祝 御蔵通5・6・7丁目自治会集会所 完成 震災の日から9年経った今日、私たちの 拠りどころ ができました。日本海に面する香住町にあった百年以上も 昔に建設された民家が、多くの志のある若者と、暖かい心 を持った全国の方々、そして住民に支えられ、但馬の山々 を 越 え 、 私 た ち の 街 、 御 蔵 通 5 ・6 ・7 丁 目 に 集 会 所 と し て 再生しました。 私たちの地域の「誇り」として、いつまでも愛し使い込 んでいきたいと思います。 2004.1.17 幾度も話し合いをしました ○自治会集会所ができるまで ㍻7年1月 ㍻7年3月 ㍻7年4月 ㍻7年12月 ㍻8年4月 ㍻8年9月 ㍻9年1月 ㍻9年11月 ㍻10年1月 ㍻10年2月 ㍻11年8月 ㍻11年9月 ㍻12年1月 ㍻12年4月 ㍻13年1月 ㍻13年5月 ㍻13年10月 ㍻13年12月 ㍻14年1月 ㍻14年2月 ㍻14年3月 ㍻14年5月 ㍻14年8月 ㍻14年8∼9月 ㍻14年10月 ㍻15年3月 ㍻15年4月 ㍻15年5月 ㍻15年6月 ㍻15年7月 ㍻15年8月 阪神・淡路大震災にて大きな被害を受ける 震災復興土地区画整理事業区域に都市計画決定 御蔵通5・6丁目町づくり協議会の発足 仮設御蔵通5・6・7丁目町集会所の建設 まち支援グループ「まち・コミュニケーション」設立 まちづくり将来像案をまとめ神戸市に提案 震災復興土地区画整理事業の事業計画決定 御菅西地区地区計画の都市計画決定 土地区画整理事業仮換地指定開始・起工式 御蔵遺跡発掘現地説明会 受け皿住宅の竣工・入居開始 区画整理事業進捗に伴い仮設集会所の除却 共同再建住宅「みくら5」の竣工・入居開始 ボランティアグループ「プラザ5」結成 震災慰霊碑「鎮魂」完成 御蔵通5・6・7丁目自治会の再結成 協議会にて集会所建設の検討開始 古民家を活用した集会所が発案される 御蔵北公園完成 宮西悠司さんの紹介で古民家を香住町に見つける 協議会で香住町に古民家を視察 協議会にて古民家での集会所建設の決定 自治会にて古民家での集会所建設の決定 香住町の古民家を建設ボランティアにより解体 建設地付近で壁土づくりを始める 建設地の確定し、神戸市より借地契約 建築確認申請 被災地域コミュニティプラザ設置事業補助申請 安全祈願祭の実施 みくら基金、かわら募金の開始 補助金の交付決定(復興基金)、着工 ㍻16年1月17日 キッチンの見学にも行きました 壁土は御蔵のみんなで作りました 建設にもボランティアの力は偉大でした 集会所開所式 古民家が建って いた、香住町 安木地区遠景 住民も合間を縫って作業に参加しました 多くの建設ボラン ティアを中心に解 体が進められまし た 御蔵通5・6・7丁目自治会集会所の概要 この集会所は、但馬・香住町の 海 辺 の 町 「安 木 」に あ っ た 、明 治 19 年に建築された民家を移築・増築 し た も の で す 。柱 、梁 は も ち ろ ん 、 瓦、床板、壁土や天井の竹など、 再利用できるものはできる限り生 かしました。 この解体から運搬、洗い、再建 の工程には、多くの技術者・匠の 献身的な協力と、建築を志す学生 や住民のみなさんの協力を得まし た。専門家とボランティアと住民 が一体となって作り上げたもので す。 香住での解体前の様子 広々とした調理室 古民家部分と増築部分の間の登り廊下 勝手口 妻壁の採光窓 蔵の窓 再生した内蔵とその扉 板の間と囲炉裏 古民家部分と 玄関 増築部分とを つなぐ廊下の 外観 敷地の角地を飾る植栽 和室より外部を望む 造り付けの水屋 大きな神棚 敷地:393 ㎡(借地) 延床面積:220 ㎡ 建築面積:190 ㎡ 建 物 所 有 者 : 御 蔵 通 5・6・7 丁 目 自 治 会 建設資金:復興基金補助、かわら募金、みくら基金 場所:神戸市長田区御蔵通6丁目(御蔵南公園南側)
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