平成27年度 業務概要

平成27年度
業務概要
勤労センター
平 成 2 7 年 度 の 利 用 に つ い て 、 研 修 施 設 は 件 数 が 1 0 件 ( 前 年 比 0.3%増 )
増加し、ほぼ横ばいで推移したものの、多人数で利用する多目的ホールでの
企業の展示会、従業員向けの健康診断、団体等の催事が増えたことから、人
数 で 5 , 5 1 4 人 ( 前 年 比 2.9%増 )増 加 し ま し た 。
宿 泊 施 設 で は 、件 数 が 1 0 3 件( 前 年 比 2.5%減 )減 少 、人 数 は 4 8 0 人( 前
年 比 2.5%増 )増 加 し ま し た 。宿 泊 利 用 の 1 2 月 か ら 3 月 の 間 に お け る 個 人 客
の減少が顕著であったため、利用件数は減りましたが、大広間での、障がい
者支援団体の複数日に渡る合宿、また、フラダンス教室、美容講習会等の女
性を対象とした利用が多く、隣接の中広間を託児所として利用するなどの相
乗効果もあり、利用人数が増加しました。
体 育 館 で は 、 件 数 が 5 1 3 件 ( 前 年 比 3.0%増 ) 増 加 し た も の の 、 人 数 は
3 ,5 1 7 人( 前 年 比 2.6%減 )減 少 し ま し た 。少 人 数 の 利 用 団 体 が 増 加 し た
ものの、アマチュアバスケットボールリーグの大会利用、高校等の合宿利用
の減少などにより、利用人数が減少しました。
テ ニ ス コ ー ト で は 、 件 数 で 9 8 3 件 ( 前 年 比 9.0%増 )、 人 数 で は 、 1 , 9
9 0 人 ( 前 年 比 3.9%増 ) と も に 増 加 し ま し た 。
テニスコートについては、砂入人工芝コートの利用率が年間を通じて
66%以上と堅調に推移し、これまで利用率の低かった15時∼19時30
分の時間帯で、高校生を中心とした若年層の利用が増加しています。
ソ フ ト ボ ー ル 場 に つ い て は 、 件 数 で 8 1 件 ( 前 年 比 19.7% 減 )、 人 数 で は
2 ,1 0 8 人( 前 年 比 22.3% 減 )と も に 減 少 し ま し た 。ソ フ ト ボ ー ル 場 の 主
な利用団体である少年野球チーム及び選手の減少等により、従来のような広
域に渡る少年野球のトーナメント戦は開催されなくなり、特定の常連チーム
のみが利用する状況となってきました。
自主事業については、6月に中部フィルハーモニー交響楽団による「公開
リハーサル」を開催(69名)し、8月には、子どもを対象とした「小牧の
会社を知ってみよう∼飛行機はどうして飛ぶの?∼」を開催(45名)しま
した。また、10月には、昨年度に引き続き、高齢者対象の「地域で防ごう
振り込め詐欺」を開催(52名)しました。
施設修繕では、所管課において、中央監視装置取替、高圧受電設備修繕、
オムニコート照明塔安定器・水銀灯交換が実施され、活用協会においては、
給湯加圧ポンプ部品取替を始めとする16件の修繕を実施し、施設利用に万
全を期しました。
歴史館
平 成 2 7 年 度 の 入 館 者 数 は 4 9 ,1 2 7 人 で 、1 9 ,8 0 2 人( 前 年 比 28.7%
減)の減少となりました。
耐震改修工事のため、6月8日から10月15日までの129日間(9/
26こまき信長夢夜会臨時開館)の休館があったことにより、大幅に減少し
ました。
しかしながら、開館後の11月から3月にかけては、前年度より約2,8
00人増えており、昨年度の「3段目の石垣の発見」がマスコミで大きく取
上 げ ら れ た こ と な ど か ら 、今 年 度 に お い て も 全 国 か ら 多 く の 人 が 訪 れ ま し た 。
自 主 事 業 と し て は 、甲 冑 試 着 会 を 3 回 、茶 会 1 回 、ま た 、企 画 展 と し て「 小
牧なつかしの写真展」を11月から12月にかけて約1か月間実施し、好評
を得ました。
施設修繕では、所管課において、歴史館整備工事等が実施され、活用協会
においては、消防設備修繕、受付サッシ修繕など7件を実施しました。
中部公民館
中 部 公 民 館 の 利 用 に つ い て 、 件 数 で 1 0 件 ( 前 年 比 0.4%減 )、 人 数 で 8 6
7 人 ( 前 年 比 2.1%減 )と も に 減 少 と な り ま し た が 、全 体 的 に み て 、こ こ 数 年
は安定した利用がされております。
プラネタリウムの入館者数については、26,154人で、4,844人
( 前 年 比 22.7%増 ) の 増 加 と な り 、 開 館 以 来 、 過 去 最 高 の 入 館 者 数 と な り ま
した。
その主な要因として、子ども向け番組を増やし、いずれの番組も高い人気
であったこと、今まで足を運ばなかった方にも来てもらえるような自主イベ
ントの企画等により、プラネタリウムの認知度が上がったこと、新聞掲載の
依頼や効果が期待できる施設へのチラシ送付等、PR活動に重点を置いたこ
となどがあげられます。
施 設 修 繕 で は 、活 用 協 会 に お い て 、ブ ラ ネ タ リ ウ ム 空 調 用 温 度 調 節 器 取 替 、
空調機水室仕切板交換、支援センター雨漏り修繕など17件を実施し、利用
に支障が出ないよう施設整備に努めました。
青年の家
青 年 の 家 の 利 用 に つ い て 、 件 数 で 4 0 2 件 ( 前 年 比 9.6%減 )、 人 数 で は 、
5 0 6 人 ( 前 年 比 2.3%減 ) と も に 減 少 と な り ま し た 。
そ の 主 な 要 因 と し て 、研 修 施 設 で は 、定 期 的 に 利 用 (月 2 回 )し て い た 華 道・
茶道同好会の利用がなくなったこと、小牧ボーイスカウト1団・2団の利用
が減ったこと、昨年度まで、青年の家事業のイベント企画隊が利用する際、
全館を利用していましたが、今年度は講義室と和室の2室のみの利用となっ
たこと、また、サークルや減免団体自体の人数の減少があげられます。
宿泊施設では、ボーイスカウトや中学生の宿泊利用などが減少しました。
自 主 事 業 で は 、ス ト リ ー ト ダ ン ス や ヨ ガ な ど の 青 年 の 家 講 座( 計 1 1 5 人 )、
手作りコスメをつくろうや親子でクイズ小牧山探検などの親子講座(計14
3 人 )、和 太 鼓 、キ ッ ズ ダ ン ス な ど の ジ ュ ニ ア セ ミ ナ ー 講 座( 計 5 3 0 人 )を
企画・実施しました。
また、平成27年度からは、勉強や遊びをみてくれる大人がいる環境を作
ることで子どもたちを見守り、子どもたちの居場所づくりとして、夏休みと
春休みに寺子屋(計46名)を開催しました。
施設修繕では、活用協会において、大浴場洗い場タイル張替え、排水管閉
塞修繕、創垂館屋根修繕などの7件を実施しました。
市民会館
市 民 会 館 全 体 の 利 用 状 況 に つ い て 、 件 数 で 8 2 6 件 ( 前 年 比 7.5%増 )、 人
数 で 1 7 , 1 0 5 人 ( 前 年 比 4.0%増 ) と も に 増 加 と な り ま し た 。
その主な要因として、市民会館では、市制60周年記念事業(記念式典、
第 九 演 奏 会 、N H K の ど 自 慢 )で 3 0 0 件 、約 1 2 ,5 0 0 人 の 利 用 が あ り 、
その他に、新入学を祝うよい子の会、市子連記念式典や民踊・太鼓まつりな
どの利用がありました。
一方で、外国人イベントがなくなり、大衆演劇などの有料イベントが減少
したため、件数、人数ともに増加しましたが、利用額は減となりました。
公民館の利用については、市制60周年記念事業(NHKのど自慢、NH
K名古屋生命大躍進セミナー、市民活動祭ええがねこまき等)で291件、
約10,450人の利用があり、その他に東尾張ブロックボランティア集会
や保健連絡員交流会などの利用がありました。
一方で、外国人イベントがなくなり、派遣会社の面接・登録会、外国人就
労研修などの有料事業の減少により、前年度に比べ、件数、人数は増加しま
したが、利用額は減となりました。
自 主 事 業 に つ い て は 、ロ ビ ー コ ン サ ー ト を 毎 月 1 回( 計 9 回 )、ふ れ あ い コ
ンサート(中部フィルハーモニー交響楽団)を1回実施しました。夏には、
せせらぎナイトコンサートを開催し、約600名の方にご来場いただきまし
た。
また、文化振興課の自主事業(市民会館で実施の5事業)についても協力
して実施しました。
施設修繕では、所管課において、循環ポンプ設備等整備、ホール1階・2
階小便器個別自動水洗化改修工事が実施され、活用協会においては、駐車場
区画線修繕、デジタル放送化対応修繕、屋上冷却塔薬液タンク等修繕など、
18件の修繕を実施し、利用に支障の無いよう整備に努めました。