JPBD NEWS LETTER

JPBD NEWS LETTER
日本業務部ニュースレター CTS ニュース
。
SGS CONSUMER TESTING SERVICES
【環境保護法律立法最新情報 2016 年 第 2,3 期】
EU 委員会 RoHS 指令 適用除外条項草案二項目 通知
2016 年 4 月号
【会社紹介
COMPANY PROFILE】
SGSグループ
SGSは1878年に設立され1世紀以
上の歴史を持つ世界最大の認証・
検査・分析機関です。
公認の品質と信頼のグローバル
EU 委員会は、技術的プロセスに適用させるため、1 月に RoHS 指令適
用除外条項草案二項目を通知した。パブリックコメントは 3 月に既に締め
切られている。
■1 項目:付属書 IV 第 26 条下に「周期的に-150℃以下の温度で運行す
る温度センサーのはんだ中、鉛への免除は 2021 年 6 月 30 日まで有効」
という規定を追加
スタンダードです。現在、世界に
1,500ヶ所以上の事業所と実験室、
80,000人を超える従業員を有し、グ
ローバルなサービスを提供していま
す。
通標標準技術服務有限公司
参考資料←こちらをクリック!(関連サイトへジャンプします。)
通標標準技術服務有限公司は
1991年10月にSGSのスイス本部と
■2 項目:付属書 IV 中第 43 条を追加し、工業監視設備と感度が ppm 級で
ある高感度酸素センサーのエルシュ・セル(Hersch cells)中のカドミウムア
ノードへの免除は 7 年間以内有効」とした。
前国家質量技術監督局に属する
中国標準技術開発公司(CSTC)と
の合資による検査・分析・認証機関
として設立されました。現在、中国
参考資料←こちらをクリック!(関連サイトへジャンプします。)
全土にて50ヶ所以上の事業所、100
ヶ所以上の実験室、14,000人以上
の従業員を有しています。
EU 委員会 RoHS 指令製品範囲影響の評価報告を発表
SGSは国内外のお客様と政府・
国際機関に対し農産物、鉱物、石
RoHS 指令の要求により、EU 委員会は持続的に RoHS 規制対象製品に
対し評価を行っており、最近その評価報告を発表した。評価報告は主にパ
イプオルガン製品、転売製品とスペア(予備部品)製品が直面している問
題を重点として研究した。
その結果、技術と経済の角度から見て、パイプオルガンが現在 RoHS 規則
を満たすことが難しいため、パイプオルガン製品を適用対象外製品だと見
なすことになった。更に、2019 年 7 月 22 日以前に EU 市場に投入される新
たなカテゴリー11 類の製品は、指令 4(4)の改定を通じてスペア(予備部
品)製品を指令管理範囲内の対象から外すことを提案する。更に、EU 委
員会と理事会がまだ討論中ではあるが、2016 年第二四半期に RoHS 指令
の改定を検討する。
油化学、工業、コンシューマ製品、
環境、自動車、ライフサイエンスに
関連する検査・検品・分析のワンス
トップ・サービスを提供しています。
SGS-CSTC 日本業務部
SGS日本業務部は2006年10月
に日系企業様向けに設立した日
本語サービス窓口です。中国各地
に日本人スタッフを配置し、日系
企業様に安心と信頼のサービスを
提供しています。
EU ヘキサブロモシクロドデカンを時給制有機汚染物規則に組
み入れ
検査・検品・認証についての日本
語でのお問い合わせは下記までご
連絡下さい。
2016 年 3 月 2 日、EU は委員会規則(EU)2016/293 を公布し、欧州 POPs
規則(EC)No850/2004 を修正した。(EU)2016/293 はヘキサブロモシクロド
デカン(HBCDD)を(EC)No850/2004 付属書 I(ANNEX I)に追加し、2016 年
3 月 22 日から EU 市場に投入される物質、混合物及びに成形品の HBCDD
の濃度が 100mg/kg を超過してはならないと規制した。HBCDD は難燃剤と
して電子電気製品、家具、服装、玩具等の各種製品に広く応用されている
ため、製品中の HBCDD 含有を測定し、貿易のリスクを最小限に抑えるこ
とがお勧めである。
【上海本部】
古川:+86(0)21-6107-2991
MAYA:+86(0)21-6064-5071
菅沼:+86(0)21-6107-2868
松崎:+86(0)21-6115-6781
芳賀:+86(0)21-6107-2868
【蘇州支部】
住吉:+86(0)512-6299-0289
竹原:+86(0)22-5980-2404
EU BPA を 1 類生殖毒性物質グループに分けられ
【広州支部】
EU 委員会は先日、ビスフェノール A(BPA)を生殖毒性のカテゴリー1B に
分けるよう提案した。この提案は EU 議会に提出し審査を仰ぐ。もしこの物
質がカテゴリー1 の発癌性物質、突然変異原もしくは生殖毒性だとされた
場合、SVHC 候補物質リストに追加されることになる。また、REACH 規則
簡易手順を通じて消費品中の使用禁止を要求されることになる可能性も
ある。BPA はポリカーボネート、エポキシ樹脂の生産に広く応用されるた
め、電子電気製品、玩具、家具、建築材料、靴、革製品、紙と紙板等に
BPA が含有されているかもしれない。そのため、企業は製品中 BPA の含
有状況を把握し、それに基づき仕事を展開しなければならない。
森田:+86(0)20-8215-5514
【深圳支部】
須川:
(南山区) +86(0755)2532-8473*6473
(龙岗区)+86(0755)2532-8888*6346
オーストラリアの国家化学機構である NICNAS が PFCs の段階的
廃止を推奨
オーストラリア NICNAS(国家工業化学品届出 審査機構)は PFCs の使
用を工業分野から淘汰し、代替品の開発を積極的に行おうことを推奨し
た。具体的な提案内容は次の通り:危険性がより少ない代替品が見つか
らない場合、PFCs と関連物質は必要最低限の使用に制限する;輸入事業
者は代替品物質の毒性がより低く、難分解性でないことを確保する;安全
使用に関する最新情報を SDS に明記する。
【カナダ】 製品中 HFCs 類を強制的に調査
2016 年 1 月、カナダ環境省はハイドロフルオロカーボン類(HFCs)に対し
強制調査を執行した。この調査の目的は、「リスク評価や、もし必要であれ
ばリスクマネジメントの実施に必要な情報収集をすること」である。調査の
対象は 2013 年から 2014 年において HFCs を一括で 100kg 以上製造、輸
入または輸出したもの。2016 年 3 月 2 日に回答は締め切られた。
参考資料
■規制物質試験サービス
Restricted Substance Testing
Service (RSTS) については上記
の微信(中国語)をフォローいただ
くか、下記のウェブサイトまでアク
セスしてください!
・中国語 ←こちらをクリック!(関連
サイトへジャンプします。)
・英語 ←こちらをクリック!(関連サイ
トへジャンプします。)
【中国】 《電気電子製品有害物質使用制限管理方法》を発表
検査・検品・認証についての日本
語でのお問い合わせは下記までご
2016 年 1 月 21 日、中国工信部をはじめとする 8 部門連合が《電気電子
製品有害物質使用制限管理方法》を公布し、2016 年 7 月 1 日から実施す
ると同時に 2006 年 2 月 28 日に公布された《電子製品汚染管理方法》を廃
止すると決定した。現行の管理方法と比較し最大の相違点は制限製品の
範囲を電子情報製品から電気電子製品にまで拡大することである。この
管理方法により、事業者は市場に投入する電気電子製品中有害物質に
対し、SJ/T11364-2014《電子電気製品有害物質標識使用の制限要求》に
準じたマークを付けなければならない。また、今後電気電子製品の有害物
質の使用制限はカテゴリー別に規制される。また、「標準管理目録」を工
信部と発展改革委員会等の 7 部門により編成し、合格基準等の判定制度
を設け、それに基づき管理を行なうことになっている。
【イタリア】 食品と接触するステンレス製品の法規をたびたび改
定
連絡下さい。
【上海本部】
古川:+86(0)21-6107-2991
MAYA:+86(0)21-6064-5071
菅沼:+86(0)21-6107-2868
松崎:+86(0)21-6115-6781
芳賀:+86(0)21-6107-2868
【蘇州支部】
住吉:+86(0)512-6299-0289
竹原:+86(0)22-5980-2404
【広州支部】
森田:+86(0)20-8215-5514
【深圳支部】
2015 年 12 月 26 日、イタリア衛生部第 165 号法令は正式に実施された。
当法令は食品と接触する特定ステンレス製品の全溶出試験及びにクロ
ム、ニッケル、マンガン元素の特定溶出試験の模擬液、温度測定と測定
時間の条件が変わった。変更のあった対象は次のカテゴリー:a)短時間高
温もしくは室温の状態で重複使用可の食器・刃物等のキッチン用品;b)短
時間高温もしくは室温の状態で重複使用可の水のみと接触するステンレ
ス材料。イタリア法律執行機構が食品と接触するステンレス製品の規制に
重点を置いていることを考慮し、イタリア市場に商品を投入する前に十分
な準備をしなければならない。
須川:
(南山区) +86(0755)2532-8473*6473
(龙岗区)+86(0755)2532-8888*6346
【フランス】 食品接触金属及び合金材料の安全規範を更新
フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)により、食品と接触するこ
とが意図されたの金属及び合金材料の安全適合性を検証する手順に関
する文書 DM/4B/COM001 が 2016 年 1 月 1 日から発効されました。これ
は DGCCRF NI No.2004-64 に取って代わるものです。最も大きな変更点
は、個別の金属を除き、金属が CoE 決議 CM/Res(2013)9 に従い 21 項(も
しくは 23 項)重金属の遷移要求を増加したことにあります。フランス市場の
新しい要求に基づき、キッチン電器製品の製造者は食品と接触する金属
と合金部品への管理を強化し、貿易リスクを減少に努めることをお勧めい
たします。
■規制物質試験サービス
Restricted Substance Testing
Service (RSTS) については上記
の微信(中国語)をフォローいただ
くか、下記のウェブサイトまでアク
セスしてください!
・中国語←こちらをクリック!(関連サ
イトへジャンプします。)
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へジャンプします。)
【アメリカ・カリフォルニア州】 製品含有化学物質情報公開のウ
ェイブサイトを設立
2016 年 1 月 26 日、カリフォルニア州環境保健有害性評価局(OEHHA)
において、「リード・エイジェンシー・ウェイブサイト」(lead agency website)
の設立を通し、製品中にカリフォルニア州 65 法案に規制される制限物質
の含有有無及びその他関連情報を公開する法案が通過した。製造者、メ
ーカー、代理者及び輸入者は評価局に要求されてから 90 日以内に、当ウ
ェイブサイトで製品中含有するカリフォルニア州 65 法案に規定される制限
物質の化学名称、存在位置、含有量、露出経路と予想の露出程度等情報
を登録しなければいけない。この規定は 2016 年 4 月 1 日に発効。
参考資料←こちらをクリック!(関連サイトへジャンプします。)
SGS CONSUMER TESTING SERVICES
通告時間:2016 年 1 月下旬から 2016 年 2 月上旬まで(一部)
通達国
製品
リコール原因
処分
スウェーデ
ン
製品:配電盤
原産国:未知
ケーブルプラスチック中 1.7%の SCCP を含有したた
め、持久性有機汚染物 POP 規則に違反。
市場から撤退
スウェーデ
ン
製品:配電盤
原産国:未知
ソケットのゴムケース中 4.7%の SCCP を含有したた
め、持久性有機汚染物 POP 規則に違反。
市場から撤退
イタリア
製品:女性靴
原産国:中国
靴の敷皮と靴の表面中 DMF 含量それぞれ.118mg/kg
と 0.129 mg/kg となっており、REACH 規則に違反。
販売禁止
イタリア
製品:魔法瓶
原産国:中国
二重ガラス中断熱層にアスベストを含有したため、
REACH 規則に違反。
販売禁止
イタリア
製品:ステンレス刃物
原産国:中国
クロム遷移量が 7.1 mg/L、マンガンの遷移量が 0.2
mg/L となっており、EU 食品接触材料法規(EC)
№1935/2004 に違反。
処分
イタリア
製品:木製キッチン用
具
原産国:中国
マンガンの遷移量が 0.6 mg/kg となっており、EU 食品
接触材料法規(EC)№1935/2004 に違反。
封印
ノルウェー
製品:ブレスレット
原産国:中国
金属部分ニッケルの排出量が 8.6um/cm2/week とな
っており、REACH 規則に違反。
市場から撤退
リスクを消費
者に通知
ドイツ
製品:食器
原産国:中国
ホルムアルデヒドの遷移量が 17 mg/kg、メラミン遷移
量が 5.7 mg/kg となっており、EU 食品接触材料規則
(EC)№1935/2004 に違反。
事業者によ
る差し押さえ
ドイツ
製品:竹製茶碗
原産国:中国
ホルムアルデヒドの遷移量が 318mg/kg となっており、
EU 食品接触材料規則(EC)№1935/2004 に違反。
市場から撤退
フィンランド
製品:セラミックスコップ
原産国:中国
カドミウムの遷移量が 0.27mg/dm2 となっており、EU
食品接触材料規則(EC)№1935/2004 に違反。
処分 当局に
る差し押さえ
通告時間:2015 年 12 月下旬から 2016 年 1 月上旬まで(一部)
通達国
製品
リコール原因
スウェーデ
ン
製品:ゲームハンドル
原産国:中国
スウェーデ
ン
製品:水筒
原産国:中国
電線のプラスチック中 3.64%の SCCP を含有していた
ため、EU 持久性有機汚染物(POPs)規則に違反。
スロベニア
製品:旅行用充電器
原産国:中国
電源コンセントと PCB 板の溶接中 84.0%の鉛、1.10%の
カドミウムを含有していたため、RoHS 指令に違反。
市場から撤退
スロベニア
製品:カーラー
原産国:中国
PCB 板の溶接中 2.09%の鉛含有していたため、RoHS
指令に違反。
市場から撤退
スロベニア
製品:玩具消防車
原産国:中国
溶接とカラーカーケーブル中 82.0%の鉛を含有してい
たため、RoHS 指令に違反。
市場から撤退
エストニア
製品:フラッシュボール
玩具
原産国:中国
LED ライトと PCB 板の溶接中 6.177%の鉛を含有;LED
ライト中 0.52%のニッケルを含有していたため、RoHS
指令に違反。
輸入禁止
エストニア
製品:プラスチックボー
ル玩具
原産国:中国
電子部品中 0.358%の鉛、0.027%のカドミウムを含有;
LED ライトと電子部品中 0.3%のニッケル、スピーカー
中 0.587%のクロムを含有していたため、RoHS 指令に
違反。
市場から撤退
イタリア
製品:手動ミキサー
原産国:中国
ニッケルの遷移量が 0.3mg/kg、マンガンの遷移量が
0.15 mg/kg、全遷移量が 20 mg/kg となっており、EU
食品接触材料規則(EC)№1935/2004 に違反。
押収
イタリア
製品:電気オーブン
原産国:中国
製品の全遷移量が 103mg/dm2 となっており、EU 食品
接触材料規則(EC)№1935/2004 に違反。
押収
イタリア
製品:ペンチ
原産国:中国
製品に色の遷移があり、EU 食品接触材料規則(EC)
№1935/2004 に違反。
押収
PCB 板の溶接中 45.0%の鉛を含有していたため、
RoHS 指令に違反。
処分
リコール
市場から撤退
SGS-CSTC 検査項目
主な検査物質名
1
RoHS 分析(6 項目)
2
RoHS2.0 分析
3
ハロゲン分析 (臭素 Br,塩素 Cl,フッ素 F,ヨウ素 I)
4
フタル酸エステル分析
5
REACH 高懸念物質(SVHC)分析 *第 1 次~第 13 次
6
PFOS/PFOA 分析
7
多環芳香族炭化水素(PAHs)分析
8
フマル酸ジメチル(DMF)分析
9
有機スズ化合物分析
10
ヘキサブロモシクロドデカン(HBCDD)分析
11
テトラブロモビスフェノール A(TBBP-A)分析
12
ホルムアルデヒド分析
13
重金属元素分析(Sb,Be,P,Zn,Cr,Se などその他重金属元素)
14
ポリ塩化ビニル(PVC)分析
15
ELV 分析
16
アスベスト分析
17
アゾ分析
18
EN71-3 分析
19
VOC 分析
20
食品接触材料分析 など
微生物分析
2
添加物分析
3
残留農薬分析
4
カビ分析
5
汚染物質分析
6
アレルギー分析
8
栄養分析
7
化粧品分析 など
会社名:
SGS-CSTC Standards Technical
Services Co., Ltd.
通标标准技术服务有限公司
住 所 :
B-15/F, 900 Yishan Road,
Xuhui District, Shanghai, China
上海市徐汇区宜山路 900 号
科技产业化大楼 B 座 15 楼
郵便番号:
200233
電話番号:
+86-(0)21-6115-2392
部署:
日本業務部
その他検査項目
1
【問い合わせ&サンプル送付先】
担当: 孙洁 (Jane Sun)
メールアドレス:
[email protected]
その他
1
各種認証(ISO9001,ISO14001,TS16949,OHSAS18001 など)
2
各種検品(全数検品、抜き取り検品、船積前検品 など)
3
MSDS 作成サービス
4
GB 試験
5
環境関連試験、自動車関連試験、オイル・ガス試験 など
*各検査項目の価格、納期及びその他有害物質などについては、お気軽にお
問い合せ下さい。