平成 29 年 2 月吉日 各 位 経済産業省 中小企業庁 平 成 28年 度 「消 費 税 の転 嫁 状 況 に関 する調 査 」 ~ご 協 力 の お 願 い~ 拝啓 時下ますますご清栄のことと、お慶び申し上げます。平素は弊省の事業にご理解・ご協力を賜り、御 礼申し上げます。 平成26年4月から、消費税率が8%に引上げられました。消費税率の引上げは、 「社会保障と税の一体改 革」として実施され、税率の引上げによる消費税の増収分は、その全額が「社会保障の財源」となり、 国民の皆さまに還元されます。 消費税は、生産者から卸売業者、小売業者、消費者といった各取引の段階で価格に転嫁(上乗せ)さ れながら、最終的に消費者が負担する税金です。また、消費税は、税金を負担する者と納付する者が異 なる間接税であり、消費税を実際に納付する義務は事業者が負います。このため、事業者が消費税分を 取引価格に正しく転嫁(上乗せ)することは、事業者の利益を守るために欠かせません。 経済産業省 中小企業庁では、平成26年4月の消費税率引上げを踏まえ、消費税の円滑かつ適正な転嫁 を確保するため、監視・取締りを強化し、転嫁拒否の未然防止、違反行為への指導など迅速な是正を行 っております。この一環で、消費税の転嫁状況を定期的にモニタリングするため、転嫁状況に関する事 業者へのアンケート調査として、月次モニタリング調査を実施しております。 平成28年4月から平成29年3月の間、毎月1度、無作為に抽出された企業・事業者に対してご回答をお願 いしております。本調査票結果は、経済産業省 中小企業庁にて、今後の転嫁対策を企画・立案するため の貴重な情報として利用させていただきます。回答結果については、全て統計的に処理し、集計結果と して取り扱い、回答した企業・事業者が特定されるような形で公表されることはございません。 つきましては、お忙しいところ恐縮ではございますが、趣旨をご理解いただき、本アンケート調査に ご協力賜りたく、何卒、宜しくお願い申し上げます。 敬具 【記入上のお願い】 1.本アンケート調査の送付・回収・集計業務については、経済産業省 中小企業庁が(株)東京商工リ サーチに委託しております。 2.回答は本調査票にご記入の上、 平成29年2月15日(水)まで に同封の返信用封筒にてご返送いた だきますようお願いいたします。 3.Web上で調査票をダウンロードして提出頂くこともできます。下記URLをご参照ください。 URL:http://www.tsr-net.co.jp/service/product/mrq/consumption.html 電子データ回答ファイルは、[email protected]へご返信ください。 <本調査に関するお問い合わせ先> 株式会社東京商工リサーチ 市場調査部内 「消費税の転嫁状況に関する調査」調査事務局 担当:小田宮、宮川、宮原 所 在 地:東京都千代田区大手町1-3-1 JAビル 電 話:03-6910-3154 FAX:03-5221-0716 メ ー ル:[email protected] 受 付 時 間:平日(月~金)9時~12時、13時~17時 ※祝日及び年末年始を除く -1- Ⅰ.回答事業者の属性について 問1.貴社の年間売上高(直近の決算時点)についてお答えください。【○は1つ】 1.500万円以下 2.500万円超~1,000万円以下 3.1,000万円超~1,500万円以下 4.1,500万円超~2,000万円以下 5.2,000万円超~3,000万円以下 6.3,000万円超~5,000万円以下 7.5,000万円超~1億円以下 8.1億円超~2億円以下 9.2億円超 問2.貴社の資本金額(直近の決算時点)についてお答えください。【○は1つ】 (注)個人事業者の場合には、「1.個人事業者」に○を付けてください。 1.個人事業者 2.法人であって1,000万円以下 3.法人であって1,000万円超~3,000万円以下 4.法人であって3,000万円超~5,000万円以下 5.法人であって5,000万円超~1億円以下 6.法人であって1億円超~3億円以下 7.法人であって3億円超 問3.貴社の会社全体の従業員数(直近の決算時点)についてお答えください。【○は1つ】 (注)従業員には正社員・正職員のほか、パート・アルバイトを含みます。 一方、事業主、経営者、役員、無給の家族従業者、派遣・下請従業者は含みません。 1.5人以下 2.6~20人 3.21~50人 4.51~100人 5.101~300人 6.301人以上 -2- 問4.貴社の営む業種(複数の事業を行っている場合には主たる業種)についてお答えください。 【○は1つ】 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 農業,林業 農業 林業 漁業 漁業(水産養殖業を除く) 水産養殖業 鉱業,採石業,砂利採取業 鉱業,採石業,砂利採取業 建設業 総合工事業 職別工事業(設備工事業を除く) 設備工事業 製造業 食品製造業 飲料・たばこ・飼料製造業 繊維工業 木材・木製品製造業(家具を除く) 家具・装備品製造業 パルプ・紙・紙加工品製造業 印刷・同関連業 化学工業 石油製品・石炭製品製造業 プラスチック製品製造業(別掲を除く) ゴム製品製造業 なめし革・同製品・毛皮製造業 窯業・土石製品製造業 鉄鋼業 非鉄金属製造業 金属製品製造業 はん用機械器具製造業 生産用機械器具製造業 業務用機械器具製造業 電子部品・デバイス・電子回路製造業 電気機械器具製造業 情報通信機械器具製造業 輸送用機械器具製造業 その他の製造業 電気・ガス・熱供給・水道業 電気業 ガス業 熱供給業 水道業 情報通信業 通信業 放送業 情報サービス業 インターネット附随サービス業 映像・音声・文字情報制作業 運輸業,郵便業 鉄道業 道路旅客運送業 道路貨物運送業 水運業 航空運輸業 倉庫業 運輸に附帯するサービス業 郵便業(信書便事業を含む) 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 -3- 卸売業,小売業 各種商品卸売業 繊維・衣服等卸売業 飲食料品卸売業 建築材料,鉱物・金属材料等卸売業 機械器具卸売業 その他の卸売業 各種商品小売業 織物・衣服・身の回り品小売業 飲食料品小売業 機械器具小売業 その他の小売業 無店舗小売業 金融業,保険業 銀行業 協同組織金融業 貸金業,クレジットカード業等非預金信用機関 金融商品取引業,商品先物取引業 補助的金融業等 保険業(保険媒介代理業,保険サービス業を含む) 不動産業,物品賃貸業 不動産取引業 不動産賃貸業・管理業 物品賃貸業 学術研究,専門・技術サービス業 学術・開発研究機関 専門サービス業(他に分類されないもの) 広告業 技術サービス業(他に分類されないもの) 宿泊業,飲食サービス業 宿泊業 飲食店 持ち帰り・配達飲食サービス業 生活関連サービス業,娯楽業 洗濯・理容・美容・浴場業 その他の生活関連サービス業 娯楽業 教育,学習支援業 学校教育 その他の教育,学習支援業 医療,福祉 医療業 保健衛生 社会保険・社会福祉・介護事業 複合サービス事業 郵便局 協同組合(他に分類されないもの) サービス業(他に分類されないもの) 廃棄物処理業 自動車整備業 機械等修理業(別掲を除く) 職業紹介・労働者派遣業 その他の事業サービス業 政治・経済・文化団体 宗教 その他のサービス業 外国公務 公務(他に分類されるものを除く) 国家公務 地方公務 分類不能の産業 分類不能の産業 問5.貴社の主力の商品・サービスがどのようなものかについてお答えください。 問4で回答した業種が製造業の場合は1~3から、非製造業の場合には4~5から選択してください。 【○は1つ】 <製造業の方> 1.中間財(販売先の企業が製品の原材料(部品、梱包材を含む)や燃料として使用するもの) 2.資本財(販売先の企業が自社の設備として設置する機械等) 3.最終消費財(消費者への製品) <非製造業の方> 4.事業者・企業への商品・サービスの提供 5.消費者への商品・サービスの提供 問6.貴社が免税事業者/簡易課税事業者/本則課税事業者のいずれかに該当するかについてお答え ください。【○は1つ】 (注)免税事業者とは、課税売上高が1,000万円以下で課税事業者を選択していない事業者。 簡易課税事業者とは、課税売上高が5,000万円以下で簡易課税を選択している事業者。 ※上記以外の方は本則課税選択事業者となります。 1.免税事業者 2.簡易課税事業者 3.本則課税事業者 問7.問5で「5. 消費者への商品・サービスの提供」と回答した方にお聞きします。 消費者向け商品・サービスの価格表示方法についてお答えください。【○はいくつでも】 1.税込価格のみ 2.税込価格のみ(「○○○円+税」という形式の表示も含む) 3.税込価格で消費税額を併記(○○○円+税○円) 4.税込価格と税抜価格の両方を併記(税込価格中心の表示) 5.税込価格と税抜価格の両方を併記(税抜価格中心の表示) 問8.消費税の表示方法について、貴社の所属する団体又は事業者間で、表示カルテルの形成や自主 基準の策定を行っていますか。【○は1つ】 表示カルテルを行っている場合にはその団体名についてもお答えください。 1.行っている (表示カルテルを行っている団体名: ) 2.行っていない -4- 問9.消費税の転嫁方法について、貴社の所属する団体又は事業者間で、転嫁カルテルの形成や自主 基準の策定を行っていますか。【○は1つ】 転嫁カルテルを行っている場合にはその団体名についてもお答えください。 1.行っている (転嫁カルテルを行っている団体名: ) 2.行っていない Ⅱ.消費税率引上げに伴う対応・価格転嫁の状況 以下の設問では、貴社における消費税率引上げに伴う対応・価格転嫁の状況等についてお伺いし ます。以下の注意点をよくご確認のうえ、お答えいただきますようお願いいたします。 ・事業者間取引(BtoB取引)のみ行っている方は、「Ⅱ-1(問10~13)」のみご回答ください。 ・消費者向け取引(BtoC取引)のみ行っている方は、「Ⅱ-2(問14~16)」のみご回答ください。 ・BtoB取引とBtoC取引の両方を行っている方は、「Ⅱ-1とⅡ-2(問10~16)」の両方にご回答くだ さい。 ・診療報酬、介護報酬等の取引(医療保険各法等の医療、介護保険法の規定に基づくサービスな ど消費税法第6条に該当する取引で消費者等から消費税を受領しない取引)のみを行っている 方は、「Ⅱ-1(問10)」または「Ⅱ-2(問14)」の設問は、「4.その他」を選択してご回答くださ い。それ以外の取引も行っている場合は、当該取引についてご回答ください。 (注意点1) 消費税率引上げによる「転嫁」ができている状態とは、以下のいずれかの状態を指します。 (1)事業全体で見て、販売価格を消費税率引上げ分(3%分)引上げ。 例1:全ての商品・サービスを一律で3%分引上げる。 例2:一部の商品等を3%まで引上げず、その他の商品を3%以上引上げることにより、 事業全体で3%分引上げる。 (2)商品の量やサービスの内容を調整すること等により、既存商品の価格を3%分は引上げず に、消費税率引上げ分を賄える利益を確保。 例:商品の1パッケージ当たりの分量を3%減らして価格を据え置く。 →なお、価格引上げができる状況ではあるが、貴社の経営戦略(価格を抑えて市場シェア拡 大を目指す場合など)により、自主的に販売価格を引上げなかった場合には、 「自主的に転 嫁しなかった」場合にあたるため、問10、問14において「4.その他」を選択してください。 (注意点2) あくまで、消費税率引上げ(5%→8%)に伴うものに限定してお答えください。 例えば、円安・原材料価格高騰など、消費税率引上げ以外の原因による仕入価格上昇分の転 嫁は含めずに、お答えください。 (注意点3) 免税事業者の方については、仕入に含まれる消費税率引上げ分の消費税額相当分を販売価格 に上乗せすることを、消費税率引上げによる「転嫁」ができている状態としてご回答くださ い。 -5- Ⅱ-1.事業者間取引(BtoB取引)について 問10~13は、貴社の取引の中で、対事業所へ商品・役務の納入(事業者-事業者間取引)の価格 転嫁状況について、お聞きします。 問10.消費税率引上げ(5%→8%)に伴い、貴社では事業者間取引(BtoB取引)事業全体として価 格転嫁できましたか。【○は1つ】 1.全て転嫁できている → 問11へ 2.一部転嫁できている → 問12へ 3.全く転嫁できていない → 問12へ 4.その他(経営戦略上、転嫁しなかった場合など) → 問14へ 5.事業者間取引(BtoB取引)は行っていない → 問14へ 問11.問10で「1.全て転嫁できている」と回答した方にお聞きします。 どういった理由により、転嫁ができたと考えますか。当てはまるものが複数の場合は、上位2 つまで選択してください。【○は2つまで】 1.取引先の業界の景気が良く、取引先が値上げを受け入れてくれやすい環境にあるため 2.自社商品のブランド・競争力が強く、価格決定権が自社にあるため 3.消費税転嫁対策特別措置法により消費税転嫁拒否規制が強化されたため 4.転嫁特措法に基づく表示・転嫁カルテルを活用することにより、交渉しやすくなったため 5.本体価格と消費税額を分けることにより、交渉しやすくなったため 6.以前より、取引先において、消費税分の価格引上げを受け入れる、という理解が定着して いるため 7.その他 問12.問10で「2.一部転嫁できている」「3.全く転嫁できていない」と回答した方にお聞きします。 転嫁できていない理由は何と考えますか。当てはまるものが複数の場合は、上位2つまで選択し てください。【○は2つまで】 1.取引先の業界の景気が悪く、消費税分の値上げを受け入れる余裕がなかったため 2.自社商品等の競争が激しく、価格を引上げると他社に取引を奪われてしまうおそれがある ため 3.自社が下請事業者であるなど、取引先との力関係で立場が弱かったため 4.取引先において、転嫁特措法の趣旨を理解していないなど、消費税率引上げ分を値上げす るという意識がそもそも欠如しているため → 問13へ 5.その他 (4を選択せず、1、2、3、5を選択した方は問14へ) -6- 問13.問12で「4」と回答した方にお聞きします。 取引先からどのような転嫁拒否行為を受けましたか。【○はいくつでも】 また、どのような転嫁拒否行為を受けたか、可能な限り具体的に記載ください。 1.買いたたき 2.減額 3.商品購入、役務利用または利益提供の要請 4.本体価格での交渉の拒否 (転嫁拒否行為の具体的内容) (問14へ) (参考)転嫁拒否行為の例 ①買いたたき: 合理的な理由なく、通常支払われる対価に比べて対価の額を低く定められること。 例:原材料費の低減等の状況の変化がない中で、消費税率引上げ前の対価に消費税率引 上げ分を上乗せした額よりも低い対価を定める場合。 ②減額: 合理的な理由なく、既に取り決められた対価から、事後的に減じて支払われること。 例:対価から消費税率引上げ分の全部又は一部を減じる場合 ③商品の購入、役務利用または利益提供の要請: 消費税の転嫁を受け入れる代わりに、取引先の指定する商品を購入させられたり、役務(サ ービス)を利用させられたり、また、経済上の利益を提供させられたりすること。 例:取引先からディナーショーのチケットの購入、自社の宿泊施設の利用等を要請され る場合 ④本体価格での交渉の拒否: 価格交渉を行う際、本体価格(消費税抜価格)で交渉したいという申出を拒否されること。 -7- Ⅱ-2.消費者向け取引(BtoC取引)について 問14~16は、貴社の取引の中で、消費者向け商品・サービスの販売(BtoC取引)の価格転嫁状況 について、お聞きします。 問14.消費税率引上げ(5%→8%)に伴い、消費者向け商品・サービス販売(BtoC取引)事業全体 として価格転嫁できましたか。【○は1つ】 1.全て転嫁できている → 問15へ 2.一部転嫁できている → 問16へ 3.全く転嫁できていない → 問16へ 4.その他(経営戦略上、転嫁しなかった場合など) → 本設問で回答終了です 5.消費者向け取引(BtoC取引)は行っていない → 本設問で回答終了です 問15.問14で「1.全て転嫁できている」と回答した方にお聞きします。 どういった理由により、転嫁ができたと考えますか。当てはまるものが複数の場合は、上位2 つまで選択してください。【○は2つまで】 1.消費者の景気がよくなり、値上げを受け入れてくれやすい環境にあるため 2.自社商品のブランド・競争力が強く、自社に価格決定権があるため 3.消費者において、消費税率引上げの意義等に対する理解が浸透しているため 4.本体価格と消費税額を分けて記載することにより、値上げへの反発が和らいだため 5.転嫁特措法に基づく表示・転嫁カルテルを活用することにより、事業者間の足並みがそろ ったため 6.その他 (本設問で回答終了です) 問16.問14で「2.一部転嫁できている」「3.全く転嫁できていない」と回答した方にお聞きします。 転嫁できていない理由は何と考えますか。当てはまるものが複数の場合は、上位2つまで選択し てください。【○は2つまで】 1.景気が回復しておらず、また消費者の財布の紐(ひも)が固いため 2.自社商品等の競争が激しく、価格を引上げると他社商品に乗り換えられてしまうおそれが あるため 3.消費者において、消費税率引上げの意義等に対する理解が浸透しておらず、値上げそのも のへの反発を受けるため 4.消費者から便乗値上げと誤解されるおそれがあるため 5.その他 ~以上で質問は終わりです。ご協力いただきありがとうございました。~ -8-
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