平成28年3月期(2015年度)決算説明会資料を掲載しました

2016年3月期 決算説明会
2016年 5月13日(金)
会社概要
【会社名】
株式会社アイチコーポレーション (1962 年2月2日 設立)
【代表者】
代表取締役社長 三矢 金平
【本社】
埼玉県上尾市大字領家字山下 1152 番地の10
【事業内容】 高所作業車・穴掘建柱車等の製造販売、部品・修理、および高所作業車等の研修
【事業所】
上尾事業所(上尾市)、さいたま事業所(さいたま市)、新治工場(みなかみ町)、伊勢崎工場(伊勢崎市)
【支店】
北日本支店、関東支店、中部支店、関西支店、中四国支店、九州支店
【資本金】
10,425 百万円
【株式】
発行済
【大株主】
株式会社豊田自動織機 (52 %) 他
【売上高】
57,107 百万円 (15年度)
79 百万株
株主数 6,942 人 (16年3月末)
【従業員数】 連結 1,102 人 単独 968 人 (16年3月末)
【主要顧客】 電力会社、電気工事会社、通信工事会社、レンタル会社、鉄道会社、鉄道工事会社、造船会社
【関係会社】 子会社 2 社
関連会社 1 社
株式会社アイチ研修センター (埼玉県上尾市) ※労働局長登録教習機関
浙江愛知工程機械有限公司(中華人民共和国浙江省杭州市)
杭州愛知工程車輌有限公司(中華人民共和国浙江省杭州市)
1
開発・生産・営業拠点(国内)
開発
2事業所(本社、新治事業所内)
生産
2事業所(工場)
営業
6支店3営業所
アイチコーポレーション本社
中四国支店(東広島)
伊勢崎工場 (群馬県)
北海道営業所(札幌)
新治工場 (群馬県)
九州支店(福岡)
北日本支店(仙台)
北陸営業所(富山)
・
本社(埼玉県上尾)
・ ㈱アイチ研修センター本社
関東支店(さいたま)
四国営業所(高松)
関西支店(大阪)
中部支店(名古屋)
2
生産拠点
◇新治工場 (群馬県利根郡みなかみ町)
◇伊勢崎工場 (群馬県伊勢崎市)
設立: 1978年
内容: 部品加工
敷地面積: 3.3万㎡
従業員 :約130名
(16年3月末)
設立: 1985年
内容: 高所作業車の組立
部品加工
敷地面積: 17.2万㎡
従業員 :約250名
(16年3月末)
◇浙江愛知工程機械有限公司 (中国 浙江省杭州市)
◇杭州愛知工程車輌有限公司 (中国 浙江省杭州市)
資本金: 1,500万USD 当社100%(設立 2008年)
資本金: 1,000万USD 当社 50%(設立 1995年)
内
内
容: 自走式高所作業車の設計、生産、販売、サービス
容: トラックマウント式高所作業車の設計、生産、販売、サービス
敷地面積:5万㎡
敷地面積:3.2万㎡
従業員
従業員
:約120名 (16年3月末)
:約210名 (16年3月末)
3
主な製品
トラックマウント式
電気工事向け
通信工事向け
レンタル業界向け(建設工事、設備保守等)
SH15B型高所作業車
活線作業(絶縁)タイプ
D50A型穴掘建柱車
SJ30ARS型高所作業車
(8トン限定の中型免許で運転可)
TZ10C型
高所作業車
SC05A型高所作業車
軽自動車タイプ
SF77A型橋梁点検作業車
小型自走式
自走式
レンタル業界向け(建設工事、設備保守等)
RM04C型
高所作業車
クローラタイプ
軌陸車
造船向け(新造、修繕、ブロック建造)
SSL
鉄道工事向け
SR12C型高所作業車
クローラタイプ
SV06D型
高所作業車
ホイールタイプ
4SDK型
スキッドステアローダー
SP25C型高所作業車
ホイールタイプ
LZ10KRS型軌陸両用高所作業車
4
アイチ研修センターの事業内容
■教習所(本社・支店・事業所内に併設)
受講実績
15年度
新治事業所
北日本支店
関西支店
本社
中四国支店
九州支店
17,600名
横浜教
立川教習所
横 習所
横浜教習所
浜
中部支店
主な教育研修内容
【新治教習所】
・安全体感教育※
危険な作業や操作を実体験し、安全意識向上を図る
・資格取得研修
高所作業車、穴掘建柱車等の運転に必要な資格の取得
・技能向上研修
高所作業車などの運転技能の向上と、安全で効率的な
使用方法を取得し、現場を指導する人材の育成
※厚生労働省通達による危険再認識教育及びアイチオリジナル教育
【資格取得研修(高所作業車運転技能講習)】
5
15年度 決算のポイント
( 単位:億円 )
14年度
金額
百分比
売上高
営業利益
経常利益
15年度
金額
百分比
(550.0)
(100.0%)
493.1 100.0% 571.1 100.0% 15.8%
(60.0)
42.2
8.6%
(10.9%)
63.2
(65.0)
49.0
9.9%
30.9
6.3%
11.1% 49.8%
(11.8%)
66.9
(43.0)
親会社株主に帰属する
当期純利益
(7.8%)
46.0
中間
期末
年間
5.00円 中間
5.00円 期末
10.00円 年間
14年度
設備投資額
減価償却費
為替レート(USD)
為替レート(EUR)
※設備投資額にはリース資産分を含んでおります
21億円
11億円
105.0円
137.8円
15年度の取組み
1.生産性向上に向けた新工場の確実な立上げ
2.国内特装車販売の収益改善
3.サービス体制強化による売上拡大
4.海外事業の収益改善
◇5期連続の増収増益
11.7% 36.5% ・国内 特装車の売上増加
8.1% 48.9%
※( )内は15年10月公表値
1株当たり配当金
増減率
6.00円
9.00円
15.00円
15年度
76億円
14億円
113.5円
141.5円
・海外 トラックマウント式の売上増加
・部品の売上増加
・原価低減
国内での売上高は74億円アップ
売上高
460億円 ⇒ 534億円(+16.1%)
海外での売上高は4億円アップ
売上高 33億円 ⇒ 37億円(+12.1%)
◇海外売上高比率 ◇利益は大幅増加
営業利益 経常利益
当期純利益
6.7% ⇒ 6.5%
42億円 ⇒ 63億円(+50%)
49億円 ⇒ 67億円(+37%)
31億円 ⇒ 46億円(+48%)
6
損益計算書
■対前期比較
( 単位:億円 )
14年度
金 額
百分比
15年度
金 額
(550.0)
売上高
百分比
比較
比較
増減
増減
(100.0%)
100.0%
571.1
100.0%
+78.0
売上原価
389.3
79.0%
438.8
76.8%
+49.5
売上総利益
103.8
21.0%
132.3
23.2%
+28.5
61.6
12.4%
69.1
12.1%
+7.5
営業外収益
営業外費用
(10.9%)
42.2
8.6%
63.2
11.1%
+21.0
6.9
1.3%
4.4
0.8%
▲ 2.5
0.1
0.0%
0.7
(65.0)
経常利益
0.1%
+0.6
売上高
+78.0
更新需要及び建設需要の拡大により
国内特装車売上は前年比64億円増加
◇売上原価の改善
9.9%
66.9
11.7%
+17.9
特別損益
▲ 1.7
0.0%
▲ 3.0
▲0.5%
▲ 1.3
法人税等
16.4
3.3%
17.9
3.1%
+1.5
(43.0)
30.9
6.3%
46.0
売上原価 +49.5 コストダウンによる原価改善等により売上原価率は、
前年同期比2.2ポイント改善
販管費
+7.5
◇IT関連費用増加
+4.0億円
◇BCP関連修繕費増加
+2.0億円
(11.8%)
49.0
親会社株主に帰属する
当期純利益
主な要因
売上原価率 79.0% ⇒ 76.8%
(60.0)
営業利益
( 単位:億円 )
◇国内特装車売上の増加
493.1
販管費
■変動要因
(7.8%)
8.1%
+15.1
※( )内は15年10月公表値
7
損益計算書
■連結営業利益の増減要因
( 単位:億円 )
80
+14.2
60
+2.1
▲3.4
サービス
利益改善
減価償却費
▲6.5
63.2
修繕費等
+14.6
原価改善他
42.2
40
20
売上増
14年度
営業利益
+21億円
増益
15年度
8
貸借対照表
■対前期比較
( 単位:億円 )
14年度
金額
流動資産
比率
金額
比較
比率
増減
485
253
191
41
239
159
10
70
724
67.0%
34.9%
26.4%
5.7%
33.0%
22.0%
1.4%
9.7%
100.0%
508
242
218
48
296
217
12
67
804
63.2%
30.1%
27.1%
6.0%
36.8%
27.0%
1.5%
8.3%
100.0%
+23
▲ 11
+27
+7
+57
+58
+2
▲3
+80
182
123
59
51
32
19
233
25.1%
17.0%
8.1%
7.1%
4.4%
2.6%
32.2%
230
144
86
57
40
17
287
28.6%
17.9%
10.7%
7.1%
5.0%
2.1%
35.7%
+48
+21
+27
+6
+8
▲2
+54
純資産合計
104
99
293
▲5
491
14.4%
13.7%
40.5%
▲0.7%
67.8%
104
99
330
▲ 16
517
12.9%
12.3%
41.0%
▲2.0%
64.3%
0
0
+37
▲ 11
+26
負債純資産合計
724
100.0%
804
100.0%
+80
現金及び預金、預け金
売上債権
資 その他
産
固定資産
の
部 有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
資産合計
流動負債
仕入債務
負 その他
債
固定負債
の
部 退職給付に係る負債
その他
負債合計
純
資
産
の
部
15年度
資本金
資本剰余金
利益剰余金
評価換算差額等
■変動要因
資産の部
◇有形固定資産の増加
新工場建物・機械設備
+49億円
⇒更なる生産性向上を狙い、新治事業所に
新工場建設
負債の部
◇その他流動負債の増加
設備関係他支払債務
+26億円
純資産の部
◇利益剰余金の増加
+37億円
当期純利益+46億 配当金▲9億
9
15年度 セグメント別売上高
( 単位:億円 )
トラックマウント式
自走式
SSL
サービス
その他
14年度
金額
比率
15年度
金 額 比率
比較増減
金 額 比率
トラックマウント式
265
53.8%
312
54.6%
+47
+17.7%
内)海外
11
2.2%
17
3.0%
+6
+54.5%
107
21.7%
130
22.8%
+23
+21.5%
16
3.2%
15
2.6%
▲1
▲6.3%
SSL
20
4.1%
19
3.3%
▲1
▲5.0%
サービス
94
19.1%
102
17.9%
+8
+8.5%
6
1.2%
5
0.9%
7
1.4%
8
1.4%
+1
+14.3%
100% 571
100%
+78
+15.8%
6.7%
6.5%
+4
+12.1%
(億円)
600
571
8
500
493
400
300
102
サービス
19
SSL
130
自走式
7
94
20
その他
107
自走式
内)海外
内)海外
▲ 1 ▲16.7%
200
312
トラックマウント式
その他
265
100
合計
内)海外
0
14年度
15年度
493
33
37
※ サービス:部品+検査+修理+架装
10
トラックマウント式売上高・シェア
■トラックマウント式販売台数比率
600
(%)
64
550
国
61
内 500
シ
ェ 450
58
ア
61.2%
61.0%
250
200
312
17
265
11
通信
10%
海外
汎機
11%
レンタル
52%
レンタル
46%
電力
25%
電力
17%
71
インフラ系
57
(単位:台)
150
売
上 100
高
鉄道
2%
汎機
13%
350
(億円)
【15年度】
海外
6%
通信
13%
400
550
300
【14年度】
海外
3%
鉄道
2%
197
国内
254
224
50
0
14年度
国内
15年度
国内インフラ系
海外
国内
295
レンタル
1,370
国内
(単位:台)
レンタル
1,340
電力
450
電力
740
汎機
340
汎機
320
通信
350
通信
280
鉄道
60
鉄道
70
海外
90
海外
160
合計
2,660
合計
2,910
11
自走式売上高・シェア
■自走式販売台数比率
220
60
(%)
200
55
国
内
シ
ェ
ア
50
180
【15年度】
【14年度】
54.8%
汎機
2%
48.2%
海外
5%
汎機
3%
海外
3%
45
160
40
0
140
130
(億円)
120
100
80
107
16
自走式
レンタル
94%
5,880
(単位:台)
レンタル
6,650
汎機
230
汎機
240
小型自走式
海外
300
海外
220
合計
6,410
合計
7,110
0
国内小型自走式
(単位:台)
70
55
14年度
国内
115
レンタル
国内
91
40
レンタル
92%
海外
45
36
売 60
上
高
20
15
15年度
国内自走式
海外
12
サービス売区別売上高
■サービス売区別比率
【14年度】
(億円)
【15年度】
120
102
100
94
14
架装
13%
架装
12
部品
37%
修理
21%
80
21
架装
14%
部品
39%
修理
21%
修理
20
検査
26%
検査
29%
60
27
27
検査
(単位:億円)
40
20
40
35
0
14年度
部品
部品
(単位:億円)
部品
35
部品
40
検査
27
検査
27
修理
20
修理
21
架装
12
架装
14
合計
94
合計
102
15年度
検査
修理
架装
13
特装車販売推移と見通し
(台)
12,000
・インフラ整備と建築工事の増加
・建築工事の増加から小型自走式
の導入拡大
・光ケーブル工事の増加からトラック
マウント式の導入拡大
・レンタル業界で更新需要が増加
・電力業界の更新需要が増加
10,000
8,000
自走式
トラックマウント式
6,000
4,000
2,000
0
00年
01年
02年
03年
TICO業務資本提携
外部環境の変化
04年
05年
06年
07年
08年
サブプライム問題/リーマンショック
09年
10年
11年
東日本大震災
12年
13年
日銀金融緩和
欧州金融危機
・観光立国2020年 訪日4,000万人
・国土強靭化プラン(2014~)
・消費税10%(2017~)
・オリンピック/パラリンピック開催(2020)
14年
15年
16年
消費税8%
熊本地震
日銀公定歩合マイナス金利
・設備投資減税(2014-16)
14
16年度業績見通し
■対前期比較
( 単位:億円 )
15年度実績
金額
百分比
16年度計画
金額
百分比
比較
増減率
16年度経営の基本
1. 品質、コスト、納期ともにお客様満足度を高め、
売上高
571.1
100.0%
600.0
100.0%
+5.1%
市場の拡大を図る
2. 新商品の計画的な投入とグローバルな製品供給体制をつくる
◇16年度の重点実施項目
営業利益
63.2
11.1%
69.0
11.5%
+9.2%
経常利益
66.9
11.7%
72.0
12.0%
+7.6%
46.0
8.1%
49.0
8.2%
+6.5%
親会社株主に帰属する
当期純利益
1)販売ネットワークの強化
(1)新商品投入による売上の拡大
(2)サービス体制強化による売上の拡大
(3)海外事業の地域別戦略の立案
2)サプライチェーンの強化
(1)生産性向上、リードタイム短縮に向けた新工場の
確実な立上げ
(2)仕入先も含めた原価低減の徹底
15年度実績
中間
1株当たり配当金
16年度計画
設備投資額
76億円
41億円
減価償却費
14億円
27億円
6.00円 中間
9.00円
期末
9.00円 期末
9.00円
為替レート(USD)
113.5円
105.0円
年間
15.00円 年間
18.00円
為替レート(EUR)
141.5円
120.0円
※ 設備投資額にはリース資産分を含んでおります
15
16年度業績見通し
■連結営業利益の増減要因
( 単位:億円 )
100
+12.0
80
60
▲13.0
サービス
利益改善他
+7.0
63.2
+1.8
原価改善他
▲2.0
減価償却費
69.0
労務費
売上増
40
20
15年度
16年度
16
16年度業績見通し
■セグメント別売上高
トラックマウント式
(億円)
600
( 単位:億円 )
自走式
SSL
サービス
600
571
8
15年度実績
金額
比率
その他
その 他
500
104
サービス
17
SSL
19
131
400
312
54.6%
340
56.7%
+28
+9.0%
内)海外
17
3.0%
22
3.7%
+5
+29.4%
130
22.8%
131
21.8%
+1
+0.8%
15
2.6%
15
2.5%
0
0%
SSL
19
3.3%
17
2.8%
サービス
102
17.9%
104
17.3%
+2
+2.0%
5
0.9%
5
0.8%
0
0%
8
1.4%
8
1.3%
0
0%
100% 600
100%
+29
+5.1%
6.5%
7.0%
+5
+13.5%
自走式
内)海外
自走式
130
300
内)海外
200
312
340
100
トラックマウント式
その他
合計
内)海外
0
15年度
16年度
比較増減
金額
比率
トラックマウント式
8
102
16年度計画
金 額 比率
571
37
42
▲ 2 ▲10.5%
※ サービス:部品+検査+修理+架装
17
中期経営計画
めざす姿
自走式、トラックマウント式のグローバル展開促進による
世界市場での高所作業車メーカとしての確固たる地位の確立
(億円)
15年度 主要高所作業車メーカー売上高
経
常
利
益
67
72
49
35
571
475
600
海外
1
2
3
4
5
6
JLG
Terex(Genie)
Skyjack
Haulotte
Aichi
Tadano
売上高(百万$US)
13年度
14年度
15年度
2,015
2,349
2,275
1,811
1,967
1,837
490
593
737
427
514
555
410
434
503
131
154
171
国
米国
米国
カナダ
フランス
日本
日本
15年度 主要高所作業車メーカー決算の概要
493
売
上
高
国内
1 JLG
北米の更新需要低下による売上の減少
2 Terex(Genie)
北米の更新需要低下による売上の減少
3 Skyjack
4 Haulotte
13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度
有利な為替相場とブーム市場の拡大による
売上増加
北米・アジアパシフィック地域の販売増加による
売上増加
(当社調べ)
18
高所作業車グローバルマーケット動向
■リーマンショックからの回復により拡大する高所作業車市場
<地域別 高所作業車総需要(2015年)>
欧州
トラック
マウント式
8%
北米
欧州
【自走式】
◇北米に次ぐ2.9万台(自走式)の
市場は回復基調
◇屈伸機へのニーズが高い
日本
◇電力業界の更新需要増加
◇東京オリンピック・復興需要
などでレンタル業界が伸長
◇インフラ関連工事の増加
トラック
マウント
式
14%
自走式
92%
日本
中国・アジア
(約3.2万台)
自走式
トラック
マウント式
24%
トラック
マウント式
25%
中国・アジア
◇東南アジア各国でのインフラ
整備需要の増加に伴い、
日系レンタル会社の進出拡大
◇競合メーカーとの競争激化
自走式
75%
(約1.1万台)
オセアニア
トラック
マウント式
7%
自走式
93%
(約0.5万台)
86%
自走式
76%
(約9.3万台)
(約1.8万台)
オセアニア
<オーストラリア>
◇政府の予算抑制策により、
総需要は減少傾向
<ニュージーランド>
◇オーストラリアとは対照的に
景気は好調
北米
【自走式】
◇更新需要が減少し、高所作業車
総需要は停滞傾向
◇大手3社による寡占状態
(当社調べ)
19
トラックマウント式事業(国内)
■電力業界の設備投資回復・社会インフラ維持管理作業の増加
トラックマウント式総需要・シェア推移
8,000
トラックマウント式総需要
70.0%
トラックマウント式シェア
65.0%
(台)
■橋梁点検車、トンネル点検車の需要が拡大
61.2%
6,000
■電力業界向け更新需要が回復
60.0%
■レンタル業界向け需要が継続
4,400
4,000
55.0%
■新工場の効果による生産性向上・
リードタイム短縮
50.0%
■新商品の計画的な市場投入
2,000
45.0%
0
40.0%
13年
14年
15年
16年
17年
18年
20
トラックマウント式事業(国内)
■橋梁、トンネル点検需要が拡大
インフラ長寿命化基本計画(2013年11月~) ■橋梁、トンネル点検車のイヤーモデル投入による拡販
国、自治体レベルで行動計画の策定を進めることで、全国のあらゆるインフラの
■リードタイム短縮によるシェア確保
安全性の向上と効率的な維持管理を実現する。
橋梁、トンネルの5年間点検計画と実施状況
【橋梁】
14年度実施
9%
【トンネル】
15年度計画
20%
16~18年度計画
71% (約511,000橋)
橋梁点検車
トンネル点検車
SF77A
TZシリーズ
14年度実施
13%
15年度計画
19%
16~18年度計画
68% (約6,800本)
N=720,000橋
N=10,000本
出典)国土交通省 道路メンテナンス日報(2015.11時点)
■道路法施行規則
道路関連決定内容-新たな基準・マニュアルの運用開始(2014年7月~)
施設分野
対象数
点検の頻度
橋梁
約720,000橋 5年に1回、近接目視により全数監視を実施
トンネル
約10,000本 5年に1回、近接目視により全数監視を実施
21
トラックマウント式事業(アジア・オセアニア)
■インフラの発展、電力需要の増加によって市場は拡大
■オセアニア
■アジア
■インフラの発展・電力需要の増加によって市場は拡大
■『安全』への意識が高いオーストラリア電力業界
■インフラ整備需要の拡大に伴い、日系企業の東南アジア進出が増加
■絶縁高所作業車の使用率が高い傾向
■日本のノウハウを生かした工法提案を含めた販促活動の展開
■オーストラリア電力業界への継続的な販売展開
■日系企業だけでなく、現地のローカル企業への販促活動を展開
■建設・土木工事向けの新商品を投入し、新市場への参入
アジア・オセアニアともに、電力業界に軸足を置いた展開をめざす
22
自走式事業(国内)
■工場、倉庫、店舗などの建築需要が拡大
民間非住宅建築投資の推移
■グローバル競争力のある新商品の投入
民間非住宅建築投資は今後、2020年オリンピック・パラリンピックを見込んだ
■生産体制の再構築による生産性の向上
投資を含め、緩やかな回復が継続する。
※民間非住宅建築:工場、倉庫、店舗、事務所、病院、学校など
小型自走式(ホイールタイプ)
小型自走式(クローラタイプ)
WM04C・SV06~10D
RM04C・RX05~07B
メンテナンスフリーバッテリ
対応機種
国内自走式総需要・民間非住宅着工床面積推移
25,000
60,000
自走式総需要
※RXシリーズは非対応
(千㎡)
民間非住宅着工床面積
50,000
20,000
80.0%
(台)
40,000
15,000
13,600
自走式シェア
70.0%
30,000
10,000
60.0%
54.8%
20,000
自走式(ホイールタイプ)
自走式(クローラタイプ)
SP10~25C
SR10~21C
オフロード法14年基準に
適合した新エンジン搭載
※SR10CSM/SP12CSNは対象外
50.0%
5,000
10,000
40.0%
0
0
13年
14年
15年
16年
17年
18年
出典)当社調べ
23
自走式事業(北米・欧州)
■世界最大の北米市場を最優先に展開
■欧州
■北米
高所作業車総需要推移
高所作業車総需要推移
製品構成割合(2015年)
(単位:台)
80,000
製品構成割合(2015年)
(単位:台)
直進
直進ブーム
アップ&
13%
オーバー
ブーム
29,000
N=
13%
80,000
バーティカル
台
アップ&
6%
シザーズ
オーバー
65%
27%
N=
29,000 シザーズ
台
55%
9%
バーティカル
12%
13年
14年
15年
16年
17年
13年
18年
■高所作業車需要は、更新需要の減少に伴い、停滞傾向
■シザーズリフトへのニーズが高い
■ニーズの高いシザーズリフトの市場に参入
■競争力のある新モデルの投入(バーティカルリフト)
■販売はトヨタマテリアルハンドリングのネットワークを活用
小型自走式
シザーズ
バーティカル
14年
15年
16年
17年
18年
■高所作業車総需要は堅調に推移
■アップ&オーバーのニーズが高い
自走式
アップ&オーバー
■グローバル機種の展開
■アップ&オーバー機種の早期開発
24
中期経営計画達成に向けた生産拠点再編
■トラックマウント式・自走式の一貫生産体制
STEP1
■新治工場
高所作業車の組立
(トラックマウント式・自走式)
2016年3月 新工場稼働開始
トラックマウント式一貫生産工場へ
■伊勢崎工場
高所作業車の部品加工
2016年8月 小型自走式一貫生産開始予定
2018年
大型自走式一貫生産開始予定
■浙江愛知(中国)
小型自走式生産
廉価な小型自走式の
自走式一貫生産工場へ
生産拠点
◇伊勢崎工場を自走式マザー工場へ
◇生産能力向上のためのブリッジ生産体制構築
STEP2
■海外向けトラックマウント式の
■業務提携
■海外現地生産体制の構築
生産拠点としての杭州愛知
25
中期経営計画達成に向けたサービス事業強化
■お客さま満足度向上に向けたサービスネットワーク強化
■検査・修理 入庫実績(台数)
■「ライフサイクルサポート」システム
導入提案
入庫率
30%
新車・中古車・ツール類等
機械化導入のお手伝い
未入庫
70%
お客さま満足度向上
アイチブランドの向上
入庫台数拡大
○サービスネットワーク強化
1.直営工場
・ロードマン体制によるお客さま接点強化
・指定工場育成、支援
2.指定協力工場
15年度再編完了
A.指定工場:100社 / B.協力工場:109社
サービス技術力向上
長期活用支援
運用支援
リフレッシュにより車輛の
メンテナンスにより車輛の
長期にわたる活用を支援
最大限活用をバックアップ
26
配布資料の記述についての注意
この配布資料に記述されている、弊社の予想、見通しは、現在入手可能な情報から得ら
れた弊社の経営者の判断に基づいてます。
従って、この業績予想を全面的に依拠することはお控え頂きたく、お願い申し上げます。
また、これらの数字に関しては、様々なリスクや不確実性により、大きく異なる結果となり得る
ことをご承知おきください。
ここでのリスクや不確実性とは、弊社を取り巻く経済情勢、お客様環境、競合環境、関連
法律・法規、為替レートの変動などが含まれます。
ただし、業績に与え得る要因はこれに限定されるものではありません。
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