— 表紙写真について — 当院本館より東の空を望む。初霜の声を聞く頃、空はいよいよ深く、曙光はさ らに清澄さを増す。この時期、日の出の位置は宝満山から遠ざかり、貧弱なる 我がコンパクトカメラの画角いっぱいになんとか両者を収めることができた。 医師 渡邊 義将 目 次 理 念 と 基 本 方 針 .................................................................................. 4 患 者 さ ん の 権 利 宣 言 .................................................................... 5 患 者 さ ん へ の お 願 い .................................................................... 5 巻 頭 言 ............................................................................................................. 6 沿 革 .................................................................................................................. 11 病 院 概 要 .................................................................................................... 12 関 連 施 設 .................................................................................................... 13 年 間 行 事 .................................................................................................... 14 部 内 活 動 .................................................................................................... 15 医 局 ..................................................................................................................16 看 護 部 ...........................................................................................................28 リハビリテーション部.........................................................................................31 患 福 祉 部 ...........................................................................................................44 管 理 部 ...........................................................................................................49 者 動 向 .................................................................................................... 55 平均在院患者数....................................................................................................56 新入院患者数 .......................................................................................................56 病棟別患者延べ人数 .........................................................................................57 病棟別入院患者稼働率 ........................................................................................57 病棟別入院・転入患者数 .....................................................................................58 病棟別退院・転出患者数 .....................................................................................58 入院患者 ICD-10分類別 ..........................................................................59 退院患者 ICD-10分類別 ..........................................................................59 ICD-10別退院患者平均年齢・平均在院数 ................................................60 外来平均患者数 ...................................................................................................61 外来初診患者数 ...................................................................................................61 外来患者延べ人数 ................................................................................................62 [- 2 -] 委 員 会 活 動 ............................................................................................. 63 医療安全管理委員会 ............................................................................................64 事故対策委員会 ...................................................................................................66 医療品安全管理委員会.........................................................................................69 医療機器安全管理委員会 .....................................................................................70 院内感染対策委員会 ............................................................................................71 防災委員会 ...........................................................................................................73 医療ガス安全委員会 ............................................................................................75 労働安全衛生委員会 ............................................................................................76 公用車運行管理委員会 ........................................................................................77 個人情報保護委員会 ............................................................................................78 薬事委員会 ...........................................................................................................80 給食委員会 ...........................................................................................................83 EST委員会 .......................................................................................................84 カルテ開示委員会 ................................................................................................85 倫理委員会 ...........................................................................................................86 褥瘡対策委員会 ..................................................................................................87 図書管理委員会 ...................................................................................................88 広報委員会 ...........................................................................................................89 サービス向上委員会 ............................................................................................91 輸血療法委員会 ...................................................................................................92 Nutrition Support Team 委員会 ..................................................................93 誠愛教育委員会 ...................................................................................................94 フットケア委員会 ................................................................................................97 認知症ケアチーム委員会 .....................................................................................98 編 集 後 記 .................................................................................................... 99 [- 3 -] 理念 ひとりひとりの明日のために、 質の高いリハビリテーション医療を提供し、 患者さんの活動と社会参加を支援します。 基本方針 患者さんの人権を尊重し、個人情報を守秘します。 法令を遵守し、説明と同意のもと、 安全で全人的な医療を行います。 活発な研修及び研究活動を展開し、 先進的なリハビリテーション医療を提供します。 個々の患者さんに適した療養環境を整えます。 地域と連携し、社会に貢献できる チーム医療を目指します。 [- 4 -] 患者さんの権利宣言 当院では次に掲げる患者さんの権利を尊重した医療を行います 1. 個人の尊厳とプライバシーを守る権 利 2. 良質で適切な医療を公平に受ける権利 3. 自 らのことを知 り、説 明 を受 ける権 利 4. 医療行為を選択、そして決定する権利 5. セ カ ン ド ・ オ ピ ニ オ ン を 申 し 出 る 権 利 6. 自分の診療に関し記録情報を得る権利 7. 日常生活に配慮した医療を受ける権利 患者さんへのお願い 当院では患者さんの権利を尊重するとともに、以下のことをお願いしています。 ご理解とご協力をお願いします。 1. ご自身の健康状態の変化に気づかれた場合は速やかにお伝えください。 2. 検査や治療などの医療行為は、十分な理解と合意の上、お受けください。 3. すべての患者さんが、快適な環境で適切な医療を受けることができるように、 他の患者さんのご迷惑にならないようにご協力ください。 [- 5 -] 巻 頭 特定医療法人 理事長 言 社団 三光会 小野山薫 平成 26 年度は、特定医療法人社団三光会にとって厳しい年であった。医療費の新たな改訂 がリハビリテーション関連に及び、当社団の収支の 70%を占める誠愛リハビリテーション病 院に大きな影響が予測され、その対策に追われた 1 年であった。詳細は既に平成 26 年 5 月 23 日の理事会などで今後の予測を述べている。 誠愛リハビリテーション病院は 116 床がリハビリテーション病床、40 床が療養病床、54 床 が一般ないし亜急性期病床で,合計 210 床。リハビリテーション病院は急性期病院からリハ ビリテーションを必要とする患者が紹介されることで成り立っている。従来、当院では、ま ず 7~10 日間、一般病床で必要な検査を行い、回復期リハビリテーション病床に転棟させて いた。リハビリテーションを必要とする患者は多彩な疾患を有し、急性期病院に課せられて いる入院期日の制限内では十分に検査が出来ていない。リハビリテーションを安全に行い、 在宅復帰を目指すために、入院当初に精査は欠かせないものであった。 しかし、今回の医療費改訂では、急性期病院から回復期リハビリテーション病床、その他 特定の施設への転院や帰宅が 75%以上と定められた。一般病床、亜急性期病床への転院は除 外された。これにより当院の 54 床の一般、亜急性期病床には急性期病院からの紹介がなくな り、これら 54 床を埋めるめどは立たなくなった。このため、26 年 4 月より、54 床の一般、 亜急性期病床を回復期リハビリテーション病床に変更し、当院は療養病床 40 床を除く 170 床 全てを回復期リハビリテーション病床とした。 (更に平成 26 年 8 月 1 日には入院数の少ない 療養病床を 40 床から 36 床に減らし、誠愛リハビリテーション病院のベッド数は 206 床とな った) このような病床の変更により、1 ヶ月間(平成 26 年 4 月)は全ての回復期リハビリテーシ ョン病床(170 床)でリハビリテーションの休日加算が得られない。さらに 54 床の一般、亜 急性期病床を回復期リハビリテーション病床に変更したことにより、これら 54 床の入院医学 管理料は 6 ヶ月間、以下に述べるリハビリテーションⅢが適用され、減額となった。 すでに平成 24 年度の医療費改訂で、回復期リハビリテーション病床入院医学管理料は、従来 I、II の分類であったものが I、Ⅱ、Ⅲに分けられていた。当院は従来 I であったが、新たな I に出来れば増額となったが、重症患者率 30%以上、看護師比率 13 対 1、などが全病棟で達 成されなければならず、ハードルが高く、新Ⅱを選択せざるを得ず、入院医学管理料は従来 と比べ殆ど変化はない。平成 26 年度の医療費改訂では、全病棟新Ⅱのうえ、一部の病棟が新 I に適合していれば病棟単位で新 I が得られるよう、条件が緩和されたが当院では重症患者 率,看護必要度がクリア出来ず申請していない。 平成 26 年 4 月からの病床の変更などによる上記のペナルティーや、一般病床からリハビリ テーション病床への変更により検査料、画像料、投薬料などが「まるめ」となり、これらが 全て入院料に含まれるので、かなりのマイナス収支が予測された。年初の平成 26 年度の年収 予測では、最悪の場合、概算 1 億 1 千万円の減収と算出されたが、実際 1 億 4 千万円の減収 であった。 [- 6 -] この要因は上記の他に、在院患者数の大幅な減少(年間 4,350 人)がある。誠愛リハビリ テーション病院では、入院患者数以上に退院患者数が多かったこと、更には徳州会が新築を 機に約 40 床の回復期リハビリテーション病床を作り脳卒中の紹介患者が減少したこと。また詳細は不 明だが、福岡周辺で 9 月頃、一時的に脳卒中の発症が減ったことが挙げられる。 近年、リハビリテーション施行量(単位)が厳しく制限され、特に福岡県は異常と思えるほ どに厳しい。従って在院患者数の減少は、リハビリテーション料の減少に連動する。一方、 入院期間は疾患別に定められているが、福岡県が特に厳しいことはなく規定通り認められて いる。 誠愛リハビリテーション病院だけの特徴か定かでないが、患者の在院日数を減らし、早期 退院を誇示することが、回復期リハビリテーション治療の本道とする傾向が見受けられるが、 これは一般病床入院患者と混同していると考える。一旦、回復期リハビリテーション治療を 必要とする疾患を発病すれば、それを機に十分の期間リハビリテーションを行うべきです。 この点、主治医の認識を改めてもらいたいと考え、平成 26 年度中途からいささかの改革を行 った。それが原因とは言えないにしても、平成 26 年度の最後の 3 ヶ月間は 95%以上の在院 患者率が達成された。認められた期間一杯のリハビリテーションを行うのが最良の医療と考 えます。 回復期リハビリテーション患者は、それまでの多彩な疾患の結果、リハビリテーションを 必要とするアクシデントを発症したもので、各種の治療が欠かせない、当院でも次第に充実した治 療が行われている。摂取嚥下改善チーム、口腔ケアチーム、フットケアチーム、認知症チー ムケア等が作られ、リハビリ治療期間中に出来るだけ全身状態の改善を図る施策を開始した。 これらが加わることで、目的とするリハビリテーションにもより効果的であると考えられる。 介護老人保険施設カトレアについてみると、今回の医療費改訂により、カトレアが在宅復 帰率 30%以上であれば、急性期病院はカトレアなど特定の施設に紹介することにより 75%以 上の在宅復帰率とカウントされるようになった。カトレアにとってみれば在宅復帰率 30%以 上を維持することは、急性期病院から紹介を受ける必須の条件である。これはかなりの努力 が必要であり、県内では 4 施設が 30%を超えている。これによりカトレアでは入所者数(率) は減少した。この条件を達成すれば加算が付くが、今後、入所者減と加算付加の収支の精査 が必要となる。三光クリニックについてわずかに透析患者数が減少、昨年と比べ収益減とな った。 医療費は今後「まるめ」となる傾向が更に進むであろう。三光会傘下の施設はいずれも「ま るめ」のもとで医業が行われている。今後は「まるめ」を十分に理解した上で、患者に優し く、かつ賢い医療を実施していかねばならない。 誠愛リハビリテーション病院が試みるリハビリテーション治療期間中の各種付加治療は、 目的とするリハビリテーションにもより効果的である。しかし、これらの費用はすべて「ま るめ」の収入の中で行わねばならない。 「まるめ」費用を節約するためには,投薬、検査、画 像検査の効率的な実施による支出の抑制が必須であり、今後一層の知恵をしぼらねばならな い。 [- 7 -] 誠愛リハビリテーション病院 院長 井林雪郎 平成 26 年 4 月の診療報酬改定に伴い、急性期病院から退院する患者さんも在宅 ないし回復期病床への転院が 75%以上を満足しなくてはならなくなったため、当院 の一般/亜急性期病床は全て撤収し回復期 170 床+療養型 36 床(40 床を4床減) の計 206 床に模様替えしました(理事長巻頭言に詳述)。 今年度の病棟修理費は例年に比べて軽減、一方で疾患/年齢/経過時期別に模索決 定した 1 日当りの最大リハ単位数を遵守することで、成人リハ査定額も最小限に抑 えることができました。ところが、病床変更に伴う全病棟「マルメ」医療、初秋か ら冬にかけての入院患者数の極端な減少などから明らかな減収傾向に見舞われま した。細かく分析すれば、春の診療報酬改定による廃用症候群の受け入れが制限さ れたこと、前述通り回復期にも一部は必要と信じていた一般病床(出来高)が使え なくなったこと、紹介患者の 3 割を占める近隣の某系列大病院が新病院移転と共に 回復期 39 病床を増床しその分患者さんが一時的に減少したこと、10 年振りの凌ぎ 易い夏季の影響などから脳卒中患者の発症自体が少なかったこと等が原因として 考えられました。9 月の入院患者総数は遂に 160 名を下回りましたが、その後、制 限範囲上限までの入院延長の可能性を患者さん/ご家族に説明し、早期退院患者に 対してはアンケート調査を施行、加えて入院待機患者を可能な限り減らす工夫を積 極的に励行しました。その結果、入院患者数は徐々に回復し、本年 2 中旬には総数 202 名を数えるに至り、その後も平均 190 名を下らない状況が継続できています。 これからも、多くの高齢者が加入している国保の医療費が益々削減される中、ジェ ネリックの普及促進、賢い必要最小限薬処方、病床数の更なるスリム化、医療費の 無駄防止など国の方策にもアンテナを張りながら、院内の意思統一を研ぎ澄ますよ う努力して参ります。加えて、数年後の新病院改築を新規かつ具体的な目標に掲げ、 理に適わぬ余計な出費削減に注力しながら、職員一同が収入減をカバーすべく贅沢 を見直す規約改定等が必須事項と考えている次第です。 一方で、回復期リハビリ病院としての臨床研究発表や班研究協力などに関して は、地道に確りと継続して行きたいと思っています。数こそ少ないですが、例年 通り海外を含めた学会にも各部署の若手〜中堅者が積極的に発表・論文化を目指 しております。今年度からは民間の当院が厚生労働科学研究班(九大脳神経外科 飯原班長)の「非浸襲的脳機能測定装置を用いた手指装具の操作による、脳卒中 後遺症(上肢麻痺)治療法の開発」の研究協力者にも加えて戴きました(各部の 業績参照)。また、入院患者さんの人間回復に少しでも役立てようと、数年前に本 格的に結成された摂食嚥下チーム(EST)の他、フットケアチーム(FCT)、認知症ケ アチーム(DCT)、さらには歯科医師や歯科衛生士のご協力を得ての口腔ケアチーム (OCT)など、ソフト面での充実を図った“思いやり医療”も軌道に乗りつつありま す。皆さんがより実践的かつ充実した入院リハビリ生活を続けられ無事に在宅復 帰できますように、今後とも職員一同力を合わせ鋭意努力して参る所存です。ど うか宜しくお願い致します。 [- 8 -] 誠愛リハビリテーション病院 名誉院長 黒川 徹 1)方針: 外来のみを行い、診療対象疾患は主として発達障害、脳性麻痺等の神経系の疾 患であり、発達障害は小学校入学まで、運動系は 18 歳までを目途に行っている。 2)診療体制: 小児部門の医師は常勤医師 3 名(黒川、佐竹、横溝)、非常勤医師 3 名(重藤、 楠田、井上)であった。小児担当リハビリスタッフは PT 5 名、OT 6 名、ST 3 名、計 14 名であった。その他、外来看護師、社会福祉士等が関わった。 新患、リハビリ進行度、今後の方針等について毎週、数例ずつ医師、看護師、 担当リハビリ士、社会福祉士合同でカンファレンスを行って来た。 3)患者統計: 2014 年度は延患者数 19,573 人、実患者数 802 人、新患 161 人であった。リハ ビリは 2013 年以後、脳性麻痺は 18 歳、発達障害は小学校入学までとした。新患 は週 4 名の予約制でおよそ 4、5 ヵ月待ちの状態が続いている。 患者実数の疾患分布は広汎性発達障害 262 人(32.6%)、注意欠陥多動性障害 70 人(8.7%)、脳性麻痺 153 人(19.1%)、運動発達遅滞 52 人(6.5%)、精神遅滞 83 人 (10.4%)、精神運動遅滞 42 人(5.2%)、ダウン症その他の染色体異常 35 人(4.4%)、 言語障害 45 人(5.6%)、てんかん 28 人(3.5%)、その他 33 人(4.1%)、計 802 人(100%) であった。 4)誠愛リハビリテーション病院小児勉強会 黒川 徹 「100 歳まで生きる生き方に関する考察」2014.6.23. 黒川 徹 「世の中の情勢から小児リハビリを考える」2014.10.27. 黒川 徹 「てんかんと脳の機能」2015.1.26. [- 9 -] 黒川 徹 「自閉症スペクトラム障害の症状、要因、治療とその後の経過」 2016.2.23. 5)発表、講演 黒川 徹 「100 歳まで生きる生き方」 筑紫優良法人会 2014.6.1 筑紫野市 黒川 徹 「中・高年の健康と子育てサポートに関するメモ」 「自閉症スペクトラム障害:疫学、原因、症状、治療効果、成人期症状」 子育て問題を考える福岡会議 2014.9.17. 福岡市 黒川 徹 黒川 徹 黒川 徹 黒川 徹 「成人期の難治てんかん」 茜園研修会 2014.10.24. 飯塚市 「100 歳時代の健康」奈良大宮ロータリークラブ 2015.2.24. 奈良市 「てんかん性発作と非てんかん性発作の鑑別法」 フレンズ研修会 2015.3.4. 筑紫野市 「100 歳時代を生きる」第 454 回西部小児科臨床懇話会 2015.3.11. 福岡市 [- 10 -] 沿 革 昭和63年 3月 大野城市に「誠愛病院」開設(210床) 山下茂雄理事長就任 山下貴史院長就任 結核指定医療機関、原爆被害者指定病院、生活保護指定 昭和63年 7月 山下貴史理事長就任 平成 5年 7月 「誠愛病院」を「誠愛リハビリテーション病院」に改称 平成 6年10月 病院隣接地に「老人保健施設カトレア」を併設 平成11年 7月 「訪問看護ステーション誠愛」開設 平成12年 4月 「居宅介護支援事業所カトレア」開設 「介護老人保健施設カトレア」へ名称変更 平成14年 7月 回復期リハビリテーション病棟(36 床)開設 平成15年 1月 黒川徹院長就任 平成15年 7月 回復期リハビリテーション病棟(40 床)増設 平成15年11月 医療機能評価機構認定病院として認定される 平成16年 9月 R&Iの長期優先債務格付けにて「BBB」取得 平成17年 1月 亜急性期病棟(10 床)開設 平成17年 2月 日本脳卒中学会認定教育研修病院に認定される 平成17年10月 電子カルテシステム導入 平成18年10月 「訪問リハビリテーション事業所」開設 平成18年11月 通所リハビリテーション誠愛 平成19年 回復期リハビリテーション病棟(40 床)増設 4月 開設 メディカルフィットネス あいあい倶楽部開設 平成19年 8月 黒川徹理事長就任 平成19年10月 黒川徹理事長辞任 平成19年11月 小野山薫現理事長就任 平成20年 3月 黒川徹院長辞任 平成20年 4月 井林雪郎院長就任,黒川徹名誉院長就任 平成21年 3月 病院機能評価(Ver. 5)再認定 平成21年 4月 日本老年医学会認定施設に認定される 平成22年 5月 亜急性期病棟(2 床)増床 平成23年11月 日本リハビリテーション医学会研修施設に認定される 平成25年 国税庁より特定医療法人としての承認を得る 3月 平成26年11月 病院機能評価(Ver.6)再認定 平成26年 4月 回復期リハビリテーション病棟(54 床)増設 平成26年 8月 病床数を 210 床から 206 床に変更 [- 11 -] 病院概要 理 事 長 小野山 薫 病 院 長 井林 診療科目 リハビリテーション科 雪郎 神経内科 内科 整形外科 診療時間 平 日 AM9:00~PM12:00 PM1:30~PM5:00 土 曜 休診日 病 床 数 指 定 AM9:00~PM12:30 日曜日、祝日 206 床 回復期リハビリテーション病棟 170 床 療養病棟 36 床 身体障害者法、生活保護法、労働者災害補償保険法、原爆被爆者法、 結核予防法 認 定 日本医療機能評価機構認定病院 日本脳卒中学会認定病院 施設基準 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ、運動器リハビリテーション料Ⅰ、 集団コミュニケーション療法料、一般病棟入院基本料(13 対 1 入院基本 料)、回復期リハビリテーション病棟入院料、亜急性期入院医療管理料、 療養病棟入院管理料等 医療機器 MRI ヘリカル CT デジタル脳波計 三次元動作解析装置 上部消化管・大腸ビデオスコープ X 線透視装置(ビデオ嚥下造影検査) カラードップラーエコー 近赤外光イメージング装置 当院は、脳血管疾患障害に対するリハビリの専門病院です。150 名以上のセラピストに より幅広いリハビリを提供しています。また、併設の介護老人保健施設カトレア、居宅 介護支援事業所カトレア、訪問看護ステーション誠愛、メディカルフィットネスあいあ い倶楽部と連携し、患者さんの退院後のケアの充実にも努めています。外来へお越しの 患者さんのバスによる送迎を行うなど患者さんへのサービスの向上を図っています。 [- 12 -] 関連施設 施設 所在地 開設年月 代表窓口 介護老人保健施設 〒816-0956 平成 6 年 施設長 カトレア 大野城市南大利 2-7-1 9月 岩瀬 受付電話 ℡ 092-595-6101 豊子 病状の安定した高齢者の方が住み慣れた地域で親しい人々に囲まれて自立した生活を送れるよ うに、質の高いリハビリテーションや心地よい介護サービスを提供します。 当施設では、ご利用者様がご家族様、地域の方々、ボランティアの方々に囲まれて快適に過ごせ るように明るい雰囲気作りを大切にしています。 居宅介護支援事業所 〒816-0956 平成 12 年 管理者 カトレア 大野城市南大利 2-7-2 4月 高尾 ℡ 092-595-1350 祐司 ご利用者様が住み慣れた自宅で安心して生活を送れるように、十分な話し合いを行い、ご利用者 様の選択に基づき、適切なサービスが提供できるように他のサービス事業者や医療機関と連携を取 りながら支援を行っていきます。 訪問看護ステーション 〒816-0956 誠愛 大野城市南大利 2-7-2 平成 11 年 施設長 6月 荒武 ℡ 092-595-8021 裕子 赤ちゃんから高齢者の方まで家庭において療養が必要な方に、住み慣れた環境で安心して生活が 送れることを目的としています。 かかりつけ医師の指示を受けて訪問看護師・理学療法士・作業療法士などが互いに連携しながら 定期的に訪問し、サービスを提供いたします。 メディカルフィットネス あいあい倶楽部 平成 19 年 〒816-0956 大野城市南大利 2-7-2 6 月 後藤 健太 ℡ 092-595-9703 今、話題となっている生活習慣病の予防やメタボ対策、また、健康維持のために筋力トレーニング などを行っています。 障がい者対象のあいあい教室では、ストレッチ体操や筋力トレーニング、有酸素運動で体力向上、 肥満予防を行っています。 三光クリニック 〒810-0044 昭和 54 年 院長 福岡市中央区六本松 3月 吉田 ℡ 092-713-0468 昭男 4-9-3 透析治療を目的として開設し、夜間透析にての社会復帰及び昼間透析での自立した生活の維持を 目的とします。 透析患者のADLの低下や家族の高齢化に伴い透析通院が困難になるケースが増えており、今以 上に通院送迎を充実させて対応することを目標としています。 定年退職された患者さんの要望を取り入れ昼間透析を実施しています。 福岡脳血管疾患研究所 平成 15 年 4月 [- 13 -] 平成 26 年度 年間行事 平成 26 年 4月 1日 入社式 4月22日 院内勉強会 5月27日 院内勉強会 6月17日 院内勉強会 7月 6日 大野城南地区ソフトバレーボール大会 7月23日 サマーコンサート 8月 7日 院内勉強会 9月16日 院内勉強会 9月24日 消防訓練 10月 3日 大野城南地区ユニカール競技会 10月22日 院内勉強会 11月 9日 南ヶ丘 1 区グランドゴルフ大会(雨天のため中止) 11月18日 院内勉強会 12月17日 クリスマス演芸会 平成 27 年 1月 5日 年賀式 1月20日 院内勉強会 2月 1日 大野城南地区ユニカール競技会 3月17日 院内勉強会 3月30日 消防訓練 【クリスマス演芸会】 [- 14 -] 部内活動 医局 看護部 リハビリテーション部 福祉部 管理部 [- 15 -] 医 局 文責:医局長 石松義弘 <理念> ひとりひとりの患者さんに質の高いリハビリテーション医療を提供すべく、生涯 学習の精神を持ち、日々の研鑽に努めます。 <基本方針> ・ 常に新しい医療知識の修得を心がけ、患者さんから信頼されるよう人間性の向 上に努めます。 ・ 科学的根拠に基づいた医療を、分かりやすく説明し、同意の上に実行します。 ・ 医の職業倫理と患者さんの権利を念頭に、日々の診療を行います。 ・ 患者さん中心のチーム医療を推進するため、他職種と連携をとり行います。 <平成 26 年度 事業計画;部門活動計画;医局> ①平成 26 年度中に3病棟を回復期リハ病棟ⅢからⅡへの格上げ ②外来リハビリテーションの再構築の継続 ③歯科との連携を強化 ④年に数回の近隣医師との勉強会(リラックス・カンファランス) ⑤医局から海外学会へ 1 演題/年を努力目標とする ⑥院内職員教育を充実させる <活動内容> 平成 26 年度は在籍医師の移動はなく、平成 26 年度末の医師数は、名誉院長、院 長、副院長のほか、常勤医 6 名、非常勤医(週 3 日以上勤務)4 名と充実していた。 医師数の安定は、入院患者数増加への対応力もさることながら、診療の質の向上 にも寄与するところが大きく、摂食・嚥下リハビリテーションを中心とした治療 アプローチの推進や、歯科との連携とあいまって、急性期病院への転院の減少や、 在宅復帰率の改善および重症患者改善度の向上、等の結果につながった。さらに、 医局運営・病院運営における各医師の役割分担がより明確となり、外来診療や病 棟改編、職員教育、等の病院の業務改善に医局が役割を果たせるようになった。 平成 26 年度の医局目標(部門活動計画、事業計画)にあげられていた、以下のよう な目標は、それぞれの成果を上げて実施された。 ①平成 26 年度中に3病棟を回復期リハ病棟ⅢからⅡへの格上げ: 平成 26 年 4 月からの診療報酬改定に対応して、当院の 3 病棟を一般病棟から回 復期病棟に急に変更したが、大きな混乱を生じることもなくスムーズに対応でき [- 16 -] た。医師や他の職種とのチーム医療アプローチが確立していたことにもよると思 われる。その後、3 病棟は、回復期リハ病棟ⅢからⅡへの格上げもスムーズにで きた。これで、当院の 5 つの病棟は、4 つの回復期病棟(Ⅱ)と 1 つの療養病棟(5 病棟)という構成になった。急性期病院からの転院の必要性にも十分に対応できる 体制が整いつつあるといえるであろう。 ②外来リハビリテーションの再構築の継続: 成人の脳血管外来リハビリテーションは、自宅への退院後にも、更にリハビリテ ーションを必要としているケースに関しては、短期間(3~6 ヵ月間)の脳血管リハ ビリを外来で実施して、その後、介護保険のサービス利用へと移行していただく 方針としている。短時間通所リハビリ(1-2 時間)、誠愛通所リハビリ(3-4 時間)、 カトレア通所リハビリ(5-6 時間)、訪問リハビリ、等へ移行しつつある。 小児外来リハビリテーションに関しては、発達障害は、就学前のリハビリに限定 しており、定期的なカンファランスの実施により、目標設定や評価を実施して、 効果的なリハビリを実施する方針としている。また、継続・中断・再開・単位数 変更などの具体的基準が策定され、外来診察・フォローアップが組織的かつ計画 的に実施されるようになった。しかし、急なリハビリ欠席(キャンセル)が依然と して多く、その予防と管理をどうするかが今後の課題である。 ③歯科との連携を強化: 歯科については、福岡歯科大学(内藤准教授等)との連携を更に強化しつつあり、 定期的な歯科医師の回診、治療、及び、VE 検査・VE カンファランスの実施が開 始されて、歯科関連の問題に対するアプローチが開始された。回復期リハビリテ ーション治療において、嚥下の問題から、歯科口腔衛生の問題解決へと、更に、 治療の質の改善を試みているところである。 ④年に数回の近隣医師との勉強会(リラックス・カンファランス): 近隣医師との勉強会を継続している。平成 26 年度は歯科咬合に関してのカンフ ァランスを実施した。今後も、地域との連携を強化するべく、勉強会を継続して いく予定である。 ⑤医局から海外学会へ 1 演題/年を努力目標とする: 経口摂取・嚥下障害に関しては、昨年度に引き続き、EST を中心とした回診や EST/VF カンファランスが実施されて、リハビリテーションにおける摂食嚥下の 重要性が再確認されつつある。そして、これらの摂食嚥下に関する当院での取り 組みの成果が、海外学会への演題発表として結実した。H26 年 2 月に横山葉子先 生が、海外学会へ演題を発表した。(後述:学会発表:参照) ⑥院内職員教育を充実させる: 平成 26 年 4 月からの新入職員オリエンテーションを積極的に実施した。医局医 [- 17 -] 師や各種委員会の協力で充実した新入職員教育プログラムができた。今後、更に、 新入職員だけではなく、職員再教育も含めた継続的な院内職員教育(誠愛院内勉強 会等)が実施されるべきであろう。 平成 27 年度は以下の点を医局の目標として活動していく予定である。 <平成 27 年度の医局の部門活動計画> ①DCT(認知症ケアチーム)と FCT(フットケアチーム)の確立と充実 ②装具作成までの時間短縮(特に長下肢装具) ③病棟会議の新規発足により、病棟の均質化を図る ④近隣急性期病院との連携の強化 ⑤医局会議の学問的レベルアップにより学会発表を促進 ⑥次世代医師のリクルートと、専門医取得の努力 ⑦新病院構想の基礎造り(電子カルテシステムを含む) [- 18 -] <業績> (1)論文 年 2014 (論文のみ 2014 年 1 月~12 月の 1 年分掲載) 種別 英文原著 著者 Nagai Y, 論文題名 誌名 Rationale, design, and baseline Int J Stroke 9: Kohriyama T, Origasa H, Minematsu K, Yokota C, Uchiyama S, Ibayashi S, features of a randomized 232-239, 2014 controlled trial to assess the effects of statin for the secondary prevention of stroke: the Japan Statin Treatment Against Recurrent Stroke Terayama Y, Takagi M, Kitagawa K, (J-STARS). Nomura E, Hosomi N, Ohtsuki T, Yamawaki T, Matsubara Y, Nakamura M, Yamasaki Y, Mori E, Fukushima M, Kobayashi S, Shinohara Y, Yamaguchi T, Matsumoto M, J-STARS Investigators 2014 英文原著 Ishitsuka K, High blood pressure after acute Hypertension 63: Kamouchi M, ischemic stroke is associated 54-60, 2014 Hata J, Fukuda with poor clinical outcomes: K, Matsuo R, Fukuoka Stroke Registry. Kuroda J, Ago T, Kuwashiro T, Sugimori H, Nakane H, Kitazono T; FSR [- 19 -] Investigators. (Ibayashi S, included) 2014 英文原著 Kiyohara T, Kamouchi M, Kumai Y, Ninomiya T, ABCD3 and ABCD3-I scores are Stroke 45: superior to ABCD2 score in the 418-425, 2014 prediction of short- and long-term risks of stroke after Hata J, transient ischemic attack. Yoshimura S, Ago T, Okada Y, Kitazono T; Fukuoka Stroke Registry Investigators. (Ibayashi S, included) 2014 英文原著 Yamamoto S, Ibayashi S, Fuchi M, Yasui T. Immediate-term effects of use of an ankle-foot orthosis with an oil damper on the gait of stroke patients when walking Prosthet Orthot Int 2014 Jan 27. [Epub ahead of print] without the device. 2014 英文原著 Matsuo R, Ago T, Hata J, Kuroda J, Wakisaka Y, Sugimori H, Impact of the 1425G/A polymorphism of PRKCH on the recurrence of ischemic stroke: Fukuoka Stroke Registry. J Stroke Cerebrovasc Dis 23: 1356-1361, 2014 Subsequent vascular events J Stroke Kitazono T, Kamouchi M; FSR Investigators. (Ibayashi S, included) 2014 英文原著 Nomura E, Suzuki A, Inoue after ischemic stroke: the I, Nakagawara Japan Statin Treatment Against J, Takahashi K, Recurrent Stroke-Longitudinal. Takahashi T, Manabe Y, Yokota C, Okada Cerebrovasc Dis. 2014 Oct 14. pii: S1052-3057(14)0 0484-4. doi: 10.1016/j.jstro kecerebrovasdis K, Nishihara T, .2014 Yamamoto Y, [- 20 -] Noda K, Takahashi S, Ibayashi S, Takagi M, Kitagawa K, Tanahashi N, Kuriyama M, Hirata K, Hosomi N, Minematsu K, Kobayashi S, Matsumoto M; J-STARS-L Investigators. 2014 英文総説・ Kurokawa, T その他 In the memory of Professor Cesare T. Lombroso. Brain Develop 36: 275-276, 2014 2014 和文総説・ 井林雪郎、楠田 平成 26 年 賀春. その他 憲治、金山萬紀 子、渕 雅子 誠愛タイムズ 26: 2-3, 2014 2014 和文総説・ 北園孝成、吾郷 Meeting Report 心房細動患者さ その他 哲朗、井林雪郎、 んの脳卒中予防のために. 鴨打正浩、ほか 日本 BI 社宣伝資 料小冊子: 1-5, 2014 2014 和文総説・ 井林雪郎 その他 2014 和文総説・ 森本茂人、井林 パネルディスカッション 3:高齢 老年医誌 その他 雪郎 者の摂食・嚥下障害とその対策. 51(Supp): 29-30, 2014 2014 和文総説・ 森本茂人、井林 REPORT 第 56 回日本老年医学会学 PEN 静脈経腸栄養 その他 雪郎 術集会開催. パネルディスカッ ニュース 32(8): ション 3「高齢者の摂食・嚥下障 6-9, 2014 敬愛すべき片山先生、お疲れさま 片山泰朗教授退 です! 官記念誌: 23, 2014 害とその対策」. 2014 和文総説・ 松本昌泰、井林 ひとりでも多くの心房細動患者 その他 雪郎、奥村 謙、 を心原性脳塞栓症から護るため 佐々木真理 に. 2014 和文総説・ 横山信彦 その他 Stroke Expert Network 6(2): 1-7, 2014 REPORT 第 56 回日本老年医学会学 PEN 静脈経腸栄養 術集会開催. パネルディスカッ ニュース 32(8): ション 3「高齢脳卒中患者におけ 7, 2014 る摂食・嚥下の重要性」. [- 21 -] 2014 和文総説・ 片山容一、横山 座談会;脳神経外科医が漢方と使 漢 方 と 診 療 その他 信彦、岡本幸一 うということ. 郎、葛泰隆 (2)学会 年度 種別 発表者 2014 国内 横山信彦 年度 学会 5(2):87-101,201 4 (2014 年度) 題名 学会名、年、開催地、月 △パネルディスカッション3「高 第 56 回日本老年医学会学 齢者の摂食・嚥下とその対策」高 会学術集会, 2014, 福岡 齢者脳卒中患者における摂食・嚥 市, 6 下の重要性. 2014 国内 鍵山智子、横山 ギランバレー症候群(GBS)後に橋 年度 学会 葉子、渡邊義 本脳症を罹患した一例. 将、横山信彦、 佐竹孝之、井林 雪郎 第 36 回日本リハビリテー ション医学会九州地方会, 2014, 北九州, 9 2014 国際 Kanayama M, The relationship between falls Asia Pacific Stroke 年度 学会 Hidaka T, Yoshimura A, Obama S, Ibayashi S and functional independence measure (FIM) scores in convalescent stroke patients. Conference,Taipei, 2014 Sept. 2014 国際 Matsumoto M, 年度 学会 Hosomi N, Th Japan statin treatment against recurrent stroke Internationcal Stroke Conference, Nashville, Nagai Y, (J-STARS): a multicenter, Kohriyama T, randomized open-label, Aoki S, Yokota parallel-group study. C, Kitagawa K, Terayama Y, Takagi M, Ibayashi S, nakamura M, Origasa H, Fukushima M, Mori E, Minematsu K, Uchiyama S, Shinohara Y, Yamaguchi T; [- 22 -] Tennessee, USA, 2015 Feb. for the J-STARS collaborators 2014 国内 横山信彦 △シンポジウム「これからの抗加 第 25 回日本老年医学会九 年度 学会 齢医療」: 高齢者の生活自立に必 州地方会, 2015, 要なこと〜回復期リハビリテー 3 ションの見地から〜. 2014 国内 横山葉子、砥上 回復期リハビリテーション病院 年度 学会 妃美子、鍵山智 に入院した脳梗塞患者における 子、郷田治幸、 悪性腫瘍の新規発見と脳梗塞病 福岡市, 第 40 回日本脳卒中学会総 会, 2015, 広島市, 3 渡邊義将、横山 型との関連. 信彦、楠田憲 治、 北園孝 成、井林雪郎 (3)研究会ほか 年度 種別 発表者/ 演者 (2014 年度) 題 名 講演会等名称 2014 座談会 松本昌泰、 ひとりでも多くの心房細 Stroke Expert 年度 井林雪郎、 動患者を心原性脳塞栓症 奥村 謙、 から護るために 佐々木真理 Network 座談会 2014 研究会 年度 講演 井林雪郎 回復期脳卒中:Struggle 物語 第 8 回急性期脳卒 中ネットワークの 会 2014 座長司 年度 会等 井林雪郎 2014 座長司 年度 会等 井林雪郎 開催地 東京都 月日 4月 20 日 福岡市 5月 23 日 △脳血管障害:診療体勢・ 第 55 回日本神経 疫学など:座長 学会学術大会 福岡市 5月 24 日 △「救急患者への対応 BLS 第 67 回誠愛院内 その他基本的な考え方と 全体勉強会 新ガイドライン 2010」(佐 賀県医療センター 好生館 脳卒中センター センター 大野城市 5月 27 日 長 杉森宏先生):司会 [- 23 -] 2014 座長司 井林雪郎 年度 会等 2014 座長司 年度 会等 △「もの忘れ外来からみた 第 20 回九州老年 福岡市 老年期認知症の変遷」(秋 期認知症研究会 田県立脳血管研究センタ ー 神経内科学研究部部長 長田乾先生):座長 井林雪郎 △リハビリテーション 一般講演:座長 第 56 回日本老年 医学会学会学術集 6月7 日 福岡市 6月 13 日 会・総会 2014 座長司 年度 会等 森本茂人、 △パネルディスカッショ 第 56 回日本老年 井林雪郎 ン3「高齢者の摂食・嚥下 医学会学会学術集 とその対策」 (葛谷、才藤、 会・総会 横山、角田、鈴木先生ら講 演):座長 福岡市 6月 14 日 2014 研究会 井林雪郎 佐賀市 7月4 年度 講演 脳卒中:急性期〜回復期〜 ストップ!NO 卒 そして生活期 中プロジェクト 佐賀県支部 学術 日 講演会 2014 研究会 年度 講演 石出信正、 CHART-2/SUPPORT-Trial 井林雪郎、 パネルディスカッション 辻一郎、丸 「慢性心不全の最近のト 第 22 回東北心不 全協議会 心不全 学術講演会 仙台市 7月6 日 大野城市 8月7 日 山幸夫 レンド」 2014 座長司 年度 会等 井林雪郎 △「咬合・咀嚼を理解しよ 第9回筑紫リラッ う -より良い摂食・嚥下の クスカンファラン ために–」歯科 Drs 夏見良 ス 宏、河原英雄、増田純一、 上濱正先生方:司会 2014 座談会 年度 峰松一夫、 脳卒中診療と研究 - これ 脳と循環 座談会 井林雪郎、 までの 20 年,これからの 山田和夫、 20 年 棚橋紀夫 大阪市 8月8 日 2014 大学院 年度 講義 井林雪郎 久留米市 9月 26 日 東京都 10 月 5日 大学院講義:脳卒中学 #1/5 聖マリア学院大学 大学院 看護学研 究科 講義 2014 座談会 年度 寺山靖夫、 井林雪郎、 棚橋紀夫、 松本昌泰 RE-LY から始まった新時 代の脳梗塞予防 ~NOAC 登場で激変した脳卒中治 療と残された課題~ [- 24 -] Stroke Expert Network 座談会 2014 大学院 井林雪郎 年度 講義 大学院講義:脳卒中学 聖マリア学院大学 #2/5 大学院 看護学研 究科 講義 久留米市 10 月 10 日 2014 大学院 年度 講義 井林雪郎 大学院講義:脳卒中学 #3/5 聖マリア学院大学 大学院 看護学研 究科 講義 久留米市 10 月 31 日 2014 大学院 井林雪郎 大学院講義:脳卒中学 聖マリア学院大学 久留米市 11 月 #4/5 大学院 看護学研 究科 講義 年度 講義 14 日 2014 座長司 年度 会等 片山容一、 △シンポジウム6「再灌流 第 26 回日本脳循 井林雪郎 障害と急性期血管内治 環代謝学会総会 療」:座長 岡山市 11 月 22 日 2014 研究会 井林雪郎 岡山市 11 月 年度 講演 2014 座長司 ランチョンセミナー5「脳 第 26 回日本脳循 卒中回復期における Struggles」 井林雪郎 年度 会等 環代謝学会総会 △特別講演「医療訴訟にお 抗凝固療法カンフ 22 日 福岡市 ける抗凝固療法」(水戸赤 ァレンス 十字病院 神経内科部長/ 仁邦法律事務所弁護士 大 12 月 5日 平雅之先生講演):座長 2014 座長司 年度 会等 井林雪郎、 △パネルディスカッショ 抗凝固療法カンフ 浦田秀則 ン「臨床現場における適切 ァレンス な抗凝固療法を考える」 福岡市 12 月 5日 福岡市 12 月 8日 (誠愛リハビリテーショ ン病院 砥上妃美子先 生):座長 2014 班会議 年度 発表 井林雪郎、 渕雅子 脳卒中回復期・慢性期リハ 第 26 年度第1回 ビリテーションの現状に 班会議(飯原弘二 ついて 班) :厚労科研 「脳 卒中後遺症の低減 に向けた汎用性の 高い革新的治療法 の開発」研究 [- 25 -] 2014 研究会 石出信正、 CHART-2/SUPPORT-Trial 第 23 回東北心不 年度 講演 井林雪郎、 パネルディスカッション 辻一郎、 「心不全診療における 丸山幸夫 ARB 投与の有用性」 全協議会 心不全 学術講演会 2014 研究会 年度 講演 井林雪郎 脳卒中治療と回復期 Struggles 福岡薬物治療研究 会1月セミナー 福岡市 1月 17 日 2014 研究会 年度 講演 井林雪郎 脳卒中を考える 同上セミナー サ イエンスカフェカ ンファランス 福岡市 1月 17 日 2014 座長司 年度 会等 井林雪郎、 △シンポジウム「これから 第 25 回日本老年 大中佳三 の抗加齢医療」:座長 医学会九州地方会 福岡市 3月7 日 2014 座長司 年度 会等 井林雪郎 STROKE 2015 広島市 3月 27 日 子育て問題を考え 大阪市 9月 △ランチョンセミナー16 「Update on the 仙台市 12 月 14 日 management of TIA and minor ischemic stroke」 (Dept. Neurology and Stroke Ctr, Bichat University, Prof. Pierre Amarenco):座長 2014 研究会 黒川 徹 年度 講演 2014 研究会 自閉症スペクトラム障 害:疫学、原因、症状、治 る福岡会議 療効果、成人期症状 黒川 徹 成人期の難治てんかん 年度 講演 2014 研究会 飯塚・茜学園研修 17 日 飯塚市 会 黒川 徹 年度 講演 てんかん性発作と非てん フレンズ研修会 10 月 24 日 筑紫野市 かん性発作の鑑別法 3月4 日 2014 研究会 年度 講演 佐竹孝之 療育不易〜療育 のいまと 第 59 回全国療育 むかし 研究大会 広島市 10 月 16 日 2014 研究会 年度 講演 横山信彦 口から食べることの意味 ~ひとが人間であるため に~ 大阪市 7月 12 日 [- 26 -] たんば食支援研究 会 2014 研究会 渡邊義将 年度 講演 脳血管障害患者の降圧療 (株)武田薬品工 法 回復期リハビリテー ション病棟での実践 業福岡支店福岡営 業所社外講師勉強 会 回復期リハビリ時の NOAC の使用状況 福岡地区 Stroke Core Member Meeting 福岡市 6月 10 日 抗凝固療法カンフ ァレンス 福岡市 12 月 5日 2014 研究会 年度 講演 渡邊義将, 横山葉子 2014 研究会 年度 講演 砥上妃美子、 パネルディスカッション 渡邊義将、 「臨床現場における適切 横山葉子、 な抗凝固療法を考える」 井林雪郎 (4)査読 年度 雑誌名 福岡市 5月 15 日 (2013 年度) 査読者 論文題名(省略形) 提出月日 2014 J Stroke CVD 年度 Ibayashi S 電子査読 Dual task walking in the elderly. 4月1日 2014 J Stroke CVD 年度 Ibayashi S 電子査読 Reduced renal function and ICH. 8 月 12 日 2014 J Stroke CVD 年度 Ibayashi S 電子査読 Stroke rehabilitation and risk of 2 月 12 日 mortality. 2014 J Stroke CVD 年度 Ibayashi S 電子査読 Executive dysfunction in putaminal 3 月 30 日 hemorrhage. [- 27 -] 看 護 部 文責:看護部副院長 金山萬紀子 <理念> セルフケアの再獲得と適応促進への援助を行い、患者さんと家族の自立を目指 した看護を実践します。 <基本方針> 対象者の意志を大切にする事を念頭におき、その人が自分の生活の場で再び 生活できる(適応)よう、セルフケア能力の向上のために看護を実践する。 障害を受け入れ(適応)、病気の中に意味を見いだすことができるような看護を 実践する。 障害を持った人々の自立へ向けて、機能回復から社会への統合まで、一貫し た看護を実践するために、日々アセスメントと介入技術の向上に努める。 看護の重要概念である「人間・健康・環境・看護」について研究活動を行い看 護の発展に、ひいては人々の健康と幸福のために、日々研鑽する。 <活動内容> 看護部の「セルフケアの再獲得と適応促進への援助を行い、患者さんと家族の自 立を目指した看護を実践します」という理念を、実践の中で具体的に展開していく ために、平成 10 年からロイ適応看護モデル(The Roy Adaptation Model)を基 盤とした看護を実践している。平成 17 年 10 月には電子カルテシステムが導入さ れ、このシステムの看護記録はロイ適応看護モデルが基盤となっており、電子カ ルテ上で看護過程が展開できるようになっている。 今年度の看護部の大きな取組みは、精華女子高等学校看護専攻科の成人看護学 実習Ⅲで7名の実習生を受け入れたことと、日本看護協会の WLB(ワーク・ラ イフ・バランス)推進事業の参加であった。 WLB では、職員がやりがいを持ちイキイキと働くことができる職場環境を整 えることを目標に、①人材の確保:院外への情報発信(HP、看護部ブログ)、② 年次有給休暇の計画的取得の促進、③多様な勤務形態の検討(2 交替勤務の導入) に取組んでいる。 院外における活動では、聖マリア学院大学大学院看護学研究科(修士課程)、熊 本保健科学大学で開催されている脳卒中リハビリテーション看護の認定看護師教 育課程、保健医療経営大学で講義を担当(金山)した。 [- 28 -] <業績> (1)学会発表 年 種別 演者名 2014 年度 国際 学会 Kanayama M, The Relationship Hidaka T, between Falls and Asia Pascific Stroke Conference2014,Taiwa Yoshimura A, Obama S, Ibayashi S Functional Independence Measure(FIM)Scores in Convalescent Stroke Patients n,Sep 中尾紗矢香, 谷口 藍, プッシャー現象を呈し た患者が正中位を獲得 第 26 回日本リハビリテ ーション看護学会学術 日高艶子, 林 由香, 小浜さつき, 吉村綾子, 金山萬紀子 する為の効果的な視覚 的手がかりの検討(口 演) 大会,岡山,2013,11 2014 年度 国内 学会 演題名 学会名 2014 年度 国内 松山豊美, 頭部外傷により注意障 第 26 回日本リハビリテ 学会 戸嶋早織, 日高艶子, 吉村綾子, 金山萬紀子 害と抑制障害を呈し摂 ーション看護学会学術 食セルフケア不足を来 大会,岡山,2013,11 した患者の看護介入 -個室環境の効果- (口演) 2014 年度 国内 味園小夜子, 在宅療養から入院に至 第 26 回日本リハビリテ 学会 吉村綾子, 日高艶子, 小浜さつき, 金山萬紀子 った神経難病患者のロ ーション看護学会学術 イ適応看護モデルに基 大会,岡山,2013,11 づく家族アセスメント の検討 (口演) (2)研究会ほか 年 種別 2014 シンポ 年度 ジウム 演者名 金山萬紀子 タイトル 講演会など名称 転倒における EBP -脳卒中患者の転倒 第 8 回日本慢性 看護学会 防止のための対策と 効果[- 29 -] 開催地 月日 久留米市 7 月 5日 2014 カンフ 吉村綾子 年度 ァレン ス 2014 カンフ 年度 ァレン ス 脳卒中リハビリテー Roy Adaptation 久留米市 9 月 ション看護における association – ロイ適応看護モデル Japan Chapter の実践への適用 Conference(RAAJ) Hidaka T, Kanayama M, Developing 21th effective HER based International Miyabayashi I on Characteristics of ND,NIC,NOC at Stroke Rehabilitation Hospital in Japan 韓国 大邱市 12 月 4日 Nursing Keimyung Conference :The Universi Use of Nursing ty Sensitive Outcomes in Nursing Research & Practice 聖マリア学院大学大学院看護学研究科(修士課程)講師 ○金山萬紀子,回復期リハビリテーションにおける組織 ‐脳卒中リハビリテーションの場合‐ 2014.11 福岡県久留米市 人的資源・療養環境 保健医療経営大学 講師 ○金山萬紀子 2014.11 福岡県みやま市 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師教育課程講師 ○金山萬紀子,生活再構築のための支援技術, ‐脳血管障害患者の転倒要因と対策‐ ‐離院予防対策‐ 2014.10 熊本県熊本市 (3)看護実習 ○精華女子高等学校 看護専攻科2年生7名、成人看護学実習Ⅲ(回復期にある 患者の看護),2014.6.16~7.4. ○聖マリア学院大学大学院 看護学研究科 療養支援慢性看護学領域専門看護師 コース3年生 1名、療養支援慢性看護学実習Ⅲ,2015.2.9~2.20 (4)職場体験 インターシップ ○福岡県立博多青松高等学校 3年生1名、2014.8.25 ○春日市春日野中学校 2年生5名、2015.1.28 [- 30 -] リハビリテーション部 文責:副院長 渕 雅子 <理念> 患者さん個々のニーズに応じた、最大限の機能回復と質の高い日常生活活動の獲 得を目指したリハビリテーションを実践する。 <基本方針> ・ 小児から高齢者までの障害を持った方に対し、入院から在宅に至る 継続的なリハビリテーションを実施する。 ・ 発症後の亜急性期から回復期では、最大限の機能回復と活動能力の獲得を 積極的に行う。 ・ 維持期では、更なる機能性の向上と、環境適応能力の拡大を図る。 ・ ボバース概念を基礎とした神経リハビリテーションを展開し、 質の高い日常生活の獲得を目指す。 ・ 行動障害に対しては、適応行動とコミュニケーション能力の向上を 図りながら、社会適応行動を支援する。 ・ 地域社会との連携をとりながら、個々のニーズや状況に応じた在宅復帰や 職業復帰と社会参加を支援する。 ・ リハビリテーション効果の検証に積極的に努める。 ・ 臨床に根ざした学術研究及び研修活動を積極的に行う。 <活動内容> 平成 26 年 4 月 1 日現在、18 名の新人セラピストを迎え、理学療法士(PT)63 名、作業療法士(OT)63 名、言語聴覚士(ST)24 名、総勢 150 名で、国内で も有数のセラピスト数を誇るリハビリテーション専門の病院である。開設初期よ り脳卒中の入院患者を中心とした、中枢神経疾患に対するリハビリテーションを 実践している。近年では回復期リハビリテーション病棟(以下回リハ病棟)を中 心に、回復期の徹底した機能回復と最大限の在宅復帰を目指している。 3 病棟 116 床の回リハ病棟は、今年度より 4 病棟 170 床に増設され、九州では 回リハ病棟病床数が 2 番目に多い病院となった。退院後の継続リハにも積極的に 取り組み、外来リハや 3~4 時間の通所リハに加え、平成 25 年 1 月より開始した 短時間通所リハ(1~2 時間)そして訪問リハなど、回復期~生活期までの一貫し たリハを実践している。また、中枢神経疾患の一環として脳性麻痺児と急速に増 加する発達障害に対する小児リハを実践してきた。これらの実践では、神経科学 の最新の知見を学び、ボバース概念を背景とした神経リハビリテーションを展開 している。さらに、国の方針を受け、医療保険からの移行や、障害をもっても健 康で生き生きと暮らせることを目的に、メディカルフィットネスにセラピストの 配属を行っている。そして、これらの多岐にわたる領域を、一貫した教育体制の もと、セラピスト間でジョブローテーションを行い、常に活性化させることを心 [- 31 -] 掛けている。その配置は、入院診療 90 名、外来成人診療 8 名、外来小児診療 12 名、通所リハ 12 名、訪問看護ステーション 7 名、介護老人保健施設 7 名である。 その他役職は様々な領域をフォローしながらスーパービジョンしている。 また、当院リハビリテーション部では、以上の活動を臨床・教育・研究という 3 つの柱をもとに展開している。以下それぞれについて報告する。 (1) 臨床 入院:4 病棟、170 床の回リハ病棟の中で、スタッフは完全病棟専従性をとり、 多職種連携による回復期リハに特化したリハビリテーションを展開している。入 入院初日から行う多職種による現場での入院カンファレンスに始まり、毎日の朝 カンファレンスや、様々なカンファレンス、担当職種によるきめ細かな情報共有 により、情報伝達のみならず、患者に関するディスカッションも積極的に行って いる。その結果、病棟での統一した介護や、看護師による病棟訓練が活発に行わ れた。特に、摂食嚥下障害への取り組みは、医師のリーダーシップのもと全職種 協働して行い成果を上げた。また、積極的な在宅復帰へ関わりの一環として、家 庭訪問はもちろんのこと、屋外生活の評価や訓練も多岐にわたり行い、さらに退 院後の継続リハを担当するリハメンバーとの連携により、増々の在宅復帰に努め た。 質の高いチームアプローチは積極的に実施できている一方で、逆に各職種にお ける専門性がやや薄くなり、それを改善するために、この 1 年間を通して、当院 の回復期リハに特化した専門性の構築を目的に、プロジェクトチームを立ち上げ 検討を行った。その実践は平成 27 年度に持ち越しとなっている。 外来成人:当院は開設当初より、継続的リハの重要性を考え、外来でのリハを実 践してきたが医療保険から介護保険への移行という国の方針を受け、介護保険へ の移行を積極的に行っている。しかし、入院期間の短縮や患者層の若年化等によ り、まだ回復途中にある患者に対しては、医療での個別リハも必要で、特に若い 患者に対しては社会復帰を目指したリハを実施している。 外来小児:長年継続してきた肢体不自由児・者へは、ライフステージに応じた取 り組みや、年々増加する発達障害児へは、多職種での連携したアプローチととも に、家族への介入にも力を注いでいる。また、発達障害への対応はリハ関連施設 のみならず、地域や、学校を取り巻く社会全体での課題であり、様々な機関との 連携が重要となってきた。特に近隣の市町村や特別支援学校等への出向も積極的 に行っている(<業績>(1)参照)。 (2) 教育 卒前教育:学生の臨床実習を積極的に引き受け、セラピストになる過程で重要な [- 32 -] 臨床場面での教育の一端を担っている。今年度は 14 校 16 名の長期実習生を受け 入れた。 (<業績>(2)参照)また、養成校への講師派遣も行っており、これか らますます増えるセラピストの育成に総合的に貢献している(<業績>(3)参 照)。 卒後教育:誠愛リハビリテーション病院研修会として、内外の講師を招き、様々 な領域にわたる多くの研修会を企画・運営しており、平成 26 年度は、一般研修 会を 10 回、ボバースアプローチに関連した国際認定講習会を 3 回、紹介講習会 を 5 回、合わせて 772 人のリハビリテーション関連職種の方々に参加していただ いた。(<業績>(4)(5)参照)。 職員教育:内部職員においては、綿密な計画に基づき、年間を通じて、新人教育、 症例検討会、グループディスカッション、実技練習、外部研修会参加者の伝達講 習など、多岐にわたる職員教育を行い、多くのスタッフの質の均一化と向上に努 めている。専従化している診療別での勉強会や職種ごとの専門性に特化した勉強 会では、それぞれの課題となるテーマ設定して実施した。またそれぞれの勉強会 ごとに目標とすべき課題を明確にし、1 年間を通じて実施した。(<業績>(6) 参照)。 (3)研究 当院においては、臨床の実践のみならず、その効果についての検証にも積極的 に取り組んでいる。特に、三次元動作解析装置(VICON 社:赤外線カメラ 14 台、 床反力計 6 台)や、近赤外光脳機能イメージング装置(NIRS:㈱島津製作所製) などの先端機器を導入して、根拠に基づいたリハビリテーションの実践や効果判 定に活用している。また、九州工業大学大学院先端機能システム工学研究系と共 同にて上肢治療用ロボットの開発に取り組んでいる。これらの研究成果は積極的 な学会発表のみならず、論文化にも取り組んでいる。本年は、それぞれの専門領 域や診療ごとの研究にも力を入れ、多岐にわたる 8 学会に 14 演題の発表を行っ た(<業績>(7)参照)。また執筆活動も積極的に行った(<業績>(8)参照)。 [- 33 -] <業績> (1) 地域派遣業務 活動名 派遣場所 派遣職員 機能訓練事業 春日市 (くれよんクラブ) (パレット館) 乳幼児発達相談 教育相談 大野城市 (筑紫保健福祉環境 事務所) 南福岡特別支援学校 活動日程 理学療法士 1 名 毎週月曜日 作業療法士 1 名 毎週木曜日、第 1・3 金曜日 言語聴覚士 1 名 年6回 理学療法士 1 名 または 年4回 作業療法士 1 名 教育相談 理学療法士 1 名 太宰府特別支援学校 年2回 (2) 臨床実習受け入れ養成校 養成校名 PT OT 熊本総合医療リハビリテーション学院 1 1 福岡国際医療福祉学院 ST 1 柳川リハビリテーション学院 1 九州中央リハビリテーション学院 1 YIC リハビリテーション大学校 1 青照館 1 宝塚医療大学 1 福岡天神医療リハビリ専門学校 1 1 大分リハビリテーション専門学校 1 広島大学 1 北九州リハビリテーション専門学校 1 帝京大学 1 麻生リハビリテーション専門学校 1 鹿児島医療技術専門学校 1 7 計 16 [- 34 -] 6 3 (3) 講師派遣 種別 演者名 タイトル 講演会など名称 開催地 月日 講義・ 実技 赤松泰典 運動学・運動学実習 医療福祉専門学校 緑生館 授業 佐賀 平成 26 年 4 月 14 日~7 月 28 日、9 月 22 日~平成 27 年 1 月 19 日 講義・ 実技 林克樹 脳卒中患者の評価と 治療 熊本ボバース勉強会 熊本 平成 26 年 5 月 10 日~11 日 講義・ 実技 坂口重樹 中枢神経障害の理学 療法 公益社団法人 福岡県理学療法士 協会 福岡 平成 26 年 6 月 14 日 講義・ 実技 渕雅子 高次機能障害~内部 表象を考える 青雲会病院 リハビリテーション部 福岡 平成 26 年 6 月 14 日~15 日 講義・ 実技 渕雅子 脳卒中片麻痺患者の 日常生活活動に対す る評価と治療 医療法人 明和会 大野浦病院 広島 平成 26 年 6 月 21 日~22 日 講義・ 赤松泰典 ボバースアプローチ 福井ボバース研究 福井 平成 26 年 の紹介 会 身体障害作業療法学 Ⅲ 成人片麻痺者に対す るファシリテーショ 熊本保健科大学 熊本 平成 26 年 7 月 4 日 実技 講義・ 実技 近藤和美 6 月 28 日~29 日 ンテクニックの理論 と実技 講義 渕雅子 効果的なカンファレ ンスの実践 回復期リハビリテ ーション病棟協会 福岡 平成 26 年 7 月 5 日 講義・ 実技 渕雅子 脳卒中片麻痺患者の 評価と治療 河畔病院 佐賀 平成 26 年 7 月 19 日~20 日 講義・ 実技 赤松泰典 ボバースアプローチ イントロダクトリー モジュール講習会 新吉塚病院 福岡 平成 26 年 7 月 20 日~21 日 講義・ 実技 渕雅子 ADL の評価と治療 北九州八幡東病院 福岡 平成 26 年 8 月 21 日 講義・ 赤松泰典 脳卒中片麻痺者の上 埼玉県作業療法士 埼玉 平成 26 年 8 月 肢機能について 会 実技 [- 35 -] 31 日 講義・ 渕雅子 実技 ボバースコンセプト 鳥取ボバース研究 に基く成人片麻痺治 療 会 鳥取 平成 26 年 9 月 13 日~14 日 講義・ 実技 林克樹 失行症の理解と対応 株式会社 カ出版 メディ 東京 平成 26 年 9 月 15 日 講義・ 実技 渕雅子 半側空間無視の概要 と生活障害への影響 株式会社 カ出版 メディ 東京 平成 26 年 9 月 15 日 講義 長田悠路 起立と歩行が分断さ れる片麻痺患者に対 する分析と治療 京浜理学療法研究 会 神奈川 平成 26 年 9 月 23 日 講義・ 実技 赤松泰典 ボバースアプローチ イントロダクトリー モジュール講習会 青雲会病院 福岡 平成 26 年 10 月 4 日~5 日 講義・ 実技 渕雅子 脳卒中後遺症へのボ バースアプローチ インフォメーション 講習会 神戸市立医療セン ター西市民病院 兵庫 平成 26 年 10 月 4 日~5 日 講義・ 実技 渕雅子 脳血管障害患者の診 方ー基本動作を中心 長崎ボバース勉強 会 長崎 平成 26 年 10 月 18 日~19 日 にー 講義・ 実技 林克樹 脳卒中片麻痺後遺症 者へのアプローチ 医療法人 慈風会 厚木リハビリテー ション病院 鹿児島 平成 26 年 10 月 18 日~19 日 講義・ 実技 赤松泰典 使える手を考えるー 片麻痺側上肢の機能 福井ボバース研究 会 福井 平成 26 年 10 月 25 日~26 日 回復についてー 講義・ 実技 渕雅子 姿勢抑制と上肢機能 医療法人 つ病院 ひらま 佐賀 平成 26 年 10 月 25 日~26 日 講義・ 林克樹 失行症の理解と対応 千里ライフサイエ 大阪 平成 26 年 11 月 実技 ンスセンタービル 3日 講義・ 実技 渕雅子 半側空間無視の概要 と生活障害への影響 千里ライフサイエ ンスセンタービル 大阪 平成 26 年 11 月 3日 講義 渕雅子 高次機能障害に対す るリハビリ 福岡市医師会 福岡 平成 26 年 11 月 8日 講義・ 実技 渕雅子 片麻痺の研修会~食 事と姿勢のコントロ むつごろうリハビ リテーション研究 福岡 平成 26 年 11 月 15 日~16 日 ール 会 [- 36 -] 講義・ 渕雅子 実技 課題指向型アプロー 岩手ボバース研究 チの実践について 会 講義 久保拓哉 身体障害作業治療学 特論Ⅱ 高次機能障 害の作業療法 学校法人 ア学園 講義・ 実技 赤松泰典 ボバースアプローチ イントロダクトリモ 岩手 平成 26 年 11 月 29 日~30 日 山口コ 山口 平成 26 年 12 月 10 日 森之宮病院 大阪 平成 27 年 1 月 10 日~11 日 子どもの発達の見立 てと対応③ 運動発 達 福岡県臨床心理士 会 同子育て支援領域 福岡 平成 27 年 1 月 24 日 ADL(トイレ動作) 脳神経センター 大田記念病院 広島 平成 27 年 1 月 24 日~25 日 ジュール講習会 講義 平川幸絵 講義・ 実技 渕雅子 講義・ 実技 赤松泰典 ボバースコンセプト に基づく上肢・手の 評価と治療 岡山中枢神経疾患 リハビリテーショ ン勉強会 岡山 平成 27 年 2 月 7 日~8 日 講義 渕雅子 ケアマネージャーと セラピストの連携・ 関係づくり 筑紫地区介護支援 専門連絡協議会 福岡 平成 27 年 2 月 18 日 (4)誠愛リハビリテーション病院研修会 日時 研修会および講師 H26 年 7 月 19 日(土) ・20 日(日) 「上肢・手研修会」 講師:誠愛リハビリテーション病院 リハビリテーション部 林 克樹 他 H26 年 8 月 9 日(土)・10 日(日) 「ST 研修会」 講師:誠愛リハビリテーション病院 リハビリテーション部 長谷川 和子 H26 年 8 月 30 日(土) ・31 日(日) 「CVA 研修会」 講師:誠愛リハビリテーション病院 リハビリテーション部 花田 美穂 H26 年 9 月 26 日(金)~28 日(日) 「臨床動作分析実習セミナー」 講師:国際医療福祉大学大学院 教授 山本 澄子 先生 講師:国際医療福祉大学保健学部勝平 純司 先生 [- 37 -] 他 H26 年 11 月 1 日(土)・2 日(日) 「高次脳機能研修会」 講師:誠愛リハビリテーション病院 リハビリテーション部 渕 雅子 他 H26 年 12 月 6 日(土)・7 日(日) 「脳卒中患者の基本ハンドリング研修会」 講師:誠愛リハビリテーション病院 リハビリテーション部 林 克樹 H26 年 12 月 13 日(土) ・14 日(日) 「環境適応研修会」 講師:藤田保健衛生大学衛生学部 教授 冨田 昌夫 先生 H27 年 2 月 1 日(日) 「脳生理研修会」 講師:情報通信研究機構、脳情報通信融合研究室 研究マネージャー 内藤 栄一 先生 H27 年 2 月 21 日(土) ・22 日(日) 「日常生活活動研修会」 講師:誠愛リハビリテーション病院 リハビリテーション部 渕 雅子 他 H27 年 3 月 7 日(土)・8 日(日) 「歩行分析研修会」 講師:国際医療福祉大学大学院 教授 山本 澄子 先生 (5)ボバース講習会関連 前半: 平成 26 年 7 月 7 日~7 月 18 日 渕 雅子 後半: 他インストラクター 基礎講習会 A 平成 26 年 10 月 27 日~10 月 31 日 前半: 平成 26 年 8 月 18 日~8 月 29 日 赤松 泰典 後半: 他インストラクター 基礎講習会 B 平成 26 年 11 月 24 日~11 月 28 日 渕 雅子 上級講習会 平成 26 年 5 月 18 日~5 月 22 日 脳性麻痺インフォメーシ ョンコース 平成 26 年 10 月 11 日~10 月 13 日 永島 院) 言語聴覚士のためのイン 平成 27 年 2 月 12 日~2 月 15 日 認定講習会専任講師 [- 38 -] 石田 利江 (順天堂練馬病院) 智里(森之宮病 フォメーションコース (ST) 国際インストラクター (PT/OT) ボバース基礎講習会修了 者研修会 (同窓会) 平成 27 年 3 月 14 日~3 月 15 日 当院インストラクター Introductory Module 1 平成 26 年 5 月 31 日~6 月 1 日 林 克樹 (ボバース基礎講習会の紹 主催:JBITA 介講習会) 渕 雅子 Introductory Module 2 渕 雅子 (ボバース基礎講習会の紹 主催:JBITA 介講習会) 林 克樹 Introductory Module 3 赤松 平成 26 年 6 月 28 日~6 月 29 日 平成 26 年 9 月 20 日~9 月 21 日 (ボバース基礎講習会の紹 主催:JBITA 介講習会) 渕 泰典 雅子 (6)職員研修一覧 研修名 期間 頻度 時間数 新人研修 4月 毎日 100 分 講義・実技 5月 毎日 100 分 症例を通してのクリニカルリーズニング 6月 週1回 40 分 個々の症例のスーパービジョン 6回 2 時間 2 月~ 3月 内容 フォローアップ研修(講義・実技・症例検 討) 経験年別症例検討 会 通年 毎週木曜日 50 分 経験年別グループでの症例検討 診療別勉強会 通年 月1回 50 分 各診療での講義・実技・症例検討 外部研修等の伝達 通年 毎週水曜日 30 分 研究発表、学会報告、実技伝達等 各職種勉強会 通年 月2回 外部講師勉強会 通年 年2回 院内研究発表会 4月 年1回 1時間 講義・実技・症例検討 1時間 実技:石田 利江 先生 (順天堂練馬病院) 1時間 講義:勝平 純司 先生 (国際医療福祉大学) 2 日間 口述、ポスター発表等 [- 39 -] (7)学会発表 種別 演者名 演題 学会 国内 学会 田邉紗織,大田瑞 発達に伴う乳幼児歩行の運動力学的 穂,長田悠路,渕雅 特徴 子 -推進機能に着目して- 第 49 回日本理学療法学 術大会,名古屋,2014, 05 国内 涌野広行、山中晶 第 49 回日本理学療法学 学会 子、松田貴郁、林克 ビリロボットの開発(第 5 報) 術大会,名古屋,2014, 樹、小野山薫、坂井 ―上肢到達把持動作に伴う肩甲骨・体 05 伸朗、村上輝夫 幹・股関節との関連性について― 国内 学会 大田瑞穂,長田悠 脳損傷後片麻痺歩行における歩行周 路,田邉紗織,渕雅 期別力学的エネルギー変換率と運動 子 機能との関連性 第 49 回日本理学療法学 術大会,名古屋,2014, 05 国内 学会 長田悠路,大田瑞 片麻痺患者が起立動作に失敗する運 穂,田邉紗織,渕雅 動学的・運動力学的特徴 子 ~なぜ片麻痺患者は起立に失敗する のか~ 第 49 回日本理学療法学 術大会,名古屋,2014, 05 国内 学会 涌野広行,山中晶 脳卒中片麻痺患者の上肢治療用リハ 子,松田貴郁,林克 ビリロボットの開発 樹,小野山薫,坂井 第 51 回日本リハビリテ ーション医学会学術集 会,2014,06 脳卒中片麻痺患者の上肢治療用リハ 伸朗,村上輝夫 国際 学会 大庭優作、渕雅子 家族が在宅生活を見通せるようにな 第 16 回世界作業療法連 ったことで、円滑に在宅復帰できた事 盟大会・第 48 回日本作業 例 -早期から家族と関わる重要性 療法学会,2014,06 - 国内 長田 悠路,山本 澄 健常高齢者の排泄後の殿部清拭動作 第 35 回バイオメカニズ 学会 子,南里 英幸,森 の分析~殿部清拭方法別の難易度を 園 亮,渕 雅子 探る~ ム学会,2014,11 国内 学会 竹下直樹,田村結 間接訓練により嚥下障害が改善した 樹,長谷川和子,渕 左上顎歯肉癌術後の 1 例 雅子 第 4 回日本言語聴覚士協 会九州地区合同学術集会 大分大会,2014,10 国内 長谷川和子,武井良 エレクトロパラトグラフィを用いた 第 59 回日本音声言語医 学会 子,山田紘子,森 構音動態の分析 紀美江,中道由香, ―口蓋側方の舌接触に対する発話速 山下夕香里 度の影響 学会,2014,10 国内 学会 水上俊樹,大田瑞穂 段差降段動作における骨盤側方傾斜 角度 ~段差の高さの違いによる検 討~ 2014 九州 PTOT 合同学会, 2014,11 [- 40 -] 国内 加藤晴香、大庭優 回復期リハビリテーション病棟にお 回復期リハビリテーショ 学会 作、渕雅子 ける学童期の患者に対する復学支援 について ン病棟協会 第 25 回 研 究大会 in 愛媛,2015,2 国内 学会 高倉洋、長田悠路、 回復期リハ病棟から在宅へ継続して 渕雅子、鍵山智子 介入を行った一症例 回復期リハビリテーショ ン病棟協会 第 25 回 研 究大会 in 愛媛,2015,2 国内 七浦香織、江藤真 回復期リハビリテーショ 学会 弓、長田悠路、岸本 久哲、渕雅子 国内 学会 甲斐淳子、大田瑞 穂、渕雅子 フットケアに対する実態調査 ン病棟協会 第 25 回 研 究大会 in 愛媛,2015,2 脳血管障害片麻痺患者における退院 時移動レベルを予測する予測式の精 度検証 回復期リハビリテーショ ン病棟協会 第 25 回 研 究大会 in 愛媛,2015,2 (8)投稿文献・書籍執筆 著者 論文題名 誌名 渕雅子 イラストで見る脳卒中片麻痺患者へのアプローチ 臨床作業療法 第 6 回目 高次脳機能障害の理解と介入②行為能力の障 10(6):521-525,2014 害 渕雅子 イラストで見る脳卒中片麻痺患者へのアプローチ 第 7 回目 ADL 障害の理解と介入① 臨床作業療法 11(2):163-169,2014 渕雅子 イラストで見る脳卒中片麻痺患者へのアプローチ 第 8 回目 ADL 障害の理解と介入② 臨床作業療法 11(5):414-419,2014 渕雅子 イラストで見る脳卒中片麻痺患者へのアプローチ 第 9 回目 ADL 障害の理解と介入③ 臨床作業療法 11(6):491-4952014 渕雅子 片麻痺(回復期から維持期):上肢を中心に 臨床実習フィールドガ イド,石川朗、ほか(編), 株式会社南江堂,東 京,p58-69,2014 長田悠路, 山本澄子, 片麻痺患者が起立動作に失敗する運動学的・運動力学的 理学療法学 渕雅子 特徴 ~動的バランス指標(Xcom)を用いた分析~ [- 41 -] 41(7):399-406,2014 【1】通所リハビリテーション誠愛 文責:通所リハビリテーション誠愛 課長 古江 伸志 <基本方針> ・介護保険におけるリハビリテーションとして、医療保険(入院、外来)でのリ ハビリテーションや他の介護保険サービスと連携の取れたリハビリテーションを 実施する。 ・維持期のリハビリテーションとしての単なる機能維持に留まらず、更なる機能 向上・改善を目指し質の高いリハビリテーションを積極的に展開する。 ・利用者自身の身体への意識づけや生活習慣の見直し、社会交流の促進など、よ り主体的で健康的な生活が送れるように支援する。 <活動内容> 当事業所は誠愛リハビリテーション病院の併設施設として、平成 18 年 11 月に 3 ~4 時間の通所リハとして開設、平成 19 年 6 月より新棟の現在の場所にて運営し ている。また、平成 25 年 1 月から本館 4 階にて 1~2 時間の短時間通所リハを開 設している。 「介護保険における外来リハビリテーション」との位置づけで 3~4 時間は午前 45 名、午後 45 名の定員、1~2 時間は午前 20 名を 2 枠、午後 20 名を 2 枠の定 員でいずれも食事・入浴サービスなしのリハビリテーションに特化したサービス 提供を実施している。 <スタッフ数(平成 27 年 3 月現在)> 理学療法士 6 名、作業療法士 5 名、相談員 2 名、助手 4 名 [- 42 -] 計 17 名 <特色> ○セラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は病院兼任)によるマンツ ーマンでの個別リハビリテーションの重視し、要支援者への個別リハビリも実施 している。 1~2 時間の短時間通所はさらに個別リハビリを重視した内容の運営を行ってい る。 ○セラピスト司会によるグループ訓練を毎回実施し、利用者自らが自身の身体の 状態や能力に気づき、より良い身体機能、生活及び生活習慣の再構築に繋がるよ うな内容の指導を行っている。 ○フィットネスマシンの活用やセラピスト指導による自主訓練を充実し、利用者 自身の健康づくりへの意識づけを積極的に行うように援助している。また、利用 者同士が互いの取り組む姿勢に接する事が配慮、援助、相談などの社会的交流の 促進に繋がっている。 [- 43 -] 福 祉 部 文責:福祉部部長 中村真紀 <理念> 疾病や障害等によって生じる患者・家族が抱える諸問題について、院内スタッフ や行政等との連携を図り、地域で再び生活できるようにサポートしていきます。 <基本方針> ・自らの先入観や偏見を排し、患者を受容し、患者の自己決定を尊重する。 ・患者との専門的援助関係を最も大切にし、必要な情報を適切な方法、解り易い 表現を用いて提供し、患者の利益を優先する。 ・実践現場において最良の業務を遂行するため、互いの専門性を尊重し、他の専 門職等と連携・協働する。 ・最良の実践を行うために教育、研修に参加し、援助方法の改善と専門性の向上 に努める。 ・専門職としての自覚を高め、地域社会との交流を行い、地域福祉の増進に積極 的に取り組む。 <活動内容> 在宅復帰は回復期リハビリテーション病院としては大前提であり、当院では入 院前面談時に在宅復帰への意思を確認し、入院前から在宅復帰へ向けた支援を行 っている。 入院前、入院から退院のプロセスの中で在宅復帰を目指すための最終調整の重 要な位置を占めるのが家庭訪問である。家庭訪問は主にセラピストが実施してい るが、必要性に応じ社会福祉士も同行した家庭訪問を実施している。社会福祉士 が家庭訪問に同行する目的としては、退院後の在宅での生活がより現実的にイメ ージできるように、また、不安や介護負担などを軽減できるように有効な機会に することである。さらに、本来より望む場所での生活構築に向けて、継続した在 宅での生活が可能となるようサービス調整の検討を具体的、且つきめ細やかな支 援ができるよう努力をしている。 1.成人入院 担当:井上薫、澤田洋子、森田あゆみ、石橋朋美、竹下太、高橋麻理、塚口良幸、 天本智大 1)活動内容:入退院を中心とした支援 ・入院前の入院前面談からの退院支援 ・入院中の入院費等の経済的問題に対する相談対応、介護保険サービスの案内や 申請方法の説明、身体障害者手帳や障害年金等の諸手続きの案内等 [- 44 -] ・退院支援、退院後家庭訪問 ・在宅復帰に際し、必要な社会資源や家屋環境等の調整や必要に応じて各医療機 関や事業所等と相談や連携を図りながら在宅調整 (1)紹介患者件数 100 90 90 n=742 80 67 70 58 60 57 51 48 50 71 67 58 56 52 67 40 30 20 10 4 3 5月 7 3 0 4月 9 3 7 4 6月 7月 6 3 0 8月 2 0 10月 5 9月 入院紹介 6 0 11月 お断り 9 2 1月 2月 6 2 12月 14 9 5 3 3月 キャンセル (2)入院相談件数 月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 件数 46 38 48 48 45 41 10 月 11 月 12 月 64 55 1月 2月 3月 合計 57 69 64 44 619 12 月 1月 2月 3月 合計 64 63 65 62 695 (3)入院患者数 月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 人数 60 49 51 50 56 49 10 月 11 月 67 59 (4)疾患別入院患者数 脳梗塞 脳出血 くも膜下出血 大腿骨骨折 その他 180 90 35 166 224 25.9% 12.9% 5.0% 23.9% 32.2% [- 45 -] 疾患別入院患者割合 脳梗塞 25.9% その他 32.2% 脳出血 12.9% 大腿骨骨折 23.9% くも膜下出血 5.0% (5)入院地域別患者数 入院地域別患者数 250 200 人 数 150 100 50 0 大野 城市 春日 市 太宰 府市 筑紫 野市 那珂 川町 福岡 市 福岡 地区 その 他 筑豊 地区 筑後 地区 北九 州地 区 県外 26年度 184 93 150 99 30 66 25 15 5 1 27 25年度 186 127 109 84 26 88 20 18 19 1 32 24年度 199 110 101 100 30 96 29 23 13 4 27 23年度 146 117 123 109 24 81 27 13 13 5 31 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 合計 62 51 59 66 682 (6)退院患者数 月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 人数 55 55 50 53 63 58 52 [- 46 -] 58 (7)転帰別退院患者数とその割合 軽快 転院(療) 転院(急) 死亡 カトレア 施設 総数 人数 497 50 80 5 22 28 682 割合 72.9% 7.3% 11.7% 0.7% 3.2% 5.3% カトレア 3.2% 死亡 0.7% 退院別退院患者割合 施設 4.1% 転院(急) 11.7% 転院(療) 7.3% 軽快 72.9% (8)回復期リハビリテーション病棟在宅復帰率 回復期在宅復帰率 老健 カトレア 2.7% 対象外 5.0% 施設 4.2% 療養病棟 5.4% 軽快 82.7% 2.成人外来 担当:井上薫、澤田洋子、森田あゆみ、石橋朋美、竹下太、高橋麻理、塚口良幸、 天本智大 1)活動内容:相談業務を中心とした支援 ・経済的問題への対応(診療費の支払いなど) ・各種公的制度の案内・手続き支援 ・在宅医療・在宅介護の問題への対応 [- 47 -] ・各種苦情の対応 ・外部の医療施設・介護事業所との連携 3.小児外来 担当:片井ちあき 1)活動内容 ・新患診察での患児をとりまく生活環境の情報収集 ・福祉制度の相談、説明、必要に応じて行政との連絡調整 ・特別支援学校への見学会サポートや外来リハビリテーション終了後の施設との 連携 2)患者動向 ・新患受入れ人数:161 人 <業績> 1)学会報告 年 種別 演者名 2014 国内 年度 学会 中村真紀 演題名 学会名 脳卒中患者の入退院支援を担う 第 8 回日本慢性看護学会, 福祉部における看護師の役割 福岡,2014,7 2)講師 ○中村真紀,聖マリア学院大学大学院 看護学研究科(修士課程)講師,2014.11.22, 福岡 ○中村真紀,保険医療経営大学 講師,2014.11.22,福岡 [- 48 -] 管 理 部 文責:管理部長 今村 洋一 <活動内容> 管理部は、総務・人事・経理・医事の事務部門、検査・放射線・薬局・栄養の コ・メディカル部門で構成されている。 平成26年度は、収入面では、診療報酬改定への対応、周辺環境の変化により 下振れの要因が見込まれ、経費面では消費税増税、光熱費の上昇といったコスト アップ要因が見込まれる中でスタートしたが、管理部としては、一層の業務見直 しによるコスト削減を行い、また光熱費などの節約への全職員の協力により、利 益の底上げができたものと考える。 利益の確保は、患者さんへのよりよい医療を提供するために必要不可欠のもの であるとの前提に立ち、今後とも、当院の理念である「ひとりひとりの明日のた めに、質の高いリハビリテーション医療を提供し患者さんの活動と社会参加を支 援します。」を実践するため、「すべては患者さんのために」との意識を管理部全 員で共有し、一人ひとりのレベルアップを目指して日々の業務に当たりたい。 【1】 経理課・総務課 文責:人事係 係長 高見 <基本方針> ・法令遵守を基本とした正確迅速な業務遂行 ・患者さんをサポートする迅速丁寧な行動力 <活動内容> 経理課: 現金、預金出納業務、会計業務 総務課: ①庶務係 ②送迎係 ③清掃係 ④託児所 ⑤人事係 書類管理業務、消耗品・備品管理業務、 設備・車両管理 通所リハ利用者・外来患者送迎業務 院内清掃業務 職員の乳幼児保育業務 職員の入退に関する業務、社会保険手続業務、 給与計算業務 [- 49 -] 愛 <業績> ① 部署内勉強会 毎月 1 回実施 ② 外部講習会 参加実績 参加日 参加研修会 主催 参加 人数 H26.7.30 『企業と同和問題』 筑紫地区企業同和問題 推進委員会 1名 H26.9.4 安全運転管理者講習 福岡県公安委員会 1名 H26.8.27 改正税法説明会 H26.11.5 パワハラのない職場をつくろう 1名 筑紫地区企業同和問題 推進委員会 1名 【2】医事課 文責:医事課 課長 古賀 昭臣 <基本方針> ・ 患者さんに満足いただける接遇、環境管理 ・ 知識、技術向上に努め、クオリティーの高い請求業務 ・ 患者さんの人権を尊重した個人情報の保護管理 <活動内容> 平成 26 年度は以下の取り組みを行った。 ① 月に1回の医事課勉強会 ② 外来待ち時間調査の実施(8 月) ③ 外来患者さんと入院患者さんを対象とした満足度調査の実施(2 月) <業績> 1)患者数と請求業務について 患者延人数は、外来患者 30,899 名で前年と比べ 200 名の減少、入院患者は 65,693 名で 4,353 名の減少となった。入院患者数減少の原因としては、近隣病 院に新たに回復期リハビリテーション病棟が増床されたことも影響していると 考えられる。入院の病床稼働率は 86.9%で前年よりも 4.2%下降した。 また月1回開催される誤差返戻会議で減点理由を検討し、今年度の請求に対 しての減額率は約 0.2%であった。前年度より減少した要因としては、廃用症候 群で入院中の患者さんのリハビリ単位数を見直ししたことによる。 [- 50 -] 2) 医事課勉強会について 月に 1 回リーダーを決め、勉強会を行っている。議題として、個人が行って いる業務について、医事課として知っておきたい知識等を発表している。自分 が行っている業務を発表することにより、知識を共有することが出来、知識の 向上に努めている。 3)待ち時間調査、満足度調査等の取り組みについて 患者さんのサービス向上の為、年に1回、待ち時間調査と満足度調査を それぞれ実施している。 待ち時間調査では、受付から診察までの時間や、会計、薬局、レントゲン、 検査での患者さんの待ち時間を調査した。診察・薬局以外の待ち時間は、0~10 分が全体の 96%以上占めた。診察では、0~15 分が全体の 64%以上を占めた。 薬局では、0~10 分が全体の 83%を占めた。 診察では、予約制を導入することにより、待ち時間の減少を図ることが出来た。 また、患者さんの多くの方より感謝の言葉を頂いた。 満足度調査は、外来患者さんとそのご家族、また入院患者さんとそのご家族 に対しそれぞれアンケート調査を行った。質問は医局や看護、リハビリなどの 部署ごとに分けてあり、患者さんには自らと係わりのある箇所を回答して頂い た。ほとんどの項目で大変満足と満足を選んだ方が、入院・外来ともに 70%を 超える。外来患者さんの意見としては、リハビリに対する要望と職員への感謝 の言葉を多く頂いた。入院患者さんに関しては、多くの方より、感謝の言葉を 頂いた。 【3】薬局 文責:薬局 係長 守 秀夫 <基本方針> ・ 薬剤に関する情報提供を積極的に行います。 ・ チーム医療の一員として、個々の患者さんに適した薬物治療を考えます。 ・ 医薬品の適正使用を推進します。 <活動内容> ・ 薬剤に関する勉強会へ積極的に参加し、部署内での知識の共有を図ってい る。 ・ 外来業務として、調剤・鑑査・投薬・薬剤の管理(救急カートなど)をし [- 51 -] ている。 ・ 病棟業務として、調剤・鑑査・薬剤の管理(救急カートなど) ・服薬指導・ 全入院患者さんを対象として持参薬の鑑別をしている。 ・ カトレア業務として、調剤・鑑査・退所指導の記入をしている。 その他 ・各部署からの薬剤に関する問い合わせへの対応をしている。 ・採用薬医薬品集の作成を行っている。 <業績> ・ 外来処方箋枚数・・・・・平均 ・ 入院処方箋枚数・・・・・平均 ・ カトレア処方箋枚数・・・平均 679 枚/月 2033 枚/月 278 枚/月 【4】検査課検査係 文責:検査課 課長 村瀬 朗 <基本方針> 初めて検査される方や何度か検査をされている方でも、安心して検査を受けら れリハビリテーションに専念できるような環境作りに心がけ、患者さんに優しい 検査室を目指します。また常に迅速なデータが提供できるよう努めます。 <活動内容> 患者さんの検査について検体処理から検査実施や報告、生理検査の予約から検査 実施(検査医によるものもあり)やデータ管理までを行っている。また、院内感 染対策委員会や NST 委員会などに情報として必要なデータをわかりやすくまと めて提出を行なった。 患者さんについては、生理検査を実施する前に説明を十分行うと共に検査からの 情報発信として掲示板を利用し定期的に更新できるよう努めた。 <業務内容> 1、院内検体検査(血球検査、尿一般検査、便潜血、血液ガス、輸血関係、皮膚 等鏡検等) 2、外注検査(生化学、細菌検査、病理細胞診、ホルダー心電図など) 3、生理検査(心電図、エコー、脳波、など) ※ エコーについては、頚部・心臓・腹部を専門の検査医が施行しており、迅 速に結果を報告 [- 52 -] <業績> ・A 検体検査 1、外注・・生化学 6,000 件、細菌検査 410 件 2、院内・・血球検査 3,500 件、尿検査 2,300 件、便・その他 560 件 ・B 生理検査 心電図検査 880 件、エコー検査(心臓 180 件、頚部 100 件、腹部 68 件)、 脳波検査 60 件 ※ 検査の数値は大凡の値 【5】検査課放射線係 文責:放射線係 係長 坂口 <基本方針> ・最低限の放射線量で最適な医療画像を提供するよう努力する。 ・個々の患者さんにとって最も有効で苦痛の少ない検査方法を検討し、 検査を行う。 ・医療事故防止に細心の注意を払う。 <活動内容> ・ ・ ・ ・ ・ 撮影業務(X 線一般撮影、X 線 CT 検査、MRI 検査、VF 検査) 健診業務 画像管理業務(PACS への画像データ読込み・書き出し) 画像コピー作製 委員会活動参加など <業績> ・年間件数(概算) 一般撮影 ポータブル撮影 VF 検査 MRI 検査 4,900 件 10 件 30 件 250 件 [- 53 -] 龍子 【6】栄養係 文責:栄養係 吉原 文月 <基本方針> ・入院患者さんの病状に応じて安全で適切な食事を提供し、病状回復の促進を図 ります。 ・多職種と協力、連携を図り、チーム医療の一員として、栄養士の専門性を発揮 します。 ・自己研鑽に努め、栄養と食事の専門職としての知識、精神のレベル向上を図り ます。 <活動内容> ・ソフト食に適応する食材、食品について随時試食会を実施。 ・栄養補助食品の味の種類の追加および変更。 ・ソフト食(L4:A)で使用する肉、魚の酵素処理について、様々な酵素パ ウダーを用い試作を実施。H25.9 月より L4:A の肉魚は酵素処理を実施。 ・滑り止めトレイの導入。 ・平成 27 年1月より行事食をホームページへ掲載。 <業績> ◆栄養指導件数 年間指導件数・・・(入院)139 件 (外来)4 件 ◆勉強会・研修会・学会発表等 ・診療報酬改定対応研修会(H26.4 月) ・病態栄養実践講座(H26.6 月) ・平成 26 年度食中毒予防講習会(H26.7 月) ・株式会社 ユース展示会・セミナー(H26.9 月) ・厨房機器メーカーセミナー(H26.12 月) ・栄養士会 生涯教育(H27.1 月) ・明治ナースセミナー(H27.3 月) ・栄養士の為の食と健康セミナー(H27.3 月) [- 54 -] 患者動向 平均在院患者数 新入院患者数 病棟別患者延べ人数 病棟別入院患者稼働率 病棟別入院・転入患者数 病棟別退院・転出患者数 入院感患者 退院患者 ICD-10 分類別 ICD-10 分類別 ICD-10 別退院患者平均年齢 ICD-10 別平均在院日数 外来平均患者数 外来初診患者数 外来患者延べ人数 [- 55 -] 平均在院患者数 新入院患者数 [- 56 -] 病棟別患者延べ人数 病棟別入院患者稼働率 [- 57 -] 病棟別入院・転入患者数 病棟別退院・転出患者数 [- 58 -] 平成 26 年度入院患者 ICD-10 分類別 平成 26 年度退院患者 ICD-10 分類別 [- 59 -] ICD-10 別退院患者平均年齢 ICD-10 別退院患者平均在院日数 [- 60 -] 平均外来患者数 外来初診患者数 [- 61 -] 外来患者延べ人数 [- 62 -] 委員会活動 医療安全管理委員会 事故対策委員会 医薬品安全管理委員会 医療機器安全管理委員会 院内感染対策委員会 医療ガス安全委員会 防災委員会 医療ガス安全委員会 労働安全衛生委員会 公用車運行管理委員会 個人情報保護委員会 薬事委員会 給食委員会 EST委員会 カルテ開示委員会 倫理委員会 褥瘡対策委員会 図書管理委員会 広報委員会 サービス向上委員会 輸血療法委員会 誠愛教育委員会 フットケア委員会 認知症ケア [- 63 -] 医療安全管理委員会 文責:管理部長 今村洋一 委員会開催日:毎月第 1 木曜日 平成 26 年 4/3,5/1,6/5,6/16(臨時), 6/24(臨時), 7/3, 8/7,9/4,10/2, 11/6,12/5 平成 27 年 1/8,2/5,3/5 構成メンバー:院長(委員長)、医局 1 名、看護部 2 名、リハビリ部 3 名、 福祉部1名、管理部 5 名 計 13 名 目的: 院内感染対策委員会・事故対策委員会(医薬品安全管理委員会、医療機器安全管理 委員会)・医療ガス安全管理委員会・防災委員会を統括し、医療安全にかかわる体 制の確保及び安全性の向上に努めている。 活動内容: 年度の業務改善計画を策定し、その項目毎に改善を実施し、評価を行っている。 また、毎週火曜日、医療安全のカンファレンスを開催し、随時、医療安全の改善・ 向上に努めている。 職員への啓蒙活動としては、医療安全管理の研修会を年 4 回開催している。 本年度は、院内感染対策について感染対策委員会委員長の石松医師より計2回、 事故対策については各部から 2 回に分けて報告を行った。 結果: 本年度は、以下の業務改善を実施した。 6月 患者申し送り票の作成 8月 介護リフトの導入 院内感染対策委員会 第1回 日 時 : 平成 26 年 6 月 17 日 場 所 : 研修室 17 時 30 分~ 講 師 : 医師・院内感染対策委員会委員長 テーマ:「感染対策手技について」 第2回 日 時 : 平成 26 年 10 月 21 日 場 所 : 研修室 石松 義弘 17 時 30 分~ 講 師 : 医師・院内感染対策委員会委員長 石松 テーマ:「感染対策手技、ノロとエアロゾル感染」 [- 64 -] 義弘 事故対策委員会 第1回 日 時 : 平成 26 年 6 月 17 日 場 所 : 研修室 報告者 : 看護部次長 吉村 18 時~ テーマ :「平成25年度 綾子 事故報告のまとめ」 報告者 : リハビリ部課長 万庭 寛 テーマ :「リハビリ部における事故対策」 報告者 : 通所リハ 岡内 純子 テーマ :「通所リハにおける事故対策」 報告者 : カトレア 坂井 瞬 テーマ :「事故報告と分析」 第2回 日 時 : 平成 26 年 10 月 21 日 場 所 : 研修室 報告者 : 放射線係長 18 時~ 坂口 龍子 テーマ :「放射線室における事故について」 報告者 : 薬局係長 守 秀夫 テーマ :「従業者に対する医薬品の安全使用のための研修」 報告者 : 検査室課長 村瀬 朗 テーマ :「医療機器の点検について」 報告者 : 栄養係長 豊田 晃 テーマ :「栄養係事故報告」 ※要旨については、それぞれの委員会記録に記載、当院ホームページにも記載し ている [- 65 -] 事故対策委員会 文責:副院長(看護部) 院長(委員長) 金山萬紀子 井林雪郎 委員会開催日:第1・3 木曜日 13:00~ 平成 26 年 4/3,4/17,5/1,5/15,6/5,6/19,7/3,7/17, 平成 27 年 8/7,8/21,9/4,9/18,10/2,10/16,11/20, 12/4 計 16 回 1/15,2/5,2/19,3/5,3/19 計 5回 構成メンバー:院長(委員長)、医局 1 名、看護部 2 名、リハビリテーション部 1 名、福祉部 1 名、管理部 5 名、カトレア 2 名 計 13 名 活動内容: ① ② 事故分析 ヒヤリハット・事故報告書を集計し、個々の事例に対し改善策 等を検討。 医療安全研修会 本年度は、平成 26 年 6 月 17 日、平成 26 年 10 月 15 日に院内・ 併設関連施設 11 部署による研修会を開催。 結果: 事故報告集計 部署名 転倒 転落 ひやり 1 2 3 4 5 計 0 0 0 1 0 0 0 0 188 14 556 119 11 5 0 0 135 20 2 21 6 12 0 0 0 18 栄養 1 0 0 25 0 0 0 0 25 検査 0 0 0 1 0 0 0 0 1 放射線 0 0 0 0 0 0 0 0 0 薬局 0 0 12 3 0 0 0 0 3 送迎 2 0 0 1 1 0 0 0 2 事務 0 0 1 0 0 0 0 0 0 通所リハ 5 0 0 0 1 0 0 0 6 カトレア 73 1 2 21 15 1 0 0 37 289 17 592 176 39 6 0 0 221 医局 看護部 リハビリ部 合計 [- 66 -] 1 平成 26 年度の転倒・転落事故を除く事故報告件数 221 件であり、平成 25 年 度の 229 件に比べ 8 件減少した。内訳は医局(3→1 件)、看護部(170 件→135 件)、リハビリテーション部(7→18 件)、通所リハ(2→1 件)、栄養(13→25 件)、検査(0→1 件)、放射線(2→0 件)、薬局(0→3 件)、事務(0→0 件)、 送迎(0→2 件)、カトレア(32→37 件)であった。 事故 Level 内容 ヒヤリハット 不適切な事が発生したが、事前に訂正され患者には実施さ れなかった場合。 Level 1 事故により、実害はなかったが、何らかの影響を与えた可 能性があり、観察の強化と心身への配慮の必要性が生じた 場合。 Level 2 事故により、バイタルサインに変化が生じ、観察強化や検 査の必要性が生じた場合。 Level 3 事故により、バイタルサインに変化が生じ、新たな処置や 治療が必要になった場合。 Level 4 事故により、後遺症が残る可能性が生じた場合。 Level 5 事故により、死亡した場合。 研修会: 第 1 回事故対策研修会 日時 :平成 26 年 6 月 17 日(火)、17:30~18:30 場所 :誠愛リハビリテーション病院 新棟研修室 参加人数:150 名 テーマ 発表者 平成 25 年度事故報告のまとめ 看護部 次長 吉村綾子 リハビリテーション部事故対策報告 リハビリテーション部 万庭 寛 事故対策委員会報告 -通所リハビリテーション- 通所リハビリテーション誠愛 岡内純子 介護老人保健施設カトレア事故対策 報告 介護老人保健施設カトレア 坂井 瞬 [- 67 -] 課長 第 2 回事故対策研修会 日時 :平成 26 年 10 月 15 日(火)、17:30~18:30 場所 :誠愛リハビリテーション病院 新棟研修室 参加人数:155 名 テーマ 発表者 医療機器安全管理 検査課 医療機器の点検について 村瀬 放射線室における事故について (2011 年~) 放射線課 坂口龍子 平成 26 年度 従業者に対する医薬品の安全使用のた めの研修会 薬局 係長 守 秀夫 栄養係事故報告 栄養係 係長 豊田 晃 [- 68 -] 課長(医療機器安全管理者) 朗 係長 (医薬品安全管理者) 医薬品安全管理委員会 文責:薬局 係長 守 秀夫 委員会開催日:毎月1回 第3木曜日 平成 26 年 4/17、5/15、6/19、7/17、8/21、9/18、10/16、11/20、12/18 平成 27 年 1/15、2/19、3/19 構成メンバー:院長(委員長)、医局 1 名、看護部 2 名、リハビリテーション部 1 名、管理部 5 名、カトレア 1 名、福祉 1 名 計 12 名 活動内容: ・ 使用上の注意の改訂情報の報告による、医薬品の適正使用の推進 ・ 医薬品の安全使用のための業務に関する手順書の見直し ・ 医薬品の業務手順書に基づく業務実施の定期確認 ・ 従業者に対する研修の実施 [- 69 -] 医療機器安全管理委員会 文責:検査課 課長 村瀬 朗 委員会開催日:毎月第一木曜日 13:00~(事故対策委員会の中で開催) 平成 26 年 4/3、5/1、6/5、7/3、8/7、9/4、10/2、11/7、12/4、 平成 27 年 1/15、2/3、3/5 構成メンバー:院長(委員長)、医局 1 名、看護部 2 名、リハビリテーション部 1 名、管理部 5 名、カトレア 1 名、福祉部 1 名 計 12 名 活動内容: 医療機器の点検整備計画に従って各医療機器メーカーに点検の手配を行い、当院 で使用している機器に関する「安全情報」の収集に努め委員会を通じて情報発信 して注意喚起を行った。 研修会: 入職時オリエンテーション 平成 26 年 4 月 10 日(木) 17:30~ 新棟研修室 ・医療機器安全管理委員会について 誠愛院内勉強会 平成 26 年 10 月 21 日(火) ・医療機器の点検について 17:30~ 新棟研修室 [- 70 -] 院内感染対策委員会 文責:医局 石松義弘 委員会開催日:毎月第 2 火曜日 13:40~ 平成 26 年 4/15,5/13,6/10,7/8,8/12, 9/9,10/14,11/11,12/9, 平成 25 年 1/13,1/15(臨時),2/10,3/10, 構成メンバー:医局 2 名(院長、医局医師)、看護部 7 名(看護部長および各病 棟および外来からそれぞれ 1 名)、管理部 4 名(管理部長、検査課 1 名、薬局 1 名、栄養課 1 名)、リハビリ部 1 名、計 14 名 活動内容: 院内感染の予防に留意し、感染症発生の際には拡大防止のため、その原因の速や かな特定・制圧・終息を図る。このため、組織の有効活用と職員一人ひとりのマ ニュアルの遵守等を徹底し、院内感染対策に努める。 結果: 本年度は当院におけるインフルエンザ罹患者は職員:39 名、入院患者:7 名、外 来患者:2 名と大幅に増大した。今シーズンは全国的に成人の感染が多く、また、 今年度のワクチンの有効性は低かった模様であり、それらが影響していたと思わ れる。ノロウイルス罹患者は入院患者:3名、職員:7名と若干減少した。そのほ かの感染症として、流行性角結膜炎(職員 6 名)、などが散見されたが、いずれも、 院内での流行ではない、と判断された。 当院の特徴として、入院患者はほぼ全て、他院からの紹介転院患者であること から、薬剤耐性菌の持ち込みが多いことは、特に注意を必要とする。今年度、MRSA 陽性入院患者は月平均 5 名~10 名で推移しており、そのうち、感染症状がみられ た者は毎月 0 名~2 名程度と昨年と比べ著変はなかった。しかし、MRSA 以外の耐 性菌(ELBS 産生大腸菌、ESBL 産生肺炎桿菌、CAZ 耐性肺炎桿菌、多剤耐性緑膿菌、 等)も徐々に増加傾向にあり、今後、深刻な問題に発展していくことが予想される。 そのこともあり、一昨年度から開始されている、感染対策筑紫地域ネットワー ク会議に積極的に参加して、院内感染の経験の共有と情報交換を実施して、地域 保健所や、他の病院と密接に情報交換をして、感染対策の向上に努めた。 更に、院内感染対策回診(ICT ラウンド)を定期的に実施した。毎週、各病棟で チェックリストをもとに感染対策担当者が見回りを行い、同時に、毎週水曜日に 実施される病棟総回診の際にも、感染対策回診を兼ねて病棟見回りを実施してい る。そして、毎月開催される感染対策委員会でチェックリストを確認したうえで、 委員会のメンバーで、一つの部署を選んで ICT ラウンドを定期的に実施している。 また、その他の活動として、厚生労働省からの通達や、感染対策に関する最新 [- 71 -] の知見を取り入れて、結核のスクリーニング法の変更、インフルエンザの予防投 与と出勤停止日数の変更、その他、感染予防手技の更新など、当院の院内感染対 策マニュアルの改訂を適宜実施した。 本年度も、全職員を対象として院内感染対策講習会が2回実施された。平成 26 年 6 月 17 日には石松義弘医師(感染対策委員会委員長)が、 「院内感染の基礎知識: 感染対策手技②」について講演した。平成 26 年 10 月 21 日には、石松義弘医師 が「感染対策手技・手指消毒」をテーマに講演して、感染対策の基本の研修を実施 した。 [- 72 -] 防災委員会 文責:管理部 次長 大庭慎也 委員会開催日:必要に応じ随時 平成 27 年 3/31 構成メンバー:院長(委員長)、管理部 3 名 計4名 活動内容: 火災通報・消火・避難訓練の計画を立案し、その実施を行う。 平成 26 年度の第 1 回目として各部署代表者を中心とした部分訓練を実施した。 第 2 回目として夜間を想定した夜間勤務者による総合訓練を行った。 その他、毎月 1 回の消防用設備点検の実施を行っている。 結果: 第1回消火・避難訓練 日 時: 平成 26 年 9 月 24 日(水) 訓練内容: 17:30~ 部分訓練(火災通報訓練・消火訓練) ヤナセファイテックの協力により部分訓練を行った。 [- 73 -] 第2回消火・避難訓練 日時: 平成 27 年 3 月 30 日(月) 17:30~ 訓練内容:総合訓練(火災通報訓練・消火訓練・避難誘導訓練) ヤナセファイテックの協力により総合訓練を行った。 [- 74 -] 医療ガス安全委員会 文責:管理部 次長 大庭慎也 委員会開催日:年1回 平成 26 年 8/6 構成メンバー:院長(委員長)、看護部 9 名、管理部 2 名、薬局 1 名 計 13 名 活動内容:医療ガスの保守点検 結果: ①毎日の点検は各病棟で実施している。 ②医療ガス機械室については、総務課にて毎日の点検を実施し、 記録を残している。 ③平成 26 年 8 月 21 日~8 月 22 日に医療ガス設備の保守点検を実施。 (業者) 株式会社 朝日酸素商会 (点検結果) ・吸気フィルター・呼吸栓・安全弁・Vベルトの 4 点を交換 ・アウトレット部門のパッキン等を交換 ・他は特に異常なし ④平成 25 年度の質疑・要望にでた問題点の結果報告 (要望) ・特になし。 ⑤今後の要望 ・特になし。 [- 75 -] 労働安全衛生委員会 文責:人事係 係長 高見 愛 委員会開催日: 毎月 第 1 週火曜日 13:00~13:30 平成 26 年 4/8、 5/13、 6/3、 7/1、 8/5、9/2、10/7、11/4、 12/2、 平成 27 年 1/6、 2/3、 3/3 12 回開催 構成メンバー: 委員長 統括管理者 1 名 産業医 1名 衛生管理者 2名 施設管理者 誠愛リハビリテーション病院 職員代表 1名 介護老人保健施設カトレア 1名 訪問看護ステーション誠愛 1名 居宅支援事業所カトレア 1名 看護部 1 名、リハビリテーション部 2 名、 福祉部 1 名、管理部 4 名、カトレア 1 名 計 17 名 活動内容: 労働安全衛生法 第 19 条に基づき、労働災害ゼロ、職員のための快適な職場 環境維持の推進、健康増進の推進を目的に活動している。 結 果: ① 年度初に年間安全活動計画を立案し、計画に基づき実施している。 ② 毎月、会議において前月発生した業務上災害等の報告、予防対策の検討等を 行っている。 ③ 安全かつ衛生的な職場環境の維持増進のため、チェックリストに基づき、2 名の衛生管理者は毎月職場の巡視を徹底。 ④ 雇入時健康診断及び定期健康診断の結果に基づくフォローアップの徹底。 [- 76 -] 公用車運行管理委員会 文責:総務課 係長 広松 建志 委員会開催日:月1回(第 1 週の金曜日)13:00~13:30 平成 26 年 1/10、2/7、3/7、4/4、5/2、6/6、7/4、8/1、9/5、10/3、 平成 27 年 11/14、12/5 1/9、2/6、3/6 構成メンバー:管理部・リハビリ部・福祉部・訪問看護・カトレア・居宅より 各1名 計6名 活動内容:公用車の運行管理・保守および公用車における交通事故防止に関する 協議を行う。 活動結果:(1)公用車の運行管理・保守 ①運転日報を精査する。 ②公用車の定期点検の打合せ及び車輌入替えの報告。 ③公用車の使用手順を見直し各部署に伝達。 ④公用車が故障した場合の対処方法を打合せ各部署に伝達。 (2)交通事故等の未然防止策の協議 ①事故報告を基に再発防止策を協議し各部署に伝達。 ②交通違反の事例を基に未然対策を協議し各部署に伝達。 ③交通事故発生時の対処マニュアルを作成し各部署に伝達。 ④安全運転に関する説明及び議論を行ない各部署に伝達 [- 77 -] 個人情報保護委員会 文責:管理部長 今村洋一 委員会開催日:随時 平成 26 年 4/1 構成メンバー:管理部長(委員長)、看護部 1 名、リハビリ部 1 名 管理部 4 名、カトレア 1 名 計 8 名 活動内容: 「個人情報保護に関する基本方針」に基づき医療情報の管理と、患者さんの個 人情報保護を厳重に行うため、諸規程の整備・職員教育等を行っている。 結果:第 1 回 開催日 : 平成26年4月1日 場 所 : 研修室 活動内容: 新入職員に対する入職時研修(スライドによる説明) 本年度入職の職員に対して個人情報・情報漏洩対策についてのオ リンテーションを行った。 [- 78 -] 薬事委員会 文責:薬事委員会 委員長 渡邊 義将 委員会開催日:第 4 水曜日 12:00~ 平成 26 年 4/23、5/28、6/4(臨時)、6/25、7/30、8/27、9/24、10/22、 11/26、12/24 平成 27 年 1/28、2/25、3/25 構成メンバー:医師 13 名、薬剤師 1 名、看護師 3 名 (計 17 名) 活動内容: 医薬品の適正使用について、具体的な方法の検討 新規採用薬品・採用中止薬品の検討 後発医薬品の導入推進 特別採用薬を含む、在庫薬品の把握と運用 副作用の発生報告と対処の検討 その他、薬剤情報の伝達 結果: (1) 新規採用薬 1. 先発品から後発品への切替に伴う採用 スルホニルウレア系経口血糖降下剤 アマリール錠 1mg「サノフィ」 → グリメピリド錠 1mg「AA」へ切替。 アンジオテンシン変換酵素阻害剤 タナトリル錠 2.5mg「田辺三菱」 → イミダプリル錠 2.5mg「ファイザー」へ切替。 選択的 AT1 受容体ブロッカーディオバン錠 40mg「ノバルティス」 →バルサルタン錠 40mg「サンド」へ切替。 持続性 Ca 拮抗薬 カルブロック錠 16mg「第一三共」 → アゼルニジピン錠 16mg「田辺販売」へ切替。 血圧降下剤(α1 遮断薬)カルデナリン錠 1mg「ファイザー」 → ドキサゾシン錠 1mg「タナベ」へ切替。 降圧利尿剤 ラシックス錠 20mg「サノフィ・アベンティス」 → フロセミド錠 20mg「テバ」へ切替。 消化管運動機能改善剤 ガスモチン錠 5mg「大日本住友」 → モサプリドクエン酸塩錠 5mg「日本ケミファ」へ切替。 経口用セフェム系抗生物質製剤 フロモックス錠 100mg「塩野義」 → セフカペンピボキシル塩酸塩錠 100mg「マイラン」へ切替。 広範囲経口抗菌製剤 クラビット錠 500mg「第一三共」 → レボフロキサシン錠 500mg「第一三共エスファ」へ切替。 [- 79 -] 抗ウイルス化学療法剤 バルトレックス錠 500mg「グラクソ・スミスク ライン」→ バラシクロビル粒状錠 500mg「持田」へ切替。 広範囲抗菌点眼剤 クラビット点眼液 0.5%「参天」 → レボフロキサシン点眼液 0.5%「キッセイ」へ切替。 2. 後発品の新規採用 持続性 Ca 拮抗薬 アムロジピン OD 錠 5mg「明治」 (高用量規格の追加) * * ただし、アムロジン OD 錠 2.5mg「大日本住友」 (先発品)は採用継続と し、5mg 錠、2.5mg 錠とも、薬局の負担軽減の目的で割錠不可となった。 3. 先発品の新規採用 経口 FXa 阻害剤(新規経口抗凝固薬)エリキュース錠 2.5mg, 5mg「ブ リストル・マイヤーズ」 (一般名:アピキサバン。新規薬効剤の採用。) 選択的 DPP-4 阻害剤(2型糖尿病治療薬)ネシーナ錠 12.5mg「武田」 (一般名:アログリプチン。新規成分・低用量規格の追加。) 経皮吸収型β1 遮断剤 ビソノテープ 8mg「トーアエイヨー」 (一般名:ビソプロロール。新規成分・新規剤形の追加。) 疼痛治療剤 リリカカプセル 25mg「ファイザー」 (一般名:プレガバリン。既採用薬の低用量規格の追加。) 慢性疼痛治療剤 トラムセット配合錠「ヤンセンファーマ」 (一般名:トラマドール/アセトアミノフェン。新規薬効剤の採用。) 抗精神病薬(非定型抗精神病薬)エビリファイ 3mg「大塚」 (一般名:アリピプラゾール。新規薬効剤の採用。) NMDA 受容体拮抗アルツハイマー型認知症治療剤 メマリー錠 20mg「第 一三共」(一般名:メマンチン。新規薬効剤の採用。) 喘息治療配合剤(吸入ステロイド/β2 刺激薬配合剤)フルティフォー ム 125 エアゾール「杏林」 (一般名:フルチカゾン/ホルモテロール。新規成分・新規剤形の追加。) 長時間作用型ノイラミニダーゼ阻害剤(抗インフルエンザウイルス薬) イナビル吸入用粉末 20mg「第一三共」 (一般名:ラニナミビル。新規成分・新規剤形の追加。) 以上、先発品 11 剤が後発品へ変更となり、後発品 1 剤および先発品 9 剤が新規 採用となった。 (2) 採用中止薬 1. 最近 1 年間の処方実績が極端に少ない下記の 8 剤について、採用中止とす ることを決定した。 [- 80 -] アルドース還元酵素阻害剤(糖尿病性神経障害治療薬) キネダック錠 50mg 経口脊髄小脳変性症治療薬 セレジスト錠 5mg 抗ヒスタミン剤/抗パーキンソン剤 ピレチア錠 25mg 循環障害治療剤 サークレチン S 錠 25μg(先発品名:カルナクリン) 鎮咳剤 アスベリンドライシロップ 2% 鎮静・抗けいれん剤 フェノバール注射液 100mg 抗てんかん薬 ラミクタール錠小児用 2mg(小児用剤形のみの中止) 精神神経用剤 ベゲタミン B 配合錠 2. 下記の向精神薬 4 剤については、少ないながらも一定の処方実績があった が、複数の同種同効薬が採用されているため他剤への変更が可能と判断さ れ、採用中止となった。 精神神経用剤(フェノチアジン系抗精神病薬)ウインタミン錠 25mg 心身安定剤(ベンゾジアゼピン系抗不安薬)リーゼ錠 5mg 抗不安剤(ベンゾジアゼピン系抗不安薬)ソラナックス錠 0.4mg 精神神経用剤(ベンゾジアゼピン系抗不安薬)レキソタン錠 2mg (3) 特別採用薬の在庫管理について 1. 下記 28 剤の不動在庫が終了した。 アリセプト D 錠 5mg、メマリー錠 10mg、レミニール OD 錠 8mg、イクセロ ンパッチ 18mg、ミラペックス LA 錠 1.5mg、ミラペックス LA 錠 0.375mg、 メシル酸ペルゴリド錠 250μg、ジプレキサ錠 2.5mg、ニコチン酸アミド散、 エホチール注 10mg、セレジスト錠 5mg、ペルサンチンLカプセル 15mg、 ビカルタミド錠 80mg、アボルブカプセル 0.5mg、ラベプラゾールナトリウ ム錠 10mg、プルゼニド錠 12mg、ビーマス配合錠、ポンタールカプセル 250mg、 ピペラシリン Na 注射用 1g、ジフルカンカプセル 50mg、エルシトニン注 20S、 ツムラ 2 葛根湯加川九辛夷、クラシエ 3 乙字湯、ザジテンドライシロップ 0.1%、パタノール点眼液、モーラステープ L40mg、モーラステープ 20mg、 20%ブドウ糖注射液。 2. H27 年 3 月 24 日現在、不動在庫化した特別採用薬は 40 剤となった(昨年 度末の時点で 42 剤)。そのうち 8 剤は、本年度に採用中止が決定して新た に特別採用薬扱いとなった薬剤である。 (4)その他 1. 臨床試用医薬品の使用許可について 4 月 23 日の委員会において、糖尿病内科(外来)の中村宇大医師より、 選択的 SGLT2 阻害剤(2 型糖尿病治療剤)フォシーガ錠 5mg「小野薬品」の 臨床試用医薬品としての使用許可の申請があり、許可された。 [- 81 -] また、8 月 27 日の委員会において、今後、臨床試用医薬品の使用につい ては、使用を希望する医師が起案書を作成し、特別採用薬の申請と同じ手 順で使用許可の申請を行うことが決定した。 2. 採用規格・剤形の変更 アジルバ錠「タケダ」: 40mg 錠 → 20mg 錠へ変更。 ノボラピッド注「ノボ・ノルディスク」: イノレット 300 単位 → フレックスタッチ 300 単位へ変更。 スピリーバ「ベーリンガー」: 吸入用カプセル 18μg → レスピマット 2.5μg へ変更。 3. 供給停止に伴う他社同一成分製剤への変更 セフトリアキソン Na 静注用 1g「サンド」 → 同「日医工」へ変更。 スルバクタム・アンピシリン静注用 1.5g「サンド」 → ユーシオン-S 静注用 1.5g「サワイ」へ変更。 4. 委員会での検討後、否決された議案 トレシーバフレックスタッチ「ノボ・ノルディスク」からランタス注 ソロスター「サノフィ」への変更。 ビスホスホネート薬のウィークリー製剤からマンスリー製剤への変更。 以上 [- 82 -] 給食委員会 文責:栄養係 委員会開催日・開催頻度:第 2 木曜日 吉原 文月 13:00~13:15 構成メンバー:医局 1 名 看護部各病棟より 1 名ずつ リハビリ部(言語聴覚士 1 名) 栄養係 3 名(病院栄養士 2 名・委託側栄養士) 計 10 名 活動内容: 日頃の食事内容、食事提供について検討を行い、改善解決を図る。また、 新製品の栄養補助食品、経腸栄養剤などについて紹介及び検討を行う。 経過・結果など: ・滑り止めトレイの導入。 ・嗜好調査を実施。 ・ソフト食の食材について。 南瓜の軟らかさ⇒調理法を検討 お節料理の雑煮の餅⇒昨年までは餅麩を提供していたが、ぱぱのおもゆ を使用し餅に近いものを提供 鶏肉のこま切れの使用⇒現状での提供 ・ビフィズス菌末の採用(H27 年 3 月) [- 83 -] Eating and Swallowing Team(EST)委員会 文責:医師 横山葉子 委員会開催日:毎月第 2 水曜日 12:40~ 平成 26 年 5/14、6/11、7/9、8/20、9/10、10/8、11/12、12/10 平成 27 年 1/14、2/18、3/11 構成メンバー: 医局 7 名、看護部 8 名、リハビリテーション部 15 名、栄養課 2 名 歯科衛生士 1 名、院外より 1 名(歯科医師) 計 34 名 活動内容: 1)多職種協働による早期経口摂取再獲得の推進 (嚥下評価の迅速化・評価方法の統一・EST 回診の実施による) 2)摂食嚥下機能(食事動作含む)を向上させるために必要な物品・環境の整備 3)歯科/口腔ケア領域との連携 結果: ・EST 回診の実施・多職種協働のあり方の見直し EST 委員会は結成から 3 年目を迎え、早期経口摂取獲得に向けてチームで取り 組む姿勢は定着しつつある。今年度は、チームアプローチの内容をより充実し たものとするため、症例毎の問題点から各職種が取り組むべき課題を明らかに する目的で、「嚥下重点患者シート」を作成し運用を開始した。 ・摂食機能療法に関するシステムの整備 摂食機能療法を実施するにあたり必要とされる診療・実施計画書を作成し、運 用を開始した。これらの計画書は嚥下機能の評価表も兼ねており、経時的変化 の追跡にも役立っている。 ・歯科診療との連携 平成 26 年度より歯科医師による週一回の口腔内精査および専門的ケアが開始 された。 月一回の嚥下内視鏡検査が開始された。 また訪問歯科との連携強化により、義歯の調整・新製を含めた入院患者の口腔 内環境の整備がよりスムーズに行えるようになった。さらに平成 27 年 1 月か らは歯科衛生士を迎え、専門的な口腔内環境の評価とケアがますます充実して きた。 ・活動実績の見直し 当院における摂食嚥下障害への関わりを見直すことを目的に、EST 委員会が関 与した症例につき退院後の摂食状況の追跡調査を行い、解析中である。 [- 84 -] カルテ開示委員会 文責:医事課 課長 古賀昭臣 委員会開催日:随 時 平成 26 年 5/20、6/11(3 件)、9/18、9/26(2 件) 平成 27 年 1/29、3/31 計9回 構成メンバー: 院長、名誉院長、医局 2 名、看護部 2 名、リハビリ部 2 名、福祉部 1 名、 管理部 6 名 計 14 名 活動内容:カルテ開示の申込に対する開示範囲の決定 診療に関する情報提供を求める患者さんに適切に対応し、患者さんと医療従 事者とのより強固な信頼関係の確保を図ることにより、良質な医療を提供する 体制を構築することを目的とする。 実 績:平成 26 年度のカルテ開示申込件数は 9 件であった。 開示先 開示範囲 開示内容 ご本人・ご家族 裁判所・弁護士 全部開示 全部開示 外来カルテ 1 5 入院カルテ 3 6 電子カルテ(印刷したもの) 3 6 CT・MRI 2 5 一般撮影画像 1 5 市役所 全部開示 (件) [- 85 -] 倫理委員会 文責:管理部長 今村洋一 委員会開催日:年 2 回のほか書面開催 2 回 平成 26 年 4/10, 5/14(書面),10/9,12/16(書面) 構成メンバー 委員 : 院長、医局副院長、看護部副院長、リハ部副院長、福祉部長、管理部長 予備委員 : 医局、看護部、リハ部、福祉部、管理部からそれぞれ1名 外部委員 : 倫理・法律面の有識者、市民の立場の人 2名 活動内容: 当院の職員が行う人間(ヒト)を対象とする医学研究ならびに研究的医療行為に 関し職員から申請された計画の内容を審査しその成果を公表する。 本年度は 4 回開催した。 結果: 第1回 日 時 : 平成26年4月10日 場 所 : 会議室 議 題 : 審査申請課題11題 (申請内訳 医局3題、看護2題、リハ6題) 申請課題すべて承認。 第2回 日 時 : 平成26年5月14日 場 所 : 書面開催 議 題 : 審査申請課題 1 題 (申請内訳 福祉部1題 ) 臨時での申請があったため倫理委員会規定により書面開催で承認。 第3回 日時 : 平成26年10月9日 場所 : 会議室 議題 : 審査申請課題13題(申請内訳 リハ部13題) 12題は承認、1題は保留、再検討することとなった。 第4回 日時 : 平成26年12月16日 場所 : 書面開催 議題 : 審査申請課題 1 題(審査内訳 リハ 1 題) 平成26年10月9日開催の倫理委員会で再検討となった課題に ついて書面での審査を行い、承認となった。 [- 86 -] 褥瘡対策委員会 文責:外来医長 看護部次長 鍵山智子 吉村綾子 委員会開催日:第 4 木曜日,13:00~13:30 平成 26 年 4/24,5/22,6/26,7/24,8/28,9/25,10/23,11/27,12/25, 平成 27 年 1/22,2/26,3/26 構成メンバー:医局 1 名, 看護部 7 名,薬局 1 名, リハ部 2 名,栄養課 1 名 計 12 名 活動内容: ① 週に 1 回専任医師による回診,月に 1 回褥瘡対策委員による回診を実施し, 早期治癒に向けて検討を行った. ② 5 月に高機能静止型マットレス「フィール」のデモを試用した. ③ 2 月に新規に発売された硬さ調整式マットレス「LIFE」の紹介をした. ④ 6/10「褥瘡をつくらない看護」1 名,12/5「慢性疾患から生じる皮膚症状と予 防的スキンケア」1 名参加,3/1「褥瘡の栄養管理ケアメソッド」3 名参加した. 結果: 平成 26 年度の入院患者 695 名中,褥瘡有病者は 24 名で,褥瘡発生か所数は 30 か所であった.平成 26 年度の平均褥瘡有病率は 2%,月別有病率は下図に示す. 褥瘡有病者の平均年齢は 80.6 歳,男女比は男性 13 名,女性 11 名であった.院内 発生は 14 名(15 か所),院外発生は 10 名(15 か所)であった.疾患別では大腿骨 骨折 7 名(院内 2 名,院外 5 名) ,脳梗塞 4 名(院内 2 名,院外 2 名),脳出血 4 名 (院内 3 名,院外 1 名)で,発生部位は仙骨部 10 か所(院内 5 か所,院外 5 か所), 殿部 6 か所(院内 5 か所,院外 1 か所),踵部 5 か所(院内 2 か所,院外 3 か所)で あった.深達度はⅡ度が 90%を占めており,平均治癒日数は院内発生が 18 日, 院外発生が 48.9 日であった.褥瘡発生患者の特徴としては,日常生活機能評価の 平均値は 11/19 点と重症者が多く,FIM 平均値 44/126 点,BMI19 であった. 平成26年度 % 月別褥瘡有病率 4 3 2 1 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 [- 87 -] 10月 11月 12月 1月 2月 3月 図書管理委員会 文責:医師 医師 砥上妃美子 委員会開催日:第二週火曜日(隔月)12:00~ 平成 25 年 5/13、7/8、9/9、11/11 平成 26 年 1/13、3/10 構成メンバー: 医局 1 名、看護部 2 名、リハビリテーション部 1 名、福祉部 1 名、管理部 3 名 活動内容と結果: ・寄贈図書の受け取りと配布及び雑誌収納スペースの整備 各階雑誌収納スペースの整備を行い、職員からの寄贈図書を配布した。 ・廃棄図書の整理・書庫の点検 リハビリテーション部の廃棄図書の整理を行った。また、書庫の点検を行った。 ・定期購読雑誌の見直し 各部署の規模に応じて定期購読雑誌の必要性を十分に再度吟味した上で購読を 決定した。 ・図書管理規程の変更後の確認 一昨年より各部署間で賃借可能となっている定期購読雑誌(貸出期間 2 週間。 各部署の図書委員に申し出た上で貸出簿に記入)の賃借運用が問題無く行えてい る事を確認した。 ・文献検索サービスの検討と運用 対応できる分野が限られていることより、「医学中央雑誌 Web 版」から 2013 年 10 月 1 日より「Medical online」に変更となっている(ダウンロード数 310 件/年まで。ダウンロードの際は各部署の図書委員へ申請。サーバーの図書情報ホ ルダー内に新たに文献検索利用状況確認用のファイルを作成し、ダウンロード記 録を各部署の図書委員が行う)。変更後、特に問題無く運用できている事を確認し、 利用を促していく。 [- 88 -] 広報委員会 文責: 人事係 係長 高見 愛 委員会開催日:第4金曜日、12:30~13:00 平成 26 年 4/25、5/23、 6/13、6/27、8/22、9/26、10/24、11/28、12/26, 平成 27 年 1/30、2/27、3/27 構成メンバー:医局 2 名、管理部 3 名、看護部 2 名、リハビリ部 2 名、 福祉部 2 名、メディカルフィットネス 1 名 計 12 名 活動内容: ①広報誌作成 ②年報作成 結果: ①広報誌作成 1.誠愛タイムズ 病院を中心とした記事を掲載し、入院・外来患者、家族、関連施設な どへの当院での活動を啓蒙する役割として、年3回の発行を行った。 発行部数は、150 部程度で、院内にて閲覧できるよう設置している。 また、当院のホームページにも掲載している。 ① 平成 26 年春号の内容・・・ 入社式・新入職員挨拶・学会報告・ 家庭でできるリハビリテーション ② 平成 26 年夏号の内容・・・ サマーコンサート、何でも相談室より・当院喫茶メニュー紹介 家庭でできるリハビリテーション ③ 平成 27 年冬号内容… 新年のあいさつ・家庭でできるリハビリテーション・ 誠愛神社、誠愛大社を設置、クリスマス演芸会 2.あいあい健康ジャーナル 健康支援を目的に健康やフィットネス関連の記事について、 年 3 回の発行を行った。 ① 平成 26 年 7 月 VOL.4 の内容・・・ メディカルフィットネスのすすめ・あいあい教室の笑顔・ 今月の「レッスン大好き!」さん・Smail News・ [- 89 -] お客さんの声・今月のあいあいさん ② 平成 26 年 11 月 VOL.5 の内容… メディカルフィットネスのすすめ・プチ栄養学・ あいあい教室の笑顔・今月のあいあいさん・ Smail News・お客さんの声 ③ 平成 27 年 3 月 VOL.6 の内容… メディカルフィットネスのすすめ・あいあい教室の笑顔・ 今月の「レッスン大好き!」さん・Smail News・ お客さんの声・今月のあいあいさん 3.院内報 平成 26 年度の新規の取り組みとして、職員を対象とした院内報を作 成した。主に院内 LAN に掲示し、休職中の職員には郵送している。 ① 平成 26 年 11 月 内容… 新入職員あいさつ・ワークライフバランスに参加しています・ 慶弔休暇について・連絡事項 ② 平成 27 年 2 月 内容… 労災発生件数・電気使用量実績・新入職員あいさつ ②平成 25 年度年報作成 平成 25 年度の活動内容・業績などを盛り込み作成を行った。 関連施設や近隣医療機関などへの配布を行なった。 [- 90 -] サービス向上委員会 文責:医事課 課長 古賀昭臣 委員会開催日:木曜日 9:00~(随時) 平成 26 年 4/17、5/8、5/22、6/12、7/10、7/17、7/31、8/7、8/29 9/11、9/25、10/16、11/13 平成 27 年 1/15、2/19 計 10 回 構成メンバー: 院長(委員長)、医局 1 名、看護部 2 名、リハビリ部 2 名、福祉部 1 名、 管理部 6 名 計 13 名 活動内容: ①ご意見箱への投書に対する掲示板を利用しての回答 ②対応策の検討、決議、実施 →患者さんからの要望に対して他部署が連携して議論することにより、 患者満足に対する意識の向上と、患者サービスの向上を図る。 実績:平成 26 年度の意見箱への投書数は 69 件であった。 投書数 改 善 注意喚起 その他 計 4月 5 1 4 5 5月 10 3 7 10 6月 7 1 6 7 7月 10 1 9 10 8月 10 2 8 10 9月 7 2 5 7 10月 6 1 5 6 11月 1 1 1 12月 2 2 2 1月 2 2 2 2月 8 6 8 3月 1 1 1 56 69 69 2 13 (件) 改善例: 駐車場の白線の引き直し。 お風呂の順番の交替 4階職員トイレを女性用トイレに変更 [- 91 -] 輸血療法委員会 文責:医局 医師 横山葉子 委員会開催日:偶数月の第3金曜日 平成 26 年 4/18、6/20、8/22、10/17、12/12、 平成 27 年 2/20、 構成メンバー:医局1名、検査課1名、薬局1名、 看護部 5 名 計8名 活動内容: 当委員会では、当院における血液製剤の使用が、 「安全な血液製剤の安定供給の 確保等に関する法律」の定めに従い安全かつ適正になされるよう、諸問題の調査・ 検討・審議を行っている。 具体的には、(1)輸血療法の適応や血液製剤の適正使用に関する規定の作成、 (2)当院における各種血液製剤使用の統計に基づいた血液製剤適正使用の実施計 画の作成、(3)輸血用血液の検査項目・検査術式の選択と精度管理、(4)輸血実 施時の手続き・手順の策定を行い、これらについての問題点を定期的に検証し見 直しを行っている。また、継続的に血液製剤の使用状況調査を実施している。さ らに、血液製剤の不適正な使用事例が認められた場合には、主治医からのヒアリ ングも含め症例検討を行って、原因の特定・再発防止策の検討・関係者へのアド バイスを行い、輸血療法に伴う事故・副作用・合併症が発生した場合には、事故 対策委員会などと緊密に連携し、事例の内容・発生要因・改善策などについて検 討を行うことも当委員会の役割である。 結果: 当院における平成 26 年度の血液製剤使用状況は、 照射赤血球液:1例、2 単位(平成 26 年 11 月 19 日) の 1 例のみであり、不適正な使用や、輸血に伴う事故・副作用および重篤な合併 症は認められなかった。 委員会構成の面では、平成 26 年 4 月より 3 病棟が一般病棟から回復期リハ病棟 に変更され、3 病棟に限らずいずれの病棟においても輸血を実施する可能性が生 じたことから、各病棟看護師から一名ずつ輸血委員が選出されることとなり、委 員は 5 名から 8 名に増加した。 さらに「輸血療法マニュアル」の簡易版を作成し、各部署の役割を明確にした。 輸血前後の検査項目も見直し、電子カルテ上のオーダ項目の変更を行った。 その他、日本赤十字社や福岡県赤十字血液センターからの通知事項を逐次確認 し、関係部署への周知徹底を図った。 [- 92 -] Nutrition Support Team(NST)委員会 文責:栄養係 吉原 文月 委員会開催日:毎月第2木曜日、13:15~13:30 回診:毎月第4木曜日 13:30~ 構成メンバー:医局1名、栄養係 2 名、検査課1名、薬局1名、ST1名 看護部各病棟より1名 目的:患者の栄養状態の評価、管理を行い、全ての患者が最もふさわしい栄養管 理法を受けることで早期退院、社会復帰を助け、QOL を向上させるため病院職員 が一丸となって取り組むべき対策をより効果的・効率的に機能させるべく任に当 たることを目的とする。 平成 26 年度活動状況: 昨年度と同様、今年度も各月に対象患者を抽出し症例検討を行う。 ・看護師によるMNA評価実施。 ・管理栄養士にて入院時の栄養スクリーニングと定期的なモニタリング実施。 (BMI、MNA評価結果、食事摂取状況、採血結果などを確認。) ・検査課にてアルブミン 3.0g/dl 以下に該当する患者抽出。 (Alb、BUN、Cre に TC、chE、Hb、昨年度より総リンパ球数を追加。) ・本年度よりカンファレンスシートを作成し、多職種で記入し情報を共有。 ・NST 対象患者の状態、摂取量の把握、使用薬剤、今後の方針や方向性など について報告及び検討し今後の栄養管理法や問題点について協議。 ・経鼻経管栄養から 3 食経口食に移行した患者について昨年度より回診を開始。 ・ビフィズス菌末について、メーカーによる勉強会実施。(今後下痢対応とし て活用) 平成 26 年度は新患患者の NST 介入基準を検討し、入院時の MNA スコア 7 ポイント以下でアルブミン 3.0g/dl 以下あるいは褥瘡がある、どちらか 1 つ でも該当すれば NST 対象とした。また在院患者についてはアルブミン 3.0g/dl 以下で食事摂取量、体重減少、褥瘡の経過等について検証を行い栄 養評価にて NST 介入の有無を判断することとした。また共有フォルダに NST カンファレンスシートを作成することにより、主治医、看護、リハビ リ部、薬局、検査といった多職種で情報を共有することができるようになっ た。また他病棟の患者についても把握することができ、今後十分に活用し経 過を追っていきたい。 [- 93 -] 誠愛教育委員会 文責:医局 医師 砥上妃美子 委員会開催日:年1回定期開催 平成 26 年 2 月 20 日(平成 27 年度の計画立案) 構成メンバー:院長(委員長)、医局1名、 看護部2名、福祉部 1 名、管理部6名、 リハビリテーション部2名、 カトレア1名 計 14 名 活動内容:1)各部署や委員会で実施する教育・研修の調整および援助。 2)職員教育に関する企画、立案、研究ならびに資料の収集。 3)誠愛院内勉強会の開催。 結果: 本年度はタイムリーな話題も取り入れつつ、以下に示す院内勉強会を開催した。 <平成 26 年度に開催した勉強会> 実施日 タイトル 講師 4 月 22 日 「H26 年度各部署の展望」 「はじめに」 院長 「医局」 井林 雪郎 医局長 石松 義弘 「看護部」副院長 金山 萬紀子 「リハビリテーション部」 副院長 渕 雅子 「福祉部」 部長 中村 真紀 「管理部」 部長 今村 洋一 「介護老人保健施設カトレア」 管理部 係長 沖田 智仁 「小児部門」名誉院長 黒川 徹 「総評」 [- 94 -] 理事長 小野山 薫 5 月 27 日 「救急患者への対応 BLS その他 基本 的な考え方と新ガイドライン 2010」 6 月 17 日 佐賀県医療センター好生館 脳卒中センター センター長 脳血管内科 杉森 宏 氏 <感染対策委員会報告①> 「感染対策手技」 医局長 石松 義弘 <事故対策委員会報告①> 「平成 25 年度看護部事故報告のまと 看護部:次長 吉村 綾子 め」 「リハビリテーション部における事故 リハビリテーション部: 課長 万庭 寛 対策」 「通所リハビリテーション誠愛事故対 通所リハビリテーション誠愛: 岡内 純子 策委員会報告」 介護老人保健施設カトレア: 「介護老人保険施設カトレア事故報告 坂井 瞬 と分析」 8 月 7 日 「咬合・咀嚼を理解しよう 夏見歯科医院 -よりよい摂食・嚥下のために-」 夏見 良宏 院長 歯科河原英雄医院 河原 英雄 院長 マスダ小児矯正歯科医院 増田 純一 院長 ウエハマ歯科医院 上濱 正 院長 9 月 16 日 『医療現場を悩ます苦情・クレームの マネジメント -事例に学ぶ「いつでも、どこでも、 だれでもメディエーション」』 10 月 15 日 <感染対策委員会報告②> 飯塚病院 経営管理部 総務課 医療メディエーター 砥上 淳一 氏 医局長 石松 義弘 「感染対策手技」 <事故対策委員会報告②> 「放射線室における事故について」 [- 95 -] 放射線部:係長 坂口 龍子 「医薬品の安全使用のための研修会」 「医療機器安全管理 医療機器の点検 について」 「栄養係事故報告」 薬剤部:係長 守 秀夫 検査部:課長 村瀬 朗 栄養部:係長 豊田 晃 11 月 18 日 「摂食機能障害について」 リハビリテーション部 言語聴覚 士 課長補佐 長谷川 和子 1 月 20 日 「確定拠出年金」 管理部 人事係長 3 月 17 日 「腰部負担のバイオメカニクス」 国際医療福祉大学 大学院、東京大 学 22 世紀医療センター研究員 高見 愛 勝平 純司 氏 [- 96 -] フットケア委員会 文責:医局 江藤真弓 委員会開催日:毎月第 4 月曜日 13:15~ 平成 26 年 4/28、5/26、6/23、7/28、8/25、9/22、10/27、11/24、12/22 平成 27 年 1/25、2/22、3/22 構成メンバー: 医局 1 名(医局医師)、看護部 6 名、リハビリ部 3 名 計 10 名 活動内容: 1)足病変の早期発見とフットケアを行う。 2)フットケアを行うための物品の選定と配置。 3)フットケアの重要性や具体的な手技を学ぶ院内勉強会の開催。 結果: ・足のチェックシートの作成 足のチェックを行うためのチェックシートを作成し、すべての患者さんの入 院時に記載することにより、足の観察を行うようにした。足病変のある症例 や高リスク症例には病棟で定期的にケアと観察を行うこととした。 ・物品の配置 フットケアに必要な物品を購入・配置し、利用方法を周知した。 ・患者や家族への啓蒙 足病変には日常の手入れが重要であるため、爪の切り方など本人や家族への 指導も適宜行っている。 ・ケアを充実させるための研修 フットケアの重要性や手技を学ぶ場として、他院での勉強会に随時参加して いる。また、平成 27 年度には外部から講師を招いて院内勉強会を行う予定で ある。 [- 97 -] 認知症ケアチーム(Dementia Care Team; DCT) 委員会 文責:医師 砥上妃美子 委員会開催日:第二週木曜日 13:00~ 構成メンバー: 医局 1 名、看護部 6 名、リハビリテーション部 4 名 活動内容と結果: 高齢化社会が進むとともに、認知症の患者も増加している。 入院による環境の変化もあいまって症状が悪化し、身体拘束や薬物加療による過 鎮静により身体機能や認知機能が低下し、寝たきりの患者が増加することが懸念 される。認知症ケアチームでは認知機能を低下させない、周辺症状を出現・悪化 させないケアやリハビリテーションを提供し、寝たきりを防止する事を目的に発 足した。他院の認知症患者への取り組みの見学を行い、試験的に療養型病床にて 入院環境の整備や入院時・退院時の評価法設定、患者に合わせた各種療法、集団 での活動を行ってきた。また、職員への勉強会も行っている。今後、各病床への 普及と職員・家族への勉強会を行っていきたいと考えている。 [- 98 -] 編集後記 ここ何年か年報の編集に携わっています。毎年、梅雨に入り、目次の作成と編 集後記を書くと、年報の編集が終わりに近づいてきたと実感します。 さて、今年は、なかなか編集に取り掛かれず、原稿集計のチェックや編集が遅 れてしまい、予定通りの時期に完成できるか心配していましたが、なんとか例年 通りの時期に発行できそうです。 最後に、平成 26 年度年報の作成にあたり、今年も原稿の作成、校正に協力し てくださいました職員の方に感謝します。 広報委員会 監 修 広報委員会 委員長 井林 雪郎 委 砥上 田邉 高盛 今村 妃美子 紗織 めぐみ 洋一 員 年報編集担当 東 大庭 中村 添田 純子 優作 真紀 照二 薙野 澤田 高見 晴美 洋子 愛 誠愛リハビリテーション病院 平成 26 年度年報 発行日 平成 27 年 7 月 発行所 特定医療法人社団三光会 誠愛リハビリテーション病院 福岡県大野城市南大利 2-7-2 TEL:092-595-1151 FAX:092-595-1199 [- 99 -] 高見 愛
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