フィリップス 植物育成用 LED照明「グリーンパワー LED」

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光がかなえる先進の施設園芸
3KLOLSV*UHHQ3RZHU/('
フィリップス 植物育成用/('照明
「グリーンパワー/('」
シリーズ
農業大国オランダで培ったノウハウと最新の/('技術を搭載した、
植物工場や施設園芸に最適な/('照明ソリューション
フィリップス独自の「光のレシピ」
で、
最適な育成環境と生産性向上をサポートします
植物と光
植 物 の 成 長 に 、光 は 欠 か すことの で き
な い も の。その中で太陽光は利用できる
光量が最も多いものですが、太陽光だけ
に依存していては現在の温室栽培に求め
られているニーズに応えることはできま
せん。そこで広く利用されるようになって
きたのが人工光源です。
太陽光に代表される自然光は、放射エネルギーの
一種で、その強さはジュール(-)やワット
(:)
で表され
ます。その放射のほとんどは熱エネルギーで、植物の
成長に作用する光の波長はごく一部の作用スペク
トルと呼ばれる波長です。ランプなどから人工的に
光を与える場合は、電気エネルギーをできる限り作用
スペクトルに変換する必要があります。
比視感度
光とは、電磁波の中で人間の目が捉えることのできる可視部分であり、多くの
人工照明は、視覚上の効果を目的として設計されています。可視光の明るさ
「照度」を表す場合、人間の目の感度に基づいて決定される「ルクス」という
単位が使われます。人間の目が最も敏感に感じとる光は、波長 QP の黄緑の
光であることが実験により明らかになっており、逆に波長が QP から離れる
ほど、人間にとっての視感度は低下します。
人間の視感度
波長( QP )
光合成効率
光の波長に対する、植物の感度と人間の感度は異なります。光は光子と呼ばれる
光の微粒子によって構成されています。植物の成長に作用する光は、
ジュール( -)
やワット
(:)ではなく、光の波長の中央にある青から赤(∼QP)の光子、
言いかえれば作用スペクトルの単位により計測されます。
さまざまな科学研究所が実施した研究によると、
光合成のレベルは∼QPの
光子または光合成光量子束
(33))
に関連していることが分かっており、
これはその
光源が光合成に適しているかどうかを計測するための唯一の手段となっています。
フィリップスでも植物育成用の光源にはすべて33) 値を使用し、その数値はマイ
植物の光感度
波長( QP )
クロモル秒(ƨPROV)
という単位で表されます。
園芸における/('の活用
/('とは、電気エネルギーを可視光に変換する半導体
の一種です。白熱灯の熱放射による発光原理や、蛍光
灯の蛍光物質に光を照射し可視光に変換する発光
原理とは異なり、/(' は半導体に電気エネルギーを
与えることで発光します。
/(' には長寿命をはじめ、低消費電力、優れた発光
効率、制御性など、従来の光源を大きく上回るメリッ
トがあります。特に、明るさレベルや光色、点灯時間
など、植物の育成に関わる各要件を自在に設定でき
る制御性の高さは /(' 最大の特長であり、他のどの
光源よりも優れた能力を発揮します。
/('は植物の成長に最適な光のスペクトル*を生成することが可能な
ため、
より効率的に植物の光合成を促すことができます。
フィリップス
ではそれぞれの植物の成長特性に最適な /(' 照明を提供するノウ
ハウを蓄積しており、
これを
「光のレシピ」
と呼んでいます。
/('は電力を光に変換する際の熱エネルギー放出量が比較的少ない
ため、育成環境の温度をコントロールしやすく、空調費用を抑えて
最適な環境条件を維持することが可能です。また、/(' 照明は熱が
少ないので植物の近くに設置できることから、多段栽培への応用に
も最適です。その結果、限られたスペースを有効活用し、栽培面積を
増やすことが可能になります。また、/(' 照明は組織培養にも利用
可能です。同じスペースに、
より多くの栽培トレイを設置することで、
生産効率の向上が期待できます。
*スペクトル=波長
試験結果の比較:上の写真は同じ時期に植えられ、同じ
育成条件のもとで栽培されたカランコエです。/('照明を
使用した上段のカランコエの育成状態は、/(' を使用
しなかった下段のものに比べて明らかに良好です。
フィリップスと/('
フィリップスで は 長 い 歳 月 に わ たり、植 物 育 成 用
フィリップスの植物育成用/('照明ソリューションは、長年にわたる
/(' 照 明 の 研 究 開 発 に 取り組んできました。オ ラ
豊富な経験と園芸業界との密接な協力に基づき築き上げられてい
ンダのアイントホーフェンにあるフィリップス本社
ます。世界中の栽培者や育苗家と行った数々の試験を通じ蓄積して
きた、照明が寄与するさまざまな農作物の成長サイクルへの効果
では、グローバルチームが製造開発や試験および
に関する膨大な知識とノウハウ。
そこで培ってきた知見と経験によっ
マーケティングに従事し、植物育成専用のさまざまな
て、
フィリップスでは植物ごとに異なる個別のニーズに適合する「光
タイプの /(' 照明を開発しています。これまで数多
のレシピ」
という、
独自のノウハウを保有しています。
くの 施 設 園 芸 や 農 業 関 連 事 業 者 の お 客 様 に 導 入
フィリップスでは、さまざまな農作物や育成条件に最適なスペク
頂き、フィリップス の 植 物 育 成 用 / ( ' 照 明 はヨー
トル を見つ け るた め に 、 件 以 上 に わ た るフィールドテストを
ロッパや北米において業界トップレベルの知名度
と高い評価を受けています。
実施してきました。例えば、
トマトやキュウリはインターライティング
という手法で苗木の間に/('照明で補光すると、光をより効率的に
吸収して収穫量が向上します。カランコエやレタスなどの多毛作
作物にも/('照明利用のメリットがあり、現在では多段栽培環境に
おいて、太陽光を全く利用しない完全制御型の植物工場における
育成も可能になりました。これは、組織培養分野に関しても実証
されています。
コスト削減や収穫量の最大化をご検討のお客様は、是非フィリッ
プス にご 相 談ください。フィリップス は 信 頼 の パ ートナーとし
て、豊富なノウハウと実績を集結し、お客様と作物のニーズに最も
適した照明ソリューションをご提供いたします。
製品ラインアップ
フィリップスグリーンパワー/('モジュール+)
(リサーチモジュール)
多段栽培や研究用に開発された /(' モジュールです。光による植物
育成のコントロールを可能にし、
光度や光色バランスの調整も可能です。
光色のバリエーション:5、% 、)5 の タイプをご用意しています。
フィリップス グリーンパワー /('
プロダクションモジュール
多段栽培に適した /(' モジュールで、従来の蛍光灯( : または
:)に比べ、エネルギー消費を最大削減することが可能です。
光 色のバリエーション:最も多く使用されている '5% に加え、
'5%)5、
'5、
また、
作業用の照明として'5:もご用意しています。
フィリップスグリーンパワー/('フラワリングランプ
イチゴや花壇用植物の栽培、
菊やカランコエの切り花の生産において、
※本製品は現在日本では
お取り扱いしておりませ
ん。恐れ入りますがご了
承をお願いいたします。
消費電力を削減しながら適正照射時間を確保することができます。
種類の
最適な開花調整に必要な光スペクトルを供給するために、
ランプを開発しました。
光色のバリエーション:'5:、'5:)5、)5のタイプをご用意
しています。
フィリップス グリーンパワー /(' ストリング
組 織 培 養 や 植 物の 保 管および 輸 送 など、出力レベ ル の 低い 光を
必要とするアプリケーションに適したストリング状の/('モジュール
です。
省スペースかつフレキシブルに配灯できるので、
光をムラなく
均一に行き届かせることが可能です。
フィリップス グリーンパワー /('
インターライティング
作物の間に設置し、効率良く光を照射することができる棒状長尺
タイプの /(' モジュールです。熱の少ない /(' の採用により、植物に
近接した設置が可能で、
トマトなど高さのある植物の成長をしっかり
とコントロールすることが可能になり、良質な作物をより多く収穫
できるようになります。
光色について 5(UHG:赤色)、%(EOXH:青色)、:( ZKLWH:白色)、'5( GHHSUHG:濃赤色)、)5( IDUUHG:遠赤色)
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン
ライティング事業部 ゼネラルライティング
〒108-8507 東京都港区港南 2-13-37 フィリップスビル
TEL 03-3740-5156 FAX 03-3740-5163
www.philips.co.jp/lighting
・本冊子の内容は 2011 年 11 月現在のものです。
・製品改良のため、仕様・外観は予告なしに変更することがあります。
・本冊子上の色等は、印刷の関係上、実際の色等と異なることがあります。
・本文中の比較値は、当社またはフィリップス海外調べのデータに基づきます。
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