2006 年 10 月 19 日 商工中金 調査部 中小企業の雇用・賃金の動向について 【調査要旨】 1 雇用の過不足感 ○雇用が『不足』とする企業割合は 23.8%となっていて、『過剰』7.4%を 16.4%ポイント上回り、雇用の 不足感が強い。 2 雇用の過不足への対応 ○雇用が『不足』とする企業では、「正社員(中途)の雇用増加により対応」の比率が 53.5%と最も高 い。一方、『過剰』とする企業では「1 人当たり賃金の削減により人件費の圧縮を図っている」が 40.8%で最も高い。 3 正社員 1 人当たりの賃金の変化(2005 年度実績、2006 年度計画) ○2005 年度実績をみると、賃金が前年比プラスの企業割合は 68.8%で、同マイナスの企業割合は 14.8%、「同プラス−マイナス」は 54.0%ポイントとなった。 ○2006 年度計画をみると、賃金が前年比プラスの企業割合は 73.4%で、同マイナスの企業割合は 11.6%と、2005 年度実績よりも前年比プラスの割合が拡大し、同マイナスの割合が縮小している。 また、「同プラス−マイナス」も 61.8%ポイントと 2005 年度実績に比べて拡大し、賃金の上昇傾向が 一段と広がりつつある。 ○2006 年度計画を雇用の過不足感別にみると、賃金が前年比プラスの企業割合の内訳について は、『不足』の企業では 81.3%、『適正』で 73.2%、『過剰』で 49.1%と、いずれも 2005 年度実績に 比べ上昇している。「同プラス−マイナス」は、『不足』の企業群で 72.9%、『適正』で 62.9%、『過 剰』で 14.9%と、いずれの企業群においても 2005 年度実績対比で拡大している。 4 人件費についての現状または方針 ○「人件費については特に負担感は無い」が 35.4%と最も高く、以下、「人件費の上昇により利益が 圧迫されている」が 26.3%、「人件費を積極的に投入して人材確保や人材の質の向上に努めた い」が 26.2%となっている。 ○雇用の過不足感別にみると、『不足』とする企業については、「人件費を積極的に投入して人材確 保や人材の質の向上に努めたい」が 39.4%と最も高く、増員への意欲が強い。一方、『過剰』とす る企業では、「人件費の上昇により利益が圧迫されている」が 47.1%と、半数近い企業で人件費 の負担感が強いとしている。 人件費についての現状または方針 (複数回答) 50 40 30 (全体:N=2,260、不足:N=561、適正:N=1,630、過剰:N=174) (%) 47.1 39.4 35.4 39.4 26.3 25.3 23.0 20 22.6 26.2 21.0 13.2 17.8 13.0 12.1 10 全体 不足 適正 1/7 過剰 9.0 5.7 9.1 そ の他 人件費 を引き上げる 余 裕 が 無 いた め 、人 手 不 足 が ボ ト ルネ ッ ク と な って 生 産 や 供 給 の増 加 が 制 約 さ れ て いる 人 件 費 を 積 極 的 に投 入 し て人 材 確 保 や 人 材 の質 の 向 上 に 努 め たい 人 件 費 の上 昇 に よ り 利益 が圧迫 され て い る 人 件 費 に つ い ては 特 に負 担 感 は 無 い 0 10.4 12.1 12.6 【調査要領】 1 調査時点 2006 年 7 月 15 日現在 2 調査対象先 当金庫取引先中小企業 5,022 社 ここでいう中小企業とは、いわゆる「中小会社」(会社法第 2 条 6 号に規定する大会社以外)、ま たは法定中小企業、のいずれかに該当する非上場企業。 有効回答数 2,403 社(製造業 935 社、非製造業 1,648 社)、回収率 47.8% 3 調査方法 4 調査内容 調査票によるアンケート調査(郵送自記入方式) ①雇用の過不足感、②雇用の過不足への対応、③正社員 1 人当たりの賃金の変化 ④人件費についての現状または方針 調査対象先の属性(各項目の構成比は四捨五入の関係により 100%とならない場合がある。以下、そ の他の項目についても同様) 5.1 本社所在地 ○北海道 73 先(構成比 3.0%) ○東北 198 先(構成比 8.2%) ○関東 725 先( 30.2%) ○甲信越 137 先( 5.7%) ○東海 261 先( 10.9%) ○北陸 67 先( 2.8%) ○近畿 424 先( 17.6%) ○中国 195 先( 8.1%) ○四国 58 先( 2.4%) ○九州・沖縄 265 先( 11.0%) 5.2 業種(標準産業分類による) ○製造業 935 先(構成比 38.9%) ○建設業 175 先( 7.3%) ○卸売業 481 先( 20.0%) ○小売業 204 先( 8.5%) ○不動産業 77 先( 3.2%) ○運輸業 274 先( 11.4%) ○サービス業 143 先( 6.0%) ○情報通信業 25 先( 1.0%) ○飲食店、宿泊業 89 先( 3.7%) ◇注 標準産業分類の改訂に伴い、2004 年 8 月調査から業種区分を変更(出版を製造業から 非製造業に変更)した。なお、2003 年度当初計画以降のデータについて遡及改訂している。 5 ○ご照会先 商工中金/調査部 江口 TEL:03-3246-9370 2/7 1 雇用の過不足感〔図表1、2〕 ○現状の雇用の過不足感をみると、『不足』とする企業の割合は 23.8%、『過剰』 7.4%、『適正』 68.9%で、『不足』が『過剰』を 16.4%ポイント上回った。 ○過年度調査をみると(図表1)、1999 年5月調査では『不足』 13.7%に対して『過剰』 32.2%で、 『不足−過剰』は▲18.5%ポイント。2003 年2月調査では『不足』13.9%に対して『過剰』29.6%で、 『不足−過剰』は▲15.7%ポイント。これに対して前回の 2006 年 2 月調査では『不足』 29.5%に 対して『過剰』 16.9%で、『不足−過剰』は+12.6%ポイントと『不足』超に転じた。 今回は、『不足』が 23.8%と前回に比べ 5.7%ポイント低下したが、『過剰』が 7.4%と 9.5%ポイント 低下し、『不足−過剰』は 16.4%ポイントと、過去 4 度の調査では最大幅に。中小企業の雇用不足 感が一層拡大している。 図表1 現状の雇用の過不足感 1999年5月 13.7 2003年2月 13.9 (N=2,362) 29.5 0% 10% 68.9 20% 30% 40% 50% 不足 60% 適正 +12.6 16.9 53.6 23.8 今回 ▲15.7 29.6 56.6 2006年2月 ▲18.5 32.2 54.1 7.4 70% 80% 90% +16.4 100% 過剰 (注1)1999年5月∼2006年2月の調査において『不足』は「不足」と「やや不足」の、『過剰』は「過剰」と「やや過剰」の合計 (注2)右端の数値は『不足』−『過剰』(%ポイント) (注3)四捨五入の関係で合計が100にならない場合がある(以下同様) ○業種別に今回調査の雇用の過不足感をみると(図表2)、製造業は『不足』23.4%、『過剰』8.7% に対して、非製造業は『不足』24.0%、『過剰』6.5%であった。『不足−過剰』は、製造業が +14.7%ポイント、非製造業が+17.5%ポイントで、非製造業の不足感が強い。 図表2 業種別・現状の雇用の過不足感(今回) 製造業計 23.4 非製造業計 24.0 0% 10% (製造業:N=922、非製造業:N=1,440) 67.9 8.7 69.5 20% 30% 40% 50% 不足 60% 適正 (注)右端の数値は『不足』−『過剰』(%ポイント) 3/7 6.5 70% 過剰 80% 90% 100% +14.7 +17.5 2 雇用の過不足への対応〔図表3〕(複数回答) ○対応を過不足感別にみると、『不足』とする企業の対応としては、①「正社員(中途)の雇用増 加」が 53.5%、②「既存従業員の時間外勤務の増加」が 36.0%と、労働時間・人員面の対応が 中心である。次いで賃金による対応として③「1 人当たり賃金の増加により必要人員の確保を 図っている」が 32.8%となっている。以下、④「パートタイム労働者の雇用増加」31.7%、⑤「派遣 労働者の雇用増加」28.5%、⑥「正社員(新卒)の雇用増加」27.5%と続く1。 ○雇用が『過剰』とする企業についてみると、賃金による対応として、①「1 人当たり賃金の削減に より人件費の圧縮を図っている」が 40.8%と全項目中最も比率が高い。以下、労働時間・人員 面の対応として、②「既存従業員の時間外勤務の削減」31.0%、③「パートタイム労働者の雇用 削減」24.7%、④「正社員(中途)の雇用削減」21.8%などが続いている。 図表3 雇用の過不足への対応(実施または予定していること) 60 53.5 (%) 36.0 50 40 30 (複数回答) (不足:N=561、過剰:N=174) 40.8 32.8 31.0 31.7 24.7 21.8 28.5 27.5 17.2 20 13.2 10 正 社 員 ︵新 卒 ︶の 雇 用 増 減 によ り 対 応 過不足感『不足』 派 遣 労 働 者 の雇 用 増 減 によ り 対 応 パー ト タ イ ム労 働 者 の 雇 用 増 減 によ り 対 応 1人 当 た り 賃 金 の 削 減 に よ り 人 件 費 の圧 縮 を 図 って い る 1人 当 た り 賃 金 の 増 加 に よ り 必 要 人 員 の確 保 を 図 って いる 既 存 従 業 員 の時 間 外 勤 務 の増 減 によ り 対 応 正 社 員 ︵中 途 ︶の 雇 用 増 減 によ り 対 応 0 過不足感『過剰』 (注)雇用の過不足感を「適正」としている企業については質問を行なっていない。 1 設問は「不足」企業、「過剰」企業共通の問であるため「増減」として尋ねているが、ここでは「不足」企業の対応をみているので「増加」と読み替え た。「過剰」企業への対応は同様に「削減」と読み替えている。 4/7 3 正社員 1 人当たりの賃金の変化 3.1 2005 年度実績と 2006 年度計画〔図表4、5〕 ○正社員 1 人当たりの賃金の変化(前年度比)をみると、2005 年度実績(図表4上)では「+5%以 上」が 2.7%、「+2%∼+5%」が 17.6%、「0%∼+2%」が 48.5%、「1人当たり賃金は不変」が 16.2%、「▲2%∼0%」が 9.0%、「▲5%∼▲2%」が 3.4%、「▲5%以下」が 2.4%となっている。 賃金が前年比プラスの企業割合 (0%∼+2%、+2%∼+5%、+5%以上の合計。以下同様) は 68.8%で、同マイナスの企業割合 (▲5%以下、▲5%∼▲2%、▲2%∼0%の合計。以下同様) は 14.8%、同プラス−マイナスは 54.0%ポイントとなった。 ○2006 年度計画(図表4下)では、「+5%以上」が 2.0%、「+2%∼+5%」が 19.3%、「0%∼+ 2%」が 52.1%、「1人当り賃金は不変」が 14.8%、「▲2%∼0%」が 7.2%、「▲5%∼▲2%」が 2.5%、「▲5%以下」が 1.9%となっている。賃金が前年比プラスの企業割合は 73.4%で、2005 年度実績よりも 4.6%ポイント拡大した。一方、同マイナスの企業割合は 11.6%と、同マイナスの 割合が 3.2%ポイント縮小した。また、同プラス−マイナスも 61.8%ポイントと 2005 年度実績に比べ て拡大しており、賃金の上昇傾向が一段と広がりつつある。 図表4 正社員1人当たりの賃金の変化(2005年度実績、2006年度計画) (2005年度N=2,332、2006年度N=2,305) 2.4 2005年度実績 2.7 17.6 2006年度計画 2.0 19.3 0% 10% +5%以上 ▲2%∼0% 16.2 48.5 52.1 20% 30% +2%∼+5% ▲5%∼▲2% 40% 14.8 50% 60% 0%∼+2% ▲5%以下 70% 80% 9.0 0.2 3.4 前年比 前年比 差引 プラス(a) マイナス(b) (a)-(b) (%) (%) (%ポイント) 1.9 7.2 2.5 0.3 90% 68.8 14.8 +54.0 73.4 11.6 +61.8 100% 1人当たり賃金は不変 その他 ○2005 年度実績、2006 年度計画の業種別内訳は図表5のとおり。 図表5 業種別正社員1人当たりの賃金の変化 (2005 年度 製造業:N=916、非製造業:N=1,416 2006 年度 製造業:N=903、非製造業 N=1,402) 2005 年度実績 2006 年度計画 06 計画−05 実績 (%ポイント) 製造 非製造 製造 非製造 製造 非製造 変化率 全産業 全産業 全産業 +5%以上 2.7% 2.7% 2.8% 2.0% 2.4% 1.6% ▲0.7 ▲0.3 ▲1.2 +2∼5% +0∼2% ▲5%以下 17.6% 48.5% 16.2% 9.0% 3.4% 2.4% 21.4% 15.1% 50.0% 47.5% 13.3% 18.0% 7.9% 9.8% 3.3% 3.5% 1.4% 3.0% 19.3% 52.1% 14.8% 7.2% 2.5% 1.9% 21.7% 17.8% 53.7% 51.0% 13.1% 15.8% 5.4% 8.4% 1.9% 2.9% 1.7% 2.0% +1.7 +3.6 ▲1.4 ▲1.8 ▲0.9 ▲0.5 その他とも計 プラス割合 マイナス割合 プラス−マイナス 100.0% 68.8% 14.8% +54.0 100.0% 100.0% 74.1% 65.4% 12.6% 16.3% +61.5 +49.1 100.0% 73.4% 11.6% +61.8 100.0% 100.0% 77.8% 70.4% 9.0% 13.3% +68.8 +57.1 ― +4.6% ▲3.2% +7.8 不変 ▲0∼2% ▲2∼5% +0.3 +3.7 ▲0.2 ▲2.5 ▲1.4 +0.3 +2.7 +3.5 ▲2.2 ▲1.4 ▲0.6 ▲1.0 ― ― +3.6% +4.9% ▲3.5% ▲3.1% +7.1 +8.0 ◇注 「1人当たりの賃金の変化率」 =正社員 1 人当たり給与の総額(基本給、時間外給与、賞与等も含んだ総額)の前年度に対する伸び(%) 5/7 3.2 雇用の過不足感別〔図表6、7〕 ○2005 年度実績(図表6)では、1人当たり賃金が前年比プラスの企業割合の内訳をみると、『不 足』の企業では 77.4%、『適正』で 68.2%、『過剰』で 46.1%。一方、同マイナスの企業割合は 『不足』の企業で 11.5%、『適正』で 13.7%、『過剰』で 37.3%となっている。同プラス−マイナス は『不足』の企業で 65.9%ポイント、『適正』で 54.5%ポイント、『過剰』で 8.8%ポイントと、『不足』に加 え『適正』でも過半数の企業で賃金が上昇している。 ○2006 年度計画(図表7)では、賃金が前年比プラスの企業割合の内訳をみると、『不足』の企業 では 81.3%、『適正』で 73.2%、『過剰』で 49.1%。いずれも 2005 年度実績に比べ割合が上昇し ている。同マイナスの企業の割合は『不足』の企業で 8.4%、『適正』で 10.3%、『過剰』で 34.2% と、2005 年度実績対比で割合が低下しており、『過剰』の企業も約半数がプラスである。同プラ ス−マイナスは、『不足』の企業群で 72.9%、『適正』で 62.9%、『過剰』で 14.9%と、いずれの企 業群においても 2005 年度実績対比で拡大している。 図表6 雇用の過不足感別正社員1人当たり賃金の変化率(2005年度実績) 全体 2.7 17.6 不足 3.8 適正 2.6 過剰 0.6 48.5 11.0 49.7 15.9 17.9 49.7 12.4 16.0 33.1 20% +2%∼+5% 0%∼+2% 40% 1人当たり賃金は不変 10.1 14.8 +54.0 0.0 2.5 3.3 1.8 0.3 77.4 11.5 +65.9 68.2 13.7 +54.5 0.6 46.1 37.3 +8.8 7.1 80% ▲2%∼0% ▲5%∼▲2% 100% ▲5%以下 図表7 雇用の過不足感別正社員1人当たり賃金の変化率(2006年度計画) その他 (N=2,305) 前年比 前年比 差引 プラス(a) マイナス(b) (a)-(b) (%) (%) (%ポイント) 2.5 全体 2.0 19.3 不足 2.7 適正 1.6 過剰 2.4 0% +5%以上 14.8 52.1 26.6 52.0 17.6 11.4 10% +2%∼+5% 16.2 35.3 20% 0%∼+2% 30% 15.6 40% 7.2 50% 1人当たり賃金は不変 18.6 60% 70% ▲2%∼0% ▲5%∼▲2% 6/7 6.8 10.8 80% 1.9 0.3 2.0 5.1 0.2 1.3 10.0 54.0 前年比 前年比 差引 プラス(a) マイナス(b) (a)-(b) (%) (%) (%ポイント) 68.8 1.8 7.2 8.6 20.1 60% 3.4 2.4 0.2 9.0 16.2 23.9 0% +5%以上 (N=2,332) 90% ▲5%以下 1.7 1.8 4.8 0.4 1.2 100% その他 73.4 11.6 +61.8 81.3 8.4 +72.9 73.2 10.3 +62.9 49.1 34.2 +14.9 4 人件費についての現状または方針〔図表8、9〕(複数回答) ○全体でみると(図表8)、①「人件費については特に負担感は無い」が 35.4%と最も高い。以下、 ②「人件費の上昇により利益が圧迫されている」26.3%、③「人件費を積極的に投入して人材 確保や人材の質の向上に努めたい」26.2%が続く。④「人件費を引き上げる余裕が無いため、 人手不足がボトルネックとなって生産や供給の増加が制約されている」は 13.0%となっている。 ○雇用の過不足感別にみると(図表8)、『適正』とする企業では、「人件費については特に負担感 は無い」が 39.4%と最も高い。『不足』とする企業については、「人件費を積極的に投入して人材 確保や人材の質の向上に努めたい」が 39.4%と最も高く、増員への意欲が強い。 一方、『過剰』とする企業では、「人件費の上昇により利益が圧迫されている」が 47.1%と、半数 近い企業で人件費の負担感が強いとしている。 図表8 人件費についての現状または方針 (複数回答) 50 (%) 40 35.4 30 (全体:N=2,260、不足:N=561、適正:N=1,630、過剰:N=174) 47.1 39.4 39.4 26.3 25.3 23.0 20 26.2 22.6 21.0 13.2 17.8 12.1 13.0 10 全体 不足 適正 9.0 5.7 9.1 12.6 そ の他 人件 費を 引き上 げる 余裕 が 無 いた め 、人 手 不 足 が ボ ト ル ネ ック と な って生 産 や 供 給 の増 加 が 制 約 さ れ て いる 人 件 費 を 積 極 的 に投 入 し て人 材 確 保 や 人 材 の 質 の 向 上 に努 め た い 人 件 費 の上 昇 に よ り 利 益 が 圧 迫 さ れ て いる 人 件 費 に つ い て は 特 に負 担 感 は無 い 0 10.4 12.1 過剰 ○業種別内訳は図表9のとおり。 図表9 業種別人件費についての現状または方針 (製造業:N=896、非製造業:N=1,364) 回 答 項 目 全産業 製造 人件費について、特に負担感は無い 35.4% 34.6% 人件費上昇により利益が圧迫されている 26.3% 25.8% 人件費を積極的に投入して人材確保や人材の質の向上に努めたい 26.2% 28.2% 人件費引上げの余裕無く、人手不足が隘路で生産や供給が制約されている 13.0% 11.6% その他 9.0% 9.7% 7/7 非製造 35.9% 26.7% 24.8% 13.9% 8.6%
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