スクエア改造など、実際の都市計画にも実践されてきた、空間解析手法 (+解析ツール ) である。 本企画では、パネリスト木川剛志氏によるスペースシンタックスの概要を紹介いただき、台北・パリ・ ローマ・京都・町家・露地などでの木川氏の研究および実務の事例を紹介していただく予定である。 建築学の視点から遂行する都市解析では,効率性を指標とする ゲーム 的な街路構成と,文化や歴 史背景に拠る 儀礼 的な空間構成の双方の分析が重要である。今回の講演では,このような視点に基 づき、企画の出席者とともに、スペースシンタックスを用いることによって明らかになる空間の特質、 また同手法を日本やその他土地の建築、都市に応用した際の可能性についても討論する。 木川 剛志 KIGAWA tsuyoshi 福井工業大学工学部デザイン学科准教授 京都工芸繊維大学工芸学部造形工学科建築コース卒業(学位 : 工学士) 2002 年 11 月 University College London, Bartlett ロンドン大学バートレット校修了(With Outstanding Thesis) MSc Advanced Architecural Study 専攻 2010/7/9 17:00- @E218-1 企画代表者連絡先:人間文化研究科住環境学専攻山本研究室 M2 城戸 [email protected] - 奈良女子大学大学院 GP「キャリア形成のための院生自主企画」 空間の繋がりからみた建築・都市 を導出する研究から始まり、近年ではノーマン・フォスターのミレニアムブリッジ、トラファルガー ス - ぺースシンタックスを用いて スペースシンタックスは、ヴァナキュラ集落などに見られる有機的形態を数理的に解析し、その合理性
© Copyright 2024 Paperzz