海老名市公共建築工事積算要領の運用 第1編 1 総 則 目的・適用 本運用は、 「 海 老 名 市 公 共 建 築 工 事 積 算 要 領 」(以 下 、 「 積 算 要 領 」と い う 。) に 係 る 運 用 と し て 定 め た も の で 、適 正 な 工 事 費 の 積 算 に 資 す る こ と を 目 的 と する。 な お 、 こ れ に 定 め が な い も の は 、「 公 共 建 築 工 事 積 算 基 準 等 資 料 」 (国 土 交 通 省 大 臣 官 房 官 庁 営 繕 部 計 画 課 )に よ る こ と が で き る 。 第2編 共通費 第1章 共通仮設費 共 通 仮 設 費 率 に 用 い る T (工 期 )に つ い て 1 工 期 の 月 単 位の 換 算 は 、契 約 締 結 日 か ら と し 、そ の 値 は 小 数 点 以 下第 2 位 を四捨五入して 1 位止めとする。 第2章 現場管理費 現 場 管 理 費 率 に 用 い る T (工 期 )に つ い て 1 工 期 の 月 単 位の 換 算 は 、契 約 締 結 日 か ら と し 、そ の 値 は 小 数 点 以 下第 2 位 を四捨五入して 1 位止めとする。 第3編 1 単価及び価格、数量等 単価及び価格 単 価 及 び 価 格に つ い て は 、積 算 要 領 第 5 条 を 原 則と す る が 、実 情 に 応 じ て 適切な単価及び価格とすることができる。 2 数量 数量については、積算要領第 7 条を原則とする。 3 採用単価の優先順位 材料単価及び複合単価等を使用する際の優先順位は次による。 (1 ) 市市場単価 (2 ) 市単価 (3 ) 刊行物掲載単価 (建 築 施 工 単 価 、 建 築 コ ス ト 情 報 、 積 算 資 料 、 建 設 物 価 等 ) ※ 掲 載 単価 に 同 じ 材 料・材 工 単 価 が あ る 場 合は 、刊 行 物 比 較 表 を 作 成 の上、その平均値を採用する。 (4 ) 標準歩掛り等代価 (5 ) カタログ等単価 (6 ) 見積単価 ※ 原 則 とし て 3 社 以 上 に 照会 す る 。見 積 条 件 を 同 一 と し 、メ ー カ ー 毎 の合計で比較し、メーカー毎の決定とする。 4 「その他」の率について 標 準 歩 掛 り の「 そ の 他 」の 率 は 、 「 公 共 建 築 工 事 標 準 単 価 積 算 基 準 」 (国 土 交 通 省 大 臣 官 房 官 庁 営 繕 部 )の 各 表 に 記 載 さ れ て い る 率 の 上 限 値 を 採 用 す る 。 第4編 1 特別事項 要領等の適用について 積算要領第5条に定める規定は、設計時点における最新版とする。なお、 設 計 時 点 は 、 4 月 、 7 月 、 10 月 、 1 月 の 四 半 期 ご と に 区 分 す る 。 2 単価等の採用金額 単価の採用金額における端数処理は「 、 公 共 建 築 工 事 積 算 基 準 等 資 料 」に よ る 。な お 、 詳 細 は 、「( 参 考 ) 別 紙 − 1 3 RIBC端数処理設定」による。 変更設計について (1 )設 計 変 更 に お け る 工 事 費 は 、「 公 共 建 築 工 事 積 算 基 準 」 (国 土 交 通 省 大 臣 官 房 官 庁 営 繕 部 )に よ り 変 更 設 計 額 を 算 出 し 、算 出 し た 額 に 当 初 契 約 時 の 落 札 率 を 乗 じ た 工事 価 格 に 消 費 税 相当 額 を 加 え て 得 た額 と す る 。な お 、設 計 変更による変更予定価格額の端数処理は、千円未満切捨てとする。 (2 )設 計 変 更 に お け る T (工 期 )の 延 長 分 の 算 定 は 、変 更 後 の 工 期 末 と 当 初 の 工 期末の差をもって延長分とする。 工 事 の 一 時 中 止 は あ っ た 場 合 は 、中 止 期 間 の 費 用 に つ い て は 、「 公 共 建 築 工事積算基準等資料第2編第4章その他 11工事の一時中止に伴う増加 費用」により積算し、共通費の算定においては、中止期間を除いた工期に より率を算定する。 な お 、こ れ に よ り が た い 場 合 は 、発 注 者 と 受 注 者 の 協 議 に よ り 決 定 す る 。 (3 )設 計 変 更 時 の 積 算 に お い て 、 当 初 設 計 の 工 事 費 内 訳 書 に 対 応 す る 種 目 が な い 場 合 の 単 価 及 び 価 格 は 、監 督 員 の 指 示 又 は 承 諾 し た 時 点 の 単 価 及 び 価 格とする。ただし、価格水準に著しい変化が認められる場合は、科目の追 加についても監督員の指示又は承諾した時点の単価及び価格とする。 附 則 本 運 用 は 、 平 成 27年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 《 平 成 25年 4 月 1 日 ・ 制 定 》 《 平 成 26年 4 月 1 日 ・ 一 部 改 正 》 (参 考)別紙−1 RIBC端数処理設定 端数処理は、直接工事費、代価表、細目横計算、共通費、工事価格で区分する。
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