http://www.ja-eminami.or.jp/ NHKの連続テレビ小説「ウェルかめ」がもうすぐ 最終回をむかえる。といって、最初から毎回楽 しみに見ていたわけではないのだが、ふとした きっかけに、ほぼ最終週に近づいてから初めて 見て、「あ、これ自分たち広報担当者の仕事と 非常に近い。てゆうかそのものじゃないか」と気 付いた次第。ドラマに登場する主人公もまた、カ メラを手に各地の人々を取材する。様々な人と の出会い、地域の魅力を発信し多くの人に知っ てもらいたいという気持ち、田舎ならではの人 の温かさ―ドラマでは、等身大の主人公が、た くさんの人に支えられながら一歩一歩夢を実現 させていく過程をほのぼのと描いている。雑誌 やフリーペーパー、広報誌、媒体は違っても同 じ方角を向いて活字や写真と取っ組み合う仕事 は共通で、今さらながら大きな親近感を覚えた 連続ドラマだった。 特集のブラッドオレンジ、取材した日は収 穫期が若干まだ先のため、色づきが薄 い!読者の皆さんには本来の果肉の赤色 を見せたかったのだが… ◆ [特集] ブラッドオレンジ序曲 日本で初めてにして唯一の産地化をめざして生産に取り 組む、JAえひめ南のブラッドオレンジ。地中海地方が原 産、赤い果肉が特徴的なかんきつの魅力にせまる巻頭特 集6ページ。生産者3人から話をきいた。 ◆ ようきた農(拡大版) アイリスやキクを育てる花卉農家、こだわりの完熟トマトを育て る農家を紹介する。生き生きとした生産者の表情が、いちばんの 見どころ。 ◆ 農家と料理のおいしい関係 地元、津島町内産のコシヒカリを使った、愛媛南予地方ならで はの素朴な菓子「にぎり豆」を、調理してくれた女性部と生産者の 横顔とともに紹介する。 ひな祭り用「ひな豆」としても親しまれる菓子は、歯触りが軽く、 子どもから高齢者までおいしく食べられると、道の駅などでも人気 を集める。 JA管内にケータイ電話の電波 がきていない圏外エリアは多々 あるが、愛南町のほぼ最西南端 に位置する高茂(こうも)岬もそ のひとつ。何もないが壮大な絶 景風景が眼下に広がる場所だ。 正式名称の良く分からないモノは数多くあるが、 我々かんきつ農家にあって、あまりにも見慣れたこ の農具もまた名称不明の逸品だ。素材は鉄製はり がね。単に「わっか」と呼ばれるコレについては次 回5月号特集で確認してほしい。 〒798-0031愛媛県宇和島市栄町港3丁目303番地 (電話)0895-22-8111
© Copyright 2024 Paperzz