入門演習Ⅰ 牛島・小森・高島・谷崎・ダイクス・永井 入門

入門演習Ⅰ
牛 島・小 森・高 島・谷 崎・ダイクス・永 井
1年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
学生生活を進める上で必要な、以下のスチューデントスキル
(四日市大学生として最低限身に付けておいてもらいたい基礎的
な知識・技能など)を学びます。
1.授業を受ける上で必要なスキル
2.人間関係の基礎を作るスキル
3.大学での学修を助けてくれる施設を知ること
4.自分が所属する学部のことを知ること
【到達目標】
大学生として必要なスチューデントスキルを知り、実践して
みること
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 授業の受け方、ノートの取り方
第3講 授業を受ける、ノートを取る
第4講 シラバスを読み、自分の履修登録を点検する
第5講 4年間の学修計画を考えてみる
第6講 自分を知るためのプレゼンテーションの準備
第7講 自分と他者を知るためのプレゼンテーションの実践
第8講 四日市大学を再確認する(学内ツアー)
第9講 情報センター(図書館)を利用する
第10講 皆さんに期待するマナーとルール
第11講 学部企画①
第12講 学部企画②
第13講 学部企画③
第14講 学部企画④
第15講 学部企画⑤
※ 講義の順番については、入れ替わる場合があります。
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価のポイントは次の2点です。なお定期試験は行いませ クラス担当者から適宜配布します。
ん。
1.出席点:45%(ただし5分の4以上の出席をしなければな
りません)
2.授業・課題への取り組みなどの平常点:55%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
クラス担当者から適宜指示します。
大学で学んでいくための根幹となる必修科目です。積極的な授
業参加を望みます。また、各種の連絡事項の伝達なども行いま
す。毎回必ず出席してください。
入門演習Ⅱ
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
牛 島・小 森・高 島・谷 崎・ダ イ ク ス・永 井 後学期 必 修 第2講 テーマを決める
第3講 調べる①
第4講 調べる②
講義のねらい・到達目標
第5講 読む①
【講義のねらい】
大学で学んでいくために必要な、以下のスタディースキル 第6講 読む②
(四日市大学生として最低限身に付けておいてもらいたい学修技 第7講 まとめる①
第8講 まとめる②
法など)を学びます。
第9講 まとめる③
1.目標・目的を決め、情報を収集し、調べるスキル
第10講 発表する①
2.情報を整理し、資料を読みこなすスキル
第11講 発表する②
3.資料を発表し、議論するスキル
第12講 話し合う①
【到達目標】
大学生としての学習・研究活動へと進むために必要なスタデ 第13講 話し合う②
第14講 話し合う③
ィースキルを獲得し、学修スタイルを確立すること
第15講 基礎演習について
※ 講義の順番については、入れ替わる場合があります。
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価のポイントは次の2点です。なお定期試験は行いませ クラス担当者から適宜配布します。
ん。
1.出席点:45%(ただし5分の4以上の出席をしなければな
りません)
2.授業・課題への取り組みなどの平常点:55%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
クラス担当者から適宜指示します。
担当者から一言
「入門演習Ⅰ」に引き続き、大学で学んでいくための根幹となる
必修科目です。積極的な授業参加を望みます。また、各種の連
絡事項の伝達なども行います。毎回必ず出席してください。
−1−
基礎演習
2年次
小森久衛
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
(演習のねらい)
基礎演習では、1年次に学んだ経済学・経営学を踏まえて、現
実の社会で起こっている経済・経営に関わるニュースを理解で
きるようになることを目指します。具体的には、発表者は、最
近の新聞記事を題材に、記事の要約、問題点、感想をまとめ、
報告します。そして、メンバー全員の討論で進めていきます。
新聞を読む力、まとめる力をつけます。
演習メンバーは、毎回の授業で全員が自分の意見を発言し、小
レポートをまとめます。
(到達目標)
新聞記事やテレビニュースを題材に、自分の意見を発言できる
ようになること、演習メンバーとのコミニュケーションをとる
ことを、目標とします。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス・メンバーの自己紹介
第2講 新聞記事のまとめ、発表
第3講 新聞記事のまとめ、発表
第4講 新聞記事のまとめ、発表
第5講 新聞記事のまとめ、発表
第6講 新聞記事のまとめ、発表
第7講 新聞記事のまとめ、発表
第8講 新聞記事のまとめ、発表
第9講 新聞記事のまとめ、発表
第10講 新聞記事のまとめ、発表
第11講 新聞記事のめとめ、発表
第12講 新聞記事のまとめ、発表
第13講 グループワーク
第14講 グループワーク
第15講 まとめ
定期試験
集中講義期間に課外活動(企業見学など)を1回実施する予定
テキスト・教材
50% 演習への参加意欲(演習での発言など)
無断欠席厳禁)
25% 報告内容
25% 定期試験
(遅刻は減点、 なし。
新聞記事を教材として配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
前週に資料を配布した場合には、必ず予習をしておいてくださ 日頃から、経済・経営のニュースに関心をもっておいてくださ
い。
い。これから本格化する研究活動や就職活動に大いに役立ちま
す。演習メンバーとの交流を深めて、課外活動を含めた活気あ
る演習授業にしていきます。
基礎演習
2年次
岩崎祐子
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
テーマは「日本の医療を通じて日本の社会を考える」です。
「倫理学」で学んだ内容をより深く理解できるようにするのがこ
のセミナーのねらいです。
このセミナーは授業形態に大きな特徴があります。全教材が
ネットワーク経由で提供される「ハイパーセミナー」の形態を
取ります。
このセミナーで使用する全教材はデジタル化されています。
本や新聞記事、放映された番組、過去のウェブ情報など、すべ
てデジタル化された教材を使って学習していきます。
セミナーの全過程がネットワークで提供されます。出席確認
から始まって、教材を読むのも、課題を提出するのも、すべて
ネットワーク上でできるようにしてあります。
毎回、課題文を読んでレポートを作成します。書く習慣を身
につけてもらうのが到達目標です。
講 義 計 画
第1講 USIハイパーセミナーシステムの使い方
第2講 『ブラックジャックによろしく』
第3講 「公式ガイドブック」
第4講 「日本の論点」
第5講 母里啓子/山本英彦/浜六郎
第6講 母里啓子とインフルエンザ・ワクチン
第7講 『くすりのチェックは命のチェック』
第8講 石川寛俊監修『カルテ改ざん』
第9講 「薬害C型肝炎」
第10講 南淵明宏『医者の涙、患者の涙』
第11講 南淵明宏『いい医者、いい病院の見分け方』
第12講 森功『診せてはいけない』
第13講 桑間雄一郎「裸のお医者さまたち」
第14講 今話題の本から
第15講 総まとめ:レポート作成
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価のポイントは次の3点です。
1 出席状況:3分の2以上。50%の評価。
2 毎回の課題提出(13回分)。50%の評価。
3 2の課題をレポート試験として提出する。
下記のページがこの授業の「テキスト」です。紙媒体は使い
ません。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2014
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2014/}
教材もすべてネットワーク経由で提供されます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習がで
きるようになっています。
授業は全時間、コンピュータ教室で行ないますが、コンピュ
ータが得意でなくても心配いりません。だいたいホームページ
を見る程度のことができれば大丈夫です。毎回の課題も、苦手
な人は手書きでもかまいません。
−2−
基礎演習
2年次
牛島 謙
前学期
2単位
講 義 計 画
必 修
①:ガイダンス(本演習の説明)
② ∼ ⑭;
・「子どもの権利条約」各条文を順次解読する。
・各回とも、レポートとそれに基づいた討論で構成する。
講義のねらい・到達目標
・演習のねらい(テーマ):基本的人権を生きる-「子どもの権
⑮:演習のまとめ
利条約」を読む
立憲民主主義国家のわが国も、基本的人権の社会的保障の現
実には多々問題が孕まれている。現政権の政治主導的手法にお ⑯定期試験
いても、改憲(/解釈改憲)によって国民(/市民)生活の全般
にわたって権利剥奪が進行し、子どもの教育や福祉における基
本的諸権利の質的低下も、構造改革的諸課題の推進の中で顕著
になっている。今、憲法原則との関連で「子どもの権利条約」
の解読を軸にして、国民/市民の権利・責任と国家の義務の相互
存立関係である立憲主義の再確認の必要性を考えて見たい。
・演習の到達目標;
本演習では、「子どもの権利条約」の逐条解読を通して集団的
に議論することを、すでに通過したかに思える権利認識・自覚
の課題を青年期入口にいる学生諸君に自己言及的に再課題化す
る機会として位置付けている。
成績評価方法
テキスト・教材
定期試験で評価する。
合否の最終判定に出欠状況を考慮することがある。
テキスト:各回ごとに資料(「子どもの権利条約」各条文)を
配布する。
教 材:演習の中で適宜指示する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
準備学習:前回までの演習内容を踏まえて積極的に参加する
こと。
参考文献:演習の中で適宜指示する。
人権なくして生活(社会的自立)なし。自己発達課題として
人権を主体的に生きる自覚・覚悟を君たち演習参加者とともに
確認したい。
基礎演習
2年次
高島愼助
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)健康な体を維持するためには、適度な栄養、運
動、休養が必要なことは周知の事実である。この健康維持の三
大要素において、現代人に一番不足しているのが運動である。
本セミナーにおいては、人間の体における解剖学的および生理
学的な知識を毎回発表してもらう。発表内容についてディスカ
ッション形式で講義を進める。なお健康に対する運動への取組
みとして集中講義<ボウリング>を行う。
(到達目標)健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
成績評価方法
講 義 計 画
毎回、数人の学生に体について資料にまとめ発表してもらう。
それらの発表についてディスカッションをするとともに、不足
部分があれば説明を加えて理解してもらう。
第1講 運動と細胞
第2講 運動と筋
第3講 運動と骨格
第4講 運動と神経系
第5講 運動と内分泌
第6講 運動と血液
第7講 運動と循環
第8講 運動と呼吸
第9講 運動と体温調節
第10講 運動と消化、吸収
第11講 運動と肥満
第12講 運動の質と量
第13講 運動の自然法則的基礎(1)
第14講 運動の自然法則的基礎(2)
第15講 まとめ・ディスカッション
テキスト・教材
出席(1/3以上の欠席は不合格)、講義への取り組み方(態度)、 高島愼助・宮側敏明『BASIC健康生理学』四日市大学健康
レポート、筆記試験などにより評価する。
科学研究室
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問をする事。
全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
−3−
基礎演習
谷崎智子
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい・到達目標
児童文学は一般文学と本質的には変わるものではなく、読者
対象が乳幼児・児童青少年ということであり、文学の特殊形式
といえる。児童文学と一般文学の差異は、本質にかかわるもの
ではなく、文学形式と内容によるものである。このことから、
児童文学とはどのようなものかということを明らかにしていく
とともに、教育とのかかわり(幼児・児童・青少年)も併せて
考えたい。
ここでは、何冊かの作品を選び、それを輪読してその作品を
読み込み、その中に書かれていることを理解していきたい。ま
た、学生には作品のレジメを書き発表する。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 児童文学とは
第3講 児童文学の歴史 ①
第4講 児童文学の歴史 ②
第5講 児童文学の歴史 ③
第6講 長新太 『つみつみニャー』
①
第7講 長新太 『つみつみニャー』
②
第8講 長新太 『つみつみニャー』
③
第9講 佐野洋子 『わたしが妹だったとき』
第10講 佐野洋子 『わたしが妹だったとき』
第11講 佐野洋子 『わたしが妹だったとき』
第12講 リンドグレーン 『長くつ下のピッピ』
第13講 リンドグレーン 『長くつ下のピッピ』
第14講 リンドグレーン 『長くつ下のピッピ』
第15講 リンドグレーン 『長くつ下のピッピ』
①
②
③
①
②
③
④
テキスト・教材
出席 10%
講義時にプリント配布をする。
レジュメ 30%
(個個人に課した課題について提出・報告)レジュメの提
出・報告をしなかった者は、定期試験の受験を認めない)
定期試験 60%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
河 合 隼 雄 『子どもの本を読む』 講談社α文庫
谷 本 誠 剛 『児童文学入門』
研究社
谷 本 誠 剛 『児童文学とは何か』 中央出版
清水真砂子 『子どもの本のまなざし』 JICC出版社
基礎演習
2年次
このゼミを通して児童文学に興味関心を持ってくれることを期
待する。配布した児童文学は必ず熟読してくること。授業に積
極的に参加すること。
2単位
講 義 計 画
日本の現代文学について考えるということは、現代の日本人
がどのような運命の下でどのようなことを考え、行動しきたか
について考えるということである。ふだん何気なく読んでいる
小説やエッセイなどでも、少し深く突き詰めて読んでみれば、
たちまちそのような奥深い世界をその内側に秘めていることに
気がつく。そこに気がつくことこそ、様々な作品を通して私た
ち自身の運命や考えや行動を発見するということなのである。
本講では宮澤賢治を題材にして、このようなことについて皆で
考えてみたい。
宮澤賢治の童話や詩を皆で読んでディスカッションすること
で、一人ひとりの、読み、書き、話し、聴く力を養い、同時に
賢治の問いかけた問題について理解を深めることが到達目標で
ある。
第01回 ガイダンス
第02回 宮澤賢治概観 01 生まれた時代と場所および父につ
いて
第03回 宮澤賢治概観 02 盛岡中学校時代について
第04回 宮澤賢治概観 03 盛岡高等農林学校時代について
第05回 宮澤賢治概観 04 東京時代・花巻農学校教諭時代に
ついて
第06回 宮澤賢治概観 05 羅須地人協会時代について
第07回 宮澤賢治概観 06 晩年について
第08回 「どんぐりと山猫」について ディスカッション 01
第09回 「どんぐりと山猫」について ディスカッション 02
第10回 「どんぐりと山猫」について ディスカッション 03
第11回 「虔十公園林」について ディスカッション 01
第12回 「虔十公園林」について ディスカッション 02
第13回 「虔十公園林」について ディスカッション 03
第14回 「セロ弾きのゴーシュ」について ディスカッション 01
第15回 「セロ弾きのゴーシュ」について ディスカッション 02
成績評価方法
テキスト・教材
永井 博
前学期
必 修
講義のねらい・到達目標
出席40%、ゼミ中の態度20%、定期試験40%を目安に、総合 プリントなどの資料を配布します。
的に判断します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
宮澤賢治の作品を収録した本や、賢治について書かれた本・
ただ教員の話を黙って聞くだけの講義形式の授業ではなく、
雑誌はたくさんあるので、それらを読むと準備になります。本 一人ひとりが参加して全員で授業を作っていくゼミ形式の授業
学の情報センターで宮澤虔関係の本を探してみてください。
なので、必ず出席すること。そして、積極的にディスカッショ
ンに参加して自分の力で収穫を得るようにしてください。
−4−
基礎英語Ⅰ
1年次
柴 田・ダイクス・ブレイ・山 本・リース・河 野・スコット
前学期
2単位
講 義 計 画
必 修
第1回 授業の進め方、評価方法などの説明。
第2回−第14回 クラスによって異なります。
第15回 まとめ。
学期末試験。
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
この授業は、みなさんが英語への関心を高め、それぞれの英
語力に応じて、「聞く」、「話す」、「読む」、「書く」の四技能をス
キルアップすることを目的としています。
複数のクラスがありますが、クラスは指定されています。そ
れぞれのクラスの授業内容は、第1回オリエンテーションで説
明されます。
講義の目標
英語への関心を高め、それぞれの英語力に応じて、「聞く」、
「話す」、「読む」、「書く」の四技能をスキルアップします。
成績評価方法
テキスト・教材
○出席を重視します。
オリエンテーションで指示します。
○適宜小テストを行います。
○学期末試験を行います。
○原則として平常点50%、学期末試験50%の割合で評価します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業で指示します。
みなさんが英語に関心を持ち、英語力を高められるよう工夫し
ています。この授業を通して、みなさんにとって英語がより身
近なものになることを願っています。
基礎英語Ⅱ
1年次
柴 田・ダイクス・ブレイ・山 本・リース・河 野・スコット
後学期
2単位
講 義 計 画
必 修
第1回 オリエンテーション
第2回−第14回 クラスによって異なります。
第15回 まとめ
学期末試験
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
この授業は、「基礎英語Ⅰ」に続き、みなさんが英語への関心
を高め、それぞれの英語力に応じて、「聞く」、「話す」、「読む」、
「書く」の四技能をさらにスキルアップすることを目的としてい
ます。
複数のクラスがありますが、クラスは指定されています。そ
れぞれのクラスの具体的な授業内容は、第1回オリエンテーシ
ョンで説明されます。
到達目標
英語への関心を高め、それぞれの英語力に応じて、「聞く」、
「話す」、
「読む」、
「書く」の四技能をさらにスキルアップします。
成績評価方法
テキスト・教材
○出席を重視します。
○適宜小テストを行います。
○学期末試験を行います。
○原則として平常点50%、学期末試験50%で評価します。
クラスによって異なります。第1回オリエンテーションで指示さ
れたテキストを購入してください。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
各クラスによって異なります。オリエンテーションおよび授業 みなさんが英語に関心を持ち、英語力を高められるよう工夫し
で指示されます。
ています。この授業を通して、みなさんにとって英語がより身
近なものになることを願っています。
−5−
日本語コミュニケーションⅠ
友 原・加 納・岸・角 田・安 田
1年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
言語の四技能−読む・書く・聞く・話す−を学びながら総合
的な日本語の表現能力を身につける。この講義では特に大学で
受講する上で欠かせないスキルであるレポートを作成する力を
養う。
【到達目標】
大学の講義ではしばしばレポートの提出が求められる。この
ため、質の高いレポートの作成ができることは各授業での成績
が大きく伸びることに繋がる。この講義ではレポートの書き方
を中心として、それに付随する参考文献など書物の読み方、参
考文献の調べ方や挙げ方などを身につけることを目標とする。
(※日本語能力試験N1レベルの語彙、文法を用いる)
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 日本語能力別クラス分け試験
第2講 オリエンテーション
第3講 感想文とレポートの違い①
第4講 感想文とレポートの違い②
第5講 感想文とレポートの違い③
第6講 感想文とレポートの違い④
第7講 感想文とレポートの違い⑤
第8講 レポートの流れ①
第9講 レポートの流れ②
第10講 レポートの流れ③
第11講 参考文献の調べ方と挙げ方①
第12講 参考文献の調べ方と挙げ方②
第13講 引用①
第14講 引用②
第15講 引用③
※各回、練習や講評を含む。進捗状況などにより、各クラスで
若干異なる。
テキスト・教材
出席20%、授業での積極性や小レポート・小テスト40%、期末 各クラスの担当者が適宜、指示を出す。
試験40%。但し、容認欠席回数は3回までとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
N1向けの問題集や参考書などで語彙や文法を身につけておくこ
と。できるだけ毎日、新聞を読んでおくこと。
日本語学校やアルバイト先での日本語と大学で必要な日本語と
はしばしば異なります。この講義では特にレポートの作成に重
点を置いています。質の高いレポートを書けるようになって、
大学でよい成績を取りましょう。
日本語コミュニケーションⅡ
友 原・加 納・岸・角 田・安 田
1年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
言語の四技能−読む・書く・聞く・話す−を学びながら総合
的な日本語の表現能力を身につける。この講義では特に大学で
受講する上で欠かせないスキルであるレポートを作成する力を
養う。
【到達目標】
大学の講義ではしばしばレポートの提出が求められる。この
ため、質の高いレポートの作成ができることは各授業での成績
が大きく伸びることに繋がる。この講義ではレポートの書き方
を中心として、それに付随する図表の読み方や挙げ方、説得性
を持たせるための因果関係、そして、批判的な見方や定義、要
約などを身につけることを目標とする。
(※日本語能力試験N1レベルの語彙、文法を用いる)
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 図表①
第3講 図表②
第4講 図表③
第5講 因果関係①
第6講 因果関係②
第7講 批判的な見方①
第8講 批判的な見方②
第9講 批判的な見方③
第10講 定義①
第11講 定義②
第12講 定義③
第13講 要約①
第14講 要約②
第15講 要約③
※各回、練習や講評を含む。進捗状況などにより、各クラスで
若干異なる。
テキスト・教材
出席20%、授業での積極性や小レポート・小テスト40%、期末 各クラスの担当者が適宜、指示を出す。
試験40%。但し、容認欠席回数は3回までとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
N1向けの問題集や参考書などで語彙や文法を身につけておくこ
と。できるだけ毎日、新聞を読んでおくこと。
日本語学校やアルバイト先での日本語と大学で必要な日本語と
はしばしば異なります。この講義では特にレポートの作成に重
点を置いています。質の高いレポートを書けるようになって、
大学でよい成績を取りましょう。
−6−
英語コミュニケーションⅠ
デイビッド・ダイクス
講 義 計 画
2年次
2単位
前学期
The textbook contains 20 topics. I will cut out 5 of these
選 択 (nos. 1, 2, 18, 19, 20), leaving this list of 15, completed with a
final exam:
講義のねらい・到達目標
My Communication 1 class will be for talking about topics in
everyday life: customs, health, the Internet, and so on. Of
course, for talking you need to understand what the other
person says, and you need to talk yourself in a way that is
easy to understand. But that is not all. Both talkers also need
to know how to open a conversation, how it flows, how the
talking turns in it change, and finally, how it shuts down.
The textbook will present patterns, sample conversations,
and exercises on 20 everyday topics. The practices have to be
talked through, as well done in writing. I will also give extra
practice in starting, continuing, and finishing conversations. At
the end of the term, I hope you will feel more at home in using
English to share ideas with people.
① Customs
② Education
③ Sport
④ Work
⑤ Food
⑥ Studying English
⑦ Health
⑧ Clothes
⑨ Traveling
⑩ Music
⑪ Movies
⑫ Shopping
⑬ Internet
⑭ Weather
⑮ Feelings
⑯ Final test
成績評価方法
テキスト・教材
Attendance and participation: 20%
Short tests:
30%
Final test:
50%
Andrew Bennett 著、"English Listening and speaking
Patterns"(『パターン』で学ぶ英語コミュニケーション)、東
京:南雲堂、2014年。¥2000(税別)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
Before: 特に Usage Patterns をあらかじめ見て、わからないも
のをまずインターネットで調べる。それでもわからないとき、
授業で聞く。
After:
宿題を出したり、小テストを行ったりするときが多い。
自分でも内容を読み直して、必要のとき聞く。
Attendance and short test scores are important for passing
the course.
Be sure to bring a dictionary to class. An electronic dictionary
is fine.
英語コミュニケーションⅠ
エリック・ブレイ
2年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
このクラスの目標は、英語で日常生活についてコミュニケー
トできる基礎能力を得る事にある。授業では主にlisteningと
speaking練習を行う。speaking練習は、1)発音練習と、2)
クラスメートとの日常生活についての会話練習から成る。ここ
で大事なことは、不完全な英語(ブロークンイングリッシュ)
で話すことを恥ずかしがらないで、ともかく英語で話そうとす
る積極的な姿勢である。ほぼ毎回宿題を課す。学期末にはクラ
スメートに手紙を書いてもらう予定である。このクラスで学ん
だことは、将来仕事で英語を使う時や、外国の人達と接する時
に大いに役立つだろう。日常生活について英語でコミュニケー
ト出来るようになり、英語圏文化の理解も深まる。
講 義 計 画
Week Focus
1 Class Introduction
2 Meeting People 1
3 Meeting People 2
4 Talking about Classes 1
5 Talking about Classes 2
6 Talking about Daily Life 1
7 Talking about Daily Life 2
8 Talking about Personality 1
9 Talking about Personality 2
10 Talking about Appearance 1
11 Talking about Appearance 2
12 Talking about Last Weekend 1
13 Talking about Last Weekend 2
14 Talking about Vacation Plans 1
15 Talking about Vacation Plans 2
16 Review
成績評価方法
テキスト・教材
Student grades will be based on class participation, homework
and quizzes during the term.
Text:Time to Communicate
Author:Eric Bray
Publisher:NAN'UN-DO
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
If possible, bring a dictionary to class
Come to all classes. Do your best. Studying English can be fun!
−7−
英語コミュニケーションⅠ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 導入
山 本 伸 前学期 選 択 第2講 カリブ海地域の地理、社会及び文化について
第3講∼8講 「ジョージと自転車の空気入れ」(前半)
第9講∼14講 「ジョージと自転車の空気入れ」(後半)
講義のねらい・到達目標
歴史に「もしも」はない。しかし、もしコロンブスが本来の 第15講 まとめ/試験の説明
目的を果たしていたとしたら、今頃日本人は英語を話していた 第16講 期末試験
かもしれない。その意味では日本とカリブはまんざら縁がない
わけではない。カリブという「裏」の視点から世界を眺めなお
したらどうなるか、それが今回の英語の大きな目的のひとつで
ある。
成績評価方法
テキスト・教材
出席再重視(50%)、定期試験および平常点(50%)で総合的に Caribbean Short Stories(Seiji-shobo)
評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『カリブ文学研究入門』
(世界思想社)
『世界の黒人文学』
(鷹書房弓プレス)
英語コミュニケーションⅠ
まずは出席が第一。あとは、さめず、めんどくさがらず、興味
関心のアンテナを立て続けること。
2年次
2単位
講 義 計 画
1-4
ゴ ー ド ン ・ リ ー ス 前学期 選 択 5-6
7-8
9-10
講義のねらい・到達目標
The main overall goal of this course is for participants to 11-12
improve their English listening and speaking skills. The text 13-15
that will be utilized contains carefully-managed activities that 16
use high-interest video based around skits that feature
interviews, discussions and demonstrations. Students will
study and practice useful, high-frequency vocabulary, phrases
and expressions. Fun tasks in the text will provide learners
with opportunities for realistic communication in English and
topics covered in the text provide necessary context for
learning about global cultures.
Greetings and Intros
Countries and Nationalities
Personal Items
Activities and Interests
Food
My Family
Final Test
「到達目標」
1.学生の英語の聴解力と話す力を高めることです。
2.英語の語彙を増やすことです。
3.人の前で英語で話す自信を身につけることです。
成績評価方法
1.出席率、授業での態度 2.quizzes/ vocabulary book
3.speaking tests/ skits
4.final test
テキスト・教材
40%
20%
20%
20%
Good Morning World 1- Building Communication Skills
through DVD
(DVDで楽しく学ぶコースブック1)
Susan Stempleski
Cengage Learning
¥2,000 + 税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
1.基礎英語のテキストを復習すること。
皆さんと楽しく授業をしたいです。そのため、以下のルールを
守って下さい。
毎回テキストを使います。授業にテキストとプリントを整理す
るためのファイルを持ってこない学生は欠席扱いになります。
出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。
2.プリントを配布しますので、ファイル(A4)
を用意すること。
3.英和辞典は必携。
−8−
英語コミュニケーションⅡ
デイビッド・ダイクス
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
My communication II class is especially for communicating
in travel situations, for example: planning a boat trip in New
Zealand, shopping at a street market in Thailand, or just
explaining about your home area to someone in another
country. Planning a trip and shopping are examples of using
language to get something done; explaining is a way of using it
to share information and build human relations.
In class, we'll listen to conversations and try to pick up what
people are saying. After that, we'll make up similar
conversations, at first bit by bit, and then in real interaction.
The "aim" (ねらい) is to help you feel more at home in both
kinds of talking: talking to get things done, and talking as a
way of sharing.
講 義 計 画
Each class will focus on one travel situation. Roughly, like
this:
① Explaining the class. Sample practice: immigration control
② Home stay: asking for help
③ Ordering a meal
④ Finding the way
⑤ Using an ATM, changing money
⑥ Finding a place to stay
⑦ Health problems and remedies (治療)
⑧ Event and trip information
⑨ Describing a good place you have been to
⑩ Bargaining at a market
⑪ Post office: counter service
⑫ Suggestions for things to do
⑬ Getting a travel problem solved
⑭ Asking for transport information
⑮ Looking back on a trip
⑯ Final test
But we may choose to change one or two of these items. For
example, for ⑥, it may be a good idea to go to a computer
room and explore an online travel advice site in English.
成績評価方法
テキスト・教材
Attendance and participation: 20%
Short tests:
30%
Final test:
50%
Angela Buckingham and Lewis Lansford 著、"Second Edition
Passport 1"、New York and Oxford: Oxford University Press、
2010年。¥2500 (税別)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
Before: Read through the coming lesson, check vocabulary
and the "Look and Learn" phrases.
After: Often there will be a short test or a homework. But
also, read through the lesson again yourself.
Attendance and short test scores are important for passing
the course.
Be sure to bring a dictionary. An electronic dictionary is fine.
英語コミュニケーションⅡ
エリック・ブレイ
2年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
このクラスの目標は、英語で日常生活についてコミュニケー
トできる基礎能力を得る事にある。授業では主にlisteningと
speaking練習を行う。speaking練習は、1)発音練習と、2)
クラスメートとの日常生活についての会話練習から成る。ここ
で大事なことは、不完全な英語(ブロークンイングリッシュ)
で話すことを恥ずかしがらないで、ともかく英語で話そうとす
る積極的な姿勢である。ほぼ毎回宿題を課す。学期末にはクラ
スメートに手紙を書いてもらう予定である。このクラスで学ん
だことは、将来仕事で英語を使う時や、外国の人達と接する時
に大いに役立つだろう。日常生活について英語でコミュニケー
ト出来るようになり、英語圏文化の理解も深まる。
講 義 計 画
Week Focus
1 Class Introduction
2 Talking about the vacation 1
3 Talking about the vacation 2
4 Talking about Making plans 1
5 Talking about Making plans 2
6 Talking about Food and Recipes 1
7 Talking about Food and Recipes 2
8 Talking about Travel 1
9 Talking about Travel 2
10 Talking about Hometowns 1
11 Talking about Hometowns 2
12 Talking about Opinions 1
13 Talking about Opinions 2
14 Talking about The Future 1
15 Talking about The Future 2
16 Review
成績評価方法
テキスト・教材
Student grades will be based on class participation, homework
and quizzes during the term.
Text:Time to Communicate
Author:Eric Bray
Publisher:NAN'UN-DO
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
If possible, bring a dictionary to class
Come to all classes. Do your best. Studying English can be fun!
−9−
英語コミュニケーションⅡ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 導入
山 本 伸 後学期 選 択 第2講 カリブ海地域の地理、社会及び文化について
第3講∼8講 「真夜中の大泥棒」
(前半)
第9講∼14講 「真夜中の大泥棒」(後半)
講義のねらい・到達目標
英語コミュニケーションⅠに続き、Ⅱでもカリブの文学作品 第15講 まとめ/試験の説明
を読解する。歴史に「もしも」はない。しかし、もしコロンブ 第16講 期末試験
スが本来の目的を果たしていたとしたら、今頃日本人は英語を
話していたかもしれない。その意味では日本とカリブはまんざ
ら縁がないわけではない。カリブという「裏」の視点から世界
を眺めなおしたらどうなるか、それが今回の英語の大きな目的
のひとつである。
成績評価方法
テキスト・教材
出席再重視(50%)、定期試験および平常点(50%)で総合的に Caribbean Short Stories(Seiji-shobo)
評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『カリブ文学研究入門』
(世界思想社)
『世界の黒人文学』
(鷹書房弓プレス)
まずは出席が第一。あとは、さめず、めんどくさがらず、興味
関心のアンテナを立て続けること。
英語コミュニケーションⅡ
2年次
2単位
講 義 計 画
1-3
ゴ ー ド ン ・ リ ー ス 後学期 選 択 4-5
6-7
8-9
講義のねらい・到達目標
This course is a continuation of 英語コミュニケーション I. 10-11
The main overall goal of this course is for participants to 12-14
improve their English listening and speaking skills. The text 15
that will be utilized contains carefully-managed activities that 16
use high-interest video based around skits that feature
interviews, discussions and demonstrations. Students will
study and practice useful, high-frequency vocabulary, phrases
and expressions. Fun tasks in the text will provide learners
with opportunities for realistic communication in English and
topics covered in the text provide necessary context for
learning about global cultures.
Time
Special Occasions
Person to Person
Home Sweet Home
Clothing
Jobs and Ambitions
Review
Final Test
「到達目標」
1.学生の英語の聴解力と話す力を高めることです。
2.英語の語彙を増やすことです。
成績評価方法
1.出席率、授業での態度 2. Quizzes and vocabulary book
3. Speaking Tests
4. Final Test
テキスト・教材
40%
20%
20%
20%
Good Morning World 1- Building Communication Skills
through DVD
(DVDで楽しく学ぶコースブック1)
Susan Stempleski
Cengage Learning
¥2,000 + 税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
1.基礎英語のテキストを復習することです。
皆さんと楽しく授業をしたいです。そのため、以下のルールを
守って下さい。
毎回テキストを使います。授業にテキストとプリントを整理す
るためのファイルを持ってこない学生は欠席扱いになります。
出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。
2.プリントを配布しますので、ファイル(A4)
を用意すること。
− 10 −
基礎中国語Ⅰ
2年次
加納 光
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「音声」「語彙」「文法」「表現」の各分野における基礎的な学
習を通し、「話す」「聞く」「読む」「書く」といった中国語の基
礎的な運用能力の養成を目指します。講義の前半は、主に「音
声面」に重点を置き、声調(高低アクセント)と400余りの音節
を正確に発音できるようにします。その上で、後半に中国語の
初級段階に必要な「語彙」「文法」「表現」などの学習に入りま
す。講義では、言語活動の中心をなす「話す」「聞く」「読む」
の三要素の反復練習に多くの時間を費やし、中国語の基礎をし
っかり身につけることを目指します。
講 義 計 画
第1講 授業の進め方、諸注意事項
第2講 中国語概要、中国概況(1)
第3講 声調と単母音(声調4種類、単母音7種類の発音)、中
国概況(2)
第4講 複合母音(13種類の発音)、中国概況(3)
第5講 子音(21種類の発音)、中国語概況(4)
第6講 鼻母音(16種類の発音)
、中国語概況(5)
第7講 発音の規則、表記上の規則、中国語概況(6)
第8講 総まとめ、小テスト
第9講 はじめまして、林林!(動詞“是”、人称名詞、名前の
たずね方答え方)
第10講 趣味は何ですか?(名詞述語文、疑問詞疑問文、年齢
のたずね方)
第12講 〃
第13講 彼氏がいますか?(動詞“在”、動詞“有”について)
第14講 〃 第15講 毎日が充実していて楽しい!(形容詞文、反復疑問文、
“有点児”)
定期試験
注 講義内容および進度はクラスの状況に応じて、若干変更する
場合もあります。
成績評価方法
テキスト・教材
①学期末試験(40%)②小テスト・課題(20%)③出席状況 1)主教材:「中国語のTobira(とびら)」(趙秀敏 ほか、朝日
(20%)④授業に対する取り組み(20%)をもとに、総合的に評
出版、2600円+税)
価します。
2)副教材:『WHY?にこたえるはじめての中国語の文法書』
(相原茂ほか、同学社)
3)辞 書:『簡約現代中国語辞典』(光生館)など
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
1)『中国語のすすめ』
(講談社現代新書)
2)『はじめての中国語』
(講談社現代新書)
3)『中国語はじめの一歩』
(ちくま新書)
4)『中国語入門Q&A』
(大修館書店)
などを読み興味を膨らませておくこと。
初めて学ぶ外国語です。旺盛な知的好奇心を持って授業に臨ん
でください。予習・復習を欠かさないようにしてください。出
欠席を重視します。遅刻をしないように心がけてください。
基礎中国語Ⅱ
2年次
2単位
講 義 計 画
「基礎中国語Ⅰ」からの継続
加納 光
後学期
選 択
第1講 横浜に行こう!(動詞述語文、
“喜歓”)
第2講 〃
、様態補語、“是∼的”)
この講義は基礎中国語Ⅰを継続するものである。引き続き 第3講 いい曲ですね(副詞“在”
「話す」「聞く」「読む」の三要素の反復練習を中心にすえ、中国 第4講 〃
第5講 山中君、バイクでけがをする(
“了”、結果補語)
語の基礎学力の養成を目指します。また、基礎中国語で取り上
第6講 〃
げることができなかったいくつかの文法事項を補充し、中国語
第7講 夏合宿の計画(選択疑問文、助動詞)
初級文法の基礎固めをします。
第8講 〃
コミュニケーション能力を向上させるために、授業では、中 第9講 僕たちは絶対にできる!(前置詞、経験“過”
)
国語の正確な発音を習得するための発音練習に加え、副教材を 第10講 〃
活用し、初級語彙および初級文法の習得を目的としたさまざま 第11講 スカイツリーを見に行こう!(じぞく“着”、比較表現)
な練習問題も行う予定です。
第12講 〃
第13講 ホワイトクリスマスね(使役“譲”
、無主語文)
第14講 〃
第15講 道中ご無事で(受身“被”、方向補語)
定期試験
講義のねらい・到達目標
注 講義内容および進度はクラスの状況に応じて、若干変更す
る場合もあります。
成績評価方法
テキスト・教材
①学期末試験(40%) ②小テスト・課題(20%) ③出席状 1)主教材:『中国語のTobira(とびら)』(朝日出版社、
況(20%) ④授業に対する取り組み(20%) をもとにして
基礎中国語Ⅰで購入済み)
総合的に評価します。
2)副教材:『中国語の文法書』基礎中国語で購入済み)
3)辞 書:中日辞典(使いやすいものを各自購入して下さい)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
1)『はじめての人の中国語』(くろしお出版)
2)『中国語入門Q&A』
(大修館書店)
3)『中国語基礎知識』
(大修館書店)
などを参考にして中国語に対する知識を深めていくこと。
予習・復習を欠かさないようにして積極的に授業に臨んでくだ
さい。出席を重視しますが、ただし中身の伴わない出席は出席
とはみなしません。加えて遅刻もしないように心がけてくださ
い。常に中国語に対する興味・好奇心を持ち続けながら授業に
臨んでください。
− 11 −
中国語コミュニケーションⅠ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 概論 中国語と日本語の相違点、中国語の学習法
吉 山 青 翔 前学期 選 択 第2講 発音1、 あいさつの表現
第3講 発音2、
「姓」による自己紹介の表現
第4講 発音3、
「叫」による自己紹介の表現
講義のねらい・到達目標
第5講 復習1: まとめ、漢詩鑑賞、小テスト
講義のねらい
本講義は、国連など国際会議で英語と並び、公用語と指定さ 第6講 「是」の用法、会話「私は日本人です」
れている中国語の標準語=「普通話」の基礎知識とそれによる 第7講 「有」の用法、会話「コーヒーがありますか」
第8講 「要」の用法、会話「コーヒーをください」
中国語日常会話のスキルの習得を目指します。
第9講 お詫びの表現、会話「すみません」
第10講 復習2:まとめ、小テスト
到達目標
中国語の門に入り、より学ぶためのベースを築くことができ 第11講 数字とお金の表現
第12講 お金の「両替」の表現、会話「両替お願いします」
るでしょう。
第13講 支払いの表現、会話「これ、いくらですか」
第14講 「去」と「到」の用法、会話「北京ホテルまでお願いしま
す」
第15講 総復習
成績評価方法
テキスト・教材
出席(15%)・小テスト(30%)・定期試験(55%)により総 王青翔(=吉山青翔)
・栄隈真人司共著『徹底復習式 きょう忘れ
合評価
ても あした覚える 実用中国語』
(東京・東洋書店、2
0
1
3年9月)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
相原 茂他『Why?にこたえる はじめての中国語の文法書』
教科書全体は一人の日本人の大学生が中国で一人旅するとい
(東京・同学社)
うストーリを軸にして、中国への入国から、中国を出国するま
での必要な表現と会話のスキルを中心として展開していますの
で、楽しく学んでいけるでしょう。
中国語コミュニケーションⅡ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 「請」の用法、会話「パスポートをみせてください」
吉 山 青 翔 後学期 選 択 第2講 電話のかけ方、会話「もしもし、どなたですか」
第3講 「反復疑問文」の用法、会話「この近くにトイレがあり
ませんか」
講義のねらい・到達目標
第4講 「打」の用法、会話「タクシーで行きましょう」
講義のねらい
本講義はすでに中国語入門程度の知識を習得した学習者に向 第5講 「不行」の用法、会話「だめです」
け、「中国語コミュニケーションⅠ」に引き続き、国連など国際 第6講 復習1:まとめと小テスト
会議で英語と並んで公用語と指定されている中国語の標準語= 第7講 道の尋ね方、会話「王府井へはどういけばいいですか」
普通話の基本表現と会話のスキルの学習を中心として展開しま 第8講 切符の買い方、会話「王府井まで2枚ください」
第9講 「来」の用法、会話「Mサイズのピザ一つお願いします」
す。
第10講 支払いの方法、会話「カードでお願いします」
第11講 「打折」の用法、会話「もう少し安くできませんか」
到達目標
「中国語コミュニケーションⅠ」とあわせて履修すれば、よ 第12講 復習2:まとめと小テスト
り学ぶためのベースと会話のスキルを身につけることができる 第13講 チェックアウトの表現、会話「再見」
第14講 空港でチェックインの表現、会話「通路側の席をお願
でしょう。
いします」
第15講 総復習
成績評価方法
テキスト・教材
出席(15%)・小テスト(30%)・定期試験(55%)により総 王青翔(=吉山青翔)
・栄隈真人司共著『徹底復習式 きょう忘れ
合評価
ても あした覚える 実用中国語』
(東京・東洋書店、2
0
1
3年9月)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
相原 茂他『Why?にこたえる はじめての中国語の文法書』
この講義がすでにある程度中国語を勉強した学習者に向けの
(東京・同学社)
ものですので、ゼロから中国語を学びたい初修者には履修でき
ません。
− 12 −
ドイツ語Ⅰ
2年次
生井正人
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「講義のねらい」
この講座では、ドイツ語の初歩を学びます。
文字資料および音声資料をもとに、ドイツ語の基本的なルー
ルを、クラス全員で推理し、発見していきたいと思います。ま
ずは自分一人でよく考え、次にパートナーと話し合い、さらに
グループでの議論を通じて、ドイツ語のルールを自らの手で作
って行きましょう。皆さんの積極的な授業参加を希望します。
「到達目標」
到達目標は、ドイツ語技能検定試験四級レベルおよび「ヨー
ロッパ言語共通参照枠」A1レベルです。
講 義 計 画
第1講 授業方針と成績評価の説明
第2講 文字の綴りと発音
第3講 動詞の現在人称変化(1)
第4講 sein / haben
第5講 名詞と定冠詞
第6講 名詞と不定冠詞
第7講 冠詞類
第8講 代名詞
第9講 前置詞(1)
第10講 前置詞(2)
第11講 動詞の現在人称変化(2)
第12講 再帰動詞
第13講 話法の助動詞(1)
第14講 話法の助動詞(2)
第15講 分離動詞
「定期試験」
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
基本的な授業態度 15%
授業への積極的な取り組み等 30%
筆記試験 40%
以上のような得点配分により総合的に評価します。
テキスト(必携。コピー不可):田中雅敏、筒井友弥著『みる
みるドイツ語』同学社(2013年)、2500円
辞書:『エクセル独和辞典』(郁文堂)が初学者には使い易いで
しょう。中級以上を目指す方は『アクセス独和辞典』(三修社)
を推薦します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「予習」と「復習」
テキストの「読んでみよう」では付属のCDを繰り返し聞き、音
読してください。さらに「考えてみよう」にはあなた自身の疑
問、発見を記入し「あなた自身の文法」を作ってみてください。
また、新出単語の意味調べは必ず行ってください。
ドイツ語Ⅱ
2年次
生井正人
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「講義のねらい」
この講座は前期「ドイツ語 I」のつづきです。後期では「話
してみよう」のコーナーに重点を置き、皆さん自身が発見した
ドイツ語のルールを実際に運用し、ドイツ語の仕組みを体感し
てみましょう。
「到達目標」
到達目標は、ドイツ語技能検定試験三級レベルおよび「ヨー
ロッパ言語共通参照枠」A1レベルです。
正当な理由のない遅刻、途中退席、授業中の飲食、携帯電話等
電子機器類の操作、その他授業に関係のない作業(内職)、私語、
居眠りなど、およそ大学生らしからぬ振る舞いについては成績
評価の対象外とします。
講 義 計 画
第1講 授業方針と成績評価の説明
第2講 過去形
第3講 完了形
第4講 werden
第5講 受動態
第6講 未来形
第7講 副文(1)
第8講 副文(2)
第9講 zu不定詞
第10講 関係代名詞(1)
第11講 関係代名詞(2)
第12講 命令形
第13講 接続法I
第14講 接続法II(1)
第15講 接続法II(2)
「定期試験」
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
基本的な授業態度 15%
授業への積極的な取り組み等 30%
筆記試験 40%
以上のような得点配分により総合的に評価します。
テキスト(必携。コピー不可):田中雅敏、筒井友弥著『みる
みるドイツ語』同学社(2013年)、2500円
辞書:『エクセル独和辞典』(郁文堂)が初学者には使い易いで
しょう。中級以上を目指す方は『アクセス独和辞典』(三修社)
を推薦します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「予習」と「復習」
前期「ドイツ語 I」の頁を参照してください。さらに、ドイツ
大使館、オーストリア大使館、ゲーテインスティトゥートのホ
ームページなどで、いろいろな情報を収集してください。
正当な理由のない遅刻、途中退席、授業中の飲食、携帯電話等
電子機器類の操作、その他授業に関係のない作業(内職)、私語、
居眠りなど、およそ大学生らしからぬ振る舞いについては成績
評価の対象外とします。
− 13 −
フランス語Ⅰ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 授業の進め方の説明、フランス語の特徴、アルファべ
茨 木 博 史 前学期 選 択 第2講 あいさつの表現、お礼やおわびの表現
第3講 国籍、職業、身分などを言う
第4講 名詞の性と数、冠詞
講義のねらい・到達目標
フランス語の文法と会話の基礎を学んでいきます。授業中に 第5講 主語人称代名詞、フランス語のbe動詞
実際に声を出しての会話練習を、なるべく多くこなしたいと思 第6講 第1∼5講の復習
、「これは何ですか?」など
います。フランス語圏の国に旅行した際に必要な、簡単な会話 第7講 数字の言い方(1∼20)
第8講 曜日や日付の言い方、動詞avoir
を自信を持ってできるようになることが目標となります。
第9講 形容詞、名前をたずねる表現など
第10講 時間をきく表現など
第11講 第7∼10講の復習
第12講 復習、小テスト
第13講 否定文と疑問文
第14講 好みや趣味を言う
第15講 第13、14講の復習
第16講 期末試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席、授業態度 30% 期末試験 70%
ミレイユ・ラサモエラ、中川高行「大好き、フランス語!」、朝
特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの 日出版社、2310円。
とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合も、減
点することがあります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習は特に求めませんが、円滑に授業を進行させるため、毎回 外国語の習得はとにかく繰り返しの練習あるのみです。受講者
の授業の復習は各自で心がけてやってください。
には積極的な授業参加と学習姿勢が求められます。肩ひじはら
ずに楽しみながらフランス語会話を学んでいける授業にしたい
と思います。
フランス語Ⅱ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 授業の進めかたの説明、フランス語Ⅰの復習
茨 木 博 史 後学期 選 択 第2講 フランス語Ⅰの復習
第3講 指示形容詞、所有形容詞、命令文
第4講 動詞allerとvenir、さまざまな前置詞
講義のねらい・到達目標
前期に引き続き、フランス語の文法と会話の基礎を学んでい 第5講 第二群規則動詞(-ir形の動詞)、数字の言い方
きます。日常生活の様々な場面で使える会話表現を増やしてい 第6講 第3講∼5講の復習
きます。フランス映画などを観て簡単な台詞が聞き取れる、旅 第7講 疑問詞を使った疑問文、動詞faireとprendre
行先でもネイティブと簡単なコミュニケーションが臆せず取れ 第8講 買い物で使う表現、順序を表す言い方
第9講 直接、間接目的語と強勢形
る、といったレベルがまずは目標となります。
第10講 動詞vouloir、pouvoir、devoirなど
第11講 第7∼10講の復習
第12講 複合過去(1)
第13講 複合過去(2)
第14講 比較
第15講 第12∼14講の復習
第16講 期末試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席、授業態度30% 期末試験70%
ミレイユ・ラサモエラ、中川高行「大好き、フランス語!」、朝
特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの 日出版社、2310円。
とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合は減点
することがあります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習は特に求めませんが、円滑に授業を進行させるため、毎回 内容は少しずつ複雑になっていきますが、CDやDVDの教材
の授業の復習は各自で心がけてやってください。
も使って楽しみながら学べる授業にしたいと思います。
− 14 −
海外語学研修
2年次
2単位
講 義 計 画
海外語学研修参加の流れ
①説明会への参加(3月下旬意向調査、4月下旬説明会予定)
柴 田 啓 文 前学期 選 択
②参加の正式申し込み(航空券等の手配準備が必要)
③面談(研修参加の目的などを確認します)
講義のねらい・到達目標
④事前研修(語学、外国でのマナーなどを学習します)
主に夏期
(あるいは春期)
休業期間中に、英語または中国語を初歩
⑤現地学校での語学研修(現地での観光を含む場合あり)
から学ぶこと、また外国人やその社会や文化に直接触れることを第
⑥帰国後、レポート等の提出
一のねらいとします。
⑦単位認定の申請
現地ではホームステイあるいは学生寮などに宿泊し、大学あるいは
語学学校にて、約2∼4週間の期間内
(研修先により異なる)
の月∼金
曜日の半日あるいは1日、語学の授業を受けます。研修方法は、研修 ※ 海外語学研修は、最大4週間程度、外国にて生活しながら、
対象となる外国語の研修を受けるものですが、出発にあたっ
先により異なりますので、説明会等で説明します。なお、コースによって
ては外国語の基礎学習、また外国の文化やマナーを事前に学
は、語学研修終了後に、現地観光を実施する場合があります。
習します。
研修先は、英語研修がアメリカの他、オーストラリア、フィリピンなど
レポートについては、別に指示します。
を検討中です。中国語研修は中国となります。
なお、研修プランは状況によって変更されたり、場合によっては中止
されたりしますのでご了承ください。
到達目標:
1.外国語によるコミュニケーション能力を高める。
2.外国の文化に直接触れる。
3.異文化への理解を深める。
成績評価方法
テキスト・教材
国内での事前研修、現地での語学授業担当者の評価やコメント、 研修先でのテキストなどは別途指示します。
引率教員の報告、帰国後のレポート提出等により、単位が認定
されます。(認定科目なので評価は「認定」となります。
)
現地での語学授業への出席は重要です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
研修先の地理や文化について、事前に調べておいてください。
本学教員が全行程を引率する予定です。英語研修、中国語研修
とも、全学部合同で実施します。疑問点は、本学語学教員ある
いは教学課にお尋ねください。
日本事情Ⅰ
2年次
友原嘉彦
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
【到達目標】
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。この講義ではさまざまな日本の事情
を材料として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討
や分析の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 クラス決めのための全5クラスによる合同オ
リエンテーション
第2講 クラス別オリエンテーション
第3講∼第15講 発表(各講2人発表。それぞれ、発表15分、
質疑応答20分、講評10分)
※日本に関係した新聞記事(ニュース)を用いて、「背景」、「プ
ラス面とマイナス面を挙げた上で、どちらを優先させるべき
か/どう改良・折衷すべきか」、「今後の展開予想」などをレ
ジュメとしてA4で2-3枚程度にまとめる。
※発表者の無断欠席は認めない。第2講で各受講者の発表担当日
を決めるが、何らかの事情で自分の担当日に発表ができない
場合は事前にクラスのほかの者と発表日を代わってもらうこ
と。
テキスト・教材
発表と議論への参加70%、期末試験30%。但し、自身の発表回 適宜、レジュメを配布する。
の欠席や特別な理由のない4回以上の欠席は認めない。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
普段から日常のさまざまなことについて、「なぜ?」という意識 他人の話をよく聞くことができ、それに応じた適切な意見や質
を持って欲しい。
問ができること、そして、自分の発表をしっかり行なえること
は卒業後、非常に重要になってきます。一緒に頑張りましょう。
− 15 −
日本事情Ⅰ
2年次
加納 光
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しえているのであるから、日本に関する知識を幅広
く身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えてほ
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。この講義ではさまざまな日本の事情
を材料として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討、
分析の結果を基に発表や議論を行えることを目標とする。
講 義 計 画
授業の流れは次のとおりです。
第1講 日本の地理について
第2講 〃
第3講 ニュース記事1
第4講 日本のt歴史について
第5講 〃
第6講 ニュース記事2
第7講 日本の宗教について
第8講 〃
第9講 ニュース記事3
第10講 日本の教育について
第11講 〃
第12講 ニュース記事4
第13講 日本の政治について
第14講 〃
第15講 ニュース記事5
定期試験
クラスの状況によっては進度や内容を変更することもあります。
成績評価方法
テキスト・教材
出席(20%)、授業での積極性や小レポート・小テスト(40%)、 プリント教材(適宜プリントを配布します)
期末試験(40%)
。但し、容認欠席回数は3回までとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『留学生のための日本事情』(山本茂、大学教育出版)、『留学生 教室内では母語を使用せず日本語だけを使用するように心がけ
のための論理的な文章の書き方』(二通信子、スリーネットワー てください。旺盛な好奇心を持って授業に臨んでください ク)授業で必要なものは適宜指示します。
日本事情Ⅰ
2年次
岸 晴苗
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
現在の日本および日本人に対する理解を深めるため、広い意
味の「日本文化」を紹介します。この講義のねらいは、討論や
発表を重視して、日本の文化的・社会的な特質を自国の事情と
比較しながら分析することです。それと同時に、自国の文化を
改めて見直し、お互いの文化について考え、どちらをも理解し
受容する態度を身につけます。また、様々なテーマで教師と学
生、あるいは学生同士で意見交換を行うことにより、自分の意
見を日本語で発表する力を養います。
〔到達目標〕
・「日本」を多角的にとらえ、日本に対する理解を深める。
・日本と自国の文化の相違を説明できるようにする。
・自分の考えを日本語で的確に発信できるようにする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 住宅事情
第3講 日本料理
第4講 教育
第5講 日本の子ども
第6講 新聞記事・ラジオニュース
第7講 伝統芸術
第8講 日本的経営
第9講 日本人の労働観
第10講 年中行事
第11講 新聞記事・ラジオニュース
第12講 政治の仕組み
第13講 日本の歴史(1)
第14講 日本の歴史(2)
第15講 新聞記事・ラジオニュース
テキスト・教材
①出席状況(30%) ②小テストおよびレポートなどの提出状 プリントを配布します。
況(20%) ③期末テスト(50%) により総合的に評価しま
す。容認欠席回数は3回です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
現代日本社会の諸相について、本や新聞など関連記事を読んだ 日本社会や日本人について知るだけでなく、自国の状況と関連
り、学内外の日本人や留学生と話し合ったりして、より知識を させて考えてください。この授業を通して、「異文化に対する態
深めてください。
度」を身につけてほしいと思います。
参考文献:日鉄ヒューマンデベロプメント他著『日本を話そう』
(The Japan Times)
− 16 −
日本事情Ⅰ
2年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい:
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えて欲し
い。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方
がよいさまざまな事情を扱う。
到達目標:
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけではなく、自分の出
身国を知ることにも繋がる。この講義ではさまざまな日本の事
情を材料として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検
討や分析の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。
第1講 オリエンテーション
第2講 日本の歴史・明治以前
第3講 日本の歴史・明治以後
第4講 日本の地理 第5講 日本の政治・国政
第6講 日本の政治・地方自治
第7講 日本の経済・全国
第8講 日本の経済・東海地方
第9講 日本の文化・伝統芸能
第10講 日本の文化・サブカルチャー
第11講 日本の教育・制度
第12講 日本の教育・内容
第13講 日本の国民・地域性
第14講 日本の国民・民族性
第15講 総合討論
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
角田延之
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席20%、発表および議論30%、定期試験50%。欠席は3回ま 教員側でプリントを用意する。
で。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業での発表には形式がある。まとまった時間を確保して、計
画的に準備すること
日本に住んでいても、意識的に学習をしなければ日本語を本当
の意味で習得することはできず、日本について知ることもでき
ない。学生の本分についてよく考えること。
日本事情Ⅰ
2年次
安田由紀子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えて欲し
い。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方
がよいさまざまな事情を扱う。
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。
この講義では、さまざまな日本の事情を材料として、多様な
観点から検討、分析する。さらに、検討や分析の結果を基に発
表や議論を行なえることを目標とする。
また、各トピックによく使用される語彙や表現も同時に学習
する。
日本事情をより理解した上で、自分の意見が「話せる」、人の
意見が「聞ける」ということだけでなく、『相手を知ろう』とい
う互いの姿勢が大切であるということを学んでほしい。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 生活1
第3講 衣食住
第4講 歳時1「春夏秋冬1」
第5講 生活2
第6講 雇用
第7講 収入
第8講 本音と建前
第9講 冠婚葬祭
第10講 生活2
第11講 歳時2「春夏秋冬2」
第12講 趣向
第13講 支出
第14講 教育「学校と教育」
第15講 常識意識
第16講 期末試験
テキスト・教材
① 出 席 状 況 ( 4 0 % ) ② 小 テ ス ト お よ び レ ポ ー ト の 提 出 状 況 必要時にプリントを配布する。
(20%)③期末テスト(40%)により評価するが、授業中の様子
を含み総合的に評価する。容認欠席回数は3回までとし、4回
以上欠席した場合は、成績評価を最高で「良」もしくは「可」
までとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
各トピックに合った内容で意見が述べられるように、日本事情
について意識しながら日常生活を送ってください。
参考文献:板坂元『日本を知る・その暮らし365日』(スリーエ
ーネットワーク)
その他新聞など、各授業内容に応じて授業中に提示します。
日常的な例をあげながら楽しく学ぶことができればと思ってい
ます。また、その時々のニュースなどのメディアからの情報を
取り入れ、自分の考えを述べる話し合いができればと考えてい
ます。授業の積極的な参加を期待します。
− 17 −
日本事情Ⅱ
2年次
友原嘉彦
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えて欲し
い。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方
がよいさまざまな事情を扱う。
【到達目標】
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。前期に引き続き、この講義ではさま
ざまな日本の事情を材料として、多様な観点から検討、分析す
る。さらに、検討や分析の結果を基に発表や議論を行なえるこ
とを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 クラス決めのための全5クラスによる合同オリ
エンテーション
第2講 クラス別オリエンテーション
第3講∼第15講 発表(各講2人発表。それぞれ、発表15分、質
疑応答20分、講評10分)
※発表は日本の観光地の紹介とする。観光地の「概要」、
「特徴」、
「意義と役割」、「課題、問題点」、「今後の展開予想」などをレ
ジュメとしてA4で2-3枚程度にまとめる。
※発表者の無断欠席は認めない。第2講で各受講者の発表担当日
を決めるが、何らかの事情で自分の担当日に発表ができない
場合は事前にクラスのほかの者と発表日を代わってもらうこ
と。
テキスト・教材
発表と議論への参加70%、期末試験30%。但し、自身の発表回 適宜、レジュメを配布する。
の欠席や特別な理由のない4回以上の欠席は認めない。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
普段から日常のさまざまなことについて、「なぜ?」という意識 他人の話をよく聞くことができ、それに応じた適切な意見や質
を持って欲しい。
問ができること、そして、自分の発表をしっかり行なえること
は卒業後、非常に重要になってきます。一緒に頑張りましょう。
日本事情Ⅱ
2年次
加納 光
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しえているのであるから、日本に関する知識を幅広
く身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えてほ
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。前期に引き続き、この講義ではさま
ざまな日本の事情を材料として、多様な観点から検討、分析す
る。さらに、検討、分析の結果を基に発表や議論を行えること
を目標とする。
講 義 計 画
授業の流れは次のとおりです。
第1講 日本の住宅事情について
第2講 〃
第3講 ニュース記事1
第4講 日本の食生活について
第5講 〃
第6講 ニュース記事2
第7講 日本の家庭事情について
第8講 〃
第9講 ニュース記事3
第10講 日本の伝統芸能について
第11講 〃
第12講 ニュース記事4
第13講 日本の労働意識について
第14講 〃
第15講 ニュース記事5
定期試験
クラスの状況によっては進度や内容を変更することもあります。
成績評価方法
テキスト・教材
出席(20%)、授業での積極性や小レポート・小テスト(40%)、 プリント教材(適宜プリントを配布します)
期末試験(40%)
。但し、容認欠席回数は3回までとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『留学生のための日本事情』(山本茂、大学教育出版)、『留学生 教室内では母語を使用せず日本語だけを使用するように心がけ
のための論理的な文章の書き方』(二通信子、スリーネットワー てください。旺盛な好奇心を持って授業に臨んでください。
ク)授業で必要なものは適宜指示します。
− 18 −
日本事情Ⅱ
2年次
岸 晴苗
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
現在の日本および日本人に対する理解を深めるため、広い意
味の「日本文化」を紹介します。この講義のねらいは、討論や
発表を重視して、日本の文化的・社会的な特質を自国の事情と
比較しながら分析することです。それと同時に、自国の文化を
改めて見直し、お互いの文化について考え、どちらをも理解し
受容する態度を身につけます。また、様々なテーマで教師と学
生、あるいは学生同士で意見交換を行うことにより、自分の意
見を日本語で発表する力を養います。
〔到達目標〕
・「日本」を多角的にとらえ、日本に対する理解を深める。
・日本と自国の文化の相違を説明できるようにする。
・自分の考えを日本語で的確に発信できるようにする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 「若者の感性」
第3講 同上
第4講 「女性の生き方」
第5講 同上
第6講 新聞記事・ラジオニュース
第7講 「仕事への意識」
第8講 同上
第9講 「少子高齢社会」
第10講 同上
第11講 「環境問題に対する取り組み」
第12講 同上
第13講 「日本の科学技術」
第14講 同上
第15講 新聞記事・ラジオニュース
テキスト・教材
①出席状況(30%) ②小テストおよびレポートなどの提出状 プリントを配布します。
況(20%) ③期末テスト(50%) により総合的に評価しま
す。容認欠席回数は3回です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
現代日本社会の諸相について、本や新聞など関連記事を読んだ 日本社会や日本人について知るだけでなく、自国の状況と関連
り、学内外の日本人や留学生と話し合ったりして、より知識を させて考えてください。この授業を通して、「異文化に対する態
深めてください。
度」を身につけてほしいと思います。
日本事情Ⅱ
2年次
角田延之
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えて欲し
い。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方
がよいさまざまな事情を扱う。
到達目標:
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけではなく、自分の出
身国を知ることにも繋がる。前期に引き続き、この講義ではさ
まざまな日本の事情を材料として、多様な観点から検討、分析
する。さらに、検討や分析の結果を基に発表や議論を行なえる
ことを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 日本人から見た世界・北アメリカ
第3講 日本人から見た世界・南アメリカ
第4講 日本人から見た世界・ロシア
第5講 日本人から見た世界・オセアニア
第6講 日本人から見た世界・北アフリカ
第7講 日本人から見た世界・南アフリカ
第8講 日本人から見た世界・東ヨーロッパ
第9講 日本人から見た世界・北ヨーロッパ
第10講 日本人から見た世界・南ヨーロッパ
第11講 日本人から見た世界・西ヨーロッパ
第12講 日本人から見た世界・南アジア
第13講 日本人から見た世界・東南アジア
第14講 日本人から見た世界・東アジア
第15講 総合討論
定期試験
テキスト・教材
出席20%、発表および議論30%、定期試験50%。欠席は3回ま 教員側でプリントを用意する。
で。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業での発表には形式がある。時間を確保して、計画的に準備 日本に住んでいたとしても、意識的に学習をしなければ日本語
すること。
を本当の意味で習得することはできず、日本について知ること
もできない。学生の本分についてよく考えること。
− 19 −
日本事情Ⅱ
2年次
安田由紀子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えて欲し
い。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方
がよいさまざまな事情を扱う。
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。
前期に引き続き、この講義では、さまざまな日本の事情を材
料として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分
析の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。
そのために引き続き、各トピックによく使用される語彙や表
現も同時に学習していく。授業を通して「自分の考えをしっか
り持つ」そして「その考えをわかりやすく表現する(相手に伝
える)」、そして「相手の意見を理解する」ことを期待する。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 日本の地理、日本人の宗教
第3講 女性の社会進出、新聞講読1
第4講 集団意識
第5講 コミュニケーション、新聞講読2
第6講 ジェスチャー、あいづちとフィラー
第7講 日本人のスピーチスタイル
第8講 リサイクル型社会、新聞講読3
第9講 日本人的経営
第10講 社会保障と社会参加活動、新聞講読4
第11講 政治、新聞講読5
第12講 平等社会と中流意識、発表の練習1
第13講 教育、発表の練習2
第14講 発表の練習3、新聞講読6
第15講 発表の練習4、復習・まとめ
第16講 期末試験
テキスト・教材
① 出 席 状 況 ( 4 0 % ) ② 小 テ ス ト お よ び レ ポ ー ト の 提 出 状 況 必要時にプリントを配布する。
(20%)③期末テスト(40%)により評価するが、授業中の様子
を含み総合的に評価する。容認欠席回数は3回までとし、4回以
上欠席した場合は、成績評価を最高で「良」もしくは「可」ま
でとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テレビ・新聞、またインターネットニュースなど、日常接する
ことの可能なメディアから新鮮な情報を得る習慣を身に付けま
しょう。
参考文献:近藤安月子・丸山千歌『文化へのまなざし』(東京大
学出版会)、その他新聞など。
日本事情を理解することによって、より円滑なコミュニケーシ
ョンがとれるようになってもらいたいと思っています。このこ
とは他にも役立つ能力になるので、前向きな気持ちで取り組ん
でもらいたいです。授業の積極的な参加を期待します。
コンピュータリテラシー
池 田 幹 男・片 山 清 和
1年次 4単位
前学期
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
コンピュータの実習を中心とした授業です。コンピュータの
「読み書き能力」の習熟に重点を置きます。
具体的には、仕事をする上でよく使われているワープロと表
計算ソフトを中心に実習します。授業は,キーボードのタイピ
ング練習から入り、それから実際にデータを入力して加工する
実習を主体にして行います。教員と教育補助員が質問に答えて
個別指導を行う形で実習は進みます。毎回実習の提出物があり
ますから,それで習熟度がチェックされます。
到達目標
ワープロソフトWord2010と表計算ソフトExcel2010に習熟す
ること。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 タイピングテストによるクラス分け
第2講 キーボード入力練習(タッチタイピング)
第3講 Word①:文字の入力
第4講 Word②:文書の作成
第5講 メール:携帯メールとの連携・エチケット
第6講 タイピングテスト
第7講 Word③:編集・表の作成・画像の挿入
第8講 Word④:まとめの演習
第9講 Excel①:データの入力
第10講 Excel②:ワークシートの編集
第11講 Excel③:グラフの作成
第12講 Excel④:グラフの編集と表計算
第13講 Excel⑤:基本的な関数と条件関数
第14講 Excel⑥:データベース機能
第15講 Excelの小テスト・タイピングテスト
テキスト・教材
毎回の点数4点(出席1点+提出物3点)とタイピングテスト 「30時間でマスターWord&Exel2010」実教出版(2010) 857円+
(0.1×タイピングテストの点数)とExcelの小テスト(20点)の 税
合計で評価します。なお10回以上の出席のないものは、特別な
理由の無い限り不可とします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業を履修するための予備知識は要求しません。習うより慣れ コンピュータ教室での実習を中心とした科目です。毎回の授業
ろという内容なので授業に毎回出席して実習に励んでください。 は前回までの授業の積み重ねで進めるので、欠席すると内容の
毎回の演習は最後まで完成させてから提出して下さい。
理解が大変になります。また、欠席は成績にも大きく響きます。
また、タイピングの練習方法を指導するので毎日続けて20分間
ほど練習すること。
− 20 −
情報倫理
1年次
講 義 計 画
2単位
第1講 ガイダンス、情報倫理とは、最近の話題(掲示板、2ch、
ブログ、SNS、ケータイ)
片 山 清 和 ・ 千 葉 賢 後学期 必 修
第2講 コンピュータセキュリティ(歴史、システムアクセス
制御、不正アクセス、ハッキング)
講義のねらい・到達目標
インターネットとネット上の各種サービスの発展により、世 第3講 コンピュータセキュリティ(データアクセス制御、パ
スワードの選び方)
界中の人々が直接に繋がる新しい社会が形成されつつある。ま
たデジタル技術の進展により、高品位の著作物を皆で共有し楽 第4講 コンピュータウイルス(歴史、種類)
しめるようになった。ネット上に出来たこの新しい社会は人間 第5講 コンピュータウイルス(対策)
社会を根本から変えようとしているが、人が集まれば多くの問 第6講 個人情報とプライバシー(被害事例、問題点、法体系)
(個人情報保護法、エチケット)
題も生じる。この講義では、コンピュータやインターネットな 第7講 個人情報とプライバシー
どの利用に際して、他人の権利を侵害したり自分の権利を侵さ 第8講 知的財産保護(考え方、法体系、産業財産権、著作権)
れたりすることがないように必要な知識を身につけることを目 第9講 知的財産保護(著作権)
第10講 知的財産保護(著作権)
的とする。
<到達目標> 情報倫理に関する基礎知識と常識を身に付ける。 第11講 ファイル共有ソフト(歴史、種類、問題点)
具体的には情報セキュリティの基礎、個人情報保護の考え方、 第12講 暗号技術(歴史、暗号の基礎、秘密鍵暗号)
第13講 暗号技術(公開鍵暗号、電子署名)
著作権法の基礎と暗号技術の概要を知る。
第14講 暗号技術(インターネットにおける暗号技術、無線
LAN)
第15講 まとめ、ネチケット
第16講 定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席点(20%)、小テスト(30%)、期末試験(50%)
「四日市大学生のための情報倫理(仮題)」千葉賢、片山清和共
著。後学期に教学課で販売予定です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
情報分野の話題に常に関心を持つように心がけてください。
情報倫理は、情報化社会・ネット社会を生きていく上で必須の
知識であり常識です。固い内容ですが、皆さんが楽しみながら
受講できるように、身近な話題を多く紹介します。
情報科学
1年次
千葉 賢
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
コンピュータの歴史は浅く、電子計算機が開発されたのは約
65年前、最初のパソコンが発売されたのは約35年前である。そ
れ以降の情報技術の発展は驚異的で、現在はパソコンや携帯電
話を通じて自分から世界に情報を発信できる世の中となった。
情報技術が人間社会の在り方や運命を変えようとしている。本
講義では、このような情報化社会で必要とされるコンピュータ
に関する知識、話題に関して概説する。予備知識は必要ない。
本大学で行われる情報系授業の基礎となる内容を教えるので、
1・2年次など、できるだけ早期に受講することを強く薦める。
<到達目標>①デジタルの特質を知る、②コンピュータの内部
構造の概要を知る、③コンピュータの動作原理の概念を知る、
④コンピュータの歴史を知る、⑤情報分野の用語や単位を知る、
⑥情報分野の資格取得に備えた知識を得る。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講・第2講 情報と情報量…情報を数値として表現する方
法を学ぶ。
第3講・第4講 デジタルとアナログ…デジタルとアナログの
違いを知り、デジタル技術の発展理由を学ぶ。
第5講・第6講 コンピュータの歴史…コンピュータやインタ
ーネットの発明経緯、また素子の発展の歴史
を学ぶ。
第7講・第8講 コンピュータの内部装置…コンピュータの概
略構造と装置の種類を学ぶ。
第9講・第10講 コンピュータ内部の数値の表現方法…2進数や
その演算方法を学ぶ。
第11講・第12講 コンピュータ内部の文字の表現方法…文字の
扱い方(文字コード)について学ぶ。
第13講・第14講 コンピュータとCPUの動作原理…ノイマン型
コンピュータの動作原理を学ぶ。
第15講 論理回路…コンピュータは実は単純なスイッ
チの固まりである。それを理解する。
第16講 定期試験
テキスト・教材
出席点を兼ねた毎講の小レポート(40%)と期末試験(60%)。 使用しない。
毎週小レポートを課すので少し大変だが、その積み重ねで知識
がつく。期末試験も小レポートに出題した内容から出題する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
痛快!コンピュータ学、坂村健、集英社文庫、本体720円など
ケイタイもスマホもコンピュータです。情報社会の一員として
生きてゆく皆さんにとって、コンピュータの使い方を覚えるだ
けで十分でしょうか。コンピュータという機械に「使われない」
ためには、そのしくみを知り、使いこなすことが大切です。
− 21 −
情報と職業
1年次
井岡幹博
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
本講義では,事例を通して情報システムと社会とのかかわり
方を学び,情報システム関連の職業に関する職業観を持つこと
を目的とします.そのために,コンピュータやネットワークが
社会インフラやビジネスの場面で,どのように活用されている
かを学びます.情報システムの発達により,社会の仕組みや仕
事の仕方が変わる中で,人間社会とコンピュータ,ネットワー
クとの望ましい関係も考えていきたいと思います.
講 義 計 画
第1講:デジタル社会とビジネス
第2講:ネットワークとデジタルシステム
第3講:デジタル社会と製造(1)SCMなど
第4講:デジタル社会と製造(2)EMSなど
第5講:デジタル社会と製造(3)CADとデータベース
第6講:デジタル社会と環境(1)LCA,有害物質規制など
第7講:デジタル社会と環境(2)エネルギー問題
第8講:知的財産権とビジネス(1)産業財産権と著作権
第9講:知的財産権とビジネス(2)ソフトウエア特許
第10講:電子商取引のモデル(1)ブラウザ戦争,アマゾンの
ビジネスモデル,楽天のビジネスモデル
第11講:電子商取引のモデル(2)アップルのビジネスモデル,
グーグルのビジネスモデル
第12講:情報化社会のセキュリティ(1)マルウエアとは,遠
隔操作事件
第13講:情報化社会のセキュリティ(2)セキュリティ対策
第14講:POSシステムとICタグ
第15講:省エネと情報
成績評価方法
テキスト・教材
出席点:20%,小テスト:30%,期末試験:50%
プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「情報と職業」駒谷昇一他著,情報処理学会編集,オーム社 急速に進む情報化は,ビジネス環境はもちろん,私たちの生活
(2500円)
自体も大きく変え,大きな影響を与えています.ニュース番組
などで具体的な例を見ながら,情報システム進化の方向やその
影響を一緒に考えましょう.
アプリケーション演習a
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンス・クラス分け
池 田 幹 男・片 山 清 和・田 中 伊 知 郎 前学期 選 択 第2講 文書の表示・保護・回復
第3講 文書の共有とテンプレート
第4講 ナビゲーションウィンドウ
講義のねらい・到達目標
WordとPower Pointは、卒業後の実社会(プレゼンなどのコ 第5講 表の作成と編集
ミュニケーション中心)では必須の道具です。Wordは、2010に 第6講 コンテンツの書式設定の復習
なり、文献管理機能(EndNote)やグループで校正支援やナビ 第7講 ページレイアウト
ゲーションウィンドウ(Acrobat)などの実社会で必ず使う機 第8講 クイックパーツ
能も取り込み、より単体で優れた文書を作成することが可能に 第9講 図や画像の挿入
第10講 クリップアート
なりました。
この便利な新機能を実際に使って、実社会での使い方を身に 第11講 スペルチェックとオートコレクト
つけることを到達目標とします。さらに、講義を終えれば、 第12講 共同での文書校正
第13講 参考資料
MOS Word 2010の資格取得試験の準備が整うようにします。
第14講 差し込み印刷
第15講 Word模擬試験
成績評価方法
テキスト・教材
講義は演習形式で行い、毎回7点満点(うち課題点5点出席点2点) クラスによって異なりますので、指示があるまで買わないでください。
で採点します。この毎回の合計点(100点以上は100点)を成績 「マイクロソフトオフィス教科書Word 2010 改訂版」(翔泳社
評価とします。
2380円+税)
MOS攻略問題集 Microsoft Word 2010[第2版]佐藤薫(著)
日経BP社 1800円+税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
大学のほとんどのパソコンに教科書のソフトがインストールさ コンピュータ能力によってクラス分けを行います。パソコンが
れています。それを起動して、復習および模擬試験を繰り返し 不得意な人には、合わせた指導を行い着実な勉強を行います。
行ってください。
また、得意な人は別のクラスで、より多くのことを学べます。
積み重ね授業なので毎回出席しましょう。
− 22 −
アプリケーション演習b
池 田 幹 男・片 山 清 和・本 部 賢 一
2年次
後学期
講 義 計 画
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
[講義のねらい]
Microsoft Excelは実社会では、表やグラフ作成だけでなく、
簡単な文書作成にも使われていて、必須のアプリケーション・
ソフトウェアとなっています。したがって、社会で活躍するた
めには、Excelを道具として使いこなす能力が必要となります。
この講義では、Excelの資格試験(Microsoft Office Specialist)
を受験するための演習を行います。
[到達目標]
MOS Excel 2010の資格試験の準備が整うようにします。
成績評価方法
第1講 ガイダンス、クラス分け
第2講 Backstage
第3講 貼り付けとオートフィル
第4講 セルの書誌委設定
第5講 ページ設定
第6講 ワークシートの書式設定
第7講 ウィンドウの表示と表示モード
第8講 相対参照と絶対参照
第9講 関数
第10講 名前付き範囲
第11講 グラフ
第12講 ブックの共有
第13講 オートフィルター
第14講 条件付き書式
第15講 模擬試験演習
テキスト・教材
出席状況(30%)
、毎回の課題および模擬試験(70%)
「MOS攻略問題集Excel 2010第2版」 日経BP社 1800円(税別)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
大学のほとんどのパソコンに教科書のソフトがインストールさ コンピュータの使用能力に応じてクラス分けを行います。
れています。それを起動して、復習および模擬試験を繰り返し 積み重ねの授業なので、欠席しないようにしてください。
行ってください。
「マイクロソフトオフィス教科書MOS Excel 2010」 エディフィスト
ラーニング株式会社著 翔泳社 2680円
地域社会の歴史
1年次
岡 佑哉
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講議のねらい】
本講義は、三重・愛知を中心とする東海地方の歴史について
学ぶものである。その際、古代から現代に至る地域社会の歴史
の展開が、日本史全体の中でどのように位置づけられるのかと
いう視点を重視する。すなわち、歴史というものが、中央の権
力者の動向のみでは語りきれないものであると理解することに
なる。歴史は単なる「暗記科目」ではなく、歴史的事実に基づ
き自らの頭で思考する学問である。本講義を通じて、地域社会
の視点から日本全体の問題を考察する姿勢を養う。
【到達目標】
①三重・愛知を中心とする地域社会の歴史に対する知識を身に
つける。
②地域社会から日本全体の問題を考える姿勢を身につける。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス―地域社会史の意義―
第2講 縄文・弥生時代の東海地方
第3講 古墳時代の東海地方
第4講 飛鳥・奈良時代の東海地方
第5講 平安時代の東海地方
第6講 鎌倉時代の東海地方
第7講 南北朝・室町時代の東海地方
第8講 戦国時代・織豊期の東海地方
第9講 江戸時代の東海地方
第10講 幕末・維新期の東海地方
第11講 日清・日露戦争期の東海地方
第12講 大正デモクラシー期の東海地方
第13講 十五年戦争期の東海地方
第14講 占領期・高度経済成長期の東海地方
第15講 講議の総括
定期試験
テキスト・教材
筆記試験(70%)、出席・授業態度等の平常評価(30%)。平常 なし。毎回プリントを配付する。
評価については、場合によっては実施する小テストも含む。ま
た、私語など授業態度の悪い学生については全体評価の減点対
象とし、受講を認めない場合もある。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
本講義のテーマは地域社会であるが、日本史の知識も必要であ 本講義は、時代ごとの知識をふまえながら進めるので、高校時
る。高校時代の教科書があれば確認しておくとよい。復習は、 代に日本史を習っていない学生もぜひ受講してほしい。もちろ
講議のプリントや板書・メモを熟読すること。
ん、地域社会の歴史に対する興味・関心を持って、漫然と板書
を写すだけでなく積極的にメモを取る姿勢が求められる。
− 23 −
四日市学
1年次
李 修二
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義は、四日市市の位置する三重県北勢地方を対象とし
て、この地域の歴史や文化や自然、また、産業や環境問題や都
市計画などの現状を学び、この地域の将来の発展方向を考えて
ゆくことをねらいとしています。講義は、6回にわたる様々な
テーマの講義、本学の3つの学部がコラボして企画した2回の
学部別講義やフィールドワークなどによって行われていきます。
今年度の講師陣は、学外から三重県教育委員会事務局竹田憲治
先生(予定)、北島義信四日市大学名誉教授(予定)、粟屋かよ
子前環境情報学部教授、そして、学内からは東村篤特任教授、
李修二教授、永井博教授、武本行正教授、鬼頭浩文教授、岡良
浩准教授、柴田啓文准教授、神長唯准教授が担当します。この
講義の到達目標は、この地域の様子や現在の課題を、より積極
的に学んでいくという興味や意欲を持てるようになることです。
成績評価方法
講 義 計 画
1週目・第1講 ガイダンス
(李修二・柴田啓文)
2週目・休み
3週目・第2講 ふるさと・四日市の文学者たち
(永井博)
4週目・休み
5週目・第3講 戦国時代の北伊勢(竹田憲治)
6週目・第4講 北伊勢地域中小ものづくり産業クラスターの形成
と課題(岡良浩)
7週目・休み
8週目・第5講 伝統的宗教行事「虫送り」復活と地域共同体の活
性化(北島義信)
9週目・第6講 四日市公害の真の克服をめざして(粟屋かよ子)
10週目・休み
11週目・第7講 四日市公害の経験とモンゴルの大気汚染対策へ
の国際貢献(粟屋かよ子)
12週目・第8講 グループディスカッション
(李修二・柴田啓文)
13週目・休み
14週目・第9講 経済学部担当講義(東村篤)
15週目・第10講 環境情報学部担当講義(神長唯)
集中講義期間(7月23日∼25日の間の1日)
第11講∼第15講 フィールドワーク=四日市市内バスツアー(鬼頭
浩文)
テキスト・教材
バスツアー実施の都合上、履修希望者があまり多い場合は抽選 第2講∼第7講のテキスト、『四日市学ブックレット』(四日市
となります。
大学四日市学研究会発行)はガイダンス時に配布します。その
成績評価の方法は、出席状況30%、グループディスカッション 他の授業回については担当教員から指示されます。
10%、レポート試験60%が基準です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
第1回目のガイダンスで各回講義の聴き方、グループディスカッ
ションのやり方、フィールドワーク参加方法、および、レポー
ト試験などについて説明されます。ゆえに、ガイダンスには必
ず出席してください。
この講義は、他の授業とは少し性格が異なるユニークな授業と
なるでしょう。しかし、何より学生一人ひとりが、みずから興
味を持って学んでいくよう求められるでしょう。また、授業日
が多少変則的ですので、授業日を間違えないようによく注意し
てください。
経営学
1年次
藤川なつこ
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
本講義では、経営学とはどのような学問領域であるのか、経
営学を学ぶとどのような時に役に立つのか、を理解するために、
経営学の主要な理論や企業経営の現状と課題を広く学習する。
講義時には理論的な説明と共に、具体的な事例を適宜用いる。
それによって、理論と現実との橋渡しを行いながら理解を深め
るとともに、社会を見る目を養う。また、講義中にミニテスト
を行い、理解を深めるよう試みる。
【到達目標】
経営学の理論的内容を理解し、修得するとともに、現実の企
業や身近な組織の事例をそれらの理論を用いて説明できるよう
になること。
講 義 計 画
第1講 講義の概要説明
第2講 経営学とは 1
第3講 経営学とは 2
第4講 働き方を考える
第5講 モチベーション
第6講 リーダーシップ 1
第7講 リーダーシップ 2
第8講 企業戦略 1
第9講 企業戦略 2
第10講 競争戦略 1
第11講 競争戦略 2
第12講 競争戦略 3
第13講 イノベーション
第14講 ソーシャル・ビジネス
第15講 全体のまとめ
第16講 定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
定期試験(持ち込み不可)100%を基準に評価する。
テキストは特に指定しない。講義時に適宜プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
【参考文献】
井原久光『テキスト経営学(第3版)―基礎から最新の理論ま
で―』ミネルヴァ書房,2008.
上林憲雄・奥林康司・團泰雄・開本浩矢・森田雅也・竹林明
『経験から学ぶ 経営学入門』有斐閣,2007.
受講生には、講義内容を「暗記する」のではなく、講義内容を
使って「社会現象を考える」ことが重要だという認識を持って
欲しい。その意味で本講義は、知識の獲得だけでなく、論理的
思考能力の養成も意図していることを踏まえて講義に臨んでも
らいたい。
− 24 −
経済学
1年次
麻沼賢彦
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
<経済学はこれまで、どのようなことを、どのように問題にし、
どのように考えてきたか>
当講義の課題は、経済学の基本的な内容を、理論と歴史の交
錯する光に照らし合わせて浮かび上がらせることである。経済
学は理論に基づいて歴史的事実を説明しなければならないこと
はもちろん、歴史的考察によってその理論を具体化し、検証し
てみるということも同様に必要としているのである。
「市場経済の発展」
、これが当講義の主題である。というのも、
これこそが、A. スミスから現代に至る経済学の発展の過程で常
にそのパラダイムの中心に位置してきた永遠のテーマに他なら
ないからである。
「市場」とはどのようなものか、そしてそれはどのような社
会(と人)をつくり出してきたか。この難問については諸説
紛々で、正直なところ、私にも確かなことはいえない。そこで
当講義の到達目標は、この問題の難解さが真に理解できるよう
になる、ということにしたい。
講 義 計 画
第1回 ガイダンス
第2回 経済社会の現代性(1)
第3回 経済社会の現代性(2)
第4回 J. K. ガルブレイスの現代社会経済論(1)
第5回 J. K. ガルブレイスの現代社会経済論(2)
第6回 A. スミスの「目に見えない手」:市場経済の不思議さ
第7回 伝統経済・指令経済・市場経済(1)
第8回 伝統経済・指令経済・市場経済(2)
第9回 市場システム(価格調節メカニズム)
第10回 K. ポラニーの市場経済観:市場経済社会の歴史性
第11回 市場経済と中央管理経済(社会主義計画経済)
第12回 新古典派経済学とJ. M. ケインズ(1)
第13回 新古典派経済学とJ. M. ケインズ(2)
第14回 ネオリベラリズムの隆盛とその背景
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出 席: 20%
受講態度: 10%
定期試験: 70%
プリント配布予定
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
次の文献が興味深く読める。
ジョン・K・ガルブレイス 「ゆたかな社会」 岩波現代文庫
ニコラス・ワプショット 「ケインズかハイエクか」 新潮社
カール・ポラニー 「経済の文明史」 東洋経済新報社
講義は「生きもの」というのが私の持論。それゆえ、受講者
の興味や問題関心の所在に応じて講義プログラムを適宜変更す
ることがあるので、この点、あらかじめご了承を。
経済学
1年次
鬼頭浩文
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
企業や消費者の行動は、経済を理解する上で最も基本的なテ
ーマになる。この講義では、企業や消費者がどのように行動し、
それが経済に対してどのようなインパクトを持つのか考えてい
く。とくに「競争」については、日ごろ意識することが少ない
ため、ここで勉強することは社会に出てから大いに役立つと思
う。理論的な考察も重要だが、ここでは参加・体験型の講義を
中心に展開し、直感的・感覚的に経済学を学ぶ。
【到達目標】経済学の基本的知識を参加型・双方向型講義を通し
て直感的に理解することが到達目標である。
成績評価方法
講 義 計 画
1.イントロ;経済学とは(初回経済常識テスト)
2.映像を通して経済を知る①小レポート
3.ゲーム:寡占市場の競争「参入自由」説明+練習
4.ゲーム:寡占市場の競争「参入自由」+「参入規制」説
明+練習
5.ゲーム:寡占市場の競争「参入規制」+小レポート
6.消費者の行動①個別需要曲線の理論
7.消費者の行動②復習をして、練習問題を解き、コラムを簡
単に説明
8.消費者の行動③コラムの復習をして、最後の問題を解かせ
る⇒小テスト実施
9.映像を通して経済を知る②小レポート
10.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給①
11.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給②
12.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給の小テスト
13.公共財(マンションの防犯カメラ)①
14.公共財(マンションの防犯カメラ)②⇒小テスト
15.復習と試験対策
テキスト・教材
講義への参加意欲(20%;ただし、12回以上の出席を単位認定 テキストは購入しない。講義でプリントを配布する。
の条件とする)、テーマごとに実施するレポート4回(20%)、
小テスト3回(30%)、学期末試験(30%)により、総合的に評
価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前学習よりも復習が重要である。復習で理解できていないと 出席して、参加して、理解すること、これらの全てが重要であ
ころを確認したら、次回の講義で必ず質問をする準備をするこ る。提出されたレポートによって参加意欲と理解度を判定する。
と。
楽しくて、かつ社会に出て役立つ何かを獲得できる講義を目指
す。
− 25 −
市民教育
1年次
松井真理子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
近年の「新しい公共」の潮流の中で、市民は政治的、社会的
に主体的な役割を果たすことがかつてなく期待されるようにな
ってきました。しかし、主体的な市民は自動的に生まれるもの
ではなく、それにふさわしい学習=市民教育が必要です。
この授業では、知識、意識、行動の3つの観点から、入門的
な市民教育を行うものです。地域社会、国内社会、国際社会の
各レベルで、市民としての権利と責任を自覚し、適切な行動を
とることができる人材を養成することを目指します。
【到達目標】
社会の一員として自立し、社会参加するための知識と、コミ
ュニケーションスキルの獲得
講 義 計 画
第1講 個人と社会のつながり
第2講 社会で生きるための基本―①人権
第3講 社会で生きるための基本―②仕事
第4講 社会で生きるための基本―③税
第5講 社会で生きるための基本―④情報
第6講 民主政治と市民参加―①政治のしくみと市民
第7講 民主政治と市民参加―②選挙
第8講 民主政治と市民参加―③裁判員制度・検察審査会
第9講 民主政治と市民参加―④映画鑑賞
第10講 民主政治と市民参加―⑤住民参加の諸制度
第11講 消費者の権利
第12講 新しい公共と市民活動
第13講 環境問題と市民
第14講 コミュニケーション技法(1)
第15講 コミュニケーション技法(2)
成績評価方法
テキスト・教材
毎講義時のミニレポート 40%
定期試験 60%
毎回講義時に資料を配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
新聞、インターネット等でテーマに関する情報を収集し、事前 社会をよくするのも悪くするのも究極は市民です。社会とつな
学習しておくこと。
がっている自覚を持ってもらえたらと思います。
政治学
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンス:この講義の進め方
小 林 慶 太 郎 前学期 選 択 第2講 政治学と政治
第3講 政治と政策
第4講 政策の決定と民主主義
講義のねらい・到達目標
第5講 選挙とマニフェスト
【ねらい】
この授業では主に、政策の決定や政府の役割など、政治の仕 第6講 圧力団体と政治的景気循環
第7講 さまざまな選挙制度① 小選挙区制
組みについて、扱っていきます。
例えば選挙。いったいどのような仕組みで行われているので 第8講 さまざまな選挙制度② 大選挙区制
しょうか。そして選挙というものは、本当に民主的な仕組みな 第9講 さまざまな選挙制度③ 比例代表制
のでしょうか。そもそも選挙はなぜ必要なのでしょう。そして 第10講 多数決と話し合い
第11講 もしも政府が無かったら
政府は、どのような役割を担っているのでしょうか。
できるだけ、その時々の政治ニュースの解説なども行ってい 第12講 市民革命と夜警国家
くことで、学生諸君に、日本の政治や社会の仕組みに対する関 第13講 市場の失敗と福祉国家
第14講 政府の失敗と行政改革
心を高めてもらうことを、この講義のねらいとしています。
第15講 日本の政党政治を展望する
【到達目標】
この講義では、学生諸君が、日本の政治や社会に関する基本
的な用語や知識を身につけ、テレビや新聞の政治ニュースをあ
る程度理解できるようになることを、到達目標としています。
成績評価方法
テキスト・教材
3分の1以上欠席した学生には、原則として単位は与えません。 なし(必要に応じてプリントを配布する場合があります)
成績は次のような配分により評価します。
講義時に指示する簡単な課題の提出状況および受講態度:30%
定期試験(自筆ノートのみ持込可):70%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から、テレビや新聞の政治ニュースに目を通すことを心掛
けてください。
【参考文献】
浅羽通明「新書で大学の教養科目をモノにする政治学」光文社
新書(2011年)
北山俊哉、久米郁男、真渕勝「はじめて出会う政治学〔第3版〕」
有斐閣アルマ(2009年)
遅刻や、講義中の中座、飲食、私語、携帯電話の鳴動などは、
原則禁止します。これらのことが守れない者には、退室を命ず
ることがあります。出席する以上は、真剣な態度で受講して下
さい。また、講義中に指名されたら、元気に返事をするように
して下さい。
− 26 −
財政学
1年次
三城安生
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
今日の我が国は大きな財政問題を抱えている。具体的には、
膨大な長期政府債務残高や少子高齢化に伴う医療・年金・介護
などの社会保障関連費用の増加、長引く景気低迷による税収の
落ち込みなどがあり、政府が解決すべき課題は山積している。
こうした諸問題に関して、政府の果たすべき役割やあるべき姿
とはどのようなものであるのかを我々も考えていく必要がある
だろう。
本講義では国や地方公共団体が行う経済活動である財政につ
いて学んでいく。講義の中では主に国家財政に焦点を当てるこ
とになるが、地方財政についても取り上げる。
〔到達目標〕
・財政について関心を持てるようにする
・財政に生じている諸問題を認識できるようにする
・租税や政府支出の在り方を通じて財政の基本的なしくみを理
解する
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 政府の役割
第3講 財政制度
第4講 財政問題
第5講 政府支出
第6講 租税の役割
第7講 租税制度(1)
第8講 租税制度(2)
第9講 中間試験
第10講 社会保障(1)
第11講 社会保障(2)
第12講 財政政策(1)
第13講 財政政策(2)
第14講 地方財政(1)
第15講 地方財政(2)
レポート試験
テキスト・教材
成績評価の方法はレポート試験と中間試験(小テスト)、および 特定のテキストは使用しません。
平常点(出席状況と授業態度)によります。
レポート試験 50%、中間試験 20%、平常点 30%
特別な理由がある場合を除き、4回以上欠席した場合は単位を
認定しません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
履修に際し、特別な予備知識あるいは学習上の準備は必要あり 各回の講義で使用する配布資料は、インターネットのホームペ
ませんが、新聞やテレビなどで報じられる財政関係のニュース ージを通じて各自で準備してもらいます。アクセスの方法につ
に関心を持つことを期待します。
いては、初回の講義で説明します。
〔参考文献〕
・林宜嗣、『基礎コース 財政学 第三版』有斐閣、(2012)
社会学
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
三 田 泰 雅 前学期 選 択 第2講 社会の中の家族
第3講 ジェンダーを考える
第4講 家族とライフコース
講義のねらい・到達目標
第5講 少子化の進展と家族
【講義のねらい】
社会は人のつながりによって出来ており、我々もその中の一 第6講 高齢化と老いを考える
人として暮らしている。自らが生きる社会を読み解くための考 第7講 職業と社会階層
え方を学び、現実の社会現象に対する理解を深めることをめざ 第8講 産業化と日本社会
第9講 都市と地域
す。
第10講 地域社会を考える
【到達目標】
第11講 グローバル化のなかの日本社会
社会学的な視座の基礎を身につける
第12講 社会的ネットワーク
第13講 社会的排除と包摂
第14講 情報化の進展と日本社会
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
中間レポート30%、定期試験70%
授業時に指示する
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
長谷川公一ほか著『社会学』有斐閣,2007.
積極的な参加を期待します。
− 27 −
メディアリテラシー
1年次
前 川 督 雄・黒 島 哲 夫・木 村 眞 知 子・関 根 辰 夫
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
メディアリテラシーとは、社会にあふれるさまざまなメディ
アを読み解き、それぞれのメディアを介して伝えられる情報の
背景や意味を評価出来る能力のことを言います。簡単に言えば、
「メディアを読み書きすることの出来る能力」ということです。
しかし、そのように言われても、学生諸君にはピンとこないは
ずです。何故なら、君たちはメディアがあまりにも溢れすぎて
いる環境で育ってきているからです。そこで、4名の先生がオ
ムニバス形式で構成するこの講座では、まずは、「メディアの楽
しみ方」を伝授したいと考えています。メディアに対する視聴
態度をちょっと変えるだけで、新しい発見や感動を味わえるは
ずです。楽しみにしてください!
成績評価方法
講 義 計 画
・「生の情報、加工された情報」の違いを嗅ぎ分けるための事
例を紹介します。
(黒島担当)
・皆さんは生まれたときからテレビやラジオ、CD、そして今で
はインターネットなどを通じて様々な形で音楽に接してきて
いると思います。それらの音楽との関わりに含まれるちょっ
とした疑問や問題提起をします。(関根担当)
・インターネットのリテラシーを現実社会との関わりから見て
いきます。ネットが抱える様々な問題点、例えば、双方向性
のメリット、匿名非匿名性の問題、個人の視点がネットに載
ることの強み、嘘や間違いを見抜くための試みやマスコミ等
による誤報・誘導・隠蔽・欺瞞をあばく力などを、話題にし
ます。(前川担当)
・情報の受け手であった私たちが送り手になる「誰でもTV」
の時代がやってきました。新聞、放送、広告など伝統的メデ
ィアの手法を踏まえながら、発信することの意味を探ります。
(木村担当)
テキスト・教材
出席を重視します。出席は80%以上あることが前提です。その なし。授業中に各教員の判断で、適宜、資料を提供します。
上で、各担当教員が実施する簡単なレポートの評価から、総合
的に成績をつけます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考にするべきメディアは無数にあり、授業中に提示します。
卒業生による凱旋講義有り! この授業の中で、当メディア系
を卒業し、メディア制作の最前線で活躍する卒業生1、2名に
授業に参加してもらい、現場からの報告も予定しています。
社会福祉論
1年次
新川朋子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
社会福祉の各領域の内容について、社会福祉の歴史、障害者
福祉、児童福祉、高齢者福祉などを概観し、諸課題について、
それぞれの分野についての理念・制度・実施体制を取り上げて
説明し、理解を深める。
法制度については、社会福祉基礎構造改革以降目まぐるしく
変化する動向を把握する。具体的には、介護保険法、障害者自
立支援法、児童福祉法、児童虐待防止法、発達障害者支援法に
ついて理解する。
また、こうした法制度の背景にある障害者観、児童観、高齢
者観などについて学ぶ。そして、社会福祉の実践において援助
者がもつべき倫理観や価値観など社会福祉実践における原理原
則についても学習する。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 社会福祉についてのオリエンテーション
第2講 社会と生活の変化
第3講 社会福祉の概念と基本理念
第4講 社会福祉を巡る動向
第5講 日本の社会福祉の歴史
第6講 イギリスとアメリカの社会福祉の歴史
第7講 北欧の社会福祉の歴史
第8講 社会福祉の法制と実施の仕組み
第9講 社会福祉の担い手
第10講 福祉専門職を巡る課題
第11講 社会福祉援助の方法
第12講 児童福祉
第13講 障害者福祉
第14講 高齢者福祉
第15講 社会福祉の課題と今後の方向性
テキスト・教材
出席率(30%),定期試験(50%)に、受講態度及びレポート等 後藤卓郎編集『シリーズ福祉新時代を学ぶ 第2版 新選・社
(20%)を加味し,総合的に評価します。
会福祉』みらい
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
・日頃から、新聞やニュースなどに興味を持ち、見聞を広げ、
社会福祉の動向を調べるようにしてください。
・授業の中で、指定テキストを読み合わせますので、毎回授業
後に指示するページを必ず予習・復習してください。
指定テキストを忘れずに持参し、ノートにメモを取ったり、板
書を写すとともに、討議の際は積極的に参加するように努めて
ください。また、討議の時間以外は私語のないように受講して
ください。
− 28 −
人権論
1年次
松井真理子
後学期
講 義 計 画
2単位
第1講 人権とは何か
第2講 人権の歴史(1)
第3講 人権の歴史(2)
第4講 自由権(1)
第5講 自由権(2)
第6講 社会権
第7講 暮らしの中の人権(1)
第8講 暮らしの中の人権(2)
第9講 マイノリティの人権(部落問題)
第10講 マイノリティの人権(障害がある人1)
第11講 マイノリティの人権(障害がある人2)
第12講 マイノリティの人権(外国人)
第13講 マイノリティの人権(子ども)
第14講 マイノリティの人権(高齢者)
第15講 人権のまちづくり
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
人権とは、全ての人が尊厳ある存在として大切にされ、自由
や平等や人間らしい生活を保障されることです。私たちは生ま
れながらに、誰にも奪われることのない権利として人権を持っ
ていますが、今私たちは、人間らしい生活ができているでしょ
うか。この授業では、人権を差別の問題だけに狭く捉えず、基
本からしっかり学びます。そして誰もが安心して暮らせる社会
づくりのために、人権感覚に敏感な人づくりを目指します。
【到達目標】
1 人権の概念を正確に理解する。
2 人権侵害に敏感になる。
3 個人の人権と人々の絆との関係を理解する。
成績評価方法
テキスト・教材
毎講義時のミニレポート 40%
定期試験 60%
毎回講義時に資料を配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
四日市市人権センター「人権の基本(中・上級編)
」
その他、国・自治体が作成している各種人権パンフレット
わかりやすい映像教材を使って理解を深めます。正確な人権の
知識を学ぶ機会が非常に少ないので、ぜひ受講してください。
ジェンダー論
1年次
柴田啓文
前学期
講 義 計 画
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
いわゆる「男らしさ」、「女らしさ」を社会的な観点から研究
します。「ジェンダー論」の講義の多くは、理論や歴史を学ぶこ
とを中心としてきましたが、「ジェンダー」を研究することは、
私たちが当り前のこととしている「男らしさ」や「女らしさ」
を問い直すことであり、日々の暮らしの中で経験する非常に身
近な問題です。
そうであるからこそ、「ジェンダー論」にはその人の生き方に
大きな影響を与え、人生を変えてしまうほどの力があります。
ですから、この講義を受講されるみなさんにも、講義する私自
身にも、ある種の「覚悟」が求められます。
男性性、女性性について、いかなる問題があり、どう考える
べきか、どのような選択するのか、ひとりひとりの問題として
考えたいと思います。
第1講 ジェンダーとは何か1
第2講 ジェンダーとは何か2
第3講 性別役割分担と家族1
第4講 性別役割分担と家族2
第5講 日本のジェンダー格差1
第6講 日本のジェンダー格差2
第7講 日本のジェンダー格差3
第8講 世界のジェンダー問題1
第9講 世界のジェンダー問題2
第10講 世界のジェンダー問題3
第11講 性の多様性1
第12講 性の多様性2
第13講 セクシュアル・ハラスメント
第14講 ドメスティック・バイオレンス
第15講 まとめ
学期末試験
到達目標
「ジェンダー」に関わる基本概念の理解。インターネット上
の情報を収集分析するための基本知識の習得。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(40%)とレポート(60%)により評価します。平常点 なし。
は、「教育支援システム」上の小テスト、授業中の課題提出など
によります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
安積遊歩著『癒しのセクシートリップ』
(太郎次郎社、2100円)
受講生が少ない場合はコンピュータ教室を利用します。受講
者が多い場合は一般教室での講義ですが、学習支援システム
(MOODLE)やTwitterを利用します。事前にコンピュータいつ
いての特別な知識は必要ありません。
− 29 −
現代社会と人間
1年次
2単位
講 義 計 画
この講義では、前世紀の終わりに「21世紀の課題」として提
起されていたいくつかの論点を考えていきます。テキストにす
る『21世紀の難問に備えて(上巻)』は、イギリス生まれの歴史
学者ポール・ケネディが1993年に発表したもので、20世紀の終
わりの時点で、21世紀にどのような事が問題となりうるかを歴
史を踏まえて予想したものです。広範な内容は、現代社会の人
間が直面する問題を考える手がかりを提供してくれます。
到達目標は「いま、何が問題化を理解する」です。
第1講: 現代社会の問題群
第2講:第1章 プロローグ1
第3講:第1章 プロローグ2
第4講:第2章 人口爆発
第5講:第3章 通信革命と金融革命1
第6講:第3章 通信革命と金融革命2
第7講:第4章 世界の農業とバイオテクノロジー1
第8講:第4章 世界の農業とバイオテクノロジー2
第9講:第5章 ロボットとオートメーションと新しい産業革
命
第10講:第6章 自然環境にせまる危機1
第11講:第6章 自然環境にせまる危機2
第12講:第7章 国民国家の将来1
第13講:第7章 国民国家の将来2
第14講: ポール・ケネディが予想しなかったもの
第15講: まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
富田 与
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
章ごとのレポートと最終レポートで評価します。
『ポール・ケネディ 21世紀の難問に備えて』 ポール・ケネディ著
最終レポートは原稿用紙5枚程度。テーマは講義の中で指示し 草思社 1900円
ます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
それぞれの項目で、注目される参考文献を紹介していきます。 広いテーマを少しずつつまみ食いしながら、いまの社会を見る
大部な書籍が多くなりますが、できるだけ目を通すようにして 手かがりをつかんでみてください。
下さい。
憲法
1年次
中西紀夫
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
現代の法体系は日々複雑なものになってきていますが、多岐
にわたる法律問題に対処する場合、最高法規である憲法の仕組
を理解する必要があります。なぜならば、原則としてすベての
法は、憲法に違反することが出来ないからです。しかし、この
憲法もまた外延的には大きな広がりをもち、内包的には細かく
専門化し、かつ近い将来、改正の方向へと向かう可能性もある
ため、変化に対応した学び方が重要となるでしょう。
大学における一般教養の課程において、履修すべき社会科学
系列の科目の中に憲法が加えられているのは、将来いずれの専
門課程に進むにせよ立派な社会人として世の中に貢献していく
のに必要不可欠な教養であるとともに、教育の基本である「生
命の尊厳への意識改革」に効果的な学問であるということもで
きます。そのため骨子だけではなく、できるだけ多くの規定を
認識できるようになってもらいたいと考えています。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス(学問に立ち向かう構え)
第2講 憲法の機能
第3講 天皇と国民の関係
第4講 国民の三大義務
第5講 基本的人権とその種類
第6講 環境権(判例的考察)
第7講 憲法上の権利と義務
第8講 法の下の平等
第9講 絶対平和主義
第10講 国家秘密と国民の知る権利
第11講 平等な投票にするための権利義務
第12講 行政救済
第13講 国際私法
第14講 憲法改正問題
第15講 まとめ
第16講 試験
成績評価方法
テキスト・教材
成績は、次のような評点配分です。
学習意欲 40%
期末試験 60% 中西紀夫著『社会環境と法』
(嵯峨野書院)2600円+税(価格)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
できれば、自分に合った六法(例:ポケット六法、デイリー六 ・テキスト以外の内容も補足して説明しますので、意欲をもっ
法、小六法)を選んで購入しておくとよいでしょう。
て受講する気持ちが大切です。
・毎回の講義の進捗状況は可能な限り詳細に記録し、有益な授
業になるように努力したいと思います。
・わからないことがあれば、遠慮なく質問して下さい。
− 30 −
法学
1年次
中西紀夫
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「法学」というと、とっつきにくい学問であるという印象を
もたれる方が多いと思いますが、実は日常生活では必要不可欠
なものであり、ある程度は認識を深めておかないと、長い人生
において損をしてしまう可能性が高くなります。わからないこ
とがあれば、その都度、専門家に相談すればよいと思われるか
もしれませんが、専門家でも特に民事などではかなり見解が異
なることも多いですし費用の問題もありますので、やはり自分
で常に法律的な視点に立って物事を考えられるようにしておく
ことが大切なのです。
大学などにおいて「法学」や「憲法」が中心的な教養科目に
位置づけられることが多いのも、各方面の指導者養成等のため
の単位取得要請科目であるというだけでなく、人生の礎となる
科目であるということではないかと思いますので、その視点に
立って講義を進めていきたいと考えています。
講 義 計 画
弟1講 ガイダンス(学問に立ち向かう構え)
第2講 〇社会規範 〇実定法と自然法
第3講 〇六法の意味 〇法源
第4講 〇制定法の体系 〇法の形式による分類
第5講 〇法の種別(国内法) 〇国内法と国際法
第6講 〇公法と私法 〇裁判による権利の実現
第7講 〇法の適用 〇法解釈における問題点
第8講 〇権利と義務 〇権利義務の主体と客体
第9講 〇罪刑法定主義
第10講 〇法と裁判(裁判の仕組み)
第11講 〇民事裁判 〇刑事裁判 〇行政裁判
第12講 〇司法権の独立と公開主義
第13講 〇自由心証主義 〇今日までの裁判の課題
第14講 〇裁判員制度とその課題
第15講 まとめ
第16講 試験
成績評価方法
テキスト・教材
成績は、次のような評点配分です。
学習意欲 40%
期末試験 60%
中西紀夫著『社会環境と法』
(嵯峨野書院)2600円+税(価格)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
できれば、自分に合った六法(例:ポケット六法、デイリー六 ・テキスト以外の内容も補足して説明しますので、意欲を持っ
法、小六法)を選んで購入しておくとよいでしょう。
て受講する気持ちが大切です。
・毎回の講義の進捗状況は可能な限り詳細に記録し、有益な授
業になるように努力したいと思います。
・わからないことがあれば、遠慮なく質問してください。
民法入門
1年次
細川壯平
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この授業では、民法入門として、民法の重要事項とその思考
方法、そして判例を見ていきます。
民法の基本である総則を中心に、行為能力や意思能力、人間
の始期終期、期間計算などを検討し、意思主義とそして法律行
為の効力についての原則を理解します。また、実生活でも重要
となる売買・賃貸借など、民法でも財産法といわれる部分につ
いても検討を加えます。
到達目標は、法律における思考方法や民法条文の基本的な解
釈を理解し、また、基本的な重要判例の事実の概要と判決要旨
を理解し説明できるようになることです。
成績評価方法
筆記試験80% 授業中の質疑応答等平常点20%
講 義 計 画
1:法律とは(法の特質、分類、法律の成立など)
2:私法としての民法 一般法としての民法 私的自治と任意
法規・強行法規
3:民法の一般条項 民法1条・90条
4:私権の享有 人の始期と終期 制限行為能力者
5:法律行為と意思主義 条件・期限
6:無効と取り消し
7:代理
8:時効
9:物件と物権変動の意味 所有権
10:留置権・先取特権、質権
11:抵当権
12:債権 債権の目的効力 債権の消滅
13:契約 典型契約
14:連帯保証と保証債務
15:まとめ
定期試験
テキスト・教材
民法がわかった 改訂第4版田中嗣久 田中義雄
法学書院
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
ポケット六法平成26度版 有斐閣
予定されているテーマにつき、テキストを読んでおくこと。
私語は厳禁。テキスト・ノート、筆記具等を持参し、授業を受
ける体制で参加すること。条文を参照するので、各自六法を用
意すること。
− 31 −
倫理学
1年次
牛島 謙
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
テーマは「医療を通じて日本の社会を考える」です。
『ブラックジャックによろしく』というコミックを読んだこ
とがありますか。そこには、日本の医療が抱える諸問題が克明
に描かれています。
この講義では、日本の医療の問題点を浮き彫りにしながら、
アメリカの医療と対比させていきます。そして、欧米人、特に
アメリカ人と日本人の考え方・生き方の違いを知ってもらいま
す。そして、日本の医療の質はほんとうに高いといえるかどう
かを患者の立場で考えてください。
教材としては、日本の医師免許だけでなく欧米での医師免許
も併せ持つ日本人医師が書いた本を主に使います。
到達目標は、国際的な視点から日本の社会を見る力を養成す
ることです。医療という人の命に直接かかわる場面で、社会の
あるべき姿を考えることができるようになりましょう。
講 義 計 画
第1講 映像で見る日本の医療の諸問題1
第2講 映像で見る日本の医療の諸問題2
第3講 日本の医療の諸問題:終末期医療
第4講 日本の医療の諸問題:大野病院事件
第5講 患者の権利に基づくアメリカの医療
第6講 日本の医療の特殊性:診療ガイドライン
第7講 日本の医療の特殊性:医薬品
第8講 バイオエシックス(生命倫理)
第9講 医療事故に対する日本の制度
第10講 医療事故の事例
第11講 アメリカの医療事故研究
第12講 マサチューセッツ州医師登録局
第13講 同意法理の三つの判決
第14講 同意法理
第15講 インフォームド・コンセントの法理
成績評価方法
テキスト・教材
成績は次の3点で評価します。
1 出 席 20%
2 レポート 20%
3 定期試験 60%
牛島研究室編『生命と倫理2014』
テキストの内容はインターネットでも読めます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。テキスト 画像や映像を多用したビジュアルな講義を楽しんでください。
の解答や授業中に使用した教材についても下記を訪れてくださ 教材はすべてデジタル化されています。授業は全回そして全時
い。
間、プロジェクタを使用します。
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2014
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2014/}
哲学
1年次
牛島 謙
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
テーマは「インターネットの哲学」です。
ここ数年で日本でもインターネットは急速に普及しました。
メールやブラウザを活用している人も多数います。しかし、利
用者は増えたものの、インターネットがどのような人々によっ
てどんな想いで創られたかは、意外と知られていません。
この講義の目的は、インターネットというネットワークの特
質を理解することです。特にその設計思想に焦点をあてていき
ます。アメリカの人々がどういう想いでインターネットを創っ
たのか、そしてどういう人々がインターネットを支えているの
かを知ってもらうのが、この講義のねらいです。
到達目標は、インターネットというテーマを通じて、アメリ
カ人の考え方や生き方を理解してもらうことです。アジアに位
置する日本と大きく異なっていることがわかってもらえばと思
います。
講 義 計 画
第1講 序論:2000年代を振り返る
第2講 ウィキペディアとウェブ2.0
第3講 グーグル対ヤフーの日米比較
第4講 インターネット小史
第5講 ARPANET
第6講 RFCの精神
第7講 ウェブの創造
第8講 ハッカー倫理
第9講 インターネットの設計思想
第10講 自律分散のネットワーク
第11講 エンド・ツー・エンド
第12講 IETFとは何か
第13講 IETFの道
第14講 まとめ:インターネットとその精神
第15講 インターネットの未来
成績評価方法
テキスト・教材
成績は次の3点で評価します。
1 出 席 20% 全回取ります。
2 レポート 20% 送信フォームで提出
3 定期試験 60%
牛島研究室編『哲学2014』
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。テキスト
画像や映像を多用したビジュアルな講義を楽しんでください。
の解答や授業中に使用した教材についても下記を訪れてくださ 教材はすべてデジタル化されています。授業は全回そして全時
い。
間、プロジェクタを使用します。
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2014
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2014/}
− 32 −
芸術学
1年次
吉村壽夫
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
芸術とは、広くはスポーツから芸能までを包括し、精神力学、
心理学、生理学の分野をも領域とされている。よって人間にと
って、芸術を簡単に言えば「生きがい」「夢」「希望」である。
これからの高次元の未来文明とは、西洋文化と東洋文化の融合
である。その融合させるのが芸術であると言われている。人類
の文化の曙は、紀元前4、5万年、人間が自ら火を作ることの
発見であった。こうした芸術現象そのものは、古代より存在し
てきた。
現代美術の表現は、ハイテクを駆使したコンピュータ・アー
ト、空間を意識した環境美術、身近な空間美からアース・アー
トの地球的規模へと多様化されてきている。
講義では、美術史、美術概論、少々の実技、また、DVD等の
鑑賞活動を通じ、歴史と美術のかかわりの美術理論、形態学、
色彩学などを総合的に理解させ、美の発見、そして創造の喜び、
感動を与えることを目的とする。
講 義 計 画
第1講 美術概論と講義概要説明
第2講 古代の写実・様式・紋様
第3講 エジプト様式
第4講 ギリシャ・カノン(アルカイック・クラシック・ヘレ
ニズム)
第5講 美術三大要素の説明と実技
第6講 イタリア・ルネッサンス
第7講 レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ビデオ講義
第8講 構図の動と静、光と影
第9講 印象派・東洋と西洋
第10講 フォービズムとキュービズム
第11講 紙によるファクツーラ実技
第12講 人間回復の試みとシューレアリズム
第13講 20世紀現代美術造形
第14講 講義全体のまとめ説明
第15講 レポート試験内容説明
レポート提出
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分により総合評価
40% 出席
30% 小レポート、実技および講義への参加状況
30% レポート試験
テキスト教材は「西洋美術史」美術出版社 1900円
*教材は必備(レポート提出に必要)
講義内容の内30%が実技講義、その実技費(300円∼500円)自
費。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「美術のみかた」、「美術の歴史」、「現代芸術入門」、「文明論」、 芸術文化論、美学を通じて、物の見方、考え方を多角的、また創造
西洋美術史、日本美術史、美術ビデオ教材DVD、テーマごと資 性豊かにして、陶冶された人間性を構築してもらいたい。
料提供
文学
1年次
永井 博
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
日本の文学の世界において<現代性>が顕著になってくるの
は、だいたい1920年代のことである。<都市>の成立を背景と
する新しい感受性の表象、芸術の他ジャンルとの積極的な混交、
一方的な追随と模倣から脱却しはじめた世界的同時性などとい
った、それまでにはない要素が立ち上がり始めたのである。そ
こで生み出された文学作品が取り上げた様々な問題は、当然の
ことながら今日の私たちが直面しているものに通じるものであ
る。本講義では、多くの文学者たちがどんな問題を、どのよう
に取り上げ、どんなふうに格闘し、どのように克服・敗北して
きたかについて考えてみたい。
そのことによって現代の私たちに身近なものとして1920年代
の文学をとらえ直すとともに、現代を生きる私たちの指針とし
ていくことを到達目標としたい。
成績評価方法
講 義 計 画
第01回 ガイダンス
第02回 1920年代の概観
第03回 志賀直哉「城の崎にて」 01 志賀直哉の人と作品
第04回 志賀直哉「城の崎にて」 02 作品について
第05回 新感覚派・新興芸術派・新心理主義
第06回 横光利一「頭ならびに腹」 01 横光利一の人と作品
第07回 横光利一「頭ならびに腹」 02 作品について
第08回 梶井基次郎「檸檬」 01 梶井基次郎の人と作品
第09回 梶井基次郎「檸檬」 02 作品について
第10回 転向文学概観
第11回 中野重治「村の家」 01 中野重治の人と作品
第12回 中野重治「村の家」 02 作品について
第13回 文芸復興概観
第14回 丹羽文雄「鮎」 01 丹羽文雄の人と作品
第15回 丹羽文雄「鮎」 02 作品について
テキスト・教材
出席40%、講義中の態度10%、定期試験50%を目安にして総合 プリントを配ります。
的に判断します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『鑑賞日本現代文学』(全36巻・角川書店・本学情報センターに
架蔵)の関係各巻などを参考にするとよい。また、講義で取り
上げる作家と作品の数には限りがあるので、他の作家の作品も
たくさん読んでみてください。
一番大切なことは、自分で作品を読んで考えることです。私の
講義を聴くのはもちろんですが、それだけでは意味がありませ
ん。それを参考にして、必ず自分で作品を読むようにしてくだ
さい。
− 33 −
文章表現論
1年次
谷崎智子
2単位
前学期・後学期 選 択
講義のねらい・到達目標
現代の若者は、文章を読んだり書いたりすることが苦手とし
ている人が非常に多いようである。ここで行う文章表現論とは、
小学校から高等学校まで書いてきた作文とは異なり、大学生と
して幅広い教養を身に着けるための学問である。
ここでの大きな目標は、あらゆる視野に立って物事を表現で
きる力を養い、最終的には自分の考えたことを文章で表現する
ことである。しかし、作文の訓練をするわけではない。いろい
ろな事項に興味や関心を持ち、ただ考えるのではなく、自分で
考えた(思考)ことを整理してそれを文章にまとめるという作
業をする。
また、書くということは、読むことにもつながる。新聞の論
説を読んで、それを自分なりに文章としてまとめるということ
を適宜おこなっていきたい。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 原稿用紙の使い方
第3講 読みやすく書く ① 日本語の表現
第4講 読みやすく書く ② 日本語の表現
第5講 小論文の書き方 ①
第6講 小論文の書き方 ②
第7講 小論文の書き方 ③
第8講 小論文の書き方 ④
第9講 小論文の書き方 ⑤
第10講 小論文の書き方 ⑥
第11講 調べて書く ①
第12講 調べて書く ②
第13講 文章表現の練習 ①
第14講 文章表現の練習 ②
第15講 文章表現の練習 ③
テキスト・教材
出 席 10%
添削指導 30%
定期試験 60%
(講義中の態度などを合わせて総合的に考慮する)
講義時にプリントに配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
書くことは読むことにもつながります。たくさん読書をする 実際に何回か文章を書くことになるので、積極的に講義に出席
ことで書き方の参考になります。毎日新聞を読むことを習慣づ すること。新聞等を読む習慣をつけること。
けてください。
文章の書き方を方本は多数出版されていますので、各自読ん
でみyてください。
文章表現論
1年次
永井 博
2単位
前学期・後学期 選 択
講義のねらい・到達目標
日本語に限らす、ことばについて学ぶということはそのこと
ばによって生きる人間についての理解を深めるというこである。
ことばについて学ぶということは、単に文法や単語を覚えたり
するだけのものではない。そのことばで生きている人のものの
考え方感じ方を学ぶということである。私たちが日本語を学ぶ
時も、日本語で考え、日本語で感じ、日本語で生きている人た
ちのものの考え方や感じ方を学ぶのである。そして、「文章」に
よる「表現」とはその理解を田に伝達することばの機能のひと
つなのである。
本講は、このような考え方に立って、ことばについて様々な
視点から理解を深めつつ、文章を書くことで自分の考えや感じ
方をいかに人に伝えるか、そのトレーニングをし、文章を書く
力をつけることを目標にしたいと思う。
成績評価方法
講 義 計 画
第01回 ガイダンス
第02回 文章表現に関する諸問題 01
第03回 文章表現に関する諸問題 02
第04回 文章表現に関する諸問題 03
第05回 文章表現に関する諸問題 04
第06回 文章表現に関する諸問題 05
第07回 文章表現に関する諸問題 06
第08回 原稿用紙の使い方
第09回 校正の仕方
第10回 論理的文章の書き方 01
第11回 論理的文章の書き方 02
第12回 文章表現の練習 01
第13回 文章表現の練習 02
第14回 文章表現の練習 03
第15回 文章表現の練習 04
仮名づかい 01
仮名づかい 02
漢字制限 01
漢字制限 02
送り仮名 01
送り仮名 02
テキスト・教材
出席40%、定期試験40%、提出物20%を目安に、その他講義 プリントなどの資料を配布します。
中の態度などをあわせて、総合的に判断する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
文章の書き方についての本はたくさん市販されているので、 ドリルや説明文の書き方を練習したものなど、何回か提出物を
自分でいくつか読んでみること。
出してもらうので、積極的に出席すること。教室に来て、自分
なりに考え、文章を書く練習をすれば、得るものはきっとある。
− 34 −
文章表現論
1年次
高田晴美
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
文章を読む能力、書く能力は、大学で、そしてこれからの人
生の様々な場面で必要とされます。表面的に読むだけでは真に
分かったことにはなりませんし、単に日本語で文章っぽいもの
を書けばそれでいいわけでもありません。文章には、目的に応
じたスタイル、論理の構成や展開、主張の盛り込み方など、お
さえなければならないツボが多々あります。それは、何となく
ではなく意識して構成を練り、書くという訓練を通してしか、
なかなか身に着けられません。この講義では、様々なスタイル
の文章と文章構成の公式を紹介し、それをいかに読むか、そし
ていかに書くかの訓練をしていきます。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、メールの書き方のマナー
第2講 文章の基本――原稿用紙の使い方、言葉づかいなど
第3講 感想文
第4講 紹介文
第5講 小論文の公式1で構成を練る――失敗談
第6講 小論文の公式1で作文を書く――失敗談
第7講 小論文の公式1で構成を練る――座右の銘
第8講 小論文の公式1で作文を書く――座右の銘
第9講 小論文の公式2で構成を練る――グラフ・表の問題
第10講 小論文の公式2で作文を書く――グラフ・表の問題
第11講 段落構成を工夫してみる①
第12講 段落構成を工夫してみる②
第13講 学術的な文章のルール①
第14講 学術的な文章のルール②
第15講 まとめ
定期試験(作文)
【到達目標】
将来に、そして人生に役立つ文章表現力を身に着ける。
成績評価方法
テキスト・教材
出 席 状 況 (15%)
毎回の課題 (45%)
定 期 試 験 (40%)
毎回プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から、本や新聞の記事、社説、コラムなど、文章を読む機 文章を読む力、書く力は、一朝一夕には身に付きません。しか
会を多く持つようにしましょう。
し、大学ではレポートや卒論などで論理的な文章を書く能力が
求められますし、就職活動でも小論文などを書かせられます。
この授業をきっかけとして、文章を読み、書く訓練をしていき
ましょう。
教育学
1年次
2単位
講 義 計 画
①:ガイダンス(講義のねらいと概要)
小 森 久 衛 後学期 選 択 ②:教育とは何か(教育の概念)
③:精神発達と教育の相互関係[教育・発達・学習心理学的視
点から](1)
講義のねらい・到達目標
④: 同上
・講義のねらい(テーマ):今日の教育改革の諸問題
学校教育行財政改革が今日的課題として継続的に議論され、(2)
順次実施されているが、その社会的合意を欠く拙速な進行が危 ⑤: 同上
惧されつつも、一方で、その必要性への国民的理解も漸次形成 (3)
され、地域社会での多様な相互連携的な取り組み・運動が主体 ⑥: 同上
的地域主権の実質を示し始めている。本講義では、政府関係の (4)
⑦:現代社会の教育改革的諸問題(総論)
具体的な改革案に即してその問題点と課題を考察する。
⑧: ・教育の地方分権と規制緩和・民営化
・講義の到達目標;
教育改革課題の実効的実施は、その担い手の現実的で実践的 ⑨: ・教育行財政改革の諸問題
な課題意識・自覚のあり方に依存する。この課題は、文化、伝 ⑩: ・改正「教育基本法」
統、生産関係等の再生産に係わる諸施策への共同的=連帯的市 ⑪: ・教育課程と「学習指導要領」
民参加の基礎としての民主主義(議論・合意・実施のサイクル) ⑫: ・「教育振興基本計画」
⑬: ・教育委員会制度、教科書検定制度
形成への問題提起としての受け止めが求められている。
⑭: ・道徳教育の教科化、等
⑮:講義のまとめ
定期試験
成績評価方法
定期試験で評価する。
合否の最終判定で出欠状況を考慮することがある。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
テキスト・教材
テキスト:講義ごとにレジュメ・資料を配布する。
教 材:講義の中で適宜指示する。
担当者から一言
準備学習:前回までの講義内容を踏まえて主体的に参加するこ 本講義は、今日の教育・学校改革に関する諸問題を「批判的」
と。
に考察する。常に現実的で継続的な観点から興味・関心を持つ
参考文献:授業の中で適宜支持する。
学生諸君とともに、今後の望ましい改革のありかたについて議
論してみたい。
− 35 −
宗教学
1年次
三好俊徳
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
多くの日本人は宗教に無関心であると言われるが、実は宗教
は日本人の生活に深く関わっている。それでは、日本の宗教は
どのようなものがあるのか、またそれらは日本人の生活にいか
に関わってきたのか。この講義では、世界の宗教と比較するな
かで仏教の特徴を明らかにし、さらに仏教を中心とする日本の
宗教の諸相について歴史的経緯を踏まえて解説し、具体的事例
を示しながら宗教と社会について考えることを目指す。
【到達目標】
まず宗教についての基礎知識を習得することを目標とする。
そのうえで、仏教をはじめとする日本における宗教の様相を学
ぶことで、宗教と社会との関係について理解を深め、主体的に
宗教について考えるための基礎知識および方法を習得すること
を目指す。
成績評価方法
講 義 計 画
第1回 オリエンテーション
第2回 世界の宗教(1)―ユダヤ教
第3回 世界の宗教(2)―キリスト教
第4回 世界の宗教(3)―イスラム教
第5回 世界の宗教(4)―儒教
第6回 世界の宗教(5)―仏教
第7回 世界の宗教(6)―大乗仏教
第8回 日本仏教の宗派(1)
第9回 日本仏教の宗派(2)
第10回 日本仏教の宗派(3)
第11回 仏教と国家(1)
第12回 仏教と国家(2)
第13回 仏教と神道(1)
第14回 仏教と神道(2)
第15回 まとめ
テキスト・教材
筆記試験70%と平常点(出席状況・受講態度)30%を合わせて 〈テキスト〉授業時に資料を配付する
評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習として、参考図書を読むなどして、各回のテーマに関心を 特にありません。
持って参加すること。復習として、毎回、授業中に指示したテ
キストや配布資料を用いて知識の定着を図ること。
【参考文献】末木文美士『日本宗教史』、岩波新書、840円
心理学
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 視覚情報・色彩 色の対処理
田 中 伊 知 郎 前学期 選 択 第2講 視覚情報・色彩 表現(映像・絵画)における補色の利
用
第3講 第1回小テスト 視覚情報・色彩
講義のねらい・到達目標
自然科学的なものの見方をする認知心理学の視点から、私た 第4講 第1回小テスト返却・講評
ちが外界から得る情報の特徴を解説します。この人類に特徴的 第5講 視覚情報・形 両眼視
な過程を明らかにすることと、もう一つ人類が普遍的に行って 第6講 視覚情報・形 アフォーダンス
いる「相手に理解してもらえる情報伝達」とはどういうものかの 第7講 第2回小テスト 視覚情報・アフォーダンス
第8講 第2回小テスト返却・講評
学習を講義のねらいとします。
そして、以上を用いて、表現と伝達における人類の特製の理 第9講 実験心理学からみた学習
第10講 個体学習と社会学習の違い
解と実践を到達目標にします。
第11講 社会学習における課題
第12講 心の理論:人類における「教えること」の成立(レポ
ート課題の配布)
第13講 心の理論:理解できるコミュニケーションの基礎とな
る同情
第14講 実験心理学の技法・統計:因子分析を例にして
第15講 レポート返却・講評
第16講 試験 小テスト・レポートの合計が60点に満たない者だ
けが対象
成績評価方法
テキスト・教材
第1回小テスト 30% 第2回小テスト 30% レポート 40%
「アフォーダンス・新しい認知の理論」
各課題の不合格者には追加課題を指示し、クリアしたら点数を ライブラリー 1260円
加算します。それでも、60点に満たない者だけ、定期試験(最
高60点)を行います。
佐々木正人著 岩波科学
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
色彩では、補色を使った絵画を画像検索してください。アフ
ォーダンスでは、事前にテキストを読み、講義で指示された動
画を必ず見てください。また伝達では、子安増生著「心の理論」
岩波科学ライブラリー 1260円を参考にしてください。
教育は一方向の情報発信でなく、双方向の情報通信によって達
成されます。みなさんの対応によって、授業の流れを機動的に
変えて、よりよい理解を目指します。そのため、小テストおよ
びレポートには必ずコメントつけて返却いたします。
− 36 −
文化論a
1年次
谷崎智子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義では、民話・食具・結婚について考える。
民話はまだ文字をもたない時代から、民衆の口から口へと語
り継がれた口承文学である。世界各地にはたくさんの民話が語
り継がれているが、この中には類似した民話が多くみられる。
日本の民話の中にも遠く離れたヨーロッパの民話と類似した作
品がある。これらの民話がどのようにして日本に入ってきたの
かまたその逆なのか。日本の民話を基本にしながら類似した作
品があるものは、日本の民話との類似点・相違点を、またその
国の生活や文化とどうかかわってきたのかを考えていきたい。
私たちが毎日使っている食具(箸・ナイフ・フォーク・スプ
ーン)が世界でどのように発達して使われてきたのかを明らか
にしたい。
結婚という人生最大のイベントについて、国によってどのよ
うな違いがあるのかを明らかにしたい。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 昔話・民話の起こり、発達
第3講 「うぐいすの里」
第4講 「飯くわぬ女」
第5講 「鬼が笑う」
第6講 「浦島太郎」
第7講 「火男の話」
第8講 「鶴女房」
第9講 「手なし娘」(日本・ドイツ)
第10講 「手なし娘」(フランス・中国)
第11講 食具 箸
第12講 食具 スプーン
第13講 食具 ナイフ・フォーク
第14講 結婚
第15講 結婚
テキスト・教材
出 席 10%
定期試験 90%
(講義中の程度によりあわせて判断する)
講義時にプリントを配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
河合隼雄 『昔話の深層』 福音館書店
この講義では、たくさんの民話を紹介します。配布した民話を
マックス・リューティ 野村滋訳 『昔話の本質と解釈』 必ず一読してから講義に出席すること。
福音館書店
関敬吾 『日本の昔話』 (1∼3) 岩波文庫
世界各国の民話集・日本の民話集
文化論b
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
前 川 督 雄 後学期 選 択 第2講 人間と動物の違い
第3講 人類はいつどこで生まれたのか
第4講 人類はどのように世界にひろがったのか
講義のねらい・到達目標
第5講 文化・社会・脳
この講義の主題は、人間そして文化です。
文化をもち言語を使う動物はたくさんいます。しかし、祝祭 第6講 民族と文化 アフリカ
や葬礼を行う生き物は人類だけです。音楽は祝祭と密接に結び 第7講 民族と文化 ペルシャとインド
つき、古来、祝祭のなかで大切な役割を果たしてきました。世 第8講 民族と文化 地中海世界
界各地の音楽には、民族の太古からの智慧がつまっています。 第9講 民族と文化 東アジア・東南アジア
第10講 民族と文化 世界遺産
また音楽は娯楽やコミュニケーションの重要な鍵となります。
「文化論b」では、音楽と祭りを主な切り口にして文化人類 第11講 文明の生態史観
第12講 文化の衝突
学・民族藝術学の基礎を学びます。
第13講 文化相対主義
第14講 神と祭り
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出席・小レポート40%、期末試験60%
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回のテーマをよく考えること。
人文系列の枠組みを超えた学際的・総合的な講義内容になり
ます。
この講義では知識の獲得よりも、自分で感じ、考えることを
特に重視します。人類史の中、そして現在の世界の中で自分の
立つ位置をつかむ契機としてください。
− 37 −
歴史学
1年次
岡 佑哉
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
現代の国際秩序・国家体制・社会状況・価値観などは、全て
歴史的な背景のもとに形成されているが、歴史というと単なる
「暗記科目」という印象を持つ人も多いと思われる。しかし、歴
史学という学問は、常識にとらわれず通説を疑い、史料という
根拠に基づき歴史上の人物・出来事・時代のとらえ方を考察す
るものである。本講義は、日本史(特に近現代史)を中心に、
教養としての知識のみならず、歴史学という学問の意義を学習
する。その際、教科書的な通説とあわせ近年の研究を紹介し、
歴史には多様なとらえ方が存在することを学ぶ。
【到達目標】
①教養としての歴史(本講義は日本史中心)の知識を身につけ
る。
②知識を活用し論理立てて記述する力を身につける。
③物事を複眼的・客観的にとらえる力を身につける。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス―歴史を学ぶ意味とは?―
第2講 日本文化のはじまり―縄文・弥生・古墳時代―
第3講 律令国家から王朝国家―飛鳥・奈良・平安時代―
第4講 武家政権の成立と展開―鎌倉・室町・戦国時代―
第5講 江戸幕府の支配体制―江戸時代―
第6講 討幕運動と明治新政府の成立―幕末・維新期―
第7講 国会開設運動と憲法制定―明治時代中期―
第8講 日清戦争と日露戦争―明治時代後期―
第9講 大正デモクラシー―大正時代―
第10講 満洲事変と「国家改造」運動―昭和戦前期―
第11講 日中戦争から日米開戦へ―昭和戦時期(1)―
第12講 アジア・太平洋戦争―昭和戦時期(2)―
第13講 戦後日本と象徴天皇制―昭和戦後期―
第14講 平成日本の政治と社会―現代―
第15講 講議の総括
定期試験
テキスト・教材
筆記試験(70%)、出席・授業態度などの平常評価(30%)。平 なし。毎回プリントを配付する。
常評価には、場合によっては実施する小テストも含む。また、
私語など授業態度の悪い学生については全体評価の減点対象と
し、受講を認めない場合もある。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
本講義は日本史を中心に行うため、高校時代の日本史の教科書 本講義は、歴史に対する興味・関心を持って漫然と板書を写す
があれば、あらかじめ基礎知識を確認しておくとよい。復讐は、 だけでなく、積極的にメモを取る姿勢が求められる。だが、高
講議プリントや板書・メモを熟読すること。
校レベルの知識も確認しながら授業を進めるので、高校時代に
日本史を習っていないという学生も、是非受講してほしい。
論理学
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
牛 島 謙 後学期 選 択 第2講 論理学の歴史
第3講 古典的な論理学1
第4講 古典的な論理学2
講義のねらい・到達目標
論理学の知識は数学や情報工学だけでなく、社会科学を専攻 第5講 練習問題
第6講 記号論理
する学生にも必要になっています。
この論理学の授業のねらいは2つあります。1つ目は論理学 第7講 命題論理1
の概要を理解することです。2つ目は「論理的に考える」練習 第8講 命題論理2
第9講 練習問題
を積むことです。
論理学の歴史に沿いながら論理学の概要を理解した上で、そ 第10講 述語論理の初歩
の知識を応用しながら論理的に分析し思考する習慣を身に付け 第11講 論理的に考える
第12講 帰納の問題
ることをめざします。
到達目標は、種々の主張の論理的な前提を自力で分析できる 第13講 仮説と検証
第14講 決定実験
ようになることです。
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
成績は次の2点で評価します。
1 出 席 30%
2 定期試験 70%
テキストはありません。毎回プリントを配付します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。プリント 今年から担当者が変わりました。昨年とは内容も大きく異なり
の解答や授業中に使用した教材についても下記を訪れてくださ ますので注意してください。
い。
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2014
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2014/}
− 38 −
自然科学概論
1年次
高田晴美
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
科学なんて専門家のもので自分には関係がない、科学の大発
見のニュースが流れても、よく分からないけどスゴイことらし
いと、他人事のように思ってはいませんか。しかし、そもそも
科学とは、私たちが生きるこの世界を知るために生まれ、発展
してきたものです。現代の私たちが賢く生きるために必要な知
識とものの見方でもあります。とはいえ、必要だから身につけ
ようと義務的に学ぶのもつまらないですから、この講義では、
科学の基本法則や世間で話題にあがる事柄について説明し、自
然界の仕組みを数学を用いないでもイメージできるようにしま
す。
【到達目標】
1 科学や自然界の仕組みに対する興味を育てる。
2 現在までの科学の発見や知識の蓄積によって、この世界
はどのように説明されているのかの概略を知る。
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 古典力学の様々な発見
第3講 エネルギー保存の法則
第4講 電磁波、光
第5講 放射線
第6講 素粒子
第7講 相対性理論
第8講 宇宙①星の一生
第9講 宇宙②宇宙の歴史と構造
第10講 太陽系
第11講 地球の歴史と構造
第12講 地震
第13講 元素、イオン
第14講 DNA
第15講 生物多様性
定期試験
ただし、科学に関する大ニュースなどが飛び込んできた場合に
は、講義計画にはない内容を取り入れたり、講義の順番を入れ
替えたりする可能性があります。
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 (30%)
レポート (30%)
定期試験 (40%、資料持込可)
毎回プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テレビや新聞で報道される科学に関するニュースや番組に少し この世界はどのようなもので、人間はそれをどのように説明し
でも触れ、関心を持つように心がけましょう。時には、科学雑 ようとしてきたのか。少しでも皆さんの知的好奇心をくすぐる
誌などにも目を向けてみましょう。四日市大学の図書館にも、 ことができれば、と願っています。
科学系の雑誌があります。
現代の科学と技術
1年次
高田晴美
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
東日本大震災と福島原発の事故以来、災害対策やエネルギー
問題は後回しにはできない問題として認識されています。科学
や技術は私たちの生活や社会に密接な関わりを持っており、も
はや私たちは無関係ではいられません。私たちが自分の身を守
るためには、イメージや感情で物事を見るのではなく、現状や
問題点を理解し、将来に向けた解決方法を現実問題として考え
た上で世論を形成する必要があるでしょう。この講義では、私
たちの生活にも関わってくる最先端の科学と技術について、近
年話題になっているテーマを中心に解説します。
【到達目標】
単なる感情論や理想論でものを見るのではなく、知るべき知
識を得た上で、科学技術に関する問題を自分なりに考える力を
養成する。
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 エネルギーの基本
第3講 発電システム①
第4講 発電システム②
第5講 原子力と原子力発電
第6講 原子力の利用
第7講 防災の科学技術
第8講 資源問題
第9講 素材開発
第10講 乗り物の科学技術
第11講 宇宙開発
第12講 宇宙の利用
第13講 最新の生命科学①
第14講 最新の生命科学②
第15講 環境問題
定期試験
ただし、科学技術に関する大ニュースが飛び込んできた場合に
は、講義計画にはない内容を取り上げたり、講義の順番を入れ
替えたりする可能性があります。
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 (30%)
レポート (30%)
定期試験 (40%、資料持込可)
毎回、プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
新聞やテレビのニュース番組で取り上げられる科学技術に関わ 科学技術の問題は、私たちの現在や未来の生活を決定づけるよ
るニュースや問題に対して、アンテナをはっておきましょう。
うな行政や経済のあり方にも関わってくる問題が多いです。他
人事ではなく自分の問題として関心を持てるようになってもら
いたいと思います。
− 39 −
科学思想史
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 概論: 科学・文化・環境の関係、ミニ・レポート
吉 山 青 翔 後学期 選 択 第2講 古代の科学1: 古代エジプト・バビロニアの科学
第3講 古代の科学2: 古代ギリシアの科学の概観
第4講 古代の科学3: アリストテレスの自然学
講義のねらい・到達目標
第5講 中世の科学と大学の誕生
講義のねらい
本講義は近代西欧科学思想史を中心として、古代から近代ま 第6講 近代科学の概観
での通史の探求を通して、科学の誕生過程、科学的自然観、そ 第7講 コペルニクスの天文体系と近代天文学の成立
第8講 ニュートン力学の成立
して、科学の本当の姿を探ります。
第9講 小括・小テスト
第10講 酸素の発見と近代化学の成立
到達目標
科学の歴史的な全体的な姿を把握し、科学・技術と人間社会 第11講 近代解剖学の成立
の関わり方、科学・技術が現代社会にもたらす諸問題の思考に 第12講 血液循環説の誕生と近代医学の成立
第13講 進化論の誕生と近代生物学の成立
対する思想的な理論基礎を築くことができるでしょう。
第14講 産業革命、近代環境問題の発生、女性の自然科学領域
への進出、「STS」の興起
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
出席(15%)・ミニレポート(10%)・小テスト(20%)・定 とくになし。
期試験(55%)により総合評価
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献
木村陽二郎編『科学史』
(有信堂)
本講義は授業中に基本的にパワーポイントなど電子機器を使
用しなく、主に板書と随時に資料配布の様式で行い、他の授業
と比べて板書の量がやや多いようですので、授業中にノートを
とらない者には不向きです。よく考えたうえで履修登録をお願
いします。
数学概論
1年次
小川 束
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
本年度は多角形数を題材にした数列の話題と,因数分解につ
いて7回ずつ講義をします.
A.多角形数というのは点をタマネギの皮のように多角形状
に並べながら次第に大きくして行ったもので,人類は古代から
その不思議な性質に魅せられてきました.ここでは楽しみなが
ら,数列について学びます.
B.因数分解はだれもが一度は学んだことのある単元ですが,
この講義では,因数分解は何のためにするのかという根本的な
ことから始めて,いろいろな因数分解の公式や計算法を学びま
す.
到達目標:数列の計算と因数分解の計算を通じて,数学の計
算について楽しみながらスキル・アップすること.
成績評価方法
講 義 計 画
第01講 ガイダンス
パートA
第02講 多角形数の定義と観察
第03講 簡単な数列の和
第04講 数列の和を表す記号Σ
第05講 数列の和の性質
第06講 多角形数のいろいろな性質(その1)
第07講 多角形数のいろいろな性質(その2)
第08講 数学の歴史について
パートB
第09講 因数分解とは
第10講 因数分解の公式(その1)
第11講 因数分解の公式(その2)
第12講 複雑な因数分解(その3)
第13講 因数定理
第14講 解の公式
第15講 解の公式と因数分解
テキスト・教材
出席15%,試験(宿題も含む)85%で評価します.なお,講義 プリントを配布します
回数の40%を超えて欠席すると単位は認定しません.注意して
ください.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
プリントを読みながら予習と復習をしてもらえるように工夫し この内容は今年度が初めてなので,受講生の理解度に応じて講
ます.
義を進めます.そのため,講義計画の変更があるかもしれませ
ん.「問題は解けるけれど,何をしているのかわからない」とい
う経験のある受講生に数学を本当に理解してもらうことを目標
にしています.
− 40 −
線型代数
1年次
小川 束
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
線型代数(せんけいだいすう)とは何かということをわかり
やすく説明することはなかなか難しいことです.しかし理系は
もとより,最近では社会系,メディアの分野でも線型代数の計
算が使われることがあります.この講義では,全くの初心者を
対象に,連立方程式の解法を軸に,はきだし法,行列,行列式
についてわかりやすく講義をします.
到達目標:中学校以来行き当たりばったりに解いていた連立
方程式が体系的に解けるようになり,解の構造についてもわか
るようになること.
成績評価方法
講 義 計 画
第01講 ガイダンス
第02講 簡単な例,連立方程式の表し方,はき出し法による連
立方程式の解法
第03講 はき出し法による連立方程式の解法(つづき)
第04講 連立方程式の解が無数にある場合
第05講 連立方程式の解がない場合
第06講 連立方程式の行列表示,行列の演算
第07講 行列の演算(つづき)
第08講 逆行列と連立方程式
第09講 はき出し法による逆行列の求め方
第10講 行列式の定義,クラーメルの公式(2次の場合)
第11講 行列式の定義,クラーメルの公式(3次の場合)
第12講 行列式の展開公式
第13議 行列式の計算法
第14議 行列式の計算法(つづき)
,4次以上の行列式
第15講 試験のための質疑応答など
テキスト・教材
出席15%,試験(宿題も含む)85%で評価します.なお,講義 プリントを配布します.
回数の40%を超えて欠席すると単位は認定しません.注意して
ください.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特に参考書を指定はしません.図書館などで自分にあったもの 線型代数は高校にはない単元ですが,とくに予備知識は必要と
を探してくだい.やさしそうなものを選んで,講義計画にある しません.講義に出席して一所懸命勉強すれば難しくないと思
項目をどんどん読んで,自信をつけてください.
います
統計学
1年次
井岡幹博
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
環境関連の実験を行うと計測結果としてのデータが得られま
す.フィールド調査やアンケート調査を行っても,様々なデー
タが得られます.得られたデータを整理・分析し,データの中
に潜む対象物の本来の姿を引き出す技術が統計学と言えます.
たとえば,限られた数のデータから全体の姿を推定すること,
得られたデータから役に立つ情報を引き出すことができるのみ
ならず,確率の問題まで,統計学は含みます.われわれの生活
のあらゆるものが統計学に関連していると言っても過言ではな
いでしょう.ここでは基本的な事柄から応用までを具体的な例,
グラフ等を使って,説明し,実習していきます.
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 平均の性質
第3∼4講 分散と標準偏差
第5∼6講 相関係数
第7講 順列と組み合わせ
第8講 標本空間と事象
第9講 確率
第10講 条件付き確率
第11講 ベイズの公式
第12講 確率変数
第13講 正規分布
第14講 推定
第15講 検定
成績評価方法
テキスト・教材
出席25% 課題提出25% 定期試験50%
プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
長谷川勝也著「イラスト図解 確率・統計のしくみがわかる本」 授業内容確認のための課題を出します.とくに予備知識は必要
技術評論社
としません.加減乗除が計算できれば,課題は解けます.まず
は,ちゃんと出席することとノートを準備することです.
− 41 −
物理学
1年次
粟屋かよ子
後学期
講 義 計 画
2単位
選 択
第1講 オリエンテーション
第2講∼第5講 現代の原子論
第6講 原子核と放射能
第7講 核の反応
第8講 原子爆弾と原子力発電
第9講 核開発は技術として合理的か
第10講 核反応から科学反応へ
第11講 化学反応
第12講 有機化合物
第13講∼第14講 生命現象と物理学
第15講 遺伝子操作は技術として合理的か
「課題レポート」
講義のねらい・到達目標
テーマ:20世紀の物理学
[講義のねらい]
20世紀の物理学の対象は、それまでのマクロ世界(目に見え
る物質の運動)だけでなく、ミクロ世界(分子、原子、素粒子
などの運動)にまで広がりました。ところがミクロ世界の技術
は、断片的・部分的に(軍事用も含めて)商業ベースに乗って
次々に「開発」されています。これが環境問題に拍車をかける
と同時に混乱(原発問題、化学物質、遺伝子操作など)を招い
ています。
本講義のねらいは、20世紀の物理学の全体的特徴をできるだ
け正確につかむと同時に、それが環境問題に及ぼしている影響
についても考えます。
[到達目標]
講義で扱うテーマの基本的な理解に重点をおきます。原子の
構造、核反応、放射能、化学反応、有機化合物、DNAの構造と
機能の基本的理解と、これらの技術の限界性への基本的理解を
目標にします。
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
受講態度 40%
課題レポート 45%
なし。適宜プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献として、粟屋かよ子著『破局――人類は生き残れるか
物理学は物質の根本的あり方を問う学問ですから、だれでも
――』(海鳴社、2007) 第4章、第5章、第8章
興味深く学ぶことがでします。とりわけ現在問題となっている、
原子力発電、化学物質、遺伝子組み換え食品などを扱うので、
課題意識をもって、自ら問題を投げかけるような意欲的な学習
をして下さい。
化学1
1年次
牧田直子
前学期
講 義 計 画
2単位
選 択
第1講 暮らしと化学、測定と単位
第2講 物質とエネルギー
第3講 物質の状態変化
第4講 元素と周期表
第5講 原子
第6講 電磁波と原子の発光スペクトル
第7講 電子配置
第8講 電子配置と周期表
第9講 無機化合物
第10講 有機化合物
第11講 物質の量
第12講 分子やイオンの形
第13講 分子の極性、分子の引き合い
第14講 溶液
第15講 溶液の性質と濃度
定期試験
講義のねらい・到達目標
化学は物質を扱う学問であり、「化学の目=物質を見る目」を
養うことがこの講義のねらいである。自然界は様々な物質によ
って成り立っており、それらの正体が何なのか、その物質に関
する自然の法則を探求していくのが化学である。
この授業では、物質の性質を決める要因である元素の種類や
原子の結びつき、形などを中心に学習する。物質は身近な物で
あり、健康や環境など普段の暮らしに関わる物質と化学の理論
が結びつけられるよう、工夫する。
関連科目は、「化学2」、「環境分析化学・実験」、「生物学」、
「物理学」、「自然科学概論」など。
到達目標:元素の周期表から的確な情報を引き出す。
物質の構成要素がわかれば、その物質の性質を予測する手が
かりになる。物質は元素で構成されており、元素の一覧表であ
る周期表から非常に多くの情報を読み取ることができる。周期
表を使いこなせるようになろう。
成績評価方法
テキスト・教材
宿題プリント:25%、試験:75%
宿題は翌週の講義開始10分後までに提出。遅れたものは受け
付けない。予め欠席・遅刻がわかっている場合は前日までに提
出すればよい。宿題の評価は正解率ではなく、解答率(問題数
に対する解答数)に準ずる。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
教科書:
Karen Tinberlake・William Tinberlake著、渡辺正・尾中篤 訳、
「ティンバーレイク教養の化学」東京化学同人(2013)、2900円+税
参考教材:
「高等学校 化学Ⅰ・Ⅱ」教科書と資料集
担当者から一言
(1)予習・復習のために宿題のプリントを配布するので、解答
必ず教科書とノートを用意して下さい(ルーズリーフは不可)
。
して提出する。
講義で分からなかったことは聞きましょう。授業後の質問、
(2)教科書を読んでおく。初回の授業で、各講義内容と該当す プリントの受取は6号館4階6412室へ。
る教科書のページ数を明記した講義計画を配布する予定。
(3)授業のノートの見直し。
− 42 −
生物学
1年次
武本行正
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
ねらい:
生命も物質の運動状態の一つである。生物はタンパク質や核
酸などが細胞という構造をつくったときに現われる。生命はた
えず外界と反応し、物資交代やエネルギー交代を行い、全て同
一性を保つとともに、増殖していく複雑な系である。生命も生
成・発展・消滅を繰り返し、生物的そして無機的環境との働き
合いを通じてその種を発展させてきた。これを理解しよう。
到達目標:
細胞や細胞内の生命現象を的確に把握することを目標とする。
生命現象に現れる化学の基礎知識を学習することも大切であ
る。
講 義 計 画
将来の発展展望:
生命は外的環境との作用・反作用を通じて生体で有機的な共同
社会を作っている。従ってこの共同社会のつまり生態系の一部
の破壊は全体の破壊をもたらす(公害や森林破壊や地球温暖化
の例)。地球も全体として一つの系である(ガイア仮説)。生物
の世界には階層構造があって、細胞∼個体∼個体群∼社会∼生
態系となりそれぞれに各々の法則性がある。
各項目は:
第1講 生命の単位 第2講 細胞 第3講 分子からみた遺
伝情報 第4講 DNAとは 第5講 タンパク質合成レシピ
第6講 RNAの遺伝暗号 第7講 酵素反応 第9講∼第11講
糖/脂質/タンパク質 第12講∼第14講 ビタミン&ミネラル&
ファイトケミカル 第15講から第16講までは時間があれば猿人
からの人類史や現代生物のホットな話題等を紹介。期末試験。
また、英語表現にもできるかぎり触れます。
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価:
1/3以上の欠席は試験を
受けられません。
期末のテスト50%、毎週の小レポート50%
テキスト・教材:
自作プリントを配布します。
ノートを取ることとプリントを整理して綴じておくこと。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:
一言:
ワークブックで学ぶ生物学の基礎(第2版)、後藤太一郎監訳、 休まず出席しましょう。休むとわからなくなります。
オーム社
DNAすべてはここから始まった、J.D.ワトソン・A.ベリー、青
木訳、講談社
マッキー生化学、T.マッキー・J.R.マッキー、市川監修・福岡監
訳、化学同人
生物と進化
1年次
2単位
講 義 計 画
自然科学のうち生物学が扱う分野の視点を、DNAと遺伝子の
違いなど、日常よく使われていながら誤解の多い言葉の意味に
注意して、はっきりさせて行きます。そのため、まず絶対的な
基礎知識(光合成・代謝)を身につけてもらい、生物同士が、
お互いに地球上でどのようなかかわり合いを持って生きている
のか明らかにしていきます(生態系)。次に、百万年単位の長い
時間で見ると、生き物の生き方(姿かたちや行動パターン)は
変わっていきます(進化)。地球上の生物はどのような傾向で変
化してきたのか明らかにしていきます。
以上、環境問題を考える上で、土台となる知識(生物のエネ
ルギー生産・生態系・進化)を養うことをこの講義の到達目標と
します。
第1講 地球上の生物のエネルギーの源と流れを明らかにして
いきます。(光合成・代謝)
第2講 第1回小テスト(光合成・代謝)30分間:持ち込み不可
すぐに返却・講評
第3講 第1回小テスト不合格者再テスト 基礎知識を身につ
けてもらいます。
第4講 生態系:動物と植物の関係
第5講 生態系:食物連鎖と生物濃縮
第6講 生態系:植物群落の遷移
第7講 生態系:環境との相互作用・日本の植生の特徴
第8講 第2回小テスト(生態系) 持ち込み不可
第9講 第2回小テスト返却・講評 不合格者への追加課題レポ
ート指示
第10講 進化:化石から見た人類進化・進化の定義
第11講 進化:化石から見た人類進化・直立二足歩行の起源
(腕渡り)
第12講 進化:真核生物における遺伝情報管理システム
第13講 進化:Exon shufflingと進化
第14講 第3回小テスト(進化) 持ち込み不可
第15講 第3回小テスト返却・講評 不合格者への追加講義と
再テスト
第16講 試験 小テストの合計点が60点に満たない者だけ対象
成績評価方法
テキスト・教材
田中伊知郎
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
第1回小テスト 20% 第2回小テスト 40% 第3回小テ なし。
スト 40%
小テストの合計点(追加課題の点数も含みます)が60点に満
たない者だけ、定期試験を行い、課題をクリアしたら60点の成
績をつけます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義の前後にインターネットの検索サイトで、シラバスの内容 生物同士や生物と外部環境のかかわり合いのパターンを知る便
を調べる予習や、講義の内容の復習を行ってください。特に、 利な手段が「生物学」です。便利な手段にとっつきにくくしてい
化石や遺跡の画像は必ず確認してください。
る専門用語(カッコの中のような言葉)を排除して、できるだ
け日常的な言葉で説明します。
− 43 −
健康科学
1年次
高島愼助
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)健康な体を維持するためには、適度な栄養、運
動、休養が必要なことは周知の事実である。この健康維持の三
大要素において、現代人に一番不足しているのが運動である。
最初に一般生理学の基礎知識を講義する。続いて、運動生理学
への応用知識を講義する。なお健康に対する運動への取組みと
して集中講義<ボウリング>を行う。
(到達目標)健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
成績評価方法
講 義 計 画
下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問
に応じ説明を加えて理解してもらう。
第1講 運動と細胞
第2講 運動と筋
第3講 運動と骨格
第4講 運動と神経系
第5講 運動と内分泌
第6講 運動と血液
第7講 運動と循環
第8講 運動と呼吸
第9講 運動と体温調節
第10講 運動と消化、吸収
第11講 運動と肥満
第12講 運動の質と量
第13講 運動の自然法則的基礎(1)
第14講 運動の自然法則的基礎(2)
第15講 まとめ・ディスカッション
テキスト・教材
出席(1/3以上の欠席は不合格)、講義への取り組み方(態度)、 高島愼助・宮側敏明『BASIC健康生理学』四日市大学健康
レポート、筆記試験などにより評価する。
科学研究室
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問をする事。
全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
環境論
1年次
神長 唯
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
本講義は、現代が抱える環境問題という喫緊の課題をより深
く理解することをねらいとする。環境問題を社会学的観点から
捉え直すことで、受講生一人ひとりが今後の環境問題のあり方
について考えられるようにする。
日本の環境問題史を振り返り、「四大公害」を中心とする高度
経済成長期の公害問題等と、現代社会が抱える地域/地球環境
問題を比較する。生活環境の悪化が地域住民にどのような影響
を及ぼしうるのか、「生活者の視点」からも考える。
【到達目標】
①現代の環境問題に対する認識を深める。
②「四大公害」をはじめとする過去の環境問題に対する知識を
深める。
③環境問題を社会的な問題としてとらえ、それを追究する力を
身につける。
【他との関連】
環境情報学部開講科目「環境と社会」「環境社会学」などと関
連する。
成績評価方法
講 義 計 画
1.オリエンテーション
2.「環境」を定義する
3.公害・環境問題とは何か①
4.公害・環境問題とは何か②
5.前近代における人々と環境
6.近代における人々と環境
7.現代における人々と環境
8.四大公害①(水俣病)
9.四大公害②(新潟水俣病)
10.四大公害③(イタイイタイ病)
11.四大公害④(四日市公害)
12.ライフスタイルの変容と「都市・生活型公害」の出現
13.ごみ問題①
14.ごみ問題②
15.まとめ:現代の環境問題をいかに考えるか
※講義は何回かビデオ鑑賞等を予定しているため、各テーマに
つき2、3回程度の授業を行うことがありうる。
※現段階では以上の講義を想定しているが、受講生の要望も取
り入れながら講義内容や取り上げる順序を一部変更すること
もある。
テキスト・教材
平常点(授業態度、小テストへの取り組みなど40%)、期末試験 テキスト・教材はなし。講義中にプリントを適宜配付する。
(60%)等により総合的に評価する。
※なお、2/3以上の出席のない者は、特別な理由の無い限り採点
対象としない。
※講義中の飲食、私語、居眠り、ケータイ使用は厳禁。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義中に随時紹介する書籍や、講義中の配付プリント類は小テ ※「環境と社会」を履修(単位取得)済みの場合、本講義は内容的
ストだけでなく、準備学習用でもある。それらを読み、別途課
に重なる部分が多いことに留意して履修するかどうか検討して
題を提出した者はプラス評価の対象とする。
ください。
【参考文献】 加藤 尚武編『図解 スーパーゼミナール環境学』
幅広い視野を養うべく、公害や環境問題の歴史を高校時代と
東洋経済新報社
は異なる視点/観点から一度、おさらいしてみましょう。
− 44 −
科学的思考論
1年次
高田晴美
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
そもそも、科学とエセ科学はどこが違うのでしょう? 科学
的方法や科学的思考とはどのようなものなのか? 私たちは
日々、科学や技術の恩恵にあやかって生活をしており、あふれ
る情報にさらされていますし、災害や事故が起こったり科学的
な政策や防災対策の意思決定に市民が関わる必要が増してきた
今、科学の専門的な知識はともかく、科学的な思考そのものを
忌避していては、市民としての判断も下せません。この講義は、
科学とはどういうもので、どういった思考に基づいて語られる
ものなのかを解説します。
【到達目標】
1 まずは科学とはどういうものかを理解する。
2 科学や技術にかかわる事柄に対する判断が下せるようにな
るために、科学的思考を身につける。
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 科学的思考、科学的方法とは
第3講 科学の不確実性と進歩
第4講 科学的説明とは
第5講 科学における理論と仮説―推論の方法①
第6講 推論の方法②
第7講 仮説の検証
第8講 実験のやり方
第9講 実験結果の捉え方、定量的と定性的
第10講 統計学的な捉え方
第11講 桁(ケタ)と単位の話
第12講 トランス・サイエンス
第13講 リスク論
第14講 科学技術社会論
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 (30%)
レポート (30%)
定期試験 (40%、資料持込可)
毎回プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献
・戸田山和久『「科学的思考」のレッスン―学校で教えてくれな
いサイエンス』(NHK出版新書、2011.11、860円)
・森博嗣『科学的とはどういう意味か』(幻冬社新書、2011.6、
760円)
など
物事を感情やイメージだけで捉えてしまったり、「結局安全なの
か危険なのかはっきりさせて!」というような二分法的かつ人
任せな考え方をすることをやめて、科学的にみることを心がけ
てみましょう。数値に興味を持つのもいい方法です。
キャリア基礎Ⅰ
1年次
岡・小 森・谷 崎・永 井・加 納・木 村・山 本・鬼 頭・高 田・中 西
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
この科目では「キャリア基礎I」と「キャリア基礎Ⅱ」の30回
の授業を通じて、皆さんの将来に向けた進路選択、特に就職に
役立つ知識や技法、心構えの初歩を学びます。
「キャリア基礎Ⅰ」では、とりわけ就職をとりまく社会環境
がどのようなものかを理解することを主なねらいとします。具
体的には、働き方や地域の産業・経済、労働者の権利や大学生
の雇用・求人の情勢などを理解します。あわせて採用試験に備
えた基礎学力の習得をめざします。
【到達目標】
就職・進路選択に向けた知識と心構えなど、さまざまな知見
を得ることをめざします。
講 義 計 画
第1講 キャリアをどう考えるか
第2講 課題と演習
第3講 知っておきたい採用試験の基礎①
第4講 働き方はどうなっているか
第5講 課題と演習
第6講 知っておきたい採用試験の基礎②
第7講 日本・東海地方の産業・経済はどうなっているか
第8講 地元企業の事例
第9講 知っておきたい採用試験の基礎③
第10講 働く者の権利
第11講 課題と演習
第12講 知っておきたい採用試験の基礎④
第13講 大学生の雇用と求人の情勢
第14講 知っておきたい採用試験の基礎⑤
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
期末試験50%、平常点(出席状況および課題の提出)50%
クラス担当者から適宜配付します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
キャリアを考えるための参考文献は多数あります。リストを講 就職は何より学生自身の問題です。主体的に取り組んでいただ
義中に配布します。
きたいと思います。
事前学習は特に必要ありませんが、毎回の講義・演習はよく復
習してください。
− 45 −
キャリア基礎Ⅱ
2年次
岡・小 森・谷 崎・永 井・加 納・木 村・山 本・鬼 頭・高 田・中 西
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
この科目では「キャリア基礎I」と「キャリア基礎Ⅱ」の30回
の授業を通じて、皆さんの将来に向けた進路選択、特に就職に
役立つ知識や技法、心構えの初歩を学びます。
「キャリア基礎Ⅱ」では、自己分析・自己PRを中心に行い
ます。自己分析とは「どんなシゴトがしたいか」「どんなシゴト
が自分に向いているか」「どんな会社に行きたいか」を自覚する
ことをいいます。自己PRは単なる自己紹介ではなく「自分の
価値」をどれだけアピールできるかが重要です。ここでは初め
て自己分析・自己PRを行う学生に対してその手法を学びなが
ら実際に自己分析・自己PRを演習として行います。あわせて
採用試験に備えた基礎学力の習得をめざします。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス+自己分析のすすめ
第2講 自己分析①適性をみる
第3講 知っておきたい採用試験の基礎⑥
第4講 自己分析②過去の自分をふりかえる
第5講 自己分析③他者の意見を聞く
第6講 知っておきたい採用試験の基礎⑦
第7講 自己分析④未来の自分を考える
第8講 自己分析⑤自己PRを考える
第9講 知っておきたい採用試験の基礎⑧
第10講 業界・企業研究のすすめ
第11講 企業研究
第12講 知っておきたい採用試験の基礎⑨
第13講 履歴書・エントリーシートを書く①
第14講 履歴書・エントリーシートを書く②
第15講 知っておきたい採用試験の基礎⑩
【到達目標】
就職・進路選択に向けた自己分析(長所・短所、適正、なりたい
自分、自己PRなど)
をひととおり考え、まとめることを目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材
期末試験50%、平常点(出席状況および課題の提出)50%
クラス担当者から適宜配付します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前学習は特に必要ありませんが、毎回の演習は必ず各自で再 自分を見つめ直し、将来を考えるよい機会です。主体的に取り
検討をしてください。自己分析は正解があるわけではありませ 組んでいただきたいと思います。
んが、再検討によって、もっと良い表現がみつかったり、より
深い自覚につながります。
キャリア基礎Ⅲ
岡・小 森・谷 崎・永 井・加 納・小 川・山 本・鬼 頭・高 田・中 西
2年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
キャリア基礎Ⅲでは、具体的な就職活動を想定し、エントリ
ー・面接など、ひととおりの就職活動を模擬的に体験すること
を主な内容とします。就職活動中は、学生ではなく、社会人と
しての行動が要求されます。このようなビジネスマナーについ
ても演習を行います。全体を通して、実際の就職活動に向けて
学生が自信を持てるように個別指導を行っていきます。また、
就職活動の方法は毎年変化していくため、新しい面接の手法な
ども積極的に取り入れ、対応方法についても勉強していきます。
【到達目標】
キャリア基礎Ⅱで自覚した自己分析が基本となりますが、実
際の就職活動では、人事担当者・面接官などに「自分の良さ」
を伝えることができるような表現力が必要です。同時に、社会
人としてのビジネスマナーをわきまえた言動が要求されます。
キャリア基礎Ⅲでは、このような表現力や社会人らしい言動の
習得を目標とします。
講 義 計 画
第1講 就職活動の実際
第2講 自己PRシートの作成
第3講 ビジネスマナー①(面接)
第4講 模擬面接①
第5講 模擬面接②
第6講 エントリーシートの作成
第7講 模擬合同企業説明会
第8講 模擬合同企業説明会のふりかえり
第9講 プレゼン面接①
第10講 プレゼン面接②
第11講 プレゼン面接③
第12講 グループディスカッション①
第13講 グループディスカッション②
第14講 ビジネスマナー②(書類の送付、メール・電話応対)
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
期末試験50%、平常点(出席状況および課題の提出)50%
クラス担当者から適宜配付します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
それぞれの演習は、しっかり予習し準備してください。時間内 3年生では就職ガイダンスがはじまります。ここで勉強したこ
に終わらない場合は、各自で時間をとって準備してください。
とを生かして、失敗を恐れず行動することが何より重要です。
果敢にチャレンジしてください。
− 46 −
経13カリ:2年次
インターンシップ
済・営08カリ:3年次
富田 与
前学期
2単位
講 義 計 画
選 択
インターンシップに関連した日程は、キャリアサポートセンタ
ーからの通知、掲示板での告知、ゼミ教員からのお知らせなど
として後日発表されます。
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
大学を卒業すると多くの人は就職するでしょう。進学した人
もいずれは職を得ることになるはずです。この科目では、そう
した職業人としての将来を準備するために、職業体験をしてい
ただきます。
すでにアルバイトなどの経験を持っている人は少なくないと
思います。ただ、就職とアルバイトにはいくつかの大きな違い
があります。座学でなかなか学ぶことのできないそうした違い
は、実際の経験の中で体得することができるはずです。また、
そうした問題意識や目的意識はアルバイトの経験や座学の中で
は持ちにくいものです。
この科目では、そうした期待を持つために計画されています。
【到達目標】
「当面の職業観の獲得」。
成績評価方法
テキスト・教材
期間中の日誌とレポートを中心に評価します。
テキストはありませんが、事前学習の機会には必ず参加してく
ださい。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
仕事、職業といったテーマについて自分の問題意識を日ごろか 多くの学生諸君の参加を期待します。
ら持つように心がけてください。
ボランティア活動a
松井真理子
1年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
高齢者、障害がある人、子どもたち等への支援活動や、災害
救援活動、環境保護活動、国際交流活動など、地域ではさまざ
まな市民活動が行われています。これらの活動にボランティア
として参加することは、机上の学習では把握できない現実の課
題を体感する機会となるとともに、社会の様々な構成員がとも
に支え合い、交流する地域社会づくりが進むなど、大きな意義
を持っています。
四日市大学では、このようなボランティア活動の意義を尊重
し、広くボランティア活動の振興と学生の社会貢献活動を促進
するために、ボランティア活動への参加に対して以下のとおり
単位認定を行っています。
【到達目標】
ボランティア活動を体験することによって、社会のさまざま
な課題を深く理解すること、及び、課題に対して「主体的に関
わる」行動力の養成を到達目標としています。
成績評価方法
講 義 計 画
1 対象となる活動
大学の審査により認められた「ボランティア活動団体の活
動」あるいは「ボランティア活動と認められる活動」
2 活動時間
全実働時間60時間以上(複数の活動、年度を超えた活動で
もかまいません。
)
3 活動期間
大学行事、授業等に支障がないと判断される時期であること
4 事前申請・審査
単位認定を希望する場合には、参加予定の1ヶ月前、ある
いはすでに参加した場合は終了後1ヶ月以内に「ボランティ
ア活動内容書」(用紙は教学課にあります)を教学課に提出し
てください。単位認定にふさわしい活動であるかどうか審査
後、教学課より結果を連絡します。
5 単位認定申請
単位認定を申請する場合は、教学課に以下の書類を提出し
てください。(卒業年次の1月末日が最終受付日)
①「ボランティア活動a・b単位認定申請書」
②「ボランティア活動団体発行の証明書」:参加者の氏名、
活動内容、活動日時を明記
③「活動日誌・レポート」∼様式は自由。字数1,000字程度。
テキスト・教材
「ボランティア活動団体発行の証明書」「活動日誌・レポート」 なし
の内容により単位を認定します。
評価は「認」
(認定)となります。
この単位は、履修制限単位数に含まれません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
原則として活動参加予定1か月前までに、活動計画書(教務課 地域には、福祉、子ども、環境、国際、まちづくりなどさまざ
にあります)を提出すること。
まなボランティア活動があります。また、登録しておけば新し
参加する活動や団体に関する情報を収集し、事前学習すること。 いボランティア情報をメールでお届けするシステムもあります。
ぜひ登録をお勧めします。
− 47 −
ボランティア活動b
1年次
松井真理子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
高齢者、障害がある人、子どもたち等への支援活動や、災害
救援活動、環境保護活動、国際交流活動など、地域ではさまざ
まな市民活動が行われています。これらの活動にボランティア
として参加することは、机上の学習では把握できない現実の課
題を体感する機会となるとともに、社会の様々な構成員がとも
に支え合い、交流する地域社会づくりが進むなど、大きな意義
を持っています。
四日市大学では、このようなボランティア活動の意義を尊重
し、広くボランティア活動の振興と学生の社会貢献活動を促進
するために、ボランティア活動への参加に対して以下のとおり
単位認定を行っています。
【到達目標】
ボランティア活動を体験することによって、社会のさまざま
な課題を深く理解すること、及び、課題に対して「主体的に関
わる」行動力の養成を到達目標としています。
成績評価方法
講 義 計 画
1 対象となる活動
大学の審査により認められた「ボランティア活動団体の活
動」あるいは「ボランティア活動と認められる活動」
2 活動時間
全実働時間60時間以上(複数の活動、年度を超えた活動で
もかまいません。
)
3 活動期間
大学行事、授業等に支障がないと判断される時期であること
4 事前申請・審査
単位認定を希望する場合には、参加予定の1ヶ月前、ある
いはすでに参加した場合は終了後1ヶ月以内に「ボランティ
ア活動内容書」(用紙は教学課にあります)を教学課に提出し
てください。単位認定にふさわしい活動であるかどうか審査
後、教学課より結果を連絡します。
5 単位認定申請
単位認定を申請する場合は、教学課に以下の書類を提出し
てください。
(卒業年次の1月末日が最終受付日)
①「ボランティア活動a・b単位認定申請書」
②「ボランティア活動団体発行の証明書」:参加者の氏名、
活動内容、活動日時を明記
③「活動日誌・レポート」∼様式は自由。字数1,000字程度。
テキスト・教材
「ボランティア活動団体発行の証明書」「活動日誌・レポート」 なし
の内容により単位を認定します。
評価は「認」
(認定)となります。
この単位は、履修制限単位数に含まれません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
原則として活動参加予定1か月前までに、活動計画書(教務課 地域には、福祉、子ども、環境、国際、まちづくりなどさまざ
にあります)を提出すること。
まなボランティア活動があります。また、登録しておけば新し
参加する活動や団体に関する情報を収集し、事前学習すること。 いボランティア情報をメールでお届けするシステムもあります。
ぜひ登録をお勧めします。
青年海外協力研修
1年次
岩崎祐子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)
青年海外協力隊、NGO(非政府団体)、国際ボランティア等
の海外における社会貢献活動など、国際協力について現地で体
験的に学ぶ場を提供します。NPO論が主として地域を中心とす
る社会貢献活動を対象とするのに対し、この授業では海外にお
ける社会貢献活動が対象となります。
海外で実際に行われている社会貢献活動の体験を通じ、国際
的な視野を広げることも目的としています。
講 義 計 画
・四日市大学の海外研修
主として東南アジア地域において、青年海外協力隊、NGOと
の連携のもとに実施します。
春休み期間2月ごろ1週間程度の研修を実施し、帰国後レポー
トを提出しますが、単位認定は翌年度の前期です。
事前研修も行いますので、必ず参加してください。
第1講 ガイダンス(集中講義期間)
第2講 事前研修(集中講義期間)
第3講 事前研修(集中講義期間)
第4講∼第15講 海外研修
・大学外の海外研修・海外協力活動への参加
事前申請を行って下さい。
(到達目標)
1 国際的な社会貢献活動について理解を深めます。
2 国際感覚を身に付けます。
成績評価方法
テキスト・教材
四日市大学の海外研修終了後、
・活動日誌(様式自由)・レポート(1200字以上)を提出
大学外の活動終了後、以下のものを提出
・活動した団体の証明書(様式自由)
・活動日誌(様式自由)
・レポ
ート
(1200字以上)
資料を配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
四日市大学のタイ研修報告書は情報センターにありますので、
必ず読んでおいてください。このほか、外務省(日本)ホーム
ページ、タイ政府観光庁(日本語サイト)のホームページのタ
イ情報を参照してください。
四日市大学の研修参加希望者は学内で開催する説明会に必ず参
加してください。
2013,14年度入学の1、2年生は、全学部学生が参加でき、単位
が認定されます。3年生以上の学生も海外研修に参加できます
が、総合政策学部3年のみ単位認定されます。
− 48 −
経済原論
1年次
李 修二
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
経済学とは、衣食住といった人々の日常の経済生活を扱う、
ある意味、私たちにとっていちばん身近な学問ではないかと言
えるはずです。けれども、現実の人間社会の経済とは、きわめ
て複雑で多様な出来事から成り立っており、経済学では、そこ
での出来事をできるだけすっきりと解明するために、経済学に
特有の考え方や手法をしばしば用いています。この「経済学に
特有」といった面が、ときどき抽象的で難しいと思われがちな
ようです。そこで、この講義のねらいは、こうした経済学に特
有の考え方や手法のうち、最も基本的なものをしっかりと理解
していくことにあります。
この講義での到達目標は、経済学の最も基礎的、基本的な原
論を学ぶことです。それは、経済学をさらに深く学んで行く場
合には、その後、発展的、応用的な科目へと進んで行くうえで
必ず必要となる経済理論の「基本の基本」を一通り理解し、身
に付けておくことでもあります。
講 義 計 画
1 経済学の考え方と手法
2 貨幣と市場
3 産業資本
4 三大経済学者
5 労働価値説
6 剰余価値論
7 限界効用理論
8 無差別曲線理論
9 家計行動の理論1
10 家計行動の理論2
11 企業行動の理論1
12 企業行動の理論2
13 有効需要の原理
14 国民所得論
15 総需要管理政策
成績評価方法
テキスト・教材
小テスト 10%
定期試験 90%
毎回プリントを配布します。その他のテキストは使用しません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:
岸本重陳著『新版 経済のしくみ100話』岩波書店(岩波ジュニ
ア新書)
岩田規久男著『経済学を学ぶ』筑摩書房(ちくま新書)
池上 彰著『高校生からわかる資本論』集英社
欠席してしまった場合、しっかり補習しておかないと、その後、
授業について来れなくなってしまうかもしれません。経済理論
というのは、最初ちょっと抽象的で、じっくり取り組まないと
分かりづらいからです。ゆえに、初学者は決して安易に欠席し
ないように。
経営学原理
1年次
藤川なつこ
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
本講義では、経営学の学問的体系および経営学の根幹をなす
原理を理解するために、経営学に関する基礎的な知識を学習す
る。
講義時には理論的な説明と共に、具体的な事例を適宜用いる。
それによって、理論と現実との橋渡しを行いながら理解を深め
るとともに、社会を見る目を養う。また、講義中にミニテスト
を行い、理解を深めるよう試みる。
【到達目標】
経営学の理論的内容を理解し、修得するとともに、現実の企
業や身近な組織の事例をそれらの理論を用いて説明できるよう
になること。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 講義の概要説明
第2講 科学的管理法、管理過程論
第3講 人間関係論
第4講 現代組織論
第5講 人間観
第6講 経営戦略
第7講 競争戦略(1)
第8講 競争戦略(2)
第9講 中間試験
第10講 全社戦略(1)
第11講 全社戦略(2)
第12講 組織構造(1)
第13講 組織構造(2)
第14講 状況適合理論
第15講 全体のまとめ
第16講 定期試験
テキスト・教材
中間試験(持ち込み不可)50%、定期試験(持ち込み不可) テキストは特に指定しない。講義時に適宜プリントを配布する。
50%を基準に評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
【参考文献】
井原久光『テキスト経営学(第3版)―基礎から最新の理論ま
で―』ミネルヴァ書房,2008.
経営学検定試験協議会監修 経営能力開発センター編『経営学
検定試験公式テキスト①経営学の基本』中央経済社,2013.
受講生には、講義内容を「暗記する」のではなく、講義内容を
使って「社会現象を考える」ことが重要だという認識を持って
欲しい。その意味で本講義は、知識の獲得だけでなく、論理的
思考能力の養成も意図していることを踏まえて講義に臨んでも
らいたい。
− 49 −
経済経営概論
富田・池田・牛島・柴田・李・岡・鶴田・杉谷・熊澤・藤川・藤野
1年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
この科目は、経済経営学科における初年次専門教育のための
必修科目の1つとして、とくに経済学と経営学について、さら
にまた、関連する学問分野について、そこでの学術的な内容を
ごく入門的に、しかし幅広く次々と紹介されていく毎週の授業
を通じて、本学科の専門教育の全体像を理解することを目的と
しています。それと同時に、本学科における現代経済コース、
国際地域コース、経営会計コースの3つのコースの特徴や教育
目標を理解し、そしてまた、3コースで専門演習(ゼミ)を担
当する各教員の演習授業の内容に関してあらかじめ知識を得る
ことも、この科目のねらいとされています。したがって、この
科目で学んだ事柄は、二年次における所属コース選択の際に、
主要な判断材料としておおいに役立てることができるでしょう。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 全体ガイダンス
第2講 現代経済コース(1)
第3講 現代経済コース(2)
第4講 現代経済コース(3)
第5講 現代経済コース(4)
第6講 現代経済コース(5)
第7講 国際地域コース(1)
第8講 国際地域コース(2)
第9講 国際地域コース(3)
第10講 経営会計コース(1)
第11講 経営会計コース(2)
第12講 経営会計コース(3)
第13講 経営会計コース(4)
第14講 経営会計コ―ス(5)
第15講 まとめ
テキスト・教材
出席点と、学期末のレポート試験、および、アンケート提出で なし
成績を評価するものとする。
配点は、出席=30点、レポート試験=60点、アンケート=10点
とする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義を聞きながら、常にコース選択を意識するようにしてくだ この講義は経済学部の全体を見渡すためのオムニバス講義です。
さい。
2年次後期からのコース選択のためにも、自分の目的意識を確
認しながら受講することを勧めます。
現代経済基礎演習
2年次
2単位
講 義 計 画
1.
ガイダンスと自己紹介
池 田 幹 男 後学期 選択必修 2. インターネットや書籍を使用した情報収集の基礎
3.
文書の読み方の基礎
4.
文書の書き方の基礎
講義のねらい・到達目標
プレゼンテーションの基礎
この授業では主として情報を収集する方法、それを他の人に 5.
伝えるプレゼンテーションの方法、まとめたレポートの作成方 6∼10.トピックに関するディスカッション
11,12.プレゼンテーション資料の作製
法について学びます。
プレゼンテーションに慣れることと、レポートにまとめる技 13,14.プレゼンテーション
15.
レポート文書の作製
術を身につけることを到達目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材
出席30%, プレゼンテーション 30%, 最終レポート 40% で評価
します。
なし。適宜、教材を教育支援ステム(Moodle)で提示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日常的に経済や情報通信に関するニュース等に注目しておいて ゼミなので、課題やレポートをこなすだけではなく、毎回のト
ください。
ピックに関して自発的に意見を発言することが重要です。
− 50 −
現代経済基礎演習
2年次
牛島 謙
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
牛島研究室では「紙の本」をデジタル化し、ウェブブラウザ
で読書できるシステムを構築しています。登録済みの5千冊の
本を使いながら、本を読んでその内容をまとめる練習を積み重
ねていきます。「読み書き」の習慣を身に付けるのがこの授業の
ねらいです。
到達目標は2つあります。現代経済に関する書籍を読む習慣を
身に付けることと、現代経済に関する基礎知識を身に付けるこ
とです。
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション:USIブックページシステム
第2講 ミニ講義:セブン−イレブンと鈴木敏文
第3講 読書演習1:鈴木敏文の本
第4講 読書演習2:鈴木敏文の本
第5講 ミニ講義:クロネコヤマトと小倉昌男
第6講 読書演習1:小倉昌男の本
第7講 読書演習2:小倉昌男の本
第8講 ミニ講義:ユニクロと柳井正
第9講 読書演習1:柳井正の本
第10講 読書演習2:柳井正の本
第11講 ミニ講義:楽天と三木谷浩史
第12講 読書演習1:三木谷浩史の本
第13講 読書演習2:三木谷浩史の本
第14講 予備日:コースや学部の共同企画に参加
第15講 レポート作成
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価のポイントは次の3点です。
1 出席状況:3分の2以上。50%の評価。
2 毎回の課題提出(13回分)。50%の評価。
3 2の課題をポート試験として提出する。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2014
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2014/}
教材もすべてネットワーク経由で提供されます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習ができ 毎回の課題提出をがんばってください。
るようになっています。
現代経済基礎演習
2年次
柴田啓文
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
毎回、その時々の経済指標を確認し、現代の世界や日本の経
済にかかわるニュースを読み、経済学の基本に立ち返って考え
ます。また、各自関心のある経済に関するテーマを選んで、「教
育支援システム」(MOODLE)のWikiを利用し、グループごと
に発表します。
このゼミでは、各自が課題を見つけ出し、それを探求してい
くという主体的な学習を、「教育支援システム」を利用して、効
果的な方法でサポートします。
到達目標
経済および福祉についての基礎知識の獲得。ワープロ、表計
算、プレゼンテーションなどのアプリケーション、各種クラウ
ドなどの利用法、インターネットを利用した情報収集スキルの
習得。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 自己紹介、MOODLEの利用法
第2講 Wikiの利用法
第3講 経済学の対象1
第4講 経済学の対象2
第5講 経済ニュースを読む1
第6講 経済ニュースを読む2
第7講 経済ニュースを読む3
第8講 データを読む1
第9講 データを読む2
第10講 データを読む2
第11講 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価1
第12講 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価2
第13講 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価3
第14講 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価4
第15講 まとめ
テキスト・教材
平常点(50%)と発表(50%)で評価します。平常点は、毎回 なし。
のノート提出(Word、Powerpoint、Excelなど)
、フォーラム
の書込みなどによります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回、事前に経済指標や経済関連ニュースを読んでおいてくだ
学習支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。ゼミでの
さい。
イベント参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加
してください。留学生については、日本語学習を教育支援シス
テム(MOODLE)を利用してサポートします。
− 51 −
現代経済基礎演習
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ゼミテーマの意義と目標
李 修 二 後学期 選択必修 第2講 テキスト発掘
第3講 テキスト読解・発表
第4講 知的スキルの修練①
講義のねらい・到達目標
現代経済コースの中の李ゼミのゼミテーマは「経済理論・経 第5講 テキスト読解・発表
済史・社会福祉∼社会で役立つ経済学を!」というものである。 第6講 拡大・発展ゼミ活動①
第7講 テキスト発掘
こうしたテーマのもとに、基礎演習では、
第8講 テキスト読解・発表
①読解力をつける、
第9講 知的スキルの修練②
②知的スキルをみがく、
第10講 テキスト読解・発表
③自分の学問専攻を見付ける、
ことなどをねらいとし、また、到達目標ともしていく。具体的には、 第11講 拡大・発展ゼミ活動①
①については、まず各種のテキストを多読と精読を平行させなが 第12講 テキスト発掘
ら読みまくる。いろいろな分野のブックレットや新書、学術書から 第13講 テキスト読解・発表
抜粋した章などを次々に読んでいく。②については、コース内の 第14講 知的スキルの修練③
他ゼミとのコラボ授業なども通じて、コンピュータITCスキル、統 第15講 テキスト読解・発表
計学、経済英語などから自分に合った領域のスキルアップに努め
る。③については、①での読書を通じて、経済理論、経済史、社
会福祉・社会保障、金融などの分野から自分に合った学問領域を
見つけ、自分自身の関心、興味を絞り込んでいく。そうして、3年
ゼミ以降での本格的研究につなげていく。
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況、発表・報告、ゼミ活動での貢献度、レポート課題な 岩田規久男『経済学を学ぶ』ちくま新書
池上彰『高校生からわかる資本論』集英社
どで総合的に評価する。
柄谷行人『世界共和国へ』岩波新書
山下範久『ワインで考えるグローバリゼーション』NHK出版
広井良典『持続可能な福祉社会』ちくま新書
等々
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習、復習、発表準備など授業外での学習をしっかりするよう 他のゼミ生との交流、コース内他ゼミのゼミ生との交流など、
求められる。また、読解力訓練のためにも、参考文献、J・ゴル 共に学び合い、助け合い、触発し合う友達づくり、仲間づくり
デル『ソフィーの世界─哲学者からの不思議な手紙 上・下』 にも、ぜひ努めてほしい。
NHK出版、をどんどん読みすすめること。
国際地域基礎演習
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション(ゼミガイタンス)
岡 良 浩 後学期 選択必修 第2講 ゼミ活動∼第14講 ゼミ活動
第15講 まとめ
ゼミ活動では、大きく以下の3つのことを行います。
講義のねらい・到達目標
「ゼミ」は何より、学生同士がお互いの興味関心について、 1.フィールドワーク(2∼3週に1回)
知恵を出し合う場です。ゼミの導入と位置づけられる基礎演習 2.興味をもった新聞記事(経済記事)の発表(ほぼ毎回)
では、フィールドワークを中心としたいと思います。具体的に 3.商品開発・事業提案を考えプレゼンテーションを行う
はこの地域の歴史や産業の発展がわかる施設を訪れたり、経済 ※例をあげおきますが、日時や内容については皆さんの興味関
心を聞きながら決めます。
人・産業人・市民活動家に会いに行ったりします。もちろん書
斎科学(本を読み解くこと)や実験科学(テータを収集しシミ (見学先の例)
ュレーションすること)も重要です。にもかかわらずフィール 六華苑(桑名市)
トワークからはじめる理由は、時代の変化か激しいことや、最 トヨタテクノミュージアム、ノリタケの森
近の学生の社会経験が不足しているという指摘があるためです。 三重県産業支援センター
四日市港
到達目標としては、次の3つがあります。
①ゼミ生同士の交流を図るとともに、異なる視点や意見がある 地場産業(陶磁器産業、製茶業、味噌、清酒業など)
四日市市試作サポーター(機械金属工業)
ことを理解する。
まちかど博物館
②それによって自分の研究上の個性(関心)を見つける。
(商品開発・事業提案の例)
③3年次以降の研究のヒントを探る。
四日市大学オリジナル商品の開発
学生が行うソーシャルビジネス
成績評価方法
テキスト・教材
1.出席が前提です。(特に無断欠席は厳禁)
特に指定しません。講義中に配布します。
2.毎回の参加態度および課題の提出(40%)
3.学期の総括としてのレポート(60%)
※レポートは、提出すればよいというものではなく、コメント
に基づいて何度も修正していただきます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回、課題を提出していただきます。
有意義で楽しいゼミにしましょう!学生の発案を歓迎します。
− 52 −
国際地域基礎演習
2年次
鶴田利恵
講 義 計 画
2単位
第1講 ガイダンス
第2講 報告とディスカッション
第3講 報告とディスカッション
第4講 報告とディスカッション
第5講 報告とディスカッション
第6講 報告とディスカッション
第7講 図書館、インターネットによる検索方法のガイダンス
第8講 フィールドワーク
第9講 報告とディスカッション
第10講 報告とディスカッション
第11講 報告とディスカッション
第12講 報告とディスカッション
第13講 報告とディスカッション
第14講 報告とディスカッション
第15講 まとめ
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:地域経済、日本経済、国際経済のさまざまな動
きの中から、特に重要な事柄を取り上げて、その現状と問題点
を理解することを目的とします。同時にそれら問題点に対する
自分の考えを文章、口頭によって表現する力を養うことにも重
点を置きます。具体的には、ゼミ生の興味によって、新聞記事
や文献を利用し、各自がレジュメを作成し発表を行い、それに
対するディスカッションを行います。
また、このゼミは、卒業論文を作成するための基礎を構築す
ることを主眼としますので、文献収集に必要となる図書館およ
びインターネットの利用方法についてのオリエンテーションも
行う予定です。
到達目標:問題の発掘、報告の基本的な方法
成績評価方法
テキスト・教材
出席、意見・質問、レポート、報告などにより総合的に判断し 適宜指示します。
ます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業中に適宜紹介の予定。
発表、ディスカッションを通じて自分の問題意識をより広げて
いくことを期待します。
国際地域基礎演習
2年次
富田 与
講 義 計 画
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
昨年見つけた「問題」に「解決(回答)」を与えていくための
準備をしましょう。前半では「研究計画」を全体で吟味します。
後半では関連した先行研究の検索とその研究に関する口頭発表
を行います。
到達目標は「自分の研究のモデルを獲得する」です。
成績評価方法
口頭発表:50%
議論への参加:50%
第1講 論文作成までの道のり(ガイダンス)
第2講 研究計画に関する口頭発表
第3講 研究計画に関する口頭発表
第4講 研究計画に関する口頭発表
第5講 先行研究とは
第6講 先行研究の検索(図書館での作業)
第7講 先行研究の検索(インターネットを使った作業)
第8講 先行研究に関する口頭発表
第9講 先行研究に関する口頭発表
第10講 先行研究に関する口頭発表
第11講 テーマの確認
第12講 調査の方法(文献調査)
第13講 調査の方法(社会調査・統計)
第14講 調査の方法(フィールド・ワーク)
第15講 調査方法の選択
テキスト・教材
『知の技法』小林康夫・船曳建夫編 東京大学出版会 1545円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
自分のテーマに関係した読書に力を入れてください。
研究を進めるうえで悩む時期だと思います。まぁ、めげず
に・・・。
− 53 −
経営会計基礎演習
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 Ⅰ ガイダンス
熊 澤 光 正 後学期 選択必修 第2講 Ⅱ Windowsを利用する
第3講 Ⅲ ワードプロセッサを利用する
第4講 3.1 日本語を入力する
講義のねらい・到達目標
現代の企業は国境を越えた、大競争の時代を迎えています。 第5講 3.2 基本操作をマスターする
いま日本の企業の、海外展開や、外国の企業の、日本への進出 第6講 3.3 論文を書いてみる
によって、新たな展開が生まれています.日本の自動車産業は、 第7講 3.4 表の作成と利用
トヨタ生産方式等、すぐれた生産・経営方式を生み出してきま 第8講 3.5 基本的な作図
した。私のゼミでは、進んだ日本の生産・経営方式について、 第9講 Ⅳ 表集計ソフトでデータを処理する
視覚教材VTR等、テキストによって総合的にアプローチしたい 第9講 4.1 数値を入力する
と考えます。二年生の基礎演習では、今後の学習に必要な、パ 第10講 4.2 ワークシートの作成
ソコンの初歩から、情報検索を行うインターネット、特に経営 第11講 4.3 グラフの作成
学や卒論での実践的な使い方、電子メールの利用、ワードプロ 第12講 4.4. データベースの利用
セッサー、表集計ソフトの習得を目標にします。3年生の演習 第13講 Ⅴ プレゼンテーション
1・2では、日本のトヨタ生産方式からITまで、進んだ生産・ 第14講 5.1 プレゼンテーションの作成
第15講 5.2 プレゼンテーションの発表
経営の方式の学習を行います。
4年生の演習3・4では、生産・経営システムなど、各自の興 (4年生の卒論発表会を企画しています)
味のある分野を探しだし、卒業論文として研究を進めます。4
年生の卒論の発表会に参加する機会を作ります。
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分により総合的に評価します。
20% 出席
80% 課題及び提出物
30時間アカデミック 情報リテラシー Office2010 実教出版
1300円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回、復習を確実に行ってください。
「Word 2010パーフェクトマスター」(秀和システム)
「Excel 2010パーフェクトマスター」
(秀和システム)
「できるPower Point 2010」
(インプレス)
経営会計基礎演習
2年次
杉谷克芳
担当教員からひとこと2年生では、今後の卒業研究を進めるう
えで、基礎的条件である、パソコンの習得に努めます。また、
4年生の卒論発表会に参加する機会を作ります。
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
このゼミのテーマは「流通」ですから、教材は学外にたくさ
んあります。活発で楽しいゼミにしたいので、店舗見学など、
学外に出ていく機会を作りたいと考えています。
しかし、基本はあくまでも学内での腰を据えた学習。卒論作
成に必要な基礎的能力の養成がこの時期の目標です。テキスト
の『1からの流通論』は、理論的な本でありながらも、セブン
イレブンとかユニクロとか具体的な企業・店舗が取りあげられ
ていて興味をひきます。この本を使って、一語一語を正確に読
解する習慣とパワーポイントで考えを発表する練習を行いまし
ょう。また、アンテナの張り方も学びたいので、注目の企業・
店舗にかんするニュース等の映像教材を見て、意見交換も行い
たいですね。ともかく、やりたいことはたくさんあるので、い
ろいろやりましょう
(到達目標)
①ゼミのメンバーや先生と仲良くなること
②口頭および文章での意見の発表が苦にならなくなること 成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
◎自己紹介、ゼミの進め方
第2講∼第15講
◎TVのニュース番組、特集等の映像資料で、流通業の現況を
知る。
◎学外に店舗見学に行く。
◎いっしょにテキスト『1からの流通論』を読む。
◎経済記事(主として流通関係)を探す。
◎Power Pointの使い方を修得する。
◎みんなの前で、発表する。
テキスト・教材
出席状況と授業外の活動を含むゼミ活動への取り組みの姿勢で 石原武政、他編著、『1からの流通論』
、中央経済社
決めます。ただ、ゼミでは成績に差をつけないのが理想です。
全員原則皆出席、休む時には必ず連絡、みんなでゼミ活動を盛
り上げる姿勢、でお願いします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
適宜指示します。
2年生は就職もまだ先の気楽な時期です。一生の思い出になる
ように充実した時間をおくって欲しいと思います。そのために
も、楽しくて、しかも真剣なゼミでありたいと考えています。
− 54 −
経営会計基礎演習
2年次
藤川なつこ
講 義 計 画
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
本演習では、経営学の中でも、特に、経営組織論および経営
戦略論を研究テーマとします。したがって、企業の戦略や組織
編成、組織内で働く人びとの行動について、深く学んでいきま
す。
4年次の卒業論文作成に向けて、2年次では、経営組織論およ
び経営戦略論の体系的な知識および実際の企業の経営について、
本の輪読やディスカッション、ディベート、企業の見学、事例
研究を通して、共同で学習していきます。
【到達目標】
経営組織論および経営戦略論の体系的な知識の修得とともに、
それらの理論と現実の企業の関係を自ら主体的に考え、その考
えを発表する力を養うことを目標とします。
第1講 ガイダンス
第2講 経営学を学ぶ方法
第3講 経営学とは
第4講 ミクロ組織論
第5講 マクロ組織論
第6講 経営戦略論
第7講 企業見学
第8講 報告とディスカッション
第9講 報告とディスカッション
第10講 報告とディスカッション
第11講 ディベート準備
第12講 ディベート準備
第13講 ディベート
第14講 企業見学
第15講 全体のまとめ
成績評価方法
テキスト・教材
ゼミへの参加度(出席、姿勢、発表を含む)で評価します。
必要に応じて指示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
榊原清則『経営学入門(上)
』日本経済新聞出版社,2002.
ゼミは、共通の関心をもったメンバーの相互交流を通して、共
田尾雅夫・佐々木利廣・若林直樹編『はじめて経営学を学ぶ』 同で学習していく場です。一人ひとりが積極的に参加し、自分
ナカニシヤ出版,2005.
の意見を発言しましょう。
経営会計基礎演習
2年次
藤野 裕
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
ゲーテは『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』の中で、
複式簿記を「人間の精神が生んだ最高の発明の1つ」と述べてい
ます。また、ゾンバルトは『近代資本主義』の中で「複式簿記
はガリレオやニュートンの体系と同じ精神から生まれたもの」
と述べています。これらは株式会社の発展の中で、企業利益を
明確にするために複式簿記は非常に重要な役割を演じてきたこ
とを示しているものです。
現在の株式会社の取引は複雑化する一方です。そういった取
引を、どのように会計処理するのか、そして、そのような会計
処理をどうしてしなければならないのか、という理解がなけれ
ば、財務諸表を読むことはできませんし、企業が本当に利益を
上げているのかが分かりません。
本講義では株式会社の会計処理を深めるとともに、資格の取
得を目指します。
到達目標は、財務諸表を理解を深めること、および資格の取
得を目指すこととします。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 簿記の基礎(商品売買等)
第3講 簿記の基礎(現金・手形等)
第4講 簿記の基礎(固定資産等)
第5講 簿記の基礎(帳簿組織等)
第6講 簿記の基礎(決算整理等)
第7講 簿記の基礎(見越・繰延等)
第8講 簿記の基礎(精算表・F/S等)
第9講 簿記の応用(銀行勘定調整表等)
第10講 簿記の応用(資金調達等)
第11講 簿記の応用(本支店会計等)
第12講 簿記の応用(特殊商品売買等)
第13講 総合簿記演習Ⅰ
第14講 総合簿記演習Ⅱ
第15講 総合簿記演習Ⅲ
テキスト・教材
平常点50%
課題レポート50%
TAC簿記検定講座
「合格テキスト 日商簿記3級」
「合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記」
(TAC出版)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
斎藤静樹・徳賀芳弘責任編集「企業会計の基礎概念」(中央経済
社)
広瀬義州著「財務会計」
(中央経済社)
友岡賛著「会計学原理」
(税務経理協会)
勉強が「できる」ときと、勉強を「したい」ときは重なりませ
ん。勉強が「できる」今のうちに資格の取得を目指すことで、
会計の知識を得るだけでなく、今後の目標を見つけて欲しいと
思っています。
− 55 −
簿記入門
1年次
講 義 計 画
2単位
第1講 ガイダンス 簿記の基礎
藤 野 裕 ・ 岡 野 誠 前学期 選 択 第2講 財務諸表概略
第3講 日常の手続き(仕訳概略)
第4講 日常の手続き(転記・締切・帳簿等)
講義のねらい・到達目標
企業の日常的な取引は、日々、記録され、その記録をもとに 第5講 商品売買
財務諸表が作成されます。その日々の取引はどのように記録さ 第6講 商品売買(返品・値引・諸掛等)
第7講 現金
れるのか、すなわち「仕訳」について講義をします。
簿記は常に仕訳がついてまわります。仕訳の原理を理解する 第8講 当座預金
ことが最も重要です。そこで、本講義では、具体的な取引から、 第9講 小口現金
どのように仕訳するべきか、ということを、仕訳の原理に当て 第10講 手形(約束手形・振替手形)
第11講 手形(裏書・割引)
はめて解説していきたいと思います。
本講義の到達目標は、基本的な簿記の仕訳を理解することと 第12講 貸付金・借入金
未収・未払、前払・前受
します。
第13講 固定資産、有価証券、租税公課等
第14講 総勘定元帳・補助簿
第15講 伝票会計
第16講 定期試験
[注意事項]
必ず電卓を持参すること。携帯電話等を代用することは認めない。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(出席および小テスト等)50%
第2講∼15講では授業開始後10∼20分で小テストを行う予定で
ある。
定期試験50%
[教科書]
TAC簿記検定講座「合格テキスト 日商簿記3級」
(TAC出版)
[問題集]
TAC簿記検定講座「合格トレーニング 日商簿記3級」(TAC
出版)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義の予習は必要ない。
出版社のホームページで、問題集の解答用紙がダウンロードで
講義中に指定する問題集の問題を、次の講義までに、必ず解い きるので、繰り返し問題演習を行ってもらいたい。
ておくこと。
電卓は12桁の者が望ましい。
経13カリ:1年次
フィールドワーク論
済・営08カリ:2年次
富田 与
前学期
講 義 計 画
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義では社会科学の基本的な調査方法の一つであるフィ
ールドワークについて考えます。フィールドワークのなかでも、
この講義では、おもに「聞き取り(インタビュー)」の方法を中
心に見ていくことにします。
聞き取りと言っても、ただ漫然とヒトの話を聞くのではなく、
ある目的を持って質問していくことがフィールドワークでは求
められます。何を、どのように質問したら、聞きたいこと(調
査の目的)が聞けるのでしょうか。この講義では、テキストを
使って、具体的なフィールワークの報告を読むとともに、その
調査では、どのような質問がされていたのかを考えていきます。
毎回、予習の意味も含めて、次のテーマに関する簡単なレポー
トを書いていただきます。最後には、教室で、フィールドワー
クの実験をしたいと思います。
成績評価方法
第1講 フィールドワークとは
第2講 序章 現代文化のフィールドワークとは何か
第3講 第1章 出産
第4講 第2章 地域政策
第5講 第3章 共生文化
第6講 第4章 介助者
第7講 第5章 祭り
第8講 第6章 民藝
第9講 第7章 頼母子講
第10講 第8章 引揚者
第11講 第9章 信心
第12講 第10章 エスノメソッド
第13講 第11章 住民のためらい
第14講 「実験」への準備
第15講 「実験」
テキスト・教材
講義への参加度:30%
各回のレポート:30%
最 終 レ ポ ー ト:40%
『現代文化のフィールドワーク入門』山泰幸・足立重和編 ミネ
ルバ書房 3000円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
調査やインタビューに関する面白い新書の出版が相次いでいま
す。ぜひ手にとって読んでみてください。
日ごろから、コミュニケーションの手段としての話し言葉に意
識的に気を配るようにしてみてください。
言葉によってコミュニケーションをとるとは、どのようなこと
なのでしょうか。特に、ある目的を持ってヒトに質問をするに
はどうしたらいいのでしょうか。なかなか明確な答えは得られ
ないと思います。講義を通じて、一緒に考えてみましょう。
− 56 −
現代経済学
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 マクロ経済学とは?
鶴 田 利 恵 後学期 選 択 第2講 マクロ経済学と日本経済1
第3講 マクロ経済学と日本経済2
第4講 国民所得の概念
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:経済学を学ぶ上で重要な基礎となる理論で、経 第5講 国内総生産と国民総生産
済全体の動きを分析の対象としているのがマクロ経済学です。 第6講 消費関数
この授業では、マクロ経済学の理論の中でも、財市場と呼ばれ 第7講 消費と貯蓄
る市場のメカニズムを学ぶことを目的とします。
「GNP」
、
「GDP」 第8講 企業の投資
といった言葉は国の経済の大きさを示す一つの指標であり、私 第9講 政府の役割1
たちが日頃モノやサービスを購入する行動(金額)もこれらの 第10講 政府の役割2
指標の中に入っています。さらに、企業が生産のために機械を 第11講 国民所得の決定理論1
買ったり、政府が公共投資をしたり、さらには輸出入といった 第12講 国民所得の決定理論2
行動もこれらの指標に含まれます。そこで、私たちの日頃買い 第13講 財政政策の効果1
物や企業や国が行うこのような行動を日本という国全体でみる 第14講 財政政策の効果2
とどのように捉えることができるのか、また、その総額はどの 第15講 まとめ
ような要因に影響を受け、どういった変化をするのかを理解す
ることが、この講義の目的です。
到達目標:マクロ経済学の財市場分析に関する基本的な理論を
理解する。
成績評価方法
テキスト・教材
筆記試験により評価します。ただし、出席に関して、「90%以上 家森信善著『基礎からわかるマクロ経済学』第3版、中央経済社、
の出席率=5点」として加点します。
2008年(¥2000+tax)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義の前に教科書を読んでおくことを勧めます。
講義内容は毎回の授業の積み重ねです。欠席しないように注意
してください。
経済情報学
池田幹男・牛島 謙
経13カリ:2年次
済・営08カリ:3年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義は現代経済コースのコース必修科目です。
講義の前半は牛島が担当します。前半のテーマは、経済情報
の入手方法を学ぶことです。媒体として書籍・新聞・ウェブの
3つを取り上げて、それぞれの媒体で経済情報の入手方法を説
明していきます。専門科目やゼミで学習するときに役立つノウ
ハウを身に付けてください。到達目標は、専門分野の学習をす
る際に独力で書籍やウェブ情報を探し出せるようになることで
す。
後半は池田が担当します。後半のテーマは、情報通信の発達
とその経済への影響について学ぶことです。現在のインターネ
ットとそのセキュリティの基礎について説明します。到達目標
はインターネットを支える支える技術の概要を理解することで
す。
講 義 計 画
1 オリエンテーション
2 書籍と経済情報
3 経済情報の探し方:書籍編
4 新聞と経済情報
5 経済情報の探し方:新聞編
6 ウェブと経済情報
7 経済情報の探し方:ウェブサイト編
8 前半のまとめ
9 情報通信の発達とその経済への影響
10 e-コマース
11 インターネット通信とプロトコル(TCP/IP)
12 インターネットを支える技術
13 暗号化
14 クラウド
15 セキュリティ
成績評価方法
テキスト・教材
出席30%、定期試験70%
テキストはありません。プリントを配布します。また、授業サ
イトに教材を呈示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
牛島研究室の専用サーバーにこの講義のためのサポートページ 現代経済コースの必須科目ですので、関心のある学生はかなら
を用意してあります。予習・復習をする際にアクセスしてくだ ず履修してください。
さい。
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2014/eminfo/}
後半の内容は授業支援システム(Moodle)にも掲載します。
− 57 −
社会経済学
2年次
李 修二・柴田啓文
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義は、前半、第1講から第7講までのパートⅠ(担当=
柴田啓文)と、後半、第8講から第15講までのパートⅡ(担当=
李修二)に分かれています。
パートⅠのテーマは「経済と社会の関わりを考える」こと。
経済学が前提としている諸概念の検討を通して社会と経済の関
係について考えることをねらいとします。抽象的で難しそうに
思えるかもしれませんが、「正しい」、「適切だ」、「価値がある」、
「もうけた」など、普段私たちが使っている身近な言葉を手がか
りに、経済学をもっと身近に感じることが到達目標です。
パートⅡのテーマは「雇用政策のための経済理論を学ぶ」こ
と。現代経済の主要分野の中でも特に社会保障、社会福祉の分
野に関わって、そのような分野で必要とされる主な経済理論を
学ぶことをねらいとします。経済学が現代の私たちの身近な社
会問題にどのように関わってくるのか、具体的に理解できるよ
うになることが到達目標です。
講 義 計 画
<パートⅠ∼経済と社会の関わりを考える>(第1講∼第7講、
担当=柴田啓文)
第1講 社会と経済
第2講「社会経済学」の考え方
第3講 経済学の流れ
第4講 経済と倫理
第5講 合理性
第6講 価値および価格
第7講 市場と交換
<パートⅡ∼雇用政策のための経済理論を学ぶ>(第8講∼第
15講、担当=李修二)
第8講 社会経済学のための統計学入門(担当=李、柴田)
第9講 GDP分析
第10講 不況とインフレ
第11講 政府支出と租税
第12講 ビルトイン・スタビライザー
第13講 労働市場
第14講 フィリップス曲線
第15講 資本蓄積と雇用水準
成績評価方法
テキスト・教材
パートⅠ・パートⅡ全体を通じて、
平常点50%(出席、フォーラム、小テストなどの合計)、
学期末レポート試験50%
パートⅠでは、なし。
パートⅡでは、毎回プリント(ファイル)を配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
前回分の授業を必ず復習して授業にのぞんでください。復習す
ると次の授業内容が格段に理解しやすくなるはずです。パート
Ⅰでは、西部邁『ソシオ・エコノミックス』イプシロン出版企
画(2006年)、2800円を参考文献とします。パートⅡの参考文献
はありません。
この講義は、前半、後半を2人の教員で担当します。履修生は
幅広い内容の講義を受けることができるでしょう。しかし、教
員1人ずつの講義回数は少ないので、けっして安易に欠席しな
いでください。単位を取るには、教員2人共からの合格点評価
が必要です。
日本経済事情
2年次
杉谷克芳
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
<ねらい>バブル崩壊(1991年)以降の「失われた20年」を経
て、日本の経済も社会も大きく様変わりしたわけですが、そも
そも日本経済とはどんな経済だったのか、どんな特質を持って
いたのか。例えば、日本的経営とか、日本的雇用システムとか、
大衆消費社会とか、高度経済成長とか、オイルショックとか、
バブル経済とか、知っているようで知らない、あるいは言葉と
しては知っていても実感としてピンと来ないことも多いと思い
ます。この講義では、経済学を学ぶための入門のひとつとして、
戦後の日本経済の常識的な事柄について、単に経済だけではな
くて、流通業の変化や社会史とも絡めて、具体的な理解を身に
つけてもらうことを目的とします。
<到達目標>経済学を勉強するための前提として、日本経済の
これまでの歩み、現在の動向について、常識的、基礎的な理解
を身につけることを目標とします。
成績評価方法
講 義 計 画
1 ガイダンス
2 日本経済の歩み―戦後復興期①、闇市と戦後改革
3 日本経済の歩み―戦後復興期②、ドッジラインと朝鮮特需
4 流通小史①―百貨店の復興とスーパーマーケットの誕生
5 流通小史②―三重県の「主婦の店」とオカダヤ百貨店
6 日本経済の歩み―「三丁目の夕日」の時代①、もはや戦後
ではない、高度経済成長
7 日本経済の歩み―「三丁目の夕日」の時代②、「機械に囲ま
れた生活」、東京オリンピックとビートルズ
8 日本経済の歩み―ニクソンショックとオイルショック、ト
イレットペーパーがなくなった
9 日本経済の歩み―安定成長とジャパン・アズ・ナンバーワン
10 モータリゼーションと郊外型社会、スカイラークとドイト
与野店
11 流通小史③―ショッピングセンターの誕生、鈴鹿ハンター、
アイリス、日永カヨー
12 日本経済の歩み―バブル経済の時代
13 日本経済の歩み―バブル崩壊と「失われた20年」
14 日本的雇用システムの崩壊と「就職氷河期」
15 流通小史④―「狐や狸の出る場所に商店を」
テキスト・教材
基本的には、筆記試験により評価します。ただし、出席率の良 使用しません。必要に応じて、適宜プリント配布します。
い人、際立って熱心に受講している人は加点します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献
あまり難しい話にならず、学生さんの興味を引くような楽しい
宮崎勇、他『日本経済図説、第4版』岩波新書
授業にしたいと思いますが、そのためには学生さんの協力が必
塚崎公義『よくわかる日本経済入門』朝日新聞社
要です。私語は苦手ですので、よろしく。
小峰隆夫『ビジュアル日本経済の基本』日本経済新聞出版社
事前に資料を配付した場合には、必ず翌週の講義の時間までに
読んでおいて下さい。
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経13カリ:2年次
アントレプレナーシップ論
済・営08カリ:3年次
岡 良浩
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
アントレプレナーシップとは、起業家精神のことです。この
講義では起業家精神を養うための講義と演習を行います。
起業家精神とは、さまざまな定義がありますが、広く事業を
起こす可能性を追求する能力のことを言います。これは必ずし
も会社を起こしたいと考える人だけではなく、大企業・中小企
業にかかわらず、通常にビジネスに関わる従業員にも必要な能
力です。
このような能力は、例えば暗記したり学説を理解したりする
能力とは全く異なり、現在行われていない事業をつくる創造的
思考が必要です。ここではまず最初に、プレーンストーミング
やKJ法などの創造的に考えをまとめる手法を演習します。次
に、さまざまなソーシャルビジネスを事例に、これらの事業が
どのような起業家精神によって構想されているかを学びます。
最後に、自らソーシャルビジネスのビジネスモデルを構築する
ことを試みます。
成績評価方法
出席および課題への取り組み(50%)
(50%)
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション(アントレプレナーシップとは何か)
第2講 アントレプレナーシップの思考 (ブレーンストーミング)
第3講 ブレーンストーミング演習1
第4講 ブレーンストーミング演習2
第5講 ブレーンストーミング演習3
第6講 ソーシャルビジネス事例1
第7講 ソーシャルビジネス事例2
第8講 ソーシャルビジネス事例3
第9講 ビジネスモデル立案の思考
第10講 事業計画(企画書)の構成
第11講 ビジネスモデル立案の演習1
第12講 ビジネスモデル立案の演習2
第13講 ビジネスモデル立案の演習3
第14講 ビジネスモデルの発表
第15講 総括
テキスト・教材
学期末のレポート試験
特に使用しません。講義中に適宜プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献は講義中に示します。
高校生までの、知識の吸収に力点をおいた授業とは異なり、既
成概念を飛び越える訓練をすることは楽しいことでもあります。
有意義に学びましょう。
会計学総論
2年次
2単位
講 義 計 画
会計学は、企業活動によって、調達された資本の増減変化を
的確に捉え、その結果を成果として測定し、一定の様式で、明
確に、企業の利害関係者に開示すること(会計責任)の意義や
方法を学習する科目である。
講義では、企業活動の変化を測定・開示する会計実務につい
て、その基礎、原理、歴史、計算構造を理解することがねらい
である。同時に、企業活動を測定開示する論理と特徴を理解し
た上で、開示のメディア(媒体)である「財務諸表」を、現実
の法制度のもとで作成できるようになり、企業活動を会計的視
点より理解し、分析する能力を養い、将来の意思決定に役立つ
知識と技術を会得することが到達目標である。
1企業の活動と会計
2簿記手続きの一巡
3財務諸表の意味(損益計算書の意味)
4財務諸表の意味(貸借対照表の意味)
5損益計算書の特徴
6収益と費用の認識測定
7損益計算書の作成と開示①
8損益計算書の作成と開示②練習問題
9貸借対照表の作成と開示①
10貸借対照表の作成と開示②練習問題
11現実の会計制度と財務内容開示
12金融商品取引法の財務内容開示制度
13会社法の財務内容開示制度
14キャッシュフロー会計
15国際会計
成績評価方法
テキスト・教材
沓掛和男・岡野順子
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席すべく回数の2/3を出席すること。出席点40%、定期試験 ケースブック会計学入門 永野則雄著 新世社
60%を総合的に評価。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
会計学は2年次の科目であるので、1年次での簿記の知識が是 簿記と会計の技術と知識は、一般社会人、特にビジネスマンが
非とも必要です。できれば、日商の検定試験3級を取得してく 持つべき常識とされています。できれば1∼2年生のうちに会
ださい。
得することを望みます。
− 59 −
経営管理総論
2年次
藤川なつこ
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
経営者は、企業活動の意思決定を行うにあたって、経営管理
活動を行う。経営管理活動とは、計画→組織→命令→調整→統
制、の一連のサイクルから成る。本講義では、多様な組織体の
経営管理の中でも、特に企業の人的資源管理の仕組みを学習す
る。同時に、講義を通して、受講生が働き方について考え、発
表する場を提供する。
講義時には理論的な説明と共に、具体的な事例を適宜用いる。
それによって、理論と現実との橋渡しを行いながら理解を深め
るとともに、社会を見る目を養う。また、講義中にミニテスト
を行い、理解を深めるよう試みる。
【到達目標】
経営管理論の理論的内容を理解し、修得するとともに、現実
の企業や身近な組織の事例をそれらの理論を用いて説明できる
ようになること。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 講義の概要説明
第2講 人的資源管理とは
第3講 雇用システム
第4講 人材育成制度 1
第5講 人材育成制度 2
第6講 報酬制度 1
第7講 報酬制度 2
第8講 職能資格制度と職務等級制度
第9講 グループ・ディスカッションと発表
第10講 グループ・ディスカッションと発表
第11講 グループ・ディスカッションと発表
第12講 グループ・ディスカッションと発表
第13講 グループ・ディスカッションと発表
第14講 グループ・ディスカッションと発表
第15講 全体のまとめ
第16講 定期試験
テキスト・教材
授業参加度50%、定期試験(持ち込み不可)50%を基準に評価 特に指定しない。
する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
【参考文献】
上林憲雄・奥林康司・團泰雄・開本浩矢・森田雅也・竹林明
『経験から学ぶ 経営学入門』有斐閣,2007.
井原久光『テキスト経営学(第3版)―基礎から最新の理論ま
で―』ミネルヴァ書房,2008.
企業論
2年次
2単位
受講生には、講義内容を「暗記する」のではなく、講義内容を
使って「社会現象を考える」ことが重要だという認識を持って
欲しい。その意味で本講義は、知識の獲得だけでなく、論理的
思考能力の養成も意図していることを踏まえて講義に臨んでも
らいたい。
講 義 計 画
1.ガイダンス 資本主義市場経済体制下の企業をみる視点
東 村 篤 後学期 選 択 2.企業の概念 企業の変容と新しい企業観
3.企業の諸形態(私企業と公企業)と企業の生成と発展
4.企業と社会 ステークホルダー 株式会社制度の理論と現状
講義のねらい・到達目標
皆さんは、卒業すると、多くの皆さんは株式会社をはじめど 5.企業の社会的責任の変遷 21世紀の企業像
こかの組織体に所属するでしょう。企業は、現代社会において 6.CSRと企業倫理、環境経営、NPO
大きな役割を果たしており即戦力となる人材を求めています。 7.米国、ドイツの企業概念とトップ・マネジメント
本講義では、資本主義、市場経済体制の下での企業の本質、社 8.企業結合と日本型企業システム
会のなかでの種類、企業形態の中心である株式会社制度の特質、 9.産業集積 中小企業とベンチャービジネス
10.取締役と取締役会 役員の責任、報酬
仕組みとその内容などビジネスの法務実務を学んでいきます。
11.コーポレート・ガバナンス 監査役 執行役員
12.コンプライアンス
13.株主総会
14.利益相反取引と競業取引、インサイダー取引等
15.まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
(出欠を兼ね毎回、小論文または確認テスト、中間テスト14回) PowerPointを使用します。授業中に配布するプリントはきちん
30%、授業姿勢20%、定期試験50%を総合的に評価。
と整理し、まとめておいてください。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「日経新書 経営学入門 上・下」(榊原清則・日本経済新聞出
版社・860円+税)
「経営を見る眼 経営入門」(伊丹敬之・東洋経済新報社・1,600
円+税)
「よくわかる企業論」(佐久間信夫・ミネルヴァ書房・2,600円+
税)
新カリキュラムです。現代社会において企業は重要な位置を占
めており6つの企業観を理解しておくことで企業をみる視点が身
に付き有益となります。三ない(つまらない・分からない・役
立たない)を排除、受講生参加型の双方向授業とします。
− 60 −
ミクロ経済学
2年次
鬼頭浩文
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義では、公務員や金融機関、大学院などを目指す学生
に対して、経済学の知識をわかりやすく伝授する。具体的には、
職業人として必要な経済を見る力を身につけることと、企業の
就職試験や公務員の教養試験における経済学分野の問題を解く
ための勉強を行う。できる限り、受験テクニックだけでなく、
実際の社会の仕組みについても学ぶ。
【到達目標】経済学の基本的知識を理論的に理解し、試験問題の
解答を導き出す能力を身につけることが到達目標である。
成績評価方法
講 義 計 画
1.イントロ(基礎数学復習と一次関数の演習問題)
2.無差別曲線と消費者の行動①:T-2-1
3.無差別曲線と消費者の行動②課題①:T-2-1
4.企業の行動①:T-2-1
5.企業の行動②課題②:T-2-1
6.経済と格差社会:T-3-1
7.需要の価格弾力性①:T-2-1
8.需要の価格弾力性②課題③:T-2-1
9.市場メカニズム:T-2-1
10.比較優位の理論課題④:T-2-1;T-2-7
11.経済と雇用:T-3-2
12.財政政策・金融政策①:T-2-2;T-2-4;T-2-5
13.財政政策・金融政策②課題⑤:T-2-2;T-2-4;T-2-5
14.経済エネルギー事情(国内):T-2-6;T-3-5
15.経済エネルギー事情(世界):T-2-8;T-3-5
テキスト・教材
特別な理由がない限り、講義に遅刻せずに出席し、復習のため 『警察官・消防官 新スーパー過去問ゼミ 社会科学』実務教育出
の課題(5回を予定)を提出することが、単位認定の最低条件。 版(1300円+税)
その上で、出席状況20%、課題30%、期末試験50%の割合で総 講義計画のT○-△が、テキストの対応する箇所(○章の△テー
合的に評価する。
マ)を示している。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回、必ず復習を行い、指示した練習問題にトライして、理解 公務員試験・社会科学系大学院では、経済学の知識は必須であ
できない問題については次回の講義で質問できるように準備を る。内容はとても難しいが、パワーポイントなどで分かりやす
しておくことが望まれる。
く解説する。「経済学」単位取得後の受講が好ましい。
マクロ経済学
2年次
鶴田利恵
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:マクロ経済学は、経済学を学ぶ上で重要な基礎
となる理論で、経済全体の動きを分析の対象とします。この授
業では、まず、私たちの経済活動に大きな影響を与えている金
利(利子率)が決定される貨幣市場について学びます。金利
(利子率)は、どのように決まってくるのでしょうか?また、ど
のような変化が起きたときに金利(利子率)は高くなったり低
くなったりするのでしょうか?講義では、貨幣市場において金利
(利子率)が決定されるメカニズムと、国による金融政策にはど
のようなものがあるのかをみていきます。また、「現代経済学」
で学んだ財市場とこの貨幣市場を同時に分析し、財政政策と金
融政策の効果に関する理論を理解します。
到達目標:マクロ経済学の貨幣市場に関する基本的な理論の理
解、財市場と金融市場の同時分析(物価の変動がない場合とあ
る場合)に関する理論の理解
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 貨幣の役割1
第2講 貨幣の定義
第3講 貨幣創造
第4講 貨幣需要の理論1
第5講 貨幣需要の理論2
第6講 金融政策
第7講 貨幣乗数1
第8講 貨幣乗数2
第9講 IS-LM分析1
第10講 IS-LM分析2
第11講 IS-LM分析3
第12講 物価の変動を考えた分析1
第13講 物価の変動を考えた分析2
第14講 物価の変動を考えた分析3
第15講 まとめ
テキスト・教材
筆記試験により評価します。ただし、出席に関しては、「90%以 家森信善著『基礎からわかるマクロ経済学』第3版、中央経済社、
上の出席率=5点」として加点します。
2008年(¥2000+tax)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義の前に教科書を読んでおくことを勧めます。
この授業を受ける人は、1年次後期に「現代経済学」を受講し
ておくか、2年次に同時に受講して下さい。
− 61 −
現代財政学
2年次
三城安生
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
この講義の目的は、代表的な財政政策を紹介し、それぞれの
政策がどのような特徴を持ち、いかなる問題を孕んでいるのか
を理解することである。そして、政府によって行われる様々な
財政政策が社会にもたらす影響を考察することによって、財政
政策のあり方について考えて行く。
講義の中では、ミクロ経済学やマクロ経済学の基礎的な理論
を用いて、財政政策についての解説を行う。さらに、新聞やテ
レビなどで報じられている時事的な話題を題材にして財政政策
についての理解を深めるべく講義を行う。
講義を通じて日本の財政政策の基本的なしくみの理解を目指す。
〔到達目標〕
・政府が行う財政政策について関心を持てるようにする
・日本の財政政策について経済学的な視点からとらえる姿勢を
身につける
・日本の財政政策について自分の言葉で簡単な説明ができるよ
うにする
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 財政政策の概観
第3講 ミクロ経済学の基礎
第4講 消費者余剰と生産者余剰
第5講 税金と補助金
第6講 外部効果
第7講 公共財
第8講 マクロ経済学の基礎
第9講 マクロ経済の需要と供給
第10講 乗数メカニズム
第11講 財政政策の構造
第12講 財政政策と金融政策(1)
第13講 財政政策と金融政策(2)
第14講 時事的な財政政策
第15講 財政政策論のまとめ
定期試験
テキスト・教材
成績評価の方法は定期試験と平常点(出席状況と授業態度)に 特定のテキストは使用しません。
よります。
定期試験 60%、
平 常 点 40%
特別な理由がある場合を除き、4回以上欠席した場合は単位を
認定しません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
履修に際し、特別な予備知識あるいは学習上の準備は必要あり 各回の講義で使用する配布資料は、インターネットのホームペ
ませんが、新聞やテレビなどで報じられる財政政策に関連した ージを通じて各自で準備してもらいます。アクセスの方法につ
ニュースに関心を持つことを期待します。
いては、初回の講義で説明します。
〔参考文献〕
・伊藤元重、
『入門経済学 第3版』日本評論社、
(2009)
経済統計学
2年次
片山清和
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
[講義のねらい]
現在、自然科学の分野だけでなく、人文/社会科学の分野で
も数字データが用いられている。それらの数字データを分析す
る道具として、統計学が用いられている特に、近年ではビッグ
データと呼ばれる、大規模データを統計処理して、社会生活に
役立てる試みが行われている。そのため、統計学はより身近に
なっており、統計学なくして社会生活が成り立たないと言って
も、言い過ぎではない。。この講義では、統計学の基礎知識を身
に付け、基礎的な統計処理を修得することを目的とする。
[到達目標]
統計学の基礎知識を身に付け、基本的な統計処理ができるよ
うになる。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、統計学とは
第2講 基礎知識
第3講 1次元のデータ
第4講 2次元のデータ
第5講 確率
第6講 確率変数
第7講 確率分布(1)
第8講 確率分布(2)
第9講 確率分布(3)
第10講 対数の法則と中心極限定理
第11講 標本分布
第12講 正規分布からの標本
第13講 推定
第14講 仮説検定
第15講 回帰分析
成績評価方法
テキスト・教材
出席点(20%)、宿題・小テスト(30%)
、定期試験(50%)
なし。
プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
長谷川勝也著 「イラスト図解 確率・統計のしくみがわかる 講義は積み重ねによって行うので、欠席すると理解が困難にな
本」 技術評論社
ります。安易に欠席しないでください。
東京大学共用部統計学教室編 「基礎統計学Ⅰ 統計学入門」
東京大学出版会
− 62 −
経済史
2年次
麻沼賢彦
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
<ビッグ・ビジネスの社会経済史>
アメリカの1840年代から1920年代までの数10年間は、生産と
流通に劇的な変化が生じた時期であった。この時期はまた、現
代巨大規模企業の原型である近代企業が生まれ、急速に成長・
拡大した時期でもあった。1890年代の終わりまでには、アメリ
カの人々は、今日のわれわれと同様、日常会話の話題に多くの
企業名を上らせるようになっていた。たとえば石油のスタンダ
ード・オイル、鉄鋼のカーネギー、精肉のアーマー、クッキー
のナビスコ、ソフト・ドリンクのコカ・コーラ、石鹸・洗剤の
P&G, カメラとフィルムのイーストマン・コダック、ミシンのシ
ンガー、農業機械のマッコーミック、電機のGE、通信販売のシ
アーズ・ローバックといったような・・・・・。
アメリカの近・現代経済史をイギリスやドイツ、そして日本
のそれとの比較視点に立って概観し、現代アメリカ経済の歴史
的特性について理解を深めよう。これが到達目標。
講 義 計 画
第1回 ガイダンス
第2回 アメリカ経済史の視角(1)
第3回 アメリカ経済史の視角(2)
第4回 経営者資本主義の理論と歴史(1)
第5回 経営者資本主義の理論と歴史(2)
第6回 経営者資本主義の理論と歴史(3)
第7回 1840年代アメリカ国内市場の拡大・深化ー量と質
第8回 1850年代アメリカにおけるインフラストラクチュアの
整備ー鉄道・電信・郵便(1)
第9回 1850年代アメリカにおけるインフラストラクチュアの
整備ー鉄道・電信・郵便(2)
第10回 流通の革命
第11回 生産の革命
第12回 大量生産技術の衝撃(1)
第13回 大量生産技術の衝撃(2)
第14回 大規模産業企業のダイナミクス
第15回 第2次大戦後の変化: 経営者資本主義の時代から株
主資本主義の時代へ
成績評価方法
テキスト・教材
20% 出席および受講姿勢
80% 定期試験
プリント配布予定
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
理解を深めるには次の文献が有益である。
A. D. チャンドラー 「スケール・アンド・スコープ」
講義は「生きもの」というのが私の考え方。それゆえ、受講者
の関心の所在や理解度に応じて講義プログラムを適宜変更する
ことがあるので、あらかじめご了承を。
経済学史
2年次
杉谷克芳
前学期
有斐閣
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
重商主義、重農主義(ケネー)、スミスという3者の経済学を
対比させつつ、①冨(豊かさ)とは何なのか、社会を豊かにす
るとはどういうことなのか、②資本と人間の再生産ということ、
③経済と制度との関連、等々について考えてみたいと思います。
経済学史は、経済学説の歴史を取り扱う学問ですが、この講
義では、単に過去の経済学者やその学説の辞書的意味を覚えて
終わりではなく、初期の経済学者たちの理論の紹介を通じて、
社会や経済の仕組みを私たち自身が考えるきっかけにしたい、
と考えています。
(到達目標)重商主義もケネーもスミスも、一面では正しく、
一面では間違っています。そうした三者三様の考え方、問題意
識をその時代背景と共に理解することによって、現代の経済社
会を多面的に理解する手がかりをうること
成績評価方法
講 義 計 画
◎はじめに
第1講 問題提起―重商主義とケネーとスミス、冨は
モノか、貨幣か?
第2講 経済学の歴史の鳥瞰図
◎重商主義の経済学
第3講 西洋史の復習―大航海時代、絶対王制、産業
革命
第4講・第5講 重商主義の経済学と経済政策
第6講・第7講 スミスの重商主義批判―正しいのはどちらか?
◎ケネーの経済学
第8講 フランス絶対王制とコルベルティズム
第9講・第10講 『小作人論』と『穀物論』――生産的労働と
は何か
第11講、第12講 ケネー『経済表』――生産活動と社会の再生産
第13講 ケネーの経済政策 ◎アダム・スミスの経済学
第14講 「神の見えざる手」と理神論
第15講 スミス分業論と市民社会
テキスト・教材
定期試験の結果によって評価します(100点満点)。ただし、レ 教科書は使用しません。資料は適宜印刷して配布します。
ポートと出席状況、講義への取組姿勢によって大幅に加点しま
す。レポートの提出は任意ですが、筆記試験に自信のない人、
好成績を望む人はレポートでしっかり加点しておきましょう。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前に指摘した場合には、翌週までに資料を読んできた上で講 あまり難しい話にならず、学生さんの興味を引けるような授業
義に臨んで下さい。
にしたいと思いますが、そのためには学生さんの協力が必要で
参考文献:内田義彦『経済学史講義』
(未来社)
す。私語は苦手ですので、よろしくお願いします。
− 63 −
経済政策
2年次
2単位
講 義 計 画
第1−3講 [1]混合経済における公共部門
1. 政府の経済的役割
山 本 奈 実 後学期 選 択
第4講 2. 政府とは
第5−7講 3. 公共経済学的な考え方
講義のねらい・到達目標
ねらい:この授業では、政府部門はなぜ必要か、その役割は何 第8講 4. 経済学者間の意見の不一致
か、政府部門がどのように支出を行うか、それらが経済全体に 第9講 [2]政府が存在するための経済的根拠
1. 市場の効率性
どのような影響を及ぼすかについて学ぶ。また、どのような経
1.1 競争市場の見えざる手
済政策が望ましいか、経済政策の評価についても見ていく。経
第10講 1.2 厚生経済学とパレート効率性
済政策についての理解を深めるのが目的である。
到達目標:次のことを理解する。1.政府の経済的役割。2. 第11講 1.3 経済効率性の分析
政府の失敗する4つの原因。3.規範経済学と実証経済学。4. 第12講 1.3.1 交換の効率性
第13−14講 1.3.2 生産の効率性
市場の効率性。
第15講 1.3.3 生産物構成の効率性
期末試験
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分により総合的に評価する。
出席(30%)、期末試験(70%)。
テキストなし。僅かだが、適宜プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
学習をする時には、今まで習ったことの復習を毎回行って下さい。 特にありません。
参考文献:なし。
国際経済学
2年次
鶴田利恵
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:この講義では、ITの普及によりますます進むグ
ローバル化の中で複雑に入り組んだ国際経済の動きを理解する
ために、国際貿易、国際収支の構造、為替レートの決定に関す
る理論を中心に講義していきます。
「なぜ貿易を行うのか?」という基本的な疑問から始まり、
「貿易を行うとどのようなメリットがあるのか?」、「各国はどの
ような貿易政策を行っており、また、そのような貿易政策は
我々にどのような影響があるのか?」、「国際収支の構造はどの
ようになっているのか?」「為替レートはどのように決定され、
それは自国の貿易にどのような影響を与えるのか?」を学んで
いきます。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 比較優位の理論その1
第3講 比較優位の理論その2
第4講 要素賦存比率理論(ヘクシャー・オリーンの定理)
第5講 プロダクト・サイクル論、雁行形態論
第6講 部分均衡分析(貿易の利益)その1
第7講 部分均衡分析(貿易の利益)その2
第8講 産業内貿易
第9講 規模の経済と産業内貿易
第10講 貿易政策その1
第11講 貿易政策その2
第12講 国際収支の構造
第13講 為替レートの決定理論
第14講 為替レートの決定理論
第15講 まとめ
到達目標:貿易、国際収支構造、為替レートの決定に関する基
本的な経済理論を理解する。
成績評価方法
テキスト・教材
筆記試験により評価します。ただし、出席に関しては、「90%以 プリントを配布します。
上の出席率=5点」として加点します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:石川城太・菊池徹・椋寛著『国際経済学をつかむ』有 難しい数学的既述や深い議論はできるだけ避け、簡単な図を用
斐閣、2009年、P.R.クルーグマン・M.アブズフェルド著『国際 いてより多くのポイントが理解できるようにつとめるつもりで
経済理論と政策I.国際貿易』第3版、新世社
す。質問や授業の流れについての希望があったら、いつでも言
って下さい。
− 64 −
日本経済論
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 日本経済の現状認識①;人口減少局面
渡 辺 悌 爾 前学期 選 択 第2講 〃 ②;成熟化、内需の低迷、外需依存経済と円高
制約
第3講 〃 ③;東日本大震災・原発事故からの復興、電力
講義のねらい・到達目標
問題
講義のねらい;卒業後社会で生きていくに必要な日本経済に関
「失われた20年」からの脱却をどう図るか?
する基本的な考え方、知識を講義することを通じて現実に応用 第4講 〃 ④;
第5講 日本経済と世界経済①;日本経済・欧米経済の成熟化、
できる能力を身に着けることを狙いとする。
低迷と新興国の発展
到達目標;学卒者として恥ずかしくない到達レベルに達し、就 第6講 〃 ②;冷戦終焉とグローバル化、IT革命、金融革命
職試験の企業側の面接者とも十分に渡り合えるような力を身に 第7講 〃 ③;日本経済の新成長戦略;BRICs連動型経済へ
着けるようにレポート、小テストを何度も課して確かな到達レ 第8講 〃 ④;日本企業の経営革新と海外直接投資の時代
第9講 人口減少・グローバル化の中の財政改革①;高齢社会
ベルに達するよう指導する。
の重圧、税と社会保障改革
第10講 〃 ②;ユーロ危機に学び国債リスクを回避せよ!
第11講 グローバル化の中の金融ビッグバン、変わる金融システム
第12講 グローバル化の中の産業構造変化
第13講 地球環境問題と日本経済の成長戦略①;途上国の人口
爆発、地球温暖化
第14講 〃 ②;環境立国へのグリーン成長戦略
第15講 日本経済の成長戦略と地域経済の課題 成績評価方法
テキスト・教材
出席状況10%、出席カード評価10%、レポート・小テスト20%、 三橋規宏・内田茂男・池田吉紀著『ゼミナール 日本経済入
定期試験60%
門・第25版』日本経済出版社、2012年、3200円+税
及び、講義中に適宜資料提供を行う。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義時間中は講義に集中し、適切な講義ノートをつくり、事後 日本経済の動向に絶えず注目し、新しい情報キャッチに努める
的に講義ノートの補充、充実化に努めること。充実した講義ノ 習慣と力が付けばあなたの人生に役立つはずです。課題山積の
ート作成が学力向上の必要条件である。
日本経済は社会勉強のよき教材を提供してくれます。
コンピュータソフトとハード
池田幹男
2年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
コンピュータがどうように動作しているかについて学びます。
ソフトウェアが中心となります。また、コンピュータの中でデ
ータが同様に処理されているかを学びます。コンピュータの基
本的なソフトウェアの構成とマルチメディア処理の基礎を理解
することを目標とします。
講 義 計 画
1.コンピュータの構成
2.コンピュータの歴史
3.ソフトウェアができることは何か
4.基本ソフトウェアとアプリケーションソフトウェア
5.OSとは何か
6.OSによる仮想記憶
7.ファイルシステム
8.各種のアプリケーションソフトウェア
9.文字の処理
10.アナログとデジタル
11.オーディオ処理
12.コンピュータの色の表現
13.画像処理
14.情報源符号化とファイルフォーマット
15.ネットワーク
成績評価方法
テキスト・教材
出席30% 定期テスト70%で評価します。
教育支援システム(Moodle)に教材を提示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特にありません。授業中に適宜取り上げます。
教育支援システム(Moodle)の教材や小テスト、過去の定期テ
ストの問題を参考にしてください。
コンピュータの授業ですが、板書が中心となります。ノートを
細かく取るようにしてください。
− 65 −
インターネット論
2年次
講 義 計 画
2単位
この授業のねらいは2つあります。1つ目は、経済や経営と
の関連でインターネットの仕組みを理解することです。2つ目
は、インターネットを企業がどのように利用しているかを知る
ことです。
牛島研究室では独自のブックページシステムを構築し、イン
ターネット関係と経済経営関係の書籍を千冊ほど用意してあり
ます。これらの情報源を利用しながら、企業経営の現場でイン
ターネットの技術がどのように活用されているかを説明してい
きます。
この授業の到達目標は、経済や経営とインターネットがどの
ように結びついているかについて理解を深めることです。
第1講 オリエンテーション
第2講 インターネットの仕組み1
第3講 インターネットの仕組み2
第4講 インターネットの仕組み3
第5講 ウェブの仕組み1
第6講 ウェブの仕組み2
第7講 ウェブの仕組み3
第8講 インターネットと経済情報1
第9講 インターネットと経済情報2
第10講 インターネットと経済情報3
第11講 インターネットと企業1
第12講 インターネットと企業2
第13講 インターネットと企業3
第14講 まとめ
第15講 レポート作成
牛島 謙
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価のポイントは次の3点です。
1 出席状況:3分の2以上。50%の評価。
2 毎回の課題提出(13回分)。50%の評価。
3 2の課題をレポート試験として提出する。
下記のページがこの授業の「テキスト」です。紙媒体は使い
ません。
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2014
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2014/}
教材もすべてネットワーク経由で提供されます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
ハイパー講義のページにアクセスすれば、準備学習ができるよ 毎回の課題提出をがんばりましょう。
うになっています。
簿記原理
藤野 裕・判治幹子
1年次
後学期
講 義 計 画
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
企業の日々の取引の記録を、決算日にどのように処理するの
か、について講義を行います。
日々の取引は「仕訳」を行うことで、帳簿に記録されますが、
それを合算するだけでは決算にはなりません。決算整理という
手続きを踏んで、財務諸表が作成されることになります。
本講義では、決算整理で必要となる仕訳を考察することで、
財務諸表を作成するための簿記の必要性を理解することを目指
します。
本講義の到達目標は財務諸表を作成するための会計処理を理
解することとします。
第1講 ガイダンス 簿記の基礎
第2講 財務諸表概略
第3講 仕訳総論
第4講 試算表の作成(合計残高試算表)
第5講 試算表の作成(合計試算表)
第6講 決算の手続き(決算整理、精算表、有価証券の評価替
え)
第7講 決算の手続き(現金過不足、消耗品)
第8講 決算の手続き(売上原価の算定)
第9講 決算の手続き(減価償却費等)
第10講 決算の手続き(貸倒引当金)
第11講 決算の手続き(見越し・繰延)
第12講 決算の手続き(精算表の作成)
第13講 決算の手続き(勘定・帳簿の締切)
第14講 決算の手続き(財務諸表の作成)
第15講 簿記一巡の手続き
第16講 定期試験
[注意事項]
必ず電卓を持参すること。携帯電話等を代用することは認めない。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(出席および小テスト等)50%
第2講∼15講では授業開始後10∼20分で小テストを行う予定で
ある。
定期試験50%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
[教科書]
TAC簿記検定講座「合格テキスト 日商簿記3級」
(TAC出版)
[問題集]
TAC簿記検定講座「合格トレーニング 日商簿記3級」(TAC出
版)
担当者から一言
講義の予習は必要ない。
出版社のホームページで、問題集の解答用紙がダウンロードで
講義中に指定する問題集の問題を、次の講義までに、必ず解い きるので、繰り返し問題演習を行ってもらいたい。
ておくこと。
電卓は12桁のものが望ましい。
− 66 −
工業簿記
三浦克人・岡野 誠
2年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:工業簿記は,製造業に適用される簿記のシステ
ムです。工業簿記の特色は,製品の製造活動を複式簿記により
記録・計算・整理することにあり,また,その主たる目的は原
価の計算にあります。製品の原価情報は,財務諸表(損益計算
書,貸借対照表など)の作成,価格の決定,原価管理,予算作
成など,製造業の経営管理のさまざまな場面で活用されていま
す。
到達目標:この講義は,初歩の工業簿記で学習すべき範囲のう
ち,工業簿記の基礎,原価の3要素,個別原価計算などについて
学習することを目標としています。
講 義 計 画
1.工業簿記の基礎
2.工業簿記と原価計算
3.工業簿記の構造
4.材料費(1)
5.材料費(2)
6.労務費(1)
7.労務費(2)
8.経費
9.製造間接費(1)
10.製造間接費(2)
11.製造間接費(3)
12.個別原価計算(1)
13.個別原価計算(2)
14.個別原価計算(3)
15.総まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出席(40%),定期試験(60%)で評価する。
検定簿記講義2級工業簿記(平成26年度版)
,中央経済社,700円+
税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
学習内容を適宜,復習することがのぞましい。
テキストは毎回使用します。また,定期試験トでは,テキスト
の中から出題範囲を指定しますので,必ず購入すること。むず
かしい科目ではありません。数字が苦手な人でも問題なく,授
業内容を理解できると思います。
簿記セミナーa
藤野 裕・判治幹子
1年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
簿記の理解を深めるためには様々な企業の取引を仕訳するこ
とが最も効率的です。
そこで、本講義では問題集を利用し、様々な企業の取引の会
計処理を理解することが目標となります。
本講義では企業の日常の取引から、決算整理を行い財務諸表
を作成するまでの、簿記一巡の流れの全体像を講義します。
到達目標は簿記一巡の流れを理解することと、資格取得を目
指すこととします。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(出席および小テスト等)50%
第2講∼15講では授業開始後10∼20分で小テストを行う予定で
ある。
定期試験50%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
講 義 計 画
第1講 ガイダンス 簿記の基礎
(1-1∼1-6)
第2講 日常の取引(2-1∼3-6)
第3講 商品売買(4-1∼5-14)
第4講 現金・当座預金・小口現金
(6-1∼8-4)
第5講 手形(約束手形・振替手形)
(9-1∼9-10)
第6講 手形(裏書・割引)
(10-1∼10-8)
第7講 その他の期中取引(11-1∼11-13)
第8講 その他の期中取引(12-1∼12-8)
第9講 その他の期中取引(13-1∼13-6)
第10講 試算表(14-1∼15-2)
第11講 決算手続(16-1∼17-9)
第12講 決算手続(17-10∼18-8)
第13講 決算手続(19-1∼20-20)
第14講 決算手続(21-1∼21-15)
第15講 伝票会計(22-1∼22-6)
第16講 定期試験
[注意事項]
必ず電卓を持参すること。携帯電話等を代用することは認めない。
[教科書]
TAC簿記検定講座「合格テキスト 日商簿記3級」
(TAC出版)
[問題集]
TAC簿記検定講座「合格トレーニング 日商簿記3級」(TAC出
版)
担当者から一言
各講義を受講する前に、講義計画で示した問題集の問題を全て 出版社のホームページで、問題集の解答用紙がダウンロードで
解いておくこと。
きるので、繰り返し問題演習を行ってもらいたい。
また、受講後にも全ての問題を解き直すこと。
− 67 −
簿記セミナーb
2年次
沓掛和男・岡野 誠
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「簿記セミナーa」で学習し、修得した簿記の基礎・仕組み
と簿記手続きの一巡の知識と技術を前提に、このセミナーでは
その実践的応用、すなわち、検定試験における資格取得が到達
目標になります。従って、検定試験に予想される問題との取り
組みがセミナーの中心となります。そして、試験の直前対策で
は、試験当日を予定した模擬試験を重ね、問題に「正確に、早
く」対応ができるようになることが講義のねらいです。
講 義 計 画
1 簿記の基礎的理解(理解度をテストで確認)
2 検定試験の範囲の確認と対策
3 仕訳対策(仕訳100問)
4 〃
5 帳簿記帳対策 ・ 計算小問題対策
6 財務諸表作成対策 7 〃
8 試験直前対策(総合問題)
9 〃
10 検定試験問題解答と理解
11 上級試験の範囲と対策
12
〃
13
〃
14
〃
15
〃
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況と試験結果を総合的に評価。
TAC簿記検定講座「合格テキスト 日商簿記3級」
出版
TAC簿記検定講座「合格トレーニング 日商簿記3級」
出版
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
TAC
TAC
担当者から一言
問題集などによる記帳練習が簿記上達及び取得の決め手となり 簿記の知識と会得し、資格を取得することがこのセミナーの目
ます。特に、問題集で間違ったところなどの徹底した復習が必 標となります。資格取得にはそれなりの継続的で絶え間ない努
要です。
力が必要ですので、覚悟して参加してください。
販売士セミナーa
2年次
杉谷克芳
前学期
2単位
講 義 計 画
選 択
第1講∼第3講 ストア・オペレーション
第4講∼第9講 マーチャンダイジング
第10講∼第12講 マーケティング
第13講∼第15講 小売業の類型
講義のねらい・到達目標
<講義のねらい>この講義では、販売士3級の資格取得を目的に
流通業の勉強をします。
販売士は、流通業界の唯一の公的資格として、高い社会的信
頼を得ています。さらに、製造業や金融業であれ、流通と無縁
な仕事はないのですから、流通業への就職を考えていない人に
とっても、ここで学んだことは、きっと就職に役立ちます。ま
た、日本語の読解力が必要とされますので、留学生にとっては、
日本語能力を示す恰好の証にもなります。
なお、この講義は販売士講座と対をなしています。販売士講
座では試験範囲の全体を網羅的に勉強するのに対して、この講
義では、いくつかの重点箇所を取りあげ、要点を説明しつつ問
題演習を行うというかたちで、セミナー形式でゆっくりじっく
り勉強します。販売士講座のスピードに必ずしも十分に付いて
いけない人は、この講義も履修してまずは「得意の領分」をつ
くりましょう。
<到達目標>ずばり、販売士3級の資格取得です。
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況60%、学習態度・意欲20%、達成度・検定試験の結果 【テキスト・教材】伊藤直信先生の販売士講座で使用するテキス
トと同じ
20%を目安に総合的に判断します。
日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士養成講習会3級テ
キスト(2冊セット)」
日本商工会議所、2012年、3000円
なお、問題演習のために適宜プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
事前にテキストの該当部分を読んでおくことが望ましい。
担当者から一言
この講義を履修する人は、伊藤直信先生の「ライセンス講座
(販売士)」も履修するようにしてください。また、私の「流通
経済論」も可能な限り履修してください。2年の前期は「流通」
三昧で頑張りしましょう。
− 68 −
販売士セミナーb
2年次
杉谷克芳
後学期
2単位
講 義 計 画
選 択
第1講∼第4講 小売業の類型
第5講∼第8講 マーチャンダイジング
第9講∼第12講 マーケティング
第13講∼第15講 ストア・オペレーション
講義のねらい・到達目標
<講義のねらい>
この講義では、前期の「販売士講座」あるいは「販売士セミ
ナーa」を履修したにもかかわらず、自信がなくて7月の販売士
3級検定試験を受験しなかった者、あるいは受験しても合格しな
かった者を主とした対象に、2月の検定試験にむけて、セミナ
ー形式で特訓します。
販売士は2年生で3級合格、3年生で2級合格、そして、その
成果をひっさげて4年生で就職活動にのぞむのが、理想です。
諦めずに再チャレンジしましょう。
<到達目標>ずばり、販売士3級の資格取得です。
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況(50%)
、取組姿勢(20%)
、検定試験の結果(30%)
【テキスト・教材】
日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士養成講習会3級
テキスト(2冊セット)
」
日本商工会議所、2012年、3000円
なお、問題演習のために適宜プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前にテキストの該当部分を読んでおくことが望ましい。
すでに「販売士セミナーa」や「販売士講座」を履修し、一定程
度の学習をすませているが、まだ販売士3級の検定試験に合格
していない者の履修が望ましい。これから販売士の勉強を始め
る者の履修も可能であるが、かなりの自習とやる気を必要とし
ます。
地域企業セミナー
2年次
岡 良浩
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この授業は、集中講義期間を利用して、地域企業を訪問し取
材をすることによって、それぞれの企業の個性や魅力を発見し
ます。
企業はそれぞれに歴史があり、経営者の経営理念や目標もそ
れぞれ異なります。そのため、たとえ同じような事業を行って
いる企業を比較しても、その背景の違いが商品やサービスに現
れていることに気づくでしょう。
このセミナーでは、いわゆる企業見学といった受動的な態度
ではなく、あたかも皆さんが記者になった気持ちで取材してい
ただきます。これは、この企業の特徴を第三者に伝えるところ
まで、きちんとまとめていただきたいからです。
到達目標としては、以下の3点をあげておきます。
①担当する企業の全体像をしっかり掴む。②記事としてその内
容をきちんとまとめる。③結果として、他の企業をみるときの
比較する視点を得る。
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講∼第5講 訪問企業の下調べ・グループ分け・質問事項
の検討概要
第6講∼第10講 企業訪問・取材内容のまとめ・記事の作成
第11講∼第15講 全体の取材とりまとめ・発表・印刷
注)集中講義期間を利用して企業訪問を行います。
下記のように予定していますが、詳細は前期中に掲示等でお知
らせします。
1日目:7月28日
(月)
⇒受講者全員
2日目:7月29日
(火)
∼31日
(木)
のうち1日
(訪問企業によって日時は変わります。)
3日目:8月1日
(金)
⇒受講者全員
成績評価方法
テキスト・教材
出席が前提です。
出席および参加態度(50%)
特に使用しません。必要な資料は適宜配布します。
成果の提出(50%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献は講義中に配布します。
企業は実際に行ってみるとよくわかります。「百聞は一見にしか
ず」という言葉があるように、好奇心を持って参加してくださ
い。
− 69 −
社会保障論
2年次
李 修二
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義は、現代日本における社会保障制度の基本的な枠組
みを概観し、理解することをねらいとしている。言うまでもな
く社会保障制度は、少子高齢化を前提とする今後の日本社会に
とって、最も重要な社会経済制度と位置づけられるものの一つ
になってくるだろう。そして、経済のかなりの部分が、何らか
の形で社会保障制度と関係するようになってくるはずである。
そこで、現行の日本の社会保障制度の特徴や限界を理解、検討
し、少しでも将来を展望できる基本的な知識を身につけること
を、講義の到達目標としていく。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 社会保障を学ぶ意義
第2講 医療サービス
第3講 高齢者医療制度
第4講 生活保護
第5講 介護サービス
第6講 介護保険
第7講 所得保障
第8講 年金制度
第9講 年金財政方式
第10講 雇用保険
第11講 労災保険
第12講 社会保険
第13講 民間保健
第14講 社会保障の歴史
第15講 社会保障財政
テキスト・教材
出 席30%
定期試験70%
椋野美智子・田中耕太郎『はじめての社会保障―福祉を学ぶ人
へ』有斐閣、1800円+税
(大学のテキスト販売で入手すること)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テキストの復習、予習をできるだけ行うこと。特に前回授業の 社会保障制度の知識は今日きわめて重要かつ有用となっている。
復習を怠らないこと。復習して授業にのぞめば、毎回、より深 ぜひ関心を持って、しっかり学習してほしい。
く授業内容が理解できるはずである。
社会福祉学
2年次
2単位
講 義 計 画
到達目標
社会福祉にかかわる基本概念の理解。
第1講 MOODLEの登録とオリエンテーション
第2講 「社会福祉学」とは何か。
第3講 「社会福祉学」の生成
第4講 「障害の社会モデル」1
第5講 「障害の社会モデル」2
第6講 日本の女性
第7講 日本の女性
第8講 世界の女性
第9講 世界の女性
第10講 人権に関わる諸条約1
第11講 人権に関わる諸条約2
第12講 特別支援教育の現状と問題点
第13講 生活保護制度
第14講 ベーシック・インカム
第15講 まとめ
学期末試験
成績評価方法
テキスト・教材
柴田啓文
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
社会福祉学は、障害者や女性、子ども、高齢者、経済的困窮
者など、いわゆる「社会的弱者」の福祉の向上と権利の擁護、
および、その援助方法やそれを支える社会のあり方を検討する
学際的な研究です。
非常に広い範囲を対象としていますが、この講義では、特に
障害者や女性に焦点を当て、福祉とは何であり、今後の福祉は
どのようなものでなけらばならないかについて考えたいと思い
ます。
平常点(50%)と試験(50%)により評価します。平常点は、 なし。
毎回のノート(ワード)提出とフォーラム、小テストなどによ
ります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
安積遊歩著『癒しのセクシートリップ』太郎次郎社(2100円)。
学習支援システム(MOODLE)を利用。「障害学」を通して、
安積遊歩『いのちに贈る超自立論ーすべてのからだは百点満点』 自らの生き方や社会のあり方について考えようとするみなさん
太郎次郎社エディタス(1680円)。
の受講を期待します。留学生については、日本語学習を教育支
援システムを利用してサポートします。
− 70 −
財務諸表論1
2年次
藤野 裕
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
簿記では、企業の行う様々な取引についての会計処理方法を
学習します。これに対し財務諸表論では、簿記で学習した会計
処理方法が、どのような考え方に基づいて行われるのかについ
て学習します。たとえば、簿記においては建物や機械の減価償
却費の計算方法について学習しますが、財務諸表論においては、
なぜ、減価償却が必要なのかについて学習します。
本講義の到達目標は、講義をおこなった「企業会計原則」の
内容と、それにかかわる基本的な理論を理解することです。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 企業会計の機能と制度
第3講 財務会計の基礎概念
第4講 一般原則
第5講 損益会計
第6講 資産会計総論
第7講 棚卸資産
第8講 固定資産
第9講 リース会計
第10講 固定資産の減損会計
第11講 棚卸資産の評価に関する会計基準
第12講 繰延資産
第13講 研究開発費等
第14講 負債会計
第15講 退職給付会計
第16講 定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(出席および小テスト等)50%
定期試験50%
毎回プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
斎藤静樹・徳賀芳弘責任編集「企業会計の基礎概念」(中央経済 第3講∼15講では授業開始後10∼20分で小テストを行う予定で
社)
ある。
広瀬義州著「財務会計」
(中央経済社)
財務諸表論2
2年次
藤野 裕
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
簿記では、企業の行う様々な取引についての会計処理方法を
学習します。これに対し財務諸表論では、簿記で学習した会計
処理方法が、どのような考え方に基づいて行われるのかについ
て学習します。たとえば、簿記においては建物や機械の減価償
却費の計算方法について学習しますが、財務諸表論においては、
なぜ、減価償却が必要なのかについて学習します。
本講義の到達目標は、講義をおこなった「企業会計原則」の
内容と、それにかかわる基本的な理論を理解することです。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 金融商品会計
第3講 純資産総論
第4講 自己株式
第5講 ストックオプション
第6講 その他資本剰余金
第7講 財務諸表の表示
第8講 連結会計
第9講 持分法会計
第10講 企業結合会計
第11講 事業分離
第12講 外貨換算会計
第13講 税効果会計
第14講 キャッシュフロー計算書
第15講 中間財務諸表・四半期財務諸表
第16講 定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(出席および小テスト等)50%
定期試験50%
毎回プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
斎藤静樹・徳賀芳弘責任編集「企業会計の基礎概念」(中央経済 第3講∼15講では授業開始後10∼20分で小テストを行う予定で
社)
ある。
広瀬義州著「財務会計」
(中央経済社)
− 71 −
原価計算論
2年次
三浦克人・岡野 誠
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:工業簿記は,製造業に適用される簿記のシステ
ムです。工業簿記の特色は,製品の製造活動を複式簿記により
記録・計算・整理することにあり,また,その主たる目的は原
価の計算にあります。製品の原価情報は,財務諸表(損益計算
書,貸借対照表など)の作成,価格の決定,原価管理,予算作
成など,製造業の経営管理のさまざまな場面で活用されていま
す。
到達目標:この講義は,初歩の工業簿記で学習すべき範囲のう
ち,総合原価計算,標準原価計算,直接原価計算について習す
ることを目標としています。
講 義 計 画
1.工業簿記の基礎
2.原価の3要素
3.総合原価計算の基礎
4.単純総合原価計算
5.等級別総合原価計算
6.組別総合原価計算
7.工程別総合原価計算
8.減損と仕損
9.標準原価計算(1)
10.標準原価計算(2)
11.標準原価計算(3)
12.原価の分解
13.直接原価計算(1)
14.直接原価計算(2)
15.総まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出席(40%),定期試験(60%)で評価する。
検定簿記講義2級工業簿記(平成2
6年度版),中央経済社,¥700+
税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
学習内容を適宜,復習することがのぞましい。
テキストは毎回使用します。また,定期試験では,テキストの
中から出題範囲を指定しますので,必ず購入すること。
経営史
2年次
麻沼賢彦
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
<ドイツ・アメリカ・日本自動車産業経営史>
自動車産業の発展に関する第2次大戦前の話題の中心はもちろ
ん、ヘンリー・フォードの物語である。フォードが1908年に製
作した世界最初の量産車、T型車は、1921年までにアメリカで
生産される乗用車の55%を占めるようになっていた。フォー
ドが成功したのは、量産車のマーケティングにはグローバルな
販売・流通ネットが不可欠であるということを、彼(と彼のス
タッフ)がよく承知していたからであった。
だが、フォードは自社の経営組織の能力を維持できなかった。
1920年代後半から第2次大戦までの間、フォード社は凋落の一
途を辿った。フォード社に次ぐ2番手、3番手企業であったG
Mやクライスラーにも追い抜かれ、赤字が累積していった。な
ぜこのようなことになったのか。
この講義を通じて、現代大衆消費財産業の巨人、自動車産業
の生成・発展の歴史について知識と理解を深めよう。これが到
達目標。
講 義 計 画
第1回 ガイダンス
第2回 世界の自動車メーカー10社(1)
第3回 世界の自動車メーカー10社(2)
第4回 補足:2009年6月GM社の経営破綻
第5回 ドイツ自動車産業経営史
第6回 アメリカ自動車産業経営史
第7回 日本自動車産業経営史
第8回 世界の自動車王ヘンリー・フォード物語(1)
第9回 世界の自動車王ヘンリー・フォード物語(2)
第10回 世界最初の量産車「モデルT」
第11回 両大戦間期におけるGM社の躍進とフォード社の衰退(1)
第12回 両大戦間期におけるGM社の躍進とフォード社の衰退(2)
第13回 第2次大戦後のアメリカ自動車産業の動向
第14回 日本自動車産業の挑戦
第15回 自動車産業の将来
成績評価方法
テキスト・教材
出席・受講態度(20%)
定期試験(80%)
プリント配布予定
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
より深く理解したい人には次の文献が最適である。
講義は「生きもの」というのが私の考え方。それゆえ、受講者
アルフレッド・D・チャンドラー「経営者の時代(上)(下)」 の関心の所在や理解度に応じて講義プログラムを適宜変更する
東洋経済新報社
ことがあるので、あらかじめご了承を。
− 72 −
経13カリ:2年次
経営戦略論
済・営08カリ:3年次
藤川なつこ
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
企業を取り巻く環境の変化が急速になるにつれ、企業の方向
性を決める戦略は一層重要性を増している。このように現代で
は、戦略マネジメントが企業の存続および発展を大きく左右す
る。本講義では、戦略論の中でも特に、企業全体にかかわる戦
略である全社戦略、および事業レベルでの競争優位の獲得と維
持に焦点をあてた競争戦略、について学習した上で、受講生が
グループに分かれて企業の戦略の分析を行い、発表する。
講義時には理論的な説明と共に、具体的な事例を適宜用いる。
それによって、理論と現実との橋渡しを行いながら理解を深め
るとともに、社会を見る目を養う。また、講義中にミニテスト
を行い、理解を深めるよう試みる。
【到達目標】
経営戦略論の理論的内容を理解し、修得するとともに、現実
の企業の事例をそれらの理論を用いて説明できるようになるこ
と。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 講義の概要説明
第2講 業界の構造
第3講 集中度、ハーフィンダール指数
第4講 5フォース・モデル
第5講 事業の定義と企業ドメイン
第6講 多角化
第7講 多角化企業の資源配分:製品ポートフォリオ・マネジ
メント
第8講 競争戦略 1
第9講 競争戦略 2
第10講 SWOT分析
第11講 発表資料の作成
第12講 発表資料の作成
第13講 発表
第14講 発表
第15講 全体のまとめ
テキスト・教材
授業参加度50%、定期試験(持ち込み不可)50%を基準に評価 テキストは特に指定しない。講義時に適宜プリントを配布する。
する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
【参考文献】
網倉久永・新宅純二郎『マネジメント・テキスト 経営戦略入
門』日本経済新聞出版社, 2011.
青島矢一・加藤俊彦『競争戦略論』東洋経済新報社, 2003.
大滝精一・金井一・山田英夫・岩田智『経営戦略(新版)』有斐
閣, 2006.
マーケティング論
2年次
2単位
受講生には、講義内容を「暗記する」のではなく、講義内容を使
って「社会現象を考える」ことが重要だという認識を持って欲し
い。その意味で本講義は、知識の獲得だけではなく、論理的思
考能力の養成も意図していることを踏まえて講義に臨んでもら
いたい。
講 義 計 画
具体的な企業活動の考察を通してマーケティングの基礎を学
ぶことを主眼としますが、さらに発展させて講師が体験、実践
してきた企業・団体の事例を中心に、理論との比較からマーケ
ティングを解説していきます。
講義は資料と事例研究を中心に進めます。また、イメージし
やすいようにビデオなどの視聴覚教材を多用するなどして、面
白くわかりやすい講義を目指していきます。
そして、現代の企業が実践しているマーケティング活動を、
学んだ理論、ケーススタディなどから分析できることを到達目
標としています。
以下の予定で進めますが、進み具合によって若干の修正を加え
ることがあります。
第1講 ガイダンス・マーケティングとは
第2講 第1章 現代企業とマーケティング論
第3講 第2章 競争構造とマーケティング活動
第4講 第3章 マーケティング戦略と体系
第5講 第4章 マーケティング意思決定と情報
第6講 第5章 需要獲得戦略
第7講 第6章 製品戦略
第8講 第7章 価格戦略
第9講 第8章 チャネル戦略
第10講 第9章 販売促進戦略
第11講 第10章 グローバル戦略
第12講 第11章 マーケティング領域の拡張
第13講 第12章 マーケティングの新展開
第14講 マーケティング論のまとめ
第15講 各自課題の設定と対応
第16講 期末テスト
成績評価方法
テキスト・教材
松本圭史
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席点 75%(毎回の出席点各1回に付き2点、同様に小レポ テキストは使用しません。適時プリント等を用意、配布します。
ート1回に付き点1∼3点)期末試験 25%
ほぼ毎回講義中に講義内容の200字以上300字以内の小レポート
の提出を求めます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
新聞、雑誌、インターネットなどで企業の新商品情報などマー マーケティングを通して企業活動研究など実践的な講義を目指
ケティングに関する記事に関心を持って読んでおくと講義内容 していますので、企業の活動やダイナミズムを知る機会になり
がより深く理解できます。
ます。また、就職活動にも参考になります。
− 73 −
マーケティングセミナー
岩崎祐子
2年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)
マーケティングの基礎を学んだうえで、商品を研究し、学生
が主体的に販売活動を実践します。具体的には、フェアトレー
ド(公正貿易)商品、エシカル(倫理的)消費について実務家
を交えて研究し、大学祭模擬店等で販売活動を実践します。そ
して、商品購入者の評価を情報収集し、分析を行います。
現代の企業が実践しているマーケティング活動の一部を体験
することにより、マーケティングの重要性を学びます。
(到達目標)
1.フェアトレード商品、エシカル消費についての理解を深
めること、
2.マーケティングの基礎をしっかりと理解すること、
3.情報を分析する力をつけること、を目指します。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 マーケティングとは(外部講師、予定)
第3講 フェアトレードとは(実務家による講義、予定)
第4講 マーケティング演習(1)
(外部講師、予定)
第5講 商品研究
第6講 マネジメント演習(1)(外部講師、予定)
第7講 マネジメント演習(2)(外部講師、予定)
第8講 マネジメント演習(3)(外部講師、予定)
第9講 マーケティング演習(2)
第10講 マーケティング演習(3)
第11講 マーケティング演習(4)
第12講 マーケティング演習(5)
第13講 マーケティング演習(6)
第14講 マーケティング演習(7)
第15講 マーケティング演習(8)
定期試験
大学祭等で模擬店を出店します。商品購入者の要望と評価の情
報収集を行います。
成績評価方法
テキスト・教材
50% 演習への参加意欲(演習での発言など)(遅刻は減点、無
断欠席厳禁)
25% 報告内容
25% 定期試験
使用しない。プリント、資料を配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献
宮崎哲也(著)「はじめてのマーケティング1年生」明日香出版
社、2013年、1575円
その他、新聞、雑誌、インターネットなどでマーケティングに
関する記事に関心を持って読んでください。
履修者にとっては、もう一つの「ゼミ」になります。外部講師
の先生や演習メンバー同士の交流を深めて、活気ある演習授業
にします。マーケティング実践の経験は、就職活動にも役立ち
ます。(履修者上限20名)
経営分析論
沓掛和男・岡野 誠
2年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
自社にしろ、他社にしろ、企業の活動の過去の実態や将来の
方向を知るためには、企業経営の様子を分析・診断することが
必要です。こうした企業経営の分析診断について、その原理や
方法を学習する科目が経営分析、経営診断です。特に、企業は、
経営実態を財務諸表を媒体として、定期的に開示しています。
講義では、企業の経営管理や将来の経営方針など、意思決定
の判断資料を、財務諸表を中心に作成する場合の知識や技術を
会得することがねらいです。
経営分析の知識と技術を会得することで、自社の将来や取引
先企業との関係を判断できるようになる能力を養うことが到達
目標です。
講 義 計 画
1企業の活動と成果計算
2企業の活動と財務諸表
3財務諸表の内容と特徴
4経営分析の意義と特徴
5安全性の分析 ① 流動比率 当座比率
6 〃 ② 固定比率 固定長期適合比率
7 〃 ③ 自己資本比率 他
8収益性分析 ① 資本利益率
9 〃 ② 売上高利益率
10 〃 ③ 資本回転率
11 〃 ④ 損益分岐点
12生産性分析 ① 付加価値分析
13
〃 ② 労働分配率
14成長性・発展可能性分析 キャッシュフロー分析
15総合判断
成績評価方法
テキスト・教材
出席すべき回数の2/3の出席が必要です。出席点40%と定期試
験6
0%を総合的に評価します。
入門経営分析 倉田三郎他著 同文館
経営分析論ノート(自制プリント)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義の中心が財務諸表を対象としますので、財務諸表について 卒業後の実社会で必要とされることは、他の人とは違うプラス
の、特に簿記・会計的知識と技術が必要です。
αを持っているかどうかです。情報を収集し、分析する力を養
(参考文献)
うことが大事です。
経営分析 田中 弘著 中央経済社
− 74 −
ビジネスコミュニケーション
経13カリ:2年次
済・営08カリ:3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
岡 良 浩 前学期 選 択 第2講 新入社員に求められるコミュニケーション能力
第3講 企業におけるコミュニケーション①
第4講 企業におけるコミュニケーション②
講義のねらい・到達目標
第5講 ビジネス文書
【ねらい】
ビジネスベースで行われるコミュニケーションは、学生時代 第6講 ビジネスコミュニケーションの基本 まとめ
のコミュニケーションと比較して、言葉やマナー、文章表現な 第7講∼第11講 ケーススタディ
どから大きく異なってくる。企業へ就職した後、あるいは就職 第12講 ケーススタディまとめ
活動において有用となる言葉やマナーといった基本を含み、上 第13講 メンタルヘルスとは
第14講 企業におけるメンタルヘルス対策
述のコミュニケーション能力を養う。
第15講 ビジネスコミュニケーションまとめ
【到達目標】
ビジネスベースでのコミュニケーションの理解とその実践を
通し、言語やマナーを含み、社会で活かすことの出来るコミュ
ニケーションの基礎能力を身につけることを目標とする。
成績評価方法
テキスト・教材
出席と授業での積極性や参加態度50%、筆記試験50%。但し、 なし。適宜プリントを配布する。
授業数の2/3以上の出席を必須とする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特になし。但し、留学生はN1向けの問題集や参考書などで語 社会人としてビジネスベースで求められるコミュニケーション
彙や文法を身につけておくこと。
能力は、学生時代のコミュニケーション能力とは異なっていま
す。学生時代に先んじてこのビジネスベースのコミュニケーシ
ョンを学びたいという意欲のある学生は是非受講下さい。
グローバルコミュニケーション
2年次
岡 良浩
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
日本企業のグローバル化は大企業のみならず中小企業であっ
ても進んでおり、また、企業のダイバシティも一層進んでいく
ものと考えられる。そのような環境下で今後社会に出る学生に
は多様な文化を背景とした人材との協同が増えていくことが予
想される。当講義においては、上述に必要とされるコミュニケ
ーション能力を養う。
【到達目標】
異文化理解の重要性を認識し、グローバル社会で通用するコ
ミュニケーション能力を身につける。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 グローバル時代に求められる資質
第3講 グローバル時代とは まとめ
第4講 グローバル時代のコミュニケーション
第5講 異文化理解
第6講∼第8講 異文化理解実践
第9講∼第10講 企業事例
第11講 グローバルコミュニケーションまとめ
第12講∼第14講 異文化理解事例
第15講 グローバルコミュニケーションまとめ
テキスト・教材
出席と授業での積極性や参加態度50%、筆記試験50%。但し、 なし。適宜プリントを配布する。
授業数の2/3以上の出席を必須とする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特になし。但し、留学生はN1向けの問題集や参考書などで語 企業活動のみならず、多文化共生など、多様な背景を持つ人々
彙や文法を身につけておくこと。
の間では互いの文化背景の理解をベースにしたコミュニケーシ
ョン能力が求められます。将来グローバルに活躍したいと考え
ている学生は是非受講下さい。
− 75 −
グローバルセミナー
2年次
岩崎祐子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)
企業が海外に進出する、海外企業と提携する、海外の人材を
雇用する、日本人が海外でビジネスを行うなど、企業のグロー
バル展開については、これまで経済学・経営学の多くの科目で
学習を積んできたところです。このセミナーでは、実際に海外
ビジネスの現場に足を運んで、日本の企業や団体の生の声を聞
くことにより、現地で日本企業のグローバル化について考察し
ます。また海外の歴史や文化に触れることができます。このよ
うな体験を通して、国際的な視野を広げることも目的としてい
ます。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス(集中講義期間)
第2講 事前研修(集中講義期間)
(外部講師、予定)
第3講 事前研修(集中講義期間)
(外部講師、予定)
第4講∼第15講 海外研修(2015年2月に1週間のスリランカ
研修を予定)
(到達目標)
1 グロ―バルに展開される企業活動について理解を深めます。
2 国際感覚を身に付けます。
成績評価方法
テキスト・教材
事前研修への取り組み(20%)海外研修への取り組み(60%)、 資料を配布します。
レポート(20%)により評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
外務省(日本)ホームページのスリランカ情報を参照してくだ 海外研修参加希望者は、履修登録をしてください。前期にグロ
さい。
ーバルセミナーの説明会を実施しますので、研修希望者は参加
してください。学生時代の海外経験は、就職活動にも役立ちま
す。
経13,営08カリ:2年次
流通経済論
済08カリ:3年次
杉谷克芳
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
本講義では、ビデオ教材(TVのニュースやドキュメント番
組を編集したもの)を用いて現実の流通業の動向にホットな関
心を抱きつつ、「流通の社会的役割」「投機的流通から延期的流
通へ」等の理論的な話をしていと思います。流通業は、もっと
も身近な産業だと言えます。私たちは毎日どこかで買物をして
いるおり、流通業の変化は私たちの消費生活に直接的に影響を
与えます。また、経済のサービス化に伴い、卒業後のあなた方
の就職先として流通業が近年ますます大きな比重を占めていま
す。就職活動をするかも知れない流通業の動きに興味をもった
り、これまで何気なく買物をしていた店を見る眼が変わったり、
留学生なら、帰国後の起業のヒントを見つけたりすることのき
っかけになればと思っています。
(到達目標)流通経済論の基本的用語や理論を理解した上で、現
実の流通業の動きに関心をもち自分なりに分析する力を培うこと
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 娯楽としての買物と必要としての買物
第3講 小売業の定義、小売業と卸売業、小売業とサービス業、
社会的分業と流通
第4講 生産と消費の懸隔の架橋
第5講 流通の4要素と流通フロー、流通の担い手とは
第6講 ホールセールクラブとネットスーパー
第7講 欧米で生まれた小売業態、流通外資
第8講 ダイエーと問屋無用論、取引数最小化の原理
第9講 在庫の役割、危険プールの原理
第10講 ハニーズ、ZARA、ファーストファッション
第11講 延期と投機、回転寿司
第12講 SPAと延期化………ユニクロ
第13講 ロジスティクが勝負……しまむら
第14講 セブンイレブン・ジャパン
第15講 コンビニを支えるもの テキスト・教材
基本的には、筆記試験により評価します。ただし、出席率が特 特になし。講義中に適宜プリントを配布します。
に良い人、講義への積極性が特に高い人は加点します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前に資料を配付した場合には、必ず翌週の講義の時間までに 学生さんの興味を引くような楽しい授業にしたいと思いますが、
読んでおいて下さい。
そのためには学生さんの協力が必要です。私語は苦手ですので、
参考文献:石原武政、竹村正明『1からの流通論』、中央経済社 よろしくお願いします。
− 76 −
経13カリ:2年次
流通産業論
済・営08カリ:3年次
杉谷克芳
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
次の3つをテーマとします。
①世界最初のデパートであるフランスのボン・マルシェは同時
に消費資本主義を生んだと言われています。そのボン・マル
シェの商法を見ることで「買物」が私達にとってどんな意味
をもつのか、考えます。
②チェーンストアやスーパーマーケット、ディスカウント・ス
トアといった数々の業態の発祥の地であるアメリカの小売業
態発展史を見ます。
③そのアメリカから学びつつ独自の発展を遂げ第二次大戦後の
日本の流通産業の歴史をふり返ります。以上三点を通じて、
これからの流通業はどうなっていくのか、考えてみたいと思
います。
(到達目標)諸業態の歴史の理解のみならず、それを通じて流通
論の基礎的用語、概念を身につけさせること。また、そのこと
で、現代の流通業に対する分析力を培うこと
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス――必要としての買物と娯楽としての買物
◎デパートの誕生と消費社会
第2講 ボンマルシェの革命的販売方法
第3講 部門別管理とワンストップ・ショッピング
第4講 欲望喚起装置としてのデパート
第5講 教育装置としてとしてのデパート
◎アメリカにおける小売業業態展開史
第6講 新しい業態はなぜ生まれるのか
第7講 デパート以前の小売業
第8講 デパートとダウンタウン
第9稿 通信販売
第10講 チェーンストア
第11稿 スーパーマーケットの誕生
第12講 GMSと人口の郊外化、ショッピングセンター
第13講 ディスカウントストアの時代
◎戦後日本の小売業
第14講 高度経済成長と総合スーパーの時代
第15講 郊外型社会の成立と中心市街地
テキスト・教材
基本的には、筆記試験により評価します。ただし、出席率が特 使用しません。必要に応じて、適宜プリントを配布します。
に良い人、講義への積極性が特に高い人は加点します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前に資料を配付した場合には、必ず翌週の講義の時間までに 学生さんの興味を引くような楽しい授業にしたいと思いますが、
読んでおいて下さい。
そのためには学生さんの協力が必要です。私語は苦手ですので、
よろしくお願いします。
参考文献
鹿島茂『デパートを発明した夫婦』講談社現代新書
ボブ・オルテガ『ウォルマート』日経BP社
現代社会思想
2年次
柴田啓文
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
現代社会をどのようにとらえるかは、単なる学問上の問題で
はなく、私たち一人一人が何を目標に、どのように暮らすのか
に直接関わっています。
社会についての思想は、様々に対立していますが、どれか一
つだけが正しく、他は誤っているというものではないでしょう。
一つ一つの思想は、それぞれの時代に社会の一面を反映したも
のだと考えるべきでしょう。
この講義では、どの思想が正しいかではなく、それぞれの思
想がどのように人間や社会をとらえたのか、その思想が私たち
の生き方にどのよような示唆を与えているのかを考えたいと思
います。
到達目標
現代社会思想の主要な潮流を理解し、自ら考える力を養う。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 ニーチェの考え方
第3講 マルクスの考え方
第4講 フロイトの考え方
第5講 ウェーバーの考え方
第6講 ケインズの考え方
第7講 経済学の考え方
第8講 ムーアとケインズ
第9講 ヴィトゲンシュタインとケインズ
第10講 ハイエクとケインズ
第11講 構造主義の考え方
第12講 ポスト構造主義の考え方
第13講 ジェンダー論の考え方
第14講 障害学の考え方
第15講 宗教の考え方
テキスト・教材
平常点(50%)と学期末試験(50%)により評価します。平常 なし。
点は、「教育支援システム」上の小テストやフォーラムの書き込
みなどによります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
西部邁『思想の英雄たちー保守の源流をたずねて』
(ハルキ文庫、
2012年)、838円。
間宮陽介『市場社会の思想史ー「自由」をどう解釈するか』(中
公新書、1999年)
、756円。
学習支援システム(MOODLE)を利用。「現代社会思想」を通
して、自らの生き方や社会のあり方について考えようとするみ
なさんの受講を期待します。
留学生については、日本語学習を教育支援システムを利用して
サポートします。
− 77 −
金融論
2年次
岩崎祐子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)
この講義では、資産運用の観点から、日本の金融市場、金融
商品について学んでいきます。この講義で勉強する範囲は、フ
ァイナンシャル・プランナーFP技能士3級の試験範囲のうち、
「金融資産運用」にあたります。これから社会に出て、自分の資
産を守ろう、増やそうと思ったときに、金融商品に関する知識
が必要となります。この講義は、今後、現実の金融取引きを行
う際に、自らの責任で、自らの判断で、取引を行うための基礎
力をつけることを目的とします。
(到達目標)
一般紙の金融・経済欄の記事内容を理解できるようになるこ
とを、到達目標としています。さらに、ファイナンシャル・プ
ランナーFP技能士3級の試験範囲のうち、「金融資産運用」分
野の合格水準に達することを目標とします。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 マーケット環境の理解1
第2講 マーケット環境の理解2
第3講 預貯金・金融類似商品等
第4講 投資信託
第5講 債券投資
第6講 株式投資
第7講 外貨建て商品
第8講 ポートフォリオ運用
第9講 金融商品と税金
第10講 リスク管理
第11講 セーフティーネット
第12講 日経新聞の読み方
第13講 日経新聞の読み方
第14講 復習
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材
定期試験(70%)および授業中に実施する小テスト(30%)に 使用しない。
より評価する。
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点
とする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献
滝澤ななみ(著)「2013-2014年版 みんなが欲しかった! FPの
教科書 3級」TAC出版、2013年、1500円+税
これまでファイナンシャルプランナーFPの授業をとっていない
学生の皆さんにとってはFP資格試験を知るきっかけとなって、
ぜひ資格試験にチャレンジしてもらいたいです。
授業中に私語をしたために単位が取れなかった学生がいます。
気を付けてください。
販売士講座
2年次
伊藤直信
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】講義では、流通業の仕組みを理解すると同時に、
社会人としての基礎知識を学習します。「販売士」とは、経済産
業省・中小企業庁の後援を得て実施されている販売士検定試験
に合格した人に与えられる、小売・流通業界唯一の公的資格で
す。流通業界における総合的な人材育成を目指す学習プログラ
ムとなっています。「販売士」は小売業のみならず、製造業や卸
売業、サービス業などの販売に携わる人たちが注目する資格で
す。流通業以外での就職を目指す人にも学んでもらいたいもの
です。他者より一歩先んじたスキルを身につけることは、就職
時にも大いに役立つものと考えています。
【到達目標】目標は「3級販売士」の資格取得です。7月に実施
される販売士3級検定試験の合格レベルを目指します。なお、
「販売士セミナーa」を合わせて履修されるとより学習効果が上
がると思います。
講 義 計 画
第1講 はじめに(講義の進め方、約束事)
、小売業の類型①
第2講 小売業の類型②
第3講 小売業の類型③
第4講 小売業の類型④
第5講 マーチャンダイジング①
第6講 マーチャンダイジング②
第7講 マーチャンダイジング③
第8講 販売・経営管理①
第9講 マーケティング①
第10講 マーケティング②
第11講 マーケティング③
第12講 ストアオペレーション①
第13講 ストアオペレーション②
第14講 ストアオペレーション③
第15講 販売・経営管理②
定期試験 なし
合格のための補講も実施します。
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分により総合的に評価します。
出席状況:40% 検定試験の結果:20%
受講態度:20% 練習問題の取組:20%
日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士養成講習会3級テ
キスト(2冊セット)」日本商工会議所、3000円(2013年)
練習問題プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
あらかじめテキスト(講義範囲)を読んでおくこと。
練習問題に積極的に取り組んでください。
参考文献:「なし」
この講座において一定条件を満たすと、検定試験において一部
科目(販売・経営管理)が免除されます。検定試験合格に有利
です。初学者歓迎。さあ、一緒に勉強しましょう。
− 78 −
スポーツ指導論
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 スポーツ指導者とは
第3講 指導者の心構え・視点
第4講 競技者育成プログラムの理念
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養 第5講 スポーツと健康
成講習会のカリキュラムに対応するものである。スポーツ指導 第6講 スポーツ活動中に多いケガや病気
者としての心構え、スポーツ指導者に必要な医学的知識、対象 第7講 救急処置
第8講 指導計画の立て方
者に合わせたスポーツ指導法等を学ぶ。
第9講 スポーツ活動と安全管理
到達目標:スポーツ指導の基礎的知識と指導法を身につける。
第10講 中高年者とスポーツ
第11講 女性とスポーツ
第12講 障害者とスポーツ
第13講 プレイヤーと指導者の望ましい関係
第14講 ミーティングの方法
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(財団
法人日本体育協会)」
アスリート育成論
1年次
2単位
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
講 義 計 画
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養
成講習会のカリキュラムに対応するものである。競技スポーツ
指導者としての心構えや競技スポーツ指導者に必要な諸知識に
ついて学ぶ。
到達目標:アスリート育成のための高度な知識と指導法を身に
つける。
第1講 イントロダクション
第2講 競技者育成プログラムの理念に基づく展開
第3講 競技者育成と評価競技
第4講 競技者育成システムにおける指導計画
第5講 競技力向上のためにチームマネジメント
第6講 スポーツとIT
第7講 アスリートの健康管理
第8講 アスリートの内科的障害と対策
第9講 アスリートの外傷・傷害と対策
第10講 アスレティックリハビリテーションとトレーニング計画
第11講 コンディショニングの手法
第12講 スポーツによる精神障害と対策
第13講 特殊環境下での対応
第14講 アンチドーピング
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
若山裕晃
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(財団
法人日本体育協会)」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
− 79 −
スポーツ心理学
1年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養
成講習会のカリキュラムに対応するものである。授業では、意
欲・学習・発達・性格特性・集団・環境など多岐にわたる要因を広く
取り上げ、スポーツと心理の関係についての理解を深める。
到達目標:スポーツ場面における心理的諸問題について考察を
加え、スポーツ活動及びコーチング行動にいかせる基礎的かつ
実践的な知識を身につける。
第1講 イントロダクション・スポーツ心理学とは
第2講 スポーツと心
第3講 スポーツにおける動機づけ
第4講 技能の練習と指導
第5講 プレイヤーの個人指導と心理的問題
第6講 チームの指導と心理的問題
第7講 コーチングの評価
第8講 メンタルマネジメントとは
第9講 リラクセーション
第10講 イメージトレーニング・集中力トレーニング
第11講 心理的コンディショニング
第12講 プレッシャー・あがり・スランプの克服
第13講 指導者のメンタルマネジメント
第14講 スポーツ環境における精神障害と対策
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
若山裕晃
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(財団 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
法人日本体育協会)」「Foundations of sport and exercise
psychology. (Human Kinetics)」
スポーツトレーニング論
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 体力とは
第3講 体力とは
第4講 トレーニングの進め方
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養 第5講 トレーニングの進め方
成講習会のカリキュラムに対応するものである。体力トレーニ 第6講 トレーニングの種類
第7講 トレーニングの種類
ングに関連する知識や発育発達期の特徴について学ぶ。
到達目標:トレーニングについての基礎的知識とジュニアに対 第8講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴
第9講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴
する指導法を身につける。
第10講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴
第11講 発育発達期に多いケガや病気
第12講 発育発達期に多いケガや病気
第13講 発育発達期のプログラム
第14講 発育発達期のプログラム
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ(財団法人日本
体育協会)」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
− 80 −
地域スポーツ論
2年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養
成講習会のカリキュラムに対応するものである。講義を通じて、
スポーツクラブをマネジメントするための知識・技術の習得を
目指す。また、「組織のあり方」、「コミュニケーション能力」を
意識しながら、スポーツクラブだけでなく、様々な集団活動の
場に適応できる力を養うことを目的とする。
到達目標:スポーツ場面における多様なニーズに対応する知識
や指導法、クラブ育成に関する知識を身につける。
第1講 イントロダクション
第2講 地域スポーツについて
第3講 クラブマネジャーの役割
第4講 クラブマネジャーの位置づけと求められる能力
第5講 コミュニケーションスキル
第6講 総合型地域スポーツクラブとマーケティング
第7講 経営戦略
第8講 人・組織のマネジメント能力
第9講 総合型地域スポーツクラブの運営能力
第10講 財務・会計能力
第11講 総合型地域スポーツクラブ運営に必要なスタッフと役
割分担
第12講 クラブハウスなど総合型地域スポーツクラブの活動拠
点の確保について
第13講 総合型地域スポーツクラブ参加費の設定について
第14講 総合型地域スポーツクラブの自主運営に必要な条件
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
若山裕晃
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(財団 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
法人日本体育協会)」、「公認アシスタントマネジャー養成テキス
ト(財団法人日本体育協会)
」
スポーツ政策論
2年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養
成講習会のカリキュラムに対応するものである。スポーツ指導
者としての心構えやアシスタントマネジャーに必要な法的知識
等を学ぶ。
到達目標:スポーツ場面における多様なニーズに対応する知識
や指導法、クラブ育成に関する知識を身につける。
第1講 イントロダクション
第2講 地域スポーツクラブとは
第3講 地域スポーツを取り巻く環境の変化
第4講 スポーツ振興基本計画と健康日本21
第5講 日本体育協会が目指すスポーツクラブ
第6講 総合型地域スポーツクラブを取り巻く環境
第7講 総合型地域スポーツクラブの立ち上げ方式の分類
第8講 公認マネジメント指導者の養成目的と役割
第9講 総合型地域スポーツクラブ・マネジメントの仕組み
第10講 総合型地域スポーツクラブに必要な人材
第11講 クラブの設立準備
第12講 スポーツとNPO法
第13講 クラブの具体的事業と自主運営に必要な条件
第14講 スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
若山裕晃
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(財団 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
法人日本体育協会)」、「公認アシスタントマネジャー養成テキス
ト(財団法人日本体育協会)
」
− 81 −
スポーツ社会学
2年次
渡辺英児
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
現代スポーツが社会に及ぼす影響力が大きいことは周知の事
実である。われわれの生活とスポーツ活動が密接に関わってお
り,社会制度や地域社会においてスポーツが果たす役割が増大
している。最近では,スポーツの商業化が加速化したことによ
りスポーツ産業の発展が著しい。スポーツの商業主義を優先す
ることによる勝利至上主義などの社会病理現象を抱えているの
も事実である。この講義では,関連する最新のデータを用いて
スポーツの社会構造について学習する。
到達目標
近代から現代のスポーツ文化を社会学の観点から検討し,ス
ポーツの社会構造とその社会的影響について考察することを目
的とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、スポーツ社会学とは
第2講 スポーツの歴史と概念
第3講 スポーツ行政のしくみ
第4講 スポーツ振興策
第5講 スポーツ事業の効果的運営
第6講 スポーツ指導者論1
第7講 スポーツ指導者論2
第8講 スポーツ施設管理論
第9講 スポーツ経営論
第11講 地域スポーツ経営論
第11講 スポーツとメディア
第12講 障害者とスポーツ
第13講 スポーツにおける逸脱行動
第14講 スポーツとジェンダー
第15講 まとめ
定期テスト
テキスト・教材
30% 出席状況・20% 小テスト及び授業態度・50% 定期試験
(財)日本体育協会「公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目
Ⅲ」に準じて授業を進める。・毎時、プリントなどの参考資料
を配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日本体育協会「公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目Ⅲ」 スポーツに興味のある積極的な学生の受講を希望する
を事前に読んでおく。
健康スポーツ論
2年次
東川 薫
講義のねらい・到達目標
後学期
2単位
講 義 計 画
選 択
第1∼10回 スポーツ組織の運営
第11∼13回 中高年へのスポーツ指導
第14回 女性へのスポーツ指導
第15回 障がい者へのスポーツ指導
公認スポーツ指導者の養成の一環となることをねらいとする。
公認スポーツ指導者として、スポーツ組織の運営を理解し、 定期試験
中高年・女性・障がい者へのスポーツ指導を理解することを到
達目標とする。
成績評価方法
テキスト・教材
定期試験60%、講義中の態度(私語をしない)20%、抜き打ち スポーツ組織の運営、スポーツ指導に関する文献に目を通すと、
の小テスト20%の割合です。
より理解が深まります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
スポーツ組織の運営、スポーツ指導に関する文献に目を通すと、 スポーツ組織の運営、中高年・女性・障がい者へのスポーツ指
より理解が深まります。
導のポイントを理解しましょう。
− 82 −
スポーツ栄養学
2年次
石橋智奈美
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「講義のねらい」
本講義は「財団法人 日本体育協会」が公認するスポーツ指
導者制度に基づき資格認定している構成科目(スポーツと栄養、
アスリートの栄養 食事 身体の仕組みとはたらき)に対応す
るものである。前半は栄養学と食品学を基に、後半は生化学と
生理学も交えて身体の仕組みとはたらきを学習する。具体的に
は、模擬コンビニ形式で食事を選ぶコツを紹介し理解を深める。
またトレーニングによる身体能力の向上と年齢や性別、競技種
目などを考慮した食事の実践法や栄養管理について学ぶ。
「到達目標」
講義を通して、自分自身の好ましい食事の摂り方ができるよ
うな実力をつける。
アスリートの栄養の摂取方法と食事の在り方について考え、
実践できる力をつける。
時間栄養学を基に栄養補給のタイミングを身につける力を養
う。
講 義 計 画
第1講 生命の源「栄養」 食べることに興味を持つ
第2講 三大栄養素の生体内での役割1
第3講 三大栄養素の生体内での役割2
第4講 ミネラルの重要性 不足しがちなCaとFe
第5講 ビタミンの重要性 ビタミンの生理作用を知る
第6講 水の代謝について知る 水分補給法
第7講 消化吸収の仕組みと食欲の調節について
第8講 運動器の仕組みと働き 呼吸循環器へのエネルギー供給
第9講 アスリート選手のための献立作成を学ぶ
第10講 模擬コンビニで一日の食事を選ぶ力をつける
第11講 外食、中食の選び方 組み合わせ方
第12講 間食の摂り方 サプリメントについて
第13講 時間栄養学を知る いつ摂るかが大事だった
第14講 メタボリックシンドロームを防ぐ
第15講 まとめ 質問の回答
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
毎回提出の理解度確認票 45%
定期試験 40%
なし。プリントは毎回配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日本体育協会スポーツ医 科学専門委員会監修 「アスリートの
ための栄養 食事ガイド」 第一出版
坂本 美子編 「スポーツ・健康栄養学」化学同人
生きるための源「食べること」について学ぶことは大切である。
その重要性を理解し、食べ物に興味を持ち、スポーツを行いな
がら「何を」「どのくらい」「いつ」食べればよいか、体系的な
栄養サポートが自分自身でできる力を身につけることが最終目
標である。
スポーツ生理学
2年次
高島愼助
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)アスリートが常に自己の競技能力を向上させる
ためには、まず身体の仕組みを知ることが必要である。本講で
は、競技者として医学的知識の収得により、自己管理能力を高
めることを目的とする。これらの知識により、スポーツによっ
て生じる多くの障害を予防できることを学ぶ。さらに安全で効
果的なトレーニングを可能にするためのコンディショニングな
どについても提示する。なお健康に対する運動への取組みとし
て集中講義<ボウリング>を行う。
(到達目標)健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
成績評価方法
講 義 計 画
下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問
に応じ説明を加えて理解してもらう。
第1講 運動と細胞
第2講 運動と筋
第3講 運動と骨格
第4講 運動と神経系
第5講 運動と内分泌
第6講 運動と血液
第7講 運動と循環
第8講 運動と呼吸
第9講 運動と体温調節
第10講 運動と消化、吸収
第11講 運動と肥満
第12講 運動の質と量
第13講 運動の自然法則的基礎(1)
第14講 運動の自然法則的基礎(2)
第15講 まとめ・ディスカッション
テキスト・教材
出席(1/3以上の欠席は不合格)、講義への取り組み方(態度)、 高島愼助・宮側敏明『BASIC健康生理学』四日市大学健康
レポート、筆記試験などにより評価する。
科学研究室
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問をする事。
全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
− 83 −
スポーツメディカル論
2年次
講 義 計 画
2単位
アスリートは競技力向上を目的に、しばしば過度な運動スト
レスに遭遇する機会が多い。その結果、自分の身体能力を越え
た場面で生じるのがスポーツ傷害である。本講では、スポーツ
によって生じた傷害をいかにしてケアし、早期に競技復帰する
かアスレティック・リハビリテーションの方法などについてを
学ぶ。なお運動への取り組みとして集中講義<ボウリング>を
行う。
第1講 健康の概念
第2講 体力と加齢
第3講 スポーツ選手の健康管理
第4講 メンタルトレーニング
第5講 スポーツ選手に多い病気
第6講 スポーツ中に生じる傷害
第7講 上肢のスポーツ傷害
第8講 下肢のスポーツ傷害
第9講 特殊環境下でのスポーツ傷害
第10講 スポーツ傷害後のトレーニング
第11講 コンディショニング
第12講 ドーピング
第13講 スポーツ外傷の救急処置
第14講 運動の自然法則的基礎
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
高島愼助
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席(1/3以上の欠席は不合格)、講義への取り組み方(態度)、 高島愼助・宮側敏明『BASIC健康生理学』四日市大学健康
レポート、筆記試験などにより評価する。
科学研究室
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問をする事。
全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
スポーツ応用科学
2年次
渡辺英児
前学期
講 義 計 画
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
本科目は、「(財)日本体育協会」が公認するスポーツ指導者
制度に基づき資格認定している養成カリキュラム構成科目(ト
レーニング論II)に対応するものである。共通Iで学んだ「トレ
ーニング論I」を基礎として、最新の科学的研究成果に基づくト
レーニング理論の紹介を展開していく。
到達目標
「トレーニング理論」では「全てのトレーニング課題は運動
にあり」との原点に返り、トレーニング理論の重要性を理解す
る。また、
「トレーニング計画」では立案するために必要な理論、
方法を学ぶ。更に、「体力テスト」では、トレーニング効果の判
定、評価について実際の測定し自己の体力について考察する。
最後に身体能力即ちスキルについては、運動の上手下手を表す
言葉として用語の意味、メカニズムやスキルトレーニングの原
理及びスキル獲得の特性について学習する。
成績評価方法
30% 出席状況・20% 小テスト及び授業態度・50% 定期試験
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
第1講 ガイダンス、トレーニングの考え方と名称
第2講 筋力トレーニング
第3講 スピードトレーニング
第4講 持久力トレーニング
第5講 トレーニング目標の設定
第6講 トレーニング・プログラムの設計
第7講 トレーニング計画と疲労およびその回復
第8講 トレーニング環境の整備と効果的遂行の条件
第9講 形態および身体組成の測定と評価、筋力・筋パワーの
測定と評価、その他
第11講 有酸素性能力の測定と評価、バッテリーテスト、その他
第11講 スキルとは何か
第12講 スキルトレーニングの原理
第13講 スキルの獲得過程の特性と注意
第14講 女子のスポーツ特性
第15講 スポーツトレーニングのまとめ
定期テスト テキスト・教材
(財)日本体育協会「公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目
Ⅲ」に準じて授業を進める。・毎時、プリントなどの参考資料
を配布する。
担当者から一言
日本体育協会「公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目Ⅲ」 共通Iを基礎に、ここでは「競技者育成の高度な知識と指導法を
を事前に読んでおく。
身につけ」て欲しい。受講生は、競技団体の専門科目講習を受
け、専門的なコーチング能力を高め、理論と実践を熟知した選
手や指導者になってほしい。
− 84 −
計算機概論
1年次
片山清和
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
[講義のねらい]
現代社会では計算機なくしては成り立たないと言っても過言
ではありません。そのため、現代社会で活躍するためには、計
算機を十分に理解して、使いこなすことが重要になります。こ
の講義では、計算機のしくみをハードウェアとソフトウェアの
両面から学びます。ハードウェア面では、計算機を構成してい
る機能要素・装置を挙げ、その働きについて学びます。ソフト
ウェア面では、OSやアプリケーション・プログラムの働きと、
プログラミングやアルゴリズムについても学びます。
[到達目標]
コンピュータが動作するしくみの基礎を理解します。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 コンピュータの歴史(1)
第3講 コンピュータの歴史(2)
第4講 コンピュータシステムの構成
第5講 中央処理装置(1)
第6講 中央処理装置(2)
第7講 中央処理装置(3)
第8講 記憶装置(1)
第9講 記憶装置(2)
第10講 入力装置
第11講 出力装置(1)
第12講 出力装置(2)
第13講 ハードウェアとソフトウェア(1)
第14講 ハードウェアとソフトウェア(2)
第15講 コンピュータの最新動向
第16講 定期試験
テキスト・教材
出席点(30%)、小テスト・定期試験(70%)で評価します。
なし。
なお、出席率が60%に満たない場合には、単位を認定しません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
コンピュータは誕生から60年ほどしか経ってないが、今では携
帯電話をはじめ家電製品や車など、多くのものに搭載されてい
ます。コンピュータのしくみを理解して、情報化社会で活躍で
きる基礎知識を身につけましょう。
海外の言葉と文化
1年次
柴田啓文・茨木博史・生井正人
前学期
4単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
グローバル化により、国際的な視野が不可欠となっています。
各国の言語や文化についての知識があれば、それだけ国際理解
も深まるでしょう。
「海外の言葉と文化」では、ビデオやその他の教材を利用し
て、ドイツ語とフランス語の成り立ちや歴史、風土、文化につ
いて講義します。
「こんにちは」、「さようなら」などのあいさつや簡単な会話
を紹介したり、それぞれの国から入ってきていつのまにか日本
語になっている言葉を紹介したりします。また、それぞれの国
が日本とどのような関係をもってきたかなどにも触れたいと思
います。
【到達目標】
外国語への関心が高まること。
講 義 計 画
ドイツ語とフランス語について下記のテーマで講義しますが、
担当者によって重点の置き方に違いがあります。
第1週:オリエンテーション
第2週:ドイツ・フランスはどんな国か?(自然・風土・文化)
第3週:ドイツ・フランスはどんな国か?(自然・風土・文化)
第4週:ドイツ・フランスはどんな国か?(自然・風土・文化)
第5週:ドイツ・フランスはどんな国か?(自然・風土・文化)
第6週:ドイツ語・フランス語はどんな言葉か?
第7週:ドイツ語・フランス語はどんな言葉か?
第8週:ドイツ語・フランス語はどんな言葉か?
第9週:ドイツ語・フランス語はどんな言葉か?
第10週:ドイツ・フランスは日本とどう関わってきたのか?
(関係史)
第11週:ドイツ・フランスは日本とどう関わってきたのか?
(関係史)
第12週:ドイツ・フランスは日本とどう関わってきたのか?
(関係史)
第13週:ドイツ・フランスは日本とどう関わってきたのか?
(関係史)
第14週:まとめ1
第15週:まとめ2
成績評価方法
テキスト・教材
○出席を重視します。
○学期末レポートを必ず提出してください。
○2カ国語の成績の合計により評価します。
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
この科目の単位を取得できなかった場合、次年度、同時限にこ
の科目を再履修することになります。そういうことのないよう
に出席し、学期末レポートを必ず提出してください。
− 85 −
ドイツ語入門
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 授業方針と成績評価の説明
生 井 正 人 後学期 選択必修 第2講 綴りと発音/挨拶の表現
第3講 動詞の現在形(1)
第4講 sein/haben/werden/主文
講義のねらい・到達目標
第5講 冠詞と名詞(1)/副文/複数形
「講義のねらい」
この講座では、皆さんが容易に、また興味を持ってドイツ語 第6講 冠詞と名詞(2)/動詞の現在形(2)
の世界に入って行き、そして効率よくドイツ語を身につけられ 第7講 冠詞類/人称代名詞
るよう、会話を中心に授業を進めていきます。また折にふれ、 第8講 前置詞/命令形
ドイツ人の日常生活などもお話ししたいと思っています。ドイ 第9講 形容詞/比較変化
第10講 分離動詞/再帰動詞
ツ語とドイツ文化を一緒に学びましょう!
第11講 話法の助動詞/zu不定詞
「到達目標」
様々なシチュエーションを想定したミニ会話の音読反復と応 第12講 完了形/過去形/未来形
用展開によって、ドイツ語の真の運用力(ドイツ語技能検定試 第13講 受動態/分詞
験五級レベル)を身につける事が、この講座の到達目標です。 第14講 関係代名詞/指示代名詞
英語以外にもう一つ外国語を習得したい方は、是非この講座を 第15講 接続法
「定期試験」
受講してみてください。
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
基本的な授業態度 15%
授業への積極的な取り組み等 30%
会話試験 40%
以上のような得点配分により総合的に評価します。
テキスト:なし
辞書:『エクセル独和辞典』(郁文堂)がコンパクトで初学者に
は使い易いでしょう。中級以上を目指す方は『アクセス独和辞
典』(三修社)を推薦します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「予習」と「復習」
授業の予習として、新出単語の意味を調べておいてください。
復習として宿題(文法の練習問題)を出しますので、必ず行っ
てください。
フランス語入門
1年次
茨木博史
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
本講義では、フランス語文法の最初歩と、身近な事柄に関す
る表現を学んでいきます。フランス語の特徴と基礎的な文構造
を理解したうえで、簡単な自己紹介ができるレベルを目標とし
ます。また、さらにフランス語の学習を続けたいと思われる方
が、スムーズに「フランス語Ⅰ」に進めるような授業にしたい
と思います。
成績評価方法
正当な理由のない遅刻、途中退席、授業中の飲食、携帯電話等
電子機器類の操作、その他授業に関係のない作業(内職)、私語、
居眠りなど、およそ大学生らしからぬ振る舞いについては成績
評価の対象外とします。
講 義 計 画
第1講 授業の進めかたの説明、フランス語の特徴、アルファべ
第2講 フランス語の発音で注意すること、簡単なあいさつ
第3講 自己紹介の表現―名前、職業、国籍などを言う
第4講 名詞の性、数と不定冠詞
第5講 名詞の性、数と定冠詞
第6講 第1∼5講の復習
第7講 人称代名詞、フランス語のbe動詞
第8講 指示代名詞ce、
「これは∼です」などの表現
第9講 動詞avoir(
「持つ」
)、持ち物や年齢を言う
第10講 形容詞の使い方―位置、性、数
第11講 第7∼10講の復習
第12講 復習、小テスト
第13講 好みを言う
第14講 数字の言い方(1∼20)、時間の言い方、たずね方、曜日
など
第15講 第13、14講の復習
第16講 期末試験
テキスト・教材
出席、授業態度 30% 小テスト 20% 期末試験 50%
プリント等、こちらで用意します。
特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの
とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合は減点
することがあります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習は特に求めませんが、授業を円滑に進行させるため、毎回 フランス語はフランス一国のみならず、ベルギーやスイスとい
の授業の復習は各自で心がけてやってください。
ったヨーロッパの国々やアフリカ大陸でも広く使用されている
重要な国際語です。そんなフランス語を、肩ひじはらずに楽し
みながら学べる授業にしたいと思います。
− 86 −
中国語入門
1年次
桂芝
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
平易な会話文の教材を使用して、中国語の基礎(中国語を話
し、読み、書くために最低限必要な発音及び文法のルール)を
学びます。
半年間の講義で、中国語の発音に慣れ親しみ、中国語を身近
なものに感じられるようにしてゆきたいと考えています。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 発音Ⅰ 声調 子音 母音 単母音
第2講 発音Ⅱ 複母音 音節表 声調変化と軽声の高さ
第3講 発音Ⅲ 発音実践練習 「数 月日 曜日 時間」
第4講 発音Ⅳ 発音実践練習 「自己紹介」
第5講 述語が形容詞の文
第6講 述語が形容詞の文
第7講 述語が「是」、「有」の文
第8講 所在「在」と存在「有」の表現、
「几」と
「多少」の用法
第9講 助動詞を使う文と連動文
第10講 「進行、完了」の表現
第11講 「経験、比較」の表現
第12講 状態の持続と様態の描写する文
第13講 方向・結果の複合動詞
第14講 「まもなく起こる、すでに起こった」ことを述べる文
第15講 復習 授業の内容をまとめる。
定期試験
テキスト・教材
定期試験50%、課題50%、11回以上の出席が評価の前提となり プリント教材
ます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『プログレッシブ中国語辞典』(小学館)
『クラウン中日辞典』(三省堂)
電子辞書
メディア英語
予習は必要がないですが、復習と課題をしてください。
日本語と同様に漢字が使用されているとことから、積極的に楽
しく中国語を勉強しましょう。
2年次
大蔵香代子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい: 本講義では、最も新しい情報入手メディアの
一つである新聞の記事内容を端的に表す<見出し>および<書
き出し>のルールを学び、あふれる情報の中から、自分に必要
な情報を素早く得る能力を身につける。IT時代の只中にある
今日、私たちに届く世界のリアル・タイムの情報を活用するこ
とは、学生として学習・研究に資することは元より、将来社会
人として職場・家庭・趣味の生活を豊かにしてくれることでし
ょう。
到達目標: <見出し>と<書き出し>を読めば、新聞記事内
容の80%は把握できるといわれる。<見出し>の5つの文法、10
の語法、および<書き出し>の2つの構造、
4つの文法を会得して、
ひとりで電子版を含む英字新聞を読む能力を身につけることを目
標とする。
講 義 計 画
第1講 Lesson
第2講 Lesson
第3講 Lesson
第4講 Lesson
第5講 Lesson
第6講 Lesson
第7講 Lesson
第8講 Lesson
第9講 Lesson
第10講 Lesson
第11講 Lesson
第12講 Lesson
第13講 Lesson
第14講 Lesson
第15講 Lesson
定期試験
1 見出しの文法
2 見出しの語法(1):頭文字と短い語
3 見出しの語法(2)コンマ
4 見出しの語法(3)コロン
5 見出しの語法(4)セミコロンと引用符
6 見出しの語法(5)ピリオドと縮約語
7 見出しの語法(6)アポストロフィと冠詞
8 見出しの語法(7)前置詞・記号
9 見出しの文法:総合復習
10 見出しの語法:総合8復習
11 書き出しの構造(1)5W1H
12 書き出しの構造(2)情報源の表し方
13 書き出しの文法(1)主部の修飾関係
14 書き出しの文法(2)関係詞
15 書き出しの文法(3)分詞の形容詞的用法
成績評価方法
テキスト・教材
20% 授業に取り組む姿勢(授業への参加度をもとに評価)
30% 課題提出(「見出しの文法・語法」を実際の英字新聞より
捜す課題提出により評価)
50% 定期試験(「見出しの文法・語法、見出しによく使われる
語彙の習得および記事内容の理解の評価)
Kmimoto Tadamitsu 「How to Read Newspaper Headlines」
ASAHI PRESS(2011年)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義時間に相当する自己学習時間を確保することが必要である。
具体的には、付録の「見出しの文法」「見出しの語法」「見出し
によく使われる語彙」を覚え、インターネット英字新聞でルー
ルの適用例を確認する課題に取り組む。
このコースでは、英字新聞の<見出し><書き出しの>ルール、
読み方を学ぶと共に、国内外のさまざまなニュースを読む。普
段からニュース・メディアに関心をもち、英語ニュースを聞く
ことはもちろん、時事日本語に慣れ親しむことをお勧めします。
− 87 −
英語リーディング(フィクション) 2年次
大蔵香代子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい: この講義では、Roald Dahlの作品を読む楽し
みを味わいながら、精読法を身につけることを目指す。英語講
読力を身につけることによって英語の文学作品を読む意欲が高
まり、学生としてはもとより、社会人としての教養を身につけ、
生涯の読書の楽しみが培われることが期待される。
到達目標: 文学作品を読む楽しみを味わうために語彙力を身
につけると同時に、語彙力だけに頼らないで英文を分析し、内
容を理解する方法を身につける。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 Unit 1 The bicycle and the sweet-shop 1 述語動詞と
準動詞
第2講 Unit 2 The bicycle and the sweet-shop 2 準動詞1 動
名詞
第3講 Unit 3 The bicycle and the sweet-shop 3 準動詞2 不
定詞
第4講 Unit 4 The Great Mouse Plot 準動詞3 現在分詞
第5講 Unit 5 Mrs Pratchett's revenge 1 準動詞4 過去分詞
第6講 Unit 6 Mrs Pratchett's revenge 2 動詞の活用
第7講 Unit 7 Mrs Pratchett's revenge 3 現在形と原形の識別
第8講 Unit 8 The Matron 1 過去形と過去分詞の識別
第9講 Unit 9 The Matron 2 5文型 1 前置詞+名詞
第10講 Unit 10 The Matron 3 5文型 2 2文型/3文型
第11講 Unit 11 The Headmaster 5文型3 4文型
第12講 Unit 12 Chocolates 主節と従属節および名詞節1 主節と
従属節
第13講 Unit 13 Corkers 主節と従属節および名詞節2 名詞節
第14講 Unit 14 Fagging 1 形容詞節1
第15講 Unit 15 Fagging 2 形容詞節2 形容詞節と副詞節
定期試験
テキスト・教材
20% 授業に取り組む姿勢(授業への参加度をもとに評価)
30% 課題提出、小テスト
50% 期末試験
Ed. by Koji Morinaga 「Dahl, Dahl, Dahl!」
(2014年)
SHOHAKUSHA
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義時間に相当する自己学習をすること。具体的には、テキス
トに明記されているサイトで音声ファイルをダウンロードし、
予習・復習時間に繰り返し聞き、テキストの音読をしておくこ
と。
このコースでは、語彙、文法、英語総合力を確認するための小
テストがあります。文学作品を楽しむと同時に、英語上達の目
標を達成するために、予習・復習の時間を十分確保しましょう。
それがひいては読書の楽しみを倍増させることになります。
英語リーディング(エッセイ)
2年次
大蔵香代子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい: この講義では、さまざまなジャンルのエッセ
イの講読を通して速読力を養うことを目指す。不明の語彙や文
意に出会ったとき、すぐさま辞書に頼らず、なるべく日本語を
介さず、文脈から推測する。段落ごとの主題を捉える手法を学
び、本文の主旨・大意の把握に慣れる訓練をする。スキミング
とスキャニングの講読技術も合わせて身につける。
到達目標: 訓練によって速読技術を身につけ、初見の読み物
でもある程度の速さで読めるようになる。英文を速読し、読む
楽しさ、わかる楽しさを体験し、読みたいジャンルの英文を独
りで読めるようになることが、このコースの到達目標である。
講 義 計 画
第1講 Unit
第2講 Unit
第3講 Unit
第4講 Unit
第5講 Unit
第6講 Unit
第7講 Unit
第8講 Unit
第9講 Unit
第10講 Unit
第11講 Unit
第12講 Unit
第13講 Unit
第14講 Unit
第15講 Unit
定期試験
1 Birthdays
2 Brasilia
3 Laughter
4 New Year's Day
5 Perfume
6 Tiger Woods
7 Choosing a Name for a Baby
8 Sleep
9 Table Customs in Thailand
10 Iceland
11 Coffee
12 Money
13 Amy Van Dyken
14 Chocolate
15 A Fable
成績評価方法
テキスト・教材
20% 授業に取り組む姿勢(授業への参加度をもとに評価)
30% 課題提出
50% 期末試験
Milada Broukal 「Series of Graded Readers - CONNECTION 1」
SHOHAKUSHA(2014年)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義時間に相当する自己学習をする。具体的にはテキストに明 速読の技術を身につけれは、生涯読書を楽しむことができます。
記されているサイトで音声ファイルをダウンロードし、予習・ まずは教室外でもいろいろなジャンルの英語の読み物を手に取
復習添付のCDを聞き、講義時間に相当する自己学習をすること って、読むことに慣れましょう。
が必要です。音声を繰り返し聞き、テキストの音読練習をして
おくこと。
− 88 −
検定英語(リーディング)
大蔵香代子
2年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい: IT時代の英語によるコミュニケーション能力
の重要性は、近年ますます高まりつつある。採用、昇進の条件
として、英語運用能力を問う企業も、年々増えている。当コー
スは、企業が広く採用しているTOEIC試験の概要を把握し、頻
出英文法事項や語彙とともに、限られた解答時間内に数多くの
文書を読み、内容を把握し、問題に答えなければならないPart
5∼Part 7の解法に焦点を当て、TOEIC Reading Part 解答の戦
略・戦術を身につけることを目指す。合わせてスキミング、ス
キャニングを含む速読法にも触れ、実践問題演習を通して受験
戦略を会得する。
到達目標: TOEICの頻出語彙、ビジネス用語を習得し、基本
文法の不安要素を取り除き、リーディング・パートの時間配分
に慣れ、速読法を身につける。
講 義 計 画
第1講 Drill
第2講 Drill
第3講 Drill
第4講 Drill
第5講 Drill
第6講 Drill
第7講 Drill
第8講 Drill
第9講 Drill
第10講 Drill
第11講 Drill
第12講 Drill
第13講 Drill
第14講 Drill
第15講 Drill
定期試験
1 語彙(レベル1)
2 イディオム(レベル1)
3 文法(レベル1)
4 総合問題(レベル1)
5-8 総合問題(レベル1)
9-12 読解問題(レベル1)
13 語彙(レベル2)
14 イディオム(レベル2)
15 文法(レベル2)
16 総合問題(レベル2)
17-20 総合問題(レベル2)
21-24 読解問題(レベル2)
25 語彙(レベル3)
26 イディオム(レベル3)
27 文法(レベル3)
成績評価方法
テキスト・教材
20% 授業に取り組む姿勢(授業への参加度をもとに評価)
30% 課題提出(毎回)
50% 定期試験
David E. Bramley & Hiroshi Nakai 「New Steps to Success in
the TOEIC Test Grammar & Reading 450」 松柏社 (2013
年)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義時間に相当する自己学習時間を確保すること。具体的には TOEICまたはTOEIC Bridge のIPテストおよび一般テスト受験
予 習 ・ 復 習 プ リ ン ト を す る こ と 、 さ ら に は 図 書 館 や 書 店 で を目指してください。
TOEIC練習問題および過去問を入手し、積極的に自己訓練する。
検定英語(リスニング)
大蔵香代子
2年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい: 英語によるコミュニケーション能力の重要性
は、近年、ますます高まりつつある。採用、昇進の条件として
英語運用能力を問う企業も近年増えている。当コースは、英語
コミュニケーション能力を正確かつ客観的に測る基準として、
企業が広く採用しているTOEICテストの概要を把握すること、
およびリスニングセクションの出題傾向とそのポイントをつか
むことを目的とする。TOEICテストと同じ形式・スピードに慣
れるための練習に取り組み、リスニングのスコア・アップを図
る。
到達目標: 消える音、変化する音を理論で覚えるに留まらず、
体 得 す る ま で 実 践 問 題 を 繰 り 返 し 聞 く こ と に よ り、 n a t i v e
speakerの発話スピードと特徴に慣れ、聞き取ることができるよ
うになる。
講 義 計 画
第1講 Unit 1 写真描写--人
第2講 Unit 2-3 写真描写--人、人以外
第3講 Unit 4-5 写真描写--場所、交通関係
第4講 Unit 6 写真描写--まとめ
第5講 Unit 7-8 応答問題--質問の出だし
第6講 Unit 9-10 応答問題--疑問詞
第7講 Unit 11-12 応答問題--Yes/No 疑問文、否定疑問文、許
可、提案文など
第8講 Unit 13 会話問題--展開パターン
第9講 Unit 14-15 会話問題--設問の先読み、設問の種類分析
第10講 Unit 16-17 会話問題--誰に関する設問?語句の言い変え
第11講 Unit 18 会話問題--まとめ
第12講 Unit 19 説明文問題--設問の先読み
第13講 Unit 20-21 説明文問題--設問の種類、語句の言い変え
第14講 Unit 22-23 説明文問題--天気予報、空港・機内放送
第15講 Unit 24 説明文問題--まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
20% 授業に取り組む姿勢(授業への参加度をもとに評価)
30% 小テスト
50% 定期試験
Tomoko Yabukoshi & Braven Smillie
「 UPWARD
LISTENINGFOR THE TOEIC TEST」 KINSEIDO(2011年)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義時間に相当する自己学習時間を確保すること。具体的には TOEICまたはTOEIC Bridge のIPテストおよび一般テスト受験
添付のCDを予習・復習に活用し、繰り返し聞き取りの練習をす を目指してください。
ること。
− 89 −
ビジネス英会話
デイビッド・ダイクス
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
In this class, we'll practice work conversations in basic
business English. To do this, we'll be using three "scenes" from
a textbook based on life in a Japanese company office: 1. "A
Day at the Office"; 2, "Meet the Customer"; and 3, "Welcome to
Japan".
Each scene focuses on four types of office activity, as shown
in the 講義計画 section, giving practice in four types of
conversation. Each time, first we'll listen for information; then
we'll look at how the conversation is made up; and last, we'll
try buiilding conversations of the same type. We'll do this in
speaking as well as in writing.
So all in all, there will be a lot of listening practice, a lot of
conversation building, quite a lot of speaking, and the chance
to pick up a lot of basic business vocabulary.
成績評価方法
Attendance and participation:
Review tests and other short tests:
Final test:
講 義 計 画
The textbook is made up of four "scenes". We'll cover three
of them:
Scene 1: A Day at the Office
① 1. 1: Welcome to the office.
② 1. 2: What time do you close?
③ 1. 3: I'd like to change an order.
④ 1. 4: May I take a message?
⑤ 1: 5: Review and test.
Scene 2: Meet the Customer
⑥ 2. 1: Shall I ring that up for you?
⑦ 2. 2: This way, please.
⑧ 2. 3: I'd like to make a complaint.
⑨ 2. 4: Could you fill out this form?
⑩ 2. 5: Review and test
Scene 3: Welcome to Japan
⑪ 3. 1: Welcome to Japan
⑫ 3. 2: What's your background?
⑬ 3.3: Here's your schedule.
⑭ 3.4: I'll see you tomorrow.
⑮ 3.5: Review and test
⑯ Final test
テキスト・教材
20%
30%
50%
Michael Critchley 著、"Business Encounters"、東京:南雲堂、
2013年。¥2100(税別)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
Before: なるべく授業の前に、その日の場面を読んで、わから Class attendance is important.
ない単語などを調べる。
Be sure to bring a dictionary to class. (An electronic
After:
もう一度読んで、すべてわかったかを確かめる。役立 dictionary is fine.)
つ単語などを覚える。
Also:
テキスト中の練習問題など、宿題を与えることもある。
現代海外事情a
デイビッド・ダイクス
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
The aim of this class is to give a view of life in Britain as a
country, and at the same time to compare it with life in other
countries, especially Japan and the USA. This year, as a class
text, I want to look at a book of essays written by Colin Joyce,
who once worked as a journalist in Japan. After that, he also
worked for a few years in New York. He finally returned to
Britain in 2010, and this book is about how he found life in the
UK after years abroad.
I will bring handout Japanese translations to class, so
language will not be a big problem. Sometimes I will also bring
other materials, such as news articles and computer pages.
And there will be some chance for English vocabulary and
reading practice, although that is not the central point of the
class.
講 義 計 画
Mostly, the classes will follow the essay topics in Colin
Joyce's book. The titles in Japanese are:
① イギリス人はアンフレンドリー?
② 2階建てバスから見たロンドン
③ 007はイギリスの象徴?
④ イギリスの街に時代の波
⑤ イギリス人の大好きな話題(天気)
⑥ イディオムは愉快だ
⑦ エリザベス女王が人気なわけ
⑧ シェイクスピアはことばの天才
⑨ フィッシュ・アンド・チップスだけじゃない
⑩ イングランドとイギリスは違います
⑪ やっぱりいいかもビートルズ
⑫ 広まる入れ墨文化
⑬ スポーツに多いイギリス「発祥」
⑭ 階級制度は残っている?
⑮ イギリスを救った戦闘機
But, depending on events, we may replace one or two of
these topics with current news stories.
成績評価方法
テキスト・教材
20% class attendance and participation
40% midterm report
40% final report
Colin Joyce , Yasushi Mano: "Realise Britain" (コリン・ジョイ
ス、真野泰著:「イギリスふしぎ再発見」)、東京:金聖堂、
2014年。¥1800(税別)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
Before: Read the topic essay, and look up new vocabulary.
Attendance is important.
After: Read the essay again. Make notes of points you You must buy the textbook.
found important.
Sometimes I will ask you to research a topic before the
class, or give a review exercise.
− 90 −
現代海外事情b
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 授業方針と成績評価の説明
生 井 正 人 後学期 選 択 第2講 ドイツ人の考え方(1)
第3講 ドイツ人の考え方(2)
第4講 日本との比較(ディスカッション)
講義のねらい・到達目標
第5講 ドイツ人の暮らし(1)
「講義のねらい」
この講座では、身近な話題(学生生活、就職・失業、結婚・ 第6講 ドイツ人の暮らし(2)
離婚、老後など)を取り上げ、それらをドイツと日本で比較し、 第7講 日本との比較(ディスカッション)
ドイツ人の物の考え方、生き方を、私たちの目線で考察したい 第8講 環境先進国としてのドイツ
と思います。さらに、教育、労働、福祉等の各種制度・政策な 第9講 福祉先進国としてのドイツ
第10講 日本との比較(ディスカッション)
どへも考察の対象を広げ、議論を深めたいと考えています。
第11講 ドイツの文化政策
「到達目標」
考察の対象はドイツ人とドイツですが、主眼はあくまで、私 第12講 ドイツの教育政策
第13講 日本との比較(ディスカッション)
たち自身と日本をより深く知ることにあります。
第14講 ドイツの課題(1)
第15講 ドイツの課題(2)
「定期試験」
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
基本的な授業態度 15%
授業への積極的な取り組み等 30%
筆記試験40%
以上のような得点配分により総合的に評価します。
テキスト不使用
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「予習」と「復習」
特にありません。
ドイツ大使館、オーストリア大使館、ゲーテインスティトゥー
トのホームページなどで、いろいろな情報を収集してください。
ディスカッションの時間は、参加者による報告がメインとなり
ますので、発表の準備をしてください。
日本語文章表現1
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
柴 田 啓 文 前学期 選 択 第2講 ニュースの表現
(この回から、毎回ニュース+その日のテーマ+コンピュータ・
スキルについて学ぶ)
講義のねらい・到達目標
第3講 ニュースの表現
講義のねらい:
第4講 ニュースの表現
[共通の目的]
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で 第5講 インターネットの表現
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。 第6講 インターネットの表現
この講義では、3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究 第7講 インターネットの表現
第8講 プレゼンテーションの表現
を有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
第9講 プレゼンテーションの表現
第10講 プレゼンテーションの表現
[講義の到達目標]
○レポートや卒業論文などを読む方法、就職に関わる文書を読 第11講 論文や本の表現
第12講 論文や本の表現
む方法を習得します。
○レポートや卒業論文、報告書やプレゼンテーションで自分の 第13講 論文や本の表現
第14講 論文や本の表現
考えを表現する方法を習得します。
○コンピュータやインターネット、スマートフォンなどをうま 第15講 まとめ
く使う方法を習得します。
○教育支援システムを利用して、日本語能力試験N1程度の日本
語力を身につけます。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点50%、学期末レポート50%で評価します。平常点は、出 なし。
席、小テスト、フォーラムの書き込みなどです。ただし、出席
を特に重視しますので、欠席が多い場合は単位を取得できませ
ん。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から日本の社会や経済のニュースを読むようにしてくださ 教育支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。コンピュー
い。各回の課題については、授業で指示します。
タやiPhone、インターネットの利用方法も紹介します。事前の
知識は必要ありませんが、これらに関心のある学生の受講を期
待しています。
− 91 −
日本語文章表現1
3年次
友原嘉彦
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
【到達目標】
外書講読(外書としての日本語書物の講読)の講義であり、
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読していく。
論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを把握
する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法など
を身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 テキスト「1.1 学習の目標」①
第3講 テキスト「1.1 学習の目標」②
第4講 テキスト「1.2 問題の核心と定義」①
第5講 テキスト「1.2 問題の核心と定義」②
第6講 テキスト「1.3 低開発と開発」
第7講 テキスト「1.3.1 低開発の特徴」①
第8講 テキスト「1.3.1 低開発の特徴」②
第9講 テキスト「1.3.2 開発パラダイム」①
第10講 テキスト「1.3.2 開発パラダイム」②
第11講 テキスト「1.3.2 開発パラダイム」③
第12講 テキスト「1.3.2 開発パラダイム」④
第13講 テキスト「1.4 なぜ観光なのか?」①
第14講 テキスト「1.4 なぜ観光なのか?」②
第15講 テキスト「1.4 なぜ観光なのか?」③
テキスト・教材
出席を含む授業への積極性20%、小テスト・小レポート30%、 D.J.テルファー、R.シャープリー著、阿曽村邦昭、鏡武訳(2011)
期末試験50%。但し、特別な理由のない限り、4回以上の欠席は 『発展途上世界の観光と開発』、古今書院、3800円+税。
認めない。
※講義で使用するので、必ず持参すること。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テキストをよく読んでおくこと。
この講義では観光について考えていきます。なお、この講義の
性格上、前学期と後学期をセットで受講することが望ましいと
考えます。卒業後、観光関連の大学院進学や就職を考えている
学生はぜひ受講してください。
日本語文章表現1
3年次
岸 晴苗
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では、3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究
を有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
外書講読(外書としての日本語書物の講読)の講義であり、
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読していく。
論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを把握
する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法など
を身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標とする。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 論文の文体・表現・書式を知る①
第3講 論文の文体・表現・書式を知る②
第4講 文章の大意を把握する①
第5講 文章の大意を把握する②
第6講 文章の骨組みを把握する
第7講 論文の基本的な構成を把握する
第8講 論の展開をつかむ①
第9講 論の展開をつかむ②
第10講 データを読み取る①
第11講 データを読み取る②
第12講 引用した文章を読む①
第13講 引用した文章を読む②
第14講 要約する①
第15講 要約する②
〔到達目標〕
・学術的な日本語の論文の文章構成を理解する。
・論説文を読み、大意を把握したり、要約できるようにする。
・論文を読むときに有用な日本語の表現を習得する。
成績評価方法
テキスト・教材
①出席状況(30%) ②小テストおよびレポートなどの提出状 プリントを配布します。
況(20%) ③期末テスト(50%)により総合的に評価します。
容認欠席回数は3回です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から様々な分野の文章を読むようにし、文の構造や表現技 様々なテーマの論説文を読むことを通して、論説文の構成要素
法をつかんでください。
や、論の展開の仕方を学びます。文章を正確に読み取る力を身
参考文献:二通信子・佐藤不二子著『留学生のための論理的な につけましょう。
文章の書き方』(スリーエーネットワーク)
− 92 −
日本語文章表現1
3年次
角田延之
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標:
外書購読(外書としての日本語書物の講読)の講義であり、
受講生全員で論文や学術書の1部、報告書などを輪読していく。
論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを把握
する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法など
を身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標とする。
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 読解『三つの旗のもとに』第1章・プロローグ(1)
第3講 第1章(2)
第4講 第1章(3)
第5講 第1章(4)
第6講 第1章(5)
第7講 第1章(6)
第8講 第2章・あの世……あそこに(1)
第9講 第2章(2)
第10講 第2章(3)
第11講 第2章(4)
第12講 第2章(5)
第13講 第2章(6)
第14講 第2章(7)
第15講 第2章(8)
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席20%、読解力30%、定期試験50%。欠席は3回まで。
ベネディクト・アンダーソン著、山本信人訳 「三つの旗のも
とに‐アナーキズムと反植民地主義的想像力」NTT出版(2012
年)、3,780円+税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
図書館を活用し、ほかの文献から背景知識を得る習慣を身につ 高度な文章に触れておくことは今後の人生で必ず役に立つので、
けておくこと。
めげないで頑張ってほしい。
日本語文章表現1
安田由紀子
3年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは、自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を
有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
外書講読(外書としての日本語書物の講読)の講義であり、
受講生全員で論文や学術書の1部、報告書などを輪読していく。
論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを把握
する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法など
を身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標とする。
この授業では、論文理解の準備段階として文章の基本的な知
識を確認し、文章の構成について考える。最初は短い文章から
始め、徐々に長文へと進んで理解を深めていく。その進行につ
いては受講者の理解度を考慮しながら授業を進めていく。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 文法復習1(助詞)
第3講 ことばの形
第4講 文法復習2(自動詞・他動詞、受身・使役)
第5講 文法復習3(呼応、文末表現)
第6講 ひらがなと漢字のバランス
第7講 文法復習4(接続詞)、句読点
第8講 意見と事実、立場を考えた文章
第9講 複雑な内容の整理
第10講 就職のためのエントリーシート
第11講 小論文
第12講 文章のわかりやすさを考える
第13講 論文を読む1
第14講 引用のしかた、論文を読む2
第15講 論文を読む3、まとめと復習
第16講 期末試験
テキスト・教材
① 出 席 状 況 ( 4 0 % ) ② 小 テ ス ト お よ び レ ポ ー ト の 提 出 状 況 必要時にプリントを配布する。
(20%)③期末テスト(40%)により評価するが、授業中の様子
を含み総合的に評価する。容認欠席回数は3回までとし、4回以
上欠席した場合は、成績評価を最高で「良」もしくは「可」ま
でとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
各自で文法の復習をしておいてください。
参考文献:石黒圭・筒井千絵『留学生のここが大切文章表現の
ルール』(スリーエーネットワーク)
二通信子・佐藤不二子『留学生のための理論的な文章の書き方』
(スリーエーネットワーク)
、その他
到達目標である論文を理解するということは、語彙や文法がわ
かるだけでなく、要旨や理論的な考え方が把握できるなどの内
容理解ができて、初めて理解したと言うことができ、その後の
自分の意見に繋がります。
大変ですが、一緒に頑張りましょう。
− 93 −
日本語文章表現2
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
柴 田 啓 文 後学期 選 択 第2講 課題文の読み方と小論文の書き方
(この回から、毎回ニュース+その日のテーマ+コンピュータ・
スキルについて学びます)
講義のねらい・到達目標
第3講 課題文の読み方と小論文の書き方
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で 第4講 課題文の読み方と小論文の書き方
第5講 課題文の読み方と小論文の書き方
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を 第6講 課題文の読み方と小論文の書き方
有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
第7講 論文の読み方と書き方
到達目標
第8講 論文の読み方と書き方
1.授業では、次の点に注意しています。
第9講 論文の読み方と書き方
○できるだけ規則化します。規則化されれば理解しやすく、 第10講 論文の読み方と書き方
応用も簡単です。
第11講 論文の読み方と書き方
2.授業では、次の内容を講義します。
第12講 プレゼンテーションの作成
○レポートや卒業論文、就職に関わる文書を読む方法。
第13講 プレゼンテーションの作成
○レポートや卒業論文、報告書やプレゼンテーションで自分
第14講 プレゼンテーションの作成
の考えを表現する方法。
○コンピュータやインターネット、スマートフォンなどをう 第15講 まとめ
まく使う方法。
教育支援システムを利用して、いつでも質問できます。日本
語能力試験N1については、教育支援システムにより支援します。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点50%、学期末レポート50%で評価します。平常点は、出席、 なし。
小テスト、フォーラムの書き込みなどです。ただし、出席
を特に重視しますので、欠席が多い場合は単位を取得できません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から日本の社会や経済のニュースを読むようにしてくださ 教育支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。コンピュー
い。各回の課題については、授業で指示します。
タやiPhone、インターネットの利用方法も紹介します。事前の
知識は必要ありませんが、これらに関心のある学生の受講を期
待しています。
日本語文章表現2
3年次
友原嘉彦
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
【到達目標】
前期に引き続き、外書講読(外書としての日本語書物の講読)
の講義であり、受講生全員で論文や学術書の一部、報告書など
を輪読していく。論文がどのようなもので、どのように展開し
ているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門用
語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようになる
ことを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 テキスト「1.5.1 国際観光の動向と流れ」
第3講 テキスト「1.5.2 観光需要の性質」
第4講 テキスト「1.6 観光の供給」
第5講 テキスト「1.7 観光と開発」①
第6講 テキスト「1.7 観光と開発」②
第7講 テキスト「1.8 議論のための設問」
第8講 テキスト「2.1 学習の目標」①
第9講 テキスト「2.1 学習の目標」②
第10講 テキスト「2.2 持続可能な開発:定義を求めて」
第11講 テキスト「2.2.1 保護から持続可能性へ」①
第12講 テキスト「2.2.1 保護から持続可能性へ」②
第13講 テキスト「2.2.1 保護から持続可能性へ」③
第14講 テキスト「2.3 持続可能な開発:原則と目的」
第15講 テキスト「2.4 持続可能な開発:原則から実践へ」
テキスト・教材
出席を含む授業への積極性20%、小テスト・小レポート30%、 D . J . テ ル フ ァ ー 、 R . シ ャ ー プ リ ー 著 、 阿 曽 村 邦 昭 、 鏡 武 訳
期末試験50%。但し、特別な理由のない限り、4回以上の欠席は (2011) 『発展途上世界の観光と開発』、古今書院、3800円+税。
認めない。
※講義で使用するので、必ず持参すること。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テキストをよく読んでおくこと。
前期に引き続き、観光について考えていきます。なお、この講
義の性格上、前学期と後学期をセットで受講することが望まし
いと考えます。卒業後、観光関連の大学院進学や就職を考えて
いる学生はぜひ受講してください。
− 94 −
日本語文章表現2
3年次
岸 晴苗
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では、3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を
有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
外書講読(外書としての日本語書物の講読)の講義であり、
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読していく。
論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを把握
する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法など
を身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標とする。
〔到達目標〕
・学術的な日本語論文の文章構成を理解する。
・日本語で書かれた論文を読み、研究の背景、方法論、結果の
意義を理解すると同時に、論文内容を簡潔に要約することが
できる。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 新聞記事を読む
第3講 評論・社説を読む
第4講 理論型の論文を読む① 序論(課題の提示)
第5講 理論型の論文を読む② 本論(定義と分類)
第6講 理論型の論文を読む③ 本論(対比と比較)
第7講 理論型の論文を読む④ 本論(列挙、引用)
第8講 理論型の論文を読む⑤ 結論
第9講 実験/調査型の論文を読む① 序論(目的の提示)
第10講 実験/調査型の論文を読む② 本論(図表の提示、変化
の形容)
第11講 実験/調査型の論文を読む③ 本論(原因の考察)
第12講 実験/調査型の論文を読む④ 結論
第13講 実験/調査型の論文を読む⑤ その他の構成要素(参考
文献など)
第14講 学術書を読む
第15講 同上
テキスト・教材
①出席状況(30%) ②小テストおよびレポートなどの提出状 プリントを配布します。
況(20%) ③期末テスト(50%)により総合的に評価します。
容認欠席回数は3回です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から様々な分野の文章を読むようにし、文の構造や表現技 様々なテーマの論説文を読むことを通して、論説文の構成要素
法をつかんでください。
や、論の展開の仕方を学びます。文章を正確に読み取る力を身
参考文献:二通信子・佐藤不二子著『留学生のための論理的な につけましょう。
文章の書き方』(スリーエーネットワーク)
日本語文章表現2
3年次
角田延之
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標:
前期に引き続き、外書購読(外書としての日本語書物の講読)
の講義であり、受講生全員で論文や学術書の1部、報告書などを
輪読していく。論文がどのようなもので、どのように展開して
いるのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、
研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようになること
を目標とする。
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 読解『三つの旗のもとに』第4章・ある小説家の試練(1)
第3講 第4章(2)
第4講 第4章(3)
第5講 第4章(4)
第6講 第4章(5)
第7講 第4章(6)
第8講 第5章・モンジュイック(1)
第9講 第5章(2)
第10講 第5章(3)
第11講 第5章(4)
第12講 第5章(5)
第13講 第5章(6)
第14講 第5章(7)
第15講 第5章(8)
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席20%、読解力30%、定期試験50%。欠席は3回まで。
ベネディクト・アンダーソン著、山本信人訳「三つの旗のもと
に‐アナーキズムと反植民地主義的想像力」NTT出版(2012年)
、
3,780円+税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
図書館を活用し、ほかの文献から背景知識を得る習慣を身につ 高度な文章に触れておくことは今後の人生で必ず役に立つので、
けておくこと。
めげないで頑張ってほしい。
− 95 −
日本語文章表現2
3年次
安田由紀子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは、自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を
有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
前期に引き続き、外書講読(外書としての日本語書物の講読)
の講義であり、受講生全員で論文や学術書の1部、報告書など
を輪読していく。論文がどのようなもので、どのように展開し
ているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門用
語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようになる
ことを目標とする。
前期では、簡単な論文理解まで学習するが、後期ではさらに
複雑な文章理解ができるように進める。また、論説にあたって
の様々なアプローチと接することにより、柔軟な理解力を養っ
ていく。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 資料の利用、定義1
第3講 定義2、要約1
第4講 要約2、数値の表現
第5講 論文とその構造
第6講 論文講読1
第7講 論文講読2
第8講 論文講読3
第9講 論文講読4
第10講 論文講読5
第11講 論文講読6
第12講 論文講読7
第13講 論文講読8
第14講 論文講読9
第15講 これまでのまとめ
第16講 期末試験
テキスト・教材
① 出 席 状 況 ( 4 0 % ) ② 小 テ ス ト お よ び レ ポ ー ト の 提 出 状 況 必要時にプリントを配布する。
(20%)③期末テスト(40%)により評価するが、授業中の様子
を含み総合的に評価する。容認欠席回数は3回までとし、4回以
上欠席した場合は、成績評価を最高で「良」もしくは「可」ま
でとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:
アカデミック・ジャパニーズ研究会『大学・大学院 留学生の
日本語 3論文読解編』
(アルク)
二通信子・佐藤不二子『留学生のための理論的な文章の書き方』
(スリーエーネットワーク)、その他
経済学専門演習1
3年次
麻沼賢彦
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
GEやGM、シアーズ・ローバックやウォルマートといったア
メリカの代表的なビッグ・ビジネスの発生と成長の歴史過程を、
日本やその他の国ぐにの事例との比較視点に立って考察する。
到達目標は次の5点についての理解を深めること。
1.近代企業と伝統企業の違いは何か。
2.近代企業は、いつ、どこで、どのようにして生まれ、成長
したか。
3.近代企業が間断なく成長し、その支配的地位を維持しつづ
けたのはどのようにしてか。
4.ビッグ・ビジネスの出現と発展はどのような変化を現代経
済社会にもたらしたか。
5.アメリカ企業とドイツや日本の企業とではどこが、どのよ
うに違っているか。
授業を受けながら、それぞれが自分に足りないものを見つけ出
して論説文理解の向上に繋げていってもらいたいと思っていま
す。そのためにはできるだけ多くの論文と接するよう心がけて
ください。
講 義 計 画
第1回 顔合わせ
第2回 ガイダンス
第3回 現代と歴史(1)
第4回 現代と歴史(2)
第5回 近代企業の理論と歴史(1)
第6回 近代企業の理論と歴史(2)
第7回 近代企業の理論と歴史(3)
第8回 事例研究(1)
第9回 事例研究(2)
第10回 事例研究(3)
第11回 近代企業の組織と戦略(1)
第12回 近代企業の組織と戦略(2)
第13回 近代企業の組織と戦略(3)
第14回 グローバリゼーション(1)
第15回 グローバリゼーション(2)
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況(50%)
ゼミへの取り組みの姿勢(50%)
プリント配布予定
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
次の文献が読書欲をそそる。
アルフレッド・D・チャンドラー・Jr.
スコープ」 有斐閣 生気溌剌、百家争鳴、ゼミはこうありたいもの。
「スケール・アンド・
− 96 −
経済学専門演習1
3年次
岩崎祐子
前学期
講 義 計 画
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
(演習のねらい)
演習では、引き続き、金融経済の基礎の修得を目標とします。
さらに、教科書を読んで自分の意見を述べること、討論をする
こと、グループで話し合い、意見をまとめることに力を入れて
いきます。「学生対抗円ダービー」への参加を予定しており、毎
週円ドル相場の動きをまとめ、相場予想に役立てます。ゼミメ
ンバーに、毎回の授業で全員が自分の意見を発言をします。
(到達目標)
レポートをまとめる力、疑問点を調べる力、および発表する
力をつけることを到達目標とします。
第1講 オリエンテーション
第2講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第3講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第4講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第5講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第6講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第7講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第8講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第9講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第10講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第11講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第12講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第13講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第14講 新聞発表、教科書のレジメ発表と円ドル相場の予想
第15講 まとめ
補講期間や夏休みなどに課外活動(企業見学など)を1∼2回
実施する予定。
1回程度、4年生と合同でゼミを実施する予定。
成績評価方法
テキスト・教材
70% 報告内容、演習への参加意欲(遅刻や無断欠席厳禁)
30% 課題、レポート(提出期限厳守)
により評価する。
宮崎 勇,本庄 真,田谷 禎三 著,「日本経済図説 第四版」
、岩波
新書(2013年)
、800円+税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から、金融・経済のニュースに関心をもっておいてくださ ゼミ活動、課外活動(企業見学、旅行、大学祭など)はゼミ学
い。就職活動にも役立ちます。
生が積極的に企画・実行してください。
経済学専門演習1
3年次
岡 良浩
前学期
2単位
講 義 計 画
必 修
第1講 オリエンテーション
第2講∼第14講 発表とディスカッション
第15講 総括
講義のねらい・到達目標
専門演習の最初にあたる3年前期は、経済・経営の基本的な文
献を、皆で輪読します。
この目標は、もちろん学問的な知識をつけていただくことに
あります(目標1)。しかしそれ以上に重要なことは、学術的な
思考の深遠さを体験することです(目標2)。基礎演習で経験し
たさまざまな体験と照らし合わせて、今まで気づかなかった発
想や、ブレークスルーする考え方を知って、ひとつでも感動し
てほしいと思います。また同時に、もうひとつ、大きなねらい
があります。それは、本の探し方、本の読み方、レジメの書き
方、発表の仕方、データ収集と分析、プレゼンテーション、デ
ィスカッションの方法といった、研究活動の技法を習得してい
ただくことです(目標3)。
後期以降は、各自のテーマに沿って、研究活動をスタートし
ます。良い研究ができるよう、しっかり準備して欲しいと思い
ます。
文献の例とポイントは以下にあげますが、学生の希望を勘案し
て決めます。
(輪読する文献の例)
1.マンキュー入門経済学
経済学の十大原理、経済学者らしく考える、相互依存と交
易(貿易)からの利益
2.ドラッガーのマネジメント
マネジメントの使命、マネジメントの方法、マネジメント
の戦略
3.マイケルポーターの競争戦略
5つの競争要因、戦略ポジションをめぐる争い、クラスタ
ーと政府の役割
4.フィリップス・コトラーのマーケティング
顧客起点の企業発想、売り手として考えること、コミュニ
ケーション戦略、社会活動のマーケティング
成績評価方法
テキスト・教材
出席が原則です。(無断欠席は厳禁)
発表の出来(50%)
ディスカッションへの参加(30%)
発表をふまえて修正したレジメ(20%)
輪読する書籍を選定後、購入していただきます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
発表の準備(レジメの作成)が必要です。
学術的な言葉を使って世の中を語れるようになるよう、頑張り
ましょう。
− 97 −
経済学専門演習1
3年次
柴田啓文
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
毎回、経済指標を確認し、経済時事問題の記事を読みます。
時事問題の検討を通して、経済の基本的な考え方を理解します。
また、テーマを決めて、ディベートや討論により理解を深めま
す。その際、ディベート術や討論のスキルを学びます。さらに、
研究成果をPowerPointやクラウド(Prezi)を利用して発表しま
す。また、学期末には各自が選んだテーマでレポートを作成し
ます。
到達目標
経済学の基本・福祉問題・経済時事問題の理解。プレゼンテ
ーション・グループ討論・レポート作成などの基本的なスキル
の習得。Word、Excel、PowerPointやPreziなどのクラウドの基
本的な利用法の習得。インターネット情報収集についての基本
的なスキルの習得。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 MOODLEの登録、Wikiを利用した学習計画作成
第2講 経済学の流れ1
第3講 経済学の流れ2
第4講 人口問題1
第5講 人口問題2
第6講 食糧問題1
第7講 食糧問題2
第8講 プレゼンテーションの方法1
第9講 プレゼンテーションの方法2
第10講 プレゼンテーションの方法3
第11講 レポート作成の方法1
第12講 レポート作成の方法2
第13講 レポート作成の方法3
第14講 発表1
第15講 発表2
学期末試験
テキスト・教材
毎回、それぞれの時点の経済指標を確認し、経済にかかわるニ なし。
ュースを事前に読んでおいてください。また、インターネット
やコンピュータに関心をもち、これらに関連するスキルを積極
的に身につけるようにしてください。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
平常点(50%)とレポートと発表(50%)で評価します。
学習支援システム(MOODLE)とTwitterを利用。ゼミでのイ
平常点は、毎回のノート提出(Word,Powerpoint,Excelなど)、 ベント参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加し
フォーラムの書込み、発表などによります。
てください。留学生については、日本語学習を教育支援システ
ム(MOODLE)を利用してサポートします。
経済学専門演習1
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
杉 谷 克 芳 前学期 必 修 第2講 パワーポイントによる発表の仕方
第3講 パワーポイント原稿の作り方
第4講 テキスト担当章の発表
講義のねらい・到達目標
専門演習Ⅰでは、流通経済論の基礎的な考え方や日本の流通 第5講 テキスト担当章の発表
業の現状について勉強したいと思います。また、プレゼテーシ 第6講 映像資料を見て、討論、レポート課題
ョン・ソフト(Power Point)の使い方もマスターしてもらいた 第7講 学外見学
第8講 テキスト担当章の発表
いと思います。
テキストを分担して、各自が要点をまとめて、パワーポイン 第9講 テキスト担当章の発表
第10講 映像資料を見て、討論、レポート課題
トを使って発表してもらいます。
第11講 学外見学
また、学外に見学に行く機会も作りたいと思います。
留学生もいますので、本をじっくり読んでしっかり理解する 第12講 テキスト担当章の発表
第13講 テキスト担当章の発表
ことを第1に考えたいと思います。
第14講 映像資料を見て、討論、レポート課題
(到達目標)
第15講 テキスト担当章の発表
①文章を読んで要点を整理する力の修得
②書き言葉で自分の考えを整理して発表する力の修得
③パワーポイントを使って口頭発表する能力の修得
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況と発表内容、および授業外の活動を含むゼミ活動への 石原武政、他編著、『1からの流通論』
、中央経済社
取り組みの姿勢で評価します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
教室でテキストや日本語文献を輪読する場合には、事前に読ん 軽いノリで、しかも中身の濃いゼミでありたいと思いますが、
でおくことが望ましい。
ゼミ生の協力次第です。受け身ではない、ゼミ活動への積極的
参加を期待しています。
− 98 −
経済学専門演習1
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
鶴 田 利 恵 前学期 必 修 第2講 報告とディスカッション
第3講 報告とディスカッション
第4講 報告とディスカッション
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:このゼミでは、春休み中に読んだ文献の報告か 第5講 報告とディスカッション
ら始まり、卒論のテーマの設定に向けていくつかの文献を読ん 第6講 報告とディスカッション
第7講 報告とディスカッション
で行きます。
第8講 報告とディスカッション
第9講 報告とディスカッション
到達目標:問題意識の向上、大まかな卒業論文テーマの設定
第10講 報告とディスカッション
第11講 報告とディスカッション
第12講 報告とディスカッション
第13講 報告とディスカッション
第14講 報告とディスカッション
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出席、意見・質問、レポート、報告などにより総合的に判断し 適宜指示します。
ます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業中に適宜紹介します。
発表、ディスカッションを通じて自分の問題意識をより広げて
いくことを期待します。
経済学専門演習1
3年次
李 修二
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
ゼミ・テーマ「21世紀の地域社会の課題∼環境・福祉・国際化」
李ゼミでは、現在ますます重要になっている私たちの課題と
して、とくに「環境」「福祉」「国際化」の問題を3つの柱にして
勉強してゆく。
ゼミ学習のねらいとして、専門演習1では、これら3つのテー
マのすべてを入門的なテキストによって一通り学習して、幅広
い知識を身につける。また、3つのテーマは、それぞれ別々の問
題分野として学ぶだけでなく、相互のつながりや重なり合いに
も目を向けてゆく。
また、3年前期専門演習1での到達目標は、次の3つである。
①文献読解力をつける。
②ゼミ・テーマについて概観し、基礎的知識を身につける。
③ゼミ生同士の交流をはかる。
講 義 計 画
第1講 ゼミ・テーマの課題・目標
第2講 テキスト①「環境」分野の読書会
第3講 テキスト①「環境」分野の読書会
第4講 テキスト①「環境」分野の読書会
第5講 テキスト①「環境」分野の読書会
第6講 映画鑑賞、または、学部ゼミ合同プログラム
第7講 テキスト②「福祉」分野の読書会
第8講 テキスト②「福祉」分野の読書会
第9講 テキスト②「福祉」分野の読書会
第10講 テキスト②「福祉」分野の読書会
第11講 スポーツ、または、学部ゼミ合同プログラム
第12講 テキスト③「国際化」分野の読書会
第13講 テキスト③「国際化」分野の読書会
第14講 テキスト③「国際化」分野の読書会
第15講 テキスト③「国際化」分野の読書会
成績評価方法
テキスト・教材
授業での発表状況(50%)、および、電子メール・レポートの提
出状況(50%)で評価する。
ゼミ生と相談しながら、ブックレットまたは新書等から数冊を
選定して用いる。
テキスト①「環境」分野1∼2冊
テキスト②「福祉」分野1∼2冊
テキスト③「国際化」分野1∼2冊
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:J・ゴルデル『ソフィーの世界─哲学者からの不思議
な手紙 上・下』(NHK出版)
非常に読みやすい世界的に有名な西洋哲学史の本であるこの本
は、李ゼミの基本参考文献である。読解力向上のためにも独力
でどんどん読み進むこと。
3年ゼミは、いちばんじっくり勉強することができる授業である。
また、ゼミ生は全員、自発的にゼミ運営に関わってもらうよう
求められる。ビデオ鑑賞、スポーツなどで、ゼミ生全員に何ら
かの役割分担をしてもらうことになるだろう。
− 99 −
経済学専門演習2
3年次
2単位
講 義 計 画
第1回 顔合わせ
麻 沼 賢 彦 後学期 必 修 第2回 アメリカにおける経営者資本主義から株主資本主義へ
の転換
第3回 同上
講義のねらい・到達目標
前学期と同じテーマでゼミを行う。と同時に、卒論のテーマ 第4回 同上
についても、この後学期のゼミで徐々に考えを煮詰めていくこ 第5回 経済の市場化・金融化
第6回 同上
ととする。
それゆえ、このゼミの到達目標は、真に興味がもて、卒論で 第7回 同上
取り上げたいと思う問題を、各自それぞれ幾つか見つけ出すと 第8回 アングロ・アメリカン型資本主義とドイツ・日本型資
本主義
いうことにする。
第9回 同上
第10回 グローバリゼーションの光と影
第11回 同上
第12回 卒論作成に向けて
第13回 同上
第14回 同上
第15回 次年度行動計画の作成と報告
成績評価方法
テキスト・教材
前学期と同じ
プリント配布予定
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
次の文献が刺激に富んでいる。
ロナルド・ドーア 「金融が乗っ取る世界経済」
ジェフリー・サックス 「世界を救う処方箋」
経済学専門演習2
中公新書
早川書房
3年次
2単位
卒論に加え、就活のことも考えないと。いそがしくなるので、
栄養のあるものを食べて体力をつけ、まちがっても風邪などひ
かぬよう。
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
岩 崎 祐 子 後学期 必 修 第2講 新聞発表、教科書のレジメ発表と模擬株式売買
第3講 新聞発表、教科書のレジメ発表と模擬株式売買
第4講 新聞発表、教科書のレジメ発表と模擬株式売買
講義のねらい・到達目標
第5講 新聞発表、教科書のレジメ発表と模擬株式売買
(演習のねらい)
模擬で株式の売買を行い、その後企業レポート作成を行ない 第6講 新聞発表、教科書のレジメ発表と模擬株式売買
ます。今後成長が期待できる企業を探し出して、有価証券報告 第7講 新聞発表、教科書のレジメ発表と模擬株式売買
書をはじめとして、資料を使って調ベます。就職活動を前に、 第8講 新聞発表、教科書のレジメ発表と模擬株式売買
第9講 新聞発表、教科書のレジメ発表と模擬株式売買
たくさんの企業活動を知ることが必要になっています。
第10講 新聞発表、教科書のレジメ発表と模擬株式売買
(到達目標)
今期のゼミでは、レポート、プレゼンテーション資料作成の 第11講 新聞発表、教科書のレジメ発表と模擬株式売買
力をつけること、企業を観察する力を養うことを目標とします。 第12講 新聞発表、教科書のレジメ発表とプレゼンテーション
資料作成
第13講 新聞発表、教科書のレジメ発表とプレゼンテーション
資料作成
第14講 プレゼンテーション
第15講 まとめ
補講期間や春休みなどに課外活動(企業見学など)を1∼2回
実施する予定。
1回程度、4年生と合同でゼミを実施する予定。
成績評価方法
テキスト・教材
70% 報告内容、演習への参加意欲(遅刻や無断欠席厳禁)
30% 課題、レポート(提出期限厳守)
により評価する。
宮崎 勇,本庄 真,田谷 禎三 著,
「日本経済図説 第四版」、岩波
新書(2013年)
、800円+税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から、金融・経済のニュースに関心をもっておいてくださ ゼミ活動、課外活動(企業見学、旅行、大学祭など)はゼミ学
い。就職活動にも役立ちます。
生が積極的に企画・実行してください。
− 100 −
経済学専門演習2
3年次
岡 良浩
後学期
2単位
講 義 計 画
必 修
第1講 オリエンテーション
第2講∼第15講 発表とディスカッション
講義のねらい・到達目標
発表は、3週に1度のペースで4回程度、行っていただきます。
3年次後期にあたるこのゼミでは、それぞれの研究テーマに
基づいて研究活動を進めていただきます。卒業研究は、最終的
には4年生終了時に提出していただくものです。「そんな先のこ
とを今からはじめるのか」と思うかもしれません。しかし、自
分の興味関心を見定め、ひとつの研究をまとめるには、それく
らいの長い時間をかけて行うのが、むしろ普通です。
研究活動というと、皆さんは何をすることだと思うでしょう
か?自分の頭で考えることはもちろん重要です。しかしそれは
時間としては、最後の一瞬です。研究活動の大半は、実は、資
料に目を通すことやデータを集める、調査するといった「作業」
です。従ってこの「作業」を行うことになります。
結果として以下の3つを獲得することが目標となります。
①卒業論文のための既存研究の整理
②キーになる事柄の理解
③卒業論文の構成の提案
分量としては、毎回、書籍であれは2・3章程度、雑誌記事で
あれは3編程度を目安とします。
成果として、比較的ボリュームのある調査論文(サーベイ論文)
を作成していただきます。
成績評価方法
テキスト・教材
出席が原則です。(無断欠席は厳禁)
発表内容(30%)
ディスカッション(30%)
レポート(サーベイ論文)(40%)
テーマに沿って個別に指導します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回の発表の準備が必要です。
よい研究のためには、良い準備が重要です。しっかり進めてく
ださい。
経済学専門演習2
3年次
柴田啓文
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
演習1に引き続き、福祉問題を中心にその時々の経済問題に
ついて学びながら、それらを経済理論上に適切に位置づけるた
め、主要な経済思想を取り上げ、代表的な経済学者の著作の一
部を精読します。
また、論文作成のルール、ワープロや表計算ソフトの利用法
を学び、関心のあるテーマについて、やや長めのレポートを作
成します。
到達目標
主要な経済思想についての知識の獲得。日本や諸外国の福祉
問題の理解、経済時事問題の理解、プレゼンテーション術、論
文作成術、Word・Excel・Keynote・Zoho・Google Docs・
Preziなどの利用法、インターネットの情報収集法の修得。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 経済思想の流れ1:大きな政府と小さな政府
第2講 経済思想の流れ2:マルクス学派、ケインズ学派、新
古典派
第3講 経済学書講読1
第4講 経済学書講読2
第5講 経済時事問題グループ討論1
第6講 経済時事問題グループ討論2
第7講 経済時事問題グループ討論3
第8講 オンライン・プレゼンテ−ションの作成1
第9講 オンライン・プレゼンテーションの作成2
第10講 オンライン・プレゼンテーションの作成3
第11講 論文作成術1
第12講 論文作成術2
第13講 論文作成術3
第14講 論文作成術4
第15講 まとめ
テキスト・教材
平常点(50%)とレポート(50%)で評価します。平常点は、 なし。
毎回のノート提出(Word,Powerpoint,Excelなど)、フォー
ラムの書込み、発表などによります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業で指示したリソースについて予習、復習してください。
学習支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。ゼミでのイ
ベント参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加し
てください。留学生については、日本語学習を教育支援システ
ム(MOODLE)を利用してサポートします。
− 101 −
経済学専門演習2
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講∼第2講 テキスト担当章の確認
杉 谷 克 芳 後学期 必 修 第4講 学外見学
第5講 映像資料を見て、討論、レポート課題
第6講∼第8講 経済記事(主として流通関係)
を利用した学習
講義のねらい・到達目標
後期の演習2では、流通業を中心に、今の日本の社会の動き 第9講∼第12講 資料の探索、資料の輪読
へのアンテナの張り方について、勉強してみたいと思います。 第13講∼第15講 卒論のテーマについて、各自の発表
そこから、卒業論文のテーマを各自が発見していく手がかりが
得られればと思います。
テーマが決まったら、文献や資料の集め方を伝授します。そ
して、可能であれば、ゼミの時間中にいっしょに読んでみて議
論します。そして最後に、ゼミ生各自の視点から整理・報告し
てもらって、4年次の卒論作成に繋げたいと思います。
(到達目標)卒論のテーマを見つけること
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況と発表内容、および授業外の活動を含むゼミ活動への 石原武政、他編著、『1からの流通論』
、中央経済社
取り組みの姿勢で評価します。
その他(適宜指示します)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
一緒に日本語文献を読む場合には、事前に家で該当箇所を読ん いろんな勉強をして、楽しくて充実したゼミにしたいですね。
でおくことが望ましい(とりわけ留学生は)
経済学専門演習2
3年次
鶴田利恵
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:2年後期の基礎演習、3年前期の専門演習1で学ん
だことを土台にして、卒業論文のテーマを具体的に決定してい
きます。まず、夏休み中に興味のあるテーマについて本を数冊
読み、報告します。その内容をもとに、卒業論文のテーマを絞
り込むとともに、さらに調べなければならないことを考え、新
聞、本、雑誌、インターネットなどを用いて、必要な資料を集
め随時報告します。
到達目標:卒業論文テーマの絞り込み
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 夏休みの課題の報告
第3講 夏休みの課題の報告
第4講 夏休みの課題の報告
第5講 夏休みの課題の報告
第6講 夏休みの課題の報告
第7講 文献収集方法についての説明
第8講 資料を集めつつ各自報告
第9講 資料を集めつつ各自報告
第10講 資料を集めつつ各自報告
第11講 資料を集めつつ各自報告
第12講 資料を集めつつ各自報告
第13講 資料を集めつつ各自報告
第14講 資料を集めつつ各自報告
第15講 まとめ
テキスト・教材
報告内容、授業参加態度(出席はもとより、意見、質問といっ 特になし。
た積極性も含む)などによって総合的に判断します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業中に適宜紹介します。
発表・質問・論議など自分達で楽しく作り上げていってくださ
い。
− 102 −
経済学専門演習2
3年次
李 修二
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
ゼミ・テーマ「21世紀の地域社会の課題∼環境・福祉・国際化」
この専門演習2のねらいは、前期の専門演習1で学習した
「環境」「福祉」「国際化」の問題、それに「経済一般」を加えた
4つの分野に関わる社会調査の実習を試みることである。実際
にアンケート調査票を作成し、調査を実施し、結果のデータを
パソコンで集計して、グラフ化したり、統計分析を行なったり
してゆく。
そこでの到達目標として、こうした実習を通じて、「取り組むべ
き課題を設定し、それについて調査し、問題を分析する」とい
う、社会科学の専門技法の初歩を学ぶことである。また、統計
学の応用も目標である。
講 義 計 画
第1講 ゼミ生ごとのゼミ・テーマ選定
第2講 社会調査アンケート調査票の作成
第3講 社会調査アンケート調査票の作成
第4講 社会調査アンケート調査票の作成
第5講 映画鑑賞、または、ゼミ合同プログラム
第6講 社会調査アンケート調査票の作成
第7講 社会調査アンケート調査票の作成
第8講 アンケート調査の実施
第9講 アンケート調査結果のデータ集計
第10講 アンケート調査結果のデータ集計
第11講 スポーツ、または、ゼミ合同プログラム
第12講 アンケート調査結果のデータ集計
第13講 アンケート調査結果のデータ集計
第14講 アンケート調査結果の統計分析
第15講 アンケート調査結果の統計分析
成績評価方法
テキスト・教材
授業での発表状況(50%)、および、電子メール・レポート等の
提出状況(50%)で評価する。
テキスト:なし
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:J・ゴルデル『ソフィーの世界─哲学者からの不思議
な手紙 上・下』(NHK出版)
非常に読みやすい世界的に有名な西洋哲学史の本であるこの本
は、李ゼミの基本参考文献である。読解力向上のためにも独力
でどんどん読み進むこと。
3年ゼミは、いちばんじっくり勉強することができる授業である。
また、ゼミ生は全員、自発的にゼミ運営に関わってもらうよう
求められる。ビデオ鑑賞、スポーツなどで、ゼミ生全員に何ら
かの役割分担をしてもらうことになるだろう。
経済学専門演習3
4年次
2単位
講 義 計 画
第1回 顔合わせ
麻 沼 賢 彦 前学期 必 修 第2回 前学期の作業計画の策定
第3回 同上
第4回 テーマ設定上の注意事項
講義のねらい・到達目標
卒論作成: テーマ設定、資料・文献収集、そして論文構成を 第5回 同上
第6回 テーマ設定: 個別報告と討議
考え、実際に書いてみる。
前期の最低限の到達目標: 真に興味がもて、有意義で、追究 第7回 同上
に値するテーマを見つけ、必要となる資料・文献についての見 第8回 同上
第9回 同上
通しをつけること。
第10回 資料・文献調査報告
第11回 同上
第12回 同上
第13回 論文構成上の注意事項
第14回 同上
第15回 夏季休業中の作業計画について
成績評価方法
テキスト・教材
卒論への取り組みの姿勢、熱心さ(60%)
出席状況(40%)
なし
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
卒論の作成には、実際の執筆作業よりも、資料・文献の収集・ 卒論作成の苦労は、学生時代の良い思い出。せいぜい苦労する
読み込みのほうが重要であり、膨大な時間と労力が必要となる。 こと。
平素から資料やその他の文献への目配りに努めること。
− 103 −
経済学専門演習3
4年次
2単位
講 義 計 画
第1講 卒業論文のテーマの発表(各自春休み中にテーマを確
定しておくこと)
岩 崎 祐 子 前学期 必 修
第2講 文献収集、参考文献リストの作成
第3講 目次作成、資料の読み込み
講義のねらい・到達目標
第4講 執筆作業(1)
(演習のねらい)
本演習では、これまでで学んだことをさらに発展させて卒業論 第5講 執筆作業(2)
文を作成します。テーマを確定した後、文献収集、料の読み込 第6講 執筆作業(3)
第7講 論文に必要な表・グラフの作成
みなど、卒業論文の書き方を指導します。
第8講 論文に必要な表・グラフの作成
(到達目標)
自分が取り組んでいるテーマについて、プレゼンテーションを 第9講 執筆作業(4)
第10講 執筆作業(5)
行うことを到達目標とします
第11講 執筆作業(6)
第12講 執筆作業(7)
第13講 執筆作業(8)
第14講 中間報告
第15講 中間報告
1回程度、3年生と合同で、3∼4時限でゼミを実施する予定。
成績評価方法
テキスト・教材
70% 演習への参加意欲(遅刻や無断欠席厳禁)
30% 報告内容(提出期限厳守)
により評価する。
使用しない。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から、金融・経済のニュースに関心をもって、最新の動き 事前に欠席の連絡がない場合は、減点の対象とします。
まで卒業論文に取り上げてください
就職活動で多忙な学生も、ゼミでメンバー同士の情報交換を積
極的に行なって下さい。
経済学専門演習3
4年次
岡 良浩
講義のねらい・到達目標
前学期
2単位
必 修
講 義 計 画
第1講 テーマの確認
第2講 各自の報告・ディスカッション
第3講 各自の報告・ディスカッション
第4講 各自の報告・ディスカッション
第5講 各自の報告・ディスカッション
第6講 各自の報告・ディスカッション
第7講 各自の報告・ディスカッション
第8講 各自の報告・ディスカッション
第9講 各自の報告・ディスカッション
第10講 各自の報告・ディスカッション
第11講 各自の報告・ディスカッション
第12講 各自の報告・ディスカッション
第13講 各自の報告・ディスカッション
第14講 各自の報告・ディスカッション
第15講 研究計画の報告
4年次前期にあたるこのゼミでは、卒業研究における最も重
要な「知の創造」を行います。論文は、「1.自らの主張を2.
検証可能な表現した文章のまとまり」です。最近では、文章以
外の様々なメディアを駆使したプレゼンテーションもひとつの
方法として定着しつつあります。いずれの方法でもかまいませ
んが、どちらかを決めるのもこの時期です。しかしそのような
形式的なことを意識するより、自分の脳を解放して、最もイノ
ベーティブな知を創造することが最も重要なねらいです。
その成果は、研究計画や目次というかたちであらわれます。
従って研究計画・目次を作成することが目標です。後期の執筆
の“道しるべ”となるものですから、あとで変更することにな
らないよう、熟慮に熟慮を重ねて作成してください。また同時
発表は、3週に1度のペースで4回程度、行っていただきます。
に口頭で研究計画を発表することも重要です。
成績評価方法
テキスト・教材
出席が原則です。(無断欠席は厳禁)
発表内容(30%)
ディスカッション(30%)
レポート(研究計画・目次)
(40%)
各自のテーマに沿って個別に指導します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回の発表の準備が必要です。
本当に自分がやりたいと思う研究ができるよう、早めに準備し
てください。
− 104 −
経済学専門演習3
4年次
柴田啓文
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
各自が選んだテーマについて発表し、討論により内容を深め
ます。また、これまでの経済理論や経済時事問題にテーマを適
切に位置づけ、既存研究を踏まえた論文の作成に取りかかりま
す。Wikiにより作成過程を公開し、相互評価しながら執筆しま
す。
到達目標:
各自の研究課題の確定。研究分野の分野の情報の収集。グル
ープ討論術、プレゼンテーション術、論文作成術、インターネ
ット情報収集術の習得。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 MOODLEの登録、Wikiを利用した学習計画作成
第2講 卒業論文作成法:書き方のルール1
第3講 卒業論文作成法:書き方のルール2
第4講 卒業論文作成法:ワープロ、表計算などのアプリケー
ションの利用法
第5講 統計、データの利用法1
第6講 統計、データの利用法2
第7講 グラフの作成と利用法1
第8講 グラフの作成と利用法2
第9講 経済時事問題グループ討論1
第10講 経済時事問題グループ討論2
第11講 経済時事問題グループ討論3
第12講 卒業論文中間発表1
第13講 卒業論文中間発表2
第14講 卒業論文中間発表3
第15講 まとめ
テキスト・教材
平常点(50%)とレポート(50%)で評価します。平常点は、 なし。
毎回のノート提出(Word,Powerpoint,Excelなど)、フォー
ラムの書込み、発表などによります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
各回の授業内容と利用するリソースはMOODLE上にリンクしま
すので、事前にそれを読んでください。また、授業で理解が不
十分な点については、リソース読み復習してください。また、
フォーラムではいつでも質問し、回答を求めることができます。
学習支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。学習支援シ
ステムや他のICTスキルなどを卒業論文作成に積極的に利用し
てください。留学生については、日本語学習を教育支援システ
ムを利用してサポートします。
経済学専門演習3
4年次
杉谷克芳
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
4年の前期では、卒論作成のための資料を収集してそれを読み
こなし、論点を整理していく作業が中心となります。各自が調
べたことを発表し、意見交換を行うことで、着想が豊かになり、
論文の構想がかたちをなしていきます。
夏休み前までに、一通りの研究を終えて、目次=論文の構成
の確定までもっていきたいと考えています。卒業研究には文章
による論文形式と口頭発表形式がありますが、論文の構成が固
まった段階で、論文形式の発表を目ざす者も含めて全員に、パ
ワーポイントを使った口頭発表を義務づけます。
(到達目標)卒論の目次・構成の決定。パワーポイントを使った
口頭発表
講 義 計 画
第1講 テーマの確認、文献リストの提出
第2講 春休みに読んだ文献の報告、ディスカッション
第3講 春休みに読んだ文献の報告、ディスカッション
第4講 春休みに読んだ文献の報告、ディスカッション
第5講 2回目の報告、論文の構成の検討
第6講 2回目の報告、論文の構成の検討
第7講 2回目の報告、論文の構成の検討
第8講 2回目の報告、論文の構成の検討
第9講 2回目の報告、論文の構成の検討
第10講 3回目の報告、目次の決定
第11講 3回目の報告、目次の決定
第12講 3回目の報告、目次の決定
第13講 パワーポイントにて、口頭発表
第14講 パワーポイントにて、口頭発表
第15講 パワーポイントにて、口頭発表
成績評価方法
テキスト・教材
次の配分により、総合的に評価します。
50% 出席
50% 卒業論文の進捗具合
特になし
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
卒論のテーマに応じて、参考文献を個別に適宜紹介します。
就職活動で大変な時期ですが、気分転換だと思って、卒論研究
も怠らず、夏休み前には、一通り準備を完了して欲しいと思い
ます。
− 105 −
経済学専門演習3
4年次
2単位
講 義 計 画
到達目標:問題の抽出、結論、論理展開の構成=目次作成
第1講 テーマの確認、文献リストの提出
第2講 各自の報告・ディスカッション
第3講 各自の報告・ディスカッション
第4講 各自の報告・ディスカッション
第5講 各自の報告・ディスカッション
第6講 各自の報告・ディスカッション
第7講 各自の報告・ディスカッション
第8講 各自の報告・ディスカッション
第9講 各自の報告・ディスカッション
第10講 各自の報告・ディスカッション
第11講 各自の報告・ディスカッション
第12講 各自の報告・ディスカッション
第13講 各自の報告・ディスカッション
第14講 各自の報告・ディスカッション
第15講 卒業論文目次報告会
成績評価方法
テキスト・教材
鶴田利恵
前学期
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:経済学専門演習2を引き継ぎ、各自収集した資料
の内容を報告し、夏休み前に目次を作成します。
報告内容、授業参加態度(出席はもとより、意見、質問といっ 特になし
た積極性も含む)などによって総合的に判断します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業中に適宜紹介します。
発表・質問・議論など自分達で楽しく作り上げていってくださ
い。
経済学専門演習3
4年次
2単位
講 義 計 画
第1講 1文作文とは
富 田 与 前学期 必 修 第2講 1文作文の作成
第3講 1文作文に関する口頭発表
第4講 1文作文に関する口頭発表
講義のねらい・到達目標
今年は演習3、演習4とひたすら卒論を書くための作業を続 第5講 1文作文に関する口頭発表
第6講 1文作文から構成へ
けます。
この演習では、実際に文章を書き始めるための準備をします。 第7講 構成から1枚作文へ
まず、論旨を1文で表現する「1文作文」を作り、そこから文章 第8講 1枚作文に関する口頭発表
の「構成」を導きます。そのうえで、論文の骨格となる「問題 第9講 1枚作文に関する口頭発表
提起」、「仮説」、「結論」を固めることにしたいと思います。到 第10講 1枚作文に関する口頭発表
第11講 結論の確認
達目標は「有効な1文作文の完成」
。
第12講 問題提起、仮説、結論の確認(討議)
第13講 問題提起、仮説、結論の確認(討議)
第14講 問題提起、仮説、結論の確認(討議)
第15講 スタイル(注記、参考文献など)について
成績評価方法
口頭発表:50%
議論への参加度:50%
テキスト・教材
『知の技法』小林康夫、船曳建夫編 東京大学出版会 1545円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎日、何かを書く習慣を付けてください。
指示通りに作業を進めていけば、必ず卒論は書けます。
− 106 −
経済学専門演習3
4年次
2単位
講 義 計 画
第1講 アンケート調査結果分析報告会
李 修 二 前学期 必 修 第2講 アンケート調査結果分析報告会
第3講 卒業論文作成の要領
第4講 卒業論文個別指導
講義のねらい・到達目標
ゼミ・テーマ「21世紀の地域社会の課題∼環境・福祉・国際化」 第5講 卒業論文個別指導
第6講 卒業論文個別指導
専門演習3では、ゼミ生はゼミでの卒業論文中間報告および個 第7講 卒業論文研究中間報告会
第8講 卒業論文研究中間報告会
別指導によりながら、卒業論文作成をすすめる。
卒業論文では、3年次のアンケート調査結果をできるだけ利用 第9講 卒業論文研究中間報告会
第10講 卒業論文個別指導
した研究を行なうものとする。
第11講 卒業論文個別指導
第12講 卒業論文個別指導
第13講 スポーツ、または、学部ゼミ合同プログラム
第14講 卒業論文研究中間報告会
第15講 卒業論文研究中間報告会
成績評価方法
テキスト・教材
授業での発表状況等(100%)で評価する。
テキスト:なし
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:J・ゴルデル『ソフィーの世界─哲学者からの不思議 特になし
な手紙 上・下』(NHK出版)
非常に読みやすい世界的に有名な西洋哲学史の本であるこの本
は、ゼミの基本参考文献である。
読解力向上のためにも独力でどんどん読み進むこと。
経済学専門演習4
4年次
2単位
講 義 計 画
第1回 顔合わせ
麻 沼 賢 彦 後学期 必 修 第2回 論文構成についての報告と検討
第3回 同上
第4回 同上
講義のねらい・到達目標
第5回 執筆作業ならびに途中経過報告
<卒論執筆開始>
結果の良し悪しよりも、卒論の作成の過程でいかに努力した 第6回 同上
かのほうを高く評価するので、このことを念頭に置いて頑張る 第7回 同上
第8回 同上
こと。
さらに言うと、卒論作成を通して、他人からの借り物ではな 第9回 草稿提出および今後の作業日程の確認
い、自分自身の考えや意見をもてるようになったかどうかとい 第10回 個別指導
第11回 同上
うことが何よりも重要。
これを後学期ゼミの、したがって卒業までに到達すべき目標 第12回 同上
第13回 最終報告
ということにする。
第14回 同上
第15回 同上
成績評価方法
テキスト・教材
結果としての出来不出来よりも、卒論作成の過程でいかに誠
実に努力したかで評価する。
もちろん、ゼミの出席状況も重視する。
なし
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
前学期ゼミと同じ
大学最終学年、悔いが残らないように、パワー全開で走り抜け
よ。
− 107 −
経済学専門演習4
4年次
2単位
講 義 計 画
第1講 執筆作業(1)
岩 崎 祐 子 後学期 必 修 第2講 執筆作業(2)
第3講 中間報告
第4講 執筆作業と個別指導(1)
講義のねらい・到達目標
第5講 執筆作業と個別指導(2)
(演習のねらい)
本演習では、これまでで学んだことをさらに発展させて卒業 第6講 執筆作業と個別指導(3)
論文を完成します。本演習は中間報告と論文執筆、個別形式の 第7講 執筆作業と個別指導(4)
第8講 執筆作業と個別指導(5)
形で進めていきます。
第9講 完成原稿提出(提出期限厳守)
(到達目標)
第10講 修正作業(1)
質の高い卒業論文の作成を到達目標とします。
第11講 修正作業(2)要旨作成
第12講 ゼミ3年生の前で発表
第13講 ゼミ3年生の前で発表
第14講 口頭試問準備
第15講 口頭試問準備
1∼2回程度、3年生と合同で、3∼4時限でゼミを実施する
予定。
成績評価方法
テキスト・教材
演習への取り組み(40%)
、論文内容(60%)により評価する。
使用しない。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から、金融・経済のニュースに関心をもって、最新の動き 卒業論文は、大学生活の集大成です。スケジュール通りに卒業
まで卒業論文に取り上げてください。
論文を完成させるためには、毎週の出席と作業が重要です。
経済学専門演習4
4年次
岡 良浩
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
4年後期にあたるこの演習では、卒業論文・卒業研究を完成
することが目標です。4年前期に作成した目次に沿って、執筆
します。ここで重要なのは、自分の意見と引用を明確に区別し、
適切に引用することです。適切に引用することは、自分の「知
の創造物」を引き立たせることにもなります。
目標は、卒業論文・卒業研究を提出することです。提出期限
や必要な要件・手続きなどは履修要綱にも記載されているので、
よく理解しましょう。もう一つの重要な目標は、どういう成果
なのかをきちんと説明できるようすることです。簡潔に説明を
する場合もあれば、一定の時間で発表を求められることもあり
ます。いろいろなケースを想定して説明できるようになること
も大事な目標です。
講 義 計 画
第1講 執筆指導
第2講 執筆指導
第3講 執筆指導
第4講 執筆指導
第5講 執筆指導
第6講 執筆指導
第7講 執筆指導
第8講 執筆指導
第9講 執筆指導
第10講 卒論中間報告会
第11講 卒業論文提出
第12講 卒業論文提出
第13講 卒業論文報告会
第14講 卒業論文報告会
第15講 卒業論文報告会
成績評価方法
テキスト・教材
卒業論文の内容(副査の評価を含む)で評価します。
進捗状況に応じて、個別に指導します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
論文の校正・推敲が必要です。
完成が間近になってくればくるほど、愛着が湧いてきます。多
くの学生にとっては、初めての論文作品です。いいものにしま
しょう。
− 108 −
経済学専門演習4
4年次
柴田啓文
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
卒業論文のテーマで発表し、グループ討論、口頭試問により
内容を深めます。また、フォーラムを利用して制作過程を公開
し、相互評価、相互協力して卒業論文を執筆します。
到達目標
各テーマの理解を深める。グループ討論術、論文作成術の修
得。卒業論文、卒業発表の完成。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 MOODLEの登録、Wikiを利用した学習計画作成
第2講 第一回卒業論文発表およびグループ討論
第3講 第一回卒業論文発表およびグループ討論
第4講 第一回卒業論文発表およびグループ討論
第5講 第二回卒業論文発表およびグループ討論
第6講 第二回卒業論文発表およびグループ討論
第7講 第二回卒業論文発表およびグループ討論
第8講 第二回卒業論文発表およびグループ討論
第9講 第三回卒業論文発表および口頭試問
第10講 第三回卒業論文発表および口頭試問
第11講 第三回卒業論文発表および口頭試問
第12講 第三回卒業論文発表および口頭試問
第13講 第三回卒業論文発表および口頭試問
第14講 第三回卒業論文発表および口頭試問
第15講 まとめ
テキスト・教材
平常点(20%)と発表および卒業論文(80%)で評価します。
なし。
平常点は、毎回のノート提出(Word,Powerpoint,Excelなど)
、
フォーラムの書込み、発表などによります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
研究に関わる資料を集めリンク集を作成、共有し、随時更新し 学習支援システム(MOODLE)を利用。学習支援システムや他
てください。
のICTスキルを卒業論文作成に積極的に活用してください。留
学生については、日本語学習を教育支援システム(MOODLE)
を利用してサポートします。
経済学専門演習4
4年次
杉谷克芳
後学期
2単位
講 義 計 画
必 修
第1講∼第4講 卒業論文の第1稿の提出→構成の再考
第5講∼第8講 卒業論文の第2稿の提出→文章の推敲
第9講∼第13講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿
第14講∼第15講 卒業論文の発表
講義のねらい・到達目標
提出された原稿を読んで返却し、訂正の上で再度提出する、
という作業の繰り返しになります。第1稿では、論文としての構
成がしっかりしているか、を見ます。構成を見直し、目次がキ
チンと整理された段階で、文章の推敲を行います。卒論として
完成するまでに、最低3回は受け渡しすることになると思いま
す。
成績評価方法
テキスト・教材
卒業論文の出来(副査の先生の評価を含む)によって評価しま 特になし
す。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特になし
甘く見ちゃダメですよ。余裕を持って早めに仕上げないと大変
なことになりますよ。
− 109 −
経済学専門演習4
4年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンス 課題の提出
鶴 田 利 恵 後学期 必 修 第2講 報告とディスカッション
第3講 報告とディスカッション
第4講 報告とディスカッション
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:夏休み前に作成した目次にしたがって、論文を 第5講 報告とディスカッション
作成していきます。夏休み中に10000字を目途にまず書いてみま 第6講 報告とディスカッション
す。それを土台に、後期では、個人指導を中心に行いながら、 第7講 報告とディスカッション
第8講 報告とディスカッション
論文を完成させていきます。
第9講 卒業論文報告会(含む3年生)
到達目標:卒業論文の完成
第10講 個別指導
第11講 個別指導
第12講 卒業論文提出
第13講 卒業論文報告会
第14講 卒業論文報告会
第15講 卒業論文報告会
成績評価方法
テキスト・教材
報告内容、授業参加態度(出席はもとより、意見、質問といっ 特になし。
た積極性も含む)などによって総合的に判断します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業中に適宜紹介します。
発表・質問・議論など自分達で楽しく作り上げていってくださ
い。
経済学専門演習4
4年次
富田 与
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
この演習では、ひたすら卒論を書き進めてもらいます。
到達目標は「卒論の完成」。
成績評価方法
卒論を持って試験に代えます。
講 義 計 画
第1講 卒論の進捗状況(報告)
第2講 卒論の進捗状況(報告)
第3講 卒論の進捗状況(報告)
第4講 当面する課題の共有
第5講 卒論の進捗状況(報告)
第6講 卒論の進捗状況(報告)
第7講 卒論の進捗状況(報告)
第8講 当面する課題の共有
第9講 卒論の進捗状況(報告)
第10講 卒論の進捗状況(報告)
第11講 卒論の進捗状況(報告)
第12講 当面する課題の共有
第13講 卒論提出
第14講 卒論の反省
第15講 まとめ
テキスト・教材
『知の技法』小林康夫、船曳建夫編 東京大学出版会 1545円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
とにかく、毎日書く習慣を付けてください。
いよいよ仕上げの時期です。行き詰まったら、これまでやって
きたことを振り返りつつ作品の執筆に勤しんでください。
− 110 −
経済学専門演習4
4年次
李 修二
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
ゼミ・テーマ「21世紀の地域社会の課題∼環境・福祉・国際
化」
専門演習4では、ゼミ生はゼミでの卒業論文中間報告および個
別指導によりながら、卒業論文作成をすすめる。
講 義 計 画
第1講 卒業論文執筆の要点
第2講 卒業論文研究中間報告会
第3講 卒業論文研究中間報告会
第4講 卒業論文研究中間報告会
第5講 卒業論文個別指導
第6講 卒業論文個別指導
第7講 卒業論文個別指導
第8講 レクリエーション、または、ゼミ合同学部プログラム
第9講 卒業論文個別指導
第10講 卒業論文個別指導
第11講 卒業論文個別指導
第12講 卒業論文個別指導
第13講 (卒業論文提出)
第14講 (卒業論文発表会)
第15講 (卒業論文発表会)
成績評価方法
テキスト・教材
授業での発表状況、および、卒業論文によって評価する。
テキスト:なし
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
個別研究
特になし
経済政策b
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 [1]基礎 1.政策選択の考察
山 本 奈 実 後学期 選 択 第2−3講 2.モデル:概論
第4−7講 3.選択のモデル
第8−10講 [2]基本的技法 1.差分方程式
講義のねらい・到達目標
ねらい:様々な政策問題に対し、経済政策をいかにして立てる 第11−14講 2.待ち行列
かについて解説する。政策を考え、それを分析する際には、次 第15講 まとめ
の5つのステップを踏む。(1)何が問題となり、どんな目的を 期末試験
追求すべきか。(2)選択できる手段の列挙。(3)意思決定者の
選好を表現。(4)それぞれの手段を取った場合の結果を予測。
(5)それらの結果を評価し、最も好ましい手段を選択。経済政
策の立て方を学ぶことにより、経済政策についての理解を深め
るのが目的である。
到達目標:1.経済学の基礎的専門用語を学ぶ。選好、選好関
数、無差別曲線、限界変形率、限界代替率。2.基本的技法を
学ぶ。差分方程式、待ち行列。3.政策分析の枠組み(5つの
ステップ)に従って政策を立てる。
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分により総合的に評価する。
出席(30%)、期末試験(70%)。
テキストなし。僅かだが、適宜プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
学習をする時には、今まで習ったことの復習を毎回行って下さ 特にありません。
い。
参考文献:[著]エディス・ストーキー+リチャード・ゼック
ハウザー、[監訳]佐藤隆三+加藤寛「[新装版]政策分析入門」
勁草書房(2004年)、4830円。
− 111 −
外国経済書講読
3年次
早川大介
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
日本経済に関する英語文献を講読する。
本講義の目標は以下の2点である。
①経済学のテクニカル・ターム(専門用語)に慣れること。
②辞書を引きながら自力で英文が読めるようになること。
成績評価方法
講 義 計 画
第1回 イントロダクション
第2回 日本経済の基本①
第3回 日本経済の基本②
第4回 日本経済の歴史①
第5回 日本経済の歴史②
第6回 日本経済の歴史③
第7回 財政のしくみ①
第8回 財政のしくみ②
第9回 金融のしくみ①
第10回 金融のしくみ②
第11回 日本と国際経済①
第12回 日本と国際経済②
第13回 日本の企業①
第14回 日本の企業②
第15回 講義のまとめ
期末試験
※順番等は変更の可能性あり。第3回以降毎時間確認の小テスト
を行う。
テキスト・教材
平 常 点 ( 受 講 態 度 ・ 講 義 へ の 参 加 度 )( 2 0 % ) + 小 テ ス ト 大島朋剛監修『むずかしい知識がやさしくわかる!英語対訳で
(30%)+期末テスト(50%)
読む「経済」入門』実業之日本社、2013年
※その他毎時間プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テキストの指定箇所を各自読んでくること。毎時間中に和訳を 毎時間確認の小テストをやりますので必ず復習してください。
行うので、辞書を持参すること(電子辞書でも可)。
民法b
2年次
細川壯平
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
実生活で生起する法律的問題に対応するために、民法の分野
を学ぶとともに、これらを踏まえた上で、現代社会で身近に氾
濫する法律問題に対処できるように法的知識、法的思考方法を
身に付けることを目的とする。具体的には不法行為法を中心と
して、損害賠償の問題や悪徳商法、交通事故などを扱う。
到達目標は、損害賠償責任に関する過失責任の原則を理解し、
因果関係論を理解し、損害賠償責任の範囲につき理解できるこ
と。また、交通事故などにおける過失割合の理解。私的紛争に
おける挙証責任を知り、また紛争解決の方法とその概略を知り、
問題点感知能力を発揮できるよう、基礎知識を修得すること。
講 義 計 画
1:民法上の契約と債権債務
2:損害賠償の予約 と 消費契約法
3:市民生活と不法行為
4:不法行為の故意・過失
5:不法行為と因果関係
6:損害の挙証責任
7:公害
8:交通事故
9:詐害行為一般
10:消費者保護法制度とPL法
11:インターネット取引と民法の特例
12:所謂マルチ商法
13:悪質商法と最近の手口
14:相続における基本的問題
15:まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
筆記試験80% 授業中の質疑応答等平常点20%
民法がわかった 改訂第4版 田中嗣久 田中義雄
法学書院
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
ポケット六法平成26年度版 有斐閣
予定されているテーマにつき、テキストを読んでおくこと。ま
た、資料等を配布するので目を通しておくこと。
私語は厳禁。テキスト・ノート、筆記具等を持参し、授業を受
ける体制で参加すること。テレビ・新聞紙上で紹介される法的
問題にも注意し、事前知識を得ておくこと。条文を参照するの
で、各自六法を用意すること。
− 112 −
商法a
2年次
藤岡靖史
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
現代の法体系において、広義の商法は、企業の組織・施設お
よび運営など、企業としての生活関係を規律する法分野である
とされ、市民としての生活関係や経済生活関係を規律している
法である民法を補完する特別法と位置づけられている。本講義
の対象である商法第一編「総則」は、主に、法人でない個人企
業に関する規定および商法や会社法全体を支配する基本的理
念・原則を示している入門的な科目である。
企業の主体である商人は、商号をもち、商業登記をなし、商
業帳簿を作成し、商業使用人や代理商を企業補助者として活動
している。これらの基本的制度の目的とその機能に関する解説
を通じて、民法の特別法としての商法および企業法の基礎を理
解することが、本講義の目的とするところである。
講 義 計 画
第1講 商法の特色
第2講 商人
第3講 商行為
第4講 商人資格の取得時期
第5講 営業能力
第6講 商業登記
第7講 商業登記の効力
第8講 商号
第9講 名板貸責任
第10講 譲渡の対象としての営業
第11講 商業帳薄の作成・提出・保存
第12講 商業使用人
第13講 支配人
第14講 他の商業使用人
第15講 代理商
定期試験
講義計画は進行状況等によって変更することがある。
成績評価方法
テキスト・教材
20%:出席
森本滋 編 「商法総則講義(第3版)」成文堂、2007年、¥1680
80%:定期試験
定期試験を中心とした評価を原則とするが、講義進行の状況に
よっては小テストを行い、総合して評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
本講義の内容は対象となる条文が少なく、しかも各種テキス
本教科は比較的範囲が狭いので、時間の許す限り具体的事例
トなども豊富なので、少なくとも教科書を一読するなど、事前 をあげ、平易に講義をするよう心がけようと思う。六法を必ず
に予習したうえで受講し、より理解を深めてもらいたい。
持参すること。
商法b
2年次
藤岡靖史
講義のねらい・到達目標
後学期
2単位
選 択
講 義 計 画
第1講 会社の営利・社団・法人性
第2講 会社の経済的機能
第3講 会社の能力
第4講 会社の分類
第5講 持分会社
第6講 株式会社の設立
第7講 株主の権利・義務
第8講 株式の内容・種類
第9講 株主名簿・単元株制度
第10講 株式会社の機関
第11講 株主総会
第12講 取締役
第13講 取締役会・代表取締役
第14講 会計参与・会計監査人
第15講 監査役・監査役会
定期試験
わが国における経済活動の中心的役割を担っているのは会社
である。会社は、私たちに消費物資を供給し、職場を提供し、
また余剰資金の運用手段をも提供している。現代では、重要な
経済活動の大半が会社によって行われているといっても過言で
はない。この「会社」について規定している法が、
「商法第二編」
や「商法特例法」などから独立して、「会社法」という新たな単
行法として平成18年5月に施行された。
現行の会社法の下での会社形態には、合名会社・合資会社・
合同会社・株式会社の四種類がある。本講義では、これらの法
制度のうち、現実の企業活動において最も重要な役割を果たし
ている株式会社制度を中心に、その基本構造および法規制を解
説することで、株式会社の機関の具体的な運営方法や機能を概
観し、理解することを目的としている。なお、会社についての
規定のうち、商法総則と基本的に共通する部分は、商法a(総 講義計画は進行状況等によって変更することがある。
則)にて講義する。
成績評価方法
テキスト・教材
20%:出席
丸山秀平 著「やさしい会社法[第12版]」法学書院、2012年、
80%:定期試験
¥2100
定期試験を中心とした評価を原則とするが、講義進行の状況に
よっては小テストを実施し、総合して評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
会社法は、用語や商法に関する基礎知識なく思考することが
本教科の履修にあたっては、企業法の基礎的科目である商法a
難しいので、法律用語辞典や判例集を参照することをすすめる。 (総則)単位取得後が望ましい。六法を必ず持参すること。
江頭憲治郎 他編「会社法判例百選 別冊ジュリスト(第2版)」有
斐閣、2011年、¥2279
− 113 −
コンピュータ情報処理基礎
3年次
2単位
講 義 計 画
達成目標 コンピュータ情報処理基礎では、フリーのデータ解
析言語であるR言語を利用し、経済・経営に有効なデータ解析
の基礎を学びます。データ解析基礎では、経営学経済学で、必
要とされる、データ解析における、基礎統計の手法の学習、実
際への応用の基礎への展開力の習得を目標とします。
第1講 イントロダクション
第2講 基本統計量を求める(1)
第3講 基本統計量を求める(2)
第4講 基本統計量を求める(3)
第5講 表の形のデータ基本統計量(1)
第6講 表の形のデータ基本統計量(2)
第7講 表の形のデータ基本統計量(3)
第8講 『質的データ』を含んだ基本統計量(1)
第9講 『質的データ』を含んだ基本統計量(2)
第10講 『質的データ』を含んだ基本統計量(3)
第11講 2つの変数の関連 相関分析(1)
第12講 2つの変数の関連 相関分析(2)
第13講 2つの変数の関連 回帰分析(1)
第14講 2つの変数の関連 回帰分析(1)
第15講 総合演習
学期末試験
成績評価方法
テキスト・教材
熊澤光正
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい 現在、さまざまな情報が私たちをとりまいてい
ます。社会現象を説明したり、経済・経営の意思決定を行うに
は、これらの多量の情報を意味のあるものとして把握する必要
があります。社会や経済・経営の多くの情報を価値のあるもの
として変換するためにはコンピュータによるデータ解析、ある
いはデータマイニングと呼ばれる体系・手法が使われます。
講義は実際にR言語を用いてデータ解析について学習しますの データ解析のための「R」入門 熊澤光正 工学社 1900円+税
で、継続的な出席と課題の提出が必要です。
出席 10% 提出物 40% 試験 50%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
準備学習としては、毎回、前回分の課題を確実に理解復習して、 R言語は、皆さんにはじめてかもしれませんが、フリーのソフ
テキストで予習してください。
トで利用やすい言語です。自由に自宅でもインストールし利用
復讐としては 毎回練習問題を行なってください。
することができます。講義の前半が内容の説明、後半が演習で
すの遅刻は厳禁です。
舟尾暢男(編)『The R Tips』丸天社
舟尾暢男『データ解析環境「R」』工学社
コンピュータ情報処理応用
3年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい 現在、さまざまな情報が私たちをとりまいてい
ます。社会現象を説明したり、経済・経営の意思決定を行うに
は、これらの多量の情報を意味のあるものとして把握する必要
があります。
社会や経済・経営の多くの情報を価値のあるものとして変換
するためにはコンピュータによるデータ解析、あるいはデータ
マイニングと呼ばれる体系・手法が使われます。
達成目標 コンピュータ情報処理基礎では、フリーのデータ解
析言語であるR言語を利用し、経済・経営に有効なデータ解析
の応用を学びます。コンピュータ情報処理応用では、経営・経
済で用いられるデータンニングの手法を習得し、実際のケース
への適応についての能力の習得を目標とします。
第1講 コンピュータ情報処理の復習
第2講 確率分布 2項分布
第3講 正規分布
第4講 カイ2乗分布
第5講 統計的「仮説検定」
(1)
第6講 統計的「仮説検定」
(2)
第7講 統計的「仮説検定」
(3)
第8講 分散分析(1)
第9講 分散分析(2)
第10講 重回帰分析
第11講 分散分析
第12講 主成分分析
第13講 重回帰分析
第14講 クラスター分析
第15講 因子分析
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
熊澤光正
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
講義は実際にR言語を用いてデータ解析について学習しますの データ解析のための「R」入門 熊澤光正 工学社 1900円+税
で、継続的な出席と課題の提出が必要です。
出席 10% 提出物 40% 試験 50%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
準備学習としては、毎回、前回分の課題を確実に理解復習して、
予習してください。
熊谷悦生『Rで学ぶデータマイング(1)』丸天社
熊谷悦生『Rで学ぶデータマイング(2)』丸天社
R言語は、皆さんにはじめてかもしれませんが、フリーのソフ
トで利用やすい言語です。自由に自宅でもインストールし利用
することができます。講義の前半が内容の説明、後半が演習で
すの遅刻は厳禁です。
− 114 −
コンピュータプログラミング基礎
片山清和
3年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
[講義のねらい]
HTML(Hyper Text Markup Language)はWWWページ
(通称ホームページ)の基礎となっている技術です。HTMLは文
章の論理的な構造や文字列に対する装飾をマークアップして記
述するもので、プログラミングに通じるものがあります。
この授業では、HTMLを用いてWWWページを作ることを通
して、論理的に思考することとプログラミングの基礎を学びま
す。
[到達目標]
HTMLタグの正しい使用法と、指示された通りのHTML文書
を作成できる能力を身に付けます。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、Windows操作法の復習
第2講 Webの基本的な考え方、HTMLの考え方
第3講 HTMLの基本的な書き方
第4講 見出し、段落
第5講 画像の表示
第6講 整形済みテキスト
第7講 箇条書きリスト
第8講 順序付きリスト
第9講 定義リスト
第10講 ハイパーリンク(1)
第11講 ハイパーリンク(2)
第12講 表(1)
第13講 表(2)
第14講 インライン要素とブロック要素
第15講 スタイルシート
テキスト・教材
出席点(20%)、提出物(80%)で評価し、定期試験は実施しま なし。
せん。
学習支援システム(Moodle)で教材を提示します
なお、出席が60%に満たない場合には、単位を認定しません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「30時間でマスター インターネットⅡ HTML+メール」
教出版 ¥800
コンピュータプログラミング応用
3年次
片山清和
後学期
実 プログラミングでは、積み重ねが重要です。欠席をすると、理
解と成績に大きな悪影響があります。
学習支援システム(Moodle)を利用します。
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
[講義のねらい]
すべてのコンピュータプログラムは、プログラミング言語で
記述されています。C言語は、コンピュータ言語のうちの1つ
で、オペレーティングシステムから、携帯電話などの末端の応
用プログラムまで、広い範囲で使用されています。
この授業では、「コンピュータプログラミング基礎」を受講し
ていることを前提として、C言語を用いてプログラミングのセ
ンスを学ぶとともに、論理的思考を身に付けることを目指しま
す。
[到達目標]
基本的なプログラミング能力を身に付けます。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、Windowsの操作法の復習
第2講 プログラミングの考え方
第3講 ソースプログラムの記述、コンパイル、実行
第4講 変数、データ型
第5講 簡単な計算プログラム
第6講 入力、表示
第7講 ifによる条件分岐(1)
第8講 ifによる条件分岐(2)
第9講 forによる繰り返し(1)
第10講 forによる繰り返し(2)
第11講 whileによる繰り返し
第12講 switchによる場合分け
第13講 forとwhileとifの組合せ
第14講 式と文
第15講 関数
テキスト・教材
出席点(20%)、提出物(80%)で評価し、定期試験は実施しま なし。
せん。
学習支援システム(Moodle)で教材を提示します
なお、出席が60%に満たない場合には、単位を認定しません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「プログラミング言語C
第 2 版 A N S I 規 格 準 拠 」 プログラミングでは、積み重ねが重要です。欠席をすると、理
B.W.Kernighan D.M.Ritchie著 石田晴久訳 共立出版
解と成績に大きな悪影響があります。
学習支援システム(Moodle)を利用します。
− 115 −
経営学原理1
2年次
2単位
講 義 計 画
この講義では、経営学全体のひろがりとながれを把握するこ
とを目的とする。経営学は単に企業を理解することだけでなく
企業に限らずあらゆる場面や状況に応じて経営現象を理解する
ことが重要である。経営現象とは何か、なぜ経営現状が生じる
のかと言うことをわかりやする理解することが本講義の目的で
ある。
到達目標は経済の新聞や雑誌などの内容が速やかに理解でき
るようになることである。そして自ら調べたくなるような興味
を持つトピックを見つけたり、掘り下げたくなるような問題を
見つけたりできるようになる基礎知識を身につけることができ
る。
第1講 ガイダンス
第2講 企業とはなにか
第3講 企業の役割
第4講 企業のメカニズム
第5講 企業のイメージ
第6講 経営資源
第7講 企業環境
第8講 中間試験
第9講 経営者の仕事
第10講 情報管理
第11講 生産管理
第12講 財務管理
第13講 人事管理
第14講 販売管理
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
吉成 亮
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席点50%
斉藤毅憲編著『経営学を楽しく学ぶ』中央経済社
(ただし授業にいるだけで参加していない学生は出席とはしない)
中間試験20%
定期試験25%
発表5%
以上の割合を基本にしながら総合的に判断する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
伊丹敬之・加護野忠男著『ゼミナール経営学入門』日本経済新 経営学のおもしろさを一人でも多くの学生に理解してほしいで
聞出版社
す。そのために授業を真摯に受けてください。
秘書学
2年次
川高みどり
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)
秘書の業務は、「上司の補佐業務」、マナー・接遇などの「対
人業務」、文書作成や文書管理などの「総務業務」など多岐に渡
ります。秘書に関する知識やスキルは秘書的技能といい、秘書
職に限らずあらゆる職種においても求められる技能です。秘書
的技能を習得し、ビジネスマンとして必要な基本的知識や技能
を身につけましょう。講義は、演習を取り入れながら進めてい
きます。
また、就職活動に有利とされる資格「秘書検定」の勉強の仕
方も紹介します。
(到達目標)
入社後すぐ必要とされる秘書的技能を身につける。特に、上
司の補佐業務では「秘書としての役割を理解すること」、対人業
務では「お客様や上司に対する正しい言葉づかいを身につける
こと」、総務業務では「慶弔業務に関する基本的知識の習得、簡
単なビジネス文書が作成できること」を目標とします。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション、秘書検定について
第2講 秘書の役割
第3講 仕事の進め方
第4講 お客様や上司に対する正しい言葉づかい①(基本)
第5講 お客様や上司に対する正しい言葉づかい②(応用)
第6講 電話応対
第7講 来客応対
第8講 慶弔業務①(慶事)
第9講 慶弔業務②(弔事・贈答)
第10講 文書作成①(社内文書)
第11講 文書作成②(社外文書・基本)
第12講 文書作成③(社外文書・応用)
第13講 文書の取り扱い
第14講 郵便の知識
第15講 ファイリング
定期試験 テキスト・教材
定期試験40%、受講態度30%、提出物20%、出席状況10%
指定テキストなし。講義時にプリントを配布します。
以上の割合で総合的に評価します。受講態度では、積極的に講
義に参加しているかを評価します。従って、居眠り・私語・授
業と関係ないことをするなどは減点対象です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:早稲田教育出版「秘書検定実問題集2級」
講義は、ロールプレイングを行ったり発言を求めながら進めて
いきます。積極的な講義への参加をお待ちしています。
− 116 −
経営学特殊講義a
2年次
2単位
講 義 計 画
テーマ 「アベノミクス時代の企業経営の展望」
富田 与
前学期
選 択
下記は2014年2月25日現在の内容です。諸般の事情により、
講師がかわることがあります。
講義のねらい・到達目標
この特殊講義の目的は、生きた経営を学ぶことです。学外か
ら講師を招いてオムニバス形式で行います。
産業界の経営者・実業家を講師としてお招きし、変化の激し
い経営環境の中での現場の取り組みについての講義を聴くこと
は大学生にとって経営学を理解するうえで大いに有益です。
経営理念や経営戦略、リーダーシップ、海外のビジネスなど
について考えていきます。
第01回 ガイダンス(経営学科長)
第02回・第03回 筒井真氏
第04回・第05回 西浦尚夫氏および経営学科教員
第06回・第07回 守屋和明氏および経営学科教員
第08回・第09回 前田昌彦氏および経営学科教員
第10回・第11回 倉科信吾氏および経営学科教員
第12回・第13回 天白拓治氏および経営学科教員
第14回・第15回 佐野貴信氏および経営学科教員
成績評価方法
テキスト・教材
5回以上出席してレポートを提出すること。成績は提出され
たレポートの評価を合計して決定します。
共通のテキストはありません。講師の方々が作成されたプリ
ントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
共通の参考文献はありません。講師の方々が講義の中で紹介
されます。
開学以来の特色ある講義です。生きた経営に触れる貴重な機
会ですので、多くの学生が履修することを強く希望します。
昨年度、経済学特殊講義を履修した人も履修できますのでカ
ン違いしないようにしてください。
経営学特殊講義b
2年次
2単位
講 義 計 画
テーマ「アベノミクス時代の企業経営の展望」
富田 与
後学期
選 択
下記は2014年2月25日現在の内容です。諸般の事情により、
講師がかわることがあります。
講義のねらい・到達目標
この特殊講義の目的は、生きた経営を学ぶことです。学外か
ら講師を招いてオムニバス形式で行います。
産業界の経営者・実業家を講師としてお招きし、変化の激し
い経営環境の中での現場の取り組みについての講義を聴くこと
は大学生にとって経営学を理解するうえで大いに有益です。
経営理念や経営戦略、リーダーシップ、海外のビジネスなど
について考えていきます。
第01回 ガイダンス(経営学科長)
第02回・第03回 矢野晶久氏および経営学科教員
第04回・第05回 高橋敏秋氏および経営学科教員
第06回・第07回 杉野行雄氏および経営学科教員
第08回・第09回 横山成紀氏および経営学科教員
第10回・第11回 水谷彰宏氏および経営学科教員
第12回・第13回 森川謙作氏および経営学科教員
第14回・第15回 太田孝氏および経営学科教員
成績評価方法
テキスト・教材
5回以上出席してレポートを提出すること。成績は提出され
たレポートの評価を合計して決定します。
共通のテキストはありません。講師の方々が作成されたプリ
ントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
共通の参考文献はありません。講師の方々が講義の中で紹介
されます。
開学以来の特色ある講義です。生きた経営に触れる貴重な機
会ですので、多くの学生が履修することを強く希望します。
昨年度、経済学特殊講義を履修した人も履修できますのでカ
ン違いしないようにしてください。
− 117 −
国際関係論
3年次
富田 与
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
そのときどきの国際関係を過去のある時期に例えることがし
ばしばある。そうしたとき、何に着目してどんな類似性を導く
かが問題となる。今年も、ナイの『国際紛争』をテキストに、
国家関係に着目した現実主義的な国際関係の歴史と分析の枠組
みについて考えていく。『国際紛争』は、カーター政権(国務次
官代理)とクリントン政権(国防次官補)で政権実務を経験し、
ハーバードでながらく教鞭をとってきたナイが大学1年生向け
に書いたテキストで、各章の終わりには「学習上の論点」が整
理されている。
必要に応じて参加者には「学習上の論点」を参考に予習して
レポートを提出していただく。講義は対話形式を中心に、参加
者からの発言に答える形で進めることにしたい。到達目標は
「最近の国際ニュースが説明できるようになる」です。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 イントロダクション:国際関係の現在
第2講 第1章 国際政治における紛争には一貫した論理があ
るか
第3講 第2章 20世紀における大紛争の期限
第4講 第3章 バランス・オブ・パワーと第一次世界大戦
第5講 第3章 つづき
第6講 第4章 集団安全保障の挫折と第二次世界大戦
第7講 第4章 つづき
第8講 第5章 冷戦
第9講 第5章 つづき
第10講 第6章 介入、制度、地域・エスニック紛争
第11講 第7章 グローバリゼーションと相互依存
第12講 第8章 情報革命、脱国家主体とパワーの分散
第13講 第8章 つづき
第14講 第9章 新しい世界秩序
第15講 まとめ
テキスト・教材
講義期間中のレポートの他に、最終レポートを提出していただ 『国際紛争』ジョセフ・ナイ著 有斐閣 2600円
きます。
最終レポートの課題と要領は講義の中で指示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎日、新聞の国際ニュースを読むように心がけてください。
できるだけ時事問題を取り上げていきたいと思います。
できれば、インターネットなどで外国の新聞の記事に目を通し 関心のある話題があったら富田まで伝えてください。
てみてください。
国際情勢論
3年次
富田 与
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
経済関係のみならず、国際関係の在り方全般が大きく変わろ
うとしています。何がどのように変わろうとしているのでしょ
うか。日常的に接するニュースだけでは大きな流れや構図はな
かなか見えてきません。この講義では、そうした目まぐるしい
情報群からいったん距離を措き、基本的な「枠組み」から国際
情勢を考えてみたいと思います。
基本的にはテキストに沿って講義を進めますが、重要な出来
事が発生したときには、講義の内容を変更して、その問題を取
り上げようと思います。到達目標は「ニュースの背景を調べる
方法の獲得」です。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 第1章 政治、経済、国際関係
第2講 第1章 つづき
第3講 第2章 国際政治経済の史的概観
第4講 第2章 つづき
第5講 第2章 さらに、つづき
第6講 第3章 市場経済とその限界
第7講 第3章 つづき
第8講 第4章 国策としての経済
第9講 第4章 つづき
第10講 第5章 社会構造と経済
第11講 第5章 つづき
第12講 第6章 グローバル化の諸問題
第13講 第6章 つづき
第14講 最近の国際政治経済情勢
第15講 まとめ
テキスト・教材
講義期間中のレポートの他に、最終レポートを提出していただ 『国際政治経済学』田所昌幸著 名古屋大学出版会 2800円
きます。
最終レポートの課題と要領は講義の中で指示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎日、新聞の国際ニュースを読むように心がけてください。で
きれば、インターネットなどで外国の新聞の記事に目を通して
みてください。
できるだけ時事問題を取り上げていきたいと思います。
関心のある話題があったら富田まで伝えてください。
− 118 −
貿易政策
3年次
鶴田利恵・富田 与
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:本講義は、国際経済学の中の一分野である貿易
政策に焦点をおいて、その基礎的な理論を理解した上で、先進
国のみならず途上国も含めた各国あるいは各地域が、現実にど
のような貿易政策を行ってきたのか、また、そこからいかなる
問題点が発生しているのかを考察することである。
まず、前半で貿易、関税、保護主義、戦略的な貿易戦略、アン
チ・ダンピングやセーフガード、地域統合などに関する理論を
学び、後半は、そうした理論の実践として、輸入代替工業化政
策、輸出志向工業化政策、自由貿易を取り上げ、それぞれの政
策が持つ課題を考察する。
到達目標:講義で行った基本的な用語はもとより、各理論や具
体的事例を充分に理解したうえで、自分なりの問題意識を持ち、
分析する力を培うことである。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 比較優位と分業の利益
第3講 関税・輸入割当の効果
第4講 保護貿易
第5講 戦略的貿易政策
第6講 アンチ・ダンピングとセーフガード
第7講 地域統合
第8講 前半試験(以上鶴田担当)
第9講 貿易政策と経済開発
第10講 輸入代替工業化政策の考え方
第11講 輸入代替工業政策の事例(ペルーの場合)
第12講 輸出志向工業化政策の考え方
第13講 輸出志向工業化政策の事例(「東アジアの奇跡」を中心
に)
第14講 自由貿易政策の考え方
第15講 WTOの役割と課題(「ドーハ開発アジェンダ」を中心
に)
第16講 後半試験(以上富田担当)
テキスト・教材
前半の試験(50%)、及び後半の試験(50%)の平均によって評 プリントを配布します。
価します。なお、出席については、「90%以上の出席率=5点」
として加点します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:石川城太・菊池徹・椋寛著『国際経済学をつかむ』 学生諸君の積極的な質問や問題提起を期待します。
有斐閣、2009年、P.R.クルーグマン・M.アブズフェルド著『国
際経済理論と政策I.国際貿易』第3版、新世社
開発経済学
3年次
富田 与
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義では発展途上国の経済が持つ特徴を考えていきます。
開発経済学にはいくつもの学派(考え方)がありますが、この
講義では主に「構造主義」の考え方に基づき議論を進めていき
ます。特に、「貧困の悪循環」、「二重経済モデル」、「輸入代替工
業化」といった考え方に力点を置き、実際に行われた開発政策
の成果と問題点を見ていくとにします。最後には、最近の動向
としてインフォーマルセクター振興とBOPビジネスを取り上
げます。近代経済学の基礎、特にマクロ経済学の基礎が身につ
いていることを前提に話を進めますので、受講前に十分に復習
をしておいてください。
到達目標は、「先進国経済と途上国経済の違いを説明できる」
です。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講:開発経済学の発想
第2講:「開発」とは
第3講:「貧困の悪循環1」
第4講:「貧困の悪循環2」
第5講:「低水準均衡の罠」
第6講:成長と格差1
第7講:成長と格差2
第8講:「二重経済モデル」の考え方1
第9講:「二重経済モデル」の考え方2
第10講:「輸出ペシミズム論」
第11講:「輸入代替工業化」
第12講:「輸出志向型工業化」
第13講:インフォーマル・セクター振興
第14講:BOPビジネス
第15講:まとめ
テキスト・教材
講義期間中のレポートの他に、最終レポートを提出していただ テキストは特に指定しません。
きます。
最終レポートの課題と要領は講義の中で指示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
途上国に関する新聞記事やテレビ番組を見るようにしてくださ 日本でも開発や貧困の問題が再び大きな問題となっています。
い。
日本の問題を考える手がかりが見つかるかもしれません。
− 119 −
国際開発政策論
3年次
富田 与
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
今年も、「ODA(政府開発援助)はなぜ必要なのか」という
問いを考えていくことにします。世界の資金の流れは、
「先進国」
とされてきた国々で資金が必要とされ、「途上国」から「新興経
済国」に成長した国々が「先進国」の必要に応えようとしてい
ます。そうした中で、ODAはなぜ必要なのでしょうか。先進
国のODA政策には、途上国への経済支援、人道支援といった
側面の他、戦略的な外交政策という側面もあります。この講義
では、ODA政策を開発経済の観点と外交政策の両面から閑雅
ていくことにします。
到達目標は「なぜ、ODAが必要なのかを説明できる」です。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講:政策としてのODA
第2講:なぜ、ODAは必要なのか(1)
:開発経済からの知見1
第3講:なぜ、ODAは必要なのか(2)
:開発経済からの知見2
第4講:なぜ、ODAは必要なのか(3)
:開発経済からの知見3
第5講:なぜ、ODAは必要なのか(4)
:国際関係からの知見
第6講:なぜ、ODAは必要なのか(5)
:日本の政治経済からの知
見
第7講:ODA予算の推移
第8講:ODAを巡る政策決定過程1
第9講:ODAを巡る政策決定過程2
第10講:ODAと日本外交史(1):1950年代
第11講:ODAと日本外交史(2):1960年代
第12講:ODAと日本外交史(3):1970−80年代
第13講:ODAと日本外交史(4):1990年代
第14講:ODAと日本外交史(5):2000年代
第15講:人間の安全保障
テキスト・教材
講義期間中のレポートの他に、最終レポートを提出していただ テキストは特に指定しません。
きます。
最終レポートの課題と要領は講義の中で指示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
外務省やJICAのホームページに置かれた関連の項目に目を通す
ようにしてください。
講義の中では、できるだけ関連した時事問題を取り上げること
にしたいと思います。
西洋経済史
3年次
李 修二
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
近代、19世紀以降の世界史は、私たちの現代社会に直接連な
る歴史である。今日の政治制度、社会制度、経済体制などの重
要な物事は、ほとんどこの19世紀以降の歴史の中で定着させら
れてきた。そこで、この講義のねらいは、まず、19世紀におけ
る幾つかの主要な国々の経済史を比較検討しながら、順次学ん
でいくことである。さらに、20世紀に入って、第一次世界大戦
期から第二次世界大戦期にいたるまでの両大戦間期における世
界経済の動向を概観して、20世紀前半の世界経済の歴史の流れ
を理解することである。
この講義での到達目標は、まず、欧米を中心とした幾つかの
主要な国々の近代経済史を比較しながら学ぶことによって、そ
れらの国々の現代の社会的特徴の由来を歴史にさかのぼって理
解すること、次に、20世紀に入ってからのますます緊密になっ
ていく国際経済関係の歴史を十分に理解することの二つである。
講 義 計 画
第1講 西洋経済史の視角と課題∼発展段階論と世界システム論
第2講 19世紀資本主義世界経済の「中心」∼イギリス
第3講 19世紀資本主義世界経済の「半周辺」1∼フランス
第4講 19世紀資本主義世界経済の「半周辺」2∼ドイツ
第5講 19世紀資本主義世界経済の「半周辺」3∼アメリカ
第6講 19世紀資本主義世界経済の「半周辺」4∼ロシア
第7講 19世紀資本主義世界経済の「半周辺」5∼日本
第8講 19世紀資本主義世界経済の「半周辺」6∼(補論)中国
第9講 19世紀資本主義世界経済の「周辺」∼アイルランドと
インド
第10講 写真で見る19世紀資本主義世界経済
第11講 第一次世界大戦後1920年代の国際経済問題
第12講 1929年世界大恐慌
第13講 両大戦間期1930年代のブロック経済体制とアメリカ・
ニューディール政策
第14講 第二次世界大戦期の世界経済再建構想
第15講 写真と映像で見る両大戦間期の時代
成績評価方法
テキスト・教材
筆記試験
出席回数が2分の1に満たない者は原則として不合格とする。
テキストは使用しない。
教材として、書き込み式の講義ノートを毎回プリントにして配
布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回、前回分の講義プリントを復習しておくこと。そうすれば、
講義内容がより深く理解できるはずである。とくに欠席した場
合は、事後的な補習学習を必ず行っておくこと。
参考文献:藤瀬浩司著「欧米経済史─資本主義と世界経済の発
展」(放送大学教材)
暗記に偏りがちな高校までの歴史学習とは違い、歴史の因果関
係を探求することに歴史を学ぶ本来の醍醐味がある。理解する
こと、意味を知ることの面白さを味わってほしい。この講義の
単位修得後には、それがちょっとした、ひとつの自信にもなる
だろう。
− 120 −
中国社会経済論
3年次
講 義 計 画
2単位
1回目 イントロダクション
董 維 佳 後学期 選 択 2回目 第1章 どのようにGDP世界第2位に到達したのか?
3回目 第2章 社会主義市場経済とは何か?
4回目 第3章 メイド・イン・チャイナは世界市場を席巻す
講義のねらい・到達目標
るか?
中国は現在持続的な高度成長を遂げながらも、もう一方では
格差や環境問題などの様々な問題を抱えている。この授業では、 5回目 第4章 国有企業改革はどこまで進んだか?
中国社会経済の発展の過程、現状、問題点などを取り上げ、中 6回目 第5章 農村はいかに変化したか?
7回目 第6章 労働力は本当に不足しているのか?
国社会経済への理解と関心を深めることを目標とする。
8回目 第7章 中国は世界最大の資本輸出国でありつづける
か?
9回目 第8章 外需依存型成長からの転換は可能か?
10回目 第9章 外資は何をもたらしたか?
11回目 第10章 米中両国の経済依存関係は災か福か?
12回目 第11章 日中関係はいかにあるべきか?
13回目 第12章 持続的経済成長は可能か?
14回目 第13章 成長の果実は誰の手に?
15回目 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況と期末レポートにより評価する。
南亮進、牧野文夫(2012)『中国経済入門:世界第二位の経済大
国の前途(第3版)』日本評論社
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特になし。
参考文献は講義中に必要に応じ、指示する。
ヨーロッパ経済論
日本は持続的な高度成長を遂げる中国とどう向き合えばよいの
だろうか。正しい中国理解なしにはなにごとも始まらない。
(上記テキストと成績評価方法は予定であり、変更する可能性が
ある。正式には第1回講義の際に指示する。
)
3年次
鶴田利恵
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:この講義では、EU(欧州連合)について学びま
す。EUは、ヨーロッパの27の国が加盟する経済統合体です。
1993年には域内でのヒト、モノ、カネの移動を自由化する市場
統合を完成させ、現在では共通通貨ユーロの導入によって通貨
統合を押し進めています。このような大規模な地域的経済統合
は世界でも他に例がなく、その統合の歴史、仕組みを知ること
は、アメリカを中心とするNAFTA(北米自由貿易協定)や、
アジアにおけるAPEC(アジア・太平洋経済協力)などの動向
を見る上でも非常に重要となります。
講義では、EUの発足から今日に至る成長の軌跡と成果、市場
統合の具体的なあり方、そして「ギリシャショック」以来、EU
を揺るがせている加盟国の財政問題や景気回復のための諸政策
に関する議論についても考えていきます。
到達目標:EUに関する歴史、機構、主な政策についての理解、
地域統合理論の理解、EUが直面している問題点の抽出と分析
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 EUの誕生と発展 第2次大戦前まで
第3講 EUの誕生と発展 第2次大戦後~EC発足まで
第4講 EUの誕生と発展 現在まで
第5講 EUの制度
第6講 EUの組織
第7講 EUの意志決定メカニズム
第8講 資本・金融市場の自由化
第9講 産業統合
第10講 通貨統合1
第11講 通貨統合2
第12講 EUと諸外国
第13講 EUと日本
第14講 ギリシャ・ショックと欧州経済危機
第15講 まとめ
テキスト・教材
筆記試験により評価します。ただし、出席に関しては、「90%以 藤 井 良 広 『 E U の 知 識 』 新 版 ( 日 経 文 庫 ) 日 本 経 済 新 聞 社
上の出席=5点」として加点します。
(¥860+tax)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業中に適宜紹介します。
授業中の質問、ディスカッションは大歓迎です。積極的に授業
に参加して下さい。但し、私語は厳禁です。
− 121 −
景気循環論
3年次
内田秀昭
後学期
講 義 計 画
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
本講義は景気循環のメカニズムと景気対策を行う政府の役割
についてマクロ経済学的側面から講義を行う。特に、景気循環
に対して政府や中央銀行は積極的に介入行うべきというケイン
ズ経済学的な考え方とそのような介入は慎むべきという新古典
派経済学的な考え方の対立を軸に景気循環という現象を理論的、
実証的に理解してもらうことを目指す。具体的にはGDP、失業
率、インフレ率などのマクロ経済指標について解説し、景気と
失業の関係や景気とインフレーションの関係および景気政策の
短期的効果、長期的効果にについて講義する。
本講義の到達目標は以下の通りである。
・景気循環に関する経済学の基礎知識を習得する。
・理論に基づいて現実の景気問題について考察する。
・自ら問題の解決策を考える能力を身につける。
成績評価方法
第1回 ガイダンス
第2回 GDPとはなんだろうか?
第3回 消費と貯蓄はどのようにして決まるか?
第4回 設備投資と在庫投資
第5回 金融と株価
第6回 企業
第7回 貨幣の需要と供給
第8回 乗数理論とIS-LM分析
第9回 経済政策はなぜ必要か?
第10回 財政赤字と国債
第11回 インフレとデフレ
第12回 失業
第13回 経済成長理論
第14回 オープン・マクロ経済
第15回 まとめ
テキスト・教材
定期試験80%、出席状況10%、提出物10%
福田慎一・照山博司著『マクロ経済学・入門(第4版)』有斐閣
(2011年)
、2,200円+税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回の授業の予習と復習
景気循環が自分の生活にどのように関連しているかを常に意識
しながら授業に臨んでください。
日本経済史a
3年次
2単位
講 義 計 画
第1回 ガイダンス
早 川 大 介 前学期 選 択 第2回 江戸時代の経済と社会①
第3回 江戸時代の経済と社会②
第4回 幕末開港のインパクト
講義のねらい・到達目標
日本は19世紀の終わりごろから工業化を本格化させ、非常に 第5回 貿易の再開と幕末インフレ
第6回 江戸幕府の崩壊
短期間で世界有数の工業国に成長した。
この講義では、明治以降の工業化の前提となる江戸時代から 第7回 明治新政府の制度改革
第8回 地租改正と秩禄処分
第一次大戦前まで日本経済の軌跡についてみていく。
史実を踏まえたうえで日本経済の歴史的な流れを捉え、過去 第9回 殖産興業政策の展開
の現象がどのように現在につながっているのか、現在と過去が 第10回 大隈・松方財政
第11回 通貨・金融制度の整備①
どのように異なるのかを理解することが目的となる。
第12回 通貨・金融制度の整備②
第13回 日本の産業革命①
第14回 日本の産業革命②
第15回 講義のまとめ
期末試験
※関連する映像教材の視聴も適宜行う。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(30%)+期末試験(70%)
三和良一『概説日本経済史 近現代(第3版)』東京大学出版会、
2012年
※毎回講義資料を配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前にテキストの該当箇所を読み、講義資料をもとに復習する 高校までの日本史の知識は前提としませんが、不安がある人は
こと。
高校の日本史のテキスト・図録に目を通しておくと良いでしょ
参考文献
う。
三和良一・原朗編『近現代日本経済史要覧 補訂版』東京大学
出版会、2010年
その他の文献は適宜講義の中で紹介する。
− 122 −
日本経済史b
3年次
2単位
講 義 計 画
第1回 ガイダンス
早 川 大 介 後学期 選 択 第2回 日露戦争と戦後経営
第3回 第一次大戦期の経済と社会①
第4回 第一次大戦期の経済と社会②
講義のねらい・到達目標
日本は19世紀の終わりごろから工業化を本格化させ、非常に 第5回 日本の植民地①
第6回 日本の植民地②
短期間で世界有数の工業国に成長した。
この講義では、春学期の「近代日本経済史」に続いて第一次 第7回 1920年代の経済と社会①
大戦期から第二次大戦後の復興期までの日本経済の軌跡につい 第8回 1920年代の経済と社会②
第9回 1930年代の経済と社会①
てみていく。
史実を踏まえたうえで日本経済の歴史的な流れを捉え、過去 第10回 1930年代の経済と社会②
の現象がどのように現在につながっているのか、現在と過去が 第11回 戦時下の日本経済①
第12回 戦時下の日本経済②
どのように異なるのかを理解することが目的となる。
第13回 戦後復興期①
第14回 戦後復興期②
第15回 講義のまとめ
期末試験
※関連する映像教材の視聴も適宜行う。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(30%)+期末試験(70%)
三和良一『概説日本経済史 近現代(第3版)』東京大学出版会、
2012年
※毎回講義資料を配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前にテキストの該当箇所を読み、講義資料をもとに復習する 高校までの日本史の知識は前提としませんが、不安がある人は
こと。
高校の日本史のテキスト・図録に目を通しておくと良いでしょ
参考文献
う。
三和良一・原朗編『近現代日本経済史要覧 補訂版』東京大学
出版会、2010年
その他の文献は適宜講義の中で紹介する。
日本産業史
3年次
高木孝紀
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
1990年代の半ばから「産業集積」という言葉が頻繁に使われ
るようになり、地場産業や産地だけでなく地域と産業の関係が
とりあげられ、多様な視点から分析されている。日本には、地
場産業、産地企業、企業城下町など産業集積地域が数多く存在
し、これらについて膨大な研究蓄積がある。
しかし、産業集積の理論的な分析手法は未確立で、産業集積
を動態的、構造的に把握する理論は発展途上にある。そこで、
本講義では、地域社会が主体性をもって産業と共存し、持続的
に発展できる社会経済的基盤の構築に向けて、産業集積の構造
や競争優位性を多面的に検討していく。
到達目標
・産業集積分析の理論的な多様性を理解すること
・日本における産業集積発展の歴史を理解すること
産業集積の担い手である中小企業についての理解を深めること
・産業集積における企業間ネットワークの構造を理解すること
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 産業集積とは
第3講 産業集積の類型
第4講 産業集積の特性
第5講 産業集積としての東大阪市
第6講 河内木綿の発達
第7講 大阪の近代紡績
第8講 河内木綿の分解過程(1)
第9講 河内木綿の分解過程(2)
第10講 近代工業の発達と地場産業
第11講 多様な産業の萌芽
第12講 インフラ整備による産業集積の促進
第13講 都市型産業集積の形成
第14講 産業集積の課題と新たな展開
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
次の配分により評価する。出席状況(30%)、定期試験(70%)
レジュメを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義の復習をとくに重視する。
特にありません。
− 123 −
租税論
3年次
神野真敏
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
少子・高齢社会の到来によって、社会保障関係の負担は高ま
り、国の財政は極めて厳しい状態にあります。歳出削減を徹底
し、無駄をなくすことは当然ですが、これ以上将来世代への負
担を先送りしないためにも、歳出面だけに注目するのではなく、
税のあり方にも注目しなければなりません。この税のあり方を
考えるヒントとして、本講義では、税の仕組みや意義などにつ
いて、具体的な数字だけでなく図表を用い、できる限り直感的
に理解できるよう工夫しながら講義します。また、海外の税制
とも比較することで、日本の税制の特徴を浮き彫りにして行き
たいと思います。
到達目標
①各税目の特徴や概要、②日本の税制が海外と比べてどのよ
うな特徴があるのか、などを理解し、その上で③どのような税
制が日本において望ましいのか、自分なりの考えを持てるよう
になってほしいと考えています。
講 義 計 画
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
全体像−国民負担率−
厚生分析①(消費者余剰と生産者余剰)
厚生分析②(需要の価格弾力性)
租税の帰着(所得再配分・ローレンツ曲線・ジニ係数)
租税体系(課税時期・課税率の国際比較)
(一日目のまとめ・小テスト⇒平常点)
累進税と逆進税(消費税の逆進性)
所得税(所得の種類と所得控除)
法人税①(法人の種類・益金・損金)
消費税(国税と地方税・非課税・消費税の計算)
消費税と所得税の比較(世代間格差)
(二日目のまとめ・小テスト⇒平常点)
国税と地方税、国際課税(1)
国税と地方税、国際課税(2)
海外主要国の租税体系(1)
海外主要国の租税体系(2)
これまでのまとめとテスト
成績評価方法
テキスト・教材
15% 出 席(毎回書いてもらう授業に対する感想の内容)
20% 平常点(1日目と2日目に行う小テストを含める)
65% テスト
なし
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
諏訪園 健司[編著]、『日本の税制』、財経詳報社(2011)
森信 茂樹、
『日本の税制−何が問題か』
、岩波書店(2010)
三木 義一、
『日本の税制 新版』、岩波新書(2012)
政府が政策を行うためには、何らかの形でその財源(=負担)
を国民に求めなければなりません。その負担を誰がどのように
負担すべきか、この問題を考えることが本講義の主目的です。
頑張って、一緒に考えてみませんか。
地方財政論
3年次
三城安生
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
この講義の目的は、地方財政の基礎的な理解と理論的背景を
学ぶことである。特に、日本の地方財政が置かれている現状を
把握し、地方財政の役割とその意義を理解するとともに、地方
財政が抱えている諸問題について考えていくことを講義のねら
いとしている。また、地方財政と密接な関係にある地方分権に
ついても焦点をあて、国と地方との関係も考察する。
講義の中では、理論的な説明に加えて、地方の財源調達手段
である地方税や地方交付税、補助金、地方債などを取り上げる。
講義を通じて日本の地方財政の基本的なしくみの理解を目指す。
〔到達目標〕
・地方財政や地方分権について関心を持てるようにする
・地方財政のしくみと諸問題について経済学的な視点からとら
える姿勢を養う
・日本の地方財政について自分の言葉で簡単な説明ができるよ
うにする
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 地方財政入門(1)
第3講 地方財政入門(2)
第4講 地方財政の機能(1)
第5講 地方財政の機能(2)
第6講 地方財政の機能(3)
第7講 地方財政の理論(1)
第8講 地方財政の理論(2)
第9講 地方財政の理論(3)
第10講 地方財政の理論(4)
第11講 地方税と地方の財政責任(1)
第12講 地方税と地方の財政責任(2)
第13講 地方税と地方の財政責任(3)
第14講 ディスカッション
第15講 地方財政論のまとめ
レポート試験
テキスト・教材
成績評価の方法はレポート試験と平常点(出席状況と授業態度) 特定のテキストは使用しません。
によります。
レポート試験 50%、平常点 50%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
履修に際し、特別な予備知識あるいは学習上の準備は必要あり 各回の講義で使用する配布資料は、インターネットのホームペ
ませんが、新聞やテレビなどで報じられる地方財政関係のニュ ージを通じて各自で準備してもらいます。アクセスの方法につ
ースに関心を持つことを期待します。
いては、初回の講義で説明します。
〔参考文献〕
・佐藤主光、
『地方財政論入門』新生社、
(2009)
− 124 −
生活経済論
3年次
森 久綱
後学期
講 義 計 画
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
本講義では、私たちの生活において看過することのできない
「高齢化と購買活動」「廃棄物と環境」「飢餓と飽食」をテーマに
取り上げ、豊かさや利便性追求との関係から問題を紐解いてい
きます。
到達目標
身近で理解が平易なテーマを基礎としながらも、社会経済の
事象を単体で捉えるのではなく、相互に関連させながら、問題
の発現メカニズムを理解するとともに、あるべき社会像を見い
だすための基本的知識を習得することを到達目標とします。
第1講 ガイダンス
第2−5講 高齢化と購買活動
(1)買い物難民とはなにか
(2)難民発生のメカニズム-交通編
(3)難民発生のメカニズム-流通編
(4)買い物難民解消への取り組み
第6−9講 消費と廃棄の経済学
(1)ペットボトルの普及とSM&CVS
(2)リサイクルとはなにか
(3)ペットボトルリサイクルシステム①
(4)ペットボトルリサイクルシステム②
第10−13講 飢餓と飽食
(1)先進国編:豊かな生活を支える貿易
(2)
:生産基盤の脆弱化
(3)途上国編:飢餓輸出
(4)
:環境破壊
第14−15講 講義のまとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席20%,レポート30%,定期試験50%
講義に際してプリント(準備学習欄に記載した白書の一部)を
教材として配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テーマに関係する白書・新聞記事などを一読して、具体的なイ 講義内ではレジュメ,白書,新聞記事のほか、映像資料(ドキ
メージを持つことが必要です。また、
『高齢社会白書』・内閣府、 ュメンタリー映画)を活用し、これをレポートおよび定期試験
『環境白書』・環境省、『食料・農業・農村白書』・農水省など の素材とします。
は理解の一助となります。各省庁Webサイトからダウンロード
できます。
労働経済論
3年次
麻沼賢彦
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
<いま日本やその他世界の主要国では、いったい何が起こって
いるのか>
イギリスの経済学者ケインズは、1930年のエッセイのなかで、
こう述べた。「われわれの孫たちの時代には、技術進歩のおかげ
で人びとは、週に15時間ほど働けばすむようになっているだろ
う。」
だが世の中は、ケインズの予想とは逆の方向に向かって動い
ているようである。日本その他の先進経済国では、国際競争力
を強化しなければならないとの理由から、労働時間は延長され
る傾向にある。非正規雇用も就業者の40%に達し、所得格差の
拡大を伴いながら依然として増加しつづけている。
どうしてこうなのか。こうした事実の歴史的、現代的意義を
どう読み解くべきなのか。現代社会が直面している諸問題に目
を開くこと、これをこの講義の到達目標としたい。
講 義 計 画
第1回 ガイダンス
第2回 労働および失業観の変遷(1)
第3回 労働および失業観の変遷(2)
第4回 ローズタウン・シンドロームとQWL運動
第5回 「良い仕事」とは?
第6回 「良い仕事」の解体
第7回 「市場志向型」企業と「コミュニティー志向型」企業
第8回 日本型雇用システムの消滅?
第9回 いま日本で起こっていることー近年の労働白書から
第10回 そして世界ではー労働市場に関するILOとOECDの見解
第11回 ヨーロッパ連合(EU)における労働市場改革ー「失業
カテゴリー」の解体
第12回 グローバリゼーション、ポスト・フォーディズム、少
子高齢化、そしてヨーロッパ型社会国家の破損
第13回 「マーシャルのクロス」の怪ー失業は賃金が高すぎる
から生じる?
第14回 新古典派経済理論に対するJ. M. ケインズの糾弾
第15回 ネオリベラリズムの隆盛と今後の展望
成績評価方法
テキスト・教材
出席・受講態度(20%)
定期試験(80%)
プリント配布予定
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
次の文献が刺激的である。
ロナルド・ドーア 「日本型資本主義と市場主義の衝突」
洋経済新報社
東
講義は「生きもの」というのが私の持論。それゆえ、受講者
の関心の所在や理解度に応じて講義プログラムを変更すること
があるので、あらかじめご了承を。
− 125 −
地域経済論
3年次
岡 良浩
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
地域経済とは、日本では行政的区分である都道府県や経済的
区分である首都圏・近畿圏などのことで、厳密に言えば『1つ
の国内を対象として、国民経済内部を地理的に分割した自立的
な経済圏』のことを意味していいます。このような地域の経済
諸問題を対象とするのが地域経済学という学問分野です。この
講義では地域経済学を概説します。
到達目標としては、以下の3つを掲げています。
第一は、地域経済を理解する上で重要な基礎的概念である
「開放性」「成長」「乗数効果」「経済基盤モデル」「格差」、「都市
システム」「人口移動」「コーホート分析」などを理解すること
です。
第二は、実証的な分析をするために、どのようなデータがあ
り、どのような分析ができるかということを理解することです。
第三は 具体的な地域(中部圏)がどのような特徴をもった
地域かということを理解することです。
講 義 計 画
第1講 地域経済学とは
第2講 日本の地域構造の概観
第3講 地域経済計算(開放経済の特徴と乗数効果)
第4講 地域成長分析 需要主導モデル/供給主導モデル
第5講 経済発展と地域間格差
第6講 地域間交易と人口移動
第7講 都市システムの分析
第8講 都市の成立・発展
第9講 土地利用と土地政策
第10講 都市・地域の経済分析(その1)人口分析、コーホー
ト分析
第11講 都市・地域の経済分析(その2)工業分析
第12講 都市・地域の経済分析(その3)商業分析
第13講 中部圏の経済(その1)マクロ経済の状況
第14講 中部圏の経済(その2)産業・企業の動向?
第15講 中部圏の経済(その3)県・市町村の動向
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況および小テスト(15%)
定期試験(85%)
テキストは特に使用せず、講義中に資料配付します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
①山田浩之『地域経済学入門 新版(有斐閣コンパクト)』有斐 地域経済は、身近な経済問題ですが、学問としては比較的新し
閣、2007年12月
い分野です。経済理論を積極的に応用し、地域経済を理解しよ
②黒田達朗・中村良平・田渕隆俊『都市と地域の経済学 新版 うとする意欲のある学生の履修を期待します。
(有斐閣ブックス)
』有斐閣、2008年12月
地域開発論
3年次
岡 良浩
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義では、都市を中心に空間利用のあり方を考えます。
そのねらいは大きくわけて以下の4つです。第1は、人類の長
い歴史のなかで、都市がなぜ、どのように形成されていったの
か(都市の原理)を理解することです。第2は、産業革命後の
都市問題の発生と解決方法(近代都市計画)の形成過程を知る
ことです。第3は、現在の都市がどのような制度によって計画
されているか(都市計画制度)を理解することです。第4は、
これからの都市のあり方がどのように考えられているかという
ことを理解することです。都市は、人類の文明や文化が生まれ
てきた場です。経済学科の学生は、経済史や経済学の原理を空
間という概念で見直す契機としていただきたいと思います。ま
た都市は、古くは国家そのものであり民主主義や自治・市民社
会づくりの場でもあります。総合政策学科の学生は、空間づく
りの視点からまちづくりを考える契機としていただきたいと思
います。
講 義 計 画
第1講 地域開発と都市
第2講 世界人口・都市人口
第3講 世界の都市形成史
第4講 日本の都市化と都市形成
第5講 都市と人間(都市の原理)
第6講 近代都市計画の潮流(その1)産業革命と都市問題/
ロバート・オーエンの理想郷
第7講 近代都市計画の潮流(その2)E.ハワードの田園都市
論/C.A.ペリーの近隣住区論
第8講 日本の都市計画制度(その1)都市計画の内容/法体
系
第9講 日本の都市計画制度(その2)都市計画マスタープラ
ン、土地利用計画
第10講 日本の都市計画制度(その3)市街地開発事業
第11講 日本の都市計画制度(その4)都市施設の整備(交通)
第12講 サスティナブル・シティ(Sustainable City)
第13講 コンパクトシティ(Compact City)
第14講 国土計画論
第15講 都市再生・中心市街地活性化
成績評価方法
テキスト・教材
学期末試験の結果により成績を評価する。
特に使用せず講義のなかで必要な資料を配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
①佐藤圭二、杉野尚夫『新・都市計画総論』、鹿島出版会、2003 都市は、日常生活にかかわる身近な場です。講義全体を通じて
年4月
皆さんが都市に関心を持つことを期待します。
②都市計画教育研究会『都市計画教科書(第3版)』、彰国社、
2001年3月
− 126 −
環境経済学
3年次
岡 良浩
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
近年、環境問題が大きく取り上げられていることは皆さんも
ご承知の通りだと思います。経済学において、いわゆる環境問
題を扱う環境経済学という分野が確立されつつあります。環境
経済学が社会に要請されるようになった背景は、大きく2つあ
ります。
ひとつは、環境問題の根本原因が経済活動そのものであり、
環境と経済をひとつの仕組みのなかで捉えることが必要とされ
ているからです。もうひとつは、経済学の発展の中で、市場価
格では取り扱えない環境問題は、経済分析の対象になじまない、
あるいは特殊例外的な領域であると考えられてきたという、経
済学自身に内在する課題です。したがって、この領域を拡大し、
体系化することが要請されているのです。特に環境の価値をど
のように貨幣価値に置き換えるかについては、さまざまな手法
が開発されつつあります。
この講義では、発展しつつある環境経済学について、体系的
に理解することをめざします。
講 義 計 画
第1講 環境問題と経済学
第2講 環境とミクロ経済∼経済活動と環境問題∼
第3講 環境とマクロ経済∼国民所得体系と環境∼
第4講 環境と開発の経済学1(開発における費用と便益・現
在価値)
第5講 環境と開発の経済学2(DCF法)
第6講 環境と開発の経済学3(費用便益分析)
第7講 環境と開発の経済学4(費用便益分析の事例)
第8講 環境価値の評価1(ヘドニック法、トラベルコスト法、
CVM法)
第9講 環境価値の評価2(四日市公害の経済評価)
第10講 環境政策1(直接的手段/手続的手法/経済的手段)
第11講 環境政策2(地球温暖化と京都議定書)
第13講 環境政策3(京都議定書以降の動向)
第14講 エネルギーと社会1(主要国のエネルギー動向)
第15講 エネルギーと社会2(エネルギー政策)
成績評価方法
テキスト・教材
出席および小テスト(15%)
学期末試験(85%)
テキストは特に使用せず、講義中に資料配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
植田和弘『現代経済学入門 環境経済学』岩波書店、1996年7月 全体を通じて、経済学において環境問題を考える意義がどこに
細田衛士、横山彰『環境経済学(有斐閣アルマ)』有斐閣、2007 あるのかを理解していただければ良いと考えています。
年3月
都市環境論
3年次
岡 良浩
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義では、地域レベルの環境問題(都市環境問題)につ
いて、オムニバスにテーマをとりあげ、毎回、映像やデータを
見ることによってすすめます。たとえば地球温暖化の問題は地
球環境問題として理解されがちですが、温室効果ガスの主たる
排出源は、さまざまな生産活動や消費活動が行われている「都
市」そのものにあります。ですから地球温暖化の問題は、都市
環境の問題でもあります。また地震や感染症などの問題も、高
密な都市であるがために、より問題を複雑にしています。
講義は毎回、テーマに関する映像を見て要約していただきま
す。また毎回要約することによって、文章力や理解力を養うこ
とも期待しています。従って到達目標としては、それぞれの都
市環境問題の「事実」を理解することが、第1の目標です。さ
らにレポート作成を通じて、いくつかの都市環境問題について、
その方策を検討することが、第2の目標です。
講 義 計 画
第1講 都市と環境
第2講 産業廃棄物問題
第3講 都市公害(水俣病)
第4講 ヒートアイランド
第5講 感染症の拡大
第6講 地球温暖化問題(その1)
第7講 地球温暖化問題(その2)
第8講 地震(その1)
第9講 地震(その2)
第10講 インナーシティ問題
第11講 ソーシャルビジネス
第12講 コミュニティビジネス
第13講 ものづくり
第14講 若者の就業意識
第15講 グローバル化
成績評価方法
テキスト・教材
出席および毎回の要約(40%)
学期末のレポート試験(60%)
特に使用しません。本学教育支援システム(moodle)を使用し
ます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
都市環境学教材編集委員会編『都市環境学』、森北出版、2003年5 漠然と環境問題を考えるのではなく、身近な都市環境を理解す
月
ることからはじめてください。
花木啓祐『環境学入門(10)都市環境論』
、岩波書店、2004年5月
− 127 −
地域福祉論
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講、第2講 地域福祉と社会福祉
柴 田 啓 文 前学期 選 択 第3講、第4講 地域福祉の理念
第5講、第6講 地域福祉の構成
第7講、第8講 福祉施設と地域社会
講義のねらい・到達目標
第9講、第10講 住民主体形成と当事者組織
講義のねらい
これまで福祉は児童福祉、障害者福祉、高齢者福祉など対象 第11講 地域福祉計画
第12講 地方自治体の地域福祉財政
となる人々に応じて細分されてきました。しかし、一人一人の
暮らし、地域の暮らしはこのどれか一つだけで成り立つもので 第13講 三重県/四日市の現状1
第14講 三重県/四日市の現状2
はありません。
「地域福祉論」は様々な領域を超えて、一人一人のニーズに 第15講 まとめ
応じるかたちでこれらを統一的に把握し、地域で実現しようと 学期末試験
する
ものです。つまり、日常の場で福祉サービスを提供する側、受
ける側、そして地域の一般の人々が共生、協働しながら地域を
創造する「福祉のまちづくり」について研究するものです。
到達目標
福祉についてだけではなく、これからの地域社会のあり方を
具体的に捉える知識とスキルを身につけます。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点50%、学期末試験50%により評価します。平常点は、ノ
ート提出(Word、Excelなど)と小テスト、フォーラムなどに
よります。
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業で取り上げたテーマについて、ニュースやインターネット 教育視線システム(MOODLE)を利用。福祉やボランティアに
上の情報を収集し、自分の考えを授業で指定したフォーラムに 関心のあるみなさん、また地域福祉の学習を通して社会のある
書き込んでください。
方や生き方について考えたいというみなさんの受講を期待して
います。
社会福祉発達史
3年次
李 修二
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義サブ・タイトル:イギリス社会福祉発達史
第二次世界大戦後、イギリスは「揺りかごから墓場まで」
人々の一生の生活を保障する福祉国家体制をいちはやく成立さ
せた。そうしたイギリスの社会福祉は決して一朝一夕にして成
立したのではない。資本主義経済の発展と共に長い年月を経て、
その社会福祉も発達してきたのである。そして、今日なおイギ
リスは、基盤のしっかりした柔軟な社会福祉制度を発達させよ
うという取り組みで世界をリードする国の一つでありつづけて
いる。そこで、この講義のねらいは、社会福祉を考える上で私
たちが第一に学ぶべき分野に数えられるイギリス社会福祉発達
史を概観して学ぶことである。
また、講義での到達目標は、資本主義経済の形成・発展と平行
して展開してきたイギリスにおける社会福祉制度の長い積み重
ねの歴史を学び、そこでの試行錯誤と、前進・発達の歴史を十
分に理解することである。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 社会福祉発達史を学ぶ意義
第2講 ヨーロッパ古代・中世の宗教的慈善
第3講 イギリス絶対王政期のエリザベス救貧法
第4講 市民革命期の救貧・博愛事業
第5講 産業革命と救貧・博愛事業
第6講 1834年新救貧法と工場法
第7講 社会事業の形成
第8講 ソーシャル・セツルメント運動
第9講 映画に描かれたイギリス救貧法政策∼映画「オリバ
ー・ツイスト」
第10講 20世紀初頭のイギリス社会改良
第11講 20世紀初頭の救貧法改革
第12講 両大戦間期の大量失業と社会保障の形成
第13講 第二次世界大戦期の福祉国家像の形成
第14講 イギリス福祉国家の成立
第15講 イギリス福祉国家の光と影
テキスト・教材
定期試験で評価する。
テキストは使用しない。
ただし出席回数が2分の1に満たない者は原則として不合格と 教材として、書き込み式の講義ノートを毎回プリントにして配
する。
布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回、前回分の講義プリントを復習しておくこと。そうするこ 社会福祉の歴史を学ぶことは学問的興味だけでなく、とくに社
とで講義内容の理解がより深まるはずである。とくに欠席した 会福祉分野に関心のある学生にとっては、自分自身の生き方や
場合は事後的な補習学習を必ず行っておくこと。
考え方を見通して行く上でも大いに参考となる。この講義の単
位修得後には、それを一つの自信とみなせるような授業となる
はずである。
− 128 −
金融機関論
3年次
岩崎祐子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)
この講義では、日本の金融システムと金融機関の役割につい
て勉強します。大学生には、銀行以外の金融機関にはあまりな
じみがないかもしれません。しかし、皆さんが社会にでたら、
銀行以外の金融機関との取引は増えていくでしょう。各種金融
機関はどのような特徴をもち、どのような業務を行っているか
をみていきます。さらに、企業と金融機関の関係を考察します。
(到達目標)
一般紙の金融・経済欄の記事内容、金融機関に関わるニュー
スを理解できるようになることを、到達目標としています。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 日本銀行の業務と役割(1)
第3講 日本銀行の業務と役割(2)
第4講 日本の金融政策(1)
第5講 日本の金融政策(2)
第6講 日本の金融システム(1)
第7講 日本の金融システム(2)
第8講 日本の金融システム(3)
第9講 日本の銀行(1)
第10講 日本の銀行(2)
第11講 銀行以外の金融機関(1)
第12講 銀行以外の金融機関(2)
第13講 金融システムの安定化(1)
第14講 金融システムの安定化(2)
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材
定期試験(70%)および授業中に作成する小レポート(30%) 使用しない。授業時に、新聞記事コピー、統計資料などを配布。
により評価する。
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点と
する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から、日本や海外の金融機関に関するニュースに関心をも 金融機関への就職を考えている学生は、3年次に履修するよう
つようにして下さい。
にしてください。
証券市場論
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
岩 崎 祐 子 後学期 選 択 第2講 日本の証券市場と証券会社(1)
第3講 日本の証券市場と証券会社(2)
第4講 金融資本市場の基礎知識(1)
講義のねらい・到達目標
第5講 金融資本市場の基礎知識(2)
(講義ねらい)
この講義では、まず、日本の証券市場の現状と証券市場で取 第6講 証券の基礎知識(1)
り扱われる金融商品について勉強します。これから社会に出て、 第7講 証券の基礎知識(2)
自分の資産を守ろう、増やそうと思ったときに、金融商品に関 第8講 バブル経済とは何か
第9講 コーポレートファイナンス(1)
する知識が必要となります。
さらに、企業の証券市場を通じた資金の調達・運用について 第10講 コーポレートファイナンス(2)
第11講 ポートフォリオ戦略(1)
勉強します。
この講義内容を理解するためには、前もって、金融論か金融 第12講 ポートフォリオ戦略(2)
第13講 株式会社について考える
機関論の単位を修得している方が望ましいです。
第14講 日本経済新聞の読み方
(到達目標)
一般紙の金融・経済欄の記事内容を理解できるようになるこ 第15講 まとめ
定期試験
とを、到達目標としています
成績評価方法
テキスト・教材
定期試験(70%),授業中に作成する小レポート(30%)により テキストは使用しない。教材として、新聞記事や統計資料を使
評価する。
用する。
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点と
する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義内容を理解するためには、前もって、金融論か金融機関論 日頃から、金融・経済のニュースに関心をもっておいてくださ
の単位を修得している方が望ましいです。
い。
金融機関への就職を考えている学生は、3年次に履修してくださ
い。
− 129 −
国際金融論
3年次
岩崎祐子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)
この講義では国際金融の諸問題を考察します。そのためには、
通貨や為替の理論、さらには国際通貨制度の歴史をおさえてお
く必要があります。国際金融情勢が大きく変化するなかで、現
実に起こっている問題についても、その背景や今後の動きを考
えていきます。
金融関連科目の難易度は、
基礎∼中級:金融論、証券市場論、金融機関論
上級:国際金融論
となっています。
この講義内容を理解するためには、前もって、基礎∼中級の
金融関連科目の単位を修得している方が望ましいです。
(目標)
経済専門紙の「国際金融」に関する記事を理解できるように
することを、到達目標としています。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 外国為替市場
第2講 外国為替市場
第3講 国際収支のしくみ―経常収支
第4講 国際収支のしくみ―資本収支
第5講 為替相場の理論決定
第6講 国際通貨制度のしくみ
第7講 国際通貨制度の変遷(1)
第8講 国際通貨制度の変遷(2)
第9講 通貨危機・金融危機(1)
第10講 通貨危機・金融危機(2)
第11講 為替リスクヘッジ(1)
第12講 為替リスクヘッジ(2)
第13講 通貨統合(1)
第14講 通貨統合(2)
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材
定期試験(70%)および授業中に作成する小レポート(30%) 使用しません。プリントを配布します。
により評価します。
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点と
します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業後には復習をして、次回の授業に臨んでください。
授業中にノートをとって、毎週、授業の後には、復習するよう
参考文献 川本明人(著)「外国為替・国際金融入門」中央経済 にしてください。
(復習の時間が必要です。)
社、2012年、2600円+税
授業中に私語をしたために、単位が取れなかった学生がいます。
気を付けてください。
港湾経営論
3年次
大濱慶和
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
わが国の港(港湾)は、経済・社会の発展にとってきわめて
重要な意義や役割を果たしてきた。また、そまぞまな問題を生
じさせていることも事実である。これまでの港湾管理は、国の
ために、その物的財産を維持管理する国家を主体としたものか
ら地方公共団体もしくは公務局を主体とするものへと移行した。
さらに、港湾管理のあり方は、都市や地域社会との関連におい
て、ターミナル機能一辺倒から、経済性をはじめ、人間性や自
然をも重視した地域住民の生活や福祉、レクリェーションなど
の考え方を含めた内容に変革している。そこで本講義の目指す
ところは、港湾の経済的社会的な意義・役割と港湾管理・運営
の方向性・あり方に企業経営的な思考の必要性を理解すること
にある。
講 義 計 画
1,港湾経営を学ぶにあたって
2,港湾の語源、歴史
3,港湾の意義、役割
4,港湾の機能
5,港湾の種類と施設
6,港湾行政と法
7,港湾政策と整備
8,港湾の管理運営
9,港湾管理者
10,ポート・オーソリティ
11,港湾財政
12,港湾の経済性、社会性
13,港湾管理運営に企業経営的思考を
14,港湾経営を目指す
15,まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
授業参画 20%
授業中でのプリント・課題、ノート整理 20%
定期試験 60%
なし(適時プリント配布)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業の中で課題等指示する
現在では、港がレクリェーションや観光の空間になっています
が、このようになった背景を考える事が港を理解することにつ
ながります。
− 130 −
上級検定英語(リーディング)
3年次
2単位
デイビッド・ダイクス
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
This class is especially for people wanting to practice the
reading parts of TOEIC (Test of English for International
Communication). "Reading" means reading practical things
such as announcements, business messages, instructions, rules,
etc. TOEIC is widely recognized in companies in Japan, and
building up a good TOEIC score could be a small plus in your
later working life.
The central focus will be on reading, but if students wish,
we may also practice the listening parts of the TOEIC Test. I
will ask your opinion about that.
Twice a year, in the spring and autumn, the university holds
an in-school TOEIC Test. This class could help as a
preparation for that, although you do not need to take TOEIC
to pass the class.
講 義 計 画
The classes follow a topic plan. text types and vocabulary
will be practiced for each topic area.
① Living arrangements
② Party
③ Airport
④ Hotel
⑤ Traffic
⑥ Tour / Event
⑦ Shopping
⑧ Service
⑨ Office work
⑩ Business
⑪ Personnel
⑫ Offtce announcements
⑬ New products
⑭ Sales
⑮ Seminar meeting
⑯ Final test
成績評価方法
テキスト・教材
Attendance and participation: 20%
Short tests:
30%
Final test:
50%
Yukihiro Tsukuda and Braven Smillie: "Beyond the Basics of
the TOEIC Test"(塚田幸光、ブレーベン・スミリー著:「戦
略的に学ぶTOEICテストの基本」)、東京:金星堂、2014年。
¥1900(税別)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
TOEICを実際に受けたい人は、授業以外の練習や単語を覚
える努力が不可欠。助言、教材の両面で応援する。
終了テストや小テストのためにも単語の学習が重要。テキスト
に出る単語だけではなく、関連の単語も覚えよう。
Attendance and weekly short test scores are important for
passing the class.
Be sure to bring a dictionary to class. An electronic dictionary
is fine.
上級検定英語(リスニング)
3年次
2単位
講 義 計 画
The course follows topic areas, and will include two realistic
test practices, as follows:
① Explaining about the TOEIC Test and the class
② Shopping situations
講義のねらい・到達目標
This class centrally gives practicefor the listening parts of ③ Daily life
TOEIC (Test of English for International Communication). ④ Transportation
Listening problems include choosing the best description of a ⑤ Jobs
photograph, choosing the best response to a spoken question, ⑥ Meals
⑦ Midterm review and test practice
and so on.
If students wish, we may also do some practice for the ⑧ Communication
reading parts of TOEIC. I will ask your opinion about that ⑨ Fun
⑩ Office work
when the classes begin.
In the spring and autumn the university holds an in-school ⑪ Meeting
TOEIC Test. This class would be a useful preparation for that, ⑫ Travel
although you do not need to take the in-school test to pass the ⑬ Finance
⑭ Business
class. That is your free choice.
⑮ End of term review and test practice
⑯ Final test
デイビッド・ダイクス
後学期
選 択
成績評価方法
テキスト・教材
Attendance and participation: 20%
Short tests:
30%
Final test:
50%
(The text practices are more difficult, and will not be used
directly for class grades.)
Chizuko Tsumatori and Masumi Tahira: "First Time Trainer
for the TOEIC Test"(妻鳥千鶴子、田平真澄著:「はじめての
TOEIC受験徹底対策」)、東京:センゲージラーニング、
2012年。¥2100(税別)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
TOEICを実際に受けたい人は、授業以外の練習や単語を覚える
努力が不可欠。助言、教材の両面で応援する。
終了テストや小テストのためにも単語の学習が重要。テキスト
に出る単語だけではなく、関連の単語も覚えよう。
Attendance and weekly short tests are important for passing
the class.
Be sure to bring a dictionary to class. An electronic dictionary
is fine.
− 131 −
ライセンス講座(FP)b
2年次
2単位
講 義 計 画
不動産の見方
吉 川 友 則 前学期 選 択 不動産の取引
不動産に関する法令上の規制
不動産の有効活用
講義のねらい・到達目標
この講義では、ファイナンシャル・プランナー(FP技能士3 不動産の証券化
不動産と税金
級)の資格を取得することを目的に行います。
ファイナンシャル・プランナーとは、「お金」に関するホーム
ドクターであり、家計の収入と支出のバランスを取ることによ
って、計画的な人生設計が出来るようにすることが役割です。
それ以外にも金融機関・保険会社・不動産会社等々に進路を取
る場合、即戦力と成りうるもので、重宝される資格でもありま
す。
ファイナンシャル・プランナーの勉強をすることは、進路の
如何を問わずに役に立つ知識が得られることと、進路によって
は大きな武器となることから実利に直結します。
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分により総合的に評価します。
80% 出席
10% 講義への参加、態度
10% 定期試験
2013-2014年版 みんなが欲しかった! FPの教科書 3級
滝澤 ななみ(著)
TAC出版
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
無し
学ぶ範囲が広いですが、どれも比較的身近な話が多いですから、
常日頃からアンテナを張っておき、体験を通じて学んで下さい。
上級ライセンス講座(販売士)
a
3年次
伊藤直信
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】講義の中では、小売業の販売技術に関する専門
的な知識、販売促進の企画に関する知識、部下の指導・育成に
関する知識など学びます。流通業界唯一の公的資格である「販
売士」は、流通業界における総合的な人材育成を目指す学習プ
ログラムとなっています。皆さんが学ばれようとする「販売士」
2級は、販売管理能力がある者の育成を目的にしています。他
者より一歩先んじたスキルを身につけることは、就職時にも大
いに役立つものと考えています。上級ライセンス講座(販売士)
aでは「販売士」2級のポイントを抑えます。
【到達目標】目標は「2級販売士」の資格取得です。この講座は、
「上級ライセンス講座(販売士)b」とあわせ学び、10月に実施
される販売士2級検定試験の合格レベルを目指します。
成績評価方法
次のような配分により総合的に評価します。
出席状況:40% 予備試験の結果:20%
受講態度:20% 練習問題の取組:20%
講 義 計 画
第1講 はじめに(講義の進め方、約束事)
、小売業の類型①
第2講 小売業の類型②
第3講 小売業の類型③
第4講 小売業の類型④
第5講 マーチャンダイジング①
第6講 マーチャンダイジング②
第7講 マーチャンダイジング③
第8講 マーケティング①
第9講 マーケティング②
第10講 マーケティング③
第11講 ストアオペレーション①
第12講 ストアオペレーション②
第13講 ストアオペレーション③
第14講 販売・経営管理①
第15講 販売・経営管理②
定期試験 なし
テキスト・教材
日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士2級ハンドブック
(5冊セット)」、カリアック、8000円(2013年)
練習問題プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
あらかじめテキスト(講義範囲)を読んでおくこと。
練習問題は積極的に取り組んでください。
参考文献:「なし」
この講座において一定条件を満たすと、検定試験において一部
科目(販売・経営管理)が免除されます。検定試験合格に有利
です。この講座は、「上級ライセンス講座(販売士)b」とあわ
せ学びます。初学者歓迎。ぜひ一緒に勉強しましょう!
− 132 −
上級ライセンス講座(販売士)
b
3年次
伊藤直信
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】講義の中では、小売業の販売技術に関する専門
的な知識、販売促進の企画に関する知識、部下の指導・育成に
関する知識など学びます。流通業界唯一の公的資格である「販
売士」は、流通業界における総合的な人材育成を目指す学習プ
ログラムとなっています。皆さんが学ばれようとする「販売士」
2級は、販売管理能力がある者の育成を目的にしています。他
者より一歩先んじたスキルを身につけることは、就職時にも大
いに役立つものと考えています。上級ライセンス講座(販売士)
bでは検定試験合格の実力を養います。
【到達目標】目標は「2級販売士」の資格取得です。この講座は、
「上級ライセンス講座(販売士)a」とあわせ学び、10月に実施
される販売士2級検定試験の合格レベルを目指します。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 検定試験直前対策①
第2講 検定試験直前対策②
第3講 検定試験直前対策③
第4講 検定試験直前対策④
第5講 検定試験直前対策⑤
第6講 検定試験直前対策⑥
第7講 検定試験直前対策⑦
第8講 検定試験解答解説
第9講 販売事務管理に求められる経営分析
第10講 顧客満足と顧客満足経営
第11講 人間関係管理・演習①
第12講 人間関係管理・演習②
第13講 人間関係管理・演習③
第14講 人間関係管理・演習④
第15講 最近の小売業の動向
定期試験 なし
合格のための補講も実施します。
テキスト・教材
次のような配分により総合的に評価します。
出席状況:40% 検定試験の結果:20%
受講態度:20% 練習問題の取組:20%
日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士2級ハンドブック
(5冊セット)」、カリアック、8000円(2013年)<前学期で購入
したものを使用します>
練習問題プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
検定試験合格に向けて、テキストを読み込むこと。
練習問題は積極的に取り組んでください。
参考文献:「なし」
上級ライセンス講座(販売士)aを受講したみなさん、ぜひ一
緒に勉強しましょう!
ビジネスプレゼンテーション
2年次
2単位
講 義 計 画
1.ガイダンス Windows操作法の復習
池 田 幹 男 後学期 選 択 2.プレゼンテーションとは何か
3.PowerPointスライドの作り方の基礎
4.アウトラインとレベルの調整
講義のねらい・到達目標
プレゼンテーションとは何かをまなびます。また、そのツー 5.書式設定とデザインテンプレート
ルであるPowerPointを使用した資料の作成方法とプレゼンテー 6.画像、クリップアート、アニメーション
ションを学びます。最終的にPowerPointを使用してプレゼンテ 7.ノートの活用、ヘッダーとフッターの設定
8.実用的なプレゼンテーションの作成(1)
ーションができるようにします。
9.実用的なプレゼンテーションの作成(2)
10.少し複雑な図形の作製(ベクトルグラフィック)
11.最終プレゼンテーション課題作成(1)
12.最終プレゼンテーション課題作成(2)
13.最終プレゼンテーション課題作成(3)
14.最終プレゼンテーション(1)
15.最終プレゼンテーション(2)
成績評価方法
テキスト・教材
出席30%,提出課題とプレゼンテーション70%で評価します。た
だし、プレゼンテーションを実施することが必須です。
実教出版「30時間でマスター プレゼンテーション+PowerPoint2010」
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
Moodleを使用して課題を提出します。Moodleで授業の流れがわ
かるようになっています。
PowerPoint でプレゼンテーション資料を作ることよりは、実際
にプレゼンテーションができるようになることが重要です。
− 133 −
ウェブデザインa(HTML)
3年次
2単位
講 義 計 画
1.ガイダンスe-Learning の使用法
池 田 幹 男 前学期 選 択 2.HTMLとは何か
3.見出しと段落(<h1>,<h2>,<h3>,<p>)
4.字体の変更(<em>, <strong>)
講義のねらい・到達目標
Webの基本であるHTML(Hyper Text Markup Language) 5.特殊な文字の表示方法(&gt, &lt など)
について学び、実際にウェブページをデザインします。この授 6.画像の埋め込み(<img>)
業では、HTMLについて理解し、静的なウェブページを実際に 7.整形済みテキスト(<pre>)
8.引用(<blockquote>, <q>)
作製できるようになることを目標とします。
9.箇条書き(<ul>,<dl>)
10.リンク(<a href>)
(1)
11.リンク(<a name>2)
12.表の作製(<table>, <tr>, <th>, <td>)
13.複雑な表の作成
14.総合演習
15.スタイルシート
成績評価方法
テキスト・教材
出席30%、提出物70%で評価し、定期試験は実施しません。
テキストは使用しません。学習支援システム(Moodle)を使用
して呈示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
W3C( World Wide Web Consortium) に あ る 各 種 資 料
(http://www.w3.org)
ウェブデザインb(CSS)
池田幹男
3年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
前期に実施した「ウェブデザイン」を受講していることを前
提とし、HTMLを理解していることを前提として、内容をより
発展させたものです。
CSS(Cascading Style Sheet)を利用したウェブページデザ
インの設計について学びます。
CSSに関しては、内容と見栄えの分離について理解してくだ
さい。
さらに、JavaScriptを使用した効果についても学びます。
学習支援システム(Moodle)を使用して、授業を進めていきま
す。
講 義 計 画
1.ガイダンスe-Learningの使用法
2.CSSとは何か
3.フォントの変更(1)
4.フォントの変更(2)
5.色,長さの指定
6.ボックスモデルpadding, margin
7.ボックスモデルborder
8.span, div を使用したスタイルの指定
9.特殊なスタイル設定
10.総合演習
11.外部スタイルシート
12.JavaScript
13.JavaScript とDocument Object Model
14.PHP
15.HTML, CSS, JavaScriptの将来
成績評価方法
テキスト・教材
出席30%、提出物70%で評価し、定期試験は実施しません。
使用しません。学習支援システム(Moodle)を使用して呈示し
ます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
W3C( World Wide Web Consortium) に あ る 各 種 資 料
(http://www.w3.org)
コンピュータ教室での実習を中心とした科目です。毎回の授業
は前回までの授業の積み重ねで進め、頻繁に課題提出が求めら
れるので、欠席すると成績と理解の両方で多大な影響がありま
す。
学習支援システム(Moodle)を使用して、授業を進めていきま
す。
− 134 −
データ解析基礎
3年次
2単位
講 義 計 画
達成目標 コンピュータ情報処理基礎では、フリーのデータ解
析言語であるR言語を利用し、経済・経営に有効なデータ解析
の基礎を学びます。データ解析基礎では、経営学経済学で、必
要とされる、データ解析における、基礎統計の手法の学習、実
際への応用の基礎への展開力の習得を目標とします。
第1講 イントロダクション
第2講 基本統計量を求める(1)
第3講 基本統計量を求める(2)
第4講 基本統計量を求める(3)
第5講 表の形のデータ基本統計量(1)
第6講 表の形のデータ基本統計量(2)
第7講 表の形のデータ基本統計量(3)
第8講 『質的データ』を含んだ基本統計量(1)
第9講 『質的データ』を含んだ基本統計量(2)
第10講 『質的データ』を含んだ基本統計量(3)
第11講 2つの変数の関連 相関分析(1)
第12講 2つの変数の関連 相関分析(2)
第13講 2つの変数の関連 回帰分析(1)
第14講 2つの変数の関連 回帰分析(1)
第15講 総合演習
学期末試験
成績評価方法
テキスト・教材
熊澤光正
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい 現在、さまざまな情報が私たちをとりまいてい
ます。社会現象を説明したり、経済・経営の意思決定を行うに
は、これらの多量の情報を意味のあるものとして把握する必要
があります。社会や経済・経営の多くの情報を価値のあるもの
として変換するためにはコンピュータによるデータ解析、ある
いはデータマイニングと呼ばれる体系・手法が使われます。
講義は実際にR言語を用いてデータ解析について学習しますの データ解析のための「R」入門 熊澤光正 工学社 1900円+税
で、継続的な出席と課題の提出が必要です。
出席 10% 提出物 40% 試験 50%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
準備学習としては、毎回、前回分の課題を確実に理解復習して、 R言語は、皆さんにはじめてかもしれませんが、フリーのソフ
テキストで予習してください。
トで利用やすい言語です。自由に自宅でもインストールし利用
復讐としては 毎回練習問題を行なってください。
することができます。講義の前半が内容の説明、後半が演習で
すの遅刻は厳禁です。
舟尾暢男(編)『The R Tips』丸天社
舟尾暢男『データ解析環境「R」』工学社
経営学・会計学専門演習1
熊澤光正
3年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい 現代の企業は、国境を越えた大競争の時代を迎
えています。
いま日本の企業の海外展開や、外国の企業の日本への進出に
よって、産業の空洞化が進み、新たな展開を迫られています。
日本の自動車産業は、トヨタ生産方式等、すぐれた生産・経営
方式を生み出してきました。私のゼミでは、進んだ日本の生
産・経営方式について、視覚教材VTR等、テキストによって、
総合的にアプローチしたいと考えます。
達成目標 専門演習1では、日本の経営・生産システムの歴史と
今後のあり方について考えます。また、トヨタ生産方式の基礎
を学びます。専門演習1では、日本のモノづくりの歴史からみ
た、トヨタ生産方式の位置づけ、および考え方の基礎の習得を
目標とします。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス 日本のすぐれた生産技術と経営システム
第2講 トヨタ生産方式の紹介
第3講 第2次世界戦後のトヨタ 1
第4講 第2次世界戦後のトヨタ 2
第5講 多品種少量生産への高生産性体制への試行 1
第6講 多品種少量生産への高生産性体制への試行 2
第7講 自働化 1
第8講 自働化 2
第9講 生産と在庫 1
第10講 生産と在庫 2
第11講 ジャストインタイム
第12講 再び生産管理と在庫管理
第13講 かんばんシステム 1
第14講 かんばんシステム 2
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出席20 %
演習での各自に与えられた担当部分の発表50%
討論(30%)
熊澤 光正 『トヨタ生産方式大全』 三恵社 2500円
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』 大学教育出版 2100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』 大学教育出
版 2400円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
準備学習 教科書の下読み シラバス作成
テキストだけでは、なかなか実際の経営・生産システムは理解
復 習 参考文献の学習
できません。そこで積極的に、VTR教材、スライドによる学習
熊澤光正 『作業姿勢と疲労・作業能率・職場意識の研究』 をしたいと考えています。
ココデ出版
熊澤光正 『生産期間とジャスト・イン・タイムに関する研究』
ココデ出版
− 135 −
経営学・会計学専門演習1
東村 篤
3年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
専門ゼミでは、2つのCIPO(Chief Intellectual Property
Officer知的財産統括責任者、Chief Initial Public Offering・株式
新規上場準備統括責任者)人材の養成を行います。地域イノベ
ーションを創出できる人材、起業型リーダーが最も不足してい
るからです。地域の自立化への方策として地域資源を活用して
の地域での支え合いづくりが最も効果が期待でき有効と考えら
れ模擬会社夢追プロモーションを通じて、前期では「後見人」
と「知的財産管理」のスキルを身に付けていただきます。
成績評価方法
講 義 計 画
1.ガイダンス 模擬会社夢追プロモーション概要、ビジネス実
務法務復習
2.CIPO基礎1 財産管理(電卓必携)
3.CIPO基礎2 知的財産管理
4.CIPO後見1 財産管理実務(電卓必携)
5.CIPO後見2 身上監護実務 公証役場、法務局、裁判所、
検察庁
6.CIPOフィールドワーク 身上監護実務 医療施設、介
護施設、社会福祉行政機関
7.CIPO後見3 各種申立て登記申請実務
8.CIPO後見4 後見人法務実務復習
9.CIPO知財基礎1 地域資源研究 知的財産権概要
10.CIPO知財基礎2 地域資源研究 企業訪問
11.CIPO知財基礎3 地域資源研究 著作権管理
12.CIPO知財基礎4 地域資源研究 特許権・実用新案権
管理
13.CIPO知財基礎5 地域資源研究 商標権・意匠権管理
14.CIPO知財基礎6 地域資源研究課題発表(学籍順)
15.まとめ
テキスト・教材
専門ゼミ(フィールドワーク含む)への取り組み、対応姿勢 基礎ゼミでの「新版 大学生のためのレポート・論文術」(小笠
(出席含め60%)、課題・研究発表(40%)を総合的に評価しま 原喜康・講談社現代新書・720円+税)
す。
「民法改正」
(内田貴・筑摩書房・760円+税)
「発想法」(川喜田次郎著・中央公論新社新書・660円+税)
等を利用。適宜、教材を作成、配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「小六法」コンパクト版必携
「2011社会福祉の手引き」
(東京都福祉保健局・230円)
「知的財産管理能力検定テキスト」
経営学・会計学専門演習1
藤川なつこ
3年次
前学期
実社会で活躍するには知見と人間力、リーダーシップが必要。
ビジネス実務法務検定、知的財産管理技能検定、貸金業務取扱
主任試験、証券外務員試験等国家資格に合格できるよう希望者
には前期から研究室等で特訓補習を行います。
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
本演習では、経営学の中でも、特に、経営組織論および経営
戦略論を研究テーマとします。したがって、企業の戦略や組織
編成、組織内で働く人びとの行動について、深く学んでいきま
す。
4年次の卒業論文作成に向けて、3年次では、経営組織論およ
び経営戦略論の体系的な知識および実際の企業の経営について、
本の輪読やディスカッション、ディベート、企業の見学、業界
分析、事例研究を通して、共同で学習していきます。その上で、
各自の卒論の研究テーマを決めていきます。
【到達目標】
経営組織論および経営戦略論の体系的な知識の修得とともに、
それらの理論と現実の企業の関係を自ら主体的に考え、その考
えを発表する力を養うことを目標とします。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 業界分析
第3講 業界分析
第4講 報告とディスカッション
第5講 報告とディスカッション
第6講 報告とディスカッション
第7講 企業見学
第8講 事例研究
第9講 事例研究
第10講 事例研究
第11講 報告とディスカッション
第12講 報告とディスカッション
第13講 報告とディスカッション
第14講 企業見学
第15講 全体のまとめ
成績評価方法
テキスト・教材
ゼミへの参加度(出席、姿勢、発表を含む)で評価します。
必要に応じて指示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
山倉健嗣・岸田民樹・田中政光 『現代経営キーワード』有斐 ゼミは、共通の関心をもったメンバーの相互交流を通して、共
閣,2001.
同で学習していく場です。一人ひとりが積極的に参加し、自分
の意見を発言しましょう。
− 136 −
経営学・会計学専門演習1
藤野 裕
3年次
前学期
講 義 計 画
2単位
第1講 ガイダンス
第2講 工業簿記の基礎
第3講 工業簿記と商業簿記
第4講 材料費(Ⅰ)
第5講 材料費(Ⅱ)
第6講 労務費(Ⅰ)
第7講 労務費(Ⅱ)
第8講 経費
第9講 個別原価計算(Ⅰ)
第10講 個別原価計算(Ⅱ)
第11講 個別原価計算(Ⅲ)
第12講 部門別個別原価計算(Ⅰ)
第13講 部門別個別原価計算(Ⅱ)
第14講 部門別個別原価計算(Ⅲ)
第15講 部門別個別原価計算(Ⅳ)
必 修
講義のねらい・到達目標
ゲーテは『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』の中で、
複式簿記を「人間の精神が生んだ最高の発明の1つ」と述べてい
ます。また、ゾンバルトは『近代資本主義』の中で「複式簿記
はガリレオやニュートンの体系と同じ精神から生まれたもの」
と述べています。これらは株式会社の発展の中で、企業利益を
明確にするために複式簿記は非常に重要な役割を演じてきたこ
とを示しているものです。
ここでは経営学・会計学専門基礎演習の内容を踏まえて、製
造業における会計処理について理解を深めます。製品を製造す
るためにかかった金額である「原価」の計算手続きについて理
解を深め、製造業を生業とする株式会社の財務諸表の一つであ
る「製造原価報告書」を読めるようになることが本講義の目的
です。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点50%
課題レポート50%
TAC簿記検定講座
「合格テキスト 日商簿記3級」
「合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記」
(TAC出版)
「合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記」
(TAC出版)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
斎藤静樹・徳賀芳弘責任編集「企業会計の基礎概念」(中央経済
社)
広瀬義州著「財務会計」
(中央経済社)
友岡賛著「会計学原理」
(税務経理協会)
勉強が「できる」ときと、勉強を「したい」ときは重なりませ
ん。勉強が「できる」今のうちに資格の取得を目指すことで、
会計の知識を得るだけでなく、今後の目標を見つけて欲しいと
思っています。
経営学・会計学専門演習2
熊澤光正
3年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
到達目標 現代の企業は、国境を越えた大競争の時代を迎えて
います。
いま日本の企業の海外展開や、外国の企業の日本への進出に
よって、産業の空洞化が進み、新たな展開を迫られています。
日本の自動車産業は、トヨタ生産方式等、すぐれた生産・経営
方式を生み出してきました。私のゼミでは、進んだ日本の生
産・経営方式について、視覚教材VTR等、テキストによって、
総合的にアプローチしたいと考えます。専門演習2では、より
トヨタ生産方式への理解を深めます。また、4年生の卒論発表
会に参加し、卒業研究への意識を高めます。専門演習2では、
トヨタ生産方式の概要、理念、基本的な手法の理解と応用につ
いての展開について知識の習得を目標とします。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 これからの生産の新方向を探る
第3講 限量生産
第4講 これからの生産体制に向けて
第5講 在庫の0問題点
第6講 トヨタ生産方式
第7講 これからの生産システムの考え方
第8講 原価の考え方
第9講 多工程持ち
第10講 Ⅱ卒業論文に向けて四年生の卒業論文の発表・検討会
に参加して、自分の興味・関心の持てるテーマを探し
出す(1)
第11講 同上(2)
第12講 同上(3)
第13講 同上(4)
第14講 卒業論文の企画を考える(1)
第15講 卒業論文の企画を考える(2)
成績評価方法
テキスト・教材
出席(20%)
演習での各自に与えられた担当部分の発表、討論(80%)
積極性を評価します
熊澤 光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』 三
恵社 1680円
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』 大学教育出版 2100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』 大学教育出
版 2400円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
教科書・参考文献の予習・復習
テキストだけでは、なかなか実際の経営・生産システムは理解
大野耐一 『トヨタ生産方式』 ダイヤモンド社
できません。そこで積極的に、VTR教材、スライドによる学習
熊澤光正 『作業姿勢と疲労・作業能率・職場意識の研究』 をしたいと考えています。
ココデ出版
熊澤光正 『生産期間とジャスト・イン・タイムに関する研究』
ココデ出版
− 137 −
経営学・会計学専門演習2
東村 篤
3年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
前学期に続き模擬会社を通じて2つのCIPO人材養成を行
います。経営学の観点に立って科学・技術・工学・市場を戦略
的に先導し地域イノベーションを創出できる起業型リーダーと
しての起業支援、IPO支援、知財管理の実務スキル取得を目
標とします。
成績評価方法
講 義 計 画
1.ガイダンス.
2.課題論文発表(進捗度順)
3.課題論文(進捗度順)
4.課題論文(ゼミ内提出・総括)
5.CIPO ビジネス実務法務
6.CIPO ビジネス実務法務
7.CIPO 知財管理実務
8.CIPO ビジネスプラン・資本政策案実務
9.CIPO 上場審査基準実務
10.CIPO 内部管理体制整備実務
11.CIPO ベンチャーファイナンス実務
12.CIPO コーポレートファイナンス実務
13.CIPO プロジェクトファイナンス実務
14.CIPO 課題・研究発表
15.まとめ
テキスト・教材
専門ゼミ(フィールドワーク含む)への取り組み、対応姿勢 基礎演習ゼミで使ったテキスト・教材を利用するとともに適宜、
(出席含め60%)、課題研究発表(40%)を総合的に評価します。 教材を作成、配布します。
「発想法」(川喜田二郎・中公新書・693円+税)
「新版 大学生のためのレポート・論文術」(小笠原喜康・講談
社現代新書・720円+税)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「中小企業・ベンチャー企業のファイナンス入門」(岸本光永・
中央経済社)、「ベンチャーキャピタリストの実務」(長谷川博
和・東洋経済新報社)、「経営学のフィールド・リサーチ」小池
和男・洞口治夫・日本経済新聞社)
経営学・会計学専門演習2
藤川なつこ
3年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
本演習では、経営学の中でも、特に、経営組織論および経営
戦略論を研究テーマとします。したがって、企業の戦略や組織
編成、組織内で働く人びとの行動について、深く学んでいきま
す。
4年次の卒業論文作成に向けて、3年次では、経営組織論およ
び経営戦略論の体系的な知識および実際の企業の経営について、
本の輪読やディスカッション、ディベート、企業の見学、業界
分析、事例研究を通して、共同で学習していきます。その上で、
各自の卒論の研究テーマを決めていきます。
【到達目標】
経営組織論および経営戦略論の体系的な知識の修得とともに、
それらの理論と現実の企業の関係を自ら主体的に考え、その考
えを発表する力を養うことを目標とします。
希望者には、オフィスアワーにビジネス実務法務検定、知的財
産管理技能検定、貸金業務試験、証券外務員試験等直前合格対
策特訓講座を行います。学会、研究会を通して他大学学生と研
究、交流を行っていきます。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 報告とディスカッション
第3講 報告とディスカッション
第4講 報告とディスカッション
第5講 報告とディスカッション
第6講 報告とディスカッション
第7講 企業見学
第8講 報告とディスカッション
第9講 報告とディスカッション
第10講 報告とディスカッション
第11講 ディベートの準備
第12講 ディベートの準備
第13講 ディベート
第14講 企業見学
第15講 全体のまとめ
成績評価方法
テキスト・教材
ゼミへの参加度(出席、姿勢、発表を含む)で評価します。
必要に応じて指示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
山倉健嗣・岸田民樹・田中政光『現代経営キーワード』有斐閣, ゼミは、共通の関心をもったメンバーの相互交流を通して、共
2001.
同で学習していく場です。一人ひとりが積極的に参加し、自分
の意見を発言しましょう。
− 138 −
経営学・会計学専門演習2
藤野 裕
3年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
ゲーテは『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』の中で、
複式簿記を「人間の精神が生んだ最高の発明の1つ」と述べてい
ます。また、ゾンバルトは『近代資本主義』の中で「複式簿記
はガリレオやニュートンの体系と同じ精神から生まれたもの」
と述べています。これらは株式会社の発展の中で、企業利益を
明確にするために複式簿記は非常に重要な役割を演じてきたこ
とを示しているものです。
今までに学習したことが、どのような理論的背景を持ってい
るのかについて理解を深めていきます。企業会計のルールは時
代によって変化しています。ルールが変化したとしても、理論
的背景の知識があれば、新しいルールに対応することは難しい
ことではありません。また、過去の財務諸表作成時のルールも
理解しやすくなり、当時の財務諸表をより深く理解することが
できます。そこで、本講義では、企業会計の理論的背景の知識
を学習することを目標とします。
講 義 計 画
第1講 企業会計の機能と制度
第2講 財務会計の基礎概念
第3講 一般原則
第4講 損益会計
第5講 資産会計総論
第6講 棚卸資産
第7講 固定資産
第8講 リース会計
第9講 繰延資産
第10講 研究開発費等
第11講 負債会計
第12講 退職給付会計
第13講 純資産会計
第14講 本支店会計
第15講 外貨換算会計
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(50%)
定期試験50%
毎回プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
斎藤静樹・徳賀芳弘責任編集「企業会計の基礎概念」(中央経済 勉強が「できる」ときと、勉強を「したい」ときは重なりませ
社)
ん。勉強が「できる」今のうちに資格の取得を目指すことで、
広瀬義州著「財務会計」
(中央経済社)
会計の知識を得るだけでなく、今後の目標を見つけて欲しいと
思っています。
経営学・会計学専門演習3
沓掛和男
4年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
四年次は、三年次までに、学習し、問題点に気づき、文献資
料の調査・収集ののち、発表してきた自分の研究テーマについ
て、卒業論文の完成に向けた作業が中心となりますが、レポー
トや論文の書き方を会得することが狙いです。また、卒業論文
の作成をつうじて、「読み、書き、聞く、話す」といったプレゼ
ンテーションの能力をも養うことが目標となります。
講 義 計 画
1 前期の予定と卒業論文作成について
2 提出した卒論の予備論文②を基に、各人ごとに発表と質疑
応答(プレゼンテーショ)
3 〃
4 〃
5 〃
6 〃
7 修正・加筆論文について、発表と質疑応答(二回目発表)
8 〃
9 〃
10
〃
11
〃
12 再修正・再加筆した論文について、発表と質疑応答(三回
目発表)
13
〃
14
〃
15 夏休み中の卒論の取組み・夏休み後の卒論(予備論文③)
の提出について
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況と発表状況を総合的に評価。
卒論の書き方・資料の収集と分析(自制プリント)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
卒論のメモ帳や資料集・ノートをつくり、絶えず、卒論のテー 特に、演習の主役は学生です。自分の将来を見据えて、自分の
マと問題意識について、自問自答を重ね、新たな情報収集にも 意見を生み出し、自己主張ができるようになるにはどうしたら
注意をはらって卒論の完成になるよう心がけること。また夏休 よいかチャレンジしてください。
みを有効に活用すること。
− 139 −
経営学・会計学専門演習3
熊澤光正
4年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい 諸君が今後の社会生活で解決しなくてはならな
い問題は複雑で多岐に渡るであろう。卒業論文は研究テーマを
探し出し合理的分析を行ない問題解決をめざす良い機会である。
諸君がすでにテーマを持っているならばそれに取り組むのが最
も良いであろう。現在私が興味を持っているのは、生産管理シ
ステム−わが国の製造業が生み出した高い生産性とトヨタ生産
方式を始めとする優れた生産システムの構造とねらいと将来の
姿、である。
達成目標 専門演習3では、各自が卒業論文のテーマを確定さ
せ、文献資料、学術論文、雑誌あるいはインターネット上から
情報収集し卒業論文の骨格の作成を目標とする。
講 義 計 画
第1講 Ⅰ.卒業論文のテーマを考える
第2講 1.1 卒業論の文テーマの提出
第3講 1.2 研究対象の検討
第4講 Ⅱ.卒業論文の文献・資料の収集
第5講 2.1 情報センターで文献・資料を収集する
第6講 2.2 学術論文の資料を収集する
第7講 2.3 雑誌の資料を収集する
第8講 2.4 新聞等の資料を収集する
第9講 2.5 インターネットのサーチエンジンを利用する(1)
第10講 2.5 インターネットのサーチエンジンを利用する(2)
第11講 2.6 専門的なホームページを検索する
第12講 2.7 資料の精査
第13講 Ⅲ.卒業論文の骨格の作成(1)
第14講 卒業論文の骨格の作成(2)
第15講 卒業論文の骨格の作成(3)
成績評価方法
テキスト・教材
出席20%
演習での各自に与えられた担当部分の発表50%
討論(30%)
熊澤 光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』 三
恵社 1680円
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』 大学教育出版 2100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』 大学教育出
版 2400円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
準備学習 教科書の下読み シラバス作成
テキストだけでは、なかなか実際の経営・生産システムは理解
復習 参考文献の学習
できません。そこで積極的に、VTR教材、スライドによる学習
熊澤光正 『作業姿勢と疲労・作業能率・職場意識の研究』 をしたいと考えています。
ココデ出版
熊澤光正 『生産期間とジャスト・イン・タイムに関する研究』
ココデ出版
経営学・会計学専門演習3
4年次
2単位
講 義 計 画
1.ガイダンス 研究計画書提出 個別面接
東 村 篤 前学期 必 修 2.卒業論文執筆の作法
3.論理力、仮説設定、展開、結論
4.データ収集、アンケート、取材調査(1)
講義のねらい・到達目標
いよいよ、最終年度演習3、4では卒業論文を執筆するため 5.データ収集、アンケート、取材調査(2)
の作法、論旨、構成について実践的に学んでいきます。卒論の 6.データ収集、アンケート、取材調査(3)
骨格となる問題提起、仮説、展開、結論と題材となる教材を基 7.データ、資料、検索の精査
に論理力、口頭発表力、文章表現力をディスカッションしなが 8.データ、資料、検索の精査
9.フィールドワーク(調査研究機関・名古屋)
ら磨いていきます。
10.論文構成と文献・資料・調査読解
11.論文執筆留意事項確認
12.卒業論文の骨格(1)
(学籍順)
13.卒業論文の骨格(2)
(学籍順)
14.卒業論文の骨格(3)
(学籍順)
15.夏季休暇中の行動計画確認
成績評価方法
テキスト・教材
出 席 、 演 習 ( フ ィ ー ル ド ワ ー ク ) へ の 取 り 組 み ・ 対 応 姿 勢 引き続き下記を使用、適宜、レジュメ、資料を配布します。
(60%)、発表等(40%)を総合的に評価。
「新版 大学生のためのレポート・論文術」(小笠原喜康・講談
社現代新書・720円+税)
「発想法」(川喜田次郎著・中央公論新社新書・660円+税)
「民法改正」
(内田貴・筑摩書房・760円+税)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
普段何か感じ取ったときは必ずメモ書きするよう書く習慣を身 物事は段取りで大勢が決まります。研究テーマに沿って毎日毎
に付けてください。
日こつことと積み上げて行ってください。慌てず焦らずに論文
を自然と書けるようになります。
− 140 −
経営学・会計学専門演習3
藤川なつこ
4年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
本演習では、経営学の中でも、特に、経営組織論および経営
戦略論を研究テーマとします。したがって、企業の戦略や組織
編成、組織内で働く人びとの行動について、深く学んでいきま
す。
4年次の前期では、各自が決定した卒業論文のテーマに沿って、
参考文献を読み進めるとともに、卒業論文の骨格(問題意識や
構成)を形づくります。
【到達目標】
経営組織論および経営戦略論の体系的な知識の修得とともに、
それらの理論と現実の企業の関係を自ら主体的に考え、その考
えを発表する力を養うことを目標とします。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 報告とディスカッション
第3講 報告とディスカッション
第4講 報告とディスカッション
第5講 報告とディスカッション
第6講 報告とディスカッション
第7講 企業見学
第8講 報告とディスカッション
第9講 報告とディスカッション
第10講 報告とディスカッション
第11講 報告とディスカッション
第12講 報告とディスカッション
第13講 報告とディスカッション
第14講 企業見学
第15講 全体のまとめ
成績評価方法
テキスト・教材
ゼミへの参加度(出席、姿勢、発表を含む)で評価します。
必要に応じて指示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
山倉健嗣・岸田民樹・田中政光『現代経営キーワード』有斐閣, ゼミは、共通の関心をもったメンバーの相互交流を通して、共
2001.
同で学習していく場です。一人ひとりが積極的に参加し、自分
の意見を発言しましょう。
経営学・会計学専門演習4
沓掛和男
4年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
卒業論文作成の最終段階のなります。後期初めに提出した卒
論(予備論文③)を12月中旬に、完成したものとして提出する
作業がねらいであり、到達すべき目標となります。
講 義 計 画
1 後期計画の確認と卒業論文の完成に向けて
2 後期初めに提出した卒論(予備論文③)について、発表と
質疑応答(プレゼンテーション)
3 〃
4 〃
5 〃
6 〃
7 修正・加筆した予備論文の発表と質疑応答(二回目発表)
と卒論のチェック
8 〃
9 〃
10
〃
11
〃
12 卒論提出の最終チェック
13
〃
14 面接試験のプレゼンテーションに向けて
15
〃
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況・発表状況と卒業論文の内容を総合的に評価。
なし
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
この時期は、自分以外の人・書物(友人、先生、新聞雑誌、本
等々)からたくさんの情報を収集・分析し、参考にすることを
意識してください。
将来、時には、自分の意見を自己主張することが大事です。理
解力、想像力、発表力そして、決断力を養ったください。
− 141 −
経営学・会計学専門演習4
熊澤光正
4年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
君が今後の社会生活で解決しなくてはならない問題は複雑で
多岐に渡るであろう。卒業論文は研究テーマを探し出し合理的
分析を行ない問題解決をめざす良い機会である。諸君がすでに
テーマを持っているならばそれに取り組むのが最も良いであろ
う。現在、私が興味を持っているのは、生産管理システム−わ
が国の製造業が生み出した高い生産性とトヨタ生産方式をめと
する優れた生産システムの構造とねらいと将来の姿である。
ゼミでは卒業論文作成のために必要とされる、インターネット
を中心としたパソコンの利用方法の修得にも力を入れる。専演
習4では、卒業論文を作成することを目標とします。また、卒業
論文発表会を行なうことで、相互研鑽をすすめ、より内容の深
い卒業論文の作成を目指します。
講 義 計 画
第1講 卒業論文の作成
第2講 卒業論文のテーマの最終決定
第3講 卒業論文の構成を考える
第4講 文献の検討を行なう
第5講 卒業論文の作成(1)
第6講 卒業論文の作成(2)
第7講 卒業論文の作成(3)
第8講 卒業論文の作成(4)
第9講 卒業論文の発表会(1)各自が卒業論文の目的、方法、
研究成果について発表し、相互検討を行なう。
第10講 卒業論文の発表会(2)
第11講 卒業論文の発表会(3)
第12講 卒業論文の発表会(4)
第13講 卒業論文の発表会(5)
第14講 卒業論文の完成(1)
第15講 卒業論文の完成(2)
成績評価方法
テキスト・教材
以下の各点により総合的に評価します。
1.出席(20%)
2.卒業論文(80%)
2.1 卒業論文への取り組み
2.2 卒業論文発表会での発表
2.3 卒業論文
熊澤 光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』 三
恵社 1680円
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』 大学教育出版 2100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』 大学教育出
版 2400円 準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
卒業研究は、自分で資料を探し、検討することが重要です積極
的に行ってください。
熊澤光正 『作業姿勢と疲労・作業能率・職場意識の研究』
ココデ出版
熊澤光正 『生産期間とジャスト・イン・タイムに関する研究』
ココデ出版
四日市大学教育支援システム(Moodle)を利用します。卒業研
究は、自らの手で、テーマを考え、資料収集をし、構成し、自
分の考えをまとめるものです。各自の努力と自主性を発揮して
独自の研究成果をあげることを期待しています。
経営学・会計学専門演習4
4年次
2単位
講 義 計 画
1.ガイダンス
東 村 篤 後学期 必 修 2.卒業論文進捗状況発表(学籍番号順)
3.卒業論文進捗状況発表(学籍番号順)
4.卒業論文進捗状況発表(学籍番号順)
講義のねらい・到達目標
4年間の集大成として卒業論文を仕上げることが最終目標とな 5.卒業論文経過発表(進捗順)
ります。本演習では、期日内に心理的に余裕をもって卒論を執 6.卒業論文経過発表(進捗順)
筆し終えるため、11月第三週を着地点とします。9月からの後学 7.卒業論文経過発表(進捗順)
期工程表に基づき各自執筆、経過発表、個別指導を展開してい 8.合宿(卒業論文執筆指導)
9.卒業論文発表(学籍番号順)
きます。
10.卒業論文発表(学籍番号順)
11.卒業論文発表(学籍番号順)
12.卒業論文ゼミ内締切提出
13.卒業論文発表(学籍番号順・総括)
14.卒業論文要旨発表(学籍番号順)
15.まとめ(口頭試問審査対応)
成績評価方法
テキスト・教材
演習への取り組み、発表、ディスカッション、卒業論文内容を 「新版 大学生のためのレポート・論文術」(小笠原喜康・講談
総合的に評価。
社現代新書・720円+税)適時、配布または案内をします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「創造的論文の書き方」(伊丹敬之・有斐閣・1,700円+税)、夏
季休暇中を利用して研究テーマに沿った文献、資料を精読、整
理しておいてください。
特に、夏季休暇中に論文執筆に必要な調査、図表データの収集
は計画的に行いその都度、作図・作表しておく習慣をつけ論文
の展開を描きながら整理しておいてください。
− 142 −
経営学・会計学専門演習4
藤川なつこ
4年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
本演習では、経営学の中でも、特に、経営組織論および経営
戦略論を研究テーマとします。したがって、企業の戦略や組織
編成、組織内で働く人びとの行動について、深く学んでいきま
す。
4年次の後期では、各自が決定した卒業論文のテーマに沿っ
て、参考文献を読み進めるとともに、自分の考えをまとめ、卒
業論文を完成します。
【到達目標】
経営組織論および経営戦略論の体系的な知識の修得とともに、
それらの理論と現実の企業の関係を自ら主体的に考え、その考
えを発表する力を養うことを目標とします。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 卒業論文中間報告会
第3講 卒業論文中間報告会
第4講 卒業論文中間報告会
第5講 卒業論文の個別指導
第6講 卒業論文の個別指導
第7講 卒業論文の個別指導
第8講 卒業論文の個別指導
第9講 卒業論文の個別指導
第10講 卒業論文の個別指導
第11講 卒業論文の個別指導
第12講 卒業論文提出
第13講 卒業論文報告会
第14講 卒業論文報告会
第15講 全体のまとめ
成績評価方法
テキスト・教材
ゼミへの参加度(出席、姿勢、発表を含む)で評価します。
必要に応じて指示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
山倉健嗣・岸田民樹・田中政光『現代経営キーワード』有斐閣,
ゼミは、共通の関心をもったメンバーの相互交流を通して、
2001.
共同で学習していく場です。一人ひとりが積極的に参加し、自
分の意見を発言しましょう。
国際経営論a
3年次
神田善郎
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
今日、企業の経営活動は、国境を越えて地球規模で展開され
ている。企業活動には、国境が意識されていないかの様相が見
られる。他方で、国境による軋轢も顕在化している。このよう
に新産業、新技術の創出が求められる環境下で国際経営におけ
る属性、対象、行動の変遷から基本的知識を理解する。その上
で、出来るだけ事例を交え、受講生の理解を助けるように進め
る予定である。
本講義は、国際的企業の経営者、企業の管理者、国際的企業
に就職を目指す学生に向けた講義を進める。
国際経営の基本的な課題を理論と事例の両面から理解するこ
とを目的とする。
成績評価方法
・平常点(出席、受講態度、講義のコメント)
・講義の中で行う小テスト 30%
・試験 40%
講 義 計 画
第1講 講義の進め方
第2講 マーケットと経営資源
第3講 経営活動の国際化
第4講 日本企業の国際化
第5講 海外生産
第6講 グローバル経営
第7講 事例研究①
第8講 多国籍企業
第9講 生産体制(海外生産と国内生産)
第10講 品質管理と品質保証
第11講 製品開発
第12講 国際分業
第13講 事例研究②
第14講 事例研究④
第15講 まとめ
第16講 試験
テキスト・教材
30%
・講義のパワーポイント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
・伊藤賢次「新版 国際経営」創成社、
(2009年)
・竹田志郎編著「新・国際経営」文真堂、
(2011年)
・赤羽新太郎、夏目啓二、日高克平編著「グローバリゼーショ
ンと経営学」ミネルヴァ書房、
(2009年)
講義ではノートをとることを勧めます。また予習、復習は講義
の理解を促進します。また、受講態度は社会人になった時のマ
ナーに直結します。受講生の理解の状況によっては、シラバス
に沿わない進捗をすることがあります。
− 143 −
国際経営論b
3年次
神田善郎
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
今日、国際企業の企業間競争は、市場開発、新製品の開発、
人財の多国籍化など多面的に展開されている。また、進出国か
らは新産業創生への協力要請、資源獲得への要請に関する政治
的経済問題に対応が求められ、一企業の経営だけで判断するこ
とが困難になっている。
このような国際経営環境においては、企業自身に問題発見能
力、問題解決能力が求められていることを示唆している。
講義では、国際経営におけるマネジメントの視点から企業行
動、人的資源、異文化融合等の基礎的な知識を説明し、企業戦
略を中心に事例を交えて受講生の理解を助けるように進める。
本講義は、国際的企業の経営者、企業の管理者、国際的企業に
就職を目指す学生に向けた講義を進める。なお、国際ベンチャ
ーを目指す学生にもいくらかのヒントを与える講義を進める。
国際経営戦略の基本的な課題を理論と実践の両面から理解し、
問題解決のための方法を見つけ出すことを目的とする。
講 義 計 画
第1講 講義の進め方
第2講 グローバル化と競争戦略1
第3講 グローバル化と競争戦略2
第4講 異文化マネジメント
第5講 人的資源管理1
第6講 人的資源管理2
第7講 事例研究1
第8講 事例研究2
第9講 グローバル情報システム
第10講 アイデアの発想法
第11講 品質マネジメント1
第12講 品質マネジメント2
第13講 事例研究3
第14講 事例研究4
第15講 まとめ
第16講 試験
成績評価方法
テキスト・教材
・平常点(出席、受講態度、講義のコメント含む)30%
・講義の小テスト 30%
・試験 40%
・講義のパワーポイント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
・梶浦正己編著「グローバル・ビジネス」文真堂、(2006年)
・野口悠紀男「アメリカ型成功者の物語」新潮社、
(2009年)
・佐久間信夫編著「現代の多国籍企業論」学文社、(2002年)
・和田一夫「ものづくりを超えて」名古屋大学出版会、
(2013年)
講義ではノートをとることを勧めます。また予習、復習は講義
の理解を促進します。さらに受講態度は社会人になった時のマ
ナーに直結します。受講生の理解の状況によっては、シラバス
に沿わない進捗をすることがあります。
外国経営書講読
3年次
麻沼賢彦
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
<アメリカにおけるビッグ・ビジネスの生成・発展史>
アメリカ経済史・経営史研究における指導的人物の一人、ア
ルフレッド・D・チャンドラーのTHE VISIBLE HAND: The
Managerial Revolution in American Businessのなかから、興味
深く、また重要と思われる部分を選び出して講読する。
このチャンドラーの著作を通じ、アメリカにおけるビッグ・
ビジネスの成立・発展の歴史過程とその前提条件、成長戦略と
組織のありかた、革新的な企業家の発想と行動、アメリカ型産
業資本主義発展のダイナミクス、等々といった点について理解
を深める。これが到達目標。
老婆心ながら一言。翻訳書にはない、原書ならではの香気に
触れることなく卒業してしまうと、後日、必ず後悔することに
なろう。ましてや海外でのビジネスや大学院進学を志望する者
にとってはなおのことである。ことのついでに付言しておくと、
外国書講読は以前、経済学部の必修科目であった。
講 義 計 画
第1回 ガイダンス
第2回 チャンドラーのアメリカ経済史・経営史研究について(1)
第3回 チャンドラーのアメリカ経済史・経営史研究について(2)
第4回 新世界アメリカ
第5回 経営者資本主義の到来
第6回 近代企業の機能と構造(1)
第7回 近代企業の機能と構造(2)
第8回 アメリカの生活文化とビッグ・ビジネス(1)
第9回 アメリカの生活文化とビッグ・ビジネス(2)
第10回 近代企業の発生とその条件(1)
第11回 近代企業の発生とその条件(2)
第12回 近代企業の成長ー組織・戦略・人(1)
第13回 近代企業の成長ー組織・戦略・人(2)
第14回 近代企業の成熟ー多角化戦略と組織改革
第15回 第2次世界大戦後の近代企業の変貌ー株主資本主義の
時代へ
成績評価方法
テキスト・教材
出席・受講態度(20%)
定期試験(80%)
Alfred D. Chandler, Jr. , THE VISIBLE HAND:The
Managerial Revolution in American Business, The Bellknap
Press of Harvard University Press, 1977.(プリント配布予定)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
次の文献が理解を深めるのに役立つ。
英和辞典は毎回必携、電子辞書も可、ただしスマフォは不可。
アルフレッド・D・チャンドラー 「スケール・アンド・スコ
なお、外国書講読は英語の勉強ではあっても英語の勉強では
ープ」 有斐閣 決してない、重要なのは英語それ自体ではなく、英文で書かれ
ているその内容のほうであるということを忘れないように。
− 144 −
経営戦略論a
3年次
東村 篤
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
戦略とは何か?論理的に物事を考えることでその習慣がつき
ます。事業、企業は何を羅針盤にして、どこに向かって進むの
か?意思決定は、企業でありまさに経営そのものです。そのカ
ジ取り如何で業績の優劣が生まれます。多くの事例を通して事
業戦略に関わる諸分野の基本的な概念を幅広く講義するととも
に、事業活動、経営に潜む本質と課題解決策を総合的に考える
基礎的な能力を授業での討論等を通じて実践できる能力を養っ
ていきます。
成績評価方法
講 義 計 画
1.ガイダンス、企業経営のとらえ方
2.経営、戦略の概念定義、経営戦略論の論理
3.環境適応(外部環境分析)
4.環境適応(内部環境分析)
5.戦略実行とリーダーシップ
6.競争領域の設定
7.全体戦略(製品開発戦略・戦略的人的資源管理)
8.事業戦略(市場参入・事業撤退戦略)
9.戦略提携 M&A
10.知的財産戦略
11.顧客価値・事業創造. 広報戦略
12.経営戦略分析 ケーススタディ
13.経営戦略分析 ケーススタディ
14.経営戦略分析 ケーススタディ
15.まとめ
テキスト・教材
出席(出欠を兼ねて確認小テスト、中間テストを14回)40%、「経営の基本」第3版 (武藤泰明・日本経済新聞出版社・定価
授業への取り組み・対応姿勢20% 定期試験(レポート)40%、 1,000円+税)
を総合的に評価。
ほかに本講座用にプロジェクターを使用して手づくりで作成、
配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「経営戦略の論理」3版(伊丹敬之・日経新聞社)
「経営戦略入門」(網倉久永、新宅純二郎・日経新聞出版)
「競争優位の戦略」上下(M・Eポーター・ダイヤモンド社)
「ストーリーとしての競争戦略」(楠木建・東洋経済新報社)
経営戦略論b
3年次
藤川なつこ
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
企業を取り巻く環境の変化が急速になるにつれ、企業の方向
性を決める戦略は一層重要性を増している。このように現代で
は、戦略マネジメントが企業の存続および発展を大きく左右す
る。本講義では、前半に、事業レベルでの競争優位の獲得と維
持に焦点をあてた競争戦略を、後半では、全社レベルでの活動
領域の決定と資源配分に焦点をあてた企業戦略を学習する。
講義時には理論的な説明と共に具体的な事例を適宜用いる。
それによって理論と現実との橋渡しを行いながら理解を深め
るとともに、社会を見る目を養う。また講義中にミニテストを
行い、理解を深めるよう試みる。
【到達目標】
経営戦略論の理論的内容を理解し、修得するとともに、現実の
企業や身近な組織の事例をそれらの理論を用いて説明できるよ
うになること。
成績評価方法
経営戦略についての基本的な知識、スキルを身につけることで
将来、経営者・管理者として活躍されんことを期待いたします。
経営組織論、経営管理論と並行して履修されるとより理解度が
高まると思います。
講 義 計 画
第1講 講義の概要説明
第2講 経営戦略とは
第3講 業界の構造
第4講 5フォース・モデル
第5講 事例の分析
第6講 競争戦略
第7講 事例の分析
第8講 製品ライフサイクル
第9講 事例の分析
第10講 リソース・ベースド・ビュー
第11講 事例の分析
第12講 多角化
第13講 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
第14講 事例の分析
第15講 全体のまとめ
テキスト・教材
授業参加度50%、定期試験(持ち込み不可)50%を基準に評価 特に指定しない。
する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
【参考文献】
青島矢一・加藤俊彦『競争戦略論』東洋経済新報社, 2003.
沼上幹『わかりやすいマーケティング戦略(新版)』有斐閣,
2008.
網倉久永・新宅純二郎『マネジメント・テキスト 経営戦略入
門』日本経済新聞出版社, 2011.
受講生には、講義内容を「暗記する」のではなく、講義内容を
使って「社会現象を考える」ことが重要だという認識を持って
欲しい。その意味で本講義は、知識の獲得だけでなく、論理的
思考能力の養成も意図していることを踏まえて講義に臨んでも
らいたい。
− 145 −
経営組織論a
3年次
藤川なつこ
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
本講義では、企業を含めた組織一般の編成、発展の原理を学
習する。経営組織論は、①組織における人間行動に焦点をあて
たミクロ組織論と、②組織と環境の関係、あるいは組織間の関
係に焦点をあてたマクロ組織論、に大別される。本講義では、
このうち①のミクロ組織論について解説を行う。
講義時には理論的な説明と共に、具体的な事例を適宜用いる。
それによって、理論と現実との橋渡しを行いながら理解を深め
るとともに、社会を見る目を養う。また、講義中にミニテスト
を行い、理解を深めるよう試みる。
【到達目標】
経営組織論の理論的内容を理解し、修得するとともに、現実
の企業や身近な組織の事例をそれらの理論を用いて説明できる
ようになること。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 講義の概要説明
第2講 モチベーション 1
第3講 モチベーション 2
第4講 モチベーション 3
第5講 モチベーション 4
第6講 モチベーション 5
第7講 リーダーシップ 1
第8講 リーダーシップ 2
第9講 リーダーシップ 3
第10講 リーダーシップ 4
第11講 発表資料作成
第12講 発表資料作成
第13講 発表
第14講 発表
第15講 全体のまとめ
テキスト・教材
授業参加度50%、定期試験(持ち込み不可)50%を基準に評価 テキストは特に指定しない。講義時に適宜プリントを配布する。
する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
【参考文献】
岸田民樹・田中政光・山倉健嗣『現代経営キーワード』有斐閣,
2001.
桑田耕太郎・田尾雅夫『組織論』有斐閣アルマ,1998.
経営組織論b
3年次
藤川なつこ
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
本講義では、企業を含めた組織一般の編成、発展の原理を学
習する。経営組織論は、①組織における人間行動に焦点をあて
たミクロ組織論と、②組織と環境の関係、あるいは組織間の関
係に焦点をあてたマクロ組織論、に大別される。本講義では、
このうち②のマクロ組織論について解説を行う。
講義時には理論的な説明と共に、具体的な事例を適宜用いる。
それによって、理論と現実との橋渡しを行いながら理解を深め
るとともに、社会を見る目を養う。また、講義中にミニテスト
を行い、理解を深めるよう試みる。
【到達目標】
経営組織論の理論的内容を理解し、修得するとともに、現実
の企業や身近な組織の事例をそれらの理論を用いて説明できる
ようになること。
成績評価方法
受講生には、講義内容を「暗記する」のではなく、講義内容を使
って「社会現象を考える」ことが重要だという認識を持って欲し
い。その意味で本講義は、知識の獲得だけではなく、論理的思
考能力の養成も意図していることを踏まえて講義に臨んでもら
いたい。
講 義 計 画
第1講 講義の概要説明
第2講 環境と組織
第3講 組織構造 1
第4講 組織構造 2
第5講 組織構造 3
第6講 状況適合理論 1
第7講 状況適合理論 2
第8講 組織間関係 1
第9講 組織間関係 2
第10講 組織間関係 3
第11講 発表資料作成
第12講 発表資料作成
第13講 発表
第14講 発表
第15講 全体のまとめ
テキスト・教材
授業参加度50%、定期試験(持ち込み不可)50%を基準に評価 テキストは特に指定しない。講義時に適宜プリントを配布する。
する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
【参考文献】
岸田民樹・田中政光・山倉健嗣『現代経営キーワード』有斐
閣,2001.
桑田耕太郎・田尾雅夫『組織論』有斐閣,1998.
受講生には、講義内容を「暗記する」のではなく、講義内容を
使って「社会現象を考える」ことが重要だという認識を持って
欲しい。その意味で本講義は、知識の獲得だけでなく、論理的
思考能力の養成も意図していることを踏まえて講義に臨んでも
らいたい。
− 146 −
ベンチャービジネス論
3年次
2単位
講 義 計 画
日本経済は、2013年からのアベノミクス効果でようやくデフ
レからの脱却、再生への道を歩み出しました。しかし、世界的
に技術優位にありながらグローバル化とデジタル化の波に乗り
きれず世界市場で後塵を余儀なくされています。IPO企業数
も2009年(暦年ベース)19社をボトムとして2013年58社と増加
傾向にあり特色あるベンチャー企業が目立つようになってきま
した。本講義では、起業のスキルを得るとともにベンチャービ
ジネスのリスクとリターンについて説いていきます。
1.ガイダンス 起業僅か2年10か月でIPO実現のオルトプラス
社から学ぶ
2.ベンチャービジネスの概念定義
3.ベンチャービジネス成立の要件
4.ビジネスモデルと価値創造
5.アントレプレナーシップ起業家精神とイノベーション
6.ビジネスプラン(BP)と資本政策
7.ビジネスプランの作成実務
8.ベンチャー会計
9.知的財産権(特許)
10.知的財産権(コンテンツビジネス)
11.知的財産権(バイオビジネス)
12.ベンチャービジネスでの知的財産権の活用と管理
13.技術移転と産学官連携
14.ベンチャー成長マネジメント(企業倫理・戦略経営・コミ
ュニケーション)
15.まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
東村 篤
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席(出欠確認を兼ねて小テスト、小論文、中間課題レポート 「講義録 中小企業・ベンチャービジネス論」
(東村篤・プリコ)
14回)40%、授業への取り組み姿勢20%、定期試験40%、を総 プロジェクターを使用して手づくりで作成、資料を配布します。
合的に評価。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「中小企業・ベンチャー企業論」(植田浩史、桑原武志、本多哲
夫、義永忠一・有斐閣コンパクト)、「経営学入門シリーズ ベ
ンチャー企業<新版>」(松田修一・日本経済新聞社)、「会社を
成長させる5つのアクション」
(トーマツ・中央経済社)
中小企業経営戦略論
3年次
東村 篤
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
我が国では、就業者数の約70%が中小企業で働いており、企
業数でも、実に99.7%が中小企業です。グローバル化、少子高
齢化が進行する日本経済にとって中小企業にかかっていると言
っても過言ではありません。その意思決定を決するのは経営者、
トップであり羅針盤となる最善の経営戦略が重要であり、それ
を円滑に実行できる中小企業支援政策も重要な役割を担ってい
ます。本講義では、中小企業の特性・特質に焦点を当てて適切
な戦略論を説いていきます。
成績評価方法
本学履修証明「起業家養成プログラム」対象講座です。米国で
はグーグルやフェイスブックなどベンチャー企業群が経済を牽
引しており、日本でも、ベンチャー潮流の波、スキルを身につ
け起業家精神を持って活躍されんことを期待したい。
講 義 計 画
1.ガイダンス 中小企業の地位と役割
2.中小企業の経営戦略
3.中小企業の形態別経営戦略
4.下請け企業の経営戦略
5.地場産業企業の経営戦略
6.特異・特化企業の経営戦略
7.老舗企業の経営戦略
8.中小企業の知財戦略
9.中小企業のデザイン戦略
10.NPOの経営戦略
11.中小企業政策
12.事例紹介
13.事例紹介
14.事例紹介
15.まとめ
テキスト・教材
出席(出欠を兼ねて毎回確認小テスト、中間テスト14回)40%、 手づくりのテキスト、レジュメ、資料等を配布、PowerPoint等
授業への取り組み姿勢20%、定期試験(レポート)40%を総合 を使用します。
的に評価。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「中小企業・ベンチャー企業論」(植田浩史、桑原武志、本多哲
夫、義永忠一・有斐閣コンパクト)
旧課程での最終講座です。中小企業は、一般的に大企業に比べ
人、モノ、カネ、情報の経営資源が乏しく制約された中で特異
性を最大限発揮し発展し続けている企業が数多くあります。成
否を分ける点を生活から見つけ出す習慣をつけて欲しい。
− 147 −
人事管理論
3年次
吉成 亮
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この授業のねらいは企業の人的資源の様々な問題とその解決
策としての制度を理解することである。企業の人事労務の問題
は多岐にわたるとともに、企業の根幹をなしている。企業は人
を育てずして長期的な成長を夢見ることはできない。そのため
に企業は様々な解決策を模索しており、その知識を習得するこ
とはこれから企業社会に入っていく多くの学生にとって重要で
ある。
この授業の到達目標は企業の様々な人的資源の問題を把握す
るだけでなく、その活用法によって人的資源がどのように発展
するのかを理解できることが目標である。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 経営と企業組織
第3講 人的資源の機能1
第4講 人的資源の機能2
第5講 モチベーション1
第6講 モチベーション2
第7講 リーダーシップ1
第8講 リーダーシップ2
第9講 中間試験
第10講 雇用制度
第11講 キャリア開発
第12講 人事考課制度
第13講 専門職制度
第14講 賃金制度
第15講 まとめ
テキスト・教材
出席点50%
資料を配布する。
(ただし授業にいるだけで参加していない学生は出席とはしない)
中間試験20%
定期試験25%
発表5%
以上の割合を基本にしながら総合的に判断する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
奥林康司・上林憲雄・平野光俊著『入門 人的資源管理』中央 企業はどのように人を育てているのかということを理解し、自
経済社
分の活かし方を学んでほしいです。
中小企業経営論a
3年次
2単位
講 義 計 画
日々の生活で最も身近な存在である中小企業。グローバル化、
IT化した今日、中小企業を取り巻く環境は厳しさを増してい
ます。課題山積のなかにあって今日的問題をいかに捉え、解決
をさせていくのか中小企業経営に必要な知識、理論を学ぶとと
もに経営事例を紹介していきます。同時に問題意識と分析力を
養う意味から毎回、当日の日経新聞朝刊記事を解説、日経
TESTは解答しながら本質を考えスキルの向上とセンスを養っ
ていきます。
1.ガイダンス
2.中小企業とは概念・定義
3.中小企業とベンチャー企業
4.中小企業経営の特質
5.開業と廃業、中小零細企業を取り巻く環境
6.中小企業の経営課題(ファイナンス・事業承継)
7.職業から見た社会・経済構造の変化
8.ビジネスモデルとビジネスプラン
9.ニュービジネス(DVD視聴・感想)
10.地域とともに成長する中小企業 コミュニティビジネス
11.三重県の中小企業(ベンチャー企業含む)
12.地域の強みを活かし変化に挑戦する四日市企業
13.産業集積地の中小企業紹介 葛飾、大田、長岡、諏訪、東
大阪
14.変化に挑戦する老舗企業
15.まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
東村 篤
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席(出席を兼ねて随時確認小テスト実施)40%、授業への取 [講義録 中小企業・ベンチャービジネス論]
(東村篤・プリコ)
り組み姿勢20% 定期試験(レポート)40%、を総合的に評価。 プロジェクターを使用します。資料は随時配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「中小企業白書」各年度(ぎょうせい等)
「中小企業・ベンチャー企業論」(植田浩史ほか・有斐閣コンパ
クト)
「現代中小企業論」
(高田亮爾ほか・同友館)
本学履修証明「起業家養成プログラム」対象講座です。出席確
認を兼ねて毎回、授業への要望、感想または確認小テスト等を
行います。
− 148 −
中小企業経営論b
3年次
2単位
講 義 計 画
中小企業経営論a、bとの違いは、後期bでは事例から学ぶ
中小企業経営を考えていきます。グローバル化、IT化した今
日、中小企業を取り巻く環境は厳しさを増しています。課題山
積のなかにあって今日的問題をいかに捉え、解決をさせていく
のか理論と実態の検証を行っていきます。問題意識と分析力を
養う意味から毎回、日経TESTを説き解説、スキルの向上と
センスを養っていきます。
1.ガイダンス 中小企業とは
2.中小企業庁「中小企業白書」現状と課題
3.中小企業の現状と環境の変化
4.開廃業率の推移と日米の違い
5.起業を取り巻く環境の変化
6.新規事業、ニュービジネスが成立する背景
7.ベンチャービジネス
8.ソーシャルビジネス
9.事例紹介 三重県の中小企業
10.事例紹介 四日市の中小企業
11.事例紹介 話題の中小企業
12.事例紹介 グローバル化した中小企業
13.事例紹介 ローカルに特化した中小企業
14.事例紹介 変化に挑戦する老舗中小企業
15.まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
東村 篤
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席(毎回、出席を兼ねて授業への要望・感想、確認小テス 「講義録 中小企業・ベンチャービジネス論」
(東村篤・プリコ)
ト・中間テスト)40%、授業への取り組み姿勢20% 定期試験 手づくりのレジュメ作成、資料を配布、プロジェクターを使用
(レポート)40%、を総合的に評価。
します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「中小企業白書」各年度(ぎょうせい)
「中小企業・ベンチャー企業論」(植田浩史ほか・有斐閣コンパ
クト)
「現代中小企業論」
(高田亮爾ほか・同友館)
経営心理学
3年次
吉成 亮
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
組織の心理的側面はさまざまな局面で重要なトピックになり
える。たとえば、社内のコミュニケーションをどのように円滑
に進めればよいか、従業員のやる気をどのように引き出せばよ
いかなどである。これらのことに関して具体的事例を提示し、
理論的な側面を教示することが本講義のねらいである。
1つ1つの重要な事例からどのように論理的に筋道を立てて
社会心理学等の知見を借りながら考察できるようになる。これ
らを他の事例でも自由に応用できるようになることが到達目標
と言うことになる。
成績評価方法
本講義後半では、事業成功・失敗の経営の身近な事例を取り上
げ分かりやすさと興味が沸く授業を心がけていきたい。一方通
行でなく受講生参加型の双方向授業とします。
講 義 計 画
1.ガイダンス
2.経営心理学の展開
3.職場の人間関係(1)
4.職場の人間関係(2)
5.仕事への動機づけ(1)
6.仕事への動機付け(2)
7.仕事への動機付け(3)
8.組織内コミュニケーション
9.組織外コミュニケーション
10.リーダーシップ(1)
11.リーダーシップ(2)
12.リーダーシップ(3)
13.ストレス(1)
14.ストレス(2)
15.キャリア発達
16.まとめ
テキスト・教材
出席点50%
適時に資料を配付する。
(ただし授業にいるだけで参加していない学生は出席とはしない)
中間試験20%
定期試験25%
発表5%
以上の割合を基本にしながら総合的に判断する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『経営組織心理学』 若林 満(監)、松原敏浩・渡辺直登・城
戸康
彰(編著)ナカニシヤ出版
組織の心理的側面を理解できるようになってほしいと考えてい
ます。一緒に勉強しましょう!
− 149 −
経営工学
3年次
熊澤光正
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい 我が国の企業の多くは、バブル景気の崩壊によ
り、長く低迷を続けてきたが、近年回復の兆しが見られる。こ
のような状況の内にあってもトヨタを始めとするいくつかの企
業は確実な発達を遂げてきた。トヨタを始めとする企業群は優
れた企業経営やトヨタ生産方式を始めとする工学的手法により
成功を収めてきた。経営工学は企業や組織活動の目標達成のた
めに、必要な諸手法を生み出し体系化したものである。この中
で経営活動と管理、生産性の向上とその測定法などが開発され
た。
到達目標 経営工学では、トヨタ生産方と、特に生産期間課題
とトヨタ生産方式について検討し、管理の尺度、経営工学の歴
史、フォード方式、近年注目される経営工学の動きについて考
えるものである。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 これからの生産の新方向を探る(1)
第3講 これからの生産の新方向を探る(2)
第4講 私の現場経営(1)
第5講 私の現場経営(2)
第6講 トヨタ生産方式の開発時代に直面した課題(1)
第7講 トヨタ生産方式の開発時代に直面した課題(2)
第8講 トヨタ生産方式
第9講 原価の考え方
第10講 レイティング
第11講 作業姿勢と生産性1
第12講 作業姿勢と生産性2
第13講 作業姿勢と自覚疲労 トヨタ生産方式の場合
第14講 作業姿勢と自覚疲労 3姿勢の比較
第15講 映像資料
第16講 学期末試験
成績評価方法
テキスト・教材
出 席 20%
中間テスト 20%
学年末試験 60%
熊澤光正 トヨタ生産方式大全 大学教育出版 2500円
熊澤光正 作業姿勢と自覚疲労 大学教育出版 2000円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習 テキストと参考文献下読み
トヨタ生産方式を始めとする、経営工学の基礎から、世界的に
復習 学習内容の理解
評価されている日本の進んだ生産システムの理解まで進めます。
大野耐一『トヨタ生産方式』ダイヤモンド社
質問、意見大歓迎です。VTR等も活用する予定です。
日本経営工学会『生産管理用語辞典』日本規格協会 熊澤光正 『作業姿勢と疲労・作業能率・職場意識の研究』
ココデ出版
生産管理論
3年次
熊澤光正
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい 我が国の企業の多くは、バブル景気の崩壊によ
り、長く低迷を続けてきたが、近年回復の兆しが見られる。こ
のような状況の内にあってもトヨタを始めとするいくつかの企
業は確実な発達を遂げてきた。トヨタを始めとする企業群は優
れた企業経営やトヨタ生産方式を始めとする工学的手法により
成功を収めてきた。経営工学は企業や組織活動の目標達成のた
めに、必要な諸手法を生み出し体系化したものである。この中
で経営活動と管理、生産性の向上とその測定法などが開発され
た。
達成目標 経営工学では、トヨタ生産方と、特に生産期間課題
とトヨタ生産方式について検討し、管理の尺度、経営工学の歴
史、フォード方式、近年注目される生産管理の動きについて考
えるものである。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス 豊田喜一郎 トヨタを作った男(映像資料)
第2講 第2次世界大戦後のトヨタ(1)
第3講 第2次世界大戦後のトヨタ(2)
第4講 自働化システム
第5講 生産と在庫
第6講 ジャスト・イン・タイム
第7講 在庫の問題点
第8講 かんばんシステム
第9講 生産期間と企業経営(1)
第10講 生産期間と企業経営(2)
第11講 生産期間短縮の効果(1)
第12講 生産期間短縮の効果(2)
第13講 生産システムの設計方策と生産期間
第14講 トヨタ生産方式とMRP
第15講 自動車革命(映像資料)
学期末試験
成績評価方法
テキスト・教材
出 席 20%
中間テスト 20%
学年末試験 60%
熊澤 光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』 三
恵社 1680円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』 大学教育出
版 2400円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習 テキストと参考文献下読み
復習 学習内容の理解
大野耐一『トヨタ生産方式』ダイヤモンド社
日本経営工学会『生産管理用語辞典』日本規格協会
熊澤光正『作業姿勢と疲労・作業能率・職場意識の研究』
コデ出版
トヨタ生産方式を始めとする、生産管理の基礎から、世界的に
評価されている日本の進んだ生産システムの理解まで進めます。
質問、意見大歓迎です。VTR等も活用する予定です。
コ
− 150 −
経営財務論
3年次
三浦克人
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:ヒト,モノ,カネは,企業にとって必要不可欠
な経営資源です。本講義では,これらのうち,カネ(=資金)
の調達と運用にかかわる諸問題を扱います。企業は,ヒトに対
しては給料を,モノに対してはその代価を支払いますが,もち
ろんカネについても,代価を支払います。この代価を資本コス
トといいます。
到達目標:本講義は,資本コストの理解を軸として,経営財務
を深く理解していくことを目標とします。
講 義 計 画
1.経営財務とは
2.さまざまな資金提供者
3.資金の流れと資本コスト
4.リスクとリターン
5.資金の時間価値
6.企業の資本コスト
7.資本コストの計算
8.キャッシュ・フローの現在価値
9.回収期間法
10.正味現在価値法
11.内部収益率法
12.企業の資金調達
13.資本構成と企業価値
14.配当政策
15.総まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出席(40%),定期試験(60%)で評価する。
コーポレート・ファイナンス入門(日経文庫)
830円+税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
学習内容を適宜,復習することがのぞましい。
本講義では,数字をあつかいますが,むずかしい数学の知識は
不要です。気軽に受講してください。
監査論
3年次
藤野 裕・判治幹子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
会計監査(財務諸表監査)とは、企業が公表する財務諸表の
適性性(正しいか否か)について、監査人が専門的見地から意
見を表明する行為である。本講義では、この監査のプロセス全
般を説明することはもちろん、新聞や雑誌等の記事を補助資料
として用いて、現在の社会において生じている問題に「監査」
がどのようにかかわっているのかを説明し、監査が果たす役割
の重要性について学習する。
本講義では会計監査の目的、意義、内容等についての基本的
知識を習得し、監査が果たす役割の重要性について理解を深め
ることを目標とする。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 会計監査と基本的役割
第3講 金融商品取引法に基づく
会計監査制度
第4講 会社法に基づく会計監査制度
第5講 職業監査と監査基準
第6講 監査人の独立性
第7講 リスク・アプローチ
第8講 監査プロセス
第9講 リスク評価
第10講 固有リスクと統制リスク
第11講 継続企業の前提に関わる監査
第12講 監査意見と監査報告書
第13講 監査意見の種類と諸問題
第14講 不適正事項
第15講 四半期レビュー
第16講 定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(出席および小テスト等)50%
定期試験50%
山浦久司著「監査論テキスト」(中央経済社)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
山浦久司著「会計監査論」(中央経済社)
第3講∼15講では授業開始後10∼20分で小テストを行う予定であ
鳥羽至英、秋月信二著「監査の理論的考え方」
(森山書店)
る。
千代田邦夫、鳥羽至英責任編集「会計監査と企業統治」(中央経
済社)
− 151 −
キャッシュフロー会計
沓掛和男・岡野順子
3年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
企業活動を報告する手段として、「財務諸表」がその役割を担
っていますが、歴史的には、特に、「貸借対照表と損益計算書」
が主要な財務諸表とされてきました。最近になって「キャッシ
ュフロー計算書」が注目され、その作成が義務付けられました。
キャッシュフロー計算書は、支払手段として高い流動性を持つ
キャッシュ(現金、現金同等物)に注目し、経営活動における
キャッシュの流れを表示する計算書である。これまでの会計は、
利益の計算を重視した損益計算書の作成が中心となっていた。
講義では、現在の会計制度を理解し、キャッシュフロー計算書
の重要性について、特に、制度及び計算構造等を学習すること
をねらいとする。また、現実に、作成・開示されたキャッシュ
フロー計算書を分析利用し、企業の経営実態を診断できる能力
を養うことを目標とする。
講 義 計 画
1企業と会計
2企業の活動と企業の価値
3会計制度の特徴
4発生主義会計 Ⅰ企業の活動と簿記
5 〃 Ⅱ企業の活動と損益計算書
6 〃 Ⅲ企業の活動と貸借対照表
7キャッシュフロー会計の仕組み Ⅰ 生成発展
8 〃 Ⅱ 制度的特徴
9キャッシュフロー計算書の作成 Ⅰ 練習問題①
10
〃 Ⅱ 練習問題②
11
〃 Ⅲ 練習問題③
12
〃 Ⅳ 練習問題④
13キャッシュフロー計算書と経営診断 Ⅰ分析の特徴
14
〃 Ⅱ伝統的財務分析との対比
15
〃 Ⅲ事例分析
成績評価方法
テキスト・教材
出席すべき回数の2/3を出席すること。出席状況40%と定期試
験(レポート試験の場合もあり)60%の結果を総合的に評価
キャッシュフロー会計 矢野・三重野著 すばる舎
講義ノート(自制のプリント)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
キャッシュフロー計算書は、損益計算書と貸借対照表から作成 最近。「キャッシュフロー経営」などの書物がたくさん書店に並
されるので、簿記及び会計の仕組みやルールなどの基礎的知識 び、企業の活動における現金の流れに関心が集まり、注目され
と技術がぜひとも必要です。
ています。キャッシュフロー計算書に関して、その作成と利用
の知識と技術が特に必要とされています。
環境・国際会計
沓掛和男・岡野順子
3年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
近年、地球環境問題が社会における大きなテーマである。企
業等がサスティナブル(持続可能)な社会の発展を目指して、
環境保全への取組みを効率的かつ効果的に推進していくことが
必要である。講義では、具体的に、企業活動の環境保全のため
のコストと活動の効果を認識し、簿記会計の知識と技術を使っ
て、できる限り定量的に測定し伝達するという環境会計の仕組
みをを学ぶことをねらいとします。
企業経営の国際化・グローバル化がすすみ、その結果、企業
経営の成果を、これまでのローカルな基準ではなく、世界共通
の基準によって測定開示することになりつつあります。講義で
は、世界各国における会計制度を理解し、続いて世界共通とさ
れる「国際会計基準」の良否について学習することをねらいと
します。
環境会計も国際会計もともに、国際化・グローバル化により
会計の新領域となったもので、企業の国際化を理解し、国際感
覚を養うことを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
1企業活動と環境問題
2環境問題と会計
3日本における環境への取組み
4世界各国における環境への取組みの経緯①
5 〃 ②
6環境庁の環境ガイドラインと環境会計
7環境情報開示の現状①
8 〃 ②
9企業経営及び会計の国際化と会計制度
10日本の会計制度と情報開示
11アメリカ 〃
12イギリス・フランス 〃
13ドイツ 〃
14アジア 〃
15国際会計基準の特徴
テキスト・教材
出席すべき回数の2/3を出席すべきこと。出席状況40%と定期 「環境会計講義ノート」
(自制プリント)
試験(レポートの場合あり)60%の結果を総合的に評価
「国際会計講義ノート)
(自制プリント)
国際会計基準 徳賀 芳弘 新世社
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
環境会計も国際会計もともに比較的新しい学問領域です。した
がって、流動的で、世界の政治経済、国際会議等の動向に関心
を持ってください。
(参考文献)
環境会計入門 山上 達人 著 白桃書房
国際会計論 権 泰殷 編 創成社
環境会計も国際会計も近年のグローバル化によりその必要性が
認められた科目で、今後より一層その役割が期待されています。
コミュニケーション手段としての役割を持つ簿記会計の知識と
技術は、卒業までは是非会得したいものです。
− 152 −
管理会計論
三浦克人・岡野順子
3年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:管理会計は,経営者のための会計,経営管理の
ための会計です。将来,企業経営をしたい人や,企業内の各部
門でマネジメントを担当する職につきたい人にとって,管理会
計の知識や技能は必要不可欠なものとなります。管理会計の領
域は,意思決定会計と業績評価会計に区分されますが,本講義
ではこのうち,前者をあつかいます。
到達目標:本講義を受講することによって,企業内部で行われ
るさまざまな意思決定に関する知識や技能を習得することがで
きます。
講 義 計 画
1.管理会計の概要
2.意思決定会計と業績評価会計
3.変動費と固定費
4.原価の分解
5.CVP分析(1)
6.CVP分析(2)
7.CVP分析(3)
8.さまざまな原価概念(1)
9.さまざまな原価概念(2)
10.線形計画法(1)
11.整形計画法(2)
12.差額原価・収益分析(1)
13.差額原価・収益分析(2)
14.差額原価・収益分析(3)
15.総まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出席(40%),定期試験(60%)で評価する。
講義中にプリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
学習内容を適宜,復習することがのぞましい。
本講義では,さまざまな計算問題を解くことになりますが,む
ずかしい数学の知識は不要です。気軽に受講してください。
公会計
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
藤 野 裕 後学期 選 択 第2講 公会計の基礎
第3講 財務報告
第4講 資産と負債
講義のねらい・到達目標
一般に会計と言えば企業会計のことを指します。企業会計と 第5講 収益と費用
は営利を目的とする法人を対象としたものです。しかし、現代 第6講 業績評価
社会には営利を目的としない法人や地方公共団体等も存在しま 第7講 中央政府会計制度
第8講 予算編成
す。
そこで、本講義では企業会計の対象外とされている団体の会 第9講 地方自治体会計
第10講 新公会計制度と財政健全化法
計について講義をします。
到達目標は公会計の目的・対象・制度を理解することと、企 第11講 公営企業会計
第12講 社会福祉法人会計
業会計との異同点を理解することとします。
第13講 病院会計
第14講 アメリカの政府会計
第15講 イギリスの政府会計
第16講 定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
レポート50%
稲沢克祐「公会計」同文館出版
レポートは第3講、第6講、第9講、第12講、第15講の開始時
に提出すること。
各10%とする。
期末試験50%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
宮本幸平「非営利組織会計テキスト」
(創生社)
なぜ営利を目的としない団体が必要なのか、ということを考え
石井薫・茅根聡共著「政府会計論」
(新世社)
ると、公会計の意味を理解しやすくなると思います。
大塚宗春・黒川行治責任編集「政府と非営利組織の会計」(中央
経済社)
− 153 −
税務会計論
沓掛和男・判治幹子
3年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
納税義務を前提とすれば、一般に、個人であれ、法人(企業)
であれ、一定の条件を満たせば、税が課される。法人の場合、
一定の所得があれば、その所得(法人の所得)に対して課税さ
れ、その「所得」を算出するために会計の知識と技術がが適用
される。税務会計は以上のような役割を持っている。
講義では、税とは何か、税の計算とは何か、また会計が税と
どのような関係にあり、今後課税のあり方はどうあるべきかに
ついて理解することがねらいである。
現実の法人の所得計算には、法がかなり複雑に関係しており、
税理士、公認会計士や会社の経理担当者がこのような仕事のプ
ロである。将来、こうしたプロの会計士を目指すことを希望す
る場合の基礎をを身に着けることを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
1企業の活動と租税
2わが国税制と租税
3法人税と会計制度
4法人税と計算原理
5所得概念と課税所得
6課税所得と企業利益
7益金と収益
8損金と費用
9権利確定主義と実現基準
10債務確定主義と発生基準
11各種取引と税務上の処理①
12各種取引を税務上の処理②
13税務会計と企業会計の調整
14税効果会計
15法人税の計算と申告
テキスト・教材
出席すべき回数の2/3を出席のこと。出席点40%と定期試験 「税務会計講義ノート」
(自制プリント)
(レポートの場合あり)60%を総合的に評価。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
簿記と会計の知識と技術が必要です。
(参考文献)
法人税法精説 武田隆二著 森山書店
税務会計論 中田信正書 同文館
簿記原理2
私たちの生活は税と密着しています。税に関心を持ち、税のあ
り方を考えてください。
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 講 義 を 始 め る に あ た っ て- 授 業 計 画 の 説 明 、
「簿記原理1」との関係
永 戸 正 生 後学期 選 択
第2講∼第3講 現金・預金
第4講∼第5講 商品売買・掛売買
講義のねらい・到達目標
この講義では、「企業における資本の動きを貨幣金額にもとづ 第6講∼第7講 手形・貸倒引当金
いて記録、計算し、その結果を一定期間に区切って明らかにす 第8講∼第9講 有価証券・固定資産・資本
る仕組みないし方法」を学びます。その内容は、簿記を初めて 第10講∼第13講 決算
学ぶ人のために、「簿記原理1」に続いて簿記の基礎面の修得に 第14講∼第15講 簿記の一巡(総合問題)
重点がおかれます。講義の進め方としては、説明と例題を織り
まぜて理解を深めていくという方法をとり、その間、できるか
ぎり個々人の質問にこたえていきたい。
「到達目標」は、日商簿記検定試験の商業簿記3級の実力を
得ることであります。なお、特に簿記という学問は、順番を追
って、最初からきちっと理解を積み重ね、着実に一歩一歩進ん
でいくという勉強方法をとらなければ、これを修得することは
困難です。この点をよく認識し、常日頃の勉学に励んでいただ
きたい。
成績評価方法
テキスト・教材
基本的には、次の3点の総合評価によりますが、なかでも定 新検定簿記ワークブック3級/商業簿記 渡部裕亘・片山覚・
期試験(筆記試験)を最重視します。これら3点の配分方法及 北村敬子著 中央経済社(後半部分)
び評価割合は、第1回目の講義において具体的に説明します。
1.試験
2.レポート等提出状況
3.出席状況
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日商簿記検定試験問題集・プリント(特に授業に関する予習・ この授業科目が理解できていないと、会計学関係の科目を理解
復習をしっかりと行うこと)
することはできません。
簿記一般教程 武田隆二著 中央経済社
− 154 −
キャリア実践論
3年次
小森久衛
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
本科目のねらいは、「就職活動」への具体的準備、すなわち実
効的な応用と活用としての「キャリア基礎能力」の実践的養成で
ある。より具体的には、キャリアサポート課が主催するキャリ
アガイダンス(就職支援プログラム)への参加準備として、採
用試験に臨んで不可欠の必要となる自己分析、業界・企業研究、
エントリーシート・履歴書の書き方、面接・小論文への対応、
各種試験・SPI対策等への理論準備的な指導である。
到達目標としては、学生諸君がキャリアサポート課の「プロ
グラム」と相俟って、「就活」対策を確実に実践しつつ、過酷な
グローバル競争社会の中で自己責任や諦念に沈むのではなく、
克服すべき自己課題への果敢な挑戦として自己の人間的な成
長・発達課題との両立を不断に探究することが人生としてのキ
ャリア形成の現実のあり方だと自覚することである。
成績評価方法
講 義 計 画
① ガイダンス、2013年度・進路結果報告
② 講義:「就職活動」とは
③ 講義:自己分析-性格と職業適性(1)
④ 講義:自己分析-性格と職業適性(2)
⑤ 講義:自己分析-SPI[能力・性格特性](3)
⑥ 講義:業界、業種、企業研究(1)
⑦ 講義:業界、業種、企業研究(2)
⑧ 講義:三重県、東海地区就職求人状況
⑨ 講義:エントリーシート、履歴書の書き方(1)
⑩ 講義:エントリーシート、履歴書の書き方(2)
⑪ 講義:エントリーシート、履歴書の書き方(3)
⑫ 講義:時事問題、一般常識・教養試験
⑬ マナー入門、面接試験、小論文・作文試験
⑭ 就職内定者体験報告
⑮ まとめとアンケート調査
テキスト・教材
出席(60%以上)とレポート提出(60%以上)を総合して成 テキスト:講義の中で適宜指示します。
績評価を行う。
教 材:必要に応じて配布します。
本科目は「認定科目」であるため、成績は「認定」か「不認
定」かのどちらかとなり、「認定」の場合のみ、2単位取得とな
る。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
準備学習:積極的な意欲と姿勢が必要です。
参考文献:講義の中で適宜指示します。
厳しい就職状況ですが、納得できる成果を得るためには、自己
のおかれた経済情勢等の客観的な分析とその矛盾的で非合理的
な構造の解明、その中で働くことの社会的自立的意義を実現化
する創意工夫、また忍耐力と着実な努力が不可欠です。
講 義 計 画
講義のねらい・到達目標
成績評価方法
テキスト・教材
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
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