作 : 必要ありません。 Medium— プロセッサが標準温度を上回っています。これは予防レ ベルで、温度の上昇に関与する要因があるかもしれないことを示しま すが、CPU は標準の動作状態で CPU 温度限界未満で動作していま す。マザーボードのファンと CPU は BIOS(Fan Speed Control) で構成された通りに実行されます。Fan Speed Control 設定に基づ いて、ファンの速度をさらに高速に調整することもできます。 ユーザの操作 : 必要ありません。ただし、CPU ファンやシャーシの 通気が塞がれていないかどうか確認してください。 • High— プロセッサが熱くなってきました。これは警戒レベルです。 CPU 温度限界に達したかまたはそれを超えたため、過熱警告がアク ティブになります。 ユーザの操作 : システムブザーと過熱 LED がアクティブ化された場 合、直ちにシステムファン、シャーシの通気、および室内温度を確認 して、問題があれば修正します。 メモ 同じ状態が長く続くと、システムは CPU への破損を防ぐためにシャットダウン する場合があります。 上記の情報はあくまで参考として提供されています。温度管理についての詳細 は、Intel のウェブサイト(Intel.com)を参照してください。 System Temperature この機能はシステムの温度を BIOS が検知したように、摂氏および華氏で 表示します。 © National Instruments 2-25 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Fan 1 through Fan 8 Reading この機能はファンインタフェース Fan 1 ~ Fan 8 からのファン速度の読 み取り値を表示します。 Fan Speed Control Modes この機能を使用して、システムがオンボードファンの速度を制御する方法 を決定します。CPU の温度とファン速度は相関関係にあります。CPU の 温度が上昇すると、ファンの速度もシステムを効果的に冷却するよう速く なります。Full Speed/FS を選択すると、オンボードファンは最高速度で 回転し、最高の冷却効果があります。FS 設定は、特別なシステム構成やデ バッグ用に推奨されています。Performance/PF を選択すると、標準以 上の冷却効果があります。PF 設定は、高電力消費および高密度システム に対して推奨されています。Balanced/BL を選択すると、オンボード ファンはシステム冷却と節電間のバランスを取った速度で実行します。BL 設定は、標準ハードウェア構成の標準システムに対して推奨されていま す。Energy Saving/ES を選択すると、最も静かで電力効率は最大になり ます。オプションは Full Speed/FS、Performance/PF、Balanced/BL、 Energy Saving/ES です。 Voltage Monitoring この機能は CPU1 Vcore、CPU2 Vcore、CPU1 DIMM、CPU2 DIMM、 5 V、5 VSB、12 V、-12 V、3.3 Vcc、3.3 VSB、VBAT、Vtt の電圧を監視 します。 ACPI Configuration この機能を使用して、システムの ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)電力管理設定を構成します。 High-Precision Event Timer Enabled を選択すると、マルチメディアストリームの同期において、リ アルタイムクロック(RTC)よりもはるかに高周波数で定期的割り込みを 生成する HPET(High-Precision Event Timer)をアクティブ化します。 これにより、プレイバックを潤滑に行うことができ、CPU に組み込まれ ている x86 RDTSC 命令などの他のタイムスタンプ計算デバイスへの依存 を軽減します。High-Precision Event Timer は、8254 Programmable Interval Timer を置換するものです。オプションは、Enabled と Disabled です。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-26 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ ACPI Aware O/S Yes を選択して ACPI をサポートする OS の ACPI サポートを有効にしま す。No を選択して ACPI をサポートしない OS の ACPI サポートを無効 にします。オプションは、Yes と No です。 ACPI APIC Support Enabled を選択すると、ACPI APIC Table Pointer が RSDT(Root System Description Table)ポインタリストに含まれます。オプション は、Enabled と Disabled です。 APIC ACPI SCI IRQ この項目を Enabled に設定すると、システムは APIC ACPI SCI IRQ を サポートします。オプションは、Enabled と Disabled です。 Headless Mode この機能を使用すると、キーボード、モニタ、またはマウスを取り付けず にシステムを機能させることができます。オプションは、Enabled と Disabled です。 ACPI Version Features この機能を使用して ACPI バージョンを選択します。オプションは、 ACPI v1.0、ACPI v2.0、ACPI v3.0 です。詳細については、ACPI のウェ ブサイト(acpi.info)を参照してください。 NUMA Support Non-Uniform Memory Access feature を使用して CPU のパフォーマ ンスを向上するには、Enabled を選択します。オプションは Disabled、 Enabled、NUMA(SLES 11(SUSE Linux Enterprise Server 11)用)で す。 WHEA Support Enabled を選択して、Windows Hardware Error Architecture (WHEA)サポートを有効にします。この機能はシステムに共通インフラ ストラクチャを提供して、Windows プラットフォームのハードウェアエ ラーに対処します。これによりハードウェアエラーによるシステムクラッ シュが低減されるため、システムの復元と状態の監視を強化できます。デ フォルト設定は Enabled です。 © National Instruments 2-27 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ IPMI Configuration (Not Supported) Intelligent Platform Management Interface(IPMI)は、IT 管理者が システムの状態を監視して、システム全体を管理できる共通インタフェー スのセットです。IPMI 仕様についての詳細は、Intel のウェブサイト (Intel.com)を参照してください。 IPMI Firmware Revision (Not Supported) この項目は、現在の IPMI ファームウェアリビジョンを表示します。 Status of BMC Working (Not Supported) Baseboard Management Controller(BMC)は、システム管理ソフ トウェアとプラットフォームハードウェア間のインタフェースを管理しま す。この項目は現在の BMC コントローラの状態を表示します。 View BMC System Event Log この機能は BMC System Event Log(SEL)を表示します。表示される値 は BMC システムイベントのエントリ数です。イベントを表示するには、 エントリ番号を選択して <Enter> を押すと次の情報が表示されます。 • • • • • • • • • • • Total number of entries SEL entry number SEL record ID SEL record Type Event timestamp Generator ID Event message format version Event sensor type Event sensor number Event directory type Event data Clear BMC Event Log BMC システムログをクリアするには、OK を選択して <Enter> を押しま す。BMC システムログを保持するには、Cancel を選択します。オプ ションは、OK と Cancel です。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-28 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Set LAN Configuration 注意 消去された情報を復元することはできません。BMC イベントログから消去する 前に、ログに保管されたデータが本当に必要ないか確認してください。 この機能は、IPMI LAN アダプタを次の項目で表示されるように、ネット ワークアドレスと一緒に構成します。 Channel Number SET LAN Config コマンドのチャンネル番号を入力します。これは最初か ら [1] に設定されています。 Channel Number Status この項目は、上で選択されたチャンネル番号のチャンネル状態を表示しま す。値は Channel Number is OK または Wrong Channel Number です。 IP Address Source この機能を使用して、クライアントコンピュータまたはネットワークデバ イスに IP アドレスを割り当てる方法を決定します。Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を選択すると、クライアント(コン ピュータまたはデバイス)で DHCP サーバから IP アドレスを取得するこ とができます。DHCP サーバは IP アドレスプールおよびネットワーク情 報を “request and grant” で管理します。タイムアウト(またはリース時 間切れ)時に、クライアントに既に割り当てられている IP アドレスを、 新規のクライアントに割り当てることができます。Static(静的割り当 て)を選択すると、ネットワーク管理者によって手動で入力された MAC アドレス /IP アドレスのペアを含むテーブルをもとに、ホストサーバが IP アドレスを割り当てます。MAC/IP アドレステーブルにリストされた MAC アドレスを持つクライアントのみに、IP アドレスが割り当てられま す。クライアントに割り当てられた IP アドレスは、別のオプションで記 載された DHCP によって割り当てられた IP アドレスよりも長期的なもの です。オプションは、DHCP と Static です。 IP Address BIOS はこのマシンの IP アドレスを自動的に入力しますが、上書きされる 可能性があります。IP アドレスは 6 つの 2 桁の 16 進数の数字で構成され ています。 Subnet Mask この項目は IPMI 接続の現在のサブネットマスク設定を表示します。ドッ トで区切られた各 3 桁の数字の値は、255 以下である必要があります。 © National Instruments 2-29 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Gateway Address BIOS はこのマシンのゲートウェイアドレスを自動的に入力しますが、上 書きされる可能性があります。IP アドレスはドットで区切られた 6 つの 2 桁の 16 進数の数字で構成されています。 Mac Address BIOS はこのマシンの Mac アドレスを自動的に入力しますが、上書きさ れる可能性があります。Mac アドレスはドットで区切られた 6 つの 2 桁 の 16 進数の数字で構成されています。 Event Log Configuration View Event Log このオプションを使用して、System Event Log にアクセスします。 Mark All Events as Read このオプションは、すべてのイベントを既読としてマークします。オプ ションは、OK と Cancel です。 Clear Event Log このオプションは、すべてのメッセージのイベントログメモリをクリアし ます。オプションは、OK と Cancel です。 PCI Express Error Log このオプションを使用して PCI Express error(PERR)ロギングを有効に します。オプションは、Yes と No です。 Memory Error Log このオプションを使用してメモリエラーのロギングを有効にします。オプ ションは、Yes と No です。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-30 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Security Settings AMI BIOS は、管理者のパスワードとユーザのパスワードを提供します。 両方のパスワードを使用する場合、管理者パスワードを先に設定する必要 があります。 Supervisor Password この項目は、システムの管理者パスワードが入力されているかどうかを示 します。Not Installed は、管理者パスワードが使用されていないことを 示します。 User Password この項目は、システムのユーザパスワードが入力されているかどうかを示 します。Not Installed は、ユーザパスワードが使用されていないことを 示します。 Change Supervisor Password この機能を選択して <Enter> を押すと Security メニューにアクセスでき ます。その後、新しい管理者パスワードを入力します。 © National Instruments 2-31 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ User Access Level1 Full Access を選択すると、ユーザにセットアップユーティリティへの完 全アクセスを許可して、セットアップ設定を変更できるようにします。 View Only を選択すると、ユーザはセットアップユーティリティを閲覧 する許可を得ますが、設定の変更はできません。Limited を選択すると、 ユーザは日付や時間などの特定の設定を変更できます。No Access を選 択すると、ユーザはセキュリティユーティリティにアクセスすることがで きません。 Change User Password この機能を選択して <Enter> を押すとサブメニューにアクセスできます。 その後、新しいユーザパスワードを入力します。 Clear User Password2 この項目を使用して、入力されているユーザパスワードをクリアします。 Password Check この項目を使用して、入力されているユーザパスワードを確認します。オ プションは、Setup と Always です。 Boot Sector Virus Protection この機能が有効な場合、AMI BIOS はプログラム(またはウイルス)が ディスクフォーマットコマンドを発行したり、ハードディスクドライブの ブートセクタに書き込みを行おうとした場合に警告を表示します。オプ ションは、Enabled と Disabled です。 Clear User Password1 この項目を使用して、入力されているユーザパスワードをクリアします。 Password Check この項目は入力されているユーザパスワードを確認します。オプション は、Setup と Always です。 1 2 管理者パスワードが設定されている場合に使用できます。 ユーザパスワードが設定されている場合にのみ使用できます。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-32 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Boot 構成 この機能は起動設定の構成に使用します。 Boot Device Priority この機能を使用して、ブートデバイスの優先順位(最初のブートデバイ ス、2 番目のブートデバイスなど)を指定します。オプションは、 Removable Devices、Hard Drive、CD/DVD、USB、Network、およ び Disabled です。 Hard Disk Drives この機能を使用して、使用可能なすべてのハードディスクドライブから ブートシーケンスを指定します。この設定は、Disabled と検出されたす べてのハードディスクドライブの一覧(1st Drive、2nd Drive、3rd Drive など)です。 Removable Drives この機能を使用して、使用可能な取り外し可能なドライブからブートシー ケンスを指定します。設定は、1st boot device、2nd boot device、 Disabled です。 CD/DVD Drives この機能を使用して、使用可能な CD/DVD ドライブからブートシーケン スを指定します。 © National Instruments 2-33 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ USB Drives この機能を使用して、使用可能な USB ドライブからブートシーケンスを 指定します。 Network Drives この機能を使用して、使用可能なネットワークドライブからブートシーケ ンスを指定します。 Retry Boot Devices この機能が有効で、現在のブートデバイスが使用不可の場合、システムは 次のブートデバイスを検索します。オプションは、Enabled と Disabled です。 Exit Options Exit BIOS Setup にアクセスするには、AMI BIOS Setup Utility 画面で Exit タブを選択します。 Save Changes and Exit システム構成の変更を終了した後、このオプションを選択して BIOS Setup Utility を終了し、新しいシステム構成パラメータが有効になるよう にコンピュータを再起動します。Exit メニューから Save Changes and Exit を選択して、<Enter> を押します。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-34 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ Discard Changes and Exit このオプションを選択すると、システム構成に永久的変更を加えず BIOS Setup Utility を終了してコンピュータを再起動することができます。Exit メニューから Discard Changes and Exit を選択して、<Enter> を押し ます。 Discard Changes このオプションを選択して <Enter> を押すと、すべての変更を破棄して AMI BIOS Utility に戻ります。 Load Optimal Defaults この機能を設定するには、Exit メニューから Load Optimal Defaults を 選択して、<Enter> を押します。OK を選択すると、AMI BIOS は最適な デフォルト値を BIOS 設定に自動的にロードします。最適設定は、システ ムが最大限のパフォーマンスを実現できる設定ですが、コンピュータアプ リケーションによっては使用できない場合もあります。 Load Fail-Safe Defaults この機能を設定するには、Exit メニューから Load Fail-Safe Defaults を 選択して、<Enter> を押します。二重安全設定は、システムの安定性を最 大にするものですが、パフォーマンスは劣化します。 BIOS エラービープコード システムに電源が投入されるたびに、実行される POST(Power-On Self-Test)ルーチン中にエラーが発生する場合があります。 致命的でないエラーの場合、システムは起動プロセスを続行することがで きます。画面にエラーメッセージが表示されます。 致命的なエラーの場合、システムは起動プロセスを続行することができま せん。致命的なエラーが発生した場合、システム製造元に修復方法につい て問い合わせてください。 表 2-3 ビープコード © National Instruments BIOS エラービープコード エラーメッセージ 説明 ビープ音 1 回 更新 回路がリセットされまし た。(起動準備完了。) 短いビープ音 5 回 および長いビープ 音1回 メモリエラー システムでメモリが検出 されませんでした。 2-35 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ 表 2-3 ビープコード BIOS エラービープコード(続き) エラーメッセージ 説明 ビープ音 8 回 メモリ読み取り / 書き込みエラー ビデオアダプタがない、 またはメモリに問題があ ります。 高いビープ音 1 回 と低いビープ音 1 回(サイレンのよ うな警告音) システムの過熱 システムが過熱していま す。 OS の再インストールおよびリカバリ 注意 ハードドライブベースのリカバリまたは OS リカバリ CD/DVD を使用して OS をリカバリすると、ハードディスクのコンテンツが消去されます。OS を回復す る前に、必要なファイルをバックアップしてください。 NI RMC-8355 には、出荷時にプリインストールした OS が含まれていま す。また、NI RMC-8355 にはシステムで OS を復元 / 再インストールす る 2 つの方法も含まれています。 • ハードトライブベースのリカバリは、ハードドライブの特別な場所に 保存されたデフォルトのバックアップを復元し、他のメディアを必要 としない復元が可能です。 メモ ハードドライブリカバリのホットキーは <F4> です。ハードドライブのリカバリ ツールにアクセスするには、起動プロセス中に画面が最初に表示されたら、 <F4> を押したままにします。 • また、NI RMC-8355 はハードドライブにオペレーティングシステム を再インストールする OS リカバリ CD/DVD と共に出荷されます。 オペレーティングシステムを再インストールするには、この OS リカ バリ CD/DVD を使用できます。OS を回復するには OS リカバリ CD/DVD を使用して NI RMC-8355 を起動します。 メモ OS の回復に OS リカバリ CD/DVD を使用した後、ソフトウェアのアップデー トまたは再インストールが必要になる場合があります。OS リカバリ CD/DVD に含まれるドライバは工場出荷時の OS バージョンと異なる場合があり、RAID ドライバも最新でない場合があります。最新のドライバを入手するには、 www.intel.com から Intel Rapid Storage Technology (Intel RST) RAID ソフ トウェアパッケージをインストールします。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-36 ni.com 第2章 メモ 取り付けおよび BIOS セットアップ OS を再インストール後、ビデオドライバなどのインストールが必要な特定のド ライバやソフトウェアのショートカットがデスクトップに表示されます。ドラ イバおよびソフトウェアのパッケージ方法により、OS インストール時にこのソ フトウェアはプリインストールされていません。 掃除 注意 シャーシを掃除または操作する前に、必ず AC/DC 電源ケーブルの接続を切断 してください。 外部の掃除 注意 シャーシの外部、特に上部の通気口を掃除している間は、シャーシの内部に水 分が入らないように注意します。 前面または背面パネルコネクタもしくはスイッチを洗浄しないでください。 シャーシを掃除している間は、これらのコンポーネントにカバーを取り付けま す。 シャーシを破損させる恐れがある刺激の強い化学洗浄剤を使用しないでくださ い。ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトンまたは類似した溶剤を含む化学 薬品を使用しないでください。 乾いた糸くずのない布または柔らかいブラシでシャーシの外側の表面を掃 除します。シャーシに研磨剤を使用しないでください。 ラックマウント 注意 ラックに装置を取り付ける場合は、不平坦に装着して危険な状態が発生しない ように注意してください。 NI RMC-8355 ラックマウントのハードウェアには以下が含まれます。 • 一対の内部スライド(シャーシに取り付ける) • 一対の外部スライド(ラックに取り付ける) • 外側のスライドを、異なる深さのラックに取り付けるブラケット 2 対(4 in. と 12 in.) • 多種の留め具が入った袋 © National Instruments 2-37 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ 内部スライドを取り付ける 図 2-2 に示すように内部スライドを NI RMC-8355 に取り付けます。 2 1 1 固定ネジ(14 個) 2 図 2-2 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 2-38 内部スライド 内部スライドを取り付ける ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ スライド取り付け用ブラケットをラックに取り付ける 図 2-3 に示すように、スライド取り付け用ブラケットをラックに取り付け ます。 4 2 3 1 1 2 固定ネジ(4 個) スライド取り付け用ブラケット(4 個) 3 4 図 2-3 © National Instruments ワッシャ(8 個) ナット(4 個) スライド取り付け用ブラケットをラックに取り付ける 2-39 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ 外部スライドをラックに取り付ける 図 2-4 に示すように外部スライドをラックに取り付けます。 1 2 3 1 ナット(6 個) 2 3 外部スライド 図 2-4 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 固定ネジ(6 個) 外部スライドをラックに取り付ける 2-40 ni.com 第2章 取り付けおよび BIOS セットアップ シャーシをラックに取り付ける 図 2-5 に示すように、シャーシに付いている内部スライドを、ラックに取 り付けられている外部スライドの溝に押し込み、NI RMC-8355 をラック にスライドして差し込みます。 図 2-5 © National Instruments NI RMC-8355 をラックにインストールする 2-41 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 3 I/O 情報 この章では、NI RMC-8355 I/O コネクタについて説明します。 背面パネルコネクタ 表 3-1 は、さまざまな周辺機器および対応する NI RMC-8355 外部コネク タ、バスインタフェース、および機能の一覧です。 表 3-1 周辺機器 NI RMC-8355 周辺機器の概要 外部コネクタ 説明 キーボード PS/2(5 ピン DIN) PS/2 スタイルキーボード マウス PS/2(5 ピン DIN) PS/2 スタイルマウス USB USB 4 ピンシリーズ A タイプ レセプタクル ( 上下 2 段タイプ ) USB 2.0 対応 USB USB 4 ピンシリーズ A タイプ レセプタクル ( 上下 2 段タイプ ) USB 2.0 対応 IPMI IPMI 専用 LAN サポートなし シリアル COM1(9 ピン D-SUB) 16550 RS-232 シリアルポート ビデオ VGA(15 ピン D-SUB) Matrox G200eW グラフィックスコン トローラ イーサネット LAN(RJ45) 10/100/1000 イーサネット接続 イーサネット LAN(RJ45) 10/100/1000 イーサネット接続 © National Instruments 3-1 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第3章 I/O 情報 図 3-1 は、NI RMC-8355 の背面パネルの配置を示します。 1 2 3 4 5 1 2 3 4 6 5 PS/2 マウスコネクタ IPMI 専用 LAN(非対応) PS/2 キーボードコネクタ USB ポート 0 USB ポート 1 7 6 7 8 9 10 図 3-1 8 9 10 シリアルポート VGA ポート LAN 1 LAN 2 UID スイッチ /LED(非対応) NI RMC-8355 背面パネルの配置 PS/2 図 3-2 は、NI RMC-8355 の PS/2 キーボードとマウスのコネクタの位置 およびピン配列を示します。表 3-2 は、PS/2 コネクタ信号の一覧および 説明です。 PS/2 6 5 4 3 2 1 図 3-2 NI RMC-8355 ユーザマニュアル PS/2 コネクタの位置およびピン配列 3-2 ni.com 第3章 表 3-2 ピン I/O 情報 PS/2 コネクタ信号 信号名 信号の説明 1 DATA データ(キーボード) 2 NC 未接続 3 GND グランド 4 VCC VCC 5 CLK クロック(キーボード) 6 NC 未接続 ユニバーサルシリアルバス 図 3-3 は、NI RMC-8355 のユニバーサルシリアルバス(USB)コネクタ の位置およびピン配列を示します。表 3-3 は、USB コネクタ信号の一覧 および説明です。 1 4 USB 図 3-3 USB コネクタの位置およびピン配列 表 3-3 ピン © National Instruments USB コネクタ信号 信号名 信号の説明 1 VCC ケーブル電源(+5 V) 2 -Data USB データ - 3 +Data USB データ + 4 GND グランド 3-3 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第3章 I/O 情報 シリアル 図 3-4 は、NI RMC-8355 のシリアルコネクタの位置およびピン配列を示 します。表 3-4 は、シリアルコネクタ信号の一覧および説明です。 5 1 6 9 䝅䝸䜰䝹 図 3-4 シリアルコネクタの位置およびピン配列 表 3-4 ピン NI RMC-8355 ユーザマニュアル シリアルコネクタ信号 信号名 信号の説明 1 DCD* データキャリア検出 2 SIN* データ受信 3 SOUT* データ転送 4 DTR* データ端末準備完了 5 GND グランド 6 DSR* データセット準備完了 7 RTS* 送信準備完了 8 CTS* 送信可 9 RI* 被呼表示 3-4 ni.com 第3章 I/O 情報 VGA 図 3-5 は、NI RMC-8355 の VGA コネクタの位置およびピン配列を示し ます。表 3-5 は、VGA コネクタ信号の一覧および説明です。 11 15 6 10 1 5 VGA 図 3-5 VGA コネクタの位置およびピン配列 表 3-5 ピン © National Instruments VGA コネクタ信号 信号名 信号の説明 1 R 赤 2 G 緑 3 B 青 4 NC 未接続 5 GND グランド 6 GND グランド 7 GND グランド 8 GND グランド 9 +5V 5V 10 GND グランド 11 NC 未接続 12 SD シリアルデータ 13 HSync 水平同期 14 VSync 垂直同期 15 SC シリアルクロック 3-5 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第3章 I/O 情報 イーサネット 図 3-6 は、NI RMC-8355 のイーサネットコネクタの位置およびピン配列 を示します。表 3-6 は、イーサネットコネクタ信号の一覧および説明で す。 8 1 䜲䞊䝃䝛䝑䝖 図 3-6 イーサネットコネクタの位置およびピン配列 表 3-6 NI RMC-8355 ユーザマニュアル イーサネットコネクタ信号 ピン 信号名 1 D0P 作動ペア 0+ 2 D0N 作動ペア 0- 3 D1P 作動ペア 1+ 4 D2P 作動ペア 2+ 5 D2N 作動ペア 2- 6 D1N 作動ペア 1- 7 D3P 作動ペア 3+ 8 D3N 作動ペア 3- 3-6 信号の説明 ni.com 第3章 I/O 情報 MXI-Express コネクタ コネクタについての詳細は、MXI-Express のハードウェアユーザマニュア ルを参照してください。 メモ NI RMC-8355 BIOS は、デフォルトで 188 PCI バスのみをサポートします。 188 PCI 以上のバスを必要とする大規模なマルチシャーシシステムでは、 NI MXI-Express BIOS 互換ソフトウェアを使用して Windows 上のこの制限に対 処します。現時点では、LabVIEW RT を実行しているシステムでの対処方法はあ りません。NI MXI-Express BIOS 互換ソフトウェアにアクセスするには、 ni.com/download から MXI-Express BIOS Compatibility Software を検索して ください。 © National Instruments 3-7 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 4 構成についての一般的な質問 この章には、NI RMC-8355 使用時の構成に関する一般的な質問の回答が 記載されています。 一般的な質問 NI RMC-8355 フロントパネルの LED は何を示していますか ? 電源インジケータは、メインの電源が投入されているときに点灯します。 LAN 状態 LED は、LAN1 と LAN2 が動作しているときに点滅します。 NI RMC-8355 でハードドライブが動作しているときにハードウェアドラ イブ LED が点灯します。詳細については、図 1-1、 「NI RMC-8355 の正面 図」を参照してください。 メモリ、ハードドライブ、時間 / 日付などの構成はどのように確認するこ とができますか ? BIOS のセットアップでこれらのパラメータを参照することができます。 BIOS セットアップを起動するには、NI RMC-8355 を再起動し、メモリ テストの実行中に <Delete> を押します。詳細については、第 2 章、 「取り付けおよび BIOS セットアップ」の「BIOS セットアップ」セクショ ンを参照してください。 内部 SATA ドライブと外部ハードドライブを同時に使用することは可能で すか ? はい、可能です。 サポートされている RAID のモードはどれですか ? NI RMC-8355 は、RAID 0 および 1 のみをサポートします。 NI RMC-8355 は PCI カードをサポートしますか ? サポートしません。NI RMC-8355 はライザーカード(同梱されている) を使用している PCI Express カードのみをサポートします。 BIOS が POST 処理を行っている間に起動メニューにアクセスするショー トカットキーは何ですか ? そのショートカットキーは <F11> です。 © National Instruments 4-1 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第4章 構成についての一般的な質問 起動オプション どのデバイスから起動することができますか ? NI RMC-8355 は以下のデバイスから起動することができます。 • 内部 SATA ハードドライブ • 内部 CD-ROM ドライブ • 同じサブネット上のネットワーク PXE サーバ • USB ハードドライブまたは CD-ROM などの外部 USB 大容量記憶デ バイス メモ USB デバイスから起動するにはレガシー USB サポートを有効にする必要があり ます。詳細については、第 2 章、「取り付けおよび BIOS セットアップ」の 「BIOS セットアップ」セクションを参照してください。 • メモ 外部 USB フロッピードライブ USB デバイスから起動する際にいくつかの制限があります。Windows XP は USB CD-ROM からインストールできますが、Windows の以前のバージョンは インストールできません。NI RMC-8355 BIOS は、USB デバイスが DOS 環境で 動作するように構成します。 コントローラがこれらのデバイスから起動するように構成するにはどうす ればよいですか ? <Delete> を押し、BIOS を入力します。その後 Boot を選択します。デバ イスタイプ順およびデバイスタイプ内のデバイス順を設定します。詳細に ついては、第 2 章「取り付けおよび BIOS セットアップ」の「BIOS セッ トアップ」を参照してください。 シャーシ構成 PXI シャーシと動作するように NI RMC-8355 を設定するにはどうすれば よいですか ? PXI システムの構成は、NI RMC-8355 にプリインストールされているソ フトウェアに含まれる MAX(Measurement & Automation Explorer) によって行われます。MAX は PXI システムの配置とパラメータを定義す る pxisys.ini ファイルを作成します。 単一または複数のシャーシシステムにおいて、その構成手順は同じです。 MAX で、ヘルプ→ヘルプトピック→ PXI と選択してシャーシを構成しま す。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 4-2 ni.com 第4章 構成についての一般的な質問 PXI の仕様では、PXI シャーシとシステムモジュールで多くの組み合わせ が利用可能です。システムインテグレータのために、PXI シャーシおよび システムモジュールの製造元は製品の機能をドキュメント化する必要があ ります。最小要件を記載したドキュメントは、ASCII テキストで構成され た .ini ファイルに含まれています。システムインテグレータ、構成ユー ティリティおよびデバイスドライバはこれらの .ini ファイルを使用する ことができます。 シャーシの機能を記載したドキュメントは、シャーシの製造元が提供する chassis.ini ファイルに含まれています。このファイルに含まれる情報 は、システムコントローラに関する情報に組み込まれて、pxisys.ini (PXI システム初期化)と呼ばれる単一のシステム初期化ファイルを作成 します。NI RMC-8355 では MAX を使用して、chassis.ini ファイルか ら pxisys.ini ファイルを生成します。 デバイスドライバおよび他のユーティリティソフトウェアは、 pxisys.ini ファイルを読み取って、システム情報を取得します。初期化 ファイルの詳細については、www.pxisa.org(英語)にある PXI の仕様 を参照してください。 アップグレード情報 システムメモリをアップグレードするにはどうすればよいですか ? 付録 B「ハードウェア構成」の「メモリをアップグレードする」セクショ ンを参照してください。 ハードドライブやソリッドステートディスクはどのようにアップグレード しますか ? 付録 B「ハードウェア構成」の「ハードディスクドライブのアップグレー ドおよび交換」セクションを参照してください。 新しい BIOS にアップデートするにはどうすればよいですか ? 最新の BIOS については、ni.com/downloads で確認してください。 最新のソフトウェアドライバはどこから入手することができますか ? 最新のナショナルインスツルメンツのソフトウェアは、ni.com/ downloads から入手できます。 © National Instruments 4-3 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第4章 構成についての一般的な質問 RMC-8355 にはどのようなアップグレードオプションがありますか ? 表 4-1 は使用可能なアップグレードを一覧します。 表 4-1 NI RMC-8355 アップグレードオプション 製品番号 説明 782116-01 NI RMC-8355 用予備光学ドライブ 782117-01 NI RMC-8355 用予備 250 GB SSD/ ドライブベイ 782314-01 NI RMC-8355 用予備 500 GB HDD/ ドライブベイ 782301-01 PCI Express プラグインビデオカード (デュアルデジタルディスプレイ出力付き) 782302-01 NI RMC-8355 用ラックマウントレール 782544-01 NI RMC-8355 用予備 / 交換 AC 電源 782545-01 NI RMC-8355 用予備 / 交換 DC 電源 782547-01 NI RMC-8355 用 DC 電源ケーブル 782546-01 NI RMC-8355 用予備 / 交換用ファン 782567-1024 NI RMC-8355 用 1 GB RAM (交換 / アップグレード用) 782567-4096 NI RMC-8355 用 4 GB RAM (交換 / アップグレード用) 782567-8192 NI RMC-8355 用 8 GB RAM (交換 / アップグレード用) 782596-01 NI RMC-8355 ユーザマニュアル デュアル CPU アップグレード、 Intel Xeon E5620 4-4 ni.com 5 トラブルシューティング この章には、NI RMC-8355 使用時のトラブルシューティングに関する一 般的な質問の回答が記載されています。 NI RMC-8355 が起動しない場合はどうすればよいですか ? コントローラが起動しない要因はいくつかあります。以下は、考えられる 要因と解決策です。 注意点 • どの LED が点灯していますか ? 電源インジケータの LED が点灯して いる必要があります。ハードディスクドライブの LED は、起動中の ディスクへのアクセス時に点滅します。 • ディスプレイに何が表示されていますか ? 特定の画面(BIOS、オペ レーティングシステムなど)で停止していますか?画面に何も表示さ れていない場合は、他のモニタを使用してみてください。モニタは他 の PC で使用できますか ? ハングしてしまう場合は、ナショナルイン スツルメンツの技術サポートにお問い合わせの際、画面に何が最後に 表示されていたかをお伝えください。 • システムに変更はありましたか ? 最近、システムを移動しましたか ? 雷雨が発生しましたか ? 最近、新しいモジュール、メモリチップ、 またはソフトウェアを追加しましたか? • システムは過熱していませんか ? 過熱 / ファン故障 LED (Overheat/FanFail LED) が点灯している場合、過熱していることを 示します。コントローラから AC 電源コードを抜き、冷却した後に再 度電源を入れます。 • サポートされていないスロットにメモリがインストールされていませ んか ?(詳細については、第 1 章「はじめに」の「メモリアップグ レード」セクションを参照してください。) 解決策 • NI RMC-8355 が正常に機能している電源に差し込まれていることを 確認します。 • • • © National Instruments 電源を抜いて再度差し込みます。 不要なケーブルまたはデバイスを取り外します。 CPU とメモリモジュールが正しくスロットに取り付けられているこ とを確認します。 5-1 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 第5章 トラブルシューティング • CMOS をクリアします。(付録 B「ハードウェア構成」の「CMOS クリア(JBT1)」セクションを参照してください。) • NI RMC-8355 のハードドライブを復元します。(第 2 章「取り付け および BIOS セットアップ」の「OS の再インストールおよびリカバ リ」セクションを参照してください。) • サポートされていないスロットからメモリを取り外します。 Windows の画面が表示される前まで NI RMC-8355 は正常に起動します が、Windows の画面が正常に表示されません。文字化け、白または黒い 画面が発生する、あるいはモニタに非同期のメッセージが表示されます。 ビデオカード出力がモニタの制限以上に設定されている場合、このような 問題が発生します。Windows をセーフモードで起動する必要がありま す。これを行うには、NI RMC-8355 を再起動します。Windows が起動 を始めたら、<F8> を押し続けます。ビデオドライバをリセットして、設 定値を低くします。解像度を 640 × 480、リフレッシュレートを 60 Hz に 設定します。再起動した後に、Windows のテストオプションを使用し て、これらの値を高くすることができます。これらの設定は、コントロー ルパネルの画面の詳細設定タブで変更できます。あるいは、より新しくて 大きな別のモニタで試します。 特定のモジュールがシャーシに取り付けられていない間は、システムが正 常に起動します。 この問題の最も考えられる要因として、モジュールの破損が挙げられま す。モジュールを異なるシャーシに取り付ける、または異なるコントロー ラと動作させます。また、システムに接続した外部ケーブルまたは端子台 を取り外します。それでもモジュールが動作しない場合、破損しているこ とが考えられます。この問題を解決するには、モジュールの製造元にお問 い合わせください。 トラブルシューティングが必要なシャーシおよびモジュールに特有の詳細 情報については、ni.com/support から技術サポートデータベースまた は製品マニュアルのセクションを参照してください。 電源ボタンを押した場合に、シャットダウンする前に Windows でメッ セージをプロンプトするよう設定する方法はありますか ? スタート→コントロールパネル→電源オプションを選択し、電源オプショ ンのプロパティウィンドウを開きます。詳細設定タブを選択します。電源 ボタンセクションで、プルダウンメニューから入力を求めるを選択しま す。これが選択されていると、電源ボタンが押された場合に Windows はキャンセル、シャットダウン、または再起動のいずれかを選択するよう プロンプトします。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 5-2 ni.com A 仕様 この付録には、NI RMC-8355 の電気、機械、および環境仕様が記載され ています。 電気特性 AC 入力 入力電圧レンジ ............................................... 100 ~ 240 VAC 動作電圧レンジ ............................................... 90 ~ 264 VAC 入力周波数 ........................................................ 50/60 Hz 動作周波数範囲 ............................................... 47 ~ 63 Hz 電流定格 ............................................................ 4 ~ 2 A(最大) (単一電源の場合 480 W) 電源切断 ............................................................ AC 電源ケーブルでは、主電源の 切断を提供します。フロントパネ ルの電源スイッチを押すことで、 内部電源を有効または無効にしま す。 DC 入力 入力 ..................................................................... 23 ~ 36 V、16 ~ 8 A ±10% 電流定格 ............................................................ +12 V -41 A、+5 VSB 0 -3 A DC 出力 ............................................................. 360 W(最大) メモ 注意 DC メイン電源への接続は危険であるとみなされているため、オペレータがアク セスできる場所に配置しないでください。DC 製品はアクセスが制限された場所 に配置します。 VDC 入力には DC 電源と一緒に添付された DC 電源ケーブルを使用してくださ い。 © National Instruments A-1 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 A 仕様 注意 このドキュメントに記載されている手順以外の方法で NI RMC-8355 を使用した 場合、NI RMC-8355 に装備されている保護機能が正常に動作しない場合があり ます。 メインボード ソケット ............................................................. LGA 1366(デュアルソケット) チップセット .................................................... Intel 5520 チップセット メモリスロット................................................ 240 ピン DIMM DDR3 スロット (12 個)、3 チャンネル 800/1066 最大 96 GB メモリ(6 スロット、 プロセッサあたり 48 GB) PCI Express...................................................... PCI Express 2.0 x16 スロット 1 個、PCI Express 2.0 x8 スロット 1個 SATA ................................................................... SATA ポート(2 個) (Serial-ATA 2.0 仕様に準拠) USB ポート ........................................................ USB 2.0 ポート(4 個) キーボード ........................................................ PS/2 キーボードポート マウス ................................................................. PS/2 マウスポート ビデオ ................................................................. VGA ポート、オンボード Matrox G200eW 16 MB DDR2 (最大分解能 1280 × 1024) シリアル ............................................................. RS-232 シリアルポート(1 個) LAN ..................................................................... RJ45 LAN ジャック(2 個) オンボード LAN コントローラ ................... Intel 82576 デュアルポート ギガ ビットイーサネットコントロー ラー CPU CPU ..................................................................... Xeon E5620(4 コア) クロック速度 .................................................... 2.40 GHz 最大ターボ周波数 ........................................... 2.66 GHz NI RMC-8355 ユーザマニュアル A-2 ni.com 付録 A 仕様 Intel Smart Cache ...................................... 12 MB パッケージ ........................................................ LGA 1366 ハードディスクドライブ 容量 ..................................................................... 300(SSD)/500(HDD)GB (1 つまたは 2 つのドライブ構成 で、最大容量は 600 GB/1 TB) インタフェース ............................................... Serial-ATA 2(ICH10R コント ローラを介した 3 Gbps) メモリ 標準メモリ ........................................................ 1 GB(128 M × 72 ビット) DDR-III SDRAM、 RDIMM ECC 800/1066 MHz 4 GB メモリアップグレード 標準メモリ ........................................................ 4 GB(128 M × 72 ビット) DDR-III SDRAM、 RDIMM ECC 800/1066 MHz 8 GB メモリアップグレード 標準メモリ ........................................................ 8 GB(512 M × 72 ビット) DDR-III SDRAM、 RDIMM ECC 800/1066 MHz メモ CPU あたりメモリスロット 6 つ。 CPU あたりの最大 RAM は 48 GB(6 × 8 GB)。 出荷時の標準メモリは、CPU あたり 3 GB(3 × 1 GB)。 機械特性 全体の寸法(標準シャーシ) 高さ ............................................................ 1U 幅 ................................................................. 432 mm(17.0 in.) 奥行き ........................................................ 533 mm(21.0 in.) 重量 ..................................................................... 8.1 kg(17.8 lbs) © National Instruments A-3 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 A 仕様 耐衝撃 / 振動 耐衝撃 動作時 30 g、11 ms テスト手順 標準 動作時 IEC 68-2-27 非動作時 IEC 68-2-27 ランダム動作 周波数(Hz) 振動レベル 5 ~ 350 0.0002 g2/Hz 350 ~ 500 -3 dB/ オクターブ 500 0.00014 g2/Hz 合計 grms = 0.31 非ランダム動作 周波数(Hz) 振動レベル 5 ~ 100 0.02 g2/Hz 100 ~ 200 -3 dB/ オクターブ 200 ~ 350 0.01 g2/Hz 350 ~ 500 -3 dB/ オクターブ 500 0.007 g2/Hz 合計 grms = 2.46 ランダム振動テスト手順 NI RMC-8355 ユーザマニュアル テスト 標準 動作時 IEC 68-2-64 非動作時 IEC 68-2-64 A-4 ni.com 付録 A 仕様 動作環境 注意 閉塞されたラックや複数ユニットが取り付けられたラックアセンブリでは、 ラック周辺の周囲温度が部屋の周囲温度より高くなる場合があります。そのた め、装置は製造元で指定されている最大周囲動作温度に適応する環境に取り付 けてください。 動作温度(単一 Xeon)................................ 0 ~ 50 ℃ (CPU ターボモード OFF) (IEC 60068-2-1 に準拠して試験 済み。) 動作温度(単一 Xeon)................................ 0 ~ 45 ℃ (CPU ターボモード ON) (IEC 60068-2-1 に準拠して試験 済み。) 動作温度(デュアル Xeon)....................... 0 ~ 45 ℃ (CPU ターボモード OFF) (IEC 60068-2-1 に準拠して試験 済み。) 動作温度(デュアル Xeon)....................... 0 ~ 40 ℃ (CPU ターボモード ON) (IEC 60068-2-1 に準拠して試験 済み。) 保管温度 ............................................................ -40 ~ 70 ℃ (IEC 60068-2-1 および IEC 60068-2-2 に準拠して試験済 み。) 相対湿度(IEC 60068-2-56 に準拠して試験済み。) 動作時 ........................................................ 10 ~ 90%、結露なきこと 非動作(保管)時 .................................. 5 ~ 95%、結露なきこと 動作環境 ............................................................ 室内使用のみ 最大使用高度.................................................... 3,000 m Installation Category ................................ II 汚染度 ................................................................. 2 © National Instruments A-5 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 A 仕様 アコースティックエミッション 音圧レベル(オペレータ位置) 最小 ............................................................. 56.3 dBA 最大 ............................................................. 67.2 dBA 音響出力 最小 ............................................................. 62.1 dBA 最大 ............................................................. 73.8 dBA 安全性 この製品は、以下の情報技術装置の安全基準の要件に適合するように設計 されています。 • • IEC 60950-1、EN 60950-1 UL 60950-1、CSA 60950-1 注意 回路の過負荷により、電源配線が破損する可能性があります。電源回路に装置 を接続する際、装置のネームプレートの定格値を上回らないように注意してく ださい。 メモ UL およびその他の安全保証については、製品ラベルまたは「オンライン製品認 証」セクションを参照してください。 電磁両立性 この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下の EMC 規格の必要条件を満たします。 • • • • • EN 61326 (IEC 61326): Class A エミッション、基本イミュニティ EN 55011 (CISPR 11): Group 1、Class A エミッション AS/NZS CISPR 11: Group 1、Class A エミッション FCC 47 CFR Part 15B: Class A エミッション ICES-001: Class A エミッション メモ 製品の EMC 決定に適用する基準に関しては、「オンライン製品認証」セクショ ンを参照してください。 メモ EMC に適合させるには、このデバイスをシールドケーブルと併用してくださ い。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル A-6 ni.com 付録 A CE マーク準拠 仕様 この製品は、該当する EC 理事会指令による基本的要件に適合していま す。 • • 2006/95/EC、低電圧指令(安全性) 2004/108/EC、電磁両立性指令(EMC) オンライン製品認証 この製品のその他の適合規格については、この製品の適合宣言(DoC) をご覧ください。この製品の製品認証および適合宣言を入手するには、 ni.com/certification(英語)にアクセスして型番または製品ライン で検索し、保証の欄の該当するリンクをクリックしてください。 環境管理 ナショナルインスツルメンツは、環境に優しい製品の設計および製造に努 めています。NI は、製品から特定の有害物質を除外することが、環境お よび NI のお客様にとって有益であると考えています。 環境に関する詳細は、ni.com/environment からアクセス可能な 「Minimize Our Environmental Impact」ページを参照してください。 このページには、ナショナルインスツルメンツが準拠する環境規制および 指令、およびこのドキュメントに含まれていないその他の環境に関する情 報が記載されています。 廃電気電子機器(WEEE) 欧州のお客様へ 製品寿命を過ぎたすべての製品は、必ず WEEE リサイクルセンターへ 送付してください。WEEE リサイクルセンターおよびナショナルインスツルメンツの WEEE への取り組み、および廃電気電子機器の WEEE 指令 2002/96/EC 準拠について は、ni.com/environment/weee(英語)を参照してください。 電池の交換および廃棄 電池指令 このデバイスには、長寿命のコイン電池が含まれています。電池交換が必要 な場合は、日本ナショナルインスツルメンツの技術サポート(ni.com/support)まで ご連絡ください。電池 / アキュムレータおよび廃棄電池 / アキュムレータに関する EU 電 池指令 2006/66/EC の準拠情報については、ni.com/environment/ batterydirective(英語)を参照してください。 Cd/Hg/Pb ⬉ᄤֵᙃѻક∵ᶧࠊㅵ⧚ࡲ⊩ ˄Ё RoHS˅ 20 Ёᅶ᠋ National Instruments ヺড়Ё⬉ᄤֵᙃѻકЁ䰤ࠊՓ⫼ᶤѯ᳝ᆇ⠽䋼ᣛҸ (RoHS)DŽ ݇Ѣ National Instruments Ё RoHS ড়㾘ᗻֵᙃˈ䇋ⱏᔩ ni.com/environment/rohs_chinaDŽ (For information about China RoHS compliance, go to ni.com/environment/rohs_china.) © National Instruments A-7 NI RMC-8355 ユーザマニュアル B ハードウェア構成 この付録には、NI RMC-8355 ハードウェアの構成およびアップグレード の方法が記載されています。 注意 危険電圧環境 NI RMC-8355 内部には、ユーザが操作可能な部品はありません。 この付録に記載されているハードウェア構成およびアップグレードの作業は、資格を有 する技術者により行われる必要があります。 作業を行う前に必ず AC 電源ケーブルを外してください。 © National Instruments B-1 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 図 B-1 は、NI RMC-8355 メインボードの主な機能を示します。 KB/MS P1-DIMM3B IPMI LAN USB 0/1 JPW2 P1-DIMM3A 5 JPW1 P1-DIMM2A 49 4 JPW3 Fan8 (CPU1Fan) 50 3 2 1 P1-DIMM2B JPI2C P1-DIMM1A PHY COM1 48 6 CPU2 P1-DIMM1B 7 Fan1 8 Fan2 Battery VGA 47 X8DTU/-F LAN1 46 Fan7(CPU2 Fan) CPU1 9 JBAT1 Rev. 2.01 Buzzer 10 SP1 Fan3 P2-DIMM1B 11 LAN2 P2-DIMM1A JUIDB J3 14 I-SATA4 SXB3: PCI-E 2.0 x 8 in x 4 Slot 15 Fan4 38 16 FP CTRL LE1 Intel 5520 JP3 JOH1 IOH] T-SGPIO2 37 J17 JTAG Of CPLD JWD JPB 19 CPLD 20 South Bridge BMC CTRL JI2C1 JI2C2 USB6 JBT1 USB4/5 USB7 JLPC1 Fan5 J12 JL1 IPMB J13 Fan6 USB2/3 J14 BIOS COM2 17 18 Intel ICH10R JPG1 36 JF1 T-SGPIO1 39 40 I-SATA5 SXB1: PCI-E 2.0 x 16 I-SATA3 J2 J10 41 13 SXB2: PCI-E 2.0 x 8 J1 I-SATA0 UIOP 42 12 P2-DIMM3A JPL1 43 I-SATA2 LE2 P2-DIMM3B JD1 P2-DIMM2A LAN CTRL 44 PWRLED/SPK P2-DIMM2B I-SATA1 45 21 22 23 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 ファン 8 ファン 7 JPW3 JPW2 JPW1 JPI2C ファン 1 ファン 2 JBAT1 ファン 3 SP1 JD1 I-SATA0 ~ 5 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 ファン 4 LE1 JP3 JOH1 JF1 T-SGPIO1 J17 T-SGPIO1 JWD JLPC1 USB2/3 JL1 ファン 5 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 J12、USB4/5 J14、USB7 JBT1 BIOS J13、USB6 JI2C1、JI2C2 IPMB(非対応) ファン 6 COM2 JPG1 LAN1 J3 J2 図 B-1 メモ 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 24 J1 J10/UIOP JPL1 JUIDB LE2 LAN2 LAN1 VGA COM1 USB0/1 キーボード / マウス NI RMC-8355 メインボードの配置 認識されていないジャンパは、テスト用です。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル B-2 ni.com 付録 B 注意 爆発の危険性を回避するには、非対応の電池タイプ(JBAT1)と交換しないでく ださい。使用済みの電池は電池指令に基づいて処理してください。 表 B-1 ジャンパ JBT1 ジャンパの説明 説明 デフォルト設定 CMOS クリア JI2C1/JI2C2 注意 ハードウェア構成 「CMOS クリア (JBT1)」を参照 SMB-PCI Express スロット OFF(無効) JPG1 VGA 有効 ピン 1 ~ 2(有効) JPL1 LAN1/2 有効 ピン 1 ~ 2(有効) JWD ウォッチドッグ ピン 1 ~ 2(リセッ ト) 電源やマザーボードへの破損を防ぐためには、1 つの 20 ピン電源コネクタと 2 つの 8 ピン電源コネクタのある電源を使用します。これらのコネクタを、マザー ボードの 20 ピン(JPW1)と、2 つの 8 ピン(JPW2、JPW3)電源コネクタに 必ず接続してください。これを行わない場合、電源とマザーボードの製造元の保 証は無効になります。 マザーボードに取り付けられたアドオンカードに適切な電力を供給するには、 UIOP 電源コネクタをこれらのカード用の電源に接続します。 メモ LE1 LED が ON の場合、オンボード電源接続は ON の状態です。部品の取り外 しまたは取り付けを行う前に、必ず電源ケーブルを抜いてください。 表 B-2 コネクタの説明 コネクタ COM1/COM2 ファン 1 ~ファン 8 説明 COM1/COM2 シリアルポート / ヘッダ システム /CPU ファンヘッダ(ファン 7 ~ 8 は CPU ファン) IPMB IPMB I2C ヘッダ(IPMI カード用)(非対応) JD1 スピーカ / 電源 LED ヘッダ(ピン 4 ~ 7 はスピーカ) JF1 フロントパネル制御コネクタ JL1 シャーシ侵入ヘッダ JOH1 © National Instruments 過熱 LED ヘッダ B-3 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 表 B-2 コネクタの説明(続き) コネクタ 説明 JPI2C 電源 SMBbus I2C ヘッダ JPW1 20 ピン ATX メイン電源コネクタ JPW2/JPW3 JUIDB LAN1/2 I-SATA0 ~ I-SATA5 T-SGPIO-1/T-SGPIO-2 UIOP USB0/1 8 ピン二次電源コネクタ(上記の注意事項を参照) 背面ユニット識別スイッチ ギガビットイーサネット(RJ45)ポート SATA ポート(Intel サウスブリッジ) シリアル汎用入力 / 出力ヘッダ ユニバーサル I/O ライザカード電源コネクタ(アドオンカードに必要) (上記の注意事項を参照) ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート(バックパネル) F/P USB 2/3、4/5、6、 フロントパネルアクセス可能 USB ヘッダ 7 VGA ビデオポート 表 B-3 LED の説明 LED NI RMC-8355 ユーザマニュアル 説明 LE1 オンボードスタンバイ電源警告 LED インジケータ LE2 ユニット識別子 LED B-4 ni.com 付録 B ハードウェア構成 前面コントロールパネルコネクタ(JF1) JF1 には、前面パネルにある各種のコントロールパネルボタンとインジ ケータ用のヘッダピンが含まれています。これらのコネクタは、NI サーバ シャーシと一緒に使用するように設計されています。各種のコントロール パネルボタンと LED インジケータの説明は、図 B-2 を参照してください。 ピンの定義については次のセクションを参照してください。 20 19 Ground NMI Key Key FP PWR LED 3.3 V ID_UID/3.3 V SB HDD LED NIC1 (Link) LED NIC1 (Activity) LED NIC2 (Link) LED NIC2 (Activity) LED Blue+ (Overheat/Fan Fail/ PWR Fail/Blue_UID LED) Red+ (Blue LED_ Cathode_UID) 3.3 V PWR Fail LED Ground Reset Button Ground Power Button 2 図 B-2 © National Instruments B-5 1 JF1 ヘッダピン NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 ピン定義 NMI ボタン NMI(nonmaskable pin interrupt)ボタンヘッダは JF1 のピン 19 と 20 にあります。ピン定義については次の表を参照してください。 表 B-4 NMI ボタンのピン定義 ピン 定義 19 制御 20 グランド 電源 LED 電源 LED 接続は、JF1 のピン 15 と 16 にあります。ピン定義については、 表 B-5 を参照してください。 表 B-5 電源 LED のピン定義 ピン 定義 15 +5 V 16 グランド HDD LED/UID スイッチ HDD/UID LED 接続は JF1 のピン 13 と 14 にあります。ハードドライブ LED ケーブルをこれらのピンに取り付けて、シリアル ATA のアクティビ ティを含む、システム上のハードドライブのディスクアクティビティ状態 を表示します。UID スイッチ接続を使用するには、UID スイッチケーブル を接続します。前面の UID スイッチは、ピン 7 ~ 8 上の UID LED と使用 した場合に動作します。ピン定義については表 B-6 を参照してください。 表 B-6 NI RMC-8355 ユーザマニュアル HDD LED/UID のピン定義 ピン 定義 13 UID スイッチ /3.3 V 14 HDD アクティブ B-6 ni.com 付録 B ハードウェア構成 NIC1/NIC2 LED インジケータ GLAN ポート 1 用の NIC(network interface controller)LED コネク ションは JF1 のピン 11 と 12 にあり、GLAN ポート 2 用の LED 接続はピ ン 9 と 10 にあります。ネットワークアクティビティを表示するには、 NIC LED ケーブルを取り付けます。ピン定義については、表 B-7 と B-8 を 参照してください。 表 B-7 NIC1(GLAN1)LED のピン定義 ピン 定義 11 NIC アクティビティ 12 NIC リンク 表 B-8 NIC2(GLAN2)LED のピン定義 ピン 定義 9 NIC アクティビティ 10 NIC リンク 過熱(OH)/ ファン故障 / 電源故障 /UID LED 過熱(OH)/ ファン故障 / 電源故障 /UID LED 接続を使用するには、LED ケーブルを JF1 のピン 7 と 8 に接続します。ピン 7 の赤い LED は過熱、 ファン故障、または電源故障の警告を表します。ピン 8 の青い LED は、 前面パネルの UID LED インジケータとして動作します。赤 LED はデフォ ルトでは、青 LED よりも優先度が高くなります。ピン定義および LED の 状態については、表 B-9 と B-10 を参照してください。 表 B-9 © National Instruments 過熱 / ファン故障 / 電源故障 / 青 _UID LED のピン定義 ピン 定義 7 青い LED カソード(UID) 8 過熱 / ファン故障 / 電源故障 /UID LED B-7 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 表 B-10 ピン 7 ピン 8 低 高 過熱 / ファン故障 / 電源故障の LED 状態 赤 LED 青 LED OFF ON: 過熱 / ファン故障 / 電源故障 点灯 : 過熱 速い点滅 : ファン故障 遅い点滅 : 電源故障 高 低 OFF(システム標準) On(UID LED) 高 高 OFF OFF 電源エラー LED 電源故障の LED 接続は、JF1 のピン 5 と 6 にあります。ピン定義につい ては、表 B-11 を参照してください。 表 B-11 電源故障 LED のピン定義 ピン 定義 5 3.3 V 6 電源故障 LED リセットボタン リセットボタン接続は、JF1 のピン 3 と 4 にあります。接続をコンピュー タケース上のハードウェアリセットスイッチに接続します。ピン定義につ いては、表 B-12 を参照してください。 表 B-12 NI RMC-8355 ユーザマニュアル リセットボタンのピン定義 ピン 定義 3 リセット 4 グランド B-8 ni.com 付録 B ハードウェア構成 電源ボタン 電源ボタン接続は、JF1 のピン 1 と 2 にあります。瞬間的に両方のピンに 接触することで、システムの電源が ON/OFF になります。このボタンは Advanced BIOS サブメニューの電源オフ設定と一緒に動作します。ピン 定義については、表 B-13 と B-14 を参照してください。 表 B-13 電源ボタンのピン定義 ピン 定義 1 信号 2 +3 V スタンバイ 表 B-14 電源ボタン電源 ON/OFF 設定 BIOS での PWR_Off 設定 PWR_Off を即時に OFF に設定 マザーボード上の電源アクティビ ティ 電源を ON にする : 電源は瞬時に ON になる 電源を OFF にする : 電源は瞬時に OFF になる PWR_Off を 4 秒間待機するよう に設定 電源を ON にする : 電源は瞬時に ON になる 電源を OFF にする : 両方のピンを 4 秒以上短絡してから電源を OFF にする © National Instruments B-9 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 ケーブルを接続する ATX メイン電源(JPW1)およびプロセッサ(JPW2/3)電源接続 マザーボードには 20 ピン ATX メイン電源接続(JPW1)、および 2 つの 8 ピン CPU 電源接続(JPW2/JPW3)が含まれます。これらの電源接続は SSI EPS 12 V 仕様を満たしています。 1 19 2 20 図 B-3 図 B-4 注意 ATX メイン電源接続 1 7 2 8 CPU 電源コネクタ 電源やマザーボードへの破損を防ぐためには、1 つの 20 ピン電源コネクタと 2 つの 8 ピン電源コネクタのある電源を使用します。これらの電源コネクタを、マ ザーボードの 20 ピンと 2 つの 8 ピン電源コネクタに必ず接続して、システムに 適切な電源が供給されることを確認してください。これを行わない場合、電源と マザーボードの製造元の保証は無効になります。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル B-10 ni.com 付録 B ハードウェア構成 JPW2/JPW3 の ATX メイン電源コネクタと、CPU 電源コネクタを電源に 接続する必要があります。ピン定義については、表 B-15 と B-16 を参照し てください。 表 B-15 20 ピンメイン電源コネクタのピン定義 ピン 定義 ワイヤカラー ピン 定義 ワイヤカラー 1 +3.3 VDC オレンジ 11 +3.3 VDC オレンジ 2 +3.3 VDC オレンジ 12 -12 VDC 青 3 グランド 黒 13 グランド 黒 4 +5 VDC 赤 14 PS ON 緑 5 グランド 黒 15 グランド 黒 6 +5 VDC 赤 16 グランド 黒 7 グランド 黒 17 グランド 黒 8 PWR_OK グレー 18 -5 VDC 白 +5 VDC VSB 紫 19 +5 VDC 赤 黄 20 +5 VDC 赤 9 スタンバイ電圧 10 +12 VDC 表 B-16 © National Instruments 12 V 8 ピン電源コネクタのピン定義 ピン 定義 1~4 グランド 5~8 +12 V B-11 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 UIO ライザカード電源コネクタ(J10) J10 のユニバーサル I/O 電源コネクタ(UIOP)は、マザーボードに取り 付けれているライザカードに電源を供給します。ピン定義については、 表 B-17 を参照してください。 図 B-5 表 B-17 1 17 2 18 ユニバーサル I/O 電源コネクタ(J10) ユニバーサル I/O 電源コネクタのピン定義 ピン 定義 ピン 定義 B1 P5V A1 P3V3 B2 P5V A2 P3V3 B3 P5V A3 P3V3 B4 P5V A4 P3V3 B5 P5V A5 P3V3 B6 P5V A6 P3V3 B7 P5V A7 P3V3 B8 P5V A8 P3V3 B9 P5V A9 P3V3 B10 P5V A10 P3V3 B11 N12V A11 P3V3 B12 P3V3 スタンバイ A12 P3V3 B13 P3V3 スタンバイ A13 P12V B14 グランド A14 P12V B15 グランド A15 P12V B16 グランド A16 P12V NI RMC-8355 ユーザマニュアル B-12 ni.com 付録 B 表 B-17 ハードウェア構成 ユニバーサル I/O 電源コネクタのピン定義(続き) ピン 定義 ピン 定義 B17 グランド A17 P12V B18 グランド A18 グランド シャーシ侵入ヘッダ(JL1) シャーシ侵入ヘッダは、マザーボードの JL1 にあります。シャーシの適切 なケーブルを取り付けて、シャーシが開いているときにシャーシの侵入通 知を受け取ります。ピン定義については、表 B-18 を参照してください。 1 図 B-6 表 B-18 2 シャーシ侵入ヘッダ(JL1) シャーシ侵入ヘッダのピン定義 ピン 定義 1 侵入入力 2 グランド ファンヘッダ(ファン 1 ~ 8) NI RMC-8355 には、マザーボード上に 6 つのシャーシ / システムファン ヘッダ(ファン 1 ~ 6)、および 2 つの CPU ファンヘッダ(ファン 7/ ファン 8)があります。これらの 4 ピンファンヘッダは、従来型 3 ピン ファンと下位互換性があります。しかし、ファン速度制御を使用できるの は 4 ピンファンのみです。BIOS のハードウェア監視設定でファン速度を 制御します。(デフォルト設定は Disabled です。)ピン定義については、 表 B-19 を参照してください。 1 図 B-7 © National Instruments B-13 4 ファンヘッダ(ファン 1 ~ 8) NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 表 B-19 ファンヘッダのピン定義 ピン 定義 1 グランド 2 +12 V 3 タコメータ 4 電源変調 スピーカ / 電源 LED ヘッダ(JD1) JD1 ヘッダ上のピン 1 ~ 3 は電源 LED インジケータ用で、ピン 4 ~ 7 は スピーカ用です。スピーカのピン定義については、表 B-20 を参照してく ださい。スピーカのコネクタピン(4 ~ 7)は、外部スピーカと一緒に使 用します。オンボードスピーカを使用するには、ジャンパでピン 6 ~ 7 を 閉じます。 7 1 図 B-8 スピーカ / 電源 LED ヘッダ(JD1) 表 B-20 NI RMC-8355 ユーザマニュアル スピーカ / 電源 LED のピン定義 ピン 定義 1~3 電源 LED 4~7 外部スピーカ 6~7 内部スピーカ B-14 ni.com 付録 B ハードウェア構成 T-SGPIO ヘッダ(TSGPIO-1/TSGPIO-2) マザーボード上の 2 つのシリアルリンク汎用入出力(SGPIO)ヘッダ (TSGPIO-1/T-SGPIO-2)は、オンボード SATA コネクタ用のシリアルリ ンクインタフェースをサポートします。ピン定義については、表 B-21 を 参照してください。 図 B-9 1 7 2 8 T-SGPIO ヘッダ(TSGPIO-1/T-SGPIO-2) 表 B-21 T-SGPIO のピン定義 ピン 定義 1 接続なし 2 接続なし 3 グランド 4 データ 5 負荷 6 グランド 7 クロック 8 接続なし 過熱 / ファン故障の LED ヘッダ(JOH1) JOH1 ヘッダは LED インジケータを接続して、シャーシの過熱または ファン故障を警告します。この LED はファンが故障したときに点滅しま す。ピン定義については、表 B-22 を参照してください。 1 図 B-10 © National Instruments 2 過熱 / ファン故障の LED ヘッダ(JOH1) B-15 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 表 B-22 過熱 / ファン故障 LED のピン定義 ピン 定義 1 5 VDC 2 過熱アクティブ 表 B-23 過熱 / ファン故障の LED 状態 状態 メッセージ 点灯 過熱 点滅 ファン故障 電源 SMB(I2C)コネクタ(JPI2C) 電源システム管理バス(I2C)コネクタ(JPI2C)は、電源、ファン、シ ステム温度を監視します。ピン定義については、表 B-24 を参照してくだ さい。 1 図 B-11 電源 SMB(I2C)コネクタ(JPI2C) 表 B-24 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 5 電源 SMB(I2C)のピン定義 ピン 定義 1 クロック 2 データ 3 電源故障 4 グランド 5 +3.3 V B-16 ni.com 付録 B ハードウェア構成 ジャンパ設定 ジャンパの説明 マザーボードの動作を変更するには、ジャンパを使用してオプションの設 定を変更できます。ジャンパは、図 B-12 に示すように、2 つのピン間を 短絡させて、コネクタの機能を変更します。ピン 1 はプリント回路基板上 の正方形のはんだパッドで確認できます。ジャンパの位置については、 図 B-1 を参照してください。 メモ 2 ピンジャンパでは、closed はジャンパが装着されていること、open はジャ ンパがピンから外れていることを意味します。 3 2 1 䝢䞁1䡚2▷⤡ 図 B-12 ジャンパの例 GLAN 有効 / 無効(JPL1) JPL1 はマザーボード上の GLAN ポート 1/GLAN ポート 2 を有効または 無効にします。ジャンパの設定については、表 B-25 を参照してください。 デフォルト設定は有効です。 1 2 3 図 B-13 表 B-25 © National Instruments GLAN 有効 / 無効ジャンパ(JPL1) GLAN 有効 / 無効ジャンパ設定 ピン 設定 1~2 有効 ( デフォルト ) 2~3 無効 B-17 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 CMOS クリア(JBT1) JBT1 は CMOS をクリアします。ピンの代わりに、このジャンパには接触 パッドがあり、誤って CMOS をクリアすることを防ぎます。CMOS をク リアするには、小さなドライバーなどの金属物を使用して、パッドの両方 に同時に接触し、接続を短絡させます。CMOS をクリアする前に、必ず システムから AC 電源コードを抜いてください。 メモ ATX 電源で CMOS をクリアするには、完全にシステムをシャットダウンして AC 電源を抜き、JBT1 を短絡する必要があります。 図 B-14 CMOS クリアジャンパ(JBT1) ウォッチドッグ有効 / 無効(JWD) ウォッチドッグは、ソフトウェアアプリケーションがハングした場合に、 システムを再起動するシステム監視機能です。JWD ジャンパのピン 1 ~ 2 を閉じると、アプリケーションハング時にシステムをリセットします。 ピン 2 ~ 3 を閉じるとハングしているアプリケーションへ NMI (nonmaskable interrupt)信号を生成します。ジャンパの設定について は、表 B-26 を参照してください。BIOS でもウォッチドッグ機能を有効に する必要があります。 1 2 3 図 B-15 表 B-26 NI RMC-8355 ユーザマニュアル ウォッチドッグ有効 / 無効ジャンパ(JWD) ウォッチドッグ有効 / 無効ジャンパ設定 ピン 定義 1~2 リセット(デフォルト) 2~3 NMI 開 無効 B-18 ni.com 付録 B ハードウェア構成 I2C バス -PCI Express スロット(JI2C1/JI2C2) ジャンパ JI2C1 と JI2C2 を使用して、システム管理バス(I2C)を PCI Express スロットに接続します。デフォルト設定は開で、接続を無効 にします。ジャンパの設定については、表 B-27 を参照してください。 1 2 図 B-16 I2C バス -PCI Express スロットジャンパ(JI2C1 および JI2C2) I2C バス -PCI Express スロットジャンパ設定 表 B-27 ジャンパ設定 定義 閉 有効 開 無効(デフォルト) VGA 有効(JPG1) ジャンパ JPG1 を使用して、オンボード VGA 接続を有効または無効にし ます。デフォルト位置はピン 1 ~ 2 で VGA を有効にします。ジャンパの 設定については、表 B-28 を参照してください。 1 2 3 図 B-17 表 B-28 © National Instruments VGA 有効ジャンパ(JPG1) VGA 有効ジャンパ設定 ピン 定義 1~2 有効 ( デフォルト ) 2~3 無効 B-19 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 オンボードインジケータ GLAN LED(LAN1/LAN2) マザーボード上に 2 つの GLAN ポート(LAN1/LAN2)があります。各ギ ガビットイーサネット LAN ポートには 2 つの LED があります。黄色の LED(右)はアクティビティを示し、リンク LED(左)は接続速度によっ て、緑、黄色、または消灯します。状態情報については、表 B-29 と B-30 を参照してください。 1 1 リンクインジケータ LED 2 アクティブインジケータ LED GLAN LED(LAN1/LAN2) GLAN アクティビティインジケータ LED の状態 色 状態 OFF 非アクティブ 黄色、点滅 アクティブ 表 B-30 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 1 2 図 B-18 表 B-29 2 GLAN リンクインジケータ LED の状態 色 状態 OFF 接続なし、または 10 Mbps 緑 100 Mbps オレンジ 1 Gbps B-20 ni.com 付録 B ハードウェア構成 オンボード電源 LED(LE1) オンボード電源 LED は、マザーボードの LE1 にあります。この LED が ON の場合、システムが ON です。コンポーネントを取り外す前または取 り付ける前に、必ずシステムの電源を切って電源コードを抜きます。状態 の詳細については、表 B-31 を参照してください。 表 B-31 オンボード電源 LED インジケータの状態 色 状態 OFF システムは OFF (電源ケーブルが接続されていない) 緑 システムは ON 緑、高速で点滅 ACPI S1 状態 緑、低速で点滅 ACPI S3(STR)状態 シリアル ATA および PCI Express の接続 シリアル ATA ポート(JS1 ~ JS6) 6 つのシリアル ATA ポート(I-SATA0 ~ I-SATA5)は、マザーボードの JS1 ~ JS6 にあります。これらのポートは従来型のパラレル ATA よりも、 より高速なシリアルリンク信号転送を提供します。ピン定義については、 表 B-32 を参照してください。 1 7 図 B-19 表 B-32 © National Instruments I-SATA コネクタ(JS1 ~ JS6) シリアル ATA ピンの定義 ピン 定義 1 グランド 2 TX_P 3 TX_N B-21 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 表 B-32 シリアル ATA ピンの定義(続き) ピン 定義 4 グランド 5 RX_N 6 RX_P 7 グランド PCI Express 第 2 世代スロット(J1 ~ J3) 3 つの PCI Express 第 2 世代スロットは、マザーボードの SXB1/SXB2/SXB3(J1 ~ J3)にあります。SXB1 は x8 スロット、SXB2 は x16 スロット、SXB3 は x24 スロットです。 メモリをアップグレードする メインボードはプロセッサあたり最大メモリサイズが 48 GB の、6 つの 240 ピン RDIMM ECC DDR-III SDRAM スロットを装備した、デュアル Xeon をサポートします。 図 B-1 は、メインボードの DIMM の位置を示します。 メモ メモリのアップグレードは、ナショナルインスツルメンツの次の製品番号で注 文いただけます。 • • • NI RMC-8355 用 1 × 1 GB DDR3 RAM (1 × 1 GB RDIMM) NI RMC-8355 用 1 × 4 GB DDR3 RAM (1 × 4 GB RDIMM) NI RMC-8355 用 1 × 8 GB DDR3 RAM (1 × 8 GB RDIMM) 782567-1024 NI RMC-8355 用 1 GB RAM (交換 / アップグレード用) 782567-4096 NI RMC-8355 用 4 GB RAM (交換 / アップグレード用) 782567-8192 NI RMC-8355 用 8 GB RAM (交換 / アップグレード用) NI RMC-8355 ユーザマニュアル B-22 ni.com 付録 B ハードウェア構成 メモリの取り付け メモ 推奨メモリモジュールについては、ナショナルインスツルメンツのウェブサイ ト(ni.com)を参照してください。 注意 DIMM モジュールの取り付けまたは取り外しを行う際は、破損しないように細 心の注意を払ってください。また、メモリは性能が向上するように、交互配置に なっています。 DIMM の取り付け 最大のメモリ性能を実現するためには、同じタイプで同じ速度のメモリモ ジュールを、以下の表に示すようにメモリスロットに取り付けます。 DIMM を取り付けるには、次の手順を実行します。 1. P1-DIMM 1A から順に、DIMM モジュールをスロットに挿入します。 モジュールの底部に沿って存在するノッチは、DIMM モジュールを 不正に差し込まないようにするためのものです。 2. DIMM モジュールがスロットに完全に固定されるまでゆっくり押し ます。 3. 必要なモジュールの数だけ繰り返します。 パフォーマンスを最適化するメモリ使用(1 つの CPU(CPU1)を取り付けたマザーボード) ブランチ 0 3 DIMM P1 DIMM1A 6 DIMM P1 DIMM1A ブランチ 1 P1 DIMM2A P1 DIMM1B P1 DIMM2A ブランチ 2 P1 DIMM3A P1 DIMM2B P1 DIMM3A P1 DIMM3B パフォーマンスを最適化するメモリ使用(1 つの CPU(CPU2)を取り付けたマザーボード) ブランチ 0 3 DIMM P2 DIMM1A 6 DIMM P2 DIMM1A © National Instruments ブランチ 1 P2 DIMM2A P2 DIMM1B P2 DIMM2A B-23 ブランチ 2 P2 DIMM3A P2 DIMM2B P2 DIMM3A P2 DIMM3B NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 パフォーマンスを最適化するメモリ使用(2 つの CPU を取り付けたマザーボード) CPU1 CPU2 ブランチ 0 ブランチ 1 ブランチ 3 ブランチ 0 ブランチ 1 ブランチ 3 6 DIMM 1A 2A 3A 1A 2A 3A 12 DIMM 1A 1B 2A 2B 3A 3B 1A 1B 2A 3B 3A 3B メモリサポート NI RMC-8355 は、12 の DIMM で最大 96 GB のレジスタード ECC DDR3 800 MHz/1066 MHz をサポートします。(詳細メモリの一覧 については ni.com を参照してください。) 5600 プロセッサを取り付けたマザーボードのメモリサポート メモ メモリ速度のサポートは、使用している CPU のタイプによって異なります。 1.5 V DIMM 表 B-33 と B-34 は、1.5 V DIMM のメモリサポートを記載しています。 メモ 1.35 V と 1.5 V の DIMM を混合することは推奨しません。 表 B-33 5600 プロセッサを取り付けたマザーボードの 1.5 V RDIMM 使用 DIMM スロット DIMM 使用数 (チャンネルあたり) (チャンネルあたり) 3 3 1 1 DIMM あたり のランク * DIMM タイプ 速度(MHz) レジスタード DDR3 ECC 800, 1066, 1333 SR または DR レジスタード 800, 1066† QR DDR3 ECC 800, 1066, 1333 SR および DR レジスタード 800‡ SR、DR、QR DDR3 ECC 3 3 2 2 レジスタード DDR3 ECC * DIMM す。 † 1333 は、SR(シングルランク)、DR(デュアルランク)、QR(クワッドランク)のいずれの組み合わせでも使用できま MHz RDIMM は 1066 MHz(BIOS 自動ダウングレード)で動作します。 MHz RDIMM は 800 MHz(BIOS 自動ダウングレード)で動作します。 ‡ 1333/1066 NI RMC-8355 ユーザマニュアル B-24 ni.com 付録 B 表 B-34 5600 プロセッサが取り付けられたマザーボードの 1.5 V UDIMM DIMM スロット DIMM 使用数 (チャンネルあたり) (チャンネルあたり) 3 1 2 す。 のランク * 速度(MHz) バッファなし 800, 1066, 1333 SR または DR 800, 1066, 1333† SR および DR バッファなし DDR3 ECC/ 非 ECC * DIMM DIMM あたり DIMM タイプ DDR3 ECC/ 非 ECC 3 ハードウェア構成 は、SR(シングルランク)、DR(デュアルランク)、QR(クワッドランク)のいずれの組み合わせでも使用できま † チャンネルあたり 2 つの DIMM で、1333 MHz がバッファなし ECC DIMM でのみサポートされます。 1.35 V DIMM 表 B-35 と B-36 は、1.35 V DIMM のメモリサポートを記載しています。 メモ 1.35 V と 1.5 V の DIMM を混合することは推奨しません。 表 B-35 5600 プロセッサを取り付けたマザーボードの 1.35 V RDIMM 使用 DIMM スロット DIMM 使用数(チャ (チャンネルあたり) ンネルあたり) 3 1 1 のランク * 速度(MHz) レジスタード 800, 1066, 1333 SR または DR 800† QR 800, 1066‡ SR および DR 800** SR、DR、QR DDR3 ECC 3 DIMM あたり DIMM タイプ レジスタード DDR3 ECC 3 2 レジスタード DDR3 ECC 3 2 レジスタード DDR3 ECC * DIMM す。 は、SR(シングルランク)、DR(デュアルランク)、QR(クワッドランク)のいずれの組み合わせでも使用できま † 1333/1066 MHz QR RDIMM は、800 MHz(BIOS 自動ダウングレード)で動作します。 MHz SR/DR RDIMM は、800 MHz(BIOS 自動ダウングレード)で動作します。 ** 1333/1066 MHz SR/DR/QR RDIMM は 800 MHz(BIOS 自動ダウングレード)で動作します。 ‡ 1333 © National Instruments B-25 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 表 B-36 5600 プロセッサを取り付けたマザーボードの 1.35 V UDIMM DIMM スロット DIMM 使用数 (チャンネルあたり) (チャンネルあたり) 3 1 2 バッファなし 800, 1066, 1333 SR または DR 800, 1066, 13332 SR および DR バッファなし DDR3 ECC * DIMM す。 のランク * 速度(MHz) DDR3 ECC 3 DIMM あたり DIMM タイプ は、SR(シングルランク)、DR(デュアルランク)、QR(クワッドランク)のいずれの組み合わせでも使用できま † チャンネルあたり 2 つの DIMM で、1333 MHz がバッファなし ECC DIMM でのみサポートされます。 システムメモリの割り当てと使用量 表 B-37 は、システムメモリの割り当てと使用量を記載しています。 表 B-37 システムメモリの割り当てと使用量 サイズ 使用できる物理メモリ (4 GB の合計システムメモリ) 1 MB 3.99 GB ローカル APIC 4 KB 3.99 GB チップセット用に予約された領域 2 MB 3.99 GB I/O APIC (4 KB) 4 KB 3.99 GB PCI 列挙領域 1 256 MB 3.76 GB PCI Express (256 MB) 256 MB 3.51 GB 512 MB 3.01 GB VGA メモリ 16 MB 2.85 GB TSEG 1 MB 2.84 GB — 2.84 GB システムデバイス ファームウェアハブフラッシュメモリ (システム BIOS) PCI 列挙領域 2(必要な場合) (256 MB 境界に整列) OS およびその他のアプリケーションで使用で きるメモリ NI RMC-8355 ユーザマニュアル B-26 ni.com 付録 B メモ ハードウェア構成 システムデバイスへのメモリ割り当てのため、4 GB の RAM を使用すると、オ プションとして使用できるメモリの量が削減されます。使用可能なメモリは比 例せずに減少します。 Microsoft Windows をお使いの場合、Service Pack 2(SP2)をインストール した Windows XP と Windows Vista では、設計が変更されています。この変 更は、ドライバの互換性を改善する PAE(Physical Address Extension)モー ドの動作に特化されています。詳細については、Microsoft の技術情報文書を http://support.microsoft.com/kb/888137 から参照してください。 DDR モジュールを取り付ける 以下の手順に従って、DDR モジュールを取り付けます。 1. 2. 3. NI RMC-8355 の上部にあるカバーのリリースボタンを押します。 カバーを後ろ側に押して取り外します。 DDR DIMM モジュールの中心にあるノッチと DIMM スロットの キーを合わせます。下の図に示すように、モジュールをスロットに垂 直に差し込んで、ピンが完全に入るまで押します。 1 1 © National Instruments 2 2 ノッチ B-27 キー NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 4. モジュールを完全に挿入したら、下の図に示すように、スロットの両 側にあるプラスチックのクリップが自動的に閉じます。 5. NI RMC-8355 のカバーを前にスライドさせて取り付けます。安全 ロックがしっかりとかみ合っていることを確認します。 DDR モジュールを取り外す 以下の手順に従って、DDR モジュールを取り外します。 1. 2. NI RMC-8355 ユーザマニュアル モジュールの両側にあるプラスチックのクリップを開きます。 スロットからモジュールを取り外します。 B-28 ni.com 付録 B ハードウェア構成 ハードディスクドライブのアップグレードおよび交換 JPW3 Fan8 (CPU1Fan) KB/MS P1-DIMM3A JPW1 P1-DIMM3B IPMI LAN P1-DIMM2A USB 0/1 JPW2 図 B-20 は、NI RMC-8355 SATA コネクタの位置を示します。 P1-DIMM2B JPI2C P1-DIMM1A PHY CPU2 COM1 P1-DIMM1B Fan1 Fan2 VGA Battery X8DTU/-F LAN1 Fan7(CPU2 Fan) CPU1 JBAT1 Rev. 2.01 Buzzer SP1 Fan3 P2-DIMM1B LAN2 P2-DIMM1A P2-DIMM3B P2-DIMM3A JPL1 J3 I-SATA4 I-SATA5 I-SATA3 SXB1: PCI-E 2.0 x 16 J10 I-SATA2 J2 I-SATA0 SXB2: PCI-E 2.0 x 8 I-SATA1 J1 UIOP JD1 P2-DIMM2A JUIDB LE2 PWRLED/SPK P2-DIMM2B LAN CTRL SXB3: PCI-E 2.0 x 8 in x 4 Slot Fan4 LE1 1 FP CTRL JP3 JOH1 IOH] T-SGPIO2 J17 JTAG Of CPLD JWD JPB JF1 5 JI2C1 JI2C2 1 I-SATA5 2 I-SATA4 3 I-SATA3 4 図 B-20 I-SATA2 USB6 5 USB4/5 USB7 JLPC1 6 Fan5 J12 I-SATA1 JL1 IPMB USB2/3 JBT1 J14 Fan6 J13 COM2 3 4 South Bridge BMC CTRL BIOS 2 CPLD Intel ICH10R JPG1 T-SGPIO1 Intel 5520 6 I-SATA0 NI RMC-8355 SATA コネクタ I-SATA コネクタ : I-SATA0 ~ I-SATA5 ICH10R サウスブリッジは、6 つのシリアル ATA コネクタ(I-SATA0 ~ I-SATA5)をサポートします。 SATA コネクタは、高速シリアル ATA インタフェースポートです。それ ぞれ 300 MB/s のデータレートのシリアル ATA をサポートします。すべ てのコネクタは、Serial ATA 2.0 specifications に完全準拠しています。 各シリアル ATA コネクタは、1 つのハードディスクに接続できます。 © National Instruments B-29 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 B ハードウェア構成 図 B-21 は、I-SATA0 ~ I-SATA5 コネクタを示します。 1 7 図 B-21 I-SATA0 ~ I-SATA5 コネクタ ハードドライブ製品番号 表 B-38 にある製品番号を使用して、スペアまたはアップグレード用の ハードドライブを注文してください。 表 B-38 製品番号 NI RMC-8355 ユーザマニュアル ハードドライブ製品番号 説明 782117-01 NI RMC-8355 用予備 250 GB SSD/ ドライブベイ 782314-01 NI RMC-8355 用予備 500 GB HDD/ ドライブベイ B-30 ni.com Intel ICH10R 用 Intel SATA RAID ユーティリティ C この付録では、Intel ICH10R 用 Intel SATA RAID ユーティリティについ て説明します。 Intel RAID 構成ユーティリティ Intel RAID 構成ユーティリティは、配列を作成、管理、またはコントロー ラ BIOS から削除し、ドライブを初期化する組み込み BIOS ユーティリ ティです。 Intel RAID 構成ユーティリティを実行するには、システム起動の際に次の メッセージが表示されたとき、<Ctrl-I> を押します。 Press <CTRL-I> to enter Configuration Utility... メインメニューが表示されます。ここから、またはほかのメニューからオ プションを選択するには、矢印キーを使用してオプションをハイライト し、<Enter> を押します。オプションを選択すると、別のメニューが表示 される場合もあります。前のメニューの戻るには、<Esc> を押します。 Intel HostRAID 構成 次のタイプの Intel HostRAID 構成がサポートされています。 • RAID0(データストライピング)ー RAID0 は、2 つのドライブ間の 並列でインタリーブ(ストライプ)されたセクションにデータを書き 込みます。RAID0 は 1 つのハードドライブでデータ転送レートを倍 にして、システムパフォーマンスを強化します。RAID0 を使用する には、2 つ以上のハードドライブディスクが必要です。 • RAID1(データミラーリング)— RAID1 を使用して、1 つのディス クドライブから別のドライブへ同一のデータをコピーします。これに より、ソースデータのミラーが作成され、データの安全性が強化され ます。RAID1 を使用するには 2 つ以上のハードドライブディスクが 必要で、第 2 ドライブのサイズは第 1 ドライブと同じまたはそれよ り大きい必要があります。 © National Instruments C-1 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 C Intel ICH10R 用 Intel SATA RAID ユーティリティ SATA RAID 設定用 AMI BIOS を構成する メモ システムの起動中に <Del> を押して、BIOS セットアップユーティリティにアク セスします。 次の手順に従って、SATA RAID 設定用の AMI BIOS を構成します。 1. 矢印キーを使用して、メニューバーから Advanced メニューを選択 し、<Enter> を押して Advanced メニューにアクセスします。 2. Advanced メニューで、IDE/SATA Configuration まで下にスク ロールし、<Enter> を押して IDE/SATA Configuration サブメ ニューにアクセスします。 3. 4. 5. IDE/SATA Configuration サブメニューにアクセスしたら、 Configure SATA#1 as まで下にスクロールして <Enter> を押しま す。Options ウィンドウが表示されます。 Options ウィンドウから RAID を選択して <Enter> を押します。 <Esc> キーを押すと、直前のメニューに戻ります。上部にあるメ ニューバーから矢印を使用して Exit を選択し、<Enter> を押して Exit サブメニューにアクセスします。 6. Exit サブメニューから、Save Changes and Exit を選択し、 <Enter> を押して変更を保存して BIOS を終了します。システムは再 起動します。 7. BIOS セットアップユーティリティを終了すると、システムは自動的 に再起動します。システムの再起動中に <Ctrl> と <I> を同時に押す と、Intel HostRAID ユーティリティが開きます。 RAID0 ボリュームを作成する 次の手順に従って、RAID0 ボリュームを作成します。 1. メインメニューから Create RAID Volume を選択して、<Enter> を 押します。 2. RAID0 セットの名前を指定して、<Tab> または <Enter> を押して次 のフィールドに移動します。(前のメニューに戻るには、<Esc> を押 します。) 3. RAID Level をハイライトして、上下の矢印キーを使用して RAID0 (Stripe) を選択し、<Enter> を押します。 Disks をハイライトして、<Enter> を押して RAID 用に構成する HDD を選択します。 4. 5. NI RMC-8355 ユーザマニュアル 上下の矢印キーを使用してドライブをハイライトし、スペースバーを 押して選択します。三角印が表示され、そのドライブが選択されたこ とを示します。 C-2 ni.com 付録 C 6. メモ Intel ICH10R 用 Intel SATA RAID ユーティリティ Stripe Size をハイライトして、上下の矢印キーを使用して RAID0 の ストライプサイズを選択し、<Enter> を押します。 RAID0 のストライプサイズは、4 ~ 128 KB です。サーバには小さなストライプ サイズを使用し、マルチメディアシステムには大きなストライプサイズを使用 します。デフォルトのストライプサイズは 128 KB です。 7. Create Volume 項目をハイライトして <Enter> を押します。選択 されたディスクのすべてのデータが損失すると伝える警告が表示され ます。 8. Are you sure you want to create this volume (Y/N) のプロ ンプトに対して <Y> を押して RAID ボリュームを作成するか、<N> を押して Create Volume メニューに戻ります。 RAID1 ボリュームを作成する 次の手順に従って、RAID1 ボリュームを作成します。 1. メインメニューから Create RAID Volume を選択して、<Enter> を 押します。 2. RAID1 セットの名前を指定して、<Tab> または <Enter> を押して次 のフィールドに移動します。(前のメニューに戻るには、<Esc> を押 します。) 3. RAID Level をハイライトして、上下の矢印キー使用して RAID1 (Mirror) を選択し、<Enter> を押します。 Disks をハイライトして、<Enter> を押して RAID 用に構成する HDD を選択します。 4. 5. 上下の矢印キーを使用してドライブをハイライトし、スペースバーを 押して選択します。三角印が表示され、そのドライブが選択されたこ とを示します。 6. Capacity をハイライトして、<Enter> を押して RAID1 用に構成す るディスク容量を選択します。 7. Create Volume をハイライトして <Enter> を押します。選択され たディスクのすべてのデータが損失すると伝える警告が表示されま す。 8. Are you sure you want to create this volume (Y/N) のプロ ンプトに対して <Y> を押して RAID ボリュームを作成するか、<N> を押して Create Volume メニューに戻ります。 © National Instruments C-3 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 C Intel ICH10R 用 Intel SATA RAID ユーティリティ リカバリ この機能を使用し、指定のマスタドライブからのデータを指定のリカバリ ドライブへコピーすることでリカバリボリュームを作成します。 メモ リカバリドライブは、元の(マスタ)ドライブからコピーしたデータを保管す るバックアップドライブです。マスタドライブは、リカバリドライブへコピー されるソースファイルを含有した本来のドライブです。 次の手順に従って、リカバリドライブを作成します。 1. メインメニューから Create RAID Volume を選択して、<Enter> を 押します。「Create Volume Menu」メニュー画面が開きます。 2. 3. リカバリディスクドライブの名前を指定して <Enter> を押します。 4. 5. RAID Level をハイライトして、上下の矢印キーを使用して Recovery を選択し、<Enter> を押します。 Select Disks をハイライトして、<Enter> を押してリカバリボリュー ムを作成する HDD を選択します。 Select Disks 画面で、上下の矢印キーを使用してマスタドライブと して使用するドライブを選択し、<Tab> を押してそのドライブをマ スタドライブとして構成します。矢印キーを使用してリカバリドライ ブを選択し、スペースバーを押して構成します。<Enter> を押して ディスク選択を完了します。 6. 7. RAID Capacity をハイライトして、RAID ボリュームの容量を入力 して <Enter> を押します。デフォルト設定は、最大許容量です。 Sync をハイライトして、上下の矢印キーを使用して Continuous ま たは On Request のアップデートポリシーを選択します。 Continuous を選択すると、マスタドライブ上のデータがリカバリ ドライバに自動的にコピーされます。これには両方のドライブがシス テムに接続されている必要があります。On Request を選択すると、 マスタドライブ上のデータは要求したときにリカバリドライバにコ ピーされます。 8. Create Volume 項目をハイライトして <Enter> を押します。選択 されたディスクのすべてのデータが損失すると伝える警告が表示され ます。 9. Are you sure you want to create this volume (Y/N) のプロ ンプトに対して <Y> を押して RAID ボリュームを作成するか、変更 を加えずに <N> を押して Create Volume メニューに戻ります。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル C-4 ni.com 付録 C Intel ICH10R 用 Intel SATA RAID ユーティリティ RAID ボリュームを削除する 注意 RAID セットを削除する前に、必ずデータをバックアップしてください。RAID セットを削除すると、ドライブ上のすべてのデータが失われ、リカバリイメー ジも喪失します。 次の手順に従って、RAID ボリュームを削除します。 1. メインメニューから Delete RAID Volume を選択して <Enter> を押 します。 2. 上下の矢印キーを使用して削除する RAID セットを選択し、<Del> を 押します。警告メッセージが表示されます。 3. Are you sure you want to delete this volume (Y/N) のプロ ンプトに対して <Y> を押して RAID ボリュームを削除するか、<N> を押して Delete Volume メニューに戻ります。 非 RAID にリセットする 注意 RAID ボリューム HDD から非 RAID HDD へのリセットは、注意して行ってくだ さい。RAID HDD や RAID ボリュームのリセットは、ディスクドライブを再 フォーマットし、内部 RAID の構造と内容を削除します。 次の手順に従って、RAID ボリューム HDD を非 RAID にリセットします。 1. メインメニューから Reset Disks to Non-RAID を選択して <Enter> を押します。 2. 上下の矢印キーを使用してリセットする RAID セットドライブをハイ ライトし、スペースバーを押してそれを選択します。 3. <Enter> を押して RAID セットドライブをリセットします。警告メッ セージが表示されます。 4. ドライブをリセットするには <Y> を押し、メインメニューに戻るに は <N> を押します。 リカバリボリュームのオプション メモ リカバリドライブは、元の(マスタ)ドライブからコピーしたデータを保管す るバックアップドライブです。マスタドライブは、リカバリドライブへコピー されるソースファイルを含有した本来のドライブです。 次の手順に従って、リカバリドライブのオプションを選択します。 1. 2. メインメニューから、Recovery Volume Options を選択します。 Recovery Volume Options をハイライトして、<Enter> を押しま す。 © National Instruments C-5 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 C Intel ICH10R 用 Intel SATA RAID ユーティリティ 3. メモ リカバリディスクを使用できる場合は、RAID ボリュームリカバリサポートは有 効で、マスタディスクは無効になります。 4. メモ リカバリディスクからのみ起動するには、Enable Only Recovery Disk を選択して <Enter> を押します。 本来のデータソースを含むマスタディスクから起動するには、 Enable Only Master Disk を選択して <Enter> を押します。 マスタディスクを使用できる場合は、RAID ボリュームリカバリサポートは有効 で、リカバリディスクは無効になります。手順 3 と 4 へ変更を加えると、マス タドライブとリカバリドライブ間での自動同期が停止します。 5. <Esc> キーを押すと、メインメニューに戻ります。 Intel Matrix Storage Manager ユーティリティを終了する 次の手順に従って、Intel Matrix Storage Manager ユーティリティを終 了します。 1. 2. NI RMC-8355 ユーザマニュアル メインメニューから Exit を選択して <Enter> を押します。 警告メッセージが表示されます。プロンプトされたら <Y> を押して ドライブを削除するか、<N> を押してメインメニューに戻ります。 C-6 ni.com 技術サポートおよびプロフェッ ショナルサービス D ナショナルインスツルメンツのウェブサイト(ni.com)のユーザプロ ファイルにログインして、お客様向けサービス用にカスタマイズされたア クセスページを表示します。技術サポートおよびその他のサービスについ ては、弊社のウェブサイト(ni.com)の下記のセクションを参照してく ださい。 • サポート — 技術サポート(ni.com/support)には以下のリソース があります。 – セルフヘルプリソース — 質問に対する回答やソリューションが 必要な場合は、ナショナルインスツルメンツのウェブサイト (ni.com/support)でソフトウェアドライバとアップデート、 検索可能な技術サポートデータベース、製品マニュアル、トラブ ルシューティングウィザード、種類豊富なサンプルプログラム、 チュートリアル、アプリケーションノート、計測器ドライバなど をご利用いただけます。ユーザ登録されたお客様は、NI ディス カッションフォーラム(ni.com/jp/dforum)にアクセスする こともできます。 – 標準サポート・保守プログラム(SSP)—NI のアプリケーション エンジニアによる電話または E メールでの個別サポートを受け ることができるプログラムです。ソフトウェア製品(一部を除 く)または NI Developer Suite を含むバンドルソフトウェアを ご購入のお客様には、「標準サポート・保守プログラム (SSP)」 の 1 年間のメンバーシップを自動的にご提供いたします。また、 お客様のニーズに合わせて SSP 契約を延長することにより、そ の特典を継続して確実にご利用いただけるオプションもご用意し ております。詳細につきましては、ni.com/ssp をご覧くださ い。 その他の技術サポートオプションについては、ni.com/ services をご覧いただくか、ni.com/contact からお問い合 わせください。 © National Instruments • トレーニングと認定 — トレーニングおよび認定プログラムについて は、ni.com/training を参照してください。また、世界各地で登録 可能なオンサイトトレーニングを提供しております。 • システムインテグレーション — 時間の制約がある場合や社内の技術 リソースが不足している場合、またはプロジェクトで簡単に解消しな い問題がある場合などは、ナショナルインスツルメンツのアライアン スパートナーによるサービスをご利用いただけます。詳しくは、最寄 D-1 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 付録 D 技術サポートおよびプロフェッショナルサービス りの NI 営業所にお電話いただくか、ni.com/alliance をご覧くだ さい。 • 適合宣言(DoC)— 適合宣言とは、適合宣言書によるさまざまな欧 州閣僚理事会指令への適合宣言です。この制度により、電磁両立性 (EMC) に対するユーザ保護や製品の安全性に関する情報が提供され ます。ご使用の製品の適合宣言は、ni.com/certification(英語) から入手できます。 • Calibration Certificate— ご使用の製品でキャリブレーションがサ ポートされている場合、ni.com/calibration から Calibration Certificate (英語)を取得できます。 弊社ウェブサイトの Worldwide Offices セクション(ni.com/ niglobal(英語) )からは、お問い合わせ先、サポート電話番号、電子 メールアドレス、現行のイベント等に関する最新情報を提供する各国支社 のウェブサイトにアクセスできます。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル D-2 ni.com 用語集 記号 接頭語 値 p ピコ 10-12 n ナノ 10-9 μ マイクロ 10-6 m ミリ 10-3 k キロ 103 M メガ 106 G ギガ 109 T テラ 1012 記号 ° 度。 Ω オーム。 % パーセント。 A A アンペア。 A/D アナログ・デジタル。A/D 変換器として使用されることが最も多い。 AC Alternating Current(交流)。 ACPI Advanced Configuration and Power Management Interface。 ANSI American National Standards Institute(米国規格協会)。 API application programming interface(アプリケーションプログラミン グインタフェース)。プログラムが呼び出し可能なパラーメータを含むサ ブルーチンまたは関数の標準セット。 APIC Advanced Programmable Interrupt Controller。 © National Instruments 用語集 -1 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 用語集 ASCII American Standard Code for Information Exchange(情報交換用米 国標準コード)。 ASIC Application Specific Integrated Circuit(特定用途向け集積回路)。 ATA IDE ドライブインタフェースを定義する 1980 年代に策定された仕様。 B B バイト。 BIOS Basic Input/Output System(基本 I/O システム)。BIOS 機能は、すべ ての PC または PC 互換機の基本レベルで、BIOS 関数は、コンピュータ ハードウェアのリソースを有効に使用するのに必要な基本操作を実行しま す。 C C 摂氏。 CAS Column Address Strobe(カラムアドレスストローブ)。 CMOS Complementary Metal Oxide Semiconductor(相補型金属酸化膜半 導体)。チップ実装に使用するプロセス。 COM 通信ポート。 CPU Central Processing Unit(中央処理装置)。 CSA Carrier Serving Area。 D D/A Digital-to-analog(デジタルからアナログへ)。D/A 変換器の略語として 使用されることが最も多い。DAC としても知られている。 DC Direct Current(直流)。 DDR ダブルデータレート。 DIMM Dual In-line Memory Module(デュアルインラインメモリモジュール)。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 用語集 -2 ni.com 用語集 DMA Direct Memory Access(ダイレクトメモリアクセス)。CPU(中央処理 装置)の介入なしでデータがデバイスと内部メモリ間で転送される方法。 DMI Desktop Management Interface(デスクトップ管理インターフェー ス)。 DRAM ダイナミック RAM(ランダムアクセスメモリ)。コンピュータが頻繁に 更新する必要があるストレージ。 E ECC Error-Correcting Code(誤り訂正符号)。 EDO RAM Extended Data Output RAM(拡張データ出力ダイナミックランダムア クセスメモリ)。Intel Pentium 等の高速マイクロプロセッサ上のメモリ からの読み取り時間を改善するランダムアクセスメモリ(RAM)チップ の一種。 EEPROM Electronically Erasable Programmable Read Only Memory(電気的 に消去可能な読み出し専用メモリ)。 EMC 電磁両立性。 EMI 電磁妨害。 EPP Enhanced Parallel Port(拡張パラレルポート)。 F FCC Federal Communications Commission(米国連邦通信委員会)。 G GB ギガバイトのメモリ。 GPIB General Purpose Interface Bus(汎用インタフェースバス)(IEEE 488)。 H HDD Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)。 Hz ヘルツ。1 秒あたりの周期数。 © National Instruments 用語集 -3 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 用語集 I I/O Input/Output(入力 / 出力)。機器とユーザ間の通信を実現するのに使用 する技術、メディアおよびデバイス。 IDE Integrated Drive Electronics(統合ドライブエレクトロニクス)。ハー ドディスクおよび組み込みコントローラ。 IEEE Institute of Electrical and Electronics Engineers(米国電気電子技術者 協会)。 IRQ* 割り込み信号。 ISA Industry Standard Architecture(業界標準アーキテクチャ)。初期 PC バスアーキテクチャ、特に 16 ビット AT バスを指す。 K KB メモリのキロバイト数。 L LAN Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)。限定した地域内 でユーザに通信を提供するネットワーク。サーバ、ワークステーション、 ネットワークオペレーティングシステムおよび通信リンクから構成され る。 LCD Liquid Crystal Display(液晶ディスプレイ)。極性フィルタと液晶セルを 使用した表示技術。 LED Light-emitting diode(発光ダイオード)。 M MAX Measurement & Automation Explorer。 MB メモリのメガバイト数。 MPS Multiprocessor Specification(マイクロプロセッサ仕様)。 MTBF Mean Time Between Failure(平均故障間隔)。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 用語集 -4 ni.com 用語集 MTTR Mean time to repair(平均復旧時間)。 MXI Multisystem eXtension Interface(マルチシステム拡張インタフェース バス) N NI-DAQ データ集録計測器用ナショナルインスツルメンツ製ソフトウェア。 NI-VISA ナショナルインスツルメンツが実装した VISA 標準。インタフェースに依 存しないソフトウェアで、VXI、GPIB およびシリアル計測器に統一した プログラミングインタフェースを提供する。 P PCI Peripheral Component Interconnect(周辺機器相互接続)。PCI バス は、多重化アドレスおよびデータラインを備えた高性能 32 ビットまたは 64 ビットバス。 PEF Platform Event Filter(プラットフォームイベントフィルタ)。 PIO Programmed Input/Output(プログラム済み入力 / 出力)。 POSC Power On Self Configuration(電源投入時の自己構成)。 POST Power On Self Test(電源投入時の自己テスト)。 PXI PCI eXtensions for Instrumentation の略で、高性能の計測要件を満たす 電気的機能を CompactPCI に実装したもの。トリガ、ローカルバス、 およびシステムクロック機能を提供する。また、CompactPCI 製品との 双方向の相互運用性も提供する。 R RAM Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ)。コンピュータ の主要ワークスペース。 RAS Row Address Strobe(行アドレスストローブ)。 RMS Root Mean Squared(2 乗平均平方根)。 RTC リアルタイムクロック。時間を維持し、時間共有操作のためにタイミング 信号を提供することもできる電気回路。 © National Instruments 用語集 -5 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 用語集 S SATA Serial-ATA。「ATA」も参照。 SCSI Small Computer System Inteface(小型コンピュータ周辺機器インタ フェース)。 SDRAM EDO RAM よりも 20% ほど速いダイナミック RAM メモリの形式。 SDRAM は、2 つ以上の内部メモリ配列とインタリーブするため、1つの 配列にアクセスしている間に次の配列にアクセスする準備を行います。 SDRAM-II は、高速バージョンの SDRAM 技術です。 SO-DIMM Small Outline Dual In-line Memory Module(小型デュアルインライン メモリモジュール)。 SPD Serial Presence Detect EEPROM(直列プレゼンス検出 EEPROM)。 SRAM スタティック RAM。電源を維持する必要があるメモリチップ。ダイナ ミック RAM チップのようにリフレッシュ回路を必要としないが、より多 くの領域を占め、消費電力も高い。 U UDMA Ultra Direct Memory Access(ウルトラダイレクトメモリアクセス)。 「DMA」も参照。 USB Universal Serial Bus(ユニバーサルシリアルバス)。 V V ボルト。 VGA Video Graphics Array(ビデオグラフィックスアレイ)。すべての PC のビデオディスプレイに求められる必要最低限の標準規格。 VISA Virtual Instrument Software Architecture。GPIB、VXI、RS232、その 他の計測器を制御するための 1 つのインタフェースライブラリ。VISA は、VXI Plug&Play Systems Alliance により規格化されています。 VME Versa Module Eurocard。 VXI VME eXtensions for Instrumentation(計測のための VME 機能拡張)。 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 用語集 -6 ni.com 用語集 W W ワット。 WDT Watchdog Timer(ウォッチドッグタイマ)。 © National Instruments 用語集 -7 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 索引 Bootup Num-Lock、2-9 Boot 構成、2-33 Build Date、2-7 数値 32-Bit Data Transfer、2-21 A C ACPI APIC Support、2-27 ACPI Aware O/S、2-27 ACPI Configuration、2-26 ACPI T State、2-13 ACPI Version Features、2-27 Active、2-12 Active Processor Cores、2-12 Active State Power Management、2-16 AC 電源ケーブル(表)、1-1 Add On ROM Display Mode、2-8 Adjacent Cache Line Prefetcher、2-10 Advanced、2-13 Advanced Chipset Control、2-13 Advanced セットアップメニュー、2-8 Fan 1 ~ Fan 8 Reading、2-26 APIC ACPI SCI IRQ、2-27 C1 Auto Demotion、2-12 C3 Auto Demotion、2-12 C1E Support、2-12 Calibration Certificate(NI リソース)、D-2 CD/DVD Drives、2-33 CE マーク準拠仕様、A-7 Change Supervisor Password、2-31 Change User Password、2-32 Channel Number、2-29 Channel Number Status、2-29 Clear BMC Event Log、2-28 Clear Event Log、2-30 Clear NVRAM、2-21 Clear User Password、2-32 Clock Spread Spectrum、2-10 Configure SATA#1 As、2-18 CPU Bridge Configuration、2-13 CPU Overheat Alarm、2-24 CPU Ratio、2-10 CPU Revision、2-13 CPU Type、2-7 CPU1 Temperature/CPU2 Temperature、 2-24 CPU 仕様、A-2 C-State Package Limit Setting、2-12 Current Memory Frequency for CPU1/ CPU2、2-13 Current QPI Frequency、2-13 B BIOS Boot 構成、2-33 DMA Mode オプション、2-20 Main BIOS セットアップメニュー、2-6 Redirection After BIOS POST、2-23 System Overview 画面、2-6 新しい BIOS にアップデートする、4-3 エラービープコード(表)、2-35 設定を確認する、4-1 セットアップ、2-5 BIOS EHCI Hand-Off、2-17 BIOS エラービープコード(表)、2-35 BIOS セットアップメニュー、2-6 BIOS リビジョン、2-7 Block (Multisector Transfer)、2-19 Boot Device Priority、2-33 Boot Features、2-8 Boot Graphics Adapter Priority、2-22 Boot Sector Virus Protection、2-32 © National Instruments D Data Reuse Optimization、2-10 DCA Prefetch Delay、2-15 DCU Prefetcher、2-10 DDR DIMM 取り付ける、B-27 取り外す、B-28 索引 -1 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 索引 Intel ICH10R 用 Intel SATA RAID ユーティリ ティ、C-1 Intel Matrix Storage Manager ユーティリ ティ、終了する、C-6 Intel RAID 構成ユーティリティ、C-1 Intel HostRAID 構成、C-1 Intel Matrix Storage Manager ユー ティリティを終了する、C-6 RAID HDD をリセットする、C-5 RAID ボリュームを削除する、C-5 SATA RAID 設定用 AMI BIOS を構成す る、C-2 非 RAID にリセットする、C-5 ナショナルインスツルメンツの~(メ モ)、1-6 Demand Scrubbing、2-14 DIMM の取り付け、B-23 Direct Cache Access (DCA) Technology、 2-15 Discard Changes、2-35 Discard Changes and Exit、2-35 DMA Mode、2-20 DMA Mode オプション、2-20 E Event Log Configuration、2-30 Execute-Disable Bit Capability、2-11 Exit Options、2-34 ボリュームを作成する RAID0、C-2 RAID1、C-3 リカバリボリュームのオプション、C-5 リカバリボリュームを作成する、C-4 Intel TurboMode Technology、2-12 Intel Virtualization Technology、2-11 Intel VT-d、2-16 Interrupt 19 Capture、2-9 IOH PCI Express Max Payload Size、2-16 IP Address、2-29 IP Address Source、2-29 IPMI Configuration (X8DTU-F Only)、2-28 IPMI Firmware Revision、2-28 I-SATA0 ~ I-SATA5 コネクタ(図)、B-30 I-SATA コネクタ、I-SATA0 ~ I-SATA5、B-29 F Fan Speed Control Modes、2-26 Flow Control、2-23 Fourth IDE Master、2-18 G Gateway Address、2-30 H Hard Disk Drives、2-33 Hardware Health Event Monitoring、2-24 Hardware Prefetcher、2-10 Headless Mode、2-27 High-Precision Event Timer、2-26 Hit Del Message Display、2-9 L LabVIEW、1-7 LabWindows/CVI、1-7 LBA/Large Mode、2-19 Legacy USB Support、2-17 Load Fail-Safe Defaults、2-35 Load Onboard LAN1 Option ROM、2-22 Load Onboard LAN2 Option ROM、2-22 Load Optimal Defaults、2-35 Logical Count、2-7 I ICH RAID Code Base、2-18 IDE Detect Timeout (Sec)、2-18 IDE/SATA Configuration、2-17 IDE コントローラ、SCSI ハードドライブと併 用する、4-1 Intel AES-NI、2-11 Intel C-State Tech、2-12 Intel EIST Technology、2-12 Intel HostRAID 構成、C-1 Intel I/OAT、2-15 NI RMC-8355 ユーザマニュアル M Mac Address、2-30 Mark All Events as Read、2-30 Measurement Studio、1-7 索引 -2 ni.com 索引 Memory Error Log、2-30 Memory Frequency、2-14 Memory Mode、2-14 Memory Reference Code Rev.、2-13 MPS and ACPI MADT Ordering、2-11 ハードディスクドライブのアップグレー ドおよび交換、B-29 ハードドライブ製品番号、B-30 メモリアップグレード、1-6 メモリをアップグレードする、B-22 ラックに取り付ける(図)、2-41 ラックマウント、2-37 NI RMC-8355 のメンテナンス 掃除、外部、2-37 NI RMC-8355 を梱包から取り出す、1-1 NI RMC-8355 を取り付ける、2-1 NI-DAQmx、1-7 NI-VISA、1-8 NI サポートとサービス、D-1 North Bridge Configuration、2-15、2-16 NUMA Support、2-27 N NB Revision、2-15 Network Drives、2-34 NI RMC-8355 BIOS セットアップ、2-5 OS の再インストールおよびリカバリ、 2-36 PXI シャーシと使用する、4-2 RAM をアップグレードする、4-3 SATA コネクタの位置(図)、B-29 アース、接続、2-4 アップグレード / オプション機器、1-6 アップグレードオプション、1-6 アップグレード情報、4-3 安全に関する注意事項、2-1 主な機能、1-2 概要、1-2 起動オプション、4-2 ケーブル保持用ブラケット、2-4 構成、ハードウェア、B-1 構成についての一般的な質問、4-1 コネクタ、3-1 PS/2 コネクタおよび信号、3-2 VGA、3-5 イーサネット、3-6 シリアルコネクタおよび信号、3-4 ユニバーサルシリアルバス(USB) コネクタおよび信号、3-3 シャーシ構成、4-2 シャーシの冷却に関する注意事項、2-2 周辺機器の概要(表)、3-1 説明、1-5 ソフトウェア、1-7 電源に接続する、2-4 トラブルシューティング、5-1 取り付け、2-1、2-3 ハードウェア構成、B-1 © National Instruments O Onboard LAN Option ROM Select、2-22 OS の再インストールおよびリカバリ、2-36、 2-37 P Password Check、2-32 Patrol Scrubbing、2-15 PCI Express Error Log、2-30 PCI Express Slot from SXB1、2-22 PCI Express Slot from SXB2、2-22 PCI Express Slot from SXB3、2-22 PCI IDE Bus Master、2-21 PCI Latency Timer、2-21 PCI/PnP Configuration、2-21 Physical Count、2-7 PIO Mode、2-19 PIO Mode オプション(表)、2-19 Plug & Play OS、2-21 Port 60h/64h Emulation、2-17 Power Button Function、2-9 Primary IDE Master/Slave、2-18 Processor and Clock Options、2-10 PS/2 コネクタ位置およびピン配列(図)、3-2 コネクタおよび信号、3-2 コネクタ信号(表)、3-3 pxisys.ini ファイル、4-2 索引 -3 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 索引 Q Speed、2-7 Sredir Memory Display Delay、2-24 SR-IOV Supported、2-21 Status of BMC Working、2-28 Subnet Mask、2-29 Super IO Device Configuration、2-22 Supervisor Password、2-31 System Date、2-6 System Memory、2-7 System Overview 画面、2-6 System Temperature、2-25 System Time、2-6 QPI Frequency、2-14 QPI L0s and L1、2-14 QPI Links Speed、2-14 QPI Reference Code Rev.、2-13 Quick Boot、2-8 Quiet Boot、2-8 R RAID HDD、リセットする、C-5 RAID0 ボリューム、作成する、C-2 RAID1 ボリューム、作成する、C-3 RAID ボリューム、削除する、C-5 RAM アップグレードする、4-3 T Terminal Type、2-23 Third IDE Master、2-18 Throttling—Closed Loop/Throttling—Open Loop、2-15 Type、2-19 ナショナルインスツルメンツの DDR DIMM(メモ)、1-6 Redirection After BIOS POST、2-23 Remote Access、2-23 Remote Access Configuration、2-23 Removable Drives、2-33 Request Transaction ID、2-13 Restore on AC Power Loss、2-9 Retry Boot Devices、2-34 U USB 2.0 Controller、2-17 USB 2.0 Controller Mode、2-17 USB Drives、2-34 USB Functions、2-16 User Access Level、2-32 User Password、2-31 S SATA AHCI、2-18 SATA RAID 設定用 AMI BIOS、構成する、 C-2 SATA RAID ユーティリティ、C-1 SATA#1 Configuration、2-17 SATA#2 Configuration、2-18 SATA コネクタの位置(図)、B-29 Save Changes and Exit、2-34 Secondary IDE Master/Slave、2-18 Security Settings、2-31 Serial Port 2 Attribute、2-23 Serial Port Mode、2-23 Serial Port Number、2-23 Serial Port1 Address/Serial Port2 Address、 2-22 Set LAN Configuration、2-29 Simultaneous Multithreading、2-11 Slot SXB1 Width、2-16 Slot SXB2/SXB3 Width、2-16 SMART for Hard Disk Drives、2-20 NI RMC-8355 ユーザマニュアル V Version、2-7 VGA 位置およびピン配列(図)、3-5 概要(表)、3-1 コネクタおよび信号、3-5 コネクタ信号(表)、3-5 View BMC System Event Log、2-28 View Event Log、2-30 Voltage Monitoring、2-26 VT-UTF8 Combo Key Support、2-24 W Wait for F1 If Error、2-9 Watchdog Function、2-9 WHEA Support、2-27 索引 -4 ni.com 索引 あ け アース、接続、2-4 アコースティックエミッション仕様、A-6 アップグレードオプション、1-6 アップグレード機器、1-6 安全仕様、A-6 安全に関する注意事項、2-1 ケーブル、電源(表)、1-1 ケーブル保持用ブラケット、2-4 計測器ドライバ(NI リソース)、D-1 こ 構成についての一般的な質問、4-1 アップグレード情報、4-3 一般的な質問、4-1 起動オプション、4-2 シャーシ構成、4-2 コネクタ PS/2 コネクタおよび信号、3-2 VGA コネクタおよび信号、3-5 イーサネットコネクタおよび信号、3-6 周辺機器の概要(表)、3-1 シリアルコネクタおよび信号、3-4 ユニバーサルシリアルバス(USB)コネ クタおよび信号、3-3 い イーサネット、概要(表)、3-1 イーサネットコネクタおよび信号、3-6 位置およびピン配列(図)、3-6 信号(表)、3-6 う ウェブリソース、D-1 お オプション機器、1-6 メモリアップグレード、1-6 主な機能、1-2 さ サポート , 技術、D-1 サンプル(NI リソース)、D-1 か 外部スライド、ラックに取り付ける(図)、 し 2-40 周辺機器の概要(表)、3-1 仕様 CE マーク準拠、A-7 CPU、A-2 アコースティックエミッション、A-6 安全性、A-6 環境、A-5 環境管理、A-7 機械特性、A-3 耐衝撃 / 振動、A-4 電気特性、A-1 電磁両立性、A-6 ハードディスクドライブ、A-3 メインボード、A-2 メモリ、A-3 シリアルコネクタ、3-4 コネクタ位置およびピン配列(図)、3-4 コネクタ信号(表)、3-4 概要、1-2 環境管理仕様、A-7 関連ドキュメント、xi き キーボード、概要(表)、3-1 機械仕様、A-3 技術サポート、D-1 技術サポートデータベース、D-1 キット内容、1-1 起動、テスト、2-4 起動をテストする、2-4 く グランド、接続、2-4 © National Instruments 索引 -5 NI RMC-8355 ユーザマニュアル 索引 シリアルポート、3-1 「COM1 および COM2 コネクタ」の項 も参照 診断ツール(NI リソース)、D-1 ビデオディスプレイ、5-2 トラブルシューティング(NI リソース)、D-1 取り付け、2-3 構成および操作 NI RMC-8355 を梱包から取り出す、 1-1 す アースを接続する、2-4 起動をテストする、2-4 シャーシの配置に関する注意事項、 スライド取り付け用ブラケット、ラックに取 り付ける(図)、2-39 2-2 トレーニングと認定(NI リソース)、D-1 そ ソフトウェア 「ドライバ」の項も参照 LabVIEW、1-7 LabWindows/CVI、1-7 Measurement Studio、1-7 NI-DAQmx、1-7 NI-VISA、1-8 ナショナルインスツルメンツのソフト ウェア、1-7 ソフトウェア(NI リソース)、D-1 な 内部スライド、取り付け(図)、2-38 ナショナルインスツルメンツ ソフトウェア、1-7 ナショナルインスツルメンツのサポートと サービス、D-1 は ハードディスクドライブ アップグレードおよび交換、B-29 サポートされている I-SATA コネク タ、I-SATA0 ~ I-SATA5、B-29 仕様、A-3 ハードディスクドライブをアップグレードす る、B-29 ハードディスクドライブを交換する、B-29 ハードドライブ製品番号、B-30 背面パネルコネクタ、3-1 た 耐衝撃 / 振動仕様、A-4 て 適合宣言(NI リソース)、D-2 電気仕様、A-1 電源、~に接続する、2-4 電源ケーブル(表)、1-1 電磁両立性仕様、A-6 電力構成、2-9 ひ 非 RAID、~にリセットする、C-5 ビデオ、3-1 「VGA」の項も参照 と 動作環境仕様、A-5 ドキュメント NI リソース、D-1 関連ドキュメント、xi ドライバ , 最新のドライバを入手する、4-3 ドライバ(NI リソース)、D-1 トラブルシューティング コントローラが起動しない、5-1 破損したモジュール、5-2 NI RMC-8355 ユーザマニュアル ふ ファンヘッダ(Fan1 ~ 8) ピン配列(図)、B-13 プログラミングサンプル(NI リソース)、D-1 索引 -6 ni.com 索引 へ ゆ ヘルプ 技術サポート、D-1 ユニバーサルシリアルバス(USB)、3-1 概要(表)、3-1 コネクタ位置およびピン配列(図)、3-3 コネクタおよび信号、3-3 コネクタ信号(表)、3-3 め メインボードの仕様、A-2 メモリ アップグレードする、1-6、B-22 DDR モジュールを取り付ける、B-27 DDR モジュールを取り外す、B-28 サポート、B-24 5600 プロセッサを取り付けたマ ザーボードの、B-24 システムメモリの割り当てと使用量、 ら ラックマウント、2-37 外部スライドをラックに取り付ける、 2-40 シャーシをラックに取り付ける、2-41 スライド取り付けブラケットを取り付け る、2-39 内部スライドを取り付ける、2-38 B-26 仕様、A-3 取り付け、B-23 メモリをアップグレードする、B-22 DDR モジュールを取り付ける、B-27 DDR モジュールを取り外す、B-28 り リカバリボリューム オプション、C-5 作成する、C-4 も れ モジュール式計測器、1-8 冷却、NI RMC-8355 の空冷、2-2 © National Instruments 索引 -7 NI RMC-8355 ユーザマニュアル
© Copyright 2024 Paperzz