1 救急救命九州研修所 平成28年度事務室空調設備及び換気設備更新

救急救命九州研修所
平成28年度事務室空調設備及び換気設備更新工事
特記仕様書
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工事概要
(1)工事名称
救急救命九州研修所 平成28度事務室空調設備及び換気設備更新工事
(2)工事実施場所
福岡県北九州市八幡西区大浦3丁目8番1号
一般財団法人救急振興財団 救急救命九州研修所
(3)工期
契約日から平成28年9月30日(金)まで
なお、詳細については後日救急救命九州研修所担当者と調整するものとする。
(4)建物概要
鉄筋コンクリート造(一部鉄筋コンクリート造・鉄骨造)
地上6階(一部)
・塔屋1階
延床面積 11,130㎡
(5)工事種別
設備機器更新工事
(6)共通仕様書
特記仕様書に記載されていない事項は全て「国土交通大臣官房官庁営繕部監修公共
建築改修工事標準仕様書(建築・電気・機械工事編)平成26年版」による。
(7)工事内容
① パッケージエアコン類更新
② 空気調和機類整備
③ 換気機器類更新
④ 天井改修等付帯工事
⑤ 現行機器の撤去処分
⑥ パッケージエアコン遠方発停制御工事
⑦ その他(上記①~⑥の実施に伴い必要となる作業)
(8)更新エリア(別添「エリア図」を参照。
)
なお、別添の空調改修計画機器表及び竣工図(機器表、ダクト系統図、配管系統図)
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を参考とすること。
① 室外エリア
宿泊棟屋上
② 室内エリア
1階エントランスホール
1階厚生ロビー・2階廊下
1階集会室(和室)
2階図書室・コピーコーナー
2階ラウンジ・エルスタショップ・売店厨房
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一般共通事項
(1)施工条件
請負者は、特記仕様書及び借用資料を基に現地確認し、施工計画書を提出して予め承
諾を得ること。
(2)特別な材料の工法
共通仕様書に記載されていない特別な材料の工法は、当該製品の指定された工法に
よる。
(3)性能保証
各製品はメーカー保証期間による。
(4)定期点検
① 請負者は、工事竣工引渡し後2年目に定期検査を実施し、性能保証条項に該当する
故障箇所の有無を点検し、その報告書を救急救命九州研修所に提出すること。
②
点検時に発見された施工上の欠陥あるいは使用材料の不良により生じた故障箇所
は、保証に基づき材料メーカーと修繕方法を検討し、検査の日から2ヶ月以内に無償
で修理を完了すること。
(5)工事費の清算
①
各項目の数量は請負者において調査検討、確認の上、見積をすること。別添工事内
訳書は参考項目数量とし、貸与資料等と工事実数量が一致しない場合においても請
負金額の増減精算はしないものとする。
②
現場での納まり取合い等の関係で、材料や工法を多少変更したり、あるいはこれ
らによる多少の数量の増減等軽微な変更がある場合は、工事監理者の指示によって
行うこと。この場合においての請負金額は増減しないものとする。
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(6)現場代理人等
請負者は本工事における現場代理人をおくものとする。
①
電気工作物に係る工事においては、電気保安技術者をおくものとする。
②
配管工事、保温工事、チリングユニット・パッケージ型空気調和機の据付及び整備
は技能士の適用とする。
(7)施工計画書等
各工事の施工計画書と使用材料リスト、カタログ、協力業者リスト施工要領書を事前
に提出すること。また、安全、衛生計画書、機器の搬出入計画書も同時に提出すること。
なお、これらの計画書等の提出前の工事着工は認めないこととする。
(8)官公署その他への手続き
施工に必要な諸官公署その他への手続き及び折衝は遅滞無く行うこと。それに伴う
必要費用は請負業者の負担とする。
(9)工事用電力、水及びその他
この工事に必要な工事用電力(仮設電力及び試運転調整用電力を含む。)
、水及び諸
手続などの費用は、すべて請負者の負担とする。
(10)耐震施工
設備機器の固定は、
「官庁施設の総合耐震計画基準及び同解説 平成8年版(建設大
臣官房官庁営繕部監修)
」による。
(11)危険防止
①
工事実施に伴い危険、火災、風水害及び騒音等を防止するため、安全管理計画書を
作成し、予め工事監理者の承認を受けること。
②
現場状況に応じて通行人及び現場従事者に対する安全・工事車両の管理識別等を
安全計画書に記述すること。
③
安全管理者は常駐とすること。
④ 現場内の火気の使用は原則として禁止する。喫煙は指定された場所を確保し、灰皿
及び消火器等を設置すること。
(12)現状復旧の義務
請負者は、その他の既設物等に損傷を与えた場合、発注者及び工事監理者の立会い
のもと、その指示に従い請負者の負担において現状に復旧すること。
(13)竣工検査
「工事完了確認書」による手直し工事の完了後、発注者及び工事監理者の立会いの上、
竣工検査を行う。手直し及び残工事がある場合には工事監理者の指定した期日までに
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それらの工事を完了し、再検査を受けること。
(14)地下埋設物等
①
請負者は、施工に際して地下埋設物等に保全等対策が必要とされる場合、予め給排
水管、ガス管及びケーブル等の管理者と必要に応じて現地立会いの上、打ち合わせを
行い、事故発生の防止に努めること。
②
上記における保全等対策について打ち合わせを行った時は、打合せ議事録を作成
し、写しを発注者及び工事監理者に提出すること。
③
地下埋設物又は架線等の移設の必要が生じた時は、調査資料及び移設計画図等を
添えて工事監理者と協議すること。
(15)解体材及び発生材等の処置
①
工事で発生したゴミ及び廃材等は生活環境に配慮して収容し、全て場外へ搬出す
ること。
②
解体材及び発生材のうち、特別管理産業廃棄物の処理は、廃棄物の処理及び清掃に
関する法律等、関係法令及び各自治体並びに労働基準監督署等の指導を遵守するこ
と。なお、処理の確認のため産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写しを工事完了報告
書に添付すること。
③
冷凍機等(フロン系冷媒の使用機器)は撤去に先立ち、冷媒の回収又は放出の防止
措置を施すこと。なお、冷媒の回収方法及び放出の防止措置は「冷媒の回収方法
等」による。
(16)アスベスト建材の撤去処分方法
①
吹付石綿等飛散性アスベストが工事建物に存在し、撤去の必要がある場合は、工
事監理者に報告すること。(別途協議事項とする。)
②
非飛散性アスベストの撤去は、粉砕することによりアスベスト粉塵が飛散する恐
れがあるため、湿潤化の上、可能な限り破壊又は破断しない方法で除去する等飛散防
止の措置を講じた上で行うものとする。
(17)環境への配慮
①
工事に使用する材料は、できるだけ環境負荷を低減できるものを選定するよう努
めること。
②
屋内で使用する材料の選定に当たっては、揮発性有機化合物の放散による健康へ
の影響に配慮すること。
(18)材料の品質等
①
使用する材料が設計図書に定める品質及び性能を有することの証明となる資料を
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工事監理者に提出すること。
②
調合を要する材料については、調合に先立ち調合表等を工事監理者に提出するこ
と。
③
設計図書に定められた材料の見本を提出し、材質、仕上げの程度及び色合い等につ
いて、予め工事監理者の承諾を受けること。
(19)工事保険
請負者は、対人、対物及び第三者賠償の工事保険に加入し、他に損害を与えた場合は、
その責任を負担すること。なお、工事保険の写しを着工前に工事監理者に提出すること。
(20)近隣対策
工事の実施に当たっては、近隣住民及び施設所有者との関係に十分に配慮すること。
必要と思われる近隣住民に対して事前挨拶及び説明をすること。
(21)竣工図書
①
工事完了報告書は、以下をA4版ファイリングの上2部提出すること。
ア
工事完了届
イ
保証書
ウ
完成図
エ
保全に関する資料
オ
打合せ議事録
カ
工事日報
キ
工事記録写真
② 工事写真は、以下をA4版ファイリングの上2部提出すること。
ア
着工前全景写真 カラーサービス判
イ
各工程工事写真 カラーサービス判
ウ
竣工写真
カラーサービス判
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救急救命九州研修所 平成28年度空調設備及び換気設備更新工事 エリア図
No.1
ポンプ室
ボイラー室
屋外機械室
機械室
レストラン
厨房
WC
WC
エルスタホール
WC
副
所
長
室
厚生ロビー
E
V
メールコーナー
管理
事務室
和室
(限界・響)
応
接
室
所
長
室
総務部事務室
特
別
会
議
室
エントランスホール
防災
セン
ター
車
庫
風除室
WC
ー
キ
ャ
ノ
ピ
WC
実
習
機
械
室
第一実習室
第二実習室
救急車車庫
救急救命九州研修所 平成28年度空調設備及び換気設備更新工事 エリア図
No.2
寮監室
ランドリー
206
浴室
女
子
寮
談話室 室
物干し場
205
203
202
201
講師宿泊215
アスレチックルーム
講師宿泊213
講師宿泊212
講師宿泊211
WC
大浴室
WC
WC
シャワー室
研
修
部
事
務
室
WC
更衣室
E
ラ
ウ
ン
ジ
V
OAルーム
印
控
刷
室
室
教授室
info
エルスタ
ショップ
コピー、自販機
コピー
映写室
OAルーム
視聴覚教室A
図書室
WC
WC
視聴覚教室B
資
料
室