7 類 サービス、公共事業 業種 条件および権利恩典 7.1 公共事業

7 類 サービス、公共事業
業種
条件および権利恩典
条件
7.1 公共事業
7.1.1 電力およびスチームの製造 関係政府機関の同意を得なけ
7.1.2 水道、工業用の水施設
ればならない。
7.1.3Concession Road
権利恩典
7.1.4 海上輸送のための積荷、積 1. 特別重要業種として権利恩典
み下ろし施設サービス
を付与する。
7.1.5 コンテナー方式による輸出 2. 農作物からの燃料、バイオガ
品の検査、コンテナー積載のた ス、風力など再利用可能な燃
めの施設、輸入品の検査、埠頭 料を使用する電力およびスチ
外へ搬出するための積載作業を ームの製造は特別重要かつ国
行うための保管場所
益をもたらす業種として権利
7.1.6 商業空港
恩典を付与する。
7.1.7 人工衛星通信
3. 人工衛星通信は以下の権利恩
7.1.8 電話
典を付与する。
7.1.9 天然ガス分離
3.1 外国より取得した収入のみ
に対し法人所得税を 8 年間免除
する。
3.2 その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
4.電話はサービス事業非税的権
利恩典のみを付与する。
7.2 天然ガス・サービス・ステ
権利恩典
ーション
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税の免除のみ、税的権利恩典
を付与する。
2.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
7.3 観光振興産業
条件
7.3.1 遊覧船の乗船所サービス
船の引き揚げ設備、陸上の集
船場、修理場など種々のサー
ビス設備を有すること。
権利恩典
1
7.3.2 遊覧船サービスまたは
ヨットのレンタル
7.3.3 遊園地
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.以下の通り法人所得税を免除
する。
2.1 ゾーン 1 に立地した場合、
法人所得税を 5 年間免除する。
2.2 ゾーン 2 に立地した場合、
法人所得税を 7 年間免除する。
2.3 ゾーン 3 に立地した場合、
8 年間法人所得税を免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
関係政府機関の同意を得なけ
ればならない。
権利恩典
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.ゾーンを問わず法人所得税を
5 年間免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
1.土地代および運転資金を含ま
ない総投資金額 5 億バーツ以上
でなければならない。
2. プロジェクトの構成につい
て委員会の同意を得なければ
ならない。
権利恩典
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.以下の通り法人所得税を免除
する。
2
7.3.4 芸術文化センターまたは美
術工芸展示場
7.3.5 水族館
2.1 ゾーン 1 に立地した場合、
法人所得税を 5 年間免除する。
2.2 ゾーン 2 に立地した場合、
法人所得税を 7 年間免除する。
2.3 ゾーン 3 に立地した場合、8
年間法人所得税を免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
土地代および運転資金を含ま
ない総投資金額 2 千万バーツ以
上でなければならない。
権利恩典
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.以下の通り法人所得税を免除
する。
2.1 ゾーン 1 に立地した場合、
法人所得税を 5 年間免除する。
2.2 ゾーン 2 に立地した場合、
法人所得税を 7 年間免除する。
2.3 ゾーン 3 に立地した場合、
8 年間法人所得税を免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
1. 土地代および運転資金を含ま
ない総投資金額1億バーツ以
上でなければならない。
2. 環境への影響調査報告書を作
製すること。
権利恩典
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
3
7.3.6 カーレース場
2.以下の通り法人所得税を免除
する。
2.1 ゾーン 1 に立地した場合、
法人所得税を 5 年間免除する。
2.2 ゾーン 2 に立地した場合、
法人所得税を 7 年間免除する。
2.3 ゾーン 3 に立地した場合、8
年間法人所得税を免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
1. 関係政府機関の同意を得な
ければならない。
2.FIA (Federation Internationale
de L’Automobile) または FIM
(Federation Internationale de
Motocyclisme) 規格の認定を
取得しければならない。
3.近隣住民に対する危険および
トラブルに対する予防処置が
あること。
4.環境への影響調査報告書を作
製すること。
権利恩典
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.以下の通り法人所得税を免除
する。
2.1 ゾーン 1 に立地した場合、
法人所得税を 5 年間免除する。
2.2 ゾーン 2 に立地した場合、
法人所得税を 7 年間免除する。
2.3 ゾーン 3 に立地した場合、8
年間法人所得税を免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
4
7.3.7 野外動物園
7.3.8 ケーブルカーサービス
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
1.土地代および運転資金を含ま
ない総投資額が 5 億バーツ以
上であり、土地面積 500 ライ
以上であること。
2.プロジェクトの構成について
委員会の同意を得なければな
らない。
3.全面積の 15%以上をグリー
ン・エリアとし、15%以上を駐
車場とすること。
権利恩典
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.以下の通り法人所得税を免除
する。
2.1 ゾーン 1 に立地した場合、
法人所得税を 5 年間免除する。
2.2 ゾーン 2 に立地した場合、
法人所得税を 7 年間免除する。
2.3 ゾーン 3 に立地した場合、8
年間法人所得税を免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
関係政府機関の同意を得なけ
ればならない。
権利恩典
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.以下の通り法人所得税を免除
する。
2.1 ゾーン 1 に立地した場合、
法人所得税を 5 年間免除する。
5
7.4 観光支援のための産業
7.4.1 コンベンションホール
7.4.2 国際貿易展示センター
2.2 ゾーン 2 に立地した場合、
法人所得税を 7 年間免除する。
2.3 ゾーン 3 に立地した場合、8
年間法人所得税を免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
1. 4,000 平方メートル以上の会
議室用の面積を有し、最大の
会議室は 3,000 平方メートル以
上でなければならない。
2.委員会の認める機能と設備を
整備すること。
3.建築図面は委員会の同意を得
なければならない。
権利恩典
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.以下の通り法人所得税を免除
する。
2.1 ゾーン 1 の立地は 5 年間法
人所得税を免除する。
2.2 ゾーン 2 の立地は 7 年間法
人所得税を免除する。
2.3 ゾーン 3 の立地は 8 年間法
人所得税を免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
1.室内展示場が 25,000 平方メー
トル以上あること。
2.全展示場には商談室を設ける
こと。
権利恩典
6
7.4.3 ホテル
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.以下の通り法人所得税を免除
する。
2.1 ゾーン 1 に立地した場合、
法人所得税を 5 年間免除する。
2.2 ゾーン 2 に立地した場合、
法人所得税を 7 年間免除する。
2.3 ゾーン 3 に立地した場合、8
年間法人所得税を免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
客室が 100 以上あるか、土地代
および運転資金を含まない総
投資金額が 5 億バーツ以上ある
こと。
権利恩典
1.ゾーン 1、ゾーン 2、ソンク
ラー県ハジャイ市、チェンマ
イ県チェンマイ市に立地する
ホテルは非税的権利恩典のみ
を付与する。
2. ゾーン 3 に立地するホテル
(第 1 項、第 3 項のものを除
く)は、機械の輸入関税免除
および非税的権利恩典を付与
する。
3. カラシン、ナコンパノム、
ナラティワート、ナーン、ブ
リラム、パッタニ、パヤオ、
プレー、マハサラカム、ヤソ
トン、ヤラー、ロイエト、シ
ーサケット、サコンナコン、
サトーン、スリン、ノーンブ
アランプー、チャイヤプー
7
7.4.4 高齢者のための福祉施設
7.4.5 健康センター
7.4.6 ローングステイ支援のため
の事業
7.5 中低所得者住宅
ム、ノンカイ、ウボンラチャ
タニ、ウドンタニ、アムナー
トチャルンに立地したプロジ
ェクトは仏暦 2543 年(2000
年)8 月 1 日付け投資委員会布
告 1/2543 号に基づく権利恩典
を付与する。
条件
関係政府機関の規格に従うサ
ービスを有すること。
権利恩典
税的恩典は輸入関税のみ仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく恩典を付与する。
条件
関係政府機関の規格に従うサ
ービスを有すること。
権利恩典
税的恩典は輸入関税のみ仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく恩典を付与する。
条件
1. 関係政府機関の規格に従うサ
ービスを有すること。
2. 宿泊、介護、観光などサービ
スを提供すること。
権利恩典
非税的権利恩典のみを付与す
る。
条件
1. ゾーンを問わず住宅を最低
50 ユニット提供すること。
2. ゾーン 1 に立地したプロジェ
クトにおいて、コンドミニア
ムの場合、1 ユニットあたり最
低 28 平方メートルの面積があ
8
7.6 タイ映画制作あるいは映画
産業へのサービスあるいはマル
チメディア・サービス
り、価格が 1 ユニットあたり
100 万バーツ(土地代を含み)
を超えてはならない。住宅の
場合、1戸あたり最低 70 平方
メートルの延べ面積があり、
価格が 1 戸あたり 120 万バーツ
(土地代を含み)を超えては
ならない。
3. ゾーン 2、ゾーン 3 に立地し
たプロジェクトにおいて、1
戸あたり最低 31 平方メートル
の延べ面積があり、価格が 1 戸
あたり 60 万バーツ(土地代を
含み)を超えてはならない。
4. 建物の図面は委員会の同意を
得なくてはならない。
5. 建物管理法その他の法律に基
づき許可を得なくてはならな
い。
権利恩典
以下の通り法人所得税を免除
する。
1. ゾーン 1、ゾーン 2 に立地し
た場合、法人所得税を 5 年間免
除する。
2. ゾーン 3 に立地した場合、法
人所得税を 8 年間免除する。
条件
1. 以下の通り、委員会が定めた
機械、機材、事業範囲を有す
ること。
1.1 映画とはドキュメンタリ
ー、テレビ番組、コマーシャ
ルを意味する。
1.2 但し、コマーシャルの制
作は奨励対象外とする。
(注:コマーシャル制作向け
のサービスは奨励対象)
9
1.3 ドキュメンタリー、テレビ
番組、テレビコマーシャルを
含む映画制作およびマルチメ
ディア・サービス提供とは以
下の機械、機材を持ち、事業
範囲を持つものとする。
(1)映画撮影機の賃貸事業あ
るいは映画撮影事業は主要機
械および機材として映画撮影
機、映画撮影用照明機材、発
電機、カメラ動作補助機、カ
メラの固定機材をもつ。
(2)映画フィルムの現像サー
ビスや複製は主要機械として
フィルム現像機、フィルム印
刷機、フィルム着色マシン、
フィルム編集機、フィルム洗
浄器をもつ。
(3)録音サービスは主要機械
としてデジタル録音機、デジ
タル音声編集機、デジタル音
声ミキサーそして標準録音ス
タジオをもつ。
(4)映像技術サービスは、映
画やテレビ番組用の撮影機で
はできない特殊映像の政策が
可能な機材を有する必要があ
る。主として Standard
definition および High definition
デジタル・ビデオ収録機、
telecine 変換機、編集機、
Digital Compositing & Special
effect 制作機などがある。
(5)タイで撮影する海外制作
団のコーディネーション・サ
ービスは、撮影許可取得のた
めの政府機関との連絡・交
渉、スタッフ手配、機材の手
10
7.7 病院
7.8 産業用地の開発事業
7.8.1 工業区
配などを包括する。
(6)標準映像撮影スタジオの
レンタル・サービス
権利恩典
1. ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.ゾーンを問わず法人所得税を
5 年間免除する。映画工業区
(Movie Town)に立地した場
合、法人所得税を 8 年間免除す
る。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
1.ベッドを 50 以上有するこ
と。
2.厚生省の定める規格に合致す
ること。
権利恩典
仏暦 2543 年(2000 年)8 月 1 日
付け投資委員会布告 1/2543 号
に基づく権利恩典を付与す
る。
条件
1.バンコクおよびサムットプラ
ーカーン県内は奨励対象外と
する。
2.土地面積 500 ライ以上あるこ
と。
3.工場用地が総面積の 60%以
上で 75%を超えてはならな
い。ただし、1,000 ライ以上の
場合は、委員会の同意に従う
ものとする。
4.他の条件は以下の通り委員会
の定めに従うものとする。
11
4.1 基幹道路
(1)面積が 1,000 ライ超えた
場合は 4 車線あり、道幅が最低
30 メートルで交通道路面積が
最低 14 メートルであり、交通
島があり、両側にそれぞれ 2 メ
ートル以上の歩道があり、緊
急駐車のため充分な路肩があ
ること。
(2)面積が 500 ライを超え、
1,000 ライまでの場合は 2 車線
あり、道幅が最低 20 メートル
で交通道路面積が最低 7 メート
ルであり、両側にそれぞれ 2 メ
ートル以上の歩道があり、緊
急駐車のため充分な路肩があ
ること。
(3)面積が 100 ライを超え、
500 ライまでの場合は 2 車線あ
り、道幅が最低 16 メートルで
交通道路面積が最低 7 メートル
であり、両側にそれぞれ 2 メー
トル以上の歩道があり、緊急
駐車のため充分な路肩がある
こと。
4.2 補助道路は最低 8.5 メート
ルの交通道路表面であり、両
側にそれぞれ 2 メートルの路肩
あること。
4.3 汚水処理システムは、汚水
の質にあったものであり、処
理後の排水池があり、法律の
定めに従う処理システムであ
ること。
4.4 排水システムは一般水の配
水管と完全に分けること。
4.5 委員会の同意した方式に基
づきごみ集積、整理、処理の
12
7.8.2 工場および倉庫のための建
物開発
方法を持つこと。
4.6 入居する工場は自然資源お
よび環境政策および計画庁の
専門家委員会が同意した環境
への影響調査報告書に基づく
対象業種および禁じられた業
種に一致したものでなければ
ならない。
4.7 入居する工場に対し、充分
に使用できる電力、水道、電
話、郵便、などの公共施設を
持つこと。
4.8 奨励証書発給日より 2 年間
以内で、土地の約 25%を整
え、公共サービスができるよ
うにすること。
権利恩典
仏暦 2543 年(2000 年)8 月 1 日
付け投資委員会布告 1/2543 号
に基づく権利恩典を付与す
る。
条件
1. 奨励された工業団地または工
業区またはロジスティクス・
パークに工場の建物または倉
庫を建設しなければならな
い。
2.設計図面は委員会に同意を得
なければならない。
3.建物の建設は工場法および建
物管理法に従うこと。
4.多階建ての場合、高さ 12 階
を超えてはならない。
権利恩典
1.機械の輸入関税の免除、減免
をしない。
2.ロジスティクス・パークに立
地した場合、工業団地または
13
7.8.3 自由貿易ゾーン(Free
Trade Zone)およびフリーゾー
ンのための保税倉庫区
7.8.4 ソフトウェア工業団地
7.8.5 宝石・宝飾産業工業区
工業区と同様に法人所得税を
免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
1.土地面積が 200 ライ以上ある
こと。
2. バンコクは奨励対象外とす
る。
3.サムットプラーカーン県内
のプロジェクトは、工業地域
に立地する場合で、工業省が
認可したもののみ奨励する。
4.奨励申請前に関連政府機関
に認可されなければならな
い。
権利恩典
奨励された工業団地あるいは
工業区と同様の権利恩典を付
与する。
条件
1.団地内全体に高速光ファイバ
ーによる基本通信システムを
有すること。
2.団地から国内、国際通信セン
ターに繋がる高速基本通信シ
ステムを有すること。
3.連続型予備電力供給システム
を有すること。
4.土地面積が 1 万平方メートル
以上あること。
権利恩典
特別重要かつ国益をもたらす
業種として権利恩典を付与す
る。
条件
14
7.8.6 環境保護工業団地
1.土地面積が 100 ライ以上ある
こと。
2.総面積の 40%以上を宝石ま
たは宝飾製造関連事業の土地
とすること。
3.宝石または宝飾の取引きの場
所を設けること。
4.充分な保安システムを設ける
こと。
5.ビジネスセンターを含む展示
場および会議室を有するこ
と。
6.適切な駐車場設備を有するこ
と。
権利恩典
1. 特別重要かつ国益をもたらす
業種として権利恩典を付与す
る。
2. 宝石・宝飾産業工業団地ある
いは奨励された宝石・宝飾工
業区に立地した宝石関連メー
カーには以下の権利恩典を付
与する。
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.以下の通り法人所得税を免除
する。
2.1 ゾーン 1 に立地した場合、
法人所得税を 5 年間免除する。
2.2 ゾーン 2 に立地した場合、
法人所得税を 7 年間免除する。
2.3 ゾーン 3 に立地した場合、8
年間法人所得税を免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
15
(1)繊維業の一貫生産のための
工業団地
(2)なめし業のための工業団地
(3)金属の表面処理および陽極
表面処理の工業団地
7.8.7 印刷工業区
1. 奨励申請の前に、タイ国工業
団地公社より同意を得るこ
と。
2. 繊維業の一貫生産のための工
業団地は土地面積 500 ライ以上
でなければならない。
権利恩典
1. 特別重要業種として権利恩典
を付与する。
2. 繊維産業のための工業団地に
立地した繊維事業その他の関
連事業(染色および仕上げ事
業を除く)は以下の通り権利
恩典を付与する。
2.1 ゾーンを問わず機械の輸入
関税を免除する。
2.2 以下の通り法人所得税を免
除する。
(1)ゾーン 1 に立地した場合、
法人所得税を 5 年間免除する。
(2)ゾーン 2 に立地した場合、
法人所得税を 7 年間免除する。
(3)ゾーン 3 に立地した場合、8
年間法人所得税を免除する。
2.3 その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
1. 土地面積 500 ライ以上あり、
工場用地が総面積の 60%以上
で 75%以下でなければならな
い。
2.印刷関連産業用地が総工場面
積の 80%以上でなければなら
ない。
3. 以下の施設を備えること。
3.1 印刷の前工程(PRE16
PRESS)、印刷の後工程
(AFTER-PRESS)および機械
の修理。
3.2 印刷の訓練所。
3.324 時間操業の印刷関連商品
の団地内流通センター。
3.4 タイ国工業団地公社が印刷
業のために定められる基準と
同様のインフラストラクチュ
アー。
権利恩典
1. ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2. ゾーンを問わず法人所得税を
8 年間免除する。
3. その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
4. 印刷工業団地あるいは奨励さ
れた印刷工業区に立地した印
刷事業関連事業は以下の通り
権利恩典を付与する。
4.1 ゾーンを問わず機械の輸入
関税を免除する。
4.2 以下の通り法人所得税を免
除する。
(1)ゾーン 1 に立地した場合、
法人所得税を 5 年間免除する。
(2)ゾーン 2 に立地した場合、
法人所得税を 7 年間免除する。
(3)ゾーン 3 に立地した場合、8
年間法人所得税を免除する。
4.3 その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
7.8.8 映画工業区(Movie Town) 条件
17
7.8.9 科学技術パーク
7.8.10 ロジスティック・パーク
(Logistics Park)
1.映画工業区内に以下の施設を
有すること。
1.1 標準的な室内・屋外映画撮
影スタジオおよびテレビ番組
の収録・撮影設備。
1.2 フィルムの現像、複製、
特殊技術映像、コンピュータ
ーによるアニメーション製
作、映画用音声収録、など撮
影後のサービス。
権利恩典
1. ゾーンを問わず機械の輸入
関税を免除する。
2. ゾーンを問わず法人所得税
を 8 年間免除する。
3. その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
1. Incubation Center を有するこ
と。
2. 国内外との通信網を有する
こと。
3.連続型予備電力供給システム
を有すること。
4. 委員会が同意する他のイン
フラストラクチャーを有する
こと。
権利恩典
1. 特別重要かつ国益をもたらす
業種として権利恩典を付与す
る。
2. 法人所得税免除期間終了後、
さらに 5 年間法人所得税を
50%減免する。
条件
1. 200 ライ以上の土地を有する
18
7.8.11 サービス工業区
こと。延べ面積 5 平方メートル
以上の、販売または賃貸用の
倉庫の建設に投資しなければ
ならない。
2. 港湾、空港、国境税関所、通
関およびコンテナー・デポ
(ICD)より半径 50 キロ以内
またはフリーゾーンや自由貿
易ゾーンに立地しなければな
らない。
3. 一部または全ての面積を自由
貿易ゾーンやフリーゾーンに
すること。
4.コンテナー・ヤードまたはト
ラック・ターミナルがあり、
50 以上のコンテナーを保管、
預かりするデポがなければな
らない。
5.Logistics Park と国内・国際通
信センターとの間に高速通信
システムがなければならな
い。
6.タイ国籍の出資比率が 51%
以上でなければならない。
7.関係政府機関の同意を得なけ
ればならない。
権利恩典
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.ゾーンを問わず法人所得税を
8 年間免除する。
3.その他の権利恩典は仏暦
2543 年(2000 年)8 月 1 日付け
投資委員会布告 1/2543 号に基
づく権利恩典を付与する。
条件
1. 土地が 500 ライ以上あるこ
と。
19
7.8.12 農作物加工工業区
7.9 大量輸送および大型貨物輸
送
7.9.1 大量輸送および貨物電車輸
送(軌道システムおよび軌道・
道路共用システムのみ)
7.9.2 パイプライン輸送
7.9.3 航空輸送
7.9.4 海運輸送
7.9.5 フェリーボートサービス
7.9.6 タグボート
7.10 近代的システムによる物流
センター(Distribution CenterDC)
2. 工場用地がプロジェクト面積
の 10%を超えてはならない。
3. 工業団地公社が定める公共施
設、設備を有すること。
権利恩典
仏暦 2543 年(2000 年)8 月 1 日
付け投資委員会布告 1/2543 号
に基づく権利恩典を付与す
る。
条件
1.土地面積 500 ライ以上あるこ
と。
2.工場用地が総面積の 60%以
上で 75%を超えてはならな
い。
3. 1 類に属した事業の用地は
工業用地全体の 80%以上でな
ければならない。
4.その他の条件は委員会の定め
によるものとする。
権利恩典
特別重要業種として権利恩典
を付与する。
条件
1. 関連政府機関に同意を得なけ
ればならない。
2. 航空運送は航空機が製造日よ
り奨励申請日まで 14 年間を超
えてはならない。
権利恩典
特別重要業種として権利恩典
を付与する。
条件
1.委員会が同意したコンピュー
ターシステムによる近代的な
物流センターであること。
2.関税を支払ったもの、投資奨
20
7.11 近代的システムによる国際
物流センター(International
Distribution Center-IDC)
励に基づく免税品、減税品、
または税関が規定したその他
のものを极うこと。
権利恩典
ゾーンを問わず機械の輸入関
税免除のみ権利恩典を付与す
る。
条件
1.顧客のために運輸、運送、保
管、包装、在庫管理を行う国
際物流センターでなければな
らない。
2. 5 カ国以上の外国へ商品を
流通しなければならない。
3.近代的な保管および運搬設備
を有すること。
4. 近代的な技術によるコンピ
ューターを用いた倉庫管理シ
ステムおよび委員会が認可し
たオンラインの商品トラッキ
ング(Track & Trace)システム
を有すること。
3. 5. 関連政府機関に同意を得
なければならない。
権利恩典
1. ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2. ロジスティック・パーク内に
立地した場合は法人所得税を 8
年間、ロジスティック・パー
ク外に立地した場合は法人所
得税を 5 年間免除する。
法人所得税免除対象収入は管
理手数料のみとし、国内運
輸、通関手続き、海上あるい
は航空貨物予約による収入は
法人所得税免除の対象外とす
る。
21
7.12 部品および半製品の国際調
達事務所(International
Procurement Office-IPO)
7.13 地域事業本部事業 (Regional
Operating Headquarters-ROH)
3. ロジスティック・パーク外に
立地した場合でも 2009 年 12 月
31 日までに奨励申請したもの
には法人所得税を 8 年間免除す
る。
条件
1.倉庫を所有するか、長期契約
によるレンタル倉庫を有し、
コンピュータによる倉庫管理
システムを有すること。
2. 商品の調達、品質検査およ
び梱包業務を行うこと。
3.国内を含む複数の調達先を有
すること。
4.登録資本金を最低 1,000 万バ
ーツ有すること。
権利恩典
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.第 36(1)条および第 36
(2)条に基づく権利恩典を付
与する。
条件
1. 3 カ国以上にある支部また
は関連企業を統括するもので
あること。
2. 1,000 万バーツの登録資本
金を有すること。
3.外国人が大多数または全部の
資本を保有することを認め
る。
4.関連政府機関のライセンスを
得なければならない。
5.以下の通り委員会の定める事
業範囲を有すること。
5.1 一般管理、事業計画、ビジ
ネス・コーディネーション
5.2 原材料および部品、最終製
22
7.14 国際貿易業
品の調達と調達関連サービス
5.3 7.20 の研究開発で投資奨
励を受けない研究開発
5.4 技術面の支援
5.5 販売促進支援
5.6 地域における人事管理およ
び人材育成
5.7 財務、マーケティング、会
計など業務関連に関するアド
バイス
5.8 経済、投資に関する研究・
分析
5.9 貸し出しの管理およびコン
トロール
5.10 ケースバイケースで委員
会が検討すべきその他のサー
ビス。
権利恩典
1. 研究開発およびトレーニング
に使用する機械の輸入関税を
免除する。
2. 非税的権利恩典のみを付与す
る。
条件
1. 登録資本金の 51%がタイ資
本でなければならない。
2. 国際貿易促進委員会に同意
を得なければならない。
権利恩典
1.ゾーンを問わず機械の輸入関
税を免除する。
2.第 36(1)条および第 36
(2)条に基づき権利恩典を付
与する。
3.国際貿易促進委員会が適切と
定める期間、法人所得税を免
除する。
4.定められた基準に基づき、会
23
7.15 貿易ならびに投資支援
事務所
社の実績によってさまざまな
財政援助を受けられる。
条件
1. 関連政府機関の同意を得なけ
ればならない。
2. 年間 1,000 万バーツ以上の事
業費を使用すること。
3. 以下の通り委員会の定める
事業範囲を有すること。
3.1 関連会社に対するオフィス
または工場の手配や賃貸を含
むサービスや管理。
3.2 事業活動に関する助言およ
びアドバイスの提供。ただ
し、証券取引、外国為替を除
く。会計、法律、広告、建設
設計、エンジニアリングの面
においては商務省事業開発局
または関連政府機関より認可
を得ること。
3.3 商品仕入れ、手配に関する
情報提供。
3.4 建築、土木を除く、エンジ
ニアリングおよび技術サービ
スの提供。
3.5 BOI 奨励対象業種の業種
7.21 による奨励を受けない商品
規格、生産規格、サービス規
格の試験および保証書の発行
業務。
3.6 商品輸出業
3.7 機械、道具、設備に関する
業務
(1)卸売のための輸入
(2)トレーニング・サービ
ス
(3)据付け、メンテナン
ス、補修修理
24
(4)業種 7.22 に基づく奨励
を受けない計測器校正
(Calibration)
3.8 ソフトウエア事業において
奨励を受けないソフトウエア
設計開発
3.9 国内製の商品の卸し業
権利恩典
税制以外の恩典のみ付与す
る。
7.16 International Business Process 条件
Outsourcing (IBPO)
1.通信網を通じてサービスを提
供しなければならない。例と
して、Administration Services,
Finance & Accounting Services,
Human Resource Services, Sale &
Marketing Services, Customer
Services, International Call
Center, Data Processing など。
権利恩典
非税的権利恩典のみを付与す
る。
7.17 Energy Service Company
条件
(ESCO)
奨励申請前、エネルギー省の
同意を得ること。
権利恩典
特別重要かつ国益をもたらす
業種として権利恩典を付与す
る。
条件
7.18 人材開発
7.18.1 職業訓練センター
1.以下の通り委員会の定める事
7.18.2 インターナショナル・ス
業範囲を有すること。
クール
1.1 Design Training Center を含
7.18.3 ホテル専門学校
む専門的技術を教育・訓練す
7.18.4 海事訓練学校
る。
1.2 総学生数の 50%以上がホテ
ル関連の教育を受けるホテル
専門学校 。
25
7.19 バイオテクノロジー
7.19.1.種子または種子および動
物の育種のためバイオテクノロ
ジーを使用した生産、研究開発
7.19.2.バイオテクノロジーを使
用した製薬化学物質の研究開発
および生産
7.19.3.医療、農業、食品、環境
の診断キットの生産および研究
開発
7.19.4.微生物、植物の細胞、動
物の細胞を用いた分子生物学、
生物学的活性物質の生産、研究
開発
7.19.5 分子レベルでの生物学実
験、試験用の原材料および必要
資材の製造
7.19.6 生物的物質の検査、分
析、合成に関するサービス
7.20 研究開発
1.3 総学生数の 50%以上が海事
関連の教育を受ける海事訓練
学校 。
1.4 必要器具、実験室などを備
えること。
恩典
特別重要かつ国益をもたらす
業種として恩典を付与する。
条件
国立科学技術開発局またはタ
イ・ライフサイエンス・エク
セレンス・センター(TCELS)に
認められた近代的バイオテク
ノロジーを使用しなければな
らない。
権利恩典
1. 特別重要かつ国益をもたらす
業種として権利恩典を付与す
る。
2. 科学・技術パークに立地した
場合、法人所得税免除期間終
了後、さらに 5 年間法人所得税
の 50%を減税する。
1.以下の通り委員会が定める事
業の範囲を有すること。
1.1 当初からの応用を考察せず
に、自然現像あるいは事実観
察から新知識を導く、理論あ
るいは開発活動を基にした基
礎研究。(Basic Research)
1.2 新知識を導く研究であり、
特別な用途のための実用化の
目的を持った応用研究
(Applied Research)。
26
7.21 理科学実験サービス
7.22 計測器校正(Calibration)
7.23 製品設計
7.24 デザイン・センター
1.3 新しい方法、システムおよ
びサービスを採用するため、
あるいは、既存の製品の本質
的な改良をするための新素材
の生産、新方法あるいは発明
などを目的とした研究あるい
は経験から得る新知識に基づ
いたシステムオペーレション
を参照する実験開発
(Experimental Development)
1.4 研究開発(R&D)の範囲及
び研究員の人数、資格及び経
験を提出しなくてはならな
い。
権利恩典
1. 特別重要かつ国益をもたらす
業種として権利恩典を付与す
る。
2. 内製、外注を問わず、奨励事
業に直接する関係する、ある
いは商業目的のために下流の
生産から生ずる販売あるいは
サービス収入は奨励対象事業
の収入とする。
権利恩典
特別重要かつ国益をもたらす
業種として権利恩典を付与す
る。
権利恩典
特別重要かつ国益をもたらす
業種として権利恩典を付与す
る。
権利恩典
特別重要かつ国益をもたらす
業種として権利恩典を付与す
る。
条件
1. 主として以下の事業範囲お
27
7.25 製品の消毒、殺菌サービス
よび設備を有すること。
1.1Lifestyle Center: 選出、コン
クール(ショーケース)によ
るデザイナーの作品、商品を
展示し、販売する場所。
1.2Creative Space: デザイン、商
品開発に関する知識、情報を
展示する場所。
1.3Design Shop: デザインに関す
る書籍、情報、機材、製品お
よび商品の販売場所。
1.4Business Center: 以下のため
の場所である。
(1)ビジネス、法律、合弁事
業、売買契約に関するアドバ
イス
(2)製品開発に関するアドバ
イス
(3)製品開発に関する図書
館、情報センター
(4)製品開発に関する特別コ
ースの実施
(5)関連製品開発に関する国
際会議の開催
(6)デザイン、製品開発、新
製品紹介を行なう民間企業に
場所のレンタル
1.5 面積 3,000 平方メートル以
上でなければならない。
1.6 委員会に承認されたレイア
ウトでなければならない。
1.7 委員会が定めた設備がなけ
ればならない。
権利恩典
特別重要かつ国益をもたらす
業種として権利恩典を付与す
る。
権利恩典
28
7.26 汚水処理、産業廃棄物また
は有害化学品の処理あるいは運
搬
7.27 不用材のリサイクル事業
7.27.1 不用材の選別事業
7.27.2 不用材の回収事業
7.27.3 不用材の再利用(Reuse)
事業
7.27.4 不用材のリサイクル
(Recycling)事業
7.27.5 不用材より有価物質の抽
出事業(Recovery)
7.28 石油のためのパイプの被覆
およびコーテイング
仏暦 2543 年(2000 年)8 月 1 日
付け投資委員会布告 1/2543 号
に基づく権利恩典を付与す
る。
条件
関連政府機関の同意を得なけ
ればならない。
権利恩典
特別重要業種として権利恩典
を付与する。
条件
1.関連政府機関の同意を得なけ
ればならない。
2. 委員会がケースバイケース
で認める例外を除き、工業団
地あるいは奨励された工業区
に立地すること。
3. 国内でできた不用材以外を
取り扱ってはならず、選別、
回収、再利用、リサイクル、
有価物質の抽出のみをカバー
し、製品を製造は含まない。
権利恩典
特別重要業種として権利恩典
を付与する。
権利恩典
仏暦 2543 年(2000 年)8 月 1 日
付け投資委員会布告 1/2543 号
に基づく権利恩典を付与す
る。
29