カンボジア 村の学校で日本語・英語教育(トンレアップ村小学校) こうちゃんさん 社会人 22 歳(昭和シェル石油) 感想文 2013 年 4 月参加 日を重ねるごとに、童心に戻れる自分がいました。そして、日本に帰るのが悲しくなる程に、 トンレアップ村と人々を愛する事が出来ました。 学生時代から東南アジアをバックパッカーとして旅行しており、東南アジアに対しては非常に 好意を抱いておりました。とりわけ、カンボジアでの旅行は、日本にあたる所の「良き田舎町」 の印象が残っており、再度訪問したく考えておりました。せっかく行くのですから、何かプラ スアルファの価値を提供すべく、ボランティア員として今回申し込みました。 今まではバックパッカーとして東南アジアを旅しておりましたが、 「自分が目の当たりにしていた」風景は観光客向けにアレンジされた表面的な世界であったの かもしれません。 まず驚くべきことに、電気・ガス・水道、日本では当たり前のように供給されるべきライフラ インが、トンレアップ村にはありません。 この事実を頭では理解しつつも、いざ目の当たりにすると正直驚きます。。。 しかし、この超原始的な 5 日間の生活をステイ先の日本人、そして村の人々と過ごすことで、 私は様々な事を味わい、また「子供達の力になりたい!!」と意気込んで参加しましたが、逆 に子供達から色んな事を学びました。 電気がないからこそ、満点の星空を味わえます。 ガスがないからこそ、炭火で料理した激ウマイ料理を味わえます。 水道がないからこそ、桶を使って気持ち良い水浴びを味わえます。 モノに溢れていないからこそ、モノを大切にする心を学べます。 学習の場が少ないからこそ、子供達から逆に勉強することの大切さを学べます。 しかし、自分が伝えたい事が上手く伝わらず、人へ伝えることの難しさを学べます。 結構マジメに感想を書いてみましたが、 帰る頃には帰りたくなくなるボランティアであることは間違いないです!! 久しぶりに、童心に戻ってしまった 5 日間でしたが、是非また参加したいです。 子供達とかんかん照りの中はしゃいだ休み時間、早起きして皆で見に行った日の出、 下校後の校庭で結構本気で挑んだサッカー。。。もう戻りたくなるので書きません(笑) 最後に、トンレアップ村の皆、ステイ先で寝食を共にした皆、オークン!!^_^ 途上国の現状を身を持って体験する中で、実際に自分たちの寄付金や税金が有効活用されてい る現場が散見されました。私個人の金銭的な協力は僅かではありますが、改めて寄付金や税金 の意味を実感しましたので、積極的な活動に落とし込みたいです。
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