平成 25 年度 第 1 回 光風荘運営推進会議 ≪日 時≫ 平成 25 年5月 15 日(水)午後6時より ≪場 所≫ 高齢者グループホーム光風荘 ≪出席者≫ 委 運 営 議事録 3階「えんがわ」 員:地域包括支援センター職員、地域代表… 計3名 側:理事長、事務局長、施設長、介護職員… 計5名 オブザーバー:高齢者支援課職員、在宅介護支援センター職員… ≪議 題≫ 計2名 1.報告事項 (1) 入居者、職員の異動について (2) 前回会議以降の活動状況について 2.平成 25 年度事業計画について 3.光風荘運営推進会議年間予定について 4.行政からの情報提供 5.その他 ■挨拶 本日はお忙しい中お集まり頂き、ありがとうございます。急に暑くなり、体が慣れていない状況で、 体のコンディションを崩しがちですので、ご注意ください。 本日は、平成 25 年度第1回の運営推進会議です。色々と忌憚のないご意見を頂戴して、施設の運営に 反映できればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ■会議概要 ※ 文中の「委員」は運営推進委員、「運営」は運営側、「市等」は市職員等、「GH」はグループ ホーム、「特養」は特別養護老人ホームの略。 1.報告事項 (1) 入居者、職員の異動について …「運営」より ・入居者の異動は無し。 ・職員の異動は、4月5日付けで2階の男性職員が退職。現在、新しい職員を募集している。 ・4月 26 日から5月3日の間、1階の女性が急性胃腸炎で陽和会病院に入院した。現在は、退院して 普段通りの生活に戻っている。 (2) 前回会議以降の活動状況について …「運営」より <3月 28 日(2階)4月1日(1階)、お花見> ・2階は、お花見弁当を作って光風荘の屋上で食べた。午後からは、いつもの散歩の時間に、2階の 入居者全員と職員・ボランティア2名で中央公園までお花見に行った。公園では桜餅を食べた。 ・1階は、関前公園へお弁当を持って出かけた。重箱に全員分のご飯を詰めて行った。普段は一人分 ずつ分けて配膳するが、今回は、重箱から直に取り、戸外で食べたせいか、 「美味しい」と何度も取 って食べる方がいた。その一方で、小さな取り皿1枚分を食べ終えた時点で「もういいわ」とおっ しゃる方もいた。 <5月 11 日(2階)5月 12 日(1階)、母の日> ・2階では、希望する女性入居者に職員がアロママッサージをして、リラックスして頂いた。また、 3階で和菓子と抹茶のおやつを出した。夕食はリクエストの多かったお寿司の出前を取って食べた。 ・1階では、昼食にちらし寿司を作り、皆で食べた。午後は音楽のボランティアに来てもらい、皆で 母の日や季節にちなんだ歌を歌った。おやつは、職員がプチケーキとフルーツをデコレーションし、 皆で食べた。 ・同日、延命寺の縁日があったが、1日目は雨、2日目は音楽ボランティアに重なり、ほとんどの方 は行かなかった。音楽ボランティアに参加しない男性入居者1名が縁日へ出かけた。 【質疑応答・意見交換】 Q 現在、ボランティアは何人ほどいるのか? A 音楽、開設当初からの華道、個人向けの傾聴、園芸などのボランティアに、定期的に来てもらって いる。お花見の際のボランティアは、職員の家族や元職員が来てくれた。 Q 行事は、階ごとに職員が自主的に企画しているのだと思う。例年行っている行事を、1階・2階で 別々の企画を立てるうえで、過去の企画をどのように活かしているのか。 A 毎年担当の職員が変わるため、思い付いたアイディアで企画することもあれば、過去の企画書を参 考にすることもある。 Q 実際に行事をやってみて、 「これは良かった」 「これはうまくいかなかった」「これを準備しておけ ば良かった」ということがあった場合、その経験はどう引き継がれているのか? A 行事担当者が、事前に企画書を、終了後に報告書を書き、参加者全員に意見や感想をもらい、まと めてファイルしてあるので、それらを参考にする。また、職員同士の交流の中で意見交換し、来年 に向けて考えていく職員もいる。今年のお花見は自ら「企画したい」と希望した職員がいた。長く 勤めている職員から「次はこうしてみよう」と意見が出ることも多く、良い雰囲気になっている。 Q 「2階は中央公園へ行く」「1階は関前公園へ行く」などのフロア毎の違いは何か目的があるか? A 歩く距離や、「行き慣れた所へ」、逆に「たまにはあまり行かない所へ」といった考えだと思う。 Q 企画する職員同士の交流はあるようだが、行事の中で入居者同士が交流する場面はあるのか? A 音楽ボランティアや華道ボランティアの時は各フロア一緒に行う。行事でも合同で行うものがある。 Q 別の企画を立てた場合、入居者によって「私はあっちに行きたい」 「こっちに行きたい」といった 意見は無いか? A あまり聞いたことがない。同じフロアにいる人と行動を共にしたい、という気持ちが強い様子。 Q 「握り寿司」と「ちらし寿司」ではかなり差があると思うが。 A 2階では日頃から「たまにはお寿司が食べたい」という声が多く、1階ではそれほど聞かない。聞 かないからそれで良いのかはわからないが。 Q 地域の行事の日程や情報は、どのように入手しているのか? A 毎年行われる行事は、例年の日程から予測しつつ、コミセン等のお便りで調べている。 Q 国や認知症サポーター養成団体が、認知症サポーターは「特別に何かをする人では無い」と謳って いるため、認知症サポーターになった方の活躍の場をどう作っていくかが国や都で大きな課題にな っている。養成講座は開催しているが、ボランティアの受け入れ先を今後どうしていくかを考えて いかなければならないと危惧している。「ボランティアをしているんだ」「共に地域に貢献している んだ」という達成感を、福祉の現場で得られればいいなと思っている。光風荘では定期的にボラン ティアをホームページ等で募集したり、希望があれば受け入れる見込みはあるか? A 募集はしているが、それを広く公表はしていない。ホームページの活用はいいかもしれない。 Q 今回このような意見が出てきたが、ボランティアをしたい・受け入れたいという人たちの橋渡しを 行政側でしてもらえるのか?ボランティアセンターはその橋渡しの一つだとは思うが。 A まだ橋渡し役が明確になっていない部分がある。この課題について一度精査し、橋渡しの仕組みを 整備し、サポーターの方の活躍の場を作りたい。 Q GHの「家庭的」な性格からして、 「こういう場面にはボランティアは入れない」といった区切り はあるのか? A 明確に区切りを作っている訳ではないが、 「入居者自身の出来ることは自分でやってもらいたい」 という点を、ボランティアに理解してもらうのは難しい部分もある。 ボランティアからどういう協力が得られれば、お互いにとって良いかを改めて考えると良いと思う。 「手を貸してほしい」というよりも「見守り」が重要で、マンパワーが必要な部分だと思う。そこ を理解してもらえれば敷居も低くなり、ボランティアに来てもらいやすくなると思う。 2.平成 25 年度事業計画について (別紙にて説明) ・6月8日に、見学会を予定している。毎年秋に、1日で行っていたものを、今回は半日で行う。 【質疑応答・意見交換】 Q 介護保険収入が前年度から今年度で増加しているが、根拠や収入の内訳は何か? A 介護職員処遇改善の加算が、開始時期(7月から)の関係で昨年度は 12 か月分適用されていない。 今年度は 12 か月分適用される見込みのため、収入増加の要因となっている。 Q 前年度と現在の要介護度はどうか?要介護度が上がれば、職員のケア内容にも影響すると思うが、 何か工夫していることはあるか? A 要介護度平均は、昨年度は 2.6 で、現在もほとんど変化は無いが、実際に目に見える病気の進行は 顕著である。工夫という訳では無いが、職員のスキルが上がることで、病気の進行に対応できてい る部分はある。 また、入居当初は把握できない事柄も多く、ケアに無駄が生じることもあるが、時間が経てば入居 者の行動パターンが把握でき、適切なケアができるようになるという側面もある。 ・入所施設では、どうしても建物自体に排泄物等の臭いが染み付いてしまう所が多いが、光風荘は 入るたびに清潔感を感じ、職員の努力を感じている。これからも頑張ってもらいたい。 ・入居者の人数が少ない分、生活スペースも狭いため、臭いが籠ると他の入居者生活に直結する。 Q 要介護度が思いのほか低いが、病気の進行を感じた際、適宜見直しを行なっているか? A 2年という認定期間の間に、入居者の状態が変わることは多い。その際は職員同士や家族と相談し、 申請することもある。 Q 平均年齢はいくつか? A 86 歳。最近、認定調査の結果、要介護度が下がることが続いているが、実際にケアを担っている 者としては、要介護状態が改善されているとは思えない部分もある。 Q 認定調査はどのようにしているか? A 職員が必ず同席している。 ・情報が調査員に伝えきれていないのではないか。周辺症状が軽くなることによって要介護度が軽 くなることがある。特記事項が評価に影響することもあるので、積極的に伝えたほうが良い。 Q 待機者は何名? A 判定会議が済んでいない方も含めると5名。 3.光風荘運営推進会議年間予定について ・今まで通り、奇数月の第3水曜日に開催の予定である。 4.行政からの情報提供 ・特になし。 5.その他 ・次回の運営推進会議は、7月 17 日水曜日の予定である。 平成 25 年度 第 2 回 光風荘運営推進会議 ≪日 時≫ 平成 25 年7月 17 日(水)午後6時より ≪場 所≫ 高齢者グループホーム光風荘 ≪出席者≫ 委 運 議事録 3階「えんがわ」 員:家族会会長、地域包括支援センター職員、有識者…計3名 営 側:法人理事長、事務局長、施設長、介護職員…計4名 オブザーバー:高齢者支援課職員、在宅介護支援センター職員…計2名 ≪議 題≫ 1.報告事項 (1) 入居者、職員の異動について (2) 前回会議以降の活動状況について (3) 平成 24 年度事業計画・決算について 2.行政からの情報提供 3.その他 ■挨拶 本日は、お忙しいなかお集り頂き、ありがとうございます。忌憚のないご意見をお願いします。 ■会議概要 ※ 文中の「委員」は運営推進委員、「運営」は運営側、「市等」は市職員等、「GH」はグループ ホーム、「特養」は特別養護老人ホームの略。 1.報告事項 (1) 入居者、職員の異動について 「運営」: 入居者の異動はありません。 入居希望者は現時点で8名です。 職員の異動については、4月に2階の非常勤職員が1人退職し、その代わりに6月に1人の 非常勤職員が入職して現在研修中です。 (2) 前回会議以降の活動状況について ・6月8日、平成 25 年度第 1 回家族会を開催。7家族8名の参加。 24 年度の事業報告、25 年度の事業 計画等の説明、家族からのアンケート結果の報告をした。 午後からは見学会を開きました。3組が来所され、そのうちの2組はケアマネから情報を得て来所し、 当日に申し込みをされた。 ・6月 11 日、2階入居者が武蔵境浄水所に外出しました。雨天のためタクシーを利用した。 ・6月 16 日、父の日をユニットごとに行った。1階は、昼食にちらし寿司とビールを提供、おやつは希 望のチョコバナナを作って食べた。2階は、男性入居者の希望で焼きそば、たこ焼き、おやつは白玉 あんみつを食べた。昨年退居され、現在、朝の補助スタッフとして関わってもらっている方にも声を かけ、来てもらった。 入居者は「父の日」の言葉に馴染みがないので、父の日の色は余り出さず、いつもとちょっと違った 感じで過ごしてもらった。 ・6月 20 日、1階は、13 日に予定していた深大寺への外出が雨で中止になった代わりに、くら寿司に 出掛けた。7 月には、この日外出できなかった方の外出を企画している。 ・6月 27 日、入居者と一緒に火災を想定した避難訓練を実施しました。業者から自動火災通報装置の取 扱い説明を受けた。 ・7月7日の七夕会では、午後にボランティアによる音楽の時間があり、七夕にちなんだ歌を皆で歌っ て楽しんだ。夕食後には2ユニット合同で3階屋上にて花火を楽しんだ。 ・その他、6月から7月にかけて杏林大学看護学科学生の2名3日間ずつの在宅看護実習が3回あった。 (3) 平成 24 年度事業計画・予算について ※ 別紙資料により概要を説明した。 【質疑応答・意見交換】 「委員」: 浄水場見学とは? 「運営」: 東京都の施設で、普段は見られないが、ある程度人数がまとまると予約により見学できる。 職員から説明を受け、屋上にも上がれた。おみやげも付いて、行ってみるとなかなか良かった。 無料です。 「委員」: 行かれた方の反応はいかがでしたか? 「運営」 : 昼食後の外出でした。いつもは昼寝する方がいる時間帯で、説明を聞けるかかどうか心配な 面もありましたが、スライドのために暗幕が引かれても真剣に話を聞き、頷いたり驚いたりと 思った以上に反応が良かった。 「委員」: 待機者8名とは今までになく大勢ですね。 「運営」 : 6月に見学会を開催し、当日2名の申し込みがあった。当日来れなかった方も後日見学、申 し込みがあった。 「委員」 : 要介護度4の方がいらっしゃるが、本人や家族はこのままホームでの生活を希望されて居る のですか?特養を希望されているのですか? 「運営」 : このまま光風荘に居たいとの希望を聞いている。今は状態も落ち着いているが、状況変化に よっては難しい場合もあるため、特養にも申し込まれている。 「委員」: 新しく入居を考えている方の線引きとして要介護度をいくつまで考えていますか? 「運営」: はっきりした線引きはないが、今までは入居の時点で要介護度が2、3の方が大半だった。 入居してからの生活に慣れる余力がある方でないとなかなか厳しいと考えている。 「運営」 : 待機者が増えてきたとの話題があったが、市の高齢者支援課でもGH2ユニットと小規模多 機能をセットで運営する事業所を募集中と聞いている。 「委員」: 市でも増設したいと考えているところです。 2.行政からの情報提供 「市等」 :周知のことと思いますが、施設では当然スタッフが熱中症に気をつけていると思います。差し 支えなければ家族の方や、地域の方にお配り出来るように作ったパンフを少しですが活用して ください。 入居者には気をつけていても、働いている側のスタッフや、炎天下のなか頑張って面会に来ら れるご家族が高齢で、ここに着いたが帰りには具合が悪くなってしまうこともあります。 入居者にはスタッフが付いているので心配していないが、むしろスタッフや家族に活用してい ただけたらと思います。 「委員」: 熱中症には水分をとっていれば大丈夫なんですか? 「運営」: 塩分は食生活で結構とっているが、それでも取らなきゃいけないんですか? 「市等」 : 判断出来る方は良いです。自分の生活を省みる、また汗のかき具合に応じてスポーツドリン クにしたり、塩を多めに取ったりと調整して下さい。 市販されているOS-1は塩気が多くてまずく感じられますが、汗をかいて塩が不足している時 には美味しく感じられるので目安にして下さい。 ポカリ 500ml に塩 1.3gを加えることでOS-1の濃度に出来るので身体に浸透しやすい濃度 になっています。緊急対応時の代用として参考にしてみて下さい。 炎天下の元、働く人が油断しやすいのかもしれません、対処方法として用いて下さい 「委員」: 武蔵野市の熱中症の搬送数はいかがですか? 「市等」 : 数字の把握は出来てないが、比較的早い時期にケアマネージャー・ヘルパー・在宅介護支援 センター等から呼びかけてもらっているので意識していると思います。しかし、高齢者の場合 は意識と身体のズレがあり、自分は水を飲んでいるから大丈夫とか言っても全く足りてなかっ たり、冷風で関節が痛むと言ってクーラーをつけないこともあるので、身体の状態も心配です。 テレビでも盛んに言っているので、意識しているとは思いますが。 「市等」 : 定期的に見学会を開いていますが、それ以外に、ちょっと見せて下さいというような方は結 構いらっしゃいますか? 「運営」 : そのような方もいらっしゃいます。突然の申し出にもできる限り対応していますが、事前に 電話を頂けたら、こちらとしても余裕を持って対応できます。 3.その他 次回は9月 18 日(水)を予定しています。 平成 25 年度 第3回 光風荘運営推進会議 ≪日 時≫ 平成 25 年9月 18 日(水)午後6時より ≪場 所≫ 高齢者グループホーム光風荘 ≪出席者≫ 委 議事録 3階「えんがわ」 員:家族会会長、地域包括支援センター職員、有識者…計3名 運 営 側:法人理事長、事務局長、施設長、介護職員…計5名 オブザーバー:高齢者支援課職員、在宅介護支援センター職員…計3名 ≪議 題≫ 1.報告事項 (1) 入居者、職員の異動について (2) 前回会議以降の活動状況について 2.行政からの情報提供 3.その他 ■挨拶 本日は、お忙しいなかお集り頂きありがとうございます。忌憚のないご意見を頂きますようよろしく お願いいたします。 ■会議概要 ※ 文中の「委員」は運営推進委員、「運営」は運営側、「市等」は市職員等、「GH」はグループ ホーム、「特養」は特別養護老人ホームの略。 1.報告事項 (1) 入居者、職員の異動について 「運営」: 入居者の異動はありません。ただし、1名が持病の悪化で 10 日間入院した。 職員の異動は、非常勤女性スタッフが8月末で退職した。 9月初めに入所判定会議を行い、新たに4名が待機者として登録された。現在、判定会議を 経ていない方を含めると8名となる。 (2) 前回会議以降の活動状況について ・7月下旬から9月上旬まで大きな行事はなかった。近隣に出掛けることが多かった。 ・7月 20 日、ぐっどういる境南で開催の和太鼓の会に入居者5名と職員3名が参加した。 ・8月3日・4日、延命寺の縁日にほぼ全員が参加した。演芸や盆踊りを楽しんだ。 ・8月4日、ブルーベリー狩りに参加した。入居者2名・職員1名で参加した。ある入居者は途中で 腰痛の訴えにより参加できなかった。 ・8月 24 日、ぐっどういる境南のビアガーデンに参加した。入居者 14 名・家族 12 名・職員 10 名で 参加した。昨年に比べてビアガーデンの雰囲気を楽しめていない入居者が増えたのではないかとの 感想が職員からあった。一方で、家族同士や家族と職員の交流が図れて良かったと思う。 この日は関前の花火大会と重なった。留守番をしていた入居者は、花火を見ることができた。 ・9月6日、関前コミュニティセンターで音楽の集いが行われた。入居者4名・職員4名が参加した。 ・9月8日、ふれあい町会秋祭りが行われた。子ども神輿を玄関前で応援した。 【質疑応答・意見交換】 「委員」:今年の関前の花火は、人が多すぎて大変だった。今後対策が必要になると考えている。 「運営」:神輿が来た時の入居者の反応はどうだったか?昔が蘇るとか? 「運営」:入居者から良かったとの意見があった。小さな子供達の姿を見るだけで皆が笑顔になる。 2.行政からの情報提供 「市等」:最近、市内に4か所の有料老人ホームができた。現在、施設見学を行っている所もある。 【質疑応答・意見交換】 「委員」: GHが光風荘以外に開設されたが、人の動きはありますか? 「運営」 : 他のGHが開設された当初は、併願していた方が他方に入居決定となって光風荘の入居申込 を取り下げることがあったが、現在はそのようなこともなくなった。両方申し込んで待ってい る人はいると思う。 「委員」: 待機者の8名はどれくらい待っていますか? 「運営」 : 8名のうち2名は2月の判定会議から待機している。9月の判定会議で4名が更に加わった。 長い人で6か月ぐらい待っている。 「市等」: 入所判定の基準のポイントは何ですか? 「運営」 : 入所判定の基準は、現時点で入所したと仮定したとき、スムーズに共同生活になじめるかが ポイントになる。 「市等」: 車椅子で生活している方から入所の申し込みがあった時はどうか? 「運営」: 前例はないが、車椅子でも生活できる環境なので、本人次第です。 「委員」: 常時車椅子を使っている方はいますか? 「運営」 : 常時車椅子を使っている方が1名で、圧迫骨折のため一時的に使っている方がもう1名いる。 「委員」: 特別養護老人ホームに移られた方はいますか? 「運営」: 数名います。 「委員」: 家族とのコミュニケーションはどのように行っていますか? 「運営」 : 日常の生活の様子は常勤がいない時は、非常勤が報告することもある。ケアプランの説明や 申し上げにくいことは常勤がタイミングをみて行っている。 「委員」: ケアの中身について検討する場は設けていますか? 「運営」 : 日常のケアについては申し送りの時間とミニカンファ(月数回開催)で行っている。ケアプ ランを立てる時は計画作成担当者が担当職員等と合議のうえアセスメントと作成を行っている。 3.その他 9月 29 日(日)に敬老会、10 月に外出、11 月4日(振替休日)午後に見学会を予定している。 運営推進会議の次回開催は 11 月 20 日(水)18:00~を予定している。 平成 25 年度 第4回 光風荘運営推進会議 ≪日 時≫ 平成 25 年 11 月 20 日(水)午後6時より ≪場 所≫ 高齢者グループホーム光風荘3階「えんがわ」 ≪出席者≫ 委 運 議事録 員:家族会会長、地域包括支援センター職員、有識者…計4名 営 側:法人理事長、事務局長、施設長、介護職員…計4名 オブサーバー:高齢者支援課職員、在宅介護支援センター職員…計2名 ≪議 題≫ 1.報告事項 (1) 入居者、職員の異動について (2) 前回会議以降の活動状況について 2.行政からの情報提供 ■挨拶 寒暖の差が激しく、体調を崩しやすい時期ですが、体調管理にお気を付けください。光風荘では今の ところ体調を崩した方はいませんが、ちょっとしたことでコンディションを崩してしまうため、気を付 けなければいけないと考えています。 本日は第4回目の運営推進会議です。色々と忌憚の無いご意見を頂戴して、光風荘の運営に反映して いければと考えていますので、よろしくお願いします。 ■会議概要 ※ 文中の「委員」は運営推進委員、 「運営」は運営側、 「市等」は市職員等、 「GH」はグループ ホーム、「特養」は特別養護老人ホームの略。 1.報告事項 (1)入居者、職員の異動について ・入居者、職員とも異動はなし。 ・現在、入居申込者は 10 名。 (2)前回会議以降の活動状況について ・9月 18 日と 20 日に、武蔵野市の敬老福祉の会があり、両日とも2名ずつ入居者が参加した。今年 の会は、入居者もよく知っている歌だったので、非常に喜んで大きな声で一緒に歌っていた。 ・9月 29 日に、敬老会を行った。毎年9月に両フロアの入居者・家族が集まって開催している。今年 は暑いぐらいの天気に恵まれ、屋上で開催できた。1部と2部に分け、第1部では、一人の入居者 家族とその仲間によるマンドリンやバンジョーによる演奏と歌の出し物、行事担当職員に入居者も 加わっての仮装寸劇を行った。第2部では、近所に出来たくら寿司でお寿司を買って皆で食べた。 ・10 月4日と8日に、秋の外出を行った。4日は1階が、入居者9名全員と職員6名で、神代植物公 園へ出かけた。この日は非常に寒かったが、お弁当を買って行き、楽しんだ。帰り際に小雨が降り 出したが、事故も無く帰れた。8日は2階が、入居者6名・職員5名と元職員のボランティア1名 で、小金井公園の江戸建物園へ出かけた。こちらもお弁当を買って行き、建物園の中で食べた。当 日参加できなかった2階の入居者3名は、別の日に外出した。 ・10 月 14 日、ぐっどういる境南祭りに入居者4名と職員4名が参加した。ハワイアンフラと津軽三 味線の演奏を聴き、お茶を飲んできた。 ・10 月 27 日には、関前地区の防災訓練が行われる予定だったが、台風のため中止になった。 ・11 月4日、見学会を行った。見学者は8名で、入居希望者や関前町会の方がチラシを見て来られた。 また、武蔵境の GH「だんらん武蔵境」の入居者と職員も来られ、午後からのゲームに参加した。 ・11 月7日に、法定の避難訓練と消防機器点検を行った。訓練には入居者も参加してもらった。 ・11 月 10 日に、関前コミセン祭りがあり、午後の音楽プログラムに参加した。 ・11 月 16 日、今年度2回目の家族会を開催した。今回は都合のつかない家族が多く、参加者は4名 だった。内容は今年度上半期の活動報告等で、参加家族が少なかったこともあり、自己紹介などで 家族同士が和気あいあいと話をし、交流できた。 【質疑応答・意見交換】 「委員」: 11 月の見学会の際、GH「だんらん武蔵境」が来所したとのことだが、当日急に来たのか、 事前に打ち合わせがあったのか。ゲームを一緒にしたとのことだが、交流の状況はどうか。 「運営」 : 「だんらん武蔵境」が開設してから2年ほど経つが、今まで接点がなかった。光風荘職員の 中に以前から交流を希望する意見もあり、事前に「だんらん武蔵境」の施設長に手紙を出し、 見学会に誘ってみた。その返事は無かったが、当日に入居者5名と職員3名が来られた。 「委員」: 事前の手紙の中で、交流のきっかけとして伝え、その心づもりで来てもらったのか。 「運営」: そのように伝えていた。 「委員」 : 交流の機会を持ったことで、職員同士で何かが芽生えたり、今後何らかの形で継続していけ そうな手応えはあったか。 「運営」 : 滞在時間も1時間程度だったので、職員同士で深く話すことは出来なかったが、この次は「だ んらん武蔵境」への訪問を誘ってもらった。交流のきっかけになるかもしれない。 「委員」 : 光風荘の入居者にとって、普段いない人・訪問者と一緒にゲームをするのは非日常的な過ご し方であるが、入居者に変化はあったか。 「運営」 : ゲームの内容もあって、それほど意識していなかったように思う。逆に、 「だんらん武蔵境」 の入居者には、来所の意図が分からなかったと思うが、それでも不安そうではなかった。 「委員」: お互い非日常の刺激になったか。 「運営」: そうだと思う。 「委員」: GH の職員同士の交流には様々な形があるが、今回のような形は非常に珍しいと思う。入居 者同士の交流もあまり聞いたことが無い。良い趣向だと思う。 「運営」 : 普段は一つの GH の中での活動に限られるので、GH 同士の交流機会が拡大していけば良い。 「委員」 : 職員としては、どこかに集まって情報共有するより、実際に相手の現場で見聞きする方が学 ぶことも多いと思う。その点でも今後が楽しみだ。 「委員」 : 関前地区の防災訓練が台風で中止になったが、来年2月下旬に改めて開催しようと計画して いる。光風荘では、第五小学校の色々な設備を把握しているか。学校にはたいてい井戸がある ようなので、第五小学校にもあれば活用出来るかもしれない。初動訓練が行われる際は、是非 参加して確認してみると良い。 「運営」: 井戸水を飲んでいいと話していたか。 「委員」 : 井戸水自体は、本来は飲める物だが、カルキを入れていないので、市としては飲んで良いと は言えないとのことであった。 「運営」 : 境南地区で総合防災訓練があったときは、境南小学校の井戸水は飲まないようにとの指示が あった。防災広場に設置されている貯水槽は、地震発生時に水道配管が遮断される仕組みにな っており、その水を活用して欲しいとのことだった。元来は非常時に活用できるように学校の 深井戸を整備してきたのだが。 2.行政からの情報提供 「市等」 : 高齢者支援課から、9月を「認知症月間」として2か月間認知症の啓発を行ったので、その 報告をする。第1週は、認知症を知るキャンペーンとして、市役所1階ロビーに相談コーナー やパネル展示を設けた。また、図書館と連携し、認知症関係の読みやすい書籍があることを紹 介した。毎年行っている休日相談会を武蔵野プレイスで行った。武蔵野赤十字病院神経内科の 鎌田先生による講演会も開催した。また、認知症サポーター養成講座を2回、市役所と武蔵野 プレイスで実施した。街中で認知症を見かけた時に、どのように声をかけたら良いのか分から ないという声も多かったため、その講座を実施している。吉祥寺本町地区、北町地区、南町地 区と行ってきた。色々な世代に知ってもらいたいと思い、子どもにも参加してもらえるように 学校と協力し、6名に参加してもらった。 「委員」: 参加した子どもの年齢はどれぐらいか。 「市等」 : 小・中学生だが、中心は小学生だった。学校でのふれあい学習で認知症を取り上げる機会を 作ろうという取り組みを進めているが、実際には難しい部分もあり、模索中である。認知症の 中にはコンビニを利用する方も多く、そこでアルバイトをしている大学生にも知ってもらいた い。そのように、世代を広げていきたい。 「委員」 : 判断力が低下する認知症を利用し、不自然な注文を受けて意図的に悪用する店も実際にある。 「委員」: 認知症サポーター養成講座では、銀行等の窓口での対応の仕方を取り上げることが多いが、 コンビニ等、物を買いに人が集まる所に認知症への理解を広められれば力強いと思う。 「市等」: 銀行からは、行員向けの認知症サポーター養成講座の依頼がよく来る。 「委員」: 銀行でも、「本人からの依頼だから」という理由で、不自然なお金の引き落としを引き受け てしまうことが実際にある。それを家族が訴え出ても聞き入れられないこともある。本当に理 解を広めて欲しいと思う。 「委員」 : 商売の場合、周りの目もあり、このような場面にどう対応すればいいか困っている店員も多 いと思う。一つひとつ、理解を深めていってほしい。 「運営」 : よく「○○のお店」のような認知症を支えることをアピールするマークを貼り出すお店もあ る。そうすれば店員も不正が出来なくなる。 「委員」: GH としては、閉鎖的な職員同士の交流・研修に関する悩みに対し、行政や地域の医療機関 等に何か期待することがあるか。 「運営」 : 東京都の GH 連絡会等で他の GH 職員と交流する機会があっても回数は少なく、近隣の GH で連絡会を行うにも市内には GH 自体が2か所しかなく、そのような話もあまり出来ない。行 政に期待はしているが、まずは自分達で進めていくべきかもしれない。また、GH は、認知症は あっても身体的には元気な入居者が多いが、入居年数が長くなれば身体的な介護が必要な状況 が出てくる。そんな方へのケアに慣れていなかったり、教わっていない職員も多いため、そう いうことが学べる機会があれば良いと思う。 「委員」: 何かと協力し、研修の機会が出来れば、職員の質の向上に繋がる。武蔵野赤十字病院では、 都民に対する研修コースを用意している。活用してもらえればと思う。 「委員」 : 交代で勤務する職員にとって、研修の時間を作るのが難しいとは思うが、だからこそ計画的 に研修の機会を作り、ステップアップを目指し、達成したことが分かる形にすると、自信に繋 がる。逆に、何をしていれば身に付いたことになるのかが明確でないと自信にならない。 「委員」 : 障害者福祉課のメンタル面に注目した研修等、高齢者分野の従事者は遠方まで行かなければ 学べないような研修が行われることもある。地域の社会資源の資質向上にも繋がる。 「運営」 : 法人としても、研修の場を設け、職員のレベルアップ、ひいては入居者の環境を整えること は目的の一つであり、高齢者支援課の支援を得ながら、踏み込んでいくべきだと思う。 「運営」: 以前、高齢者支援課で、GH と小規模多機能施設の公募をしていたが、進展はあったか。 「市等」: 応募は無かった。 「委員」: 現在入居申込者が 10 名と、普段より多いようだが。 「運営」: 今年度は入居者の異動が少ないため、待機者が増えている。 平成 25 年度 第5回 光風荘運営推進会議 ≪日 時≫ 平成 26 年1月 15 日(水)午後6時より ≪場 所≫ 高齢者グループホーム光風荘3階「えんがわ」 ≪出席者≫ 委 議事録 員:家族会会長、有識者…計2名 運 営 側:法人理事長、事務局長、施設長、介護職員…計5名 オブサーバー:在宅介護支援センター職員…計2名 ≪議 題≫ 1.報告事項 (1) 入居者、職員の異動について (2) 前回会議以降の活動状況について 2.行政からの情報提供 ■挨拶 寒いなか、お集まり頂きありがとうございます。皆さんからご意見を戴きながら、この一年より良い 形で運営ができるように努力していきたいと思います。 ■会議概要 ※ 文中の「委員」は運営推進委員、 「運営」は運営側、 「市等」は市職員等、 「GH」はグループ ホーム、「特養」は特別養護老人ホームの略。 1.報告事項 (1)入居者、職員の異動について …「運営」より ①入居者の異動 ・異動なし。ただし、12 月中旬から2階の女性入所者が入院している。 ②職員の異動 ・男性補助スタッフ(朝食準備等を行う)が、怪我のために1月 10 日付で退職した。 (2)前回会議以降の活動状況について …「運営」より ・12 月は、クリスマス会を行った。12 月7日は2階で入居者・家族・職員が3チームに別れてケーキ のデコレーションを競い、ゲームをした。家族5名が参加した。12 月8日は1階でクリスマス会を 行った。昼食は手作りのピザとシチューを作り、午後からチーム対抗でケーキをデコレーションす るゲームを行った。普段は「いただきます」をしてから食べる入居者の一人がその日は出来上がる 前から口に入れてしまい、職員を驚かせた。1階は、童話を題材にして入居者と職員の一部が登場 する映像を職員がまとめた DVD をみんなで鑑賞した。家族が3名参加した。 ・1月1日から3日までのお正月は普段の生活と違う形でのんびり過ごしてもらった。1月1日のお 昼はおせちとお雑煮をいただいた。行事として1日に延命寺に初詣に行った。夕方は1階・2階合 同でビンゴ大会を行った。2日は書き初めを行った。お手本を用意し、入居者に思い思いに字を書 いてもらった。3日は、午後1階・2階合同でゲームを行う予定だったが、1階入居者に下痢症状 の人が出たため、2階の入居者だけでゲームを行った。 ・1月8日は、関前南小学校で行われるどんど焼きに行く予定だったが、お正月から体調不良の入居 者が続出したことと厳しい寒さのため、参加を見送った。 ・1月 15 日は、福祉サービス第三者評価を受けた。入居者調査が行われた。 【質疑応答・意見交換】 「運営」:12 月中旬に入院した入居者は、現在も入院しているのか。 「運営」 :現在も入院中です。12 月初めにフロアで転倒し、その時は骨折と思わなかったが、2日後に整 形外科を定期受診したら左大腿骨頚部に亀裂が入っていることが分かった。その後、別の外科 病院を紹介されて受診した。本人の年齢と認知症があることを含めて保佐人と相談したところ、 手術しない方針になった。光風荘に戻ることになったが、排泄や入浴等の介助が難しく 12 月 12 日に入院し、今に至っている。 「委員」:私の周りに血管が詰まる人を見ているが、血液をサラサラにする運動等は行っているか。 「運営」:毎朝、ラジオ体操と座って足を上げる体操を行っている。 「委員」:ラジオ体操第三(みんなの体操)の方が高齢者の機能回復には良いと聞いている。 「運営」:初詣は混んでいるのか。大変だろうと思う。 「運営」:お寺の階段を昇れる入居者が少ないので、階段の下でお参りをしている。 「運営」:なぜ全員にビンゴゲームの景品が当たるのか。 「運営」 :時間がかからないように工夫し、全員が当たるまで行っている。景品はカレンダーやクッショ ンなど生活に使えるものを用意した。 「委員」:現在の体調不良者はどうか。 「運営」:1階では、1月2日に水溶便の人が出てノロウィルス対応をした。お正月なので受診できず、 1月6日に受診し、ノロウィルスではないとの診断を受けた。また、1階の別の入居者が1月 4日に水溶便が出た。この人は元々下痢を繰り返す人で、念のため居室で過ごしてもらった。 1月7日には治まった。1月8日に受診してノロウィルスではないとの診断を受けた。それ以 降、下痢・嘔吐は出ていない。 2階は、1月 10 日に咳と鼻水の症状の人が相次ぎ、そのうち2名が高熱になった。水分補給 やクーリングをしたが効果が見られなかった。主治医が来てくれてインフルエンザの検査をし た。そのうち一人がインフルエンザB型の診断が出た。他の人は陰性だった。インフルエンザ の人は、居室で静養してもらったが、少し元気になるとフロアに出ることが増えた。また、風 邪やインフルエンザとの関係は不明だが、1人の入居者が1月 12 日朝に居室で転倒した。夜 勤の職員が駆けつけて、本人に確認すると頭が痛いと訴えた。そのため、救急車で病院に行っ た。病院で検査を受けたが、特に異状はみられず光風荘に戻った。その人もその後高熱を出し、 インフルエンザの検査をしたが陰性だった。 「運営」:職員の体調はどうか。 「運営」 :2階の職員が風邪をひいたが、今は良くなっている。1階は、鼻水が出ている職員が一人いる。 職員の健康管理が大事なので、体調が悪い時に申し出やすいようにチェック表を用意した。 「委員」:入居者の重度化にどのような対応をしているのか。 「運営」 :特別養護老人ホームに入る人が多い。光風荘に入所中から家族と重度化に向けた話し合いを行 っている。また、条件が揃えばターミナルまでのケアを念頭に置いている。 2.行政からの情報提供 特になし 3.その他 運営推進会議の次回開催は、3月 19 日(水)18:00~を予定している。 平成 25 年度 第6回 光風荘運営推進会議 ≪日 時≫ 平成 26 年3月 19 日(水)午後 6 時より ≪場 所≫ 高齢者グループホーム光風荘3階「えんがわ」 ≪出席者≫ 委 運 員:家族会会長、有識者 営 …計3名 側:法人理事長、事務局長、施設長、介護職員 報告補助員:第三者評価機関 議事録 評価員 …計7名 …計2名 オブサーバー:高齢者支援課職員、在宅介護支援センター職員 ≪議 題≫ …計2名 1.報告事項 (1) 第三者評価フィードバックについて (2) 入居者、職員の異動について (3) 前回会議以降の活動状況について 2.行政からの情報提供 ■挨拶 本日は年度末のお忙しい中、また寒い中、お集まり頂き、ありがとうございます。春一番が吹いた後、 また急に寒くなってしまいました。風邪などを引かないよう、ご注意ください。 今年度は、無事に運営推進会議を6回開催することができました。ありがとうございました。皆様の ご意見を頂戴し、光風荘がより良い形で活動できればと思っています。本日も忌憚の無いご意見を頂け ればと思いますので、よろしくお願いします。 ■会議概要 ※ 文中の「委員」は運営推進委員、 「運営」は運営側、 「市等」は市職員等、 「評価」は第三者評 価機関評価員、「GH」はグループホーム、「特養」は特別養護老人ホームの略。 1.報告事項 (1)第三者評価フィードバックについて …「評価」より 第三者評価で、GH や特養、障害者や子どもの施設を回っている。GH はそれぞれ個性があり、施 設長などの個性が出てくる。その個性によって、一つとして同じ施設が無い。GH の人達の人となり を知ることを目標にしながら、その GH がどのように運営されているかを探っている。 一昨年に続き、今年も光風荘を評価することになった。いつも頭に浮かぶ GH が小金井にある。 1ユニットの小さい GH だが、光風荘と重なるところがある。その GH の特徴は、よく童謡等を歌 っている。ある一人の入居者が歌い出すと、皆が集まり、歌い始める。極めつけは、全員で英語の 歌を歌い始める。ある入居者はアルトで歌い出し、二部合唱になることもある。何ともいえない良 い雰囲気の GH だ。そのほんわかした雰囲気が、光風荘にも漂っているように感じる。それが施設 長のキャラでもあるのだろうと思う。 また、荒川にある別の GH も思い浮かぶ。きちっとした性格で一日の生活リズムもきちっと決ま った入居者がいる。その人は、朝、3階まで洗濯物を干しに行くのが日課になっている。その際、 職員の「行きますよー」という言葉に、その入居者は「あいよー」と答える。それが合言葉になっ ている。そして頑張って干している。敢えて穿った見方をすれば、職員は、その入居者に動いても らうために騙しているのだが、それも GH と言える。そのような GH を思い浮かべながら、光風荘 を見ている。 光風荘に一番お願いしたいのは、色々な GH を見てもらいたいということ。自分達がどういう方 向を目指すのかを決めるには、色々な情報を仕入れる必要がある。周りには GH がたくさんある。 特に良い点としては、職員の意見を集約して決定事項に反映する仕組みが有効に機能していること、 安心・安全に対する対応の仕方、ケアプランの立ち上げシートが挙げられる。 改善点としては、自分達の方向づけ・方針を明確にしてほしいということ。そのためには、他の GH の情報を仕入れたり、実際に行って見てみることが重要である。自分達で動かないと情報は集ま ってこない。また、地域と積極的に関わりたいという点については、職員も意識しているため、こ れから進めていけばよい。 最後に、看取りについて「将来起こりうる退居に際し、次の受け入れ先の施設を考えているか」 を家族アンケートで尋ねたところ、10 名からの回答のうち、 「申込済み」は1名、 「検討中」が2名、 「未実施」が7名いた。訪問調査の際、施設長から、看取りの方向性については「前向きに検討し たい」という話をもらっている。ただし、実際に看取りに至る方は、それほど多くないという実態 も GH にはある。それらへの対応の仕方や啓発がポイントになると思う。「未実施」の意見の中で、 「退居となれば家族は困ってしまう」けれども、敢えて言えば「行政のサポートを願う」との意見 があった。そんなところも併せて考えて貰えればと思う。光風荘としても、看取りに向け、出来る ことと出来ないことを明確にして説明すること、それに合わせて対応の仕方を家族に対して啓発す ることが重要だと思う。 (2)入居者、職員の異動について ①入居者の異動 ・2月 13 日、2階の 77 歳女性入居者が、有料老人ホーム入居のため、退居。 ・2月 26 日、2階へ 91 歳女性が入居。 ・1月 30 日から3月 19 日まで、2階の 93 歳女性入居者が小森病院へ入院。 ・3月 17 日、2階の 94 歳女性入居者が、脳梗塞疑いのため、森本病院へ入院。 ②職員の異動 ・2月6日、1階に女性非常勤介護職員が入職。 ・3月1日、1階の女性非常勤介助職員が2階へ異動。 (3)前回会議以降の活動状況について ・1月から入居者の体調不良が続き、インフルエンザや風邪の症状が多く見られた。続いて職員にも インフルエンザ罹患者が出た。 ・2月3日、節分の行事を行った。1階・2階とも、昼食は家族からの差し入れの恵方巻を頂いた。 2月ながら暖かい日だったので、屋上に出て豆まきをした。入居者1名、職員2名が赤いつなぎと お面の恰好で鬼役になった。その後、1階・2階入居者合同で、ボードゲームを行った。入居者の 体調不良が続いていたため、参加できるかどうか心配だったが、皆が参加できた。 ・2月 24 日から 26 日まで、杏林大学の学生2名の実習があった。 ・3月3日、1階・2階に分かれてひな祭りを行った。1階は、昼食に手作りのちらし寿司を作った。 具材でお雛様の形を作り、目にも華やかな食事であった。この日は、通常よりも2名多く職員が付 いていたため、入居者6名と散歩に出かけた。2階では、入居者の希望で、スーパーで用意しても らったにぎり寿司とお吸い物を、正月用の半月盆に盛り、雰囲気のある昼食になった。午後からは、 事前に入居者と一緒に作った双六ゲームをした。マスごとのお題を、真剣に演じる入居者の姿に新 しい一面が見られたとの意見がスタッフから挙がった。 【質疑応答・意見交換】 「委員」: 杏林大学からの実習生は、今回が初めてか。どの学部から何名来たのか。 「運営」: 実習は何度も行っている。2月からと5月からの2つの時期に行っている。年間で 10 数名 が1回に2名ずつ、3日間の実習をする。看護学科から在宅看護の実習として来ている。GH は 看護師が常駐している所が少なく、光風荘も常駐している訳ではないので、看護師の仕事はあ まり見られないが、GH で生活する認知症の方の様子を見て、病院との違いに新鮮な驚きをもつ 実習生が多い。 「委員」: 在宅の方、特に認知症の方の生活を見るのが目的の実習なのか。 「運営」: GH がどういう所なのか、GH での健康管理にふれることが目的である。 「運営」: ぐっどういる境南にも、看護学科から実習生が来る。 「委員」: 「単位実習」として受け入れているのは、看護学部の学生だけか。 「運営」 : 学生は看護学部だけである。その他、福祉公社の認知症見守りヘルパーの実習を受け入れた こともある。 「委員」 : とてもいい機会だと思う。武蔵野市で認知症の専門相談員をやっているが、その場に同席を 希望する武蔵野赤十字病院の看護師や相談員にとって、病院での認知症の方の生活に家族がど のような悩みや問題を抱えているのかを知る機会になっている。学生が専門職として育ってい く過程で、光風荘での実習が GH での生活や認知症の方のことをより良く理解する貴重な機会 になると思う。 「委員」: ただ、期間が短すぎる。 「委員」 : その代わり、色々な施設で実習していると思う。その中で、理解が深まることもある。そう 思って、これからも受け入れ続けて欲しい。 「運営」: 実習記録も記入していると思うが。 「運営」: 記入している。以前はコピーを取らせてもらい、職員にも見せていた。 「委員」: 外からの目線だとどう見えるか、それを知ることで、職員にとっても新しい気付きがある。 良い点や悪い点に気付けることは、貴重な機会だと思う。 「運営」: やはり皆さん寿司が好きなようで。 「運営」: 病院では、衛生的に生ものは提供しにくい事情もある。GH の良い点かもしれない。 「運営」: デイサービスでもなかなか提供しにくい。 2.行政からの情報提供 特になし。 3.その他 「運営」: 本日の全体をふり返って、ほかに質問・意見はありませんか。 「委員」: 第三者評価のフィードバックを運営推進会議で行ったのは初めてか。 「運営」: 前回も行った。 「委員」: 後日、改めてフィードバックを行うのか。 「運営」: 今回だけである。 「委員」 : 私が携わっていたときは一項目ずつ行っていた。評価内容について、聞きたいことがあれば 後日確認するのか。 「運営」: フィードバックに関しては、前回もこのような形で終了している。 「委員」 : 他の GH を紹介してくれるということだったが、他の GH を見るのは大切だと思う。問題点 等、評価内容も今回配布された資料にしっかり記載されていると思うが、評価時に重視されが ちなマニュアルも、それだけが整っていれば良いというものではないと思う。今回の結果は、 インターネットで公表されるのか。 「運営」: 公表される。 「委員」: 評価を受ける費用は、以前より安くなっているのか。以前は 60 万円近くかかったが。 「運営」: 評価機関次第ではあるが、そこまでは高くない。 「市等」: 評価は義務付けられているのか。 「運営」: GH では義務である。ただし、緩和要件もあり、それらを満たすと2年に1回評価を受けれ ば良い。昨年は要件を満たしたため、行わなかった。 「委員」: 評価機関も、1年に1回は研修を受けなければならないことになっている。 「運営」: 今年度は、ありがとうございました。26 年度も引き続きよろしくお願いします。 今まで通り、奇数月の第3水曜日の 18 時から開催します。
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